連れ込み旅館「淫水荘」 6階

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672伊織津綺子 ◆IorinFNlA2
(恋人は萎えてゆきながらも、まだ十分にこちらの中を満たしていられるほどで)
(ぴったりと塞がれた入口からは、互いに入り混じった淫液のこぼれおちる隙間もなく)
お腹の中が熱いです……直さんのでいっぱいで……

(抱きしめられながら、心身ともに満たされたことを告げ)
(ふっと体を抱きあげられて厚い胸板の上に乗せられると)
(頭上に、思わず赤面するような熱い言葉が降る)
直さんと…私の香り……で……!!!

あ、もう、そんなこと言わないで…!
明日から、このベッドで眠れなくなってしまいます……っ
(抗議する声もまだ甘ったるく、青年の心音にさえかき消されてしまいそうなほど)
(髪に、背に、大好きな手触りが温かく行き来すれば、なおさらこちらの漏らす溜息は甘く、熱くなる)

【今夜はこのあたりで締めるか、それとも凍結していただくか…どうしましょうか】
【締めるのであればあと1〜2レスぐらいで】
【もう少しお付き合いくださるのであれば、また次回のお約束をと思います】