>>519 (解放された瞬間に、宙に解き放たれた妖気――
「よくない」気配にぞっと背を振るわせる、この匂いが先輩には分からないのか…
むしろそっちにぞっとして、声をあげようとして――)
『触るな!滅っせよ!』
(一瞬早く、手の中の子犬が警告を発する)
『どうやら祠に封じられていたものらしい、その者からは敵意と憎しみしか感じられぬ。
――元来たところに返してやるのがよかろう』
(そう言われて銃を握り締めるが、先輩と絡み合うようにして至近にいる狐に狙いを定めることも出来ず)
媛先輩っ――!
(半ば悲鳴のような声を上げて思わず立ち上がる)
(狐に突き立てたナイフはなんとも頼りない手ごたえをよこす。
粘度のある水につきたてたような、妙な感触を葵の手に返し、
それでもなにがしかのダメージがあったのか、3本の尾を持つ妖狐は葵に尾を掴まれる前に、
中空で物理法則を無視して身を翻して、再び地に伏せると身をたわめ、
急所を狙って濁った目で葵を見据えてまた素晴らしい早さで葵に襲い掛からんと飛び掛り――)
(触るな、という声にすっと手をひっこめる)
(「悪いもの」という確証が得られたら手加減はする必要などない―――、
そう考えている彼女は、自分がどれだけ「匂い」に鈍感になってしまっているのか気づいていないらしい。
気配や殺気は感じ取れる。でも、それが「何」なのかを判別することは、“今の”彼女には出来ないことだった)
――――ッ!
(妙な手ごたえに顔をしかめながらも、次の攻撃に構える)
(だが、後ろに一歩さがりながら彼女が取りだしたのは両手に五本ずつのスローイングダガー)
……奇妙、ですッ!
(一本、二本、と威嚇するように飛びかかる狐に向かって銀色の塊を放つ)
獣のような感触ではありません、もっと柔らかい、スライムのような……ッ、
その子のことをお願いたします、水鏡さん、……あと、こちらには近づかないで、くださ――っ、いっ!!
(飛びかかるその獣をギリギリの動きでどうにか避けながら、
またシュッと空を斬る音と共に銀色の刃を狐の方にむかって放っては、身を翻す)
(嫌な汗が背中に伝うのを感じる)
(心臓のあたりが“ざわざわ”する――自分じゃないものが、自分の中で騒いでいるのが分かった。
それでも、できるだけ、できるだけ「これ」は使ってはならない。
その努力をおこたってしまえば、自分の往く道がどうなるかくらい、自分でも分かっているだから)
今日の貴方は、もう、『彼』になれないのです、から……ッ、
怪我でもしたら、取り返しがつかない――自分の防衛に終始してください……ッ、――ッ、くっ。
(追いかけっこのさなかに銀色の刃を投擲しては、また身をひるがえす)
(当たったのは10本のうち半分くらいだろうか――その手に残りがなくなれば、
次のものを探るように後ろに手を回して―――ちらちら、と水鏡と仔犬の方を確認し、その無事を確かめる)
>>521 (攻撃に全く効果がないわけでもないらしい。まだ片手で抱えた子犬が吼える度、
妖狐は身を震わせ、先輩の放つ刃が身を貫いて――しかしそれは向こう側へと突き抜ける。
何かいつもの精彩を欠いて先輩の動きがおかしい?――そんな風にも思うと腹をくくって)
頼んだよ、あいつを弱らせてくれ…
(地に下ろした子犬のお腹を少し撫でてやると、銃を放り出し、地に転がった先輩のスローイングダガーを、
両手に握り締め、逆手に握って)
今日はもう無理なのは分かってるけど…あいつを倒す、僕に力を貸せ、不知火…
(投擲するタイミング、身を翻して回避しようとする妖狐の動きを見極め――)
(ここしかない、と見切ってちょうど投げられたナイフを回避しようとした妖狐に両手で抱き抱えざま、
手に握ったナイフを突き立てる。ぬるりと頼りない手ごたえがしたものの、
抱え込んで相手の動きを止めることは出来た――が、そこまでが限界で)
た、の、みま…せ、ん、ぱ…
(ダガーを突き立てた腕に噛みつかれ、牙が食い込むのを感じる。
それでも離すものかと手に握ったダガーをおぼつかないなりにえぐるように突き立て、
妖狐を抱えたまま歯を食いしばって耐えて――)
(子犬が喉をのけぞらせ、一際高く吼え声を夜空に響かせる。
気配が凝縮するように、身を守るかのようにたよりない宙に漂う気配が妖狐に凝縮して、
今まで見られなかった血が、水鏡がつきたてた腹からどぷり、とあふれ出し――)
(相手の出血を感じて、これなら大丈夫、先輩がなんとかしてくれる――そう思った。
実体化するように気配がしこり始めた妖狐の体を抱きかかえ、こちらの腕からも血が滴るのを感じながら、
筋肉をぎゅっと締めてそれ以上牙が食い込むのをなんとか押し留めて、先輩の止めを待つ。
痛かったけど、困ったような、済まなそうな曖昧な表情で一瞬先輩の方を見やって――)
―――――ッ!!!
(喉元まで出てきたとんでもない罵声は、結局は形を成さなかった)
(近づくなと言ったはずなのに、目の前で妖狐にくいつかれ、その動きを止めているのは
まぎれもない水鏡恭弥で―――、こういう無理をすると思ったから、近づくなと言ったのに、と唇を噛む)
(だが、こうしていらだちを覚えているのは本当は水鏡に対してじゃなかった)
(≪弐式≫がなければ、これほどまでに斬撃の効かない敵に遅れてしまう自分に対してだ。
だから、言葉にならない咆哮のような叫びに力を乗せ駆けた彼女は
―――右手と左手の間にピンッと張らせた鋼の細い糸を、ぐっと狐の首にかけて、そのまま勢いよく引っ張った)
…………、はぁっ。
(彼女が大きく息を吐きだしたその瞬間に、―――狐の首から上と下が“ズレた”)
(実体化したところを捉えられた狐の頭は未だに彼の腕に牙をたてたまま、固まっている)
(その“ズレ”から一瞬遅れて、吹きだすのは鮮血)
(そして最終的には綺麗に首と体が離れて、その血まみれた断面が顔を出し、彼と糸を濡らした)
っ、近づくな、と………申し上げました、でしょう……?
(怒りか、呆れか、焦りか、何か)
(ともかく何かの感情で声が震えるのを押さえるように彼女は言葉を発すると、
未だに彼の腕にくいついたままのその口に遠慮なく取りだしたナイフを突き込み、こじ開けようと―――)
>>523 (終わった…手の中で完全に相手がこときれた、その気配を感じる。
少しほっとすると同時に痛みも改めて認識して、顔を顰めて――
執念深くくらいついた牙が先輩のナイフでこじ開けられ、離れていく際の鋭い痛みにも少し体を震わせてしまって)
せ、先輩の言うこと素直に聞くようだったら、僕は今こうしていませんよ。
それはもう、分かってるようなもんだと僕は勝手に思ってましたが。
(減らず口をきいて強がって見せて)
『どれどれ…大した傷ではなさそうだな。それほど深いわけでもない。
筋も骨も無事のようだから大事あるまい』
(いつのまにか笛を元の通り首に掛けてとてとてとやってきた子犬が水鏡の傷を覗き込み、
ぺろりと血を舐めとって)
『安静にしておけば後遺症も残らないだろう』
(そう言うと、あたりに漂う妖狐の気配の残滓を、宙に口をぱくぱくとさせて喰らっていく。
妖狐の体もぼんやりと、霞のように消えうせてしまうと、
やがて妖しい気配は完全に薄れ、いつの間にそれほどの時が経ったのか、
もう真夜中と言っていいほどに月は天の半ばを過ぎて朧にあたりを照らして――
時間の大幅な経過を除けば、ようやくいつもの街に戻ってきたのが感じられて)
そういうわけで大したことない怪我ですし、必要だったら明日直しますし。
(血に転がったスポーツバッグからタオルを取り出し、とりあえず腕に巻いておく。
特に止血する必要もなさそうだ、と軽く腕を振って確かめて)
先輩が注意してくれたのはありがたいですけど――
僕はああいうの、なんとかしないではいられないんです。
でなければなんのために――
(先生を殺してまで、ここにいるのか。最後はさすがに言葉に出来ずに、うつむいて唇を噛むに留めて)
なんとかなったし、これ以上は言いっこなし、にしませんか?
本日2度目、ですけど。
(自分の負傷にはそれ以上言及せずそっけなく言って、足元でかしこまった子犬を見やる。
確かに自分達だけではどうしようもなかったけれど、この人語を喋る犬をどう扱ったものか、図りかねて…首を傾げて)
【大変申し訳ないのですが先輩のレスにて再度の凍結をお願いいたしたく…
土曜日中・日曜も同様にどちらかの予定は空けられます。
あともう少し(ものすごく自信がなさそうだ!)だと思うので、次回で〆にもっていけると、その、思います】
(苛々する、胸元がざわざわする、思考がぐちゃぐちゃになりそうになる)
(―――目の前の男が痛みに身を震わせたのが、
軽口を叩いて強がっているのが分かれば、余計にその気持ちが増していく―――、訳の分からない感情だ。
今まで感じたことのない激情の波が彼女の喉元まで押し寄せていたが、彼女はそれをどうにか喉で止めていた)
…………深いとか、深くないとか、大事だとか、大事じゃないとか
そういう問題ではありません。だれが助けろと頼みましたか、だれがそうしろと言いましたか?
(静かに。だが、やはり声が震えるのをどうにか押しとどめているようなそんな声)
(「何のために」――その言葉の続きがなんとなく想像できて、さらに喉元にある感情が膨らむ。
他人が傷つくことなど、本来そこまで気にすることではなくて、
生きさえしていればそこまでの何かを感じることなんて、
今までなかったはずだった――まあ、特別に思う人間が怪我をした場合を除いてだが――)
よくないもの、がっ……入っているかもしれない、ですから、
きちんと、何か清い水で洗い流してください――かような適当な処置、認めません。
(それでも、必死になって喉で膨らんでいるその感情が口を通って外に出ないように堪える)
(わざとらしいと感じられるそっけない物言いが、さらにじわじわ自分をいらつかせるのが分かった)
………、どう、したいですか?
(水鏡のタオルを剥ぎ取ろうと試みながらも、黒い瞳を犬に向ける)
(そうして尋ねるのだ。――これからさき、貴方はどうするのですか?と、「その犬自身」に)
【大丈夫、です】
【私の方は金土日とかなりゆるーい週末をいただけたので、それではとりあえず土曜で構いませんか?】
【時間はお昼でも夜でも水鏡さんの宜しい時間にあわせられるか、と】
【それでは土曜日、13時でどうでしょう?最後のレスを打つのに誤字の修正が半端なく…
それでもまだおかしなところが残っていそうなのはご容赦ください。
もう少しほのぼのする予定なのがどうしてこうなった!なのに自分でwktkしてしまう自家中毒な僕でよろしければ、
土曜にお会いしましょう。時間の都合はこちらもつきますので、先輩の都合のいいように変更してくださって構いません。
そして本日のお相手のお礼を申し上げて、お先に失礼させてもらいます。
おやすみなさいませ、媛先輩】
【心配なさらないでください―――まったく気づいていなかったうえに誤字は私の得意分野です】
【ついでに日本語がおかしいのも、得意分野でs( 】
【まったくと、こちらこそ申し訳ありません―――ということで、13時了解いたしました】
【わんこさんには十全とほのぼのどころかデレデレさせていただきました、可愛かった……。
こちらも、多分次で、終わる、と思い、ます……な、展開に持っていってしまっていますけれど、
そんな私で宜しければ土曜13時にと、こちらこそそのままお返しさせていただきます】
【おやすみなさい、水鏡さん】
【場所を貸していただき、誠にありがとうございました。場所をお返しいたします】
530 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 02:49:41 ID:YK2SaAwC
蒸し暑い
531 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 16:27:25 ID:YK2SaAwC
いい天気
>>376 …それは興味深いな。
(手応え有り。従矢曰わく、距離を取らないと、永久が死ぬ。
会う訳には行かない理由がある、が合っていたようだ)
(その情報は、価値がある。奏家の風習などに特に興味はないが、
これから自分や拓兎が、どう立ち回るべきかを判断するのにおいては、役に立つだろう)
申し訳ないが、分からない。
僕はたまたまあなたの妹に遭遇し、あなたの事を聞いただけだから。
だから、あなたがどうしてそんな行動を取ったとか、奏家の事情については詳しくない。
もう少し聞かせてくれたなら、彼女に話すことを考え直すかもしれない。
(一種の脅しとも取れる発言をしておきながら、晶は平然とした顔で従矢を見る)
偉ぶるつもりはないが、下手に出るつもりもないからな。
謙虚なのはいい事だ。日本人の美徳だろう?
(首から下は微動だにせず、けれど少年には珍しいそんな軽口を返した。
一方的に相手を知っていたり、こんなぞんざいな口調を
使う自分にも関わらず、特に怒る様子も見せない従矢に、少し警戒心は薄れたようだ)
(――――と言うより。この場の雰囲気をブチ壊す
和服少女の、気ままな振る舞いのせいかもしれない。
なんとなく、黒上いろはという先輩を思い出した)
(緊張感がまるでない。片手で頭を押さえ、下を向き長い溜め息をついた。
いや、それを言うなら従矢も同じかもしれないか?
……ん、ジューシロー?探しにくいように、改名でもしたのだろうか)
そんな噂では、かえって怖いもの見たさの人間がやって来るだろう。
可能なら、一般人などの事情を知らないものには不可能なように、やり方を変えてほしいものだが。
(気を取り直し、プライベートだけでなく、仕事の方もきっちり進めていく)
【スレをお借りしますね。それでは、よろしくお願いします】
………だろうね。
ったく、もうちょい物分りがいいっつーか空気が読めるヤツなら俺も大助かりだったのによー
あー………こっちの事情か。
奏はな、っ昔っから当主になるための条件っつーのがあるんだよ。それが能力よりも優先される。
それが俺にはなくて、永久のヤツにはある。
けれどもいつからかはわからねぇけど、当主の証を持っていても能力が及ばない場合にある対処法が確立されちまったんだ。
当主の証をもっていたとしてもそいつよりも当主に相応しい能力を持ったやつがいた場合に行われる、な。
それが、存在そのモノの抹消。初めから居なかった事にするんだと………それが殺すのか幽閉なのかはわからない。
ただ俺がアイツと一緒にいたらアイツはそういう目にあうことになる。
――自惚れかも知れねぇけどな、親父やお袋はともかく、他のお偉いさんは俺を当主に置きたがっている。
それくらい俺とアイツの実力差はついちまってる。
……………………誰だって妹が死ぬのは嫌だろ?だからよ――――
(ため息……腰に手を当てて目を細め、眉間に力を入れる。)
――――余計なことしてみろ、葬式にテメェの骨は残らんぞ。
(殺意がその眼からあふれ出る――時間してコンマ数秒ほど。それでもそんコンマ数秒だけ溢れた殺意は
兵部へ向けられたものにかかわらず、夜闇に眠る野生動物たちをざわめかせ、裏山全体を振るわせる。)
馬鹿にしてんのかっ!せめてもうちょっとフレンドリーに来いよ!!
オラ、ダチとメシ食いにいくときくらいのノリでよ。
まぁ、奢りじゃなくてワリカンなんだけどな、ハハッ――って具合にな。
「従志浪の役立たず。」
うるせぇよ、お前のほうこそここの管理者なんだろーが。何かねぇのか?
お前を呼ばなけりゃ、修行できねぇようにするとかよ。
「残念ながらここを作ったのは妾ではない、ずっと前の奏じゃ。故にここの式はさっぱりじゃ。」
「なんか、こう、こういう術や儀式に詳しいものとかおらんのか?そのモノにここの儀式内容を弄ってもらえばいいじゃろ。」
そもそもどういう構造してるのかすらわかんねぇからな。
文献が残ってりゃそこから何とかできそうなんだが、家にゃ帰れねぇしな…………
(お手上げ、といわんがばかりに両手を上に向けて)
【同じくお借りします。こちらこそよろしくたのむっ!】
………そういう事か。
(大体は推測通り。結局のところ、一番の問題となるのは
二人の行動ではなく、取り巻く周囲、奏家のこと)
(能力が優れているなら、証などに拘らずそちらを当主にするのは分かる。
だが、証を持つ人間を処分するのはどういうことだ?
大規模な家庭故に、周囲への面目を保つ為必要なのかもしれないが、
それでは結局、証そのものの意味などないだろうに)
拘っているのか、拘っていないのか、理解不能だな―――――。
(刹那、向けられた殺気。木々や動物がざわめくより、体が
先に反応する。ライトのスイッチを入れ、跳ね上がった銃口が従矢の顔を捉えた)
(ああ――――迂闊だ、油断し過ぎていた。だが――――どうでもいい、か)
(大した殺気だとは思うが、不思議と怖くはない。
何故だろう。ほどなくして、その理由は分かった)
それはすまない、僕にあなたと敵対する意志はない。
まあ、もっとも――――妹一人守れない兄に、そんな事ができるとは思わないが。
(銃を下ろし、淡々と感情のこもらない言葉を紡ぐ)
(自分の兄ならば、例え何が相手だろうと間違ったことには
必ず立ち向かい、どんなに傷付こうと、姉や自分を守ってくれた)
(奏の人間も大事なのか?あるいはその風習も?
いずれにせよ、彼は抗うことを止めたのだ。つまり、そういう人間だ)
(だから、どんなに力や技能に優れていようと、殺気を向けられようと、恐怖はなかった)
では、従矢。
永久ならば、やり方さえ分かればこの術式を改変できると見ていいのか?
(フレンドリーに来いと言われ、名前を呼び捨てにすることにする)
(正直奏という名字の人間が三人もいては、呼び辛いというのもあった)
さてな………この制度自体うやむやになっちまってるからな。
実際、俺が頭角現すまで俺自身この制度は知らなかったわけだしよ。
古くからある家なんてどれもこんなもんなんだろ。
(突然ライトに照らされ、眼がくらみそうになる――がそれでもそれが銃口である以上
その銃口から目を反らす事はせず…………)
言ってくれるじゃねぇか………ナニ、怒ってんの?
確かに妹一人守る事放棄した俺だよ、だから「従矢」も「奏」も捨てた。俺はそういう人間だ。
けどよ…………
妹を護るためにつけた力が妹を殺す権力(ちから)を呼んでも、妹を護るっつー意思(ちから)までは捨てたつもりはねぇ
俺は俺のやり方であいつを守る。そのための「従志浪」だ。
――――無様に尻尾巻いた負け犬でもテメェの喉食いちぎるくらいはできるんだぜ?
(波長の乱れが従志浪に何かを伝える、正確にはわからない、けれどもこちらを馬鹿にしていることはわかる。
そして感じる僅かな怒り――――脅しは逆効果だたことを知る。)
テメェも一度自分が「護るためにやった努力」を「殺すための努力」に変えられりゃわかるさ。
(言葉に出ない言葉が振動となり突き刺さる。今はこの力が鬱陶しいと思わざる得ない
言葉を重ねるたびに兵部の正義感に似た何かが伝わってくるのだから。)
従志浪………従志浪だ。テメェがなんと言おうと――いや、テメェの言うとおり俺は永久を護れんかった身だ。
そんな男がアイツの兄貴の名前名乗るわけにもいかねぇだろ。
それでだ。…………正直わからん。
霊術関係は他よりはまし程度だったからな………体術は体格もあって絶望的だからそれ関係は駄目だといえるんだが。
コレばかりはやってみねぇとわからねぇよ。
…………アイツを信用するなら、ってところだ。
信用できねぇようなら――霧雨には世話になってるんでな、祠は壊させん。
(腰に当てていた腕を胸の辺りまで上げ、軽く掌を開く――いつでも揺らせるように。)
そんなものだろう、風習なんて。
ひっそりと、けれどしっかりと代々受け継がれていくものなんじゃないか?
(少なくとも、自分の家はそうだったから。とはいえ
奏家とは比べものにならない程小規模―――しかも、大したものではない)
別に僕は怒っていないよ。そこまで彼女に入れ込んでいるわけでもない。
怒っているように感じたのなら、それはあなたが自身にそう思っているのかもしれないな。
(さらりと受け流し、肩をすくめる。怒り、などという
はっきりとした感情ではない。それでも無理矢理形にするのなら、軽い失望といったところか)
(それも従矢個人に、ではない。従矢の『兄』という立場に対して、だ。
自分の『兄』は、彼に対して愛を、強い憧れすら抱かせるほど
何事にも真面目で、どんな苦境にも立ち向かい自分を貫き通す、鉄のような強い人だった)
(従矢には従矢の事情があるのだろうし、考えがあるのも分かる。
だが、それが自分を納得させるに至るとは思えない)
一応忠告しておくなら、僕に噛み付くと、目立つぞ。
…なら、そういう風に変えたものを排除すればいい、そう僕は思うけれど。
結局のところ、今でも彼女は救われていないのだから。
(彼の名乗りに頷くと、その話に耳を傾ける。確かに
従志浪の知る限りでは、永久は当主としての腕は少々心許ないようだ)
(腕を組み、しばらく考える様子を見せた晶だが―――やがて、二人へと視線を向け唇を動かす)
なら、一度永久に話を持ちかけてみるとしよう。
もし彼女でも不可能だった場合、他に手段がなければ、やはり破壊する他ないだろうが。
(戦闘態勢を取りつつある従志浪に対しても、報告書を
読み上げる秘書のように、自分の判断した結果を伝える)
(動くならば引き金を引く、でなければ戦うつもりはない、それだけだ)
目立つ………ねぇ?
ソイツはめんどくさそうだ。つーかよ、結局のところどうなんだよ。
勤めて冷静に感情剥き出しにしちゃってるテメェは永久に俺の居場所を話すのか?
論点もどそーや。俺のことよりもそっちだ、大体、何をやるにしても後の祭りだ。
もうちょっとこれからできる事いおうや。
(ため息混じりに首を何度か振ると、手を開き、そして再び閉じる。)
――………ったく、テメェみたいなのがいるから「異能」「異形」を守ろうなんていう≪奏≫みたいなのが出てくるんだよ。
もうちょい融通利かせろよちびっ子。
(今までも定期的に足を運んでいたこの「修行場」だが、祠の破壊=霧雨の死の可能性がでてきたため
今まで以上にここに足を運ばなければならなくなった。
もしかしたら霧雨を守ることで永久を守りきれなかったことを帳消しにしようと考えてるのかもしれない。)
「諦めよ、汝にも童子の言っている事はわかっておるのだろう?」
「汝らの問題でこそあれ、逃げ切れるようなものでもあるまい。」
………それはわかってて永久に俺のこと話したとみていいのか?
「さて、どうなのかのう」
(袖で口元を覆いながら無邪気に霧雨が笑う――永久の笑顔とダブった気がした。)
あー、永久が式の変更なり解呪なりできなかったとしても俺はこの祠を壊させん。
それだけは譲らんからな。
――やるつもりならいつでも来い、負け犬の遠吠え聞かせてやるからよ。
(――引き金にかかる指に力が篭っている、が。それは自身の動きを牽制するためのもの
互いに無用な争いは望んじゃいないようで――今のところ互いに相手が動くなら、程度の認識らしい。)
好きにしろ、そう言っていただろう?
(だから好きにさせてもらう、と晶はそれきり、彼の妹にどう教えるかは言わなかった)
(後の祭り、と称している彼には、これからも抗うつもりはないのだろう、と考えながら。
自分は知るまでが役目であり、それに対してどう動くのかは、永久や拓兎が決めることだ)
融通が効かないのは、奏の作り出したその術式の方だろう。
自分の家の騒音を、撤去する僕の度量のせいにされても困る。
(またもや軽口を叩きながら―――けれど、僅かに体は反応する。
「異能」のみならず、「異形」までも守る?
それが事実なら、いずれ合い見えることになるかもしれない。
それがこの男か、あるいは妹の方かは分からないが)
(ああ、なんだ、結局そうなんじゃないか――――傷付けることでしか、守れない。
仕方ないだろう、大切なものを守りたいなら。あの紅髪の青年も、黒髪の少女も)
(幼い顔に似合わない、自嘲気味な笑みを一瞬浮かべたが、すぐに無表情を取り戻す。
大切なものだけあればいいんだ。他のことなど、考えなければいい)
了解した。どうせどちらも譲らないだろう。
後は、どちらかが永遠に黙るまでやり合うだけだ。
(そう言って手の中の拳銃をくるりと回し、小さく頭を下げた)
(そして背中を向けると、足の先へとフラッシュライトを向ける)
色々と教えてくれてありがとう、従志浪。何かと助かったよ。
【では、僕はこれか次のレスで〆ますね】
…………チッ
(つまり、自分が望む結果は自分で手に入れて見せろ、という事なのだろう。
兵部がどう動こうとも、その結果永久がどう動いて、奏がどう動こうとも。
――彼なりの叱咤なのかもしれない。)
(面倒だ、そう思わずにはいられなかった――――)
「いや、一応此処も奏の土地なんじゃがな………少なくともこの祠の周囲は。」
「――こういう場合どうなるんじゃ?」
俺が知るか。
…………お前も案外根性ねぇのな。
(不意にポツリと漏らす――「諦め」に似た波長を感じ取ったからだ)
他人に理想押し付けるのは良いけどよ、テメェのこと棚に上げて言ってるんじゃ世話ねぇぜ?
ま、コレも俺が言えた事じゃねぇんで聞き流してくれて良いけどよ。
不器用だしな。お互いに………
(銃が下りたのを見てから腕を下げ、対象から視線を外す。
表情の乏しさのわりになんと言うか………という感想を持ちつつ)
――納得はしちゃくれてねぇみてぇだけどな。あ、後面倒ついでに一つ。
名前くらい名乗ってけ、ちびっ子。
【了解した。次かコレで〆にするな。】
それなら尚更、しっかりと鍵をかけて管理してほしい。
(とはいえ、明確に私有地であると表す看板などを立てたとしても、
踏み込む輩はいなくならないだろう。それこそ鍵のような結界でも施さない限り)
(ただそんな一般人に対して危険なものを設置するなら、
そういった対策も前もってすべきだとは思うが、どの位前に作られたかが
分からないので、作った時点ではそんな可能性を考慮する必要がなかったのかもしれない)
………ああ、結局変わらないな。僕も、あなたも。
(背中を向け、表情を悟らせないように同意する。
この世界のルール、殺さなければ守れない。それに自分も、抗うことを止めているのだから)
(『兄』としての彼の姿勢に、理想を押し付けたつもりはない。
感想こそ漏らしたが、従志浪の姿勢に無理矢理な指図はしない。
つまるところ、彼自身もそう感じるほど何か後ろめたいことがあるのだろう)
(それは、自分にも当てはまるのか?いや、これは仕方ないじゃないか。
それ以外に、守る方法はないのだから――――結果として結局、彼と同じ言を吐くに収まる)
(実に偉そうな事を言えるものだ。他人の悪い所だけはよく見える、相変わらず)
(何だろう、あの愛しい少女の真似事でもしたくなったのか?
自分には、やはり無理なんだろうか。あんな風に、誰かを救うなんて)
兵部、晶。奏先輩と同じ学園の、中等部二年ですよ。
それではさようなら、従志浪さんに霧雨さん。
(去り際に振り向き、幼い顔立ちを強調する冷たくも
大きい瞳を二人へと向け、そして再び前を向くと、深紅の
ケースを背負った小柄な体は、夜の闇へと静かに溶け込んでいった)
【はい、では僕はこれにて〆にしますね】
(結局のところ抗った事を止めたとしても
名前を捨てたといったしても過去はついて来る――何処までも何処までも。
奏の先人が作ったもの然り、継承者問題然り。)
………ま、あそこに通うしかねぇわなー
(ふと、その学園がある方向を向く――――この地とこの場所が結ぶ奇妙な縁
それが呼び寄せた少年の名前をしっかりと刻み付ける。)
「うむ。霧雨様でも構わんぞ、童子。」
普通呼び捨てに強要だろ、後名前名乗ったんだから名前で呼んでやれ!
っつーか、中坊だったんだな………ま、できたら次は穏やかに会おうや。
じゃーな、晶。
(闇に溶け込んだ背中を思い、なにやら思案する。
――これからの事、これまでの事、向き合わなければならないこと。
――自身のしていた事の事実。)
――――しかたねーだろ…………俺もアイツも弱すぎたんだ。
(木々の合間から見える月光が優しい、淡い光をふりまく――
その中で思う事は多々ある。それでも)
「従志浪。」
…………忘れてないって訳か
「当然じゃ、影歩全力で頼む。」
(――山済みになった考え事よりも今はコンビニに走るのが先らしい。)
【んじゃ、俺はコレで〆だ。】
【うむ………まさか説教してくれるとはおもわなんだ。NPC扱いの癖に気ぃ使ってもらってワリィな。】
【此処までの付き合いに感謝するぜ。】
【ふふ、そこまで大したものではないですけどね。今の晶なら、きっとこうした
だろうなぁと思ったことを、したまでですよ】
【結果として、慣れないことはすべきじゃないなとなりましたが。
ま、何はともあれ、二日間お付き合い頂きありがとうございましたっ】
【今度の奏先輩とのロールにもwktkしつつ、失礼しますね。お疲れ様でした】
【スレをお借りしました、お休みなさい。ノシ】
【うんにゃ、こっちが受け取るわけにも行かないから素直に応じなかったけれど
永久のヤツならもうちょいマシな反応できてたぜ
多分、成長度合いを見せるためにはそういうのは良いと思うぜ。今回は相手が悪かったって事で。】
【「その期待に応えられるように頑張りますっ」だそうだぜ。プレッシャーかけてくれ。】
【お疲れさん、お休みよい夢みなよ。】
【こちらもコレで失礼する。以下空室だ】
【スレをお借りしました。】
544 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 02:54:19 ID:yRdonFTu
アバよ!!いい夢見ろよ!!
545 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 17:32:08 ID:yRdonFTu
ウー!!
【葉月とスレを借りるぜ…】
【解凍にスレを借りるねっ】
>>117 よ、よろこんでない……よろこんでないからぁ……きゃぅっ……あん!
……そ、それは…ボクじゃないもんっ!あぁっ……あん、きゃぁん……!
(幼い容姿に幼い心。小さな子供の我侭のように、教師の言葉に反発し続ける)
(ヴァルギガスに犯されていた時は、媚薬と初めての快楽によって、割とあっけなく堕ちてしまったが)
(一度経験したということもあり、必死に我慢するも、あれから何もされていなかった尻穴への責めに体は悦び)
(口からは抑えきれない喘ぎ声が次々と出て、頬も段々と紅潮して……感じているのが丸わかりでもあった)
(教師の夢の内容は、ウインドがヴァルギガスにされた陵辱行為と全く同じで)
(葉月はそれを必死に違うと否定するが、その必死さが逆に不自然なことに気づくこともなく)
きゃふぅっ……ん…あ、ああぁ……きゃぅん!
や、やだぁ…ぼ、ボク……きゃぁっ…こんなので、きもちよく……あぅ、んっ!なりたくないよぉ……!
きゃはぁぁっ……先生の舌ぁ……お尻の中、ぐりぐりってぇ……あん!あっ……きゃぅぅっ!
(一度屈してしまったからこそ、次にヴァルギガスに同じことをされても屈しないと決めていた葉月)
(だが、魔物ではない、人間の舌だけで容易く体は反応してしまう現実……迷いなく更に激しくなる舌の動きに)
(少女の誓いなど簡単に崩れていくようで、舌を離したくないというように強く締め付けながらも、嫌がるように首を振って喘ぐ)
(とろとろと溢れる愛液が無毛の秘所を濡らし、じわりと小さな肢体に汗が滲み始めて)
んぅっ……や、やめてくれるの?きゃうううぅぅっ!?
ゆ、指…はいっちゃってるよぉ……きゃぁぅ…あっ、あぅん!
きゃはぁっ……そ、そんなことぉ…い、いわないもんっ!きゃふぅ、あんっ……!
(抜かれる舌。僅かに拡がったアナルからくる空虚感よりも、やめてくれたのかという安堵が大きい)
(だがほっとしたのも束の間、まだ閉じきっていない尻穴に突き入れられる、教師の指)
(完全に油断していたところでの挿入に、葉月は体を大きく跳ねさせて悲鳴をあげた)
(舌よりも長く自由に穴を拡張させることのできる指に、ヴァルギガス以来の尻穴調教が再び開始され)
(コリコリと腸壁を擦られ、少し指が動くだけでビリッと電気が走ったかのような刺激に、葉月の口は開きっぱなしで)
(処女ではないのかと知ろうとする教師に答えずにいるが、それがどういう結果になるのかは知らないでいた)
【じゃあ今日もよろしくね!】
【時間いっぱいボクにえっちなことしちゃってね!】
気持ちよくなりたくないって言っても身体は正直なもんだな。
へへぇ、まさか俺も実際にこんな台詞言う事あるなんて思っても見なかったがよ。
風見のガキくせぇと思ってた声が、こんなに厭らしくなるなんて思ってもみなかったぜ。
なんだよ…もうマンコまでヌルヌルになってんじゃねぇか。
気持ち良いんだろう?
俺に悪戯されて、アナル弄られてるってのに、それが気持ち良いんだろ?
素直になってみろよ、えぇ?
(体育教師の執拗な責めが、体の芯まで調教されつくされた葉月のアナルに絶え間なく続けられる)
(少女の排泄孔を舐めるという、少し常識から外れた性行為に、初めての変態性欲の目覚めを覚えた男は無我夢中になり)
(首を振って幼く甲高い喘ぎ声を漏らす、発育が遅れ気味の葉月の身体にどこまでものめり込んでいく)
(どれだけ快楽を感じているのか、分かりやすい印としての滲む愛液を確かめて)
(言い逃れできない証拠を見せ付けるように、一度口を離して、秘部の愛液を指で掬い取り)
(粘り気のあるその淫蜜を指に纏わり付かせて葉月に見せ付ける)
止めるわけねぇだろ、こんなにエロい声だしておいてよ。
そら、舌じゃ物足りないだろうと思ってな…
くへへ…指が食いちぎられそうだぜ。
まぁいい、風見が処女か処女じゃないかは後でじっくり確かめりゃすむ事だ。
やっぱすげぇ尻の感じ方してやがるな……
こことか、こことか、こんな風にとか…何しても派手に感じてくれるな。
(体育教師の太く固い指は、調教と舌責めで緩んだアナルに簡単に埋まりきって)
(長い指は軽々と舌の届かない場所まで腸壁を擦り、抉り、そして掻き混ぜる)
(中で遠慮のかけらも無くゴリゴリと指を回し、鉤のように曲げて、指の腹で腸壁を押し上げるように擦り)
(好きに葉月の敏感に仕立て上げられた腸壁を犯して、そしてさらにもう一本…)
(指を食いちぎりそうに締め付ける穴に無理矢理二本目の指までも突き入れていく)
風見…ゴクッ、お前…すげぇいやらしくて、可愛いなこの野郎…
なんか見てるだけでどんどんハマっちまいそうだぜ。
もっとおめぇの声が聞いてみたくなってくらぁ…
(二本の指が腸液を掻き出すようにピストンし、アナルをメチャクチャに苛めながら広げていく)
(その淫らな光景と葉月の淫声に体育教師ももう雄の本能に抗えず、ジャージのズボンを蹴るように脱ぎ)
(もう硬く準備の整った肉棒を剥き出して、指の変わりにそれを挿入していった)
【おう、こちらこそな!】
【久しぶりの風見の身体、堪能させてもらうぜ】
きゃぅぅっ!だ、だって……こんなこと、されたらぁ…きゃふぅ!
や、やだぁ…ボク、そんなに濡らしちゃって……んぁ…おまんこ、びしょびしょに……?
…素直って……ボクは、素直だもん…い、嫌だから、嫌って……言ってる、だけだもん…
(直腸を押し広げる教師の舌が、弄ぶように執拗に暴れ、突いてきて葉月の小さな体を刺激する)
(教師の夢中になっている行動は、葉月の弱点であり、性感帯として調教されたアナルを責めるというとても相性のいいもの)
(水穂ならば容易く堕落していた乳房などの責めであれば、まだ反応は弱かったのかもしれないが)
(一番感じて、一番気持ちいい部分をピンポイントで責められて、喘ぎ声を抑えるなんてことが出来る筈もない)
(雌の匂いを発する愛液を見せられ、あの日のようにいやらしい汁を流してしまっていると思い、悔しさで表情を歪ませる)
(そして教師の言葉に反抗するかのように言い返したのは、正義のヒロインとしての意地か)
(それとも子供のように反発したかっただけか、どちらにせよ、その言葉はたどたどしく、どこかいやらしい熱さを持っていた)
きゃはぁぁ……あん、あ!お、お尻の穴、めちゃくちゃに……なっちゃうよぉ…きゃぅ、きゃひぃぃ!
だ、だめ、そこはだめぇ!ごりごり、やだぁ!あん、きゃふっ……あ、あぁん!
はぁはぁ…も、もう抜いてよぉ……あ…きゃぅぅぅぅ!!に、二本……はいっちゃってるぅ…も、もう、無理ぃ…
(ヴァルギガスに散々開発されたといっても、人間相手にされたことはまだなかった)
(魔物の舌や触手と違う、人間の指。よく知っているからこそ、直腸内での動きが想像できてしまい)
(より敏感に反応し、きゅっとアナルを強く締め付けて、両手もぎゅっと力強く握り締めて)
(言葉ではどれ程嫌と言ったとしても、締め付ける尻穴。絡みつく腸液。そして流れる愛液が感じていることを証明し)
(そして無理やりに入りこむ二本目の指。無理だと言いながらも、ヴァルギガスの巨根を飲み込んだアナルが入らないはずはなく)
(むしろ二本いれられたことで感じ方も激しくなり、教師からは見えないだろうが、その顔は快楽に蕩けきっていた)
そ、そんな激しくぅ…きゃぅ、きゃん!あ、あん……あぅ、きゃひぃ!!
ゆ、指で…めちゃくちゃにされたらぁ……きゃふぅ…き、気持ちいい…気持ちよくなっちゃうよぉ!!
……た、助けて…日向ちゃん……水穂ちゃん……あぅっ…ぬ、抜いて、くれたの……?
お、おちんちん……や、やだやだやだぁ!おちんちん、入れちゃ……きゃううううぅぅぅぅっ!!
…きゃぅ……おちんちん、お尻の穴に…入っちゃって……ぼ、ボク…もう、だめぇ……
(教師の激しい指での責めに、葉月は犬のように鳴きながら、愛液を零し続ける)
(今まで必死に我慢もしてきたが、それも限界が近く……快楽を認める言葉すら言い始め)
(またあの時のように乱れてしまうことを恐れ、大切な親友であり仲間である二人の名前を呼んだ)
(勿論返事も無く……その二人もまた、ここじゃないどこかで淫らな調教を受けていることも知らずに)
(再びアナルから異物が抜かれ、今度こそ言葉が届いたのかとゆっくりと振り向くと、そこには体育教師の肉棒)
(舌よりも、指よりも長く太いそれは、あの日のヴァルギガスのモノを思い出させるには十分で)
(最後の抵抗なのか必死に声を上げて暴れるが無駄だった)
(少女のか細い抵抗など気にもせず、押し広げられた尻穴に、巨根がずぶずぶと押し込まれていく)
(その刺激に葉月は呆気なく屈して、小さな体を強張らせながら絶頂を迎えた)
めちゃめちゃに…か、そりゃ魅力的な話じゃないか。
風見ぃ、お前が悪いんだぜ、こんなにいやらしい声出してるから俺だって夢中になっちまうのさ。
俺だって、ガキっぽい風見にここまで欲情するなんて思っても見なかったんだぜ。
なんて気持ち良さそうな穴してんだよ…
指に絡み付いて、ここオマンコじゃねぇってのにヌルヌルしてよ…
ケツの穴もオマンコのようにビショビショになっちまうんだな、いやらしい声、聞かせてもらうぜここでよぉ。
(二本の指がアナルの中でヘシ折られそうになってしまう)
(それ程入れた瞬間の圧力は強かったが、すぐにアナルは受け入れるように絶妙な締め加減に変わり)
(腸液もかなり量を増して、まるで膣穴のような蕩け具合になってしまっている)
(指を蠢かせるだけで、小さな身体が大げさに跳ね回り、その反応が面白くてどうしても太い指が悪戯っぽく腸内で派手に動き回る)
そうか、気持ち良いんだな。
やっと素直になったか…めちゃめちゃに激しくされるの、好きみたいじゃねぇか。
だったら指よりももっと太くて長いものだったら、もっと気持ちいいだろう?
風見を尻穴マニアのエロ少女に俺のチンポで変えてやらぁ。
うぅぬっ!!
すげ…締まる…オマンコとは全然違うケツマンコ…こんなすげぇもんだったとは。
やば、こりゃハマる…風見のケツマンコ気持ちイイッ!!
(初めて自分から気持ち良いと快楽を認めるような喘ぎをもらし)
(その言葉を聞いた体育教師は喜び勇んで、指の責めを激しくしたが)
(責めれば攻める程に指に絡まってくる腸壁の具合の良さにもうたまらなくなった男は肉棒を突き入れて)
(指で感じていたアナルの心地よさを肉棒でしっかりと味わった瞬間に、葉月がアクメを向かえ)
(アナルファックでの絶頂を極めると同時に、肉棒に驚くべき快楽がはじけてしまい、早速その味に無我夢中のピストンを始めて)
風見ぃ…お前イッたな…
俺のチンポ、このドスケベなケツマンコに入れられてイッただろう。
まるで搾り取られるような締め付けで、俺もイかされる所だったぜ?
なぁ、もう諦めちまえよ、もうチンポ入れられちまったんだからよ。
楽しもうぜ、そのほうがずっと楽になるってもんだ…
俺も風見は気に入ってるんだぜ?
(その言葉の通り、始めは発育不良の葉月よりも、雌の色気十分のお嬢様である水穂のような女が好みだった体育教師だが)
(執拗に毎晩見る夢の内容と、実際に犯してのこの葉月の可愛く淫らな反応にすっかり心を動かして)
(今では本気になって葉月を快楽で落とそうとしている、その証明に腰使いも激しく容赦もせず)
(葉月の達したばかりのアナルを太い肉棒は未だに力強く犯し続けているのだから)
んきゅぅ……あ、あぅん!ぼ、ボクだって……きゃぅぅっ…こ、声、我慢したいけど……あん、きゃふぅ!!
こんな、いっぱい擦られちゃったら…む、無理だよぉ……あん、きゃぅ、きゃひぃぃ!
あんっ……そんな、強く動かしちゃ…きゃぁん!も、もう、やめてよぉ……お、お尻の穴、弱いのぉ…きゃふ、きゃはぁん!!
(声をあげなければ相手を欲情させることはない……そんなことを知らされても無理だった)
(最初から声をあげないようにはしている。だが、そんな葉月の努力を嘲笑うかのように、アナルを掻き回す教師からの刺激が強い)
(心だけは折れないようにと最後まで頑張ろうとはしたが、体はそうはいかず、教師の一方的な責めによって完全に堕ちていた)
(体ももう快楽で力も入らずに、抗う術は言葉だけ……だがその言葉も、口を開けばすぐに嬌声に変わり)
(びくんびくんと、腸壁を擦られ押し込まれる度に小さな体を跳ねさせ、教師を喜ばせていく)
きゃぅ、きゃふぅん!は、激しくするの、やだぁ……気持ち、よくて…あん、あっ……声が出ちゃうよぉ…
……きゃひいいぃぃ!きゃぅん!お、おちんちん……動かしちゃ……あん、あん!
お、お尻、ずぼずぼされちゃってるぅ……きゃふっ…ま、また……おかしくなっちゃう……も、もうボク…また、おかしくなっちゃうぅ!
(遠慮などない、太い指による荒々しいまでの尻穴責め。体の幼い少女は当初の嫌がる素振りから、あからさまに感じている反応に変わり)
(時折愛液を噴くなど、軽い絶頂すらも見せ始め、もう完全に堕ちるのも時間の問題であり)
(肉棒を挿入されたことによって、葉月が形成していた強固な盾は砕け散った)
(守るものを失い、あの日と同じようにアナルへと肉棒を突き入れられれば、待っているのはひとつ)
(あっという間に迎えた絶頂の余韻に浸る間もなく、激しく動き始める教師の腰)
(めりめりと大きく押し広げられたアナルから感じる、耐えようもない快感)
(正義のヒロインではなく、ただの少女として犯され始めながら、葉月は再び尻穴陵辱の悦びに目覚め始め)
きゃん、あん……あぅん!う、うん……ぼ、ボク、イっちゃった…先生の、おちんちんで、イっちゃったぁ……
あ、きゃひぃ!気持ち、いい……先生の、おちんちん…あん、きゃはぁっ……気持ちいいよぉ…!
た、楽しむ……うん、ボクも…楽しむからぁ……先生も…きゃぅっ、あぅっ!おちんちん、たくさん突いてぇ…
お尻の穴……け、けつまんこに……おちんちん入れられるの、大好きぃ…きゃぅ、きゃぅぅん!!
(一度の絶頂で砕けた心は元に戻らず、次に出てきた言葉は、教師への完全な服従とも言える堕落宣言)
(今まで必死に我慢してきた分なのか、言葉もどこか色気を帯びたものになり、悩ましげに腰を動かす)
(教師の判断は正しく、激しい腰使いは葉月の堕落を早めるのに役立ち、一突きごとに尻肉に腰がぶつかる乾いた音がして)
(その衝撃にすら快感を覚え喘ぐ。もうすっかりと、風見葉月はヴァルギガスによって犯されたあの日へと戻っていた)
(アナルはまるで引きちぎらんばかりに強く締め付け、ゴリゴリと腸壁を擦る強くも甘い痺れに酔いしれ)
(教師が何度もケツマンコと言っているのを覚えたのか、言葉を直してまで言い出したのは)
(喜んで貰えれば、もっともっと犯してくれるのだろうかという期待すら篭っていて)
【やっぱりボクもいやらしいこと言った方が喜んでくれるかな?】
【もし喜んでくれるなら、このまま淫語調教みたいに覚えこまされちゃうのもいいかも】
【後、今日はここまで……かな?】
【淫語調教いいな…そのつもりは無かったけど、葉月の声で言われるとクるものあるかもしれない】
【俺は何でも喜ぶぜ…葉月もいよいよ素直にエロくなってきたしな】
【そうだな…次一往復すると1時過ぎてしまいそうだし】
【次は木曜日に空くと思うけれども、風見の方は都合どうだ?】
【日向ちゃんや水穂ちゃんにもやると、皆同じ言葉になっちゃうからね】
【ヴァルギガスちゃんがそれでもいいなら、好きな相手に好きな言葉を教え込んじゃっていいよ!】
【ちょっと反抗しすぎちゃったけど、これからはまたえっちになっちゃうから安心してね】
【木曜日はまだわからないかなぁ……金曜日は絶対大丈夫なんだけど……ヴァルギガスちゃんは金曜日はどうかな?】
【三人居るんだからそれぞれに味を加えていかないと】
【みんな同じことしたら、面白みが薄れてしまうからな、いいさ風見はケツ穴奴隷ポジションだから】
【三人が三人ともみんな同じような事されても、一番の場所は違うというのが良いんだから】
【いやらしい風見、大好きだぞ、よろしく頼むよなこれからも】
【それで金曜は…俺がダメなんだなぁ…】
【この日は遅く帰ってくることが決定してしまってるんだ】
【うん、じゃあその辺りはヴァルギガスちゃんの好みってことで!】
【水穂ちゃんや日向ちゃんにどういう風に教え込むのかも楽しみにしてるねっ】
【ボクもえっちなヴァルギガスちゃん大好きだよ!よろしくね!】
【そっかぁ……土日なら両方ともあいてると思うけど、どうかな?】
【たくさんすることありすぎて、こんがらがっちゃうかもしれないけどな】
【日向はまだだが、獣姦で膣穴をたっぷり可愛がって中出しの快感が止められないような】
【そんな穴に開発できればと思ってる、水穂お嬢様はまたぐっとくるキャラだからな…】
【露出放尿で羞恥責めをたっぷり教え込みたい】
【素直で可愛いな、だからヴァルギガスも葉月にはちょっと違う可愛がり方してるんだろう】
【土曜なら…夜9時くらいから先は空けられるんじゃないかと思う】
【その場合遅くまで出来るからいいかもしれない】
【やりたいこといっぱいだね。本当にヴァルギガスちゃんはえっちだね!】
【うん、ボクたちもそんなヴァルギガスちゃんの期待に応えられるように頑張るよっ】
【ボクは……ペットみたいに可愛がられちゃってたからね。それでも嬉しいな】
【じゃあ土曜日の夜9時くらいに待ち合わせにしちゃおっか】
【少しくらい遅れても大丈夫だから、何かあれば言ってね!】
【遅くまでお尻の穴たっぷり犯されて、尻穴奴隷になるの楽しみにしてるね!】
【じゃあ、少し眠くなっちゃったから先に寝ちゃうね】
【久しぶりに遊べてとっても楽しかったよ!これからもよろしくね!】
【病気にならないように気をつけてね。おやすみぃ】
【スレを返しちゃうね】
【セイントナイツ達にダメな事が無さ過ぎるからな、そのせいで色々な事を】
【やぁ、もう十二分に応えてもらってるって、バッチリバッチリ】
【よし、土曜の夜9時にまた待ち合わせしようぜ】
【付き合ってくれてありがとよ、俺もこれで寝るからさ】
【お互いいい夢見ようぜ、風見も病気には気をつけろよ!】
【スレを返すぜ、ありがとさん】
次スレが立てられませんでした。
どなたかお願いします。
やってみよう。
562 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/09(水) 09:27:35 ID:bgW8oeDE
現在代行依頼中です
乙。
【ロールのためにお借りします。】
【書き出しますのでしばしお待ちを。】
【ロールに使用します。】
【書き出し待ちです。】
(裏山のとある古びた祠の一角――二人の男女が対峙する。
近頃大分暑さを増して、木々が暑さを和らげる、けれども樹木がある分湿気が多い印象をうける
その場所。)
(古来より鬼の末裔である≪奏家≫が修行場として使い、≪奏 霧雨≫が管理する場所。
その古来よりの修行を行うつもりはないので、今は霧雨の姿はないが――)
(そんな場所で少女のほうから口を開く。)
………先日、お兄ちゃんを「奏 従矢」を見つけました。
けれど、連れ戻すまでにはいたれませんでした――私の力不足です。
(事実だけを淡々と告げる――電話で呼び出した、かって兄と同一視したことのある長身の男に届くように
真剣に、自分の気持ちを伝える。
僅かな風をはらんで膝裏まである髪が翻る――そんな梅雨時の午後。)
つきましては、拓兎。ちょっと稽古つけてもらってよろしいでしょうか。
少し、戦い方を変えてみましょうと思ったので…………
似たような体格の拓兎に通用するかどうか見たいのですよ。
(そうして薄く微笑する。薄いのは拒否権など認めていないから。
コレは「お願い」ではなく、「要請」。
全てを手に入れて、その全てを背負っていく――その意味を知り、その強さを持たなければいけないので
手段など選んでられないし、選ぶつもりもない。)
(なのでただ。にこやかに微笑んでそっと拳を構える――――返事など待たずに。)
【お待たせいたしました、お時間が許す限りよろしくお願いしますっ】
(日曜日の午後のことだ。奏永久に呼び出された。)
(特に断る理由もなかったので、奏家が使っている修行場に足を運んだ。)
そうか。
(淡々とした台詞に、それだけ返す。)
(その言葉の裏側に秘めた感情は、容易に推察してよいものではない。)
(稽古。彼女が要請したのはその一言だった。)
(ゴキゴキと肩を鳴らして、脱力する。それだけで臨戦態勢は整う。)
稽古くらいなら構わないが、断っておくことがある。
俺は誰かと組手とかした事ねえから、手加減は苦手なんだ。
(以前、一度だけ水鏡恭弥という名前の二重人格の青年とスパーリングをした事があったが)
(上手い具合にギアが噛み合わなかった。自己流の鍛練と実践と実戦。殺し合い。それだけしかして)
(こなかったのだから当然の帰結だろう。彼には共に進む仲間もおらず、ある意味で当然の結果である。)
あと、これが終わったらちょっと買い物に付き合ってくれ。
夏服買いに行く予定だったんだ、実は。
何なら、一着くらい買ってやってもいいぞ。
(いつものような軽口を叩くが、買い物へ行くつもりだったのは本当の事。)
(湿った土を踏みしめて、軽い足取りで間合いを詰める。)
(今回は彼女の稽古。出来るだけ合わせるつもりだった。)
(彼女が紅裂拓兎に対して、様々な意味で本気なのだとしたら、それに応じるのが筋だ。)
(その為の覚悟を、そろそろしなくてはならないと感じている。)
【こちらこそ、よろしく。】
(淡々とした言葉に帰ってくるのはやはり淡々とした言葉。
ああ、この人なんだな――という感情が湧き上がってくる。これも背負わなければならないもの。
コレを背負って動きを鈍らせない………そういう覚悟と感情を強く持つ。
決して依存してはならない、けれども信用しなくてはならない。境界線などない結局その線引きは
個人個人で違うものなのだから)
手加減されてしまっては、拓兎を稽古相手に選んだ意味がないよ
拓兎やお兄ちゃんクラスの相手にどれほどいけるか………もしくはいけるようにするには
どうしたら良いか、考えなくちゃならないからね。
(いままでの村時雨に頼った奏の武術――少なくともアレは通じない。
ジョイント部分が脆い村時雨の強度、接続、解体のラグ………すべてがあのレベルの相手との戦いでは
致命的な隙となる。)
(かといって純粋な身体能力はあのレベルに到底及ばない。影歩もまともにこなせないのだ、当然だ。)
(今の自分の体でできる事を考える――そして出た答え、それをいまこの人にぶつける。)
――大丈夫、絶対に私は死なない。
(私は貴方に愛をぶつけ続けるから――その言葉を意思に変え瞳に宿す……ぐ、と握りこぶしをつくり)
――………そこでそんな餌をぶら下げますかっ!
もちろんオッケーに決まってるじゃないですか!私も望むところですっ!!
(踏み込む――震脚はなし。直線ではなく円軌道の足運び、震脚を要する力強いそれではなく
柔らかく繊細な足運びで拓兎の死角へ、死角へと回り込んでいき)
――ふっ!
(緩む頬を引き締めながら中距離で震脚。遠心力と頸を使い、鞭のようにしなった腕による
手刀を打ち込みにいき――)
【あ、本スレあいてるみたいですねぇ】
【此処終わったら本スレいきましょうか。】