好きに使うスレinオリキャラ板8

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507水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo
>>506
(なんとも言いようのない苦さが胸にこみ上げて、思い切り渋面をつくる)
僕のほうこそあの時は先輩に気を使わせてしまってすいませんでした。
(お互い頭を下げあう、こんな状況でも、むしろこんな状況だからこそ、しっかりけじめはつけておきたくて)
壊れちゃったのはやっぱり僕が脚を引っ張ったからかなって、ずっと気になってて…

(「式」に関する情報はやはりトップシークレットなのだろう。
 直った、と言われても今傾向していないのは何故か、聞いても素直に答えてくれるとも思えず、
 自分の疑問や気持ちはとりあえずしまいこんで)
僕のほうこそ、あのときはありがとうございました。
(どこまで伝わるか、言葉の限界を感じながらそんな凡庸な言葉しか出てこない自分が歯がゆい。
 面を下げたまま、軽く唇を噛んでから)

こんな妖しげな状況ですし、その話はここまで、お互い言いっこなしってことで手を打ちませんか?
それと、さすがにそういうので突かれるのはやっぱり精神上よろしくないっていうか…
(尖ったものが背中に当たったのを感じた瞬間はさすがにぞっとした。
 その辺の感覚がズレてるのは知ってるつもりだったけど)
冗談ですまないときもありますから…そういうのはちゃんと人は選んでしてくださいよ?
(それでも心の平衡をとりもどそうと、そんな軽口を叩いていると)

(うぉん、と小さな犬の吼え声らしきものが不意に聞こえ、一瞬空間自体が震えた、
 としか表現しようのない異様な感覚に襲われる。
 声のほうを見やれば曲がり角から小さな姿がとてとてっと現れて――)

えっと…ミニチュアダックス?っていうんだっけ…
(基本は黒、鼻や手足の先だけ茶色い、ふっさふさの子犬がぽてぽてと近づいてくる。
 とっさに暗器を投げつけないよう先輩を手で制して)
僕にはただの犬、に感じられますけど…何かあったら、すぐに攻撃してください。
まずは僕が近づいてみますから。

(この状況で現れた子犬に用心しつつ、歩み寄る。
 まだ成獣でない証に本来は長い鼻も寸詰まりに見えて、短い脚をちょこちょこ動かす仕草も、
 無性に愛らしい。戸惑いつつ、しゃがんで軽く手のひらを下向きに差し出して――)
おいで?君はどこから来たんだい?

(低く問いかけて向こうから近づいて来るのを待ち、じっと相手を観察する。
 首輪はしていないが、細い紐を首にかけ小さな金属製の筒のようなものを首にぶら下げている。
 ちょろりと舌を出し、立ち止まってこちらを見上げるほとんどが黒い瞳のくりっとした目も、
 愛玩動物そのままにしか見えなくて――)

【少し早めですが毎度毎度の鬼のような引きで次回を乞うご期待!ということにさせてください。
 明日、というか今日木曜日なら21時前後は時間が作れます。
 金曜日は×確定、土日はいまのところ不明な予定でおぼつかないのが申しわけないですが凍結をお願いしたく…】