好きに使うスレinオリキャラ板22

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824三ツ藤薫子 ◆F1.L46dSBI
>>823
案ずるより生むが易しともいいますから、そんなに心配しないで。
私の父は後回しでかまわないでしょう。
大丈夫―――修二さまの隣には修太郎と私が必ずいますから。
(表情が曇ってしまった夫の気持ちを引き立たせようと、あえて明るい声で言い)
(赤子を抱えている彼の腕にそっと手を掛けて微笑んでみる)
(このくらいしか、今の私にできることはない)

私が怒るくらいになっていいんです。父と息子ですもの、そのくらいでないと。
最初は面食らうかもしれないですが、すぐにきっと慣れてしまいます。
その頃には、文句なしの仲良し家族が出来上がると私は思いますから。
どうぞ心ゆくまで、この子と騒いで暴れてください。
(夫がのぞかせてくれた子供の寝顔はどこまでも安らかなもので)
(ふっくらとした頬を、そっと指でつついてみる)
(まったく動じる様子もなく眠り続ける息子に、少しばかり感心してしまった)
(この子ならば父を支えられる、そんな確信も生まれた)

ありがとうございます。ふふ……なんだかとても幸せで。
本当のことですもの。
子供が親を育てるともいいますけど、本当なんですね。
堂々としてください、恥ずかしいことではないはずです。
(父らしいと言われて恥ずかしがる夫は、とても魅力的に見えた)
(かつてはどこか冷たく見えていた相貌も、今では柔らかく暖かいものに変わって)
(それは彼自身の心持が変わってきているしるしであると私には思えた)
はい。少しでも辛いようなら、日程を変えていただくようにいいますから。
あなたも無理をなさらないというなら、まして。
(眠ったままの子供を受け取って抱きなおすと、呟くように答える)

床上げはまだ少し先ですもの。
その間は、この子とゆっくりしますし―――あなたも今日明日はいらっしゃいますし。
親子水入らずで過ごしましょう。
(そう笑いかけて、夫のほうへ食器の乗った机を押しやった)
(ゆっくりするにも腹ごしらえは必要だろうから)

【申し訳ありません、そちらのレスを待って今日は凍結でもいいでしょうか?】
【少々眠気がきてしまいました】