>>237 うん、凄く変わった。
前は私と同類な気がしたけど、今はなんていうのかな。
オーラが違うのよ、オーラが。
(そしてその原因について思わず赤面する)
ヌード…ですと?
(つまりあれか。デッサンモデルをしてその後あれやこれややってオトナの階段を)
(登ってしまったのというのか。氷華、恐ろしい子っ……!)
(解決してあげられればという慈愛溢れる言葉も耳を素通りしてゆく)
それは別にいいんだけどさ。
なんでかな。
まだ誰にも自分をあげるつもりはないっていうか……
上手く言えないんだけどね。
(臆病なのは多分正解。素直なのかはわからない)
(けど、そんな私を欲しいと言われても、正直、その、なんだ、照れるし、困る)
(まだ半分残ったストロベリーサンデーを口に運ぶ)
獅子は子を千尋の谷に落とす勢いで背中押すつもりじゃないでしょうね。
(ネガのスパイラルで自縄自縛に陥っている私の縄をどうやって)
(断ってくれるのか。嫌な予感がするのは、きっと私がドツボに嵌っているからだろう)
【置きレスに借りました】
243 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 23:33:55.91 ID:6YtaYgwD
来ないかな
【氷華との解凍に借りるね】
>>242 オーラ…?
そんなの出てるのかな?
(小首をかしげて疑問符を抱いて)
…うん。
改めて口に出されたら恥ずかしいからやめてよぉ!
(リリシュに釣られて頬を真っ赤に染め上げてわたわたと)
(さきほどまでの包容力のある雰囲気が消し飛んでしまった)
うん、自分を安売りしちゃいけないよー?
輝けるリリシュは一人しか居ないんだからね。
…高値で買っちゃうよ?
キ、キノセイデスヨ。
わ、私が友達を突き落とす真似をする筈がありませんってば。うん。ええ。
(棒読み具合が不安感を煽って)
そろそろこのお店出る?
ぐるぐる回ってるだけじゃ仕方ないから気分転換も必要かなーって。
私の部屋来ても良いし、その辺ぶらぶらしてもいいよー?
【今晩もよろしくね?】
【場所お借りします】
まったくぅ。
一人で先にオトナの階段登ってるなんて。
私の可愛い氷華が見知らぬ男に穢されて…なーんてね。
(わたわたと慌てる氷華に苦笑いする)
いいじゃないの。
素敵な出会いがあったんだからさ。
(やっかみでも何でもなく、純粋にそう思った)
安売りって、私は売り物か。
まだ誰にも売らないよ。デートくらいはするけどさ。
(最後の一口を食べてごちそう様)
(デートはするけど、恋愛はわからない)
(それなりにデートはしたけれど、ピンと来ない)
(恋愛が下手なのかな、もしかして)
うー。
(棒読みの口調が怪しすぎたが、ここで問い詰めても仕方ない)
(伝票を持って立ち上がる。今回は私が奢る約束だ)
じゃあ、そうだね。昨日はプール行ったし。
服でも見に行く?買うのはまた今度になると思うけど。
(いつもならここでバッティングセンターだのボーリングだの身体を動かす系の)
(施設に行くけれど、今日は女の子同士、気分転換に着飾ってみるのもいいと思った)
氷華は、どんな服がいい?
偶にはパーッと馬鹿っぽい服とかすんごい際どい下着とかどう?
(それで私たちは、みんなでよく行くショッピングモールの服売り場を目指すことにした)
【うん、こちらこそ、よろしくね】
…。
(その時が初めてじゃないなんて今更言えないわけで)
(勘違いされてることに訂正することも出来ず黙りこくってしまう)
デートするって言っちゃったって事は少しは気分マシになった?
そうだと嬉しいんだけどねー。
じゃあ、私とデートしましょ?
服いいですね。見に行きましょうか。
バカっぽい服って何ですか?気になりますよ。
リリシュが際どい下着着けたら悩殺される人続出しちゃいますねー。
あ、それなら近道して行きましょ。あっちの路地。
手、握って良い?
(ショッピングモールにここから行くには遠回りになるので、建物をすり抜けるかのように行ける路地を指差して)
今までがおかしかったんだね、多分。
でも、いきなり態度変えたらそれはそれでみんな困るしさ。
ちょっとずつ、なんとかできるようにしてみるよ。
だって、みんなのアイドルリリシュちゃんがヒッキーになったら学園都市終了のお知らせでしょ。
(おどけてウインクをひとつする)
(今までの私は、距離の取り方が下手だったのだと改めて思う)
(けど、いきなり変えてもうまくいかない)
(焦らない焦らないと私は自分に言い聞かせた)
チャイナ服とか。すんげー胸とか脚とか見せてるやつ。
あんなの買う人もいるんだねー。私は無理だけど。
あっはっは。サイズ大きいと可愛いのないんだけどね。
(私の下着の趣味としてはセクシーより可愛い系だったりする)
おっと。
ここはどっちが早く着けるか勝負するところでしょう。
この身体に流れる滾る血潮は止められないのだ。なんてね。
(そんなことを言いながら、私は氷華の手を握った)
(今日のところは猫かぶりモードで過ごそう。省エネは大事だしね)
じゃあ、私はファンクラブ一号さんになっちゃいます!というか一目見たときからファンでした!
付き合ってください!…あれ?
チャイナ服良いですよねー。
本当のチャイナ服って言うのはズボンとあわせるもので、今の一般的イメージなチャイナドレスは
本来娼婦の服だったとかなんとか。可愛らしさがそんなことどうでもよくさせます。
持ってるんですけどねー。スリット深すぎてまともに着れませんけどね!
前かがみになったらおへそより下丸見えになります。…必然的に下着つけれませんしねー。
と、言うわけで、無理とか言って、逃げてるうちはダメですよー?モールに着いたら覚悟して置いてください。
背中を押してあげるんで着ちゃいましょう。ええ。拒否は許しませんからね。
(綺麗な満面の笑みを浮かべて。ニコニコしすぎて裏が見えそうな笑みだった)
おいおい、そこは乗らずにツッコミ入れるシーンだろ。
もう、減点100ポイント。
ツッコまれないと寂しいでしょうが。
(けらけらとくだらないコントを繰り広げながら笑う)
(うん、こうやって自然に笑えるのが一番だよね)
持ってるんかーい。
氷華はコスプレイヤーだね、ホント。
チャイナ服だと線もくっきり出るしね。
って、あれ?なんでそんなことになってるの?
もしもーし、氷華ちゃんのえがおがとっても黒いんですけどー?
嫌な予感しかしないんですけどー。
(そして私たちは服売り場に到着した)
(うーん、知り合いと遭遇しそう。普段ならいいけど、妙な服着てる時に見られたら)
(私は明日からまともに登校できなくなっちゃうかも。そんな不安を抱えつつ服を見る)
【思い切って、どんな服試着するかは氷華に任せちゃうね】
【出来れば最初はお手柔らかに】
ボケだと思わなかったんですよ!
みんなのアイドルリリシュちゃん!ですから実際にね。
衣装持ちですからねー。ちくちく作ったりもしますよ。
黒いー?こんなに満面の笑みの少女を捕まえておいて黒いはないんじゃないんですかー?
うーん、最初は優しく…これです!
ミニ丈のメイド服!…コスプレの定番ですね!
(胸元の開いたミニ丈のコスプレ専用メイド服を指差して)
(最初という事は何着も着せる気満々で)
(固まっているであろうリリシュの反応を伺っていて)
これが、優しい……だと?
(その笑顔が黒いよ氷華さん)
(それはメイド服だった。世紀末でも廃れないコスプレの定番にして王道)
(二次元。サブカルチャー。あとは、オタク?何はともあれメイドさんルックだった)
丈が短いなんてレベルじゃないよ、明らかに見せる目的だよね、このミニスカ。
あと胸。喧嘩売ってるのかってくらい露骨だよね。
うーん、写メとか撮らないでよ、もう。
そんなことしたら絶交だからね。
(露出では水着の方が上だけど、別の次元でこのメイド服はやばかった)
(試着室に入って四苦八苦。もぞもぞ身体を動かしてなんとかお着替え終了)
うっわぁ……
(姿見に映る自分はできれば直視したくなかったけれど)
(女は度胸。私は一気に試着室を出た)
どうだ、このリリシュ様渾身の一発ネタっ!
お帰りなさいませ、ご主人様!
(メイドには見えない堂々とした態度で定番の台詞を口にした)
立派に優しいじゃないですか。
慈悲の心に満ち溢れてますよ私。
それにぶつぶつ言いながらも着ちゃうリリシュちゃんは素直ですよ。
…っ!
(手をポケットの携帯に伸ばそうとしたときに注意されてビクッとしてしまい)
…。似合ってる…。
偉そうなメイドって…。人によってはウケますよねきっと。
でもね?まだまだ衣装のストックはあるんですよ?リリシュは耐えれるのかな?
嘘だっ!
「慈悲」って言葉の意味を携帯で検索してみなさいよっ!
(それにしてもこの氷華ノリノリだった)
(相談相手間違えたかなぁ?ひっそりと後悔する私だった)
うー。
(スカートは短く、心もとない。いつもの歩調で歩くと確実に見えるよね、これ)
(胸元も大きく見えていて、中学生の頃から急成長した胸が自己主張をしている)
(いつものポニーテールはやめて、髪はストレートで流している)
(やばい。何か眩暈がしてきた)
おのれ……
次は一体どんな羞恥プレイをっ!
(私は殆ど自暴自棄になっていた)
ふふふーん。聞こえませんねぇ。
リリシュ可愛いですし。
じゃあ、次は…巫女服とかどうでしょう。
ただし、腰の横は気をつけてくださいね?
(リリシュの反応を見て自身もご満悦)
王道過ぎるよ、氷華。
つーかマジでこんなの売ってるこの店マジぱねぇわ。
(いきつけのはずなのに見たこともないようなのまで売っている)
(この店の引き出しの広さに戦慄する私だった)
腰の、横?
なんだろ。
(とにかく試着室でお着替えタイムだった)
(まずメイド服を脱いで下着姿に。そして巫女服わ確認する)
(上衣、袴、羽織、帯……袴から履くのがいいのかな?それとも上衣?)
(私はまたもや四苦八苦しながら、なんとか巫女服に着替えた)
なんか、こう。
なんだろ、オリエンタルでエキゾチックな感じ?
(我ながらイミフなことを言いながら私は試着室を出た)
(薄い羽織を纏って赤い袴を履いた私がそこにいる)
髪の色が似あわないよね、この服とだと。
(服そのものには、まあ、不服はない。露出も少ないし。ただ微妙に組み合わせが悪い気がした)
王道は王道だから良いんですよ。ええ。
店主の趣味らしいですよ。
(向こうの方で店主が歯を光らせて指を立てているような気がした)
うーん、惜しいですねぇ。
綺麗なのにピンと来ないのが。
あぁ、腰っていうのはですね、見えてますよ下着。
(知ってて敢えて教えなかったのはうろたえる姿が見たいからで)
じゃあ、最後に…自分で言ったんだから着ないとね。
袖無しのチャイナドレスでーす。
ただし、スリットの深さは気をつけたほうが良いよ。すっごく深いから。
(自分でリリシュの背丈に合うのを選んだ中から一番深いのを選んだとは言えない)
(チャイナドレスなら髪の色はあまり関係ないだろう)
え?
(言われて、改めて見下ろして見て、そして気づく)
にぁぁぁあっ!
(ばっちり見えていましたとも)
(私は猫っぽく喚きながらポカポカと氷華を叩いた)
ぬー、悪乗りが過ぎるよ、本当に。
まあ、毒を食らわば皿までって言うし。
てか、スリット深い。丈も短い気が。
(適当にぼこった後にチャイナドレスを受け取る)
(敢えて好意的に解釈するならこんなバカなことをして)
(私の気分を変えてくれているのだろう、きっとそうだ。氷華マジ天使)
(だが氷華、このスリットは作為的すぎるだろう。ワザとだろう)
(で、今回は割とあっさりと着ることができた)
(ボディラインがばっちり。スリットから下着も見えている。丈も短い)
あっちょう!
あたたたたたたたたた!
(私は試着室から出るなり恥ずかしさの限界が突破)
(さっきの比ではない勢いで氷華をポカポカポカと叩いた)
痛い、痛いですよ!
気付かないほうが悪いんです。ええ。
ばっちり見えちゃいましたよ。可愛い下着が。
(叩かれつつも見た目より可愛いモノ好きなリリシュの一面を垣間見てしまった)
(そういうのもアリだなぁと思いつつ)
あいたたた…。
その意気やよしですよ。
(リリシュの呟きを聞きながらニヤニヤと)
ど、どこの拳法家ですか!や、やめ、やめてください!
(一回一回は痛くは無いのだが、連続でぽかぽかされると流石にちょっぴり痛い)
(涙目となってリリシュを見つめて)
ふーふー!
(叩くのを止めて、それでも猫のように威嚇をする)
(けど、それもいい加減疲れて)
まぁったく、こんなサービス滅多にしないんだからね。
特別よ、特別。
いつもこんなフッションショーするような女じゃないんだからね。
勘違いしないでよ。
(それでも気分転換にはなったことだし、恥ずかしい目に遭ったことも)
(合わせてプラスマイナス0にしよう、そうしよう)
(私は試着室に戻って元のブレザー姿に着替え、髪をポニーテール結わえた)
お待たせ。さって、どうする?
さっき食べたばっかりだし、適当にブラつく?
(氷華に強制お着替えさせてもいいのだけど、コスプレイヤー氷華には並大抵の)
(衣装では逆に平気で着こなしてしまう気がする。お返しは後日他の形ですればいい)
はいはい、ツンデレツンデレ。
…でも、気分は晴れたでしょ?
(さっきまでの陰を背負った表情ではなく、少し晴れやかなリリシュの表情を見て、うんうんと頷いて)
(友達が苦しんでいるよりは笑ってるほうがよっぽどいい)
ですねぇ。ブラつきますかー。
と言っても目的地とか無いわけですけどね。
…選択肢をあげましょう。1、私の部屋。2、散歩。3、銭湯。さぁ、どれ!
さっき誰も知り合い居なくて良かったねー。居たらリリシュが爆発しそうだったけど。…恥ずかしさで。
そりゃあもう。
明日朝一番できっちりとお返ししてやるから待っとれやコラ。
(これ以上ないほどの笑顔で私は朗らかに答えた)
(いつまでも落ち込んでいられない)
(昨日は昨日。今日は今日。明日は明日のリリシュちゃんでいきましょう)
(何も解決はしてないけれど、前向きになることはできたから)
えーい、うるさいうるさいうるさい。私はこんなことで屈したりしない。
(あれほど大爆発したあとだと説得力無いよね、アハハ、はぁ…)
うーん、どれもイマイチね。
4、私の部屋で晩御飯とかどーよ?
今から材料買って帰って、お手製料理作ってあげる。
お料理は勉強中だけど、正直プレミアものよ。
クラスの男子から刺されても文句言えないくらいのラッキーよ。
そこのところよろしくね。
(私は特に返事を待たず、氷華の手を握って引っ張った。食品売り場は下の階にある)
(さぁて、今夜は何を作ろう。折角ゲストが来るんだからできるだけ美味しい物を作りたい)
【そろそろ〆かな】
【とっても楽しかったよ。また遊んで欲しいな】
おぉ、こわいこわい。
屈しないんでしょ?じゃあ私はみんなに言いふらしちゃおうかなー。
リリシュの可愛いところをね?
良いですねー。
私も手伝いましょうか?それとも待ってた方がいいのかな?
それはともかく材料調達ですね!
どんな料理を作るつもりなんですかー?
(返事をする前から手を引かれていたので、答えながら連れられていく)
(傍目には似てない姉妹に見えるかもしれない)
(まだ見ぬリリシュの料理に思いを馳せつつも、食料品を吟味していくのだった)
【こっちはこんな所でどうでしょうか?】
【こちらこそとても楽しかったですよ。またお相手していただけたら喜びます】