1 :
名無しさん@ピンキー:
以前あったが、消えてしまったのでもう一度。
レズ物は指と舌こそ至高!!
バイブもローターもペニスバンドもふたなりも邪道だ!!
賛同者求む!!
ついでにそんな作品も紹介してくれ!!
>>1 禿同!
レズならばバイブ、ペニバン等、男のメタファーは
排除すべき。
鑑賞する際も、自分が女になったつもりで、お姉さまに
してもらう妄想をする、これがレズ鑑賞の醍醐味。
3 :
名無しさん@ピンキー:02/02/15 17:37
ランジェリーやガーターベルトといったコスチュームも道具に入るの?
4 :
名無しさん@ピンキー:02/02/15 19:37
まさにその通り。バイブなど必要なし。偉い人にはそれがわからんのですよ。
>レズ物は指と舌こそ至高!!
貝合わせは邪道ですか?
6 :
名無しさん@ピンキー:02/02/15 22:10
>>5 貝合わせもOKだろう。
でも、実際のところ貝合わせって、気持ちいいもんなんだろうか?
男の目からすると、それほど気持ちよさそうではないのだが。
ここは一つ、女性諸氏の意見を聞いてみたいもんだな。
7 :
名無しさん@ピンキー:02/02/15 22:29
貝合わせ、イイです。
指や舌ほどにポイントに当たらないとこが、かえってもどかしくってイイ。
あと、粘膜同士の感触が、指やチンコとはまた違う感じ。
9 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 02:25
咲香里の「Sweet&Bitter」の「上級生」1話と2話は、かなり(・∀・)ノイイ!
でも、3話、4話でバイブやディルドーを使い始めて激しく萎え。
しかも「ハーフベターズ」はふたなり……。
10 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 02:57
>>1 烈しく同意!!
わざわざレズやるなら「女」に拘ってほしい。
11 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 03:00
12 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 15:26
ほしのふうたの「晴れときどきぬれねずみ」。
これ最強。
そん代わりロリ度高め。
素人にはオススメできない。
13 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 16:40
ミストあげ
14 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 23:09
age
ククク・・・初めはみんなそんなこと言ってるんだよ、初めはね。
君たちの言ってる事は良く分かる。
でもね、だんだんチンポが恋しくなってくる。だんだん、じわじわ、でも着実に。
今は気持ち悪いとしか思わないふたなりが、最高のオナぺっととなる・・・ククク
もう直だ。
否定したい気持ちは分かる。ああ、存分に否定するがいいさ。今はな!
でもふたなりに引かれていくだろう、これは百合を愛した人の定めだ!定説だ!
そんときは、優しく迎えてやるから遠慮せずに来な。
こっちの世界にさ
16 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 23:43
>>15 バカなッ!
おれはふたなりには(;´Д`)ハァハァしないッ!(ポルナレフ:談)
17 :
名無しさん@ピンキー:02/02/16 23:47
俺は百合もやおいも好きだが、ふたなりはだめだ。
男が互いのペニスをしゃぶり合っている姿で抜けるが、
ふたなりはダメだ。
うぇーん!
僕のみさくらなんこつたんをいぢめる奴は許さないぞー!
19 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 03:31
女同士の、「1つになりたいけど、1つになれない(合体できない)」
葛藤みたいなものが好きだから、ふたなりはダメかも。
バイブとかローターは、前戯に使うならOKかな。
でも>18には笑っちゃったよ。なんか可愛い。
20 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 04:55
ディルドーはまだ許すが、ふたなりでは勃たん。
一見些細な違いのように思えるが
レズスキーにとっては、この違いは海よりも深く山よりも高い。
ここの板の主旨に賛同。実際のレズの人のコメントをきいたけど、
女性の同性愛だから男性的なものは排除している。ってことらしい
っす。ましてや男根なぞその最たる物。私も道具など邪道というか
道具を使うのは見せ物にしか思えぬ。
22 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 12:55
同志が多くて嬉しい。
23 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 13:13
でも、これだけ賛同者が居ても、なぜレズ物から道具が無くならないんだろう。
やっぱ大多数の男はレズでもティムポが無いと落ち着かないんだろうか。
24 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 15:49
レズ物の場合、まず編集が待ったをかけます。
説得しても、アンケートが壊滅します。
レズ好きの方々がいるのは分かっていますが、
その声が制作側に伝わっていないのが現状なのです。
25 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 16:16
レズものでイイ!と思ったものがないです。
あれば読みたいけど。
ふたなりは最低、道具使うほうがまだマシです。
26 :
名無しさん@ピンキー:02/02/17 21:03
フィストで満足です
27 :
名無しさん@ピンキー:02/02/18 02:44
当方、レズ萌えにしてフタナリ萌えですが何か?
それはともかく、司のレズものアンソロは期待はずれだったし、
「檄!エナメル女学院」の連載は止まっちゃってるし、
織倉まことは全然見かけないしで、どうにかしてくれよって感じ・・・
脳内やSSで妄想するのは限界だよ・・・
>>23 実際のレズは、男とセクースしているときとは違って、
ほとんどエンドレス状態で続くんだと。
しかし、漫画やゲームはどこかで終止符を打たねばならない。
指や口だけで逝くような女ばかりだとネタがかぶりまくる。
(そのうえ男は「ハァ?ソレデオワリ?」という気持ちになる)
そこで道具のご光臨ってわけだ。
自分の今までのベストはやはりうるし原氏のキラリティー三巻ですかね。
ラグナロックシティも捨てがたいけど。
30 :
名無しさん@ピンキー:02/02/18 21:50
漏れの妻は女子高でぶいぶい言わせた、かどうかまで知らんがレズだった。
んで、貝合わせなんて現実にはでけんでけんでけん松葉崩しじゃなきゃむりむりむりと
小1時間ほど主張するのだが、妻は身体が硬いからな。
31 :
名無しさん@ピンキー:02/02/19 00:57
ここ十ウン年ほどでの個人的な嗜好の推移
1)とにかくレズものであればいい、道具・ふたでもとりあえず可
2)だけどやっぱり道具・ふたはよろしくない、これが基本
3)でも、現実は・・・だし、道具・ふたでも仕方がないかという諦めの境地に
4)で、道具とふたを比べた場合、「肉体の一部」であるという点において、ふたの方がまし
5)と思っていたが、ジャンルとして定着したふたに飽き飽きし、最近は道具の方がましかなあ状態
とはいえ、道具でもふたでもないのが常に理想なのは言うまでもない
33 :
名無しさん@ピンキー:02/02/19 04:18
レズSMはだめですか?
34 :
名無しさん@ピンキー:02/02/19 04:37
やはり百合には愛が欲しい
35 :
名無しさん@ピンキー:02/02/19 22:00
>>31 嗜好の変化似てるなあ。
ここ十年でふたも増えすぎたしね。
自分もレズが一番好きなのは言うまでもないけど、
ふたなりに関しても消極的肯定派です。。
kai合わせやってみました(w
恥ずかしいというかH気分はやたら盛り上がったけど
そんなに気持ち良くはなかったです。(途中でお互い笑ってしまった)
道具はまったく使いませんが、それが多数派なのか
どうかはわからないです。
37 :
名無しさん@ピンキー:02/02/20 19:24
>>36 では、道具を使うことに対する意見とかはありますか?
38 :
名無しさん@ピンキー:02/02/20 23:31
男性向け漫画の話に限って言うと、結構みんな(読者の男が)ちんこ好きなんじゃないの?(w
で、ちんこ(もしくはちんこのようなもの)を出したいが男は出したくない、という場合フタナリや道具になるんじゃないかと。
マンガ読んでる時に女の方に感情移入してる(もしくは傍観者として見てる)のが好きという人は案外多いと思うよ。
漏れも男に感情移入できないんで(ギャルゲーとかで本名プレイしてる人がよくわかんない)、どうせちんこ出すなら女の子につけてくれ、と。
紙面がむさくならんし(w
個人的には二人とも四つんばいになって双頭バイブ使ってるやつ(山文京伝の憂悶の果ての1巻目みたいの)が好きだ。
ってスレ違いな話スマソ。あと、ちんこちんこ言ってスマソ。
39 :
名無しさん@ピンキー:02/02/21 12:44
>どうせちんこ出すなら女の子につけてくれ
すね毛を見たくない理論 と同じだね。
まあ否定はしないかも。
40 :
名無しさん@ピンキー:02/02/21 14:18
>>39 >すね毛を見たくない理論
オレとしては、その理論にはちょっと興味あるなぁ。
44 :
名無しさん@ピンキー:02/02/21 20:15
>>38 わかる…!実によくわかる話だ!
特に、キショイ男など描かれた日にゃ、一体どうしろと言うのか
まさかそいつに感情移入しろとでもいうのか!
>>37 邪道かと(w
あくまで自分達の場合ですが、お互い男性としか付き合ったことがなくて
思いがけず女同士でカップルになっちゃって、それから興味が出て
百合のジャンルの映画や小説、漫画を探して読むようになったんですが、
エロ系でいきなり道具とか使ってるのは読んでて萎えます。
なら男とすりゃあいいのに、とか思っちゃいますね。
(面白い作品、知りたいです〜)
男性相手の恋愛でも同じですが、やっぱり女にはメンタルな部分がすごく大事で
その部分が充実していれば(ラブラブな状態なら)手と口だけでホントに充分気持ちいいです。
ただ、自分は将来Hがマンネリになってきたら、道具を使って遊ぶのはいいかな〜
と思ったり。←邪道…(w
46 :
名無しさん@ピンキー:02/02/21 23:34
まぁしかしなんだ、女のコ同士の場合で、
「処女が欲しい(という心理がレズにあるのかはわからんのだが)」
という話になったら、やはり儀式的な意味合いで
ディルドーなりなんなりが必要となってくると思うのです。
そのあたり道具否定派の皆さんはどうお考えでしょうか。
そもそも「処女云々」が邪道ですか?
一応こうなると、女同士でも男と女のHの擬態になってしまうとも
考えられますが。
47 :
名無しさん@ピンキー:02/02/21 23:38
>>44 俺も男がキャラ立ってると抜けないんだよね〜
まあ普通の男とかショタならともかくヤクザとか浮浪者とかだと…
>>47 漏れの場合、女性の相手が人外のモノだと結構(・∀・)ヌケル!
49 :
名無しさん@ピンキー:02/02/22 01:14
>>46 目標をフィストに置いて拡張すべし!
ちんこごとき入って当たり前。膜くらい破れてて当たり前。
そんなものに目標を置く必然性など存在しない!
50 :
名無しさん@ピンキー:02/02/23 08:08
>>46 指でも充分でしょう。
フィストするカプールも実際いるらしいよ。
51 :
名無しさん@ピンキー:02/02/23 18:05
足の指も使え。太ももや膝なんかも使ってくれよ。
座っている娘の肩に擦り付けるなんつーのもいいなぁ…擦りつけ
られている娘はしげしげとそれを眺めて見たり…
52 :
名無しさん@ピンキー:02/02/23 19:59
昔の亜麻木硅はよかった
いまだに、フランス書院文庫のヤツが、一番抜ける
>51
漏れのよく使う洋ピンじゃ、ものすンごいナイスバディの女優同士が、
激しく細い水着(片方はビキニ、片方はスリングショット!)姿で、
プールサイドで立ったまま抱き合って、互いの股間に太股を擦り付け合ってるのがある。
唇と唇、乳と乳、股間と股間が吸い付き合って、もうハァハァですよ
板違いなんで下げておく
54 :
名無しさん@ピンキー:02/02/24 01:16
ごめん、間違えた、下がってない
55 :
名無しさん@ピンキー:02/02/24 01:52
>1
賛成だよ!俺もエロビでバイブ使い出すといきなり萎えるよ・・・
作り手はちゃんとファンの事考えて作って欲しいよ。
エロマンガだと・・・一切使わないのはあんま見たこと無いな〜
TWILIGHT?さんの作品は
濡れ場で男が一切出ないのでレズ好きにはまあお勧めかと。
57 :
名無しさん@ピンキー:02/02/24 12:14
ふたなりマンセー
「チンポに男も女もないからな」(by上連雀三平)という有難いお言葉があります。
描いてるもんの話。
レズものは・・・OKが出ないの。で、何とかOK貰って描いても、力不足か、
アンケート、悪いの。
ああ、清楚なお姉さまと可憐な少女の、切なくも淫らな触れ合いをねちねちと
50ページくらい描きてえぇっ!!
59 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 01:25
普通の漫画より二倍も三倍もエロくしないと
アンケート来ないのかもなあ〜。
「日本人だから採点低く付けられるのは当たり前だと思ってたから、
欧米の選手より何倍もすごい技をやらないと勝てないと
当たり前のように思って頑張ってた」って小谷美加子(だっけ?)の
新聞のコラムを思い出した。泣ける……
60 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 03:39
>>59 ところがっ!
エロいかエロくないかの次元ではなくって、
アンケートにはっきりと『レズだから嫌い』と
書いてくる読者が相当数いたりするのです。
同じ数の『レズだから好き』派が存在することを
証明しない限り、編集はいやがると思います。ショボーン。
>アンケートにはっきりと『レズだから嫌い』と
>書いてくる読者が相当数いたりするのです。
ガ――――――(;゚Д゚)――――――ン!
63 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 17:58
>>60 くそぅ、そういう連中が「男のよさってのを教えてやるぜ」とか
フザけた台詞を吐くんだ!
そうだ!そうに決まってるぅっ!
64 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 18:13
小説だと、「父と娘はやめてくれ」と編集から言われる。
読者に娘のいる世代がいるからだそうだけど、なんか納得いかない。
レズは時代によって流行廃りがあるみたい。
よしっ、レズ嫌いよりレズ好きの方が多いことを証明して編集を納得させよう!!
まずは一票だ!
しまった俺は描き手だった一票入らないガビーン!!!
67 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 19:24
70 :
名無しさん@ピンキー:02/02/25 23:13
読者からすると、
レズを広める第一歩は、雑誌なり単行本なりの
アンケートでレズ作品を評価して、レズだから好き、って
層がいることを認知させることではないでしょうか。
とか言ってみたり。
うーん、どうだろ。
「好き」と「嫌い」が分かれてるジャンルってのは、編集部にとっては
リスクが大きいと判断されるのではないでしょうか。あっちを立てれば
こっちが立たず、みたいな。万人受けするのを優先させる傾向があるよ
うに思われますし。
でも、レズ好き読者がいるってことを認識してもらうのは悪いことじゃ
ないとおもいますので、私もこれからはできるだけレズ好きなのを声出
していきたいと思います。
状況の劇的な変化は望まず、少しずつ、レズ作品が載りやすくなるよう
に。
所で、道具とかふたなりとかの話はもういいんですか?
そんなにレズ物読みたいなら自分の買ってる雑誌に
「レズ物読みたいです」ってアンケートで送れば?
もしくは最近でレズ物やってた雑誌みつけてきて
ここであげて集中アンケート・・ってインチキか。
編集より優先されるのは読者だから読者には
アンケートハガキっていう武器がある!
正直ここのスレ読んで俺もいつか道具なしレズを
描こうなんて思ってしまったい。¢(´ー` )
黙っていたらもったいないかもねー。
俺もー・・・いつか、道具なしレズを描こう。いや、描く。
いつになるかは、分からないけど。
みんなも、気長に待っててくれい。
だから載った暁には、「あいつ2ちゃんねらーだぜ」とか
言わないで、なまあたたかーく、努力を認めてやってくれ。
74 :
名無しさん@ピンキー:02/02/27 22:52
75 :
名無しさん@ピンキー:02/02/27 23:35
神様か?
神ってのは・・・なんか、画像なりなんなり、くれちゃったりする
人じゃねーの?
73が何か、具体的な成果をこの場に持ってきたら神と認定しても
いいと思うが・・・。
ま、頑張れとだけ言っておこう。無責任に。
俺はそんなにレズスキーなわけではないが。
スレのタイトルを見ると該当するマンガにちと古いが
佐野タカシ 「プリティ・タフ」を連想するがどう?
77 :
名無しさん@ピンキー:02/02/28 00:02
>>67 いや、このヒトのマンガのセリフ(少し作者自身が投影されている「レズ
物大好きな女流エロマンガ家」の話だったかな。1冊目の単行本に収録。肝
心の話は弟物夢オチだったが)で、同じようなのがあったから。
79 :
名無しさん@ピンキー:02/02/28 01:49
>77
おおう、なぜかここにその本がある(w
で、見てみたけど・・・たしかに同じようなのだが・・・
あんまし同じでないね。
学園お姉さまモノっつーと、エスカレーションみたいなのかな?
清楚なお嬢様がネコで可憐な少女がタチなら、俺も読んでみたいぞ。
80 :
名無しさん@ピンキー:02/02/28 01:52
82 :
名無しさん@ピンキー:02/02/28 21:38
>>79 激しく同意!! さらに、ソフトにまったりとしてプレイからSMっぽいの、さらに
時々は立場交代とかバリエーションに富んでいると、非常に嬉しい。
83 :
名無しさん@ピンキー:02/02/28 21:48
84 :
名無しさん@ピンキー:02/03/01 00:03
道具が無しなら、赤城はだめだな。
射精機能付きペニスバンドは当たり前、フタナリだって楽勝でやってるもの。
そこまでしないとツカサではレズもの描けないのか・・・
85 :
名無しさん@ピンキー:02/03/01 00:45
>84
まあまあ、そう言わずに。
本当は道具なしを描きたいんだよ、きっと。
「赤城俊一ってよくレズ描いてるのは嬉しいんだけど、
ふた・ペニバン・途中から3Pばっかりなんだよなぁ、
こういうのが好きなんだろうか」って思ってたら、
例の単行本の発言で、ああ、必ずしもそうではないのか、と。
それよりこの人の問題点は、
絡みの時、キャラを小さく描いてしまうことだと思うが。
86 :
名無しさん@ピンキー:02/03/03 00:58
age
87 :
名無しさん@ピンキー:02/03/03 09:30
道具無しのシチュだと、フィニッシュはやっぱ貝合わせかシックスナインか。二人同時にイクんだと。
貝合わせだと、イッてるパートナーの顔を見ながら(見られながら)イケるし、シックスナインだと、お互いの顔に潮吹きして顔射とゆう、これもなかなかオツなものだ。
88 :
名無しさん@ピンキー:02/03/04 22:15
道具ありで、いい小説のあるサイトの情報きぼんぬ
90 :
名無しさん@ピンキー:02/03/07 16:31
91 :
名無しさん@ピンキー:02/03/07 16:40
92 :
名無しさん@ピンキー:02/03/07 17:44
道具でいたぶるシーンがやっぱ一番萌えるが・・・
93 :
名無しさん@ピンキー:02/03/07 23:58
「道具でいたぶる」とゆーと、やはりSMレズになるのだろうか。
SMレズはそれはそれで好きだが、逆にSMレズは「道具」を使わないと、
「SMレズ」にならないのだろうか。
精神的な繋がりを重視しているからこそのSMという意見もあろうけど、
道具がないとSMに見えない、という印象もあって、
そうするとこれは、このスレのテーマでもある、
「道具がないとレズは見栄えがしないのか」論にも重なってくる。
どう思いなさる?
94 :
名無しさん@ピンキー:02/03/08 00:32
>>93 道具によるのでは?
如何にもSM的な、鞭とかロープとか糸とか洗濯挟みとかと、ペニバン、
ディルドー、バイブとかは別にしてもいいのでは?
ところで、レズ・エネマ・プレイは「道具を使うプレイ」に入るので
すか?
95 :
名無しさん@ピンキー:02/03/08 01:11
>93
長い爪でギューーッとつねったりするのもSMぽく見えるんじゃない?
綺麗なつめでいたぶるのって萌。
96 :
名無しさん@ピンキー:02/03/08 16:51
道具ありもふくめていろんなレズ小説のあるサイトの情報きぼんんぬ
97 :
名無しさん@ピンキー:02/03/09 00:40
レズ物で最強なのは、やはりレディコミでしょうな。某レズビアン写真のHPで
使われているイラスト書いてる、松藤純子とかいうマンガ家の絵が一番きれいだと
思いました。
98 :
名無したちの午後:02/03/09 23:10
>>29 情報サンクス!3巻まとめて買ってしまったYO エロ目的なら3巻だけでよかったのね・・・
漏れもラグナ持っているけど、この本がネタ元だったのね・・・。
うるし原氏の事はよく知らないけど、レズシーンONLY(3巻のような らぶらぶ なやつ)
の本出して欲しいのだけど・・・連載持ってるんで無理っぽいな。
前スレ消えたの?リストかなり役立ったんだけど
昔コアマガで仕事してたエロマンガ家の知り合いが
編集長から
「レズはダメ」 とハッキリ言われたそうだ。
やっぱそうなんだなー としみじみ。
でもそのわりにはたまーにレズオンリーのものも
あるんだよなー
作家によるのかねぇ
100 :
名無しさん@ピンキー:02/03/11 09:45
今だ!100番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
⊆⊂´ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄ ̄ ズザーーーーーッ
101 :
アレはいいな:02/03/12 04:58
性獣少女ヴァギュナス
道具では・・いちおう、ない
102 :
可愛い娘達:02/03/12 05:11
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俺はふたなりもいける性質だけど、レズとは分けて欲しい。
表紙やら何やらにそういう表示をすりゃいいのに。
とりわけむかつくのがカバーが思いっきりレズを連想させるくせに
そんなシーンが一切ない場合かな。
とかいいつつ道具に関して言うのを忘れてた(汗)。
やっぱ愛情表現の基本は肉体と肉体の接触にあると考える俺は
1に激しく同意。
だからといってレイプっぽい場面ではバイブぶち込んでおけ、という
訳ではないから難しい。
やっぱ正常位で押さえ込んで指マソ、が基本だと思う。
105 :
名無しさん@ピンキー:02/03/12 22:16
>>104 >やっぱ正常位で押さえ込んで指マソ、が基本だと思う。
うんうん。一方の手で撫でまわすように愛撫しつつ、肌を擦り合わせる……てのも
いいねぇ。汗に濡れて、ヌメヌメとなら、なお良し。
でも、四つん這いにさせて、バックから嬲るような指責めというのも捨て難い。
きょうびのゲームのように
「このレズ漫画には道具が使われています」
ってシール貼ったほうが良いのかねえ?
卵型の小さなバイブを二人の下の口ではさむ描写に非常に萌えた。
双頭バイブで互いがそっぽ向きながら……てのは萎える。
道具も使い様だと思うけどね、俺は。
しかし……無いのが一番(・∀・)イイ!
>双頭バイブで互いがそっぽ向きながら……てのは萎える。
一人は「どうしてこんなことになったの…」とでも言うように顔を両手で覆い隠し、
もう一人は腹ばいの姿勢で自分の裸体を両腕で支え、動かし、
懸命に快楽の行為に没頭している……とか、
まったく行為に対する様相が違うふたりだが、
しかし、生々しく性器は道具で結合されている……なんてのなら、
俺は萌えることもあるかもなあ。
もちろん、まず道具なしでってのは大賛成だが。
シチュエーション的にはエスカレーションのような閉鎖的で耽美的な雰囲気の
モノが好きだ。トーマの心臓や風と木の詩のレズ版が激しく見たい。
微妙に擦れ違いのなのでsage
>>107 それ(・∀・)イイ!!
下の口で挟むの(・∀・)イイ!!
濃厚でめちゃめちゃエロくて抜けまくるレズものの、
エロ小説があったらぜひ教えてください。
おねがいします。。。。
うおオオ!!
>>1 禿げ禿げ禿げしく!同意どぅああ!!!!!!!
同士よお前を待ってた!!
113 :
名無しさん@ピンキー:02/03/22 11:39
最近はAVでもレズキス専門のとか出てる。
あれはあれで萌えるので、マンガやアニメ
でもああいう路線やってほしい。
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116 :
名無しさん@ピンキー:02/03/22 15:39
>>115 悪くないけど、できればコラじゃなくて元画像キボンヌ
>>111 レズオンリー小説というと、鳳翔怜かなぁ〜。あんまり濃厚ではないけどね。
むしろ男も出てくる小説の中でレズもあるってやつのほうが濃厚かも。
118 :
名無しさん@ピンキー:02/03/22 23:28
男が絡んできたらそれはもうレズ小説じゃないな。俺の中では。
しかしレズ小説は本当に少ない。あるとすれば同人小説。
それなりの作品がネット上でも読める。例えばモー娘。のレズ
小説とかごろごろ転がってるが、オリジナル小説よりこっちの
方がよっぽどお勧め。
119 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 03:30
3Pじゃなくて、レズシーンもノーマルもある小説ってことでは?
あ、レズしかしないカップルが出て来たとしても
男女のエロシーンがあると駄目、ってんなら確かに探すの大変そうですなー(´ー`)y-~~
120 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 10:29
こんなとこにこんなスレがあったんだ。
まだ起きたばかりなんだけど、私のことを少し書くね。
私は道具は使わない。処女膜やぶるときは〜なんてて書いてる人がいた
けど、そもそも処女膜やぶるなんてそんなもったいないことしないよ。
個人差はあるけど十分濡れてれば、はじめてでも人差し指の第二関節く
らいまでなら入るし、何度もしてれば処女膜だって少しは広がるから指
一本なら根元まで楽に入るようになるよ。
何より男と浮気されないし、他の女が相手だったらテクで奪い返す自信
あるし(^o^)
もちろんペニスが欲しいと思ってる人もいるけど、私から見たらそうい
う人はオナベと大差ないから。女として女を愛してないっちゅーか。そ
れはそれで別にいいけどね。人のことなんだし。
むしろ男の人で羨ましいと思うのは、ペニスやその代替品なんかじゃな
くて、腕力!
年のせいか、お姫様だっこがツライのよ〜(T-T)
121 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 11:23
>>禿同!!
そうだよねぇ
道具とかいらないよねぇ
スマソ
>>1なのに。。。
意味不明行為にてsage
125 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 18:16
描いてくれるのはありがたいが、PNも掲載誌も特定できないのが2chのイタ
いところ。
ここでネタ拾ったのなら、描いた時には匿名のまま「ハケーンしたYO!」って感
じででもいいから、宣伝しに来てくれればホントの神だな。
ところで、オパーイ攻める描写好きな奴いる?
漏れ的に口一杯に含んでしゃぶる……てのが好き。
無論、反対側は手で優しく揉みしだきます。
母乳があるとなお結構。勢い良く出るのはダメダメ。
……漏れ、逝ってヨシ?
127 :
名無しさん@ピンキー:02/03/25 16:34
レズもので母乳ってのは珍らしいな。
129 :
名無しさん@ピンキー:02/03/26 01:44
母乳っていうか、エロ漫画特有の
乳首から流れる謎のおっぱい汁ってやつか。
アナールのときおしりから溢れるおしり汁とか、
膣内射精の瞬間合体部からはみだして放射状に飛び散る精液とか
エロマンガにしかないファンタジーレベルの。
搾乳機……素直に逝って来ます。
131 :
名無しさん@ピンキー:02/03/27 22:16
レズと幼児プレイはいい組み合わせ。
その流れで読めば、母乳が出るのも納得。
132 :
名無しさん@ピンキー:02/03/27 23:51
>レズと幼児プレイ
それテーマの創作サイトがあったね。
>132
どうかアドレスきぼんぬ。
一応検索してみたのだが…
>半角板に逝け春厨
そうか。
催眠系だから、そのへん(催眠系18禁創作ページ)のリンクをたどれば
すぐ見つかると思う。
なぜ半角板?たぶんお望みのエロゲや同人誌画像の違法転載とかはないよん。
逆に道具を使ったレズ小説のサイトを挙げていってはどうだろ?
そこで、道具なしをリクすればよいのだ
136 :
名無しさん@ピンキー:02/04/02 14:08
>>135 でも、そういう人たちってのは”道具無し”は書きたがらないのでは?
漏れは道具ありでもいいから読みたい。情報不足なんで…
自分の中ではレズが使うローターとバイブは別物だな。
前者は快楽を得るための道具としてアリなんだけど,
後者はどうしても男の代用品としての道具としてみれなくて激しく萎える。
例えば小説系検索サイトでも、レズの中でもジャンル分けされてたら
いいのではと思う。全体からすれば、どちらが人気だろう?
140 :
名無しさん@ピンキー:02/04/04 14:32
ペ二バンが、すきです。
ペ二バンでてくるHP教えて。
141 :
名無しさん@ピンキー:02/04/04 15:04
ペ二バンだとSMになりかねないと思ってしまう
双頭ディルドウなんてレズならではなんだが
スレ違いだが、エロマンガだと双頭になってるペニバンとか
あるよな。角度的に実際には無理っぽいけど。
両者が快感を味わえるという展開が必要な時においしいアイテムだのう
それに、形状がモロにそれでなかったら、男の代用という感覚も払拭できそうじゃし
自分が道具ありレズに違和感を持った起源を思い出した。
雨宮淳の「ぷっつんメイクLOVE」で、主人公の沙織が大学の先輩にレズレイプ
される話で、先輩がパンティを脱いで、その上で股抜きのパンティに履き替えて、
(なおかつ手袋・片足のみストッキング・首輪という格好がビザールで萌えた)
正上位貝合わせで沙織をイカせるシーンを厨房の時に読んで、これがかなり最初に
はまったレズエロ描写だったんだけど、これが新装版の単行本では、股抜きパンティ
がペニバンに変わってて、がっかりした。
今に見てみると、正上位貝合わせではなくて何か異物を挿入しているようだし、
規制が行き渡りだした時期なので、ペニバンはまずかったのかもしれないけど、
漏れ的にはペニバンよりも「一旦パンティを脱いだ後わざわざ股抜きパンティに
履き替えて貝合わせ」という方がず〜っとエロかったんだよぅぅぅぅ!
なぜ邪道か知りたいので、そういうオンライン小説の情報きぼんぬ
147 :
名無しさん@ピンキー:02/04/18 01:00
うお?数ヶ月振りにこの板来たら「レズエロ」スレが細分化してる??
道具有り・ふたなりレズの是非ですか。
個人的に「可愛いヤラシイハートフルレズ」が好み
なんでローターぐらいまで・・・かなぁ。
ただお互いの愛情を高める演出として
描けてるんならディルドーとかでも良いかも
バイブとかで痛々しいのはキツイ。
まぁ手・指・舌のみでも表情とか声(セリフ)
でもエロ度は上がるヤね。
例えば
普段ほんわかした天然ボケ巨乳(自覚無し)娘が、
イタズラおねーさんに乳を手・指・舌で集中愛撫されて
初めてのハズなのに、
あどけなさといやらしさが混ざり合った喘ぎ声を出すので
イタズラおねーさんゾクゾク興奮。
巨乳娘は射乳?しながらビクビクイッた後、
耳まで真っ赤にして眼を潤ませながら
そっと相手の手を取り自分の股間に持って行き
「ココも・・・してぇ」
なんてのが燃え美味〜。
ビミョ―にスレ違いっぽくてスマソ。
>147
漏れも天然ボケ巨乳娘に萌え。ジャンルは和姦がイイな
体育会系のダークとか嫉妬による鬼畜には萎え
やはり、ラブラブや遊びの延長みたいなのがナイス
射乳できるって事事態は(・∀・)イイ!!けど
妊娠線でてったり( ´_ゝ`)ナエール部分もしばしば
でも滴る乳を舐めさせたりクンニするまえにオマムコにチューってかけてから舐めたり
(・∀・)イイ!!
ぞ。
見てみたいのはお互いの乳が滴りあう乳首と乳首をこすりあわせてるのを
アップで見たい。
取りあえずsageで
152 :
名無しさん@ピンキー:02/04/18 18:13
153 :
名無しさん@ピンキー:02/04/18 20:29
最近エロシーンに男がちらっとでも有ると
萎えるどころかブレーカーが落ちる、
一寸重症かもな
相手が男だとどうしても挿入〜射精てのが
避けられないけど(乱暴??)
レズだと
お互いの指だけでイカせて
オツユでびしょ濡れの指を舐め合う
ってだけでもかなりイイ・・・。
ふたなりも例えば一時的に
生えちゃったりして、
「こんな恥ずかしいコト
○○ちゃんにしか相談出来ないの、だから・・・」
的な展開なら良いかも。
154 :
名無しさん@ピンキー:02/04/19 15:39
>>153 そんなアナタのオススメを、ゼヒ教えてくれ!!
>>154 すまんです、漏れも「そんなの有ったら良いな」と
思って色々さまよってるけどなかなか・・・・
腕がありゃマンガなり小説なり自前で書くトコなんだけど
面目無い。
ところで「広告防御sage」で良いのかな?
156 :
名無しさん@ピンキー:02/04/23 04:03
やはりチンコは必要なのか?
鬱だ……。
あくまで要らない方に拘って逝きたい
…と思うようになったのは
ココの影響
まずレズ系エロ創作物を応援しないといけないのでは?
大切ですね
>>158 禿同!
まず作品が増えないと、ジャンルとして盛りあがらない
161 :
名無しさん@ピンキー:02/04/26 15:48
>>158 よ〜し。
じゃぁオレはまず咲香里を応援するぜ!!
作品と言うが、例えばレズ専門に活動してる作家っているの?
漏れとしてはアンソロジー小説とかあれば買いだな
後、女と男で管理してるサイトっていいかもな
女だけだと偏りが激しすぎそうなんで…
昼寝する少女→仲良しの子が遊びに来て部屋に入る
→眠る少女に気が付き→「…寝てる」
→無理に起こすのは可哀相→来たばかりで帰るのも嫌
→寝ている少女をしばし眺めながら→どうしようか考える
→眺めている
→そのうち少女を食い入るように眺めて→「……可愛い…」
→頭がボーっとしてくる→少女に顔を寄せて眺める
→心臓が破裂しそうな程の鼓動→無意識に少女の胸に手を置く
→呼吸と共に上下する薄い胸→少女の鼓動が伝わる
→気が付くと→少女の可憐な唇にキスしていた
→ハッと我に帰り→慌てて部屋を飛び出て行った…
→少女は…
…と
ココまで無責任に書いのたはいいけど
この先どうなるのか
上げていい?
dat墜ちちょい前まで待ったほうがよろしかと。
下手に上げると荒らされる時期(GW)なので。
167 :
名無しさん@ピンキー:02/05/02 00:55
数日後→同じ場所と状況
→静かに寝息をたてる少女→唇に残る柔らかな感覚
→椅子に腰を掛けて少女を眺める→紅潮して来る顔
→胸が締め付けられる→たまらなくなり近くに顔を寄せる
→唇で少女の髪に触れる→柔らかな匂いを吸い込む
→体の芯が燃えるように熱くなる→少女が寝返りをうつ
→桜色で可憐な唇が目の前に来る→優しい感触が甦る
→次の瞬間→少女達の唇は触れ合う
→頭が痺れる→しっとりとした唇
→甘い香り→それを楽しむ間もなく離れ
→起きないうちに部屋を出ようとしたら→その声は聞こえた
「……2回目…だよね」
い〜や〜
あげんといてェ
息が詰まり→目の前が真っ白になる
→嫌な汗が噴き出た→少女は気が付いていた
→暫しの沈黙→極力、平静を装い振り向く
→「…お……起きて…たの?」→声が上ずる
→少女は静かに頷く→全身から力が抜ける
→その場にへたりこんだ→「ごめ…ん…わ…私……その…」
→何を言ってるか解らない→正面に近付いて来た少女
→そっと頬に手がかかる→目線を上げる→
→『……ずるい子』→「ち…違う………ん…んうぅぅっ…」
→触れるだけのとは違う濃厚なキス→少女と少女の舌が絡まる
→頭の中で
→何かが弾けたような音がした……
…静かですなァ
上がって上がって30秒
174 :
名無しさん@ピンキー:02/05/03 23:55
たーいむしょっく。
175 :
名無しさん@ピンキー:02/05/04 06:26
あげ
頭の天辺から来る痺れ→少女達は互いの舌を絡め合う
→とろける表情→熱く火照る身体
→濡れる吐息→口元から少女達の唾液がまざり零れ糸を引く
→大きくなる水音→静かな部屋に響き渡る
→頬を撫でる手→服の裾から身体へ潜らせる
→電流が走るような感覚→その全てが快楽に繋がる
→撫でられる少女→震えながら身を委ねる
→愛撫する少女→夢中でその幼い身体を貪る
→白魚の様な手が薄い胸を撫でる→透けるようなしっとりとした肌
→ぷくりと膨れたピンクの先端を擽ると→少女は身を捩り
→強ばらせ
→軽い絶頂を迎えていた…
…つまらん
やめ〜
age
>177
つまらなくないYO
やめないでー
とりあえず.。゚+.(??∀??)゚+.゚イイ!!
>179
目のとこ失敗しちゃった。
(´・ω・`)ショボ━━━━━━━ン!!!!
ぐったりした身体→円らな瞳から涙が溢れる
→初めて迎える絶頂に戸惑う少女→荒く息を切らす
涙を舌で掬い取りながら→速やかに服の釦を外す
→汗で光る胸を露にする→「ぅ…ぁぅ」
→声だけの僅かな抵抗→舌を頬から首→首から濡れた胸
→幼い突起をゆっくりと味わう→身体を逃さぬように腰を抱く
→「ぃ…ぁ……」→甘い吐息を漏らす
→艶めかしく蠢く舌は滴る汗を舐め→激しい鼓動をも感じとる
→嬌声をあげ、がくがくと震える身体→目の焦点は合わず虚ろ
→少女は→大きな黒い影を見て
→その暗黒に包まれて行く感覚に陥っていた…
「ぁ…っうぅぅ…」→やや痛みの混ざった声
→少女の身体に電気が走る→飛びかけていた精神が引き戻された
→小さな乳首に歯を立て→そのまま強く吸い込む
→蠢く舌をもう一つの突起へ這わせ→幼い身体を横たわらせる
→腰を抱いていた手は→優しく丁寧にスカートを脱がし
→唯一残るぐっしょりと濡れた下着の上から→未熟な尻肉を弄ぶ
→胸を愛撫する舌→肋骨の溝を舐め、脇腹からヘソ
→膝の裏から柔らかな太股を→万遍無く愛する
→「も……ぉ……ゆるし…てェ……」→力無く、やっと放つ言葉は
→少女を更に興奮させていた…
小さな口→濡れた下着を含む
→核心から懇々と湧き出る愛液を→音を聞かせるように啜る
→羞恥の抵抗に力は無く→身を捩り喘ぎ声をあげる
→唾液と愛液を口に含み→口付けて流し入れる
→柔らかい尻肉を揉みほぐす手が→下着を剥ぎ取ると
→粘液の滴る幼い亀裂が露になる→ピタリと柔肉に包まれた泉を
→指を滑らせ押し広げ→ゆっくりと侵入して行く
→「ぅぁ…ぁぁあぁ…」→ドッと官能の波が押し寄せる
→痙攣する身体→流れ続ける涙
→ふと、少女は少女を愛する手を止め
→虚ろな顔を覗き込み
→『……許してあげる』と呟いた…
大地激震唸るぞ巨体
野性爆発大決戦だ!
186 :
名無しさん@ピンキー:02/05/07 13:51
女から見たレズってどうなのかを知りたいんだ
187 :
名無しさん@ピンキー:02/05/07 22:02
保守あげ
188 :
レズ 画像 動画:02/05/07 22:52
189 :
軍事板よりの使者:02/05/07 23:46
ガイシュツでないのが信じられないが、女同士のからみしか無かった事で
物議をかもした恋緒みなとの「トマト倶楽部」についてはどう考える?
190 :
名無しさん@ピンキー:02/05/08 08:37
2巻だけ去年見たが……うーむ……。
評価はリアルタイムで見てた人に任せるよ。
191 :
名無しさん@ピンキー:02/05/08 09:35
二度目の絶頂を迎えようとした瞬間→愛撫の手はピタリと止まった
幼い身体は熱く疼く→指を抜いた核心から愛液が溢れ出る
→『許してほしいでしょ?』→言葉が耳に入らない事は承知の上
→見開かれた瞳は涙を流し必死に求める→『どうしてほしいの?』
→悪戯っぽい笑みを浮かべ→乳首に息を吹き掛ける
→只それだけの事に→全身に快感が走り抜ける
切ない→止めないで
→続けて→許さなくていいから
→僅かに口が動く→その弱く小さな声に耳を寄せる
→愛撫を懇願する少女の言葉→小悪魔の微笑
→自らの核心をも甘く濡らしながら…
幼い亀裂にキスをする→ピタリと閉じた柔肉を指で開くと
綺麗で鮮やかな桜色が目に写る→「……ぃ…ぁぁ…」
→溢れる蜜を舐め取ると→少女の身体は跳ね上がる
→艶めかしく蠢く舌は→快楽神経に直接絡み付く
→大きくなる鳴き声→腰を浮かせガクガクと震える
→包まれた幼い芽をぬるりと剥き→転がすように優しく刺激し
→濡れ滴る花弁に吸い付くと→口から溢れる程の愛液を噴き出し
→激しい嬌声をあげ
→少女は狂おしい程の絶頂へ達していた…
→少女は口に残る愛液を飲み込み呟く
→『……可愛い…』
→小悪魔は微笑む…
一応
道具を使わないレズと言うルールの元で妄想
ブチブチ切れてて御免
もう許してけれ
195 :
名無しさん@ピンキー:02/05/09 21:28
レズレズですか
196 :
名無しさん@ピンキー:02/05/09 21:34
198 :
名無しさん@ピンキー:02/05/10 01:03
ロリロリですか
199 :
名無しさん@ピンキー:02/05/10 06:15
アゲ
ネチネチと絡むキスに萌えます
202 :
名無しさん@ピンキー:02/05/12 02:43
>>201 禿同、あと未成熟の胸をこすり合わせるように抱きしめあうのもいいぞ!
(w
203 :
名無しさん@ピンキー:02/05/12 04:08
204 :
名無しさん@ピンキー:02/05/12 10:15
205 :
名無しさん@ピンキー:02/05/13 00:07
age
206 :
名無しさん@ピンキー:02/05/13 00:33
>>201-202 抱き締める攻の子の手が徐々に下がって
受の子の尻を撫でまわすのが良し(w
>>206 思わず「んぅっ」と声を漏らして激しく赤面するんだな(w
おまいらっ、素晴らしすぎます。
209 :
名無しさん@ピンキー:02/05/13 14:03
あぼーん
211 :
名無しさん@ピンキー:02/05/14 01:15
212 :
名無しさん@ピンキー:02/05/14 19:10
213 :
名無しさん@ピンキー:02/05/15 00:30
age
216 :
名無しさん@ピンキー:02/05/16 19:36
両手で尻撫でるのっていいな…
217 :
名無しさん@ピンキー:02/05/17 01:41
満たされるような…
そうでもないような…
218 :
名無しさん@ピンキー:02/05/17 02:03
>>214 そっと、自分のスカートの内側に手を入れる。
220 :
名無しさん@ピンキー:02/05/17 21:09
221 :
名無しさん@ピンキー:02/05/18 02:21
>>221 コリコリとした突起に指が触れ、甘いため息を漏らす
>>223 舌を絡めあったまま、もつれるようにしてベッドに倒れ伏す。
>>224 自分は下になり、四つんばいの体勢をとらせ、スカートを捲り上げる
226 :
名無しさん@ピンキー:02/05/19 22:34
>>226 蜜にまみれた下着を手に、みだらな微笑を浮かべる。
>>228 片膝を立て、蜜が溢れる幼い亀裂をヌルリと撫でる
>>229 自分も下着を脱ぎ、そっと、相手の腕をとって囁く。
>>230 「ほら…ここ…」
その手を、自らのヌルヌルに濡れた秘唇へ導く
>>231 ふるえる指先が、柔らかい秘肉のなかに差し入れられる・・・
>>232 「ぅ…ぁあ……」
自身に挿入される指を感じ、声が漏れ身を震わせる
>>232 舌を絡め、互いの秘所をまさぐりながら、一枚一枚、服を脱がせあう。
235 :
名無しさん@ピンキー:02/05/21 01:36
あげ
>>234 「ほら・・・よぉーく、味わってごらんなさい・・・」
蜜にまみれた白い指を、ふっくらした口唇に突き入れ、しゃぶらせる。
>>236 優しく包む唇の感触といやらしく絡み付く舌の柔らかさに
背筋がゾクゾクとする
>>237 少女の指が敏感な芽をこすり、しなやかな脚がビクンと跳ねる。
239 :
名無しさん@ピンキー:02/05/21 19:02
やべ、ちょっと勃ってきたage
>>238 「いっ・・・あぁ」
少女の肉芽を摘むと、ひときわ大きな嬌声をあげる
>>240 「うふ・・・私のも触って」自らの濡れた割れ目へと手を導く
>>240 「先パイ・・・可愛い・・・」
少女の指先が、次々とみだらな官能を送り込んでゆく。
申し訳ないが、241は
>>230からの流れを無視しちゃってるので飛ばさせて
もらいました。で、キャラクター区分をはっきりしておく必要があると感じ
たので、「先パイ」と「少女」という区別をつけました。いま、触られてる
のは先パイということで。
勝手にやって、すみません。ちなみに自分は238です。
>>242 「…く…くはぁ…ぁ」
強く押し寄せる快感に息を荒げ、切ない表情を浮かべる
>>245 「さ・・・先パイも・・・味わって・・・」
少女の蜜まみれの指が、あえぐ口唇に押し入り、濡れた舌をなぶる。
>>246 「っっ…かはっ」
自らの蜜を口へ流し込まれ
その匂いに思わず咳き込んでしまう
>>247 その未成熟な身体を薄紅色に上気させ咳き込む姿に
たまらない位のゾクゾクを覚える
>>248 少女は零れた蜜を舐め取り、口付けをする
>>249 たっぷりと口付けをかわしたあと、彼女は少女の股間に屈み込み、
蜜をあふれさせる秘所を少女の眼前に晒した・・・。
みだらな液体が、柔らかな恥毛を優しく浸し、キラキラと輝いていた。
たびたびごめん。三人称を考えておくべきだった。
「先パイ」の三人称は「彼女」ということで・・・。
「少女」の二人称は、今後必要が出てきたときに考えて・・・。
今の体勢は69で、彼女は下…ですか?
読解力無くて御免
>>250 少女が、彼女の尻を抱きかかえ、蜜にまみれた秘所をむさぼる。
淫猥な舌づかいが彼女の官能を高まらせ、少女の股間にうずめられた美貌を
快楽に染まらせた。
シックスナインで、先パイが上・・・ですね。
タチとネコが69する時、ネコが上になるのが好きなので・・・;
>>253 彼女の蜜は、その秘唇からとめどなく溢れ、糸を引き
少女の小さく開いた口に流れ込む
>>256 「先パイのここ・・・美味しい・・・」
固くとがった芽を軽く噛むと、優美な肢体はビクンと震えた。
波のように襲い来る快楽に身を揺らしながら、彼女は陶然とした面持ちで
少女の秘裂に舌を躍らせた。
>>256 口に溜めた彼女の蜜をコクコクと飲み込む
「……ぁ…先パイ…美味しい」
そのコトバが彼女を一段と色付かせてゆく…
スマーソ
飛ばしてください
>>257 「…ぅあ…先…ぱ…いぃぃぃ…」
少女が艶めかしい声をあげる
彼女が鮮やかな桜色の秘唇へ、舌を細め擽るように愛撫すると
少女の幼い身体の奥から熱い蜜が懇々と湧き出て来る
>>260 「ひぁ・・・っ」
少女の舌が、桜色のすぼまりをねぶる。
「や・・だ・・そんなトコ・・・汚・・・い」
「先パイのカラダに、汚いところなんてありませんよ・・」
背徳の快感に、彼女は奉仕することも忘れ、細い腰をひくつかせた。
>>263 「・・・ぃ・・・やぁぁ・・・・ン・・・・・ぅう」
彼女の長く綺麗な髪の毛は、淫らな快楽に飲まれ
ビクンと弓なりに反り返った美しくしなやかな背中を
優しく愛撫する。
そして薄紅色に染まった細い身体は、汗を滴らせ
黒く繊細な艶やかさに包まれて
目を見張る極上の美貌を醸し出していった。
御免、>261です
>>262 「…先パイ……もっと…感じて……」
少女の蜜に塗れた顔は上気し、うっとりとしながら
彼女の柔らかくなったすぼみの中へ舌を進めた
>>264 「・・…っく………は…・・・」彼女の少女を愛撫する舌は完全に止まり
排泄器官から感じる危うい官能に
声にならない喘ぎ声を発していた…。
>>265 「っく…ぅ……」
柔らかい尻肉を撫でていた白い指が
彼女のヒクついたピンクのすぼまりを弄ぶ。
>>266 「きゃは・・・あ・・ぁんっ・・・!」
舌先で敏感な粒をいらわれながら背徳の孔を責められる快楽が
彼女の官能を昂ぶらせ、牝の声をあげさせる。
凛とした美貌をみだらな欲情に染め、少女のなすがままに裸身をくねらせた。
>>267 「き…あぁあぁぁ…」
少女の白魚のような小指が可憐に咲いた菊をツプリと犯す
彼女は侵入して来る異物を感じ、身体を強ばらせた
>>268 前後の穴を犯される感覚に、彼女の全身が総毛立つ。
腰がガクガクと震え、さらなる快楽を求めようと、少女の口元に淫芽を押し付ける。
>>269 「んっん・・・ん」
彼女の熱い蜜を味わい音を立てて飲み込む少女
口腔は止処なく零れ落ちる淫らな粘液で満たされるも
更に肉芽に舌をまとわりつかせ、強く吸い付き
愛する彼女の蜜を求める。
その瞳はうっとりと快楽に溶け、涙で潤い淫靡な輝きを見せていた。
>>270 少女の指が、彼女の膣内のもっとも敏感な部分をえぐり、菊座を深く犯した瞬間、
「ひ・・・ぃ・・・ゃああ・・・っ!!!」
優美な裸身を、絶頂の波が襲う。
なめらかな背中が、球の汗を浮かべる弾力ある尻が、ガクガクと震え、快楽を爆発させる。
固くとがった、みだらな芽は歓びにむせび泣き、ピンクの秘裂から噴き出した
透明な液体が、陶然とした少女のかおにしぶきを浴びせた。
>>271 「ふぁ・・・あ・・・ぁん・・・」
ビクンビクンと、数度にわたる快楽の波に打ち震えた肢体が力なくくずおれる。
少女は、愛しいひとを優しく横たえさせると、覆いかぶさるようにして抱きしめ、
互いの蜜にまみれた口唇を重ね合わせた。
一度、先パイに潮を吹いてもらって休憩させてあげる。
でも、まだまだ終わらんよ。二人仲良くイカせてあげましょう(w。
201からの流れに参加された方々、ご苦労様です。
二人の休憩中に(w
先パイさんが少女を何て呼ぶか決めておくと
今後やりやすいかな?
別に名前無くてもいいような気もしますが、もし名前つけるなら
「ゆみこ」に一票ですね。
名前の件は、できるだけ早く決めましょう。続きを楽しみにしてる
人もいるかもですし、何より自分が続きを書きたい(w。
ちなみに僕は238。他に書いたのでめぼしいものといえば261とか271
ですね。文体で判断できると思いますが、常連だな、オレ(w。
呼び方を決めてもらおうとした身ですから
少女「ゆみこ」さんに異論はありません。
ナニゲに自分も書いてます…
古くは201(w。あと262とか270とか…
下り気味だったり体位聞いたり次番にレス付けたりレス重ねたり…
あぁぁぁ全部自分だ……。
ところで
先パイさんは「髪の毛が長い」と言う設定は了承ですか?
>>272 ぴちゃぴちゃと舌を絡ませながら、少女は、愛しい女の長く、つややかな髪をすく。
汗ばんだ肌を優しく撫でながら、固くとがった乳首に、自分のそれをこすりつける。
甘い時間、ゆるやかに流れ、濡れた瞳に、ふたたび欲情の火がともる。
>>277 「ん……んふぅぅ」
陶酔した瞳、彼女の吐息は色を帯びて甘くなる
敏感な柔肌は更にしっとりと濡れ
黒く長く美しい髪の毛を求め、小さな背に纏いつく
膨らみかけた未熟な胸は熱い呼吸に併せて踊り
突起した紅い果実がお互いのそれに擽り戯れ合う
痺れ来る身体の芯から再び、甘美の蜜がトロリと零れ出ていた
279 :
名無しさん@ピンキー:02/05/24 21:20
>>278 エラそうなことをいうようで申し訳ないですが、
漢字が多すぎて、描写がちょっとしつこいか、と。
>>278 少女の口唇が、熱を帯び始めた肌をつたう。
白い喉を吸い、魅惑の乳房を頬張り、先端の果実を舌先で丹念にころがす。
「ぃあ・・・あぁん・・・っ・・!」
細く、締まった足首を掴み、大きく引き上げると、蜜に潤う性器も、
ひくひくと息づくすぼまりも、すべて少女の眼前にさらけ出された。
>>279 まあまあ^^; 僕の描写も少ししつこくなってきてますが、
テンションが上がって、つい書き込んでしまうものと。
微に入り細に入り、少女たちの交歓を描きたくなってしまうんです^^;
>>279 …後から読み返すと確かに漢字多いです
しつこい…と言うかくどいと言うか…
つくづく難しい。
ともかく、ご指摘ありがとう
これからが楽しぃ
・・・このスレ大好き・・・マジで。
もはや自分には和姦レズしか無いと改めて実感。
>281
楽しんで読んでるけど、正確には
「微に入り細をうがって」
です・・・きっと。
>>284 とりあえず、手元にある辞典で調べてみたが、
「微に入り細にわたる」という言葉しか載ってなかった。意味は、細かいことに
こだわるそうだ。だいたいの意味が通じるなら構わないと思うのだが、
そんな細かいことにこだわられると、書く気無くすよ?
それでいいならもう書かないが。
>284
細か過ぎる指摘は書き手のやる気を削ぎます
>285
読み手としてやめないで下さいと言うのは簡単です
ただ、今まで書き手で合いの手をうってた者としては
少し勿体ないと思ってしまいます。
…偉そうで申し訳ありません。
>>280 少女が、たっぷりと蜜を含んだ場所に視線をそそぐ。
痛いほどに充血し、とがった淫芽も。みだらな液体をあふれさせる襞の奥も。
呼吸にあわせ、ひそかに息づく肛門のすぼまりも。
「ぃや・・・そんなに・・見なぃで・・・」
漏れ出た哀願は、少女の嗜虐心をあおっただけであった。
情欲に濡れた瞳で、羞恥に染まった美貌を見つめたまま、少女は、
しずかに女の淫唇に口づけた・・・
>>287 「ゃ・・・ゃあぁぁ・・・」
ピタリと閉じた柔肉の上から優しく舌を這わせると
その火照った身体をくねらせ羞恥の声をあげる
彼女のそこからは粘液と唾液が垂れ流れ
小菊と敏感な芽をもヌルヌルに浸す程であった
>>288 じゅるっ・・・、じゅぷ・・・っ。ぬちゅ・・・じゅぷる・・・っ、
欲情に火照る尻を高く掲げさせ、浅ましい音をたてて潤った亀裂に顔をうずめる。
ぴくぴくとうごめく淫芽を口に含み、丹念に、執拗にもてあそぶ。
はずむ乳房を両手で揉みしだきながら、舌先を固くとがらせ、彼女の体内をえぐる。
少女の舌が、口唇が、女の蜜を湧き出させ、
なめらかな肌に、淫猥な流れを浮かび上がらせた。
「先パイ・・・どうしてほしいか、言ってください・・・」
>>289 「……あ…ぅ」
ピタリと愛撫を止めた少女が何を言わせたいかを理解すると
彼女の頭は芯から熱くなり、顔から火が出るかの如く真っ赤に染まる
『そ…そんな恥ずかしいコト言えない…』
心の中で叫び、イヤイヤと首を振る…が、身体が熱く疼き
流れる蜜は、うごめく秘唇から絶えず溢れだす
「ホラ…ここを…どうして欲しいンですか?」
唇をすぼめ赤く腫れ上がった芽にフーッと息を吹き掛けると
全身を強ばらせ恍惚の表情をうかべる彼女に
「…やめて…いいンですか?」
少女の言葉に頭を振り
「…わ…私…」
可憐な唇を開いた
>>290 「・・・・・・ぃで・・・っ」
声にならない声で、少女へ訴えかける。心に染み付いた羞恥心が、あさましい
懇願の言葉をつむぐのをためらわせる。
だが、快楽に染まった身体が、彼女の心を裏切っていた。
潤んだ瞳で少女を見つめたまま腰をせり上げ、濡れた秘所を少女に差し出す。
少女の口戯によって玩ばれた秘裂はすっかりくつろぎ、さらなる愛撫をもとめて
愛液を垂れ流していた。
「ふふ・・・どこに・・・どうしてほしいのか、はっきり言ってください・・・」
視線で性器を犯しながら、小悪魔の笑みを浮かべてささやく。
そのわずかな空気の揺らぎさえも、彼女にとっては焦燥を煽る絶技であった。
羞恥と快楽と、精神と肉体の欲望のはざまで、ついにこころが屈服した。
「お・・・お願ぃ・・・んっ・・・わ、わたしのオマ○コを・・・ゆみこちゃんの
お口と・・・指で・・・ぁん・・っ、もっと・・・もっと・・・んっ、いやらしい
ことを・・・して・・・・っ! ぴくぴくしてる・・・敏感なの・・を・・・
舐めて・・・噛んで・・・指で・・・いやらしい穴を・・・かき回して・・・っ!!」
清楚な口唇から漏れ出た淫語に満面の笑みを浮かべると、少女はしずかに、あふれる
愛情と欲望をこめ、蜜に満たされた秘部にかぶりついた・・・。
どんどん長くなってくる(汗。
このまま突っ走ってもいい?;
>>292 長くなって良し!
ああ、先パイたまらんなァ
294 :
名無しさん@ピンキー:02/05/26 23:18
うわ、ageやがった
296 :
名無しさん@ピンキー:02/05/27 09:07
あげちゃまずいのでしょうか?
>>291 「ひぃん・・・・っ!!」
性器全体を食べられるような感覚に、彼女の背すじが跳ねる。
女の恥ずかしい部分を持ち上げられ、大きく脚を開いて全てをさらすという
屈辱的な体位が、自分の股間から発生する、愛液をすするじゅるじゅるという
あさましい音が、彼女の官能をあおる。
びくつく腰は少女の白い腕によって固定され、なすがままに蹂躙されていた。
コリコリと尖った淫芽が少女の口にふくまれ、よく動く舌によってなぶられる。
蜜をあふれさせる襞の奥に差し入れられた指が、敏感な部分をさぐりあて、
めくるめく快楽を送り込んでくる。
彼女の身体で、少女の指が触れない場所は無かった。少女の舌が這い回らない
場所も無かった。艶やかな嬌声を発する口唇も、ふっくらと膨らんだ乳房も、
その先端に実る果実も、すべて少女のものであった。しっとりと汗ばみ、
張り詰めた尻も、その奥で息づく蕾さえも、少女の指は容赦なく押し入り、
官能をほじくりだす。
「ひ・・・・ぃ・・や・・っ、あ・・・はぁ・・・ああっ!!」
前と、後ろの孔に同時に深く指を突き入れられ、敏感な芽を強く吸われた瞬間、
彼女の脳裏で真っ白な光がはじけた。
全身ががくがくと振るえ、少女の頭を股間に押し付けたまま、しなやかな
肢体を突っ張らせて歓喜を爆発させる。
柔らかな、熱く濡れた襞の奥から絶頂のしぶきがほとばしり、悦びにむせび泣く
美貌を、食い入るように見つめる少女の顔に激しくしぶいた。
>>296 まあ、盛り上がってくると、逆に下のほうでひっそりと楽しみたくなるものですから^^;
それに上がってると、広告や荒らしの標的にもなりやすいですし。
そんなんでスレが汚れるのも嫌でしょう?
299 :
名無しさん@ピンキー:02/05/27 10:57
・・・と、まだ終わらないです。少女が、先パイを愛撫しながら自分を慰める
のもまだですし、濡れた花びらをこすりあわせるのもまだ。
二人仲良く、手をつないでイカせてあげましょう^^
300 :
名無しさん@ピンキー:02/05/27 11:14
うっ、あげてしまったがためにスレ汚し・・・
ごめん、以後メール欄には気をつけます;;
>>297 激しい絶頂に達し、くたりと力無く横たわる彼女の身体。
脈打つ女性器からは白く濁った蜜がドロリと滴り
汗に塗れた胸が荒い呼吸で上下に踊る
少女はその艶めかしさにうっとりとした視線を向け
顔に吹き出された蜜を指で拭いしゃぶり
口に溜まった唾液と一緒に飲み込む
「〜〜〜っっ」
愛しい彼女の味が全身に染み渡ると
少女の頭は痺れ、秘唇は熱く疼き蜜を溢れ出させた
「…せ…先パイぃぃ…」
少女は、投げ出された彼女の手に濡れた秘裂を押しつけ
自らを慰めるかのように、腰を動かし始めた…
>>302 絶頂の余韻に、とろけきった表情をうかべる彼女に覆いかぶさり、かすかに
開いた口唇を自分のそれでふさぐ。
ぴちゃぴちゃと舌を絡めながら、愛しい女の手のひらに、自分の秘所を
すりよせてゆく。
「んぅ・・・?」
指先にあたる柔らかく濡れた肉の感触に、彼女が気づく。
自分を見つめるあどけない、熱っぽい表情がたまらなくいとおしく、細い身体を
抱き締めながら、丁寧な手つきで愛撫をほどこし、静かにキスをかわす。
うっとりと眼をとじた少女の手をとり、大きく開いた脚の付け根へと導く。
可憐な指は巧緻な動きを見せ、彼女の弱い部分を責めたてた。
「ふぅ・・・ん・・・っ、ん・・・んふぅ・・・」
すでに二度、絶頂を極めた身体はすぐに熱を取り戻し、その隅々まで快楽が支配する
ところとなった。
貞操も羞恥もかなぐり捨て、少女の愛撫に身を委ねて快楽をむさぼる。
自分の蜜にまみれた舌を吸い、白い指の動きにあわせて腰を遣う。
「先パイ・・・大好き・・・もっと・・・気持ちよくなりましょ・・・」
少女は、彼女の片足を担いで大きく脚を開かせると、その中心でみだらな蜜を
あふれさせながら咲き誇るピンクの花びらに、同じように蜜に濡れた
自分自身の女性器を重ね合わせた・・・。
>>303 快楽に支配されガクガクと震える身体
ピタリと合わされた互いの濡れた花が蜜を求め絡みつく
混ざり合い糸をひく粘液は、とめどなく溢れ出し
二人の顔を恍惚に染め上げる
愛する女の熱く濡れた陰核を求め合い、擦り合わせると
彼女の華奢な身体が弓のようにしなり、表情はとろけ
嬌声をあげ、身を悶えさせていた
「・・・・・・先パイの・・・熱・・・ィィ・・・」
少女の頭の中で小さな光が弾ける・・・
>>304 濡れた花
蜜
陰核
などは、別の言葉に置き換えたほうがいいと思います。
>>306 それは言わば安直と直球。
新しく話が進む前に手直しするか・・・。
>>303 快楽に支配されガクガクと震える身体
ピタリと合わされた互いの秘唇が濃厚なキスのように絡み
混ざり合い糸をひく粘液をとめどなく溢れ出させ
二人の顔を恍惚に染め上げていく
「・・・ぁ・・・っあぅ」
愛する女の熱く濡れた肉芽に自分のそれを擦り合わせると
彼女の華奢な身体が弓のようにしなり、表情はとろけ
嬌声をあげ、身を悶えさせていた
「・・・・・・先パイの・・・熱・・・ィィ・・・」
官能の波がうねり、少女の頭の中で小さな光がパチパチと弾け出す
彼女を愛する動きはいちだんと激しさを増していった・・・
309 :
名無しさん@ピンキー:02/05/31 19:51
止まりましたね。
310 :
名無しさん@ピンキー:02/05/31 19:52
あげ
306のせいかと。
書き手様方
戻って来てください
313 :
名無しさん@ピンキー:02/06/02 01:11
無責任age
314 :
名無しさん@ピンキー:02/06/02 03:48
306は続きを書きなさい
あげずに待ってようや。
306は続きを書かなくてよろしい。
って言うより、もうここに書きこまないでいただきたい。
レズスレってここだけ?
小説のこととか語りたいんだけど…
こちらは道具使用を邪道視するレズスレでございます。
それに当てはまる小説ならば存分に語られい。
先パ〜イ
sage待ち
321 :
名無しさん@ピンキー:02/06/04 13:51
が!
ただ今
先パイさんとゆみこさんは互いの秘貝を合わせ
もうイきそうだよってところでお預けをくっています。
>>308
sageて待ってるけど、話は進むのか?
書いてたもんの一人ですが、正直、書く気がぶっつり切れてしまいました。
話の腰を完全に折った306には、首を吊ってもらいたいです。
325 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 03:49
書き手として同意
上げて別の話題に移行した方が賢明ですよ。
306のアレだけで書く気を無くすのは繊細すぎないか?
他の人が賛成するならともかく、誰も306に同意してないわけだし。
つまり意見としてはあまり気にする内容ではないってことで。
でも気持ちはわかるような気がします。
単純に楽しんでる時に水差されるとムカツくからなぁ
306程度の事で書く気をなくすなら、最初から書くべきじゃないと思うんだがな。
とりあえず
>>324 >>325 書き手側はどうお考えか?
自分は続き読みたいし、出来る事なら合いの手いれたいし・・・
そもそもエロパロ板行きでは。
どうやら駄目臭いね
332 :
名無しさん@ピンキー:02/06/11 06:04
じゃあやんぴ。
334 :
名無しさん@ピンキー:02/06/11 12:35
335 :
名無しさん@ピンキー:02/06/11 12:54
336 :
名無しさん@ピンキー:02/06/11 22:30
>>333 ∧∧
/⌒ヽ) ナンダ、ツマンナイ......
[ 祭 _]
三___|∪
(/~∪
こうなったら(?)何か目新しい話題を・・・
とか思えども、んな話ゃこちとら持ち合わせちゃおらず
弱ったり・・・。
338 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 12:19
蒸着!
340 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 19:39
しょうがないな。
俺が書いてやるか。
ここのスレから見て今月発売したPSに載っている、きむられいこの作品は如何なもんでしょうか?
赤射!
焼結!
阿耨多羅三藐三菩提…
347 :
名無しさん@ピンキー:02/06/15 17:43
あげ
348 :
コギャル&中高生H大好き:02/06/15 17:47
荒んだな・・・
350 :
名無しさん@ピンキー:02/06/15 23:13
__________________
/ \
./ \
/ \
 ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄
| ┌―――┬―――┐ |
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| └―――┴―――┘ |
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 ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄
| l ̄ ̄ ̄l |
| | .| |
┬┬┬┐ | .| ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
┼┼┼┤ | .O| ├l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l. ┼┼┼┼┼┼┼┼┼
┼┼┼┤ | .| ├| 家 l. ┼┼┼┼┼┼┼┼┼
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ) ,,) ,,,) ,,) ,.〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ヽ ヽ ヽ ヽ゜。。( ここが
>>304の家だな...
| l l | .l | l | l | )
| l l | .l | l | l | `〜〜〜〜〜〜〜〜〜
351 :
名無しさん@ピンキー:02/06/17 13:01
あげ
絡み合う秘唇は、水音を更に激しくしていく。
「熱いよぉ…センパイのがぁ…熱くて…ヌルヌルでぇ…気持ちイイよぉ…」
少女はうわ言のように叫び続け、秘唇への刺激を強めていく。
「先パァ…イ、わ、わたし…わたしぃ、も…もぉ我慢できないよぉ…。
だからぁ、っだか…らぁぁ、一緒に、いっしょにぃぃぃぃぃ!!」
「んっくぅぅ!!…っハァァァァ…!!」
絶頂へと登りつめる意識の片隅で、自分を呼ぶ切なげな声に答えてやりたいと
彼女は思った。しかし、凄まじい快感の為にその願いは叶うことなく、絶頂を
迎えてしまう。
「せ…先パイィッ、センパィィィィィ!!」
「アッ…アァ!!、ンァッ…アッ…アァァァァァァァァ!!!」
余韻に身を浸していると、少女が身体を起こし顔を近づけてきた事に気付く。
薄く目をあけると、愛しい少女の顔が自分を見つめていた。
頬を紅く染め、瞳は潤ませ、唇の端からは幾筋かの涎をこぼしている。
なんてイヤらしい顔だろう。そして、なんて美しい顔なのだろう。
そう思わずにはいられなかった。
「せんぱい。まだ…まだ終わっちゃダメですよ…。
もっと、もっと…気がおかしくなっちゃうくらいまで愛し合いたいんです。」
>>352 そのまま、快楽の余韻に浸る彼女に口付け、ねっとりと舌を絡ませる。
それ自身、別個の生き物のようによく動く赤い舌が口腔をくすぐり、おびえる
舌をもてあそぶ。
「ン・・・・・はぁふ・・・ぅ・・・・」
熱心に、自分を愛する少女に応えながら、汗に濡れた肌をすりよせてゆく。
ピンと尖った乳首が、同じように固く尖った少女のそれとこすりあい、甘美な
官能が胸の先端から全身に満ちてゆく。
くちゅ・・・
力の抜けた下肢の中心、秘められた女の花園から透明な淫蜜がこぼれおちる。
すぐに入り込み、悪戯な指戯をほどこす少女の手。
彼女は従順に、しなやかな脚を大きく開いて少女を迎えた。
白く、細い指が柔らかい花びらをかき開き、充血した芽をつまむ。
濡れた肉洞へ乱暴に押し入り、襞の隅々まで愛撫する。
「ふぅ・・・ン・・・ん・・・んふぅ・・・」
感じるままに、欲望のおもむくままに。
少女の与える快楽に素直に反応し、自分の弱い所を教えてやる。
全てをさらけ出す歓びが、彼女から一切の羞恥を奪い去っていた。
「先パイ・・・も・・・」
彼女の股間に顔をうずめたまま、少女がさかさまに覆いかぶさってきた。
みだらに濡れた場所が、彼女の眼前にさらされる。
若々しく張り詰めたヒップが、カーテンの隙間から差し込む西日に照らされて
健康的な輝きを放っていた。
可愛らしくすぼまった後ろの孔が、ひくひくと息づく柔肉が、彼女の愛撫を
静かに待ち焦がれていた。
「ゆみこちゃん・・・二人で一緒に、おかしくなるまで愛し合いましょ・・・」
あふれる想いを口唇にこめ、少女の淫唇に口付けた・・・。
354 :
名無しさん@ピンキー:02/06/18 12:25
みんな、がんばっとるか?
>353
……ゆみこ?誰?
201から読んで出なおして参れ
なるほど…、そこから繋がってたんですか。
って事は、これからもまだまだ続く訳ですね?
下らない横槍が入らなければね。
そっと見守りましょう。
359 :
名無しさん@ピンキー:02/06/19 21:50
人 人 人 人 人 人 人 人
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人
(゚∀゚)
//
人 人 人 人 人 人 人
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人
(゚∀゚)
人
(゚∀゚) \\
// 人
人 (゚∀゚)人 人 人
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人
(゚∀゚)
人
(゚∀゚) \\
人
// 人 人(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人
(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)
(( (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) ))
(゚∀゚)(゚∀゚)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ jjjj ___
/ タ {!!! _ ヽ、
,/ ノ ~ `、 \
`、 `ヽ. 人 , ‐'` ノ
キタ━━━━━━━━ \ `ヽ (゚∀゚)" .ノ/━━━━━━━━━!!
`、ヽ. ``Y" r '
i. 、 ¥ ノ
`、.` -‐´;`ー イ
i 彡 i ミ/
/ `\
/ /ヽ、 ヽ
書くのやめるぞヴォケ。
お好きにどうぞ。
362 :
名無しさん@ピンキー:02/06/20 06:19
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| .|i
キタ━━━━━━━━━ i| (゚∀゚) .|i ━━━━━━━━━━!!!
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
363 :
名無しさん@ピンキー:02/06/20 19:47
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,__ | dat落ちしませんように
/ ./\ \_________
/ ./( ・ ).\ o〇
/_____/ .(´ー`) ,\ ∧∧
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| (,, ,)
|| || || ||./,,, |ゝ||ii~ ⊂ ヾ
| ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .( )〜
もう駄目だな…
365 :
名無しさん@ピンキー:02/06/21 04:01
レズ物でキスと言えば、『下の口でキス』!!
>>353 「はぅっ・・・・・!」
少女の淫芽を口にふくみ、口中でやさしくねぶる。
こんこんと湧き出る蜜をすすり、襞の奥に尖らせた舌を突き入れ、掻き回す。
感極まった声が、少女の口から漏れ出た。
奉仕の返礼として、愛する女の股間に顔をうずめ、みだらな欲望を発し続けている
秘裂に舌を這わせる。
蜜に浸された繁みを掻き分け、敏感な粒をねぶられると、今度は彼女がすすり泣く
番であった。
「ゆみこちゃ・・・ぁん・・・・っ!」
頬を涙と蜜で濡らしながら、欲望のままに腰を突き上げ、少女からの奉仕をせがむ。
少女も、熱い涙をこぼしながら、みだらに腰をくねらせ、彼女の口元に性器を押し付けた。
快楽に犯された精神で、互いに奉仕しあう。
「先パイ・・・先パイは、全部ゆみこのものです・・・そして、ゆみこは先パイのものです・・・」
口唇も乳房も、尻も性器も、彼女たちの舌が這わない場所はなかった。
熱い疼きを発する乳房の先端を口中で転がし、蜜にまみれた亀裂に指をひそませる。
上になり下になり、優美な肢体を絡ませる。
尖った淫芽をこすりあわせ、こみ上げる歓喜を一気に爆発させる。
少女たちの秘裂は何度もしぶきを吹き、互いの顔に、胸に、股間に激しく飛び散った。
「先パ・・・イ・・・好き・・・大好き・・・」
「ゆみこちゃん・・・・・・」
絶頂に達するたびに身体を震わせ、きつく抱きしめあう。
汗と、涙と、愛液にまみれた肌を重ね、静かに、しかし激しく口付けをかわす。
愛と快楽が、二人を支配していた。
愛の奉仕者。
それが、彼女たちの望みであった。
日が暮れ、また明けるまで、少女たちの愛の交歓は続いた。
何度も快楽の頂きを極めた肌は輝かんばかりに磨かれ、絡み合う肢体はみだらな
ぬめりに包まれていた。
健やかな寝息をたてる少女たち。幸福な笑みを浮かべる美貌。
互いのぬくもりを肌で感じながら、二人はしっかりと手を繋ぎあわせていた。
同じ夢を見られるように。
同じ未来を、あゆめるように。
つまらない横槍にへこまず、書き通した貴方方に
心から乙カレー。
あげてみる?
書き手様方、お疲れ様です。
テキストに纏めていたら、再び激しく萌えますた。
>369
自己レス。
あまりに変な文…鬱だ
回線切って(以下略
371 :
名無しさん@ピンキー:02/06/23 21:51
保守age
この先、どうしたら良いのか!
とりあえずオススメのレズエロ描く漫画家でもあげようか。
俺は亜麻木硅。
「レズの話が一個も無い」単行本が出るのが珍しいくらい、レズエロの巨匠だと
思われ。まあ道具だって使うしフタもありなんで、このスレ向きかどうかはちょと
疑問が残るかもしれんが。
374 :
名無しさん@ピンキー:02/06/24 22:42
チョコメラ3巻が話題にならないのは何故?
チョコメラって使いにくいんだよなぁ
376 :
名無しさん@ピンキー:02/06/26 00:51
age
あげるにはネタ不足な自分
378 :
名無しさん@ピンキー:02/06/27 12:52
ハァハァダイエット
( ; ´ Д ` )ハァハァ 2ヶ月前
↓
( ; ´ Д ` )ハァハァ 1ヶ月前
↓
(;´Д`)ハァハァ 現在
チョコメラはなー。
絵上手いし、結構エロいしでレベルは高いと思うんだけどねぇ。
なんつーかこー、いまいちピンとこねーんだなぁ。
展開が王道すぎる…とでも言えばいーんかな、自分でもよく判らんのだが。
チョコメラ立ち読みして来たんだけど…コレやっぱり活用できんなぁ。
つーか続き物って水が合わない。
修業足らない?
チョコメラ立ち読みして来たんだけど…コレやっぱり活用できんなぁ。
つーか続き物って水が合わない。
修業足らない?
…スマソ。
383 :
名無しさん@ピンキー:02/06/29 05:41
レズのアンソロジー買って読んだら
やっぱりペニバンで終わるのが多い・・・。
理想郷は近そうで遠い。
384 :
名無しさん@ピンキー:02/06/29 06:57
まあまあ、とにかく
み さ く ら な ん こ つ は 最 高 !
>み さ く ら な ん こ つ は 最 高 !
生 え て な け れ ば な !
386 :
名無しさん@ピンキー:02/06/30 23:15
あげ
387 :
名無しさん@ピンキー:02/07/01 06:44
7月1日age
388 :
名無しさん@ピンキー:02/07/02 04:12
何か他のレズスレたってたな・・・
どう?
このスレ、スレのタイトルわるいよな。1に書かれてる
スレの内容説明のせいで全てがよくわかんない。
今のスレの状況は多分1の考えてたスレ内容と違うんだろう。
過去のレスの中でも確か
「ここはあくまでもレズの道具使用に反対するスレ」というレスついてたし。
内容あまりにも限定しすぎだよな。
レズスレなんて(ふたなりまでアリにしてさえ)ただでさえ人来ないのに。
途中から小説発表スレになってるしな(;^▽^)
390 :
名無しさん@ピンキー:02/07/02 06:52
このスレッドの(長くて今更読み返すのめんどくさい)途中経過を
知らない新規の人の書き込みを拒むという悪点はあるかも。
391 :
名無しさん@ピンキー:02/07/02 16:33
新規の人ですがちょっと入りにくいです。
スレッドのタイトルの趣旨に賛同するものであるので、
割とその意気込みは買ってたんだけど、言われてみればそうかも。
新しいレズスレは、ふたなりレズの話題が主体になってるみたいだし、
いっそ徹底的に棲み分けしてみる?
>新しいレズスレは、ふたなりレズの話題が主体になってるみたいだし、
むこうのスレ、そうでもないみたいよ、なんか。
数少ないレズスレなので、両方とも大事にします。
395 :
名無しさん@ピンキー:02/07/04 10:45
ア メ リ カ 独 立 記 念 日 あ げ
396 :
名無しさん@ピンキー:02/07/05 21:26
このまま耐えてて、良い事あるかい?
397 :
名無しさん@ピンキー:02/07/07 01:17
上げてみる
好みのペアタイプでもあげてみるか。
まず、タチは可愛いお嬢さんタイプ。
全体的に細身で、背は低め。良家の一人娘で甘やかされて育った感じ。
ネコは清楚なお姉さまタイプ。
背は高くて出るところは出てるが、ほっそりしてナイスプロポーション。
勤勉で人望もあつく、後輩から慕われている。
で、その後輩のお嬢さんから迫られてナニしてしまうわけだ(w。
女同士の行為に背徳感を感じながらも、少女との関係にのめりこんでいく・・・と。
んじゃ、俺も。
タチは一見すると大和撫子な女性だが、道徳や法律を知らない上に我が道を行く
全生命の汚点みたいな人。
ネコは発育不良の普通の少女。身体にコンプレックスを感じまくり。
で、その撫子もどきが少女を手に入れる為だけに、少女の家族を殺害したり、
知り合いを洗脳して、少女が自分に惚れるよう自作自演。
でも純愛系。
>>399 ひでえ(w。でも面白そうだ。それでも純愛系ってのが良いね^^
401 :
名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:18
>>399>でも純愛系。ワラタ。
好みのペア
タチ:隣のお姉さん系、見た目は一寸大人びてるんだけどどっかヌけてる。
女のコ大好き。
ネコ:精神年齢はお子様寄りなれど巨乳グラマーちゃん
当然自分の発育に自覚が無く「巨乳」と言われると
恥ずかしがる。「私巨乳なのかなぁ・・」と戸惑いつつ
タチのお姉さん宅に相談に・・・。
ヒネリ無いやねどーも。
OLモノで。
男と張り合って仕事をばりばりこなし、同性の部下にはとても優しい女課長に
憧れる入社2年目くらいの新人ちゃん。
昼休みに会社のトイレで、課長に優しく手ほどきされる妄想をしながらオナーニ。
逝っちゃった時に、「課長!」って思わず声をあげてしまい、
誰もいないことを願いつつ、ドアを開けると、そこには課長の姿が・・・
「まずい!」と思いつつも平静を装うと、向こうも聞き止めていない様子。
顔を真っ赤にして、トイレから出ていく新人ちゃんの背中を見送りつつ、
女課長「ああ、○○さん・・・私の声聞かれちゃったかしら?
部下と上司で・・・・女同士でこんな思い抱いていると知られたら・・・」
とかいって、すれ違っているのとか。
微妙に、ペアタイプではないか(w
403 :
名無しさん@ピンキー:02/07/09 06:09
単純アゲ
"笙子がいた夏"とかが載ってたてぃーぽっと小説館が閉鎖しちまったらしいんだけど、
理由知ってる人いない?
一応、ふれ・ちせで補完されるらしいんだが、いきなりなんでえれぇ驚いた。
"mikumi"は完結したんだろーか…。
405 :
名無しさん@ピンキー:02/07/11 00:07
探索age
406 :
名無しさん@ピンキー:02/07/12 01:24
引き続き、ネタ探索あげ
>>399 それに似たようなシチュが龍瀬弓乃の作品に有りましたな。
妹が姉を独り占めしたいがために、両親や姉の彼氏を殺害するってな感じのが。
409 :
名無しさん@ピンキー:02/07/13 10:04
当方レズ好きだけど、道具までなら別に問題ない。
フタナリは、、、遠慮したい方向。
エロパロ板のレズスレから来た者です。
いきなりだが、レズSS投稿してもいい?
投稿するとしたら、ageがいいか、sageがいいかな?
sageがいいなあ。同好の人だけで盛り上がるアンダーグラウンドな雰囲気が好き。
んだば、とりあえず投稿します。
どれくらいの量を、どれくらい連続で投稿出来るかワカランので、
飛び飛びになると思いますが。
葉山碧は、スーパーの買い物袋を下げ、水上家の門をくぐった。
学校が終わったら帰宅がてらにスーパーに寄り、買い物をしていくのが日課になっている。
財布から鍵を取りだし、玄関の扉を開けた碧は、「ただ今帰りました」と呼ばわり、家へ上がっていった。
長く続く廊下を進み、左手に見えた居間の戸を開けると、かかっていた弦楽四重奏曲が廊下に流れ出してきた。
ソファに身を沈め、音楽に聴き入っていた和装の女が、碧に一瞥をくれた。
地味なえんじ色の着物を着て、うなじで髪をまとめている。
「あら、お帰りなさい」
「ただ今。すぐにお夕飯の支度にかかりますね」
碧は、目礼して台所へと向かおうとした。
だが、女−水上貴枝は、「ああ、待ちなさい」と呼び止めた。
「とりあえずそれをしまって、着替えたら、こっちに来なさい。お茶にしましょう。学校はどう?」
女主人の気だるげな視線が自分に注がれるのを感じ、碧は緊張を覚えつつ答える。
「ええ、順調です。中間テストも悪くはなかったし・・・」
自分で質問をしておきながら、貴枝はさして碧の返答に関心があるようでもなかった。淡々と、
「ふむ・・・・いいわ、行きなさい」
「失礼致します、ご主人さま」
一礼して応接間を出た碧は、台所へ向かった。
葉山碧は、事故で幼いうちに両親を失った。
身寄りがなく、孤児院で育った彼女に転機が訪れたのは、中学校卒業に際してだった。
メイドとして住み込みで働かないか、という誘いが、孤児院と学校を通じて持ち込まれたのだ。
家族を亡くした、財産家の独身女性が身の回りの世話をしてくれるメイドを探しているというのだ。
提示された給料は申し分なく、住み込みであるが故に住居費もかからず、しかも高校進学にかかる
学費まで全額負担してくれる上、働きぶりと本人の希望によれば四大なり短大なりに関しても同様であるという。
あまりに条件が良いことに、碧は最初懐疑的だった。事実、その女主人はかなり気難しい性格であ
る、と前もって断りを入れられた。それでも高校進学と働き口と住居の問題が全部解決するという
誘惑は耐え難かった。
周囲の薦めもあって、高校入学と同時に、彼女は水上家へとやってくることになったのである。
そうして、一年半が過ぎた。
水上貴枝は、今年で三十三歳、旧華族であるという水上家の当主だった。
八年前、事故で両親と弟が亡くなり、貴枝は若干二十五歳で水上家の莫大な財産を引き継ぐことになった。
だが古くからの因習に縛られ、莫大な資産を抱えた家庭という複雑な環境で育ったせいか、貴枝は
性格的には随分屈折した女性だった。到底社交的とは言い難く、上流階級のパーティ族的な集いを
務めて避けた。
端正な容貌と使い切れないほどの財産の持ち主であることから、陰に表に求婚は後を絶たなかった
が、一切関心を示さなかった。そうした貴枝の態度は、彼女が人間嫌いであり、また美貌と家柄と
財産を鼻にかけ、お高く止まっているという印象を周囲に植えつけた。
わずらわしい関わりを避けるため、手持ちの会社も全て売却してしまい、個人事業で投資を展開す
るようになった。育った環境からか、貴枝は早くから投資に関心を持ち、高校時代には既に小遣い
銭稼ぎていどの投資を始めていた。大学時代にもマーケティングを専行したが、その頃には既にか
なりの額の金を転がすようになっており、若くして相場師の才覚を財界に知らしめるようになっていた。
そもそもあくせくして働く必要のない財産を抱えているので、今は投資も無理せず控えめな売り方・
買い方しかしておらず、極めて静かな暮らしぶりと言えた。その資産からすると派手なところはなく、
やたらと宝飾品や高価な服を買い漁るようなこともなかった。
極力、孤独で物静かな生活を好む女性が、それを可能とする環境に置かれた姿、それが水上貴枝と言う
ことも出来たろう。
買ってきた食品を冷蔵庫にしまい、二階の自室に戻ってメイド服に着替えると、碧は居間へと急いだ。
住み込みのメイドといっても、高校へ通いながらでは、一日に働ける時間は限られている。
広い屋敷に、使用人は彼女ひとりしか住んでいないのだから、尚大変である。
この点に関しては、そもそも高校の学費を出してくれているくらいだから、貴枝は寛容で、
碧がいない時は独りで食事の準備や片づけ、掃除をこなし、碧を責めるでもなかったが、
給料や学費を出してもらっている上にメイドとしても充分に働けないことに、生真面目な碧は罪悪感を覚えていた。
だからこそ、学校が退けるとまっすぐ家へ帰り、その帰路で買い物を済ませるという日課を
崩さないできていたのだが、そうした生活は、碧から学校と自宅以外で過ごす時間を奪って
しまっており、いっしょに遊び回る友人を作る暇すらなかった。
貴枝の孤独な生活に付き合うということは、自分自身もまた孤独になることを余儀なくされ
るのだ、ということを−
そしてメイドとしての自分の役割は、家事や貴枝の身の回りの世話だけではなく、暇と金を
持て余した、気難しい三十女の話し相手になることでもある、ということを、一年半かけて
実感しつつある碧だった。
「お茶をお持ちしました、ご主人さま」
居間へ戻った碧は、ガラステーブルの上に紅茶を載せた盆を置き、女主人に給仕した。
頷きながら、貴枝はカップを持ち上げ、唇へと運んだ。
貴枝の優雅な所作に、碧は暫し惹きつけられた。
ことさらに感情を表に出すでなく、何もかもをクールにこなしてしまうその姿は、男を
惹きつける以上に、同性の憧れや理想像を投影することが出来るものであったかもしれない。
「美味しいわよ、碧」
「ありがとうございます、ご主人さま」
”ご主人さま”という呼び方は、貴枝自身の指定によるものだった。
確かに独身である彼女を”奥さま”と呼ぶ訳にもいかず、既に当主の座に就いた身を”お嬢さま”というのも妙である。
それでも”貴枝さま”というような呼び方を許さない辺りに、彼女の屈折の一部が見て取れないこともない。
他にも貴枝が碧に要求する事柄はいくつかあったが、メイド服の着用もそのひとつだった。
膝丈の紺のワンピースのメイド服に長いエプロン、ニーソックス、フリル付きのカチュー
シャに付け襟という格好は、「少女趣味」のひと言で、メイドになって一年半経った今でも気恥ずかしい。
クラスメイト−特に男子−は、メイドをしている彼女を、あーゆーメイドの服とか着る
の?などとよくからかうのだが、そのたびに彼女は顔から火が出るような思いを味わうのだった。
碧は自分のティーカップに紅茶を注ぎ、それに手を伸ばそうとしたが・・・
「待って」
ごく物柔らかな口調での貴枝の命令ではあったが、碧は電気に打たれたように身をすくめた。
「お砂糖を・・・入れてあげるわ」
貴枝の細い手が砂糖ビンに伸び、角砂糖をつまみ上げる。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・
みっつ・・・碧は軽い眩暈を覚えた。
困惑と期待と嫌悪が、容認と拒否が入り交じった思いが、彼女を襲う。
もちろん、貴枝はそんな碧の気持ちなど斟酌しない。
理解はするが、気遣ったりすることは全くなく、寧ろ彼女の反応を楽しんでいるのだ。
何とか動揺を露わにすまいと、「ありがとうございます、いただきます」とだけ答え、カップに口をつける碧。
やはり本心を露わにすることはないが、茫洋たる表情の下で碧の動揺を楽しんでいる貴枝・・・
夕食も終わり、貴枝に続いて入浴した碧は、ため息をつきながらボブカットの髪にドライヤーをあてていた。
ご主人さまにも困ったものだ。
気難しいと聞いていた貴枝だが、碧が最初に彼女に会った時の印象は、感情を表に表さない人だな、
という程度のもので、決して付き合い易くはないにしても、事前に想像されたような、
性格のねじ曲がった、意地の悪い女性ではなかった。
だが、屋敷へ来てからひと月経ち、碧は初めて貴枝の本性を−
そして聞かされていなかった彼女のメイドに課せられる仕事の内容を知った。
以来、そのことは碧を悩ませ、少なからず傷つけもしたし、
今まで多くのメイドが長続きしなかった理由もよく分かった。
それでもその事実を受け容れた碧ではあったが、碧が自分の性癖を容認し家に
残ることを選択したことを知ると、貴枝は性格の悪いことに口頭ではなく符丁
でその晩に「仕事」があることを知らせるようになってきた。
例えば、貴枝が碧の紅茶に角砂糖を奇数個入れた時、
例えば、貴枝が食後にクリス・コナーのレコードをかけた時、
例えば、碧が風呂から出ると脱衣カゴに紫のスカーフが放り込んであった時−
これらの符丁がある晩には、必ず「仕事」があるという法則に気付くまで、
碧は一年以上を要した−
−夜伽の仕事が。
SS進行中にお話の腰を折る様で申し訳ないです。
実にタイムリーなレスを今上で見掛けましたので‥
>404さん
完結したものが件のページにアップされてましたよ。
早速PDF版をダウンロードさせて頂きました。
‥やっぱり、最後は道具なのですが‥
あと、美鳩嬢は過去に何かあるとは思ってたけど
「嗚呼やっぱり〜(泣)」な展開で‥‥‥
あーゆー言い訳しないと成立出来んモンなんすかね、百合恋愛って
>閉鎖理由
直前に関わってたゲーム会社の杜撰な態度が原因と思われ
(掲示板で御本人が書かれていた内容から推察。違ってたら
切腹してお詫び。でも恐らく十中八九当たりかと)
即刻上記ゲーム会社割り出して焼き討ちツアー希望(怒)
碧は貴枝の寝室の扉をノックした。
「ご主人さま、準備が出来ました」
「お入りなさい」
ガウン姿の髪をおろした貴枝が、クイーンサイズのベッドの上に鎮座し、読書していた。
本を閉じた貴枝は、気だるげで優雅な仕草でメイドを手招きした。
ベッドへ上がってきた碧は、またメイド服を纏っていた。
だが、今度の服は入浴以前のものとは違っていた。スカート部の丈がずっと短い。
股下10センチほどしかない、ミニスカート様のものなのだ。
貴枝の趣味で誂えられた、夜伽用の特別衣装だった。
両手をベッドにつき、自分の前にちんまりと座りこんだ碧の胸に、貴枝の手が伸びた。
メイド服の上から乳房をまさぐる感触に、碧は軽く身体を震わせた。
貴枝の手は、今度は碧の腰に伸び、スカートの上から尻を愛撫する。
そこで得られた感触を確認し、貴枝は満足げな笑みを浮かべた。
碧は、胸にも腰にも下着を着けていない。
碧の顎を軽く持ち上げると、貴枝はその唇に自分の唇を重ねた。
「・・・・っんん・・」碧が喉を鳴らした。
貴枝の舌が碧の唇を割り、碧の歯茎を丁寧に舐め回した。唇と唇が愛おしげにゆっくりと
擦れ合い、離れたかと思うとまた重なり、その度にちゅくちゅくと音を立てた。
口腔を荒らし回る快感に陶然となり、碧は身体を貴枝にぐいと押しつけようとした。
唇を重ねたままの姿勢で、貴枝はその右手で碧の背中を抱き、左手で手早く碧の胸襟のボタンを外した。
エプロンと付け襟の狭間に、若々しい乳房が露わになる。
貴枝の左手が碧の右乳房を持ち上げるように捻った。
「う・・・・っく・・・」
碧が呻く。乳房を掴む指に、貴枝は少しずつ力を入れていった。張りのある乳房にほっそりした指が食
い込んでは浮き上がり、食い込んでは浮き上がりを繰り返す。
その間も貴枝は、自分の唇と舌から碧を逃がさず、容赦なく碧の口を吸い続ける。
口と胸を襲う感覚にすっかり夢中になっていた碧は、
背中から貴枝の手が離れたのにも気付かなかった。
口と左手による愛撫を休めず、貴枝はそっと右手を脇の枕の下に忍ばせる・・・
貴枝は何の前触れもなく身を引き、
バランスを崩した碧は前のめりにベッドに倒れ込んだ。
「きゃん!」
貴枝は素早く碧の腰の上に乗ると、枕の下から抜き出したロープを、起きあがろうとした碧の胴へと回し、
乳房を押し上げ、両腕を背中に固定する形に巻き付けた。
「ご、ご主人さま・・・あッ、痛いッ!」
腹から胸にかけて三、四重に巻き付けられたロープを、貴枝が軽く絞り上げる。
碧の身体が弓なりになり、襟元から零れ落ちた乳房がより前へと突き出された。
動けない碧をぽんとベッドに押し倒した貴枝は、ガウンを脱ぎ捨て白い裸身を晒した。
ほっそりした体つきだが、さすがにその乳房や尻の量感は若い碧を上回っている。
何より色白で艶がある肌から立ち上る甘い体臭が、碧を陶然とさせた。
「ごめんね、碧。たっぷり気持ち良くしてあげるから」
優しく微笑みながら、貴枝は碧に寄り添った。
貴枝に抱かれるようになった当初、碧はやはりまず嫌悪感を覚えたものだった。
若い娘を好む同性愛者の愛人ということを含めての、メイドの仕事だったのか、
と思い知らされ、罠に足を踏み入れてしまったと思った。
学費も部屋も全て主人が与えてくれているものなのだから、
ここを出ていけば高校も中退せざるを得ないし、住むあてもなくなる。
そう思って、我慢するしかないと思った碧ではあったが、その一方で
次第に貴枝の愛撫に親しみ始めた自分に、焦燥と不安を感じ始めてもいた。
ファーストキスを同性に奪われてしまい、まだ誰にも触らせたこともない乳房や秘所を弄ばれるのは、
多感な十代の精神には、大きな傷を残した。
だが、それが得も言われぬ快感を与えてくれ、
夜伽の仕事を嫌悪しつつ楽しみにしはじめたことも確かなのだった。
孤児として育ったせいか、碧はあまり他人に胸のうちを開くことがなかった。
友人たちの輪に積極的に入っていくことが苦手で、孤独を抱えていた。
誰も自分を必要としていない−そんな思いを心から拭えないでいた。
それが、こんな形であれ、誰かが自分を愛してくれているという事実は、彼女を勇気づけもした。
日頃、感情を表に出さない貴枝が、ベッドではとても優しく自分を愛してくれる。
それはやはり素晴らしいことなのだ。
決して貴枝は情欲を満たす目的のみで自分を抱いているのではないこと、
貴枝が自分を本当に愛していることは、自信を持って言えた。
それは、貴枝の腕に抱かれ、貴枝の舌や指先に愛されれば分かることだ。
肌と肌の触れ合いほど、愛情を雄弁に伝えるものはないことを碧は知った。
そして、このような形でしか愛を伝えることが出来ない、少々屈折した貴枝もまた、
自分と同じように孤独を抱えた人間なのだ、という共感を持つようにもなっていた。
今の碧を悩ます不安は、貴枝に抱かれることそれ自体への嫌悪ではなく、
日常的に貴枝に抱かれるようになって、自分の身体がどんどん淫らになっていくということだった。
このまま、自分はご主人さまから離れられなくなってしまうのではないか?
清らかで無知な子供のままでいたいという気持ちと、どこまでも淫らになっていって
全てを女主人に捧げ尽くしたいという気持ちが、夜伽を控えるたびにせめぎあう
−もっとも、いざ貴枝と愛し合えば、いいように貴枝の技に弄ばれてしまうのだが。
貴枝の手がスカートの中に伸びてきた。ぎりぎり股間を隠す長さしかないスカート部がまくり上げられ、
下着を着けていない碧の秘書が露わになった。
薄い恥毛に包まれた陰核に手が触れると、碧は身を震わせた。
貴枝は、性器そのものには触れず、指を太股の付け根に這わせ、リズムを刻み、くすぐった。
一方、貴枝の舌と唇は、碧の喉元から耳たぶ、頬にかけてを舐め、吸う。
「は・・・・ん・・ん・・・」
最も感じ易い身体の真芯に触れそうで触れないもどかしさに、碧は期待と不安を煽られ、喘ぎはじめた。
欲情の炎がちろちろと碧の身体を内側から焦がす。
貴枝は慎重に掌を碧の秘所に置くと、指の関節を屈折させた。
秘裂がゆっくりと圧迫され、指先が陰核を擦りあげる。
「んッ・・・く・・・・んん」
貴枝の指の動きに合わせ、内側を湿らす蜜が水位をあげていくのが分かった。
貴枝もそれを見越して、中指を秘裂にわずかに割り入れた。
「ッ!」自分の中で女主人の指が円を描くのを感じ、碧はロープの中で身をこわばらせた。
貴枝は、中指で愛液をすくい取ると、碧に微笑みかけた。
恥ずかしさのあまり、碧は目を伏せる。
取りあえず今日はここまで。
全体の七割まで来ました。お目汚しでなければ幸いです。
‥等と直前の小説レスとか無視して取り敢えず
カキコしちゃいましたが‥
‥
‥
シチュが萌えますねぇぇ(邪笑)
メイドと女主人、しかも天涯孤独の女子高生と
資産家の華族の当主で女帝属性‥
先生っ!思わず期待してしまいます!!
どうか頑張って下さい!!!
素敵な小説だ!!
このスレが、再び楽しくなる日が来たのかも・・・
貴枝は、碧の身体を起こすとその背中に張り付いた。後ろ手に縛られた碧には為す術もない。
碧のうなじにそっとキスすると、貴枝は両手を背後から碧の乳房に伸ばした。
白い付け襟とエプロンの間に覗く碧の乳房は、下から縄で圧迫され、より一層膨らんでいるように見えた。
屋敷にきたばかりの頃は、Bカップそこそこだった碧の乳房だが、今では余裕のCカップとなっていた。
成長期であるところを、夜ごとに貴枝にもまれて刺激されれば無理のないところかもしれない。
弾力と量感のある乳房の感触を楽しみながら、貴枝はそれを持ち上げた。
手首の動きが乳房のカップを捻りあげ、十本の指がそれぞれ意志をもっている
ように動き、弾力のある乳房の肌に食い込む。
「はッ・・・あは・・・・ん」碧は、乳首が瞬く間に硬くしこり勃起するのを感じた。
だが、貴枝の指は、乳首には全く触れなかった。
乳房をもむ動作を繰り返しながら、乳首の手前まで来ると指はすぐに引き返してしまうのだ。
先ほど秘所を責められた時と同じく、最も感じ易いところの前で寸止めする責めを繰り返され、
却って意識してしまった乳首は、触れられてもいないにも関わらず、硬く尖っていた。
「ご主人さ・・・」お願いです、乳首に触って下さい、と言おうとした矢先、
首を振り向かされ、強引に貴枝の唇に口を塞がれる。
「んんッ・・・・んん・・・くッ・・・」
唇から伝わる貴枝の体温を唇で感じ、執拗な乳房への愛撫に身を任せていると、涙が浮かんできた。
必死に唇をひき離し、「ご主人さま!」と叫ぶが、懇願し終える前にまた唇を塞がれてしまう。
乳首の周囲を何度も貴枝の指が旋回する。
乳首と陰核は、貴枝の愛撫を待ち焦がれ、痛いほどに尖っている。
メイドと女主人ネタって意外と少ない気がする。
メイド同士は見かけるけど。
というわけで楽しみにしています > 410さん
ようやく貴枝は碧の口を解放した。
「は・・・ご主人さま・・・乳首を・・・・は・・・あ・・・乳首を触って・・・ください」
息も絶え絶えに碧は懇願した。
「ふふふ、いやらしいおっぱいね、碧のは」
貴枝の笑い声が耳朶をくすぐる。その間も乳房への愛撫をやめようとはしない。
「だ・・・ってご主人さまが・・・あ・・・は」
貴枝は、すっと身体を引いた。支えるもののなくなった碧は、ベッドに仰向けに倒れ込んだ。
「お望み通り可愛がってあげるわ」
碧の上にのしかかった貴枝の口が、そっと碧の左乳房の乳首を含んだ。
唇と歯と舌が同時に乳首を挟み込み、包み込んだ。
「ッ!」
待望していた刺激が一気に襲いかかってきて、碧は縛られた身体をのけ反らせた。
快感をこらえきれず、蜜が滴となって秘所からどくりとこぼれ出すのが感じられた。
貴枝は左乳首を吸う一方、右の乳房を手でぐっと押し上げた。
真上へ向かって屹立していた乳首が圧迫され、傾斜する。
何を求められているか気付いた碧は、首と舌を出来るだけ伸ばし、
自分の右乳首をもどかしげに舐め始めた。
碧は、興奮のあまり、我知らず腰を上下させていた。
碧が自分の腹に腰を擦り付けているのに気付いた貴枝は、愛撫をやめ、身体を離す。またも宙ぶらりんにされた碧は、抗議の視線を向けようとしたが、先に貴枝が両手で碧の腹を押さえつけた。
「おっぱいだけかと思ったら、はしたない腰だこと」
顔を赤く染め、碧は俯いた。
笑いを漏らしながら、貴枝はその右手中指と人差し指を碧の秘裂に差し込んだ。
「んッ!・・・・」刺すような快感。碧は肩を震わせる。
いまだ処女膜を残す碧ではあるが、貴枝の指は何度も碧の性器に割り入り、その感覚を開発してきていた。
濡れそぼった碧の内側を丁寧にかき混ぜつつ、貴枝は陰核にそっと息を吹きかける。
「はッ・・・・ああ・・・はあ・・・ん・・・」肩で息をしながら喘ぐ碧。
指の動きに合わせ、碧の喘ぎ声が一定のリズムを刻み始めた。
彼女が気をやろうとしているのを感じた貴枝は、またも愛撫をそこで止めた。
またしてもお預けをくわされた碧だったが、快楽に呆然となっていると、
膝立ちになった貴枝が、その股間を碧の眼前に突きだした。
「私にもして・・・・」
碧も貴枝自身も触れていない貴枝の秘所であったが、碧に劣らず蜜を溢れさせていた。
私に触れるだけで、こんなに濡らしてくれているんだ・・・
貴枝の自分への愛を再確認し、碧は喜びが胸一杯に広がるのを感じた。
そのまま貴枝の性器にキスし、陰核を口に含んで転がす。
貴枝自身から学んだ技巧を尽くして、女主人の喜びに寄与しようと、碧はけなげに貴枝の性器を舐め続けた。
「はッ・・・・ぅぅぅぅ・・・・」
貴枝は右手を碧の頭に差し伸べ、左手で自分の乳房を激しくもみしだいた。
今まで自らに禁じてきた快感が一気に押し寄せ、貴枝の身体はすぐにも達しそうだったが、
貴枝はタイミングを見計らって、身体を碧から引き離した。
口の周りを自分の愛液で汚した碧をそっと抱き寄せ、キスすると、貴枝はロープをほどきはじめた。
続いてメイド服はじめ着ているものを手早く剥ぎ取る。
カチューシャとソックスも取り去り、生まれたままの姿になった碧を見つめると、ひと言、
「愛してるわ、碧」と呟き、そのまま女主人はメイドを押し倒した。
碧も両足を開き、貴枝を迎え入れた。
秘裂と秘裂、陰核と陰核が重なり合い、愛液によってぬめりながら擦れ合った。
四つの乳房が押しつけられ、柔肉の谷間を形作った。
「んッ・・・・んッ・・・・んッ・・・・みど・・・り・・・」
貴枝の腰が前後に律動し、秘裂の合わせ目が歯車のように擦れ合い、軋みをあげるのが感じられた。
碧は必死に貴枝の背中に抱きつき、足をぎりぎりまで開いて、
感じ易いところをほんの少しでも広げ、貴枝のそれと合一しようと務める。
貴枝も腰を突き出す位置を細かく変え、少しでもより感じる箇所を探り当てようとしていた。
二人のリズムがシンクロし、二人のパッションが高まり合い、二人のハートが溶けあってひとつになっていく−
碧が頂点に達しつつあるのを感じ取った貴枝は、それに合わせ、
腰を最大限に激しく動かし、性器と性器を密着させた−
重なった秘裂から今まで抑えられてきた愛の潮が満ちあふれ、混ざり合った。
「!はッ・・・ああああ・・・ごしゅじ・・・・んさま・・・あああ・・・・・・」
「!んッ・・・み・・・ど・・・り・・・・んッんッんッ・・・・・」
互いが互いの身体に溶けこんでしまうかのような錯覚を抱きつつ、
メイドと女主人はともに頂点に登りつめた。
貴枝は憔悴した身体に鞭打って、碧を抱き締めたまま、身体を横に捻った。
二人は横向きの姿勢で抱き合い、ともに相手の肩に顔をうずめ、荒い息をついていた。
全身を−いや、魂をも支配する甘い痺れを味わいながら、碧は呟いた。
「ご主人さ・・・ま・・・」
貴枝は、碧の肩を抱く手に思わず力を入れ、その耳元で囁いた。
「お母さんと呼んで・・・・」
碧は反復した。「お母さん・・・」
意識も薄れかけ、自分の呟いている言葉の意味も分かっているかどうか定かでない碧だったが、
その言葉の持つ温かい響きは、彼女の陶酔をより深く、広げた。
「お母さん・・・・私のお母さま・・・・」
貴枝に愛しげにしなだれかかり、貴枝のたおやかな腕に抱かれながら、
碧はまどろみの淵へと落ちていった・・・・
−−−次の朝は、いつものように過ぎていった。
貴枝を起こさぬようにそっと起き出した碧は、簡単にシャワーだけ浴びると
手早く朝食の準備にかかり、洗濯を始めた。メイドの仕事は、夜伽だけではない。
シャワーを浴び、朝食の席に現れた貴枝は、取り立てて不機嫌というようなこともないが、
ベッドでの、甘く、優しく、意地悪な姿など想像もつかない、いつも通りのクールな彼女だった。
碧も、昨夜の営みを思い起こさせることなどおくびにも出さない。
貴枝は、そうした甘えを許さない人なのだ。
碧は制服に着替え、玄関へと走り出た。
珍しくというべきか、ただ偶然居合わせただけか、貴枝が見送りに出ている。
「行って参ります!」
「あ、ちょっと待ちなさい」
靴を履いているところを貴枝に呼び止められ、怪訝な顔つきで振り向いた碧の頬に、
「行ってらっしゃい」
貴枝がそっとキスをした。
碧は驚き、そして思わず顔を赤らめた。
ご主人さまが、ベッド以外でこのような態度に出るのは初めてだ。
呆気に取られる碧に背を向け、
「早くしないと遅刻するわよ」
と、いつものそっけない口調でひと言だけを残し、貴枝は廊下の奥へと消えていった。
気を取り直した碧は、慌てて玄関を出た。
−そして、キスされた頬を愛おしげに撫でながら、小声でそっと呟いた。
「行ってきます、お母さま」
口の端にかすかな笑みが貼り付いていた。
喜びにはちきれそうな碧は、朝日の中を軽やかに駆け出していった・・・・・
{完}
以上でございます。
年齢差カップルものをやりたかった、というのが本音なのですが。
拙い作品ではありますが、ご一読していただければ幸いです。
>410
いーもんを読ませていただきました。
私も年齢差カップルって好きなんですが、お嬢様×メイド属性も有るもんですから
それはもー大変ハァハァさせて頂きましたです。
>418
ども。私もダウソしましたです。ラストはちと展開が急すぎる気はしましたなー。
破瓜もできれば指でやって欲しかった…。
とはいえ、最近読んだネット上のレズエロ小説ん中ではエロ度数、ラヴ度数共に最強
だと思ってるんで満足ですた。
閉鎖の理由は、うーん…やっぱゲーム絡みなんですかねぇ…。
筆がなかなか進まなくて結構悩んでるといった書込みもあったし、そーなんかなぁ。
できれば、ふれちせあたりに投稿といった形でもいいから続けて貰えれば、嬉しい
んですが。
437 :
名無しさん@ピンキー:02/07/15 22:00
「てぃーぽっと小説館」復活運動を、ここから起こすか?
レズもの以外のアンフも、喜んで参加してくれそうな気がするが。
2chから復活運動、というのもやまね氏には不本意かもしれんが
…小説upを分断してしまった。鬱氏。
>>437 そっとしておいたほうがいいのではないかと思われ。
下げると静か過ぎていかんな・・・。
夏コミで探してみようか止めようか。
何と言っても時間が足りない
441 :
名無しさん@ピンキー:02/07/19 01:07
試し揚げ
442 :
名無しさん@ピンキー:02/07/20 09:29
age
443 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 01:14
コングラッチュレイプって本を買ってみました。
11話中
2話、道具無しレズがありました。
ふたなりレズもありますが結構、レズ率高いです。
444 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 14:16
あげとくか。
漏れは道具ありでもいいな、ふたなりも可
貝合わせとかはやっぱ萌えるけどね
要は「女同士が愛し合っている」というシチュが重要なわけで
MIKUMI
ラストの二穴責めに萎え萎えだよ……
447 :
名無しさん@ピンキー:02/07/24 06:23
レズっていいなぁ
448 :
名無しさん@ピンキー:02/07/24 14:14
かなり前
自らをレズ作家と宣っていたエロ漫画家がいたと思ったんだか
名前忘れちまった・・・。
449 :
名無しさん@ピンキー:02/07/24 15:41
450 :
名無しさん@ピンキー:02/07/26 05:10
ザ・カゲスター
451 :
名無しさん@ピンキー:02/07/26 23:07
ここ、随分と静かになったな〜。
いま、エロパロ板の方のレズスレでレズSSを書いてるので、(二次創作)
良かったら来てくれ。
でも、向こうも静かな罠
453 :
名無しさん@ピンキー:02/07/28 04:38
レズ漫画を探索する時間がホスィ
454 :
名無しさん@ピンキー:02/07/29 01:33
道具無しレズは、いつか描いてみたい・・・
だけど僕には画力が無い
君に読ませる話も無い
心はいつも半開き
伝える〜言葉が〜残〜さ〜れる〜♪
457 :
名無しさん@ピンキー:02/07/30 01:54
夏コミ新刊(つーか、CD-ROMだが)は、レズ小説入り〜。
すみません。ニガウリ使ってしまいました!(挿れたワケではないが) スーパーで
見て、エロの小道具に使えるなぁと思ったもので……。
挿れてるのは、指だけです。あとは、吸ったり舐めたり、噛んだり。あと、縛りも
あります。
……不可、ですか?
458 :
名無しさん@ピンキー:02/07/31 07:34
読んでみない事には感想も出ないのさ。
460 :
名無しさん@ピンキー:02/08/01 01:40
8月挿入揚げ
461 :
名無しさん@ピンキー:02/08/01 03:00
ローターや電動按摩器具とかは可(当てるだけ、挿入禁止!)バイブ,ペニバンはカス!!!
あからさまな男性器の形をした【男の代用】でない、あくまで【性感マッサージ器具】なら有りかと思います。
でもやっぱ舌と指がイイ♪
あと具合わせw食品もいいかな…♪(例:アイスバー)
462 :
名無しさん@ピンキー:02/08/01 05:52
先生っっ!
バナナ・・・バナナは入りますか!
463 :
名無しさん@ピンキー:02/08/01 09:13
バナナン バナナン バナナ♪
>>462 (´-`).oO(皮のままなのか中身だけなのか…)
466 :
名無しさん@ピンキー:02/08/02 00:27
一房まるごととか(w
467 :
名無しさん@ピンキー:02/08/02 00:29
キュウリ
( ´Д`) / 先生! アソコにニガウリは入りますか?(;´Д`)ハァハァ
469 :
名無しさん@ピンキー:02/08/02 18:56
ニガウリって、、、強烈だよな。
470 :
名無しさん@ピンキー:02/08/02 20:13
何だかバナナ喰いたくなった・・・。
471 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 06:06
野菜と果物は結構道具に・・・なるんだよなぁ。
「ペニスの代用品」としての道具以外なら、ギリギリこのスレの趣旨に合致すると
思うのだが。
挿入するのって、やっぱり代用品なのかな?
473 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 15:53
474 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 16:50
. ,へ、 /^i
| \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
7 , -- 、, --- 、 ヽ
/ / i ヽ ヽ おまえら全員変態!
| ( ● ● ) | 市ね!
/ 彡 ▼ ミミ 、
く彡彡 _/\_ ミミミ ヽ
`< \/ ミミ彳ヘ
> ___/ \
475 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 18:36
>>473 否!!!(一部)
挿入しても代用品にはならない、むしろ挿入してナンボの品があるではないか!!
クスコ――!!!
看護婦が女性患者(中高生希望)に挿入しようとするやつね。
挿入前に看護婦がクスコを舌で濡らすカンジのがイイ…♪(患者が少々怯え気味で…)
※【妊娠検査】とかではなく、あくまで【プレイ】で。
476 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 18:42
>>475 いいなぁ。無理やり広げて、奥の奥まで観察して、羞恥責めだな。さらに
綿棒か何かで、ツンツン突ついたりして……。
さらに、奥に何か仕掛けておいて、それが後で効いてくるというのも燃え
る。そーいや、子宮に大豆入れるというのがあったなぁ。
477 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 18:43
478 :
名無しさん@ピンキー:02/08/03 18:50
>>476 おぉw大豆♪いいね!!!
昔なんかで生卵挿入してるの見た事あるけど、レズだったかは覚えてないや…
「力むと中で割れちゃうよ…」
みたいなやつ。…ちがったかなぁ
このスレなんかKOEEEEEE!!!!
480 :
名無しさん@ピンキー:02/08/04 06:03
クスコ…(萌)
レズの医療プレイですな?
481 :
名無しさん@ピンキー:02/08/04 06:04
小児科女医と六年生くらいの医療レズ。
・・・薬剤は道具に入りますか?
483 :
名無しさん@ピンキー:02/08/04 23:12
薬剤は軟膏とか液体ならば、許せるような許せないような・・・。
錠剤はNGでしょう。
484 :
名無しさん@ピンキー:02/08/05 01:00
>>478 >「力むと中で割れちゃうよ…」
うんうん、あったねぇ、そんなの。
>>482 いいんじゃない。媚薬で……なんてのは安易にやりすぎると萎えるが。
>>483 可だと思うな。錠剤かカプセルをいくつかマ○コに入れて、ひとつずつ出させると
いうのは、どうかな?あんまり時間がかかると、薬の成分で痒くなるとか。それを、
また指や舌で嬲る……てのもたまらんなぁ。
ところで、女医攻め(タチ)だよな?(いや、別に逆でも個人的にはノープロブレム)
ネコの反撃で女医さん悶絶もまたよしかと(w。
486 :
名無しさん@ピンキー:02/08/05 21:47
何故にココって活気がない??
レズ最高!!!
女子校の文化祭に誘われた時に見たマジレズはかなり良かったけどなぁ…良すぎて萌え過ぎて鬱みたいになって食欲不振に陥って半日寝込んじゃったヨ!
487 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 00:01
488 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 03:42
萌え過ぎ注意。
489 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 06:14
厨が臭ェくらいの娘っ子同士の自然な戯れ合いは
見ていて心が洗われるようだわ。
490 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 06:33
忠が区政かぁ…居たなぁ、家が近所同士(20mも無いくらい)で仲が良くていつも一緒に行動してる女子2人が…
2人とも結構美人(少なくとも俺なら両天秤に掛けられるくらい)で、実際にその片方のコが好きでした。今考えるとアレが目覚めだったのかも…。
KさんとHさん、元気かなぁ…
491 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 06:34
492 :
名無しさん@ピンキー:02/08/06 15:25
戯れ合いならプールとか行くと結構、見られるのでは?
水着でタワムレ。
493 :
名無しさん@ピンキー:02/08/07 00:10
494 :
名無しさん@ピンキー:02/08/07 21:51
本格的な絡みがなくてもイイって訳では無いけれど
女の子同士で手を繋いで楽しそうな笑みをうかべて
健康に焼けた肌を露にしながら足早に歩いている所を
町で目撃出来たなら、3日は幸せです。
495 :
名無しさん@ピンキー:02/08/08 03:08
若さ若さって何だ
振り向かない事さ
愛って何だ
ためらわない事さ
>>495 男なんだろ? ムラムラするだろ?
股の肉棒に 火をつけろ
おれはここだぜ ひと足お先
光の速さで あしたへ発射さ
497 :
名無しさん@ピンキー:02/08/08 14:12
商6から宙1くらいが無邪気レズの限界線だろうか・・・。
499 :
名無しさん@ピンキー:02/08/08 21:46
>495-496
激しくワラタ
500 :
名無しさん@ピンキー:02/08/08 21:55
500
501 :
名無しさん@ピンキー:02/08/08 22:12
順番が逆だけど正解。
503 :
名無しさん@ピンキー:02/08/09 09:25
イイじゃないか
イイじゃないか
夢があれば
イイじゃないか
イイじゃないか
明日があれば
おまいら!同志!
505 :
名無しさん@ピンキー:02/08/10 05:35
変な盛り上がりだ(w
強さは愛だ!
俺が正義だ〜♪
‥てのもあったなぅ‥
いい時代だったなあ(謎
508 :
名無しさん@ピンキー:02/08/10 12:13
509 :
名無しさん@ピンキー:02/08/11 09:13
思い切り!
明るく!
叫べ!笑え!
(ブルーフラッシュ!)
510 :
名無しさん@ピンキー:02/08/11 09:39
>>509 当時は
思い切り!
明るく!
陰で笑えー!
だと思っていた・・・なんか陰険だなーと・・・
512 :
名無しさん@ピンキー:02/08/11 15:11
ここはレズスレ?
それとも宇宙刑事スレ?
宇宙刑事レーズンなんてのを妄想してみる・・・。
514 :
名無しさん@ピンキー:02/08/11 17:30
アニーにおまかせ!
515 :
名無しさん@ピンキー:02/08/12 08:31
単純揚げ(味噌味
銃を持ったら♪アニーにおまかせ
銃を持ったら♪アニーにおまかせ
おリボン結って オシャレして
ルージュの色はピンク色
女らしさは明日にしよう
今日は宇宙の〜 女慶次
517 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 08:32
本題に戻りますか?
Yes
No
Yeah
518 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 10:57
宇宙刑事中断。
ちょっと大きめの銭湯に行ったら
小さな娘さんが2人、水風呂の所で戯れ合ってて
何か、必要以上に見入ってしまいましたッス。
湯や水で濡れ、照明でぬらりと光る少女達が
肩組んだり後から抱きついたり触ってたりと天然行動満載で、かなり素敵だったッス。
いや〜。
一週間は幸せッス。
宇宙刑事再開。
519 :
コギャルとHな出会い:02/08/13 11:07
http://kado7.ug.to/net/ 朝までから騒ぎ!!
小中高生
コギャル〜熟女まで
メル友
i/j/PC/対応
女性の子もたくさん来てね
小中高生大歓迎です
全国デ−トスポット情報も有ります。
全国エステ&ネイル情報あります。
激安携帯情報あります。
520 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 17:03
別に宇宙刑事は再開しなくてもよかろう?
521 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 22:22
ぐわしっ!
522 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 22:27
レズシーンでタチとネコが途中で逆転するとブチキレるのは洩れだけですか?
あからさまな逆転は好きではないけど、
逝く・逝かせるを契機に、責めと受けを交替して、
延々とハァハァしていくのは大好きだったりする。
キャラが確立してしまっているタチとネコが逆転すると違和感があるけど、
(逆にその違和感が「子猫ちゃんの逆襲」的面白さに繋がる?)
対等な立場での攻守交代には、レズらしいエンドレス性があると思うので。
525 :
名無しさん@ピンキー:02/08/14 10:24
ネコキャラの「ご奉仕」が段々激しくなって、タチキャラの方も「たまにはこう
いうのもいいかな?」と思っているうちに、乱れさせられってしまって……という
展開もいいと思うが。
ちょっと反則だが、タチキャラが記憶喪失にでもなってしまって、ふたりの関係
を思い出せさせるためにネコキャラがというのも、話をうまくもっていけば、なか
なかいい(連載モノのクライマックスとかで使えそう)。
527 :
名無しさん@ピンキー:02/08/15 22:33
天然レズ行動がイイ。
都会より郊外に出た方が目撃率高いよ。
薄着の今が身頃。
見逃すな。
529 :
名無しさん@ピンキー:02/08/15 22:46
530 :
名無しさん@ピンキー:02/08/16 14:44
さり気なく揚げ
そうか…俺はダメだな。
レズは好きなんだがタチキャラが喘いだり
イッたりしようもんなら即行で萎えるんだわ
スレ違いすまそ
532 :
名無しさん@ピンキー:02/08/17 17:14
ネコキャラの顔が快楽でとろけきっているのを舐めるように眺め
自らに押し寄せる快楽にゾクゾクと身震いし
真っ赤に紅潮しながら満足気に笑みを浮かべて
「可愛い声・・・もっと・・・聞かせて」
なんて耳元で囁きかけるタチキャラが好きです。
わかりにくいか・・・。
533 :
名無しさん@ピンキー:02/08/17 18:30
ぅ俺が昔〜レズ好きだった頃〜
弟はホモ好きだった・・・
兄貴はロリコンで〜
妹はショタコンだった・・・
わっかるかな〜
わっかんねェだろうな〜
わっかるけェど〜
わっかんねェ〜♪
nnnnnnnnnnnn
536 :
名無しさん@ピンキー:02/08/17 21:37
537 :
名無しさん@ピンキー:02/08/17 22:05
538 :
名無しさん@ピンキー:02/08/18 06:04
おはようございます。
レズです
539 :
名無しさん@ピンキー:02/08/18 06:57
540 :
名無しさん@ピンキー:02/08/19 11:39
どういうのが好みなのか!
541 :
名無しさん@ピンキー:02/08/19 17:06
アゲドンヴォ
542 :
名無しさん@ピンキー:02/08/19 19:46
道具無しレズが好きなんですが
道具有りのレズも、言う程嫌いではないので
一つ宜しく。
あ
フタは勘弁して下さい。
543 :
名無しさん@ピンキー:02/08/20 06:34
レズビデオでも借りて見なてなさいよ。
うるさいハゲ!
むさい男さえ出てこなければよいのだ。
546 :
名無しさん@ピンキー:02/08/21 02:03
ムサイ男が意気揚々と参加して来やがるから萎えるんだ。
だったらフタのほうがまだまし!
でもスレ違いショボンsage
548 :
名無しさん@ピンキー:02/08/21 12:24
うるさくないハゲ!
549 :
2チャンねるで超有名サイト:02/08/21 12:32
550 :
名無しさん@ピンキー:02/08/21 12:49
____
/:::::::::::::::::::::\
/::::::: |
/:::::::: / \ |
|::::: - - |
| (6 > |
| ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ┃へ┃| < 正直、G1での俺の扱い何だったんだ・・・
| \ ┃ ┃/ \________
|  ̄  ̄|
551 :
名無しさん@ピンキー:02/08/21 14:03
しずかなハゲ!
552 :
名無しさん@ピンキー:02/08/22 18:25
嗚呼・・・夏が終わる。
女の子同士の肌の触れ合いの目撃率が少なくなる・・・。
淋スィ。
553 :
名無しさん@ピンキー:02/08/22 19:39
∧ ∧
/.::ヽ /.:: ヽ
/.::: ヽ /.:::: ヽ
/.::: ヽ /.:::: ヽ このスレは一体
/.::::::. ヽ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,/.::::::::. ヽ
/.::::::::::: ヽ 何なのですか
/.::::::::: / ヽ ヽ
/.::::::: / ‐・‐ ‐・‐\ ヽ
ヽ.:::::: .:::: /
ヽ.::::: .::::: /
ヽ.:::: \__/ /
ヽ.:::: \/ /
\.::::: /
554 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 01:22
凡そタイトル通りの素敵なスレ。
って訳で何か語ってけぃ。
皆様、レズ乱交って如何お思い?
一対一しか認めないという人も多いと思うけど、
漏れは、三人くらいが交替でハァハァしていくのって好きなのだが。
さっきまで二人から同時に責められていたのが、
今度は一人と組んで、もう一人を責める・・・なんていいと思いません?
556 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 02:55
チェーンプレイというのもあるね。複数でやるやつ(鎖で繋ぐってコトじゃないから
、念のため)。
でも、複数の絡みはいろんな意味で二対一くらいが限界だと思う。ふたりでひとり
を、ひとりでふたりを……どっちでも可。キャラによってはタチ・ネコ関係のない
無邪気な戯れの延長という感じの絡みも悪くない。
四人以上になると単に群れてるだけという感じがしてイヤ。
557 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 14:20
人が増えると意識が散漫ぽく見えて苗。
男要素出現率が比例して上がって行くような気がするし・・・。
やはり
好き合った2人だけの大甘ネチネチでエンドレスなのが萌。
但し
ヌキどころが無くなる危険性アリ。
漏れは・・・
どうしたらいいんだ?
558 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 15:22
>>555 俺的にはそれこそ5対1ぐらいで
一方的にオモチャにされるようなのが好きなのだが、あまりないんだよなぁ
559 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 15:53
それは既にレズというより、別のジャンルという気がしなくもない(SMとかね)。
小説だが、『全寮体験』4巻(青心社)で主人公たちが、秘密のレズサークルのメ
ンバー(主にOB)に嬲られまくるというシーンがあるが、やはり相手が多すぎると
ぼやけてましって「エロチック」なイメージで終わってしまう傾向がある。おそ
らく、それがあまりない原因と思われ(普通の輪姦でも、3〜4人が限界だろう)。
∧ ∧
/.::ヽ /.:: ヽ
/.::: ヽ /.:::: ヽ
/.::: ヽ /.:::: ヽ このスレは一体
/.::::::. ヽ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,/.::::::::. ヽ
/.::::::::::: ヽ 何なのですか
/.::::::::: / ヽ ヽ
/.::::::: / ‐・‐ ‐・‐\ ヽ
ヽ.:::::: .:::: /
ヽ.::::: .::::: /
ヽ.:::: \__/ /
ヽ.:::: \/ /
\.::::: /
責め・受けというファクターが必須と考えると、五人以上は無理っぽいねえ。
「群れているだけになる」というのは確かにそうかも。
責め・受けの固定したカップルが、他のカップルとスワッピングする、
とかならあり得るかもしれないけど、それはまた別の要素が入ってきそうだし。
>558
最近読んだネット小説で、六人くらいが一人の乳首だけを集中して責めるのがあって、
えらいハァハァしますた。
>561
>ネット小説
バ○○○○?
またエロゲやる事があったら
今度は是非レズシーンを入れて( ゚д゚)ホスィ...
(板治外スマソ)
>561
詳細キボンヌ
565 :
名無しさん@ピンキー:02/08/24 23:22
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
566 :
名無しさん@ピンキー:02/08/25 13:06
探索揚げ
567 :
名無しさん@ピンキー:02/08/25 17:56
ageるのは勝手だが、少しは語りなってなもんや。
568 :
名無しさん@ピンキー:02/08/26 14:06
チャージタイムは1ミリ秒である!
569 :
名無しさん@ピンキー:02/08/27 19:42
小児科医になりてぇ・・・
570 :
名無しさん@ピンキー:02/08/28 03:24
この犯罪者め!
禿同だ
571 :
名無しさん@ピンキー:02/08/28 14:52
真空も震える
宇宙意志もひれ伏す
究極のレベルへ流星合体!
572 :
名無しさん@ピンキー:02/08/28 15:44
特撮オタが紛れ込んでいるんだよ。
573 :
名無しさん@ピンキー:02/08/28 17:29
酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
1月は正月で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
2月は豆まきで酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
3月は雛祭で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
4月は花見で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
5月は子供の日で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
6月は田植えで酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
7月七夕で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
8月は暑いから酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
9月は台風で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
10月は運動会で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
11月何にもないけど酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
12月はクリスマスで酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
574 :
名無しさん@ピンキー:02/08/29 11:41
飲みすぎて倒れるなよ?
575 :
名無しさん@ピンキー:02/08/29 15:49
576 :
名無しさん@ピンキー:02/08/29 23:49
夏休み終了まであと2日ですが
子供キャミソールは反則であると断言したい。
577 :
名無しさん@ピンキー:02/08/31 01:27
己の道の為・・・
己が生きる為・・・
約束の地へレズ漫画を探しに逝く・・・
性かな。
約束の地とはいずこ?
それはそうと、今月号のドルフィンで赤城俊一がレズエロ描いてたね・・・って、
フタナリじゃねーか! まぁ萌えてしまったんだが^^;
赤城君は道具ナシレズエロは描けないのかな・・・
579 :
名無しさん@ピンキー:02/08/31 05:28
秋葉原辺りだと・・・お約束の地?
580 :
名無しさん@ピンキー:02/08/31 15:22
今週のファミ通222ページを開いてください。
581 :
名無しさん@ピンキー:02/08/31 15:41
582 :
名無しさん@ピンキー:02/09/01 00:26
赤城さんは、へんしゅーから「レズ厳禁、ふたなりなら可」と
言われているのでかきたくても書けないそうですが・・・
583 :
名無しさん@ピンキー:02/09/02 02:28
漏れは奏亜希子にレズ漫画描いてほスィ。
イメージ違う?
584 :
名無しさん@ピンキー:02/09/02 22:51
鋼鉄ジーグ
複数プレイ必ずしもSMプレイならず 以下コピペするものなり
ええとですね。私が高校生の頃、お友達の家でお泊り会があったんですよ。女の子だけだから当然
お話はそっちの方(笑)にいくわけじゃないですか。で、いつも一人でどのようにしてアレをしているか実
演してみなさい、という話しになっちゃったわけですね。みんなお酒が入っていたからナンか私を見る目
がヘンで(笑)。結局、UNOで最下位になった人が実演してみせるということになったんですよ。…この
時点で気付くべきだったのですけどね。私も負けたら悲惨な目に会うことは分かっていたので「ううっ、
これは負けられないって」…頑張ったのですけどね、負けちゃった。ズルイ、みんなして共闘してるんだ
もん(笑)。
結局、さらし者にされてそれに飽き足らず手伝われてしまいました(恥)。確かに皆、巧いし、優しい
し、愛されちゃうのは気分イイけれど。…終わらない夜ってあんなのかしらね? 女の子には終わりが
無いから(笑)。思い出しただけで鬱になるのですがカキコしたらもっと鬱になるかも。匿名掲示板だと
いうことだけが救いだわ。…それに男の人の経験より女の子の経験が多い、というのも考えものね。
私、そういうのじゃないのに(←今更、ナニを(笑))。今だったらどんな小さなデジカメでも動画が撮れる
から一生、つけ込まれるカモ(笑)
以前SS書いた者ですが、あの時の話(413-434)の続編を考えております。
・・・あんまりエロくならなさそうなんでアレなんすが
よろしければ発表させていただきたいと思うのですが、どうでしょうか?
>586
ぜひ読みたい。あの話良かったし。
ご要望ありがとうございます。ということで投下させていただきます。
・・・最初に言い訳しておくと、今回エロくなくて深刻めです。
お好みでない方もいらっしゃると思いますが、どうか目をつぶっていただけますよう。
お付き合いいただける方は、生暖かい目で見守ってくださいますよう。
Her Personal Maid Vol.2
夕食後のお茶の時間、何をするというでもなく、碧は紅茶を啜りながら読書する貴枝の横に控えていた。
食事の片づけを手早く済ませ、居間へやってきて、じっと女主人の挙動を見守っている。
そんなメイドの様子に頓着するでもない貴枝の関心は、本とティーカップにのみ向けられているようだ。
つまりは、普段通りの貴枝だった。
奇妙な緊張を孕んだ空気の中、一切言葉が交わされることもないままに三十分ほどが過ぎ去った頃、碧は立ち上がり、
「・・・失礼させていただいてよろしいでしょうか?」
貴枝は一瞬だけ碧に目をやると、また本に視線を落とし、
「行きなさい」とだけ言った。
「失礼します・・・・」目礼して、碧は居間を出ていった。
自室に引きこもった碧は、眉間に皺を寄せ、ため息をつきながらカチューシャを頭からむしり取ると、ベッドにへたり込んだ。
(今日も愛していただけない・・・・)
「符丁」を見逃すまいと、貴枝にびっしり貼り付いていた碧だったが、夜伽の仕事を知らせる符丁は全く見当たらなかった。
碧は、もう十三日も貴枝に抱かれていない。
今までになかったことである。
例外として、碧が学校の試験期間がある。
碧との間には距離を保っているようで、その実しっかり彼女の生活事情を察している貴枝は、
その時期にはそれを慮ってくれ、二週間に渡って一切夜伽を命じない。
そして試験が終了したその晩には、碧の労をねぎらうべく、レストランや料亭で豪勢な夕食をご馳走してくれ、
ベッドではとびきり濃厚な愛撫を施して二週間に渡る禁欲の渇きを癒したものだった。
だが、少なくとも碧に理解出来る理由もなしに、これほど長期に渡って夜伽のお声がかからないのは、初めてだった。
連夜に渡っての夜伽など珍しくもなく、間が空いてせいぜい3,4日というのが通例なのだから、
これは異常事態と言えた−少なくとも碧にはそのように感じられた。
(私、何か嫌われるようなことしたかなあ・・・・)
考えるだけでも辛い。
碧にとって、貴枝は雇い主、大家、愛人というだけではなく、身体と心を捧げた特別な人であり、
独りで生きてきた寂しさを埋め合わせてくれた心の支えであり、母親とも言える存在だった。
「お母さんと呼んで」という睦言を聞かされた感動は、終生忘れることがないだろう。
だが、素直になれない質の貴枝は、ベッド以外では決して甘い顔をしない。
あくまで女主人とメイドという関係を守ることが要求され、
この「お母さま」に甘えることが出来るのは、ベッドの中だけなのだ。
それなのに、もう何日もベッドに招かれていない。
若い身体の欲求、寂しい心の欲求、両方が満たされない辛さは、いい知れないものがあった。
自分から、抱いてくれ、とも言えない。
それを言ってしまったら、主人とメイドの関係を踏み越えることになる。
(そんなこと言いだしたら・・・・きっとご主人さま、目茶目茶に怒るだろうし・・・)
碧は、思わずメイド服の上から胸をまさぐっていた。
服と下着の上からの愛撫で、伝わる感触はかなり鈍っている筈なのだが、飢えた身体には充分な刺激だった。
胸のボタンを外し、右手を襟から滑り込ませる。自然と掌が乳房をもみ始めた。
左手がスカートの上から膝を割り、股間に埋まる。
(なんてエッチな身体なんだろう・・・・)
貴枝に開発された碧の身体は敏感に成長し、最早無垢だった頃に戻るなど出来ない相談だった。
服の上からの自慰が与える鈍い快感は、却って憂鬱を増幅させた。
愛し愛される喜びを知った碧ではあるが、その一方で不安を拭い去ることも出来ないでいる。
全くの無垢だったところをいきなり貴枝と身体を交わすようになった碧は、未だ男を知らなかった
(加えて貴枝以外の女も知らないのだが)。貴枝との関係は、同性との関係であり、
加えてひとつ屋根の下に住む雇用者との関係であり、十六才も歳の離れた相手との関係でもあり、
と余りにイレギュラーな要素が多すぎた。
人生経験の少ない少女にとって、この関係が終わりを告げたら自分はどうなるのか、
という漠然とした不安は避けて通れないものだった。
貴枝に開発されたこの淫奔な身体、世間から見れば異常な恋愛経験しか持たない自分がどう生きていけばいいのか−
(ご主人さまに捨てられたら・・・・)
いつもなら愛し合う満足感によって気づかないでいる不安が、ずっと夜伽に呼ばれないことで頭から離れなくなっているのだ。
(そんなの嫌ッ!絶対嫌ッ!絶対!)
不安な思いを振り払うように、碧は貴枝に抱かれている時のことを思い浮かべた−
唇に、頬に、耳たぶに感じるキスの感触−
背中に押しつけられる柔らかい乳房−
乳房を、秘所を玩ぶ指の精妙な動き−
昼間は決して見せない優しい笑顔−
大人の女を感じさせる甘い匂い−
「はぁっぁぁぁぁ・・・・」
こらえきれない。胸のボタンを一気に全部外し、メイド服を脱ぎ去り、次いで上下の下着も放り捨てる。
ニーソックスを身に付けただけの格好−貴枝の好みの格好でもある−になった碧は、ベッドに倒れ込むと、
枕に顔を埋め、両手を股間にあてがった。
右手の指で陰核を弄り、左手の指を秘裂に割り入れると、今まで抑えられていた激情が出口を求め、
愛液となってたちまち溢れ出した。たまらず声が漏れてしまう。
「はぁぁぁぁ・・・・ご主人さまぁぁぁ・・・・」
脳裏には貴枝の笑顔しかなかった。指が止まらなくなる。
「好きですッ・・・・ご主人さま・・・・ご主人さまぁ・・・・」
湯船に身を沈め、貴枝は濡れた髪を梳っていた。
最近は株式の売買が面白い境地にさしかかっているし、読書熱も再燃してきているし、
碧も紅茶を淹れるのが上達してきているしで、至極充実した日々だ。
実際、碧には、努めて感情を見せないように接する一方、出来るだけ厳しく当たらないようにしてはいるが、
紅茶の淹れ方だけは口うるさく指導してきた。
その甲斐あって、最近の碧は自分に劣らない味の紅茶を淹れるようになってきた。
夕食後の紅茶は、それを確認させられる嬉しい儀式なのだ。
何であれ、「娘」に何かを指南し、その成長を確認出来るのは、愉しかった。
あの紅茶の−いや、碧本人のお陰で、今の自分がどれだけ救われていることか。
メイド兼の愛人を持つという発想は、家族の死からさして間が空かないうちからあった。
屈折していることでは人後に落ちない自信のある、人間嫌いの貴枝ではあったが、
完全に孤独な生活もまた望むところではなく、身の回りの世話をしてくれ、
性生活の上でもパートナーとなってくれる、気心の知れた
−貴枝の基準での「気心」であるが−女と二人で暮らそうと決めたのだ。
だが、そんな条件に合う女性など、そうはいる筈もない。
雇っては逃げられ、或いは貴枝が気に入らず暇を出し、を繰り返し、ようやく居着いたのが碧だった。
正確には、居着かざるを得ないよう身寄りのない少女をあたった、というのが真相なのだが、
これが結果的には実に上手くいった。
家族を失った者同士として共感を覚える二人が、主人とメイドという関係を越え、
心から愛し合うようになるには、時間がかからなかった
−もっとも、そこは屈折した貴枝なので、碧には、メイドとして最低限の節度を厳守させていたが。
貴枝は、ろくなパートナーに恵まれず過ごした数年間を思い返していた。
自分の気位の高さから生じた齟齬もあった。
パートナーの方が同性の愛人になることを拒んだり、
逆にその気もないのに金だけを目当てにすり寄ってくることもあった。
メイドを雇用する側であるにも関わらず、莫大な資産を抱えているにも関わらず、
話にならないくらい惨めで孤独な思いをした数年間だった。
憂鬱に取り憑かれ、煙草と酒が手放せなかった。
それが未成年である貴枝と暮らすようになって、彼女に気を遣うようになり、
自然と煙草も酒もやらなくなった。
碧とキスする時、口の中がヤニ臭いようではげんなりしてしまうというものだ。
何も無理に禁煙・禁酒しようとして、したのではない。
碧がいるから、と思ったら、自然と断つことが出来たのだ。
代わりに、今の自分には碧の淹れる紅茶が欠かせない。
いや、それ以上に碧の身体と愛がなくては、生きていけないだろう−
風呂からあがりドライヤーをかけながら、貴枝は、夕食後の碧の様子を思い返していた。
明らかに、符丁を待望していた。一切会話さず、ろくに視線も交わさなかったが、
無言で秋波を送っているのが肌で感じられた。
主人の足元に座って、声をかけられるのを待っている犬のようだ。
最近は気持ちが安定しているため、却って碧を抱く気にならなかった。
碧と気持ちが通じ合っているのだと思うと、とても落ち着いた気分で眠りに就くことが出来るのだ。
だが碧はそうではないらしい。それはそうだろう。まだ若いのだから。
碧におあずけを喰わせるのは貴枝の好むところであり、主人という立場を思い切り満喫出来る機会でもあったが、
余りに長い間待たせるのも可哀想だ。
明日の晩には夜伽の仕事を命じることにして、今はルールを変更して優しい言葉のひとつもかけておくとしよう−
ガウンをひっかけた貴枝は、軽い足取りで廊下を歩いていくと、碧の部屋の前まで来た。
ノックなどしない方が、碧も驚くだろう・・・
貴枝はいきなりドアを開けた。
「碧、お風呂空いた・・・・」
そこで貴枝の言葉は−表情は凍り付いた。
ニーソックスを履いただけの碧が、顔を赤らめ息を弾ませ、ベッドに裸体を擦り付けながら、
両手を股間に埋めていたのだ。
一瞬遅れて貴枝に気づいた碧は、顔を上げ、そしてやはり表情を凍り付かせた。
二人は暫く身じろぎも出来ないまま、見つめ合っていた。
異様に早く、大きく響く自分の心音だけが聞こえていた−いや、相手の心音だったかもしれない。
貴枝が、ごくり、と唾を飲み込んだ。握りしめた拳が震えている。
「何を・・・していたの・・・」
碧も息を呑んだ。だが、答えられない。
返事を見つけられず、金魚のように唇をぱくぱくさせるだけだ。
何か、何か言わないと・・・
だが貴枝はそんな余裕を与えなかった。
ずかずかと歩み寄った貴枝は、手を振り上げて碧の頬を叩いた。
非情な音が部屋に響いた。
「不潔よ!」
胸の奥で何かが壊れる音がした。ご主人さまに、ご主人さまに・・・・
叩かれた頬に呆然と手を当て、貴枝に目を転じると、貴枝の目が赤く潤んでいるのが分かった。
初めて見る貴枝の涙だった。
漏れ出そうになった嗚咽をこらえるように、貴枝は踵を返して足早に部屋を出ていった。
「ご主人さま!ご主人さま!」
もう遅かった。
というような具合となっております。
皆様の反応を窺ってから、続きを投降させていただきたいと思います。
あ、タイトルは、Her Personal Maidになりましたので。
どうなるんだろう、わくわく。
16才の女の子とキスするために禁煙する32才の女主人萌え(w
ご主人様……逆ギレでつか(w
しかし、あんまりエロくなくても萌えますなあ。
グー。
この後はご主人様のオシオキですか?(w
女主人とメイドの話というのは色々あると思うけど。
何となくME&MINEの麗香と香織とイメージが被っております。
ともかく(・∀・)イイ!
スバラスィ!良すぎです、萌え。
場繋ぎに書いてみた。
舞台はオフィス、先輩と後輩が残業をしている。(先輩は後輩のミスに付き合わされている。)
初めのうちは他愛の無い雑談を交わしているが、あまりにも多い書類に話のネタも尽きてくる。
そのうち後輩は居眠りしてしまうが先輩は起こすのも可哀想なので後輩の分の仕事も全部やってしまう。
後輩は先輩に起こされて自分が寝てた事に気付き平謝り。
ここで先輩の悪戯心が湧き上がってくる。そこからはリミッター解除。(ご都合主義とも言う)
後輩「あの…すいませんでした。私の分の仕事まで押し付けてしまって…。」
先輩「気にしないで、そんなに多くなかったし。それより良く眠れた?」
後輩「はい。…じゃなくて!私、いつも先輩に迷惑かけてばかりで…もうどうしたら…。」
今も泣き出しそうな顔をして先輩を見つめる。
少し悪戯心が芽生えた先輩が後輩を呼び寄せる。
先輩「んー。じゃ、ちょっとこっち来てくれる?」
後輩「は、はい。」素直に近づく後輩。
後輩「んんっ!?」いきなり唇を奪われて驚く。
先輩「──はい。これでもっと迷惑かけても良いからそんな顔しない。ね?」
後輩「…………。」
後輩は自分の唇を指で押さえたまましばらく押し黙っている。
先輩「あ、ごめんなさい。ちょっと悪ふざけが過ぎ──」
後輩「…ですか?」
先輩「えっ?」
後輩「キスだけで…良いんですか?」
思い付きで書いてしまったけど…正直スマンカッタ。吊ってきます。
なんか予想外に反応があったので驚いているというか、
これからますますエロ薄目&鬱なゾーンに突入していくので申し訳ないというか(汗)
直接的なエロはなくとも心理的な萌えポイントは押さえていければなぁ、と。
では、続きになります。お楽しみいただけたら幸いです。
碧は、ベッドに顔を埋め、無言で泣いていた。
ご主人さまに叩かれた。
不潔って言われた。
(本当に嫌われちゃった・・・・)
間が悪かった、という思いもあった。
だがそんなことを嘆く気持ちは、貴枝に打たれ、怒られ、泣かせてしまった衝撃に比べれば、
物の数ではなかった。
なぜご主人さまは怒ったのか。
なぜご主人さまは叩いたのか。
なぜ・・・ご主人さまは泣きだしてしまったのか。
(こんなはしたないところ見たら・・・怒るに決まってるよね・・・・)
貴枝は常にベッドの上と外での、愛人としてとメイドとしての、態度の区別を求めてきた。
そんな貴枝がメイドが勝手に自分を慰めている姿を見たら、怒るのも無理はない。
メイドといっても自分の私室でのことなのだから、そこでのことにまで貴枝が干渉する謂われもないのだが、
碧はそうは考えなかった。
貴枝に打たれた頬が辛く、貴枝の涙を目にしたことがもっと辛い。
打たれた自分もどうしようもなく辛いが、打った貴枝の方がもっと辛かったのに違いないのだ。
だから自分が悪い。そう考える碧だった。
(ご主人さま・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・碧は駄目な子です・・・)
貴枝が単に自分を怒っただけであれば、碧もそうは思わなかったかもしれない。
だが貴枝が涙したということは、自分によって貴枝が傷ついたということであり、
それは、貴枝が自分に高い次元を期待しており、それを自分が裏切ったということでもあった。
母親を傷つけてしまった娘は、暫しの間、疲れ切って無言でベッドに横たわっていた。
だが、激情の潮が引くと、新たな考えが芽生え始めていた。
この一件がきっかけで、貴枝に見捨てられたらどうしよう。
まさに自慰のきっかけになった憂鬱な考えが、現実の脅威となって近付いてくる気がした。
(謝らないと!)
いや、貴枝に捨てられる云々というのは自分の勝手だ。
貴枝はさぞ自分にがっかりし、傷ついたに違いない。
貴枝の心の痛手を癒すために、まず自分が謝らないと・・・
灯りの消された居間で、貴枝がソファに泣き崩れていた。
サイドテーブルには、ブランデーのグラスが置かれ、
滅多につけないテレビの画面からの光が暗い部屋を照らし出していた。
テレビの画面の中では、長身の白人女性が絡み合い、互いの唇を貪り合っている。
愛人がいない時期、無聊を慰めるのに用いていた舶来のレズものアダルトビデオだった。
ブランデーにしても、ここ何ヶ月も手を着けていなかったもので、今の貴枝は、
一気に碧と出会う前の心境に逆戻りしていた。
ショックを受けた貴枝は、気を紛らわそうと酒を口にし、
それこそ碧と同じ次元でオナニーしてやろうと、ビデオを取りだしてきたりした。
が、酒は二口、三口啜っただけで放り出してしまい、
画面の中で繰り広げられる、情感を欠いた痴態は、却って貴枝の神経を逆撫でした。
貴枝は苛立たしげにリモコンの停止ボタンを押すと、ソファに泣きはらした顔を埋めた。
(碧が・・・碧がオナニーを・・・)
どうしてこんなことになってしまったのだろう。
碧を打ってしまった後悔が拭い難い痛みとなって、胸に突き刺さっている。
いくら主人とはいえ、やり過ぎてしまった。
なぜ自分は碧を打つほど怒ったのか。
碧のはしたない姿にか。それもなくはない。
だがそもそも碧をそのような娘にしたのは、自分なのだ。
そのことで碧が自慰をしたからといってはたく。鬼のような女主人ではないか。
だが碧が自慰する姿に怒りを覚えた理由は、別にある。
ひとつ屋根の下に暮らし、いつも愛を交わす仲である自分がいるというのに、なぜ碧が自慰をしなければならないのか−
それは取りも直さず、碧には自分の他に懸想している相手がいるということなのではないか。
男か、自分と同じく同性かは知らないが、貴枝が碧を打ったのは、
誰とも知れぬ碧の妄想の中でのパートナーへの嫉妬が原因だった。
(碧がオナニーを・・・)
当たり前と言えば、当たり前のことだった。
意地悪で、冷たくて、主人の立場を利して夜伽を強要してきた主人など、愛せなくて当然ではないか。
いや、一時は確かに、碧も本気で自分を愛してくれたかもしれない。
だが、同性との関係であり、ひとつ屋根の下に住む雇用者との関係であり、
十六才も歳の離れた相手との関係でもあり、と自分との関係は余りにイレギュラーな要素が多すぎる。
(こんな偏屈なおばさんよりは、同じ年頃の子と恋愛してみたくなるのが当然よね・・・)
貴枝の胸には、碧の心を奪った相手への嫉妬が、自分を裏切った碧への怒りが沸々と煮えていた。
だが、我が身を顧みるに、この二人に勝てる要素はひとつもなさそうだった・・・セックスのテクニック以外は。
辛いことだが、自分は身を引くしかない。
睦言で、碧に「お母さま」と呼ばせたのは遊びでもあるが、その時まで意識していなかった願望でもあった。
自分は本当に碧の母親になりたかった。
だが結局、自分がしたことと言えば、母親のエゴイズムで碧を縛っただけだった。
淫乱になった碧を見ては怒り、男(女かもしれないが)が出来たといっては怒り。
今の自分に多少なりとも母親として碧にしてやれることがあるとしたら、それは巣立つ碧を送り出してやることだけだ。
子離れしなくては。
母親になろうと誓った端から子離れとは皮肉なものだ、と貴枝は自嘲する。
(水上貴枝・・・全くお前は哀れで傲慢で鈍感で・・
・・・結局、お前のような女には人を愛する資格も愛される資格もないのよ)
くっくっと笑いが漏れてしまった。また涙が湧き上がってきた。
その時−
「失礼致します」
居間に碧が入ってきた。
612 :
名無しさん@ピンキー:02/09/05 08:47
( ´_ゝ`)
613 :
bloom:02/09/05 08:56
小説一区切りするまでsageですか?
各人の自由でいいんじゃない?
俺は広告貼られるのが嫌なのでクッキーでsageになってるだけだけど。
本日の投下です。
なーんか昨日は連続投稿出来なくて、少な目で終わっちまいましたが。
廊下から入ってくる灯りに照らされた碧は、きちんとメイド服を着ていた。
さっきのようなはしたない姿を見せる訳には絶対にいかない。
そうした決意が、彼女に正装をさせた。
「あの・・・ご主人さま・・・」
勇気を出すのよ、と自らを鼓舞しつつ、口を開いた碧だったが、先に貴枝の方が謝ってきた。
「碧・・・・さっきはごめんなさいね」
「・・・・・・いえ・・・・・・わッ私の方こそ・・・その・・・はしたない真似を・・・」
思いだして顔を赤らめた碧は、思わず俯きかけたが、今は毅然としなければならないことを思い出し、堪えた。
だがまたも貴枝が割って入った。
「いいのよ、若いんだから。
おばさんが嫉妬してヒス起こして、我ながらみっともないことしたと思うわ。本当にごめんね」
感情を押し殺し、淡々と言葉を紡ぎ出す。別れが迫っているというこの時でも、貴枝はクールを装い続ける。
だが、そのクールな響きは、いつ関係解消を宣告されるかとびくびくしている碧には、大変なプレッシャーだった。
負けてはいけない、と掌をぎゅっと握りしめる。
「聞いてください、ご主人さま!私・・・私のしてたことでご主人さまがご気分を悪くなされたことは
申し訳ないと思っています・・・・あの・・・反省してます!とっても!
・・・・ご主人さまの期待に・・・・応えられなかったなって・・・・」
「まあ、確かに。そうね」貴枝がため息をつく。
その仕草に碧は胸がつまる思いがした−貴枝の考えているところには気づかず。
(ああ、やっぱりご主人さま、呆れてる!)
「確かに馬鹿な期待をしたものよね、私」
−こんな若くて優しくて純朴な子が自分のところにとどまる筈がないではないか。
だが、碧は全く別の受け取り方をした。今の碧には、貴枝の怒りが目に見えるようだった。
貴枝は悲壮な決意を込めて、言わなければならないことを口にした。
「全部私の勝手な思いこみだったのよ。これからは二人別々の道を歩いた方がいいと思うの」
遂に来た!
予想はしていたが、碧の心に突き刺さった痛みは計り知れなかった。危うく涙が零れ落ちそうになる。
碧の心情などいざ知らず、貴枝は淡々と続ける。
実は裏腹に貴枝の心も自分の言葉に切り裂かれ、悲鳴をあげているのだが、碧もまたそれに気づかない。
こんな時までも貴枝の態度はクールだった。
碧が動揺しているのは、貴枝にも目に見えて分かった。
自分と切れるのは良いが、屋敷を追い出されるのが心配なのだろう。当然の反応である。
「私たちの関係はこれで終わりになるけど、未成年者を雇用している者としては責任を果たさないとね。
高校の学費分に加え、相当の退職金も出します」
やっぱり駄目だ・・・堪えきれず、碧は泣き出してしまった。
もうご主人さまとは・・・
「・・・・いやです、出ていきたくない・・・・」
泣かせてしまった、と慌てて貴枝は、
「良ければ、店子として下宿し続けてもいいのよ。家賃は、退職金から棒引きってことで・・・」
そんな中途半端なことはまずいんだが、と思いながら言い足す。
だが碧は泣きやまなかった。
あれだけ覚悟を決めて、絶対に乱れたところを見せないと誓ってきた筈なのに、
ご主人さまから宣告を受けたらやっぱり耐えられなかった。
「嫌です・・・・そんなの・・・・」
碧の態度は不可解だった。
彼女を泣かせてしまったことは、貴枝に困惑と、それ以上に罪悪感をもたらした。
お互いこれ以上傷つけ合わずに別れることを望んだというのに、傷つけてしまった。
貴枝の中の「母親」の部分が、自然と碧の肩を抱き締めさせていた。
「何が嫌なの?あなたには私なんかより相応しい人がいるわ。
こんなおばさんのことは忘れて、新しい生活を始めるのよ」
碧は首を横に振った。
しゃくりあげる嗚咽によって途切れ途切れになりながら、碧は自分の気持ちを吐露する。
「嫌・・・です・・・・私は・・・・ずっと・・・・
ずっと・・・・ご主人さまのおそばに・・・おそばに・・・・いたい・・・・んです・・・・」
ちょっと待て。それはどういうことだ−貴枝の身体が凍り付いた。
「ちょっと待って。それは・・・・・・・どういう意味?」
貴枝が険しい顔で自分の顔を覗き込んでくる。
(そんなに私のこと怒っているの?)−でもここで気持ちを伝えないと。
「・・・・ご主人さまが私のこと怒っていらっしゃるのは・・・・当然だと思います。
でも・・・・私、ご主人さまなしでは・・・・ご主人さまなしでは生きていけません!
お願いですから、捨てないで!・・・・あの、ご主人さま・・・・・・」
碧の肩に手をかけたまま、貴枝は放心してしまった。暫しの沈黙の後、
「あの・・・・ご主人さま・・・・呆れられる気持ちは良く分かります・・・」
「待って」
真剣な表情になった貴枝が、碧を掴む手に力を入れた。
「あなた、私を嫌いになったんじゃなかったの?」
今度は碧が放心する番だった。力が抜けた碧の身体が、貴枝の両手に揺すぶられる。
「・・・・ご主人さま、私に出て行け、と・・・・」
「碧が出ていきたいと思ったから・・・・」
ほとんど二人同時に弁明し始め、ほとんど同時に途切れた。
再度沈黙を破って、貴枝が慎重に言う。
「・・・・・・碧、いい?あなた、彼氏か彼女が出来たんじゃないの?
もう私とは切れたいんじゃないの?」
「なんでそんなこと言うんですか!」
「違うの?」
「違いますよぅ!どこからそんなことが出て来るんですか!」
碧には珍しくヒス気味に声を張り上げる。
「・・・・じゃあ、オナニーしてたのは何故?
私というものがありながら、オナニーしてたのは何故?」
碧は少し言い淀んだが、小声で、
「・・・・・・だってご主人さま、ここのところずっと愛してくださらないじゃないですか・・・」
またも暫し沈黙が訪れた。それを破ったのは、貴枝が吹き出した笑いだった。
「ぷっ・・・・ふふふふふふ・・・・」
「あの・・・・私、また何か・・・・まずいこと言いました?」不安げに尋ねる碧。
ひとしきり笑い終わると、碧の背中を撫でながら、貴枝は碧の耳元で囁いた。
「えー・・・・そうね。説明する前に、もうひとつ教えてくれる?
何を考えながらオナニーしてたの?」
碧は唐突な質問にも驚いたが、それ以上に、貴枝の態度が豹変したのに驚いた
−表情、甘い囁き声、優しく悩ましげな手つき。ベッドでのそれだ。
「えっ?」
「だから、オナニーのオ・カ・ズ!」
碧の反応は予想通りだった−貴枝が愛してやまないあの反応
−俯き加減に、顔を赤らめながら、
「・・・・・ご主人さまです・・・・・」
また貴枝が吹き出した。
「うふふふふふふ、はっははははは・・・ふふふふ・・・ふっふっふっふ・・・・」
いつの間にか笑いが泣き笑いに変わっていた。怪訝な顔で見つめる碧を、
「で碧、さっきなんて言った?」
「はい?」
「<ご主人さまなしでは>なんて?」
「・・・・ご主人さまなしでは生きていけません・・・・」
貴枝の顔は喜びに輝かんばかりだ。
「もう一度言って!」
「ご主人さまなしには生きていけません。」
「あぁん、もう一度!」
「ご主人さまなしには生きていけません!」
貴枝は抱き締めた碧をソファに押し倒した。
「ああ、碧!私も碧なしでは生きていけないの!」
取りあえず、今回はここまで。
早ければ今夜遅く、少なくとも明日にはラストを投下する予定です。
鬱→ボケときて、ラストこそエロエロにするつもりでおります。
最後まで読んでいただければ大変幸いです。
がんがれ〜^^
ひっそりと期待してまつ^^
絶望の空虚が巣くっていた碧の胸の中を、貴枝の言葉が照らし出した。
希望のかけらが見えた、と思った瞬間、隙をつくように、碧の唇を貴枝のそれが塞いだ。
碧の内部を全部吸い尽くそうとするかのような、激しいキス。
すかさず碧も貴枝のうなじに両手を回し、情熱的に応えた。
自分の口に入ってきた貴枝の舌を自分の舌で熱烈に歓待する。
思い切って音を立てて貴枝の口を吸い、貴枝の唾液を啜りあげる。唇と唇が立てる響きが、耳に心地よい。
早々と貴枝の手がボタンを外しはじめている。
ボタンを外した終えたところで碧の予想を裏切り、貴枝の手が服の上から碧の乳房を包み、軽く持ち上げる。
「んッ・・・・」碧がかすかに喘いだ。
貴枝は身体を離し、ガウンを脱ぎ捨てた。そしてソファに座り直すと、
「ねえ・・・今日は碧が抱いて」
碧は耳を疑った。
「えッ?な・・・・なにを・・・・って私が・・・・ご主人さまを、ですか?」
貴枝は優しく碧の手を取ると、自分の膝の上に座らせ、碧の顔を乳房に押しつけた。
(あ・・・いい匂い・・・・)
碧が愛してやまない貴枝の香りだった。それに先ほどまでの涙の匂いがわずかに混じっている。
香りに包まれ欲情を煽られた碧は、そのまま貴枝の乳房に頬ずりし、乳房の狭間に舌を差し入れた。
両手で乳房をこねまわしながら両側から圧迫し、狭まった胸の谷間に舌を這わせていく。
ふとこれが貴枝自身から自分によく施す技だと気づき、自然と自分が貴枝の愛し方を学習していたことに驚きと
−そして喜びを覚えた。
「んんんん・・・・いいわ、碧」
碧が低い声で呻くのを聞き、碧の喜びは倍加した。
ご主人さまに誉められた−いや、感じさせた!
自分の舌や指の動きにあわせ、貴枝の肌が細かく震えているのが分かる。
貴枝が感じている姿に、碧も興奮を抑えられなくなった。
もっと感じさせてあげたい−それも一方的に。
ご主人さまがイく顔を見たい−一方的に。
貴枝がいつも味わっている気持ちを身を以て体験していることに気づき、碧は興奮した。
(私・・・・私・・・・ご主人さまになってる!)
碧は貴枝の股間へと顔を近づけた。既に秘裂から泉が湧き出はじめている。
まず内股に両手を置き、陰核にたっぷりと吐息を吹きかける。
感じやすい箇所だけに、息ひとつで貴枝の身体がのけぞる。
碧は思わず囁いた。
「たったこれだけでこんなに感じて、『みどり』はいやらしい子ね」
貴枝は、一瞬怪訝な顔をしたが、それを禁じるかのように、陰核を碧の指が爪を立ててつついた。
全身に電流が走る。
「たったこれだけで私の思い通りになっちゃうんだから、ふふふ。
『みどり』みたいないやらしい子は大好き。どう、もっと触って欲しいんでしょ?どう?」
碧の表情が優越感に歪んでいる。
それを見た貴枝は、碧が自分になりきって、碧自身をいたぶっているつもりであることに気付いた。
(・・・・んもう、碧ったら)
だがこれでいい。碧に自分の立場を体験させようという意図なのだから、悪くない芝居だ。
碧は、『たかえ』になりきって、股の付け根や下腹部を舌や指でなぞり、性器を避けて愛撫し続けていた。
貴枝一流の焦らしのテクニックだ。
禁欲することで却って欲情を内燃させるのを好む貴枝には、なかなかオツな趣向だったが、
ここは「振り」でもおねだりしないとまずかろう。
「ん・・・ご主人さま・・・・は・・・あ・・・・・・を触って・・・触ってください」
「あら、どこを触ってですって?」
「あ・・・あそこを・・・・・です」
「あそこって、どこのあそこ?」
『たかえ』となった碧は、歓喜の極みといった様子だ。
「く・・・クリトリスを・・・・おまんこを・・・・触ってください!」
半ば演技以上の切実さを込め、貴枝は叫んだ−早く碧を身体の真芯で感じたい!
「よく言えました。ご褒美よ」
碧の唇が股間に近付いてきて−股の付け根にキスした。
そして、性器すれすれに太股へと這っていく。ゆっくりと碧の口と手が貴枝の滑らかな右足を下っていった。
貴枝は苦笑しかけた。
「おねだり」に「お預け」で返すとは。
それに太股や足首、足の指で感じさせるのも貴枝自身の得意技だ。良く研究している。
碧の口が貴枝の足の指を含み、ねぶりまわす。感じやすい指の股を丁寧に舐めあげる。
その一方で、空いた片手をボタンの外された襟から差し入れ、自分の乳房を弄ってもいるようだ。
「あ・・・は・・・『みど・・・り』・・・・」
「ん・・・・みど・・・・『ごしゅじんさ・・・ま』・・・・気持ちいい・・・」
堪えきれない態で、碧は貴枝の足を開かせると、再びその付け根へと戻った。
今度こそ碧の指が貴枝の秘裂に挿入される。
「あはッん!あッ・・・・みどり・・・・みどり・・・・もっと」
思った以上に大胆な動きで自分の中を掻き乱す碧の指に、貴枝は演技を忘れて声をあげた。
碧も夢中で貴枝の股間にむしゃぶりつき、精一杯の激しさで性器を舐めまわす。
「はあッ・・・・うッくッ・・・・んんんん・・・・」
貴枝が絶頂に達した。
碧がイかせてくれた−いつもメイドを玩んでいる女主人であるが、今は素直にそれを嬉しく思った。
汗を額から拭いつつ、碧に目を転じると、碧はぺたりとへたりこみ脱力している。
「碧・・・・どうしたの?まさか・・・・」
碧自身、軽く達したらしい。
自分の手で貴枝を歓喜に導いた興奮と感動は、彼女自身をもイかせてしまったのだ。
目を伏せ顔を赤らめ、碧は、
「・・・・やっぱり駄目です、私に攻め役は無理みたい・・・・
ご主人さまがイくところが・・・・・良すぎて、我慢出来ませんでした。」
照れ笑いを浮かべている。
貴枝は碧の顎に手をかけると軽くキスした。
「ご褒美よ」
そう言って、メイドの服を脱がせにかかる。期待と興奮で汗ばんだ肌が露わになった。
ニーソックスだけの格好になった碧をソファに押し倒すと、貴枝は敏感になっている碧の陰核を人差し指と中指で挟んで玩んだ。
今度は碧が身体をのけぞらす番である。休む間もなく、秘裂に舌を差し入れる。
「は・・・・あッ!ご・・・しゅじんさまぁぁぁぁ・・・・」
碧は二の腕と肘で乳房を押さえ付け、両手の指を口につっこんで吸いながら、切ない心地よさに陶酔する。
貴枝はさして焦らさず、容赦なく碧の性器を攻め立てた。
一度は達したものの肉体的な要因によるものではなかった碧の身体は、貪欲に貴枝の愛撫に応え、瞬く間に登りつめた。
「ッ!ご主人さまぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
碧の身体が大きく張りつめ、次の瞬間、脱力した。身体の隅々までをも貴枝の愛が満たしていくのが感じられる。
「ご主人さま・・・・・」
愛おしく股間に跪いた貴枝を見下ろすが、悪戯っぽく微笑む貴枝は碧と一瞬だけ目線を交わすと、
そのまま碧の性器に関心を戻した−貴枝の唇が碧の秘裂にまたキスする。
「えッ、ご主人さま、また・・・ぁぁぁぁぁぁぁッ!」
無情にも貴枝は達したばかりで疲弊している碧の性器を攻め続けた。
すぐに新たな快楽の波動が碧を呑み込んでいく。
(だめぇ、おかしくなっちゃう!良すぎておかしくなっちゃう!
でもいい!ご主人さまがこんなにしてくれてる!もっともっと!)
碧が達しかけているのを感じた貴枝は、股間から顔を上げた。
すぐに女主人の意図を察した碧は、大きく足を広げた。その中に貴枝の腰が収まる。
どこまでも感じやすくなった性器と性器が絡まり合った。
「・・・ッ!来てッ!来て下さ・・・いッ!ご主人さま!・・・・ぁぁぁぁぁぁ・・・・」
「はあッ!みどッ!みどりッ!・・・・いッ、いっしょに・・・・・・」
既にどちらがどちらの身体かも分からなくなっていた。
完全に感覚がシンクロし、夢中になって腰を突き出し、膝を絡め合う。
そして、二人同時に達した。
目の前が真っ白になり、碧は失神した。
どれくらい気を失っていたかは分からないが、肩を揺り動かされ、碧は目を覚ました。
部屋の電灯がつけられ、ガウン姿の貴枝が優しく微笑んでいる。
ふと見ると、愛液と汗にまみれた顔や股間はきれいになっており、貴枝が始末をしてくれたことに気が付いた。
慌てて跳ね起き、
「ご主人さま、すいませんでした!すぐに・・・」
貴枝は、碧の唇に指を当て、制した。
「気にしないの。さ、これを着て」
もう一着のガウンが差し出される。
貴枝のサイズのガウンは碧には少し大きかったが、
いつもご主人さまが袖を通している服を裸体に重ねるのかと思うと、また胸が高鳴る。
「さあ、話し合うことはいっぱいあるわ。取りあえず・・・・お茶を淹れてくれない?」
碧は破顔して頷いた。
「はい!」
紅茶を愉しみながら、二人はお互いの胸のうちを明かし合い、誤解を解いた。
滑稽な誤解だったが、同時にとても嬉しく、また辛い誤解でもあった。
互いが互いを心から愛しているが故の誤解であると同時に、互いが互いを失うことを極端に恐れ、
今の幸せがいつまでも続かないのではないかと考えているが故の誤解だった。
同じ不安を共有していたということは、自分たちが如何に相手のことを思っていたかを二人に確認させ、
より絆を強めたが、不安そのものも二倍になってのしかかってきた。
相手を傷つけても自分を傷つけても、結局それはもう片方にも帰ってくるのだから。
だからこそますます、自分たちはお互いが必要なのだ−支え合うことが必要なのだ。
そう気付いた二人は、互いの気持ちを確かめ合うべく、二人の関係のルールに変更を加えることにした。
ひとつは、互いに自慰を認可すること。
もうひとつは、夜伽のない晩と明けた朝には、おやすみとおはようのキスをすること
−この時だけは、貴枝も武装解除して碧を受け容れるということだ。
翌日−碧は学校から帰宅してきた。居間の前を通ったところを、貴枝が手招きしている。
「みどりぃ、ちょっといらっしゃい」
ベッドの中と同じ猫撫で声だ。
(え、ちょっと・・・・また・・・・)
ベッドの外では貴枝が厳格であるように、学校の制服を着ている時は碧もあくまで清純な女子高生である。
不意打ちであった。
「え・・・何のご用でしょうか・・・」
碧がおずおずと部屋に入ってくると、貴枝は、
抑えた表情ながらいたずら心の隠しきれない手つきでビデオのリモコンを手にした。
「いいものよ」
テレビの画面に映し出されたのは、長身の白人女性同士が喘ぎながら抱き合い、互いの唇や乳房や股間を貪り合っている様子だった。
「・・・・・・」
口を手で押さえ、目を丸くする碧に、
「座りなさい」
と自分の隣に座らせ、貴枝はその肩を抱いた。
「あなたが来る前はね、オナニー用にこういう物を使っていたのよね。
碧がいるなら私には用のないものだけど、碧がオナニーするっていうなら使うかと思って。ね、こういうの見るの初めて?」
お定まりの意地悪な質問。頭がこんがらがって、何も答えられない。
「あら、もうこんなに夢中になっちゃって。ほんとに碧はいやらしいんだから」
「え・・・ち・・・違います!ご主人さまが・・・」
そう言いつつも、目は画面に釘付けになっている。
画面の中の女の片割れは、白人ではあるが黒髪ということもあって、貴枝に似ていなくもない。素直に、綺麗、と思ってしまう。
そんなことを思っていると、耳元で貴枝が囁く。
「碧のオナニー見たいな」
「・・・・・ええッ・・・・・・・・・」
「学校の制服姿の碧ちゃんがいやらしいビデオ見ながら、息荒くしてる姿って可愛いだろうなって・・・・
・・・思ったの。どう?」
嗚呼・・・もう断りきれない。
ルールを変えたらすぐに次の手を考え出してくる、いやらしいご主人さまには、やっぱり敵わない−
貴枝が身体を擦り寄せてくるのを脇に、碧は心の中で苦笑しつつ、指を胸と股間に這わせ始めるのだった。
{完}
これでおしまい、つーかやっと安心して寝られる(w
最初は、碧タンのオナーニを目撃した貴枝タンがはしたない碧タンをSMでおしおき、
くらいのライトなものを想定していたのに、異様に回りくどい出来に。
取りあえず作者だけは満足しておりますが、皆様は如何でしょうか。
ともあれ、こんな作品でも楽しんでいただければ大変幸いです。
>410
乙カレ〜。
たっぷり堪能させて頂きます。
>>410 ありがとう
あ な た は 神 で す 。
>>605 悪戯心でキスしたら、相手が本気になっちゃってってパターンか。
お約束だろうけど、俺もそーいうネタ好きだ。
>630
乙彼。
お互いを想う気持ちのすれ違いが、
ちょっと間抜けな修羅場になるってのが面白かったよ。
>410
さんくす。
やはり、エロの前後をしっかり描くとエロの効果も上がるね。
イク━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
636 :
名無しさん@ピンキー:02/09/08 22:50
あれ? 復活したのかな?
>636
ちょっと挑戦してみようかと思うんで、先輩と後輩の名前決めてくれ。
636じゃないけど、クロノクルとピピニーデンとかかな。
どうやら復活出来たらしい。
>>637 先輩→早瀬、佳奈
後輩→友香里、小百合
てのはどうだろうか。
640 :
名無しさん@ピンキー:02/09/09 20:50
上総(かずさ)
綾音(あやね)
とか・・・つか名前のセンスで年代がおおよそ推定できそうですな。
641 :
bloom:02/09/09 20:55
>638
Vガン?
>639-640
ども。じゃあ、先輩:早瀬佳奈、後輩:上総友香里
にします(w
…まあ、期待せずにお持ちください。
643 :
名無しさん@ピンキー:02/09/10 06:20
何か楽しみだ。
644 :
名無しさん@ピンキー:02/09/10 14:46
探しに行かないか〜
探しに行かないか〜
憧れのレズ漫〜画〜
地の底の大魔力〜
Σ(゚д゚lll)吊ってる間に何だか大変な事に!
>>633 お願いします。私はもうダメだめぽ。
Σ(゚д゚lll)吊ってる間に何だか大変な事に!
>>633 お願いします。私はもうだめぽ。
…二重カキコスマソ。また吊ってきます。Λ‖Λ
651 :
名無しさん@ピンキー:02/09/12 14:55
ダイダガダイダガ
ダイダガダイダガ
ギャーバン!
ダイダガダイダガ
ダイダガダイダガ
ギャーバン!
ダガディッダッディ
ダガディッダッディ
ダーダッダーヤッダッダ
ギャーバン!
「蒸着!」
「リョウカイ・コンバットスーツ・デンソウ・シマス」
「スペクトルマンニヘンシンセヨ」
「了解!」
655 :
名無しさん@ピンキー:02/09/13 20:05
レズ漫画探しに行くどころかエロ漫画買いに行く暇も無い。
656 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 00:04
エロ漫画買いに行く暇があってもレズ漫画が無え!!
657 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 00:08
レズ漫画あっても買い漁る金が無ェ・・・
658 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 00:29
いや、買い漁るほどレズ漫画は無え……
659 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 00:41
>>658 いや、3段オチになるかと思って・・・ダメ?
6〜7年前銭湯で幼稚園ぐらいの女の子に「パパー この人のちんちん大きー」
と指をさされて大声で言われた。
確かに俺の息子は大きい方だったが、指をさされたのは初めてだった。
俺は特にタオルで隠すことはしなかったので特に目立ったのだろう。
その子のお父さんは「すみません」と恥ずかしそうに謝っていた。
しかし、それだけでは終わらなかった。
俺が体を洗っているとその女の子が友達の女の子2人を連れてきて
「ほら、この人のちんちんとっても大きいんだよ」とわざわざ見に来た。
お父さんが「やめなさい」と言ったのと同じくらいに女湯の方から
「○○ちゃ〜ん、なにお話してるの?」と同じくらいの女の子の声が 聞こえてきた。
すると「この人、とってもチンチンが大きいの。ゾウさんみたいなの」とありったけの大声で叫んでいた。
すると男湯、女湯の両方からくすくすと笑い声が聞こえた。
俺はとんでもなく恥ずかしくなって石鹸を流して早く上がろうと思い立ち上がったとき、
不覚にも勃起してしまった。 その場にいた女の子3人から「わっ!」と声が上がり
「○○ちゃ〜ん、大変〜、この人のちんちん上にいっちゃったの〜、パオーンして るの〜」
と女湯に向かって叫んだ。 男湯・女湯同時に大爆笑がおこった。
その女の子達は「すごーい! すごーい!」と俺の息子に 向かって拍手をしていた。
それを見た男湯の人たちがさらに爆笑し、その爆笑につられて女湯でもいっそう大きな爆笑になった。
俺は逃げ出すようにして銭湯から出て行った。 それ以来kには行ってません。
662 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 10:14
>>661 コピペかも知れんし、激しくスレ違いなのだが、大いにワラテシマタヨ。
663 :
名無しさん@ピンキー:02/09/15 14:08
たまにageると健やかに育ちますか。
て言うか
明日こそレズ漫画を探しに行きたひ…。
665 :
名無しさん@ピンキー:02/09/16 23:11
空を翔るアイツ
海を護るアイツ
大地を走るアイツ
>665
燃ーえあがる
燃ーえあがる
若さはプラーズマー
667 :
名無しさん@ピンキー:02/09/17 01:20
>666
どんな敵も〜
どんな敵も〜
倒せる仲間さ〜
ワン!ツー!ワンツースリー!
>667
いこうぜ いこうぜ
サーンパーローカーン
日曜日の朝にTV局の女性レポーターに聞かれたさ。
「今までで一番悲しかったことは何でしたか?」だから俺は答えたのさ。ありのままをね。
「何が悲しいかって・・・う〜んとね、君にはわかんないだろうな。」
と、前置きしたら彼女、ムッとしたようでね。「何ですかそれは?」って聞くわけ。
だからさ、仕方なく「オナニーしてて、誤爆したときが一番悲しいよ。ティッシュや
対象物をはるかに超えて、予定外の場所に着弾。これ悲しいよ。後が大変なんだぜ。」
ってね。放送かい?もちろんされなかったよ。
女性レポーターは顔真っ赤にして去ってたわけだが、彼女は共感してくれたかな。
正直、悪い事してしまったと思っている。対象物を外してだ。顔のはずが髪の毛なんだ。
みんなは気をつけろよ。
670 :
名無しさん@ピンキー:02/09/17 11:30
……コピペと業者の広告と特ヲタ?のくだらん書き込みしかないのか、このスレ。
そしてこんな書き込みしてる俺も同類で鬱。
もりといずみに かこまれて
しずかに ねむる
ブルーブルーブルーシャトー
あなたがぼくを まっている
くらくて さみしい
ブルーブルーブルーシャトー
きっとあなたは
あかいバラの バラのかおりが
くるしくて
なみだをそっと ながすでしょう
よぎりのガウンに つつまれて
しずかに ねむる
ブルーブルーブルーシャトー
ブルーブルーブルーブルー
ブルーブルー シャトー
きっとあなたは
あかいバラの バラのかおりが
くるしくて
なみだをそっと ながすでしょう
よぎりのガウンに つつまれて
しずかに ねむる
ブルーブルーブルーシャトー
ブルーブルーブルーブルー
ブルーブルー シャトー
673 :
名無しさん@ピンキー:02/09/17 13:14
時刻は深夜を回り、静まりかえった週末のオフィス。
その一室で、早瀬佳奈(はやせ かな)は黙々とパソコンで作業をしていた。
「しっかし、やる気があるのは分かるけど、どこか抜けてるのよね。この娘は。
そのくせ変に真面目だから一人で何とかしようとするし」
隣のデスクに突っ伏して、すやすやと気持ち良さそうに眠っているショートカットで
小柄な女性――上総友香里(かずさ ゆかり)を見て呟く。
佳奈がこんな時間までオフィスで残業しているのは、友香里のミスのフォローのためだ。
『自分のミスは自分で何とかしますから、早瀬先輩は先に帰られてください』と言われた
のだが、友香里だけに任せておくのは心配だったので手伝っていたら……友香里が途中で
居眠りしてしまったというわけだ。
「さて、と。ようやく終わったぁ〜」
数十分後、佳奈はそう言ってパソコンの電源を落すと、椅子の背もたれに体重をかけて
大きく伸びをした。ポニーテールにまとめた長い髪が揺れる。
ふと気づいて腕時計で時刻を確認すると、針は2時を刻んでいた。
「時間は……げ、もうこんな時間か。終電まだあるかな?
ま、とにかくこの娘を起こさないと」
そう言って、佳奈は友香里の肩に手をかけて揺り起こす。
「ふぁあ……ん、もうあさぁ?」
「いーえ、まだ夜よ。かわいい寝顔だったわね。上総さん」
まだ寝惚けているらしい友香里の耳に口を寄せて囁く。
「え? え! 早瀬先輩? どうしてここに?」
友香里は慌てて周囲を見回す。部屋にはデスクと椅子が整然と並んでいる。
「あ! そうだ。私、書類を……」
ようやく自分が眠る前に何をしていたのか思い出したのか、友香里は青ざめた。
「仕事なら終わったわよ。だから着替えて帰りましょ。結構時間かかっちゃったし」
「え、あ、は、はい」
スタスタと更衣室へ歩いていく佳奈の後を、友香里は慌てて追いかけた。
「あの……すいませんでした。私の分の仕事まで押し付けてしまって……」
友香里は申し訳なさそうな顔をして、ペコリと頭を下げた。
「気にしないで、そんなに多くなかったし。それよりよく眠れた?」
事務服を脱ぎかけていた手を止めて、友香里の方を振り向いて佳奈は訊く。
「はい…じゃなくて! 私、いつも先輩に迷惑かけてばかりで……もうどうしたら……」
友香里は今にも泣き出しそうな顔をして佳奈を見つめる。
(か、かわいい……寝顔もかわいかったけど、こういう表情も)
佳奈の中でむくむくと悪戯心がわき上がってくる。
「んー。じゃあ、一つだけお願い聞いてくれる?」
「は、はい。もちろんですっ。何でも言ってください!」
「ちょっとこっち来てくれる」
くいくい、と手招きする。
「はいっ」
友香里は何の疑問も持たず小走りで近づいてきて、佳奈の目の前に立った。
「目をつぶって」
「は、はい……それで、あの、何を?」
「い・い・こ・と♪」
そう囁いて、佳奈は素早く唇を奪う。
「んんんっ!?」
友香里は突然のことに、目を見開く。
目の前には失敗ばかりの自分をいつもフォローしてくれる、尊敬する先輩の顔。
唇には初めて感じる柔らかく温かい感触。
友香里の頭の中はパニック状態と化していた。
「ふぅっ──はい。これでもっと迷惑かけてもいいからそんな顔しない。ね?」
しばらく友香里の柔らかい唇の感触を楽しんだ後、唇を離して佳奈は言った。
「………」
だが、友香里は自分の唇を指で押さえたまま俯いている。
「あ、ごめんね。ちょっと悪ふざけが過ぎ──」
「……ですか?」
謝ろうとする佳奈を遮り、友香里が呟いた。
「えっ?」
「キスだけで……いいんですか?」
「へ?」
予想外の友香里の言葉に、佳奈は間抜けな声を出す。
「だから、キスだけじゃなくて、もっと、その、エッチな……こととか……」
友香里は消え入りそうな声でたどたどしく言った。
「……つまり、上総さんはあたしにそういうことをして欲しいわけね?」
佳奈は友香里の頬をそっと撫で、瞳を見つめて尋ねる。
すると、友香里は顔を真っ赤にして――小さく頷いた。
無意識のうちに唾を飲み込んで、佳奈はゆっくりと友香里の胸に手を伸ばし――
ぐぅぅ〜〜
ひどく場違いな音があたりに響いた。発信源は――二人のお腹。
「………」
「………」
「……コホン。とりあえず、着替えて外出て何か食べよっか?」
気まずい空気を振り払おうと咳払いして、佳奈が提案する。
「は、はい。そうしましょうっ。そういえば私達夕御飯食べてないですし」
友香里は一も二もなく賛成すると、手早く着替えていく。
それを横目で見つつ、佳奈も服を着替えた。
「で、どうする? 手っ取り早くファーストフードにしましょうか?」
オフィス街から繁華街へと歩きながら、佳奈は言った。
「ファーストフード、ですか……」
「嫌いなの? 便利だし結構美味しいわよ」
「……もしかして、いつもそういうの食べてるんですか?」
「んー、そうかも。料理作るのあまり好きじゃないから。皿洗いは結構好きなんだけどね
……ってあら? 上総さん?」
隣を歩いていたはずの友香里の姿がないのに気づき、後ろを振り向く。
友香里は数メートル離れた場所で立ち止まっていた。
「どしたの?」
そう声をかけると、友香里はきっと顔を上げて、
「いけませんっ、そんな食生活をしていては。私が先輩の為に料理を作りますっ!」
そう宣言すると佳奈の手を取って駆け出した。
「え、ちょ、ちょっと。どこ行くのよ?」
引っ張られて一緒に走りながら、佳奈は慌てて訊く。
「私の部屋です。地下鉄で3区間だからすぐです」
友香里はそう答えると、さらに歩くスピードを上げる。
(もう。そんなに急がなくてもいいのに。
……でも、普段とは別人みたいに生き生きしてるわね。いい顔してるわ)
そんなことを思いながら、佳奈は友香里に引っ張られて行った。
「あと5分待ってくださいねー♪」
キッチンから友香里の楽しそうな声が聞こえてきた。
「りょーかい」
佳奈はリビングでソファに深くもたれながら返事をする。
手にはチューハイの缶を持っている。
生真面目で健康に気を使っているらしい友香里のことだ。もしかしたらアルコールの類
はないかもしれない、と不安に思い、この部屋に来る途中のコンビニで買ったものである。
予想通り、冷蔵庫にアルコールは一切なく、佳奈は自分の直感に感謝していた。
缶の残りを飲みながら、部屋を見回す。
シンプル(殺風景とも言う)な佳奈の部屋とは違い、ところどころにファンシーな小物
が飾ってある小奇麗な部屋だった。
「お待たせしましたっ」
友香里がお盆に料理を乗せて運んで来てテーブルに並べる。
「おおー、ハラペコで待ってたわよ」
「手早くできるものってことで、スパゲティにしました」
「へえ、ボンゴレかぁ」
「はい、この前パスタを茹で過ぎちゃった残りとアサリを使って」
「いい匂い。それじゃ、いただきまーす」
言うが早いが佳奈は猛然と食べ始める。
それを見て嬉しそうな顔をしながら、友香里も小さくいただきますと呟いて食べ始めた。
しばらくの間、部屋にはスパゲティを咀嚼する音だけが響いた。
「ご馳走さま。はぁっ、美味しかったわ」
「お粗末さまです。よかった、先輩のお口に合って」
「これ、スパゲティソースとか使ってないんでしょ? やっぱり料理上手いわね」
「そんな、大した腕じゃないですよ。簡単ですし……そうだっ、レシピ教えましょうか?」
「うーん、それは遠慮しとくわ。それより空腹も満たされたことだし……」
佳奈は悪戯っぽい笑みを浮かべると、向かい側のソファに座っている友香里に近寄って
いく。
「先輩?」
不思議そうな友香里の横に座り、肩に手を回してぎゅっと抱きしめて、二度目のキスを
した。
「んんぅ!」
友香里はまたも突然のキスに驚いている。だが、佳奈は手を離さない。唇をなぞるように
舌を這わせると、友香里はくすぐったそうな顔をした。舌先で歯をなぞり、歯茎を舐める。
スパゲティに使われていたガーリックのほのかな味がした。
佳奈はゆっくりと閉じられた歯をこじ開け、舌を咥内に差し入れる。友香里は驚きで目
を見開いた。
佳奈は舌を伸ばして、奥で縮こまっている友香里の舌先に触れてみる。何度かつついて
やると、おっかなびっくりといった感じで友香里もつつき返してきた。友香里の反応に気
をよくすると、佳奈は舌と舌を擦りつけたり、絡めたりした。友香里は初めはぎこちなか
ったが、だんだん慣れてきたのか佳奈の舌に積極的に応えるようになった。
「ぷはぁっ」
「ふぁ……」
しばらくして離した唇と唇の間には、混ざり合った二人の唾液が長い糸を引いていた。
佳奈が抱きしめていた手を離すと、友香里はとろんとした目つきで名残惜しそうな顔を
した。
「気持ちよかった?」
「はい、くすぐったいような不思議な感じで」
「もしかして、あんまり経験なかったりする?」
「……オフィスでのが……ファーストキス……でした」
「え゛」
もじもじしながら恥ずかしそうに言った友香里の言葉に佳奈は硬直する。
「ご、ごめんねっ」
がばっと勢いよく頭を下げる。
「そ、そんな、謝らなくていいです。すごく嬉しかったですし」
「……そーなの?」
佳奈は恐る恐る顔を上げた。
「はい、私、先輩のことずっと好きでしたから」
「え? そうだったの。じゃあ、その、続きしても……いいのね?」
「もちろんですっ」
弾けるようなその笑顔がとてもかわいくて――気づいたときには佳奈は友香里のことを
さっきよりも強く抱きしめていた。
「く、くるしいです。先輩」
肩に顔を埋める。友香里の匂いがした。少し甘酸っぱいような汗の匂いが。
「や、そんな、汗臭いですよぉ」
「それはお互い様でしょ。気にしない、気にしない♪」
恥ずかしがる友香里に構わず、舌をうなじに這わせる。
「ひゃうっ」
「ここ、感じる?」
「は、はい。……あの、お風呂入らせてくれませんか?」
「恥ずかしがる上総さんが見たいからだーめ」
「そんなぁ……」
情けなさそうな友香里の顔に佳奈はクスリと笑うと、前髪をどけておでこにキスした。
瞼の上、鼻、唇、頬、耳たぶ、と唇でついばんだり、舌で舐めたりしてみる。友香里の反応が面白くて、いつしか佳奈は夢中で愛撫していた。気がつくと、友香里の顔は佳奈のつけた唾液でてかてかと光っていた。
「あ、いいこと思いついたわ」
ポンと唐突に手を叩くと、佳奈はテーブルの上のまだ開けていない缶チューハイを手に取った。コンビニで買った3本のうち2本は佳奈が全部飲んだが、まだ1本残っていたのだ。
「ちゃんとこぼさず飲んでね」
「……え? 何をですか?」
友香里に答えず、佳奈はおもむろにプルタブを引くと缶の中身を口に含む。
そして、友香里の顎を手で支えて深く口付けると、チューハイと唾液が混ざった液体を注ぎ込んだ。
「!」
友香里は予想外のことに驚いて吐き出しそうになったが、『こぼさず飲んで』と言われたのを思い出して、我慢してごくごくと喉を鳴らす。甘いような苦いような味がした。
「はぁ……」
友香里が全部飲み干して息をつく。唇の端から滴がこぼれたのを見て、佳奈は素早く舐め取った。
「どう? 美味しかった?」
「ジュースみたいに甘いけど、でもやっぱりちょっと苦いです。これ、何ですか?」
「フルーツチューハイのオレンジ風味よ。ビールよりは飲みやすいでしょ?」
「まあ、ビールよりは……でも、いきなりこんなことしないでください。
びっくりして吐き出しそうだったんですよ」
「うんうん、ちゃんと飲んでえらいえらい〜」
そう言って、佳奈は友香里の頭を優しく撫でた。友香里は『もうっ』と恥ずかしそうだが、まんざらでもなさそうな表情をしていた。
「じゃあ、この調子で1本全部飲みましょうか」
「ええー、無理ですよぉ」
佳奈の提案に友香里は反論する。
「私、お酒弱いですから。たとえ飲みやすくてもそんなの絶対無理ですっ!」
「そっか、じゃあ仕方ないわね。それなら、あたしに口移しで飲ませて。ねっ、ねっ、お願いっ」
「……うぅ、分かりました」
手を顔の前に合わせて頼み込む佳奈に、友香里は仕方なく承諾した。
口に含んだ時点で、友香里もある程度アルコールを吸収することになるのだが、先程から佳奈によって与えられた快感と回り始めた酔いのせいでそれに気づくことはなかった。
友香里は大きく深呼吸した後、チューハイを口に含む。そして、素早く佳奈に口付けて注いだ。佳奈は軽く口を開けてそれを受け入れる。喉を鳴らして、友香里の味のするチューハイを飲んでいった。
「ふぅ」
全部飲み干すと、佳奈は軽く息をついた。
「どうでしたか?」
「そうねぇ、上総さんの味がして普通のより美味しかったわ」
「え、そ、そんな……」
「ふふ、照れ屋さんね。……さて、それじゃこの調子で残りもお願いね」
「ええー、これ全部をですか!?」
「もちろんよ」
「……はぁ」
反論しても結局押し切られると悟ったのか、友香里は溜息をつくと佳奈の言う通りにすることにした。
数十分後。
「こ、これれ、れんぶ、です」
口移しで缶を空にして、真っ赤な顔で友香里は佳奈に言った。かなり酔いが回ったらしく、呂律が回らなくなってきたようだ。
「お疲れ様。普通のお酒より美味しかったわよ」
アルコールに強いのか全く顔色が変わっていない佳奈はそう言って、友香里の頭をまた撫でた。
「そ、そうれすか。ところれ、先輩」
「ん? 何?」
「よく考えたら、先輩に口移しする時に、私もアルコールを吸収するじゃないれすか」
「当たり前じゃない。気づかなかったの」
「知ってて黙ってるなんて、ひ、ひどいれす先輩っ」
そう言って、佳奈の胸をポカポカと叩いた。
「怒らない、怒らない。それに、どうせなら殴るんじゃなくて……」
佳奈は友香里の右手をあっさり受け止めて拳を開かせると、自分の左胸に押し当てる。
「え!」
「あたしの胸、ドキドキしてるでしょ」
「はい。先輩の胸、ドキドキしてます」
「上総さんの胸はどうかしら?」
佳奈は友香里と同じように、右手で左胸に触れた。
「あなたもドキドキしてるわね」
「は、はい……」
右手に軽く力をこめ、友香里の胸をゆっくりと揉みしだいていく。
「ふぁうっ」
友香里は思わず声を漏らした。
「気持ちいい?」
「ふぁ、ふぁい」
「そう、ならいいわ。あ、でも上総さんばかり気持ちよくなるってのもつまらないわね。
上総さんもあたしを気持ちよくして」
「わ、わかりました。がんばりますっ」
友香里は緊張しながら、佳奈の胸に当てたままの手にそっと力をこめようと――
「あ、ちょっと待って」
「えっ!」
突然止められた驚きで、反射的に佳奈の胸を掴んでしまった。
「あんっ。もう! いきなりそんな強く掴まないでよ」
「す、すみません。びっくりしちゃって……その……」
「怒ってないから大丈夫。それで、止めた理由なんだけど」
「あ、はい」
「あたしはあなたのこと『友香里』って呼ぶから、あなたはあたしのこと『佳奈』って呼んで」
一瞬の静寂。
「えっ、ええええ―――っ」
それを破ったのは友香里の盛大な驚きの声だった。
「……びっくりしたぁ。そんなに驚くことなの?」
「だ、だって、だって、先輩を呼び捨てにするなんてそんな、そんな、恐れ多いことできませんっ」
「どーしてもダメ?」
「先輩の頼みでもダメですっ!」
「うーん、じゃあ、『佳奈さん』……はあたしがちょっとくすぐったいような気分になるから……そうね、あたしのことは『早瀬さん』って呼んで」
「そんな……先輩って呼んじゃダメなんですか?」
「だーめ。ちゃんと名前で呼んで。それに、あたしは短大卒で入社3年目だから、四大卒で入社1年目のあなたと年齢は変わらないわよ」
「え゛」
「あ、待てよ。確か友香里って12月生まれだったよね。じゃあ、あたし3月生まれだから、実は友香里の方が年上じゃない」
「そ、そんなぁ……嫌ですっ。先輩は先輩じゃないとダメですっ」
友香里はよく分からない理屈を展開する。完全にできあがっているらしい。
(しまった。ちょっと飲ませすぎたわね)
佳奈は少し後悔したが、後の祭りというものだった。
とりあえず書けた分だけ。長い割にエロくなくてスマソ。
つーか、これだけの長さ書いたの初めてだし。
続きは金曜日には何とか上げれるといいなぁ。
>>649 参考になったようなならんような。
>>650 何の参考にしたんだ?
>>633 乙ですー。続き楽しみにしてます。
>何の参考にしたんだ?
マジレスですが文章の持って行き方とか。
今自分もちょっとSS挑戦中なので色々と勉強をば。
>633
お疲れさんス。
いいっスねぇ。ほのぼの系エロとでも言えばいいんかなー。
続きも頑張ってくらはい。
おお、素晴らしい!
友香里タンのちょっとお間抜けなのに、カタい性格がいいですね。
こんなんでこれからエロエロになるかと思うと・・・
期待しております!
何気にあげ
小説発表時は下げた方がよろしいのではないかと・・・。
AAのように、1/4 〜 4/4 とかになってるのもいいかなー、と。
小説の続きが楽しみですが・・・
あれ?
何気にあげ
>>686 >今自分もちょっとSS挑戦中なので色々と勉強をば。
レズもの? だったら書けたらアップ希望。
>687-688
ども。
>691
悪い。何レスで終わるかまだ分からないんで。
>692
ちょっと進んでない。気長に待っててくれ。
>>694 今の所レズ物というか百合物というか微妙な辺りです。
といっても違いはエロの有無だけですが…
このスレ的にはエロ有りの方が良いですか?
>695
個人的にはあった方がいいですが、
「微妙な辺り」というのもそれはそれで美味しそうな(w
697 :
名無しさん@ピンキー:02/09/22 23:50
読みに来る場所を無くさない為に上げてるのさ!
698 :
名無しさん@ピンキー:02/09/23 00:04
699 :
名無しさん@ピンキー:02/09/23 17:31
レズっぽい表紙のくせにレズが一本も無いのは反則であろう?
700 :
名無しさん@ピンキー:02/09/23 23:47
701 :
名無しさん@ピンキー:02/09/24 00:14
702 :
名無しさん:02/09/24 05:41
703 :
名無しさん@ピンキー:02/09/24 19:32
また・・・駄目だったよ
704 :
名無しさん@ピンキー:02/09/25 13:53
今日も何処かでデビルマソ
明日も何処かでデビルマソ
705 :
名無しさん@ピンキー:02/09/25 14:50
もう終わりか!
俺の力はこんなもんだったのか!
俺は禁断の愛に貪られ身を沈ませてゆく少女達の話が読みたくないのか!
俺は禁忌と知りつつも止められない、少女達の肢体が絡み合う話を読みたくないのか!
読みたいなら先ず自分で探し求めろ!考え巡らせろ!
その激しい情念と執着心を叩き付けろ!書き殴るんだ!
人に頼るな!
ここは手前が手前の力で神に成れるんだ!
俺が神に成るんだ!
でも俺は・・・もう駄目だ・・・。
706 :
コギャルとH:02/09/25 14:54
707 :
□□絶対に覗いてはいけません□□:02/09/25 15:05
>>705 漢だ……。
俺もがんがるからアンタもあきらめんな!
710 :
名無しさん@ピンキー:02/09/26 19:15
このスレを最初から読み直してみよう・・・
活路は見いだせるか?
711 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 01:08
小説書いてた方は如何なされたのだろう。
やめた?
712 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 10:49
>>710 活路なんか見出せるわけないよ。ヽ(`Д´)ノウワァァン
713 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 10:58
714 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 16:09
200まで読んで
咲香里
亜麻木桂
を買ってみる事にしてみるが、時間と金が無い。
715 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 09:49
立ち止まるな!
弱音を吐くな!
夢を諦めるな!
716 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 12:50
717 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 17:26
人の世に愛がある
人の世に夢がある
この美しいものを守りたいだけ。
718 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 17:58
デビル宇宙刑事ヲタは記憶力
719 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 18:49
Hey Boy
空を見ろ
うつむかないでさ
おれがいる
君がいる
太陽が呼んでる
720 :
名無しさん@ピンキー:02/09/28 22:00
1からここまで読み返しました。
咲香里
亜麻木桂
赤城俊一
みさくらなんこつ
を調べてみたいと思います。
あまり期待せずに・・・。
723 :
名無しさん@ピンキー:02/09/29 09:10
724 :
名無しさん@ピンキー:02/09/29 20:10
亜麻木桂にはお世話になりました?
725 :
名無しさん@ピンキー:02/09/29 21:44
正直、飛龍乱を乱一世と読み間違えた事がある。
726 :
名無しさん@ピンキー:02/09/30 06:21
朝揚げ
727 :
名無しさん@ピンキー:02/09/30 14:04
静まり返ってますが。
410及び586でございます。
また、こー、ムズムズしてきたので(笑)、SS第三弾いってみようかなと思っております。
よろしいでしょうか?
いや、もう飽きた、という声が多いようだといけませんので、念のため。
で、いや、書いてもいいぞ、という方がおられましたら、
ちょっとアンケート、つーか、リクエストを取りたいと思います。
前二作の続編なのですが、ネタを3つほど用意してあるので、どれがいいか選んでいただこうかと。
今度は貴枝・碧の他に三人目のキャラを出そうと思っているのですが、
1)貴枝の昔の恋人………たぶんエロ薄目
2)貴枝のライバル
3)碧のクラスメート
の三つのパターンを考えております。
読んでみたいものがある方がおられましたら、ご協力いただけると幸いです
飽きる等という事は有り得ない!!
どこの板いってもレズスレは慢性的に書き込みに飢えているのですから…。
例外はAV板位なもんです。
で、希望なんですが、出来ればもうちっと詳しく書いて貰えると選び易いかな…と。
話の展開とかを軽く書いてもらえれば。
激しく期待sage!!
貴枝さんに気持ちよくなってもらう展開キボン。
あ、いや、あくまでキボン〜〜〜ですので^^;
反応があってウレチー!
729さん
え〜とですね、
1)ある日、水上邸を訪ねてきた中年女性。
彼女は昔水上家でメイドをしていた女性で、貴枝が初めて愛しあった相手だった。
碧を前に語られる貴枝の初恋………つーか多分ほぼ回想シーンのみで進行の予定
2)ある日、水上邸を訪ねてきた女性(こればっかか)。
何やら貴枝と因縁のあると思しいその女性は、碧に妖しい視線を向ける。
貴枝不在の水上家に再びその女がやって来た時………碧貞操のピーンチ!
3)おとなしい女の子大好きな碧のクラスメートは、碧に妖しい視線を向ける(こればっかか)
放課後の茶道部に誘われた碧、貞操の(以下略)
………てな感じです
730さん
それだと1)がいいかもしれませんね。
14才のお嬢様貴枝タンを年上のメイドさんがやっちゃうシーンとか書く予定なので(笑)
………自分でもSS書く/書きたいですが、人のも読みたいなーと。
自分ばかり書いてると独占しているようで何か悪いし。
だから633さん、あと686さんのも気長に待ってまーす。
>>731 全く飽きてないですので激しくキボンヌ。
ちなみに2)に一票で。
ついでに自分は686なのですが(w
難航中です…でもがんがりますので気長に待ってて下さい。
>>731 漏れも読みたい。
希望としては……ご主人様との絡みも考えると、やはり2)が妥当か。
下克上好きなんで1)も捨てがたいけどなあ。
734 :
名無しさん@ピンキー:02/10/02 13:07
保守
736 :
bloom:02/10/02 14:35
注文に応えていただき感謝しまつ。
で、
>14才のお嬢様貴枝タンを年上のメイドさんがやっちゃうシーンとか書く予定なので(笑)
み、見てぇ〜。見たさすぎ(何語だ?)。
つう訳で1)に一票でおながいします。
個人的には 3) に1票・・・
ご協力ありがとうございます〜。
現在のところ、
1)、3)に1票ずつ、2)に2票ですね。
あまり間を空けるのも何ですので、明日のこのくらいの時刻で一旦〆切にして、
執筆にかかりたいと思います。
まだリクのある方はお早めにどうぞ。
君の描く夢を見てみたい
741 :
名無しさん@ピンキー:02/10/04 21:33
保って守る!
742 :
名無しさん@ピンキー:02/10/05 14:18
パート3,4辺りまである学園モノのレズ小説って
何て名前だっけ?
>>743 「全寮体験、みんなで食べて」シリーズのことか?
鈴木忍著、青心社文庫刊。
たしか4巻まで出てる。
青心社文庫、こっちだと大きな本屋でも全然みかけないなあ……
以前はあったんだけどね。
二次元とかもそうだけど、もしあっても一瞬だから買い逃すとどうしようもない。
アキバとか、商品が豊富な地域の人が羨ましいよ。
どうも、410です。
一応2票獲得ということで、2)でいくことにします。
まずは最初の投下になります。
Her Personal Maid VOL.3
The Wicked,The Bad,and The Innocent
玄関の呼び鈴が鳴り、台所で夕食の支度をしていた碧は、小走りに玄関へと向かった。
主人である貴枝が人付き合いを好まないたちであるため、水上家には滅多に来客はない。
これもあらかた郵便か何かかと思った碧だったが………
「はーい、お待たせしました!」
玄関のドアを開けると、そこには長身の女性が立っていた。
黒のパンツスーツの上下に、青のワイシャツ、ネックレスに、
薄く色の入ったサングラスという出で立ちである。
「何のご用でしょうか?」
来客はしばし無言でじっと碧の顔を見つめていた。
「あの………何のご用でしょうか?」
「貴枝はいる?」
来客はサングラスを外しながら、口を開いた。うなじで束ねられた髪が揺れる。
服装やサングラスから受ける印象よりは、若々しい顔立ちだ。
三十前後、貴枝と同年代か少し下と思われた。
「はい。おいでですが………どちらさまでしょうか?」
「『みさえ』が来た、と言えば分かるから、伝えて」
「はい、かしこまりました」
碧が踵を返し、居間へ向かおうとすると、来客は、「ああ、ちょっと待って」と呼び止めた。
「はい?」と碧が振り向くと、
来客は今度はグラスに阻まれていない剥き出しの視線で碧の顔をじっと見つめた
−いや、射すくめたとでも言った方が正しいかもしれない。
「あなた、新人さん?」
新人といってももう一年半になるんだけど、どう答えたらいいんだろう?
「新人」ていうことは、昔からうちに出入りしている方なんだろうか?
昔からのご主人さまのお知り合い?
「去年の春から務めさせていただいてます」
「名前は?」
「葉山です」
「フルネームを聞いてるのよ」
少し威圧された気分で、「碧と言います。葉山碧………」
サングラスの弦を口の端に加えながら、来客はひとりごちた。
「ふーん、みどりちゃんね………歳は?」
なんでそんなことまで聞くんだろう?そう思わないでいられなかったが、顔には出さない。
「十七です」
碧の答えに、来客は無言で眉を吊り上げた。
そして視線を横に逸らし、口の端を歪め笑いを漏らしている。
「………あの、行ってよろしいでしょうか?」
碧に尋ねられ、来客は「ああ、いいわよ」と思い出したように返答した。
碧は一礼だけしてその場を去ったが、いつまでも来客の忍び笑いが背中に響いていた。
いつも通り、貴枝は居間で読書をしていた。
「あの、ご主人さま………お客さまなんですが。『みさえ』さんと仰っておられます」
その名を口にした途端、碧にもはっきり部屋の空気が張りつめるのが分かった。
あのポーカーフェイスの貴枝が、ほんの一瞬ではあったが、凍り付いたように固まった。
が、碧に、
「通しなさい。それとお茶の準備を」と指示する時には、いつもの貴枝に戻っていた。
玄関に戻った碧は、「お待たせ致しました、どうぞ」と声をかけた。
来客は無言で靴を脱ぎ廊下にあがると、碧の先導に従って居間へと歩き出した。
突然碧は奇妙な感覚を覚えた。
来客を背にしていると、何か不思議な気持ちになった。
貴枝が後ろにいるような気がしたのだ。
ちらと後ろを振り返ると、かすかな微笑みを自分に向けている来客と視線がぶつかり、慌てて目を逸らした。
貴枝と同じく自分より背の高い女性が背後にいるから、そう思うだけだ−碧はそう考えて自分を納得させた。
『みさえ』を居間に通すと、碧は台所に行って紅茶を淹れた。
ポットとふたつのティーカップ、砂糖ビンを盆に載せ、居間へ戻ると、二人の女性は静かに話し合っていた。
声を立てて笑い合う、というような明るい雰囲気ではない。
少なくとも貴枝にはそうした雰囲気は望めない。来客はどうかは定かではないが。
かといって深刻な雰囲気というでもなく、微妙な緊張感を伴って穏やかに対話が進行しているという風情だった。
「………それでお母さまはお元気?」
「おかげさまで。ただ何も仕事しないでいると却ってストレスが溜まるみたいで。
ヴォランティアを二つ三つかけもちしてるわ」
「幸恵さんらしいわね………ああ、ありがとう、碧。ここに置いておいて」
碧は盆をテーブルに置き、二人の女性に紅茶を給仕した。
『みさえ』はその様子を眺めながら、先ほどまでと変わらない口調で言った。
「ねえ、貴枝。この娘が今のレズペットなの?」
背骨が真っ二つに割れたのではないかと思った。
(このひと!)
余りに不躾な物言いに怒りが沸騰しかけたが、それ以上に自分と貴枝の関係に気付かれた動揺と羞恥の方が大きかった。
怒りと恥ずかしさに真っ赤に染まった顔を『みさえ』に向けることが怖くてとても出来ず、助けを求めるように主人に目をやる。
「美冴!」
貴枝は先ほどと同じように一瞬だけ表情をこわばらせたが、すぐにいつもの表情に戻り、紅茶をひと口啜って言った。
「それ以上の関係よ」
もう一度衝撃が走った。
(いいんですか、言っちゃって!)
美冴を見ると、美冴もいくらか驚いた様子だった
−いや、驚き半分おどけ半分といった様子で、目を丸めてみせ、彼女も紅茶に口をつけた。
そして、再び驚いた様子で、
「あら、美味しい。相当仕込んだようね、そっくりの味じゃない」
要は、紅茶にうるさい貴枝が淹れるものと同じ味だった、ということだろうが、
それは暗に、貴枝が碧に紅茶の淹れ方以外にも「仕込んで」いることがあるだろう、とほのめかしてもいた。
「そうよ。手をかけた、自慢の娘だから」
虚勢とも自慢ともつかぬ口調で、貴枝は答えた。
美冴は無言となって、紅茶に注意を向けていたが、今度は碧に矛先を向けた。
「ねえ、碧ちゃんだっけ。いつからこんな関係に?」
今度は碧が固まる番だった。何も言えずに目を見開いて立ちつくしてしまう。
「いいわよ、碧。行きなさい」
碧は貴枝に命じられてようやく我に返った。だが美冴は面白がるような口調で、
「私は碧ちゃんと話しているのよ。いいじゃない、ねえ?」
貴枝は取り合わなかった。
「行きなさい」
とまどいに取り憑かれたまま、碧は逃げるように居間から出ていった。
重い空気の夕食が終わった。
美冴は夕食前に帰ったが、彼女が残した重い空気は碧にのしかかって離れなかった。
貴枝が自分からは何も話さないのも、碧が自分から質問を切り出すのを躊躇うのもいつものことだったが、
美冴が何者で貴枝とはどういう関係か尋ねないではいられない気分だった。
後片づけが終わって、居間の貴枝の元へ紅茶を持っていった碧は、意を決して貴枝に質問しようとした。
だが女主人はひと足先にそれを察して、
「さっきは悪かったわね」
「いえ、そんな………」
ティーカップを手にして、貴枝はため息をついた。彼女にしては、極めて珍しい仕草である。
「彼女は昔からああなのよね」
「あの………美冴さんってどういう方なんですか?」
「妹よ」
「いもう………と、って……え、そんな………」
貴枝の家族はもう皆亡くなった筈ではなかったのか?
貴枝は首を横に振って、
「腹違いのね」
と、こんな感じです。今日のところは、卑怯なところで次回へヒキ(w
>>410さん
(・∀・)イイ!!絶妙な引っぱり具合もナイス!(w
続きが禿しく気になります。
>>410 期待が持てる出だし。このままがんばってくれい。
にしても仕事が早いなあ、と感心することしきり。
>>744 ゴメソ学園秘芸帳だったわ
でもこれ良さそうね
アリガト
そう、父が外につくった子なのよ。
幸恵さんって言って、ずいぶん苦労しながら女手ひとつで彼女を育てたみたいだけど………
根は悪いひとじゃないんだけど、水上の家にはだいぶ含むものがあるらしくて、いちいちつっかかった物言いをするの。
そう………うちの母なんかも腫れ物に触れるような扱い方をしていたから、無理ないんだけどねぇ。
私が父の財産を相続する時、相応の額をあの家に入れたんで、今は暮らし向きは悪くないみたいだけど。
彼女、大学が美術方面だったから、今は父の遺産を元手に画廊を経営していて、順調にやってるみたい。
初めて会ったのが………私が高校で彼女が中学の時だったかな。もうその頃から、こんな感じでね。
まぁ、あの時までは、二、三度会ったってだけの関係だったんだけど………
「あの時」って?
うーん………………私ね、大学出てから家を継いで一年目くらいまでの間は
−そう、これは碧みたいなメイドを雇うようになりだす前なんだけど−会員制のクラブに出入りしていて。
そう、そういう趣味の。
上流階級のご婦人方が主に集まるような。
いたのよねぇ、そこに彼女が。気まずいったら、もう。
向こうもそうだったろうけど
………彼女にしてみれば、嫌っている腹違いの姉が実は自分と同じ性的嗜好の持ち主だった、ってのはショックだったみたいで。
え、彼女がいたからやめたのかって?いや、そういう訳じゃ………
ああいうクラブって、好きじゃないから。
それこそ女同士が、家柄だの財産だの容姿だのテクニックだの張り合う世界で、とても耐えられなくて。
それに痴情や変態性欲が絡んでくるっていう極めつけの空間だから。分かるでしょう?
そうね、彼女は女王さまをやってて、人気ナンバーワンだったわ。
ブヨブヨに肥ったマゾの奥様方を絶叫させている時の彼女はもう凄かった………凄かったわよ。
まぁ、本当は優しい子だって分かったのも、そこでだったけどね。アルバイトで来ている後輩の子なんかには、凄く優しかった。
とにかく上流階級の女性を憎悪していて、だからこそそういう空間に身を置いているってのは、見ていて良く分かった。
え、何?彼女と?ふふ、聞きにくいことを聞くのねぇ。
ま、私も変態ということでは人のことを言えない自覚はありますから、しました。一度だけ。
そう、近親相姦。
うーん、彼女に対する贖罪意識があった、というのは間違いない………と思う。
彼女はライバル意識を剥き出しにしてきたけど。やっぱり私を奴隷にして、見返したかったんでしょうね。
ただタイプ的にこっちも彼女もタチだから………うん、もちろんそれを分かってて寝たの。
どっちが上手いか張り合ったっていうのが正確でしょうね。愛し合うなんてもんじゃなかった。
結果?お互い気を張ってるのが面倒になっちゃってねぇ。
これじゃいつまで経っても終わらないと思ったから、私が先に折れてイかされた。
彼女は納得がいかないみたいで、ますます気まずい関係になっちゃって。
年に一回くらいは、私をからかいにうちに顔を出すんだけどね。
碧は頭がくらくらする思いだった。貴枝に妹がいたなんて、考えもしなかったことだ。
美冴の雰囲気が貴枝に似ていたのも当然だ。姉妹なのだから。
それも屈折した性格も、性的嗜好も同じと来た日には、出来過ぎなくらいではないか。
それだけに、美冴が貴枝にある種の近親憎悪を抱くのも理解出来た。
「ご主人さまは……美冴さんに……その………負い目を感じていらっしゃるんですね?」
貴枝は首を軽く縦に振った。だがすぐに、
「だからといって、彼女があなたに無礼な言葉を吐いたことは許せないけどね」
「あ……はい」
目の前で「レズペット」呼ばわりされた羞恥が蘇ってきた。
と同時に、貴枝が「それ以上の関係」と明言してくれた嬉しさも。
ご主人さまは、私のことを………
貴枝は、構わず続けた。
「私が言うのもなんだけど、彼女も難しい性格だから。
相手と「レズペット」以上の関係になるのをいつも避けていて………素直になれない女よね」
………確かに、ご主人さまが言いますか?と言いたい碧ではあったが、それでも貴枝は自分に心を開いてくれた。
「レズペット」以上のものとして認知してくれた。
だが、美冴にはその相手がいない。
今日、自分が貴枝に仕えているのを見て、きっと美冴はまた新たに貴枝に対して羨望や対抗心を抱いたに違いない。
そう考えると、あんなに無礼な言葉をかけられた相手であるにも関わらず、美冴への同情の気持ちが湧いてくる碧だった。
取りあえず、小出しに投下。
濡れ場までの道のりは、まだまだ長そう(w
>410
お疲れ様です。毎度ご苦労様です。
いつも悶々と読ませて頂いております。
その日は、外で人に会う用事があるから夕食はいい、と言って貴枝は出かけていった。
人付き合いを努めて避ける貴枝にしては、珍しいことである。
だが投資の代理人と会ったり電話で話すことはたまにあったので、碧はまたそれだと考えた。
こんな広い家に独りきりになれたのだから、少し羽根を伸ばすつもりで、
居間のソファに寝転がり、漫画を読んでいた碧だったが、玄関で呼び鈴が鳴った。
来客の滅多にない水上家、しかもこれまた滅多にない主人の留守時に、そうそうお客が来る筈はない
−また郵便か何かだろうと思いながら碧は、外していたカチューシャを慌てて付けながら玄関へ走り出た。
「お待たせしました!何のご用………」
ドアを開けたところで、碧は絶句した。
そこには美冴が立っていた。
「美冴さま………何のご用でしょうか?」
一応ご主人さまの妹さんなんだから、『さま』付けでいいんだよね…っていうか、咄嗟だけど『さま』付けして良かった。
「貴枝はいる?」この前と全く同じやりとり。
「いえ、今日は人に会われると言うことで、お出かけですが………」
「あら、まだ帰ってないんだ。用が済んだらすぐ帰るから、うちで待っていろって言われて来たのにねえ」
「そうなんですか………」
そんな話は、少なくとも碧は、聞かされていない。
まぁ貴枝が碧に逐一予定を教えている訳でもないから、不思議には当たらない。
「どうぞ、上がってお待ち下さい」
「ありがとう。そうさせてもらうわ」
美冴を居間に通しながら、碧は内心不安を覚えていた。美冴と二人きりでいなければならなくなるとは。
家の使用人である以上、主人のいない時は自分がお客を接待しなければならない。
だが面と向かってあんなことを言う性格の女である………正直逃げたかった。
いつも通り紅茶を淹れ、居間へ持っていくと、美冴の足元にトランクがあるのに気付いた。彼女が持ってきたらしい。
「今日はお荷物があるんですね」
「気になる?」
美冴は悪戯っぽい視線で碧を微笑みかけた。
「いいえ。お気に障りましたら申し訳ありませんでした」
−ちょっと聞いただけなのに、何なのよ、その意味深な目つきは。
碧は、メイドであることを自覚してソファには座らず、少し距離を置いて立っていた。
貴枝がいる時もそうで、「いらっしゃい」と言われるまで、決してソファには座らない。
それは必ず貴枝が「いらっしゃい」なり「お座りなさい」なりと言ってくれるということでもあり、
また美冴がそう言わなくとも恨むまいと思っていた−正直美冴のそばにいるのが怖かったのであるが………
美冴は紅茶に口をつけると、碧を手招きした。
「立ってなくていいから。こっちにいらっしゃい」
−嗚呼、仕方ない。碧はソファに歩み寄り、座ろうとしたが、
「こっちよ。お話しするには、近くの方がいいでしょ?」
無意識のうちに対面のソファに座ろうとしたのだが、美冴は自分の横の席を示した。
しょうがないので、数十センチほどの間隔を空け、美冴の隣に座る。
「あなたは紅茶呑まなくて?」
「あ、どうしようかしら……よろしければいただきます」
ティーカップはひとり分しか持ってきてないから、台所にいく間だけ、
二人きりにならないで済む−そう考えた碧は、さっと席を立った。
台所に駆け込むと、ふうっとため息をつく。
少し鼓動が上がっているのが分かる。何でこんなことで神経すり減らさなきゃならないのよ、もう。
あのひと、ご主人さまと同じ趣味なんでしょ?下手したら………されるかも………
鳥肌が立ち、鼓動も更に早くなった。
………だが、それは嫌悪なのか……………それとも、期待なのか?
貴枝に抱かれる時も、抱かれたい、愛されたいという期待と欲求と共に、
何をされるか分からないという嫌悪と恐れが同時に湧いてくる。
碧にとってこの二つの感情は分かち難く、常にセットでやって来るものだった。
故に、美冴に「何か」されるかもしれないという嫌悪や恐怖は、
実は無意識では、「何か」されたいという期待と繋がっているかもしれないのだ
−ご主人さまよりは、ストレートにえっちっぽい雰囲気だけど………
思わず頭を横に振る。
美冴に「何か」されたい期待があるとしたら、それでは浮気願望ではないか−うん、私はご主人さま一筋!
逃避も束の間に、ティーカップだけ持ってすぐに戻らねばならない。
胃にプレッシャーを抱えながら、碧は居間に戻った。
自分に言い聞かせる−色々聞かされて、先入観を持ってしまっているだけ。意識しない、意識しない。
居間では、手持ち無沙汰だったのか、美冴は何か小さいものを玩んでいた。香水か何かのガラスビンだ。
ソファに座り、ティーポットに手を伸ばそうとすると、
「あ、待って………淹れてあげるわ」
と美冴の手に制止された。手と手が触れ合う。碧はびくりと、あとずさりさえしたが、
「あ……ありがとうございます」
美冴は紅茶を注ぐと、優しい笑みを向けながら「お砂糖はどう?」と尋ねた。
またもどきりとする。貴枝との間で無言のうちに取り決めた「符丁」ではないか−ここまで知っているのだろうか?
「け、結構ですっ!」
思わず叫んでしまってから、後悔する−こんな大袈裟なリアクションしたら、ますます怪しいじゃない!
出来るだけ平静を装ってティーカップに口をつける。
美冴も再び掌の中のガラスビンに注意を戻した。
美冴は右手で摘み上げたビンを落として、左掌で受け止めてみせた。そしてそれを握ると、左手を碧に示し、
「今の。見たわね?」
何を言っているのか良く分からない。だが美冴はにやりと笑うと、掌を開いてみせた。そこには何もない。
「えっ?」
碧は思わず身を乗り出した。
すると、それを待っていたかのように美冴も身を乗り出してきて、碧の腰に手を伸ばした。
「ひ…ひぁっ!」
美冴は碧の服の腰のポケットに手を入れた。そして、そこからガラスビンを取り出した。
「えっ…………ええええっ?」
「手品にはちょっと自信があるの」
先ほどまでの警戒心を忘れ、碧は素直に感嘆した。
「はああ………凄いですね」
美冴はくすりと笑った。
「やっとうち解けてくれたのね」
「えっ………まあ………失礼しました」
「貴枝から色々聞かされたんでしょう?」
美冴の口調はごくフレンドリーで人懐こいものだった−やっぱり意識しすぎだったかな?
「はい………」
「怖がらなくていいわよ、痛いことはしないから………昔はお仕事でしてたけど………
そこのところは、貴枝姉さんとも意見が割と一致するところなのよね。
お互い、女の子をいじめるのは大好きだけど、痛い思いをさせるのは反則だなぁって」
−やっぱり気のせいじゃない。ごくナチュラルにそういう話題を………
聞かなかったことにしよう、と紅茶をぐっと飲み下す。
「でもね、私、安心したわ。貴枝が、「レズペット以上の関係」なんて言うと思わなかったもの。
あの貴枝がねぇ………気位が高すぎて対等に愛し合うことも出来ない、かといってセックスだけの関係で済ませることも出来ない、
そんな贅沢なこと言ってたら一生恋人なんて出来ないと思ってたけど。でも、碧ちゃんみたいないい子が見つかって、本当に良かったわ」
………このひと、ご主人さまが思っているよりも、ご主人さまのことを嫌ってないのかも。
本人を前にして突っかかるだけで、本当は似た者同士で、一番ご主人さまのことを理解しているのかもしれない。
……妙な感覚を覚える。
集中力がなく、頭に霞がかかったような感じがする。同時に、足が鉛になったように重い。どうしたんだろう。
美冴が優しく微笑みながら、
「お茶、おかわり?」
「は………いただきます」
紅茶でも飲めば頭がすっきりするだろう、と薦められるままに注がれた紅茶を口にする。
美冴は構わず話を続けた。
「私も貴枝もこういう性格だけど。貴枝があんななのは育ちのせいだろうけど、私の性格は………生まれついてかな。
貴枝から聞いた?あのクラブで貴枝と久しぶりにあって、色々ショックだったわ。余りにも性格が似ているものだから。
水上の家を嫌ってきたのに、結局貴枝とそっくりだったなんて、ね………これってどういう巡り合わせなんだろうね?」
「……………あ、はい。失礼しました………そうですね」
思わず、生返事をして済ます。粘り着くような眠気が瞼に貼り付いてくる。どうしたんだろう?
美冴は再びガラスビンを取りだし、その蓋をきゅっと開けると、中身を振ってみせた。
「………そんな似たもの同士の姉妹なのに、姉には可愛いメイドさんがいて、妾腹の妹にはいないっていうのは、
不公平じゃない?これってどういう巡り合わせなんだろうね?」
碧には既に返答する気力がなくなっていた−ガラスビンの中身は、香水だとばかり思っていたが………
くつくつという美冴の笑いだけが脳裏を埋め尽くす。
「言ったでしょう?手品が得意だって」
−台所に行った間に、ティーポットに何か………
昏倒する碧を肩で抱き止めながら、美冴は勝利の笑いを漏らした。
つー訳で本日はここまで。
次回こそはエロエロになるので、もう暫くお待ち下さい。
がむばってくらさい
エロエロ(´Д`;)ハァハァ
770 :
名無しさん@ピンキー:02/10/09 05:25
も、盛り上がってまいりましたなー。
期待しとりまつ。
形のない黒い渦が碧の意識を圧迫していた。
動きたくないのに動くことを強制されているようにも、動きたいのに身体が自由にならないようにも、
どちらにも感じられるその奇妙な感触は、意識が眠りから覚醒しかかっている状態に固有なあの感覚だった。
起きあがろうと、背伸びしたり身体を捻ろうとしたりするが、何故か身体が自由にならない。
かと言って眠り続けようとすると、呼吸が苦しくなってくる。何かが口を塞いでいるのだ−口を?
意識が覚醒した。唇が柔らかい何かで塞がれている。
−いや、「何か」ではない。貴枝との愛の日々を過ごす碧の唇には、馴染み深いものだ。
「やっぱりキスで起こしてあげるのが一番ね」
先ほどまで碧の口を吸っていた美冴の赤い唇が、艶然とした笑みを浮かべていた。
碧は、自分が貴枝のベッドにいるのに気付いた。だがいつもなら彼女の側にいる女主人はいない。
代わりに………その妹がいる。碧の思考を読んだように、美冴は言った。
「碧が悪いのよ。あなたみたいに可愛い娘が、貴枝と「レズペット以上の関係」だ、なんて………
意地が悪くて嫉妬深い妹としては、姉の大事なおもちゃを横取りせずにはいられないってこと。
それも、あなたたちがいつも愛し合っているベッドの上で………ぞくぞくするわ」
美冴がこの手の戯れに関して相当に経験があるのは大人の余裕を漂わす口調から伝わってきたが、それにすら興奮の色が隠せない。
彼女自身の言う通り、姉の愛人を犯す喜びに興奮を感じているのだ。
そんな美冴の言葉は碧の背筋に冷たいものを走らせた。
だが、碧をそれ以上に恐れさせ、混乱させたのは、自分の置かれた状況であり、美冴の格好だった。
ベッドに寝かされた碧は一糸まとわぬ姿にされた上、両手足を大の字に開かされ、手首足首に革製の枷をつけられていた。
手枷からは鎖が伸び、ベッドの下で何かに固定されているようで、碧が腕を動かすのを禁じている。
同じく足枷は金属のバーで繋がれ、開かれた足は閉じることも立ち上がることもままならなくなっていた。
貴枝にも、腕を縛られたり、目隠しをされたりして愛撫されることはよくあった。だが、ここまでがっちりと拘束されたことはない。
−いや、貴枝にされるのであれば困惑はしたものの、受け容れたろう。だが、第3者にこんなことを許すことになろうとは、思いもしないことだった。
そして、美冴の服装。
ほっそりとした足のラインにぴたりと沿って太股の高さまであるブーツ。
同様に手の甲から肘までを覆う指抜きの手袋。
豊かな乳房を更に上へと押し上げ、細い腰を更に締め付けているコルセット。
鋲の打たれたチョーカー。
そのいずれもがぬめぬめと黒光りする材質なのだ。
………とどめは、その手が玩んでいる乗馬鞭である。
貴枝のビデオで見たことはあったが、ボンデージの実物を目にするのは初めてだった。
余りの驚きと恐怖に、叫ぼうとしても声がかすれてしまう。
「や………やめてください………」
だがそういった態度は、美冴相手には逆効果だった−いや、貴枝でも同じことだろうが。
「いい顔。そんな顔をされたら、ますますやめられないわ」
美冴は壁に立てかけてあるトランクに歩み寄った。先ほど目にしたものだ。この拘束具や衣装もこの中に入れて持参したに違いない。
美冴がトランクから取り出したのは、三十センチほどの長さの鳥の羽根だった。
それが何をするためのものか一目で気付いた碧は、恐怖と−そして期待に鼓動が早くなるのを感じた。
そう、今の碧は美冴に愛撫されることにはっきりと期待を覚えている自分を認識していた。
美冴を貴枝のように慕う気持ちはなかったが、意志とは関係なしに、
想像もつかない愛の技を施されよがり狂わされるであろうことに恐怖と期待を、不安と欲望を共に感じていた。
感じる身体にされてしまっているのだ−貴枝の手で。
貴枝以外の相手に抱かれるなど絶対に嫌だったが、まさに貴枝に愛されることで女の喜びを知ってしまった碧の身体は、
おぞましくも美冴の愛撫によって滅茶苦茶にされることを期待してしまっている。皮肉という他なかった。
「ふふふ、いい顔………期待と不安が入り交じった表情で………一番いじめ甲斐のある顔だわ」
碧の考えをまるで読んだような物言い。
恐らく貴枝でも同じことを言ったろう。
貴枝と美冴が実に近しい思考と嗜好を持っていることの証明であり、故に貴枝に開発された碧の性質も一目で見抜くことが出来るのだろう。
鞭を羽根に持ち替えた美冴は、ベッドの上にあがってきて、
「さっきも言ったけど、痛い思いをさせるのは好きじゃないの。あなたは、ただ気持ち良くなる、それだけでいい。身も心も私に任せてね。
でも、抵抗するようだったら………罰を下すことになるから、そのつもりでね」
笑顔も口調も優しいだけに、余計に恐ろしかった。
がたがたと身体が震えると、手枷の鎖がそれに合わせて音を立てる。
だが恐怖−といく分の期待に逆らい、勇気を振り絞って碧は決然と言った。
「私を抱いても無駄です。私はご主人さま以外には愛されても感じないです!」
本当に感じないという自信はなかったが、貴枝を裏切る真似は出来ない。
その言葉は一瞬のみ美冴の表情を硬くしたが、すぐに笑みを取り戻した。
碧の貴枝に対する愛情の深さを見せつけられ、ますます二人への嫉妬を深くし、
だがそれを踏みにじる喜びが取って代わった、というところだろう。
「ふふふ、本当にそう思う?」
碧の頬に手をかけると、美冴は顔を近づけてきた。唇が塞がれる。
「んッ!」
舌が強引に唇を割って入ってきた。
美冴の左手は優しく碧の髪を梳り、右手はうなじや耳や頬を愛撫している。
気がつくと、碧は優しく緩やかなリズムの愛撫に身を委ねていた。
はっとすると、美冴は唇を離した。
「そう、それでいいのよ」
そう言って碧の頭を抱きかかえ、自分の胸に埋める。一瞬貴枝に抱かれる時と同じ感覚がフラッシュバックしてきた。
以前、美冴を背後にした時、貴枝が後ろにいるように感じた。
その理由を、背格好が同じくらいであるとか、姉妹であるからというように考えてきた碧だったが、
実はもうひとつ大きな理由があることに気付いた。
体臭がそっくりだったのだ。碧が愛してやまない貴枝の乳房と同じ心地よい香りがする。
何度となく貴枝に愛され、今では貴枝の匂いを嗅ぐだけで欲情し、
オナニーをする時は貴枝の匂いを思い浮かべる碧にとって、それは甘く妖しい毒の香りだった。
意に反して、性器の奥に愛欲の高まりを示す湿り気が感じられてきた。
−だめっ!引っ込んで!
そう思う間もなく、乳首に甘く切ない感触を感じ、身をよじらせる。
美冴の手に握られた羽根が乳首の先端を擦りあげている。
「あはっ………はぁン……んん……」
指や舌とはまた違う柔らかさが、碧の若々しい乳房にまとわりつく。
左乳首を羽根が、右乳首を指がそれぞれに違った動きで同時に責めた。
完全に勃起した乳首をしばらく玩んだ後、今度は羽根が下へ降りていき、腹を優しく愛撫し始めた。
インターバルかと思うのも束の間、美冴の唇が左乳首を甘く噛んだ。碧はまたも身体をのけぞらせる。
腹へのゆったりとした愛撫がまたしても優しいリズムで碧の尖った神経を和らげ、碧の防御を下げさせたところに、
美冴の舌や歯や唇が乳首に強烈な快感をもたらす。
「だ……だめぇ……………はッ………あッ………たすけ……ごしゅじ……んさ………」
「今のあなたのご主人さまは、私よ。分からせてあげる」
羽根が更に下がっていき、股間に到った。
柔らかい羽根が既に張りつめるだけ張りつめた隠核に触れると、鋭い快感が脳天にまで昇ってきて、とうとう愛液が漏れ出すのが分かった。
「うふふふ。碧の心はともかく、身体は分かっているみたいね」
指が秘裂に侵入し、羽根が隠核を撫であげ続ける。
碧は涙を浮かべ、顔を真っ赤に染めて俯いた。
貴枝を裏切っているという罪悪感と悲しみが却って快感を煽る。美冴のほんのわずかな動作にも、身体が反応してしまう。
−ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!
心の中で何度も貴枝への詫びを呟きつつ、碧は絶頂に達した。
タイミングを見計らい、美冴が碧の性器に口づけし、痙攣する隠核を舌で圧迫して絶頂の快感を増幅する。
「ううっ!く………んん………」
脱力した碧を征服者の笑みを浮かべながら見下ろし、美冴は、
「さあ、きれいにして」
と碧自身の愛液に汚された指を碧の口に突っ込んできた。
碧には大人しく舐める他なかった。
下手に抵抗したら、もっと気持ち良いことをされ、狂わされてしまうだろう。それは耐え難い。
かといって、このまま大人しく受け容れていたら、結局同じことである。どうしようもなかった。
「今度はこっちも……」
唇を塞がれた。自分の愛液が流し込まれてくる。
貴枝に何十回となくされたこの行為であるが、今の碧には余りにも忌まわしかった。
だが貴枝にされるのと同じく心地よい。それが忌まわしさを増幅する。
−助けて………………
その時、扉が開いて貴枝が入ってきた。
唇を重ねていた二人は、驚きの余り、暫しそのまま固まった。
−ご主人さま!
救いの女神がやって来た筈なのだが、自分が犯している行為の罪深さが思い出された。
碧は、美冴の唇から解放されるや否や、貴枝から顔を背け、嗚咽を漏らしはじめる
−いっそ………死にたい…………
美冴は、碧の上から身体を起こすと、
「お帰りなさい。楽しませてもらってるわ」
貴枝の表情は、能面のようだった。悪夢のような光景に、思考能力が停止してしまっている。
こんなことは想像もつかなかったことだ
………いや、怪しいとは思って、帰ってきたのだ。
話があるからということで美冴に呼び出され、出かけてみれば、約束の場所と時間にも美冴は現れず、
心配になって家に電話しても碧は出ない。
何かあったのでは、と帰ることにしたその帰路で、まさか、とは思った。だが………
「こんな………こんなことが………」
こめかみに痙攣が走り、唇の端が細かく震える。
「この!泥棒猫が!」
貴枝がベッドへと詰め寄りかけたその時−
バシッ!
美冴が乗馬鞭を床に叩きつけた。
元SMクラブのナンバーワンクイーンは、悽愴な迫力を滲ませて姉に警告した。
「短気を起こすと、今度は可愛いメイドが痛い目を見るわよ」
貴枝の足が止まる。爆発寸前の怒りのやり場を奪われ、どうすることも出来ない悔しさが、貴枝の顔を朱に染めた。
「………あまりなめた真似をすると、後が怖いわよ……………」
貴枝の言葉には単なる恫喝以上の重みがあったが、主導権を握る今の美冴には通用しなかった。
「ふふふふ、そうかしら。例えば、こんな………」
美冴の手が碧の乳房に伸びる。
「やめろ!」
短く叫ぶ貴枝は、見えない鎖で繋がれた、怒れる牝豹のようだった。
「やめて欲しかったら、条件を呑むことね」
「………条件?」
怒りに曇る頭を必死に冷却しながら、貴枝は相手の出方を窺う。
「私はペットが欲しいの。
本当に碧は最高ね。貴枝が調教しただけあって、こんな可愛くてエッチなレズペットはそうそういないわ。
でもね、私はずっと昔から欲しかったものがあるの」
貴枝は美冴の言おうとしていることを察した。顔から血の気が引く。
「あなた、まさか………」
「私がペットにしたい女はね、水上貴枝、あなたよ。
いつもいつも私の神経を逆撫でにしてきたあなた!半分だけ血の繋がった姉を!私の奴隷にしたい!
あなたがそうするなら、碧は諦めてもいいわ」
「ダメです、ご主人さま!」
今まで泣いていた碧が激しく鎖を鳴らして、起きあがろうとした。
「ご主人さまとそういうことは関係ないことです!美冴さまもそんな意地の悪いことを言わないで!」
「みどり………」
美冴はふんと鼻を鳴らし、
「私はどっちでも構わないわ。早く決めてもらいたいものね」
真っ赤に泣きはらした碧の目と怒りと困惑に濁る貴枝の目が見つめ合った。
「いいのよ、碧…………」
「ご主人さま………」
それ以上の言葉はなかった。
碧は着物の帯を解きはじめた。ほっそりとした白い裸身を晒した貴枝は、美冴の前に膝を突いた。
耐えきれず、碧は目を背ける。
美冴はトランクから革製の首輪を取り出すと、貴枝の首に取り付けた。そして、
「まずはご挨拶からはじめましょうか」
唇をきりと噛みしめた貴枝はひざまずき、美冴のエナメルのブーツにキスした。
本日はここまで。
スレ趣旨的に道具の使用はまずいかなぁとは思いましたが、使っちゃいました。すいません。
基本的に、男性器の模造品ないし電動器具に類するものは使わない、という方針ではいます。
さて、次回でラストの予定ですが、
ドロドロなノリが行くとこまで行ったダークな堕ち、じゃねぇ、オチになりますか、
それともハッピーで脳天気であンま〜いオチになりますか、はてさて。
オラわくわくすっぞ!
>>410さん
お疲れ様です。漏れもわくわくしてお待ちしてます。
>>410 このところ、なぜか毎回二人分のレスがついてましたが(w、
読んでる人間は確実にもっといますのでご安心を。
しかし、思ってたよりハードな展開でハアハアでつ。
艶々と光る黒いブーツの表面に桃色の舌が唾液の軌跡を残していき、輝きを増す。
「そうよ、ゆっくりね、姉さん」
美冴は、敢えて「姉さん」という言葉を用いることで、貴枝に腹違いの妹のおもちゃになったことを痛感させようとしていた。
従うしかない貴枝は、屈辱をぐっとこらえ、ブーツを舐め続ける。
暫く貴枝の奉仕を受けていた美冴は、乗馬鞭で貴枝の顎を撫で、「止め」の合図を送った。
顔をあげた貴枝は、屈辱よりは苦悩を滲ませた面持ちで、
「みさ………ご主人さま、これで私はご主人さまのペットになったのですから、碧は放してあげてください」
美冴は静かで優しい笑みを貴枝に投げかけながら、表情とは裏腹の意地の悪い返答を返した。
「奴隷の立場でそんなことを言えると思って?どうやら調教が必要なようね」
乗馬鞭が貴枝の背中に振り下ろされた。
バシッ!
「やめて!」
貴枝は苦痛に悲鳴を漏らしたが、それ以上に大きい声で碧の絶叫が響き渡った。
「やめてください!私を打って!私が代わりになるから!」
わめきちらす碧に貴枝も美冴も暫し注意を引かれた。
だが貴枝が気遣わしげな視線を碧に送っているのに気付くと、美冴の顔から笑いが消えた。
再び鞭が振り下ろされる。
「よそ見しない!」
貴枝が呻き、碧が叫ぶ。
「碧、もう何と言っても無駄よ。姉さんはあなたを助けるために私のものになったんだから。姉さんをどうしようと私の勝手。
でもね、約束は守らなきゃね。姉さん、碧は放してあげるわ。待ってなさい」
貴枝を正座させると、美冴はベッドに歩み寄り、碧の足からバーと枷を、左手からも枷を外した。
そしてベッドから降りると、右手の枷から伸びる鎖をがっちりと結わえていたジャッキのような器具からそれを外し、
鎖の端を持って貴枝の許へ戻った。鎖が貴枝の首輪に取り付けられる。
「!」
「なんてことを!」
貴枝は辛うじて言葉をこらえたが、碧の驚きは尋常ではなかった。
「これが終わったら自由の身にしてあげるから安心なさい。
今あなたを解放すると、姉さんが約束を反故にしかねないものね。調教が終わるまで付き合ってもらうわ」
貴枝の顔に怒気が浮かんだ。プライドの高い貴枝にとってこの言葉は、屈従を要求される以上に腹に据えかねたようだ。
「約束はちゃんと守るわ!」
貴枝の方を見ようともせず、美冴は無言で鞭を鳴らした。
貴枝が沈黙すると、続ける。
「それに、碧、ペットであるあなたの見ている前で私のペットにされるのは、調教の一環でもあるの。ご主人さまの恥ずかしいところをうんと見てあげてね」
美冴は鎖を手に、ベッドへと移動した。慌ててついていこうと、立ち上がりかけた貴枝を制し、
「まだペットの立場をわきまえていないようね」
貴枝は膝をついた姿勢に戻ると、四つん這いで妹の足元を這いはじめた。
二人の長身の女がベッドにあがってきて、碧は慌ててベッドから降りた。
クイーンサイズのベッドには、三人が載るスペースが充分にあったが、女主人が他の女に犯されるのを間近に見る勇気はなかった。
だが貴枝と鎖で繋がれている以上、離れられる距離には限界がある。
自分に尻を向けて四つん這いになっている女主人を見ていると、涙で視界が歪んできた。
まるでこの鎖が、今の自分と貴枝を繋ぐか細い糸であるかのように思え、鎖を力無く握りしめる。
美冴は、貴枝の尻を手でかき分け、狭間にのぞく秘裂に指を入れた。
ゆっくりとした愛撫が開始され、美冴の舌と唇と歯が貴枝の尻から腰にかけてを舐め、吸い、歯形をつけていく。
貴枝は抵抗して、声を必死でこらえている。次第に性器が濡れてきたが、貴枝はかすかな呻きしか漏らさない。
そもそも相手を愛撫することが専門である貴枝は、相手に愛撫されても快楽をこらえがちで、またそうして快楽を長続きさせ、欲情を煽っていくスタイルの持ち主だった。
それは美冴もそうであり、かつて二人が寝たときには、お互いがそういう態度を取ったので、全く噛み合わなかったのだが………
それに気付いた美冴は、貴枝の防御を下げさせる手に出た。
ごく軽くではあるが、鞭で尻を叩く。快楽に耐えることには慣れている貴枝も、これには顔を歪めた。
「やめて!」
碧が懇願するのも聞き入れず、細かく何度か尻を叩く。
右手の鞭で尻を叩くのと左手の指で性器をかき乱すのを交互に繰り返し、貴枝の集中を妨げる。
苦痛と快楽がない混ぜになってきて、自分が痛みに呻いているのか、快感に鳴いているのか分からなくなってくる。
こうしていくうちに条件反射的に痛みに快感を覚えてしまうようにする、サディスト特有の調教法だった。
そもそも貴枝自身、痛みと快感ではないものの、徹底的な焦らし・お預けと責めの繰り返しで、
碧を快楽に敏感な身体に開発してきたのだから、今自分が何をされているのか良く分かった。
ましてやその様を碧に見られているのだ。恥ずかしくて恥ずかしくて、死にたいくらいだった。
両腕と額をシーツに寝かせ、尻だけを高く上げた貴枝の姿勢から、
彼女が四つん這いの姿勢すら維持するのが難しくなってきているのを見て取った美冴は、
「いいわ、寝なさい。身体を開くのよ」
貴枝は大人しく従った。それは辛い姿勢からの解放を意味するのか、更なる悪夢の始まりを告げるものなのか………
美冴の指と舌が貴枝の乳房を、肩を、下腹を愛撫していく。
ヴァイオリンの弓にように、乗馬鞭を開かれた貴枝の太股の付け根に擦り付け上下させる。
「はあっ………くっ……こんな………」
屈辱と苦痛と快楽に顔を歪め、貴枝が悶える。その様を見つめ、碧が涙を零す。
そしてその中央に君臨し、歓喜に酔いしれているのは、美冴だ。悪夢のような光景だった。
美冴の指に貫かれ、すっかりその技巧に身を委ねきった貴枝の心境に、変化の兆しが見えはじめていた。
美冴に対する親近の念が湧いてきたのだ。
だが、それは愛ではなく………同情だった。共感だった。
「みさ………みさえっ!くぅっ!みさえ、あい………愛してるの!だか………はっ!ああっ…………」
内側からの激しい愛撫に、ついに貴枝は気をやった。
貴枝が美冴の名前を叫びながら達したことに、碧は衝撃を、美冴は勝利の喜びを感じていた。
−嗚呼、ご主人さまが………
碧は、これを貴枝の敗北と捉えた。美冴も同様だった。
ついに貴枝を屈服させた。長年の戦いに勝利したのだ。
以前一度だけ身体をぶつけ合った時は、向こうの方が折れて、勝手に達した。
本気でぶつかり合わず逃げるなど、タチの技量と器を競う場に於いては大変な無礼だ。
だが今度は違う。鳴かせてやったのだ。
次は名前ではなく、「ご主人さま」なり「美冴さま」なりと呼ばせてイかせてやるのが課題か………
ぐいと鎖を引き貴枝の顔を引き寄せ、そこで初めて美冴は、自分を見つめる貴枝の眼差しに気付いた。
怒りや屈辱ではない。かといって快楽に負けた末の媚びや従属でもない。
それは同情の眼差しだった。
絶頂に達したばかりだというのに、興奮も冷めてしまっている様子で、悲しみと愛情が入り交じった視線で見つめてくる。
そして、それは見覚えのあるものだった−あの一度だけ身体を交わし、貴枝をイかせた時の視線もこうだった。
掴んだと思った勝利の歓喜は瞬く間に消え失せ、またしても相手に侮られた怒りに、美冴は目の前が真っ赤になった。
「この………馬鹿にして!」
思わず美冴は貴枝に平手打ちを喰わせた。
だが貴枝はひるまなかった。美冴の肩に身を預け、寂しくそして熱い声で囁いた。
「お願い、美冴、もうやめて。これ以上しても、あなたも私も辛いだけだわ」
「な………何を言ってるの?話を逸らさないで」
貴枝は美冴の肩を掴み、妹の目をまっすぐに見据えた。思わず美冴も気圧される。
美冴は怒りに任せ、手にした鎖をぐいと引いた。貴枝はベッドに倒されたが、それでも屈服しなかった。
「私を奴隷にしたところで、満足出来る?ずっとそれだけを念願にしてきて、今こうやってそれが叶って………
で、これからもそうやって生きていくつもりなの?誰の愛も受け容れず、誰にも快楽以上のものを与えずに?………
そんなの………辛いだけじゃない………………」
「生意気を!」
「あなたが私を憎んでいるのは良く分かるわ。あなたと似ている私が。
特に、自分の性格の、自分でも好きになれないところで良く似ている私が。
それなのに全く違った、恵まれた環境で生まれ育った私が。分かるわ。
でもね、同じことなの。私は、私に似すぎているあなたが疎ましくて、
でも恵まれた環境にいる私があなたを嫌うことは許されないと思ってきたの。
本当は私だって、あなたを憎んで………憎みきりたかったわ。
でも、出来る訳ないじゃない!こんなに自分に似た妹を!
私が自分を好きになれなくて苦しんでいる時、全く同じ悩みを抱えているあなたを憎んだり出来る?
ようやく私が心を通わせることの出来たパートナーを得たのを見て、あなたがこんなことに及んだ気持ちも分かる。
だから………碧にあんなに酷いことをしたけど………私はあなたを憎めない………
私は美冴を許すわ。だから美冴も自分を許す努力をして欲しいの」
美冴の顔に一瞬だけ驚きの色が浮かび、次の瞬間にはまた怒りと恨みが取って代わった。再び貴枝に平手打ちを喰らわす。
「よくも!そんなことが!水上の家の女に許されたくなんかない!」
だが貴枝は毅然とした態度を毫も崩さなかった。あくまで冷静かつ共感を込めて妹に語りかける。
「美冴。あなたすぐそこに鞭があるじゃない。なのに、私を手で打った。分かる?
ついさっきまで相手を調教するのには鞭を用いていたのに、頭に血が昇って見境がなくなってつい人をぶった時には、鞭ではなくて手で打った。
分かる?本当は、あなたは優しいひとなのよ」
美冴は絶句した。完全に貴枝の指摘に虚を突かれ、何も言い返せなくなっている。貴枝はそれを見逃さず、
「ごめんなさいね………私の美冴」
「うっ………むぅ………」
貴枝は、有無を言わせず美冴の唇を塞いだ。
優しい指が美冴のうなじを撫であげ、髪を梳いた。乳房をもみ、腰を抱き締めた。
美冴は、一度唇を強引に離すと、今度は自分から挑みかかるように貴枝の唇に食らい付いた。
ベッドに座り込み互いに寄りかかった姿勢で抱き合った姉妹は、互いの技巧の限りを尽くして相手を責めはじめた。
姉は相手を許し愛するため、妹は相手を屈服させ従わせるため………
一切の器具を用いず、ただ舌と唇と指の技巧のみを競い合う。
勝負は伯仲していた。
相手を責める技量も互角、加えてどちらも禁欲することに長けるため、
勝負と言うよりは我の張り合いといった様相を呈してきた。
以前、愛技を競い合った時と同じだ。
−だが、突然拮抗が崩れた。
碧が美冴を背中から抱き締めた。うなじを優しく舐めあげ、手を乳房に回し貴枝仕込みの指の動きを施す。
碧は、悲しげな声で懇願した。
「もうやめて下さい、美冴さま!」
「み………みどり………ふ、はぁぁっ!ひ、卑怯よ、たかえ……あっあっ!」
碧が加わり、二対一で責められ、一気に美冴の形勢は不利に傾いた。
「美冴さま、私も美冴さまを許します!だから、もうやめて。」
「みど……り………あなた………」
涙ぐみながら語りかける碧を見て、いつしか美冴は抵抗をやめていた。
「美冴さまのお気持ちは良く分かりました。私も、ご主人さまも、ひとりぼっちの辛さは良く知っています。
だから、お互いがどうしても必要な間柄になったんです。それと同じ、美冴さまにも愛してくれる誰かが必要なんです。
お願いですから、私たちの気持ちを受け容れて………」
抵抗をやめた美冴のコルセットのジッパーを貴枝が降ろし、脱がせはじめた。チョーカーも取り外す。
「私とあなたは、気持ち悪いくらいに似すぎているわ。だから、お互いの考えが分かりすぎて、
あなたは私を嫌ったし、私はあなたを助けたくなった。それと同じ、碧と私も気持ちが通じ合っているから、
私に分かることは碧にも分かるのよ。あなたが私に劣らず碧を鳴かせることが出来たのと同じこと」
貴枝と碧の絆をまたしても見せつけられ、嫉妬の炎が再び燃え上がるのを抑えられない一方、
美冴は、貴枝と自分、碧と自分の距離に気付き、それを容認する気持ちが芽生えはじめていた。
「ご主人さまと私は親子なんです」
「!」
碧は美冴の足元に回ると、右足のブーツを締めている紐を解きはじめた。
「血は繋がっていないけど親子。私がやっと持てたお母さま。ご主人さまがやっと取り戻せた家族。
血が繋がってなくても親子なんだから、半分しか血が繋がってなくてもやっぱり美冴さまとご主人さまは立派な姉妹なんですよ。
お願い、私の叔母さまになって………」
「あなたの………」
ブーツを脱がせると、碧は美冴の足に頬ずりし、指にキスした。もう片方のブーツの紐も解きはじめる。
貴枝は美冴を優しくベッドに押し倒し、唇を塞いだ。美冴は、自分から両腕を貴枝の頭に絡めてきた。
碧は足の指をたっぷりとしゃぶると、今度は足首にキスし、ごくゆっくりと、美冴の白い足を味わいながら舌を上へと昇らせはじめた。
ついに股間へ辿り着いた碧は、愛おしげに秘裂を撫で、太股を音を立てて吸った。
貴枝は、美冴の右手を取り、黒いエナメルの手袋から伸びる美冴の白い指を愛おしげに持ち上げ、口に含んだ。
美冴はそれに応えるべく、左手を姉の性器に伸ばし、先ほどよりずっと優しく愛撫した。
碧の奉仕によって高められつつ、美冴は、姉をじっと見つめて、
「ねえ………私の上に………乗って」
貴枝は頷くと、美冴の顔を跨いだ。出来るだけ美冴に体重をかけないよう、両股に力を入れる。
だが、努力も美冴の舌が貴枝の陰核に触れると、たちまち決壊した。
「ふあっ!くっ………んん………」
美冴は右手の指で貴枝の秘裂をかき分け、鼻を陰核に擦りつけ、舌を激しく動かした。
左腕を伸ばし、貴枝の乳房に指を這わせる。貴枝は唇を噛みながら、自分の乳房を愛撫する美冴の手を握りしめる。
「んっ………んっ………みさ………みさえ………はぁっ!」
貴枝が限界に達した。乳房を押し上げるように自分の身体を抱き締め、大きく痙攣し、そして弛緩してベッドに倒れ込んだ。
美冴も、碧の奉仕によって、姉の愛液をたっぷりとかけられた顔に陶酔の色を浮かべており、限界が近いことを示していた。
起きあがった貴枝が、碧に何か耳打ちした。
碧は、達しかけた美冴の股間から顔を離すと、
「ちょっと腰を、お願いします」と呟いた。
碧が何をしようとしているか気付いた美冴は両足を開き、腰を浮かした。
碧は自分の右足を美冴の腰の下に差し入れ、左足を美冴の右足を押さえ込むように絡めた。
ぐっと身体を突き入れ、太股と太股が密着し、互いの秘裂と秘裂がキスする形になった。
ほとんど絶頂の寸前だった美冴には、堪えられなかった。
どちらからということもなく、互いに相手の左足を愛おしげに抱き締め、性器で性器を擦り合う。
「んっ………みど………みどり………いっ………いいの、いいの!」
「はっ………はぁぁ………みさえさまぁぁ………はっ」
気だるげに這ってきた貴枝が、擦り付けられ合う二人の性器にキスした。
「はぁっ!ああああ!みどり!みどりっ………………」
「みさ………えさま………ごしゅじん………さ………まぁぁぁ………」
天使の微笑みを浮かべながら、碧は達した。
やはり微笑みながら、貴枝は妹にそっと寄り添い、美冴は姉の腕にそっと手を差し伸べた。
入浴を終え、遅い夕食を取っていると、貴枝が浮かない顔をしているのに、碧は気付いた。
薦められるままに、美冴は一番最初に入浴したが、貴枝が入浴し、碧が料理にとりかかっている間に、
持ってきた器具を撤去して帰ってしまっていた。
「美冴さまもいたら良いのに。やっぱりあの後では恥ずかしいのかなあ?」
貴枝は暫し無言だったが、
「私は美冴をまた傷つけてしまったかもしれない………」
碧は思わず聞き返した。
「え、どうしてです?これで美冴さまも………」
「そんなに単純な女じゃないのよ、美冴は。私自身がそうだから、良く分かるの」
一旦言葉を切り、貴枝は「娘」に説いて聞かせるように続けた。
「セックスという意味でも、生活全般という意味でも、相手の愛を受け容れずに、
一匹狼で生きてきたプライドっていうのがあるのよ。
私にも少なからずそういう部分はあるわ。
つまらない物言いに聞こえるだろうけど、彼女の、そういうタチのプライドを傷つけてしまったかなぁ………って」
「え、でもご主人さまには………」
「そう、私には碧がいる。でも美冴にはいない。その違いよ。
私は結局誰かと愛し合うことを求めた、美冴はやせ我慢を続けている。
私は碧に巡り会うことが出来た、美冴は未だ巡り会えていない。
その点では、まだ私たち姉妹は不公平な星の元にいるのね」
碧も沈黙した。あれだけ激しく愛を伝えたというのに、無駄だったというのだろうか。
「いつか美冴さまも、私たちのような関係を持てる人を見つけられるんでしょうか………」
貴枝は、かすかに微笑んで、
「今日、私たちが彼女の中に少しでも変化を起こせたのなら、いつかきっと………その日が来ることを祈りましょう」
はい、これで第三巻の終わり〜。
あー、疲れた疲れた。取り合えず書きたいことは全部書けたんで満足。
今回、選に漏れた1)3)やら個人的にハァハァする用の妄想はまだあるのですが、
エネルギー残量ゼロなんで、もう暫くはお休み。
また機会&要望ないしお許しが出るようでしたら、書かせていただきますわ。
取りあえず少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
長々スレ占領して申し訳ありませんでした。
生で見れたー。ご苦労様です。すばらしいですよ…ほんと。シチュエーションですでに撃沈されましたわ…
がんがって休養してください〜^^ またのお越しを心よりお待ち申し上げております^^
>>410 ありがとうございました。
少しどころか物凄く楽しませて頂きますた。
>>410 甘めのオチになったねえ。やっぱりこのほうが落ち着くかな。
とにかく、楽しませてもらいました。
どうでもいいけど、貴枝さんと苗字が同じなんでくすぐったいです(w
779>
碧は着物の帯を〜→貴枝は着物の帯を〜の間違いジャン!何やってる漏れ(鬱)
皆様、ご感想と応援ありがとうございますー。そう言っていただけて何よりです。
797>
>甘めのオチになった
う〜ん、780のような煽りを書いてますが、甘すぎず暗すぎずを目指したんですけど、難しいですね。
「愛だけでもプライドだけでも生きていけない屈折した女」を描くのが目標なんですけどね。
まぁ美冴タンをまた書くことがあっても、もうこういう展開にはせずに、
屈折要員はまた貴枝ひとりに絞ると思います。
799 :
名無しさん@ピンキー:02/10/12 22:02
800 :
名無しさん@ピンキー:02/10/14 06:55
あ・・・
800頂いときます。
801 :
名無しさん@ピンキー:02/10/14 07:14
802 :
名無しさん@ピンキー:02/10/15 13:54
特撮ヲタが来る・・・。
803 :
名無しさん@ピンキー:02/10/15 13:58
804 :
名無しさん@ピンキー:02/10/15 14:19
比較的AV板ではレズものの話題がコンスタントに出続けている訳だけど、
見てみるとあちらではペニバン、ディルドの挿入がないと満足出来ないという声が多い。
二次元と実写映像では、レズエロ好きでも感覚的に違うのか?
ちなみに漏れは道具なし推奨派だけど、
雰囲気たっぷりでエロければ、実写での道具使用も許容する。
806 :
名無しさん@ピンキー:02/10/16 10:02
807 :
名無しさん@ピンキー:02/10/16 16:09
>805
やはり実写では脳内補完がやりにくくて、抜き場に困るから、ペニパンなどを使用し
てビジュアル的にわかりやすくする必要があるのだろうね(構図もマンガのようにはいか
んし)。
個人的には道具のありなし以前に、雰囲気がらしくないのが多くて、AVはあまり好き
じゃない(お奨めがあれば教えて)。やはり、レズ物は雰囲気ですよ。
美女同士(美少女でもいいし、美女×美少女でも可)のリアルレズシーンを延々と撮り
続けるというのはどうだろうか? カメラワークもうるさくない程度にカッコよく入れて
、何度も求め合う「蛇淫の性」を美々しく……というのが観たい。ラブラブな感じから、
段々ハードになっていって、ライトSMくらいまでいっちゃうての(道具の使用はケースバ
イケースというコトで、あまりこだわらない)。
>807の文章に萌えますた(w。
自分の場合も、ペニバンとかはケースバイケースでOKだけど、ペニバンはどう言うのかな、
「優位に立ったほうが、相手を屈服させるために使って萌え」なツールなので、下克上が好きな
性分と組み合わさって普段受けのキャラが装着するのが良かったり(w。
「美女×美少女」なら、断然美少女が「自分を仕込んでくれたお姉さまにお礼の御奉仕」ってな
感じで使ってくれたら最高〜だね^^
って、スレの嗜好からは外れるが(w。
806氏に一票。実写のレンタルをダビングするときでもペニバン使ってるところは
カットしてやってる(もちろん男が入ってきて3Pなんてのも当然カット)。
ちとスレ違いなのでsage
>807
海外のレズビデオだと、少数派ながらそういうのはあるみたいね。
ただ「カメラワークがうるさすぎて抜けない」という声は少なくない。
あと、二次元のような意味での「美少女」っていうのは実写だと難しいだろうなあ。
相変わらずスレ違いで申し訳ない。
811 :
名無しさん@ピンキー:02/10/20 14:09
悲しみに 微笑んで
喜びに 頷いて
思い切り 思い切り 生きようゼ
Oh yeah! 俺たち仲間さ 仲間さ
812 :
名無しさん@ピンキー:02/10/20 16:27
>810
この場合の美少女は、言ってしまえばロリのことだよ(12〜14才くらいだけど)。
いくらなんでも、マンガのような「美少女」なんてのは期待していない。
でも、白人(特にロシア系)のローティーンはよく「妖精のように可憐」と言われるから、
けっこういけるかも。
漏れはAVははじめてのディープキスとか甘く柔らかい舌とかを高評価。
素人でも女優でもいいんだけど、体当たりのドキュメントなのが好き。攻める楽しみに目覚めていくような奴。
シナリオとか舞台設定のあるのはどうも乗れない。
板違いっぽいネタ振って御免ね。
で、同じレズエロでも、漫画や小説のようなシチュエーションって、
実写映像じゃありえないなーって思って振ったネタだったんだけど、
814さんみたいな意見は面白いね。
レズもの特有の耽美さとかは、807さんの意見にもあるけど、
フィクションぽさとか作り物っぽさに繋がるっていう気がしてたんだけど、
ドキュメントみたいなのもそれはそれで興奮出来るかも。
そういうのは漫画だと難しそう(小説だと羞恥系とかがそれに当たる?)だしね。
いかんな、道具の話にまで到らなかった。また考えて出直します(W
で、考えてみたんだけど、漫画だと人物も器具も同じ線で描かれてしまうのに対し、
実写だと「生身」の女性が「道具」の擬似男性器を着用するギャップというのが
生々しく出てくる=エロい、ということがあるかも。
逆に漫画の場合、元からが作り物っぽいから、今更道具を着けなくても・・・
という心理があるかな。少なくとも、漏れの場合は。
ペニバンに関していうと、入れられる側よりも使う側が楽しんでるかどうかのほうが気になる。
「男の子ってこういう気分なんですね♪」とかそういう感想が出てくるようなの。
あちこちの板を見てると、結構女性には「ティムポつけたい願望」とかがあるのがわかるわけで、
そうした願望を満たすさま、というのを見てみたいわけです。
※だからといって受けが痛がったり無反応だったりは困るが(w
>>817 処女奪いたい願望ってのはどうでつか?
受けは痛がってしまうけど…
処女にペニバンはかわいそうなので、その場合はふたなり化。
マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) <
>>674-684 Fascinating Friday続きまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
821 :
名無しさん@ピンキー:02/11/02 02:50
更にここでも保守っage!!
823 :
名無しさん@ピンキー:02/11/02 10:55
電撃!稲妻!熱風!
電撃!稲妻!熱風!
824 :
名無しさん@ピンキー:02/11/02 13:04
825 :
名無しさん@ピンキー:02/11/04 00:15
>>823 ドラゴンロードをとばせ!
ドラゴンロードをとばせ!
826 :
名無しさん@ピンキー:02/11/06 15:53
>>825 電撃 稲妻 熱風
電撃 稲妻 熱風
地獄の影 深い闇を裂け
827 :
□□□■□:02/11/06 18:45
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828 :
名無しさん@ピンキー:02/11/07 02:21
829 :
名無しさん@ピンキー:02/11/09 01:01
>828
吠えろ!
吠えろ!吠えろ!
吠えろ吠えろ吠えろ吠えろ!ライダー
830 :
名無しさん@ピンキー:02/11/12 08:29
>>829 エンドレスファイト!
エンドレスファイト!
かっとびファイト!
831 :
名無しさん@ピンキー:02/11/12 08:34
832 :
名無しさん@ピンキー:02/11/12 16:31
>>830 SILVER CROSS GET IT ON
SILVER CROSS GET IT ON
お前に KNOCK OUT!
ほしゅ
834 :
名無しさん@ピンキー:02/11/14 02:59
何?・・・仮面ライダー??
ほしゅだゴルァ。
どうしちゃったのかなミンナ・・・
/ ヽ / ヽ
/ ヽ___/ ヽ イライライライラ
/ ノ( l___l \
| ⌒ ● | | ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | へ ヽ / | < SSのつづきまだ〜?
\\ \ \\ ヽ/ / \____________
チン \\ .> \\ ヽ
チン \\/ \\ _ |
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ヽ / _
\回回回回回/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ /|
\___/ ヽ____/ / |
/ |
/ |
837 :
名無しさん@ピンキー:02/11/23 17:34
もう無いんじゃない?
410でございます。
新作八割方書き上がっていたのですが、ずぅっとIEばかり使っていたもので、
読めない/書き込めない状態が続いておりました。
思い切って専用ブラウザ入れたら、何やら需要がある様子、
投稿してもよろしいでしょうか?相変わらずの女主人責め責め小説ですが。
つーか、他の方のSSも読みたいっ!というのは私も禿胴ですが。
スマソ、難航中です…。
自分もIEのままだったので来れなかったです(´・ω・`)
今日は大丈夫っぽいですが2chブラウザ入れた方が良いかも…。
ブラウザ入れましょう! そんなに手間もかからないし便利なことこの上なしですぞ^^
>>838 おー、もうだいたいできてるんですか。
読みたいです。
>>410 禿げしく読みたいです。
自分もガムバッテSS仕上げたい…。
>>840 ブラウザ入れますた。うーん便利。
もっと早くに使っていれば良かった(w
Her Personal Maid Vol.4
period of rebelness
−−−ご主人さま、ご主人さまはなんでそんなにお綺麗なんですか?嗚呼………
碧は胸のうちで呟かないではいられなかった。
いつものけだるげな午後のひと時、居間にはいつもと変わらず気だるげで、
クールで、そしてエレガントな貴枝の姿があった。
テーブルを挟んで貴枝の向かい側に座り、
碧はティーカップに視線を落としているように見せかけつつ、上目遣いに貴枝をじっと見守っていた。
女主人は、果たしてそんなメイドの態度に気付いているのだろうか。
碧のことなど一切眼中になく、ただ紅茶の味だけを楽しんでいるといった風情の貴枝ではあったが、
その実、自分の挙動を逐一観察し、自分の視線にも気付いているであろうことを、碧は知っている。
貴枝は決して碧の「監視」の手をゆるめることなく、それでいて決してそれを意識するようなそぶりを見せることはなかった。
今もこうしてリラックスしているように見えるが、実際は自分の考えていることは手に取るように分かっているのだろう、と碧は思う。
そして、だからこそ、リラックスした態度を崩さないことで、ますます碧に自分を意識させてしまうのだ。
自分の美しさ、気高さをよく理解し、目の前の愛人がそれに魅了されていることを意識しているからこそ、出来る芸当だった。
−本当に高貴な生まれの女(ひと)なのね………
注目を集めることに馴れ、相手との間に自然と一段の溝を築いてしまう女主人の屈折した性質に、貴枝はため息のひとつもつきたくなった。
だがそんな大きなリアクションをすれば、こちらの負けだ。
あくまで何も意識していないという顔をして、碧はため息を紅茶といっしょにぐっと飲み干した。
−悔しいけど、本当に綺麗………
その晩も、碧は夜伽に呼ばれなかった。
貴枝の顔がちらついてどうにも落ち着かず、碧は今夜もオナニーに耽溺していた。
最初は、紅茶を飲んだり、読書したり、投資の研究に当たる貴枝の日常の姿を思い浮かべ、指で股間をまさぐった。
だが、やがて妄想は、貴枝を陵辱し玩ぶものに変わっていった−
『ああ………碧さま……ご寵愛を………はぁぁぁ……貴枝めに碧さまの………くっ……あっああああっ!』
『いやらしい貴枝さん、愛してあげるわ、どう?』
『はあっ!いいです!いいんです……あっ、あっ、あっ………すごぅい……』
思わず碧は『台詞』を口にしていた。
「何が凄いの、貴枝?」
『碧さまの………碧さまの………指がいいんです!あっ!はっ!いいッ!』
「私と貴枝とどっちが上手?」
『はぁ………あっ………みど……りさまでっ………!〜〜〜』
「イッたのね?全くだらしないんだから……さ、答えなさい、私の方が上手い、そうね?」
『は……い…碧さまのテクは最高………です……』
「だったらどっちが偉いの?」
『碧さまです………碧さまが私のご主人さまです………貴枝めは碧さまのいやしいペットでございます………』
現実での威厳などかけらもない、欲望にとろけた視線で自分を見上げる妄想上の貴枝を、碧は辱め続けた。
実際、碧が自慰の際に思い浮かべる妄想は、実際の貴枝との夜伽の記憶であり、
反対に夜伽の時の媚態など微塵も感じさせぬ、昼間のクールな貴枝の姿であった
−そうした日常の仕草の下に押し隠されたエロチシズムは、夜伽の際に劣らず碧を惑わせた。
最近は、以前貴枝が碧に抱いて欲しいといった際の興奮が忘れられず、『たかえ』になって『みどり』を抱く妄想をオカズにすることもある。
自分を抱く妄想を思い浮かべ、自慰するのだから、文字通りの「自慰」であった。
だが、ここ数日は、それすら通り越し、貴枝を抱く妄想でもっぱら自分を慰めていた。
最初は貴枝でオナニーするのは避けようと思ったのだが、
寧ろ、せめて妄想の中だけでも貴枝を辱めてみよう、と考えを改めたのだ。
その晩は夜伽を申しつけられず、パジャマ姿の碧は、お休みのキスだけをしに貴枝の寝室に行った。
実は、今夜は抱いて欲しかったので、内心不満がくすぶっていた。
「失礼致します」
返事を待たずに寝室の戸を開ける。
ガウン姿の貴枝が優しく微笑みかけていた。昼間は決して見せてくれない表情だ。
「いらっしゃい」
「失礼致します、ご主人さま」一礼して、碧はベッドにあがった。
上体だけを起こした貴枝の前に手をついてかがみ込み、碧は貴枝に顔を近づけた。唇と唇がそっと触れ合う。
(やっぱり気持ちいい………)
このまま唇を放したくないという欲望に駆られる。かといって、ずっとこうしていることも出来ない。
だけど………
唇を軽く重ねるだけの、挨拶止まりのキスだった筈が、碧は貴枝の首に手を回し、激しく女主人の唇を啜った。
驚いた貴枝は、身体を離し、そこで名残惜しげに瞳を潤ませる碧の視線にぶつかった。
「………碧、あなた…」
碧はぐっと息を呑んだ。これを言ってしまったら、メイドの立場を踏み越えることになる。
ご主人さまを怒らせちゃうかも………だが、一旦、愛情と欲情に火がついてしまったらどうしようもない。
「………ご主人さま……あの……夜伽のお仕事はないということでしたけど………その……」
貴枝が冷めた目で見つめている。怒っているのか、呆れているのか………勇気はたちまち萎え、口ごもる。
「……いえ、私………その………すいませんでした!生意気なこと……」
言い訳を制止させようとするかのように、貴枝は碧の右頬にそっと触れた。
「抱いて欲しいってこと?」
「!………そ、その、あの………そうです………」
碧は顔を真っ赤に染めて俯いた。
女主人は、恥ずかしがるメイドの様子が愛おしくて仕方がないといった風に、上品にくすりと笑った。
「うーん、そうね。私には碧を抱く気はないの、だから今夜は夜伽の符丁は示してない。分かりますね?」
背中に汗が噴き出すのを感じる−嗚呼、やっぱり生意気なことを言ったって思われちゃったぁ!
「でもね、碧が私を抱くというのなら、それは構わないわ」
「えっ?」一瞬、貴枝の言う意味が分からず、聞き返す。
「碧が抱きたいのなら………私の身体は全部碧に預けるわ。どう?」
心臓の鼓動が早くなる。不意打ちだ。
いや、それだけではない−いつもは愛されるばかりの自分に、
主人の「身体を預かる」ことなど出来るのだろうか、という不安が、碧をせき立てているのだ。
夜伽の最中に、貴枝の求めに応じて、貴枝の身体を愛撫することはある。
だが、それは一夜の交歓全体からすればごく僅かな比率に過ぎず、九割以上は、貴枝が攻めに回る。
責められて身も心も貴枝の思い通りになって、夢中になっている時だからこそ、
パートナーを抱く・愛するということを意識せずに貴枝に触れることが出来ているのだ。
言い換えれば、貴枝は、自分の責めの合間にリズムを整える時に碧に攻めさせているのであり、
その瞬間、愛しているのは碧でも、主導権は已然として貴枝の側にあると言えた。
だが、今は最初から最後まで自分のリードで、貴枝を抱くことが求められている。
考えてみれば当然の話で、セックスしようと言い出したからには、それだけの技術と責任を持たねばならない。
貴枝から一方的に下される夜伽の符丁も、貴枝がそれだけのものを持っているからこそなのだ。
一度だけ自分が積極的に貴枝を責めた時は、別れるか否かの瀬戸際で、
お互い切実な心境だったから、ほぼ対等に愛し合うことが出来た。
貴枝と二人がかりで美冴を攻めた時も同様だ。
だが、このように日常のテンションでそのようなことを言われると、あの時は意識しないで済んでいたプレッシャーがのしかかってくる。
メイドの困惑を見て取ったのだろう、却って面白がっている様子の貴枝は、ガウンの紐を解き始めた。
ワインレッドのガウンの狭間に、白い肌が露わになる。貴枝はベッドに身を横たえた。
「さぁ、来て………」
肌から立ち昇る甘い香りに、碧は抵抗出来なかった。蝶が花に誘われるように、貴枝の乳房に顔を擦り寄せる。
(……もうこうなったら、なるようになるわよ、もうっ!)
碧は、貴枝の乳首に舌を這わせた
−だが、すぐにこの舐め方でご主人さまは感じて下さるか、という疑問が刃物のように脳裏に突き立った。
どうすればいいだろうかと考えていると、くすりと貴枝が笑うのが聞こえた。
(ああッ!ご主人さま、焦れてるかも………呆れてるのかなぁ)
慌てて乳首を舐め始め、多少なりとも変化をつけようと、歯でごく軽く甘噛みしたり、口全体でほおばったり、
指先を乳首に絡ませつつ舌とで挟み撃ちにしてみたり、と碧なりに技巧と工夫を凝らしてみた。
「んっ……気持ちいい…」
貴枝の腕が碧の首に回される。
(ご主人さま、その気になってきたかな……あっ!)
一時は、感じた貴枝がたまらず腕を伸ばしてきたと思った碧だったが、これは乳首以外のところも愛して欲しいというおねだりだと気付いた。
(いけない!)
自分が貴枝におねだりするのは、彼女の技巧に「させられる」からだが、今の貴枝のおねだりは、自分が「下手」だからに他ならない
−じゃあ、次はどこを?
いつもの貴枝ならどうするだろうと考え、パートナーの濡れ具合を確かめると気付き、貴枝の秘所に手を伸ばした。
ごくかすかにだが湿り気を感じ、一応は感じてくれていることが分かった碧は、
貴枝の秘裂に右手の指を挿し入れ、一方で左手の指を貴枝の上の口にくわえさせた。
貴枝はおずおずと指を舐めてくれる。そこに自分の唇を絡めていき、二つの舌と碧の指が貴枝の口の中で揉み合い、のたくり回った。
貴枝も自分も徐々に興奮してきたのが分かると、碧は唇を離し、貴枝のうなじを唇でくすぐり、左手で再び乳房を玩んだ。
貴枝が甘く喘ぐのが耳元で聞こえる。
(ご主人さまが……私の手で………)
得意な気持ちが拡がり始めたのを、貴枝の漏らしたため息が打ち砕いた。
耳元で貴枝が吐いたたった一つのため息が、碧の全身を震えさせた。
責めているうちに自分もすっかり濡れていることに、碧はようやく気付いた。
動きを止めてしまった碧を、悪戯っぽい目で貴枝が見つめている。
(いけない!)
慌てて愛撫を再開した碧だったが、教師の前でのおさらいでリズムを外してしまったピアノの生徒のような気まずさが残った………
何とか貴枝をイかせることが出来た碧だったが、
女主人の身体を達しさせただけで心までとろかせなかった、
我を忘れさせるほどには感じさせることが出来なかった自分の未熟さに打ちのめされていた。
貴枝は、優しく、
「良かったわ」
と慰めてくれたが、その気遣いが却って碧には辛かった。心身ともに相手を脱力させた上で、その言葉を聞きたかった。
所詮、まだ自分は貴枝の掌の上で踊っているに過ぎず、
自分から性交渉を持ち出す資格などないという事実を突きつけられ、碧は大いに自信を喪失した。
以来、碧は、自分からセックスしようと言い出す勇気を持てないでいた。
自分のどこが到らなかったか思い返し、貴枝が自分を抱くときはどうしているかを必死に反芻していたが、
いざ自分から夜伽を切り出すまでの勇気は持てなかった。
一度、ご主人さまに抱かれてからにしよう、実際にしてもらったのを参考にすれば………そう心に決めた。
が、碧の考えを見透かしたように、貴枝は一切碧に夜伽を命じなくなった。
碧が再び自分で抱きに来るのを待っているのかもしれなかったが、一度喪失した自信はなかなか取り戻せなかった。
貴枝は、いつもの如く、昼間は何事もなかったかのように振る舞うし、
晩に一度だけお休みのキスをしにいく時に笑顔を見せてくれるだけだった。
そもそも夜伽を命じられていないのだから、自分からアクションを起こさなければいけないのだが、その勇気はない。
そうして二週間が経ち、逆に碧は苛立ち始めていた。
いくら何でもご主人さまの方から、何かしてくれてもいいじゃないの−そう思うようになっていった。
(私が昼間のご主人さまにだって欲情してるのは知ってる癖に、全然抱いてくださらないなんて。
こっちからは言い出せないのは分かってる癖にぃ)
どちらも自分からはアクションを起こさないままに、日々が過ぎていった。
昼間も夜も、貴枝の存在を意識させられる碧は、若い身体の渇きに悩まされ、
自慰の中の妄想に欲望の捌け口を求める日々だった。
なまじキスだけするものだから、欲情が煽られて仕方がない。
夜伽がない時でも寂しくないように始めたこの習慣が、却って碧を苦しめていた
−いや、碧を苦しめ悶えさせるために、貴枝はそれを利用していた。
一方の貴枝は我関せずと言った態だったが、禁欲も快感のうちとする貴枝にとっては、
これも来るべきハレに向けての準備期間でしかない。
却って、自分を意識して悶々としている碧を眺めて愉しむことが出来るというものだ−
だが、このような行住坐臥放置プレイといった生活に付き合わされる碧は、たまったものではない。
自分まで痩せ我慢に付き合わせて愉しんでいる女主人の態度に、碧は憾みを覚え始めていた。
以前の没交渉期間の末の行き違いは、お互いが相手を思いやるが故のものだった。
だが、今回は、一から十まで貴枝のプレイスタイルが原因なのだ。
だから絶対に自分からは謝らない−意固地になってしまっている碧だった。
どうもっす。早速調子に乗って、投稿しにきました。
まとまったところまで書けたんで投稿の告知を打とうと思ったら、tead.cgiが停止してしまい、
勢いが削がれてしまって、ずっと止まってました。
やっぱりこういう状況下だと、たくさんの人に読んでもらえないから、ちょっと・・・というのがあったんで。
内容ですが、自分でもワンパやなぁ………とちょっと呆れちゃう代物なのですが、
まぁ取りあえずは最後までおつき合い願います。
そんなに長くはならない予定。2,3作目よりは短く、1作目よりは長くなるかな。
あとは、ギコに早く慣れることだな………
おおお;; 祝!再開!!
待望の碧攻め貴枝受けストーリーですか!!^^
期待しておりまつ^^
その晩、入浴後の脱衣カゴに夜伽を知らせるスカーフが入れてあるのを見つけ、
碧は、喜びと悔しさが入り交じった複雑な思いに駆られた。
これで抱かれに行かなかったら、ご主人さまも本当に怒っているのを身に染みて分かるんだろうけど………
だが、そうすると本当にこの「喧嘩」を収めることが出来なくなるかもしれない。
それに何より、貴枝に抱かれたいという欲求は抑えようもなかった。
夜伽の衣装−ミニスカートのメイド服にニーソックス、付け襟、飾り付きのカチューシャに着替えた碧は、
時計の針が11時を指すのを待ってから、貴枝の寝室に向かった。
その間も、しばらく交渉を断っていた気まずさが気持ちを重くしていた。
部屋に入ったら、まず何て言おう?謝る?何を?何にも悪いことしてないのに。
こないだ生意気にも自分からセックスを持ちかけた割りに下手だったことは………しょうがないよ。
ご主人さま、どう思ってるのかな?
今夜、夜伽をするってことは、とうとう我慢しきれなくなったのかな?
そうならいいけど………
また何か嫌なことを企んでいるんじゃ………
それでも寝室の戸をノックする時には、愛される期待に胸が弾むのを禁じ得ない。
「失礼致します」
「入ってらっしゃい」
寝室に入っていくと、いつも通り貴枝が優しい微笑みを浮かべ待っていた。
今日は、ベッドの縁に腰掛けていた。
読書灯の柔らかな光に浮かぶ、髪を下ろした女主人の姿は、彼女の持つ大人の色香を再確認させた。
(嗚呼、やっぱり素敵、ご主人さま………)
貴枝は自分の隣に碧を招いた。碧が身体を寄せるように腰を下ろすと、貴枝はその肩に手を回し抱き寄せた。
「ひさしぶりだね、こうするの」
碧は俯いた。恥ずかしさと−そしていくらかの不機嫌さと気まずさ故に、目を合わせられなかった。
「ずぅっと碧としてなかった間、私がどうしてたか分かる?」
「………」
答えようがない。意固地な思いが蘇ってきて、絶対答えてやるもんか、と決心する。
「さみしくてさみしくて毎晩枕を濡らしていた………なんて言うと、わざとらしすぎるわよね。
昼間はずぅっと碧のことを見てたの。家事をする碧が可愛くて可愛くて、もう。
いつもだったら、その気持ちをベッドで碧にぶつけるんだけど、そうせずに一人で静かに碧のことを想うのもいいかと思って。
でもオナニーはしてない。本当よ。ずっと………今夜碧をじっくり味わうまで我慢しようと思ったの」
そんなことだと思った。だがわざわざ改めて口にする辺りが、貴枝の屈折した所以であり、
いちいち二人のそうした距離をこちらに意識させたがる意地の悪いところだ−あくまで自分が支配者という訳だ。
「碧はどうしてたの?」
今まで貴枝がしてきた中でも、格別に意地悪な質問だ。素直に答えてなんかやるものか。
「別に、何も」
あからさまに虚勢と分かってしまう答えだが、本当のことなど認めたくもないし、怖くて言えない。
「素直じゃないわね」
貴枝のくすくす笑いが、癪に障った。
「………ご主人さまこそ…」
「私が、なに?」
「ご主人さまだって、素直じゃないです………」
(言っちゃったぁ。でも、もうこうなったら!)
「ご主人さまだって………本当は私を抱きたいんでしょう?それを……ひぁっ!」
うなじを舐めあげられ、言葉を遮られた。手が腰に回される。いよいよ始まった。
「碧こそ………早くエッチして欲しいんでしょ?素直じゃないのねぇ」
思わず俯いたところを、「…………あっ!ちょ、ちょっと…ご主人さま………」
視界を塞がれた。
目に黒い帯を巻かれてしまった。
きりと後頭部で目隠しを結ぶと、貴枝はいとも易々と碧をベッドに押し倒した。メイド服の胸襟のボタンが外されていく。
貴枝は、舌と右手で碧の乳首を攻め始め、一方で左手の指を碧の口にくわえさせた。
早くも興奮に囚われた碧は、夢中で胸や首元への愛撫に身を委ね、愛おしげに貴枝の指をしゃぶりあげた。
そして、貴枝の愛し方が、この間、自分が貴枝を攻めた時にしたものと同じであることに気付いた。
同じことをしているのに、何故こんなに違うの−
ご主人さまがよほど攻められるのに強いのか、私がよほど責められるのに弱いのか、どっちなの?
そんな疑問を抱かずにはいられなかった。
貴枝は碧を横向きにさせると碧の背中に張り付き、うなじや耳たぶを舐めはじめた。そして碧の耳元で甘く囁く。
「さっきの続きね。それは、私は碧を抱きたいわ。でもね、それを我慢して我慢して……
我慢した末にたっぷり気持ちよくなるのがいいの。分かる?」
分かり過ぎるくらい分かっている−それを常に意識させようとしてきたのはご主人さまではないですか。
「や…やっぱりぃぃぃぃ………ご主人さまのえっちぃぃぃぃ………」
「んー?そんなことを言うのは、この口か、この口かぁ?」
楽しそうに貴枝がまた口に指を突っ込んできた。碧が夢中になってむしゃぶりつくと、今度はまた違うものが口に突っ込まれた。
布だ。手拭いか何か−そう思うが早いか、手拭いも首の後ろで結ばれてしまった。
猿轡だ。
「もぐっ!むぐぅぅぅい!(ひどぉぉぉい!)」
手足を縛られたり、目隠しされたりしてのプレイは今までにもやってきたが、猿轡は初めてだった。
抵抗しようとするが、乳首をくすぐられ、耳たぶを噛まれると途端にその気が萎えてしまう。
貴枝の手が付け襟を外し、メイド服を脱がせはじめるのが分かった。
自然と身体が動き、服を脱がせるのを手伝ってしまう。
抵抗するつもりでも身体に染みついた習性が、貴枝に協力してしまう。
自分の淫乱な身体の裏切りに、碧は自己嫌悪に陥り、また俯いた。
「んふ、可愛い」
服もニーソックスも脱がされると、碧は頭に白いフリルを飾り付けただけの姿になった。
自分が何とも恥ずかしい格好になっているであろうことを思うと、また恥ずかしさが増し、恥ずかしさが興奮を招いた。
少しずつ股間の奥に湿り気が生じているのが分かる。
貴枝がベッドから降り、また戻ってくる気配が感じられた。
貴枝は優しく碧の右手を取ると手の甲に優しくキスをした。唇が手の甲をなぞり、指に達した。
中指を中心に、貴枝の舌が碧の指を愛撫し、玩ぶ。
強烈な快感ではないが、その優しい感触に陶然となっていると、突然圧迫感が手首を包んだ。
何かが手首に巻かれた。と思うが早いか左手が取られ、左手首にも同じものが取り付けられる。
「もふ、もふははむ!(これ、これは何!)」
叫ぼうとしても言葉にならない。
慌てて腕を振ろうとすると、これが自由にならない。右手を持ち上げると左手が引っぱられ、左手を引くと右手もついてくる。
両手の間隔が一定に固定され、自由にならない。
もがいていると貴枝の両手が両手の上に乗った。優しい感触が途端に混乱を鎮める。
貴枝の手がゆっくりと碧の両手を降ろしていくと、腹の上に何かひやりとした感触を覚えた。
何があるか分かった。両手首の手枷を細い金属のバーが繋いでいるのだ。
これでは両手を近づけたり遠ざけたり、別々に動かせない訳だ。
「はぁい、バンザイ」
貴枝が言うと、思わず碧は繋がれた両手を挙げた。
挙げてしまってから、自分が如何に貴枝に従順であるかを思い知らされ、一度落ち着いた羞恥と興奮がまた蘇ってきた
−これは、従順などというものではない。まるでペットではないか
………事実ペットだわ。
「いい子ね、嬉しいわ」
今度は右足首にも枷がはめられるのが感じられた。
どきりとしたのは最初だけで、もう素直に受け容れた。受け容れるしかないのを分かっていた。
左足首にも枷がはめられる。一応片足を動かしてみて確認する−やはりバーが渡してある。
「これで準備よし………っと。碧人形の出来上がりね」
碧は、今自分がどうなってしまったか改めて認識した。
ペットどころか、「人形」だ。
物も言わず、手足も動かさず、ただ玩具として主人の遊びに供されるモノ………
今までも拘束プレイをしてきたが、これほどがっちり拘束されたことは、美冴に犯されかけた時を除いてはなかった。
貴枝が耳許で怪しげに、だがあくまで優しく囁く。
「碧が美冴に縛られている姿、とっても素敵だったわ。今度私もやってみようと思ってね、色々考えたの。
ただ動けなくするだけじゃ面白くないから、
碧がしてもらいたくてしてもらいたくて、私にしたくてしたくてたまらなくなるのを待って、
そこで動けなくしていじめようって……そう思ってこれを準備したの」
「もふぅぅぅ………(ひどい………)」
そんなことのためにずっと自分を抱かなかったというのか?
−だがそんな考えを見透かしたように、貴枝は、
「でもね、碧が思うに任せないんだから私も、と思ってね、ずっと我慢してたの。
さあ、たっぷり愉しませてね。碧も同じくらい愉しませてあげるから。リラックスなさい」
本日はこんなもんで。
>>851さんのご期待に添えなくて申し訳ないですが、今回もバリバリに貴枝責めです。
つーかワンパターンだよ<俺(苦笑)
一応貴枝受けとか碧責めも考えてないワケじゃないですけど、
それだと多分別のパートナーを用意することになりそうで。
>>731で書いた1)3)ですがね。
そうした路線は3話目である程度やったから、今回はワンクッション置くつもりでこういう話にしてます。
貴枝の身体が自分に寄り添うのが感じられた。
また耳たぶにキスされる。次は鼻の頭に。
貴枝の唇は、目隠しと猿轡で覆われている部分を除いて、碧の顔をゆっくりとなぞっていった。
その間、指は顎から鳩尾にかけてをさまよっている。
(お願い、キスしてください!)
ごく鈍い筈の顔への刺激が、微弱な快感を交えた焦燥となって碧を襲った。
キスしてもらい、口の中を貴枝の舌で抉られれば、得も言われぬ陶酔を得られることを分かっている碧にとって、
口を塞がれキスを禁じられて、口の周りを舐め回されるのは辛い拷問だった
−キスされて口の中を犯されたい、キスして自分の愛を伝えたい!
貴枝が一旦離れるのが感じられ、一瞬を置いて、貴枝の舌が左の脇の下を舐めはじめた。
「むぐぅっ!」
貴枝の指は優しく顎から首筋、胸を撫でていたかと思うと、今度は湿り具合を確かめるかのように碧の股間に触れた。
ごく軽く陰核を擦りあげ、碧を震えさせると、また指は顎へと戻っていった。
今度は貴枝の指は乳房へと這っていった。貴枝の歯が左乳房の柔肉を甘噛みし、
貴枝の左手の指が右乳房を、右手の指が先ほどまで舐めていた脇の下をくすぐる。
両乳房とも乳首を避けて愛撫しており、じわじわと碧を焦らし続ける。
「むむ……むぅ………」猿轡の下で碧が切なく喘ぐ。
貴枝は、暫く愛撫すると、次は別の箇所へ飛ぶという責めを延々と繰り返した。
乳房の次は腹と臍、その次は股間から太股の付け根にかけて、ただし性器そのものには決して触れず、
次には身体を裏返して背中と尻をたっぷりと舌だけで征服し、また身体をひっくり返し、顔から喉の辺りに戻ったかと思うと、
今度は足の指をしゃぶり………
折に触れ、責めている箇所から離れた性感帯に強烈な一撃を加えることも忘れない。
上半身を責めている時は性器、下半身を責めている時は乳首、と言う風に、
最も女の弱い箇所を一瞬だけ爪でつついたり、噛んだりして、強烈な刺激を送り、碧の興奮が緩むのを許さなかった。
(ご主人さま、もっともっと………感じさせて!)
またしても淫楽に弱い己の身体が自分の意志を裏切り、貴枝の愛の技に屈服したことに、碧は屈辱と喜びとを同時に感じていた。
目隠しされ、手足の動きを封じられた碧は、次にどこに触られるか分からず、期待と不安で全身の感覚が過敏になっていた。
ましてやもう何日も貴枝に抱かれていない身体である。さほどの快楽を得られる訳でもない箇所でも、自分でも驚くほど感じてしまう。
こんな状態で、乳首、口唇、性器といった最も感じる部分を責められたら、どれほど心地よいだろうか。
だが貴枝はあくまでつまみ喰い程度にしかそうした部位には触れず、碧を延々と焦らし続ける。
か細く、長い快楽によって、異常なまでに興奮させられてしまった碧は疲労していったが、貴枝は全く責めの手を緩めない。
碧は、自由の利かない手足をもどかしげに揺らし、貴枝を誘うように腰を上下にくねらさせた。
半ばは感じた身体が勝手にのたうち回るため、
半ばは碧自身も意識しないうちに、言葉や視線で伝えられない貴枝への愛と情欲を表現するため………
涙が目隠しの下から糸を引いて流れた。
そんな甘く辛い責めが何十分続いたか、貴枝は、性器を避けて、股間から蟻の戸渡りにかけてを舐めあげたところで、責めを中断した。
貴枝の手が碧の顔に伸びたかと思うと、目隠しがずらされた。
優しく、だが情欲と興奮にも潤んだ視線で、貴枝が見下ろしていた。
ようやく貴枝の微笑みをまた目にすることが出来、碧は思わず思う−
(嗚呼、本当に綺麗………)
貴枝も、涙を流し、充血した視線に憧れと情欲を浮かべた碧の額を愛おしげに撫でた。
「ああ、碧……可愛い碧……」
屈み込んだ貴枝は碧に頬ずりしながら、囁いた。
「碧のえっちな姿、とっても良かったわ。ずぅっと碧を抱くのを我慢して、碧を見続けてきて……
今こうして碧が喘いでいるところを見ていると思うとたまらないわ。分かってもらえる?
この二週間、碧がだんだんいやらしく、可愛くなっていくのを愉しんでいたの。もう碧にメロメロなの」
碧は心の中の頑なな部分がほぐれていくのを感じていた。
実際に一方的にメロメロにされたのは自分であるが、
そのために貴枝は自分に二週間もの無聊を味あわせたのであるが、それも許せる気になった。
この美しい女主人の手に愛され、玩ばされたことに改めて喜びを覚え、
その美しい女主人もまた自分の魅力に囚われているからこそ、このような行為をせずにおけないのだ、ということに誇りを感じていた。
(私もご主人さまにメロメロです!)
まだ猿轡を噛まされているため、んーんーという唸り声にしかならないが、碧も貴枝に頬ずりを返しながら、愛を囁いた。
「仕上げに入るわ」
そう言いながら、貴枝はようやくガウンを脱ぎ碧の目に肌を晒した。
「ずぅっと我慢してきたけど、そろそろイくとしましょうか……うんと悶えてね」
(嗚呼、やっと……早く早くぅ!)むぐむぐと呻きながら、碧は、まさに言われた通りに、身をくねらせ、悶えさせた。
貴枝は、碧の開かれた脚の間に座り込み、自分も脚を広げた。
左手を股間に伸ばし、右手を乳首に添える−自分の。愛撫が始まった。
「はぁ……みど…り……みどり………」
碧は我が目を疑い、次の瞬間には、怒りがまた蘇るのを覚えた。
「そろそろイく」というのは、動けない自分をオカズに自慰して貴枝がイくということなのだ。だからこそ、「うんと悶えてね」なのだ。
「みど………いぃぃぃ……いいッ!……んッ……んッ……」
貴枝は長きに渡って渇いていた身体に積極的に快感を与えていく。
乳首を焦らすように軽く撫で続け、堪えきれなくなってくると掌全体を使って乳房をねじるように揉む。
左手の中指と薬指を秘裂に差し込み、人差し指で陰核を弄ぶ。
メイドを責める時はあれほど執拗に焦らし続け、また自分自身にも禁欲を求める貴枝だが、いざ自慰を始めると貪欲だった。
一切、欲情を焦らさず抑えず愉しんでいる。
(ひどぉい…………自分だけ気持ち良くなってぇ………)
碧は、猿轡の下で呻きながら、自由の利かない四肢を揺らして悶える。
−だが、愛しいメイドが自分の痴態を見て、興奮している姿は、貴枝にとっては何よりの馳走だった。
ずっと夜伽を控えてきたのはまさにこの瞬間のため−そんな感動が快楽を増幅し身体を駆け巡る。
碧も、同様だった。
自分を見つめながら貴枝が美しく悶える姿の何と淫靡な、それでいて高貴なことか。
白い肌を鮮やかに紅潮させ、日頃の威厳もかなぐり捨てて快楽に溺れている。
早く自分もイきたいという欲情と興奮も加速されていくが、その一方で、貴枝が感じている姿に夢中になっている自分に驚いてもいた。
身勝手で意地悪な貴枝を憾む気持ちと、優しく美しい貴枝を敬慕する気持ちと、両方が不思議に胸の中で同居している。
身体を一切触れ合わせないにも関わらず、女主人とメイドは完全に気持ちを通い合わせ、
互いが互いに、相手の痴態に愛と興奮を覚え、また与えていた。
「みどり………私、イくよ……みど……みどり………みどっ………」
貴枝が達し、碧の隣に崩れてきた。甘ったるい蜜の匂いが碧の鼻腔をくすぐり、欲情をいやが上にも煽る。
貴枝はしばらくの間けだるげに目を閉じていたが、碧の顎に手を伸ばし微笑みかけた。
「碧をオカズにしてイっちゃった………気分はどう?」
(……また言え、って?)
碧は悶々とした気分だった。が、貴枝の手が猿轡を外すと、涙声で女主人の問いに答えた。
「私のいやらしい姿を見ていただい………ううん……
ご鑑賞いただいて……それでお愉しみいただいて、碧は本当に嬉しいです………」
そうだったんだ−口にしてみて初めて納得がいった。
決して対等に愛し合ってはくれない、自分のテクではとても対等というには及ばない貴枝だが、
こうして身体を触れさせず見つめ合うだけで愛と欲情を交換すると、実は自分も貴枝を同じくらい感じさせていたことが分かる。
責められ、愛され、感じさせられる側に徹することで、責め、愛し、感じさせる貴枝に劣らず、自分も貴枝を感じさせているのだ。
だとすれば、それを受け容れるのが一番いい。
「そう言ってもらえて私も嬉しいわ、碧」
言うが早いか、貴枝の顔が動けない碧に迫ってきて、唇が唇に重なった。
(嗚呼!ご主人さま!大好き!大好きです!)
途端に頭が歓喜に爆発し、今までのわだかまりが瞬時に消え去った。
四肢は相変わらず動かせないが、ようやく叶ったキスの前には全く気にならない。
まるで自分が口だけの生き物になったかのような感覚すら覚える。
全神経を集中し、貴枝の舌を、唇を、粘膜を、唾液を味わう。
以前のような技巧を意識した愛撫ではなく、ただひたすらに貴枝の口の中の全てを把握しようとすれば、
それがそのまま快楽となって貴枝に伝わっているのが分かった。
貴枝も、年季の入ったテクと剥き出しの愛を織り交ぜた大人のキスで対抗した。
それはまさに性器と性器に替わる、口と口とのセックスだった。
十数分ほども激しく口づけを交わし合った頃だろうか、貴枝は身体を離した。
そして姿勢を変え、碧の身体の上にのしかかり、碧の開かれた股の上に自分の腰を収めた。
碧が息を呑む暇も与えず、貴枝の上と下両方の口が碧を制圧した。
既に愛液をたっぷりと湛えた二人の秘裂が擦れ合い、音を立てた。よく似た音が唇と唇からも響く。
狂おしいまでの快楽が碧の全身を貫き、唇を、胸を、腰を貴枝のそれに押しつけさせる。
四肢が自由にならないことなど全く問題にならない−いや、却ってそれが快楽と興奮を増幅している。
(ご主人さま、来て!もっと来て!)
貴枝も自分の下で悶える碧の切なげな表情にすっかり陶酔していた。唇を貪り続け、腰を擦りつけ続ける。
「んッ!………〜〜〜」
碧が絶頂に達する瞬間、貴枝は碧の唇を熱く、固く塞ぎ、喘ぎ声を呑み込ませた。
声の替わりに激しく震える腰が碧の喜びを伝え、その動きが遅れて貴枝も達しさせた。
貴枝は更に激しく唇を押しつけ、自分自身も声をこらえた。混じり合った二人の唾液が、碧の頬を伝う………
貴枝は碧の横に倒れ伏し、碧の身体に手を回して微笑んだ。
碧は、快楽に薄れる意識の中で、先ほどの貴枝の台詞を反復していた−
『さあ、たっぷり愉しませてね。碧も同じくらい愉しませてあげるから』
−確かにその通りになった………
864 :
名無しさん@ピンキー:02/11/27 02:21
激しく愛を交わした一夜が明け、またいつも通りの一日が始まった。
ことさらに碧を誘惑しようとは思っていない貴枝だったが、碧の視線には自分への憧憬と敬慕を感じ、
女として、主人としての満足感を覚えていた。
その一方で、碧の視線には昨日までの不満と怨念は含まれておらず、昨夜で碧の渇きも癒えたのが分かる。
(嗚呼、碧………本当に可愛い………大好き!)
表情にも言葉にも絶対に出さないが、貴枝もまた碧のある時ある姿の全てに魅惑されていた。
碧が自分に向ける思いが愛情であろうと不満であろうと、いずれも愛おしい。だからこそ、貴枝は碧を愛しも焦らしもするのだ。
一日の中でも夜伽と並んで愉しみな、お茶の時間である。
碧は貴枝に給仕し、自分も貴枝と差し向かいのソファに座ってティーカップに紅茶を注ぐ。
今日はお砂糖入れて下さるかしら?−夜伽の符丁があるかどうか、碧は神経を集中している。よろしい。
「お砂糖……どう?」
「はい、お願いします!」
少し顔を赤らめながらも、碧は即答した。
貴枝にとって、そんな仕種の全てがたまらなく愛しい。では−
865 :
名無しさん@ピンキー:02/11/27 02:40
「お砂糖、いくつ?」
「え?」
碧は呆気に取られた表情になる。
「お砂糖いくつ入れるの?」
「え………えー、あの……決めていいんですか?……私が………」
とまどっている碧もまた可愛らしい。
だが、本当に重要なのは、ついに夜伽の選択権を碧に与えることにしたことだ。
昨日までの焦らしぶりは、多少碧に辛く当たりすぎたという反省もあった。
今夜抱かれたいなら、いつも通りに角砂糖を奇数個指定すれば良い。
そして−
「あ……あの…………に、二個お願いします」
「二個ね」
偶数個指定したということは、今夜は仕事としての「夜伽」はない、ということだ。
ならば、今夜こそ………
貴枝は、おやすみのキスをしに来た碧が自分に迫る様子を思い浮かべ、
早くも淫猥で甘美な思いが胸のうちに拡がるのを抑えきれなかった−一切表情には表さないが。
今夜は、碧に抱かれて、天国へ飛び立とう。
何なら、目隠しされ両手両足を拘束され、猿轡を噛まされて犯されてもいい−
嗚呼、楽しみ………
{了}
はい、こんなところで。
また焦らし&自慰&拘束ネタかよ!と我ながらワンパターンだな、と呆れますが、
こういうのが好きなもので。
次があるかどうかは分からないですけど(スレ残量も少ないし)、
書きたいネタ自体はあるので、ご意見などいただけるとありがたいです。
ともあれ、おつき合いいただき、ありがとうございました。
867 :
名無しさん@ピンキー:02/11/27 15:09
>401
総じて良好なのですが、「メロメロ」ってのはちょっと冷めました。状況に相応しい
セリフでないではすね。
>>410 お疲れ様ですー。
相変わらず(・∀・)イイ!です。
ご主人様放置プレイに(;´Д`)ハァハァ
あと個人的には拘束ネタかなり好きです(w
869 :
名無しさん@ピンキー:02/11/28 18:24
>>410 乙です。
楽しませてもらいました。
次やってくれるなら、
>>731の1)がいいなー。
敬語で「お嬢様」を攻めるメイドさんだとツボです。
おばんでやすー。
反応がありましたようで、大変ほっとしております。
>867
具体的なご指摘ありがとうございます。
うーむ、そうですか。
「状況に相応しくない」というか、自分では、今時だともう死後かなぁとは思っていたんですが。
確か最初は「碧に狂ってる」とか書いて、あまりに語調がナニだったので変えたんです。
「夢中」とか「虜」とかも考えたのですが、
恋いこがれるという意味でも欲情するという意味でも使える単語がこれくらいしか思いつかなくて。
>868
痛い系の拘束は苦手なんですけど、興奮を増幅させるという意味での拘束とか目隠しは
……見ての通りで。
今回のは、本当に拘束&焦らし責めのシーンを思いついたから書いた、というだけの作品だったりします(藁)
>869
了解です。
つーか、手持ちのネタ二、三を検討してみるに、他のネタと比較的カブらないのはもうそれしかなくて。
多分次の投稿は年明け以降になるとは思いますが、それまでスレ残ってますかねえ
872 :
名無しさん@ピンキー:02/12/04 02:42
それでは保守しておこう
楽しませてもらったので保守^^
来年までホシュ
875 :
名無しさん@ピンキー :02/12/12 23:05
保守支援!
がんがれ!!
876 :
名無しさん@ピンキー :02/12/12 23:15
保守支援!
がんがれ!!
877 :
名無しさん@ピンキー:02/12/15 21:14
あれ、2重やっちまったかな?
‥地道に保守
878 :
名無しさん@ピンキー:02/12/15 21:16
あれ、2重やっちまったかな?
‥地道に保守
879 :
名無しさん@ピンキー:02/12/15 23:36
>878
二重カキコ病ですね。
ほぃしゅ
頑張って保守。
ちょっとだけ保守
883 :
名無しさん@ピンキー:02/12/25 09:18
まわせ!ふかせ!
エンジンふかせ!
スピード全開!
サイクロン!
884 :
名無しさん@ピンキー:02/12/25 09:29
885 :
名無しさん@ピンキー:02/12/27 14:18
まだあったのね
ほしぃゅ
大晦日ほしゅ
そしてずざーーーーっとな
889 :
名無しさん@ピンキー:03/01/02 03:06
明けましておめでとうございます♪
今年も元気にhosyuりますm(_ _)m
三が日ホシュ
仕事はじめホシュ
しょーばいはんじょでホッシュしッてこーい♪
Her Personal Maid vol.5
初恋の人
コンコンと部屋のドアをノックする音がする。
「碧、準備出来た?」
カーディガンに袖を通していた碧は、振り返りながら慌てて返事をした。
「はいっ!今行きまーす!」
ドアを開けると、そこには碧が愛してやまない女主人が立っていた。
だが、その格好はいつものような和装ではない。
ダークグレーのシックなパンツ、スーツ、ベストに喉元にのぞく清潔なクリーム色のブラウス、
黒のコートという出で立ちであり、顔には控えめながら日頃は全くしない化粧を施している。
外出に際しての装いなのだ。
一日屋敷から出ないことも珍しくない貴枝にしては異例のことであり、いつもとは違う女主人の姿に碧はどきりとなった。
(………やっぱり『おとな』だぁ!綺麗!)
貴枝は化粧を好まない。と言うより、化粧の必要がないとすら言えた。
それほどに美しく整った顔立ちをしているということであり、また外出することが少ないのだった。
だが、それだけにそんな貴枝が、控えめながら睫毛を整え、瞼に陰を差し、唇を紅く彩ると、
ただでさえ濃厚な貴枝の『おとな』の色気が肌に突き刺さるほどに強烈に感じられる。
貴枝は、目を見張って自分に見入っている碧を優しく見つめ返していた
−碧も、お出かけ向けに、くだけた服装に着替えたところだった。
メイド服と高校の制服以外を着ることはほとんどない碧は、いわゆる私服はごくわずかにしか持っていない。
チェックの巻きスカートに白のカーディガン、黒のハイソックスというベーシックな格好は、
今どきの十七歳にしては少し地味なセンスだが、貴枝にはそうしたところもまた碧らしく感じられ、好ましく思えた。
だがその一方で、碧にもう少しヴァリエーションのある格好をさせてやりたいという思いもあり、彼女を連れ出すことにしたのだ。
二人はショッピングを兼ねたデートに出かけるところなのだ。
高校が冬休みに入り、碧の期末試験明けということもあり、
二人は年末年始に要りようになるものを買いに二人で出かけることにした。
だがそれはあくまで建て前であり、二人で共に肩を並べて街を歩きたいという人並みの恋人同士の思いが本音だった。
碧といっしょであれば、普段なら嫌う雑踏の中に出かけていくことも厭わない貴枝であり、
また外出嫌い、人ごみ嫌いの貴枝がそれを押してまで自分とデートするために出かけてくれるという事実は、碧をいたく感動させた。
デパートの衣類売場、食品売場、ブティック、CDショップと、二人は談笑しながら巡っていった。
その姿は、第三者の目には、少し年齢差が近すぎるが、仲の良い母と娘として映ったに違いない
−いや、貴枝と碧自身も、互いにそうした気分を満喫していた。
家では、貴枝がその屈折の故に敷いた主従関係、愛人関係のシフトが碧を縛り付けているが、
滅多にないこうした外出時には、貴枝も碧と自分自身をそうした束縛から解放し、
対等な恋人同士、あるいは擬似的な母娘としての関係を堪能していた。
「んー、ちょっと碧には大人っぽ過ぎるんじゃない?」
三点もののスーツを試着しようとする碧を評しての貴枝の言葉だ。
「えー、似合いませんかー?」
本当は、スカートよりもパンツスーツを履きたい。そう、貴枝や美冴のような………
………ご主人さまたちに比べると脚の長さが足りないからちょっと冴えないかもしれないけど………
「若いんだから、もっとけーちょーふはくに流行を追いかけなさい。
変に大人っぽくふるまって、素敵な人との出会いの機会をなくしてもつまらないでしょ?」
碧はおどけて頬をふくらませる。「ふーん、別にいいですもん」
そして、後ろから貴枝の腰を抱き締め、
「私はずっとご主人さまのお側にいますもの………」
貴枝は笑いを漏らして「娘」の頭に手を伸ばし、その顔を自分の肩口に押しつけるのだった。
二人は夕食も外で取った。
碧を家事から解放し、彼女の好きなものを食べさせてやりたいという貴枝の計らいによるもので、
最初は貴枝は一流レストランや割烹を物色し、予約することを考えていたのだが、
テレビで見た流行りのラーメン屋に行きたいと碧が言うので、そちらへ行くことになった。
「娘」に一流のプロが作る味を教えてやりたかった貴枝は多少落胆したが、それでも嫌な顔ひとつ見せず、
こんなことでもなければ絶対に足を踏み入れないであろうラーメン屋に、行列してまで入り、
カウンター席で碧と肩を並べてラーメンをすすった。
店を出て、二人は他愛もない会話を続けながら夜の街をぶらぶらと散策した。
どこに向かうというでもなかったが、屋敷ではこんなにうち解けて貴枝と会話する機会のほとんどない碧は、
どこへ向かっているかなどはどうでもよく、この至福の時が一秒でも長く続いてくれることを願うのみだった。
(ああ、嬉しいよぉ……私、ご主人さまとデートしてるんだぁ……)
そんな碧の思いを知ってか知らずか、貴枝は腕を組んだ碧を誘導し、今夜の最終目的地へ歩を進めていた。
有頂天の碧は、貴枝が突然立ち止まり、
「入ろうか、ここに」と言うまで、貴枝の思惑に気付かなかった。
一瞬貴枝の顔を覗き込んだ碧は、貴枝の目配せする建物に目をやり、そして絶句した。
二人はラブホテルの前に立っていた。
「………なんでわざわざこんなことを…………」
スプリングの効いたベッドに腰掛けた貴枝と距離を取って立ちつくしながら、碧は俯き加減で呟いた。
「その………お屋敷に帰ってからでいいじゃないですか?」
貴枝は全く意に介していない様子で(もちろん、本当は全て分かった上で)微笑みながら、
「何が?」と聞き返した。
碧はますます口ごもり、「その………お夜伽は………帰ってからで……」
「ねえ、碧」と貴枝は碧を制し、
「碧は好きな人とお泊まりして朝帰りしてみたいと思わない?」
「えっ…………その……はい。ご主人さまと……だったら………」
「ならいいでしょ」
「でも……なんで………お屋敷でだったら、誰にも………その……
邪魔のないところで………わざわざお金を払って女同士でこんなところに入らなきゃ………」
貴枝の屈折ぶりにも困ったものである。
日頃、ひとつ屋根の下で二人だけで暮らしているのだから、女同士で肌を重ねるのに誰の目をはばかることもない筈なのである。
それをわざわざ外出した際に、金を払ってまで、連れ込みに入らなければならないのか。
金と暇を持て余し、性格的にも非常に屈折した貴枝のような人物でなければ言い出さない発想である。
すると、貴枝は思わせぶりに、碧から視線を逸らした。
「言ったでしょ。好きな人とお泊まりしたくない?って」
また何を言い出すのか、と少し身構えながら、碧は「はい……」と呟いた。
「私はしてみたかったわ………
ちょうど碧くらいの年頃の頃は、好きな人とこうして、人目を避けてこういう場所で愛し合っていたの。
ちょっと昔の気分を味わいたくなってね」
「えっ………」
衝撃的な言葉だった。
考えてみれば、貴枝は、自分と出会う前にも何人かの女性−いや、男性かもしれないが−と関係を持っていた筈である。
全くの生娘で、貴枝が初めて抱かれた相手である碧にとっては、
貴枝の過去に存在する恋人たちの影は、認識出来るものではなかった−この瞬間までは。
(ご主人さまが私以外の人と………)
そう思うと、砂を噛むような苦い思いが胸のうちに拡がった。
(私はご主人さま一筋なのにー!)
自分以外の相手と愛し合った経験のある貴枝を恨む気持ち、
かつて貴枝と愛し合った誰とも知れぬ相手を妬む気持ちが、碧の脳裏を駆け巡った。
そうした思いが理不尽なものであるのは、理屈としては分かっている。
が、それでもわざわざそんなことを口にする貴枝の態度は許し難かった。
貴枝はというと、嫉妬に燃える碧の反応を眺めて楽しんでいるようで、碧にそっと近付くと、その肩を抱き締めた。
「だからね………碧とも、お泊まりしてみたいの………」
そっとうなじにキスし、耳たぶを舐めあげる。
碧はびくりと身体を震わせた。貴枝の優しくも淫らな手が喉元を愛撫し始める。
−そういうことなら!
貴枝と「お泊まり」することで、貴枝の過去の恋人と対等になってやるという気持ちが、碧の中に芽生えた。
いつものように愛撫に身を委ね、腕の中で身をくねらせる碧を、貴枝は愛情たっぷりに抱き締め、ベッドに押し倒すのだった。
どうも、410でございます。お久しぶりです。
前回のアップ以降、冬コミの原稿に忙殺され、それが終われば暮れの仕事に忙殺され、
今週くらいになって、ようやく執筆に戻る気力が………まだ完全には回復してないんだよなぁ(汗)
なかなか核心になるエロシーンにまで辿りつけずにいます。
だから、今回のアップも短めに。
予告していた>731の1)、年上メイドさんと十四歳の貴枝タンの初恋ネタなのですが、
今回は年上メイドさんは影も形も登場しません(汗)。
ゆっくり書いていくつもりなので、気長におつき合い願えたら、と思います。
最後になりますが、ひと月以上に渡り、保守していただいた皆様、
本当にありがとうございます。
お待ちしておりますたTT
お疲れ様です〜。こちらもじっくりとお待ちします〜。
902 :
名無しさん@ピンキー:03/01/12 00:58
>410さん
期待致しております。
もうこの板も残り少なくなってしまいましたが
410さんの創作意欲の続く限り保守らせて頂きますよ。
‥出来れば、新しい板が立っても続けて頂きたいシリーズ
なんですが‥どちらかのサイトで公開とかされている
んでしたっけ?
二人がデートしてから二日ほど経った日の午後−
玄関の呼び鈴が鳴り、台所で夕食の支度をしていた碧は、小走りに玄関へと向かった。
主人である貴枝が人付き合いを好まないたちであるため、水上家には滅多に来客はない。
これもあらかた郵便か何かかと思った碧だったが………
「はーい、お待たせしました!」
玄関のドアを開けると、そこには一人の女性が立っていた。
クリーム色の地味なパンツスーツにコート、ハンドバッグという出で立ちで、セミロングの髪を束ね、縁の細い眼鏡をかけている。
年齢は、そろそろ四十の坂に手が届く頃だろうか。
「こんにちは。日野と申します。貴枝さまはいらっしゃいます?」
どこか覚えのある名前のような気がした。どこで聞いた名前だろう−思い出そうとしつつ、碧は来客に返答した。
「はい、お伝えしますので、暫くお待ちください」
女性を玄関に招き入れ、碧は、いそいそと居間へと向かった。
居間では、貴枝が海外から送られてきたファックスの文面を睨み付けている。
「失礼します、ご主人さま」
呼びかけながら、碧は居間の扉を開けた。
本来なら自分の仕事の邪魔をしないよう心がけている碧が入ってくるということは
それなりの用事があると察した貴枝は、顔を上げた。
「何?」
「お客さまがお見えです。日野さまと仰る………」
その名を聞いた貴枝は、眉を吊り上げて、
「露子が……珍しい」悪戯っぽい表情に変わった。
感情を表に表さない貴枝にしては、大変珍しい仕種だ。
「通しなさい。それとお茶の準備を」
貴枝の口調に、明らかに華やいだ空気が含まれているのが碧にも分かった。
自分に接する際には、夜伽かデートの時くらいにしか見せてくれない態度だ。
(まさか………)
奇妙な嫉妬の念が碧の頭をかすめた。
自分と貴枝の付き合いはまだ二年に満たない。
先のデートの際にも思い知らされたように、自分は貴枝の過去については大したことを知らないのだ。
碧は、貴枝がまだ完全に自分と対等に接してくれている訳ではないことをいつも感じており、気にしていた。
それだけに自分にもなかなか見せないような態度を、旧知と思しい来客の訪問に際して貴枝が見せるのには、
正直、心穏やかならざるものを感じていた。
(日野………日野露子………名前だけは……)
思い出してきた。名前だけは、碧も知っていた。
去年も今年もその名前で中元や歳暮が来たし、貴枝の誕生日には花が贈られてきた。
手紙も何度か来ているし、貴枝がその宛名に手紙を出してもいるのを知っている。何せ手紙を投函しに行くのも、受け取るのも自分なのだから。
ということは、貴枝と日野露子はやはり旧知の間柄で、現在も連絡を取り合う仲なのだろう。
果たしてそれ以上の何かがあるかは定かではないのだが、それでも貴枝の過去について何も知らないことを気に病んでいる今の碧には、
貴枝の昔からの知り合いというだけで嫉妬の対象となり得た。
玄関に戻った碧は、腹の底にかすかにくすぶる嫉妬を押し殺し、平静を装った。
「お待たせしました、お上がりください」
「ありがとうございます、お邪魔させていただきます……」
年齢に相応しい、穏やかで上品な口調で応え、日野露子は靴を脱いだ。
露子を居間へ通し、台所で紅茶の準備に取りかかる碧だったが、居間から貴枝と露子が談笑する声が聞こえてくると、嫉妬の炎が噴出した。
(何よぉ!私とだったら、絶対に笑ったりしない癖にぃ!あのオバサンも何よ〜!いきなりやって来て、失礼よね!)
思わずティーカップを取り落としそうになるのを堪える。
取りあえず居間へ戻るが、その後どうなるのか不安だった。
メイドたる者として常に貴枝の側に控えていなければならないが、
貴枝と日野露子が語らっているのを間近に見ていなければならないのかと思うと辛い。
貴枝が来客に夢中になって、自分を取り残して二人だけで盛り上がってしまったりしたら……夢想するだに恐ろしい。
それでも取りあえず三人分のティーカップを盆に載せ、居間へ戻る碧だった。
碧が入ってくるのを見ると、悪い予感に反して、貴枝は明るい笑みを碧に向けた。
「ありがとう、碧。そこに置いて頂戴」
「……はい、ご主人さま」出来るだけ平静を装わなければ。
「失礼致します」
まず露子に、次いで貴枝に紅茶を給仕する。
貴枝がソファの自分の隣の席を掌で示したため、碧も無言で頷きそこに座り、自分の分の紅茶を注いだ。
気が付くと、貴枝の対面に座っている露子も、何とも優しげな微笑みを自分に向けており、
生来人のいい碧は、この上品な女性に嫉妬を覚えたことを早くも恥じた。
少しリラックスすることが出来、紅茶に口をつけようとする。
満を持して、といった面持ちで、貴枝は口を開いた。
「紹介するわ。碧、こちらは日野露子さん………旧姓・北川露子。うちで昔働いていたメイドさんで………私の恋人だった女(ひと)」
碧は、思わずティーカップを取り落としかけた。
少し安心したところに、一番聞きたくなかったことをいきなり聞かされてしまった。
貴枝と以前何らかの関わりがあったというだけでも今の碧にとっては嫉妬の対象になるというのに、いきなりそんな………
極度に混乱した碧は、却って露子に嫉妬する余裕すら失い、呆然となってしまっている。
「露子、この子は葉山碧。現在高校二年生。今、現在進行形でうちで働いてもらっているメイドで………私の可愛い恋人」
そう言って女主人はメイドの肩を抱き、優しく撫で回した。なでらかな感触が、碧の落ち着きを取り戻した。
貴枝は、客人の目の前だというのに碧の頬に軽くキスすらした。
それは、混乱し慌てている碧を落ち着かせるための愛ある仕種だった。
(!ご主人さま!)
嬉しい!
目の前の女性に、自分たちの関係を宣言した上、更にこのようなことにまで及んで見せつけてくれるとは。
碧は、貴枝の言葉を反芻した−
(『現在進行形の』………メイド………恋人!)
今目の前にいる女性が、確かに自分の知らない過去の貴枝と関わりがあったのは確かなのだろう。
だが……今の貴枝に仕えているのが、今の貴枝が愛しているのが自分なのも、また確かなのだ。そう考えれば自信が湧いてきた。
そして気が付く。今目の前で自分と貴枝をにこやかに見つめているこの女性は、二重の意味で自分の「先輩」なのだ、と。
そして、謹厳な貴枝がこのような態度をその目の前で取り、自分たちの関係を明かしさえしてしまうということは、
あの偏屈者の貴枝が如何にこの露子という女性を信頼し、心を許しているかということでもあった。
(ひょっとしたら私よりも………信用してる?)
碧の中に再び軽い嫉妬が蘇ってくると共に、貴枝がそこまで信頼するこの女性に対する関心も芽生えてきた。
露子は、あくまで相好を崩さず、
「貴枝さまから色々お話を伺っていたんですよ………碧さん。
貴枝さまがどうなさっているかいつも心配していたんですけど、こんな可愛くてしっかりした方がいっしょにいてくださるのなら安心ね」
またも鼻先にボールをぶつけられたかのような衝撃的な言葉。
(ご主人さまってば……私のことを前から話していたの?恥ずかしいぃぃぃ……
………って、この人も私に関心持っているってこと?)
新旧の水上家のメイドは、お互いを探り合うかのように見つめ合い、そんな二人を貴枝は面白そうに眺めていた。
そして、いつもの如く碧の思考を読んだように、
「露子には碧のことを話して聞かせていたけど………
碧は露子のこと何にも知らないのよね。知りたい?折角、ご本人がいることだし」
「はい!是非!」
碧は、思わず首を縦に振っていた。若いメイドの様子を貴枝と露子は愛おしげに見つめ、頷き合った−
ハア、マダエロガハジマラナイ、ウツダ・・・
いや、まあ非エロも書いてて楽しいんですが(笑)
ということで、次回から回想モードに入りますです。
>902
どうなるんでしょうねえ、二スレ目行くんですかねえ。
もうレズマンガスレがありますもんねえ。
「マンガ」だからSSの連載は無理……かな、やっぱり。
サイトとかはないんですが、投稿サイトでも物色してみるかな。
>410
乙です〜。
う〜ん、この連載のためだけにスレ立てたら荒らされるかも知れないし、やっぱりどこかへ移転なんでしょうかね・・・。
あ、ちなみに902さんとは別人です。
(^^)
その日の夕方、水上邸には主人の正之助が帰宅した。
事務所を兼ねた−そして愛人を囲っている−いくつものマンションを行ったり来たりしている彼が自宅に帰るのは、極めて珍しい。
前に何の報せもなかったため、夕食の準備にかかっていた料理人やメイドは慌てふためき、仕事に取りかかっていた。
メイドの一人、北川露子も、食卓の準備に取りかかり、出来た料理をせっせと運んでいた。
ようやく準備が整い、露子は居間に待つ正之助と妻の澄枝を呼びに行った。
「旦那さま、奥さま、お食事の準備が出来ました」
返答が返ってくるまで、数秒を要した。窓際から既に暗くなり始めている外を眺めていた正之助は、ひと言だけ、
「……分かった」
気まずい空気を感じ取り、露子は「失礼致します」と目礼し、その場を去った。
夫婦の間の愛情が冷え切っているのは、露子にも良く分かっていた。
愛人の間を渡り歩き、また仕事に忙殺され、滅多に帰宅することのない正之助に、澄枝はすっかり愛想を尽かしていた。
家柄を重んじる水上家に嫁入りしてきただけあって、澄枝もまた上流の生まれであり、元から気位が高く、
そんな妻の物腰もまた正之助を苛立たせ、二人の間に出来た溝は深まるばかりだった。
以前は決して愛し合っていない訳ではなかった夫婦だが、いつしか互いに譲歩し合い気を遣い合うことがなくなっており、
今日のように正之助が帰宅した時には、却って刺々しいテンションのみがはっきり感じ取られるようになっていた。
夕食の席でも、ひりひりとした緊張感が支配していた。
黙々と正之助はナイフとフォークを動かし、澄枝もテーブルに落とした視線を決して上げようとしない。
まだ小学生である長男・正純すら、この沈黙に言葉を封じられ、所在なさげである。
露子を含め、三人のメイドと執事が脇に控えていたが、いずれも夫婦の漂わす重苦しい沈黙に辟易していた。
もちろん、それを露わにしたり、この場を離れる訳にはいかない。
そんな自分たちが発している空気にうんざりしているのは澄枝自身もそうで、つと顔を上げ、
「………貴枝は?」
と尋ねた。ふと思い出したかのような口調ではあるが、救いを求めるかのような響きが感じられた。
露子は、その名が出たか、と思う。出来ることなら、貴枝はそっとしておいてあげて欲しいのだが。
「お父さまがお帰りなのだから、夕食くらいには顔を………ね?」
お父さまがお帰りだから顔を見せたくないのですよ、と心の中で呟く露子だった。
正之助は、一瞬だけ妻に目をやったが、ふんと鼻を鳴らし、ワイングラスに手を伸ばした。
「お嬢さまは……学校からお帰りの後、お寝みのご様子です」
露子が答えた。貴枝のことはよく見ている。
「そう………それじゃ無理にね………」と澄枝が申し出を撤回しかけた頃合いを見計らったかのように、
「連れてきなさい」
今まで会話に注意を払っていなかったように見えた正之助が、有無を言わせぬ口調で宣告した。
一瞬会話が途切れ、食堂に緊張が走った。心持ち澄枝が肩を落としたように見える。
「分かりました……じゃ、露ちゃん、お願いね」
メイド長の畑中公子が露子に指示を出した。露子は頷き、食堂を出た。
重苦しい雰囲気から解放されたことを内心喜びつつ、露子は二階の貴枝の部屋へ向かった。
公子が露子を指名したのは、メイドの中で−いや、屋敷の中で、貴枝が最もなつき、心を許しているのが露子だからだ。
中学二年生の貴枝は、最近は反抗期に入りつつあるようで、母や年かさのメイド、執事たちの言うことを素直に聞かなくなっている。
だが、まだ短大生であり年の近い露子にだけは、姉に対する親近感のようなものを覚えるようなので、
露子が貴枝の話し相手になることは多かった。
露子も、この美しい娘には母性本能をくすぐられ、貴枝と共にひと時を過ごすのをとても楽しみにしており………
いや、それ以上のものがあるのを露子自身認識していた。
それだけに、重苦しい食卓に貴枝を連れ出す役回りは辛いものがあった。
この屋敷の中で、せめて自分だけでも貴枝の味方でいてあげなければならないのだが………
貴枝の部屋の前にやって来た露子は、ドアをそっとノックした。
「お嬢さま……起きていらっしゃいますか………お夕食にいらしてください、お父さまがお帰りですよ。お夕食に………」
そこで露子はドアの向こうから漏れる声に気付いた。貴枝の声には違いない。
ということは、貴枝はもう起きているということになる。
露子は、間をおいてもう一度ノックしようとしたが、はたと思い直し、耳をドアに添えた。
「………はっ……………ぁぁぁぁぁ……あン………はぁ………」
どきんと心臓が飛び跳ね、その脈動のテンポを速めていった。
まさか………貴枝お嬢さまが………
「……んっ……んんっ………気持ちい……い………」
最早間違いない。
(貴枝お嬢さまが………オナニーを………)
目の前が真っ暗になった。
頭の中が真っ白になると言うが、今の露子の視界は真っ暗に閉ざされていた。
純粋で汚れを知らないとばかり思っていた貴枝が、まさか………
だがその驚きは困惑を与えるものではあったが、決して不快なものではなかった………露子はごくりと唾を飲み下した。
貴枝がこのようなことをする。それに対して抱いた感情は幻滅ではなく、むしろ安心感………
いや、憧憬かもしれない。
貴枝も肉の身を持つ存在であり、少女から大人の女に脱皮しようとしている最中なのだと確認されたのだが、
それは露子が貴枝に対して抱くいとおしい気持ちを増幅させていくのだった。
露子は、同性愛者だった。
今までに恋した相手はいずれも女性だった。特に思春期からは、年下の少女に強く惹かれてやまなかった。
短大に入学した去年から下宿がてらに水上家で働くようになったのだが、
六歳年下の愛くるしい貴枝が自分になついてくるのが可愛くて仕方がなかった。
そもそも不仲な両親、因習に縛られた家風という複雑な家庭環境下で、思春期にさしかかる微妙な心境の少女が孤独を抱えないはずがなく、
そんな貴枝は、露子に精神的な支えを求めている節が少なからずあった。
露子も、それを喜びを持って受け容れていた。
だが、それでも露子は貴枝を恋愛の−いや、欲情の対象としては見ていなかった。
それには貴枝はまだ余りに幼く、また、雇い主ないし大家の娘と使用人ないし店子の関係で−尚かつ女同士で−
そのような仲になるのはまずいという意識上での歯止めが働いていたからだった。
無理に情欲を抑えつけているという訳でもない。
不確かな未来にとまどう年頃の貴枝を自分が支えなければならないのだから、
自分が貴枝に弱みを見せたり、あるいは貴枝を傷つけてしまったりすることは決して許されないと思っていた。
だが………今の露子には、ドアひとつを隔て、切なく喘ぐ貴枝のことしか考えられなくなっていた。
貴枝が喘ぐ様を見たい。
いや、自分の手で貴枝を喘がせてみたい………
呆然と廊下にへたり込み、露子はかすかに聞こえる貴枝の喘ぎ声に耳をそば立たせていた。
何とか気を取り直した露子は、食堂に戻ると、貴枝はやはり眠っていた、と誤魔化した。
嘘をついた、という罪悪感はない。
本当のことを言う方がよほどまずいし、こうした問題にどう対処するかは親の性教育次第だ−
そう考えたところで、露子は気が付いた。自分たちの問題で手一杯のこの両親が、貴枝の何の「教育」に関わっていられるというのか?
実際、貴枝の悩みを屋敷の中で一番よく理解し、よく耳を傾けてやっているのは、間違いなく自分だ。
いや、澄枝や他の使用人も、自分にそうした役目を期待しているのは分かっている。
だとすれば、貴枝の性の悩みにも自分が応えてやるべきなのではないか?
(私の手で………貴枝さまに…………えっちの………)
思わず洗い物の手を止め、眼鏡の奥で目を精一杯に見開き、露子は禁断の夢想にのめりこんだ
−まだ蒼さの残る貴枝の肢体を抱擁する様を。
そう、禁断だ−今までそうした連想・発想は、厳しく自分に禁じてきた。決して貴枝を性の対象として考えてはならない。
だが、今だに耳にこびりつく貴枝の甘い喘ぎ声が、その妄想を、禁断であるが故により一層甘美なものにしていた。
一度開いてしまったパンドラの箱は、閉ざしようがない。
(なーにを考えてるのよ、露子!性教育って、すぐにそういうことと結びつけて………)
そう自分に言い聞かせてみるが、何とも虚しく響く。
「露ちゃん、どうしたの?手がお留守よ?」
後ろから公子に話しかけられ、露子は夢想から現実に立ち返った。
「あはは、すいません、ちょっと立ち眩み………」作り笑いを浮かべ、取り繕う。
公子は別段どうとも思わなかったようで、いつもの口調で、
「露ちゃん、洗い物が済んだら、ご夜食を貴枝さまのところにお持ちしてね
………旦那さまと顔を合わせたくなくて降りてこなかっただけだろうから、きっとお腹を空かしているでしょ」
露子は、今度は洗っていた皿を取り落としかけた。
(しまったよ、それがあった………何て顔すればいいのよ?)
貴枝が今夜のように食事に降りてこなければ、夜食を貴枝の部屋に持っていくのは、自然と一番の親友である露子の役目になっていた。
ものの二時間と置かず、貴枝の部屋に行かなければいけないとは………貴枝の顔を正面から見ることも出来ないかもしれない。
それに………ほんの短時間とはいえ、貴枝のドアをノックし、呼びかけてしまった………
貴枝がオナニーをしている真っ最中に………
貴枝がオナニーに夢中で気が付かなかったことを祈るのみだ………
もし気付かれていたら………もうお屋敷には気まずくていられないかも………
また………自慰ネタです(汗)安直な………
例によって寸止めでヒキだし……
次回こそは、青い果実な貴枝タンが年上メイドさんの手ほどきで、
あんなふうやこんなふうに!なります(今書いてまーす)。
最終的なゴールはかなり遠そうなのですが、コツコツやっていきますので、
よろしくおつき合いのほどを。
毎度お疲れ様です。いよいよ始まりましたねぇ、貴枝お嬢様の過去が・・・。
期待して待ってます。
久しぶりに来てみたら・・・メチャクチャ(・∀・)イイ!です。
ついでに読み返してみたのですが、Vol.1及びVol.2には題名はないのですか?激しく気になりました。
これからはタイムリーで読み続けるので、頑張ってください!!
貴枝の分の夕食を温め直したものを盆に載せ、足枷を引きずるような気分で、露子は階段を昇っていった。
ああしよう、こうしようと考えている間にも、貴枝の部屋に近付いてしまう。
気が付くと先ほどに劣らず心音を跳ね上がらせ、露子は再び貴枝の部屋のドアをノックすることになった。
「お嬢さま………お夜食です」
「はい、ありがとう」
すぐにドアが開いた。貴枝がドアから身を乗り出してきて微笑んでいる。
少し憔悴した感じであるが、寝起きだからか、それとも………
部屋に盆を持って入り、小振りな卓に置く。その上に参考書と英語の単語帳が投げ出されているのを見ると、つい今まで勉強していたらしい。
ずっとオナニーに耽っていたということではないようで、露子は少し安心し、
(何考えてるの!お嬢さまがそんなにはしたない娘の筈ないじゃない!………はしたない娘の方が良かったの?)
「一応さっきも起こしにきたんですけど、よくお寝みだったようで………」
思わず口から出任せ、というか、自衛のための取り繕いが漏れ、言ってしまってから、しまった、と思う−
(貴枝さまが気付いていたら、どうするの?
あ、いや、だから、貴枝さまが立ち聞きされていたのに気付いていたとしたら、聞かなかった振りをしてあげるのが気遣いってもので………
いや、でも、それでは性教育は…………って、何を考えてるのよぉ!ああ、もう……)
「起こしにきてくれたの?ごめんなさいね。全然気付かなかった」
貴枝が微笑みながら答えた
−が、どこか笑いがぎこちなく見えるのは気のせいだろうか。やはり立ち聞きされたのに気付いているのではないだろうか?
「いただきまあす」
貴枝は卓に向かって行儀良くちんまりと正座し、箸を取り上げた。
本当なら出来るだけ貴枝とは距離を取りたい心境だったが、いつもそうしているのだから、メイドとして側に控えない訳にはいかない。
自分も正座して、露子は改めてこの妹のような少女が食事を頬ばる様を見つめた。
十四歳というが、発育はかなり良い方で、身長も165センチと、かなり高い方だ。
トレーナーの下では、今まさに伸び盛りの母性の象徴がその存在を主張している。
これがまだまだ成長途上かと思うと、どんな美女が出来上がるのだろう。
艶やかなストレートの黒髪をポニーテールにしており、その頂に飾り付けられた赤いリボンが可愛らしい。
どこから見ても非の打ち所のない美少女だった。
(こんなに可愛い娘が………さっきまでここで…………をっ………)
余りにも淫靡な妄想だった。わずかの間だったが、露子は目を見開いたまま表情を凍り付かせ、貴枝の顔に見入っていた。
貴枝に気づかれる前に自制心が回復したのは幸いだった。
「あの……お茶お願い」
「は、はい!ただ今!」
貴枝が湯飲み茶碗を差し出してきて、一瞬早く自制を取り戻していた露子は、慌てて急須を取り上げた。
「ありがとう……」
貴枝は湯飲みに口を付け、ほっとひと息つくと、遠い目になり、
「露子さん…………えーと、あのね、さっきね………」
来た!心臓から肺腑にかけて矢が刺さったような衝撃が走り、背中に鳥肌が立った。
だが、このことを覚悟していた露子は、表情には一切それを表さず、にこやかに応えた。
「はい。さっき、何ですか?」
決して自分の弱みを貴枝に見せることがあってはならない。そう、自分の想いを…………
貴枝は何か言いかけたが、すぐに口ごもり、
「………ううん、何でもない………」
やはり立ち聞きされたかもしれないという羞恥心があるのだろうか。
だが、露子はいつも通りに振る舞い続けた。いつも通りに貴枝の悩みを聞くのが、こうして彼女の側に控える自分の役目だ。
「何か悩みがおありでしたら、何でもお話しいただいて結構ですよ。遠慮なさらないで」
「………別に何もないよ……」
「話せば楽になりますよ。話した、というだけで、違うものですから」
それが自分の役目だと、露子は自分に言い聞かす。
何の解決策を示すことが出来る訳でもない自分だが、とにかく貴枝の悩みに付き合ってやり、それを分かち合ってやることだけなら出来る。
そしてそれにより貴枝が悩みを共有出来る相手がいることを確認出来、安心することが重要なのだ。
貴枝は、少し迷っているようだったが、
「………食べ終わってから……」悩みに直面するのを先延ばしにするかのようだった。
そんな思惑があるのか否かは定かではないが、すぐに食事は終わってしまう。
貴枝は、ふうと一息つき、ベッドの縁に腰掛けた。
いつもそうしているように、露子もその隣に身を寄せて座る。
だが、この胸の高鳴りと不安感は今までに感じたことのなかったものだった。
「それで」出来る限りの優しい表情を作りながら、露子は、「どんなお悩みが?」
貴枝の肩に手を回しながら言い、その後になって、まるで壊れ物に触れてしまったかのように手を引っ込めそうになる。
(ああ、私ったら一体何を………)
だが、手を引っ込めたら、その方が余程却って怪しい。いつもしている通り、貴枝の肩を抱き締める。
鼓動がますます早くなるのが分かる。
そんな中でも、優しく頼れるメイドを「演じ」続けなければならない。
「………」
貴枝はといえばじっと俯いて、なかなか言い出せない様子だった。
「そんなに言いにくいことなんですか?」
それはそうだろう、思春期の少女が初めて性の悩みを他人に告白するとなれば。
そこで露子の中に悪魔のような考えが浮かんだ
−決して貴枝を傷つけないと誓い、貴枝の悩みを受け止めてやる役目を自認してきた。
だから、貴枝がオナニーをしようが黙殺してやるのが彼女を傷つけないことだと思っていたが………
「貴枝さま」
露子は、自分が悪魔の囁きに屈したのを感じた。もうこの愛らしい少女を目の前に、理性を保っていることは出来なかった。
「貴枝さまが何にお悩みかちゃあんと分かってるんですよ。エッチな悩みなんでしょ?」
鏡を見れば、今の自分は悪魔の笑みを浮かべているに違いない。
貴枝が言い出せない悩みを解決するには、敢えてこちらから言ってあげなくては………
自分をそう納得させ、露子は貴枝の両肩を抱き寄せ、その顔を真正面から覗き込んだ。
「!……………」
貴枝の顔色が一瞬にして紙のように白くなり、次の瞬間にはじわじわと赤くなっていく。
その様が、無垢と大人への脱皮の狭間にある今の貴枝を象徴しているようで、露子はこの娘への愛慕が更に増すのを感じた。
「恥ずかしいと思うことは少しもないんですよ。誰でも経験することです。それを経て初めて人間は他の人と愛し合えるようになるんですから………」
貴枝は、羞恥とかすかな不快を顔に浮かべ、顔をそむけた。相変わらず無言である。
もうこうなっては、言葉だけでは足りまい。
「………お嬢さま、身体の力を抜いて下さいね」
貴枝が反応する暇を与えず、露子は年下の少女をベッドに押し倒した。
「ああん!」
「愛し合うということがどういうことか………教えて差し上げます」
露子は、手を滑らせる一動作のみで貴枝のスカートのホックを外し、トレーナーとシャツの裾をまくり上げブラジャーに包まれた乳房を露わにさせた。
「つ………つゆこさん、い………なにを……やめ………やめて………」
怯えた囁き。絶対に貴枝にそんな言葉を吐かせないと誓ってきた露子だが、今の彼女には、その中に含まれた恐れ
−と更にその奥に秘められた期待の響きが、何よりも甘美なものに聞こえた。
露子の細い右手の指が貴枝のショーツの中にそっと侵入していく。
ほんの二時間ほど前、貴枝自身が愛撫していたであろうそこに、露子の指が触れると、貴枝はうっと息を呑み、身体を震わせた。
初めて他人の手に触れられるであろうそこは、存外にひんやりとしていた。
(構わない、すぐに私の手で温かくして差し上げます、貴枝さま)
まず陰核だけを中指と薬指の間に軽く挟み、転がす。
貴枝は微妙な快楽の波動に呑まれだしたようで、抵抗を示したり大声を上げたりする余裕がなくなり、その代わり、先ほどと同じ、甘く辛い喘ぎを漏らし始めた。
それが更に露子の行為をエスカレートさせる。
露子は左手で貴枝のブラジャーのホックを外し、露わになった貴枝の乳房をしげしげと見つめた。早くもCカップに達しそうな成長ぶりだ。
なんと美しい、可愛いおっぱいなことか。
露子は、単に愛情というだけでは足りない、ほとんど崇高なものを見つめている感慨と、欲情を織り交えた視線を貴枝の胸に注いだ。
左手をそっと貴枝の乳房に添え、揉み始める−
(このおっぱいに触れるのも、私が初めて………)
感慨がいよいよ深まってくる。
乳房を揉む左手と股間を攻める右手のリズムを同調させ、貴枝が快楽に乗り易くなるよう気を遣う。
「お嬢さま、リラックスして下さい。愛し合うということは、そういうことです」
決して演技や取り繕いではない微笑みが漏れる。
一旦、悪魔に魂を売ってしまった後でも、貴枝を出来る限り傷つけてはならないとする露子の想いは、
彼女に折り目正しく温かい、慈母の如き微笑みを浮かべさせた。
貴枝は、瞼に涙を浮かべながら、
「あ……あいし…………あ……う?」
「ええ、愛し合う。私は貴枝お嬢さまをとっても愛しております。だから安心して身をお任せ下さい。それともお嬢さまは、私のことがお嫌い?」
嫌いと言って欲しくない。嫌いと言わないで。
心の裡ではほとんど絶叫しつつ、あくまで穏やかに尋ねる。
貴枝は顔をそむけながら、消え入るような声で答えた。
「…………つゆこさん、すきだよ……」
やった!感極まった露子は、これを契機に愛撫を次の段階にステップアップすることにした。
ショーツをそっと下げていき、脱げかけで膝まで下ろされていたスカートと共に完全に脱がせてしまう。貴枝は抵抗しない。
まだ若々しい、貴枝の女の花が露わになった。体格の発育に比例し、陰毛のそれも十四歳という年齢にしては濃い方だ。
だが、そっと秘裂に触れた時の貴枝の反応は、紛れもなく大人への階段に足を踏み入れたばかりの少女のものだった。
「………はずかしい………」
「お嬢さま、中に何かを挿れたことは?」
貴枝は一瞬目を見張り、激しく首を横に振った。
「それでは、ご自分でなさる時は………もっぱらこちらなんですね?」
そういって陰核を人差し指で押さえる。びくりと貴枝の身体が震える。露子は思わずくすりと笑いを漏らした。
「それでは、こちらを中心に………内側からの方も少しお勉強しましょうね」
露子は右掌で貴枝の性器全体を軽く押さえ、擦った。
「はああっ………」
人差し指と中指の先で陰核を弄びつつ、薬指で秘裂を繰り返しなぞる。
貴枝が充分に陰核で感じているのを見て取ると、貴枝は秘裂に少しだけ薬指を割り入れた。
「ッ!んんッ!」
露子は、抵抗するかのように指先を頑と拒む貴枝の若い膣壁をなだめるようにときほぐす。
最初はゆっくりとしたリズムで薬指を転がすように屈曲させ、中指と小指で左右から秘裂の周囲を愛撫する。お留守になった陰核には、左手をあてがう。
「くっ………いっ………つゆこさ………ん……」
敏感な陰核からの甘い刺激が、まだ自分自身の指すら受け容れたことのない花園への侵入に対する拒否反応を和らげる。
次第に露子の薬指が可動する範囲が拡がりだし、それに伴い秘裂の内側に感じていた異物感がわずかながら快感に代わりだした。
陰核からの快感が秘裂からも快感を引き出し始め、貴枝は初めて味わう感覚に陶酔と戸惑いを覚えた。
「あっ……これっ……って………んっ……はあっ………」
何とか貴枝を安心させようと、露子は微笑みかける。
「よろしいんですよ、無理なさらないで。今はリラックスして、全てお任せ下さい」
このままいけば貴枝は程なく達するだろう。
だが、他にも教えてあげたいことは山ほどある。名残惜しい気持ちもあるが、露子は両手を貴枝の性器から放した。
性器から何かが引き抜かれる感触−ほんの入り口に入っていたに過ぎないのだが−を初めて体験し、貴枝は身体を震わせた。
このまま絶頂を迎えられると思っていた貴枝は、露子の意外な行為に物足りなさを覚えたが、すぐに次の授業が始まることに気付いた。
「ご自分の指で………触るのはもう経験済み。他人の指にも、今こうして触れられた。次は………自分お一人だけでは出来ないことをお教えしましょうね」
そう言うと露子は身をかがめ、待ちかねていた貴枝の右乳首にキスをした。そのまま軽く乳首を噛み、吸い上げる。
「んッ!」
乳首が固くなるのを感じ、貴枝は身をつんのめらせた。
露子の唇が適度な圧力で乳房を吸い上げ、舌先と歯が乳首を楽器のようにかき鳴らす。
一旦、口を乳首から放すと、再び舌先を乳首に下ろして丁寧に舐め上げ、くすぐっていく。
左手は貴枝の右乳房全体を捻り上げるようにして愛撫し、右手の指が左の乳首をつまみ上げる。
露子は、自分でも呆れるほど冷静だった。
理性を失って貴枝を押し倒したにも関わらず、貴枝の肢体を今まさに貪っているにも関わらず、
興奮というよりは、今まさに初めて他の誰かに抱かれている貴枝の反応を目に焼き付けようと全神経を集中しており、
またこれが初めての貴枝を至福に導けるよう精魂を込めて愛撫していた。
その奥に情欲の炎が燃え上がり、鎮静と興奮、覚醒と情欲が融合した状態にあるのが自分でも分かる。
「如何です、お嬢さま?舐められて、吸われて………初めてお口でご奉仕されるご気分は?」
眼鏡越しに、覚醒感と情欲を織り交ぜた視線を貴枝に送る。
それは貴枝の目には、あくまで優しく、だが悪魔のように攻撃的な表情に映った。
−このままだと食べられる………そんなことを思ったかもしれない。
「たべ………て……つゆこさんの……はぁっ……くちで……たべて……」
露子はその唇に艶然とした笑みを浮かべ、頷いた。
「かしこまりました」
露子は露子の乳房を軽くひと囓りすると、そのまま舌を乳房から鳩尾へ、そして腹へと這わせていった。
そしてついに先ほどまでの愛撫によってすっかり潤んだ性器に到る。
露子が陰核を音を立てて吸うと、貴枝は上半身を跳ね上がらせて喘いだ。思わず露子の頭を掴んでしまう。
「あんッ!はあっ………ああ……ン……はあっ…………」
露子は貴枝の秘裂を両手でこじ開け、その中に舌を差し入れた。
その手の指も、陰核を押さえつつ、内股を愛撫し、性器全体に刺激を与え続けている。
温かく優しい舌が陰核を包み、秘裂の中をすくい上げる感触に、露子は苦しげに喘いだ。
トレーナーの袖を噛み、大声を上げそうになるのを必死にこらえる。
(いよいよかな………)
貴枝の肩が上下するリズムから、貴枝が気をやるのを見て取った露子は、顔を貴枝の股間から上げた。
貴枝が絶頂に達する顔をどうしても見たかったからだ。
口での奉仕を断念した代わりに、そっと指を貴枝の性器に添える。
すると、ほとんど貴枝の方から露子の手に股間を押しつけてきた。
露子は貴枝に寄り添ってベッドに横たわり、愛する娘が初めて他人の手で−他ならぬ露子の手で−絶頂に達するのを間近で見守った。
「あン………あはあっ……あっ!あっ!あ……………………」
顔を真っ赤に上気させ、瞼に涙を浮かべ、貴枝はぐったりとなった。
(可愛い………本当に可愛い………嗚呼………愛しております、貴枝さま)
露子は目の前で、目を閉じ荒い息をついている貴枝を愛おしげに見つめた。
そっと顔を近づけ、唇を重ねようとして−
やめた。
きっと貴枝はファーストキスもまだだろう。既に身体を奪っておいて今更だが、ファーストキスくらいは自分の意志でさせてあげなければ。
そう、私は貴枝さまの性欲を解消して差し上げただけ、分をわきまえなければ………
露子はハンカチを取りだし、貴枝の涙を拭った。
「お嬢さま、如何でしたか?」
貴枝は無言のままだが、こくこくと頷いた。
露子はティッシュペーパーで露子の股間を汚した愛液を軽く拭き取り、
「ちょっと待っていてくださいね」
と部屋を出て、すぐに濡れ手拭いを持って帰ってきた。それで貴枝の股間をもう一度丁寧に拭く。
そして貴枝に服を着せると、その両手を取って、
「分かっていただけました、「愛し合う」っていうことがどんなことか?」
少し落ち着いた貴枝は、頬を赤らめつつ頷き、
「うん………」
「これからもまたお悩みのことが………エッチなお悩みがおありでしたら、私でよろしければ、いくらでも。
私はお嬢さまにご不足がないようにするのが仕事ですから、こんなことでもご遠慮なさらないでね」
『こんなこと』という部分を強調して、露子は食器を片づけると、部屋を出た。
「失礼致します………あ、お風呂の準備が出来ている頃だと思いますから、どうぞ」
貴枝は相変わらずベッドに腰かけ、俯いたままだった。
毎度お疲れ様です。
続き待ってますよ。
ドアを閉じ、いそいそと食堂に戻り食器をシンクに置くと、露子は他の使用人に目もくれず、使用人の私室がある棟へと走った。
自室へ飛び込んだ露子は、へなへなと脱力し床に座り込んだ。
欲情に呑み込まれないよう自制するのは大変だった。どっと疲労が襲ってくる
−いや、この疲労は欲情を抑え込んだことだけによるものではない。
貴枝が絶頂に達したのと同時に、その愛くるしい様子に露子もほとんど気をやりかけていた。その疲労なのだ。
思わずスカートの中に手を突っ込み、ショーツの上から秘所に触れてみると、案の定、愛欲の果汁が嫌というほど漏れ出ていた。
(ああ………ちょっと駄目かも………)
貴枝の性欲を解消してやりたいなどとご大層なことを言い出した自分だが、寧ろ自分自身の性欲の捌け口に貴枝を使ってしまった罪悪感が芽生えてきた。
露子のことを好きだと言ってくれた貴枝だが、それは果たして本心だろうか。
あの場では快感に惑わされそう口走ったとしても、一晩明けて冷静になってみれば、傷つき易い思春期の少女は、同性にレイプされたと考えても不思議はない。
だとしたら………露子の明日は水上家にはあるまい。
(そんな………嫌ッ!)
職場と下宿を失うこと以上に、貴枝から離れなければならない恐怖感の方が大きい。
今までも愛おしくて仕方なかった貴枝だが、一度その身体を愛してしまった今、その存在は比べものにならないほど大きく感じられた。
(これっきりにしてもいい………貴枝さまのお側にいられるのなら、もうこれっきりにしてもいい………だから………離れたくないよ………)
だが、分かっていた−過ちをたった一度に留めようとしても、もう遅いということは。
その一度の過ちで貴枝が自分に恨みを抱いたとしても無理はなく、また、一度味わってしまった罪の果実の味を忘れることが出来るという保証もなかった。
結局、貴枝が自分を許して、受け容れてくれる他、自分には未来はないのだ。
(貴枝さま………)
露子は、自分に犯され、貪られ、泣き、喘ぐ貴枝の様子を反芻した。
その光景は思い返してみてもやはり罪深く………そして甘美だった。
(貴枝さまっ!ああ………貴枝さま!貴枝さま!)
我知らず露子の指は彼女自身の秘所を慰め始めていた。
先ほど完全には達し得なかった身体の火照りを沈めようとするかのように、つきまとう不安を何とか忘れようとするかのように、
露子は激しくオナニーに耽溺していった。
入浴を終えたパジャマ姿の貴枝は、胸を高鳴らせながら露子の部屋のドアをノックした。
あれから数時間が経ったが、貴枝の混乱は深まるばかりだった。
これを解決出来るのは、いつも相談相手になってくれる露子しかいない。
ただ問題は………この不安と混乱の原因となったのは、他ならぬ露子なのだ。
「露子さん………もう寝た?」
すぐにドアが開き、露子が顔を出した。彼女も入浴を終えた後で、メイド服ではなくパジャマ姿である。
少し驚いた様子の露子だったが、すぐに優しくにこやかな笑みがその顔に拡がった。
「どうなさいましたか、お嬢さま?」
「あの………ちょっと………」
「中へ入ってくださいな、まずは」
露子は貴枝を部屋に通した。貴枝に座布団を勧め、
「何かお飲物でも?」
やっぱり露子さんは優しい!貴枝はそれを再確認する思いだった。
「いいです………」
依然俯き気味でいる貴枝の隣に露子は座り、優しく語りかけた。
「それで。何のご用でしょうか?」
それを言われると口ごもってしまう。勇気を出さないと………でも………
「………あの……露子さん………私ね………」
その後が続かない。
だがそれを心得ている、というか、貴枝の考えを見透かしており、その逡巡にどこまでも付き合おうとするかのような露子の寛容さは、
貴枝の緊張がほぐれるのをゆっくりと待った。
それは貴枝にも伝わった。露子の側にいるだけで安心する。
だがその一方で、露子を前にして何かを口にしようとすると、緊張の余り何も言えなくなってしまう。
「言いにくいことですか?」
こくりと頷く。すると露子は貴枝の腕を取り、自分の身体にもたれかけさせた。
(あっ、駄目ッ!分かっちゃう………)−鼓動が早くなっているのが。
だが、露子はどこまでも優しかった。
「言いにくいのなら、無理なさらないで。落ち着くまでこうしていてね」
貴枝は頬を赤らめつつ、露子の肩に頭をもたせかけた。
貴枝の方がいくらか背が高いのだが、それでも露子の身体が大きく頼りがいのあるものに感じられる。
暫し二人は無言だったが、露子がついに貴枝の急所をついた。
「心臓ドキドキいってる」
「!」
気付かれた。あんなことをされた後だが、それでもこの程度に身体を触れ合わせるだけで恥ずかしく、それを指摘されると尚のことだ。
「貴枝さまのも………私のも。分かります?こんなにドキドキしてるんですよ」
え………耳を澄まそうとすると、露子は貴枝の手を取ってその胸に当てた。
(いいの……って、ああ………やわらかぁい……ん、露子さんもこんなに………)
貴枝は思わず軽く露子の胸をまさぐった。
(さっき露子さんはこういうふうに………)露子の口での愛撫を思い出し、貴枝はパジャマの上から露子の胸に顔を埋めた。
「露子さん…………こうしていい?」
「ええ、いいですよ」
返答はいつもの優しく、落ち着いたものだが、露子の鼓動が更に早くなったのが分かる。露子も興奮しているのだ。
それが貴枝を安心させ、ついに願いを打ち明ける決意をさせた。
「あのね………呆れないでね………お願いがあるの」
「何ですか、お嬢さま?」
「さっき…………された……してもらったばっかりだけど…………あの、さっき言ったよね、『遠慮しなくていい』って?」
「はい?」
「あの………もう一度……………して………エッチなことして!」
鼓動が一際大きくなる。言っちゃった………
「はい、お嬢さまさえよろしければ」
露子は全く躊躇なく返答した。だが、その心臓の鼓動が決定的に強く、早く
−全く自分と同じように−なったのを貴枝は聞き逃さなかった。
露子は貴枝を強く抱き締めて、大きく溜息をついた。安堵の溜息だ、と分かる。
「良かった。本当に………良かった」
露子の声が厚く潤み、貴枝の身体を抱き締める手に力がこもった。
どういうことかと思っていると、露子は貴枝の肩を抱き、その瞳を正面から見つめた。その目が涙ぐんでいる。
「私、お嬢さまに恥ずかしい思いをさせてしまいましたから、嫌われたかもしれないって………もう一度、と言って下さって、ほっとしました。
ごめんなさい…………今更ですが、あんなことをしてしまって………」
貴枝は驚いた。いつも優しく温かく、自分の全てを受け止めてくれる露子がこのような姿を見せるとは。
「でも………露子さん、私のことを愛してくれてるって………あれ嘘じゃないよね?」
露子は首を激しく横に振った。
「愛してない筈がありません!……貴枝さまが好きで好きで…………失礼とは思いましたが、お夕食の時にお呼びしにいったところで貴枝さまが……
その………貴枝さまの声が聞こえてきて………余りに可愛すぎて。そこで気付いちゃったの、私、貴枝さまをライクじゃなくてラヴだったんだって…………
好きになっちゃったんです、貴枝さまのこと!それで思わず……」
その言葉を聞いて、貴枝は気づいた−自分も、露子が好きだったんだ、と。
露子の側にいると安心して落ち着いた気分になる。なのに、露子の側に来るとハートのドキドキが止まらなくなり、落ち着けなくなる。
この矛盾した気持ちは、恋以外の何ものでもない。
「私も露子さんのこと好き!エッチして!エッチなことして!露子さんにされるのならいいの!して!もっとして!されたいの!」
「お嬢さま………」
露子は、貴枝の目を見つめ返した。十代の真剣な眼差しだ。
今、貴枝は、自分への想いを真剣に口にしようとしている。
「私、いつも寂しい時は露子さんに励まされて慰められて………きっと露子さんのことを自分でも知らずに好きになっていたのね。
それで………ひとりでエッチする時も………いつもって訳じゃないよ、でも……時々……露子さんのこと考えながら………するの………
それでさっき露子さんの手や口でしてもらって………すっごく良かった。
あの後、自分でもしちゃった………収まらなかったの。でも、全然駄目。露子さんじゃなきゃ、駄目なの!」
露子はくすりと微笑んだ。
「お嬢さま……私もです。お嬢さまの………イくところが良くって………やっぱり収まらなくなっちゃって。部屋に戻ってすぐに自分でしたんですよ。
でも、冷静になって考えると………無理矢理したから嫌われたかも、って………とても落ち着かなくて」
貴枝も笑った。「同じだね」
露子は貴枝と額と額を合わせ、微笑み合った。
「貴枝さま………私も貴枝さまにお願いがあるんです。貴枝さまのキスをいただけます?」
「え?」軽い、そして嬉しい驚き。
ファーストキスを好きな女(ひと)に捧げるという考えは、驚きと喜びとなって貴枝の中に拡がった。
「私のファーストキス、露子さんに………」
自然と貴枝の腕は露子の首に回される形になっていた。
露子の指が貴枝の顎を優しく持ち上げた。
再び早くなり始めた二つの鼓動がひとつになり、濡れた唇と唇が溶けあった。
静かな喜びに満たされた二人は、暫し唇を重ね合ったまま動かなかった。
だが不慣れな貴枝に息継ぎの機会を与えてやらねば、と露子の方から身を放した。
そして、貴枝に微笑みかけ、
「こんな素敵なキスをいただいたからには、そのお返しにたっぷり気持ちよくして差し上げないとね」
やっちまった……
>925
>貴枝が充分に陰核で感じているのを見て取ると、
貴枝は秘裂に少しだけ薬指を割り入れた。
「露子は秘裂に」の間違いです(汗)。
いつも貴枝タン攻めばかり書いてるんで、つい間違えますな。推敲の段階でもバグの山……
取りあえず推敲済みのところまでアップします。
全体にえらく長くなりそうで、自分でも困っています。
全編回想シーンというのは節目の付け方が難しく、
ほとんど構成の努力は放棄している状態です(泣)。
>919
タイトル付ける発想がありませんでしたからねえ、Vol.1,2の頃は。
考えておきます。
でも、Vol.1は、Her Personal Maidそのままでもいいかな。
>>410 お疲れ様です。感情の流れが良くわかって、すごくいい感じです。
この調子で頑張ってください!
(^^;
>>410 良いですねえ。
のんびり続けてください。
露子の手が貴枝のパジャマの胸襟に伸び、ボタンを外していく。ズボンもショーツも取り去られ、貴枝はあっさりと裸にされてしまった。
そして露子は再び貴枝にキスした。今度は舌を貴枝の唇に割り入れていく。
初めての体験に貴枝は思わず口を放したが、露子の手が後退する貴枝の頭を優しく受け止め、押し戻した。
今度は貴枝は自分の唇をちろりと出し、露子の口がそれをするりと呑み込んだ。舌と舌が、繊細に、淫らに絡み合う。
舌同士の交歓の一方で、露子はその左手を貴枝の乳房に伸ばした。人差し指の先端で乳首に触れ、弾き、くすぐる。
貴枝の鼻息が荒くなってきたのを確認し、貴枝の口を改めて固く塞ぐと、左手で貴枝の乳房を擦りあげ、右手で貴枝の尻を愛撫する。
貴枝は感極まって露子の首にしがみついた。
露子は再び唇を放すと身をかがめ、貴枝の乳首を舐めはじめた。
(露子さん………)
こんな素敵な恋人が出来るなどと思ってみなかった貴枝は、じりじりと肌から染み込む快感によって高ぶらせられつつ、
姉のようなメイドを愛おしげに見つめていた。
露子の右手が股間に伸びた。「あっ………」
掌の指の付け根で性器を擦り上げ、中指がそのまま潤み始めた秘裂に侵入していく。
貴枝が激しく喘ぎ自分の頭にしがみついてきたところを、露子は更に貴枝の乳房を大胆に頬ばった。
「あっ……はあっ………んっ……」
貴枝が激しく感じ始めたところを、露子はその腰と背中に手を回し、カーペットの上に寝かせた。
そして、その股間に両手の指と舌を這わせていく。
再び露子の瞳に、落ち着きつつも欲情を帯びた視線が宿り、眼鏡越しにクールさを増して、貴枝の裸身を舐め回す。
「貴枝さま、可愛いですよ」
「はあっ………つゆ………こさん……んっ……気持ち………ぃぃぃぃぃぃ………」
まだ刺激の経験に乏しい貴枝の性器は、早くも限界に達しつつあった。横目でその反応を窺う露子は、満足げな笑みを浮かべた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!」
自分の乳房を揉みしだきながら、貴枝が絶頂に達した。
露子は、貴枝の髪を愛しげに梳きあげながら囁いた。
「貴枝さま、ご満足いただけまして?」
貴枝は、荒い呼吸に肩を揺らしつつ、答えた。
「いいのぉ……はあっ……良かったの………も、もう一回……おねがぁい!」
「はいはい、では次はちゃんと………ベッドの上でね」
露子は貴枝を助け、ベッドの上へと導いた。まだ快楽の余韻に痺れる身体をベッドの上に寝かせた貴枝は、
「今度は………露子さんも脱いで。ね?」
露子はどきりとなった。貴枝と肌と肌を合わせる。考えただけでハートがとろけそうになる。言葉で返答する代わりにごくりと息を呑み、露子はパジャマのボタンを外しはじめた。
ついに眼前に晒された露子の裸身に、貴枝は目を奪われた。
今までに戯れにいっしょに入浴したことが二、三度あったが、その時はまだ自分の中の想いを自覚していなかった。
だが今は、以前は気付かなかった露子の肉体の美しさに圧倒されてしまう。
線の細い、楚々とした身体つきだが、それが手を伸ばせば触れられるところにまで迫ってくると、実に引き締まった肉置きをしているのが分かる。俗に言う、「男好きのする身体」とでも言うのだろうか。
「着痩せするんだ、露子さん………」
露子は相変わらず無言でくすりと笑い、貴枝に身を寄せて身体を横たえた。三度唇が重なり合う。
唇と唇、舌と舌の戯れの幕を切る一方で、露子は貴枝の腰を抱き寄せると、自分と貴枝の乳房を擦り合わせた。既に固く勃起した乳首が、若々しい、張りのある乳房の肌に押しつけられ、また乳首同士がぶつかり合う。
初めて味わう感触は、貴枝にはどこかもどかしく、だが、感じ易い肌と肌のコミュニケーションは、まさに全身で露子の愛を受け止めていることを実感させた。
キスにも更に熱が入る。露子の頭に回した手を、その髪に通して愛おしく梳っていく。
露子は一旦身体を離すと、貴枝の喉元にキスした。舌を首筋に這わせていき、やがて全身を舌が駆け抜けていく。
その一方で両手の指も貴枝の身体のあちこちをくすぐり、まさぐっていく。貴枝は、再び息を荒くし始め、その全身は汗に包まれた。
貴枝には、その肌の上を、快楽を引き出す悪戯好きの三人の妖精が走り抜け、踊っているかのように感じられた。
秘所や乳房を舌で責められながらだと、二の腕や脇の下や太股も撫でられるだけで驚くほど感じてしまう。
今まさに「おんな」として自分が開発されているのを貴枝は自覚し、ぞくぞくした。
「はっ………んん……いいよぉ……つゆこさ……いいわぁぁ………」
露子はすっと貴枝の身体から身を放し、貴枝の手を取った。何のつもりかと思った貴枝だが、露子がその手を彼女の股間に導くとすぐにその意図を察した。
「こ…………こんなに………すごい………」
自分に劣らぬ濡れ具合である。
「全然触ってなくてもこんなになっちゃった。分かります?貴枝さまに欲情しているんですよ」
露子は再び貴枝に身を寄せ、『よくじょう』というところを強調して耳元で囁く。
「うん、分かる………分かるよ」
−そう、何をすればいいか。
貴枝はおずおずとではあったが、露子の陰核をつまみあげ、撫でてみた。
同時に、露子の乳首にキスし舐めてみる。露子はうっとりと目を閉じ、細やかな官能に身を震わせた。
(貴枝さまの手で……感じている……)静かな感動が快楽と共に露子の身体を包み込んでいく。
露子が身を横たえると、今度は貴枝が上体を起こし、露子の肢体にそっと触れていった。
まず唇に、次いで鼻の頭にキスし、露子にされたように喉元へと、胸へ、乳首へと舌を這わせていく。
露子のそれに比べると単調な動きであり、これで露子が感じてくれているかどうか自信はなかったが、自分の愛を伝えたいという気持ちが自然と貴枝を動かした。
右手を露子の乳房に、左手を秘裂にあてがい、おずおずと揉み始める。乳首を指先で転がし、押し潰し、爪でひっかく。
濡れ具合を確かめるように秘裂を人差し指と中指でかき分け、そこに舌を差し入れる。
「ああっ…………」
(露子さんが………私に触られて、露子さんが………)
貴枝もまた自分の手で露子を鳴かせたという事実に感慨を覚え、より大胆になった。
陰核を左手の親指で押さえ込み、揉みはじめ、右手は中指を秘裂に挿入し、掌全体を屈曲させ、性器全体をマッサージする。
先ほど露子に施された通りの技だ。
(こういうところも感じるのかな?)
貴枝は太股の付け根にキスし、音を立てて吸った。そして、舌でくすぐっていく。
股間全体が敏感になっている露子は、甘い感触に我を忘れ、舌なめずりをし、自分で乳首をつまみ、揉みしだいた。
「貴枝さま、お上手………」
愛する貴枝に責められていることに興奮しているためにこれほど乱れるのか、それともこれが初めての貴枝がよほどに女同士の愛技に適性があるのか、露子にも分からなかった
−いや、そんなことはどうでもいい。貴枝に愛されている喜び、貴枝の手によって感じさせられている悦びに比べれば。
感極まって、露子は懇願した。
「貴枝さ………ま…私の………上に……上に乗って……下さい!」
「えっ………」
(露子さんの上に……そんなこと……)
恥ずかしくて、申し訳なくて出来ない。
そう言おうとしたところで、とろけそうな露子の視線と目が合ってしまった。
露子にそんなつもりはないのかもしれないが、その誘惑するような視線や半開きになった唇の色香は、たちまち貴枝の気持ちを逆転させた。
(露子さんの上に………乗る………)貴枝は大きく息を呑んだが、淫猥かつ甘美な妄想に囚われた今の貴枝は、自分でもそれに気付かない。
貴枝は、体重をかけないよう気を遣いながら、露子の上に身体を重ねていき、乳房に乳房を押しつけた。そして露子の唇を塞ぐ。
暫し、甘い交歓が続いたが、露子の方から唇を離し、微笑みかけながら、
「違います。私の顔の上に、です………そして貴枝さまのお顔を私の………分かります?」
貴枝は目を丸くした。分かってしまった。
(………そんなエッチな……………)
改めて顔を真っ赤にしてしまう。
だが、露子の微笑みが目の前にあっては、逆らうことなど出来る筈もない。
一度立ち上がると、貴枝は身体を逆向きにして露子の身体に乗りかかった。貴枝は露子の顔に跨り、自分も露子の股間に顔を埋めた。
貴枝は、シックスナインという語を知らなかった。まだオナニーを覚えはじめたばかりで、卑語・隠語の類にもそれほど知識がない。
だが、この体勢が何を意味するかは直感出来た。
男女間でも充分に卑猥な行為であろうが、同じところを責めて、責められて、同じところで感じることが出来るこの体勢は、まさに女同士のためにあるものに思えた。
間近に迫る露子の性器を前にそんなことを考えていると、すぐに露子の舌が自分の秘裂に押し入ってくるのを感じ、貴枝は悲鳴をあげた。
甘い痺れに、露子に体重をかけまいとしていた努力は脆くも崩れ、貴枝は露子の身体の上に身体を密着させた。
顔が露子の性器に上に落下し、そのままその上で露子に喘がされる。
「んっ………んん……はあっ……」
感じさせられっぱなしではいけないと、必死で露子の秘裂を、陰核を舐める。
いや、そうしようとしなくとも、露子に喘がされ悶えさせられると、自然と露子の性器に奉仕してしまう。
それが露子をも喘がせ悶えさせ、ますます貴枝への奉仕を加速させる。
二人は女同士ならではの、合わせ鏡の快楽の虜となり、必死になって互いに奉仕していた。
そして絶頂も二人同時にやって来た。
「はあっ………はっ………たか……んっ……えさまぁぁぁぁ………」
「いいっ!いっ………んんん!つゆこ……さん……んんんん……」
互いの股間から噴き出す愛液が、互いの上気した顔に愛欲の化粧を施す。
貴枝は脱力しつつも、体重をかけてはなるまいと、露子の上から自ら転げ落ちた。
力を使い果たした貴枝の顔には、安らかな笑顔が浮かんでいた。
同じく疲労困憊しながらも、露子は気力を振り絞って立ち上がり、身体を入れ替え、貴枝と肩を並べて寝そべった。
「お嬢さま………」
呟きながら、露子はそっと貴枝の手を取り、そして自分も幸福な眠りの中に落ちていった………
本日はここまで。
ついにストック分を使い切ってしまったよぅ(汗)。
69シーンは初めて書くのですが、如何だったでしょうか。
貴枝×碧だと、碧タン総受けといいますか、
貴枝タンの屈折ぶりだと対等に69なんかはしないだろ、
という意図の元、書くのを避けて来たのですが、
今回はここぞとばかりにハァハァしながら書きました(笑)
やたら長くなってしまって申し訳ないのですが、
もう2,3シークエンスはある予定です。
気長におつき合いいただけたら、幸いです。
>>944 お疲れ様です。69シーンイイ感じですねぇ(笑)高めあってる感がでてます。
>>946 ああ、やっぱり落ちてたのか。
長い付き合いだったが……そうか……。
とりあえず、今は
>>410にエールを送ることくらいしかできない。
>946
俺、ログ981までしか持ってないんだけど・・
1000いって落ちたの?
さあ……980レス超えれば、時間で自動的に落ちますから。
「そんなことが………」碧は唖然として呟いた。
今では自分を思いのままに弄ぶ貴枝にも、そんな頃があったとは。
いや、寧ろ、貴枝の手で愛されるようになったばかりの頃の自分にそっくりではないか。
それはタチとしての貴枝が如何に露子から影響を受けているかということでもある。
碧は、貴枝に影響すら与え、まだ幼い頃の貴枝をこの世界へ導いた露子への嫉妬が改めて湧いてくるのを感じつつ、
同時にそんな露子に敬意も覚えていた。
また、かつては貴枝も自分と同じような未熟な少女だったという事実を知り、
今まで貴枝に対して抱いたことのなかった共感を覚え、それが貴枝への愛慕を更に増していくのも感じていた。
「あったんですのよ、ねえ?」
「そうそう」
露子と貴枝は目配せを交わす。
セックスに関する話をしているというのに、貴枝も露子も平然としてにこやかに微笑んでいるのに、
二人の間にある絆を見せつけられる想いだった。
(大人と大人の関係………っていうの?羨ましい…………)
やはり貴枝の過去の関係に入っていけないもどかしさ、過去の思い出を共有する二人への嫉妬が頭をもたげてくる。
その一方で、貴枝の過去への関心はますます募ってくるのだった。
貴枝が立ち上がり、「せっかくの機会だから昔の写真を持ってきましょうか、ちょっと待っていてね」
と居間を出ていった。
部屋には露子と碧の二人が残された。
貴枝がいなければ、また違った話が聞けるかもしれない、と碧は胸を高鳴らせた。
だが、先に質問してきたのは、露子の方だった。
「ねえ、碧さん。碧さんは、貴枝さまとはどういう風に?」
碧は、この一年余りを振り返り、露子に告白した。
高校入学と同時に、屋敷にやってきたこと−
メイドとして仕えるだけでなく、貴枝の愛人となることも求められたこと−
最初は嫌悪と羞恥を感じたが、それが次第に愛情へと変わっていったこと−
屈折した貴枝は日頃は決して自分を愛している素振りを見せないようにしているが、本当は愛情と思いやりに溢れた女性であること−
自分も貴枝も、孤独を抱えて生きてきており、再びひとりぼっちになることを極度に恐れていること−
お互いを家族として認識しており、時折『母』と『娘』を演じて愉しんでいること−
貴枝は、昼間は決して厳格で無感動な態度を崩さない一方、夜はとても優しく甘く、意地悪な魔女に変身すること−
その晩にベッドへのお誘いがあるかはごく僅かな符丁で判断するしかないこと−
ベッドではもっぱら貴枝に愛されるばかりで、まだ上手くリードが取れないこと−
貴枝には縛られたり、目隠しされたりして愛されたり、わざわざラブホテルに連れ出されたりと、
そうした貴枝の屈折性癖にいつも振り回されていること−
貴枝本人がいれば恥ずかしくて絶対に話せないところだったろう。
だが、いつも抱えている想いを第三者にぶちまける貴重な機会を逃すまいとするかのように、十七歳のメイドは熱く饒舌に語った。
そして、碧は突然に気付くのだった−
(あれ……私、ひょっとしたら………のろけてる?)
そう思った途端、顔が真っ赤に染まった。思わず口に手を当て、のろけを中断する。
貴枝がいれば絶対に話せない内容だと思ったが、普通に考えてみれば、恥ずかしくて、
また貴枝自身の秘密に関わることだけに、誰に対してだろうと決して話せない内容である。
それを敢えてのろけてしまえたのは、貴枝の恋人としての「先輩」である露子だからだろう。
「………それでラブホテルへ行ったの?」
「………すっごく恥ずかしかったです」
露子はくすりと笑った。この笑みに貴枝も心許したのだろうか、と碧は思う。
「全くご主人さまは変態なんですもの、困っちゃいますよぅ。折角お屋敷に二人きりなのに、何をわざわざ………」
そう言いながらも、顔が緩みっぱなしの碧である。
「羨ましいわ………私がいた頃は、そうはいかなかったものね」
意外な答えだった。露子も水上邸に住み込みではなかったのか?
「え?どうしてです?お屋敷に住み込みだったんじゃないんですか?」
「住み込みには違いないけど、二人っきりとはいかなかったのよ。ご家族や同僚の目がありましたから」
「あ………」目から鱗だった。
「私が貴枝さまと関係を持つようになったのは短大の二年生の時で、そのまま卒業しても住み込みとして働き続けましてね、もちろん貴枝さまと離れたくなかったから。
でも、周囲の目を盗みながらですから、それはそれで気苦労が多かったのよ」
「それじゃ……それでラブホテルへ?」
「行ったんですよ、ちょくちょくね」
___________________________________
どうも、410でございます。暫くご無沙汰しておりました。
正直、まとめて発表出来る程の量は書けていないのですが、保守も兼ねて(残りレス数も少ないしね)。
週明けには、再び回想モードでエロシーンをアップする予定………
あくまで予定ですが<おい。 ガンガリマス・・・
>410
がんがって下さい。残りレスも少ないのでレスはつけないことにしますが、いつも楽しみに
しております^^
「露子お姉さま………んッ………」
「貴枝お嬢さま………」
黒ジーンズに紺のブラウス、やはり紺のカーディガンという格好の貴枝と、グレーのスカートに紫赤のチェック柄のシャツ、白のカーディガンの露子は、
ベッドの縁に腰掛け、互いの腰に手を伸ばして唇を重ね合っていた。
ラブホテルの一室−
日曜日で、貴枝の学校も休み。ひと月かふた月に一度、休日に貴枝は買い物に出かけ、そのたびに露子もいっしょに出かけていた。
貴枝の買い物にメイドが付き合うようにも、姉妹の如く仲良い二人が連れ立って遊びにいくようにも見える光景は、
家族や露子の同僚らの目にも微笑ましいものに映っており、まさか二人が今こんなところでこんなことをしていようとは夢にも思わないことだった。
もちろん、貴枝と露子も二人揃っての買い物やお茶といった「デート」を楽しみにしているのだが、
実はその後に連れ立ってラブホテルに入って休憩していくのが最大の眼目だった。
愛し合うようになって三年ほどが経ち、貴枝は十七歳の高校二年生、短大卒業後そのまま水上家にメイドとして雇われた露子は二十三歳となっていた。
だが、この期間は決して二人に甘い時間を約束するものではなかった。
女同士であり、良家の娘と使用人という間柄で恋愛関係、肉体関係にあるということを家族や同僚から隠し通さねばならないため、
二人はひとつ屋根の下に暮らしながらもなかなか愛し合う機会を持てなかった。
貴枝が屋敷の中で最も心を許しているのが露子であり、露子も貴枝のことを妹のように可愛がっていることは屋敷の中の誰もが認めることであったから、
「身分」の違いを越えて互いが部屋を行き来することも多少は大目に見られた。
だが、身体を重ねようということになるとそうはいかない。声が漏れたりでもしたら、たちまち怪しまれてしまう。
だから、二人の逢瀬は人目を忍んで、それもごく短時間に限られていた。
それについての解決法が見つかったのは、貴枝が高校に上がってからだった。
露子というお目付役が同行するという条件の許、買い物はじめ休日の外出を許されるようになったのである。まさに渡りに船というべきであった。
貴枝自身、小遣いに不自由していない上に、最近は遊びで始めた株式投資が確実な収益に結びついており、それが彼女の将来への一族の信頼を増し、
彼女に自由を許す追い風となると共に、自分と露子の洋服代や食事代、そしてホテル代を自前で賄えるようになったのである。
唇を離し、貴枝は露子に頬ずりしながら囁いた。
「同じキスでも、家でするのと違う気がする………」
「あら、そうですか?」
「家のはスリリングな甘酸っぱ〜いキス、ここだと甘くて甘くて……あま〜いキス」
「ふふ……ん」
そう言って、また唇を重ねていく。
「さ、今日は露子お姉さまが先にシャワーを浴びて」
「いいえ、お嬢さまこそ、お先に………あのですね………その『お姉さま』ってやめません?恥ずかしい………」
露子がはにかむのを、貴枝は却って面白がるようで、
「だって、家の中ではこんな呼び方出来ないでしょ。せめてここでくらいは……ね?お姉さま」
最近の貴枝は、露子のことをこう呼ぶことが増えていた。
どちらかといえば、憧憬や尊敬よりかは親愛の度合の濃い『お姉さま』呼称であり、また、ちょうど今がそうであるように、
こう呼ぶことで露子が面映ゆがる様を愉しんでいる向きもあった。
「お姉さま…露子さんこそ、『貴枝さま』『お嬢さま』って、他人行儀な呼び方するじゃない?貴枝って呼び捨てにして欲しいのに」
露子は、半ば顔色を変え、息を呑んだ。
「そんな……そんなこと出来ませんよ。お嬢さまはお嬢さまだもの」
若いに似合わず、露子はそうした呼び方にこだわった。いや、他の水上の家族に対しては、積極的にそのような呼び方をしたいと思ったことはない。
だが、貴枝に対してだけは、どこかつい敬称をつけて呼びたくなるところがあった。
貴枝は、旧華族の家柄に相応しい威厳のようなものが十代にしてして備わっているように感じられたし、
恋人同士になってからも、対等に愛し合うよりは、いく分不自由で古風な「身分違いの恋」を演じること自体が楽しくもあった。
二人とも互いにそうした役柄を演じているが故に、『お姉さま』『お嬢さま』と呼び合ってしまう。どこか悪戯ぽく、それ故に甘く楽しい関係だった。
「それじゃ……貴枝。これでいい、貴枝?」
「ええ、いいわ。露子」
ラブホテルではお決まりとなっているこの台詞を確認するように交わしつつ、二人はもう一度キスをした。
キスを終えると、貴枝は少し考えた様子で、
「………そうね。ちょっと考えていることがあるの。お言葉に甘えさせてもらって、私、先にシャワー使わせてもらっていい?」
露子はシャワーから上がり、バスタオルで丹念に身体を拭いていた。
軽く自分の身体を嗅いでしまう。石鹸の匂いが体臭を柔らかく包み込み、悪くない感じだ。これなら貴枝と肌を重ねても恥ずかしくない。
(たっぷりえっちして汗かいて………最後はもう一度、今度は二人いっしょにシャワーを………うふふふ!)
楽しい夢想に心躍らせ、眼鏡をかけ直すと、露子はシャワールームの引き戸を開け、全裸で外へ出た………
とその背後で、「露子」と甘えた声がしたかと思うと、貴枝がしなだれかかってきた。
「あ………貴枝、もう………待ちきれないの?え?あれっ………な、何するの!」
背後から両手首を掴まれたかと思うと、背中に押さえ付けられた。そして何か細長い布の感触が………マフラーだ。
「ちょ!ちょっと、露子!縛るなんて!やめて………ンッ……ふン……」
抵抗しようとする露子の耳たぶをそっと露子は噛み、頬を舐め上げた。
背後から忍び寄ってきた若い指が乳房にひたひたとまとわりつき、乳首の周囲を焦らすように愛撫し始める。
貴枝は感じ始めた露子の耳元で囁いた。その声音には、露子への愛情がたっぷりと詰まっていた−屈折した愛情だが。
「ふふふ、今日は露子をうんといじめるの」
「あ……貴枝ったら、もう………んッ!」
貴枝は露子の股間に手を伸ばし、容赦なく陰核をつねった。
「『貴枝』じゃないわ」
そして、今度はずっと優しく刺激を与えていく。
「ああ……たか……え……は……はやくベッドへ……あはぁ……」
「『貴枝』じゃないわ、『貴枝さま』と呼びなさい。分かる?」
「は……はい!たかえさ……ま!」
先ほど取り交わした約束をいきなり反故にし、貴枝は両手を後ろ手に縛った露子をベッドへと誘った。
ベッドの縁に座らせた露子の肩を抱くと、貴枝は露子の眼鏡を取った。
「あっ、駄目ッ………貴枝さまのお顔が見れなくなっちゃう………」
「ふふふ、露子は眼鏡を取るとこんなに美人なのにね。もったいないわよ。素顔の露子がえっちに喘ぐのをたっぷり見せてね」
そう言う貴枝も、自分の言葉に期待と欲情を抑えきれない。憧れる姉のような存在である露子が、そのいつも理知的で優しい表情を快楽に喘がせ、悶えさせるかと思うと、ぞくぞくする。
貴枝は露子の唇を塞ぐと、そのまま彼女をベッドに押し倒した。
近眼の露子には、貴枝の顔がぼんやりとしか見えなくなっていた。仕方ないので目を閉じ、口の中を舌で貪られる感覚に集中する。
するとたちまち甘美な陶酔が訪れた。貴枝は舌で露子の微細な粘膜を擦り、愛撫し、唾を露子の口へと流し込んだ。露子はそれを受け容れ、ごくりと飲み下した。
貴枝は一旦唇を離すと、今度は鼻や瞼を舌の先端を器用に使って舐め始めた。顔を唾液で彩られていくに従い、露子の表情は恍惚の度合を増していく。
そんな露子の想いを見透かしたように、貴枝は、
「ふふふ、とってもえっちな顔になってきたわよ、露子。見てるこっちの方がとろけちゃいそう」
「はぁっ……貴枝さま………来てぇ………」
今ではすっかり貴枝は露子に劣らぬ愛の技巧を身に付けていた。
対等に愛し合う場合もその繊細で巧みな愛撫に大いに感じさせられてしまう露子だが、最近は貴枝自身も、一方的に露子の身体を求めることが多くなっていた。
いざ貴枝に迫られると、その上品さや威厳に日頃からメイドとして接している露子は、自然とひれ伏してしまい、その執拗かつ甘美な愛撫に身を委ねてしまうのだった。
両手を縛られ、意識してしまった今の姿だと、より感じてしまう。
自身も若く眩しい裸身を晒す貴枝は、露子をベッドに寝かせ直すと、その頭の方に回った。
そして上下逆さまの姿勢で唇を重ねる。両手を拘束された露子は、もどかしげに身をよじらせつつ、懸命に舌をつき出し、くねらせ、貴枝の唇と舌を味わった。
貴枝も愛おしげに露子の顎から頬にかけてを撫でる。
貴枝は唇を離し、今度はその豊満な乳房を露子の顔の上へとゆっくりと載せていった。
Dカップの張りのある乳房に目も鼻も口も塞がれ、露子は呻きを漏らした。だが、それは甘えと心地よさを含んだ呻きだった。
貴枝もまた、自分の下でもがく露子の動きに喘ぎを漏らした。もぞもぞという動きが乳房を刺激し、露子の歯が乳首を軽く噛んで引っ張る。
「ぁぁぁぁぁ………」
長く低く響く喘ぎをあげながら、貴枝は上体をゆっくりと上下に律動させ、乳房を露子の顔に押しつけたり放したりを繰り返した。
「露子のおっぱいも………食べさせてぇ……」
四つん這いの身体を少し前進させ、貴枝は露子の乳房に舌先を下ろした。
絶妙の曲線を描いて盛り上がっている丘の中腹からゆっくりと這い上がっていった舌が、その頂にある乳首に到ると、貴枝の唇はすっとすぼまり、乳首にキスした。そしてそのまま吸い上げる。
もう片方の乳房へも手を伸ばし、楽しげに弄び始める。
露子も、眼前で上下に揺れる貴枝の乳首を、手の使えないもどかしげな姿勢のまま、舌で捕らえようとしたり、噛んで引っ張ったりを繰り返す。
互いが互いの乳房に口で奉仕し、また乳房を相手の口で犯される感覚に、二人は互いに高まり合っていく興奮と、甘い連帯感を覚えていた。
十分以上もかけて乳房を貪り合った後、貴枝は前進を再開した。
ついに露子の股間にまで辿り着いた貴枝は、大きく開かれた露子の両太股の内側に掌を絡め、陰核に挨拶のキスを施した。
露子はびくりと身体を震わせたが、彼女が快楽に浸りきる暇を与えまいとするかのように、貴枝は自分の腰を落ち着ける場所を露子の顔の上に選び、
露子の顔を跨いだ姿勢だったところを、その顔に股間を押しつけた。
シックスナインが始まりを告げ、貴枝の性器に顔を組み敷かれたことに露子は喜悦の呻きをあげた。
両手が使えないのでひたすら口で奉仕するしかない露子は、身体を波打たせ、貴枝の股間の下に埋もれた顔を動かし、愛する貴枝の快楽に寄与しようと努めた。
同時にその動作は、自分の性器に貴枝が与えてくれる快感に端を発してもいた。
股間から頭までを突き抜けていく、気も遠くなるような快感に乗り、露子はひたすらに身体を前後に律動させた。
当然、その動作は上の貴枝にも甘い快感を与える。
手が使える有利さを思い知らせようとするように、貴枝は露子の秘裂を指でこじ開け舌を挿し入れたり、陰核に人差し指だけをそっと添えてみたりした。
一方、手を使えないが故のもどかしげな露子の動作は、貴枝の技巧的な愛撫に比べるとずっと荒っぽかったが、
それ故に予測がつかず、また、露子の愛情がよく伝わってくるもので、時折、貴枝も背筋を震わせ、派手な喘ぎをあげた。
互いの顔を互いの股間に埋め、股間から昇ってくる快楽が口から愛となって相手の股間へと伝わっていく−
快楽の鎖で自分たちが繋がれ、輪となったことを感じ、二人は喜びに耽っていた。
貴枝は、露子を組み敷く喜びを、露子は、貴枝に組み敷かれる喜びを………
このままいつまでも愛し合い続けていられたら、どんなにいいだろう。
だが、自分も露子も限界に近付きつつあるのを感じ、貴枝は無情にも身体を離した。
「は………貴枝さ……ま………やめ……ないで……」
貴枝の秘裂から漏れ出た愛液で汚れた顔に懇願の表情を浮かべながら、露子は呼気を途切れさせつつ、囁いた。
一方、やはり露子の愛液で顔を染めた貴枝は、
「ふふ、今日は露子をうんといじめるって言ったでしょ?いっしょにイッたんじゃ意味ないじゃない」
そう言いつつ、露子の陰核を人差し指と中指で挟んで軽く捻る。
「はぁっ……んッ!」
十七歳の少女は小悪魔のように微笑みながら、体勢を変えた。露子の足の間へと回り込むと、再びその顔を股間に埋め、掌を内股に這わせていく。
「はっ……おじょうさま………おじょ……うれし……あっ!あン!」
貴枝は、露子の秘裂を右手の指と舌でなぞり、左手の指で陰核を弄ぶ。
再び快感の波動が露子を満たし始め、先ほどお預けにされた感覚が戻ってきた。
オーガズムだ。
「はっ……たかえさま………もっ……もっと………いいです……
いい……は、あいして……あいしています!あ!はあッ!あんッ!ああッ!ああッ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
腰を何度も律動させ、露子は絶頂を迎えた。
次第にそのリズムが緩やかになっていき、最後は恥じらうように肌を震わせるのみとなった。
まだ荒い息をつく露子の顔にそっと頬を寄せると、貴枝は軽く唇を触れ合わせた。
「露子さん、可愛かったわ」
「……たかえさ……ま……わたし………私……」
瞳を潤ませる露子の肩を抱き上げると、貴枝はそっと眼鏡の弦を露子の耳にかけた。
ぼんやりとしていた焦点が結ばれ、愛してやまない貴枝が微笑んでいるのがはっきり見えてくる。
先ほどまでの意地悪な貴枝からは、全く連想出来ないほど優しい笑みだ。
「貴枝さま……」
貴枝は露子の両手を縛るマフラーを解き始めた。そして、露子の胸に身を委ね、
「さ、今度は露子お姉さまが私をうんといじめて」
「え……うふふふ。分かったわ、いやらしい貴枝ちゃん」
貴枝に軽くキスした後、もう一度身を離した貴枝の瞳には、眼鏡越しにクールに光る欲望が宿りつつあった。
________________________________
昨日の今日ですが、予想以上に筆が進んだので、ストック全部投稿。これでまた暫くないかな(汗)
残りレス数が少ないので、一度に大量に投稿しようとすると、「本文長すぎ」言われるし。
1000レス以内に収めるよう、少し削るかも知れませんが、もう少しおつき合い願います。
満腹でつ。ありがd!
>410さん
乙♪
とろける様な甘いお話をありがとうございます。
堪能させて頂きました。
最悪の場合でも、新スレ立てる覚悟はありますので
(初心者ですけど‥)
必要以上に削ってしまう気遣いなどなさらず
どうか納得されるクオリティにて発表される事を
切に望みます。
最終的には、こちらの作品はどちらかのサイトに
保存されるのでしょうか?
>>410 毎度お疲れ様です。自分も出来れば削らずに続けていただければと思います。
後蛇足ですが、
>>956の19・20行目
>「ちょ!ちょっと、露子!縛るなんて!やめて………ンッ……ふン……」
>抵抗しようとする露子の耳たぶをそっと露子は噛み、頬を舐め上げた。
の1つ目と3つ目の露子は貴枝ですよね?
どうも、最近筆の進んでいない410です。
今のエピソードですが、ダラダラと回想シーンを綴っていっているので、寧ろ削った方が良いような(笑)。
以前も書きましたが、割と構成とか伏線張りの努力は放棄している状態なんです。
七、八割完成してからの投稿だったVol.1〜4とは、かなり勝手が違っています。
ともあれ、次のシーンがあと2,3日くらいで書き上がると思いますんで、次の投稿はそれからになると思います。
今少しお待ちください。
>963さま
確認……やっちまったよ、また……(涙)
すいません、全くその通りでございます。ご指摘ありがとうございました。
新スレですが、無理に立てることもないと思うんですが。職人が一人しかいない状態だと、すぐに沈んでしまうと思います。
別にレズものの話題は、レズ漫画スレがありますし。
他の板の既存・類似のスレで続きを書かせてもらった方が良さそうな。
正直、自サイトを立ち上げるまでの気力はないですし、他人様の投稿サイトに任せっきりにするのも申し訳ない気がしますし、
こうしてみると「既存のスレがあったからやっている」レベルの惰性な仕事ぶりですな(汗)。
取りあえず、今の話を完成させることに全力を注ぐべきでしょうねぇ。
ともあれ、応援いただいている皆様に深甚なる感謝を。ありがとうございます。
>>946 大ショック。レズエロスレが、2ch倉庫にも保存されず、完全消滅しますた。
最近そんなことなかったので、保存もしてませんでした……・゚・(つД`)・゚・
このスレも各自ご注意を……
966 :
名無しさん@ピンキー:03/02/05 13:10
翠ちゃんシリーズもっと読みたい〜。
翠チャンと御主人様の日常をもっともっと見せて〜。
410さんマンセーヾ(^^ゞ))..( シ^^)ツ_振れー振れー
967 :
bloom:03/02/05 13:12
あ!
あげちゃった…。ごめんなさい。
オマケにみどりの字が違ってる…。
碧ちゃんでした…。鬱だ。
969 :
名無しさん@ピンキー:03/02/05 15:06
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>>964 410氏すばらしいです。愉しませてもらってます。
とにかく貴枝の人物設定の秀逸さに尽きますね。
>割と構成とか伏線張りの努力は放棄している状態なんです。
なるほど、登場人物が唐突に相手の想いを悟ってしまう場面が
時々気にかかっていたのですが、こういう場での発表では仕方がありませんな。
こちらでの連載にも期待してますが、
いつかHPなり投稿サイトなりで完全版を読みたい気もします。
ガンガレ〜
ところで、410さん。
碧ちゃんが二つの砂糖を入れてもらった後の夜の話も
見てみたいです。
いつかお願いします。(^∧^)
972 :
名無しさん@ピンキー:03/02/05 22:47
シャワーからあがった貴枝は、身体を丁寧に丁寧に拭き取った。
脱衣室の鏡に映る顔をしげしげと見つめながら、貴枝はこれから待ち受ける試練に胸を期待と不安に高鳴らせていた。
(どうなるんだろう、私………ううん、大丈夫、大丈夫。露子に任せておけば……)
もうここまで来たら後戻りは出来ないし、したくもなかった。
いつかはやってくるこの契機を迎えるに辺り、その日時とパートナーには、今日、露子を置いて他にない。そう思ったからこそ、露子を説き伏せ、ここにやってきたのだ。
バスタオルを巻いて深呼吸をすると、貴枝は部屋へ戻った。
「露子さん………その格好?」
「お待ちしておりました、貴枝お嬢さま」
既にシャワーを済ませていた露子が、屋敷の外−ホテルの一室−だというのに、きちんとメイド服に身を固め、ベッドに座り、三つ指をついて頭を下げた。
そう言えば、ボストンバッグを担いで屋敷を出た露子に、それは何かと尋ねたのだが、着替えとしてメイド服が入っていたのか、と気付く。
「私はお嬢さまのメイドです。お嬢さまの記念すべき日に、記念すべきお役目をいただいたからには、これ以外の格好は考えられません。如何?」
眩しいまでに優しい露子の笑みは、ほとんど貴枝の理性を奪った。露子も、自分に劣らず、この瞬間に向けて決意を固めてきてくれたのだ。
(私の勝手なお願いに付き合ってくれて、ここまで………)
思わず目頭を押さえ、貴枝はベッドに泣き崩れた。露子は慌ててハンカチを取りだし、
「泣いていては始められないですよ。さあ、これで」
ハンカチで目頭を押さえつつ、貴枝は、「だって………嬉しいの………」
露子はそっと貴枝の肩を抱き寄せると、唇を重ね合わせ、それ以上の言葉を封じた。
貴枝は静かに目を閉じ、唇と舌の交歓に神経を集中だした。
呼気と呼気、唾液と唾液を交わし合い、唇で唇を味わい合ううち、貴枝は落ち着きを取り戻し、涙も止まっていた。
露子は唇を離すと、
「それでは………いいですか?」
貴枝は頷く。露子は再度確認を求めた。
「本当に………よろしいのですか?今、私とで?」
「これ以上伸ばしたっていいことなんかないわ。
ううん、そういうことじゃない、いつかなんてどうでもいいの。
露子さんじゃなきゃダメなの!」
そのひと言は露子の胸に重くのしかかる。大きな喜びであり、また、大変な重責だ。
だが、それを表情に表す訳にはいかない。貴枝を心配させる訳にはいかない。
「露子さんに『これ』を一から教えられたんだから、最後の一歩も露子さんにしてもらいたいの……」
そうなのだ。
貴枝をレズの道に引き込んでしまった責任がある。
だが、これをしてしまえば、更に大きな責任を抱え込むことになる。古くから続く水上家の嗣子たる貴枝を傷物にしようというのだから。
−いや、そんなことは関係ない。もう決めたことではないか。
決意を確認すべく、露子は素直に想いを打ち明けることにした。
「私でいいのか、とか、こんなことをしていいのか、とか、不安なことはいっぱいあります、正直言って。
でも………もう後戻り出来ないの。貴枝さまがそうしてくれ、と仰るのだから………私もそうしたいから………」
そうだ、貴枝がどうしてもと頼むからするのか、自分が望むからするのか、どちらが第一の要因なのかは自分でも分からない。
だが、貴枝の自分への想いも、自分の貴枝への想いも確かなものであり、どちらが優先かの区別もつかなくなっているということは、
自分と貴枝の気持ちは完全にひとつであり対等であることの証明だと思えた。
だからこそ、貴枝の申し出を受け容れたのだ。
露子は手を伸ばし、貴枝の胸を覆うバスタオルを引き剥がした。
「私が『おんな』にして差し上げます、貴枝さま」
露子は、すっかり高ぶった貴枝の身体に挑みかかった。押し倒し、その裸体に愛の技を施していく。たちまち貴枝の秘裂には、愛欲の果汁が湧き出てきた。
二人とも控える『試練』に、いつもの行為よりも緊張していたが、それは貴枝の感度を寧ろ上げた。露子は愛おしげに貴枝の秘裂をなぞりながら、
「うふふ、可愛い貴枝さま、すぐに………犯して差し上げますからね」
そう言って貴枝の耳たぶを噛む。
「あぁン……露子ぉ……」
露子の指と言葉責めに貴枝の身体は陥落し、最初の絶頂を迎えた。充分に貴枝の気持ちと身体をほぐしてからでなくてはならぬと、露子は、慎重に、丁寧に、愛する娘の身体を愛撫し続けた。
そんな露子自身は、メイド服を一切脱ぐことなく、貴枝からの愛撫を受けることもない。今日は貴枝の特別な日なのだから、いつものような愉しみは許されない。
だが、これほどの濃厚なプレイをしていて、露子も欲情しない訳がなく、自身の股間もぐっしょりとなっていた。内股にまとわりつく粘り気を解放出来ないもどかしさを堪えながら、露子は貴枝を責め続けた。
貴枝が三度達したところで、露子は機は熟したと見た。
「それでは…………」
貴枝は、まだ露子の身体の下で肌を震わせ、喘いでおり、ほとんど答えることが出来ないでいる。今のうちだ。
露子は貴枝の瞼にキスしながら、右手の人差し指を露子の秘裂へと割り入れた。
中学二年生だった貴枝を押し倒して以来、何度となく試みてきたこの行為だが、それでも最後までは到らないよう気を遣わないことはなかった。
だが、今度はその全く逆が求められている。最後まで行き着かねばならないのだ。
この四年ほどの間で充分に開発され、柔軟になった貴枝の膣内は、まずは人差し指を受け容れた。
すぐに露子は左手で秘裂をこじ開け、中指も挿入した。二本指での愛撫も問題ない。どちらの指も第二関節を過ぎる辺りまで入っている。
達したばかりで、すぐに膣内をまた攻められだし、貴枝の喘ぎはまた激しくなりだした。
「はあぁぁぁ……つゆッ…つゆこさッ……はッ!はあぁぁぁ………」
秘裂をくすぐるように舐めあげ、陰核を吸うと、貴枝の身体は再び昇りつめていく。快感を与え続けつつ、挿入の度合を増さなければならない。神経を使う仕事だった。
ついに露子は薬指をも秘裂に挿入した。
今までに経験してきた数知れぬ愛撫のためか、思ったよりかはすんなりと入ったが、三本の指を動かし、内部を解きほぐそうとすると、貴枝は悲鳴をあげた。
苦痛と快感が入り交じった、何とも形容し難い悲鳴で、露子は思わず上唇をきっと噛んだ。
「いッ……痛ぁぁい!あッ!くッ…………ン………はッ…ぁぁぁ……はッ……うぐぅッ!んッ!」
貴枝が必死に痛みを堪えているのは分かったが、まだ挿入は充分ではない。もっともっと貴枝を苦しめることになるという罪悪感が露子を苛んだ。
だが、もう、今度こそ、本当に、後戻りは出来ない。
露子の指が三本とも第二関節まで完全に沈み、更に奥深くへと侵入していく。
貴枝の悲鳴が、より苦しげなものになってきたのを必死に耳の中から追い出しつつ、露子は、
「貴枝さま、いただきます」と呟いた。
指が繊細な粘膜の存在を探り当て、露子は躊躇を振り払うと前方を遮る処女膜を押し破るべく、指を何度も前後させた。
膣壁を擦り上げられる快感と純血の象徴を傷つけられかけている鋭い痛みが同時に性器から発し、貴枝の身体と感覚を真っ二つに引き裂いた。
貴枝は必死に快感のみに神経を集中しようとし、きつく閉じた瞼の内側で露子の笑顔を反芻していた。
(露子さんだから、露子さんだから、露子さんだから……)
露子だからこそ処女を捧げる気になったのだし、その時点でこの試練の厳しさも覚悟していた筈だ。大丈夫、耐えられる。
でも……早く終わって!
貴枝は祈るような思いで、露子の営為に身を委ね続けた………
露子も瞳を涙で潤ませながら、その指を動かし続けた。
少しでも快感で苦痛を緩和しようと、陰核にキスしたり、左手で乳房を揉んだりするが、貴枝が身体を跳ね回らせて苦しむ様子を再確認してしまい、辛い気分も増幅されてしまう。
(貴枝さま、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……)
ついに何度目かの挿入が張りつめきった処女膜の耐久力を上回った。爪先に弾ける感触を覚える。
「ッ!ッ〜〜〜〜……………」
貴枝の身体が大きく揺らいだ。
全身を紅潮させた貴枝は、はかなげに身体を震わせながら嗚咽を漏らしていた。
露子は、ゆっくりと指を引き抜いていったが、指を屈曲させるたびに貴枝は苦痛に呻きを漏らした。
露子は、抜き取った指が真っ赤に染まっているのを確認した。
(これでとうとう………)
背筋にわなわなと快感が這い上がってくる。
露子はうっとりと目を閉じて、貴枝の処女を手に入れた感動と興奮が自分を絶頂へと押し上げるのを実感した。
主人の娘を傷物にした己の立場を憂慮する気持ちはもうなかった。ついに自分は長く望んできたものを手にしたのだから………このことで地獄に堕ちたとしても後悔はない。
だが、今は貴枝の身の方が大切だ。脱力した身体に鞭打ち、露子は、涙を流し続ける貴枝に微笑みかけた。
「お嬢さま、よくがんばりましたね………」
涙に歪んでいた貴枝の視界が露子の笑みに照らされて正常に戻ってきた。
貴枝は露子に笑みで応えた−露子さんに心配かけてはいけないもの……
下腹部から全身へとずきずきと拡がる痛みに苛まれる思いの貴枝であったが、健気に微笑みを浮かべた。
「露子さん……んんん……露子さん……私……」
余りの痛みと余りの喜びに、言葉が出てこない。ただ微笑み続けることしか今の貴枝に出来ることはなかった。
だが、貴枝の処女を奪ったばかりの今の露子にとって、その微笑みほど嬉しいものはなかった。
(嗚呼、お嬢さまが………お嬢さまが喜んで下さっている………)
露子は、半ば放心した貴枝の目の前に彼女自身の血に染まった指を示した。
貴枝は、それをしげしげと見つめながら、
「私、露子の『おんな』になっちゃったよ……」
感極まり、露子は貴枝の頭を抱き起こし、
「………何も言わないで、貴枝」
キスをした。
痛みを忘れさせようとするかのように、露子は貴枝の唇を優しく擦り上げていく。
そして、一度唇を離すと、貴枝の目の前で血に濡れた指をくわえて、舐めて見せた。
「貴枝の、とっても美味しい」
「あ………」
淫靡で、だが優しい微笑みを浮かべながら自分自身の指をしゃぶる露子の様子にうっとりとなりながら、貴枝は、
「私も…………」
露子は予期していたとでも言いたげに微笑み、指を開いてみせた。
貴枝は自分の愛液と破瓜の血にまみれた露子の人差し指をくわえ、愛おしげに舐め始めた。
露子もそっと唇を近づけ、貴枝の口から半ば引き抜いた人差し指を舐め始めた。
二人は、三本の指を分かち合うように舐め、しゃぶりあげ、唇を交わし合った。
血と愛液と汗と涙の味がした。
それは何よりも甘美な味であるように思えた。
二人は、シャワールームに場を移し、再び愛し合った。
露子は、いまだ痛みの残る貴枝の下腹部を丁寧に洗浄し、血を洗い流した。
貴枝も露子への愛情を示したかったが、身体を動かすたび子宮に痛みを覚える今の身体では、積極的に攻めることは出来ず、
赤子が母親に抱きつくように、露子にしがみつき、その肌にゆるゆると掌や唇を這わせるのが精一杯だった。
流れるお湯が痛みを和らげてくれるようで、貴枝は静かに目を閉じ、露子の指とお湯が肌を滑り落ちていく感触に身を委ねきった。
シャワーからあがり、身体を拭くと、露子は持参してきたワセリンを貴枝の秘裂に塗りこんだ。
「まだ痛みます……よね?」
「ううん………もう、あんまり……」
露子に心配かけまいとそう言った貴枝だが、まだまだ痛みは続きそうだった。
「お屋敷じゃ、パーティもあるのに……」
「言わない、言わない。さんざん言ったじゃない、そのことは」
ほんの三時間ほど前、高校の卒業式を済ませてきたばかりの貴枝は、買い物と称して、露子と共に屋敷を抜け出してきたのだ。
今日は、水上邸でも貴枝の卒業祝いのパーティが開かれるから、それまでに帰らなければならない。
「ほんと、お嬢さまは悪戯好きですよねぇ、とんでもないことばかり思いつくんだから」
「屈折してるのよ」
「ふふ」
二人はくすくすと笑い合い、額と額を合わせて微笑み合った。二人の気持ちは同じだった−ずっとこうしていたい………
___________________
どうも、です。410です。
いやー、スレも残り少なくなって反響が増えてちょっとびっくりしてます。
>966さま
エロよりも日常描写を書く方が楽しい、というのは凄くあります。
その一方で、日常描写ばっかりだとネタもつまり易いので、なかなかですが(笑)。
正直、スレももう寿命だし、これで最後でいいかな……と思っていた矢先、
ふと読んでしまった傑作なSSに感化され、また違った路線で書き続けられるかも……
などと悪魔の囁きがっ(笑)!
続き、どうしましょうかねぇ。
>970さま
>登場人物が唐突に相手の想いを悟ってしまう場面が時々気にかかっていたのですが
うわははは、私の小説は毎回そうなんです(笑)。今回に限ったことではないですなあ<反省
気持ちの通じ合った関係を書こうとすると、紙一重でそうなってしまうもので、
まだまだ修行が足りないですねえ。
"May the hosye be with you"
(ホーシュとともにあらんことを)
981 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 22:57
ああ、次スレに移動ですか………
スレを大量消費してきた身としては、申し訳ないというか………
逆にレズスレで2スレ目に突入したのは、快挙というべきですかね………