真説・闘者の学び舎

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63ユメミ ◆IC8gAKvvGo
(友人とは得難い存在だ。それを実感したのは、その人が学園に来なくなったからだ)
(今まで友人と言える相手がいなかったから、わからなかった)
(他愛のないおしゃべり。教えてもらった化粧品とナチュラルメイクのやり方)
(流行の曲と、美味しいスイーツのお店。彼女はもクラスメイトで、友達だった)
(明確な切っ掛けは思い出せない。それでも彼女は友達だったのだと、今は思っている)

…………。
(学校の掲示板に貼られた、赤裸々な姿。恐怖と苦痛に歪んだその顔は、間違いなく)
(彼女だった。戦士としての誇りを奪われて、女性としての尊厳すら踏み躙られた、その姿)
(自分の手が勝手に震えている。ユメミにとっては恐らく生まれて初めての経験だった)
…………。
(訪れた病院の一室、そのベッドの上で蹲る彼女を見て、自分の手が震えているのに気付いた)
(これが憤怒という感情なのだと、初めて自覚した。怒りとは爆発するだけのものではなく)
(身体が熱くなり、比例して意識が醒めて冷えるものだと知ったのも、これが初めてだ)
(友人は何も言わなかった。ただ自分の殻に深く篭っている)

……そう、だからこれは私の自己満足。
頼まれたわけでもない。ただの自己満足。
……だから教えて。他に誰と誰が関わったの?
(血に濡れたトランプカードを閃かせる。恐怖に引き攣る男の手足の腱は切断され血が流れ)
(股間からは小便が垂れ流されている。ユメミは、淡々とした口調と熱の宿らない瞳で尋問を続ける)
(数少ない手がかりから強引に主犯たちの痕跡を辿り、一人の男を捕捉し、捕獲する)
(まず最初の一人。レイプに関わった人間全てを蹂躙するまで、この冷たい怒りは消えそうにない)

【……期待に添えないかも知れないけど、こんな開始でいいかしら?】
64ドギ ◆epmGciMXus :2013/04/30(火) 22:45:29.21 ID:8xExjzpR
>>64
(ドレスを着た金髪の綺麗な少女に意味ありげに誘われ、ホイホイとついてきた少年)
(ひとけのない場所にやってきたが、しかし、少年の期待とは全く違った状況に陥ってしまった)

ひっ、許してくれよ!
(痛みと恐怖に顔を引きつらせて、股間を濡らしながら、少女に情けなく命乞いをする)
お、俺は、乗り気じゃなかったんだ!
でも、アニキや他の奴がやれっていうもんだからっ!
(情けない言い訳を垂れ流し続ける)

お、俺がシタのは最後の方だったんだよ。
俺の前の奴らが、いろいろとやった後なんだ!
だから、助けてくれよ……
(さらにユメミの怒りをかき立てるようなことを言いながら)

ドギのアニキと、あと……
(ユメミの友人を輪姦した仲間の名を、すぐに白状した)

【OKですよ〜】
【こちらも、こんな感じでよろしいでしょうか?】
65ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/04/30(火) 22:57:42.11 ID:V2IGb74k
>>64
(暗殺に必要なのはタイミング。力も速度も武器も問題ではない)
(本当は嫌だけれど、今回だけは存分に仕込まれた技術を振るう)

……手足の健は断ってある。
リハビリして普通の生活はできるけど……
戦士として成功するのは諦めた方がいい……そういう切り方をしてるから。
(ドギ――拷問の末に出てきた主犯格の名前を心に刻む)
(拷問に使用したのは金属繊維をトランプの形に加工した物)
(街の職人に無理を言って大枚を叩いて量産してもらった物だ)

……わかっていると思うけど……
誰かに告げ口したら……いえ、こんな小娘に切り刻まれた事を
誰かに知られれば、それこそ戦士としては終わりね……
(人間としては既に終わっている相手に、そんな台詞を残してその場を去る)
(復讐ですらない、ユメミの自慰行為。自分に綺麗事は似合わない)

(ドギは、複数の取り巻きを常に連れている。独りになる時間は限られている)
(ユメミはその牙城を崩すべく、一人、また一人と、戦士として再起不能な傷を与えてゆく)

【……次のシーンだけど、ドギを色仕掛けで釣るとかやってみて問題ない?】
66ドギ ◆epmGciMXus :2013/04/30(火) 23:00:13.51 ID:8xExjzpR
>>65
【その流れでOKですよ】
【レスはもうちょっとお待ちを】
67ドギ ◆epmGciMXus :2013/04/30(火) 23:12:18.52 ID:8xExjzpR
>>65
(この学園では、野試合や闇討ちは珍しいことではない)
(それによって戦士としてやっていけなくなって、黙って学園を去る者も少なくはない)

(ユメミが行動を開始してから、ドギの取り巻きは一人一人と欠けていった)
(ただつるんでいるだけの、仲間意識は乏しい連中だったのも幸いして、)
(ユメミの友人を輪姦した男達の警戒感は、しばらくは薄いままだった)

(ユメミの友人を犯したことを自慢げに話していた男)
(掲示板に貼り付けたのと同じレイプ写真を、売っていた男)
(そんなろくでなしが、戦士としての資格を失い、学園を去っていった)

クソッ!
(さすがに取り巻きが連続して学園を去っていたことに、戦士としてのカンが働いて)
(取り巻きや、ひとけのない場所に行かなくなったドギ)
(しかし、そのことに鬱憤もジワジワと溜まっていた)

【では、こんな風な状況にしてみました】
68ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/04/30(火) 23:19:23.49 ID:V2IGb74k
>>67
(使える武器は全部使え。自分の容姿もまたひとつの武器だと自覚している)
(金色の髪を櫛で梳く。顔には目立たない程度のナチュラルメイク)
(爪も丁寧に磨いて薄いマニキュアを塗る。黒のドレスからピンク色のキャミドレスに着替える)
(生地が薄く、光の加減で角度によっては肌が透けて見える)
(男性相手に隙を作るにはこれが一番だと母はよく言っていた。ベターだが、今回はその教えに)
(隷うことにする。問題は愛想のよい表情の作り方だ。ほっぺをぐにぐにと解す)
(演技は苦手で、表情が硬いのはよく言われている事。それでも頑張る)

……ドギさんですか?
(ここ数日、ドギの様子は落ち着かない。監視を手伝ってくれている友人の話では一人でいる)
(事も多いそうだ。無論、全てはユメミが暗躍しているからだ。そしてその張本人が、まるで)
(華のような姿で苛立つ男に声を掛ける。彼が主犯の一人。これで最後の報復行為となる)
……あの、えっと……私、ユメミって言います。
以前からドギさんを……えっと……憧れてました……
(しどろもどろ……の演技をする。声のトーンも普段よりも高い)
(ユメミは、これでようやく人並み程度のテンションに見える)
(上目遣い。ドレスの胸元はかなり空いており注目するなという方が無理な相談だ)
69ドギ ◆epmGciMXus :2013/04/30(火) 23:35:24.73 ID:8xExjzpR
>>68
(昼日中の学園の一角)
(それなりに生徒の行き来もあり、一人でいても安心できる場所で)
(今では少ない一人きりの時間を過ごしていると……)

へえ、俺に?
(ユメミの友人を犯したドギだが、自分が乱暴した少女の交友関係は無知であることは)
(ユメミの調べで把握されていた)
うれしいね、君のような綺麗な子に、告白されるなんて。
(影で悪辣なことをしているとはいえ、表はこの学園で取り巻きまでいる
実力のある戦士である)
(胸元の開いたドレスを着た美しい少女に告白されても、たしかに奇異ではないだろう)

こんなとこじゃあ、落ち着いて話せないからな。
どこか行こうか?
(隠そうとはしているが、ユメミの肢体に視線を這わせ、劣情をもよおしていた)
(ここしばらくの鬱憤もあり、少女と楽しみたいという感情がコントロールできなかった)

【友人を犯した男に媚びを売ったりしてることに、内心で吐き気を催していたり】
【自分の体を這い回るドギの視線に、必死に耐えるみたいな描写が欲しいかも】

【戦闘ですが、ボスらしくそれなりにらしく抵抗か】
【もう最初から油断しまくりでやられて無力化か】
【どっちでいきましょうか?】
70ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/04/30(火) 23:44:44.18 ID:V2IGb74k
>>69
……こく、はく、とか……
は……い……そうですけど……
(返事がぎこちなくなるの照れではなく、嫌悪の為)
(男に性的な眼で見られる事がこんなに不快だとは思わなかった……)
(吐き気を催すとはこのことか。再びマインドセットを固める)
(全ては演技。全ては目的の為。皮肉にも殺し屋としての心得が不快感を)
(少しは和らげてくれた。にこりと唇の形だけで笑う)

……そうですね……
闘技場の裏手にいいところがあるんですよ。
プールとかでもいいですけど……
(俯きたくなる衝動を堪え、嫌悪と、不快感を笑顔の仮面で覆い隠し、幾つか想定した場所を列挙する)
(予めトラップや武器を配置してあり、油断したところを討つ予定だった)
(例え正面からの戦いが不利だとしても関係ない。暗殺とは背中刺す刃なのだから)
(短めのスカートを翻し、生足を晒して歩き出す)

【こんな感じでいいかしら?】
【……油断とすけべい心で無力化、かしら?】
【この勢いだと本当に初めての殺人やっちゃうかも知れないけど……】
71名無しさん@ピンキー:2013/04/30(火) 23:54:43.15 ID:5My51dA0
HG
72ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 00:05:20.07 ID:8lX5ITgA
>>70
闘技場の裏ね……
そこに行こう。
(思い浮かべた場所は、女の子とイチャつくのに絶好な場所)
(今は一人とはいえ、腰には剣もある)
(何かあっても大丈夫だろうと、たかをくくってユメミの誘いに乗ってしまった)

でも、そんな場所を知ってるなんて、意外と積極的なんだな。
(スカートから伸びるユメミの足に視線を引きつけられるドギ)
(慌ててユメミの後を追って、横に並ぶ)

女の子の楽しませかたは、それなりに知っているから
期待してくれていいぜ。
(ユメミの手を握ってくるドギ)
(ドレスから覗くユメミの胸の谷間に、視線を向けてくる)

(自分の友人をレイプした手で触られ、胸の谷間にイヤらしい視線を感じ、ユメミは嫌悪感でいっぱいだろう)

――そして、ついに人目のない場所までドギを連れてくることに成功した。

【そちらのターンで、しっかり嵌めてくださいな】
【殺人まで行っても、こちらはOKですよ】
73ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 00:08:01.31 ID:rNdW/1l/
【……気づけば日付変更してたわね】
【凍結をお願いする】

【1、2日なら夜9時30分から再開できる】
【3、4、5日ならもう少し早くて夜8時から再開可能ね】
74ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 00:13:17.61 ID:8lX5ITgA
>>73
【では一日の夜10時でいかがでしょうか】
【ここまでくれば、あとはそれほどかからないと思いますし】
75ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 00:14:58.89 ID:rNdW/1l/
>>74
【……わかった。今日の夜10時からね】
【確かにそこまでは必要ない、とは思うけど】
【もう少し盛り上げられるように頑張るから最後まで付き合って欲しい】

【今夜はありがとう、またよろしくね】
【それではおやすみなさい(ぺこり)】
76ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 00:18:26.91 ID:8lX5ITgA
>>75
【おやすみなさい】
77ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 21:48:24.07 ID:rNdW/1l/
【……こんばんは】
【ロールの解凍に借りるね】
【ドギさん待ちで待機】

【……レスはもう出来てるからすぐに始められる】
78ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 21:59:00.98 ID:pIcaCais
>>77
【こんばんは】
【お待たせしました。今夜もよろしくお願いしますね】
79ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 22:03:08.11 ID:rNdW/1l/
>72
……そう……かな……
いやらしい子だと、思わないで……ね?
(ドギは調子に乗っている……。狙い通りだった)
(嫌悪感を噛み殺しながら作り笑いを続ける)
(少し恥ずかしそうにするのも忘れない)
(似たようなやり口で既に取り巻きたちは排除した)
(だからこれで最後。自己満足の復讐劇は、これで最後)

……うん……期待している……
(普段の口調に戻らないように気を付けつつも、気が抜けた)
(男って本当に馬鹿。あまりの他愛なさに憐憫すら覚える)
(自分が復讐の対象になっている事すら自覚していない)
(人間が踏み潰した蟻のことを気にしないのと同じ道理なのだろう)
(――なら、もう人間扱いする必要もない。虫は潰しても構わない)

(闘技場の中は今日も誰かと誰かが凌ぎを削っている)
(その裏手は意外な程人が見当たらない。敷地の端に当たるデッドスペースに赴く)

……ごめん。少しだけ……
(その時、ぱさりと何かが落ちた。キャミソールの内側にこっそり仕込んであったトランプのカード)
(やんわりと握られた手を解きながら、トランプを拾う)
(屈んだユメミの上からは胸元がよく見えることだろう。これが狙い)
(冷徹な覚悟を決めた瞬間に、嫌悪感すら消えた。トランプを拾って、一閃)
(狙いは、アキレス腱。油断した瞬間、予想外の角度からの奇襲。これが暗殺者の技)
(この体勢では腰元から剣を抜いて迎撃するのも不可能。自分を囮にした完璧な奇襲だった)

【それじゃあ、よろしく】
【……これ以降は公開処刑シーンになるけど……やっぱり怒りとか見たい?】
【多分、静かに怒るタイプなので、激昂するシーンはないと思う……】
80名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 22:17:25.43 ID:dgd/8AEt
80
81ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 22:22:42.24 ID:pIcaCais
>>79
(ユメミの手の感触を楽しみながら、闘技場の裏へと誘い込まれていくドギ)
(人が通ることはほとんどない場所へと、二人は入り込んでいった)

ここなら、二人っきりで色々できるよな。
(軽く握っているユメミの手を、指で淫らがましく撫でまわす)
んっ……
(何か言いかけようとしたが、ユメミが落とし物をして身を屈めてしまう)
……
(屈んだユメミを上から見下ろす形になり、少女の胸元を自然にのぞき込むことに)
(「こりゃ楽しめそうだな」)
(と、内心で呟くが、その直後)

シュッ――
(足に軽い痛みを感じたドギ)
(いつの間にか、ユメミは何かを持っている手を横に伸ばしている)

んっ? う、うわああ!
(痛みはすぐさま激痛となり、血が足から噴き出した)
(ドギは転倒し、足を押さえて地面を転がっていた)
く、くそう!
(さすがに戦士として学園で修行していただけあって、無意識に剣に手がかかるが……)

【激昂はなくてもOKですよ。怒りは内面描写みたいので、十分ですので】
82ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 22:34:08.17 ID:rNdW/1l/
>>81
(狙い違えず、金属を加工したカードは脚の腱を切り裂いた)
(指先に伝わる感触が煩わしい。血飛沫を上げつつ転倒し、それでも)
(佩刀に手を伸ばすドギ。けれど、その動きは遅い)
(カードが投げナイフのように飛ぶ。指先、肩口、トストストストス)
(金属を加工したトランプは技量次第でナイフにも、投げナイフにもなる)

……痛い?
でも、貴方たちにレイプされた……は、もっと、痛かったはず……
(合計十三枚のカードを投げる。敢えて急所を外して、痛みを長引かせる為に)
(闘技場の中からは剣戟と、歓声。けれど誰もその裏側で起こる事には気を払わない)
(歓声にかき消されたのは、友人の名前。ドギがその名前を知っているかはわからない)
(けれど、構わない。今から刻み付けるから)

……私はユメミ。あの子の、友達……
貴方の仲間は、全員、これで切り刻んだ。
みんな命乞いをして、貴方が主犯だと言っていた。
貴方は、どんな風に命乞いわするの?
(小鳥のように首を傾げつつ、指の間でトランプを弄ぶ。道化のカードだった)
(その紺碧の瞳は、冬の凍結した湖のように静謐で、冷ややかだった)

【……わかった。ありがとう】
83ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 22:53:09.25 ID:pIcaCais
>>82
お、俺にこんなことをして――
うっ、うわああっ!
(次々とトランプがドギの体に突き刺さっていく)
ひっ、ヒイイッ!
(情けない悲鳴を上げて、激痛に地面を転がるドギ)

お、お前、あの女の――!
(痛みに苦しみながら、切れ切れに耳に入ってくるユメミの言葉から)
(自分と仲間が輪姦した少女に関わりのある人間だということが分かる)

く、くそうっ!
あいつらをやったのは、お前だったのか!
(血まみれの体で、地面を這ってユメミから少しでも離れようとするが)
(ユメミから見れば、ただ悶えてるようにしか見えないだろう)

ひ、ヒイッ!
(ユメミの表情に、怯えるドギ)

あ、あいつらだって楽しんだぜ!
おれがやった後で、あの女にむしゃぶりついてよ!!
まさか、あんな風になっちまうなんて思わなかったんだよ。
本来なら皆でヤったあとで慰めて、俺たちの仲間にするつもりだったんだよ……

なあ、こんな学園に来るような奴が、男に犯されたくらいで壊れるなんて普通は思わないだろ?
(この期に及んでも、ユメミの友人が悪いと責任転嫁するような言い訳を並び立てた)

【こんな風でいいかな?】
84ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 23:07:15.82 ID:rNdW/1l/
>>83
…………。
(最初は、他の男たちと同様に戦士として再起不能にする程度で済ませるつもりだった)
(例えどんな理由があれ、超えてはならない一線はあって然るべきだと思ったから)
(殺そうと思った自分の気持ちを噛み殺して、地を這う虫けらに憐憫の眼差しを向ける)

……そう。
(ドギの言い訳を聴きながら、自分が甘かったことを思い知る)
(この、かつて感じたことのない激情は、正直持て余す)
(トンッと、軽く地を蹴る。短いスカートがひらりと舞い、オールレースの白いショーツが露わになり)
(そこから伸びたしなやかな足がドギの顔面に叩き込まれる。爪先が深々と鼻っ柱を)
(抉って潰す。少女とは言え、そこは暗殺者。オマケに相手は抵抗する気力を失っている)
(そこに容赦ない追撃。傷口をぐりっと踏み躙りながら、男を見下ろす)

……どこまでやったら人間が壊れるか。
知識では知ってるけど、実践したことはない。
貴方で試してみるけど、失敗しても恨まないでね?
(そして、ユメミは笑った。見るものを陶然とさせるような、艶やかな笑みだった)
(ユメミの心に悪魔が宿ったとしたら、まさにこの瞬間であっただろう)
(ショーツを見せつけるように足を持ち上げて、顔面を踏み潰す)
(一度、二度、三度……踏みつける度に顔面が潰れる)
(地面とサンドイッチする度に後頭部が叩きつけられて脳味噌が頭蓋骨の中で揺さぶられる】
85ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 23:21:22.74 ID:pIcaCais
>>83
ぐシュぶっ!
(ユメミのつま先がドギの顔面を抉り、男は意味不明の悲鳴を上げる)
ぐぶっ、ぐぶふぶっ!
(ユメミに踏みにじられながら何かを言おうとするが、単なる呻き声にしか聞こえない)

や、やめっ……ギゅグうっっ!
(ユメミが足を持ち上げたときに、何とか言葉を出すが)
(直後に顔面を踏みつぶされて、惨めな悲鳴に変わる)

――! ――! ――!
(ユメミの足が上下する毎に、もう人間とは思えないような声を上げるだけ)
(屠殺されかかってる家畜のような惨めな声だった)

【このまま死亡でOK?】
86ユメミ ◆IC8gAKvvGo :2013/05/01(水) 23:40:03.83 ID:rNdW/1l/
>>85
(醜い。はしたない。つまらない。面白い)
(爪先から伝わる肉を抉る感触。やめたい。やめられない)
(どうして?何の為に?復讐?自己満足)
(あの子の傷が癒えるわけでもないのに……)

――――はっ……はっぁ……
私……は…………
(頭が痛い。この頭痛の原因はなんだろう?)
(ああ、そうだ。嗚呼、そうだ。この豚を殺せばいい)
(この豚を、殺せば、いい?)

シュッ!
(爪先が流星のように迸って喉を深々と抉り、潰した)
(どう見てもこれは致命傷だ。回復魔法による応急処置の上に最寄りの病院で)
(緊急手術しなければならないレベルの致命傷だ。頭が痛くてもそれはわかる)
(真っ赤に染まった爪先を眺めて、潰れた肉塊のようになったドギを見つめる)

私……私……ダメ、だ……
(震える指先で、散らばったカードを拾い集める。学園内での闘争は激しい。時に死傷者すら出る)
(でも、これはまずい。現場を抑えられたらダメだ。まず武器を回収。次に逃走経路の設定)
(この服を脱ぎ捨てて――そこまで計算して、やっぱりダメだった)
(カードを投げる。投げつける。メッタ刺しになるまで、親でも見分けがつかなくなるまで切り刻む)

あは……私……
悪魔に……なっちゃった……
(殺し屋の手口ではない。私情と憤怒に任せて人を殺してしまった)
(殺し屋失格だ。そして、これは友達の為ではない。ただ、自分がそうしたかったからそうした)
(何故なら、途中から明らかに楽しんでいた。こんなのは鬼だ。こんなのは悪魔だ)
(チョロッと。何かが自分の中で決壊して、零れ落ちる。ユメミは失禁した)
(黄金水がショーツを濡らして、そのまま足を伝い落ちる)

あは、あはははは……
(ドギが完全に屍体に成り果てたその後も、ユメミは虚ろに笑い続けた)


【うん、それでお願い】
【というか、私の方はこれで〆てしまう】

【……酷いことになったわね(褒め言葉】
【相手してくれてありがとう。初ロールにしては上出来だったと自画自賛してみるの】
【今後ユメミがどうなるのか背後の人にもわかりません。でも楽しかった、ありがとう】
87ドギ ◆epmGciMXus :2013/05/01(水) 23:47:35.12 ID:pIcaCais
>>86
ギドの死体が発見されたが、この学園では珍しいことではない。
ギドの死で、彼が裏でやっていたことの幾つかが明るみに出て、
容疑者らしい名前もいくつか取りざたされたが、犯人は分からなかった。
殺された人間が悪いというのが、この学園の方針なのだ――

【では、こちらはこんな形にしておきますね】
【変なシチュなのに応えてくれて、ありがとうございました】
【こちらも楽しかったですよ】

【では、おやすみなさい】