好きに使うスレinオリキャラ板7

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545兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M
(矢継ぎ早に繰り出される言葉に、やっぱり似てはいないな、と
 改めて思いながら、小さく頷いていった)
(どうやら見落としでもしたのか、道を間違えしまったようだ。
 慣れない校舎にこの荷物とあらば、致し方ないことかもしれないが)
(やはり、分不相応な真似はすべきではないと思った)

………ん。

(自分の上に乗っけられた紙束を確認し、改めて力を込める。
 いっそ自分の両腕に『回転』の力を込め、持ち上げ過ぎない程度の
 パワーでもかけておこうか、そんなことを考えていたら)
(今度は紙束が奪われた。きょとんとする晶に、微笑みながら言葉を紡ぐ永久)
(ややあって、初めて少年が小さく笑った。軽くなったプリントには気が付かない)

では、お言葉に甘えて。……なんて。

(手ごと紙束の上にプリントを一瞬乗っけて、それなりの重さが少女の手に伝わる)
(だが、すぐに少年はそれを持ち上げ横をすり抜けた。仕返し、と言わんばかりの笑みを浮かべる)

あなたがおねーさんでも、僕は男の子ですから。
そんな真似は、させられませんよ。沽券に関わります。

(あんな醜態を見せて起きながらだが、それでも一応誇りはまだあるようだ。
 晶は再度小さく頭を下げながら、黒髪の少女を見上げた)

それでは道案内、よろしくお願いしてしまいますね。



【いえ、その辺りは臨機応変に。ばっちこーい、で無問題ですよ】