さて、明日は解凍予定だし
今日のうちに待機してみるか
プロフは
>>8を参照
>>225 まだ居る?
いつかキャラハン希望の名無しなんだけど、
日常ロールはOK?
おぉ、まだいたりする
うん、日常OK、大歓迎だよ
えーと、そっちの考えているキャラとのロール…ってことかな?
>>227 うん、お試しに付き合って貰う感じになっちゃうけど。
こっちは中等部の女子。
旧校舎の屋上に行きたいけど諸般の事情で難儀してて、みたいなのなんだけど。
了解、お付き合いさせて頂きますよ
では、状況をもう少し詰めておこうか
夏休み中、旧校舎の前でウロウロしている君がいて
それを俺が見つけて…って感じでどうかな?
屋上まで一緒に行くのか、入口で立ち話するのか
それはそちらに合わせるよ
>>229 そう、そんな感じです。
こちらには一人で入れない事情が合って、困っていると。
では出だしを書きますのでお待ちください。
分かった、待ってるよ
よろしくお願いします
232 :
中等部の少女:2008/08/16(土) 23:42:56 ID:iuLQjlRB
(裏の事情はさておき、老朽化のため立ち入り禁止になっている旧校舎)
(封鎖はされているものの、入ろうと思えば簡単に入れる場所である)
(しかし旧校舎前でうろうろしている少女は、入れず難儀しているようだった)
(それもそのはず、少女は車椅子に座っていて、玄関の階段でさえ上がれないのだから)
やっぱり、無理かな……。
(肩を落とす少女の手には、彼岸花の花束があった)
(這って行けば階段は上れるが、その先はどう考えても無理そうで)
【よろしくお願いします】
(色々な噂の源を探索しようと)
(準備を整えて、旧校舎を訪れる)
ん……?
(入口に車椅子に座る少女)
(俯き加減に肩を落とす様子を認めて)
こんにちは、どうかしたのかな?
何か困り事があるの?
(驚かさないようにゆっくりと近付き、声をかける)
234 :
中等部の少女:2008/08/16(土) 23:56:53 ID:iuLQjlRB
>>233 ……あ、ええと、まぁ、困ってはいるんですけど。
(振り返ると、高等部の生徒が立っていた)
(何となく見たことがあるような気がする)
(素直に目的を言って願いがかなうか分からないし)
(かなわない可能性の方が高いけれど)
中に入りたいんです。
入って、あそこ、あそこへ行きたいんです。
(少女が見上げ、指を指した先にあるのは旧校舎の屋上)
(少女は制服の上にエプロンをして、胸元に中等部二年を示すバッチをしていた)
(少女の指差す方向に視線を送り)
あそこ…屋上に行きたいの?(少女の前に屈んで、目の高さを合わせる)
うん、分かった
お手伝いさせて貰えるかな?
(安心させるために、にっこりと笑って)
(手に持たれた彼岸花の花束をチラリと見る)
誰かに…あげるんだね?
(勿論、花束の意味も分かっているが、詳しい事情を尋ねるのはためらわれた)
236 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 00:15:01 ID:IFfeDHOl
>>235 ええ、行かないといけないんです。
(花束を持つ手に力が入る)
(そして、期待していなかった返事に目を輝かせる)
本当ですか?
ありがとうございます!
あ、でも、どうやって?
たぶん、旧校舎はエレベーターはないだろうし……。
(自分の考えのいたらなさにため息をつく)
はい、大切な人に。
この花束と、お弁当を。
(車椅子の後ろのカゴに入った学生カバンをたたく)
(中にお弁当が入っているのだろう)
大丈夫、任せて
君をちゃんと屋上まで連れて行ってあげる
(一旦車椅子から離れて、校門の封鎖を解く)
(通れるくらいの隙間を作ると戻ってきて)
いいかな?行くよ…
(後ろに回り、ゆっくりと車椅子を押す)
そうだ、あそこにはどのくらいいた?
暑かったんじゃない?
(少し陰り気味とは言え、空気は真夏の熱を残していて)
(長い時間いたなら熱中症の心配がある)
(カバンから冷たい水の入ったボトルを取り出して)
はい、これ、飲んでおいた方がいいよ
(外側に水滴を張り付かせたボトルを渡す)
(やがて車椅子は校舎の階段に辿り着いて…)
238 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 00:35:55 ID:IFfeDHOl
>>237 本当にありがとうございます!
(車椅子の上からだけど、深々と頭を下げる)
(これはクラスメートや親しい人には頼めないことだから)
はい、大丈夫です。
(迫水に押されて車椅子は前に進む)
(以外と軽く、それなりに丈夫そうである)
ええと……1時間くらいです。
真夏だし、日傘までは気が回らなくて。
(腕時計を見ながら「日焼けしたかなぁ」とポツリ)
(そこへ差し出されるボトル)
そんな、悪いですよ、こんなことして貰っているのに……ぅぅ。
(額を流れ落ちる汗、ごくっと鳴る喉)
(ためらいつつも、結局はボトルを受け取って中の水を飲む)
ふぅぅ……おいしい、生き返った感じ。
ありがとうございます。
(笑顔でお礼をする少女)
階段、ですね。
(車椅子に乗ったままでは上がれそうにない)
(いくつか考えはあるが、どの案も少し恥ずかしい)
(どうするのだろうかと、任せてと言った先輩を見上げる)
遠慮しないでいいから、たくさん飲んでおいて、熱中症は危ないから…
(緊張させないように、優しく、気楽な声を心掛けて出す)
(小さな段差は、気付かれない程度に車椅子ごと持ち上げて越える)
(少女に負担をかけないようにゆっくりと車椅子を押して)
さてと…
(階段の前で少女の前に屈んで)
俺に、掴まって貰えるかな?
(身体を寄せて、首にしがみつくように言う)
240 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 00:56:53 ID:IFfeDHOl
>>239 そうですね、こんなところで熱中症で倒れたりなんてしたら、
みんなや先輩にも迷惑をかけちゃいますし。
(ここに来ていること自体、迷惑をかけているのだが)
(それは棚上げして遠慮せず水を飲む)
(迫水の細かい配慮には気が付かない)
(でも、何とは無しに優しい人だと感じる)
(やっぱり、と顔を赤くする)
(少女の考えていた一番有力な案と思われる行為)
……は、はい。
(花束とお弁当を手に、迫水の首に両腕を回してしがみつく)
(車椅子では分かり辛かったが、年齢の割に小柄であり)
(体格の割に大きくて柔らかい感触がエプロン越しに感じられる)
こんなので大丈夫ですか?
(しがみついているので、迫水の耳元に熱い息が当たる)
(少女の小さな身体を片手で軽々と持ち上げ)
(前碗にお尻を乗せ、座らせるような格好で抱き上げる)
ん…大丈夫?しっかり掴まってて
(柔らかな感触や耳元にかかる息)
(不慣れな感覚を、極力意識の隅に追いやるが)
(顔が赤くなるのだけは隠せない)
よ…、っと
(空いた片手と足を使って、器用に車椅子を畳むと)
大事なものはしっかり持った?
(やはり軽々と反対の手で車椅子を抱えあげて)
よし、行くよ…
(まるで少女の重さなど感じていないかのように)
(平然と階段を登りはじめる)
242 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 01:13:56 ID:IFfeDHOl
>>241 え? あ、はい。
(てっきり両手で抱きかかえられるものとばかり思っていた)
(片手で軽々少女を持ち上げ、さらに車椅子まで)
(それは予想のはるか上を行く行為だった)
すごい……とても力持ちなんですね。
何か運動をしているとか?
……あ、もしかして、野球部に入っていませんでしたか?
(色々あって、運動部の試合は学年を越えてよく応援に行っている)
(よくは覚えていないが、野球場のマウンドで見たことがあるような気がした)
(力の源は別にあるのだが)(それを敢えて語る必要はないだろう)
(少女には悪いと思いながら、勘違いさせたままにしておくと決める)
あ、あぁ、うん…多分、君が中学に入ってるか、その前に…野球部にいたよ
(息ひとつ切らせることなく、平然と階段を登り続け)
(そっと、ためらいがちに少女に話しかける)
俺も聞いていいかな…
その、屋上と、これ(車椅子)…何か関係あるの?
あ、いや、ゴメン…言いたくなければ、答えなくてもいいから…
(尋ねた直後に、そのことを後悔して、口を閉じる)
244 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 01:36:07 ID:IFfeDHOl
>>243 やっぱり、最初見た時も、何となく見覚えがあるような感じがしたんです。
近くで見ていたんじゃないはずなのに、何か強く感じる事がったのかも。
(迫水の思いにも気が付かない)
(ただ試合の内容も覚えていないのに見覚えがあるのを不思議に感じて)
あぁ、足のことですね。
いいですよ、知っている人は知っていますし、怪談みたいにもなってるから。
(聞かれることは慣れている)
(けして良い気分ではないが、自分を運んでくれる人に対して)
(真摯に答えたかった)
私、十年前にどこからかこの屋上へ落ちたそうなんです。
幸い両親のお陰で命は取り留めましたが、足の骨や神経は駄目になってしまって。
(尾鰭のついた噂話は知っていて、それが自分だと知ったのはつい最近のこと)
一応エースなんてのをやってたからね…
でも、今年は一回戦で敢え無く敗退
最速で夏休みに突入したよ
俺達3年は、これで引退だね
(もう所属してないが、結果だけはチェックしている)
(嘘に嘘を重ねるようで、少女に申し訳なく)
(知らずに声が暗くなる)
…屋上に…落ちた…?
(不自然な言い回しに怪訝な顔をして)
(それでもその後の言葉に絶句する)
じゃあ、10年も…
(「これから先も車椅子で?」…続いて出そうな言葉を押さえる)
そうなんだ…つらい事聞いちゃったね、ゴメン…
(続いて湧き上がる質問)
(「大切な人って?」は心の中にしまい込んで)
……
(黙ったまま階段を登り)
(屋上への扉に辿り着く)
246 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 02:07:59 ID:IFfeDHOl
>>245 あー、今年は交通渋滞で間に合わなかったんですよね。
応援しに行った時の勝率は結構いいんです、私。
自分のせいだなんて思わないけど、差し入れもできなかったのは残念でした。
(はぁ、とため息をつき、気持ちを切り替えて)
高三の夏休みなら受験があるじゃないですか。
うちの学園は大学がないし、その辺ってどうなんです?
(受験を知らないエスカレータ組は気になるところ)
いいえ、不便は不便ですが、ずっとですから慣れました。
新校舎も学生寮もバリアフリーが充実してて、あまり困らないですし。
だから先輩がそんなに暗くなっちゃうと、かえって困っちゃいます。
(無理をした作り笑いではなく、静かに微笑んで)
この扉の先が屋上ですね。
当時のことは全く覚えていないんです。
ただ転落事故で、くらいしか教えられていなくて。
(迫水の首にすがりついた腕が少し震える)
ここの噂話は知っていますよね?
お化けや幽霊が出るとか。
こんな昼間じゃ、幽霊はでない、ですよね。
(もし出てくるなら、未練があるということ)
扉を、開けてもらえますか?
そうか…ん、それならいいんだ…
(少女の苦境に負けない強い言葉を聞いて)
(こちらも笑顔を返す)
大丈夫…たとえ怖いお化けが出たって、俺に任せておいて
さぁ、開けるよ…
(軋む扉を開けると、生温い風が吹き付けて)
(今だに強く照り付ける太陽が屋上のコンクリートを輝かせている)
(車椅子を拡げて、少女をそっと降ろすと)
お花とお弁当は、どこに?
(後ろから、少女の心を乱さないように、そっと尋ねる)
248 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 02:32:26 ID:IFfeDHOl
>>247 っ……あつい……。
(生温かい風に短めの髪が乱れる)
(そこは想像していたような血糊が残った凄惨な場所ではなく)
(ただの荒れ果てた廃墟だった)
たぶん、この辺りだと思います。
(真ん中辺りまで自分で車椅子を移動させ)
(片手を延ばして彼岸花の花束を下に置いた)
お父さん、お母さん……ありがとう、私を助けてくれて。
私は大丈夫だから、もし、心配で残っているなら、ちゃんと成仏してね。
(ポケットから取り出した数珠を持ち、手を合わせる)
(しばらくして顔を上げ、迫水の方を見る)
先輩、本当にありがとうございました。
(深々と頭を下げて)
お礼と言っては何ですが、お供え物ですけれど、もし良ければ、一緒に食べませんか?
私が作ったお弁当なんです、これ。
料理部のエースの名にかけて、味は保証します。
(二人分なので量はありますから、と)
(一人移動する少女を追いかけることはしないで)
……
(扉から少女の後ろ姿を見守る)
………
(屋上を吹き抜ける風が、少女の言葉を耳に届ける)
(何も言えず、ただ見守り続ける)
……ありがたく頂くよ
(振り向いた少女に、微笑みかけて)
(提案を受け入れる)
…料理部のエースの実力、拝見させて貰うね
250 :
中等部の少女:2008/08/17(日) 02:59:07 ID:IFfeDHOl
>>249 (少女の膝の上で開けられた弁当箱)
(中身はハンバーグや卵焼き、ご飯の上には焼き海苔やそぼろと)
(在り来りだけど、お弁当のお手本みたいな感じで)
あ、いけない!
お箸が一人分しかない……。
(箸と、弁当と、迫水を何度か見比べて)
ええと、その……どうぞ。
(お弁当からタコさんウインナーをつまみ、迫水に差し出す)
どうですか?
【ごめんなさい、眠気がきついので、これで〆させてください】
【なんか一方的な感じで本当にごめんなさい】
【お相手ありがとうございました】
これは…旨そうだね…
(お弁当の基本を忠実に押さえた少女のお弁当)
(差し出されたタコさんウィンナーを照れながらも頬張る)
ん…うん、美味しいよ…
(結果、少女が口にしたのは半分だけで)
(あとの一人前と半分は全て平らげてしまう)
【では、こちらもこんな感じで〆ます】
【お相手ありがとうございました】
【ゆっくり休んで下さい】
【新規キャラで参加されるのを楽しみにしています】
【では、おやすみなさいノシ】