そうまで求められて応じなければ我が名に恥じる。
(真っ黒な触手が、影より出てサオリの四肢を拘束して)
このまま命を落とすやもしれぬぞ、サオリ。
化け物と相対するとは、そういうことを意味する。
(長い爪がまるで鋭い刃物のように、ぷち、ぷち、と服のボタンを千切り)
(服をたやすく破いて、半裸にし)
さて、どう熱きものが溢れておるのやら……?
(背後からゆっくりと回って正面へと向き合う)
(全身を舐めるように見つつ、パチン、と指を鳴らすと)
(サオリを縛り上げた黒い液体のような触手は、半ば無理やりサオリの両足の太ももを開かせ)
(ヌルヌルとサオリの身体を這い回る)
【いいところではあるのだが―――。しかし時間がかかってしまった。一度切りたい】
【申し訳ない】
あ…
(影から伸びてきた触手が四肢を拘束し)
はい…私のすべてはエヴァ様の物…
(服を引き裂かれているのに恍惚とした表情で)
(正面にまわったエヴァ様が指をパチンと鳴らすと、触手がヌルヌルと体をはいまわり)
あぅ…はん…
【はい、今夜は遅いですからこれくらいで…】
【また時間がある時お相手してください】