【えーと次スレはまだ大丈夫ですので】
【明日再開のとき辺りに建てておけば大丈夫かとー】
【すみ、ませんっ、ちょっと眠気いっぱいいっぱいですので】
【このたりで失礼させてもらいますです】
【此処までお付き合いに感謝しますっ、お先に失礼します。】
【お疲れさまでしたー】
>>448 【了解ですっ】
【ではではわたしもこの辺りで失礼しますねー】
【スレをお返ししますっ】
【ロールの解凍にお借りしますねぇ】
【ロール再開にスレをお借りしますっ】
>>444 あー…、えと、それじゃあ………、大家さんから借りてきますねっ
(自宅には自分のサイズにあった服しか置いていないので、"借りる"ことにした)
(生活している中で自分じゃどうにも出来ない困ったことは大体頼っている)
(なので、今回も頼ることにした)
さすがにバスタオル一枚じゃ、申し訳ありませんからー………
(自分だけならいざ知らず、先輩にそんな申し訳ない格好をさせるわけにはいかない)
良かったら………先に入っていてくださいっ、
あの…、わたしは後で構いませんのでー………
(やはり先輩に気を使って順番を譲ろうとしている)
(本人はその間に大家さんから衣装を借りてこようとしているようだが)
【それでは今夜もよろしくお願いしますっ♪】
一晩だけですし………あ、もしかして早朝にお客さんが来る予定だったりしますか?
大家さんが朝ごはん食べにくる、とか。
それでしたら素直に着替えを借りてきてもらったほうがいいですねぇ………お願いできますか?
(と着替えを頼んでから考える。
やはりというかなんというか家主より先に(ryという気持ちがあるのだ。
礼節の問題として。)
(そして目の前の心優しい少女は疎なことお構いなしに自分の疲労を気遣ってくれてるらしい。
どうしたものか………と考える。)
よければご一緒してくれませんか?
その、やっぱり未だ足が上手く動かなくて……それにやっぱり家主を差し置いてお風呂をいただくのは気を遣いますよぅ
ええと、だめでしょうか?
(小首をかしげて愛華を伺う。
自分が気を使わないように、かつ愛華の気遣いを無駄にしないよう、自分なりに妥協した結果である。
答えが「一緒に入る」女性同士だし、特別問題は無い………はず。)
【はいな、こちらこそよろしくお願いしますっ】
>>452 いえ、よっぽど特別なことが無い限りは誰かが来るなんてことは無いですよ
大家さんだったら結構いろいろな物貸してくれるのでー、
はい、でしたら少し、待っていてくださいね♪
(困ったときの大家さん、何かとお世話になっているがこんな事は始めてである)
………ふぇ?
あ………、はいっ♪
わたしなんかでよろしければ、ご一緒させてくださいっ♪
(一瞬何を言われたのかわからなかったが、一緒に入ろうという事を理解すると)
(いつにも増して笑顔になった)
(普段は一人きりなので、こういったことも無かったので内心楽しくて、嬉しくてしょうがないのである)
…えっと、先に着替えを取りに行くので、
少し、待ってていただけますかー?
(風呂上りのことを考えると、やっぱり入るより先に着替えはとりにいくべきだと思う)
(先輩を浴室前の脱衣所の椅子に座らせ、着替えを借りに"大家"の家へ取りに行った)
いろいろなものって言うのもちょっと気になりますねぇ。
今度私も借りにいってみましょうか………
「ナウなヤングに馬鹿受けな縄文式土器」とか言ってみたい気がします。
(この時点では正直男物のTシャツかなんかがでてくると思っていて
それがまさかあんなことになるだなんて――)
ふふっ、それはよかったであります………
(なんだか楽しげに笑う姿を見るとこちらまでなんだか楽しくなってくる。
脱衣所の椅子に深く腰を沈めて、背中を背もたれに預ける。
足先の痺れを確かめるように何度か曲げ伸ばしし始めて)
――ハイな、少しといわずのんびりといってきてくださいな。
私は全然我慢できちゃうのでっ!むしろも何から何まで申し訳ないです。
恩にきりますよぅ………
(自分のほうが年上だという事実があるために少しだけはにかんで口元で手を合わせて……)
()
>>454 さすがにー………、それは置いてないとー……………
(言い切れなかった、何でも出て来そうな雰囲気の大家宅だったのを思い出したからだ)
(そしてぱたぱたと先輩のもとに戻ってきた)
奏先輩ー、お待たせしましたー♪
(手にあるのは浴衣、白地に薄っすら朝顔がデザインされており、この時期にはピッタリな代物である)
(それをとりあえず広げて見せて、先輩に合ったサイズかどうか確かめる)
………大丈夫、みたいですね
それじゃあ……入りましょうか、先輩♪
(そういって、上着を脱ぎ始める)
(まさかこんな、こんな涼しげなものがでてくるなんて――
むしろ女物?何で持ってるんだろうあの人男の人ですよね?
などと考えながらゆったりとした布地を見つめる。どちらかといえば少し大きいくらいだろう。
全然問題ない。)
ありがとうございます。大家さんにはこちらから後で言っておきますね。
(にっこりと笑うとフラフラと立ち上がって足首まで隠れる薄手のロングスカートの止め具を外し、すとん、とその場に落とす。
続いて上着に手をかけて、まくる――なんともいえない匂いが衣服や髪にこびりついていて
この申し出がホントにありがたいものだったことが身に染みた。)
(上着を脱ぎ去るとふるん、とグレーのスポーツタイプのブラに包まれた胸が揺れて――)
(ほぅ、とひといき吐くと上着を脱いだときに乱れた黒い髪を軽くかき上げて、気だるげに肘を抱く。
そうしてから瑞谷ちゃんのほうに目をやって――――)
…………ほほぅ。
(上着を脱ぎ始め、無防備になるのを見て悪戯心からついっと背骨の辺りのくぼみに指を這わせてみる)
>>456 〜♪
(誰かと一緒にお風呂に入るだなんていつ以来だろうか?)
(とにかく、今日はいつもより楽しい夜になりそうである)
(特訓に出るのは学校で購入した取りあえず指定というジャージ)
(おしゃれの"お"の字も意識しない機能重視の格好であったため、汚れなんかは気にしてなかった)
………ふぅ
(上下のジャージを脱ぎ、そのまま洗濯機へと入れる)
(これだけでも気分が軽くなったが、お湯に使ったときの気持ちよさとは比べ物にならない)
(中は市販のランニングシャツにスパッツであった)
(そのランニングシャツを脱ぎ始めたその時の事―――)
ひゃうぅっ!!!
(何かが背骨を這った)
(何事か!?とランニングシャツを脱ぎきらないままくるんと後ろを振り返ってみる)
せ………せんぱーい……、
(まあ、何かあろうと心あたるものは先輩のいたずら以外に考えられない訳だが)
(こんな事も普段は無いことだから、顔の下半分シャツに埋もれた顔で笑顔でいられた)
あ、いえ………中々将来有望な背中をしておいでなので、悪戯心というか
記念に撫でておいても罰は当たらないでしょうし拝んでおこうかなーとかっ。
……ふむ、ちょっともったいないかもしれませんねぇ。顔も可愛らしいですし、ちょっと着るものかえれば
男子の目も変わると思いますよぅ?
(実際、顔の下半分を隠し、敏感な反応を見せるその姿のなんと愛らしいことか。
極めて平静な頭が心臓のあたりがキュン、となるのを感じ取った。)
(そんな馬鹿なことをするのをやめて下着を脱ぎに掛かる。
ブラの止め具を外して、フルカップのそれをとると自分でも育ちすぎたと思うそれが先程よりも大きく
たゆん、と揺れて見せて――垂れたら悲惨だよなぁなどと将来性に不安を感じてみたり。)
(いやいや、と将来訪れるであろう、ひょっとしたら既に訪れている現実から目を背けると上と同じくスポーツタイプの
下着に手をかけて一糸纏わぬ姿となり、髪をまとめに入る――ヘアピンはどうにかもっていたらしい)
流石に、湯船に二人は入れないですよねぇ――えっと身体洗うの手伝ってもらった後に
交代で入りましょうか、私髪洗うの結構長いですのでのぼせそうになったらいってくださいね?
(そんなことを言いながら浴室に足を踏み入れる。相変わらず足元がおぼつかなかったが、少しだけひんやりとした
タイルの感触感じ取るまでに感覚は回復してきていたらしい。)
(まずは身体を流そうと蛇口を捻って――――)
>>458 あうー………、背中ですかぁ………?
(相場は胸か腰周りだと自分では思っているので、ちょっとガッカリだったりそうでもなかったり)
でもー…、わたし…そういうことには、あまり興味がないですしー………
(自分でももう少し裕福だったらと思うことはあるが)
(今の自分としてはおしゃれに貴重なお金を使うのはあまり気が進まなかった)
(ランニングシャツと止め具の無いスポーツブラを脱ぎ、これまた洗濯機へ)
………!
(と、先輩の胸元が目に入る………どうにもうらやましいスタイルである)
(そして目線を背け、スパッツを下着と一緒にまとめて脱いで、先輩の後に続いて浴室へとはいる)
(先輩が疲れで倒れないよう気をつけながら)
はい、わかりましたー………♪
(先輩がシャワーを使おうと蛇口をひねる、そして自分はお風呂のお湯を洗面器で掬って―)
バッシャァン!!!
(無防備の先輩に頭から被せた)
【毎度のことながらそろそろ凍結のほうお願いしたいでありますっ】
【スイマーさんは潜水を始めました】
【明日――木曜の同じような時間にっ】
【えーっと、あまり拘束してもアレですから次辺りには〆られるようならばその方向で頑張りますけれどっ】
【「仕方ないから亀さんに付き合ってやんよ」とのことでしたらお言葉に甘えさせていただきたいですけどっ】
>>460 【了解ですっ】
【えーと、わたしとしてはいつまでもロールしていても良いくらいですけどー(何?】
【まあ、そうもいかないでしょうし、こちらも出来るだけ〆れるように頑張りますっ】
【では、また"本日"同じ時間にー、ですね♪】
【いやいやぃゃっ」!そう言っていただけるのはありがたいのですが】
【流石にいろんな人と関わりを持つべきなのでっっ】
【おたがいにがんばりませう〜】
【はいな、日付も変わった木曜日に、ですっ】
【それでは本日はこのあたりでー、お先に失礼しますっ】
【本日もありがとうございましたっ、おつかれさまですっ】
>>462 【お疲れ様でしたー♪】
【それでは、スレをお返ししますっ】
464 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 22:44:31 ID:MiJS/9FJ
夜になっても暑いな
【ロール再開のため、スレをお借りしますねー】
>>表本スレ325
まだ、裏山のほうがよく見えるらしいんですけどー………、
(さすがに「夜」を知った今では一人見に行く気にはなれなかった)
でも、今ここで見られるだけで十分なんです♪
(こうして麦茶を飲んで星空を眺めていられる事がどれだけ幸せな時間であることか)
(いつまでもこの静かな夜が続いてほしいと思う自分であった)
次の……ステージ、ですか?
(と、いうことはまた以前とは別な課題を与えられるということである)
(途中までしか進んでいない前の課題は完走しなくて良いみたいだが………)
『水流使い』………ですか、
(何も考えなくても理解できた、今度は自分の力を"もっと深く"知ること、それが課題なのだと)
(ノートを受け取ってパラリと開いてみる)
(――場合によっては町を出る必要があるみたいだ………、しっかり、準備しておかなくちゃ)
わかりました、奏先輩、必ずこの"課題"……やり遂げて見せますっ!
(今までと違って自分に深く関わる課題なだけに、目つきが真剣そのものになっていた)
【それでは、本日もよろしくお願いしますねっ♪】
【同じく、スレをお借りしますっ】
【本日もよろしくお願いしますっ】
これは前回と違って、もしかしたら愛華ちゃんに危険が及ぶ可能性もあります。
ですので、無理だと思ったら必ず退く事を考えて、それから誰かの協力を得ることを渋らないこと、です。
(注意点はこんなものだろうか……
これから何を知って、何を得るのだろうか……
優しげなその瞳が何を映すのか――――夜空を見上げるその目を見つめながら、浴衣の襟元を少しずらして
調整しつつ………)
………私は、愛華ちゃんのことちゃんと守るつもりですから。
どんなときでも、貴方を一人にさせる気はありませんので………それだけは覚えて置いてくださいね
(……傍によっていつかそうしたように抱きしめようと後ろから手を伸ばして――――)
>>466 危険………っ、
(「力」を知るために何の危険があるというのか、思わず身構えてしまう)
(そういった何らかの組織が………「力」を、狙っているのか?)
はい、約束します、"決して一人で無理はしない"と………
(そうなると、わたし一人で本当にやりぬけられるか自信が揺らぐ)
(でも、わたし自身がそれを知ることを求めた、知るのだと決意した)
(これから………もっともっと深いところへと足を踏み入れる、その覚悟を決めて)
………ありがとう、ございますっ♪
(いつでもわたしには先輩がついてくれている………、そう思うだけで心強く、落ち着くことが出来た)
(いつか、その先輩の力にもなれるよう、夜空に願いを込めて)
…!?
(不意に後ろからきゅっと抱きしめられた)
(思わずノートをぱさっ、と足元に落としてしまう)
あ、あの………っ、奏先輩っ!?
(胸が高鳴る、夜風で冷めた身体が火照ってくる……………)
………いきなりでしたか?
すみません、私、所謂「抱き付き魔」というヤツですので――そうですね。
守るべきものの温かさを再確認………というヤツです。
(苦しくない程度に腕に力を込めると
少し湿り気を帯びている髪を手櫛で整えるように撫でて――)
それから………なんとなく、こうしたい気分になりましたので。
(一緒にお風呂にはいったときとか、「一緒に」という単語を使ったとき
どこか嬉しそうな、楽しそうな表情を見せてくれたから
そんな顔をもっと見たいと思って――だ。)
………今夜、一緒のお布団で寝ましょうか。
せっかくですし……めいいっぱい楽しんでしまいましょう。ね?
(身体を火照らせているなんてことなど露知らずに慈母のような表情を浮かべて、
さらに胸元に抱え込むように力を入れて
お泊りを楽しもうと進言してみて………)
>>468 あう………、
(わたしを抱きかかえる先輩がもっと間近に感じる)
(まだ乾ききっていないわたしの髪を手櫛で梳いてくれてる………)
恥ずか…しい、ですー………、
(頬を赤らめ、先輩の為すがままにされる)
(それだけじゃない…、わたし自身もそうされることを望んでいたかのように動けない)
あの、え…っと、それじゃあ………、
(言葉が続かない…、嬉しさと恥ずかしさと戸惑いが頭の中で衝突してこんがらがる)
そのー………、よろしくおねがいしますー…………
(ポヤーとした表情で先輩に頭を下げる、もうどうにでもなってしまえー)
「布団は………、いらないみたいだねん」
(玄関の外では、"大家"が気配を消して突っ立っていた)
(腕に抱えるは来客用の貸し出し布団)
(しかし、用済みと判断するとそれを抱え、自宅へと舞い戻った)
あはは、そんなにかしこまらなくてもいいのに………
いえー、私も一人暮らし始めてけっこうたちましたから
――お布団の中にいるときに誰かいるってなんか安心しません?
(なんだかかしこまったり、恥ずかしがったりしている姿をなだめようと
頭を撫でながらあっけらかんと笑って――)
(外に何か奇妙というかなんともいがたい気配が通りかかったような気がするが
気のせいということで結論付けて、布団を敷き始めて
それから向かい合うようにして布団の中にはいる――枕がないので明日の朝髪がすごいことになってそうだ。)
(そんなことを考えながらも、久しぶりに眠るときに近くに誰かがいる安心感にほっと一息つくと
そう時間もたたずに寝息を立て始めて――――)
【東風はこんな感じで〆でありますっ】
>>470 先輩も……お一人だったんですねー……、
(一人の意味合いは違うが、それとなく親近感は沸く)
(ふっ…と、緊張の糸が解けて)
そうですね………、わたしも以前、誰かにいてもらえたら………って思ったことがあります
(自殺未遂で入院した病院を退院し、大家に誘われ一人暮らしを始めた頃は本当に寂しかった)
(今ではすっかり慣れたが、前は結構泣きながら一夜を明かしたことがあるのだ)
お休みなさい………先輩、
(そして、先輩の(自分の)布団敷きの手伝いを終え、一緒に布団に入る)
(誰かとこうして一緒に寝られるのも、いつ以来のことだろう………)
(そうして、いつの間にやら眠りにつき)
(寝相で先輩を抱きついていたことを知ったのは朝を迎えて暫くしてからであった―――)
【わたしもこれで〆になりますっ】
【ここまで長々とお付き合いありがとうございましたっ♪(複数礼)】
472 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/06(金) 23:11:02 ID:/cqPIwqk
終わった
【いえいえっ、こちらこそお相手ありがとうございました。
もう、床に額こすりつける勢いでお礼を言わせてもらいますよぅ】
【長時間にわたるお付き合い、本当に感謝でありますっ】
【愛華ちゃんの今後にwktkしつつまた機会があればよろしくお願いしますですよ〜】
【それでは今日はこのあたりで失礼しますねぇ。
お疲れ様でした、おやすみなさいませ、よい夢を〜】
>>473 【お疲れ様でしたー】
【それではまた、機会があれば是非よろしくお願いしますー♪】
【それでは、スレをお返ししますねっ】
下手くそな新人のお守りも大変そうだなぁ
476 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:25:45 ID:Z/FDPiZr
だな
【ANJNJ55mzYさんとのロールに、スレッドをおかりします(一礼)】
(夜更け――)
(深凪にとっては狩りの時間)
(だが狩られる異形にとっては処刑を待つだけの時ではなかった)
(異形は容易く狩れる手合いではなく牙を剥いて応戦した)
(媛名葵の戦いは熾烈を極めた)
(――戦果は上々)
(尾を複数持つ虎型の異形は媛名葵と弐式の前に敗れる)
(舌をでろんと出して己の血に沈む)
(対して媛名葵は無傷 あっても軽傷――)
(しかし予想外に長引いた戦闘によって)
(精神と肉体の疲弊の程は抜き差しならないものがあった)
(加えて血臭と腐臭は嗅ぐだけで心身を蝕む程濃い)
(留まる理由もなければ媛名葵がそこから離ようとするのは当然)
(現場から抜けると住宅街の市民公園に出る)
(人気もないうえに来た時と変わらず街灯が壊れている)
(通り抜ければ――いやもう既に市街に出たも同然)
(血の香りは届かず周りに建っている家屋にはまばらに灯りがついていた)
(一瞬の安堵)
(油断)
(狩りの刻から媛名葵を見ていた大猿状の霧が)
(ある筈のない体重で以て街灯の上から葵を押し潰すかのように飛び降りてきた――)
【今夜はお願いするんだぜ(一礼)】
>>478 (濃い、血と肉の匂いから逃げるように、闇の中に身を沈める)
(怪我といえばかるく肩を打った程度。動かせないこともなく、武器を振るうのにも問題はなかった)
――――。
(だが、痛む頭と重い体。≪弐式≫と能力を過度使用して倒れたあの夜から、
いつもより疲労するスピードが早くなっている気がする。とはいえ、それも少しずつ元に戻っているのだが。
また、しばらくすれば大丈夫だろう――
ふらりとしそうになる足をしっかり立たせて、大きく息をつく。
まばらな光、家々の光に安堵をおぼえる。――今日は、部屋に帰ってすぐに、寝ることにしよう)
………ッ――!
(そう思った瞬間、だった)
(人気のない。むしろ、この時間に人が通ることは推奨されていないような市民公園。
それでも、今日は制服のままで狩りをしていたこともあり、
一応は人目をさけるように道を選んでいた彼女は、上からの気配に目を見開き―――)
こ、の―――ッ……。
(避けようと体をひくも、時は遅い)
(目の前にあるのは猿の形をしていても霧のように見えた。しかし、自分の身にかかる重みは本物で)
(長い髪が地面にちらばり、仰向けに押しつぶされる)
(実体がないのか? そう考えると、その異形を睨みつけて――≪弐式≫で応戦しようと、右手に薄青い光を集める)
【こちらこそ、宜しくお願い致します。(一礼)】
【と、すみません。次のレス、ちょっぴり遅れてしまうかもしれません……ッ】
【少し席を離れなければいけなくなって50分くらいには、帰れると思います。ごめんなさいっ】
なぁにが見えたぁ?
なぁにに見えたぁ?
(甘い女の声で嗄れた老婆が喋るような)
(葵にはどこか聞き覚えがあるような声だがこんな不気味なしゃべり方は知らない)
(つまりこんなしゃべり方をしない誰かの声に似ている)
(二言だけで不快感を煽る霧の猿が形を保ったまま黒い霧を散布しはじめた)
(たちまち周囲は霧に満ちていく)
(実際に霧が出たわけではない)
(幻術によるものだということは葵ならば気づけるだろう)
まっこと生き難い世になったものぢゃ
餌を漁ろうにも娘御の様な狩人が邪魔しよる
その娘御を喰らえる僥倖にあやかれるのぢゃ、あれに感謝せねばの
おっと――呵々、油断も隙もあったもんじゃ無いわえ――
(堅い重み――膝か何かが葵の背に叩き込まれる)
(弐式を使おうとした瞬間に、先読みされたと思わしき周到さだ)
「実体がないのか?」
(葵は、恐らく考えを口に出してしまったのかと錯覚するだろう)
(そう――霧の猿は他ならぬ「媛名葵の声」で喋っていた)
(黒い霧のなかに浮かぶ目と思しき赤い黒点が半月のようになった、笑ったのだ)
【了解なんだぜ(・ω・)】
>>481 (――だれの、声?)
(なんとなく聞き覚えがあるような気がする、でも、どうしても分からない。思い出せない)
(知り合いと照らし合わせようと記憶をさぐったところで、まわりに黒い霧が立ち込めているのが分かった)
………、げん、じゅつ――。
(どうにかその大きな猿を押し返そうと、手に力をいれながら、呟く)
(本物ではないと、感じたのは違和感。本物以上にリアルと感じるのは、自分の体質の所為だろう)
(与えられた暗示などを、普通よりも余計に受け取りやすい体質だから)
あら、まだ私を食らえると決まってはおりませんでしょう?
そして、『あれ』――とはなんでありますか? 可哀そうな娘御にお教え下さ……ッ、ぐっ――。
(背中に何かが叩きこまれたのを感じると、小さく呻く)
(地面でなく首をひねってその異形の姿を黒色の瞳でとらえ、睨みつけようとして――)
――――ッ。
(心を、読まれた?)
(思わず、その目をみひらいた。そして気づく、目の前の声は自分の声で喋っている、ということに)
………精神系の、異形は、私……嫌いなのですけれど。
(瞳だろうか。それがいやらしく笑ったのを見つけて、思わず背筋に寒気が走る)
(しかし、相手が自分に触れているのならば、と――爪先で地面をけり、靴のかかとに仕込んである
隠し刃を出すと、足を動かし、その踵の刃を自分の上にのっかっている突きこもうとして)
【少しは早く帰ってこられました、十全と、です】
初めっから見ておったのぢゃぞ?
気取られぬように抜き足差し足でのぅ――あの虎は強かったかや?
ああしたものの近くで張っておればお主のような上玉にありつける――
呵々、あれは中々どうして見事な技であったのぅ、娘御や
(隙を突いて動いたはずの脛に重みがのし掛かる)
(腕か足か何かで抑え込まれて上がらない――)
(無理に上げようとしては却って危険)
わしは獲物と組み合って喰らうような力は持ち合わせておらぬのぢゃ
あの虎のようにししむらを噛み千切る牙も顎も無い――
安心したか?お主をがぶりとやろうとは思っておらぬということよ
(葵の予想を裏付けるような独白とともに)
(髪をぐいとひっぱり無理に上半身を仰け反らせた)
(どうやってそれをされたか、と葵が反射的に考えると)
(髪の毛を掴んだなにかが考えたものの感触へと変化する)
(そして晒された顔をべろりと舐め上げられる)
(唾液が滴る、生暖かい感触、だが葵の眼にその舌は映らない)
(いや猿は背に乗っているだけ、背も脛も霧の猿がなにかした様子はない――)
【十全とおかえりなんだぜ】
【いまの服装格好の描写を次にお願いしてもいいですか?】
……のぞき見とは、趣味の悪いことにございます。
ハイエナのようなお方でありますね、まこと汚らわしい――、褒めていただけるとは
この体さ、え、――動けば、お礼に貴方も丁寧に、――…ッ、切り刻んで、さしあげるのに――。
(まるで、足かせでも付けられたような重み)
(ぎりぎりと押さえられて、僅かに痛みを感じる足に顔をしかめ、足をあげるのをやめる。
ぐっ、と強く歯を噛み、指先を地面に突き立てる。夏の夜のぬるい地面の温度が、体に伝わった)
――――気色の、悪い。
(背筋に振りかかる声に怖気を感じる)
(負の感情をこめて低い声ですごんでみせるが、その瞬間、長い髪がぐっと掴まれる。
手だと思った。――大きな猿の手が自分の黒の長い髪をつかみ、ひっぱっているのだと)
離しなさい――ッ、
……っ、さわる、な……ッ、―――…っ、く、――…ぅ、や。
(生ぬるくねっとりとした感触が頬を這った)
(確かに、唾液がしたたり、顎を伝って地面に落ちた感触がした。
本能的に感じる、危機感に身を震わせる。だがしかし、今の現状以上に信じられないことは―――)
………なに、なのですか、貴方は。
っ、こんな……―――感覚を、あやつれる、とでも――……?
(うつ伏せにされ、髪をひっぱられている感じは確かにある。痛みも感触も、嫌悪感も全て)
(だというのに、学園の制服には乗られているような皺がよっているわけでもなければ、
学校指定のソックスにつつまれた足が、実際に何かに掴まれているわけでもない)
(黒く長い髪が何かに掴まれているわけでもないのに、からだは、のけぞる)
(指定通り膝上の長さのスカートはわずかにめくれているものの、――感じているものと目に見えるものが矛盾していて)
―――ッ、……離せと言っているのが、聞こえないのですか……ッ!
(それでも、必死に身をよじる。足をばたつかせ、スカートや制服を地面に擦りながら、その束縛から逃れようと)
【このような感じで大丈夫、ですか?】
【簡単に、制服――ということで、十全であります】
呵呵呵呵ッ――そうならぬようにいままで逃げ仰せて来たんぢゃよ
そしてお主のようなことを言っておったものどもをたぁくさん喰らってきた――
そ奴らが、どのような末期を迎えてきたか聞きたいか、んん?
(葵の声の霧がその強気な態度に気をよくしたように饒舌に語る)
(断定はせず想像をかき立てるような言葉を吐きかけてきた)
(舌は今度は喉から顎を、唇から鼻まで舐めあげる)
(呼吸口を一度に湿らせられた、状況の支配者は余裕を持って葵を玩んでいる――)
なぁにが見えたぁ?
なぁにに見えたぁ?
(手が)
(猿か何か――大きさは人並みだが獣毛に覆われた手の感触が)
(足を背を押しとどめていた)
(三本目の手が脇腹を制服の上から掴む)
(四本目の手が俯せの太腿を掴む)
(五本目の手が顎を固定させる)
如何した深凪?弐式よ、わし如きに偉く取り乱しよる――
毛むくじゃらの魔羅を女陰に突っ込まれる己の様でも想像したかえ?
己が獣の腰を叩き付けながら喘ぐ様でも考えて怯えたか?
その後、望まぬ獣の忌み子を孕むまで思い描いてしまったかぁ――?
呵々ッ!呵々呵々ッ!
(幻覚だろう)
(感覚を操るもの、かなり精神の深くまで根を張られている)
(普段は葵が苦戦することもない程度の異形だが、術の強さだけは流石の老獪)
(操作された感覚は現実となにが違うわけでもない、それを幻覚と疑うほうが異常というほど)
(言葉は果たして葵の考えを読んだものか)
(決して有り得ないとは言えないここから先のことを想像させるものか)
(おぞましいことに、何本もの手がそれを現実にしようという動きを開始した)
(腹部をまさぐり制服が捲り上げられ肌蹴られ、太腿もまた解される感触とともに歪む――)
【ありがとうなんだぜ(・ω・)】
聞いてさしあげても、構いませんよ……?
きっと貴方が武勇伝を語る最後の機会になりましょうか、――……ん…ッ、ぁ……ッ!
(気丈に声をあげてみせても、大きく湿った舌が顔を舐めまわすその感触に顔をしかめる)
(獣の匂い、粘った唾液の感触まで、しっかりと脳に届いている気がして――体が、ぞわりと震えた)
っ、なにも、見えない……こんなの、幻覚――だと……ッ。
(分かっている、のだ)
(それでも、どうしてもそのリアルな感触から逃げ出すことができない。思考で否定してみせても、
精神に深く根をさした言霊が、心をえぐり、体に感触を、痛みを、感覚を――伝えてくる。如実に、だ)
―――だまれ、汚らわしい……ッ、
だれが、貴様ごとき――……っ、だれが、そんなもの……、そんなこと、させるつもりが、
(獣の言葉に、脳裏をよぎる光景)
(組み敷かれて、犯されて、涙にまみれて喘ぎ――と、そこまで考えて強制的に思考を遮断する。
今のは、記憶に近かった。思い出せば「あのとき」の痛みも、すべてが思い返される気がして、
慌ててそれを振り払う。初めてのときに感じた痛みなど、いまこのときに思い出している、暇などは無い――と)
ッ、……―――離せと、言っているのですッ。……聞こえぬほど貴方の耳は遠いのですか?
(激情で荒くなった口調を戻し、どうにか平生を保とうとする、が)
……ゃっ―――、ぁ、くっ……さわ、るな……、ッ、
こんなの、偽物で――、偽物、です……っ、ぐ……――やぁ、……!!
(まるで、四方から見えない手で体をまさぐられているような気分だった)
(目に見えない何かが、自分の体に触れ、所為グクの隙間から入り込み、太腿を撫でまわす。
全身に走る怖気と、嫌悪感。嫌い、きらい、やだ――たいちろうさん、いがいと、こんなこと、嫌だ……)
(異形と、なんて――こんなの、こんな無様、≪深凪≫として、許されないのに――!!)
(ぐっと目を閉じ、その感覚に耐えようとする)
(制服はまるで見えざる手にまくりあげられるようにまくれてゆき、淡い桃の下着が露わになる。
小ぶりな胸をつつむそれが、外気にさらされると同時、それなりに引き締まった太腿がいやらしく歪む)
(――歯を食いしばり、声を押さえ、……右手に、集中する。≪弐式≫に、こたえろ、と――必死に念じ、て)
【はい。また何かありますれば、遠慮なくっ、です】
【所為グク……?】
【ご、ごめんなさい、「制服」の間違い、ですね――誠、避難所でなくこちらで酷い誤字は悲惨です(一礼)】
ほほっ! なかなかどうして想像力逞しき娘御よな?
考えたな?いま考えたぢゃろ、呵々ッ、見えた見えた見えたぞ――
はっきり見えたぞ、相当なスキモノか?
もしくは――いや――いまのは夢想したものではないのぅ?
(心の声と眼を覗き込み悟る霧は葵の傷を見逃しはしなかった)
(思い出したくもない過去の姿を感じ取れば霧で覆い隠したくなるようなものが鮮明に葵の心に浮かび上がる)
(それが目的だろう、それが餌なのだろうと、わかっていたところで手立てはいまのところはない)
ほうか――難儀な破瓜ぢゃったようぢゃのぅ媛名葵や?
(切開)
離せぬなぁ、せっかくの餌じゃ、むしゃぶりつくしてやらねばなるまいて
餅肌、餅肌――わしに牙がないのが心残りぢゃ
(晒された白い腹部を舐める舌が二本三本――)
(相当な長さの粘膜が舐りだす、好き勝手に、感触も音も湿りも現実そのものとして襲いかかる)
「嫌い、きらい、やだ――たいちろうさん、いがいと、こんなこと、嫌だ……」
「異形と、なんて――こんなの、こんな無様、≪深凪≫として、許されないのに――!!」
(背後で媛名葵が喋る、弐式への集中を砕く精神の錯覚と混濁を誘う)
(喋りながら腰を僅かに持ち上げられ、外気に臀部が晒される)
(下着越しに新たな手が二本柔らかい尻肉を揉む愛撫を加える)
(そして乳房にも手が届き、下着が一人手にずれたかと思うや形を変えていく――揉まれているのだ)
(おぞましいことに)
(手は獣の群衆だけではなくなっていた)
(大猿の手、男の手、女の手、ざらついた舌、なめらかな舌、先の割れた舌)
異形とはいやぢゃったようぢゃから、普通の営みも多少は味合わせてやるとするかえ
わしの気遣いが染みいるようぢゃろ?呵々ッ
なに、ちぃと人数は多いが愉しめよう
さっきの話の続きぢゃが、悦獄に堕ちて求めながら死んだ娘御が殆どでなぁ――
………―――ひとの、頭に、入り込んでこないで、いただけますか、
あまり、素敵なこととはいえませんよ……気色の、わるい――ッ、だまり、なさい……ッ!
(心の中に強制的に思い起こされる、思い出したくも無い光景)
(まだあの頃は今ほど力はなくて、幼くて、ただ痛みに耐えて、兄の名前だけを呼んでいた。
獣に組み敷かれたあの感覚。背中に僅かに、目をこらせば見える程度に残っている爪の傷)
(それからも何度か、似たようなことはあったとはいえ、あれほど心に嫌悪と屈辱を刻んだのはあれだけだ)
(――そして今、それを思い返し、それと同等またはそれ以上の屈辱と、痛みと、嫌悪を与えられそうになっているのだ)
あ、んぁ……ッ―――、…っ………ッ、く――。
(唇の隙間からわずかでも甘ったるい声が漏れそうになれば、きゅっと唇を引き結ぶ)
(声など聞かせてなるものか、というわずかな意地。腹部をねっとりとしたものが舐めまわし、嬲る感触。
白くそれなりに引き締まった腹部が、頭の中では唾液まみれになり、ぬるぬると犯されていく光景がよぎる)
―――ッ、だから、人のあたまのなかに、入り込んでこないで、ください……ッ!
んっ、あ………土足で、頭、のなか、かき回されてるみたい、で――ッ……にしき、なんで……ッ、答えてくれないの、≪弐式≫――…。
(尻を僅かにもちあげられると、半ば四つん這いに似た格好になった)
(自分の声で自分の思考が反復されるそれに光を僅かに蓄えていた手が震える)
ふっ、ぁっ…、ッ―――お気遣いいたみいります、っ、まったく、その悪趣味には、辟易――、ぁ…ッ!
(弐式が使えない。その焦りを隠すように、余計に気丈に声をあげるが)
(まくれたスカートの中身。ブラジャーと同じ薄い桃の下着の上からあらゆる手が尻を揉みほぐす。
ブラジャーがまくりあげられ、手に収まる小さめの乳房が歪む。
その頂ごと、ぐにぐにと――まるで、ひとりでにそれが歪んでいるような光景が目の先に見えた)
っ、残念ですけれど――、分かっているのでしょう? こんなの、慣れて、いますから……、
だから、別に貴方など……、なにも、――ッ……ぁ、他のコと一緒に、しないっ…で、…ぁ。
(乱暴な手つき。細い指先や、しっかりとした大きな手、毛に塗れた獣の手――様々な手が全身を撫でまわし揉みほぐす。
呼吸に僅か艶がでて、それを押し込めようとまた唇を引き結ぶ。びく、ぴくっ、と時折その体が、震えて)
そう言われても困る、わしはこうして永らえておるでな
口惜しいか?辱められて怒っておろうなぁ?ならば黙らせてみせよ異形狩りよ?
このままではただ貪られるだけぢゃぞ?それこそ狗のようになぁ――呵々
ならば助けでも喚んでみよ、仲間か?兄か?それとも「郡太一朗」かぁ?
悪夢が終わるかもしれぬぞ?叫べ、喚く様もわしに糧になるだけぢゃがのぉ
(怒り悶える程に霧の葵は上機嫌になり、術もその力を増しているように見えるだろう)
(そう見えるだけだがそれにどう抗うというのだろうか)
無垢なる股を割られ人外の魔羅を打ち込まれた時の心地はどうぢゃった?
随分とまぁ早熟な女の目ざめよな?まだ生えてすらおらぬわ、呵呵々ッ
それからも幾度か慣らされたと――覚えておるか?そのときお主の「女」がどう応じたか?
忘れたと思うてか?忘れられるものではないぞ――覚えておるのぢゃ
ほぉれ、こうして奥から奥からかきだしちゃろ、痛みも、悲しみも、怒りも、快楽も――
(想像のまま粘液が地面に落ちた――幻覚ではなくなっているという幻覚)
(手も舌も事もあろうに女を存分に心得ていた)
(そして葵のことも、これが屈辱であると心得ているからこそ葵の声を模しているのだ)
(記憶だけではなく肉体も徐々に目ざめさせていく)
(掌と指先と濡れた粘膜が、乳房に先端に尻にとなぶる)
(尻肉を揉む手が次第に荒々しくなると同時に尻たぶをぎゅっと割り開き、腰を僅かに上げさせた)
(狗が求めるかのような姿勢を強いられた)
その通り淫らに染まるのに躊躇を抱かぬ解れた身体ぢゃなぁ?
気付いておろう、すこぉしずつ、すこぉしずつ開きかけておるでな――ほうら
(レコーダーを再生したかのように声と喘ぎを真似て背後から囁く「媛名葵」)
(屈辱であろう、それには言う筈のない淫語も明け透けな要求さえある)
……体の自由さえ取り戻したら、―――すぐにでも、八つ裂いて、やりましょうや。
(はっ、と短く息を吐きだしながら怨嗟の言葉を紡ぐ。でも、確かにその一方でその唇は甘く濡れていて)
―――……名前、呼ばないで……、私じゃない、私の声で、私の大事な人の名前、呼ばないで…ッ。
(憎しみを噛みころすように声をあげる。
分かっている。気持ちを高ぶらせれば高ぶらせるだけ、自己を束縛するその手が強くなる事は、
だから、つとめて冷静にならなければ、と――、その感覚に堪えながら何度も何度も体を震わせた)
……ッ、はぁっ……んっ――くっ。
忘れました……そのようなもの、ッ……あ、っ…――記憶に、ござい、ませ……ッ、ゃん!
(言葉を選んで返しながら、ぐっと強く唇を結んでいたのだが、
まるで嬲るような言葉を落としてくる自分と同じ声に、体が反応するように熱くなる。
意識と別に、急に体が火照る――下腹部の、奥の奥から、熱い刺激がよみがえるようで)
(暗示に体が沈んでゆくのが意識出来た――尻を高めにあげられ、尻を割り開かれる。
下着はいつの間にかずりおろされて、小さな窄まりと、そして草むらの奥の割れ目が外の空気に触れる)
(ぐにぐにと尻が歪むたびに、秘部が垣間見えては隠れ、柔らかな尻の感触をその手に伝えていく)
ッ……これ、だから……ッ、精神操作系は、嫌い、だと……ッ、あっ……、
うるさい、――そんな声で……ッ、わたし、そんなこと、言わな……ぁっ――、やぁ、だ……。
(徐々に、徐々に心が蝕まれてゆく。抗いようのない、精神への干渉)
(気持ちに反して、体はむしろその干渉を積極的に取り入れるように受け止めていく。受容の能力ゆえに)
(自分の甘い声が、喘ぎが、聴覚から脳を犯して――…まるでさも、自分が交わっているのは
そのときの獣か、はたまた別の人間か、――それとも愛しい男か、それすらも少しずつ、混濁してくる)
――、だめ……、だ、め………ッ、これいじょう、こころのなか、入って、こない、で……ッ、ぁあ。
(自分の声が卑猥な隠語で男を求める。指先は地面をぐっとつかみ――全身が、唾液に“塗れてゆく”)
呵々――気丈なものよの、斯様に尻を揺らしおってからになぁ?
如何なる女傑も益荒男もそう云う、そして貴様も例に漏れずそうぢゃ――
しかし甘みには耐えきれぬものよな、想念などほうりなげて、
最後は獣のように緩みよがっておったわえ――死に際の男は面白いぞ、よく射精しやる
(性的な興奮から葵を辱めているということではないと告げている)
(ではこの拷問は一体どこから現れたものか)
(霧の中かそれとも次第に熱くなり始めるその下腹部の奥の奥からか)
「太一朗さん」の御姿を想えばよかろ、おぬしが女として焦がれ愛する男の顔を――
恋に留まらぬ浅ましさと切り離すことは出来るまいて?呵々ッ
なぁにが見えたぁ?
見えたぢゃろ思い出したぢゃろ、おぬしの足を無理に割るものらが与えたものが痛みではないことをな
己の肉に女を自覚したこと、忘れたとは云わせぬぞ?
ならばこの口で/その口から語ってみせよう/もらおうか――
(精神が鞭打たれ切り刻まれていく)
(そのうえから舐め回す、体中が汗と粘液染め上げられていく)
(尻たぶを揉む手もそこそこに新たな手と舌が晒された窄まりをつつきだし解しだす)
(そして朗々と甘く歌い出す「媛名葵」、凄惨な筈の思い出を甘美な視点で語りはじめた)
(いままでのことを一から、そして郡太一朗との甘さもいままですべて記録されていていたかのように)
なぁにが見えたぁ?なぁにに見えたぁ?
ほうれ見せちゃろ、坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いてっとな――
(葵の目の前の霧が揺らぐ)
(影がある)
(――なにかが向こうにいる)
(充血した乳頭が舐められて弾かれて抓られる、乳房が寄せられてその狭い間を舌が往復する)
(腹部はあますことなく舐められ続けており臍のすぼまりだけを狙う舌もあった)
(背筋も肩甲骨も濡れはじめ、背に遺された傷痕にさえ陵辱の手が届く)
(揉まれるだけだった尻たぶにさえ舐め回す者があらわれ)
(ついに手つかずの割れ目を犯す指先と舌が、一度に三人分)
(撫でられさすられ舐められ啜られるなか、葵が考えてしまう己の姿が)
(霧の向こうに映し出される――)
>>492 ……いや、です――何で、お前なんかに、私の大事な人を、重ねなくては……ッ、ん、
あ――ッ……ッ、絶対に、死んでも、やだ……やだ、ぁ……ッ――!
(ずくっ、と下腹部が疼く。まるで愛しい人に嬲られたときと同じような昂りが体を支配する)
(歯噛みしながらそれに耐え、必死に地面に爪をたてる。指先の痛みも、意識を保つ綱だった)
っ、なにも、見えない……痛かったっ、あんなの、痛かった――痛かった、だけ、です。
ずっと、抜けなくて――大きく、て……ッ、なかに、狂うかと思うほど、熱くて、いっぱいの精を――…っ、おもいだしたく、ないのに。
っ、だまれ……、だまれだまれ、だまれ、だまれえええ―――っ!!
(声をあらげ、自分の経験を、浅ましい体験を、甘美な交わりを、全てを掻き消そうと――自分の声を掻き消そうとする)
(そして、その凄惨な痛みを甘美のごとく語る自分の声を必死にしていした。
気持ちが高ぶれば逆効果と分かっているけれど、否定しなければおかしくなってしまいそうで)
(そして彼との交わりまで全て、こいつに穢されるのが、嫌だった)
――なにも、何も見えるものか……ッ、なにも、みえな――……ぁ、あ――…?
(熱く滾る体全体。露出した肌は淫らに色づき始め、頬は赤く、瞳が潤む)
(感じたくないのに、強制的に高ぶる体。それだけでなく、それを堪えることすら許さない精神への侵略)
(涙目の黒瞳が見つめた先に見えるのは、淫らな自分の姿。
無残に制服をひきちぎられ、布の欠片をまといながら、あらぬところを舐められ弄られ、身悶える姿)
(桜色の乳頭が目の前の光景と同じように、ぴんっと立ち上がる)
(熱くねっとりと舌で全身を舐め上げられると背筋が震え、胸が僅かに揺れ、唇から甘い息が漏れた)
(窄まりを狙う舌、そして秘部を弄る舌と指先が――目に、はいると)
あっ、…――ッ、あ……ッ、やだ、――…っ、あん……はぁっ、―――ぁ、あ…!!
(ぎゅっと目をつむって、その光景を見ないようにする)
(じわり、と葵自身の秘部からは望まぬ蜜が滲み、――心と裏腹に、体が、いいようもなく高ぶる)
(見たくもない光景は脳裏にこびりつき、目をつむったいまでも、葵の心を苛んだ)
>>493 呵呵々、なにを言う、男に縋らねば在られぬほどに狂っているおぬしを気遣ってやっておるのぢゃぞ?
振り払うならそれも良かろ
過去へ過去へと遡り己で己を犯したいと言うのであればのぅ
(窄まりのなかに指が舌が、尖った桜色の先端が左右それぞれ違う口に吸い付かれる)
ほんとうに――ほんとうにそう、でしょう、か?
(「媛名葵」が問いかけるのは「痛かっただけか」と)
(痛みと苦しみの記憶、無力が招いた屈辱の光景、連綿と続いた敗北と命を繋いだ成功の繰り返し)
(それが本当に苦だけだったのかと言えるのかと蕩かしにかかるのは「媛名葵」の唇)
(身体が今火照っている事実が本当に今だけなのかと精神と記憶に問いかける)
(快楽に堪えようとすれば精神を意識せざるを得ず、逆ならば肉体の快楽が高まる悪循環)
(ほんの一瞬の油断から葵はそこに転がり落ちてしまっていた)
どうれ、ではまずくれてやろ
(栓が抜ける音を小さくしたものと同時に尻穴と腸への刺激が消える)
(代わりに窄まりにあてがわれる「なにか」)
(ゆっくりと尻穴を犯しはじめる「なにか」)
(先の髪を引いたもののようにそれは葵が感じたものとなる)
よかろ?ほれ、なにかの?
男か?獣か?それとも「太一朗さんの」?
呵々ッ、それとも夜の公園でひとり発情してる女を見つけた誰ぞやも知れぬなぁ?
(狗のように背後から本来はそのためではない器官に「なにか」をねじ込まれる)
(眼を閉じてもいままでの経験と今しがた垣間見た己の姿からは想起せずにはいられない)
(本当に己の顔は苦痛に歪むのだろうかと疑ってしまうかもしれない――)
―――っ、ひぁ、……ッ、―――……っ、ふ、……ぁ、あ!
っ、後ろ、やだ……ッ、やだ、触るな―――っ、舌、ぁっ……やめ、やめてくださいッ!
(尖りきって硬くなった胸の頂に吸いつかれる。舌が先端をかすめ、ちゅう、と吸われる刺激)
(そして尻穴に入り込む温かくねっとりとした舌と、無骨な指先。
自分のここを弄った相手などたった一人――ゆえに、その感覚がリアルにそこに再現されて)
(背をのけぞらせ、びくびくっと全身を震わせる。甘い刺激は、「彼」に教え込まれたそれそのもので
それが余計に嫌悪感を刺激してくる。だが、――その嫌悪も、自分の声に徐々に掻き消されて、
そして、ゆっくり確実に、「快楽」として書き変えられてゆく―――)
ふ、ぁ、……――あ、……ッ。
(ちゅぷ、と舌が抜け、指が尻穴から抜けるカンカク)
(相変らずに胸の頂は舌に舐めまわされては吸いつかれ、唾液に塗れ、濡れているけれど、
舌が離れた今、尻穴も似たようなもの――ぬるりとした唾液に“塗れた”感覚に支配されている尻穴が、ひくつく)
あ、ぁ……っ、やめ、なんで――ッ、……っ、やめ、あっ、あぁ、ぁあ……ッ!!
(熱い何か。尻穴にあてがわれて、そして、びくびくとその脈動をつたえる、何か)
(――それが、ずぶりっ、と小さな尻穴の広げて、入り込んでくる。
自分では見えないが、太く硬く熱いそれに後ろの穴が無理矢理に広げられている光景は、簡単に脳裏によぎり)
(愛しい男のそれが一瞬だけ頭をよぎるが、必死にそれを振り払う。重ねるのだけは、嫌だった。
重ねればきっと、気持ちも楽になるだろう。でも、それだけは――まだ、欠片の自我がある今はそれが嫌で)
ッ……あっ…ッ、やめ、抜け――ッ、抜きなさいっ……ッ!
貴方のような、獣のそれなど……ッ、あっ……ふ、―――ッ…!あ、っ、ああ……!
(結果、想像してしまったのは獣のそれ。太く硬く、荒々しく尻穴を抉らんばかりの――、
そしてそれを想像した瞬間に、それ相応の激しい圧迫感が体を襲った。内側から、押し上げられるような苦しさ)
(唇の端から唾液が零れる。苦しさに混じり、侵食してくる快楽に堪えるように、ぎゅうと目をつむった)
ほうれ、嬉しかろ?おぬしが望んで待ちに待った獣の魔羅じゃて――
菊も端から愉しめようとは得な性分よのぅ、呵々ッ
(腸に埋まり圧迫する獣の剛棒)
(葵が「望んだ」「求めた」と霧は言い、留めようのない勢いと体重がかかっていく)
(奥へ進み押し広げる剛棒、犯すのは獣ながら獣の動きではない)
(手と舌と変わらず葵の肉体が望む場所、精神が悦ぶ場所を熟知した動き)
(否と正が混ざり合う精神が休まることはなく、異形の性交にさえ慣らされていく)
愛する者を考えれば良かったものを、勝手知ったるものを味わえたと言うのにの
腰の揺すり方も知っておろ?
どのように悦ばせていいか熟知しておろ?
まったく手間をかけてくれるわえ――
一から教えてやらねばあるまい、まったく、「最初」から変わらぬものよなぁ
(アナルを犯される――快楽)
(記憶の中から呼び起こされる――悦楽)
(嫌悪さえ心地よくなりかねぬ情欲が――)
(あってはならぬ快感がすぐそばに迫っていることを)
(なしてはならぬ動きを身体が知っていて出来ることを報せ自覚させる)
(背後から突かれ、腸からぬめついた音を立てさせられる)
ほうれ、では今度はこれを見せちゃろ――刮目せよ、己の在りのままの御姿ぞ
(笑い声とともに、両の太腿が抱え上げられる)
(Mの字に開かされたまるで赤子が小水をさせられるような姿勢を強要される)
(そして霧の姿見にそれが映し出されてしまうと)
(皮切りになったかのように第一の絶頂の並みが轟と押し寄せる――)
―――っ、望んでなんか、ない……こんなの、好きな、ものか……ッ、
あ、はぁっ……っ、ぐっ……あ――、
お、おっき、い……なか、広がって、裂けちゃ…ッ、あっ、ふぁ――…!!
(黒色の瞳は半端に緩み、後ろからぐっとかかる力に応じて太く硬い獣の棒が、
ぎちりっ、といやらしく尻穴を広げて奥へ奥へと入り込んでくる)
(胸の頂を、そして、秘部の中に隠れた小さな芽を指先と舌が嬲り弄り、ぐちゃぐちゃにする感覚。
体をぐちゃぐちゃにまじりあった感覚が支配して、頭の奥が白く染め上げられそうにさえなって)
(唾液と涙が、顎をつたい、ぽたり、と地面に落ちた)
っ、――やだ、やだ……だれが、だれが、お前なんかと、重ねて、いやだ……!
それなら、獣のままに犯されたほうが、まだ――っ、ひい、あっ、動くな、動かない、で……!
ふぁんっ……やだっ、あっ――ぁん、……ふあ、あ……あっ……ぐっ――!!
(本来交わりの為のものでない器官。それを豪槍にほじられ、えぐられ、突き上げられる)
(彼との交わりとは全く違うはずなのに、強制的に体の奥から呼び起こされるあの快楽。
違う刺激に異なった快楽が一緒になりながら、ぬちゃ、ぬちゃ、と尻穴をそれが抉る音が響く)
……はぁっ、あっ――ッ、あんっ……あ、ああっ……、
(堪えるように左右に首を振り、歯を食いしばる)
(黒い髪がゆれる。そのあいだに、足がかかえあげられ、はしたない格好をさせられた。
そして目の前には霧にうつった自分。はしたない部分、そして――見えないはずの肉棒が目の前の霧の自分には深く深く突き刺さっていた)
ッ、――く、やだ、……ッ、あああっ、あっ、やめっ……ッ、ひっ――ッ……!
いやだっ、いやですっ――やだ、やだ、こんなので、いきたくない、だれ、だれが――……ッ、
あっ、ああぁっ……あんっ、あぁっ、やだ、やだ…っ、――い、さ…ん……あっ、あ、あぁああ、ぁあ――!!
(そして強制的に呼び起こされた絶頂の波)
(その波が足先から頭のてっぺんまで彼女を呑みこむと、全身を激しく痙攣させた)
(唇から零れた唾液は顎をつたい首筋にかかり、秘部はひくつき、――ぴゅっ、とはしたなく潮が零れて)