>>558 ぐっ………ぅ…
(言い分の理はアルマンディンに分がある)
(警官と海賊、それぞれ立場や目的は違うが被害を最小にするためどちらも合理的に戦う必要がある)
(互いにメンツは気にするが、しかし場末のチンピラではない)
(より、効率的な戦いを行うのは至極もっともで、自分とて普段はツーマンセルの行動が基本だ)
(当たり前の正論をぶつけられ、もはや口でも勝てない…そうして警官は完全に反撃の手段を失ってしまう)
お前…こうして!はじめからこうして楽しむためにわざわざ私を生かしたっていうのっ!?
ぐっ!!ふざけた…真似を…
だからわざわざ私が出てくるのを待ってたってわけかっ!!
(不合理ではあるがこうした豪快さがこのキャプテンの魅力や懐の深さと呼ぶべき部分だろうか)
(けれどこうして名が通った女警官を使い、集団の士気高揚と慰安、そしてキャプテンの威厳を示し、支持を集めることができた)
(という結果を見れば、決して損でもなければやり過ぎでもないだろう)
(豪快にしてしたたかなアルマンディンに寒気を覚え、改めて深追いしてしまったことを後悔する)
だからこれは…っ!アホ野郎が勝手につけた物だって言ってんだろ!!
お前らこそオスともメスとも付かない出来損ないのスラッグ共の癖にッ!
黙れっ!!くっそ…お前ら全員、くたばった後は地獄に落ちろっ!!
くそっ……くそ…っ…
(滲み、堪えた涙がオブシディアンの言葉によって溢れだし)
(さらにギャラリー達の煽り声が響いたのか悔しがる声すら小さくなっていく)
(アルマンディンの勝者としてのポーズがより敗者である自分を引き立てるようで)
(心に形があるのなら、それにヒビが入っていくようだった)
黙れっ…黙れっ!!黙れぇっ!!
くっ…このまま嬲り者になって、たまっ…ひぎぁっ!!
(アルマンディンの嘲笑に泣き叫んでいたところで乳首を抓り上げられ悲鳴を上げる)
……っ!!ち、違……・うっ…
そんなわけ…なっ…
(オブシディアンの冷静な詰め寄りは図星であり、それに歯向かおうとしても言葉が上手く喉を通らず)
(その様がある意味では返答となり、さらに海賊達を沸かせる)
ひぐぁっぁ!!?
ま…負けを……?
(乱暴な腰の突き入れに身震いしながら二度、三度の瞬きをして…)
………そ、それで…終わりか?それで私を殺して…それで終わりに、するんだな…?
あぐぁっ!!ぐっ……
(極めて屈辱的な内容…しかし、既に銀河中のネットに陵辱映像が出回っている―とそう思い込んでいるため)
(自暴自棄になり、これで終わりならばとうつろな目で口を開き始める)
…ケ、ケイト・ウィンレット……二等星間巡察官は……海賊船長…あ、赤のアルマンディンに…か、完全…かんぜ…
………完全に敗…北したことをみとめ…認めます!!
(子宮を付かれて、それに促されるように大きな声で宣言する)
(それもカメラに収められていて…消去されるまでは残り続けることだろう)
(ひどい屈辱に震えるが、これで追われる…という安堵感というよりも脱力感に襲われ、全身が緩み)