>>180 ……気持ちよく、ない、とかではなくて―――。
(淫蕩に溶けていた彼女の瞳が僅かに、ゆれる。
根元をきゅっと絞ったまま、その鈴口に舌をちろちろと這わせる様は、主人に咎められた犬のようで)
(またパクっと先端を咥えこんで、くちゅくちゅと音を立てて軽い奉仕を施してから)
……気持ちいい、けれど、
いつも、先に――だから、後輩さんにいっぱい、感じて欲しいのです。
(ねっとりとした水音をたてて口から肉棒をひきぬく。
この間も焦らしているのかと言うほどにゆったりと言葉を紡ぐ唇の端からは、
先走りと唾液の混ざったものが零れ落ちて――彼に塗らされた唇で、また言葉を紡いだ)
たいちろうさんが、欲しいの……さきに。
わたしなら、ちゃんとあとで全部あげますから、だから―――。
(すっと根元に込めていた力を解くと同時に、亀頭を舌でぺろりと舐め上げて)
……たいちろうさんの、飲みたい。