>>606 …………
(部屋に響く奇声を肴にして酒を飲む海賊達を、「彼女」達の残忍さを再確認する水色の髪の少女)
(この海賊達を前にしては性善説という概念が酷く空虚なものに思え、そうしたことを唱える人間は幸福なのだと思えた)
「ん、むぅ…・ちゅぶっ…ンぅ…
そう…んちゅぅ…ブっ…!お気に召しているのなら…ありがたいわね…
れろぉ…ンっ、ちゅぶっ……ンっ…」
(床にひざを着きながら上目遣いにキャプテンを見上げて、両脇で自分の手を掴み)
(ペニスを握らせててきた副長と技師長に従順に従い、左右の腕をそれぞれの相手の嗜好に近い動きを与えて)
(その技術は海賊船の公衆便器というこの境遇の中培ったもので)
(そうでもなければおそらく、使いつぶされていただろう)
(それぞれが身勝手なものだが、海賊達の自信の容姿への評価を受けて)
(柄にもなく嬉しいなどと思ってしまう)
「アレ…ああ、彼女のことね?
その口ぶりだといいの…戦利品なのに…
剥製にするか、ホルマリンにでもつけておくのかと思ったわ」
(せっかく手に入れた名のある女警官も、意外なことに短期的なものだと判断されているようで)
(老化防止がされていないこととキャプテンの言葉からそれが伺えた)
(物騒な物言いをするのは自分もだが、あくまでそれは海賊達の嗜好を考えたからの言葉であり、自身の趣味ではない)
(非人間的な「彼女」達からすれば、どれだけ気に入られていようと自分達など道具に過ぎなかった)
(だからこそ、死にたくなければ彼女達に尽くすしかない。技術を上げるしかない)
んぐっ!!ぶはっ……ッ!
(出すという断りも何もなく、口内に濃い精が放たれる)
(口に入る分には無理をしてでも飲み込むが、それ以外の部分がうまくいかず)
(服の黒い部分に白い精が目立った)
……イッ…グッ!!!
(肩に押し当てられたスタンプ式タトゥーマシンによってまるで家畜や商品に印をつけるかのごとく)
(ケイトの身体にサーペントのシンボルが消えぬ印として刻まれる)
(それが「所属」の印であり、また「所有者」のこれ以上ない分かりやすい印となる)
(見ようによってはアウトローの一員にも見えう風貌にされて、けれど激しい反発が変えてこないのは)
(遺伝子の組み換え、、体質の調整によりよほど衰弱したのあろう)
…・・・っ…ぅ…
(処置が終わってまだ頭はクラクラするが、気持ち悪いといった吐き気はなくなっていた)
(再び海賊達に視線を落とせば、眼前には副長…そしてアーリエルを人質に取ったキャプテンが無言のプレッシャーをかけているようだった)
気分は;・・別に、何が変わったって分けでもないし…良くも悪くもない…・・
(とはいえ、かなり疲れが出ているのも事実、憔悴した顔で海賊タイを見つめ】
【時間をかけてすまない】
【では今夜はここで凍結かな】
>>608 【ああ、アーリエルにやらせるのも可だよ】
【心地言い鬼畜っぷりだね。もっとやってくれよ】