(可愛らしくじゃれ付くように抱きついてくる菫を受け止めると
軽く背中をたたいて、くしゃりと頭を撫でて)
中等部、でサッカー部、副部長?
っていうと前山君――前山 馨くんの妹さんでしたか……
(自分が彼を知ることになったきっかけの役柄だ「中等部サッカー部副部長」。
確かたまたま見かけた校内新聞で彼を知り、話を聞いたことを思い出して)
(知人であることが知れると菫に続いて自分の名前をノートに書く。)
すみません、渡し貴方のお兄さんのことしっていました。
お見舞いって言うことは怪我でもされたんでしょうか………大事になってなければいいのですけれど
えっと、よければお見舞いご一緒させてもらってもいいでしょうか?
少し様子を見ておきたいところですし………
【すみません、眠気がっ】
【凍結………でいいでしょうかっ】