【そうですか。ではエロールを希望させてもらいます。
どういうシチュで始めるのがレイさんとしてはやりやすいですか?
幾つか案を出してもらえるとやりやすいのですが。
こちらでも少し考えてみます。】
【エロールですね、把握しました。
今のところ考えてるのが、町をぶらぶらしてるところを襲撃されてレイープ
コクピット内で昼寝中を襲われるとか、軍に傭兵として雇われているときに上司、同僚
部下の鬱憤晴らしに付き合う・・・・ってところでしょうか
エロール初めてなんですごく不安ですが頑張りますよ!】
【レイプだと悲惨ですね。よろしければこんなのはどうでしょう。
仕事を終えて大量に金を稼ぎ休暇中、地中海の高級リゾートホテルの
一室を雇用主の好意で只で貸してもらいバカンスしているレイ。】
【オマケにボディガードの青年まで付けてもらって、その青年の事は好きに
していいとまで言われているレイ。霊は奉仕させる事を思いついた…】
【長くなりましたが、こんなのはどうでしょうか?】
【ナイスな案ありがとうです】
【えぇ〜と・・書き出しはどうしましょう?】
【そうですね。】
【僭越ですが、こちらから書きだしてみましょうか。】
【男性の容姿に注文があれば受け付けます。】
【無いならこちらで決めて書き出します。】
【容姿注文はありません。
では、よろしくお願いしますね】
「ははは。今回はよくやってくれたね、フォート君。
また仕事を頼む機会もあるだろうから、よろしく頼むよ。
ああ、そうだ。私の子会社が経営しているホテルがあるのだがね。
よければ1週間ほど泊ってゆくといい。これから仕事は入っていないのだろう。
チップだと思ってくれたまえ。護衛の者もひとつ付けよう。好きにしてくれてかまわないよ。」
(雇用主の意向で、レイ・フォートなる人物の護衛をすることとなった。)
(好きにしてくれていいとは、額面通りだ。あの雇用主は時折こう言う事をする。)
(こうやって、人を懐柔して莫大な財産を築いてきた。)
(雇われている身としては、何を要求されても拒めない。)
フォート様。紅茶が届きました。
(エルリック・サムスン。愛称エル。180cm、短い黒髪の、痩せたの男。)
(護衛役らしい精悍な顔だちをしているが、笑うと愛嬌はある。)
(ルームサービスで届いたワゴンを押して、手際良く紅茶を淹れる。)
(高級リゾートホテルのスイートルーム。)
(一泊の宿泊料金は、部屋の広さと数と眺望の良さから、計り知れることだろう。)
【説明文だけになりましたが、導入はこれでお願いします。】
【ここからの展開はそちらの都合のいいようにしてください。】
「ハッ、これからもよろしくお願いします。
骨休みをしたかった所でした、心遣い感謝します。」
(雇用主が決まり、その雇用主のもとで傭兵をして数週間。)
(雇用主の好意で雇用主の経営するホテルで一週間休む事になった)
(護衛も付くそうだが、リゾートに襲撃するやつはいないと思いつつ)
(あてがわれた部屋でくつろいでいた。)
「ありがとう」
(愛想よく笑って入ってきた護衛の者を見た。)
(顔をじーっと見て、そして受け取った紅茶に視線を落とす。)
「(この子に何させてもいいのよね・・・・)」
(ふとよぎる雇用主の言葉・・・ふと悪戯をしてみたくなった。)
「ちょっと、お願い聞いてくださる?」
(ちょっと試してみようと思案しながら言ってみるだけ言ってみた。)
(リゾートホテルと聞いていたので勢いに任せ室内でビキニを着ていた)
【うぅ〜飛んだ設定です・・・】
【こっちの都合に合わせていただけるとは・・・感激です】
お願い、ですか?
ええ、私に出来ることなら、何なりと。
(眼の毒だと、エルは思った。)
(レイ・フォートは美人である。誰でもそう思う。)
(身長に見合わぬ発育をした胸。絞ったような細い腰。そして豊かな尻。)
(それを覆っているのは、ビキニだけだった。)
(腰まで伸びた白銀の髪が滝のように流れていて。)
(オッドアイが神秘的で。)
(芸術品のようでありながら、匂い立つ雌の芳香を漂わせている。)
マッサージでも、オイル塗りでも、馬の真似でも、何でも申しつけください。
これでも私、主人には結構仕込まれていますので。
(一週間限定のご主人様ににっこりと笑って見せる。)
(実際、護衛としての訓練は勿論、接待役としての訓練もこなしている。)
(成績は組織でも中堅クラス。必要なら料理のひとつもこなしてみせる。)
「じゃあ、マッサージとオイル塗りを頼みます。」
(微笑み返しちょっとだけ悩むそぶりを見せ)
(全身くまなくですよ?と付け加え)
「それでは、お手並み拝見です。
あぁ、それと、オイルはこれを使ってください。
私のお気に入りなんです。」
(そういって胸の谷間にオイル瓶を挟み込み)
(椅子に座り目を瞑り手招きした)
はは、これは役得ですね。
一体誰のバカンスなんでしょうか、これ。
(冗談ではないと思うのが一割。)
(本音が八割。残りの一割は不明瞭だ。)
では、失礼いたします。まずオイルを塗りましょう。
室内でやる意味はあるのかと突っ込んだりしませんよ。
シャワーで洗い流せばいいだけですからね。
(鼻の下が伸びてしまうのは止められない。)
(胸の谷間にある瓶を抜き取って、ぷるんと揺れる乳房に手を伸ば)
(したいのを堪えて、手にオイルを垂らして馴染ませるように掌を擦る。)
マッサージはバスタイムの後の方が効果的ですね。
筋肉が解れていますし。
これは取りますよ。全身隈なくとのことですし。
(会話を続けながら眼を瞑ったレイの肩からすっと撫でるように塗りつける。)
(首筋、鎖骨を愛撫するように撫でまわして、円錐形の見事な乳房を覆うトップを外して。)
「所詮鬱憤晴らしですよ〜」
(片目だけあけ、悪戯っぽい笑みを浮かべ)
(舌をちょこっとだけだし)
「ふふっ、言えてますね・・・あぁん・・・」
(突込みが飛んできたのに笑い返した。)
(ちょっとわざとらしく艶っぽい声を出してみた)
「マッサージはおあずけですか・・・」
「ふふふ・・・いやらしい手つき・・・」
(ちょっとだけがっかりした様子を出したが、納得したようですぐに表情を戻した)
(首筋に感じる感覚に正直な感想を述べる。)
「特にここは念入りにお願い・・・」
(といい手で示したのはトップを外され曝け出されている胸)
(挑発するようにわざと揺らした。)
傭兵の仕事も楽ではないですからね。
護衛の仕事にも同じことは言えますが。
楽な仕事なんて、どこにもないんでしょう。
(ぷるぷる、たゆん、たゆんと揺れる乳房を眼で楽しみながら)
(その乳房をオイル塗れにする作業に集中する。)
(むにゅ、むにゅう。未だかつてあり得ないほどの弾力を持つ乳房を)
(堪能しながら、その頂点で尖るピンク色の突起を指で擦る。)
(念入りに、とのリクエストに応じて、揉みながらくりくりと弄り回す。)
下の方も塗りましょうか。
椅子に座ったままでは不便ですね。
どうしましょうか。ベッドに移動するか、それともバスルームに移動するか。
ご命令をどうぞ。フォート様。
(適度な握力で、手に余る乳房を揉みしだきながら、顔を寄せて耳元で囁く。)
そうですね・・・そちらも命を張る仕事ですよね・・・
生活が楽になるからいいのですが・・・
んっ・・・あぁ・・・ひゃぁ・・・そ、そこイイです・・
ひぅう、あっ・・・・・もっと力強く揉んでもいいのですよ。
(胸への愛撫に熱っぽい吐息を漏らし)
(途中から自らの手も沿え強く押さえつけた)
はぁうう・・・こんな気分なんですよ・・・・当然ベッドに・・・です
ね・・・下も湿ってきたんですから・・・
(快楽で頬を染め、瞳を潤ませ見つめ返した。)
私貴方を食べちゃいたい・・・予想外に巧いんですもの。
(水着を脱ぎ、ベッドに腰かけ上目遣いに見つめた)
ふふ、了解しました。
食べられるのも仕事の内ですからね。
(銀糸の髪を振り乱し、顔を歪ませてレイは悶えた。)
(肌はオイルでぬるりと輝き、芸術品のような雰囲気はもう欠けらもない。)
(貪欲に快楽を貪る一匹の雌だ。ボトムを脱いで、髪と同じ色をしたアンダーヘア)
(を濡らし、外気に晒してベッドに腰掛けるレイに、エルもまた服を脱いで鍛え上げられた)
(裸体を晒す。屹立した男根でこんな風になった女を世話するのもまた仕事だった。)
んっ……んんっ……
んんっ…はぁ……むぅっ……ちゅっ……
(顎を持ち上げて、軽いキス。ちゅっちゅっと吸い、小鳥が啄ばむように繰り返す。)
(それを繰り返して、やがて長いキスをしながら舌で口を舐め回す。)
チュップ……ぷぁっ……
(レイの豊満でしなやかな押し倒しながら、舌を絡ませ濃厚な口づけを続ける。)
(手が自在に動いて、寝ても形が崩れない乳房を揉み、乳首を擦りあげる。)
(足の間に膝を置き、濡れた股間をぐりぐり、と圧迫するとヌチュヌチュと湿った音がした。)
……前から貫かれたいですか?それとも後ろ?
抱き合いながらというのもオツなものですが。
どうされたいか、決めておいてくださいね。
(キスを終えて、恋人にするように髪を一房取って透く。)
それじゃ・・・んっ・・・
(舌なめずりをし、押し倒そうとしたところを不意打ち気味にキスを受ける)
(一瞬目を見開いたが、すぐにすぐに戻る)
(まんざらでもない様子で体を押し付け誘う)
んっ・・・ふっ・・・んぅっ・・・主導権・・・そちらですね・・・
いや、別にいいのですが・・・あぁ、もう焦らさないで・・・
(口腔内を犯され軽く喘ぎ声をあげる)
(押し倒され今気が付いたようで言葉にしたが)
(淫らな水音を聞かされ少し羞恥に頬をさらに紅に染め)
後ろは経験が無いので・・・・前から・・・
貫いてくださいな・・・
(細い手で勃起し先から汁が出始めたペニスを擦り、自らの秘所にあてがう)
むうぅっ……ぷぁっ……ふふっ。
主導権を、渡してもいいのですが。
それだと貴女に対する奉仕になりませんので。
(あくまで自分は奉仕する側なのだと主張する。)
もう待ちきれないようですね。
では、リクエストにお答えしましょうか。
(待ち切れず、自分の手で勃起した男根を蜜で濡れた花弁に誘導して)
(誘うレイに、今度は自分の意思で男根を擦りつけて刺激する。)
もっとも、もう少し楽しまれてはどうでしょうか?
時間は、たっぷりとありますしね。
一週間、貴女は私を自由にする権利があるのですから。
(チロチロチロと舌先で耳を舐め回して、睦言のように囁く。)
(カリの部分で皮に包まれたクリトリスを擦り、更なる快楽を与えようとする。)
ほら、気持ちいいでしょう?
(きゅっ、きゅっと乳首だけをピンポイントに攻めながら)
(男根で花弁やクリトリスを刺激し続ける。)
そうねぇ・・・中々こんな所来れないから趣味のショッピングとか、海水浴なんかもしたいんですけどね
逆に私が貴方に・・・・冗談よ、冗談。
一週間ものんびりすると操縦とか鈍りそうで怖い気がしますが・・・・
ひゃぁ、あぁぅ・・・はっ・・・はぁああああ!!
も・・・もっと、もっと激しく・・・激しくしてぇ!!
(与えられる刺激に顔を歪め、髪を振り乱し嬌声をあげる)
(更なる快楽を求め自ら腰を動かす)
気持ち・・・いい・・・気絶しちゃう位に・・・
【すいません、用事が入っちゃいました・・・】
【すいませんがロール中断です】
【了解しました。】
【よろしければ凍結を申し込みたいのですが、どうでしょうか?】
【都合のつく日時は避難所に書き込んでおきます。】
【凍結で、避難所は後で覗きます】
【それでは・・・】
【お相手感謝します。】
【予定が確定したらお知らせします。】
【では、今夜はこれで失礼します。】
955 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 17:04:13 ID:8Bu5Yaze
五時
【こんばんは】
【クス…そうね、23時くらいまで待機するわ】
>>957 【ええ、初めましてになるかしら。こちらこそよろしくね】
【こちらは一応、悪役を考えているけれど…今は一人の少女と言う事で】
【変質者に絡まれてる所を助けた女の子が…という導入はどうかしら?】
>>958 【ええ、始めましてですね】
【となると、雑談希望、ということになるのでしょうか?】
【なんとなく、絡まれてもアッサリ撃退できそうな気がしますが……了解しました】
>>959 【あら、かよわい12.3の少女に向かってご挨拶ね】
【まあ生体改造など当然のご時世なワケだけど】
(いかがわしい電飾に彩られた繁華街を、つまらなそうに歩く少女が一人)
(歳端もいかぬ少女と夜に溶けるようなナイトドレスの奇妙な取り合わせは)
(通行人から奇異の視線を集めていたが、当人は何ら意に介さず歩き続ける)
……イオン式発光ダイオードがこんな低俗な電飾に利用されてるだなんて、オキノ博士も浮かばれないわね。
こんな不潔な地区は吹き飛ばして、バイオ酪農施設でも設置した方が有益だわ。
クスッ…もっともこの界隈が、我が社員の慰安所として機能してるのも事実よね。
(嘲るような笑みと共に口元を押さえた瞬間、サーモンピンクのスーツを着た男と目が合う)
(「何がおかしーんじゃクソガキィ!?」的な吠えと共に、柄の悪いオトモダチに囲まれ)
(チャラい男に「おじょーちゃん、大人しく言うこと聞いたら許してあげるよ〜」的な戯言が聞こえた)
…………。
(肩をすくめる。返す言葉など持ち合わせないと言うかのように)
(それでも。今ここで『ペンドラゴン』を呼び出せば。来月にはここは酪農場に変わってるに違いない)
【ん、さらっと鯖を読んだような? まあ、とにかく宜しく】
(仕事を終えて帰路につく途中の繁華街)
(傭兵といえども、常日頃から戦場に居るわけでもなく、
故郷での事務仕事も立派な仕事のうちの一つだった)
普通は事務のお姉さんとかがやる仕事なんだろうけど……
まあ、電磁コイルやら榴弾の注文をするOLというのも、
なかなかシュールな光景ではあるか……?
(独り言を呟きながら、呼び込みの声を適当にあしらいつつ歩く)
(そんな折、こういうところではありがちなダミ声が響き)
(どこぞの酔っ払いでも絡まれているのかと思いそちらを向けば、
予想に反して絡まれているのは、見た感じ10代前半の少女)
(正義感が強いつもりも無いが、流石に見捨てるのもなんなので、
強面の集団へと歩いていき)
すいません、そこのお兄さん方。子供相手に大人げがなさすぎやしませんか?
あんまりそんなことをしていると、パンダ柄のタクシーが迎えに来てしまいますよ?
(一応丁寧な口調で、しかし要約すれば『とっとと失せろ』と言う内容の事を言う)
(サーモン男の威嚇をあしらいながら、どうしようか思案に暮れていると)
………気安く触るな!出来損ないの猿共!
(慣れ慣れしく髪に触れてくるチャラ男の手をはたき落とし)
(場の雰囲気が涼しくなった瞬間、妙な男の声が聞こえた)
(貧弱ではないが、どこか頼り無さそうな外見を恨めしげに見やり)
(なんじゃいワレェ!!という怒鳴り声に被せて、冷たく呟いた)
………下町(スラム)に住む人間は喧嘩とお祭りを好むとは聞いていたけれど
余計な首を突っ込んで、ウサギ柄のワゴン車で運ばれても知らないわ。
(茶化すような二人の口調に逆上したらしく、ざけんなァ!という雄叫びと共に四人の男が彼に殴り掛った)
(連携の無い一斉攻撃など、タイミングさえ測れば脅威ではない…それでも)
(身を屈めながら三人目の男の足を、厚底のブーツで踏み潰してみたのは)
(やはり、頼りない男……という思いの現れであった)
(なんだか、この場に似つかわしくない台詞が聞こえたような気もするが)
(とりあえず助け舟を出した以上は後に引けず)
(なんだかあまり感謝されていない感じの少女の表情は
とりあえず気にしないことにして、男四人組に集中し)
あ〜、こうまでテンプレートなチンピラさんも、
今時絶滅危惧種かな……っと!
(少女が火に油を注いだような気がしたが、襲い掛かってくる男の相手をする)
(一人目を足払いで転ばせ、二人目は殴りかかってきた腕を掴んで捻り上げ、
残る二人への盾へとする。何故かその内一人は勝手に倒れていたが)
(転んだ一人目の首に足を置き、いつでも踏み潰せるという態度で)
はい、この辺でやめときませんか? 土日を留置場やら病院やらで過ごすのも損でしょう?
…ふうん、軽口を叩くだけのことはあるのね
喧嘩は出来ても、果たして戦争の役には立つかしら?
(二人目の男の顔に四人目の男の右ストレートが決まるのを、つまらなそうに見て)
(残りが薙ぎ倒される間、じいっと観察を続ける)
(首を折られると思ったのか、一人目の男は歯をカチカチ鳴らして)
(ひいぃ〜!と遠吠えを残して走り去っていった仲間を絶望的に眺めた挙句)
(腰を抜かして、結局朝までその場に倒れていたらしい)
あらあら。都市部にも、まだあんな野蛮な猿が居たのね。
絶滅危惧種…ね。どこの博物館から逃げ出したのかしら?
発情期のチンパンジーの方がまだ愛嬌があるわ。
………クス、安心して。あなたに言った訳じゃないから。
(人目を引く為に誂えたようなゴシックドレスの裾を優雅に払うと)
(あまり背の高くはない男を…それでも見上げるように見つめ)
……不本意だけど、パブ通いが日課の社員に代わって礼を言うわ。
そうね…謝礼は100000クレジットもあれば充分かしら。
(ポシェットから小切手らしき紙とペンを取り出し)
貴方、名前は?
(鋭く、しかしどこか無邪気な視線を彼に投げ掛けた)
さて、古典的に「おとといきやがれ」とでも言うべきか?
(腰を抜かした一人は放っておいて、少女の方に向き直り)
さて、と。君はどこから来たのかな? お父さんやお母さんは?
ここはああいう危ない人が居るから、あんまり子供が一人でウロウロしちゃいけないよ。
(完全に子供に対する態度をとりながら、近づいて)
おっとっと、なかなかきつい事を言うお嬢ちゃんだ……
(苦笑しながら、少女を改めて眺めると、眉をひそめる)
(一言で言えば美少女、といった風なのだが……
普通あんな目に会えば、多少なりとも動揺するはず)
(ついでに言えば服装も、こんな所を歩くには目立ちすぎだ)
(不思議に思っていると、少女に似つかわしくない言葉や物が飛び出す)
(まるでどこぞの社長か何かのようだ)
……いいえ、結構です。礼金が欲しくてやったわけではないですから。
(職業柄、金銭を受け取ると、不要な『誤解』を招くこともあり、礼金は断る)
(だが、それなりの金額をぽんと、それも小切手で出せる相手に、
自然と態度も少女に対するそれではなくなって)
……有沢、と言います。
(視線を受け止めながら、短く苗字だけを答えた)
>>965 …好きにすればいいわ。ただ悪いけどクラシックな男は嫌いよ
(中学生…下手をすればロースクールに紛れかねない少女が答える)
無意味な質問ね。一応答えるなら、空港からよ。
ママならオリオン座の傍に居るわ。パパなら…冥王星にでも居るんじゃないかしら
(やや顔をしかめるが、子供扱いされるのを嫌がる風でもなく)
(都市のライトで塗り潰された夜空を眩しそうに見上げた)
(ふと、違和感がよぎる。…彼は、何者だろう?喧嘩は強くとも到底軍属には見えない)
(目の前に居るのは、ごくありふれた男だ。さらに言えば、つまらない小市民。)
(…考え過ぎかしら。とも思うが、ここは賭けに出る事にした)
(それには自分の名前も肩書きも恰好の『餌』だったから)
あら、そう。奇特な男ね。
なら名刺代わりに受け取りなさい。
アリサワ…ね。ミスターアリサワ。クスッ……覚えておくわ。
(金額を消された小切手を差し出す。…もう少し丁寧に渡せと思うくらい、そっけなく)
(そこにはホルクバイン社代表取締役代理 リタ・グロックワースと書かれていた)
そういう風に答えるなら、せめてどこの国からきたかとか
言うものではないでしょうか?
(釣られて上を見上げると、星の明かりが殆ど見えない都市の夜空が)
(ひょっとしてまずいことだったか、と思いつつ顔を戻し)
(差し出された小切手には、見たことのある名前が)
……ホルクバイン……まさか、あの?
(何かと黒い噂の絶えない企業である。しかしそこの製品はまさに一級品で、
自分の所属するPMCにとっても、何かとお世話になる会社だ)
(だが、その代表が護衛も付けずにチンピラに絡まれているというのは
どうにも腑に落ちなかった。チンピラどころか、スナイパーに狙われていても
全くおかしくない人物のはずなのに……)
……代表取締役にしては、無用心ですね?
明日には資本金が空になるかもしれませんよ?
(小切手に手はつけず、リタの本心を探るような目をむける)
(しかしその目に写るのはいたいけな少女……そのギャップに、どうにもなじめずに居た)
国…ですって?クス…貴方は飛行機を乗り回した事があるかしら?
目を凝らしてごらんなさい。地上に国境線なんてどこにも無いから。
あるのは山と川と…延び縮みする鉄条網くらいね。
(寂しげな顔が、たちまち愉快そうに歪んで)
クスッ…。そうね。私が誘拐などされたら世界はだいぶ静かになるわ。
未完の医療技術と、飢餓問題と、大国の増長を残して。
クスクス…でも確かに『護衛も連れずに』出歩くのは不用心かしら
私怨で私を撃ち抜きたがっている馬鹿の面倒までは見られないもの。
(狙撃手もSPも居ない事を見破られた事を喜ぶように微笑む)
私がここに来たのは、人を探しているのよ。あくまでプライベートとしてね
その小切手は貴方に預けておくわ。もしかして何かの役に立つかも知れないし。
じゃあまたね、探偵さん?クスクス…
(探るような目をひらりとかわすように、歩き出すと)
(無邪気な忍び笑いを残して夜の街に溶け込んでいった)
……本部、聞こえてる?超能力因子兵器事件a23の再調査を要求するわ。急いで頂戴
………ミスター・アリサワ。また会いたいものね…クスクス。
【ごめんね…眠気が限界みたいなの】
【今夜はここで止めてもいいかしら?】
……いえ、仕事柄よく使いますが、乗客としてですね。
そのどこにも無いはずの国境は現実として存在します。
宇宙飛行士にでもなれば、違うのかもしれませんがね……
……重要すぎて潰せない、ということか……?
(小声でそう呟きながら)
……まあ、あなたが本当にホルクバインの代表だとしても、
まさかこんな所に居るとは思わないでしょうがね……
(黙って小切手を受け取り、懐にしまって)
そうまで言うのなら受け取っておきますが……
兵器メーカーの代表が人探し……?
……
(真実にせよ嘘にせよ、これ以上自分が首を突っ込むことではないと判断し)
(雑踏に消えるリタを見送った)
何かの罠……? いやまさか。
中小PMC所属の傭兵なんか罠にはめてどうなるというんだ……
(何かの偶然だったのだろうと思い直し、帰路に着く)
【了解、ゆっくり休んでください】
【凍結にしますか? それともここで一旦締めとしますか?】
【締めでいいんじゃないかしら。次回へのフラグも立った事だし】
【ああ、まだお礼を言ってなかったわね。ふふ…ありがとう】
【不慣れな点、矛盾点を汲んでくれてやりやすかったもの】
【あなたもゆっくり休んでね】
【スレをお返しするわ】
【了解、また会うときを楽しみにしています。おやすみなさい】
【以下空いています】
972
973
国後
二時
三時半
四時
二時過ぎ
979だ
980か?
終了なんや!!
【ちょっと待機します】
さてと、そろそろお仕事の時間ですね・・・
システム・・・オールグリーン、武装ロック解除
後は指令を待つだけ・・・
【落ちますよ・・・】