【こんばんは。竜胆先輩への置きレスに、一レスお借りしますね】
>>288 何らかの気配を感じてそこへ向かっても、到達した頃には既にもぬけの殻ということですか。
…となると、あなたのその感知能力と人海戦術を併用すれば、藤姫も捉えやすくなるでしょうね。
(必要ならば、組織の協力により人手は用意できる。ただし問題も発生してしまう。
それで集められた人間は、異能もなければ異形との戦いの経験もない、一般人だという事だ)
(今の『S3』ならSATの協力を仰げるかもしれないが、
どの程度、一般人より頼りにできるのだろうか。
市民を守る為ならば力を貸してくれるだろうが、それで命まで懸けろと強要する事は、自分にはできない)
(―――――だが、そう悠長なことも言っていられないらしい)
…そう、ですか。
放っておけば犠牲者が増えるだけでなく、更に厄介な敵も増える、と。
存在…つまり認識を書き換えるような能力、で合っていますか?
それが事実なら、存在をなかったことにされてしまえば、藤姫以外はいなくなった事にすら気付かないのでしょうか?
…単体の行方不明者なら、この街では珍しくありません。
集団失踪は、今のところ僕らの耳には入っていないですね。
(本格的に、この案も実行する必要があるかもしれない。
時間を与えれば与えるほど、あの魔神は強力な化け物になると言うのなら)
良質な存在、ですか。
ただ食欲を満たしたいが為、など単純な理由であればいいのですが。
…もしこちらが依頼すれば、あなたは魔神殺しに協力して下さいますか?
(同じく、晶もあの不快な笑みを思い浮かべる。
あの化け物はまた、自分の大切な人間をも狙っているようだ。
全く本当に、殺す理由には事欠かない女だった)
(白猫は取り出された缶を不思議そうに、「なにこれ?」
な視線で追っかけていた。やがてそれが目の前に置かれると、
「あけて、あけて」と言わんばかりに、前足で、てしてしと缶を叩く)
(それを見た晶は何か言おうと口を開きかけたが、結局黙って見守る事にしたようだ)
【お借りしました、失礼します。ノシ】