(超能力者の戦いに耐えられる演習場はどこの学校にでもある)
(中堅レベルと言われる白秋第三学園にも当然ある)
(指先を軽く噛み切ってそこから流れる血をペットボトルの水に混ぜる)
(体内に巣食うナノマシーンが水の中で活性化して、葵の意志に従って動く)
(ペットボトルから零れた朱い水が、床に落ちて広がらず意志を持ったように動く)
(水の棘、棘、棘。ふっと吐息と共に水が迸る)
(時に鞭のように撓って踊る)
どうにも、お行儀のいい授業だけじゃ物足りないね。
そうは思わないかい?
(対面で対峙しているクラスメイトに問いかける)
(彼とこんな風に話すようになったのはいつのことか、葵はもう覚えていない)
(それでも、クラスメイトの中でそれなりに付き合いはある方だった)
(時には遊びに行くこともあるし、こうやって放課後、能力強化の練習に付き合うくらいはする)
ま、命のやりとりなんてここに住んでてやる機会はないんだろうけどね。
やっぱり退屈だよ。
一度、思いっきり後顧の憂いなく暴れてみたいもんだよ。
(同意を求めるように首を傾げる動きと合わせて髪が揺れる)
【最初なんでこんな感じに、細かい部分はぼかしてる感じ】
【随時都合のいいようにやってみよう。それじゃあよろしく頼むよ】
600 :
六九六 一:2012/02/05(日) 00:25:30.35 ID:6O1RQl9R
世界が滅びかけてるってのに未だに古ぼけた社会構造引き摺ってんだ、
刺激的な事を求めるほうが酷ってものさ。
(少女と対峙するクラスメート、名前は「六九六 一(ムクロ ハジメ)」という)
(既に2、3撃は水の鞭の洗礼を受けたのだろう、ところどころ破けたジャージからは血が少し滲んでいる)
(傍から見れば一方的にやられている酷い有様ではあったが、そんな事なんてこと無いといわんばかりに)
(つまらないとボヤく彼女に対して軽口を返した。)
大事な大事な家畜様を、そんな危険な目に合わせる訳にはいかないのさ。
お前さんでも「外」は刺激的過ぎて、すぐにあの世にいっちまうんだろうし、
…まー、今度警備の奴等とも手合わせしてみようかね。
(六九六の能力は「適応力」。自らのおかれた環境に適応するという単純かつ明快な能力)
(死なない程度の攻撃であれば身体を適応させ、耐性をつける事が出来るという、割と厨性能な能力ではあるのだが)
(完全に耐性が付くまでは結構な攻撃を受け続けなければならないドM仕様の為、学園内ではあまり評価はされていなかった。)
しかし、退屈だとかいいつつ付き合ってくれるのはありがたいよ。
…もう2・3発でその鞭への耐性もつきそうだし、少し攻めてもいいか?
(トントン、と軽妙にステップを踏み、少女に向かって手を曲げ次の攻撃を促した)
【それではよろしくお願いします。】
【時間がアレでしたら遠慮なく中断なりしていただいて構いません。】
【レスを書くのが遅いので…。】
他に縋るべきものがないからね。
こんな古臭い社会構造でもないよりはいいさ。
それくらいは理解してるよ。
(理解はしているし、その社会構造すらなければ自分たちは生きてすらいないと自覚している)
(しかし、だからと言って退屈の虫が収まるかと言えばそうではない)
(ちっぽけなことでもいいから探して暇を潰すしかない)
私の身体に棲んでるナノマシーンは「外」にも対応できる…はずだったんだけどね。
不良品だから、水を操るのが精いっぱいさ。
(水を戻して、足元に絡みつかせる。このナノマシーンはそもそも外の環境にも対応する為の)
(機構だったが不完全な為、液体を操る程度の能力に収まった。それすらなければ葵は非能力者)
(のレッテルを貼られても仕方のない存在だった)
(皮肉気に口元を歪ませる。失敗作。消えない傷だった)
(ちなみにこの話をしたのは初めてだった気がする。だが、別に隠すことでもないので気にしない)
好きにしなよ。
私はSでもMでもイケルからね。
この身体を好き勝手滅茶苦茶にしたいんだろう?
(挑発するように笑い、身体を揺らして、ひらひらと短いスカートが揺れる)
(しかしその足元に蟠っている水の蛇が螺旋を描いて突進する)
(彼の能力を踏まえても、少々痛めの攻撃だった)
602 :
六九六 一:2012/02/05(日) 01:03:55.19 ID:6O1RQl9R
はッ、不良品でもそこまで出来れば十分だろ。
他の単純に能力者なだけの奴等より「外」に目を向けてる分だけ前向きさ。
ぶっちゃけた話俺だって、プロトタイプな訳だしなー…。
(皮肉気に苦笑する上ヶ島に、こちらも「ぶっちゃけた話」を返した。)
(正式名称「6961」、「外」に出る為に作られた沢山の複製人間の内の一人だった。)
(今、この場所に立っているのも結局のところ人間と適応させる為の実験の一つにしか過ぎず)
(もはや続ける価値がないと判断されれば、すぐさま処分される事だろう)
(失敗作と試作品、だから今、一緒に居るのかも知れない。)
や、やめろよな!訓練中にそうやって挑発するの!
……こたえるまでもないけどさぁ!
(模擬戦にも関わらず、やたらと汗ばむ理由のソレ)
(自らの肉体を見せ付けるかのように体を揺らすその動作に)
(思わず前屈みになりそうになり、少しばかり口を尖らせた。ビバ、チラリズム)
痛ッ…!…流石にまだ痛いかぁ…、
…つか、やっぱ我慢できそうにねぇわ…!
(確かに、もう色々と堪え切れそうにないし、彼女の方もノリ気らしい)
(ならばそろそろカタをつけようと、少女に、少女の攻撃に対し真っ向に猛進した)
(突進する水蛇と激突し、その鋭い牙に軽く肉が抉られ紅く染まる)
(だが、それでもなお耐性の付いたこの肉体を留め、弾き返すまではいたらずに)
―――ダァッ!!
(少しばかり理性のタガが外れたらしい)
(突進の勢いそのままに、この模擬戦の御褒美である)
(少女の熟れた肉体に飛びついた。)
はっ……
(小さく笑う。お互いぶっちゃけた話をしたにも関わらず、何も変わらない)
(最初からその程度の関係だし、今更態度を変える必要すらない)
(この学園都市には、人為的に加工され調整された人間など掃いて捨てるほどいる)
(六九六一にしろ葵にしろ、その一人に過ぎない)
正直な野郎だね。
まあスカした野郎よりは嫌いじゃないけど。
(実に雄らしい反応を見せる彼ににんまりと笑う)
(好意とか愛とか語る様な間柄でも、性格でもない)
(ただ気が乗るか、乗らないか。判断基準はたったそれだけだから)
(螺旋を描く蛇の一撃は、男の身体を抉ったが、そこまでだった)
(耐性のついた肉体はその一撃を見事凌いで、そのまま前進)
(制圧されたのは、葵の肉感的な身体)
おっと、お見事。
じゃあご褒美を…と言いたいけど、見られてるよ。
(押し倒されつつ、それに対して動じた様子を見せず監視カメラのことを仄めかす)
(演習場ではトラブルがつきもの。それに対応する為監視カメラは設置してある)
(荒い息を吐きつつ、葵の熟れきった肉体を貪ろうとする雄を片手で押し留める)
シャワー室に行こうか?
それとも……更衣室?
(ふっと彼の耳に唇を寄せて息を吹きかける)
(雌の甘い匂いが雄を更に滾らせること間違いのない状況だった)
604 :
六九六 一:2012/02/05(日) 01:39:38.09 ID:6O1RQl9R
…そうだった。
ったく、下世話な連中だよな…。
(本能のままに腕の中の肉体を蹂躙したい、その欲望を抑えつつ)
(おあずけをくらった犬のように少しばかりシュンとして)
(自らを押し留める腕にしたがって、ゆっくりと身体を離した)
…ああ、汗も流したいしシャワー室に行こうか。
それに水があった方が…都合、いいだろ?
(耳に感じる甘美な感触に、ゾクゾクと背筋に電撃が走って)
(同時に自らを惑わせる甘い雌の匂いに、その誘惑に既に抗うつもりもなかった。)
(放課後、とはいっても大分時間が経っているので、既にシャワー室にもに人影は無い。)
(洒落っ気も何も無い、白いタイルが敷き詰められた殺風景な光景は、)
(少しばかり寒々しい感じもするが、今の六九六には関係のない話だった…)
…此処、お湯になるまで少し時間掛かるんだよな。
……失敗した。寒い。
(…と、言うわけでもないらしい。)
(シャワーノズルから出る飛沫は、中々温度を上げようとせずに)
(気が急いて少しばかり服を脱ぐのが早かったか、)
(結果、六九六はタイルの上で寒さに震える事になった。)
服を脱ぐの、も少し待ってな。
…お湯の方がいいだろ?お前さんでも。
生徒の管理も仕事のひとつ。
ぼやくなよ、雄犬。
(不承不承、といった感じの彼にクスクスと笑う)
(彼が離れたあと、軽くスカートを払ってから立ち上がる)
いや、別に。
(よく勘違いされるのだけど、葵は単なる水使いとは違い水を操る能力ではなく)
(体液を混ぜた液体を操る能力を持っている。水の量が多くても混ぜる比率が増えるだけで)
(比例して消費が激しくなる。大量の水はむしろ大敵と言っても過言ではない)
そんな寒そうなの見せられたら、何か悪いことした気になるね。
(抑えきれなかったのか、早々と服を脱いだのが裏目に出て半裸状態にある彼を見て)
(口振りとは裏腹に面白そうにしている。放課後、誰もいないシャワールーム)
(流石にここには監視の目はない。とは言っても誰かがふらりと入ってる可能性もあるわけで)
(そのスリルに興奮を覚えた。彼のいう事は聞かず、葵もセーラー服を脱ぐ)
よっこらせっと……はい、あんたの好きなものだよ。
揉んだり吸ったりしたかったんだろう?
この身体、どれくらい男を知ってると思う?
(服を脱ぐと、ただでさえ肉感的な身体が更に鮮明になる。服を押し上げていた胸を覆うのは凝った)
(デザインの赤いブラジャー。それに隠された弾力に満ちた肉塊が早く雄に触れてほしいと誘っているかのようだった)
(いつも見えている臍から下のほっそりとした腰を見たら男は抱きしめずにはいられないだろう)
一番、5人
二番、3人。
三番、10人。
さあ、どれだ?正解したら、いいことしてあげよう。
(ちろりと桃色の舌で唇を舐めて、胸の下で腕を組んで強調するようにする)
606 :
六九六 一:2012/02/05(日) 02:16:22.32 ID:6O1RQl9R
うわぁ、面白がってるし。…理性は人類の宝だね、うん。
いくら魅力的で抗い難くても、抑える事が必要なのかもしれない俺には。
(カタカタブルブル震える半裸の六九六を面白そうに眺める少女、シュールな光景である。)
(さっさとお湯を浴びようとも、無情にも水流の温度は一向に上がらず考えるのをやめたくなる)
(背後でしゅる、とかすかに衣擦れの音がした。)
…さ、寒くないのか?お、俺の方はもう、人肌で暖めて欲しいほどの寒さな訳だけど…!
あ、後は挟んでくれたりすると嬉しい…え?
(おもむろに現れた二つの膨らみに、寒さも思わず目が釘付けになる。)
(胸、おっぱい、乳房、呼び方は色々あるが指し示すものは一つなわけで)
(たわわに実った甘い果実に、思わず少し手を伸ばしかけて…)
…あー、余り穴兄弟の事なんて考えたくはないけど…しかし、
……俺とだってそんなに深い関係って訳じゃないしなぁ……。
(余り快い質問ではなかったが、褒美があるなら話は別だ)
(ちろり、と唇から覗く舌を見ただけで下半身に血が集まってくるのを感じてくる)
(このまま本能のまま抱きしめて、唇を、胸を、肉体のすべてを蹂躙したい)
…それじゃ、二番で。
(多分ハズレだろうが、それでもいい。)
(それならばそれで、このまま自分の好きなようにするだけだと、)
(気取られぬようじり…とゆっくりと腕を構えた。)
正解。思ったより少なかったかい?
ふふ、私に気に入られるような男はそんなにいないんだよ。
(本当の正解は、「関係を持って生きている男が三人」。)
(そしてそれが指し示す意味は……)
じゃあご褒美をあげようか。
(スカートのホックを外し、ジッパーを下ろす。見せつけるようにスカートを脱ぐと)
(同色のショーツに包まれた、秘められた三角地帯。その下着のデザインはともかく)
(異様に薄かった。三角地帯を覆う陰毛が透けて見えるくらい薄い下着だった)
(彼の前にずいと近寄って跪くや、トランクスの上から股間に触れ、テントを張った)
(雄の肉棒をやんわりと撫でる。撫でて、トランクスの中に腕を突っ込むと)
(ひんやりとした掌で今にも先走りが零れ落ちそうな亀頭を弄る)
(くりくりと、撫で、擦り、扱く。時折カリの部分にも指を這わせる)
挟んで扱いて欲しいって言ってたけどね。
あれは胸の形が崩れるから嫌なんだ。
私の胸が垂れるのは人類の至宝が損なわれるのと同じくらい悲惨なことだし。
まあ、他のことなら、考えてあげてもいいけどね。
(彼の顔を見ず、トランクスをずらして飛び出てきた男根に語りかける)
(お前の本体はこれだろうと言わんばかりの態度だった)
608 :
六九六 一:2012/02/05(日) 02:54:40.29 ID:6O1RQl9R
正直、もっと多いかと。
…お前さんの判断基準は謎に満ちているね。
(意外な回答に、少し拍子抜けして構えた腕を下ろした。)
(何故だろう、何か、死亡フラグが立った気がする。)
……。
(ご褒美の言葉に、ゴクリ、と思わず喉を嚥下させる。)
(段々とあらわになる少女の身体、その年齢に似合わない熟れきった肉体は、雄を魅了するには十分すぎる程で)
(見せるためにつけているのだろうと思わんばかりの薄絹、)
(そこから透けるデルタ地帯に、思わずむしゃぶりつきたくなるのを抑える事が限界だった)
はは…やっぱ、上手い…な…。
……ん…っ…ど、どうよ…俺のは、満足できかい?
(普段から自由奔放な、他人に縛られる事のないそんな少女の跪いた姿に征服感にも似た感情が湧く)
(熱くなったそこを弄るひやりとした感触、自分でするのとはまるで違う快楽)
(特に敏感な、カリ首を指が這う度に思わず、小さく声を漏らした)
ああ、そういう事なら…仕方ないな。
…そういう事、自分で言うかぁ?…俺は異存はないけどな、確かに。
……あと、それは俺に対して言ってるんだよな?一応。
(肉棒に向かって語りかける上ヶ島、彼女の脳内では「六九六=肉棒」となっているのだろうか?)
(些か釈然としなかったが、だが、そんな事はどうでもよくなるほど)
(彼女は、魅力的だった。)
…だったら、咥えたり…とかはいいのか?
……お前さんの水の能力も、興味はあるけど。
(他の事、と聞いて先ほどの桃色の舌先が脳裏をかすめ、思わず問いた。)
どうだろうね。
硬さと太さはなかなかのものだけど。
大きいからと言って私の穴に合うかは、挿れてみないとね。
(セックスはその日の気分、精神状態に左右される)
(今はそこそこ気分が盛り上がっている。更に相手との相性も当然重要だ)
(身体の相性がいいのか、まだ始めたばかりだからわからない)
そりゃそうだよ。他に誰がいるんだい?
あんたの守護霊様なんて見えないしね、私には。
(口の中に唾液を溜めて、とろりと垂らして肉棒に塗す)
(肉棒の竿をしっかりと握って唾液を潤滑油として利用し擦りたてる)
(しゅっしゅっしゅっと優しく、痛くないように、丁寧な手つきで肉棒を愛撫してゆく)
能力ねぇ。
まあ、どうしてもって言うなら。
流水は、ちょっと苦手なんだけど、これくらいならなんとか。
(反対の手をタイルにつけて、そこから流れる赤い液体がシャワーの水と混じる)
(混じりあった液体が意志を宿して彼の足首に絡みつく)
(するするっと彼の身体に纏わりつき、分裂し、まず乳首を撫でる)
(分裂したもう一筋の液体は、睾丸に纏わりついて身体を振るわせてマッサージをする)
どう?こういうのは嫌い?
【うん、ごめん、眠い】
【次のレスで「二人は熱いひと時を過ごした」で〆ていいかな】
【最後までできなくて悪いけど、来週は少し予定が……】
610 :
六九六 一:2012/02/05(日) 03:29:30.64 ID:6O1RQl9R
確かにそりゃそうなんだが…
…う…なんだか、俺の本体がソレだって言われてる気がしてな…。
(辛辣な言葉とは対照的に、肉棒を這いずる指は優しく丁寧で)
(唾液のぬらぬらとした感触と共に擦りたてられ、蕩けそうな快楽をもたらしてくる)
(二つの対照的な彼女の行動、そのギャップと与えられる恍惚に溺れていく)
模擬戦では痛い思いしかしてなかったからさ、
お前さんの事だからこういうのも…っ!?…うぉ…
(ひんやりとした水の感覚、流水が意思を持ち肌を撫ぜる感覚)
(乳首、睾丸、自分でも余り理解していなかった性感帯をゆるゆると撫ぜ回されると)
(人に触れられるのとはまた違った柔らかい感覚、快楽に思わず吐息を漏らした)
好き…だが……やっぱ、生の肉体の方が俺は好みだわ。
あったかいしな。
(呟いて、跪いた形の彼女の髪を撫ぜた。)
(傷の舐めあいかも知れない、意味の無い行動かも知れない)
(それでも、この温かみは、本物だ。)
【了解しました。…うわっもう四時近く!?】
【こんな時間までお付き合い頂いて有難う御座います】
【また機会がありましたら、よろしくおねがいしますね。】
(そして一時間後のこと)
うん、あっ、あっ……ひぁっ!あっ!
(蒸気の立ち上る空間で繋がる。彼の上に跨って腰を振る)
は……ぁぁッ!んぁ、……っぁぁあっ!!
(長い髪を振り乱して、憚ることなく嬌声をあげて。彼女は踊り狂っていた)
(葵が跳ねる度に乳房も同時に跳ねて揺れる。まるでバランスボールだった)
(そのバランスボールに男の手が這わされ、握られ、憚ることなく揉み解される)
(ピーンと背筋を逸らして、絶頂を迎える。絶頂を迎えたところに更に乳首を軽く捻られて)
(鋭い悲鳴を漏らすや潮を吹く。きゅっきゅっと膣が蠕動して男の男根を容赦なく搾り取っていった)
ぁ、ぁ!っぁぁ……ひっ、あぁぁぁあああぁぁあっ!!
(絶頂に達するとともに、膣内を埋め尽くしていた彼の男根からねっとりとした熱い白濁が吐き出されて)
(絶頂の余韻に震える膣内を満たしぬいた。零れた白濁が結合部から零れ落ちて身体を穢す)
(けれど二人とも既に濡れていて気にする必要なんてなかった)
(うっとりとした表情で彼の胸板に倒れこむ)
はぁ……っ、く、ふぁ……ぁん。
(微かにもれる吐息の音が重なって、束の間の休憩。これで三回目の絶頂だった)
(その短い休憩の間にまたしても膣内を埋める彼の男根が膨れ上がっていく)
(最奥をゴリゴリと突くその感触に、満足そうに吐息を漏らしながら笑う)
……まだ……ぅ、っきぁ。もっと、動いてよ。
タフさが取柄なんだからね、ふふふ……
避妊はしなくてもいいって……大丈夫な日なんだしさ…
(淫らな目。淫らな声。耳元で囁くと、男の首に手を回して首筋に舌を這わせた)
(これで三回目。まだ三回目だった)
(そして四回目、五回目と続くのだが、そこまで彼の精液が睾丸の中に残っていたかは謎である)
(下校時刻が過ぎて、とっぷりと陽が暮れるまで六回、七回と続き……)
(葵はグロッキーになった彼の上でそれでも踊り狂っていた……)
(確実なのは、葵が絶頂に達した回数は、十回であることくらいで)
(この関係がこの後も続いたかどうかは二人だけしか知らない事だ)
【ごめん、そしてありがとう】
【初ロールで緊張したよ。これからも努力しないとね】
【それじゃあ、私の方はこれで〆にする】
【こんな時間までありがとう】