【異能】黄昏の学園5【異端】

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402天羽都 ◆oB0aPf5pqI
>>401
【はじめまして、はい、まだいます】
403清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 14:08:17 ID:vkkAodo+
【初めまして、偶々覗くと待機していたから声をかけたんだけど】
【ロールでもする?それとも雑談でも】
404天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 14:12:23 ID:R8bpfCYD
>>403
【雑談っぽい簡単なロールを】
【都も清水さんも学園の怪事件を調べてますから】
【図書館で調べ物をしていて出会うというのはどうでしょうか?】
405清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 14:14:42 ID:vkkAodo+
【了解。で、書き出しの方だけど】
【俺がしようか?】
406天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 14:16:45 ID:R8bpfCYD
>>405
【私がチャレンジします】
【少しお待ちください】
407清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 14:17:51 ID:vkkAodo+
【わかった、プロフは107だ。】
408天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 14:27:19 ID:R8bpfCYD
(学園付属の総合図書館は、大学が無い学校としてはなかなかの蔵書量を誇っている)
(夏休みとは言え、夏休みだからこそ、受験や宿題のために結構な生徒が館内にいた)
学園史、学園史、が、が、が……あった!
…………あ、一番上かぁ。
(受験でも宿題でも無く、図書館で本を探す車椅子の生徒)
(少女の探す本はこの学園の学園史だったが、お目当ての本は手の届かない本棚の一番上だった)
図書委員の人は……いないなぁ。
(あまり人気のない本棚なのか、委員どころか他の生徒も見当たらなかった、が)
あ、すみません。
申し訳ないのですが、あそこの本を取ってもらえますか?
(ちょうど、本棚と本棚の間に男子生徒がちらっと見えた)

【清水さんが見えたということで、よろしくお願いします】
409清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 14:41:00 ID:vkkAodo+
>>409

ん〜これと・・これ。
後は・・・
(まだ夏休みの学園。その一室にある図書室で和也は)
(無数の本を物色する。)
(目当ての本を見つけると近くの机の上に軽く、投げ置く)
(物色している本の内容はこの各年代に分れてる)
(この近辺に起きた怪事件の切り抜き等)

ふん・・・結構あるもんだな・・・・はい?
(一通り集めると。腕を上げ身体をけのびを)
(すると本を取ってくれと声を掛けられる。)
(振りかると車椅子に乗った女の子いた。)

・・・いいよ。はい、この学園史でいいのかな。
(一瞬車椅子に目がいくが彼女の指示する本を取り)
(手渡した。)

【こちらこそよろしくお願いします。】
410天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 14:46:58 ID:R8bpfCYD
>>409
ありがとうございます!
(取ってもらったのは10年前の分)
(車椅子の上からペコリと頭を下げ、本を取ってくれた男子生徒の横を通り過ぎる)
(そのまま空いているテーブルへ向かい、本を広げる)
(そのテーブルは清水が自分の本を積み上げていたテーブルだった)
411清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 14:58:06 ID:vkkAodo+
>>410
うん。
(礼を言われるとテーブルに向う彼女を見送ると)
(和也は再び物色を始めた。)
(とりあえず一通りの本を集めるとテーブルへ向かい)
(積み上げた本を調べ始める。)

・・・・・・
(本を読んでみると何処にでもある事故や事件が多く)
(和也が探している怪事件はごくわずかで噂程度の内容だった。)
(一冊目を調べ終わると隣に先ほどの女の子が座って渡した)
(本を読んでいる。暫く眺めると和也は軽く口を開いた・・)

アンタ、この学園に興味でもあるのかい?
412天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 15:04:17 ID:R8bpfCYD
>>411
……ん?
あ、さっきの。
(顔を上げ、声をかけられた方を見ると、先程の男子生徒がいた)
うーん、学園じゃなくて、学園に起きたことに興味があるんです。
たとえば……不思議なこととか。
(知りたいのは十年前、自分の家族に起きた事件のこと)
(しかし正式な学園史には、あのような不祥事は書かれていなかった)
413清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 15:15:11 ID:vkkAodo+
>>412
!・・・ふ、不思議なことね・・
(彼女の言葉に眉を潜ませるが、なんとか口調を冷静に保とうと)
(自分の横にある次の本を読み始めた)

(和也は本を読みながら女の子に答える)
残念だけど、アンタの読んでる本にはそういう類は載ってないよ。
それ前に一度読んだことあるから。

そもそもなんでそんなの知りたいの?
あまりその手のモノは首を突っ込まないほうが俺はお勧めすけど
414天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 15:22:12 ID:R8bpfCYD
>>413
そうですか、やっぱり。
(清水の動揺も気が付かず、自分の言ったことに眉をひそめたぐらいに感じて)
学園外にも配る本だし、変なことは書かれてないですよね。
(ふぅ、とため息をついて)
少し前まではそう思ってたんだけど、そうもいかなくて。
どうしても譲れないことって、あるじゃないですか。
(そうだ、と思いついて)
先輩は高等部ですよね?
十年前も学園にいました?
当時の不思議なことって何か覚えていないですか?
(車椅子から身を乗り出すようにして清水を見つめる)
415清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 15:35:25 ID:vkkAodo+
(さっきの言葉に彼女は思い悩むような思いを感じた和也は)
(何かワケありというワケかとチラリと車椅子を見る)
(すると突然彼女は和也に迫り突然の質問を問いかけ)
(思わず身を引く)

お・・落ち着け!!一度にそんなに答えれるわけないだろ?
(手袋に覆われた掌をかざし待てと支持する)
(そして少し間を置き質問に答える。)

えと・・俺は清水和也。アンタの言うとうり高等部だ。
俺は十年前のことは知らないって言うか
10年も留年してないから!!
(なぜか留年の所だけは強く強調した。)
416天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 15:47:39 ID:R8bpfCYD
>>415
あっと、ごめんなさい。
(はしたないと思ったのか、顔を赤らめ、姿勢を正す)

私は中等部の天羽都です。
…………。
(どうしたものかと、じっと清水の顔を見て)
ええと、清水先輩、十年前なら小等部か幼等部じゃないでしょうか。
それに三年も留年したら退学になっちゃうかと。
休学を挟んだとしても、先輩は二十代後半には見えませんよ。
(感じからして成績で留年したことがあるのだろうと想像し)
(隠そうとしてへまをしたのが可愛く感じて微笑ましく思う)
つまり十年前のことは知らないんですね。
親しい先輩や先生は教えてくれないし、何を調べたらいいんだろ。
(途方に暮れて、くたっと車椅子に身をもたせて)
417清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 16:02:42 ID:vkkAodo+
>>415
いや、それは甘羽アンタがそんな質・・どうでもいいや
そんなことは。
(弁解しようとするがこれじゃ益々疑惑が広がると思い)
(留年の話を切った)

そいうことだ、期待に添えなくて悪かったな。
(車椅子に身をもたらせる彼女を眺める)

なぁ甘羽・・アンタはそのことを知ってどうするつもりだ?
復讐って言うなら止めておけ、言っちゃ悪いがその身体じゃ
返り討ちに合うのがオチだ・・・あいつ等はそうかんたんに
倒せるような連中ッ!
(彼女の理由を自分なりに解釈し、勝手に語り始める和也)
(そして口が滑り思わず最近起きている怪事件のことを)
(言いかけてしまい思わず口を閉じる。)
418天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 16:14:40 ID:R8bpfCYD
>>417
どうするって……。
(都が知っているのは怪事件が起きて両親が死に、自分も治らないケガをおったこと)
(知ってどうするまではまだ考えはなく、まだ今は知りたいだけ)
(それを言おうとして清水に遮られる)
あいつ、ら……連中……?
(清水が口にしたことを、頭の中で反芻する)
……何か、何かがいるんですね。
(声を潜めて)
いま、ここに、何かがいる、と。
清水先輩はそれを知っている、出会ったことがあるんですね。
(まだ100%信じたのではないが、からかって嘘をついているようにも思えなかった)
(どう理解したらいいか分からず、困惑して動かない両足を見つめる)
419清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 16:26:23 ID:vkkAodo+
ッ・・・
(俯く甘羽を見てしくじったっと自分の髪を)
(くしゃりと掴む。このまま逃げても解決にならない)
(どうしたものかと和也も口ごもり、二人の空間は)
(蝉の音しか聞こえるだけで、ただ時が過ぎていく)

・・・・甘羽良く聞いてくれ。
確かに俺はこの学園に起きてることは知っているし
出会ったこともある。今はそれだけしか言えない・・・
(そして和也は決意し口を開く、義手を甘羽の左右の肩を)
(乗せ淡々と答えた。)
420天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2008/08/24(日) 16:42:45 ID:R8bpfCYD
>>419
…………。
(ちらっと清水を見上げ、小さくうなずく)
私は、真相を知りたいだけなんです。
復讐とか、荒っぽいことは好きじゃないし。
(両肩に乗せられた清水の手に何か違和感があって)
(それが何なのか、今の困惑している都には分からなかった)
でも、両親の死が七不思議みたいに言われるのは嫌な気分だから、
私だけでも、本当のことをしらなくっちゃって。
(学園史を膝の上に乗せ、車椅子を後退させる)
清水先輩、ありがとうございました。
それだけでも、教えてもらって嬉しいです。
(困惑はまだあるが、嬉しそうに微笑む)
この本に知りたいことは無かったけど、でも両親の写真がありました。
(清水を真っすぐ見つめ)
もし良かったら、今度はもう少し教えてくださいね。
美味しいお礼はできますから。
ありがとうございました。
(ぺこりと頭を下げ、清水から離れてカウンターへ向かう都だった)

【ごめんなさい、予定より早く切り上げないとならなくなったので】
【これで〆にさせてください】
【お相手、ありがとうございました】
421清水和也 ◆Nd8jn1Frjo :2008/08/24(日) 16:59:35 ID:vkkAodo+
>>420
(和也は何も言わず甘羽の思い黙って聞く)
(そして彼女は和也に礼をいい和也は返事をする)
ああ、俺が答えられる範囲ならね。

(去る甘原を見送ると、和也は自分が集めた本を見つめ)
(ポツリと呟いた)

両親か・・・彼女も・・
(和也も両親を失い、自分の腕すらもなくした)
(彼女とは事情が違うが同じ境遇なんだなと)
(悲しく感じ、再び本を読み始めた)
(今まで以上に真実が知りたいと強く願った)
(次に会う時にちゃんと真実を告げられるように・・・・)

【わかった。こっちもこれで〆るね】
【こちらこそありがとうござました。】
【また機会があればよろしくお願いします。】