【英雄】紋章水滸伝10【革命】

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1 ◆LuLusawaXM
『強欲なる暴君現われし時、真の王冠の元に108の英雄が現れる』

ここは剣と魔法の世界。
皇帝の命令により帝国が強大な軍事力で支配を広げる最中、王冠のルーンを携えし一人の英雄が立ち上がる。
その手に振り上げたるは革命軍の旗。
伝承に謡われたように、108のルーンは運命に導かれて旗の下に集結する。

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このスレッドは「革命軍の日常」「英雄たちの物語」をテーマとしたなりきりスレッドです。
推奨事項は雑談・恋愛・エロール。
物語を繋げていくという観点から設定リセットは非推奨としています。

基本はsage進行でお願いいたします。

前スレ【英雄】紋章水滸伝9【革命】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1201163541/

避難所【打倒】紋章水滸伝避難所10【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1203593280/
2 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:50:41 ID:5uBPEkGr
◆禁止事項◆

※最強ロール・決定ロール(ただし決定ロールからの逃走に使用するのは可)
※スカ・ウホ・グロなど特殊ロール(ソフトなものは禁止しませんが、相手の嗜好と場の雰囲気にご注意ください)
※世界観・舞台設定を壊す行為
※キャラハンの殺害(自決含む)、軍が崩壊しかねない事態を引き起こすこと。
※誹謗中傷・荒らし行為 → 華麗にスルーしてください。注意や煽りも同様。
※越境行為・キャラハンの掛け持ち・同キャラハンによる連日待機・男性キャラハンの待機

◆注意事項◆

※相手を気遣い、尊重しましょう
※陵辱行為:設定などリセット非推奨なので、打ち合わせの上でお願い致します。
※戦闘行為:最強ロールやキャラの殺害において細心の注意を払ってください。
※雑談中の乱入:エロール中の乱入に関しては原則禁止ですが、雑談の場合は乱入を禁止しておりません。
           雑談される方は、乱入可能であればキャパとなる人数をご提示ください。
           また乱入しやすいように場所などの設定をお書きいただければ助かります。
※恋愛関係:ここはシチュスレでも単なる出会いの場でもありません。
        特定のお相手の方以外の方と「雑談すらもしない」という事はおやめください。
※設定リセット:設定リセットは非推奨ですが、必要ならば行っていただいても構いません。
         ただし濫用はお控えください。
※フェードアウト: 一月以上、連絡無くスレに顔を出されなかった場合、フェードアウトとして扱います。

◎転んでも泣かない、苛々したら深呼吸
3 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:51:11 ID:5uBPEkGr
◆シチュエーションについて◆
基本的な舞台として、革命軍本拠地となる「湖に浮かぶ城」を用意しています。
それ以外でも何かアイテムを探している、帝国軍の様子を見に行っているなど城外を演じてもらって構いません。

◆キャラハンとして参加しよう◆
革命軍リーダーのルーンである『王冠』を除く、107のルーン所持者となり、トリップを付けて活動してください。
必ずルーンの説明(>4)を一読するようにお願いいたします。
また、最初のロールから革命軍である必要は無く、
他のキャラハンとのロールを行った上で革命軍に加入しても構いません。
戦闘が得意というキャラクターで無くても構いません。(例:鍛冶屋・料理人・聖職者など)

ただし、善良なキャラクターである必要もありませんが、根は悪人であっても、
革命軍の勝利を望んでいるという大前提で行動することを忘れないでください。

◆名無しさんとして参加しよう◆
一般人、革命軍一般兵士、魔物や帝国軍など、108のルーン所持者以外を演じてください。
また、舞台設定上、一部純愛系のキャラクターとはエロールが行いにくくなっているかと思います。
我慢する、キャラハンとしてご参加いただくなど、広い心でご容赦いただきますようお願いいたします。

◆キャラハン用テンプレート◆

【名前】
【ルーン】所有ルーン。他の人と被らないように一つだけ選んでください。
        また()で囲んでルーンが宿っている位置も記入してください。
【年齢】
【性別】
【職業】戦士・相談役・軍師・鍛冶屋・料理人などの職業
【種族】エルフ・ドワーフ・獣人・竜人などの種族
【容姿】
【装備】持ち物、服装
【戦闘】主な戦い方を簡単に
【NG】NG事項、甘々、戦闘、陵辱など
【備考】その他備考。簡単な設定やお願いなど
【提示できるシチュ】雑談、エロールなどで自分がやりやすいシチュなどがあれば記入

※新規参入希望者の方は避難所にプロフィールを投下、推敲を推奨。
 本人と分かるようトリップ付けをお願いします。
4 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:51:49 ID:5uBPEkGr
◆ルーンについて◆

ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!

◎適当にイメージで選んでもらって構いません。

×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨    ×首輪
  雲      ×蜘蛛      軍旗    ×獣      賢者     恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
×祝福      城壁      印      ×深淵     ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙        肉欲    ×人形    ×人間      沼
  歯車    ×鋼      ×蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性      竜

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※現在使用中の物を×表示してあります
5 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:52:22 ID:5uBPEkGr
ルーン所持者(キャラハン)一覧

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男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
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女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
女 ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
女 リュリュ ◆LuLusawaXM (月)
女 エリス ◆xsos6uENks (理性)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
女 ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
女 シャーリー ◆8JfifLQd.Q (蜂蜜)
女 フラム ◆Smithv3u1g (鋼)
男 ハウンド◆sA.em5G1FM (獣)
女 ヤスミン◆QhX/oq0uwA (人形)
女 ドール◆ru6ZZc2Pac (人間)
女 ユリィ◆rXq6eh.jYo (蜃気楼)※
女 シクアス◆OXc8gGqD7Q (祝福)※
女 ストリクス◆Strix61A/U (首輪)※
男 ゼアード◆GlEgDs73Rw (深淵)※
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アイナ ◆6uektg73pk(恋人)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。
復帰の際はルーンの所在にご注意ください。

女 ユリィ◆rXq6eh.jYo (蜃気楼)※
女 シクアス◆OXc8gGqD7Q (祝福)※
女 ストリクス◆Strix61A/U (首輪)※
男 ゼアード◆GlEgDs73Rw (深淵)※
避難所にてプロフ推敲中のため紋章チェックを追加しました。
6 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:52:58 ID:5uBPEkGr
◆FAQ◆

Q 幻想水滸伝に似ていますが、世界観はオリエンタル風味?
A オーソドックスな中世ヨーロッパ風ファンタジーをイメージしてください。
  ただし、オリエンタルな国もありますので忍者などのキャラクターもおkです。

Q 男キャラハンも参加可能ですか?
A 可能です。雑談・恋愛等の日常を主軸に置いているスレである為、積極的にご参加下さい。
  ただし男性の方の待機は板の本来の性質上、ご遠慮ください。

Q 後に革命軍に合流予定の帝国軍キャラクターをやりたいのですが
A テンプレの通り、最初のロールから革命軍である必要はありません。
  ただし、長期間敵のままでいる場合、シチュエーションや絡める方が限られます。

Q 大規模戦闘(戦争)は行ってもいいですか?
A 本格的に大人数でやるならばイベントなどで考えると思います。
  「戦争の最中、一対一で対峙する状況となった」「描写として兵士・戦争風景を描写する」
  などと言ったシチュエーションで戦闘して下さるのは構いません。

Q 置きレス会話は可能でしょうか?
A 男待機ができない分、会話できる機会を増やすためOKとします。
  ですが、置きレス会話に関しては避難所でお願いいたします。

Q キャラハン殺害禁止とありますが戦闘の結果や自決などでは?
A 戦闘メインのスレでない為、本格的な殺し合いはやめていただきたいと思います。
  自決に関しても知り合いのキャラクターが悲壮ロールを強いられる事になるので不可でご了承ください。

Q 雑談に参加する時は名無しもファンタジーの世界観を意識したほうがいい?
A 雰囲気を壊さないように、できましたら革命軍の仲間などを演じていただければと思います。
  避難所での一言などもあるでしょうし、強制ではありません。
7 ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 22:53:20 ID:5uBPEkGr
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ

◆参考資料◆
【ルールテンプレ全文(軽量化前)】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1170249143.html#852

【革命軍のリーダーシリウス(王冠)のプロフィール※資料プロフ】
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/5556/storage/1170249143.html#909
8名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 23:01:00 ID:U9dq4i5r
スレ立て乙彼!!

理性のルーンは空いてるはずだけど…w
9リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/02/24(日) 23:03:56 ID:5uBPEkGr
>>8
意地悪・・・。
やってしまったかと思ったじゃないのー!
10ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/26(火) 00:27:40 ID:/RNgTnDl
【名前】ルミエール
【ルーン】狩人(右手の甲)
【年齢】22
【性別】♀
【種族】人間
【職業】革命軍弓兵兼食料調達係
【容姿】おさげにした赤髪ロング。女性にしては長身で顔つきにも男性的な雰囲気が漂う。
【体形】身長175cm B82 W60 H85
【装備】タイツ状の防刃服(上半身と下半身のセパレートタイプ)の上にレザーのベスト、パンツ、グローブ、ブーツと軽装。ベストの胸部とブーツの爪先と踵が金属で補強してある。
武器は状況によって色々な弓を持ち替えるが、御守り程度に短剣を身につけている。
【戦闘】前衛の援護、上空からの攻撃に対する遊撃等の後方支援が主。領内に侵入した怪物の狩猟なども
【NG】猟奇、鬼畜系
【備考】革命軍に参加する前は猟師やモンスターハンター、果ては野盗等々、色々な職を転々としてきた経歴の持ち主。しっかりと鍛えられた身体に生々しく残る多くの傷跡が歴戦の証。
狩人のルーンを宿していて、集中力や気配を察知する能力が非常に優れている。
性格は普通の明るく前向きでサッパリ系なのだが、対象を一度【獲物】と認識すれば、例えそれが動物であろうと人間であろうと眉も動かさずに射抜いてしまう非情さも合わせ持つ。
ルーンの加護とやらは結構厄介で、寝ている時ですら気を抜けない程に気配というものに対して非常に敏感。特に、人の多い屋内などの閉鎖空間に長時間いると気が滅入ってしまうので、暇さえあれば外に出て独り黙々と鍛錬に勤しんでいたりする。
なお、唯一の娯楽である入浴の時だけは別人のようにリラックスしているらしい。
革命軍に所属してからルーンとそれに纏わる伝承について知り、半信半疑ながらも取り合えず付き合ってみようか程度には協力的な姿勢を見せている。
【提示出来るシチュ】戦闘、訓練、狩猟、雑談、エロール


【し、新スレだって!? 良し、保守代わりにプロフ貼り付けよっ(`・ω・´)】
【>1 リュリュちゃんスレ立てお疲れさま♪】
【そして新スレでプロフを貼りつつ前スレで待機とかしてみようかしら】
11名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 09:21:04 ID:jMq9L1Oz
リュリュさんスレ立て乙です。

◆連絡事項◆
本日21時頃より解凍予定が1件あります。
待機される方は時間帯にご注意下さい。
12ター ◆jOcXbhflAA :2008/02/26(火) 20:42:07 ID:bdzKnHwt
【名前】ター
【ルーン】運命(胸)
【年齢】33
【性別】雄
【職業】紋章鑑定士(嘱託)
【種族】スフィンクス亜種
【容姿】普段は緑の目を持つ普通の大きさの豹。背には翼があるが長距離飛行には向かない。
     身長2m程の豹獣人に姿を変えることもある。その際、翼は縮んで飛行不能となる。
【装備】ギリシャ風の銀の首輪。
     獣人形態ではエジプト風の腰布を巻き、首輪と同じ意匠の腕輪(手首に装着)と足輪が加わる。
     武器は先端がアンクのような形の鋼のロッド。
【戦闘】豹形態では噛み付きと引っ掻き。獣人形態ではロッドによる打撃、もしくは格闘。
     パワーはあるが特別肉体が頑強というわけではない。
【能力】ルーン(運命)による紋章所有者の鑑定。紋章の名の識別のみ。魔法は使えない。
【性格】生真面目マイペース。戦闘時は黙々と戦う。ライフスタイルに独自の拘りがある。
【備考】人の言葉を解し話す。現在人間社会を勉強中。
     帝国、革命軍からも遠い異境で神獣や幻獣などと共に学ぶ生活を送っていたが
     数年前に紋章が現れ、神託を受けて革命軍を訊ねることにした。
     趣味で独自に紋章所有者達の伝説の記録を書き留め、幻獣文字で秘密日記を付けている。
【NG】禁止事項に含まれるロール。>>2
    特殊嗜好のロールはエロ−ルも含めて要相談。(性指向が幻獣異性に傾いているため)
【提示できるシチュ】雑談、戦闘。※レス速度/遅


【リュリュ嬢と>11名無し殿の厚意に深く感謝する】
【我、解凍により前スレにて待つものなり】
13リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/02/26(火) 21:40:35 ID:wJAifVdF
【名前】リュリュ・エレン
【ルーン】月(心臓の上=左側乳首の脇)
【年齢】16
【性別】女
【職業】なし。城の中で様々な仕事の手伝いをしているか、
    セリアンスロープ(人獣、獣変化症候群)であるという特性を生かすべく
    能力を調べられたり訓練を受けたりしている。
【種族】人間
【容姿】T168 B85 W59 H83 ブルネットのロングヘア。目は黒いが、暗い所では青く光る。
【装備】黒いタートルネックに膝が隠れる長さのプリーツスカート、ガーターソックスに革靴(寄宿学校の制服)
【戦闘】月が出ている時間なら、昼間であっても月が見えない場所でも動物に変身できる。
    体の質量は変わらないので、もし虫や象に変身したとしても大きさは人間並みのまま。
    服や持ち物を変えることもできないので、服を着たまま変身すれば、服を着た動物になってしまう。
    (普通は服を脱いで変身する)
    動物の特性はそのまま使えるが限度はある(トカゲに変身した際に尻尾を切りとられたりするのは大怪我)。
    変身した状態で月が沈むと、次に月が昇るまで元に戻れない。
    変身していなくても夜目が利き、ほとんど暗闇でも明るいところと同じぐらい見える。
【NG】スカ、グロ、後遺症が残るほどの負傷 ※レイプと百合は事前に要相談
【備考】10歳で月の紋章が現れ、将来を悲観した両親が修道院内の寄宿学校に入れてしまう。
    修道院長のスパイ行為が帝国に発覚し手入れがあった際、逃げ出してネリエロスに助けられ革命軍に入る。
    帝国軍の斥侯にレイプされたことがある。
    性格は背伸びしたがりで生意気ざかり。好奇心旺盛、ニンフォマニア、おてんばでイタズラ好き。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘

【このスレでもよろしくお願いします】
【投下落ちで失礼します】
14ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/27(水) 22:32:34 ID:EM7MDOT7
こちらのスレ、ごあいさつ 先にするのです。

【名前】ヤスミン
【ルーン】人形(両手の指先)
【年齢】27
【性別】女性
【職業】人形遣い
【種族】褐色人種
【容姿】身長170センチ 体重60キロ B90-W55-H93
    ココア色の肌 ドレッドロック状に編みこんだ髪にたくさんの宝玉
    意思の強そうな大きな目 肉感的な唇
【装備】・糸操り人形
    ・布一枚だけを身にまとっている。
     巻き付け方や結び方によってドレスや戦闘服になる。
     寝るときは布団代わりにする。
    ・髪に編みこんだ宝玉は先祖伝来の一族の財産すべて
【戦闘】人形を自在に操り、武器や道具として使う。
    小さい人形は片手で使えるので一度に二体操れるが、50センチを超えるものは両手で操るため、一度に一体しか使えない。
    その他屋外ではあまり長い糸は使えない、大きいものほど操れる距離が縮まるなどの制限あり。
【NG】猟奇・スカ・妊娠・その他後まで影響が残りそうな行為
【備考】南方の砂漠地帯で大地の精霊を祀る一族のシャーマンだった。帝国に一族は滅ぼされ、土地も荒らされて精霊も消えてしまった。
    精霊が消える際にルーンが発現し、北の同志を探せとお告げが下ったため、はるばる革命軍の城を探して旅をしてきた。
    母国語で話すときは武家娘のように丁寧で正しい言葉づかいをする。帝国領の言葉は旅の途中で覚えたのでバカ丁寧で怪しい片言。
    行儀がよく教養もあり立ち居振る舞いは優雅である。黙っていると人形のように冷たい印象。
    今は周囲のものすべてが珍しく、興味シンシンで見聞きしている。
    水が苦手で泳げない。入浴もしない。船や橋は気持ちが悪くなる。水もほとんど飲まない。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、小規模な接近戦
※通常の【】()の他に、モノローグや母国語での発言を《》で表示させていただきます。

【前スレにて待機しております】
15リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/27(水) 23:34:32 ID:Rfx2G/ei
【こちらで宜しいでしょうか?】

(見ていたものは、古い戦史を取り集めたものだった)
(生憎、持ち合わせは限られており、暗記するつもりである)
(眼を光らせ、書物と向き合っていると)
(不意に人の気配を感じた、が気にすることはなく)
(向こうが何もしない限り、このままだと思っていたが)

……私に何か用があるのでしょうか? 手短にお願いします。
(と、店の者かと思い振り返ってみると)
(この辺りとは、異なった人種、民族であろう女性が)
……ああ、そう言えば違和感がありますね、でしたか。
(声を掛けられた時の、言葉の違和感を思い出す)

ここにはまだ慣れていませんか? どうやら、そのようですが。
母国語は話せますよね、私が理解できるかは分かりませんが。
(興味の対象が、書物から女性へと移った)
(手持ちの辞書を取り出し、この言葉かどうか聞いてみる)
(眼は更に輝きを増した)
16ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/27(水) 23:43:41 ID:EM7MDOT7
(男が出した辞書を見ると、懐かしい故郷の文字があった)
(ヤスミンはおもわず母国語で話しかける)

《砂漠の国の言葉をご存じの方でありましょうか!》
《なんとありがたいことでしょう、精霊の御名に感謝を!》

(急いで辞書をとり、地図ということばを探し当てて)
《この先にあります湖の近くの地図をさがしておりまする》
《湖を超えて、城に至る道がないものかどうかと…》

(そこでふと、しゃべりすぎたのではないかと気になった)
(城はなにしろ革命軍の本拠地)
(帝国皇帝に叛旗を翻す者たちの居城である)
(いくら城下とはいえ、謀反人の仲間と思われるのはまずいかもしれない)

あの、あなたさま、は…?
(帝国の言葉で、たどたどしく男の身元をたずねた)
17リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/27(水) 23:53:30 ID:Rfx2G/ei
む、そうやって捲し立てられましても……。
(習いたてですから、理解できません、と言って)
(朧気ながらも、言っている意味は聞き取れた)
もっとも、辞書あってこその会話ですが。
(と、ちょっとだけ苦笑いに似た笑みを浮かべて)

革命軍、貴女も庇護を求めるのですか……?
(帝国がために、国を追われたのかと思い)
なるほど、湖を越えて……行き方は分かります。
分かりますが、……はい? ああ、私ですか?
私は学者をやっている者です。浅学はそのために……。

おっと、城へ行きたいのですね。ええ、分かりました。
一応、私も革命軍です。そう心配なさらずに。

【すみません、思いの外眠気が強く落ちてしまいそうです……】
【一旦凍結か、或いは破棄してしまうのか】
【ご考慮願えないでしょうか?】
18ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/27(水) 23:55:27 ID:EM7MDOT7
【まだ話はじめたばかりですので破棄でも凍結でも結構です】
【今後のご予定に合わせて、こちらのことはお気になさらずにお決めくださいませ】
19リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/27(水) 23:58:31 ID:Rfx2G/ei
【凍結を希望しても宜しいでしょうか?】
【明後日からは夜10時から、大丈夫ですが……】
20ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/28(木) 00:00:43 ID:cBK79Rnb
【金曜日の夜10時ですね。かしこまりました】

【本日はお相手くださってありがとうございます】
【では金曜日に】
【お疲れ様でした。おやすみなさいませ】
21リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/28(木) 00:03:47 ID:04KPJAkq
【こちらこそ、申し訳ありませんでした】
【それでは、失礼させて頂きます……】
22ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 00:35:20 ID:wEOwlwib
【リュリュさん、スレ立てお疲れ様でした!私もプロフを投下させていただきますね】

【名前】通称:ナイトメア 本名:ビオティーテ(本名よりも仇名の知名度が高く、本名を知る者は少ない)
【ルーン】夢(背面、腰の上から肩下までの一面に広がっている)
【能力】視認した相手の認識能力を狂わせる幻惑系。特性上、視覚外からの不意打ちや遠距離攻撃には無効。
【年齢】19
【性別】女
【職業】フリーランスの傭兵
【種族】人間
【容姿】163cm B86W55H80 漆黒の長髪と瞳 色の白い象牙色の肌
    一見、大人しげな楚々とした容貌。線が細く、華奢な体型だが胸は結構大きい。
【装備】細身の長剣(黒塗りの鞘と柄) 黒いロングドレス(喪服) 左薬指に指輪 短剣6本(銀製が1本)
【戦闘】腕力には乏しいが、紋章の力による特殊能力と技巧を用いて敵を翻弄するテクニカルファイター。
【性格】恋人に出会うまでは凄惨極まる環境を一人で生きてきた為、警戒心が強く、人との交流に不慣れ。
    しかし一度心を開いた相手には、どこまでも心を傾ける情の深い一面も。気質が穏やかで押しに弱い。
【NG】猟奇・スカ・恋愛関係におけるカップル化。
【備考】敵手を悪夢を見ている様な錯覚に陥らせる戦い振りからナイトメア(悪夢)の仇名で知れ渡る傭兵。
    戦乱のさなかに行方不明となった恋人を探し続ける為にフリーの身でいたが、革命軍に流れ着き、
    様々な出会いを経て専属的契約を結ぶに至った。本名を知る知己も増えてきている。
    紋章の力の負の影響も強く受けていて、時折、夢現で恋人を探して彷徨い歩く、夢遊病状態に陥る。
    その時に出会った相手次第では、相手を恋人と誤認し身体の関係を持ってしまう事も。
【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロール※攻めと夢遊病時以外での和姦は設定上、難しいと思われます。

【今日の私の間の悪さっぷりに凹みながらも、暫く待機。
 リミットは特になし、強いていうなら眠気が来るまで、でしょうか】
23ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:00:03 ID:lHkPEuHy
【えっと、深夜組参上、です・・・(´・ω・`)ノ】
24ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:05:08 ID:wEOwlwib
【ルミエールさん、今晩はーヾ(゚∀゚)ノ 待機落ち覚悟だったので、めっさ嬉しいです♪】

25ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:07:14 ID:lHkPEuHy
【あ、こんばんわ・・・】
【その、本来は自重すべきだと思ったのですが、あの・・・こんな私でよければお相手を勤めさせて頂けますでしょうか?】
26ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:10:37 ID:wEOwlwib
【此方から伏してお願い申し上げたいくらいです!>お相手。
 シチュは……やっぱり、アレでしょうか?前回に後押しも完成させてますので、いけるかと思われますが】
27ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:15:53 ID:lHkPEuHy
【は、有難きお言葉・・・】
【アレ、ですか。ちなみにビオティーテさんのお望みのシチュエーションはありますでしょうか?】
28ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:19:51 ID:wEOwlwib
【そうですね……
 「アレ」に限定するならば
 1・前回、手を取り合って眠りについた翌朝(朝っぱから、もしくは明け方あたりか)
 2・後日、温泉かどこかでばったり会っちゃったりして、そこから。
 それ以外の健全系なら
 3・ルミーズブートキャンプで絞られてみる。
 4・たまには戦場で共闘でも?
 ……と、こんな感じでしょうか。ルミエールさん的によろしげなモノはありますでしょうか?】
29ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:25:19 ID:lHkPEuHy
【ああ・・・3に凄く心惹かれかけてる私がいる(・∀・;)】
【しかし、1で行ってみましょうか!】
30ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:31:31 ID:wEOwlwib
【了解ですー。3は次にお会いできた時にでもw
 あ、あと「やってしまう」前に一つ、相談が。以前に避難所でお話した「今後の関係性」についてなのでが
 流れ次第で、どう転ぶか分からない所もありますが、事後、今のまま「仲の良い友達」にしておいた方が
 良いか、「ビオティーテが心惹かれかけて戸惑う相手」にしてしまって大丈夫か……その辺、如何でしょう?
 此方としては、最初にある程度、構想をたてておけば、どちらもいけるのですが……】
31ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:39:28 ID:lHkPEuHy
【私は後者でも大丈夫、です】
【本当に、流れを見るまでは分かりませんが、ビオティーテさんがお望みとあればそういう方向においても最善を尽くさせて頂きます】
32ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:41:12 ID:wEOwlwib
【ありがとうございます。それでは流れに任せるといたしましょう。書き出しは……
 前回、ルミエールさんに書き出して頂いたので、今回は私からの方が宜しいでしょうか?】
33ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 01:41:54 ID:lHkPEuHy
【はい、では宜しくおねがいいたします!】
34ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:42:25 ID:wEOwlwib
【それでは今から書き出してみますので、少々、お待ちを……】
35ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 01:58:25 ID:wEOwlwib
(――東の空の彼方に太陽が顔を出し、夜の闇を払拭してゆき、新たな一日の始まりを告げる。
 しかし、空は僅かに白みはじめてはいるものの、朝、と呼ぶには未だ早く
 世界は夜の気配を色濃く残している――そんな時間)
……ん。
(本来、自分が寝る筈の自室の寝台ではない場所で、覚醒した女が、ゆっくりとその瞼を開ける。
 2、3度、長い睫を瞬かせた後、何かを求める様に手を伸ばす。
 ――朝、眠りの淵から浮かび上がってくると、意識を目覚めさせるよりも早く、
 過去の面影、かつては彼女の隣で眠りについていた恋人の姿を求めて手を伸ばし、
 何にも触れる事なく、冷えたシーツの上に彷徨い、愛した男が、もう己の傍にいない事を再認識する、
 それは、まるで儀式の様に女が毎朝、毎朝、繰り返す悲しい習慣――。
 ……しかし、今朝は違った。
 伸ばした手に、自分ではない温かい熱を持った人肌の感触が触れる。
 驚きに見開いた目に飛び込んできたのは、恋人のものではないが見覚えのある人物の胸で。
 ――自分が、その人物の胸に抱え込まれる様にして眠っていたと、ようやく理解できた)
……あ、ルミエール……。
(そう、昨夜、抑えていた感情を爆発させて、不安定な精神状態になっていた自分を気遣って
 一緒にいてくれた友人の存在と、自分が、その友人の寝台に押しかけてしまっている状況なのを思い出す)
……。
(今ので起こしてしまったか、と、彼女はそっと頭をあげてルミエールの顔を窺う)

【それでは宜しくお願いします!】
36ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 02:16:37 ID:lHkPEuHy
ん・・・うん・・・
(これも、狩人のルーンの加護によるものか、はたまた身体に染み付いた習慣故か)
(夜明け前、太陽がその顔を覗かせようとする気配に反応してゆっくりと瞼を開いた)
(丁度そんな折、昨夜この部屋に訪れ、色々あって今同じベッドで身を横たえるビオティーテの手が肌に触れた)
(温かいような、冷たいような、しかし剣を握る手とは思えないほどに滑らかなその感触に心地よさと安堵を覚え、いつの間にか眠気と呼べるものは何処かへと吹き飛んでいた)
ふふ・・・おはよう、ビオティーテ
(しっかりと胸に抱いていたビオティーテの頭をそっと撫で付けながら静かに囁きかけ、微笑んだ)
寝覚めはどう・・・? 気分は悪くない?
(彼女も目覚めたばかりだろうか? まだ完全に覚醒していない様子のビオティーテの眼をじっと覗き込む)


【よろしくお願いします!】
37ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 02:30:29 ID:wEOwlwib
(昨夜、大泣きした影響からか、僅かに潤んで揺れる漆黒の瞳がルミエールを見上げる。
 頭を撫でられると、髪を梳いて下りていく手の感触に安堵を覚えたのか、その目が細められた)
……お早う、ルミエール……。
(自分の現状と昨夜の一幕を思い起こした女は、恥かしげに、小さな声で挨拶を返す。
 気遣うルミエールの言葉に、ゆっくりと頭を振ると)
気分は悪くないわ。……貴女の御蔭。有難う、ルミエール。
……でも……貴女は良く眠れた?
(もしかしたら、自分がその眠りを妨げてしまったのかもしれない、と、女の表情が曇る)
……。
(それでも、朝、目を覚ました時に隣に誰かが―それも、安心して身と心を預けられる相手が―いる、
 その事が嬉しくて、隣にいる人の熱と鼓動が恋しくて……
 女はそっとルミエールの背に両手に回す)
38ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 02:46:25 ID:lHkPEuHy
そう、良かった。
寝不足で疲れた顔なんかしてちゃ、美人が台無しだもんね?
(クスッと笑い、頭から髪、そして頬を撫で付けていく)
(微かに涙を湛えて揺れる漆黒の瞳には迷いのようなものは見受けられず、何処までも透き通り、吸い込まれそうな深い色をしていた)
(その瞳に引き込まれるようにじっと見つめたまま)
ええ、大丈夫。おかげさまでグッスリよ?
(ビオティーテの懸念を払拭するように穏やかな笑みを浮かべ、彼女同様そっと背を抱いた)
・・・暖かい・・・人肌の温もりって、本当に・・・
(薄布越しに伝わってくるビオティーテの体温)
(物心付く頃より渇望していたもの)
(手に入れるのは簡単そうで、とても難しいそれは、今まさに自分の腕の中にあった)
(ポツリと呟きながら、ビオティーテを抱き締める腕に力を込める)
39ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 03:03:59 ID:wEOwlwib
……ええ、本当にぐっすりと眠れたわ。
それに……こんなに満ち足りた気持ちで迎える朝は……本当に久しぶり。
(まだ恥かしそうにしながらも、ルミエールの笑いにつられる様に、その表情柔らかく綻び)
……本当に?
私のせいで起こしてしまったり、しなかった?……それなら良いのだけど。
(頭を撫で、髪を梳き、頬におりてきた、温かく、しなやかでいながら力強い手、弓を引くもの特有の
 指先の皮膚が少し固い、その手の感触にうっとりと目を細めたまま、猫がする様に頬を摺り寄せて)
……ええ、温かいわ……、でも、人肌だったら誰でも良いってわけじゃない……。
貴女だから。
……他の誰でもない、貴女だから……こんなにも温かいの……。
貴女の優しさが……私に伝わってくるから……。
(物理的な熱だけではなく。肉体だけの繋がりではなく。
 心を通わせた相手と触れ合う事は、それ以外の、思いや情も互いに伝え合い、
 体だけでなく、心も一緒に温めてくれるものだ)
私の気持ちも……一緒に貴女に伝わるといいのだけど。
(いつか温泉で目にした、その、鍛え上げられた強靭でしなやかな肉体に走る無数の傷痕の様に……
 優しさと強さを併せ持った魂に、孤独という傷を刻む友人を
 ほんの僅かでも満たせれば良い、と、抱き締められる腕に応える様に、強く抱き締め……
 その胸に顔をうずめる)
40ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 03:35:19 ID:lHkPEuHy
ううん。むしろ、その逆。貴方がいたから、私も深い眠りにつけたの。
(笑みを浮かべながらそっと眼を閉じ)
安心、っていうのかな。無防備になっても大丈夫っていうのがあると良く眠れるの、昔っからね。
(再び眼を開くとクスッと笑い肩をすくめる)
(眼を細め、自分の手に頬を摺り寄せるビオティーテのすべすべした頬を撫でながら)

そう、ね。誰でも良いってわけじゃない・・・
貴方だから・・・ビオティーテじゃないと、ダメだから・・・
(背中をなで上げながらビオティーテの頭を抱えるように強く胸に抱く)
軍の仲間を信頼してないわけじゃない。
けど、完全に無防備な私を見せられるのは、貴方だけだから・・・
(胸に抱くビオティーテの顔を上に向かせ、その瞳をじっと見据える)
自分でも、何を急に言ってるのかと思うけど・・・。
でも、今は無性に、貴方が欲しい。
心も、身体も、今だけで良い・・・貴方を私のものにしたい。ビオティーテ・・・
(唇を噛み締め、ずっと胸の内に燻っていた想いの丈を一思いに吐き出した)
(拙い言い方だったかもしれない)
(しかし、それは紛れも無く、初めて心を許した相手への純粋で、熱い想いだった)

【お時間大丈夫でしょうか?】
41ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 04:04:57 ID:wEOwlwib
私が……?良かった……。
(返す言葉は短かったものの、自分がいたから、という言葉そのものと、自分がルミエールにとって
 「安心出来る存在」になっている事、そしてルミエールに安らかな眠りを提供できた事……
 その全てが喜ばしくて。
 心底、嬉しそうに、固く閉ざされていた花の蕾が開いていく様に笑み綻んだ、その笑顔が
 何よりの返答であっただろう)
私ばっかり、安心とか幸福感とか貰ってばかりだって、思っていたから……本当に良かった。
……嬉しいわ、ルミエール。
(頬を撫でる手を包む様に握りながら、目を細めるルミエールに顔を寄せて)
私、本当に嬉しい……。
(間近でその顔を、瞳を見つめながら。近い位置にある女の黒瞳には、その言葉通り
 常にない程の喜色がはっきりと浮かんでいて。微笑みをたたえてルミエールの目に一心に注がれる)

(そのまま、静かにルミエールの告白に耳を傾けていた。
 いつかの夜、あの時は驚きが先に立ってしまったのと、自分の胸にある恋人への想い故に
 受け入れられなかったルミエールの願い――けれど)
ルミエール……私……、今もまだサダルスードを愛しているわ。
貴女以外の人を、今も心に抱えている……それでも、いい……?
(最初に、この事を告げておかなければ、ルミエールにもサダルスードにも、あまりに不誠実な気がした。
 ルミエールを見上げ、その瞳を見つめたまま、心の感じたままに胸にある自分の気持ちを告げていく
 ――それは、とても不器用なものであったけれど)
……そういう事をしたいって……とても大事なものを二人で半分に分け合いたいって
一方的に奪われるのでも、勝手な夢に耽るのでもなく……抱き合いたいって……そんな風に思ったの
サダルスード以外では貴女だけで……、そういう風に「する」の、そんなに経験がないの。
……だから、色々と上手くできないかもしれないけど……。
それでも、良いなら……私、貴女を抱き締めたいわ、ルミエール。
ただ、抱かれるだけじゃなくて……。
(そこまで言って、自分の口にした言葉と、これからの「行為」に思いを馳せ……
 羞恥にいたたまれなくなって、ルミエールの胸に頭を預ける様に俯いてしまった。
 顔は見えなくなっても、下を向かってさらさらと零れ落ちていく黒髪の隙間からのぞく
 白いうなじと、耳の後ろまでもが紅潮しているのが見て取れるので、女がこのこの上なく赤面しているは
 丸わかりであろう……)

【私はもう暫くいけそうですが……、ルミエールさんのほうで眠気が辛い様でしたら
 今回は此処までで、凍結に致しますか?】
42ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 04:43:21 ID:lHkPEuHy
・・・・・・
(ビオティーテの向けた笑顔。何よりの報酬だった)
(どんな言葉よりも心に焼きつくその笑顔)
(掛ける言葉が全く見つからなかった。純粋に、見惚れすぎて)
(黙ったまま小さく頷いてビオティーテの言葉に耳を傾け、深く心に誓う)
(どんな事があっても、この笑顔だけは守っていこう、と)
(それが案外、戦争終結を早める小さな原動力の一つになるのかもしれない)


それでも良いなんて・・・勿論よ
私だって、貴方に彼の事を諦めて欲しくないもの・・・
(髪を掬い上げるようにうなじを撫で上げ、ジッと見つめたまま力強く頷く)
ええ、分かったわ。
貴方の大切な心、しっかりと受け止める。貴方の、彼に恥じないように、しっかりとね
(ビオティーテの半身ともいえるサダルスードへの禊を分け与えようとするその覚悟)
(決して軽々しく扱ってはならないその想い)
(それら全てを取りこぼさぬよう、しっかりと抱きとめるようにビオティーテの身体ごと強く抱き締めて)
ありがとう・・・ビオティーテ・・・んっ・・・
(微笑み、静かに呟いて、胸に顔を埋めるビオティーテの髪を掻き分けて額をさらけ出し、そっと唇を寄せた)
(触れた瞬間に分かるほど彼女の肌は紅潮し、熱を帯びていた)

【すみません、遅れてしまいました・・・】
【では、大変恐縮なのですが凍結させていただいても宜しいでしょうか?】
43ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 04:47:37 ID:wEOwlwib
【いえいえ、御気になさらず、です♪
 では、凍結という事で……解凍はいつ頃が宜しいでしょうか?
 取り合えず、今週末は避けたいかな、と思うので……日曜日の夜から来週いっぱいまででしたら
 夜の21時以降から来れます。後、木曜日は日中とかでもおkです。
 ルミエールさんのご都合は如何でしょう?】
44ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/02/28(木) 04:57:52 ID:lHkPEuHy
【いや、本当に申し訳ないです・・・】
【では、一応来週ということで、こちらの予定が分かり次第連絡させていただきます〜】
【それでは、今夜はお付き合い頂きましてありがとうございました】
【今宵はこれにてお先に失礼させて頂きます。お疲れ様でした、お休みなさいませ♪】
45ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/28(木) 05:01:01 ID:wEOwlwib
【了解です〜。では避難所の方をこまめに覗いて見るようにしますね。
 此方こそ、深夜からこんな遅く(早く?)までのお付き合い、感謝感謝です♪
 では、お疲れ様でした。お休みなさいノシ】
46名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 19:41:44 ID:a+l5SUJJ
つ 金貨100枚+マジックディルドー
47ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/02/29(金) 00:10:37 ID:gVHMqTdO
>>1 リュリュさん、スレ立てお疲れ様でした。】
【私もプロフィールを投下します。】

【名前】ジノ・ルザベスタ
【ルーン】蜘蛛(喉元)
【年齢】24
【性別】女
【職業】魔術士/占い師
【種族】人間
【容姿】90・59・85 身長160cm、体重は企業秘密
    色白、腰辺りまである栗色の髪、ワインレッドの瞳。やや釣り目    
【装備】黒いローブ、銀の杖
【戦闘】魔法での攻撃・補助など(修行の途中で破門されたため、時々失敗する)
【NG】猟奇・スカ
【備考】明るくお節介な魔術士兼占い師。
    元々は帝国領から遠く離れた国で、師匠について魔法を学んでいた。
    15歳の時ルーンが発現。その力を利用し、師匠に内緒で占いをして小遣いを稼いでいたのだが、
    数年前に師匠にバレて破門されてしまう。
    せっかくなので自分の力を試そうと各地を放浪中、この地に立ち寄った。
    自分のまいた種とは言え、本業の魔術士よりも占い師として名前が売れているのが不満らしい。
    それでも恋に悩む老若男女を、楽しそうに温かく見守っている。
    《ルーンの効果》
    一人の人間に意識を傾けることで、絆を『糸』という形で見ることができる。
    家族愛や友愛は右手の薬指に結ばれた青い糸、恋愛感情は左手の薬指に結ばれた赤い糸が見える。
    想いが一方的なら糸は相手の指に弱く絡まる程度で、両想いならしっかり結ばれている。
    また、その想いが強いほど、糸の色は鮮やかに見えるという。
    ただし、自身に繋がる糸は見ることが出来ない。
【提示できるシチュ】恋占いを通した雑談、小規模戦闘でのサポートなど
          エロールは甘々でも陵辱でも

【このまま、少しだけ待機します。】
【あまり遅くまではいられませんが、気軽に声を掛けていただけると嬉しいです。】
48ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/02/29(金) 00:56:47 ID:gVHMqTdO
【では、そろそろ失礼いたします。】
49ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/02/29(金) 07:37:27 ID:dsjsYYMS
◆連絡事項◆
【アイナ◆6uektg73pkさん
 フェードアウト期限が過ぎております。
 フラム◆Smithv3u1gさん
 フェードアウト期限が近付いております。
 このレスにお気づきになられたら、各自生存報告をお願い致します】

◆連絡事項◆
【本日2/29 22時〜解凍予定が一件あります。待機される方は時間帯にご注意ください】

【連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
50ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 21:56:22 ID:n0PvaCCd
【少々早いですが、リカルド様をお待ちしております】
51リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 22:03:48 ID:g/S4eJ8n
【申し訳ありません、少し遅れました】
【では、本日も宜しくお願いします】
52ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 22:05:37 ID:n0PvaCCd
【こんばんは。よろしくお願いいたします】
【ではレスを投下いたしますので、少々お待ちを】
53ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 22:08:57 ID:n0PvaCCd
《革命軍、とおっしゃいましたでしょうか?》
(ヤスミンは思いがけない幸運に驚き、同時にほっとした)
(これであの湖を通らずに、城に行けるに違いないと思った)

《わたくしはあの城へ参らねばならないのですが、ゆえあって湖を渡ることは致しかねまする》
《陸路で城へ参る道筋を、ぜひご案内いただきたいのです》
54リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 22:18:34 ID:g/S4eJ8n
ほぅ……革命軍に興味を持たれているのですか?
(僅かの間、眼を瞑って考える仕草を見せる)
貴女がこの辺りの人でないことは、容易に考えられます。
ならば、故郷を離れた理由もあるでしょう。
それをお聞かせ願えませんか?
(と、眼を開けるとそう言って、相手を窺う)

私も昔は別のところに住んでいました。
しかし、様々な事情が交錯し、今は革命軍に身を委ねています。
それもまた、何かの運命でしょう。
そして、また貴女も運命に導かれようとしているのかもしれません。
(もっとも、運命とは切り開くものですが、とも言って)

道を教えることは、容易いことです。
ですが、もし貴女が……信じるに足りぬ人物ならば……。
――あくまでも、仮定の話です。お気を悪くせずに……。
いつも最悪の事態を想定しろ、と教え込まれましたから……。
(相手を内面まで窺おうかと、興味深げに様子を見ている)
55ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 22:28:10 ID:n0PvaCCd
《これはご無礼を……確かに通りすがりの女をすぐにお城へお連れできないのは道理というもの》
《わたくしが心得違いをいたしておりました……》
(ヤスミンはゆっくりと優雅なしぐさで頭を下げた)

《わたくしは、ここよりずっと南の砂漠から参りました》
《そのような辺境へも、皇帝は容赦なく兵を差し向け、砂漠が生み出す資源を奪い尽くしてゆきました》
《わたくしは砂漠の精霊と通じる巫女でありましたが、もはや一族は滅び、精霊も消えてしまいました》
《精霊が消える間際、わたくしに北の同志を探せと告げて、革命軍の城の存在を教えていったのです》
《精霊と通じる力は消え失せましたが、このようなものが》
(そう言って、広げた手のひらを男に見せた)
(ヤスミンの指先には指紋の代わりに複雑な紋様が浮かび上がっていた)
56リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 22:39:44 ID:g/S4eJ8n
帝国の進出によって、故郷は荒らされたというのですか……。
(急に表情を曇らせたかと思うと、声のトーンも落ちる)
帝国の実情はそこまで落ちぶれているというのですか……。
(領土を侵略し、資源を奪い尽くす、その土地を根底から覆す)
(邪悪な濁流が穏やかな土地を侵していった情景は容易に想像できた)
貴女の話が本当ならば、革命軍に参加する気持ちはよく分かります。
(まだ警戒感を消していないのは、男の性格からであろう)

精霊? ――そのようなものが存在するのですか?
(天意には懐疑的であったため、思わずそう口走るが)
いえ……世界は広い。偏狭な視野ではいけません。
ですが、その精霊には出会ってみたかったですね。
(と、今度は男の中で好奇心が台頭してくる)

……おや、それは。不可思議な紋様……ん? ん?
(ルーンの心得は備わってはいないが、すぐに理解した)
(同時に彼女の言葉が、真実であると判断した)
ご案内しましょう。しかし、私では役不足かもしれません。
まあ、それはおいおい……でしょうね。
(ついて来て下さい、と古書店から出る)
57ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 22:49:49 ID:n0PvaCCd
《おわかりいただけたのですね!》
(男が自分を信じてくれたことが心底うれしかった)
(精霊が自分に刻んでいった……と信じているこの紋様によって、本当に城へ導かれてゆく)
(正しい運命に従っていると、心から感じられた)

(男について歩きながら、自己紹介する)
《わたくしの名はヤスミンと申します》
《この紋様が現われてのちは、人形を遣う腕が冴えまして、身を守り、路銀を得ることもできるようになりました》
(懐から人形を取り出して見せる)
(指先が光ったと思うと、そこから見えるか見えないかぐらいの細い糸が人形につながっていた)
(まるで飼い犬を散歩させるように、人形を歩かせながら)
《これもみな、精霊の加護と心得ておりまする》

《砂漠で育ちましたゆえ、水には馴染みがございませぬ》
《あのように……大量の水のあるところへは、とても近づけませぬ……》
(ヤスミンは湖の様子を思い出し、顔を曇らせた)
(まさか男がその湖に近づいているとは全く思っていない)
58リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 23:02:25 ID:g/S4eJ8n
十二分に信じるに足る人物ですよ、貴女は。
これは私の考えですが、分かって頂けるかと思います。
(と、自分もルーンが刻まれた額を擦りながら)
もう一度になるかもしれませんが、私はリカルド、学者をしています。
元々は帝国に仕えていた一族ですが、それも昔の話です。
(と、忌々しい記憶を思い出したかのように)

……人形? あ、人形……。
(確かに人形が、飼い犬のように散歩していた)
(あまりにも見事な動きに、思わず感心して)
これは確かに……面白い。まるで生き物のようだ。
(儲かるな、これは、と思いながら話を聞くうちに)

水が苦手で、ああ水が……苦手。どうしましょう……。
(まさか湖に浮かぶ城が移動できるはずがない)
(どうやって、怖がらさせずに城に入れるか)
水と触れたこともないなら、怖がるのも当然ですよね。
私だって、触れ合いがない動物は怖いにきまっていますから。
(むぅ、と思わず唸って考え込んでしまう)
(歩みは自然とゆっくりになっていって)
59ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 23:11:18 ID:n0PvaCCd
リカルド…様…。
(ゆっくりと帝国風に発音しながら男の名前を確認した)
《本来なれば、きちんとごあいさつすべきところなりませど》
《このような往来でありますゆえ、のちほど》
(ていねいに言葉をかけながら、時々人形をスキップさせたり踊らせたりする)
(道行く人が感心してこちらを眺めている)

(水が苦手と聞いたリカルドが困っている)
《あなたさまはどのようにお城を出られたのでしょう?》
《城から出る手立ては船ばかりではありますまい?》
《橋もあまり気が進みませぬが、船よりはまし……》
《それより、道がどこかに通じてはおりはしませぬか?》
《あのように大きな城なれば、支えもなく浮いているというようなことはありますまい》

(そう言いながら、リカルドが考え込んでいる様子に、不安を覚える)
(城は本当に浮いている……陸とは全くつながっていないのかも知れない)

《まさか、水を渡るよりほかにお城へ行く手立てはないのでしょうか……?》


60リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 23:23:30 ID:g/S4eJ8n
挨拶なんてとんでもありません。だらしない男ですから。
(そう言うと、ハハハと笑って)
しかし、凄い人形ですね。あんなに踊ってる……。
(周りの視線に自分まで恥ずかしくなってしまい)
どうしても、目立ってしまいますよね。仕方がありませんが。
(人形操演の技術に感心しきりであった)

あ、その……陸路は残念ながら……。
(知らないんですよ、と申し訳なさそうに言って)
私は水が苦手ではありませんから、橋を用いていました。
ですから……その、すみません。
(と、頭を下げて、力になれないことを詫びる)

少しだけ、我慢して頂けないでしょうか?
橋ですから、そう水は気にならないかと思われます。
しかし、私の価値観を押し付けるのは、いけませんね。
(水に慣れていないんですからね……と呟き)
そろそろ、ですね……。
(城と湖が見えてくる、革命軍の本拠地が)
61ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 23:33:26 ID:n0PvaCCd
(ひとしきり人形を操って見せると、ヤスミンは人形をしまいこんだ)
《取り得はこればかりでございますゆえ、いささか失礼をばさせていただきました》

(その時は笑っていたが、リカルドが橋、と言った瞬間に顔がひきつる)
は…し……?
(帝国語で繰り返すと、顔色がみるみるどす黒くなる)
《橋を渡るよりほかないのでございますね……》
《敵の襲撃を避けるためでもあるのでございましょう》
(目をつぶって、ごくりと唾を飲み込むと、目が据わった)

《よろしゅうございます、橋でまいりましょう……船よりはましというもの》
(ぐっと手を握り、リカルドについていく)
(ふと目の前が開け、湖の向こうに城が浮かんでいるのが見えた)

《いよいよ、運命の城へ向かうのだわ……湖ぐらい、何を恐れることがあろう》
(独り言をつぶやきながら震えはじめた)
62リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/02/29(金) 23:45:02 ID:g/S4eJ8n
む、少し残念な気持ちもありますね。
(人形が仕舞われるのが、残念そうに言って)
ええ、私などよりも立派な取り柄です。
浅はかな学者の、浅学に比べれば、遥かに潤いがあります。

……やはり、湖を怖がっているようですね。
いや、水……でしょうか? 苦手なんですよね。
(気休めではありませんが、と前置きした上で)
ちょっと止まってくれませんか? 本当に気休めですが。
(と、額に巻いた布をヤスミンさんの眼を隠すように巻いてやって)
手をしっかりと握って下さい。大丈夫ですから。

運命に導かれようとしている人を助けている。
こんなに嬉しいことはありません。
(なるべく、相手を励ますように言葉を続ける)
私では頼りないかもしれませんが……信じて下さい。
63ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/02/29(金) 23:53:25 ID:n0PvaCCd
(リカルドが立ち止まり、自分の頭に巻いていた布をヤスミンの目隠し代わりにしてくれた)
《これでは、歩けませぬ……》
(そういう間もなく、リカルドが手を取って、しっかりと握ってくれる)

《あの、リカルド様、本当によろしいのでしょうか、このような……》
(あわてる気持ちと初めて会った男性に手を取られて進むことへの戸惑いから、滅多にかかない汗が、手のひらにじわっとにじんできた)
(しかし、リカルドは力強く信じてください、と言う)
(その気持ちがうれしい)

《ありがとう存じます。あなた様を……信じてついてまいります》
(リカルドの手をきつく握り返し、そろそろと歩を進めた)

(橋の上と思われるところは振動が伝わる)
(風が強くあたり、足もとの下は深い水なのだということを思い出しそうになる)
《いけない、恐れることはない、リカルド様がお導きくださるのだから……》
(顔をあげ、毅然とした姿勢でついていった)
64リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/01(土) 00:04:52 ID:Q8XGbceK
これでは、おかしい気分になってしまいますね。
私もあまり慣れていませんからね……。
(額に刻まれたルーンが、微かに反応を見せる)
(手をきつく握る様子が分かり、こちらも応えて)
しかし、いつになく……いつになく遠く感じてしまいます。
(この橋の先が、いつになく遠く感じてしまう)

風に揺られたとしても、気にする必要はありません。
落ちることはありません、落ちることはありません。
(と、繰り返し呟き。自然と相手を励ますように)
もしも、落ちたとしても一蓮托生です。
頼りがいがないかもしれませんが、居ないよりマシでしょう。

(慌てることはない、慌てることはないとまた呟く)
橋を渡るのに憔悴してはいけませんよね。
もっと落ち着かねば、なりません。
(橋はまだ半分くらいしか)
65ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/01(土) 00:12:29 ID:G9o6lPp1
(リカルドに握られている手の指先が熱くなるが、それは単に手をつないでいるからだとおもっていたら、反対側の指先も熱くなりはじめた)
《いったいどうしたことだろう……》
(今までにない感覚に、恐怖を忘れる)

(リカルドも緊張しているらしいことが伝わってきた)
《落ちるですって? いいい、一蓮托生などと、そのような……!》
(かすれた声でこわごわと言ってしまい、すぐに態度を改めた)
《大変失礼いたしました、これほどのご親切を頂いていながら、ぶしつけなことを……》
(また恐怖がよみがえり、水に落ちるという最悪の事態で頭がいっぱいになってしまうと、気分が悪くなった)

リ…カルド…さま…
(そう呼びかけるまもなく、足がもつれる)
《申し訳ございません、少々気分が……》
(まだ橋の中ほどだというのに、その場に座り込んでしまった)
66リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/01(土) 00:23:36 ID:Q8XGbceK
逆効果になってしまいましたか……。
(ううん、と唸り込んでしまう)
力に自信があれば、抱き抱えることもできたでしょうが……。
(身体が鈍っているだけに、余計に危なく感じられ)
(こういう時は、考えても仕方がないと心に決め)

私が付いています、だから安心して下さい。
城まではもうすぐです、心配することはありません。
(屈み込んでしまった、ヤスミンさんの背中を擦りながら)
気分が落ち着いてからでも構いません。
時間の流れは、悠久の大河の如し、ゆっくりしたものです。
ですが、そうは言っても光陰矢の如しとも言いますね。
どっちが正しいんでしょうかね?
(分からない、分かりませんね、と)

安心して下さい、私が付いてますから。
(悲観的な言葉は、使わずにそう言った)
67ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/01(土) 00:32:15 ID:G9o6lPp1
(何も見えていないというのに、水があると思うだけで心が固く縮こまる)
(けれど、リカルドが静かに励ましてくれた)
(背中を擦る手の感触に、次第に水への恐怖が遠ざかっていく)

《わたくしは今、正しい運命に導かれている》
《本当に信頼するべき人に、すべてをゆだねているのだから、何を恐れることがあろうか》
(そして、目をふさいでリカルド一人の誘導によって城へ向かう自分の姿を思い)

《まったくわたくしにふさわしい姿。余計なものは見ず、ひたすら信じて進むこと》
《今のわたくしに必要なのはそれだけではないか》
(ゆっくりと深呼吸をすると、リカルドの声のするほうへ顔をむけた)

《たいへんお見苦しいところをお目にかけました。もうなんともございません》
(そう言って、すっくと立ちあがった)
《お待たせいたしました、さあ、参りましょう》
(もう一度、力強くリカルドの手を握る)
《なにとぞ、よろしくお願いいたします》
(再び、リカルドについて歩きはじめた)
68リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/01(土) 00:42:58 ID:Q8XGbceK
そうです、貴女は間違ったりなんかしていません。
運命に導かれ、そしてそれを受け入れようとしている。
受け入れるのみならず、切り開こうともしています。
それが何を意味するのか、私には分かりません。
が、それが暗示するのは、決して悪いことではないでしょう。
(再び手を握ると、ぎゅっと強く)

離したりはしませんよ、私が先達になろうとしているのですから。
あまりにも、恐れ多い役職ですが、私もそれを。
これも、何らかの数奇な運命でしょうから。
受け入れ、そして開かねばなりませんから……。
(それは誰に言っているのであろうか)

(そこからの足取りは軽く、歩みも早い)
(あんなに遠く思われたものが、もうすぐそこにある)
橋ももう終わりです。城に着けば、目隠しを取りましょう。
(私も額に巻かねばなりませんからね、と笑って)
69ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/01(土) 00:51:11 ID:G9o6lPp1
(振動や風を感じながらも、それに立ち向かう勇気がわいている)
(たかが水といえども、決して克服できない恐怖)
(だが今は一人ではない、頼れる仲間となる者に導かれているのだ)

(足もとが地面に触れたと感じた)
(リカルドが立ち止まり、ヤスミンも立ち止まる)
《お借りしていたものをお返しいたしましょう》
(ヤスミンは自ら目隠しを取った)
(改めて、リカルドの顔を見上げ、晴れ晴れとほほ笑んだ)
(リカルドの額には、紋章がある)
(それが自分の指先にあるものと同じ意味を持つのだとすぐにわかった)

(ヤスミンは目隠しに使った布を丁寧に折りたたみ、リカルドに差し出した)
《改めてお礼とごあいさつを申しあげます》
(それから優雅なしぐさで、深く丁寧なお辞儀をする)

《改めて、はじめましてリカルド様》

【そろそろ締めに向かいたいと思いますがいかがでしょうか】

70リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/01(土) 01:06:18 ID:Q8XGbceK
渡り終えました、か……。もう、いいでしょう。
(目隠しに使った布を返して貰うと、それを額を隠すように巻き)
私も貴女と同じ、革命軍の一員です。
そして、私の額には何らかの紋様が刻まれています。
これも、運命ではないでしょうか? だとすれば、面白いとは思いませんか?

私の役目はひとまず終わりました。ヤスミンさんを導いた。
でも、きっとそれだけではないかもしれませんね。
これからは、同志です。共に革命軍のために!
(と、柄にもないことを言ってしまうが)

あ……そう言えば、こういう考えはどうでしょう?
橋を渡るのも、当然ですが何らかの試練ということになります。
それを乗り越えるか、どうか……って、キリがありませんね。
(話がどんどんと膨らみそうなので、途中でやめてしまうが)
とにかく、私たちは新たな仲間を歓迎するでしょう。
天はそう指し示しています。
(と、空を見上げながら謎めいた言葉を掛けて)

では、私はひとまず失礼させて頂きます。
自力で道を開くことも、大切ですからね。
何か困ったことがあれば、書庫に行けば私が居ると思いますよ。
もっと頼りになる人は、たくさんいますけどね。
(男が逃げるように立ち去った理由の中には)
(多分に恥ずかしさが入り交じっていたのかもしれない)


【こちらはこれで〆させて頂きます】
【巧くできたか、分かりませんが、お付き合い頂き有難うございました】
【なお、湖に浮かぶ城の描写は様々にあると思います】
【もしも、不具合がありましたら、今回のみの設定とお考え願います】
【長々とヤスミンさんには、申し訳なく思います、すみませんでした】
【それでは、失礼させて頂きます】
71ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/01(土) 01:16:27 ID:G9o6lPp1
《このような異郷で同志に出会えることがどれほど幸運であったか……》
《今、わたくしが感じている心強さを、あなたにお伝えできないのがもどかしい》
(ヤスミンはリカルドが布を頭に巻きつけるのを見ながら、ゆっくりと言った)
(同志。なんという頼もしい言葉なのだろうか)

《ここまでの旅は、水路も海路も避けてまいりました》
《一人では、どうしても立ち向かえないものもございます》
《今、リカルド様のお力添えで、こうして橋を渡ってまいりましたこと、生涯忘れられませぬ》
《同志と力を合わせれば、できないことはないと信じられる体験となりました》

(急いで去ってゆくリカルドを見送り、恐る恐る、今渡ってきた橋を振り向く)
(広い湖が眼に入り、一瞬めまいを覚えるが、目をそらさなかった)
《わたくしはあの湖を渡ってきた…運命に導かれて》
(そして城を見上げる)
《ここへは一人で行かねばなるまい。これからわたくしを待ち受けることを喜んで受け入れよう》

【こちらもこれにて締めさせていただきます】
【城の設定など、ご助言いただきましたこと、本当にありがとうございました】
【慣れないものでいろいろとお手数をおかけしましたが、これからよろしくお願いします】

【リカルド様、遅くまでありがとうございました】
【本当に楽しくロールさせていただきました】
【またぜひよろしくお願いします】
【おやすみなさいませ】
72ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/01(土) 14:02:00 ID:9h+lWeY9
【名前】ドール ◆ru6ZZc2Pac
【ルーン】人間(首の付け根のすぐ下)
【年齢】不明、結構古いと思われる
【性別】女性型
【職業】接客中心の小間使い
【種族】接客愛玩用自動人形(球体関節人形)
【容姿】長く伸びた金糸の髪、瞳孔の無い紫水晶の眼、光沢のある白銀の肌
外見年齢は十代前半、"人形のように"美しいが決して人には見えない
【体型】身長149cm、体重25kg、B77/W50/H80 ※内部がほぼ空洞のため
【装備】胸元のあいた黒いビロードのドレス、頭に赤いリボン
【戦闘】素手での合気道的な護衛術
技量は酒宴の席で泥酔して暴れる大男をおとなしく寝させられる程度。
【NG】ルール上の禁止事項
【備考】
革命軍のパトロンである商人が異国で入手した故障で動作しない自動人形。
だがシリウスへ観賞品として寄贈された際にルーンが生じて動くようになり、
賓客の対応や会議等のお茶係として使用されることになった。
故障で記憶はかなり失っているが、機能や知能はそれなりに残っている。
暇な時は機能の精度を高めるために城内をうろついて人間観察をしているが、
その行動の真の理由が人間という存在への憧憬だとは気が付いておらず、
元々造られた機能だったはずの自我と感情に振り回されている。
努力家であり、いたって真面目だが、接客等で必要なら媚びる等の演技もする。
声とまぶたの瞬き、少ない関節での仕草で感情表現するので多少オーバー気味。
【提示出来るシチュ】雑談、エロール、もし可能なシチュがあれば戦闘

73ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/01(土) 14:03:44 ID:9h+lWeY9
【待機します】
【今日は10時ぐらいまでできますが、夕食等で途中抜けますのでご了承ください】
74ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/01(土) 16:40:38 ID:9h+lWeY9
【時間もたってしまったので、待機解除します】
75ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/01(土) 18:49:42 ID:ccd4rPy9
【スレ立てに感謝する。プロフィールを投下させてもらおう】

【名前】ネリエロス
【ルーン】萌芽(額)
【年齢】56
【性別】男
【職業】武匠(軍隊などに雇われて、新兵に武術全般を教えることを生業としている)
【種族】人間
【容姿】年齢を感じさせない筋骨隆々の体格。兜をかぶった時に蒸れないよう、丸坊主にしている。
    眼光鋭く、左頬に大きな傷がある。右足の大腿部から下は義足。
【性格】普段は大人しいが、兵士を訓練する時は鬼のように厳しくなる。
【装備】新兵を訓練する程度なので、基本的に軽装。使用する武器は種類を問わない。
【戦闘】基本的に戦闘には直接関与しない。兵士の訓練及び後方からの指揮程度。
【経歴】革命軍の新兵教育係の長。
    もとは「カリヴィエラの壁」等多数の通り名を持つ傭兵。とある戦いで負傷し右足を失う。
    それを機に傭兵を引退し、 後進の育成に力を注ぐ。革命軍に雇われ、城に入った瞬間ルーンが現われた。
    それ以来、革命軍の兵士達を鍛えることを生涯の任務と定め、新兵をしごいている。
【NG】大規模な戦闘、ウホ、拷問など。
【提示できるシチュ】雑談、模擬戦、軽い戦闘、エロール。

【それでは、失礼する】
76ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2008/03/02(日) 13:22:26 ID:xf26CZSR
【名前】ミゼリア・ウォーレン
【ルーン】葡萄酒(つむじ。髪で隠れる)
【年齢】24
【性別】女
【職業】吟遊詩人
【種族】人間
【容姿】T166B99W66H92
    ゴージャスな美女(実は化粧技術で割り増しているだけ。素顔はかなり地味)
    ウェーブのかかった白ワイン色のプラチナブロンド(長さは肩くらい) 赤ワイン色の瞳。
【装備】原色使いの派手な色と地味な色のリバーシブル外套。外套の中は派手な服。ヴァイオリン。
【戦闘】護身術ていどに蹴りを主体とした格闘技
【NG】グロやスカ、重傷や妊娠などの後々までひびく設定のロール
【備考】夢を売る吟遊詩人のくせにリアリストで皮肉屋。
    音楽と酒と恋さえあればごきげんで束縛されるのと面倒くさいことは大嫌い。
    商売の種になりそうな「英雄譚」の臭いを嗅ぎつけ革命軍を訪れたらルーン持ちだと発覚。
    革命軍が勝った方が聴衆受けする歌を作れそうだとそれだけの理由で革命軍に肩入れする。
【提示できるシチュ】NG以外なら大体のことはOK。ただし特殊すぎるシチュは事前に相談を。

【>>1乙!こんな時間だがちっとばかし待機してみるよ】
77セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 13:46:26 ID:Ph9XlP28
【名前】セイン(本名・松田 清十郎)
【ルーン】希望(右頬)
【年齢】45
【性別】男
【職業】用心棒
【種族】人間
【容姿】身長190cm 体重90kg
    蓬髪を後ろで束ねている。東洋系の顔立ち。
    瞳の色(黒)
    
【装備】黒皮のジャケット。頑丈なベルトを身体中に巻きつけている。
     グレートソードを背負っている。戦場では鎧と戦斧を装備。
【戦闘】可
【NG】排泄・猟奇など
【備考】東方の島国の武家に生まれる。気は優しくて力持ちを地でゆく気質を持つが戦場においては
    どんな苦境にも屈せず、最前線で突破口を開き、味方に希望と勇気を与える武士。母国での
    大きな戦が終わり、国が統一され、武士が必要とされない時代が来たと確信して、新たなる戦場を
    求めて海を渡る。旅の間に大陸の言語は覚えた。大陸の流儀に合わせる為、セインと名乗る。

    旅の途中、帝国の圧政に苦しむ村や町を見て、義憤に駆られる。用心棒として弱き者のために刃を振い
    続ける間に右頬に入れ墨のような痣が浮かびあがる。革命軍に合流した理由としては、帝国から弱き
    民を解放するためであると同時に、死ぬ為の戦場を求めてのことである。大陸に渡る時、着物と愛用の刀は
    母国に置いてきたので、代わりに入手したグレートソードを得物としている。
    当然、ルーンのことは知らないので、一兵として参加するつもりで、革命軍の門を叩く。

【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロールなど

【初登場になりますが、よろしくお願いします】

78ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2008/03/02(日) 13:48:24 ID:xf26CZSR
>>77
【ほい。よろしく】
【シチュ案なんかはあるかい?】
79セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 13:51:53 ID:Ph9XlP28
【そうですね、まだ自分は革命軍の城のある城下町にて】
【職を得て地盤を固めている状態――まだ軍に参加していない状況だと】
【考えているので、勧誘するなりしていただければ】
【ちなみにあちこちの酒場で用心棒している状況を考えているので】
【出会うとしたらその辺でしょうかね。一方的な都合ばかりですみません】
80ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2008/03/02(日) 13:54:50 ID:xf26CZSR
>>79
【おっけー。んじゃ、用心棒っぽく酒場でいざこざでもあったところで出会って】
【そっからルーン発見、んで勧誘って流れでいこうか】
【書き出しはどうする?】
81セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 13:56:05 ID:Ph9XlP28
>80
【こちらからやってみるのでよろしくお願いします】
【少し時間を頂きますが、よろしいでしょうか?】
82ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2008/03/02(日) 13:57:39 ID:xf26CZSR
>>81
【あいよ。大事なデビューだ。じっくりやんな!まってるよー】
83セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 14:07:22 ID:Ph9XlP28
(時刻は宵の口だった。酒の廻りが早い者は、そろそろ暴れだす時間だ)
(酔漢を適当に痛めつけて、放り出す。微々たる謝礼を受け取ってその場を後にする)
(今日の巡回は次の店で最後だった。岩山の一部が動き出したような巨漢が、しかし)
(軽々とした足取りで大通りを歩き、そしてその酒場に到着する)

うむ・・・・・・既に始まっているようだな。
(黒い蓬髪を後ろで縛り、顔立ちがこの大陸の人種とはやや異なる中年の男)
(擦り切れた黒革のジャケットを纏い、背中には巨大な剣を背負い、頑丈そうな)
(ベルトとバックルが、巨大な身体を拘束するように巻きつけられている男)
(その右頬には、炎の刺青のような痣が浮かび上がっている)

おお、今日は一段と激しいな。店主、遅くなってすまぬ。
今から片付けるから、暫し待たれよ。
(悠然とした態度を崩さぬまま、飛んできた椅子を腕で叩き落とす)
(店主に挨拶し、暴れている酔漢たちの仲裁に入る)

ほれ、その辺にしておけい。酒は楽しく飲むものぞ。
(猫にするように首根っこを掴んで放る。傷めつけ過ぎないのがポイントなのだ)
(酔漢の標的が、用心棒の男に切り替わる。男は笑ってそれを受け止めた)

【お待たせしました】
84ミゼリア ◆MDYdOmOxKA :2008/03/02(日) 14:22:45 ID:xf26CZSR
>>83
(まあ、よくあることだ)
(夜の盛場で商売中にちょっとしたケンカ騒ぎにまきこまれる、なんてのはさ)
(よっぱらい連中がみのほど知らずにもあたしにコナかけてきたのが始まりさ)
(恋を語らうのにふさわしい男なら喜んでお供したところだがね)
(このご面相のあいてはごめんこうむる、と“丁重のお断り”申しあげたら)
(身の程しらず共が暴れだしたってわけさ)

(・・・なーんか、カウンターの下にかくれてブルッてる馴染みのマスターが)
(「お前はどうしてそう口が悪いんだ!」なーんて怒鳴る声をききながら)
(旅暮らしの中で身につけた護身術で、一人二人をけっとばし)
(いのししみたいなご面相をまっかっかにしてつかみかかってきたヤツに)
(椅子をおもいきしなげつけた・・・つもりが、あらら)
(ちっとばかしコントロールが狂ってあさっての方向にとんでっちまった)
あー!危ない、よけろっ!!
(さらにツイてないことに、そっちには新しく店に入ってきたやつがいた)
(あーこりゃ、当てちまったかと思ったが・・・)
・・・やるじゃん。
(異国の風体をしたその男は、あっさりと椅子を叩き落すと赤いのししを放り投げちまった)
用心棒?んじゃ、あとはまかせた!
(しゅたっと片手をあげて、あたしはマスターの隣、カウンターの下にもぐりこむことにした)
(それにしても、頭のてっぺんがちりちりする・・・)
(このかんじはやっぱアレかね)

【よろしくさん!】
85セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 14:31:35 ID:Ph9XlP28
>84
(こういう手合いも客には違いない。だから適度に、そう、適度にというのが肝心)
(殴りかかってくる拳を掌で受け止めて、引き寄せて、足払いをかける)

そのようなへべれでは、それがしを仕留めきれんよ。
(腹を踏みつけると、ぐげえだの、ぐわぁだのという悲鳴が響く)
またのご来店を待っておる。次はもう少し節度を持って酒を飲むのだな。
(首根っこを捕まえて、店の外に放り投げる。この季節なら風邪をこじらせることもあるまい)

ふぅむ・・・・・・どうやら、収まったようだが。
(騒動の発端など知らないが、それでもこれは仕事だった)
(店のあちこちで起こる乱闘を、巨躯を張って仲裁し、適度に痛めつけて放り投げる)
(騒動が収束する頃には、あちこちでグラスが割れ、テーブルがひっくり返っていた)

店主、ちと遅くなったようだな、すまん。大丈夫か?
(カウンターの下に隠れている店主に呼びかける)
86セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 15:08:19 ID:Ph9XlP28
【何かトラブルでもあったのでしょうか?】
【それともこちらに不手際でもあったのでしょうか・・・・・】
【もう少し待ちますね】
87セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/02(日) 15:21:53 ID:Ph9XlP28
【退席しますね】
【後で避難所の方に伝言をしておいてくださいノシ】
88リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/02(日) 20:59:08 ID:FNvsbe0x
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>89 キャラハン一覧:1
>90 キャラハン一覧:2
----------------------------------------------------------
>91 ルーン一覧
89リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/02(日) 20:59:35 ID:FNvsbe0x
キャラハン一覧:1
----------------------------------------------------------
>8 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
 女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
 女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
 女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
 >>75男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
 女 デューイ◆YpuGzruiLw (舞踏)
 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
 >>10女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
 >>12男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
 女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
 >>22女 ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A (夢)
 男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
 女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
 男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
 >>13女 リュリュ ◆LuLusawaXM (月)
 女 エリス ◆xsos6uENks (理性)
 女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
 男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
90リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/02(日) 21:00:07 ID:FNvsbe0x
キャラハン一覧:2
----------------------------------------------------------
 >>47女 ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
 男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
 >>75女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
 女 シャーリー ◆8JfifLQd.Q (蜂蜜)
 女 フラム ◆Smithv3u1g (鋼)
 男 ハウンド◆sA.em5G1FM (獣)
 >>14女 ヤスミン◆QhX/oq0uwA (人形)
 >>72女 ドール ◆ru6ZZc2Pac (人間)
 避難所866女 ユリィ ◆rXq6eh.jYo (蜃気楼)※
 避難所10女 シクアス ◆OXc8gGqD7Q (祝福)※
 避難所844女 ストリクス◆Strix61A/U (首輪)※
 避難所240男 ゼアード◆GlEgDs73Rw (深淵)※
 女 クォ ◆B7CcYoCO9w (金貨)
 >>77男 セイン◆ep1gBSHy66 (希望)
 避難所860女 リリス◆LiLith8NAo (肉欲)※


----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。
91リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/02(日) 21:00:44 ID:FNvsbe0x
◆108のルーン一覧◆
×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命      永遠      円      ×鏡      果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品    ×希望      恐怖      教養    ×金貨    ×首輪
  雲      ×蜘蛛      軍旗    ×獣      賢者      恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
×祝福      城壁      印      ×深淵    ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲    ×人形    ×人間      沼
  歯車    ×鋼      ×蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕      豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性      竜

--------------------------------------------------------------

・レベッカ ◆XsFDI00yuo(豊穣)
 前スレ>744投稿日:2008/02/27(水) 00:09:17
・リン ◆iusP/CK9EY(永遠)
 避難所10>740投稿日:2008/02/28(木) 23:22:16
引退によりフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。

・クォ ◆B7CcYoCO9w(金貨)
・セイン◆ep1gBSHy66(希望)
両名の参加により紋章にチェックを追加しました。

・リリス◆LiLith8NAo(肉欲)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
92リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 20:27:40 ID:jNVxCiHe
【名前】リリス・ピーチフォルテ
【ルーン】肉欲(左の胸元)
【年齢】19歳
【性別】女
【職業】ナース(医療班メンバー)
【種族】人間
【容姿】T158cm B89/W56/H87
    背まで届く桃色のウェーブヘアに、ぱっちりとした碧眼、桃色ぷっくりリップ。
    身体のラインが出るような手製の胸元の開いたミニの白のナース服を着ている。
【装備】白いセクシーナース服(特製ミニワンピース)、白のナースキャップ(桃色ハート付)、
    白のピンヒールの靴(ナースとしての実用性は無視)、謎のピルケース
【戦闘】非戦闘員のため戦闘には参加せず、医療班として参加
【NG】特殊ロールや戦闘
【備考】いつも面白いこと、楽しいことを求めている快楽主義な、革命軍医療班所属のナース。
    その上、思ったことを笑顔で口に出してしまえる毒舌家な一面も。
    たとえ年上でも男には「○○くん」、女には「○○ちゃん」と呼ぶ癖がある。
    某国の軍医であった両親を帝国に殺されたことで革命軍に参加した。
    その時初めて、幼い頃から胸元にあったあったルーンの意味を知った。
    普段表に出すことはほとんどないが、両親の敵である帝国には憎悪を抱いている。
    軍医であった両親の背中を見て育ったため、並のナース以上の治療知識を持っている。
    ルーンの力により、ナースなのにエッチになる(元気になる)お薬の調合ができてしまう。
    趣味は手芸で、エッチなデザインの服を作っては人にあげたり、それを着て町で楽しんでいる。
【提示できるシチュ】雑談(or猥談)、治療、エロール(男女問わず・後の救助を条件にレイプも可)

【皆様、初めまして】
【新規キャラクターで肉欲のルーンを持つリリスと申します】
【それではしばしの間、待機致します】
93名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 20:51:11 ID:arJ45bux
この女、誘ってんのか
ド淫乱が
94リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 20:57:25 ID:jNVxCiHe
>>93
【こんばんは】
【ルーンの影響でそう見えるようなプロフにしてあるというだけで】
【シチュに関しては相談の上でということでお願いします】

【ところでロール希望の方でしょうか?】
95Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 20:58:21 ID:vKw5/Vas
【なんというご縁…】
【立候補よろしいでしょうか?】

【名前】アーツ・ウィルナー
【ルーン】奉仕(胸の中央)
【年齢】26
【性別】男
【職業】医者(医療班班長)
【種族】人間
【容姿】明るめの茶髪で、髪型は長いツンツン。金色の眼。眼はやや細く、メガネ男。
【装備】治療用具一式、スペツナズナイフ、白衣。
【戦闘】スペツナズナイフを護身用に持っているが、極力使わないつもりらしい
【NG】戦闘(非戦闘員のため)
【備考】怪我・病気両方に対応できる腕の確かな医者。帝国の生まれ。
     住んでいた村(帝国領外)が戦火に巻き込まれた際、革命軍に助けられ、
     その後紋章所持者と発覚、城に住み込みで働くようになる。
     優男に見えるが案外そうでもなく、言うことを聞かない患者に対してはかなり手厳しい。
     言うことを聞かない場合、あらゆる手段を行使する。(例:簀巻き、荒縄締め、麻酔注射など)
     ルーンの力により、相手の悪いところ(病的・怪我的どちらも)を見抜くことが出来る。
     その能力を行使する時は瞳にも紋章が浮かび上がる。
     最近では「白衣の悪魔」という噂を立てられているが、本人は知らない。
【提示できるシチュ】雑談、治療、エロール等。
96リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 21:02:54 ID:jNVxCiHe
>>95
【こんばんは、アーツ先生】
>>93の方は立候補という訳ではんさそうなので】
【こちらからもお願いしてもよろしいでしょうか?】

【ご希望のシチュがあればぜひおっしゃって下さい】
97Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 21:09:16 ID:vKw5/Vas
>>96
【ええ、今晩は】
【分かりました、それではシチュですが…】
【そうですね、研修なんて如何でしょうか?】
98リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 21:12:33 ID:jNVxCiHe
>>97
【研修ですか?】
【リリス的にはそれだけてエッチな妄想が・・・w】
【私はそれでOKですので、書き出しをお願いしてもよろしいですか?】
99Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 21:16:15 ID:vKw5/Vas
【分かりました、少々お待ちを…】
100Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 21:25:58 ID:vKw5/Vas
さて…どうなるでしょうねぇ。
(いつものように滞りなく作業をしている眼鏡の男)
(ただ、今の彼には1つの懸案事項があった)
(――医療班への新規参入者、しかも女性)
(ただでさえ、人手不足、さらには女性スタッフは皆無の医療班である)
(もちろん、彼自身も是非その人には頑張ってもらいたいところ)
果たして、結果はどう出ますやら。
(しかし、彼は医療班長である。当然、新規参入者を見極め、場合によっては切り捨てねばならない)
(人の命を預かる組織の頭としての、義務である)
(そこで、今回は彼女の、試験も兼ねた研修を行うことになっていた)

【こんな感じで如何でしょうか?】
【勿論、実際には切り捨てませんけど(笑)】
101リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 21:38:38 ID:jNVxCiHe
えっとぉ、医務室ってどこだっけ・・・?
(女子更衣室から廊下へと、真新しいナース服に身を包んだ女が姿を見せる)
(女は用意されていた布地の多いナース服は遠慮して、肌の露出の多い自前の物を着ていた)

あのぉ、医務室ってどこですかぁ?
(通りすがりの一般の兵士は目を白黒させながら、女に医務室を尋ねられて場所を説明する)
(その間、兵士の視線が胸の谷間に釘付けだったことに、リリスは満足する)
ありがと〜!
(満面の笑みでお礼を言って、走りにくいヒールの高い靴で医務室へと急いぐ)

こんこ〜ん!
遅くなりました〜!
本日、研修を受けることになってるリリスで〜す!
(間延びのした実に緊張感ゼロの声で、医務室のドアをノックして部屋の中にいる人に到着を告げる)

【先生に見捨てられないように頑張りますw】
102Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 21:50:45 ID:vKw5/Vas
どうぞ、お入り下さい。
(明るくリラックスした――多少しすぎているような気もするが――声が聞こえ、それに返答する)
(ただ、その返事はいつもとは違い、厳格な調子であった)
ようこそ、医療班へ――話は伺っていますよ、リリス・ピーチフォルテさん。
私はアーツ・ウィルナー、医療班長を務めるものです。以後、宜しくお願いしますね。
(そして、全くいつも通りの、最早洗練されたお辞儀をする)

(目に飛び込んできたのは、医療班で用意した物とは違う服に身を包んだ少女)
(真っ先に思った事、それは、本当に大丈夫なのか?という不安であった)
あのー、我々が用意した白衣はどうされました?
103リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 22:06:47 ID:jNVxCiHe
はーい!
(中からの声に促されて、ドアを開ける)
(一歩足を踏み入れて見えたのは一見すると知的クールなメガネのお医者様)
わー・・・。
(思わず絵に描いたような医者の姿にうっとりと見つめながら)

あ、リリス・ピーチフォルテです!
こう見えても医療の心へはありますので、どうぞよろしくお願いします!
(と、お辞儀に対して数秒遅れで深々とお辞儀を返す)
(その間、両手は前にやっていたので、零れ落ちそうな胸の谷間を無意識に強調してしまう)

え、白衣ですか〜!?
えっとぉ・・・。
(更衣室にあった白衣のことを、唇の前で人差し指を立てて天井を見上げて思い出そうとして)
あれって可愛くなかったので、自分で持って来たのを着ちゃいました♪
アーツ君もこっち方が好きじゃないですか?
(嬉しいそうに微笑みながら、アーツの前でくるりと一周回って見せる)
(露出した肩、胸元、裾が短く露な太股を見せつけるようにして・・・)

どうですか〜?
(そして最後にオマケとして、ナースキャップのハートマークに人差し指を指してポーズを決める)
104Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 22:21:20 ID:vKw5/Vas
――………はぁ
(思わず額に手をやり、ため息を零してしまった)
(「私が最も苦手とするタイプですねぇ…」そんなことを考えながら)
あのですね、リリスさん?
(その声の調子は酷く乾いたもので)
(強調された胸などもまるで眼中にはなかった)
(元々、医療に携わり白衣を身にまとっている間は、「性」という要素が脳から排除される性質である
まず、ここは貴女のお披露目会場では無いんです。
…まぁ、今から着替えに戻れ、とは言えませんので、今回はそれで仕事をしてもらいます。
それと、貴女の上司たる人に君付けとはどういうことですか!
先が思いやられますね…
態度を改めてください。場合によっては私の権限で貴女を追放する事になるかもしれません。
(折角のスタッフを取り逃したくは、ない。それが本心)
(だからあえて突き放すような態度をとった。これから、本当に頑張って欲しいから)
105リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 22:34:55 ID:jNVxCiHe
はい、何ですかぁ?
(溜め息をつく上司に、小首を傾げて表情を伺う)

オヒロメカイジョウ・・・?
(どうしてそんな単語が出て来るのかさっぱりというハテナ顔を浮かべる)
やった〜、アーツ君の許可ゲットォ♪
(このセクシーナース服でのお仕事許可に思わず親指を立てて)

え〜っ、アーツ君って呼んじゃ駄目なんですかぁ!?
もっとフラットな関係がいいのになぁ・・・。
(不満そうに唇を尖らせて、顔をそっぽ向ける)
(その時、胸元でルーンが鈍く光を放つ)
あ、あれ?
また光ってる・・・。
(浮かび上がった紋章が示すのは"肉欲"で)

これってルーンって言うんですよね?
子供の頃からあったんだけど、革命軍に来て初めて教えてもらったんですよぉ。
(そう言いながら、すっかり怒られていたことを忘れて、胸のルーンを指し示す)
106Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 22:46:42 ID:vKw5/Vas
(今回だけは、ということを失念しているのだろうか?)
(許可を出した事によってはしゃいでる彼女を尻目に、こめかみを押さえる)
(すこし、頭痛がしたのだった)
あのですね、今回だけですからね?
今から着替えに戻っていたら時間の無駄ですから。

呼んでいいはずないでしょう。
そう呼ぶのは同年代の人だけにしておいたほうがよろしいでしょう。
年上は敬うべきです。何より、私は貴女の上司ですしね。
(分からせる様に強い語調で言うと)

む…
(思わず声を漏らす)
(その開いた胸元――勿論後でしっかりと指導しますがね――から覗く、痣)
ルーン…の話は一応聞いているようですね。
それでは、鑑定はしてもらいましたか?
紋章鑑定士のターさんに。
107リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 23:02:38 ID:jNVxCiHe
わーい、やった〜!
この白衣、実は自分で作ったんですよぉ♪
(許可が出たと言うだけでなく、自分で作った白衣を認められたと)
(エスカレートした勘違いをして、きゃぴきゃぴと喜んで)
え、何か言いましたぁ?
(満面の笑みを浮かべて、今回だけという言葉は丸っきり聞こえてなかったらしい)

えっとぉ・・・う〜ん・・・。
じゃあ、先生って呼んでもいいですかぁ?
(呼び方の方は素直に聞き入れたと見せかけて)
でも、先生って呼び方の方がエッチっぽいかも〜!
(と、一人で勝手に盛り上がってしまう)

鑑定ですかぁ?
はい、ター君に見てもらいました!
それから、革命軍が何を成そうとしているのかも聞きました。
私も、軍医だったパパとママを帝国に殺されたから・・・。
それで、帝国と戦う革命軍の力になりたいと思って・・・。
(さっきまでの明るい様子は陰を潜め、俯いて髪に表情が隠れる)

【ターさんの名前を出してしまって、すみません・・・>ターさん】
108Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 23:21:44 ID:vKw5/Vas
…それは器用な事で。
ですが、次回以降は着てこないで下さい。
貴方の仕事は男を誘惑する事ではないはずです。
はぁ…・…
(世話が焼ける…本日二度目のため息)
(あぁ、また幸せが逃げるんでしょうねぇ…等と考えながら)

まぁ、それなら構いませんが…
あまり邪なことを考えずに仕事に取り組んでもらえますかね?
ほら、これでも読んでいてください
(と、簡単な手当てなどの方法が載っている、医学入門書―著:アーツ・ウィルナー―を渡す)

そうですか。で、何のルーンでしたか?
ちなみに私は「奉仕」とのことです。
帝国…私の祖国は帝国ですが…本当に罪深い。
いつから…ああなって…
(酷く哀しそうな表情を見せた後、すぐに元に戻り)
109リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 23:24:11 ID:jNVxCiHe
【ロール中すいません】
【今の服は変えた方が良いのでしょうか?】
【アーツさんがそう言われるのなら、今後の為にも従いますが・・・】
110Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/03(月) 23:25:46 ID:vKw5/Vas
【避難所を少し覗きまして、私のレスに誤解しかねない表現があるので説明します】
【服を変えろ変えろと言っていますが、貴女のプロフに干渉するつもりはございません】
【ただ、今の彼の心情と立場上、そう言っているだけで、何度もしぶとくそれを着てくると、その内諦めますので】
【ですからプロフは修正しなくても大丈夫ですよ。】
111リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/03(月) 23:44:18 ID:jNVxCiHe
【失礼しました】
【では続けますね?】

(誘惑することが仕事ではないと言う先生に)
はい、もちろんです!
私の仕事は、みんなを元気にすることですから♪
(色々な意味を含む元気という言葉を使って、満面の笑みで言い切る)
でも、先生は元気がなさそうですね・・・?
(先生の下から顔を覗き込んで、またも胸の谷間を見せつける)

邪まなことなんて、まさか〜。
元気になることですよぉ?
えっ、この本をいただけるんですかぁ?
(本を受け取り、表紙の著者名を見つめて先生をじっと見る)
・・・先生、この本売れてます?
(と、変な心配をしながら中をペラペラと捲る)

・・・ここの部分ですけど、最近はあんな治療法もあるそうです。
あと、この症状の場合も・・・。
(と、数カ所ながら載っていない治療法をポツリポツリと指摘していく)

私のルーンは、えっとぉ・・・。
(ルーンを尋ねられて、急に顔を赤らめて)
実は『肉欲』っていうものらしいです・・・。
何だか恥ずかしいですよね、肉欲ってぇ・・・。
(恥ずかしい格好をしていながら、なぜかルーンには照れてしまう)
112Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/04(火) 00:02:31 ID:8HH7NlZh
分かってらっしゃるなら服をどうにか…
(どうしてこう話が噛みあわないのか…重要な部分をスルーされてる気がしてならない)
折角元気の良いスタッフが見つかったと思ったら…はぁ…
いや、しかし!ここで諦めるわけには参りません。
(1人小さく気合を入れていたのだった)
元気が無いのは誰のせいだと思いますか?
(少し怒りが込み上げ、青筋が少々ピクピクしていた)

お貸しするだけです。誰も差し上げるとは言ってませんよ。
(きっぱりと言い放つ。「それ1冊しかないんで大事に扱ってくださいね」と付け足して)
それは新人の看護師を養成するために、帝国にいた頃書いたものでして。
販売はしていないんですよ。言うなれば、教科書のようなものでしょうか。

ええ、存じておりますよ。
数年前に書いたものですので、少々内容が古くなるのは仕方ありませんが…
どっちにしろ、それ書かれていることは役に立つはずですよ。
それにしても、看護師志願の割には良くご存知ですね。少しは見直しました。

「肉欲」…ですか。
(正直な感想:何を今更恥ずかしがるのか… である)
いや、まぁそんなこと気にしたところでどうにもなりませんよ。
貴女はそのルーンを宿していることは事実なんですから…
真っ直ぐ向き合いましょう。長い付き合いになりますよ。これからね。
113リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/04(火) 00:24:13 ID:QTDhj2Vo
(先生が一人で落ち込んだり気合を入れたりしているのを不思議そうに見つめながら)
元気がない原因ですかぁ?
えっとぉ・・・溜まってるとかぁ・・・?
先生のエッチィ!!
(こちらも一人で盛り上がって、先生の胸をトンと手の平で突く)

なぁんだ、売ってないんですかぁ?
それと、看護師志願じゃなくて、一応現場経験があるんですけどぉ・・・。
前は、パパとママの下で・・・。
(と、トーンを落とし、それ以上の言葉に詰まってしまう)

長い付き合いだなんてぇ・・・。
先生、それってプロポーズですかぁ?
やだぁ、先生気が早いですよぉ♪
(自分でした勘違いで、また勝手に照れてしまう)
114Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/04(火) 00:47:14 ID:8HH7NlZh
【…すいません、ちょっと急なことで申し訳ないんですが、ここまでのようです】
【急を要するのでこれにて失礼いたしますが、もし凍結をしてくださるのなら、】
【都合の良い日を書いて置いていただければ幸いです】
【ただし、5〜7日は出張が入っておりますので、申し訳ありませんが別の日でお願いします】
115リリス ◆LiLith8NAo :2008/03/04(火) 00:55:01 ID:QTDhj2Vo
【いえ、お気になさらないで下さい】
【では今夜は凍結ということで、続きは3/9(日)でいかがでしょうか?】
【この日でしたらこちらは午後からならいつでも構いませんので】
【どうか避難所の方にお返事を戴けますように】
【今夜は私もこれで失礼します】
116ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/04(火) 19:19:18 ID:R0bAeP9V
【プロフィールを投下させていただきます】

【名前】ユリィ・リズナーザ
【ルーン】蜃気楼(背中)
【年齢】32
【性別】女
【職業】密偵
【種族】人間
【容姿】身長164、サイズ86−62−85。ややつり目で猫のような雰囲気。右目は黒いけど左目は金色。
    肩にかかる程度の黒髪を、アップにしている。左胸に、砂時計形のアザがある。
    動きやすさ重視のため、体のラインがハッキリ分かる服を着ている。色は黒系がお気に入り。
【装備】戦闘用短剣、皮の鎧。旅用装備一式
【戦闘】情報収集メインのため、肉弾戦は極力避ける。ただし必要な時は剣を振るう。
【NG】直接戦闘、四肢切断等後に影響のある行為。
【備考】もとは帝国と敵対していた国の密偵。
    帝国に潜入していた時、魔術儀式失敗の現場に立ち会ってしまい、なんらかの影響を受ける。
    それ以降、両国の魔法使い達から「実験材料」として追われるようになり、
    逃亡を続けながら革命軍の城近くまで来た。
    本人は、まだルーンの存在に気付いていない。

    もともとお気楽な性格だが、長い逃亡生活のため疑心暗鬼になりがち。
    幻影を使って詐欺まがいのことをしながら旅を続けてきた。
【能力】幻影を作り出すことができる。幻影の持続時間は大きさによる。大きいほど持続時間は短い。
    同じ幻影を連続で作れない(Aの幻影を出した後、同じ幻影を出せない。Bの幻覚を出すことはできる)。
    動物等動きのある幻影は、自分がよく知るもの(自分自身を含む)でなければならない
    (自分の幻影は作れるが、知らない魔獣の「動く幻影」は作れない)。
    また、出せる幻影は物質的なものに限られ、風景等は出すことができない。
    胸の砂時計形アザは能力の残量を示しており、状況に応じて砂の残量が多くなったり少なくなったりする。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、軽い戦闘

【本日は投下のみで失礼します】
117ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/03/04(火) 19:57:54 ID:xGx9gh0a
◆連絡事項◆

【避難所10が1000到達で終了しましたので、新スレに移動となります。
 【打倒】紋章水滸伝避難所11【帝国】
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1204546781/
 以降はこちらをご使用ください】
118名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:00:19 ID:xGx9gh0a
【書き忘れ……_| ̄|○ 連絡事項の投下のみ、一言落ちです】
119ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 20:09:55 ID:vtmZ902S
【少しだけ待機させてください。】
【プロフィールは>>47にございますわ。】
120ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 20:14:39 ID:Q2zASbgy
【老骨であるが、よろしいかな? ワシのプロフィールは>>75じゃ】
121ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 20:22:55 ID:vtmZ902S
【こんばんは。】
【もちろんですわ。よろしくお願いいたします。】
【シチュのご希望など、おありでしょうか?】
122ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 20:26:30 ID:Q2zASbgy
【特にシチュの希望などはないのだよ。強いて言えば、町の酒場で雑談であろうか。
強引に1兵士として登録してもらったワシが酒を飲んでいるときに貴殿が話しかけてくる、
という程度しか思いつかなかったよ】
123ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 20:32:45 ID:vtmZ902S
【では、城下の酒場で邂逅という感じで。】
【書き出しは如何いたしましょうか。】

【それと、もしロールの中で占いをする場合、糸の描写はネリエロス様にお願いする】
【ことになるかと思います。どうかご了承ください。】
124ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 20:34:38 ID:Q2zASbgy
【要望を容れていただき感謝する。占いの描写についても了解した】
【書き出しはそちらにお願いしたいがよろしいか?】
125ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 20:35:50 ID:vtmZ902S
【了解いたしました。しばしお待ちください。】
126ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 20:47:44 ID:vtmZ902S
(久し振りに城を抜け、街中の酒場へ向かう。)
(そのことに特に理由は無かった。)
(強いて言えば、夜でも出歩ける程度に温かくなってきたからだろうか。)

(立ち寄ったのは、そう大きくはない一軒の酒場。)
(足を踏み入れたとたん、酒の席に特有の明るい喧騒に身体が包まれる。)
(店が盛況なのはいいのだが空席を見つけられず、しばし視線を彷徨わせ)

(やっと見つけたのは、老齢ながら鋭い目を持つ男性の隣。)
(酔いどれて騒ぐ客たちの間を縫うように、その男に歩み寄ると)
…失礼致します
お隣、よろしいでしょうか?
(柔らかく微笑んで、そう尋ねてみる。)

【お待たせいたしました。改めて、よろしくお願いいたします。】
127ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 20:57:10 ID:Q2zASbgy
【こちらこそ、よろしくお願いする】

(自分を頼ってきた弱い存在。そんな彼女を欲望のままに弄んだ自分が許せなかった。
自分の未熟を鍛えなおすため、1兵士として前線へ送ってくれるようシリウスにねじこんだ。
かなりの問答の後、ごく短い期間という条件付きで希望が容れられた)
ワシは、何をやっていたのだ、ワシは…。
(出撃までのわずかな時間、新兵教育係の任を離れたワシはヒマをもてあまし、
気付いたら町の酒場で一人手酌に耽っていた。勝ち戦を祈願する兵士達のバカ騒ぎから離れ、
店の隅に移動してしばらく、不意に声をかけられた)

む? ああ、かまわんよ。騒がしい場所ではあるが、ここならいくらか落ち着ける。
女性に邪険にしたとあっては失礼だ。さ、座られよ。
(隣の席の椅子を引き、座るよううながす。干渉したのはそこまでで、再び
独酌に耽る)
128ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 21:17:52 ID:vtmZ902S
あら、ありがとうございます…
(椅子を引いてもらい、礼を口にする。しかしその言葉が届くか届かないかのうちに)
(彼は自分から関心を引き払ってしまったようだった。)
(椅子に腰を下ろして赤ワインを注文し、隣の男の眉間に刻まれた皺にちらと目を遣る。)

(考え込む頭の中で、分別とお節介が討論を繰り広げ)
…すみません
(ワイングラスが来た頃には、お節介の方が分別を言い包めてしまったらしい。)
(なるべく失礼にならないよう、言葉を捜しながら)
何か、悩みがおありのようにお見受けいたします
こんな見ず知らずの女に話したところで、詮無いことかもしれませんけれど
もし宜しければ…お聞かせ願えませんか?
129ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 21:29:49 ID:Q2zASbgy
(横に座った女性がグラスで赤ワインを注文し、しばしの間があった後、その女性から話しかけられる。
「悩みがある」という言葉に過剰に反応してしまい、むせてライ・ウィスキーを噴き出してしまう)
ゴホッ、ゴホッ、…いや失礼。じゃが、誰しも何がしかの悩みを抱えているもの。
それを乗り越えてこそ、人は成長できる。わしはそう考えておる。
(だが、やや酔いが回っていたことと、目の前の女性の物腰の柔らかさに口も柔らかくなっていた)
聞いても、詮無きことじゃぞ…?

ワシは、この近くにある城に仕えている者じゃ。何をしているかは、まあ聞かんでくれ。
先だって、とある少女を助けて城に保護した。その少女についても、詳細は聞かんでくれ。
少女は、とある事情から孤独の身でな、ワシは彼女を守ろうと奮起したものだ。
だが、ワシはそんな彼女を欲望のままに…。
(言葉がつまる。慙愧の炎が身を焼いていく。グラスをテーブルに置き、両手で頭を抱える)
ワシは愚か者だ、未熟者だ…。ワシは、ワシは…。
130ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/04(火) 21:53:38 ID:vtmZ902S
あらあら、大変…
(いきなり咳き込んだ男性に驚き、白いハンカチを差し出す。)
(非礼だと言い捨てられてもおかしくない申し出。しかし彼は話してくれる気になったらしい。)
(聞いても詮無きこと…返されたその言葉に、黙ったまま微笑を湛えて頷き)

(城に仕えるものと聞いて目を丸くするが、それもほんの一瞬のこと。)
(相槌を打つでもなく、話の内容に表情を変えることも無く、黙って彼の話を聴く。)
そう、ですか…
(男性が頭を抱えてしまったのを見て、溜息をつくように呟き)

愚かと、おっしゃいましたね…確かにその通りですわ
貴方が彼女に、欲望しか抱いていらっしゃらなかったのであれば
(後悔と己を責める口調から、そうではないのだと言うことはわかっていた。)
少なくとも貴方は、その子のことを大切に想っていらっしゃる
それならば、不必要にご自分を責めることはありませんわ

彼女は、貴方を責めましたか?拒絶しましたか?
…そうしなかったのではないですか?
(無意識のうちに話に熱がこもり、ルーンに淡く光が宿る。)

【次でルーンを発動しようと思うのですが、糸の描写をお願いしてもいいでしょうか。】
131ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 22:08:27 ID:Q2zASbgy
いや、大丈夫。ワシもハンカチなら…
(ポケットに手を入れ、ハンカチがないことに気付く。町に出る前に着替え、
入れ忘れたのだ。単純ではあるが、情けないミスでもある。やや顔を赤くしながら、
女性からハンカチを受け取る)
貸してもらうことにしよう。すまぬな…。

そのようなことがあるものか。ワシは忘れられぬ。あの洞窟の中で、彼女がワシに向けてきた目を。
ワシ以外に頼る者のない、弱々しい目を。だからこそワシは決めたのだ。彼女を守ろうと。
だからこそ、ワシはワシの行いを許してはならんのだ!
(気付かぬうちに興奮し、握りこぶしでテーブルを叩く。その音は酒場の喧騒に紛れ、
さほど響きはしなかったが、男の心を醒ますには十分だった。やや呼吸を落ち着け、
手をテーブルの下に置く)
じゃが、ワシはワシを許せん。だからこそ、次の戦に参戦できるよう要望も出した。
見てくれ。
(椅子を少し引き、女性に自分の義足を見せる。その体勢のまま)
これでも昔、それなりに名の通った傭兵だった。この足を失ってからは別の職についたがね。
そのワシが、ここまで未熟とは思わなんだ。彼女のことは大切に思っておる。
じゃが、それでも、だ…。

たしかに、ワシを責めなんだ。拒絶もせんかった。彼女がワシの欲望を受け入れてくれたのだとしたら、
ワシは、彼女にどう応えればいい…? 妻も愛人も持たぬワシには、分からぬ…。
(無意識のうちに女性から視線をそらし、大きくため息をつく)

【彼女に対しては、保護者意識が強いので太くて丈夫な青い糸を。
そして男としての愛情も持ちつつあるので、細い赤い糸をお願いしたい】
132ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 23:04:40 ID:Q2zASbgy
【いささか間が開きすぎているな。マシントラブルであろうか?】
【もう30分待ってみることにしよう】
133ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/04(火) 23:34:54 ID:Q2zASbgy
【今日はこれで失礼する。もし、マシンが復旧する等で連絡可能となられた時は、
避難所へ一報お願いしたい。それでは、これにて…】
134リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 20:34:58 ID:IHH/rUBw
【1時間ほど待機します】
【プロフは……投下していない……orz】

【名前】リステ=エーヴィッヒカイト
【ルーン】罪(背中の左肩甲骨の辺り)
【年齢】17
【性別】女
【職業】文官
【種族】人間
【容姿】身長158cm。3サイズについては、小さい・普通・普通。腰の辺りまで伸びている薄紫の髪を後ろで纏めている。
    青いシャツとスカートの上に黒いローブを羽織っている。
【装備】護身用の短剣
【戦闘】一騎討ち等は不可。兵站管理等をやっていることが多い。
【NG】排泄系・過度のグロ(ただし陵辱については事前に相談アリなら可)
【備考】地方の軍人系列の家系に生まれるが、その後に祖国は帝国に降伏。
    幼い頃より、帝国軍に貢献する為の教育を無理やり受けさせられる。
    そのためか他人と交わるのを苦手とし、性格も暗め。
    のち、帝国軍の参謀官として、いくつかの小さな反乱を策を用いて鎮圧したこともある。
    帝国軍の残虐な行いには反感を持っていたものの、他に生き方を知らなかった為にそれに加担する参謀官であり続けた。
    ただ、ずっと心の中ではその行為が彼女の心を痛め、自分を責め続けている。

    革命軍参加後は、少し明るくなり、数名に心を開いているようだが未だに他人と交わるのは苦手。
    また、部屋での書類仕事が主だったが、最近になり戦場の兵站輸送の事務、演習での仮想敵の指揮もするようになったとか……。

    よく、東洋の書物を読んでおり、火計を用いる事についてはかなり詳しい。
    一方で騎士道の批判や兵個人の能力の軽視などをする事もある困った人物。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、演習等(指揮のみ)
135リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:19:13 ID:WTRGr3e+
【こんばんは、お相手願えるでしょうか?】
136リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:20:21 ID:IHH/rUBw
【はい、大丈夫ですよ】
【希望のシチュはありますか?】
137リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:22:23 ID:WTRGr3e+
【あ、プロフィール貼ってませんでしたね……】

【名前】リカルド
【ルーン】知恵(額)
【年齢】29
【性別】男
【職業】学者
【容姿】身長178cm、体重62kg、黒髪、髪は短く整えられている、どちらかと言えば痩せている。
日には余り焼けておらず、白面の書生といった趣、額のルーンを隠すように布を巻いている。
【性格】冷静沈着を装い、感情をなるべく表へは出さないようにしている。
出不精、外出は必要最低限。部屋は辞書や史書など本まみれ。
【装備】黒いローブを愛用している。長さは丁度いいように整えられている。
護身用の武器も持たず、日替わりで分厚い辞書を携帯している。
【戦闘】戦いは苦手だと思っており、その才能がないと本人も自覚、非戦闘員。
【NG】戦闘、ウホ、グロ
【備考】代々帝国の天文官を務める一族に生まれ、その才能には期待されていた。
しかし、敬愛していた叔父の死に帝国が絡んでいることを知り、出奔する。
一族とは縁を切り、様々な学問を修学しようと決意、各地を流浪する。
放浪の半ば学者を名乗るようになり、ルーンに導かれたのか革命軍に参加した。
【提示できるシチュ】雑談
※レスはゆっくり目になるかと思います。
138リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:26:17 ID:IHH/rUBw
【最新のプロフ確認しました】
139リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:27:56 ID:WTRGr3e+
【特に希望はありませんが……】
【どうしましょう……】
【軍学書の註釈?に付き合う?とかでしょうか】
【お役に立てなくて申し訳ありません】
140リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:31:04 ID:IHH/rUBw
【……う〜ん、ばったり会って雑談の方が話が進みそうな気がしますが……】
141リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:34:04 ID:WTRGr3e+
【確かにそうですね……、その方がよさそうですね】
【書き出しはどうしましょうか?】
142リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:35:09 ID:IHH/rUBw
【う〜ん……お願いできますか?】
143リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:38:09 ID:WTRGr3e+
【分かりました、宜しくお願いします】
144リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:48:26 ID:IHH/rUBw
【え……えっと……もしかして、私から?】
145リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 21:48:32 ID:WTRGr3e+
(じろじろと辺りを窺いながら、誰も居ないことを確認すると)
(廊下に座り込み、持っていた本の束をそこに置く)
(気になってしまった衝動を抑えきることができなかった)
(むう、と唸りながら本のページに見いる)
……どうしたらいいんでしょうかね?
(と、独り言を呟きながら)

しかし、これはどうすればいいんですかね?
(と、気になったところに集中していると)
(周りの様子など、全く気にせずに)
……む、ここは?
(と、また新しく興味を惹かれた箇所に目星をつける)
……本当、どうしたらいいんでしょうね……?


【このような感じですかね……】
【改めて宜しくお願いします……】
146リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:55:09 ID:IHH/rUBw
 …………
(仕事があってもなくても無くても、彼女の気分は変わらないのだろう)
 …………
(いや、実際に機嫌がいいのか悪いのかは分からない)
(理由は無表情だから、である)

 …………!!
 …………
(と思うと、執務室に行く途中にその人を見つけていた)
 …………
(廊下に座り込んで、本を開いている青年)
 …………
(額に汗が滲んでくる。いったいどう対処すべきなのか)

(考えること数十分)
(結論は……)
 ……すみません。いったい何をしていらっしゃるのですか?
(とりあえず、話しかけることであった)
147リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 21:55:29 ID:IHH/rUBw
【こちらこそ、よろしくお願いします】
148リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 22:03:26 ID:WTRGr3e+
(廊下に本を展開させ、通路を塞いでしまっている)
(しかし、虜となった彼には冷静な判断はできない)
(一度、これに集中すれば周りを見失ってしまう)
(註釈をつけたり、納得してうんうんと頷たりしていると)
(ようやく、辺りの様子に気がついた。声を掛けられていた)
ん? ああ、私? 見て分かりませんかね?
(と、言ったはいいものの、冷静に状況を考えてみると)

邪魔、ですよね? 道を塞いでしまっていますし……。
(うん、どうしようか……と独り言)
理由から説明しますと、簡単な話です。
さっき書物で気になった箇所があったのを思い出しました。
そのままにしてもよかったのですが、忘れないうちに……と。
(思っていたら、こうなってしまって……と声は段々小さくなる)
いけませんか……いけません、よね。
149リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 22:13:01 ID:IHH/rUBw
 ……いえ、私はただ、あなたが単純に本を読むことによって道を塞いでいることぐらいしか分かりませんが。
(それだけでも、十分である)
 しかし、見ただけでは、その行動に至るまでの過程が想像できませんので……。

 ええ、私はともかく他の者にとっては邪魔だと思います。
 当然ながら、いけないでしょう。
(きっぱりと言い切るリステ。こういうところは容赦がない)
 まず現状を踏まえ、如何に効率を良く行動するか。
 それを第一に行動しなければなりません。
(よく言う人である)
 そのままにして良いのならば、通路を封鎖するという点を考慮し、調べ物が出来る部屋に行くのが最善の策かと思います。
(彼女は、そう言う点ではしっかりしている。ただ、行きすぎ感があるが)
150リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 22:21:04 ID:WTRGr3e+
しかし、貴女はともかく、と言いましたよね?
(相手の言葉をしゅんとして聞きながらも)
ならば、いいじゃないですか……。
ほら、罪の意識ってやつはあるんですけどね……。
いや、何を言っても貴女には無駄かもしれませんね……。
(ハハハ、と力なく笑って散らばった本を整理する)

そんなに肩に力を入れっぱなしじゃ疲れませんか?
少なくとも、私にはそう見えますがね。
余計なお世話でしょうが……。
まず、貴女の生活状況を把握もせずに、知ったようなことを言った。
そして、これは私と全く関係のないこと……ですね。
(散らばった本は、いつの間にか整理されていた)

申し訳ありませんが、調べものをする部屋からの帰りですので。
しかし、気張っている様に見えて仕方がありません。
使わないと物事は、忘れていくものですよ。
……これも余計なお世話か。
151リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 22:36:25 ID:IHH/rUBw
 ……
(目の前の男に呆れる以外の選択肢が見つからない)
 何故か、馬鹿にされたような気がしますが?
 私は人の忠告は、考えるのに値すると思った時はちゃんと聞きいれますよ?
(ちなみに、途中で「自分の事以外」という言葉が入るのは彼女自身も気づいていない)

 ……
(ムカついた。今の心境を表せばそういう言葉なのだろう)
 私の生活状況は把握していると、自負しております。
(本人にとっては真実なのだろう。本人だけだが)
 というか、なぜ私の生活状況を知っているんですか?
(どうやら、それが疑問らしい)

(確かに余計な御世話だ。しかし、どうしても気にかかる事があったのだろう)
 まぁ、私が気を張っているというのは、同僚からも言われている事ですので、認めましょう。
(どうやら、他の者にも散々言われてるので否定するのも面倒になってきたらしし)
152リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 22:46:36 ID:WTRGr3e+
君子豹変す――。
すなわち、君子は己の非を指摘されれば直ぐに改める。
歪曲されて伝わっている言葉の一つですが、ね。
(言いながら、本を塔のように積み上げていく)
(それは説教をされながら、遊ぶような感じであり)
どうやら、私は君子に程遠い人間であるようだ。
いや、自覚はしていたんですがね。なら、一層のこと悪いか……。

(相手を放ってしまったかのように、思考の底無し沼に沈む)
あ? すみませんね、慇懃無礼ってやつでしょうか?
(よくは分かりませんがね、とまたぶつぶつ呟く)
貴女の様子を見れば、だいたいは分かります。
むしろ、分からないほうがおかしいと言っても過言ではない。
(自分でも妙に納得したのか、うんうんと頷いて)
先程も言いましたが、人間は物事を直ぐに忘れてしまいます。
……使わなければ、忘れてしまいます。
貴女もそのうち、笑えなくなるかもしれませんよ。
(言った後、流石にこれはまずいかなと思い)
あ、いや……個人的観測です、事実無根です、その……すみません。
153リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 23:00:25 ID:IHH/rUBw
 確かに悪いですね。
(こういう事はきっぱりというのが彼女の姿勢だ)
 その言葉を用いるのであれば、人に言われるだけではなく、時代も感じなければなりませんので。
 自覚がありつつ、人に言われても直す事が出来ない。
 君子には程遠い。
 まぁ、私も似たようなものですが。

 私が笑う事をしなければ笑えなくなると?
(確かに、笑う事など彼女はした事が無い)
 確かに、無表情ですが、いえ、一応は仕事中は無表情で全てを済まそうとしています。
(一応、私的な感情は捨て去る。そして、策を練る時も、感情や私情をはさまない)
(それが、彼女に植え付けられた感覚であるからだ)
 ですが、その観測は正しいかと思いますよ。ですので、謝る必要はありません。
 いえ、「もう、手遅れ」という点は間違っていますが……。
154リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 23:10:36 ID:WTRGr3e+
む、君子ではない。確かにそうですね……。
私は全然徳の高い人間ではありませんから。
(それにも、うんうんと神妙に頷いている)
もっとも、徳の高い人間というものはそうそう居ない。
故に珍重され、君子とまで呼ばれるのですから。
たくさん居ることに、越したことはありませんが、それは無茶だ。

で、やはり笑っていないんですね。駄目ですよ、それは。
私の知り合いに、物を溜め込みすぎて、無惨にも散った人が居ました。
精神的に潰えた、精神と肉体はほぼ同じですから、人間としての終焉とも。
要するに苦悩し、葛藤し、自壊してしまったのです。

――私はそれを止められなかった。
止めるすべを知らなかった……しかし、これは言い訳に過ぎない。
(これも苦悩、葛藤のうちに入りますかね? と言って)
貴女にもそんな節が見えた、私の要らぬ心配です。
無駄なところにお節介を焼いてしまう、困った性格です。
しかし、手遅れでないのなら安心しました。
155リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 23:20:34 ID:IHH/rUBw
 まぁ、私には分かりませんので。
(正直なところ、関係が無いという部分が強い)
 少なくても、私の目の前にいるあなたは君子ではない。
 そして、私も君子になれるような存在ではない。それだけで十分かと思います。

 多分、その観測は正しいです。あなたの目の前にいる人物は、まさにそう言う人物でした。
 いえ、もしかしたら現在進行中なのかもしれませんね。いえ、もしかしたら気付かないうちに手遅れになっているかもしれません。
(さらりと自分が行った事を否定するような事をいう)

 ……ですが、ひとつだけお教えしましょうか。
(彼の話を聞いて一つの言葉が浮かび上がる)
 誰も、それを止める術を知るはずはありません。
 知っているのは……そうですね。この世界に一人だけ存在します。
 しかし、逆を言えば、それ以外の人間であれば、止めることはできません。
 あなたは、その一人になれると思いますか?
156リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 23:30:33 ID:WTRGr3e+
貴女も沈み行こうとしているとでも……?
(人生で重荷を背負い、儚くも潰えた人はたくさん居るだろう)
現在も進行しているのならば、大変です。
(大変だとは言ったが、大変だとは言ったが)
どうすればいいかは、私にも……?
(言葉の途中であったため、相手の言葉を聞くと)

私に程度に過度の期待は禁物ですよ。
いっぱしの人間に過ぎない、それもどちらかと言えば無能だ。
そんな人間に何ができようか? 何もできないかもしれない。
が、やってみなければ何も分かるはずもないのですよ。
……私がその一人になれるかどうかは分かりません。

が、なれと言われればなって見せますよ。
人がむざむざ潰えるのを、黙って見過ごせはしません。
お人好しなんですよ……後、お節介も焼きたがる。
困った性格です、本当。
157リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/05(水) 23:47:51 ID:IHH/rUBw
 ……いえ、私はすでに一度沈み込んだ人間です。
(一度、全てを無くすところまで彼女は行った)
(そう言う点では、本当に「手遅れ」だったのだろう)

 ええ、期待はしていません。
 だって、あなたはなれませんよ。その人間に。
(そう言うと、彼女は天井を見るように顔を上げる)
 ……そのたった一人の人間……それは自分自身ですから。
 自ら背負い込むのも自分、自らその泥沼から這い上がるのも自分。

 どのように考えるかは人それぞれです。泥沼に嵌るのも、抜け出すのも。
 ですので、他人はそれを止めることを出来ません。唯一出来るのは……。
(ゆっくりと息を吸い込む、そして、吐き出す。そして、その言葉を紡ぐ)
 ……導く事だけですよ。そして、導く方法は人によって違うし、導かれるとらえ方も違う。
 だから、「止める術」を知らないのは恥ではない。当然のことです。
 ですので、普通に接すればいいと思いますよ。ただ、「自分がやらなけばいけない」というのを除いて。


 ……と、私は何を話しているんでしょう?こんな事、話しても何も変わりないのに……。
158リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/05(水) 23:56:49 ID:WTRGr3e+
馬鹿な、そんな……そんなことはないはずだ。
人間の真相心理を共有することを拒むから、貴女は理解できないだけだ。
互いに理解しようとしたことがありますか?
(あるのならば、仕方がありませんが、と)
沈み行く人を前にして、ただ手をこまねくだけならば。
一体、人間というものは何でしょうか? 人は人を陥れることしかできないのか。
人が苦しんでいるのに、それを放置したままで居られようか。

(そんなこと、そんなこと私にはできませんよ、と)
導くだけじゃない、導くだけじゃありませんよ。
もし、貴女は沼に沈んでいる人を前にして、抜け方のみを教えますか?
縄などを投げたりして、助けたり……そう、努力するでしょう。
……私だって、自分の無力さ、愚かさは分かっているつもりですよ。
でも、そんな悲観的になることはありません。
人間は相互に補完し、そして相互に満たさなければならない。

――貴女がそうやって吐く言葉の一つ一つは、膿を吐くようなものだ。
生産性がない訳ではありません。だから、そんなこと言わない方がいい。
159リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/06(木) 00:17:30 ID:aJc4BW4n
 さぁ、私はその答えを持ち合わせてはいません。
 多分、理解が出来ないんでしょう。
(彼女に答えがあるはずもない。その答えを求めている一人なのだから)

 ……
(そうすると、彼女は少しだけ黙る)
 なら、ひとつだけ問いましょう。
 あなたは、沼に沈んでいる人間がいたとしたら、縄を投げたり、助けたりすると言いましたよね?
 それは……助けられるでしょうか?
 最悪、自分も引きずり込まれるかもしれません。
(そして、見る)
 焦り過ぎていますよ。あなたは……もう少し、ゆっくりしたらいかがです?
 まぁ、お節介の特徴ですが。
  
 つまり、あなたは焦りすぎです。
 人を助けるのに、時間を掛けようとしない。それがあなたの欠点だと思いますが?
 努力はよろしいですが、それの為に大本を見失っているようにも見えます。
160リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/06(木) 00:27:47 ID:2BeNQ9rX
答えなんて、出るはずありませんよ。
私は学問を生業にしている、その私ですら無理なのです。
そして、過去の文献からも確固たる答えを得ることはできない。
ならばどうするか、考え続けること、それだけだ。
(感情が昂ってきたのか、頬を紅く染めながら話し続ける)
確かに引き摺りこまれる可能性も否定できません。
が、その時貴女は本当に何もしないのですか?
助けなかったという事実は、貴女の脳裏に刻み込まれる。
そして、また新たな重荷を背負うこととなってしまう。

(この葛藤の繰り返しから、何が生まれてくるというのか?)
ええ、確かに私も焦りすぎのようですね……。
貴女のことを全く理解していない……名前すら知らないのですから。
それなのに大口を叩いて、本当どうかしています。
人は互いに理解しなければならない、相互扶助。
互いに助け合い、輔弼し、支えあう。そのためにも……。
――革命軍が勝たねばならんのですよ。
ここまで話が逸れるとは、思いもしませんでしたが。
(ハハハとため息と共に力なく笑って)
貴女の笑顔が見たく思われます。きっと素敵なんでしょうね。
(余計な一言を付け足す)

【そろそろ〆でしょうか?】
161リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/06(木) 00:38:14 ID:aJc4BW4n
 はぁ……
(リカルドの熱弁に少しため息をする)
 ですから、それが焦りすぎだというのです。
 あなたは、見つけたらすぐに沈んでしまうと勘違いしすぎです。
 私なら……最初に声を掛けますが……「大丈夫か?」と。
 助けるのは、それからでも間に合いますよ。だから……冷静になりましょう。私は、それが一番だと思いますよ。

 まぁ、私が特殊すぎるのも問題ですがね。
(そう言うと、再びため息を吐く)
 本当に、ここは「お人よし」の集まりですね。
 まぁ、そこがこの革命軍の良いところでもあるわけですが。
(余計な一言。それを少し考えると)
 そうですね。裸で逆立ちしながら葡萄酒を作るために葡萄をつぶすのを見れば、私の笑顔を見れるかもしれませんよ?
(明らかに無理な要求)
 ……まぁ冗談ですが。
(しかし、真顔で言っているので判別は付かない)
 ですが、今のが回答でしょうね。つまり、素敵とか言っている内は、絶対に見せませんので。
162リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/06(木) 00:38:45 ID:aJc4BW4n
【はい、そうですね……私は次あたりで〆かと……】
163リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/06(木) 00:54:50 ID:2BeNQ9rX
冷静に……ですか、いけません。ついつい我を忘れてしまいます。
確かに大丈夫か、というファーストコンタクトは必要ですね。
相手の状況を把握せぬまま、突撃するのは宜しくない。
古の兵法家も言っています。
――彼を知り、己を知れば百戦して危うからず。
(私は状況を理解せぬまま、机上に空論を展開していた、と)
お人好し、ですか。しかし、卑劣な……暴虐な輩よりは幾分もマシでしょう。
だからこそ、勝ってしまわねばならんのだよ。
(目の奥には、怒りの炎が燃えていただろうか)

裸で逆立ちして葡萄酒、難しいことですね。
(徐に逆立ちを試みるも、失敗し崩れ落ちる)
私には貴女を笑わせることが不可能なようです。
非常に残念なことです。残念なことです……。
(パンパンとローブに着いた埃を払いながら)
女性の笑顔、というよりも人間の幸福そうな顔は美しい。
特に女性の笑顔なんてものは、その白眉でしょう。
ですから、残念です……と。

申し遅れましたが、私はリカルドと申します。
学者……と言っても、アレな学者ですが。
とにかく、書庫に行けばかなりの確率で会えるでしょうか?
まあ、どうでもいいでしょう……。
私も書見の続きをしなければなりませんので、失礼します。

それと、楽しい時間を有難う御座いました。
(と、深々と礼をして、感謝の意を示し、去った)

【こちらはこれで〆でしょうか】
【長々とお付き合い頂き、有難う御座いました】
【至らない点が、多々ありましたかと思います】
【どうもすみませんでした、それではお先に失礼させて頂きます】
164リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/06(木) 01:06:24 ID:aJc4BW4n
 はぁ……
(この人は絶対に兵法家には向かないと思った)
 間違っても、「帝国打倒!」とか言って城に突っ込まないかが心配です。
(そう思い、再びため息を吐く)
 まぁ、どうやら兵士ではないようなので、その心配はありませんが。

 はぁ……そんな事を言っている間は無理ですよ。
(ため息をつくと幸せが逃げるというが、逃げる幸せが無いというほどに彼女はため息を何度も吐いていた)

 私はリステ=エーヴィッヒカイトです。現在、文官をしています。
 まぁ、私は部屋にこもっていますし。
(最近はそうでもないのだが)
 また、途中で気になって、廊下で読んだりしない事を祈りますよ。

 …………
(リカルドの背中を見送りながら、彼女は無表情で一言呟く)
 まぁ、彼もまた「お人よし」ですか……
(その言葉には、少しだけ「微笑み」が含まれていた)

【という訳で、私も〆ます】
【私こそ至らない点があり、お付き合いしていただいた事に深く感謝しております】
【本当にありがとうございました。それでは〜】
165ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 19:04:51 ID:wlOLqYom
【ルミエールさんをお待ちしつつ、前回の続きを投下します】

>>42
『ごめんなさい、サダルスード……』
(髪をかき上げ、うなじを辿る指先の感触を感じながら、そっと目を瞑り、心の中で愛する男に詫びた)
(これは、おかしい事なのだろうか?自分は女で、ルミエールも女性で……
 そして己には、心の底から愛し、この人だけだと魂に誓った相手がいると言うのに。
 これは、裏切りだろうか?誰よりも何よりも大切な人への……。
 ルーンの影響で夢に溺れ、幾多の男と行きずりに行為を重ねた女が何を今更、と、自身でも思うが……
 紛れもない、自分自身の意思で彼以外の誰かと肌を重ねるのは、これが始めての事で
 以前に、ルミエールから求められた時から、ずっと悩んでいた。
 ――けれど、抱き締めたい、とそう思ったのだ。ルミエールに伝えたい、分け合いたいと。
 自分がサダルスードに教えてもらった、心と体を同時に触れ合わせ、
 そのまま一つに解け合っていく様なあの幸福感を、体温を分け合い、魂に触れる、あの充足を。
 それがあったから、サダルスードを失ってからの2年を生きてこれた。
 もし、あの思い出がなければ……自分は孤独に凍え、絶望に押し潰されて、死を選んでいただろう。
 心と身体の両方が伴った交歓は、それほどまでに強く人を支えてくれるものだと彼女は知っている。
 自分を支えてきたそれを、叶うならルミエールにも分け与えたかった。
 サダルスードが自分に教えてくれた事をルミエールにも伝えたい――心から、そう願った)

ええ……受け取って。私の想いも、身体も……全てを。
……私には、それしかないから……。だから、貴女にあげるわ、ルミエール……その全てを。
(額に触れたルミエールの手を、そっと両手で掴み、そのまま自分の口許に導いて、
 その、少し皮膚の固くなっている指先に、「運命」を顕すルーンの浮かぶ手の甲に。
 微かに触れるか触れないかの口付けを落とす。
 そうして、額に触れた唇に応える様に、俯かせていた顔をあげてルミエールを見上げた。
 まだ幾分、目元の辺りと頬に朱がのぼっているものの、
 ルミエールの目に確りと据えられた黒瞳に、最早、迷いは無かった)

(――決めたから。自身の心と身体以外のものを何一つ持たない自分だけど。
 だからこそ、その全てをもって、ルミエールがくれた想いに、優しさに応えよう、と。
 過去の痛みを慰撫し、現在の孤独を埋め、未来を歩む力になる様に。――ほんの少しでも。
 その為に、自分を支えている大事なものを、ルミエールと綺麗に半分に割って分け合おうと。
 ルミエールから向けられる全てを受容し、自身にある全てを捧げよう、と。
 ――女の瞳は、ただ、その決心と許容を宿し、静かにルミエールの瞳に注がれていた――)

【それではルミエールさん、本日も宜しくお願いしますね!】
166ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 19:28:44 ID:QzYejIPB
(もしかしたら、自分は今ビオティーテにとってとても辛い思いをさせているのかもしれない)
(彼女の中の彼を少なからず知っていて、それでも彼女を求めている)
(夢、ならば仕方ないで済むかもしれない。しかし、夢を見ているビオティーテは紛れもなく彼を見つめている)
(夢から覚めた時に隣にいるのが彼ではなかったら、彼だと信じて身体を許した相手が彼ではなかったらどれだけ彼女を苦しめるのだろうか?)
(だからこそ、自分は真っ向から思いを告げた。そして、彼女はそれに応えた・・・)

ビオ・・・
(自分を真っ直ぐ見つめるビオティーテの瞳に迷いは無かった。どこまでも澄んだ吸い込まれそうな漆黒)
(その瞳を覗き込み、彼女の思いも、決意も、全て理解した)
(ビオティーテの思いに応える様にしっかりとその瞳を見つめたまま頬に手を添えてゆっくりと顔を近づける)
ありがとう。絶対に、無駄にはしない。
貴方の想いも、決意も・・・
(鼻先が触れ合うほどに顔を寄せ、一瞬微笑を浮かべて呟く)
(そのまま頬を撫でながら首へと腕を回して軽くビオティーテの身体を引き寄せて)
・・・ん・・・
(そっと、唇を重ね合わせた)


【はい、宜しくお願いします〜】
167ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 19:46:35 ID:wlOLqYom
(何をごまかす事もなく、誠実に、率直に、自分を求めてくれた人だから、
 自分も真正面から応えたい、とそう思った。
 ――だから、こうした貴女を受け入れた事は、決して苦しみになどならない、と微笑えんで見せた)

(引き寄せる腕に導かれるままに、自身から身体をルミエールに寄せて、自身もまたルミエールに
 手を伸ばす。
 その、男性的な精悍さを併せ持つ、凛々しい顔を挟む様に両手を差し伸べ、そっと頬に触れながら
 指先で髪を梳り、首筋に回していく。
 髪を掻き分けながら頭の形を確かめる様に後ろを回した手は、そのまま背中へと下りて
 もっと深く、もっと強くと求める様に、背を暫し彷徨った後に、強くルミエールの服の背を掴んで)
……ん、……ふ、ぅ……。
(そうして抱き締めあいながら、重ねられた唇に応える。そっと小鳥が啄ばむ様に、歯をつかわず
 唇だけで、上から重ねられたルミエールの下唇と上唇を順にを柔らか食んで)
……ぅ、ん。
(そっと瞼を下ろし、瞳を閉じた)
168ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 20:08:00 ID:QzYejIPB
ん、む・・・ちゅ・・・
(柔らかく温かいその感触を確かめ合うように、小刻みに口を動かして唇を触れ合わせていく)
(掬い上げた手から一本ずつサラサラと零れ落ちる黒髪をそっと掻き上げながら頭を撫で続け)
はぁ、ふ・・・んっ・・・
(唇の交歓は感触を確かめ合う触れ合いから次第に情熱的な口付けへと変調していく)
(頭を傾けてビオティーテの唇を割るように強く押し付け、隙間から舌先を覗かせて唇の表面へ走らせる)
(後頭部へ回していた手が背中へ向かって身体のラインをなぞるように撫で下ろされていき)

はぁっ・・・ふ・・・ビオ・・・
(息継ぎの合間に無意識の内にビオティーテの名を呼び、身体を捻って組み伏せた)
(胸に胸を押し付け、脚を絡ませ、ビオティーテの背に敷いた腕が背中から臀部へかけてしきりに弄っていく)
169ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 20:32:49 ID:wlOLqYom
う、ん……ちゅっ……ふ……ぅ……。
(だんだんと激しさを増していく口付けに、僅かに身を震わせながらも、唇を辿るルミエールの舌を
 迎え入れる様に、唇を開いて、そっと舌の先をのばして、軽く舌と舌を触れ合わせる。
 ルミエールの服の背の部分を掴んでいた手を上げて、彷徨う手が、その情熱を示すかの様な赤い髪を
 掻き分けながら、こめかみの辺りから後頭部にかけて、強く撫で上げていく)
ふ、ぅ……あ……ん、ん……。
(粘膜の触れ合う、湿った音を立てながら、荒くなっていく息を吐き、ルミエールの唇の感触を感じながら
 新しい空気を吸う。
 背骨の上をなぞり、なめらかなカーブを描く背筋を通って臀部に辿り付いた手に、否応なしに
 背筋にぞくぞくとした快美感が生まれ、僅かな息苦しさと、早くなっていく鼓動が、
 身体に火を点けてゆくのが自分でも感じ取れた。)

ふっ……は、ぁ、……ルミエール……。
(名を呼ぶ声に応えて、ルミエールの名を呼び返し、身体の位置を変えられ、押し倒される力のままに
 長い黒髪が寝台に広がり、まるでピンで漆黒の蝶さながらに組み伏せられながら)
あ、あ……んぅ……ふ、う、……ん……。
(これまでになく密着されて、互いが身に纏う、数枚の布地の存在も意味をなくす程に、鮮明に伝わる
 ルミエールの身体の感触、その、鍛え抜かれたしなやかな身体の感触と、背を辿る手に
 翻弄されながら、背を浮かせて、よじらせる)
170ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 21:06:13 ID:QzYejIPB
ちゅっ・・・ぴちゃ、ん・・・ふ・・・
(まるで取り憑かれたように、一心不乱にビオティーテの唇を貪る)
(微かに震える身体を強く抱き締め、開かれた唇の隙間から舌を差込み、差し伸ばされた舌へ触れ合わせやがてネットリと絡みつかせ)
(唾液の爆ぜる音が耳につく程に激しく、情熱的で、淫靡な口付けを交わしていく)
(抑えていた思いの丈をぶつけるように・・・)

はぁっ・・・ふぅ・・・はぁ・・・ビオ、ティーテ・・・
(息を乱しながら紡がれた自分の名を耳にしてふと我に返り、息継ぎすら惜しいほどに貪り付いていた唇から名残惜しそうに頭を引き上げた)
大丈夫? 苦しくない・・・?
(耳元に顔を寄せて息を整えながら囁きかけながらも、その手は先程よりもせわしなくビオティーテの背面を弄り続けた)
(薄布越しに微かに伝わってくる肌の熱と、その感触を今か今かと待ちわびるように)
んっ・・・ちゅ・・・
(耳元に寄せた顔を軽く傾けて首筋に唇を寄せ、頚動脈に沿ってゆっくりと滑らせていく)
(首筋から喉元、そして鎖骨の辺りへ何度も唇を滑らせてふと顔を上げる)
ねぇ、ビオティーテ・・・。貴方の全て、見せてくれる・・・?
(背中へ回していた腕を引き戻し、身体を起こして高い位置からベッドに広がるビオティーテの肢体を見下ろし呟いた)
(漆黒のドレスに包まれた華奢な肢体を食い入るように見つめていたかと思うと急に微笑を浮かべ、自らの上着に手をかけて脱ぎ去る)
(薄明るくなっていく部屋にぼんやりとルミエールの裸体が浮かび上がっていく・・・)
171ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 21:39:31 ID:wlOLqYom
ん……む、ふっ……ぅ、ん……。
(ルミエールの思いの丈を全て受け取るかの様に、触れ合い、絡みつく舌に応えていく。
 舌と舌が生き物の様に蠢き、絡み合い、夜が明けてきた静かな部屋に、
 淫らな水音と激しい息遣いを響かせる)

(重なり合っていた唇が離されると、名残惜しげに二人の唇の間に、これまで交し合っていた
 唾液の端が掛かり、下に敷かれた女の喉首が自身とルミエール、双方のものが混じりあった唾液を
 飲みくだして、ごくりと動いた)
んっ……ぅふっ……う……ん、大丈夫……。
(耳にかかる息に、背を辿る指の感触に、湧き上がってくる快感に、繋がっていた唇同士が
 離された寂寥に、どうしようもなく翻弄されながらも、小さく微笑みを見せて答える)
ああっ……ぁん……ふ、う……。
(しかし、それも束の間。「弱い」箇所である首筋を滑り落ちてい唇に、
 意図せず身をわななかせ、甘い声をあげてしまう)
んぁ……ふっぅ……ん、あ、……あ、ぁ……。
(まともに身動きのとれない状態で仰向けに横たわったまま、ルミエールの愛撫を受けて
 シーツをきつく掴んで必死に声を押し殺そうとするものの、抑えきれない声が漏れる)
……あ……。
(その与えられる感覚に翻弄されて、半ば朦朧とした意識の中で、ルミエールの言葉と
 視線を受け止める。そうして晒されたルミエールの裸身に暫し、見惚れた後……
 羞恥と先程の快美感から頬を紅潮させつつ、そっと自らの衣服に手をかけ、肌を露わにしていく。
 薄明りの中、女の華奢な肢体がほの白く浮かび上がる……)
172ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 21:59:24 ID:QzYejIPB
ビオ・・・ティーテ・・・
(自分の思いに答え、微かに恥らいながらも肌を晒していくビオティーテ)
(決して自身が発光しているわけではない。しかし、透き通るような白い肌は確かに浮かび上がっていた)
綺麗・・・とっても・・・
(うわごとのように呟き、そっと脇腹の辺りを撫でてみる)
(滑らかな手触り、柔らかい質感、そして心地よい温かさ・・・)
(吸い込まれるように身体を倒し、心の底から美しいと思ったその肢体へそっと肌を触れ合わせた)

んっ・・・
(肌と肌が直接触れ合い、ビオティーテの体温が直に伝わってくる)
(その熱に触発されたのか、再び彼女の身体を求める思いが強く沸き起こり、背中へ片腕を回して強く抱き寄せた)
(抱き起こさんばかりに強く強く背中を抱き締め、一瞬強く反応を示した首筋へ唇を滑らせていく)
(そして、背面や首筋への愛撫を続けながら自由になっていた片手で太股から脇腹をゆっくりと撫で上げ、ビオティーテの胸元にたわわに実った大粒の乳房をしっかりと捉え包み込んだ)
173ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 22:32:44 ID:wlOLqYom
(最期の一枚をも脱ぎ捨ててしまえば、身に着けているのは、寝る時も外さない薬指の
 指輪のみを残した、無防備な姿になってしまう。
 部屋はこころなしか、先程よりも明るくなってきている様で……互いの裸体が、しっかりと視認できる。
 こうして、ルミエールの前で肌を晒すのは、以前に湯を共にした時以来、二度目になるが……
 やはり、前回とは異なる羞恥と緊張に、頬のみならず、肌全体がうっすらと薄紅を帯びてくる)
……そ、そんなに見ないで……。
(ルミエールの視線に気恥ずかしくなったのか……女はそっと視線を伏せた)
……ん……ぁ。
(脇腹に触れる手に、小さく声を漏らす。
 ――そこは、少し前に負った、命を危うくする程の深手の跡が、今も色濃く残る場所であった。
 白い肌の中、そこだけ、新しく再生された肉が僅かに桃色に盛り上がった3本の傷痕がある、
 皮膚が新しくて薄い分だけ、過敏になっている箇所を撫でられ、身体から力が抜けて行く……。
 そのまま、覆いかぶさる様に身を倒すルミエールと、絡み合う様に、再び寝台に横たわり
 これまでよりも深く、強く、感じられるルミエールの、その女性らしいしなやかさと、筋肉の強靭さ
 双方を併せ持った身体を感じる)

(背を強く抱き締める腕の力強さと、何の隔たりもなく直接に触れあう肌の熱、これまでになく
 「二人の距離が縮まった」と感じられる瞬間、抱き締められる力の強さに背を反らしながらも
 此方も腕をルミエールの背に回し、強く、強く抱き締め返す)
ふぅっ……ん……あ、ぁ……。
(だが、すぐに加えられる愛撫に、力が抜けていく。
 ルミエールの唇と手の触れる箇所から、火を点けられた様に快感が浮かび上がり、
 身体の芯を通って、下腹部に集まり、身体全体に快楽の炎を燃やしていく――)
ひぅんっ……はぁっ……あ、ぁ……あぅ、んっ……。
(その感覚に翻弄されて、逃れたい訳でもないのに、激しく身体をよじりながら、矯正をあげて)
174ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 23:04:12 ID:QzYejIPB
ん・・・ちゅ・・・
(衣擦れの音が止み、微かに触れ合う下腹の辺りまでしっかりと肌の感触が伝わってくる)
(一糸纏わぬ姿なんだろうな、と、首筋への口付けを続けながらふと思う)
(チラッと視線を落とせば、粉雪のように白かったビオティーテの肌が薄紅に染まっていくのが目に映る。羞恥によるものか、性的興奮によるものか定かではないが、ルミエールの情欲を沸き上がらせるには十分な艶姿だった)

ふ・・・んむ・・・ちゅっ
(こちらの視線を気にするビオティーテを気遣ってか、視線を戻してて鎖骨の辺りへ顔を埋め、唇を寄せると跡を残す程に強く吸い付いた)
(ゆっくり顔を上げ、首筋にくっきりと浮かび上がった痕跡を指先でなぞり、満足そうに微笑する)
・・・本当に、大きいわね・・・
(先程から、乳房を撫で回していた手で軽く握り締め、ポツリと呟く)
(女にしては大きい手のひら一杯に包み込んでもなお持て余す豊かな乳房)
(大きいだけではなく、張りも弾力も手にした者にすら喜びを与える申し分なさ)
・・・ちゅ・・・
(食い入るように乳房を見つめ、力を入れればしっかりとそれに応える弾力を楽しむように揉みしだいていった)
(初めはゆっくり優しく、次第に強く激しく、緩急をつけながら・・・)
(いつしか背中へ回していた手も引き抜いて両の乳房を同時に揉みしだき、不意に先端の尖りへ口付けをした)
175ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/06(木) 23:35:16 ID:wlOLqYom
ひぅ、んっ……。
(強く吸われた鎖骨辺りから、全身が震える様な快感が生じ、ぴくり、と身体を跳ね上げさせて)
……んぅ……ふ、ぅ……。
(血が集まって出来上がった、肌に咲く紅色の跡を辿られるだけで、身も世もなく震えて、
 欲情と悦楽を湛えて揺れる黒瞳でルミエールを見上げる)
……は、ぁ……ん……ふぁ……あ、ん……はぅ、ん……!
(しっとりと汗をはらんで湿り気を帯びた肌は、ルミエールの手にしっとりと吸い付ける様な感触を与え
 込められる力のままに従順に形を変えながら、それでも確たる弾力で元の形に戻ろうと、その手を
 押し返す柔らかな感触をも同時に伝えて)
は、ぁ……ん……ふ、ぅっ……あ、はっ……。
(乳房を見詰める視線ですら、快感なのか……女は頭を左右に振りながら、甘い矯正を上げ続ける。
 仰向けになったまま、ルミエールの手で胸の双球をもみしだかれて、
 シーツを固く握り締める手が、震えながら微かにうごめき彷徨う脚が、
 女の感じている快楽の強さを証明していた)
あっ……ひぅっ!
(そして、胸の敏感な先端、既に熟した果実の様に、桃色に色づき、固さをまして尖っていた其処に
 口付けを受けると、一際、大きな矯正と共に、電撃に撃たれた様に、その身が激しく跳ね上がった)
176ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/06(木) 23:57:35 ID:QzYejIPB
ちゅっ、む・・・ん・・・
(絶えず強弱をつけながら左右の乳房を丹念に揉みしだいていく)
(じんわりと汗を帯びて手のひらに吸い付いてくるような質感と、どんな強さにもしっかりと応える弾力はこちらの情欲を益々駆り立てる)
(すっかり硬くなった尖りを口に含み、舌で転がし、歯先で甘噛みし、吸い付きながら舌先でくすぐったり、考え得る限りの刺激を与えていく)
(ベッドが軋む程に身を躍らせ、息も絶え絶えに喘ぐその声を耳にしながら、頭が二つあれば・・・などという考えがフッとよぎり苦笑する)

っ・・・ふぅ・・・良い声・・・もっと聞かせて・・・?
(相も変わらず乳房を揉みしだき、その先端を口と舌で責め立てる)
(かけるべき良い言葉が余り浮かばないが、その分を行為で以ってしっかりと補いつつ)
(そんな折、片方の手が唐突に乳房から離され、脇腹をなぞって太股の方へと伸びていった)
(快感に打ち震える太股を外側から内股まで撫で回し、後ろ側を撫でながら臀部へと滑らせて軽く揉んでいく)
ビオ・・・良い・・・?
(左右に割れた尻たぶを片側ずつ交互に撫で、揉みながら、その手を徐々にビオティーテの中枢へと近づけ・・・呟いた)
177ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/07(金) 00:27:23 ID:he9ZmcCY
や、ぁっ……く、ぁ……ふぁっ、あぅっ……んっ、ああぁっ!
(執拗にこね回される両の乳房は、悦楽の熱をじんわりと感じ続けている。更に加えられる
 先端への愛撫に、女は弓なりに背を反らせ、シーツを固く掴みながら甘美な悲鳴をあげた)
ふぅっ……!はっ、ぁっ……!ひぅっ、くぅ……!!は、ぁ、……や、ぁ、ああっ!!
(ルミエールの舌が、歯が、新たな刺激を与える度に、女の背が、腰が、跳ね上がり、その口から
 抑えようとしても抑えられない矯正がしぼり出される。
 ルミエールに組み敷かれ、その愛撫を受けながら、女はルミエールの身体の下で
 身をくねらせて淫靡な舞を踊り、淫らな声で謡う――)

……ふ、ぅ……はっ……ぁ、あ……。
(揉みしだかれる胸から、ルミエールの手の触れた場所から、悦楽の熾火が燃え上がり、容赦なく
 女の精神を焼き尽くす。
 脇腹、太腿、臀部……撫でられた部分から、燃え上がる快感が、下腹部に集い、そこから全身へと
 広がっていく、その感覚に翻弄され、最早、ルミエールの言葉に返事を返す事すら出来ず、
 快楽に潤み、揺れる瞳でルミエールを見詰めながら声を漏らすだけ――。
 あえぎ声の狭間に荒い息を吐きながら、それでも女は小さく頷き――震える脚をそっと開いて
 ルミエールの手を迎え入れる。
 女の其処は、とうに熱く、濡れそぼっていた――)
178ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 00:55:35 ID:/m7J2ICH
(快楽に震え、身を捩じらせ、熱い生を感じさせる力強くて淫らな身体の芯から搾り出すような嬌声はこちらの身体まで熱くさせる)
(自分でも分かるくらいに胸が高鳴り、鼓動が激しくなって全身からじわりと汗を滲ませる)
(愛撫する手にも一段と熱が篭もり、ビオティーテの肉体を蹂躙していく)

・・・・・・
(言葉を発することも叶わぬ程に息を乱し、そもそも快楽に翻弄されてこちらの言葉もが耳に届いていないかもしれない)
(しかし、ビオティーテは確かにこちらを見つめて小さく頷いた)
(それで十分だった。心を通わせ、肉体を重ねる程に絆を深めた二人に今更言葉など不要だったのだろう)
(頷くビオティーテに微笑で返し、ゆっくりと開いていく脚の間に臀部から手を滑り込ませ、肉体の中枢に刻まれた溝をそっと指でなぞり上げた)
(硬質化した指先で傷つけないよう、指の腹を押し当てて少しずつ少しずつ溝を割り開くように何度も上下に指を滑らせていく)
(そこは既に熱く潤い、溝を走る指はたちまちの内に熱い愛液に包まれていった。愛液の助けも相まって、指は滑らかに溝の中を割り解し、奥へ奥へと進んでいった)
179ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/07(金) 01:15:07 ID:he9ZmcCY
ん、ぁっ……。
(細躯の、何処からこれだけ、と思わせる程の量の愛液が、ルミエールの指を、しとどに濡らし
 まるで待ち構えていた様に、水気と熱を帯びた柔らかい粘膜が、秘所をなぞる指に纏わり付く)
あ、ふ……っ!ふぁっ……!ぁ、あ、あ……っ、
(秘められた奥を割り開き、擦り上げられると、其処から爆発的な快感が生まれ、女の全身へと
 染み渡っていく。指の動きと連動する様に、腰が跳ね、背をくねらせ、声をあげて)
……ふぅっ……んっ!……は、ぁ……。
(女の膣は熱く、溢れる愛液の所為もあってなめらかにルミエールの指を奥へと受け入れ、
 それでいて、幾重にも重なる襞が妖しく蠢いて、その指を絡めとろうと、締め付け、
 やわやわと絡み付いていく……)
180ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 01:42:50 ID:/m7J2ICH
ああ・・・
(思わず声を上げてしまった)
(ビオティーテの秘所を奥深くまで割り進むにつれ、指に絡みつく愛液と指を包み込む柔らかい肉とその熱が何ともいえない心地よさを指全体にもたらしていく)
(何という悦楽だろうか。男が女を求めて止まないのも、分かる気がする)
(ましてや、ビオティーテ程の女なら尚更・・・)
っ・・・!
(そんな事をふと考えた次の瞬間、急に胸が締め付けられる思いがして唇を噛み締めた)
(自身が女であることを今ほど悔しく思った事は無い。同時に、女でなければビオティーテがここまで心を開く事は無かったかもしれないなどと疑念が渦巻く)
(サダルスードへの嫉妬、なのだろうか。彼女への思いが強いほど、顔すら見たこと無い男の影が脳裏にチラつく)
(ビオティーテは彼への大切な思いを自分と分かつ、とまで言ってくれたのにも関わらず、ほんの少しでもそんな事を考えてしまう自分の弱さ、矮小さに腹が立って、悔しくて・・・)
(気付かないうちに、閉じた瞳から一筋の涙を零していた)

ビオ、ティーテ・・・
(自分を信じ、肉体をさらけ出し、快楽に喘ぐ痴態までも見せてくれた彼女に対して何と不義理で情けないことだろうか)
(胸の内に渦巻く黒い感情や邪念を振り払うように、体内を駆け巡る快感に躍らされているビオティーテの腰を強く抱き締め、唇を寄せる)
(彼女の思いを無駄にはしないと決めた。ビオティーテの肌の感触と熱が揺れていた決意を強く留まらせた)
ね、貴方の・・・ここ、見せて貰って、良い・・・?
(上下左右に、膣内を広げるように指を動かし、肉襞の一つ一つを指に引っ掛けながら出し入れを繰り返し、呟いた)


【リミットは何時まででしょうか?】
181ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/07(金) 02:13:58 ID:he9ZmcCY
……ル、ルミ……エール……?
(暴力的なまでに身体を蹂躙する快楽の奔流に翻弄されながらも、自分の名を呼ぶルミエールの声に
 何か、決して見逃してはならないものを感じた女は、与えられる快楽に恍惚の淵を漂っていた意識を
 現実へと立ち返らせ、喘ぎ果てて擦れた声で、ルミエールの名を呼んだ)
……ルミエール……泣いて……る、の……?
(その、精悍な頬を伝う涙を眼にした女は、無理な姿勢から半身を起こし、その涙の筋を唇で辿り
 涙の源流である眦に、そのまま、そっと口付ける。
 唇にルミエールの睫の、震える感触を感じながら、こうして重ねた肌から伝わってくる
 ルミエールの寂寥と、自己否定を感じ取り……
 求められるままに、肌を重ねる事が、ルミエールの心を満たせると思ったのは、自分の愚かな
 過信であったか、と、臍を噛む様な思いで、その背に腕を回して抱き締めた)

……えっ?
(そうする間に、俄かには受け入れがたい要求を囁かれ、一瞬、耳を疑う。
 けれど、何故だろうか。腰を強く支えられ、抱き締められる手に……何故か逆に縋る様な
 雰囲気を感じ取り……その願いを無にする事が出来なかった。
 ――そう、決めた筈だ。今のこの時は、ルミエールの想いの全てを、自身の全身で受け止めよう、と)
……っふ、……あぅ……!はぁっ……、ぁ、あ……!!
(再び蠢く指に、中を掻きまわされ、膣内から子宮へと流れていく快楽の奔流に、嵐の海に投げ出された
 小船の様に翻弄されながら、それでも女は快楽に勝るとも劣らぬ羞恥に顔を赤らめながらも頷き――
 ルミエールの願いに応えて、脚を開き秘された場所を曝け出す)

(明るさを増した部屋に晒された、女の「そこ」は、ささやかな黒い繊毛をしっとりと濡らし
 与えられた愛撫に充血して鮮紅色に染まった粘膜が淫らがましく、朝の日の光を反射して
 あふれ出てくる愛液に濡れそぼったそこを、つやつやと光らせていた――)

【リミットは3〜4時の間くらいかと……ルミエールさんはお時間、大丈夫ですか?】
182ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 02:43:06 ID:/m7J2ICH
ん・・・? あ・・・う、ん・・・
(気付かれた。気付かれて、しまった)
(やはり直接肌を重ねていると誤魔化しは効かないものなのか)
(あれほど快楽に酔って乱れていたにも関わらず、一瞬で我に返ってしまうほどに、揺れていたのだろうか)
(頬を伝う唇の感触に罪悪感を覚えながらも、しかし同時に嬉しい事でもある)
(今、彼女と肌を通して心を通じ合わせているのが紛れもない事実だと実感出来たから)
・・・ありがとう・・・
(いつしかその顔には微笑が浮かび、しっかりとその背を抱き締め合っていた)

んっ、ちゅ・・・
(もう、二度と迷う事は出来ない。してはならない)
(ビオティーテが自分を信じ、側にいてくれる間は。いつか、自分の側を離れていくその日までは・・・)
(不思議と、それまで胸中に渦巻いていた黒いもやが嘘のように晴れ、今まで以上に彼女を澄んだ思いで見つめる事が出来る)
ありがとう・・・
(喉の奥で呻く様に呟き、ゆっくりと身体を動かし始めた)
(少しずつ、這うように後方へ下がりながら、ビオティーテの鳩尾から腹部、そして下腹部へと順に唇を滑らせ、しっとりと濡れた繊毛の感触を顎の先に感じると両腕でビオティーテの膝裏を抱え上げた)
綺麗・・・とっても・・・
(膝を持ち上げるとビオティーテの秘所と真正面から向き合う形に)
(朝日が差し込み、明るさを増した部屋の中で、そこははっきりとその姿を浮かび上がらせ、まるで誘うようにてらてらと光り輝いていた)
・・・ちゅっ、ぴちゃ・・・
(吸い込まれるように顔を寄せ、そこへ唇を付けると、とめどなく溢れる愛液を吸い上げながら秘肉を啄んでいく)
(膝を抱えていた腕を引き戻し、肉厚な花弁を割り開いて桃色の柔肉を啄み、溢れた愛液を舌で掬い上げる)
183ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 02:44:26 ID:/m7J2ICH
【リミット了解です】
【こちらは明日休みなので御自身の事のみを考えて下さいな】
184ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/07(金) 03:10:52 ID:he9ZmcCY
(抱き締めあって、深く触れ合う肌から、囁かれる言葉から、そして、ルミエールの浮かべた微笑から。
 明確にではないが、確かに伝わってくるものから、もう大丈夫だと感じ取れた。
 礼の言葉に応える様に、背を抱く腕に力をこめ、思った。
 ――やっぱり、ルミエールとこうしている事は、その想いに応えて肌を重ねた事は、
 決して間違ってなどはいなかった、と)

……ぁ、んっ!……ふぅっ、う……。
(二度目の礼の言葉には、答える事が出来ず、鳩尾の辺りから順に上から下へとなぞっていく唇に
 掻き立てられ、甘い吐息を漏らしながら身を捩る。
 さがっていくルミエールの背から、手が離れ、自身の腿の辺りに落ちた)
……っひぅっ!?……や、ま、待って……!!
(しかし、膝裏を抱え上げられ、脚を持ち上げられて、秘所を大胆に晒す姿勢にさせらると
 流石に、羞恥と驚愕に制止の声をあげてしまう)
あ、ぁ……ああっ……!やっ……!だ、だめっ、だめぇっ……!!
(しかし、その制止の声も虚しく、秘所にルミエールの吐息を感じ、更に恥かしい体液を啜りあげられると
 電流の様に走る快感と、心を焼き尽くさんばかりの激しい羞恥が同時の襲い、
 いやいやする子供の様に頭を左右に振りながらも、甘い響きの隠せぬ悲鳴をあげ)
ひぅんっ……!あぁっん……!ひぁっ、ぁ、あっ……!!きゃぅっ……!!
(肉の薄い肢体の割りに、そこだけは豊かに肉の厚い姫貝を開かれ、柔肉に優しく歯を立てられると
 髪をふりみだして、よがり狂うだけであった。
 もう、今の彼女を支配するのは、羞恥を更に上回った、激しい快楽のみである)
185ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 03:35:52 ID:/m7J2ICH
ビオ・・・?
(流石に、やりすぎたろうか。彼女が咄嗟に挙げた制止の声を耳にし、秘所への愛撫をピタリと止めた)
(しかし、今ここで、止めたとしても結局は中途半端に終わるだけでしかない)
(ならば───)

ちゅっ、んむ、ちゅぷ・・・
(意を決したように、再び愛液に塗れる秘所へと口付けた。今更引き返せはしないのだ。だったら行き着くところまで行こう、と)
(グッと割り開いて曝け出した桃色の柔肉を啄みながら伸ばした舌を膣口へねじ込んでそのまま内部から愛液を掻き出して行く)
はぁっ・・・んっ、んむ・・・
(息継ぎの為に秘所から口を離し、胸いっぱいに息を吸い込んだ後には膣口ではなく、秘所の上部にせり出した陰核へ目標を変え、口に含ませた)
(乳首同様に、舌と歯先を使って激しく。しかし傷付けないよう力加減に気を配りながら責め立てる)
んっ、ちゅ・・・ぷ・・・
(悲鳴にも似たビオティーテの喘ぎは大きな快楽に肉体が翻弄されている事を物語っている。今はただ、責めるしかない。これこそ、女であるからこそ分かる、女でなければ分からない感覚───)
(陰核を責め抜きながら手隙になった膣口へ指をかけ、一本、二本と指を潜り込ませた)
(女が達するにはやはりこれが欠かせない、とばかりに、ビオティーテの膣内に挿入した二本の指を激しく前後に動かし始めた)
(軽く指を開き、膣壁を押し返しながら、指先で肉襞を引っ掛けつつ抉る様に手首を捻り、何度も何度も膣内へ指を捩じ込んでいく)
(そう。ルミエールは指を陰茎に見立て、可能な限りそれを再現しようとしている)
186ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/07(金) 04:16:53 ID:he9ZmcCY
(もう、何を考える事も出来ず、加えられる愛撫による快楽に溺れ、淫らな矯正を断続的に上げ続ける。
 膣内に舌先をねじ入れられ、敏感な粘膜の内側を吸われると、悲鳴じみた喘ぎ声をあげる。
 目は開いているものの、何を見る事も出来ず、視界はピンク色に霞んでいる――)
ひぁあっ、あぁっ!!……あぅっ、は、ぁっ……!ひぅ、んっ!……く、ぅうっんっ……!
(陰核を、絶妙の力加減で責められ、身体を支配する激しすぎる悦楽に、
 艶やかな長髪を振り乱しながら頭を打ち振るい、その眦から生理的な涙が零れ落ちる)
ふぅっ……!あ、あっ!あぁぁっ……!!
(女の膣口は、激しく収縮し、洪水の様に愛液を分泌し続け、彼女の絶頂が近い事を知らせている。
 止めの様に内へと突き入れられた二本の指が、まるで男のソレのように、彼女の内を抉り、膣肉を
 掻き出される様に動かされると、ルミエールの手首の動きと連動する様に激しく腰が踊り、
 汗にまみれた身体を痙攣させる)
……あっ……くぅっ、んっ!あ、ひぅ、あぁ……っ!ぁぁああああっっ!!
(捻りを加えられた手首の動きで中に突き入れられた指が止めとなった。 
 シーツの上で蠢かせていた脚を大きく突っ張り、足の指の先が限界まで反り返され、
 快楽の果てに身体が、沈んでいく様な錯覚に陥った女は、溺れるものが捉るものを求める様に
 ルミエールへと手を伸ばし、その肩にしがみついて、全身をわななかせて極みに達した)
……ぁ、あ……あ……。
(真っ白に染まった視界の中で、弱弱しく擦れた声をあげながら、女は精神の限界を超えた
 激しい快楽に、意識を手放していく……
 ――闇に沈んでいく意識の最期で、ルミエールの名を呼ぼうとしたが……
 それが、きちんと声になったかも判らないまま、彼女は意識を失って瞳を閉じた)

(朝から、淫行に耽り、そのまま気を失った女が再び目を覚ましたのは夕方近くなってからで――
 ルミエールの寝台と部屋を占領してしまった女は、またしても消え入りたい気分で
 ルミエールに謝りながら、この前と同じパターンに陥っている自分に軽く落ち込みながら、
 それでも、思った。
 ――全くの同じではない、と。間違いなく、あの時よりも自分とルミエールの絆は強く結ばれたのだから、と)

【最期の方、ちょっと駆け足になってしまいましたが、私はこれにて〆にさせていただきます。
 本日もこんな時間までお付き合い頂いて感謝、感謝です!
 2日間に渡る、長丁場のお付き合い、本当にありがとうございました!それではお休みなさいませノシ】
187ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 05:57:57 ID:E2E2nSMw
…………
(ビオティーテの絶叫と共に、膣内が急激に締まり、大量の愛液が吹き出した。それは、紛れもなく彼女が絶頂を迎えたことを物語っていた)
……ちゅっ……ん……
(間もなくして、指が食い込む程に強く肩を鷲掴んでいた手からフッと力が抜けて絶頂を迎えた直後とは思えない程に息を潜めてしまった)
(そのまま眠ってしまったのか……?)
(秘所から指を引き抜き、溢れ出ている愛液を指と舌で拭っても殆ど反応は無く、秘所の周囲を一通り拭い終わると身体を起こし、寝息を立てるビオティーテの隣に横たわった)
…………
(すっかり昇りつめた朝日に照らされて浮かび上がるビオティーテの肢体を改めてじっくりと眺めてみる)
(眠っているとはいえ、一糸纏わぬ裸体を無防備にさらけ出しているなど、初めて出会った頃の彼女の様子からはにわかには信じがたい事だった)
…………
(しかし、そんな彼女だったからこそ、今こうして無防備な姿を晒してくれているのは素直に嬉しい。自分を深く信頼している証だから)
(微笑を浮かべてビオティーテの身体を見つめ、乱れた髪を梳いて整えていく)
……お休み……
(安らかな寝顔を見つめていたためか、こちらにも睡魔が襲いかかってきたようだ)(頬に軽
188ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/07(金) 06:03:02 ID:E2E2nSMw
(頬に軽く口付けをし、ビオティーテの身体を抱き締めながら静かに目を閉じる)
(言葉には表せないが確かに繋がっている絆を感じて、満足そうに笑みを浮かべやがて深い眠りについた……)


【大変遅くなりまして申し訳ありませんでしたorz】
【こちらこそ長時間お付き合い頂きまして感謝感激です♪】
【それでは2日間に渡りお疲れ様でした。お休みなさいませノシ】
【ちょっとトラブルでミス投稿&ID変わってますがお気になさらぬようお願い申し上げます……】

189ストリクス ◆Strix61A/U :2008/03/07(金) 20:28:44 ID:L6qXzReo
【名前】ストリクス・キュリオーサ
【ルーン】首輪(首)=行動範囲の制限
             王冠のルーン所持者の本拠地からそう遠く離れられない
             紋章所有者か王冠所持者の認めた代理がそばにいれば
             ルーンの力を一時的にそっちへ繋げて外出できる
【年齢】20歳
【性別】♀
【職業】魔法使い/何でも屋
【種族】ロアーナ族=300年ほど前から強固な結界を張って鎖国している浮遊島ロアーナの民
            息をするように自然に魔法を使うといわれる魔術魔法に長けた種族
【容姿】160cm56kg・93/65/95・頭の後ろで適当にひっつめた鉛色の髪・銀鼠色の垂れ目
    髪はぼさぼさ、いつも眠そうなボーッとした顔をしている
【装備】魔法使いにありがちな杖もローブもなしダボッとした楽な服しか着ない
【戦闘】断固拒否、逃げるか専守防衛のみ
【NG】禁止事項にあるロール・戦闘・妊娠
【備考】ルーンが宿ったことで“外界との繋がり”が生まれ、結界の綻びになると追放される
    他に行くあてもなかったので革命軍に入ったものの戦争に意義を見出せない
    自分で納得していない戦争で人を殺すのも人殺しの片棒をかつぐのも嫌なので、
    戦わない、戦争には協力しない、魔法技術も教えない、の姿勢を断固として貫く
    食い扶持稼ぎに、ありあまる魔力を細々とした日常の雑用に用いる何でも屋家業を営む
    本拠地に結界を張ったり、たまに自然災害の対策などにも駆り出されたりもしている

    故郷ロアーナについては語りたがらないが追放されたわりに悲壮感がない
    趣味は寝ること、好きな場所は布団の中、体を動かすのが嫌いで苦手
    “めんどくさい”が口癖の怠け者でちょっとした移動にも魔法を使うので運動不足
【提示できるシチュ】妖しいマジックアイテムを売りつけたり何でも屋稼業に絡んだ日常ロール
            戦う意思を問われるシリアスとか魔法でエッチな幻を見せたりのエロールも

【今後ともよろしくおねがいします】
【プロフ投下落ち】
190シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 21:14:59 ID:18PH24i4
【名前】シャトレーゼ
【ルーン】生命(右わき腹―使用する度に少しずつ痣が伸び、寿命の目安となる)
【年齢】 不詳(外見年齢18歳)
【性別】 女
【職業】魔術師ではあるが非攻撃向きにより、定職はない。
    普段は、何かの手伝いなど自分にできることをしながら暮らしている。
【種族】人猫(コシュカ)
【容姿】身長160cm B80/W55/H79  黙っていれば凛とした雰囲気を持つ容貌
    緩やかに腰元まで伸びるプラチナブロンド。瞳は澄んだ空のような青。
【装備】右耳に鈴のついたシルバーのイヤーカフ。普段は女の子らしい服を好んで着る。
【戦闘】苦手なうえに使用魔術が防御に特化したものばかりなので、防衛向き。
【能力】ルーン効果で自分の生命を削り、瀕死の仲間に分け与え、命を繋ぎとめることが可能。
    ※死んだものは生き返らせられない。あとは治療、本人の意思・気力次第となる。
【NG】スカ系、猟奇、他にも後に響くことは要相談
【備考】“友との約束”の為に革命軍に入った、コシュカと呼ばれる人猫系部族の中の一族。
    容姿はまだ若々しくが、一人称が「妾(わらわ)」で、古めかしい口調で話し、
    楽・娯楽が好きで口調のわりに子供っぽく、どこか飄々とした一面も持っている。
    性交渉においては淡白な思考を持ち、行為自体は戯れの一つだとして考えている節がある。
    ルーン使用で寿命が削られることは、自覚しているが必要のない限り他人に話さない。
    ≪コシュカ≫ 人猫。一見は人の姿だが長命で身体成長も遅く、猫に変化することが可能。
    基本的には猫と似た性質を持つが、新月の夜には能力が著しく低下し、魔力も使えなくなる。
    人より痛覚が鈍い。また、驚きや興奮の度合いで人姿のまま耳などが飛び出ることも。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘(護衛・自衛が主)NGと禁止事項以外は幅広く


>>1 非常に今更ながらですが、スレ立てお疲れ様です!】
【失礼して、しばらくこのまま待機です。】
191セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 21:51:24 ID:ikz/a/Rt
【こんばんは、初めまして。
【ロールをお願いできますか?】
【プロフは>77です】
192シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 22:00:03 ID:18PH24i4
【こんばんは、こちらでは初めまして!】
【もちろんですっ!こちらこそ宜しくお願いできますか?】

【えっと…確か革命軍入り前、でしたよね?】
【シチュなどはいかがいたしましょう?何かあれば、お聞かせいただけると嬉しいです】
193セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 22:02:56 ID:ikz/a/Rt
【こちらこそ、よろしくお願いします】

【そうですね、ミゼリアさんとやろうと思っていたロールの焼き増し】
【になりますが、酒場で出会って勧誘がベターかと】
【それ以外でも、何処かで邂逅しそうな場所があればいいのですけどね】
194シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 22:06:44 ID:18PH24i4
【やはり酒場…街ぐらいしか浮ばず…ですorz】

【了解です!でしたら…安直で申し訳ないのですが】
【街で絡まれているか何かの時に出会って…そのまま勧誘、の流れなんていかがでしょうか?】
195セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 22:09:56 ID:ikz/a/Rt
【絡まれるのはそちらでしょうか?】
【プロフ見る限り、戦闘は苦手、防衛魔術に特化しているようですが】
【では、それでやってみましょう。お手数ですが、書き出しをお願いできますか?】
196シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 22:17:05 ID:18PH24i4
【ああっ、こちらが誰かに、ですっ!;】
【こっちは殆ど戦えないくせに、どうしても許せないと喧嘩売るくらいしそうですので】

【セインさんの力を拝見して、革命軍に勧誘…という流れを考えてみたのですが…言葉足りずでorz】

【はい、了解です。少々お待ちください】
197シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 22:28:21 ID:18PH24i4
――――だから…っ!
(年は見た目に十八、程度であろうか?)
(色素の薄い金髪を指差しながら、自分より幾分も背の高い男を指差し娘は吼えた)
御主が悪いのであろう?
かようにまだ幼き子供を…働き手であろうと打つなんぞ、豪語同断じゃ!
それに、こやつは重い荷物を落としただけであろう?そのくらい許す器量はなきや?
(眦を吊り上げてそう吼える彼女に、言われている男も何やら言い返すが女は引かない)
(どうにも幼い労働者を雇い主が邪険に扱ったらしく、それが彼女にとって許せないことだったようだ)

(相手の男の拳がプルプルと震えているのも気づかずに、彼女は子供を庇うように捲くし立てた)


【…ごめんなさい、こっちがちょっと絡んでいますorz】
【こんな感じで大丈夫でしょうか?やり難いところありましたら…遠慮なくっ;】
198セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 22:34:10 ID:ikz/a/Rt
(夜の街を往く孤影。強靭で強大。岩山の一部が人の形を取って)歩き出したかのような)
(大きな男が、静かに歩く。この大陸の人間と趣が異なる顔立ちは東方の島国の人種だと)
(知る者は知っているだろう。伸びた蓬髪を後ろで束ねた髪型と合わさって東方の騎士である)
(『サムライ』を連想する識者もいることだろう)

今夜は、大過なく過ごせたな。うむ、善哉善哉。
(男臭い顔に鷹揚な笑みを浮かべ、ひとり呟く。今日、用心棒としての仕事は、暇だった)
(だが、それは平和であることの何よりの証拠だった。彼は武人だが平和を愛する心を持っている)
(擦り切れた黒革のジャケットに、頑丈そうなベルトと無骨なバックルを幾つも身につけている)
(その姿は、歴戦の戦士であることに疑いを挟ませない)

む?お主ら。こんな時間に何をしておる。
(現在塒にしている安アパートへ向かう途中、暗い路地に足を踏み込んだ時だった)
(男、女、そして子供。女が子供を庇いながら、男に向かって何事か捲くし立てている)
(細かいことまではわからないが――男が今にも女に殴りかかろうとしている)

止せ。女子供に手を挙げること、男として恥ずべきことだと思わぬか?
(軽い足音を立てて、一呼吸分の時間で騒動の現場に駆けつけて)
(もう一呼吸分の時間で男の前に立ち塞がる。その大きな身体で)

【では、このような感じで】


199シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 22:45:23 ID:18PH24i4
(人猫が息を飲んだのが早かったか、唐突に現れた男が口を開くのが早かったか)
(彼女が捲くし立てていた男と彼女の間に立ち塞がった大きな体の男)
(……彼女は、思わず捲くし立てていた口を止めた。人が来たことに、全く気づけなかった)

(どうやら、それは今まで彼女と言い争っていた男も同じようだ)
(大きな体躯の男が静かな声で仲裁に入った後、夜の空気に広がるのは沈黙)
(しばらくして、相手はバツが悪そうな顔をすると悪態をついて去ってゆく)

(そうして幾つかの呼吸分の沈黙――去っていった男の背が見えなくなった後)
(彼女が庇っていた子供は、頭を下げて礼を言うと慌てたぱたぱたとまた暗闇に消えた)
―――…あっ、御主っ!
(ようやく我に返ったように、駆けていった子供の背に声をかけるが時は遅い)
(“怪我の手当てぐらい、したというに…”と困ったように溜め息をついてから)
……ありがとう。その、助かったのじゃ。
(ようやく、自分の目の前に現れた男に声をかけることができた)
200セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 22:54:35 ID:ikz/a/Rt
(緊迫した空気が流れる。だが、サムライは泰山の如く動かない)
(形勢不利と見た男は、口汚く捲くし立てて去ってゆく)
(胸中で息を吐く。無益な暴力を振るわずに済んで何よりだった)
(続いて、女に庇われていた子供が一礼してから立ち去る)

礼には及ばぬ。当然のことをしたまで。
ふむ、お主、怪我がなくて何よりだったでござるな。
(奇妙な形の痣が浮かぶ右頬を掻きながら、サムライが振り向く)
(女の、白銀の長い髪と、青い空を思わせる瞳が、月夜に映えた)

それにしても、なんですな。
見たところ、子供を庇っていたようだが。いや、見上げた心意気。
この大陸の女子(おなご)は、義侠の志に満ちておる。感心感心。
(奇妙な訛りだが、それでも通用する大陸語でサムライが讃辞を述べる)
(その男臭い、だが何処か子供のような顔、が笑みの形に崩れる)
201シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 23:04:21 ID:18PH24i4
うむ、何もなかったのも御主のお陰じゃ。
(男の顔を見た瞬間に、一番に感じたのは小さな違和感)
(精悍なる顔立ちは、どこかこの国のもの達と違うように彼女には見えた)
(違う国の者なのだろうか、と…そんな疑問が彼女の頭に小さくよぎる)

ああ、働き手の子供を、雇い主の男がぶちよってな。
あまりにも見ていられなんだ。働き手といえど、かように幼い子を殴るなんぞ。
(子供が消えていった方向に青い瞳を向けて、小さく頭を振ると
 彼女はどこか愛嬌のある相手の笑みにつられるように、小さく笑顔を作った)
なれど、今考えれば、浅はかな行動であったよの。
御主がこうして来てくれなくば、わらわ、大変なことになったやもしれぬ。

であるから、改めて御主に感謝を。
(相手の手を取り、ぎゅっと握って彼女の部族式の礼をとる)
―――にしても…大陸、ということは御主は他の場所からいらっしゃったお方かえ?
(そうして手を離した瞬間に、青い瞳にきらめいたのは好奇心だった)
202セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 23:18:50 ID:ikz/a/Rt
ああ、それはいかんな。
少なくとも、子供を殴る為に男の拳はあるのではござらん。
(彼女の顔を見ていると、何故だか痣が疼く。この痣自体、いつの間にか)
(右頬に浮かび上がってきた、得体の知れない代物ではあるのだが)
恥じることはない。お主に非はあらぬ。それがしとて、同じことをしただろうからな。
きっと、そなたの日頃の良き行いが、それがしを引き寄せたのであろうう。

うむ、申し遅れた。それがしはセイン。
訳あって、本名は名乗れぬが、ご容赦されたし。
それがしは、この大陸の向こう側――東方の島国から渡ってきたのでござる。
(隠し立てすることもなく、堂々と素性を明らかにする)
今は、用心棒をしておる。何か困ったことがあったなら、それがしを訪ねるがよかろう。
斬った張ったは得意でござる。安くしておくでござるよ。
(そしてきっちりと営業をして顧客を増やすことも忘れない)
203シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 23:33:03 ID:18PH24i4
ふふっ、そう言われると何やら気になってしまうが気にすることなき。
本名でなくも、御主を呼べる名があれば、妾はそれで十分なのじゃ。
(悪戯っぽい、どこか子供じみた表情を浮かべて相手に笑いかける)

(東国から渡ったという男の言葉を聞くと、彼女にまとわりついていた違和感が少し引く
なるほど、東方の方であらせられるかえ。
そして、用心棒を――通りで、身のこなしが鋭いわけじゃ。
妾はシャトレーゼ。シャトーと呼んで欲しい。この街の革命軍に身をよせておる。
(“機会あらば、お願いしにいくやもしれぬ”と緩い笑みを付け加えた人猫)
(しかし、彼女にまとわりつく何かしらの違和感は、まだ消えない…――)

不思議な、痣であるな。
それも、何かしらの勲章であらせられるかえ?
(月の光に照らされる男の頬にある、奇妙な痣―――…彼女はこの感覚を知っている)
(小さな確信をもちながら、尋ねかける)
204セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 23:40:48 ID:ikz/a/Rt
いやはや、この大陸の流儀に合わせたまで。
郷に入らば郷に従え。良き言葉だとは思わぬか?
(こちらもそれに応じるような、子供のような稚気を含んだ笑み)

シャトー殿か。はて、革命軍?それは奇縁でござるな。
それがし、いずれ革命軍の門を叩くつもりだったので。
(革命軍。それは帝国に反旗を翻している軍勢)
(帝国の圧政に苦しむ村や街を見てきたサムライは、その為に)
(流れ旅を重ね、この街までやってきたのだ)

む、これでござるか?いや、何。この大陸で今の稼業に就き、刃を振っている
内に浮かび上がってきたのでござる。なにがしかの病気かとも思ったが・・・・
(その炎の紋様にも似た痣が、疼く。この女性の顔を見た時から)
時折疼く以外も変化はないようなので、放っておいたのでござるが・・・・・
205シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/07(金) 23:51:54 ID:18PH24i4
異国の地で暮らすには何よりも大切な言葉じゃな。
ふふっ、殿などいらぬぞ、妾は堅苦しいのが嫌いじゃ。
(好感を持てる相手の言葉と笑みに絆されたようで
 ひらひらと片手を振って笑うが、続く言葉に驚いたように目を見開く)

浮び、あがってきたと。
(すっと、細められた青い瞳。小さく頬が緩みそうなのは期待ゆえだ)
(女は、細い腕をゆっくりと動かした)
――……なれば、これもはやり運命というやつなのかえ?
恐らく、それは病気ではない。安心してよい。
(爪先立って、背の高い男の頬へと手を伸ばす)
(指先がほんの少し触れそうになるその前に既に、右脇腹が熱を持った)

――…それは、ルーン、と呼ばれるものであろうて。
(静かに、けれど何処か嬉しげに、夜の闇に言葉を吐き出した)
206セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/07(金) 23:58:56 ID:ikz/a/Rt
(穏やかだった二人の間に、緊迫した空気が流れる)
(緩やかに伸びる女の腕。まるで託宣のような言葉。ルーン)
(カチリと、自分の中で何かが噛み合った瞬間であった)

ルーン・・・・・・これはルーンというものなのか。
(その伸ばされた手に、そっと優しく包むように触れる)
シャトー殿・・・・・いや、シャトー・・・・・お主はこれが何かご存じなのか?
これが、それがしの運命を導くものなのか?それがし、神仏の加護からは
遠い身ではあるが、巡り合わせというのは信じておる。
それがしは、今夜、お主とここで巡り合う定めだったのか?
(その深く静謐な漆黒の瞳が、正面から蒼い瞳を見つめる)

ならば、それがしは、お主とともに革命軍の門を潜るということなのだろうか・・・・・・
207シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/08(土) 00:13:20 ID:pSApA7FY
(手に触れる、ヒトの温もり。真っ直ぐにこちらを見据える静謐な漆黒)
(逞しい男の手に包まれた手から力を抜いて、青い瞳を細める)
…妾とて、詳しくは知らぬのじゃ。ルーンを持つ意味も、理由も。
なれど、革命軍には多くのルーンを持つ同志がいて、また、ルーンを持つものを探している。
これが本当にルーンで、この出会いが巡りあわせだとすれば―――
(人猫はそれ以上は言わずに、目を閉じてから、一息置いて笑った)

御主は、革命軍の門を叩くつもりであると言ったな?
きっと、御主のような頼もしい男ならルーンを持つ持たぬに関わらず
革命軍は喜んで受け入れるであろうて。

なれど、ルーンを持つことはすなわち戦いに深く関わるということ。
もしやすれば、ルーンを持つことで何かを負うこともあるやもしれぬ。
(ルーンを持つ本人にしか分からないような悩みや、葛藤をもしかしたら抱かせるかもしれない)

―――…どうするかは、ルーンでなく御主が決めることじゃ。
(伸ばした手をこのまま握るかどうかは、ルーンでなく相手にある)
(その心を尋ねるように、青い瞳がゆるやかな色を湛えて――相手を見据え返した)
208セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/08(土) 00:24:25 ID:k6srsKee
・・・・・それがしと同じ痣を持つ者が?
(意味も理由も知らないと、女は言った)
(ならば、その理由は自分で見つけるしかない)
(偶然、必然、運命、予定調和、神仏の思し召し・・・・・・?)
(否、否。断じて否だ。人は自分の手で人生を切り開かねばならない)

――全てはそれがしの一存か、然り。
(遠い故郷を思う。国がその可能性を試すかのように試行錯誤し)
(あらゆる思想が生まれ、そしてその中で生まれた衝突が戦を生んだ)
それがしは、それがしの国には、もうそれがしのようなサムライは必要ない。
故に、それがしは海を渡ったでござる。サムライらしい戦場を求めて。
サムライらしい死に場所を探して。誰かの為に戦って死にたかった・・・・・
誰かを守って、誰かの為になりたかったのだ・・・・・・・!
(死別した妻、戦場で散った友、あらゆる人たちが浮かんで消える)

それがしは、帝国の圧政から弱き民を解放したいと思っておる・・・・・
だから、戦を恐れはしない。武士道とは、その信念に死ぬことと見つけたり。
(だから、その差し出された手をそのまま握ると、最後の侍は言う)

シャトー・・・・・・どうかよろしく頼む。
209シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/08(土) 00:38:29 ID:pSApA7FY
―――…誰かを守って、誰かのために。
(ほんの一瞬。本当に刹那の間にだけ、青い瞳が揺らいだ。
 けれど、またすぐに緩やかな色を宿す。ちりん、と彼女の耳元の鈴が鳴った)
御主には愚問であったかえ。強く気高い武士(もののふ)よ。
(握られた手、頼もしい言葉、死に場所を探すという――目の前の男)
(その言葉があるならば、自分の行動は一つと決まっている)

ならば、妾は喜んで革命軍の門へと共に“帰ろう”ぞ。
(仲間だ、と。人猫は、屈託のない笑顔を相手に向けた)
(握られた手を握り返して、軽く、自分の方へとひっぱる)

……ただ、約束してくれぬか。
(逞しい男の手を、戦うものの手を―――死を恐れないという男の手を見て)
誰かがいなくなれば、必ずと悲しむ者がおる。それだけは、決して忘れてくれるな。
(呟くように願った―――…それから、ぱっと顔をあげた顔は、いつもの子供っぽい笑み)

革命軍には紋章鑑定所なる場所がある。
ルーンについて知りたいならば、そこに行けば何か知れるやもしれぬな。
210セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/08(土) 00:51:17 ID:k6srsKee
――帰る・・・・帰る、か。
それがしとお主は、もう同胞なのだな。
(仲間が、そして帰る場所が出来るとは思わなかった)
(どうしてその事に、考えが至らなかったのだろうか)
(引かれる手に導かれるまま、侍は女と共に゛家路゛につく)

シャトー・・・・・
(その呟くような、願うような言葉。その想いが伝わってくる)
うむ、約束しよう。それがしとて、残される者の辛さ、悲しみを知らぬわけではない。
(それだけ言って、こちらも湿っぽさを拭うように鷹揚な笑みを浮かべる)

ほほう、ではいずれ足を運ぶとしよう。とは言え、それがし、このルーンとやらの形は
気に入ってるので、他の事はあんまり気にならないのでござるがな。
(はははと、今度は武人らしい快活な声をあげて笑う)

(――かくして、最後の侍は、人猫に導かれるまま、自分の意志で革命軍の門を叩いた)

【こちらはこれで〆です。お付き合い感謝します】
【初ロールということで拙い面も多々ありましたが、ありがとうございました】
【どうかこれからもよろしくお願いします】
211シャトー ◆8vXIuzabZc :2008/03/08(土) 00:56:29 ID:pSApA7FY
【せっかくの綺麗な〆なので、これで…ということで】
【こちらこそ本当に多々と拙い面があって申し訳なくも…とっても楽しかったですっ】
【またお会いできる機会があったときはこちらこそ宜しくお願いします】

【それではこれで失礼しますね。おやすみなさいませ】
212ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/08(土) 07:17:43 ID:BRV+yKZb
◆連絡事項◆

【スレ状況】
--------------------------------------------------------------------------
本日3/8(土) 21時〜 解凍予定があります。待機される方は時間帯にご注意ください。
--------------------------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------------------------
3/9(日) 時間未定で解凍予定が打ち合わされています。
待機される方は避難所の動きにご注意ください。
--------------------------------------------------------------------------

【連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
213ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/08(土) 13:13:49 ID:LcU1CGuw
【待機します。プロフは>>72をご覧ください】
【21時から解凍予定があるとのことなので、夕方頃までになります】
214名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:13:25 ID:bIWDxseY
ドール…時間無くてお話できないけど油差し置いとくね。
木製だったら艶出し用の蝋使って。

油 蝋
▽ □


【一言落ち】
215ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/08(土) 15:31:36 ID:LcU1CGuw
>>214
【お気遣いありがとうございます】
【材質は本来ならセルロイドでしょうが、たぶん金属製でしょうね】
216ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/08(土) 16:05:37 ID:LcU1CGuw
【午後の紅茶とはいかないですね】
【それでは失礼致します】
217ドラクール伯爵 ◆/brWJNdX4w :2008/03/08(土) 16:16:12 ID:buMgfOea
【名前】ドラクール伯爵
【ルーン】恐怖(両手の平)
【年齢】1042歳
【性別】男
【職業】貴族
【種族】吸血鬼
【容姿】一見すると人間の高貴なる貴族にしか見えない。
【装備】黒のえんび服、シルクハット、黒のマント
【戦闘】新月の時には怪力や魔術を駆使するが、普段は人間と変わらない。
【NG】特になし
【備考】革命軍に援助するパトロンの一人である貴族。
その正体は吸血鬼だが、人間として暮らしている。
たまに領土の城から革命軍の城に視察に来る。
【提示できるシチュ】雑談、エロール


実に残念だ…。
プロフを書いている間に擦れ違ったようだ…。
また日を改めて来るとしよう。
218名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 17:23:12 ID:TFXKqzJG
【第5幕】生徒を奴隷にするスレ【ネギま】
1 :ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヘルマン ◆/brWJNdX4w:2007/09/02(日) 12:59:19 ID:???0
ここは魔法先生ネギま!に登場する女の子を奴隷に仕立て上げたり、奴隷となった女の子とプレイをするスレです。

219ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 20:54:40 ID:j4rv7S+Q
【少し早いが、ジノ嬢を待たせてもらおう】
220ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 21:03:41 ID:z5dGGuLz
【こんばんは。少し遅刻してしまいましたわね、すみません。】
【レスを書きますので、しばらくお待ちください。】
221ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 21:06:51 ID:j4rv7S+Q
【こんばんは。慌てずお書きください。よろしくお願いします】
222名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 21:40:16 ID:TFXKqzJG
ジノ、はらはらさせんなよー
223ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 21:40:22 ID:z5dGGuLz
>>131
(テーブルを叩く音に怯むことも無く、語気荒く感情を吐露する彼を見つめる。)
(しかし義足を目にすると、さすがに目を丸くした。)

(自分を許せないという強い気持ちが滲む言葉に、とっさに何も言うことができず)
(目を伏せてしまった彼につられるように、視線をやや下――彼の両手に向ける。)

(右手から伸びるのは、彼の思いを具現化したような太い青糸。)
(そして左手には、無骨な指に似合わぬ、か細い赤糸が結ばれていた。)

(前線へ身を投じると決めたのは、強い自責の念から。)
(責任感が強く生真面目な彼にとっては、当然の選択なのかもしれない。)
…逃げてはいけませんわ
(しかし唇から零れたのは、一見彼の苦悩を否定するような言葉。)

前線へ身を投じて、後悔と苦しみを紛らわせて、貴方はそれでいいでしょう
ですけれど…もし、貴方に何かあったら?
残される彼女を、どうなさるおつもりです?
(宿主の感情に反応して、ルーンが光を放つ。)

(糸を一目見て、理解していた。)
(彼がいなくなったら、糸の先の少女は酷く悲しむ。)
(糸を結ぶ人々が悲しい思いをするかもしれないのを、放っては置けなくて)
(つい強い口調で言葉をぶつけてしまって)

【お待たせいたしました。すっかり遅れてしまって…】
【こちらこそ、よろしくお願い致します。】
224ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 21:54:23 ID:j4rv7S+Q
>>223
(淡々と、そして時折強い口調の彼女を、ただ見つめる。脳裏によぎるのは、
すがるような目の少女。そして血と鉄と土の匂い)

何かは、ないよ。ほんの数日、留守にするだけだ。それに、後悔や苦しみを紛らわすために
戦場に戻るのでもない。一人の男としての、けじめだと思ってもらいたい。
生きて帰るつもりはない。だが、死ぬつもりもない。そうだな、守るべき者を
守るための試練だと考えていただこう。
(握りこぶしに力が入る。目は目の前の女性を見据えたまま)
それに、傭兵にとって契約は絶対だ。いまさら理由をつけて逃げるわけにはいかん。
誰も傷つけない、誰も悲しませない。ワシの、「カリヴィエラの壁」の名にかけてな。
225ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 22:14:33 ID:z5dGGuLz
(決意と確信の篭った、芯の通った言葉にはっとする。)
(一介の非戦闘員である自分が、老いてなお誇りを持って戦場に臨む人間に対し)
(とても失礼なことを口走ってしまったことに、今更ながら恥じ入って)
申し訳ございません
何も知らぬ身で、差し出たことを申し上げてしまいましたわ
(静かに頭を下げて非礼を詫びた。)

…でも、少し安心いたしました
貴方のお言葉には、迷いがございませんでしたもの
どうか、恙無く試練をお越えになれますよう…
(彼の話に、虚構やごまかしは感じられなかった。)
(ただ訥々と紡がれた声に、この心配は杞憂に終わりそうだと頬を緩めて)
先ほどのことは、戯言と思ってお忘れください
待つ方の気持ちを考えたら、つい…
(余計なお世話でしたわね、と苦笑しつつも、葡萄色の瞳には心からの安堵が)
(見て取れた。)
226ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 22:27:43 ID:j4rv7S+Q
(こちらの言葉に静かに頭を下げる女性に、そっと手を差し伸べる)
いや、こちらも少々言いすぎたかもしれん。聞き流してくださるとありがたい。

迷っていては戦いで生き残れぬ。一瞬の躊躇のために敵の剣が生の糸を切る時もある。
そしてそれは、戦場に立つ前から始まっておる。敵の情報を集め、戦う者たちの準備を
万全にとり行い、士気を最高に高める。そうでなければ戦いには勝てぬ。そもそも…
(やや興奮した状態でここまで言った後、女性を見つめ)
いやすまぬ、興奮するとどうしても地が出てしまう。こちらこそ、戦バカの戯言と
忘れていただければありがたい。
227ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 22:42:05 ID:z5dGGuLz
(彼が熱を込めて語る内容は、話に聞くことすら滅多にない戦場のこと。)
(兵士にとっては身近なことでも、ジノにとっては耳新しく興味深い話。)

(話が止まってしまうと、残念そうな声をあげる。)
あら…いいえ、とんでもないです
むしろ、話して頂けると有難いですわ
一般人とはいえ、この時勢、そういったことに疎いままでは…
(無意識に、首もとの蜘蛛の巣に指を滑らせる。)
(戦いは専門外だが、ルーンを宿す者として知っておきたいという気持ちもあった。)

自分では気づかぬうちに、また非礼を働いてしまうかもしれませんし
…もしよろしければ、お聞かせ願えませんか?
(にこりと小首を傾げて、そう請うてみる。)
228ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 22:55:08 ID:j4rv7S+Q
む、そうか…?
(戦には関わりなさそうな女性のこと、すでに飽きているのではないかと思いきや、
話を聞きたいと食い下がってくる。やや面食らいつつ、飲みかけのウィスキーを喉の奥に流し込む)

そもそも、意味もなく兵を動かすことがあってはならないのだ。兵を動かし、戦うことによって
何がどうなるか、はっきりしていなければならん。これは、戦に限った事ではないがね。
目的があり、手段を労して、利益を得ることができる。指揮官の思考が「敵がそこにいるから戦う」では
負けは必至だ。故に、傭兵にとってよい指揮官に恵まれるか否かは死活問題なのだ。
…一気に言ってしまったが、本当に退屈はしておらんかね?
(専門分野でもあり、ずいぶん饒舌になってしまったが、改めてやや不安顔で女性を見る)
229ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 23:09:24 ID:z5dGGuLz
(時折ワインを口にしつつも、視線は目の前の男性に向けられたままで)
(小さく頷きながら耳を傾ける。)
いいえ、とても興味深くて…
退屈している暇なんてありませんわ
(彼の言葉に、心外だと言わんばかりにきょとんとして)

私自身は、戦いの場に出たことはありません
…けれど、私の周りには、毎日を戦場で生きている人たちが大勢いらっしゃいます
平和と自由のために戦っている方々のこと、知りたいと思っていたんです
(城で共に暮らす人々のことを思い浮かべながら、柔らかな笑顔で)
ですから、貴重なお話を聴くことができて、本当に感謝してますの

【時間のリミットについて、言い忘れてしまっていたのですが】
【0時くらいまででお願いしても大丈夫でしょうか。】
230ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 23:17:39 ID:j4rv7S+Q
そうか…。だが、この程度にしておいたほうがよかろう。これから先は、負傷した兵が
どのように扱われるか、補給が途絶えた時のミミズの料理法ということしか出てこんからの。
(さすがに、このあたりの話は不味かろうと考え、軽く首をすくめる)

いやいや、こちらこそ話しができて気が楽になった。今思えば、いささか鬱屈していたのだろう。
そんな状況では、存分な戦働きはできん。すっきりさせてもらって、こちらこそ感謝だ。
(目の前の女性が紋章所持者とは知らず、深々と頭を下げる。そして頭を上げ)
よかったら、今夜の飲み代はワシにもたせてはくれんか。久しぶりに気分がいいでな。

【リミットの件、了承した。それでは、〆への準備に入るとしよう】
231ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/08(土) 23:34:16 ID:z5dGGuLz
お気遣い、ありがとうございます
(ミミズやら芋虫やら、あの辺りの生き物は得意ではない。)
(そこで話を切ってもらえたのは幸いだったと胸を撫で下ろして)

そう言っていただけて、嬉しいですわ
あら、そんな…
(彼の申し出に驚き、一旦断りかけるも、彼の好意を無為にするのも躊躇われて)
では、今回はお言葉に甘えさせて頂きますわ
その代わり…無事お戻りになった後に再会できましたら、今度は私が
(普通に考えれば実現の可能性が低い、そんな提案を返してみる。)
(しかし、彼とはまた会えるような気がしているのだった。)
(これも何と言うことは無い、ただの女の勘なのだが。)

あぁ…そういえば
(この場に及んで、互いの名前すら知らないことに思い至り)
私、ジノ・ルザベスタと申します
今更のような気も致しますが…よろしければ、お名前を教えていただけませんか?
(先ほどまでの落ち着いたものとは違う、きまり悪そうに、はにかんで微笑み)

【我が侭を聞いていただき、ありがとうございます。】
232ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/08(土) 23:46:26 ID:j4rv7S+Q
そう言ってくれると、こちらも助かる。ご婦人が聞いて楽しい話ではないからの。
(戦場での飢餓も、傷口から蛆が湧く恐怖も、知らぬなら知らぬほうがいいと考えた。
そこで一旦口を噤む)

ワシの心を楽にしてくれたのだ。ぜひ…。
(こちらが奢ることを承諾してくれ、一安心。その後、彼女からの言葉に)
うむ、その時は馳走になろう。だが、覚悟しておいてくれ。ワシはこう見えても
酒には強いのでな。そなたの財布を空にするほど飲むかもしれんぞ。
(やや微笑。冗談を込め、再開を約束する)

ジノ・ルザベスタ、か。覚えておくよ。
(城にいる魔術師であることに記憶が届かず、笑顔で女性を見る)
ワシは、ネリエロス。ネリエロス・シルヴァルドだ。帰ってきたら、またここに来る。
その時は、一緒に飲もう。
(しっかりと女性を見据え、再開の約束のつもりで握手をしようと手を伸ばす)
233ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/09(日) 00:22:00 ID:i81UzKzM
【すみません、少し席を外さなくてはならなくなりました。】
【此方の〆は用事の後書き込んでおくので、先に落ちていてくださって結構です。】
【長時間のお付き合い、ありがとうございました。】
234ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/09(日) 00:23:29 ID:y24+vsIP
【承知した。それでは、〆については互いに置きレスということで】
【お先に失礼する…】
235ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 20:40:36 ID:v/G0S56A
【しばらく待機するわ。プロフは>>116よ】
【まだ革命軍に合流していないから、そのつもりでロールしてくれる人募集よ】
236帝国兵:2008/03/09(日) 20:50:59 ID:xcFiPGNF
【追跡する帝国兵をしたいのですが、どうでしょうか?】
237ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 20:54:20 ID:v/G0S56A
【OKですよ。革命軍の城近くの町に逃げ込む直前か、逃げ込んだ後が良いと思うのですが、
どちらがいいですか?】
【それと、幻影を使うときは、事前に【】で連絡しますので、可能かお知らせください】
238帝国兵:2008/03/09(日) 20:57:52 ID:xcFiPGNF
【町に逃げ込む前の森の中はどうでしょう?】
【森の中でユリィさんを捕まえ、リアルか幻影の中でエッチできれば幸いです】
239ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:01:07 ID:v/G0S56A
【分かりました。それでは森の中から開始ということで】
【書き出しは、こちらからでいいですか?】
240帝国兵:2008/03/09(日) 21:02:06 ID:xcFiPGNF
【はい、お願いします】
【あとエッチはリアルか幻影かどっちになるのでしょう?】
241ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:06:54 ID:v/G0S56A
【エッチは、捕まった時に自分の幻影を出して、敵がそれに気を取られているうちに、
逃げるという流れを考えていました。ですので、エッチの途中で幻影が消えて、
騙されたことに気付いて再追跡、ではどうでしょう?】
242帝国兵:2008/03/09(日) 21:08:31 ID:xcFiPGNF
【同じ幻影は一度きりでしたね】
【では出だしをお願いします】
243ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:13:43 ID:v/G0S56A
【よろしくお願いします】

しつこいわね、この敵。一週間追っかけてくるなんて、初めてよ。
(とある町に近い森の中、音を立てないように気をつけながら小走りに町へ急ぐ。
背中に追跡者の気配を感じながら、時々立ち止まって通った痕跡を消しながら)
あと半日ってところかしら。町に入ってしまえば、どうにでもなる。
244帝国兵:2008/03/09(日) 21:30:00 ID:xcFiPGNF
へっへっへ…。
この足跡をつけていけば、もうすぐ捕まえられるぜ。
奴が革命軍に合流する前に何としても…。
ん、あれは…!?
(女の姿を見つけて、先回りをする)

見つけたぞ!
女、大人しく捕まるんだな。
245ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:39:50 ID:v/G0S56A
なっ、いつのまに! あんた後ろにいたはずじゃ‥‥!
(いきなり目の前に現れた追跡の兵士に驚く。気配を消し、人ごみに紛れ、
色々な任務をこなしてきた自分を欺くただの兵士の存在が信じられなかった)
でも、ハイそうですかってつかまるワケにはいかないの! じゃね!
(敵と密生している木の間を通り抜けようとダッシュ。敵が攻撃してくることを
想定し、腰の短剣の柄に手をかけておく)
246帝国兵:2008/03/09(日) 21:43:28 ID:xcFiPGNF
俺は特殊追跡部隊のエリート。
普通の兵士と一緒にされたら困るな。
(走り出した女を追って、兵士も走り出す)
(投げナイフを両手に持ちながら…)

待てー!!
247ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:51:20 ID:v/G0S56A
そう、たかが実験材料に、帝国はそこまで本腰入れてるって訳ね。
でも、私だって密偵の端くれ、簡単には捕まらないわ!
(追ってくる敵から少しでも離れるように、全力で森の中を駆けていく)
待てと言われて待つほど馬鹿じゃないわよ。そんなことも分かんないんじゃ、
あんた馬鹿でしょ。試してあげるわ。

「止まれ!」

(命令口調で敵に叫ぶ。もちろん足は止めないまま)
248帝国兵:2008/03/09(日) 21:54:02 ID:xcFiPGNF
む!?
(女が止まれと言ったことで思わず身構える)

何だ!?
(投げナイフを構え、様子を見る)
249ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 21:59:02 ID:v/G0S56A
(止まれと言って身構える敵を見て、思わず笑ってしまう)
やっぱあんた馬鹿! 律儀に敵の言うこと聞くなんてね!
そのままそこにいなさい! 私が逃げ切るまでね!
(走る速さを少し落とし、幻影を作る準備を始める)

【幻影で密林を作り、追っ手をまこうと思います。よろしいですか?】
250帝国兵:2008/03/09(日) 22:05:09 ID:xcFiPGNF
ちぃ、アレを使うのかと思って用心したが違ったか…。
(苛立った兵士は速度を増して女を追い掛ける)

【能力は既知の上での追跡なので、対応はさせてもらいます】
251ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 22:10:08 ID:v/G0S56A
‥‥!
(走りながら精神集中する。心が解放されたような感覚があり、次の瞬間
背後に密林が生まれる)
せいぜい迷うんだね。その間に、逃げさせてもらうよ。
(捨てセリフを敵に向けて、全力で走り出す)
252帝国兵:2008/03/09(日) 22:18:23 ID:xcFiPGNF
これは…使ったのか!?
(見通しが良かった目の前を木々が塞ぐように現れる)
ふんっ!!
(前方の木に投げナイフを投げると、吸い込まれるように前に消える)

つまりここは穴だというわけだ。
(幻影を見破り、構わず木々に突っ込むように走り出す)
やはりこれは幻影!!
逃がさんぞ!!
(所詮は女の足と、スピードでは勝てる自信があり、女の背を追う)

はっ!!
(射程内に入ったところで投げナイフを女の足元に投げて、足を止めさせる)
253ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 22:25:11 ID:v/G0S56A
(背後に強烈な殺気を感じる。作ったはずの密林の真ん中から)
見抜かれた? まさか、早すぎる!
(このような森の中で走る訓練は受けていないため、どうしても敵より足は遅い。
そして敵のナイフが足元へ刺さる)
きゃあっ!
(足元のナイフにつまずきそうになり、そのままスピードダウン。周囲への注意が
疎かになっていたため、そのまま木に激突してしまう)
痛、ぁ‥‥!
(ぶつけた肩口を押さえつつ、状況を把握しようと周りを見渡す)
254帝国兵:2008/03/09(日) 22:33:25 ID:xcFiPGNF
今だ!!
(背後から一気に距離を詰め、女を背後から羽交い締めにする)
(そして抵抗を防ぐために首元にナイフを宛がう)

さぁ、大人しくしろよ?
まったく手間を掛けさせやがって。
(知らずに女の胸に手を置いていて)
むっ、なかなかいい体をしてるじゃないか。
少しは役得を味わうとするか。
(兵士はほくそ笑むと女の体をまさぐり始める)

女、たっぷりと犯してやるからな!
(ナイフで威嚇をしながら興奮したように声を荒げる)
255ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 22:39:37 ID:v/G0S56A
くっ、ああっ!
(痛みではっきりしない感覚をフル回転させながら、周囲を探ろうとした瞬間、
背中から押さえつけられる。そして首筋に冷たい物が当てられ)
このっ! 離しなさいよ! というより、触らないで!
(胸に当てられている手が、いやらしく動き始めるのに顔をしかめ、睨みつける)

あいにくと、あんたみたいな男はタイプじゃないの。傷の一つですむなら、安いものだってこと!
(首を切られるのを覚悟の上で、背後の敵に肘打ちを狙う)
256帝国兵:2008/03/09(日) 22:47:52 ID:xcFiPGNF
おっと、ではこれでどうかな?
(体を捻って肘を避けると、ナイフを持った腕で女の首をしめ、手首を曲げてナイフの先を女の目に宛がう)
拷問の類いも得意なんでな…。
無駄な抵抗で目を潰されてもいいのか?
(低い声で女を恫喝する)

くっくっく…。
(もう片方の手で女のあそこを服の上からなぞる)
ここに俺のモノをぶちこんでやろう…。
257ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 22:56:25 ID:v/G0S56A
きゃあぁっ! なんで、こんな簡単に‥‥! 拷問って、あんたなんでもありの人‥‥?
(こちらが身構える間も与えられず、さらに悪い方向へ。観念したふりを装うため、体の力を抜く)

分かったわ‥‥。抵抗しないから、せめて痛くしないで‥‥。
(鎧の上からでも分かる男の手の動きに嫌悪感を催すが、顔には出せない。
しかし、まだ逃げる策は残っている)

待って。鎧も服も、脱ぐから。逃げたりしない、約束するから‥‥。
だから、離して‥‥。

【リミット近いので、凍結をお願いしたいのですがよろしいですか?】
258帝国兵:2008/03/09(日) 23:04:48 ID:xcFiPGNF
ふっ、脱ぐ必要はない。
このまま犯してやろう。
(女を逃げられないよう太い木に押し付けて、ナイフで服を引き裂く)

嫌がる女を犯してこそ楽しめるというもの。
諦めて緩くなった穴には興味はないからな。
(いつの間にか取り出した一物を女の秘部に宛がう)
(そして後ろからゆっくりと挿入して行く)

むっ、なかなかの締め付けだ。
濡れてはいないが、すぐに慣れるだろう。
どうだ、敵の兵士に犯される感想は?
(背後からピストンしながら女の体を楽しむ)

【では次で一旦閉めますね】
259ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 23:15:20 ID:v/G0S56A
やっ、こらっ、言ったでしょ、脱ぐって‥‥!
(体を拘束されたまま、太い木に押し付けられ服を切り裂かれる。ボロボロになった
皮鎧からは無防備な尻が晒され)
やめ、ぇ‥‥。やめろ、ぉ‥‥!
(抵抗しようと体をくねらせるが、勃起したそれを押し込まれていく。まだ準備も
整っていないそこは、激痛と同時に敵の欲望をくわえ込んでいく。濡れていないだけでなく、
ある意味予期できない挿入だったために、媚肉が挿入を拒むように強烈に締めつける)

さ、最悪だ‥‥。今まで何度かつかまったけど、今回が極めつけだ。だから‥‥、
(男に気付かれないように、腰の短剣を抜く)
こうする!
(力を込めて、男の脇を短剣で突く!)
260帝国兵:2008/03/09(日) 23:26:33 ID:xcFiPGNF
ふっふっふ。
いい声で泣きおって…。
そんなに俺のモノを気に入ったか?
(子宮まで突くように激しく腰を打ち込み、兵士の興奮は絶頂に近づく)

最悪か…。
ならばさらなる悪夢を与えてやろう!!
(男は深くに一物を突き入れ、欲望を一気に発射する)
おおう!!
(獣のようなスタイルで射精し、女の子宮に精液を注ぎ込む。その時)

ぐわぁっ!?
(不意をつかれ、脇に傷をうけた瞬間に女を突き飛ばす)

くっ…、まだ抵抗するとは…。
(着衣のままだったので内臓までは届かず、ダメージは少ない)
快楽を与え続け、精神を破壊させるしかないようだな…。
(兵士は女をさらに犯し続ける算段をし、ナイフを構えた)

【では凍結でお願いします】
261ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 23:27:52 ID:v/G0S56A
【それでは、トリップお願いします。解凍は、水曜日以降の夜になりますが、
ご予定はいかがでしょうか?】
262ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/03/09(日) 23:41:15 ID:v/G0S56A
【申し訳ありませんが、先に落ちさせていただきます。解凍予定については、
避難所で相談させてください。失礼します】
263ジノ ◆ZdMQIAFKRE :2008/03/10(月) 00:05:29 ID:i81UzKzM
【失礼致します。>>232へのレスを投下させてください。】

>>232
ふふ…それは大変ですわね。覚えておきます
(彼の冗談に、口元に手を当ててクスクスと笑う。)
(老兵の穏やかな微笑みを見られたことが、とても嬉しかった。)
またお会いできること、楽しみにしていますわ

(ネリエロス様、と口の中で小さく繰り返し)
えぇ、もちろんですわ。お帰りをお待ちしております
その時はまた、お話を聞かせて頂けますか?
(差し出された大きな手を握り、しっかりと頷く。)
(約束が果たされる日が来るのも、そう遠くは無いだろうと思いながら)
(女はワイン色の目を柔らかく細めた。)

【すっかり遅くなってしまい、すみませんでした。こちらはこれで〆とします。】
【お付き合いくださったネリエロス様に、今一度お礼申し上げます。】
【では、これにて失礼致します。】
264フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 22:32:07 ID:SSOrfvoV
【名前】フリージア
【ルーン】花(左手の甲)
【年齢】?歳(外見は13歳くらい)
【性別】女
【職業】無職
【種族】花の妖精
【容姿】身長57cm 自称スレンダーな大人の体
ショートカットの緑色の髪に小さな黄色のリボン、まだ少し幼さを隠せない顔
背中に薄緑色の羽があり、地面から1Mほどの高さを飛び回る。
【装備】青いエプロンドレス、木の枝で作った小さな杖
【戦闘】戦闘は苦手、地面にツタを這わせて罠を作ったり壁を作ったりできるが簡単に壊れる。
【性格】無邪気で明るい性格、好奇心旺盛で集中すると周りが見えなくなってしまうことがある。
【NG】切断、グロ
【備考】普段は森の奥で暮らし、人間の前に滅多に顔を見せないが春になると花を咲かせに来るといわれている希少種
軽い怪我や枯れそうな花を治す力があるが、一日に何度も使う程の魔法力はない。
人間の生活にあこがれて人間になる為に森の外に飛び出し、ふらふらと出歩くうちに二つの軍の戦いに巻き込まれ、革命軍に助けられる。
花を咲かす事で革命軍の人を少しでも癒せたら、そう思いながら戦争に参加することを決める。
10以上の数は数えれない。難しい話は苦手。
【能力】地面に花を咲かせる。小さな怪我(擦り傷くらい)のものは魔法で治療できる。
【提示できるシチュ】雑談、エロール

【緊張しますが、ちょっとだけ待機してみます】
【よろしくお願いします】
265革命軍兵士:2008/03/10(月) 22:42:54 ID:92Vd+K2q
【まだいけますか?】
266フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 22:44:29 ID:SSOrfvoV
【あまり長くできないので少しお話をするくらいなら大丈夫です】
267革命軍兵士:2008/03/10(月) 22:46:05 ID:92Vd+K2q
【ではセクハラロールということでどうでしょう?】
【お時間は取らせませんので…】
268フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 22:56:33 ID:SSOrfvoV
【わかりました、どんな感じなのかよくわからないですけど】
【お任せします】

今日のおやつはおまんじゅ〜!
(中庭の花壇の近くに腰を下ろし、誰かから貰った小さな饅頭を袋から取り出す)
(人間の世界の初めて見るおやつに胸をときめかせながら両手でそれを見つめて)
これがおまんじゅーかぁ…
(カタコトのような言葉で呟きながらパクリと一口咥えてみる)
269革命軍兵士:2008/03/10(月) 23:04:01 ID:92Vd+K2q
あー、警戒しろって言われても革命軍の本拠地に攻めて来る馬鹿はいねぇよなぁ。
(暇を持て余している警備中の一般兵士が、庭に座り込んで胡座をかいている)

にしても、紋章持ちの女の子たちってマジ可愛いよなぁ。
やべっ、想像してたら立って来た。
どうせ誰もいないし、一発出すとすっかぁ。
(ズボンの隙間からペニスを出して、手で扱き始める)

あー、オナニー最高…。
(フリージアの存在に気付かず、花壇に向かってシコシコと繰り返す)
270フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 23:23:19 ID:SSOrfvoV
…これ美味しい!おまんじゅーって美味しいんだぁ…
(頬を緩ませながら口をもぐもぐと動かしてお饅頭を味わい)
(ほぅっと溜息を吐いてお饅頭1個でお腹が膨れたようで満足し)

美味しかったぁ!また探検にいこっと!
(座っていた花壇から飛び上がって兵士のいる方へふらふら飛び始める)
271革命軍兵士:2008/03/10(月) 23:32:56 ID:92Vd+K2q
うっ!!
(目を閉じてエッチな妄想をしてシコり、遂に射精を勢いよく飛ばす)
(それはフリージアの全身に降り懸かるほどに大量で異臭を放つ牡の精液)

はふー、えぇ気持ちやー。
って、うわっ!?
なんだ、この子は!?
(いつの間にか目の前にいたフリージアに気付き驚く)
(そして無残に真っ白に染め上げられたフリージアに申し訳ない気持ちになる)
大丈夫か…?
272フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 23:39:21 ID:SSOrfvoV
きゃぁ!!
(突然浴びせられた精液に驚き、悲鳴をあげて両手で顔をガードする)
(だが両手で防ごうとした時には顔面に精液がかかった後で意味がなく)
…なに…これ…
(唖然としながら自分に起った状況が全く理解できない)

あー!あんた!あなたがこれやったんでしょ!
妖精の私だっていたずらしないのに人間の大人がなんでこんないたずらするの?
お風呂苦手なのに…こんな恰好じゃ探検できないよぉ…
(指をさしながら強気に兵士に詰め寄り、顔を覗き込むようにして睨み)
(その直後にはため息をつきながら悲しそうに項垂れる)
273フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 23:41:11 ID:SSOrfvoV
【あの…普通にお話をするのとかはだめですか?】
【いきなりこうなると予想していなくて…本当に申し訳ないです】
274革命軍兵士:2008/03/10(月) 23:45:09 ID:92Vd+K2q
ん、んなこと言われてもオナニーしてたんだから仕方ねーだろ?
つーか、これ知らないのか…?
(精液を知らなさそうなフリージアに、内心ニヤリと笑う)

いたずらでやったわけじゃないんだ。
人間の女ならそいつを舐めたり飲んだりするんだぜ。
モノは試しだし、飲んでみてくれよ。
初めて舐めるんなら、それも立派な冒険だぜ?
(かなり無理なごまかしでフリージアを騙す)
275革命軍兵士:2008/03/10(月) 23:47:25 ID:92Vd+K2q
【名無しがやれることってエロールしかないから、話は苦手ですね】
【キャラハンも名無しの話など退屈だけでは?】
【興が削がれましたので今日はもう落ちます】
276フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 23:49:54 ID:SSOrfvoV
【そうですか…本当に申し訳ありませんでした】
【次はもうちょっと頑張れるように努力します…】
【お疲れ様でした】
277フリージア ◆G1.qnCT8H. :2008/03/10(月) 23:53:05 ID:SSOrfvoV
【こんな風になってしまってすみませんでした】
【私も落ちます…申し訳ありませんでした】
278ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/11(火) 07:04:06 ID:NCZzLJJS
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧※
>6 FAQ

※表記の一部に誤りがありました。正確、最新のリストは下記になります。

---------------------------------------------------------------
>>279 ルーン所持者(キャラハン)一覧:1
>>280 ルーン所持者(キャラハン)一覧:2
---------------------------------------------------------------
>>281 ルーン一覧
---------------------------------------------------------------
279ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/11(火) 07:13:35 ID:NCZzLJJS
◆ルーン所持者(キャラハン)一覧◆

キャラハン一覧:1
----------------------------------------------------------
>7  男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
    女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
    女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
    女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
    女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>75  男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
    女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
    男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>10  女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>12  男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>134 女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>22  女 ビオティーテ ◆eqfBIotITE (夢)
    男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
    女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>95  男 Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>13  女 リュリュ ◆LuLusawaXM (月)
    女 エリス ◆xsos6uENks (理性)
    女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
    男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
>47  女 ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
280ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/11(火) 07:16:52 ID:NCZzLJJS
キャラハン一覧:2
----------------------------------------------------------
>190 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
>137 男 リカルド◆SKeyyD5p/I(知恵)
>75  女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
    女 シャーリー ◆8JfifLQd.Q (蜂蜜)
    男 ハウンド◆sA.em5G1FM (獣)
>14  女 ヤスミン◆QhX/oq0uwA (人形)
>72  女 ドール◆ru6ZZc2Pac (人間)
>116 女 ユリィ◆rXq6eh.jYo (蜃気楼)
    女 シクアス◆OXc8gGqD7Q (祝福)※
>189 女 ストリクス◆Strix61A/U (首輪)
    男 ゼアード◆GlEgDs73Rw (深淵)※
    女 クォ ◆B7CcYoCO9w (金貨)
>77  男 セイン ◆ep1gBSHy66 (希望)
>92  女 リリス ◆LiLith8NAo (肉欲)
>217 男 ドラクール伯爵 ◆/brWJNdX4w (恐怖)
>264 女 フリージア ◆G1.qnCT8H (花)
----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。

------------------------------------------------------------------------------------
・ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A→ビオティーテ ◆eqfBIotITE
・リカルド◆Fa/1asyGzo→リカルド ◆SKeyyD5p/I
トリップ変更により表記を変えました。

・アーツ ◆3L5xBwelsQ→Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ
名前表記を現在使用中のものに変更しました。
281ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/11(火) 07:21:13 ID:NCZzLJJS
◆108のルーン一覧◆

×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命     永遠      円      ×鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品    ×希望    ×恐怖      教養    ×金貨    ×首輪
  雲      ×蜘蛛      軍旗    ×獣      賢者    恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
×祝福      城壁      印      ×深淵    ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲    ×人形    ×人間      沼
  歯車      鋼      ×蜂蜜    ×罰      ×花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕     豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性      竜

-----------------------------------------------------------------------------------------
・ドラクール伯爵 ◆/brWJNdX4w (恐怖)
・フリージア ◆G1.qnCT8H (花)
の参加により紋章にチェックを追加しました。

・フラム ◆Smithv3u1g (鋼)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
-----------------------------------------------------------------------------------------
◆連絡事項◆

【ドラクール伯爵 ◆/brWJNdX4wさん。避難所10の>148辺りから、プロフ設定に関する意見が出ています。
 一度、目を通された上で、プロフ、設定を打ち合わせの後、推敲をなされる事をお奨め致します。
 避難所11は下記URLになります。
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1204546781/ 】

【スレ状況:現在、日時の定まった解凍予定はありません。ご自由にお使いください】

【連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
282ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/11(火) 08:20:36 ID:WytKXJ5O
【1レスだけ拝借する。>>263へのレスを投下する】

>>263
ああ、覚えておいてくれ。ワシも、そなたと再会できることを楽しみにしておるよ。
(握り返された手に、こちらも少しだけ力を込める。微笑はそのままで)

ああ、その時は手柄話を肴に飲もう。約束だ。
(やや酔っているのでふらつきながらも立ち上がり、しばしジノをじっと見つめる。
そしてやおら背を向け、酒場を出て行く。頭の中は、すでに明日以降の戦のことに切り替わっていた)

【こちらも、これで〆とさせていただく。お付き合いくださり、感謝いたす】
283名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 11:28:02 ID:2OkzdmqF
>>281
外部サイトへの誘導とかやめてください
284ストリクス ◆Strix61A/U :2008/03/11(火) 19:19:09 ID:zsx3USIu
【しばらく待機。プロフ>>189
【リミットは23時くらいまで】
285ストリクス ◆Strix61A/U :2008/03/11(火) 19:43:56 ID:zsx3USIu
【落ち】
286リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 22:27:22 ID:XTB4/u4u
【あまり長い時間いられませんが、よろしかったらお話させてください】
【プロフは>>13です】
287リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/11(火) 22:40:16 ID:uy20zeRn
【こんばんは、お相手願えますでしょうか?】
【プロフィールは>>137にあるかと】
288リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 22:42:43 ID:XTB4/u4u
【こんばんは。ごぶさたしてます】
【今日は私も久しぶりなのでいろいろとやりにくい面もあるかと思いますけど】
【0時を過ぎたら締めに向かうような感じでお願いできますでしょうか】
289リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/11(火) 22:46:18 ID:uy20zeRn
【いえいえ、私も力不足かもしれませんので】
【お時間の方も、承知いたしました】
【書き出しなどはどうしましょうか】
290リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 22:49:00 ID:XTB4/u4u
【今日はとことんリカルドさんに合わせますので書き出しお願いします】

【リロードはマメにしてますので、もしレスしにくかったら1〜2行で返してくださって結構です】
【あるいは【】でレスできないって言ってくださっても】
【そうしたら書きなおしますので・・・】
291リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/11(火) 22:59:25 ID:uy20zeRn
【む、ではどうしましょう……】
【私が適当に学問でも教えてみましょうか】

(書庫、男からしてみればそこは駐屯地みたいな所であった)
(いつもは一人であったが、この日は違っていた)
(頼まれごとを引き受け、人に勉強を教えていた)
(退屈しのぎには、充分に思えた)

或いは専門的な方がいいですかねぇ……。
(一人で言葉を溢すのは、癖である)
(難しそうな書物を開ける人の、その後ろから覗き込むように)
理解できますかね? 分からなければ、言って頂ければ結構。
(と、掛けた声は嬉しそうであった)

本当、こう言っては何ですが、いい退屈しのぎです。
相互に利益があるのですからね、一挙両得って奴でしょう。
(思ったことを口にしてしまうのも、悪い癖だ)

【こんな感じでしょうか、ごめんなさい】
【宜しくお願いしますね】
292リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 23:07:19 ID:XTB4/u4u
(娘はため息をつきながら書物をひっくり返す)
(暗唱するようにと言われた最初の行をなんとか読む)

乾は元いに亨る。貞しきに利あり。

ああっ、ぜんっぜんわかりません!
わかれば覚えられるかとおもったけど、無理!

(書物を放り出して大きく伸びをする)
これのどこがどう退屈しのぎになるのか、
あなたの頭の中も本当にミステリーだわ。

【こちらもこんな感じでよろしくおねがいします】
293リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/11(火) 23:19:44 ID:uy20zeRn
分かりませんか? 初めてですから、仕方がありませんか。
乾は元いに亨る、貞しきに利あり――世の中の真理だとは思いませんか。
積極的な徳をおこない、しかも操正しくあるならば、万事上手くいく。
分かりやすく言えば、良い子にしなさいということですよ。
(笑い声でそう言うと、ポンポンと娘の肩を叩く)

しかし、上手く読めました。筋はいいです。
興味を持ってくれれば、いいんですがね。
私もそれを一種の目標にしていましてね。
(まあ、私はこれはそんなに好かないのですが、とも)

学者が言うことは、立派なことかもしれません。
が、行いがそれに及んでいませんからね……。
だから、嫌いなんです。まあ、私も同じ穴の何とやらですがね。
(自嘲気味に呟くのも、彼の癖である)
ですが、私は妥協はしませんよ。はい、次。
(と、次の文章を読ませようとする)
294リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 23:28:44 ID:XTB4/u4u
あら、誰にでも聞いてみてよ。
私ってすごくイイ子だって評判なんだから。
(学者の言うのとは違う意味で)

(筋はいい、と褒められるとにこにこしながら姿勢を正す)
そう? 訓練教官も同じように思ってくれるといいんだけど。
リカルドさんみたいに、話のわかるひとばかりじゃないんですもの。
いっそリカルドさんが教官になってくれればいいのに。

学者さんは考えたり話したりするのが本領なんですもの、
その上、なにか立派なことなんてする必要ないわよ。
手足を動かすのは、それしかできない人たちに任せておいたら?

え、まだ読むの?
(妥協はしないという学者の言葉に眉をひそめて書物に向きなおる)

坤は元に亨る。牝馬の貞に利あり。君子往くところあり。
先んずれば迷い、後るれば主を得て、利あり。

・・・なんだか、何でも「利あり」なのね。いいことある、ってこと?
295リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/11(火) 23:41:40 ID:uy20zeRn
でも私の考えはミステリーなのではないでしょうか?
私もそう思います、私はかなり変わっていますからね。
(話がそれてしまいますね、と苦笑して)
いい子? ならば、いつか報われるでしょうね。
(と、発言の真意は理解できずに)

私が訓練教官? ああ、駄目ですよ。無理に決まっています。
私には人前で、学を授けるような人間ではありません。
(そう、向いていないのですよ、と)

いや、言ったことには責任を持たなければならない。
私はそう思っています、ですから……。
(自分には責任を持つべきなんです、と)

ほう、だいたい読めるようになってきましたね。
これは読むことができれば、理解ができるようになる。
――うん、そういうことだ。そうすればよい、とね。
(私は別の本をお勧めしたいのですがね、とも)
296リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/11(火) 23:52:33 ID:XTB4/u4u
リカルドさんが訓練教官だなんて、そんなガラじゃないかもね。
(自分で言っておきながら、くすくす笑い出してしまう)
ほんっとうに偉そうなんですもの、あの人たち。
リカルドさんがあんなに威張ってるところなんて想像できないわ。

リカルドさんに何かを聞いて、嘘や間違いだったことはないってみんな言ってるわ。
ご存じないことはちゃんと「知らない」っておっしゃって、調べてくださるでしょ?
ちゃんとご自分の言ったことに責任持ってらっしゃるじゃない。

(読めるようになった、と学者が認めたとたん、席を立ちあがった)
じゃ、もういいでしょ? もういいわよね。
もっと面白いお話の方が絶対いい!
(いそいそと本を片づけ始めるが、急にその手を止めて)

・・・リカルドさん、もしかしたらガラじゃないことをやってみるのもいいかも知れなくてよ?
あなたが私の指導教官になってくれたら、もっと本を読むのも面白くなると思うわ。
推薦しちゃだめ?
(要するに自分の都合だけで物を言っているだけ)
(まだ若い娘には学者の言う「責任」の重さを慮ることができない)
297リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/12(水) 00:06:12 ID:E0hbFUrq
私も威張るのは柄じゃありませんからね、確かに。
自分では謙虚な方だと思っているんですがね。
(これは自分で言うことではありませんがね、と)
教官が偉いかと言えば、私は疑問なのですがね。
師ならば、教え子に越えて欲しいと思います。
出藍の誉れ、ただ師は威張るだけでは駄目です。

それは……嘘を教える訳にはいけませんからね。
しかし、それとこれとは微妙に違って……いや。
あ、待ちなさい。まだ終わってないんですがね……。
(と、ぶつぶつ文句を言ったとしても遅く)

柄じゃないこと? 私がですか?
(そう言われると、少しだけ考える仕草を見せて)
そうなれば、リカルド先生、或いは先生……が呼称か。
(思わず笑いそうになってしまったが、堪えて応える)
では「貴女の」指導教官にはなりましょうか。
(私もやはり暇がありますからね、と)
まずはお試しというやつですよ、気にする必要はありません。

ですが、覚えておいて下さいね。
私は貴女の指導教官を引き受けた、ならばそれだけのことはするつもりです。
そうする責任が私にはある、それを果たすためには――。
少々厳しかったりもするかもしれませんが、いいですね?
(ドン、と机に本を重ねる。所謂、宿題というものだ)

【そろそろ〆ですかね】
298リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/12(水) 00:15:47 ID:v5xpFLJF
(教官がえらいかと言えば疑問だという学者の言葉にうんうんとうなずく)
そう! そうなのよ! 藍より出でて藍より青し、だったっけ?
そういう心構えが全然・・・
(一人だけ、直接教えを受けたことのない「教官」の顔が浮かぶ)
(誰にも厳しく正しくあろうとするその「教官」は、むやみに威張ることをしなかった)
(萌芽のルーンを持ったその「教官」は、娘にとってある意味人生すべての師であったのだが)
(今は遠く離れてしまっている・・・)

(物思いに心を飛ばしそうになったが、学者が「指導教官になってくれる」と聞いて)
本当?
本当の本当なら、もう今すぐミスター・パテックに言ってくるわ!
この城で誰一人かなうことのない賢者、マスター・リカルドが今日からわたしの教官です、って。
(わくわくしながらまるで女優のように宣言するが)

え・・・?厳しいって言った?
その本は、なにっ?
(学者の意外な責任感に、思わず目を見張る)
(娘にとって、それは大きな誤算だった・・・)

【では、次のレスを頂いたら、その次でこちらは締めますね】
299リカルド ◆SKeyyD5p/I :2008/03/12(水) 00:31:45 ID:E0hbFUrq
教官と言っても千差万別、立派な方も居るでしょう。
何しろここは革命軍、帝国ではないのです。
世の中を変えて行こうとする人は、そんな人ばかりではない。
しっかりとした人も居るでしょう。私は存じ上げておりませんが。
(残念です、そう言う方を知らないで)

む、私をそう褒めるのは止めた方がいいです。
人間ですから、調子に乗ってしまうかもしれません。
いや、まだこう言ううちはマシでしょうか。
(むむむ、と思考に沈みかけたところを)
この城で、敵う者が居ない……か。
(いやいや、世界は広いのだと、自分に言って聞かせる)

ん? ああ、これですか。簡単なことですよ。
全部、読んできて下さい。まあ、覚えなくてもいいですから。
ですが、絶対に読んできて下さい、軽く確認テストなどもします。
やるからにはハイクラス、楽しみにしておいて下さいね。
(と、彼自身も楽しそうにしていた)
(何故、学者になったのか、自身のためだけではない)
(学を授け、学によって帝国に対する術を身に付けさせること)

貴女の指導教官になることは、私の責任です。
また、同時に私の試験、試練でもあるのです。
(と、これは自分にも必要なことである、と)
ですから、共に頑張りましょう。
(自然と手をさしのべた)
300リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/12(水) 00:38:23 ID:v5xpFLJF
テスト・・・
(とびきり苦い薬をかみつぶしたような表情でつぶやく)
(学者は見るからに楽しそうだ)
(娘は苦そうな顔のまま、そっと聞いた)
読んでみてわからなかったら聞きにきてもいい?
怒らない?

ああ、あなたの試練・・・ご自分から試練を受けようとなさるなんて!
(学者の言葉に目を見開く)
(享楽的な性格の娘には、自分で試練を求める気持ちは理解できない)
試練、なら、何度ご質問を差し上げてもいいわよね?
リカルドさん・・・じゃなかった、先生に教えていただくのは、きっと楽しそう。
(そう言うと、本を両手で胸に抱いてくすくすと笑う)

センセ、よろしくお願いいたします。
(自然に差し出された手を、こちらも自然に握った)
(それは未来に向って開かれた一つの扉になる、そんな予感を持って)

【ではこちらはこれにて締めとさせていただきますね】
301名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 00:41:26 ID:E0hbFUrq
【綺麗に〆て頂き、有難う御座いました】
【お疲れ様でした、楽しくレスすることができました】
【お付き合い頂き、有難う御座いました】
【それでは、失礼させて頂きます】
302リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/12(水) 00:49:08 ID:v5xpFLJF
【お相手本当にありがとうございました】
【ロールって本当にいいですね!】
【楽しかったですー。またいずれよろしくお願いしますね】

【遅くまでお疲れ様でした。おやすみなさいませ】
303エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 20:14:40 ID:ya1puNh8
【名前】エテルナ
【ルーン】炎(左肩)
     自称『炎のエテルナ』。能力は……そ、そのうち発表するわよ……
【年齢】16
【性別】女
【職業】前線の一戦士(4〜5人程度の部下を持つ身分)
【種族】人間
【容姿】うなじにかかるくらいのショートカット。髪の色はわずかに赤みがかった黒。
    喜怒哀楽を隠さず、表情がコロコロ変わる。特によく笑う。
    身長160センチとちょっと。贅肉がなく筋肉でガチガチでもない、しなやかな身体つき。
    ヒップやバストは飛びぬけて大きくはないものの、張りがあり美しい形をしている。    
【性格】過酷な過去を感じさせない、サバサバした明るい性格の持ち主。
    戦闘を離れれば、噂話とおしゃれが好きで先輩のルーン持ち達に憧れる、普通の女の子である。
【装備】朱に塗られた、1.7メートルくらいの棍。
    胸部を赤色の板金で補強した、褐色の革鎧に お揃いの籠手、すね当て。
    腰部はミニスカート状になっている。
【戦闘】持ち前の敏捷さに、棍のリーチを組み合わせて戦う……修行中。
【経歴】戦乱で家族は離散。生きるために武術をかじり、いくつかの戦いを経て革命軍の城に流れ着く。
    城の中で生活するうち、乙女の柔肌に妙なアザ?が出現。それが炎のルーンだった。
    いつか家族と再会したとき、幸せに暮らせる世の中を作るため、今日も最前線に立つ。
【NG】グロ、スカトロ
【提示できるシチュ】友情から恋仲へ、みたいな展開を。戦闘・雑談・エッチ、いろいろ経験したいです。

【こんばんは、プロフ投下ついでに待機っと】
【21:00くらいまで待機。遊べるのは23:00くらいまで。お相手はお一人様でよろしく〜】
304名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:43:14 ID:rP7QWkfv
【こんばんはー、お相手お願いしてもいいですか?】
305ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/12(水) 20:44:07 ID:lWshAU2n
【久しぶり、というべきかの。こちらのプロフは>>75じゃ】
【希望のシチュなどあるかな?】
306ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/12(水) 20:44:59 ID:lWshAU2n
【ぬ、出遅れたか。こちらは引き下がろう】
307エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 20:46:48 ID:ya1puNh8
【いやー、デジャブってあるものですねw】
【と、いうわけで>304さん、お相手お願いします】
【ネリエロスさんも、ありがとうございました】
308名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:47:50 ID:rP7QWkfv
>>306
【あぁっ、すみません!】
【むしろこっちが落ちますよ;】
309名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:49:53 ID:sQvfa0iC
【では私が】
310ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/12(水) 20:50:54 ID:lWshAU2n
【待て待て、このままでは混乱するばかりじゃ。いっそエテルナ嬢に決めてもらってはどうかの?】
311エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 20:51:24 ID:ya1puNh8
【いえいえ。ここは公平に早かった方で、ID:rP7QWkfvさん】
【エテルナといえば道場で手合わせか、戦場で共闘か。城の中でだべるか、が多いんですが。
そちらにご希望のシチュはありますか?】
312名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:53:23 ID:rP7QWkfv
【あわわ、混乱までさせてしまい、本当に申し訳ないことを…】
【お気遣いありがとうございます。】

>>307
【改めて、よろしくお願いします。】
【こちらはどれでも大歓迎です。エテルナさんのお好きなシチュで】
【あと、女名無しなんですが大丈夫でしょうか?】
313ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/12(水) 20:54:55 ID:lWshAU2n
【うむ、では改めて引き下がろう。迷惑をかけてしまったな】
【ではこれにて…】
314エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 20:59:08 ID:ya1puNh8
>312
【落ちてしまったかと心配しましたが、よかったよかった】
【女名無しさんですね? まったく問題ないですよ。では、道場で手合わせしていただきましょうか?
あと、簡単な外見と、使用武器を教えてください】

【ID:sQvfa0iCさんも、お気持ちは嬉しかったです。すみませんね】
315リコ:2008/03/12(水) 21:03:54 ID:rP7QWkfv
【了解しましたー。重ね重ね、ありがとうございます。】

【色白の青い目、肩につくくらいの金髪をひとつに縛ってます。】
【両手のナイフと格闘技を併せて使う、接近戦タイプって感じで】
【今回限りで名前入れときますね。】
316エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 21:08:14 ID:ya1puNh8
【プロフ、了解です。ではよろしくお願いします】

ほっ! はっ! でええやぁっ!
(ここは城の一角にある鍛錬所。エテルナにとっては、第2の自室のようなものである。
今日も今日とて、素振りしながら誰かが来るのを待っていた。
するとタイミングよく、金髪碧眼の女兵士が)

あ、どーもー。あなたも身体を動かしに来た、ってとこ?
(片手を上げながら、にこやかに語りかける。内心『相手してくれないかなー』と期待しつつ)
317リコ:2008/03/12(水) 21:18:27 ID:rP7QWkfv
【いえいえ、こちらこそー。】

(訓練場に足を踏み入れたとたん、明るい声が降りかかる。)
(怪訝そうに目を細めるが、相手が見知った顔だとわかると表情は和らぎ)
あぁ…こんにちは、エテルナ。
ずいぶん精が出るね?
(隊が同じになったことは無いが、明るく元気なルーン持ちの少女兵だという)
(評判くらいは聞いていた。)
(他にも、必殺技っぽい二つ名も聞いたのだが…そっちは忘れてしまった。)

さて、と…
(持ってきた皮袋から取り出したのは、ナイフをかたどった金属の塊。)
(素振りでもするかと来てみたが、やはり実戦に勝る訓練は無い。)
(同じことを考えているとは露知らず、何か言いたげな視線をエテルナに向け)
318エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 21:31:59 ID:ya1puNh8
えぇと、確かあなた……リコさんだっけ?
(噂話が好きなエテルナである。ルーンがあろうとなかろうと、優れた兵士の名前は
何となく頭の片隅に眠っている)
そりゃあもう。いつお呼びがかかるか分からないしね。図書室にこもるより
百倍マシよ。

(ナイフを取り出したリコが、こちらを見ている。その視線から、相手の言わんと
していることは簡単に察せられた)
そうよね。せっかく二人いるのに、黙々と一人で稽古してたら息が詰まっちゃうわ。
(そう言うと、ヒュンヒュンと風を切りながら、棍を振り回し始めた。
最後に、リコに向けて棍の先を向け、白い歯を見せる)
死なない程度に、一本行っとく?
319リコ:2008/03/12(水) 21:45:18 ID:rP7QWkfv
あれ、あたしの名前…覚えててくれてるんだ?
(大人びた顔が、一瞬ぱぁっと華やぐ。)
(一兵士として、自分の名前が誰かの頭に残っているのは嬉しいものだ。)
あははっ、そうだよね。
ここで根振り回してる方が、あなたらしいと思うよ。
(この少女に図書館は似合わないな、と思ったことは口には出さなかったが)
(押さえ切れなかった笑い声は訓練場に響いた。)

その通り。…って、心読まれたみたいで恥ずかしいなー。
(照れ隠しに、小さく舌を出してみせる。)
(両手にグローブを着け、偽ナイフを一振りずつ握ると)
大賛成!どこまでやれるかわかんないけど…お手柔らかにね?
(器用に片目を瞑って見せ、直後には表情が引き締まる。)
320エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 21:54:26 ID:ya1puNh8
それじゃ……間合いはこんなもんでどう?
(ちょっと近いかなと感じる程度に、相手との距離を取った。約1メートル。
リーチの差で圧倒するのは練習にならないからである)

さぁ、いつでもどうぞ!
(棍を両手で短めに握った。練習用とはいえ、相手の刃の輝きは眩しい。
リコの金髪と碧眼も。
どれほど素早く、多彩な攻撃が来るのか。緊張と期待で、背筋が震える)
321リコ:2008/03/12(水) 22:01:41 ID:rP7QWkfv
あら、ありがと。
(エテルナが示してくれた間合いは1mほど。)
(これならば、距離による有利不利は生じないだろう。)
(相手の気遣いに素直に礼を言い)

それじゃ…早速っ!
(体勢を落とし、大きく右足を一歩踏み出す。右に角度を取った状態から)
(地面を強く蹴って、今度は左へ方向転換。簡単なフェイントである。)
(そのまま駆け抜けながら、相手の脇腹目掛けて右手が薙ぐ動きをする。)
322エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 22:11:47 ID:ya1puNh8
こっちに来るか……
(大きな動きに、思わず向かって左側に目が行く)

は、速いっ! くうっ!
(華麗なフットワークで、たちまち懐に潜られてしまった。
至近距離で閃く白刃を、辛うじて棍で受け止める。木の棍がわずかながらえぐれた)
ちょ、ちょっと、サービスしすぎたかしら?
はあっ!
(間合いを取らないことには話にならない。最低限の動きで、
素早くコンパクトな突きをリコの胸元へと放ってみる)
323リコ:2008/03/12(水) 22:22:45 ID:rP7QWkfv
(攻撃が当たらなかったことに、あからさまに残念そうな顔をする。)
…ま、そんなに甘くない…かっ!
(ひとりごちながらも、胸元への突きは左手のナイフでしっかり払って)
(軽く数歩退く。)

さすが、反応早いね。
前評判に偽り無し、か。
(とはいえ距離を開けたままでいるのは危険。)
(すぐさま、再び距離を詰めようと突進していく。)
324エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 22:34:07 ID:ya1puNh8
むむうっ……甘くないのは、お互い様のようで!
(突きが軽くあしらわれ、闘争心に火がつき始める。同時に、手ごたえのある相手が来てくれたことに
感謝もしていたが)

いやー、褒められると照れるわね。でも、こんなんじゃ戦場で死ぬかもね……
(とか言ってる間に、またリコが突っ込んでくる)
それじゃ、速さには速さ、ってことで! そりゃあっ!
(棍を使わず、裏をかいて回し蹴りを放ってみた。スカートの奥が少しだけめくれて覗くが、
今回眩惑効果はない……と思う)
325リコ:2008/03/12(水) 22:45:22 ID:rP7QWkfv
(ちらっと見えたスカートの奥には、残念ながらさして興味は無い。)
(その興味の対象は、エテルナと交わす攻撃の応酬だけで)
っと…!
(突然の回し蹴りをギリギリのところでしゃがんでかわしたつもりが)
(額をかすって、前髪が舞う。)

これで、どうだっ!
(そんなことは構わず、低い体勢から軸足に足払いをかけてみる。)
(すかさず攻撃に移れるよう、右手の得物を逆手に握りなおして)
326エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 23:00:10 ID:ya1puNh8
かわしたあぁっ!?
(まるで獣のようなリコの動きは、エテルナの予想を上回っていた。
手ごたえのない足の下を、リコが駆け抜けるのが分かる)

やばいよ、やばいって……うわわっ!
(どう考えても、蹴りの隙まではフォローしきれない。エテルナの小細工は
完全に裏目に出た。ものの見事に脚払いを食らい、転倒……と思いきや)
まだまだっ! 棍はこういう使い方もあるってね!
(転倒寸前、棍を床に突き立てた。それを支点とし、後方へとぎりぎりで
とんぼ返り)
よーし……って、まだ来るのぉ!? しょうがない、ここらで決着と行きますか!
(漆黒の瞳で、好敵手を睨みつけた。棍を持つ手に力が入る)
327リコ:2008/03/12(水) 23:10:04 ID:rP7QWkfv
慣れない事はするもんじゃないわよ?
もらい…っ!?
(右手がまたもや空を切る。)
(こうも見事に回避されると、驚きを通り越して拍手ものだ。)
ちょっとぉ、それは反則でしょー。
(呆れた声をあげるが、目は標的を捉えっぱなしである。)

そうだね、そろそろケリつけよっか。
(あくまで明るく、軽い口調。)
(しかし瞳は、蒼い炎が燃えるように生き生きと輝いて)
今度は、そっちから来てみる?
(正念場で手を滑らすことがないように、両手の中の相棒をしっかりと握った。)
328エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 23:27:24 ID:ya1puNh8
いやいや、あそこでこけてたら死亡確定っしょ。
(実際あの瞬間、背筋に寒いものが走っていた。いちかばちかとはこのことだ)

こっちから? それじゃあ……ふうう……
(棍を顔の前にかざし、深く息を吸い、吐き出す。危ないかな、と思いつつ、
相手に全力をぶつけたいと思っていた)
行くわよ! この一撃に――
(駆け出した。駆けながら、棍を片手で握り、腰にぴたりとつける)
全てをかけるっ!
(左足で床を踏みしめ、右手を目いっぱいに伸ばす。
放たれる、渾身の中段突き。狙うは、リコのみぞおち)
329リコ:2008/03/12(水) 23:41:42 ID:rP7QWkfv
(正面からの真っ直ぐな突き。これを左で払い、右手の刃をつきつける予定だった。)
(相手が少女だということが油断を生み、判断力を鈍らせたのだろう。)
うっそ、重…!
(想像以上に重い一撃を、利き手ではない左手だけで完全に逸らすことは不可能で)
(払いきれなかった突きは、少し逸れて左肩にもろに入る。)

く……っ!
(倒れ込むまいと、何とか踏みとどまることはできた。)
(しかし彼女の首筋に向けた刃は、衝撃と痛みで手の中から滑り落ちてしまい)
(乾いた硬い音を立てて床に落ちた。)

あーぁ…あたしの負けだね、こりゃ。
(心底残念そうに呟くが、唇は楽しかったと言いたげに三日月を描いている。)
330エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/12(水) 23:55:49 ID:ya1puNh8
それた……! 何て反応なのよっ
(リコのナイフによって、突きは身体の中心線を外された。どこかに当たったのは分かったが、
次の反撃を防ぐ気力が残っていない。覚悟したその時)

勝った……ってこと……? あー、よかったぁ……
(相手の手からナイフが落ちた。喜ぶより前に、安堵で思わずため息が漏れる。
いつもの見栄を切る余裕もなかった)

うぅん。慰めじゃなくて、心底紙一重だったと思うけど?
私のやることなすこと、全部裏目に出てたし。
(床に落ちたナイフを拾い上げ、リコに手渡す)
ありがと。いつかあなたに、背中を預けて戦いたいわ!
(そのときやっと、エテルナは今日一番の笑みを浮かべたのだった)

【では、こちらはこれで〆ます。素晴らしい好敵手でした!】
【長時間のお付き合い、本当にありがとうございました! これからも可愛がってやってください】
331リコ:2008/03/13(木) 00:11:00 ID:fAYvC4tB
…そう思う?ホントに?
(落ちたナイフを手渡してもらい、少女らしい笑顔を向けられると)
(自然とこっちも笑顔になる。)
こちらこそ、ありがとう。そんな風に言ってもらえて嬉しいよ。
あたしも、いつか一緒の隊で戦いたいな。
(負けたことよりも、その言葉をもらえたことが嬉しかった。)

そうだ。せっかく知り合えたんだし、城下に何か食べに行こうよ!
フルーツパフェがおいしいとこ、知ってるんだ♪
(城下町のカフェの名前を口に出し、エテルナの手を取る。)
今回は負けたあたしが奢るからさ。ね?
(にぱっと笑う顔は、先程までの緊迫した表情からは想像もつかないような)
(年頃の女の子のそれだった。)

(ふたりが同じ隊に配属されて大活躍するのはまだ先、別の話である。)

【こちらこそ、長時間お疲れ様でしたー。】
【すっごく楽しかったです!さすがエテルナさん、強いですね。】
【もし機会に恵まれたら、またお相手お願いしたいです。】
【ありがとうございました。おやすみなさい。】
332ビオティーテ ◆CCTGUAOV5A :2008/03/13(木) 00:31:14 ID:aX+QG9xV
【それでは2番手、待機しまーす。プロフは>>22、時間が時間なので一対一でお願いします。
 リミットは特に設定していません。強いて言うなら眠気が来るまででしょうか】
333ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 00:36:55 ID:aX+QG9xV
>>332
【はぅ。間違えて前のトリップを……。トリップを改めて暫く待機してます】
334ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 00:56:10 ID:eRfCzwjD
【っふっふっふーん、とうとう積年の雪辱晴らすときが(ry】
【つーわけで、お願いしていいだろうか】
335ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 00:58:41 ID:aX+QG9xV
【おおっ!因縁の対決が遂にry】
【勿論OKですとも。シチュ等は如何いたしましょう?】
336ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:00:16 ID:eRfCzwjD
【んー、そっちの希望を】
【あ、こっちが少しルーンに気付くのを入れてくれたらそっちの好きなシチュで構わん!】
337ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 01:06:18 ID:aX+QG9xV
【そうですねー。ルーン発見がらみ、となると……。
 1・戦場で共闘→私がルーン能力発動→ルーン共鳴→これは!?、な展開。
 2・夢遊病モードで遭遇→ルーン共鳴ry
 3・むしろ、自覚のないままルーン発動で狼モードになったハウンドさんと遭遇してしまう。
 4・酒場かなんかでまったり雑談してたら「顔のソレ、ルーンじゃね?」な会話になる。
 と、私が思いつくのは以上でしょうか。ハウンドさん的に良さげなモノはありましたでしょうか?】
338ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:11:37 ID:eRfCzwjD
【3・4辺りが面白そうだなぁ…】
【んじゃ、秒数に決めてもらおう。次のそっちのレスで】
【奇数は3、偶数は4、0は俺が仕切り直し】
【OK?】
339ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 01:13:43 ID:aX+QG9xV
【了解ですー。さて、どう出るか……?】
340ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:17:36 ID:eRfCzwjD
【3かね?成程成程…】
【にしても、流石に狼になれば目線変わるから分かりそうなもんだけど…;】
【どっかで昼寝でもすることにしようかねー】
341ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 01:19:06 ID:aX+QG9xV
【では書き出しはどちらからに致しましょう?】
342ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:21:12 ID:eRfCzwjD
【んじゃ、俺から書くわ】
【ちょいと待っててくださいや】
343ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 01:22:33 ID:aX+QG9xV
【了解です。ではお待ちしておりますね。
 あ、後、プロフ投下がまだですよー】
344ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:26:39 ID:eRfCzwjD
(すっかり寒さも薄れ、空から降り注ぐ陽光でとても暖かい)
(当然、そんな過ごしやすい気候ならば眠気もやってくるもので…)
くっはぁ…ZZZZZZzzzzz…
(外の芝の上で、光を身に浴びながら、昼寝をしていたものがいた)
(灰色の髪をヘアバンドでいつもオールバックにしている、)
(何も映していなさそうな、灰の眼を持つ男――のはずだった)
(しかし、今日は違う。そこにいたのは、)
(全長180cmはあろうかという、巨大な狼であった…)

【こんな感じかなー】
345ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 01:27:13 ID:eRfCzwjD
【名前】ハウンド=ヴァンデッド
【ルーン】獣(左頬)
【年齢】25
【性別】男
【職業】クロスボウ兵
【種族】ルーン・ウェアウルフ(人間)
【容姿】身長180cm 体重72kg 髪、目共に濃い灰色。
     肩幅は広く、割としっかりした体格。
     髪が目に入らないよう、ヘッドバンドでオールバック状態にしている。
【装備】大型クロスボウ ハンティングナイフ(サイズ違いで3本)
     上はレザーアーマー、その内側にチェインメイル、クロスボウ用のサポーター(グローブと肘当て)
     下は丈の長い、深緑のズボン、膝にサポーター。
【戦闘】大型クロスボウによる後方支援(近接されるとクロスボウで撲殺にかかる)
【NG】ルール上の特殊ロール、一騎打ち(後方支援武器のため)
【備考】猟師の家系の生まれで、その為か気配に敏感で目も耳も常人より遥かに良い。
     大型クロスボウの腕は確かで、高い命中精度を誇る。弓もクロスボウ程ではないが精通している。
     大型クロスボウの威力は凄まじく、ほぼ一撃必殺だが、
     一度撃つと装填に30秒以上かかってしまい、その間無防備になるのが難点。
     ギャンブルにはめっぽう強く、特にカードだと負けをあまり知らない。
     ただし、どこか詰めの甘い部分があり、支払いを誤魔化されることがしばしば。
     ルーンの能力により、狼(大きさは人間並)への変身能力を手に入れる。
     新月は狼の姿になる事が出来ない。また、満月の時には狼状態の運動能力が飛躍的に伸びる。
     ただし、満月時の狼状態はふとした事で理性を失ってしまいやすくなる。
【提示できるシチュ】雑談、共闘、エロール

【そういえばそうだったなぁ…】
346ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 01:41:34 ID:aX+QG9xV
……。
(見間違いか、と、一瞬、目を疑った。
 しかし、何度も目を瞬いても、其処にいるのは巨大な、巨大すぎる狼であった。
 ――どう考えても、自然の動物の大きさではない)
……。
(屋外、とはいえ革命軍の本拠地の一角であるそこに、巨大な狼。
 ただ大きいだけの「獣」ならば、それは危険なだけの存在だが……、
 こんな巨体を持つ獣が、誰にも見咎められずに此処まで浸入するなどありえるだろうか?
 しかも、こんなにも人間が多く生活していて、人の匂いと鉄の匂い、野生の獣にとっては
 最も警戒する対象であるそれらが混在する、この場所で、暢気に眠りこけているなど)
……。
(異形の紋章鑑定士の様に、人とは異なる姿をしただけの、革命軍の一員であろうか?
 様々な憶測を瞬時に脳裏に浮かべるが、答えはでない。
 ――しかし、危険な獣である可能性も否定出来ない以上、放置しておく事は出来ない。
 此処には自分の身を守るのも覚束ない、非戦闘員も多数、在籍しているのだ。
 女は、獣を刺激しない程度にゆっくりと、しかし確実に、近くに歩み寄っていく。
 ――足音も、腰にさげた剣帯の金具と鞘が擦れあう小さな金属音も、あえて隠しはしない。 
 獣の反応を見る為に)

【すみません、遅くなりました。それでは宜しくお願いしますね】
347ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 02:13:42 ID:eRfCzwjD
(眠っていても、感覚は狼である)
(僅かに響く金属音に鋭敏に反応し、その耳がピクと反応する)
……
(パチッと目を覚ますと、そこには真昼間から喪服に身を包んだ奇怪な女がいた)
何だ?人が折角気持ちよく寝てたっていうのに…
(ふああぁぁと大きな欠伸をすると)
折角暖かくて寝てたのに、なんで大きな音を立てて起こすかね?
しかも真昼間からそんな気が滅入る服着て…
変人?
(どこの口が言うか…である)
(巨大で、しゃべる狼のほうがよっぽど「変」である)

【悪い、レス消えて遅くなった】
【こっちこそよろしく】
348ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 02:27:24 ID:aX+QG9xV
(流石は感覚の鋭敏な獣、というべきか。さして近付かない内に狼は目を覚まし、此方を見た。
 ――しかし、この狼は、まず「音」で此方の接近を察した。
 通常、人などよりも遥かに優れた感覚を持つ獣は、実はまず外敵の接近を、「振動」で察知する。
 野の獣が腹を地につけて眠るのには、急所であるそこを隠す為だけではなく、
 身体全体で地面から伝わる振動に、敏感に反応する為でもあるのだ。
 ――この反応から、目の前の狼が純粋な獣ではなく、物の捉え方が人に近い……
 おそらくライカンスロープの類か、と推測した所で……)
……お昼ねの邪魔をしてしまったのなら、悪かったわね。
(軽い口調で掛けられる、無遠慮な言葉。――決定打だった)

見てると気が滅入る、とは確かに良く言われる格好だけれど、ね。
でも、貴方の姿ほど、見る人を驚かせない姿だと思うわよ?
……全く、気の弱い人や、短絡的な人が、通りかかったら、大変な事になっていたんじゃないの?
貴方、もう少し自分の姿が相手に与える影響と言うものを考えてみた方がいいわ。
(巨大でしゃべる狼、等という「おかしな相手」に、真面目くさった表情で、溜息混じりにそんな事を
 言う女も、大概、「変」なのかもしれないが)
349ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 02:36:09 ID:eRfCzwjD
本当にな。わざわざ人が寝てるところで耳障りな金属音立てなくてもいいだろうに。
俺が寝てるの分かっててやったのなら相当性質悪いぞ。
(相手の言葉に便乗してそう答える)
(実際はそんなに大きな音ではなかったはずであるが、聴覚が狼のものなのだ。仕方ない)

はっ、髪と眼のことなら聞き飽きた。
若いくせに色素が薄くてジジイみたいだ、とか、
眼の病気で盲目みたいなのに見えてるんだな、とか…
んなもん、耳が腐るほど聞いたわ!
(少しイラッときたのか、少々声を荒げながら答える)
俺の一族はこういう色素の一族なんだよ。放っとけ。
(しかし、答えているのはまったくの見当違いである)
(いまだに、自分が狼の姿になっていることに気付いていなかった)
350ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 02:48:39 ID:aX+QG9xV
耳障り……ねぇ。ま、確かに貴方の様な獣の身の方には、金属の音やら匂いやらは
格別に不快なものなのかもしれないけれど。
(でも人の身の私には、そんな事は実感できない、と、端から起こして反応を見るつもりだった事には
 あえて触れず、しれっと返した)

……は?眼、は確かに良く見てみれば……灰色、ね。
でも……髪の毛?……毛並み、毛皮じゃなくって?
(どうも、この辺りで漸く……自分と相手の間に蟠る齟齬に気付いた。
 幾らなんでも、人間が多数を占める場に平然と居る者が、自分と周囲の姿の差異に
 全く気付いていない筈がない。
 だと言うのに、姿に対する言葉の返答が、これ、とは……)
ねぇ、貴方。
つかぬ事を窺うけど、今の自分の姿……貴方みたいに「常識外れに大きな狼」が
周囲から、どういう目で見られかねないか……分かっていない訳ないわよね?
(しかし、まさか目の前の相手が、自分が狼の姿である自覚が全くない、等とは考えが及ばず)
351ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 02:57:31 ID:eRfCzwjD
毛並み?毛皮?何言ってんだお前。
(さっきからどうも話が噛み合わない)
(さっきから獣などと、どこを見ているのか等と思ってしまう)
んで?その常識外れに大きな狼?ってのはどこにいるんだ?
もしいるなら狩りに行きたいな、ぜひとも。
だがさっきからそんな獣の気配はしない。
何?さっきからからかってんのか?一体どこに狼がいるってんだよ。

(流石に馬鹿にされてるような気がして、一発ガツンと言ってやろうと、)
(立ち上がろうとしたら――)
(目線が低い。眼に映ったのは灰の毛に覆われた、「前足」)
(裏返すと、そこには「肉球」…)
何じゃこりゃああああぁぁぁぁ!!!!?
(狼の口から、凄まじい絶叫が響いたのだった)
352ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 03:08:58 ID:aX+QG9xV
どこって……、今ここに、私の目の前に、としか言いようがないのだけど……。
狩る?同族同士で殺しあう様な愚かな種族は人間くらいなものだと思っていたけど……、
認識を改めねばならないかしら。
(やはり、とことん噛みあわない。自分が狼の姿をしている自覚のないハウンドと
 そんな相手の事情を察するに足る情報を全く持たない女。当然と言えば当然の事か)

(その、思わず目を奪われそうな巨体を持ち上げた狼が、暫し自分の前足、その肉球に
 目を落とした思ったら、迸る咆哮――ではなく、驚愕の絶叫。
 その大音声の凄まじさに、女は眉根を寄せて両手で耳を塞ぐ。
 そして思った――ああ、さっき金属音が大きくて耳障りだと言っていた狼の気分は
 今の自分のものとピッタリ重なるのではないか、と)
何って……狼でしょう?
何処からどう見ても。その非常識な大きささえ覗けば、まごう事ない、狼そのものだわ。
(絶叫が収まるのを待って、ドレスの隠しスリットから短剣を取り出し、その刃面に
 ハウンドの姿を映して、示した。
 ――鏡があれば良かったのかもしれないが、生憎、そんな繊細で優雅な壊れ物を
 持ち歩く様な、淑やかな身ではない。
 それに姿を確認するだけなら、これで充分だろう、と)
353ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 04:11:42 ID:aX+QG9xV
【落ちられてしまったのでしょうか……。
 このロールを、凍結にして続きをするのか、破棄にするのか、
 あるいは置きレス形式で〆にするのか……避難所で一言いただけると有り難いです。
 本日は遅い時間からであったにも関わらずの、お付き合い、有難うございました!
 それでは私はこれにて失礼致しますね。お休みなさいノシ】
354ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 15:19:16 ID:aX+QG9xV
【ハウンドさん待ちで待機します】
355ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 15:32:32 ID:eRfCzwjD
俺が…狼?
ちょっと待てぇっ!?
俺、人間!まごう事なきれっきとした人間でございますのことよ!!?
(人間、割と簡単にパニくってしまうものである。)
(最早口にする言葉はめちゃくちゃだ)
(剣に移った自分を見ると、ますます混乱し)
あ、有り得ない有り得ない有り得ない!
いや、俺は人間だった!ハウンド=ヴァンデッド様は色素は薄いが人間だぁぁぁ!
どうなってんだよこれぇ!?
(そう言いながら、つい、その巨体で飛び掛ってしまう)
(そして押し倒すように倒れこむと肉球でペシペシ叩いて)

【ごめんよー、レス準備出来てなかった】
356ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 15:41:51 ID:aX+QG9xV
取り敢えず……。
(混乱して、乱れた口調で捲くし立てながら、のしかかってきた巨体の狼に、力に劣る女は
 あっけなく押した去れるが、それで慌てる事はなく
 冷めた漆黒の瞳で、真冬の海か、曇天を思わせる暗い灰色の目を見据えながら、
 地面に仰向けに横たわったまま、腕だけを伸ばし、狼の眉間に一発、デコピンを見舞った)
落ち着きなさい。
(――混乱してショック状態に陥っている相手には、肉体的な衝撃を与えてやるのがいい、
 女の細腕でも、急所の一つである眉間に、手加減なしに打ち込んだ人差し指は
 それなりに痛打を与えるだろう)

要するに……貴方は本当は人間で、狼の姿になっている自覚も全くなくて……、
その混乱ぶりから察するに、心当たりの理由なんかもまるでない……そういう事?

【いえいえ。お気になさらず♪それでは本日も宜しくお願いしますね】
357ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 15:48:33 ID:eRfCzwjD
つっ!?
…何しやがんだコラァっ!?
(悪化した。元々素行は良い方ではない。)
(小さな頃は相当な悪ガキであった)
(反撃とばかりに前足を振り回すが、如何せん狼の体に慣れていないので、)
(無駄に体力を消費してしまい、そのまま彼女の上でヘバって倒れこんだ)
疲れた…毛が痒い…なんかいい匂い…
(嗅覚も鋭くなっているので、彼女の匂いもすぐ察知してしまったらしい)

まぁ、そういう事…だろうな。
いや、寝る前までは何もおかしい事なかったんだって。
358ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 15:59:54 ID:aX+QG9xV
ちょっ……!止めなさいってば!
(取り敢えず、混乱自体は治まった様だが、別の方向に感情の軸がぶれた様だ。
 元々、感情の起伏が緩い女には、こういう情緒の激しい相手の反応が読み難かった。
 混乱が収まれば冷静になってくれると思ってしまったのは……自分の基準で考えてしまって
 いたからであろう。
 加えられた反撃は、決して此方の肉体を傷つける害意のあるものではなかったが……
 それ故に、手にした短剣を相手の身体に付き立てる様な苛烈な対応をする訳にもいかず……
 為されるままに、肉球にぺちぺち叩かれながら、何とか狼を押し返そうと手を突っ張るが
 そこは、やはり非力の身。
 こんなに巨大な狼には、そよ風程の影響もなかったであろう)

……っ!ちょ、お、重……!重いってば!!
(あげくの果てに巨体が、自分の体の上で脱力して倒れ伏した。――これは堪らない。
 のしかかる狼の身体に、拳を落とすが……やはり、これもまた
 元々の非力に加え、体勢の悪さも相まり、さほどの効果はなさそうだ)

……。
成程、貴方は本来は人間で、ここで昼寝するまでは、何もなく……
寝ている間に狼になってしまっていた、と、そういう事ね?
ライカンスロープの家系なら、家の人から何も聞いていないって事もない筈なのに
さっきの貴方の混乱ぶりからして、本当に心当たりなさそうだし……。
血筋に獣人の人とかがいたわけじゃないのね?
359ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 16:21:18 ID:eRfCzwjD
うるせーい…普通の健康男児なら70ちょいで普通じゃー。
つーかダメだ、マジで疲れた…
(ぷすーと1つ大きな鼻息を吹くと)

そうそう。そういうことじゃないかね。
俺んとこの一族は皆人間だっつの。
狩人一族のヴァンデッド家は狩猟に関しては随一を自負している!
獣人生まれの奴なんて見た事も無いわ…
(呆れたような視線を向けながらぺちっと顔を前足を乗せる)

んで…さっきから顔が酷く痒いわけだが…
それが徐々に全身に広がってんだよ。
(そう言うなり彼の体が少し光ったかと思うと、)
(人間に戻っていた――左頬にある、野獣の牙のような痣は光りっぱなしであったが)
(彼女の胸の上に置いていた前足は当然「手」になり…)
(こっそりとその豊かな感触を楽しんでいた)
360ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 16:34:35 ID:aX+QG9xV
(こちらの抗議も虚しく、身体の上に圧し掛かったままで、間の抜けた鼻息などを吹く狼に
 眉根をさげた情けない表情で溜息一つ、吐くと)
狩人、ねぇ……。
じゃあ、これまでに狩って狩って狩りまくった獣の呪いでそんな姿になった、とか?
何か、そんなような話しを、この前、城下の酒場で吟遊詩人が歌っていた様な気がするわ……。
因みに、その呪われた人は「愛する人」のキスで元の姿に戻ったのだけど、ね。
(無論、真剣にそんな話しを信じている訳ではないが、そんな事を呟いてみる。 
 ……顔に乗せられた肉球の、ふにふにとした感触が、
 ちょっとだけ気持ちいいと思ってしまったのは内緒だ)

(そんな風に、「変な狼もとい本来人間の現狼」と、お互い、どこか間の抜けた会話をしている内に
 狼の身体が発光しだし……同時に、彼女の背―ルーン―が、覚えのある熱く疼く様な感覚に
 見舞われる――ルーンの共鳴である)
『――この感じは……』
(光が治まると狼の代りに、自分を押し倒していたのは、確かに彼が言った通り、人間の男で……)
……10、数える前に私の上から退きなさい。
喉元にもう一つ、口が欲しいと言うなら、話しは別だけどね?
(男の逞しい手で、自分の胸が押し潰されて形を変えている、その感触に眦を吊り上げると
 じっと静かな目で、相手の、これだけは狼の時と変わらない灰色の目を見据えながら告げた)
361ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 16:50:36 ID:eRfCzwjD
いや、狩った動物なんかに呪われるって…
ないないない。それだったら俺の家族皆そうなるわ。
しかも、結局何もしないうちに戻ったしな…
(10数える前に離れろ、と言われたので)
(限界ぎりぎりまでそうしていた後、離れる瞬間、三度強めに揉んでから離れた)
ご馳走様でしたっと。
(ニヤニヤ笑いながら首をコキコキ鳴らす)
確かに10数える前に離れさせてもらったぞっと。

あー、糞。左頬がすんげー熱いような痒いような。
(しきりにその痣がある場所を掻き毟って)
しかも結局何だったんだろうな…俺がいきなり狼になった理由が分からん。
革命軍の魔道士連中にからかわれたんか?
362ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 17:05:58 ID:aX+QG9xV
(宣告してから、手に握った短剣の柄の感覚を確かめながら、心の中でしっかりと10数えていたが……)
……きゃっ!?
(9まで数えた所で、明らかに故意に、胸を揉まれた―それも、三回も)
……っ!!あ、貴方……!!
(ハウンドが体の上から退くと、はじかれた様に半身を起こし、顔を耳まで真っ赤にし
 両手で胸を抱えながら、不敵に笑いながら首を捻る男を睨みつけた。
 ――文句を言ってやりたい所だが言葉が出てこず、暫くそのまま眦を吊り上げてハウンドを睨んでいたが)
……。
(胸の上に手を置いていたのが故意でない可能性や、狼から人間に変じた身体の影響などを
 考慮して、10という、些か余裕のある数字を提示したのは、紛れも無く己である。
 溜息を一つ吐くと、服に付着した灰色の狼の体毛や、芝生の芝をぱたぱたと手で払いながら立ち上がった)
……助平。
(それでも、せめてもの反撃に、と、まだ赤味の残る顔で、そんな事を言ってみるが。
 ――漆黒の喪服に、灰色の獣毛や緑の芝はかなり目立つ。ドレスのスカートをからげながら、はたき、
 先程よりは余程ましになったが、それでもまだ汚れの目立つその様を見下ろして眉宇を顰めた)

……貴方の頬のそれ、ルーンなんじゃないの?
今、貴方が狼になっていたのも、その影響だと思うわよ。
姿を変える……その存在そのものを変容させる、か。
ルーンには種類や所持者によって様々な影響や力があるって、知ってはいたけど……
こうして目の当たりにしても……とんでもないわね。
363ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 17:19:52 ID:eRfCzwjD
おー?何だ?宣告は守ったぜ?
アンタ自分で言ったろう。10数えるまでにどけって。
だからどいたわけだが?
(堪えられずに思いっきり笑ってしまう。)
(こんな飄々とした性格なのであった)
気持ち良かったろう?俺のこの罪深い手はどれだけ女をよがらせてきたか…
助平で結構結構。男はどいつもこいつもそんなもんだ。

は?ルーン?
何言ってらっしゃるのかこの喪服様は…
俺はルーン持ちじゃねーよ。
普通の革命軍クロスボウ兵様よ。ルーン持ちみたいな大層な存在じゃねーさ。

【そうそう、こっちの姿はFE聖魔のジストを想像してもらえれば近い】
364ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 17:30:50 ID:aX+QG9xV
〜〜!
(あまりにあまりな言い草に、返す言葉すら出てこず、握りしめた拳を震わせ
 顔を紅潮させたまま眦を吊り上げてハウンドを睨んでいたが)
気持ち良くなんてありません!
心に決めた人以外の男に触られたって、嫌なだけだわ……!!
女の体に触れるなら、ちゃんと相手の合意を取り付けなさい!
(続いた言葉には、思わず抗議してしまう。―半ば以上、聞く耳など持たないだろう、と察しながら―)

(憤懣やるかたない、といった様子で暫く眦を吊り上げていたが、漸く気を取り直したのか
 元の静けさを取り戻した様子で淡々とハウンドに相対しなおし)
そう?でも狩られた獣の呪いや、何処の誰とも知れない魔道師の悪戯、なんて考えるよりは
その方がずっと現実的だと思うのだけど?
現に私の背中の紋章が反応しているし、ね。
――ひとつ、聞くけど……貴方の頬のそれ、刺青か何かなの?
それなら私の思い違いでしょうけれど。

【おおっアニキ!了解ですー】
365ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 17:42:09 ID:eRfCzwjD
心に決めた男ねぇ…
あの、長身の暗殺者か?
(暗殺者出没の事件はもう結構前になるが、今でもなんなく思い出せる)
(見張りの任につくことが多い自分は当然、その影響を受けて仕事時間が長くなった)
あっけない幕切れだったよなぁ…俺がその暗殺者を射抜いてやろうかと思ってたのに。
アンタがそいつを「色」で堕として、てなづけたんだろう?
そんな噂を聞いたのを思い出した。
(背びれに尾びれが付きまくって、最早原型なぞ何処にもない噂を信じていたのだった)

そういや、喪服で思い出したが、ナイトメアか?
そりゃルーン持ちだわな…
(1人納得したように腕を組むと)
頬?いや、顔は別に何も弄ってないぞ?
見ろこの傷1つない綺麗な顔を!
366ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 17:53:54 ID:aX+QG9xV
「色」って……!
(「色」を使って暗殺者を手懐けた、そんな事を以前、別の人間にも言われたが……、
 本当にどんな噂が広まっているんだ、と、頭を抱えて蹲りたい気分に陥りながら)
違うわよ!私と彼は、友人であって、そんな関係じゃありません!
(一度は治まりかけた頬の赤味がぶり返してくるのを、自身でも感じながら、真剣に訴える。
 取り敢えず、目の前にいる一人でも誤解は解いておきたかった。
 ――「色」で手懐けられた、等と……それは真摯な思いを自分に向けてくれる友人の想いを
 侮辱するものに思えてならないから)
……私の心に決めた人は……、私の唯一無二の男は……
今は此処に、私の傍にはいない人よ……。
(――それでも、2年前に失ってしまった愛する男の事を語る時には
 風のない静かな夜の凪いだ湖面の如く静謐な黒瞳に、愁傷と追慕の想いが表われ
 石を投げ入れられた湖面の様に揺れた)
私が愛する男は、後に先にも一人だけだわ。

綺麗な顔かどうかは別として……確かに傷はないわね、傷は。
もしかして、そんな目立つ場所にある、痣にも自覚がなかったの?
……全く、男の人って鏡で自分の顔を見る事もないのかしら。
(溜息混じりに言うと、まだ手にしたままだった短剣の刃面を、再びハウンドに示して見せた。 
 ――銀の輝きに映る、精悍な顔、その頬にある獣牙の如くの痣―ルーン―を)
367ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 18:08:53 ID:eRfCzwjD
あら、そうでございましたか…
それじゃ、流れてた噂は全くのデマだと。
成程成程。
(ずっと同じ調子で頷き続けるので、傍から見れば本当に分かっているのか疑いたくなろう)
にしても、ナイトメアさんは若いのに考え方が年寄り臭いねぇ…
堅い!堅すぎる!
貴様それでも若い女か!
大体なぁ…若い内はもっと――
(生憎、そういう話は聞きたがらない性質であったため、)
(とっとと話題を摩り替え、今度は恐ろしいほどのマシンガントーク攻めで気を逸らせた)

だから痣――って本当にあるな。
どこにもぶつけてないぞ?俺。
いや、鏡なんて見る必要ないだろ。女みたいに神経質になる必要も何もないしな。
ささっと洗えばそれでいいんだよ。
まぁ、その内消えるだろ、痣なんだし。
368ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 18:22:11 ID:aX+QG9xV
そう。全くのデマよ。出来たら、不埒な噂を流している輩を見掛けたら、
認識を強制してやってくださると嬉しいわ。
(どこまで分かってくれたのか……、口先では成程などと言っているが、実の所、どうなのかが
 全く疑わしい様子を見ながら、嘆息混じりに言ってみた、
 ――言ってみただけで、本気で期待している訳ではないが。
 大体、こういう軽いノリの人間は、どちらかと言うと実のある真実よりも、聞いていて面白い
 風聞の方を好むタイプであろう、と、何となく見当は付いている)
……年寄り臭くて結構よ。放っておいてちょうだい。
大体、貴方のその「若い女」とか「若い内はもっと」なんて言い方の方が余程、年寄り臭くてよ?
(等と言い返せていたのも、最初の内だけ。
 元々が押しに弱い性質の女は、すぐに相手の勢いのある喋りに押されて、黙り込んでしまうのだが)

――痣、なら洗えば消えるでしょうね。
ただの痣なら。
でも、ルーンだったら?消えはしないわよ。
これは、どんなに拒んでも、否定しても、一度、獲り憑いた人間に付いて回るものだわ。
望んで得たなら、これに振り回されない強さを持っている人なら、それでもいいのでしょうけど。
……信じがたいのも分かる気がするけど、一度、紋章鑑定士殿の所にでも行ってみたら?
眠っている間に狼になるだけの力なら、まだいいでしょうけど……
他にも何か、深刻な影響がないとも限らないし、ね。まあ、無理にとは言わないけれど。
(手にしたままだった短剣を、ドレスの隠しスリットの裾に仕舞ながら。 
 ――それは、構造を理解していなければ、唐突にドレスの中に短剣が消えた様にも見える
 魔法じみた光景にも見えたかもしれない――)
369ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 18:41:18 ID:eRfCzwjD
いや、もう浸透し切ってる噂だから、だるいので却下。
んなもん修正するくらいだったら新しい噂で上書きしたほうがましだ。
例えば、ナイトメアは実は「バイ(セクシャル)」なんだぜぇ!!?
(急に大声で叫ぶ。勿論、城に反響して山彦が聞こえてくるレベルの声で)
とかこんな感じで。いや、アンタがバイかどうかは知らんわけだが。

いや、実際もう25なわけで。
ナイトメアみたいに青春を楽しむ時期はとうに過ぎたのだよ。

ルーン…ねぇ?
まぁ、これがただの痣だと祈っとくよ。
ま、あろうがなかろうが俺には関係ないわけだが。
どっちにしろ、俺は元々ここにいたわけだし、やる事は何にも変わらないわけだ。
(左頬をポリポリと掻いて)
へぇ、面白いなそれ。
そうやって服の中に剣を隠し持ってるわけだ。
こけた時に自分に刺さらなきゃいいがな?
割とドジっぽいから直ぐにこけたりしてな?
370ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 18:53:34 ID:aX+QG9xV
ちょ……っ!いきなり何て事言うのよ!?
しかも、そんな大声で!?
(「バイなんだぜぇぇぇぇぇぇぇ」と、城壁に跳ね返って響き渡る木霊を聞きながら、顔面を蒼白にしつつ
 自分よりも遥かに長身で頑健な男の胸倉に掴みかからんばかりに、抗議をする)
だ、大体、そんな噂広めたって、前の噂と干渉しない内容なら、何の効果もありはしないでしょうが!
(そのまま、がくがくと揺さぶりながら、しかし実際の彼女の性嗜好は兎も角、女性とも関係を持った
 経験がある以上、全くの出鱈目とも言えない訳で……、赤くなったり、青くなったりしながら
 眦を吊り上げた、怒った顔から、眉根を寄せた困った顔……まるで百面相を演じているかの様な
 様相を示してしまう)

25……?見えないわ。
20も半ばになれば、人ってもっと、こう……何て言うか……風格っていうか
落ち着きみたいなものが出てくるものじゃないの?
(至って真面目な表情で疑いの眼差しを向ける。暗にコケにしている発言に
 なってしまっている事には気付いていない。――真剣にビックリしすぎて)

……そうね。貴方のそれがただの痣であるよう、私も祈っておくわ。
(続いて、ハウンドに聞こえるか聞こえないかの小さな声で、――こんなもの、持っていたって
 良い事なんて何もない――と、下を向いて呟いた)
何処の間抜けよ、それは……。ドジっぽいって……何で初対面の貴方がそんな事……
371ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 19:10:09 ID:eRfCzwjD
いやいやいやいやいや、そんなことはない。
きっとナイトメアがバイであることに夢中になって、
暗殺者とのやりとりなんざ忘却の彼方に追いやられるに違いない。
そうだ、きっとそうなんだよナイトメア、ここは俺に任せろ。
お前はただ時が解決してくれるのを待つだけでいい。

しかも男を捜しながらにも関わらずバイの本領発揮らしいぜぇぇぇぇ!!
(再び叫ぶ。最早完全にからかうのを楽しむのが目的であり、)
(彼女の噂を払拭するため、などというのは大義名分である。)
フッ…完璧だ…完璧すぎるぞ俺…!


実に落ち着いてるじゃないか。
アンタのように男男と惚気ずに、俺は己の腕を磨いてるのみ。
いずれお見せする機会もあるだろうな。
(自分の身の丈近くあるクロスボウを抱える真似をしながら)

俺がルーン持ちだと都合悪いってか?冗談だ。
(ポツリと呟いた言葉は聞こえてしまっていた)
悪い事ばかりでもないんじゃねぇのか?知らんが。
それがあって良い事もあったんじゃないのか?例えば、今のアンタがあるのはそれがあるからだろうし。

そんなもんファーストインパクトだよ。
そういうイメージを持ったんだから仕方がない。
そう、人生において不器用なんだよ貴様は!
(ハハンと笑うとビシィッ!と指を指し)

【そろそろ〆かね】
372ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/13(木) 19:35:33 ID:aX+QG9xV
任せられません!!前の噂が忘れられたって、新しく変な噂が流される位なら、
何の意味もないでしょうって言ってるの!あ、貴方、本当は面白がっているだけでしょう!?
(相変わらず飄々とした男を、かくかく揺さぶりながら。
 しかも続け様に大音量で叫ばれて、再び城壁に響き渡る山彦――本来、感情を露わにする事は少なく
 それが初対面の相手なら尚更な彼女も、これにはいつものペースを乱されてしまう)
あ、あ、あああああ貴方って人はぁぁあっ!!?
(大声で喚きながら、ハウンドの襟首を引っつかんで揺すぶっているその姿は……
 常の感情を抑圧して、落ち着いた印象を与え、実年齢よりも上に見られがちな常の彼女のものではなく
 19という年齢相応、下手をしたらもっと下に見えるかもしれない、幼いものであった。
 ――本人に自覚はないが、完全にハウンドのペースにはめられている。
 やはり、これが年齢の、人生経験の差、というものなのであろうか……)

己の腕を磨くのみ、ねぇ……?雑念等に惑わされず?
……さっきまで男なんて皆、助平なもんだって言っていた御方のお言葉とは思えないのだけど?
(半眼に据わった目で、呆れた様にハウンドを見やりながら)
ま、同じ軍に所属して戦っていれば、その内、そういう機会もあるかもしれないわね。
その時は、せいぜい当てにさせて頂くわ。
前線で戦う者にとって、後方からの援護射撃の有無とその精度が、生死を分けかねない死活問題だもの。

貴方がルーン持ちだと都合が悪いって訳じゃないわ。
……ただ、誰であろうと……望まない人が、これに振り回される様な事は、あって欲しくないだけ。
帝国を憎み、或いはその他の理由で……ルーンを望む人は沢山いるでしょう。
……願わくば、そういう人にこそルーンが宿って欲しいものだと思うのだけど
中々、そう上手くはいかないらしいわね。
(小さな微苦笑を浮かべながら、本当に、世の中、上手くいかないものね、と呟いた)

だから、どんなイメージよ……全く。
……でも、そうね……。確かに、不器用ではあるかもしれないわ。生きるって事、そのものに、ね。
(腰に手を当てて苦笑すると、強くなってきた午後の風が、女の黒絹の長髪と漆黒の衣の裳裾を揺らす)
……すっかり風が強くなってきたわね。
私はもう、行くわ。
……貴方の頬のそれ。ルーンである可能性を斟酌するもしないも貴方次第だけど……。
自分でも知らない間に狼になって、気の荒い誰かに矢でも射掛けられない様に
最低限の対策は考えておいた方がいいかもしれないわよ?
今日だって、ここに通りかかったのが私じゃなかったら、大騒ぎになっていた可能性もあるんだし。
(そんな忠告めいた言葉だけ残して、女は身を翻して城の方向へと歩き去って行く。
 ――その頭の中で、革命軍内部の苦手な人間リストにハウンド=ヴァンデッドの名がしっかりと
 刻まれてしまったとか、いなかったとか……)

【それでは私は、これにて〆にしますね
 お付き合い、有難うございました。とても楽しかったです。
 またお会い出来る機会がありましたら、宜しくお願いしますねノシ】
373ハウンド ◆sA.em5G1FM :2008/03/13(木) 19:56:00 ID:eRfCzwjD
HAHAHA、こやつめ。
俺は親切心から喉が張り裂けんばかりの大音量で手伝ってやってるのに。
誰が貴女をからかいますか、ええからかっていませんとも。
(襟首をつかまれてグラグラと揺らされながらもその顔は満足げだった)
(正直、からかうのが楽しすぎる)
俺って人は何ですか?
とても親切で惚れちゃいそうですかそうですかってな。

いや、惑わされながら。
流石に欲望は適度に満たしながらでないと持たない。
そうですとも、そうですとも。男は助平だ。
つーか寧ろ女がいるから頑張れるとでも言いますか?
(あまり深い意味はない言葉だったので、曖昧な答えになり)
まぁ、その点は安心してくれよ
そんじょそこらの奴らには負ける気がしないから。

お堅いねぇ…
ま、俺は大丈夫。あろうがなかろうが関係ないから。
寧ろ自分自身の心配したらどうだよ?

そうかい。
んっと?紋章鑑定士って奴がいるんだよな?
それだったら訪ねてみるかね…ちょっとダルいが。
まぁ、今日はナイトメアのお陰で良い事に気付けたわ。
その点は感謝してんぜ。
あと、丁度良いからかい…いや、遊び相手だ。
(からかい相手と呟きかけてすぐ言い直す)
まぁ、気を付けるさ。そっちもくだらんことで命落すなよ?

【ありがとう、かなり面白かったw】
【それじゃ、コレで〆で】
【また宜しく】
374ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/13(木) 22:37:35 ID:/P1HjrlN
【まずはプロフィールを。】

【名前】ユーリ・ルイス
【ルーン】騎士(背中)
【年齢】18
【性別】♀
【職業】騎士
【種族】人間
【容姿】凛とした顔付をしている。流れるように美しい銀髪が特徴。
    瞳は薄い紫。抑揚があまりない静で澄んだ声。
    身長 165cm 体重?? 82/54/83
【装備】長槍(戦場で騎乗時)と片手剣。
【戦闘】接近戦のみ。部隊を後から指揮するのではなく無言で自ら切り込み引っ張っていく。
一騎打ちを好む。
【NG】あまあま スカ
【備考】帝国軍人貴族の家に一人子として産まれ、男子同様の教育を受ける。
    帝国軍の有り様に嘆いた父達に連れられ革命軍に参加している。
最初は君主への裏切りとして父を非難していたがシリウスを主と認め忠誠を誓う。

正々堂々で礼儀正しく、名誉を重んじる堅苦しい性格。剣の腕も立つが猪武者に近い。
    シリウスを自らの主君と仰ぎ崇拝している傍ら淡い恋心を抱いている。  
【提示できるシチュ】戦闘 雑談 エロール等 NG以外ならそれなりに酷い扱いでもたぶん大丈夫です。


【時間が出来たのでおそろしく久しぶりな気がするが、こっそり待機しますね】
【間がかなり空いてしまっているので軽い雑談程度でどうかお願いします。】
【シチュエーションは任せます。】
375ユニコーン:2008/03/13(木) 22:48:51 ID:10rNQhLb
私はユニコーン。
革命軍の街の近くの森に住む聖獣である。
376ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/13(木) 22:54:56 ID:/P1HjrlN
>>375
そうか。私はユーリ・ルイスという。
それでその聖獣が何か私に用なのかな?
377ユニコーン:2008/03/13(木) 22:57:13 ID:10rNQhLb
ユニコーンとは本来、処女の前にしか姿を見せぬ。
して、そなたは処女であるか?
(草をもしゃもしゃと馬面で人語を喋る)
378ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/13(木) 23:01:14 ID:/P1HjrlN
ふむ。
(暫く生真面目な表情で考え込み)

私の場合人の解釈によるのだろうな。
男と交わった事がない、と定義するのであれば、そうだろう。

……って何を言わせる?
聖獣ユニコーンであればその程度分かるものだろうに?
379ユニコーン:2008/03/13(木) 23:05:15 ID:10rNQhLb
処女であるか!?
(耳をピクピクと反応させ顔を上げる)

聖獣と言っても見ただけで判るはずがないのである。
しかし、私が地上で一番の処女厨であることは間違いないのである。
380ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/13(木) 23:15:06 ID:/P1HjrlN
そうかも言えるかもしれぬし
そうと言えないかも知れん。
あまり思い出したくも無い事でな。あまり深くは聞かないでくれ。

……そもそも私がそうで無ければ貴方は私の目の前に現れなかったのでは?
381名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 23:42:08 ID:n2JJiwpr
明らかな荒らしに丁寧に対応する隊長に惚れた

以前廃棄されたロールって復旧できる?
今日じゃなくても構わないんだけど
382ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/13(木) 23:47:37 ID:/P1HjrlN
前半部分に関してはノーコメント。

後半に関しては私は構わないが、出来ればトリップをつけて現れて頂けると助かる。
それと、もう一つ二つ重ねて感覚を思い出してからになるだろう。

ユニコーンの人も去ったようだ、私もこれで失礼するよ。
383名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 02:13:54 ID:6MRO7HGG
ヒャッハー!処女はどこだーwwwマンコくせえwww騎士wwwナイトwwwお前らきめえwww赤面したwww
384ユニコーン:2008/03/14(金) 03:29:22 ID:5E8qBLla
【すまぬ…寝落ちしていた…】
385りぼんちゃん ◆uUUuUuUUuw :2008/03/14(金) 03:56:28 ID:/D7EcDyf
ここには結界が張られてるのか…ν速民をも跳ね返す結界が…
386名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 07:28:08 ID:CyHoIbNs
痛い
387名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 07:34:56 ID:J9BSe+Ka
ぼっさん何してはるんですか
388名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 07:50:26 ID:jS/wgvo8
皆さん>>385は荒らしです
389名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 08:18:04 ID:sIwukw9L
くっくっく・・・すごいだろう・・・俺の変幻自在の新必殺技「炎龍」の迫力は!
390名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 13:17:42 ID:yJ6WcjMA
>>1                     チ カ ラ
それ…本気で言っているのだな…?『邪鬼眼』持つ者なら今すぐ示せ…
 
              セブンスマインド        ダークパワー
本気なら俺の中に眠る『7つの人格』総力あげて『闇の力』解き放つが────
391ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/15(土) 21:43:46 ID:ISSGMwk3
【待機いたします】
【プロフは>>14にありますのでよろしくお願いします】
392ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/15(土) 22:01:09 ID:gVkSDNxh
>>391
【ヤスミン嬢、初にお目にかかる。お相手よろしいだろうか?】
【我が紋章は>>12にあり。リミットは12時を予定している。よければ希望シチュなどお聞かせ願いたく思う】
393ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/15(土) 22:06:58 ID:ISSGMwk3
【初めまして。リミットなど了解いたしました】

【やはりお城でルーンを鑑定していただくのがよろしいかと思います】
【また、砂漠地方の言葉をご理解いただけるという設定であればそのように話をさせていただきます】

【まだ城内部の描写など心もとないので、お差支えなければ書き出しをお願いいたします】
394ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/15(土) 22:08:58 ID:gVkSDNxh
>393
【うむ、我もまた砂漠に住まう者であった故、そのように】
【書き出す故、少々お待ちいただきたい】
395ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/15(土) 22:24:57 ID:gVkSDNxh
(今朝方、豹の体持つスフィンクスの紋章鑑定所に
「とびっきりの変わり種が来た」と革命軍の兵士が鑑定依頼者の来訪を告げた。
浮き立つような足元と瞳の光からおそらく女性の依頼者なのだろうと異形の獣は踏む。

板張りの殺風景な鑑定所を形ばかり掃除して客用の椅子を置き、自分は床に敷いた絨毯の上に胡座をかく
まさか床まで重さで落ちることはあるまい)

(もう少しすれば注文していたタペストリーが届くだろう。そうすればこの部屋も少しは華やかになろう、
そう思いながら今は白い布を垂らしただけの壁を見ているとやがて足音が聞こえてきた)

――――この音は……裸足……か?

【お待たせした。それではよろしくお願いする】
396ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/15(土) 22:35:37 ID:ISSGMwk3
(城へ着くやいなや兵士たちに付き添われ、身元やこれまでの身の上について詮議をうけた)
(突然やってきてルーンがあると言われても、そう簡単にはいかないだろうと覚悟していたので落ち着いていた)

《この城にいるのは権力に逆らう志を持った方々。詮議の厳しいは当然のこと》
《わたくしはその同志であるのだから、なにも案ずることはない》
(そう確信できるのは湖を渡るときに付き添ってくれた学者のおかげでもある)

(そしてルーンの鑑定をする、と聞き、その鑑定人のところまで案内されてきた)
ご案内、大変ありがとうなのでありますのです。
(ヤスミンは、その部屋まで連れて来てくれた兵士に丁寧に礼をする)
(それから姿勢をただし、よく通るアルトで訪いを入れた)

失礼いたしますのです。お願いある、いたしたいのです。

【こちらこそよろしくお願いいたします】

397ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/15(土) 22:49:49 ID:gVkSDNxh
>396
(廊下側からのやり取りがくぐもった声で伝わってくる。
女の声が礼を言うのを聞いて幻獣はおや、と思った。
声の響きに聞いた訛があったのだ)

――遠慮はいらぬ。入られよ。
(重々しい声で招き入れるが、入室してきた依頼者に思わず目を見開く)

久しく見たぞ。砂漠の民ではないか!
(思わず腰を上げ、灼熱の地で使っていた言葉が口から出てしまう。
ターの知る地方とは衣装も髪型も違うが、黒く艶やかな肌としなやかな体はかつて良く見知った「人間」だった)
398ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/15(土) 23:02:05 ID:ISSGMwk3
(中から入室を促す重々しい声が聞こえ、礼を失しないように静かに戸をあける)
このたびは……
(とりあえず挨拶をしようとしたが、部屋の主の異形に驚き、言葉が途切れた)
(相手もまた、一目でこちらが砂漠出身の者と知り、そのことに驚いているようだった)

……スフィンクス!
(正確に故郷の発音で異形の主の姿を口にする)
(砂漠の国でも珍しい種族だが、今までに数回、見かけたことがあるのだった)

《このたびはお忙しい中、お目もじくださいまして誠に恐悦至極に存じまする》
(故郷での流儀で最大の敬意を表す挨拶と、長い自己紹介をはじめた)
(それは自分の仕える精霊の名に始まり、父祖の名を続々と告げるやり方である)
《……の息子ハラーレの娘にして一族最後の生き残りとなりましたヤスミンでございまする》
399ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/15(土) 23:26:46 ID:gVkSDNxh
>398
(幻獣は黒い肌持つ女の口上を遮ることなく静かに聞き終えた)

……我は運命の紋章宿す者、革命軍紋章鑑定士スフィンクスのターである。
ここまで辿り着けた汝の胆力と汝が一族の見えざる加護に感謝を。

遠き地より辛き長旅ご苦労であったな。
さ、座られよ。いや、こちらが良いかな?
(一度椅子を勧めかけるがそれをやめて床に敷いた毛足の長い絨毯を指し示す)

さっそくであるが状況をお聞かせ願いたい。
汝、一族最後の生き残りと言ったな。土地の方(精霊・部族神含む)はどうされた?
(言いながらヤスミンの手を取りかけるが、自分の胸にある紋章が仄かに光り反応していることに気付く)

ハラーレの娘ヤスミンよ。そなたは……。
400ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/15(土) 23:43:01 ID:ISSGMwk3
《お気づかい痛み入りまする》
(座るように促され、挨拶を返して絨毯の上に優雅に足を組んだ)
(椅子ではなく、故郷の様式を勧めてくれたのが嬉しかった)

《あのような辺境にまで、皇帝の略奪の手は伸びてまいりました》
《一族の者は戦って死に、捕らわれて処刑され、あるいは過酷な労働に倒れ》
《砂漠が生み出す資源を根こそぎ奪い尽くされて、精霊も消え失せましてございます》
《ごらんくださいませ、この宝玉を》

(ヤスミンは豊かな髪に編みこまれたおびただしい宝玉を見せる)
《わたくしたちの一族は、子が生まれると一粒の宝玉を贈るのがしきたり》
《生きるたつきとして手放すこと以外は、その者が亡くなると子がそれを相続いたします》
《多くの宝玉を持つ者は、多くの先祖を持つ古い家系であり、それぞれが豊かに暮らしてきた証》
(そこでヤスミンの表情がふと消えた)

《今はそのすべての宝玉を、わたくし一人が相続いたしましてございます》

(長いまつげの目を閉じて、ゆっくりと息を吐き、再び顔をあげて語り始めた)
《精霊は、消える間際に革命軍のこと、この城のことをわたくしに告げ、このような痣を残してゆきました》
(ヤスミンは手のひらをスフィンクスに向け、長い指を開いた)
(十本の指先には指紋の代わりに複雑な紋様が刻まれていた)
401ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/16(日) 00:03:08 ID:gVkSDNxh
>400
(金地に黒い斑紋あるスフィンクスは同じくヤスミンの向かいに腰を下ろして話に聞き入る)

早すぎる……帝国の侵攻がそこまで進んでいようとは。

(女の黒髪彩るあまりにも重いその遺産を痛ましそうに見つめ)
その宝玉一つ一つが汝の血族生きた証なのだな。

そして汝は精霊に導かれ我が前…いや、王冠の元へと現れた……。
(差し出されたヤスミンの手に自らのそれを重ねると
運命の輪を模したような胸の痣と女の指先が輝き始める)

一族と精霊の遺志継ぐ者、ハラーレの娘ヤスミン。
汝の紋章の名は人形。

"人形"である。
402ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/16(日) 00:13:44 ID:dAGaSCrG
(手がスフィンクスの手と重なると、指先が熱を感じた)
《…リカルドさまに手をとっていただいたときと同じ…》
(ヤスミンは心の中でつぶやき、息を殺してスフィンクスの答えを待った)
(指先はいよいよ熱くなり、痣が輝きを放つ)
(ターの胸にある紋様も同じように輝き始め、重々しい声で紋章の名を告げられた)

《人形……》
(その言葉をかみしめながら、旅を助けてきた人形遣いの技を精霊が授けてくれたのだと思った)
(ターから手を離し、ゆっくりとした動作で立ち上がる)

《それをうかがって、ようやく合点が行きました。ごらんくださいませ》
(ヤスミンは懐から操り人形を取り出す)
(指先が光ったかと思うと、細い糸が指先から延びて人形につながっていた)
(人形は生きているかのようにターの前へ歩み出て、踊るようにお辞儀をした)

《この痣が宿りまして以来、人形を遣う技が冴えまして、自分の身を守り、路銀を得ることができるようになりました》
《これもまた精霊のご加護であったのでしょうか》

【お時間過ぎてしまいましたが大丈夫でしょうか】
403ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/16(日) 00:25:05 ID:usRcK1m/
>402
これは驚いた!汝、傀儡(くぐつ)使いであったか。
(緑の眼見開いた獣人の姿持つ幻獣は好奇心旺盛に人形の動きに見入る)

"人形"とはどういったわけかと頭悩ませた我が浅はかであった。
運命の糸は既に成すよう織られていたのであるな。
見事見事。
(思わず破眼して手を打ち合わせる)

【お気遣い感謝する。我は次ぎ辺りで〆ようかと思う】
404ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/16(日) 00:26:16 ID:usRcK1m/
【破眼→破顔である】
405ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/16(日) 00:34:33 ID:dAGaSCrG
《もとより人形を遣うはわたくしの道楽……ささやかな心の慰めでございました》
《それがこれほどまでの技となりましたのは、わたくしの才や努力によるものではなく、精霊の思し召しであり、ルーンの力によるもの》
《それをお教えいただいたからには、正しい目的に用いねばならぬ力であると肝にめいじましてございます》

(ヤスミンは人形をしまい、ターの前にひざまづいてひれ伏した)
《運命を告げる力もつスフィンクス、ターよ、こたびのあなたさまのお力添え、一族をあげて精霊の名において感謝いたしまする》
《どうかわたくしを正しき運命へ……”王冠”のもとへとお導きくださいませ》
《わたくしもこの運命を、その方によろこんで託しとう存じまする》

【こちらはこれで締めさせていただきます】
406ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/16(日) 00:56:42 ID:usRcK1m/
>405
(ひれ伏すヤスミン。しかし異形のスフィンクスはその肩にそっと手を置き顔を上げるよう促す)
ここには帝国のように汝に服従を強いる者などおらぬ。
誇り高き砂漠の民ヤスミンよ。汝は汝の足でここまで辿り着いたのだ。
それは精霊の加護だけで済まされるほど容易き道ではなかったはず。
どのような加護と幸運あろうとも、汝自身の意志と力無ければ事は為し得ぬ。

我は我の務めを果たしているだけである。
汝は汝の意志持って己の務めを果たされよ。
(スフィンクスのターは手を差し出して艶やかな褐色の肌持つヤスミンを誘(いざな)う)

さあ、共に我等が主(あるじ)、"王冠"シリウスの元へ参ろうぞ。
(そうして一頭の幻獣と一人の傀儡使いは紋章鑑定所を後にした)


【我、これにて〆るものなり。遅くまでお付き合いいただいたこと感謝する】
【またの機会を楽しみにこれにて落ちるものなり】
407ヤスミン ◆QhX/oq0uwA :2008/03/16(日) 00:58:30 ID:dAGaSCrG
【今夜は長い時間のお相手ありがとうございました】
【楽しく過ごさせていただきました】
【こちらもこれにて失礼いたします。お疲れさまでした】
408フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 21:08:59 ID:Enefruos
【名前】フェルヴェ(エッジ)
【ルーン】罰(右肩)
【年齢】19歳
【性別】女
【職業】花屋/暗殺者/偵察兵
【種族】人間
【容姿】身長160センチ。3サイズは90/60/88。
    闇に溶けるような紫色の長髪。
    普段は青い清潔感のある前掛けにブラウンのシャツと黒のロングスカート。
    いつも眼鏡をかけてたおやかな笑みを浮かべている。
【装備】(戦闘時)
     二刀のシルバーナイフ。上下黒のシャツとズボン。このときは眼鏡をかけていない。
     その上から自らの体を透明化させる魔術の施されたマントを羽織っている。
     身分を隠すために戦闘中は「エッジ」と呼ばれ、口元にマフラーを巻きつけている。
     髪の毛も後ろのリボンでひとつに纏めている。
【戦闘】機動隊として、他の隊のフォローに転々と回る。
    個人の戦い方としては、ナイフと蹴りを組み合わせた手数&素早さ重視の戦闘術。
    急所を狙っていく。
【NG】猟奇
【備考】もともとはとある犯罪組織の一員で、幼い頃から暗殺術を叩き込まれていた。
    その戦い方から『殺刃使い』と呼ばれる。
    しかし、ある日「罰」のルーンが浮かび上がってきたことに気づく。
    罪のない人間を殺めるのも疲れてきたので、ルーンについて知るためにも身分を偽って革命軍へ参加する。
    「罰」のルーンのためか、時折悪夢(大抵は淫夢)に悩まされる。
    人を殺めれば殺めるほどその日の夢の頻度や内容は酷くなり、一方で力が漲ってしまう。
    また、その夢のなかで傷や痛みを負えばそのまま現実の肉体に負担が与えられる。(ただし傷跡などは反映されない)
    ただ、そのなかでは自分の意識もはっきりしており、 強制的に夢を終わらせる、ということ以外は自分の意思で行動できる。

    戦いと関係のない生活を求めており、花屋を営んでいるのもその影響。
    その生活を確立するためにも、革命軍に力を貸す。
【提示できるシチュ】 雑談(花屋でのやりとり)・エロール・戦闘など

【リミットは0時前までですが、待機してみますね】
409名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:24:11 ID:kXKpQlom
【モンスター役でバトルをしたいのですが…】
410フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 21:27:10 ID:Enefruos
【はい、分かりました。こちらの偵察中に遭遇した…という感じでよろしいでしょうか?】
411名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:28:55 ID:kXKpQlom
【すみません、電話落ちです】
412フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 21:30:25 ID:Enefruos
【は、はい、わかりました…それではまた機会があれば声をおかけください】
【それでは引き続き待機します】
413ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2008/03/17(月) 21:58:03 ID:IWeoUPCJ
【こっそりと失礼してよろしいでしょうか】
414フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:01:20 ID:Enefruos
【先述したとおり0時までですが、それでも宜しければ】
415ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:01:20 ID:u9gJAsbq
【(・ω・)ノ ども〜】
416フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:02:01 ID:Enefruos
【おーっと! ニアミス!
 ……もうこの際だから三人で雑談ロールしますか?】
417ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:02:38 ID:u9gJAsbq
【Σ(・ω・ノ)ノ失礼しましたっ】
418ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:05:43 ID:u9gJAsbq
>416
【いえいえ、ナグザット氏も復帰そうそう複数ロールは大変でしょうし】
【気心の知れた暗殺者同士のロールを楽しみにしてます(・∀・)ノシ】
419フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:06:16 ID:Enefruos
>>417
【いいえ、そんなことありませんよ。
 三人で共闘ロールとかも出来ますし……こちらは0時までですけど】
420フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:13:37 ID:Enefruos
【…ナグザットさんはいかがしたのでしょうか?】
421ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:20:03 ID:u9gJAsbq
【出戻りで恐縮ですが、あと10分程待ってお戻りにならなかったら宜しいでしょうか?】
422フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:21:14 ID:Enefruos
【うーん…そうですね。どちみち此方はそう長くいられませんし。
 それではその時はおねがいします】
423ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:31:46 ID:u9gJAsbq
【うーむ……一応時間ですが、一体どうされたのか……】
【それでは改めましてこんばんわ〜】
424フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:36:07 ID:Enefruos
>>423
【はい、こんばんは。よろしくお願いします。
 …と、シチュはいかがしましょうか。
 ・花屋での雑談 ・戦場での共闘ロール ・エロール
 まあ、これぐらいしか思い浮かびませんが、何かそちらに腹案があれば…】
425ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 22:39:13 ID:u9gJAsbq
【そうですね、さすがに時間的に2、3は厳しいというか3に至っては経緯の打ち合わせでタイムアップになりそうですが(笑)】
【ここは順当に1にしましょ〜。書き出しお願いしても宜しいですか?】
426フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 22:47:34 ID:Enefruos
【はい、ではこんな感じでー】

(陽も傾き始めたある日の夕方、閉店の準備をしていた。
 路地に出していた鉢植えを運び入れながら)
……ふぅ。今日も一日が終わったわね。
いつもこうだといいのだけれど………
(ぽつりと呟いて、夕暮れの空を見上げる。真っ赤に染まっている空は、
 なぜか血を連想させて、思わず顔をしかめさせる)
ダメね。……いつから、こんな物騒な思考になってしまったのかしら。
ふふ…こんなことだから、いつまでもどっちつかずなのかもしれないわね……。
(苦笑を漏らしながら、やれやれと首を左右に振り)
427ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 23:02:22 ID:u9gJAsbq
(夕暮れ時の街角を、夕陽に染まった空に似た赤い髪の女が歩いていた)
(いや、女というには長身で顔付きもどちらかといえば精悍という形容が似合うかもしれない)
(しかし、辛うじて伺うことの出来る胸の膨らみが彼女が確かに女だと主張していた)
…………ん?
(所用を済ませた帰り道、ふと視界に入った商店が無性に気になり、引き寄せられるようにルミエールはそちらへ歩いていった)
(近づいて見れば閉店作業中と思わしき花屋)
(何故こんなにも気になるのかというくらい普通の花屋だが……)
(店先で立ち尽くし、中の様子を伺っている)


【ではよろしく〜】
428フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 23:05:06 ID:Enefruos
>>427
あ、いらっしゃいませ、お客様!
(気が付くと、ぼうっと立っている人影に気づき、頭を下げる)
何か見られて行きますか?
見ての通り、こじんまりとした店ですけれど、品揃えは悪くないと思いますよ。
(にこにこと笑顔を浮かべながら、作業の手を止めて目の前の女性を見つめる)
木の苗なんかも多少ですが、取り揃えておりますし……何か買っていかれますか?
429ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 23:25:59 ID:u9gJAsbq
あ、いや、えっと……
(ハッとしてみれば、対応してくれている女性が余りにハキハキとしていて逆にしどろもどろになってしまう)
(元来、花を愛でる習慣が無いもので尚更のこと……)
ん、そう、ね……
(品揃えは……正直良し悪しの基準も分からないのだが、閉店作業の途中とはいえ未だ華やかな店内を見る限り、店員の言う事は正しいのだろう)
(何より、その笑顔に迷いの欠片も見受けられない)
木の苗……か
(しかし、花など買っていっても恐らくは数日と経たずに枯らせてしまうだろう)
(それは花にも、そして作業を止めてまで誠意ある対応をしてくれる店員にも失礼というものか)
(しかし、苗木ならば或いは……)
そうね、せっかくだから木の苗でも頂こうかしら。なるべく丈夫なやつ
(それでもマメに世話をする自信はないようで、丈夫という部分を強調しながらクスッと笑う)
430フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 23:30:38 ID:Enefruos
>>429
……? ん、どうかなされましたか?
(うろたえる客が不思議に見えて、ふと首を傾けてたずねる)
はい、丈夫な木ですね。それならこれなんかどうでしょう?
(鉢植えを持ってくると、それは今はまだ細身の木の苗で)

……見た目は、ちょっと貧弱かもしれませんが、
雑草のように生命力が強くて、根性もあるんですよ。
華やかな花を咲かせるわけではありませんが、育てやすく初心者の方が育てるのにはうってつけなんですよ。
(青々とした葉がついている木の苗を見ながら、そっと呟いて)
まるで、革命軍のようですね……。
431ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/17(月) 23:43:50 ID:u9gJAsbq
あ、ううん、気にしないで?
(慌てて手を振り笑って誤魔化そうとする)
(そっちの方が余程不自然かとは思うが)
……うん、強くて……? 根性がある?
それはそれは……
(店員が持ってきた鉢植えを受け取り、持ち上げたり回したりしながら品定めをする)
(品定めという程目が肥えているわけでもないのだが)
うん、なかなか良いわね。見かけによらないってのと、根性があるって言い方が気に入ったわ
(まるで見るものにまで活力を与えるような青々とした葉をつけた苗木に触発されてか、ようやくいつもの調子を取り戻してクスクスっと笑い)
……え、革命軍……?
(不意に店員の呟いた言葉が自分の事を指しているものかと勘違いして、目を丸くして彼女を見つめる)
432フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/17(月) 23:51:06 ID:Enefruos
まあ、素直に言えば養分や水分の少ない土地でも生える木ですので…
そういう意味で根性があると言ったんですよ。
ずぼらな人にも育てられる…そういうことですね。
(微苦笑を浮かべながら、説明をして)
その分、育っても地味なんですけどね。
綺麗な花を咲かすでもない、特別な大きさに育つわけでもない。
ただ、成長は早いですし、なかなか頑丈な木ではありますよ。
(うんうんとうなずきながら、にこにこと笑って再び苗木を見つめる)

ああ、いえ。ほら、最近大活躍じゃないですか。
シリウス様率いる革命軍が、あの大国の帝国軍勢といい攻防しているという
うわさを耳にしたことがあるものですから。
…普通なら大きな力の前に、小さな力は押しつぶされてしまうものですが……。
それでも言い方は悪いですが、しぶとく生きき続けている。そういうところが、似ているなと思いまして。

【次くらいで締めてもよろしいでしょうか?】
433ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/18(火) 00:03:46 ID:VdJVVC+C
うっ……な、なるほど……
(胸のど真ん中に図星を突き刺されて一瞬呻き、苦笑する)
(決して他意や悪気は無いのだろうが……)
(チラッとみた店員の微苦笑からその真意を伺い知る事は出来なかった)
いやいや、地味で結構。元気に育ってくれればそれで良いわ
(彼女の笑みにつられてこちらもニコニコと笑い、会計宜しくと苗木を渡した)
ああ、うん。なるほど……ね
(言われてみれば確かにそうだなというように小さく頷く)
(革命軍のしぶとさというか粘り強さとうか……今更ながら考え直してみたり)
似てるかもね、革命軍にも、私にも。
ああ、何か急に愛しくなってきたわその子。
名前でも付けてあげようかしら
(冗談っぽい事を割と真面目に言いながら笑った)


【了解です〜】
【時間過ぎてしまってすみません……】
434フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2008/03/18(火) 00:16:45 ID:NINWgOof
ええ。まあ、そういうこともあって、なかなか売れてるんですよ。この木。
(苗木を受け取ると、紙袋で包んでいき)
これで、草花に興味を持っていただけると、私としても嬉しいです。
ふふ、そうですね。ぜひそうしてあげてください。
そうしてあげると、この木も喜んですくすくと育つと思いますよ?

…そうですね。革命軍にはこのまま頑張ってもらいたいものです。
もちろんきれいごとだけじゃ、上手くいかないでしょうけれど…
今の革命軍なら、なんとかしてくれる。何の根拠もありませんけど、
何となく、そう感じるんですよ……。
(ふっと微笑を漏らしながら、紙袋に包んだ苗木を手渡す)
それじゃ、元気に育ててあげてくださいね?
ありがとうございました。また興味があればお立ち寄りくださいね?
(にっこりと笑って、ルミエールの顔を見つめた)

【それではこちらはこんな締めでお願いします】
【いえ、こちらこそ短い時間なのに、付き合っていただいてありがとうございました。
 では、お疲れさまでした、おやすみなさい〜】
435ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/18(火) 00:51:57 ID:VdJVVC+C
へぇ……苗木が良く売れるなんて意外だわ
(苗木というと植樹くらいにしか使い道が浮かばない身にとっては結構新鮮な情報である)
うーん……草花通り越して木に興味持っちゃうかもね?
ふふ、じゃあ、今度立ち寄った時にでも近況報告するわ


うん。気の持ちようで案外何でもどうにかなるし……
お互いに頑張りましょ、革命軍に頼るばかりじゃなくてさ
(こちらも微笑を浮かべながら代金と苗木を交換する)
(一瞬、右手が疼いたような気がしてピクリと眉を動かしながら)
ええ、こちらこそありがとう。何だかんだで長居しちゃってごめんなさい?
それじゃ、また
(落とさないよう苗木をしっかり抱えて手を振り店を出る)
(帰り道、その笑顔が妙に印象的な店員の顔をふと思い起こし、何となく別の形で再会する予感を覚えていた)


(その日、殺風景なルミエールの部屋がほんの少しだけ華やかに彩られた)


【こちらのミスでレス消失してしまいました……申し訳ありません……】
【本日はお付き合いありがとうございました。お休みなさいませ】
436ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 20:29:14 ID:d0JUnude
【2時間ほど待機します。雑談は3人まで他は一対一でお願いします。プロフは>>22に】
437ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 20:32:48 ID:PWhPD49Y
【よろしいだろうか? こちらのプロフは>>75だ】
438ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 20:36:39 ID:d0JUnude
【今晩は、ネリエロスさん。此方では初めまして。
 勿論、大歓迎ですとも。シチュの案などをおありですか?】
439ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 20:39:45 ID:PWhPD49Y
【うむ、はじめましてだな。シチュ案はあるはあるのだが、こちらよりまず
そちらにシチュ案があるならそれに乗りたいと思う。いかがであろうか?】
440ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 20:43:42 ID:d0JUnude
【いえ、此方は特にこれといって、なので、ネリエロスさんの案に是非、乗せていただきたい所存です。
 いつも、その場その場で思いつきのシチュを提示しているもので、
 どうしても、という事なら幾つか捻り出す事も可能ですが……】
441ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 20:48:52 ID:PWhPD49Y
【それであれば…。こちらの案であるが】
【敵の秘密兵器が運ばれるという情報を入手し、少数の部隊でこれを奇襲、
秘密兵器を奪取するか使用不可能にする任務を受ける→奇襲は成功し、輸送部隊を
制圧手前までいく→焦った敵が「敵に奪われるくらいなら」と秘密兵器(巨大な猛獣)を
使用→苦戦の末、これを撃破、革命軍勝利】
【このようなものであるが、いかがであろうか?】
【それと、リミットを聞いておきたい。こちらは、明日は休日なのでいくらでも大丈夫だ】
442ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 20:52:27 ID:d0JUnude
【成程、成程。では私は奇襲部隊の一員で、多分、ネリエロスさんの指揮下にいる様な感じでしょうか。
 とても面白しそうです!是非、それでいきましょう!
 私も明日は休みなので時間的なリミットはありません。強いていうなら眠気が来るまで、でしょうか。
 それでは、私とネリエロスさんの立ち位置等を含め、
 今回はネリエロスさんに書き出しをお願いしてしまっても宜しいですか?】
443ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 20:54:49 ID:PWhPD49Y
【気に入っていただけて何よりだ。それでは導入を書くので、しばし待たれよ】
444ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 20:56:20 ID:d0JUnude
【はい。それではお待ちしております】
445ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 21:04:14 ID:PWhPD49Y
皆、気を引き締めよ。村の者から得た情報が確かであれば、間もなく「秘密兵器」がこの道を通るはずだ。
(現役復帰を上層部にねじ込んでから数日後、元傭兵のネリエロスに数名の部下が与えられ、
同時に一つの任務が与えられた。その内容は「帝国は戦局を左右しかねない兵器を開発し、
前線に配備しようとしている。その兵器を奪取、または使用不可能にせよ」というものだった。
任務を拝命してすぐ、周囲の村落から情報を集め、それと推測される輸送部隊を割り出し、
その通り道に網を張った。そこは狭い山道で、道よりやや高い場所に兵を伏せた。
合図一つで坂を駆け下り、奇襲をかけることができる)

今はまだ緊張しなくていい。緊張するのは一瞬、ワシが命令したときだけだ。忘れるでないぞ。
(かたわらにいる部下に声をかける。年のころは二十歳前後、ドレスを着ていれば
淑女と言っても疑わない容貌だが、歴戦の傭兵と聞いている。そういった連中は、
とかく自身の腕を過信して独走しがちであるので、自分のそばに置き使いこなそうという考えだ)

【それでは、改めてお願いする】
446ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 21:16:18 ID:d0JUnude
……了解。
(淡々とした声音で短く答える女の表情に、緊張も高揚も窺えない。
 その白い面は何の感情も窺わせない静謐なもので、夜の闇より尚深い、漆黒の瞳は
 名高き歴戦の傭兵を、ただ静かに見据えている)

(作戦の概要は既に聞いている。だが、その内容は、あまり自分には関わりのない事だ。
 自分の役割は、隣に立つ男の指示に従い、時が来れば剣を振るって敵を屠る、ただそれだけだ。
 ――指揮官が、従うに足るものでなければ、自身で情報を収集し、身の置き方と
 引き際を己で見定める必要もあるだろうが、この男は、かつて「カリヴィエラの壁」を初めとする
 多数の勇名を轟かした歴戦の兵、その判断と指揮に誤りはないだろうと踏んでいた)
貴方の指揮に従いましょう。
……それが上からの指示でもあるし、ね。
(腰に差した長剣の柄に軽く手をかけ、合図があればいつでも動ける様、必要最低限の気を配りながら
 眼下の、山道に目をやった)

【此方こそ宜しくお願いします!】
447ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 21:22:30 ID:PWhPD49Y
緊張してないならそれでいい。
(淡々と言い、視線をずらす。そばの女性から、道向こうにいる偵察係へ。
そちらからは、まだ「敵発見」の連絡はない。自然と力が抜け、杖代わりの槍を
握っては離しを繰り返す)

(待つことしばし、ついに偵察係から「敵見ゆ」の連絡が入る。一瞬にして
身体に力が漲り、呼吸も戦闘モードに。小さく手を挙げ、敵に聞こえぬよう小さめの声で)
総員、戦闘準備!
448ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 21:29:47 ID:d0JUnude
(戦闘準備、の、声が掛かるよりも一瞬早く。
 それまで弛緩していたネリエロスの身体に、力が漲るのを感じ取った女もまた、
 呼吸と体勢を戦闘時のものへと変換した)
……。
(未だ剣は抜かないものの、その手はいつでも抜刀できる構えに、
 足は指揮さえあれば直ぐにでも傾斜を駆け下りられる様、地を確と踏みしめている)

(眼下の山道に敵部隊の姿が視認出来る程に近付いていた。
 ――後は指揮官であるネリエロスの合図を待つだけだ)
449ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 21:39:58 ID:PWhPD49Y
(戦闘準備の声より早く、傍らの女傭兵が緊張するのを感じた。伊達に傭兵を
しているわけではないと内心で笑む。が、それも一瞬。視界にとらえた敵輸送部隊の
動向を注視する。秘密兵器と思われる大型の馬車がちょうど部隊の真下に差し掛かった瞬間、
槍を持った手を挙げ、可能な限りの大声で)
かかれーっ!
(言うが早いか、自身も山を駆け下る。部隊を率いる要訣は、長が範を垂れることである。
片足で跳ねながら、手近な敵へ槍を繰り出す)

【書き忘れていたが、こちらの装備は主武器として3メートルほどの槍、福武器として
腰の短剣、鎖を編んだ鎧を着込んでおる。そして左腕の前腕に据付式の盾を装備しておる】
450ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 21:52:58 ID:d0JUnude
(攻撃の号令と共に敵を目指して駆け下りていく指揮官の、左側、5歩程の間合いを維持したまま
 その後に続いた。
 潜伏の合間に、山道迄への傾斜にかかる木々の枝張りなどの位置も目測済みだ。
 張り出した枝葉に遮られる事なく山道へ下ると、長尺の武器を振るう指揮官と接触しない、
 ぎりぎりの位置を見計らって、敵と相対する)

……!
(抜き放った剣を振るい、舞う様な動作で敵兵の喉笛を裂き、或いは、腕や脚の腱を切り裂いていく
 女は、やはり先程と何ら変わる事なく、静謐な様相で。
 ――女にとって、敵と相対し命の奪い合いをする修羅場が、決して特別なものではない
 只の「作業」であろう事を示していた)

(ネリエロスの傍らで、敵兵の命を、または戦闘能力を削いで―戦闘不能になった敵兵の大半は
 後方から続いた味方の兵が始末してくれる―ゆき、
 馬車上の敵兵から奪った長槍を、奪取任務の要というべき敵の秘密兵器を乗せていると思しき
 馬車の車軸に付きたて、逃走の手段を奪った)

【装備、了解です。後、こちらは大体、何人くらいの部隊なのでしょうか?】
451ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 22:01:22 ID:PWhPD49Y
(こちらが一人突き倒すうちに、少し離れた女傭兵は二人倒している。しかも
戦闘能力のみを削ぎ落とし、とどめは他の兵に任せている。若い頃にまみえてみたかったと
一瞬思った。だが今やるべきことは別にある)
老いたりとはいえ、隻脚とはいえ、この「カリヴィエラの壁」敗れはせんぞ!
死にたい者から順にかかって来い!
(ことさら派手に敵を打ち倒しながら、声高に名乗りを上げる。それによって
敵の注意をこちらに引きつけ、味方が戦いやすくなる。実際、遠巻きながら敵が
こちらに集まってきており、その分女傭兵に背を向ける者も出始めた)

【こちらの兵は20人程度、敵は30人程度と思っていただきたい】
452ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 22:15:29 ID:d0JUnude
『成程……、流石、と言うべきかしらね』
(目立つ長尺の武器に、低いながら良く通る声で上げられた名乗り。
 名乗られた「名」にもまた効果があったであろう。敵が目に見えてネリエロスに狙いを絞り始めた。
 ――集団戦においては、まず「頭」」を潰す。戦術としては間違っていない。
 しかし、それは同時にネリエロス以外の自陣営への、意識の拡散を同時に意味している。
 あえて潜伏には不向きな長尺の槍を選択し、鎖帷子と格闘戦にも対応出来る攻守両用の盾、
 装備の選択次第からして、今の、この状況を視野に入れていたのだとしたら……、
 流石、歴戦の古強者だ、の一言に尽きる。戦闘中だというのに、感嘆の念を禁じえなかった)

(指揮官が折角、作ってくれた好機だ。逃す手はない。
 ネリエロスの周囲を囲み始めた敵の周囲は、彼本人と仲間に任せる事として……
 敵からの注意が逸れて余裕の生まれた女は、素早く周囲に目を走らせ、
 敵隊の指揮官と思しき、一際、立派な装備をした敵兵を補足、狙いを定めて走り出した)
453ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 22:25:45 ID:PWhPD49Y
(声を張り上げ、敵を威嚇する。効果がありすぎるのか、誰もかかってこようとしない)
どうした! ワシの首を取って名を上げようという者はおらぬのか! ならば帝国に帰って
母の乳でも吸っているがいい!
(この罵倒にも効果があったらしく、奇妙な声を張り上げながら敵兵の一人が
突っ込んでくる。それを槍でいなしながら、あえて懐まで踏み込ませる。敵が
こちらの隙をついたと思わせた直後、腰の短剣を抜き、敵の手首を凪ぐように抜き払う。
手首から血が噴き出し、もんどりうって敵が倒れる。ことさら大げさに血を振り払い)
やれやれ、歳はとりたくないものだ。昔なら、手首を切り落としておったものを。
(睨みつつ、短剣を腰に戻し槍を構える。敵がまた少し離れた)

(ネリエロスに敵が集中していた頃、女傭兵は敵指揮官らしき男の元へ走っていた。
その男は大きな馬車のそばに立ち、覿面にうろたえていた。その手は馬車の取っ手に
かけられており、いつでも掛け金を外せるように構えていた。その間にも、
敵の数は減り続けていた)
454ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 22:42:35 ID:d0JUnude
(ネリエロスが敵兵を挑発する声を背に、敵指揮官に向けて駆ける。
 ――敵が向かって来ているにも関わらず、戦闘態勢も取らずに狼狽するだけ……、
 さては、この敵指揮官もまた帝国の指揮官にありがちな、部下の後ろに隠れて
 野次を飛ばすだけが能の、頭でっかちか、と推測したところで)
……!
(先程、車軸に槍を付き立て、その動きを止めた馬車の、不吉な雰囲気漂う荷台の取っ手に
 敵指揮官の手がかかっている事に気付く)
……させない!
(走る足を速め、指揮官を護衛する様に付いていた二人の敵兵を、駆け抜け様に
 疾走の勢いをそのままに、右の一人の胸部、皮鎧を貫き、肋骨と肋骨の隙間を縫う様にして
 心臓に長剣の刃を突き刺し、そのまま長剣の柄から手を放し、惜しげもなくそれを放棄すると、
 ドレスの隠しスリットから短剣を2本、取り出て、左右、両の手で同時に放つ。
 一本は、左側の兵の喉笛に、もう一本は指揮官の、そこだけは鎧兜から露出していた眼窩に)
……っ!?
(脳にまで達する程に深く、眼窩に短剣を突き刺した敵指揮官は、歪んだ笑みを浮かべたまま
 後ろに倒れ……、その手にかけた取っ手が、そのまま同時に引かれ、
 既に掛け金が外されていた荷台の扉が開いていく……)
――指揮官殿!!
(荷馬車の中身―秘密兵器―の詳細は知らされていない。
 解放されただけで自身や自隊を危険に陥れる可能性も否定出来ないのだ。
 女の矢の様な警告の叫びが、ネリエロスの元へと付きたてられた)
455ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 22:52:34 ID:PWhPD49Y
(罵倒するたびに一人ずつかかってきては倒していくという、ある意味やる気の失せる
ルーチンを繰り返しながら、敵戦力を漸減していく。すでに敵兵のほうが数が少なく、
このまま押し切れば「秘密兵器」奪取は確実であろうと思われた瞬間)
…っ!?
(女傭兵―ナイトメアと名乗っていた―の声が戦場に響いた。その声から尋常ならざるものを感じ取り、
木製の義足になってしまっている右脚を引きずりながら敵の包囲を突破し、
声の位置まで移動した。そこには、すでに事切れた指揮官らしき男の骸と、
大きく開けられた馬車の扉、そしてその扉から出てきた)
これが、「秘密兵器」か…。
(見た目は虎だ。だが、大きさが尋常ではなかった。自分が知っている虎の倍、
人間ならひと飲みにできそうな大きさだ)
ナイトメア、下がれ。まずはワシがこやつの力、確かめようぞ。
(女傭兵の前に立ち、手で制する。そして槍を構え、鋭く突きこむ。が、ダメージを受けた
ようには見えなかった)
456ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 23:04:18 ID:d0JUnude
何人か!槍を構えて山道を封鎖して!!
あれを人里に近づける訳にはいかないわ!
(ネリエロスの言葉に従って、「秘密兵器」の前から下がり―何しろ、今の自分は剣を手にしていない、
 短剣だけで、こんな巨大な怪物とやり合うのは愚の骨頂だ―彼の代りに、という訳でもないが
 相当数、削られた敵の残兵と対峙していた味方に、そう声を飛ばした。
 ――はっきり言ってしまえば、この怪物に、そんな封鎖策が通用するかは疑問だが
 何もしないよりは、ましだ。
 もっと端的に言ってしまえば、ネリエロスや自分、そして他の数人がやられる間に
 ひとりでも生き残り、危急を知らせる伝達に、なれればそれで良いという、冷淡な計算もあった)

(敵兵の胸に、まるでその墓標の様に、突き立ったままだった長剣を、その死体の腹に足を
 かけて引き抜き、一振りして血糊を払うとネリエロスの後ろに付いた。
 虎の怪物は、槍を突き立てられても平然としている様に見える。これだけの巨体だ
 その表皮を破るのも、簡単ではないだろう。
 少なくとも、腕力に不足している自覚のある己が出しゃばるよりは、ネリエロスのフォローに
 入った方がずっといいと、そう判断した)
457ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 23:17:16 ID:PWhPD49Y
(こちらが命令よりも早く、女傭兵の言葉が飛ぶ。これほど指揮官の意思を汲んで
指揮の補佐をする副官は稀だ。得難い人材と言うべきだろう。この戦いが終わったら、
契約の延長を具申しようと考える。だがそれも、目の前の敵を倒して後のこと。
幾度も槍を突き立てるが、巨大な虎はどこ吹く風という様子だ。ならば目を狙おうと
するが、それより早く前足が払いのける。有効なダメージを与えられぬまま、
疲労だけが蓄積していく。そして)
…っ!
(虎の前足が、こちらに伸びてくる。片足がない悲しさ、よけることもできず、
まるで子猫が遊んでいるボールのように跳ね飛ばされ、馬車の壁に激突する)
458ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 23:32:59 ID:d0JUnude
……っ!
(巨虎の前肢、その一撃で宙を舞い、馬車に叩きつけられたネリエロスを横目にしながら、
 しかし、彼を助け起こしに行く事は出来ない。
 おそらく、この怪物に対抗できそうなのは、
 今、此処にいる中ではネリエロスと自分だけだという確信がある)
指揮官殿を!
(距離を置いて、巨虎と、それと対峙する自身を囲んで槍を構えている味方に、言葉短かに
 そう託すと、弾き飛ばされてこの場から離れたネリエロスに替わる様に一歩、前に出た)

……っ!
(再び、虎が前肢を振るう。巨体とはそこはさすがに、身軽さを身上とする猫科の肉食獣。
 その動きの敏捷さは、侮りがたいものだった。
 身を躱した、その半身程の位置、つい先程まで彼女の身体があった位置を、
 巨体相応の大きな爪を持った肢が薙いでゆき、細身の女は、その動きがもたらした風圧だけで
 身体があおられるのを感じる)
こっちよ!いらっしゃい……!
(それでも、巨虎の、目を見据え、剣を振ってその巨躯に斬撃を見舞う。
 ――これで殺せるとも、戦闘能力を削げるとも思っていない。
 狙いは、獣の狙いを自分に据える事。そして、ネリエロスの存在から獣の気を逸らす事。
 ナイトメアの仇名の由来である「夢」のルーン能力を駆使して、一撃でもくらったら
 それで終わりの、獣の攻撃を躱し、反対に獣の肢に、身体に、細かい切り傷を刻んでいく。
 苛立った咆哮を立てた獣が、完全に女のみを「標的」として、女の動きを追い始めた)
『――指揮官殿が動ける様になれば、これで幾らか隙を付けるはず……』
459ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/19(水) 23:40:37 ID:PWhPD49Y
(叩きつけられた木の感触、そして崩れ落ちた時の土の感触。そこから離れるのに、
どれだけの時間がかかったのだろうか。体を起こして周囲を確認する。見ると、
ナイトメア一人で虎を相手にしていた。敵味方ともに戦闘は中断しており、
「秘密兵器」の成り行きを注視していた。すなわち、我らが虎に食われるようなことになれば、
そのままこちらの負けが確定するということ)
こうしちゃ、おれん…!
(虎の表皮は硬く、まともに傷を負わせられない。では中はどうか。策はある。
だが、そのためにはナイトメアと合流しなければならない)
こっちにもおるぞ! ワシを忘れるな!
(槍を投げつけ、馬車の壁を叩き虎の注意を引く。その間に足を引きずりながら
ナイトメアと合流すべく急ぐ)
460ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/19(水) 23:54:36 ID:d0JUnude
……?
(折角、一度は逸れた巨虎の注意を再び引いて、此方に向かってくる指揮官に、一瞬、訝しげに
 眉宇を顰めた女だったが、この歴戦の古兵が、何の考えもなく衝動的な行動に出る筈はない。
 あえて隙を突くのではなく――おそらく、何がしかの策がある、と踏んだ)
……指揮官殿!
(巨虎と対峙し続けながらも、彼を呼び、目線を合わせる事で合流の意思を測り……、
 義足を引き摺りながら近付いて来るネリエロスと自分、そして虎の位置と、
 ネリエロスの歩行速度を目測し、合流地点の心算を整える)
……!
(投げつけられた槍と、馬車の壁を叩く音に、虎は目の前も女と後方のネリエロスの間で
 一瞬、視線を彷徨わせた。
 ――その一瞬の間隙を縫って、女は巨虎に向かって正面から疾走した。
 それは一見、無謀な突進に見えたかもしれないが、向かって来る小さい生き物を煩わしげに
 払う様に振るわれた虎の前肢を身を深く屈めてやりすごすと、その低い体勢のまま
 巨虎の腹の下を潜り抜ける様にして駆け抜けた。
 ――行き掛けの駄賃とばかりに、無防備な腹を剣で薙いでいくことも忘れない。
 本来、皮膚が薄く、固い骨もない其処は生物の弱点である筈だが……
 しかし、この怪物に、どれ程の痛痒を与えられるかは、疑問である)
461ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 00:02:00 ID:AFngltNe
(視線だけで意思が通じる。これほどありがたいものはない。いちいち言葉にし、
伝達し、相手が理解するのを待つ。それだけの間に、敵も様相を整えてしまう。
今回は、その時間すら惜しい。まるで計ったように、虎と頃良い距離をとりながら
ナイトメアと合流できた。肩で息をしながら、虎から目を離さずに話しかける)
ナイトメアよ、お前は投げナイフは得意か?
(馬車に張り付いていた兵士3人のうち2人を投げナイフで倒したところを見ていないため、
そのような質問をする。その間に、虎はゆっくりと近づいてくる。目標が二つになり、
途惑っているようにも、どっちのおもちゃで遊ぼうか迷っているようにも見え、
恐怖で押しつぶされそうになる心を必死で押しとどめる)
462ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 00:16:25 ID:8ZgYQxGh
(巨虎の腹の下を潜り抜けると、其処には目算通り、丁度いい位置にネリエロスが到達した所であった。
 苛立たしげな唸り声を喉奥から発しながら、虎がゆっくりと振り返り、女とネリエロスに視線を据える。
 腹に刻んだ傷は、やはり深手には程遠い様であったが、巨虎の意識を完全に引き付ける役には立った。
 最早、巨虎は、自分とネリエロスのみを「相手」として認識しており
 周囲を囲む、他の兵は意のも止めず、拘束されていた荷馬車から自由の身となった今でも
 逃走の意思は見られない。
 ――味方の被害を減らし、無関係の集落にこの怪物が下りるのを阻止する。
 一番の大前提である目的はひとまず、達せられたというべきか。
 ――それも、自分とネリエロスの双方が巨虎の餌食になれば、儚く露と消え去るが)

腕力に乏しい身だから、威力と飛距離は落ちる分、命中率は磨いて来たわ。
右と左、両方の手で同時に投げる事も出来るけど、そうするとその分、命中率は落ちる。
……正確に投擲する一本か、多少、精度が落ちても手数で補う複数かの二者択一になるけれど。
(投げナイフは得意か、という問いにそう答えながら。
 此方も振り返った巨虎の目から目を離さず、いや、目を離す事が出来ない。
 ――虎の目は、自身を傷つけ、立ち向かおうとする身の程知らずの獲物を
 弄ぶ欲望と復讐の衝動を湛え、禍々しく光っていた。
 気の弱い者ならば、それだけで、戦意を喪失してしまいそうな、そんな捕食者の光を)
463ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 00:28:39 ID:AFngltNe
(虎と対峙という大勢は変わらない。というよりも、他の兵たちでは虎の餌にしかならないだろう。
兵たちもそれが分かっているからこそ、手を出そうとしない。敵兵と一緒に、ただこちらを見ているだけだ。
もはや、それ以上のことをしてもらおうという状況ではないが)
よろしい。では策を教えよう。
(疲労と負傷からか、足の力が抜けかけるが、今倒れては兵たちの士気に関わる。
必死で体を起こし、姿勢を整える)
今まで対峙してみて分かった、あれの中身は虎そのものだ。そして、前肢には敵を
一撃で倒すほどの力がないことも分かった。おそらくあれの最大の攻撃は、敵を
前肢で押さえてのひと噛みだ。
(そこで一度言葉を切り、息を整える)
あの虎は表皮は硬いが、中は並みの虎と同じと見た。つまり口の中だ。あやつに
大口開けさせ、その中にナイフを刺せば、それで勝てるはずだ。ここまで言えば分かるな?
(虎に大口を開けさせるため、つまりはとどめを刺す直前まで自分を追いこませるため、
虎に突進していく。槍は先ほど投げつけたので、腰の短剣を抜き、虎と向き合う。
全ては、食われる直前になるため)
464ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 00:41:28 ID:8ZgYQxGh
……!
(危険な、危険すぎる策であった。最早、賭けとすら言ってしまって良い。
 ――しかし、それ以外に自分達に勝利の手段がないのもまた確かであろう。
 一瞬、目を瞠った女は、それでもゆっくりと頷く事で了承の意を示し……)
一見の傭兵に命を託す、と、そう言うのね……。
(他に手はないとはいえ、やはり自分を信頼していなければ、そんな策を実行しようと思わない筈だ。
 ――ならば、それに応えねばなるまい)
……指揮官殿、死んでは駄目よ。
貴方の帰りを待っている人が、きっと、いるのでしょう?
(虎に突撃していくネリエロスの背に、そう声を掛けた。
 ……きっと聞こえはしないだろう、と分かっていたが)
……。
(ドレスの隠しスリットに手を入れ、左右の太腿に巻きつけたベルトに差してある短剣の柄を握りながら。
 柄を握った其の手が、緊張で汗ばんでいるのを感じる。
 ほんの一瞬の機を見誤れば、この作戦は失敗と終わり、ネリエロスは無駄に命を散らす事となる。
 永遠の様に長く感じる数秒、瞬きすら惜しみ、見開いた瞳が乾いて熱を帯び、微かな痛みを覚える。
 自身の命を賭けて戦う時にも平静を保っている女が、常になく、緊迫していた)
465ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 00:47:37 ID:AFngltNe
ワシは生き残るつもりはない。しかし死ぬつもりもない…。はて、誰に言った言葉だったかな…?
(思い出す間を与えてくれるはずのない虎の前肢が、体を跳ね飛ばす。はたから見れば、
弱ったネズミを使って狩りの練習をしている子猫というところだろうか。幾度となく
飛ばされ、叩きつけられ、地に付した。だがそのたびに立ち上がる。立ち上がっては蹴倒される。そして)
…。
(まともに動けなくなり、立ち上がりもしなくなる。狩りの対象としての興味を失った虎が、
食欲を満たそうとネリエロスを前肢で押さえ、口を開け…)
466ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 01:00:41 ID:8ZgYQxGh
……っ!
(弄る様に、何度も何度も、前肢を叩きつけて、ネリエロスを跳ね飛ばし、地に叩き伏せる巨虎。
 短剣の柄を握り締める手が震えるのが自分でも分かる。
 ――助けに行きたい。その衝動を必死に堪える。
 見知った誰かが、ただひらすらに傷ついていくだけの姿を、ただ黙って立ち尽くし、傍観するのは
 むしろ戦いの最中に、傷を負うよりも、ずっと心に重く圧し掛かる痛さであった。
 しかし、此処で軽挙に飛び出しては、全てが無に帰すのだ。
 ――そして、待ち望んだ好機がやってきた。
 地に押さえつけたネリエロスの頭を噛み千切ろうと、巨虎が、その口を大きく開いたのだ)

――今!!
(虎が最も大きく口を開く、その瞬間を見計らって、女の両手が手にした短剣の刃の光を反射さて閃いた。
 女の投擲した短剣は、2本共、狙い違わず、虎の喉奥に吸い込まれる様に消える。
 直後、響き渡る、巨虎の絶叫)
はぁぁっ!!
(女はそのまま剣を手にして疾走する。
 未だにネリエロスを抑えている巨虎の、その喉奥を手にした剣で貫くために)
467ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 01:09:27 ID:AFngltNe
(すでに、立ち上がる力も残っていない。まるでいただきますと言っているかのように
一声鳴いて、肉食獣特有の口臭が迫る。だが、次の瞬間、虎の鳴き声が苦痛に変わる。
霞がかかったような白くぼやけた視界の中で、女傭兵が突進してくる。ナイフだけでは
不完全と判断し、長剣で喉を突くつもりなのだろう。ならば、今の自分にできることは)
動く、なあっ!
(最後の力を振り絞り、虎の顎の毛をつかむ。必要以上に頭を上げないように、
ナイトメアが剣を突き立てやすい位置に頭があるように。激痛と共に体が持ち上げられるが、
気にしてはいられない。ナイトメアが到達するまでの一瞬が、永遠にも感じられる)
468ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 01:22:22 ID:8ZgYQxGh
(疾走の勢いと全体重、その全てを貫く力に変換して、女の手にした長剣が巨虎の喉奥を貫く。
 先程よりも大きく虎の絶叫が響き、ネリエロスが抑えている虎の口内深くに剣ごと差し入れた
 女の手と、腕、そして、虎の下にいるネリエロスの身体の上に、大量の熱い血液が降りかかる)
……もしかしたら、貴方も被害者なのかもしれないけれど……!
(虎の口中にねじ込んだ腕、剣を持つ其の手を捻って、より深く、より強く、虎の喉奥を抉りながら)
私達も大人しく食われてやる訳には、いかないの……!!
(新たに吹き出た血が、黒い裳服に包まれた胸に、白い頬に、飛び散って、
 ゆっくりと滴っていく、その感触を感じながら)
貴方の存在を、認める事は出来ないのよ……!
(おそらく自然の存在ではない。帝国の手に依って「歪められた」存在を、勝利の喜びの色のない
 漆黒の瞳で静かに見据える)
……だから。
(もう一度、深く突き刺し、抉ると、今度は全力で体重を掛けて、剣と腕を巨虎の口内から引き抜く)
さようなら!
(断末魔の絶叫と共に巨虎の身体が大きく震え、前のめりに倒れていく)
469ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 01:32:51 ID:AFngltNe
(虎の顎の毛越しにでもわかる、苦痛の絶叫。今の自分からは、ナイトメアの下半身しか見えないが、
すでに虎の喉の奥へ剣を突き立てたのだろう。虎の喉から吹き出た血が、塊になって
降り注ぐ。むろん顔にもかかり、一瞬息が詰まるが虎にとどめを刺す方が重要だ)
いいぞ、そのまま…。
(虎の絶叫の前では、かき消されるほど小さな声。自分とは逆に、よく通る声で
だようならと叫ぶナイトメア。その言葉で、虎を絶命させたことを知った。ゆっくり前のめりに
倒れてくる。そう、自分の方に…)
お、い…。
(それを避ける力など残っているはずもなく、あえなく虎の屍の下敷きになる。
その重さのために、肺から空気が抜けてゆき、まともに呼吸ができない。抜け出るために
あがく力すら残っていない)
470ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 01:44:33 ID:8ZgYQxGh
誰か!手を貸して!
(巨虎の血糊で柄までべったりと濡れた長剣を放り、虎の巨躯の下敷きになったネリエロスを
 引き出そうと奮闘するものに、戦士としてはまるで非力で、並の女に毛が生えた程度の
 腕力しか持たない身では、叶うはずもなく、周囲で立ち尽くしている兵に叫ぶ)
早く!指揮官殿を!!
(少しでも、ネリエロスを圧迫する巨虎の重圧から、彼を救い出そうと、
 必死に虎の頭を持ち上げる様にしながら―はっきり言って、焼け石に水だが―叩きつける様に
 再度、叫んだ女の声に、目の前で演じられた死闘に茫然自失としていた兵らが
 慌てて動き始め、虎の巨体を数人で動かし始めた。
 ゆっくり、ゆっくり……見ている方がもどかしくなる位の速度で虎の巨大な屍が持ち上がり、
 漸く、人一人分位の隙間が生まれた)
……ちょっと、指揮官殿!!生きてる!?
(更に数人の手が伸び、ネリエロスを虎の下から引っ張り出そうと引き摺っていく。
 革命軍側の兵が指揮官救出に勤しむ間、放置された形の敵方の生存兵は、未だに
 指揮官をなくし、頼みの綱の秘密兵器までもを破られた衝撃から立ち直る事が出来ずに
 立ち尽くすのみであった)
471ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 01:55:09 ID:AFngltNe
(虎の屍に押しつぶされ、まともに呼吸もできない。かといって押しのけるほどの
力も残っていない。このような時は救助を待つしかないのだが、救助されるまでの
時間が異常に長く感じるのは世の常であろうか。どこか遠くで兵達の叫び声が聞こえるような気がした。
その時、自分を押しつぶそうとしていた肉と骨の塊が急に浮き上がり、ナイトメアの声が隙間に響いた)
なんとか、な…。
(兵達が錯綜する足音が聞こえる。この分だと、敵はほったらかしであろう。
急に指揮官としての本分が頭をもたげる)
ばか者…。虎を倒したなら、次は残敵の掃討だ…。ここはいい…。自分で、なんとかする…。
だから、敵を…。
(息をつけたおかげで、体をよじるくらいならできそうだ。腕を使って体をずらしながら、
虎の下から抜け出ようとする)
472ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 02:06:52 ID:8ZgYQxGh
残敵って言うけどね、指揮官殿……。
(取り敢えず、ネリエロスの無事を確認できた事で、気持ちに余裕の生まれた女は、
 立ち上がって周囲を見渡す。
 やはり敵の残兵は、呆然と立ち尽くすのみで、最早、戦意の欠片もない事は一目瞭然であった)
もう、敵と言える敵はいない様よ?
(この抜け殻の様な敵兵を掃討―一方的に虐殺―するのは、とても容易い事であろうが)
どうしてもって仰るなら、皆殺しにしてもいいけれど、捕虜にするって案もあるんじゃない?
(あくまで最終的な判断は、ネリエロスに委ねるつもりだが、そう打診してみる。
 別に、今更、人を殺す事に抵抗を感じる程、綺麗な身ではないし、戦場で相対した敵は
 殺せる時には殺しておくものだと彼女も考えている。
 しかし、それは敵を殺したいから、ではなく……死んだ敵は反撃してこない、要するに
 殺してしまうのが自身や味方にとって最も安全であるから、短絡的にそうするだけなのだ。
 ――今、此処で戦意を完全に喪失し、立ち尽くす敵兵は、その意味では死んでいるも同然なのだ)
むしろ、今、下手に生存本能を刺激して、抵抗される方が面倒って言うか……。
此方に余計な被害が出ないとも限らないし。
(窮鼠、猫を噛む――。あまり不必要に危険な橋は渡りたくない)
帝国との交渉とか捕虜交換とか……使い道は幾らでもあると思うけれど。
473ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 02:15:20 ID:AFngltNe
そう、か…。
(全身の痛みをこらえながら這いずり続け、どうにか虎の下から抜け出る。
虎の血のせいで、やや赤みがかった視界には、たしかに呆然と立ち尽くす抜け殻しかなかった)
ならば、無理に戦う必要もない、か…。では、降伏を勧告してくれ。武器を捨てれば命は取らない、と…。
(なんとか、上半身を起こすことはできた。だがそこまでだった。再び力が抜け、
うつ伏せに倒れてしまう。このまま死にはしないだろうが、やはりまともに動けない。
ふと、脳裏にとある少女がよぎる)
それから、敵にこう告げてくれ。お前達にも守りたいものはあるのだろう、守るためにも生き延びろ、とな…。
474ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 02:27:25 ID:8ZgYQxGh
(ネリエロスの言葉を、そのまま、立ち尽くす敵兵へと伝える。
 巨大な虎と死闘を演じ、止めを刺して、その力を示した内の一人である女が伝えた言葉に逆らう者はなく、
 敵兵の手から次々と、剣や槍が放り出され、何処か虚しい金属音が山道に響く)
捕虜の拘束を。
あの荷馬車、起こせばまだ使えそうね。
隠し持っている武器がないか、身体検査をした後で、纏めてあそこに突っ込んでおいて。
(巨虎との死闘の合間に横転し、荷台の壁の一部が削れているものの、使用に耐えない程ではない、と
 見受けられた荷馬車に目をやりながら、味方の兵にそう指示を下す。
 ――別に彼女は正式なネリエロスの副官等ではなく、本来なら彼らと立場は同等な筈なのだが、
 ネリエロスが、まともに身動きが取れない様に見える今、捕虜にした敵兵を牽制する為にも
 此処は自分が、仕切って強い立場に立っておくのが良いと判断したからだ)

……貴方にも、あるのかしら?
守りたいもの。その為に「生き延びよう」って、そう思える、そんな存在が……。
(本来、指揮権等もたない彼女の指示に、律儀に従って、捕虜の拘束を進めていく兵の傍らを抜け、
 うつ伏せに倒れ伏したままのネリエロスの傍らにしゃがみ込んで、
 悪戯っぽい微笑を浮かべながら、そんな事を尋ねてみる)
475ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 02:37:34 ID:AFngltNe
(うつ伏せに倒れてしまったため、周囲の状況が音でしか分からない。だが、
剣を投げ捨てる音から投降兵が続出していることだけは分かった。いつの間にか
副官のようにナイトメアを使い立てしている自分に、自嘲めいた感情が浮かぶ。
手際のよさは自分以上かもしれない。そう思い始めてもいた)

…ある。笑ってくれてもいいが、四十も下の少女だ。彼女は、ワシを頼ってくれる、
慕ってくれる。だからワシも、その想いに応えたい。だから、死ぬわけにはいかんのだ…。
それはそうと…。
(なんとか動く首を、ナイトメアに向ける。おそらく、血のせいではなく少し顔が赤いだろう)
ワシを起こしてはくれんか? まともに体が動かん。このままでは、息もしずらいでな。
(悪戯っ子のような微笑を浮かべるナイトメアから視線をずらし、小さくため息をつく)

【そろそろ〆であろうか】
476ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 02:51:49 ID:8ZgYQxGh
……そう。笑わないわ、と、いうより笑えはしないわね。
ねぇ、知っている?男の中の男、歴戦の戦士さん。
女はね、生まれた時から「女」なのよ?
それに加えて、男の人って幾つになっても子供みたいなんだもの。
四十、五十の年の差くらい、何て事はないでしょう。……寧ろ、ある意味ではその「彼女」の方が
貴方よりも、もっとずっと「大人」なのかも知れなくてよ?
……現役すぎても戦場に身を置く様な無茶をする男を、ただ黙って待っている、信じ続けている……
そんな風に、ね。待つって、とても忍耐のいる事よ。
思うままに突っ走る方は、それが楽で、そんな事、考えもしないのでしょうけど。
(求めに応じて、ネリエロスの腕を引いて助け起こし、相変わらず、
 悪戯な少女めいた微笑を頬に刻んで)
……もしも、年の差とか、体面とか……そんなものを気にして、その彼女に自分の気持ちを
ちゃんと告げてあげていないなら……。
帰ったら、改めて伝えてあげる事ね。
こんな時代だもの。いつ、会えなくなるか分からないのよ。
……その時に、後悔しない様にね。
(自分よりも数倍も長い年月を生きてきている、父か祖父かと言った年齢の男に、そんな説教じみた
 台詞を言ってしまいながら、懐から手巾を取り出して、顔中を虎の血にまみれさせている相手に渡す)

【そうですね。次かその次で〆でしょうか。ネリエロスさんの方で次辺りで〆てくださっても大丈夫です】
477ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 03:06:17 ID:AFngltNe
む…?
(ナイトメアから告げられる言葉。女は生まれた時から女…。ある意味、男が男であることより
重いのかもしれない)
リュリュちゃんがワシより「大人」か。そう考えると、子供と大人の境はどこにあるんだろうな…。
(答えが出そうにない問いを、頭の中で繰り返す)

(微笑のままのナイトメアに引き起こされる。引かれた腕がひどく痛む。最悪、骨折しているだろう。
だが、自身の負傷をして余りある戦果をあげることができた。そう考えると、うめき声も引っ込む)
そうじゃな、こんな時代だからこそ、だ。
ありがとうよ、ナイトメア。おぬしに話して気が楽になった。帰ったら、彼女と話してみよう。
(ナイトメアからハンカチを受け取り、痛む腕を酷使しながら顔を拭いていく。
まともに体が動かないので、鹵獲した荷馬車の御者席に乗り、御者役に声をかける)
任務完了だ。胸を張って凱旋しよう。
(ここで、ナイトメアに声をかける)
おぬしも乗るか? 席には余裕があるぞ。此度の戦いの殊勲者だ、誰も文句は言わんよ。

【それでは、こちらはこれで〆とさせていただく。長時間に亘ってお相手していただき、感謝する】
【長々と温めていたシチュを完遂できて満足しているよ。そちらも楽しんでいただけたなら、
こちらも嬉しい】
478ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/20(木) 03:32:14 ID:8ZgYQxGh
ふふ、「子供」と「大人」の間に、明確な境目なんかを探している内は、まだまだ……だと思うわよ?
(「カリヴィエラの壁」「カイナオ平原の処刑人」等と多数の仇名で畏れられ、また、革命軍内では
 新兵や、彼の訓練を受けた兵らの間で鬼の如くに恐れられつつも、父の様に尊敬を受ける男も
 こうして話してみれば、一人の人間か。
 何だか、そんな当たり前の事が、妙に可笑しくなってしまって、女は口許に手を当てて小さく笑った)

そうね、それがいいわ。
どんなに大事に思っていたって、口にしなければ何一つ、伝わりはしないわ。
相手の気持ちが分からないって、とても不安なものなんだから。
(どう見ても、女性に対する細かい機微などを得意としている様には見えないネリエロスに
 相手の少女も、その心境を図りかねて、悩んだりしているのではないだろうか、と思うと
 同じ「女」として、ついつい余計なお世話と知りつつ、口を出したくなってしまう)

(ネリエロスが馬車の御者席に収まり、部隊の撤収準備が整う。
 此方の被害は数人の怪我人―ネリエロスも含む―のみで、任務も取り敢えずは無事に達成できた。
 ――最初の契約以上の仕事になった気もするので、上と掛け合って、後金の割り増しを、
 等と考えながら、帰路につく部隊と共に歩いていたら、馬車の上に誘われた)
――いいえ、私はいいわ。
それならば負傷者を乗せてあげて。
(少し考えてから、ゆっくりと首を振って、そう答えると)
殊勲については、上と後金の交渉の際にでも、一言、お口添えいただければ、それで充分。
……後、そうね。
私、いつか貴方に聞いてみたい事があるの。大分、不躾な質問なのだけど。
いつか……それに答えてくだされば、有り難いわ。
(かつて、数多の戦場を駆け、数々の伝説を残した男。多くの敵を屠り、血と狂気の支配する戦の中で
 生きて来た男。――今は、革命軍の城の中で、新兵の教育をしているという男に。
 ――実は、前からその評判を聞いており、尋ねてみたい、と思っていた事があったのだ)
(戦場で戦う生き方と、戦場で生き残る力を伝授する生き方……、一見、共通している点がある様で
 それは全く、異なるもの。優れた戦士だからといって、即ち優れた教官になり得るとは限らない、
 己がそれを実践する事と、人にそれを教えて導く事は、実は似て否なるものである)
『戦場で生きる事を捨て、これまでと全く違う生き方を選んだ時……貴方は怖くはなかった?
 これまでと全く異なる場所に足を踏み入れるのに……迷いはなかった?
 私は怖かった。心から愛した人に妻に、と望まれた時、それまでの自分と全く異なる
 世界に飛び込んでいくことが……怖くて……返事も出来なかった』
(そうして求婚の返事も返せないまま、愛した男と彼女は離れ離れになってしまった。
 ――いつか、聞いてみたいと思った。
 異なる生き方を選んで、その場所で泰然と在り続ける男に。
 ――いつか、聞いてみたいと、そう、思っていたのだった……)

【それでは私もこれで〆で。最期、遅くなってしまいましたが……。
 長々と温めていたシチュのお相手を勤めさせていただけた事、とても光栄で嬉しく思います。
 勿論、とても楽しかったです!それでは本日は長い時間のお付き合い、有難うございました!
 またお会いできる機会を楽しみにしつつ……おやすみなさいノシ】
479ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/20(木) 03:36:03 ID:AFngltNe
【ナイトメアのレス、確認させてもらった。楽しんでもらえて何よりだ。
それでは、ワシも明日の昼まで惰眠を貪るとしようか。それではおやすみ…】
480ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 13:59:42 ID:q3YDxRpy
【待機します】
【プロフは>>72です】
481ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 15:06:15 ID:sD7HIeST
>>480
【ドール嬢、初にお目にかかる。お相手よろしいかな?】
【我は幻獣スフィンクスのター。我が紋章は>>12にあり】
【よろしければ希望シチュなどお聞かせいただけるだろうか】
482ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 15:14:45 ID:q3YDxRpy
>>481
【こんにちは、ター様】
【シチュは、ター様も社会勉強をされているということなので】
【一緒にバルコニーとかから城内を観察して考察しあうとかはどうでしょうか?】
483ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 15:21:25 ID:sD7HIeST
>>482
【うむ、了解した。その様に計らいたし。書き出しは汝にお願いして良いだろうか?】
【それと汝に汝自身への質問などしてみたいが、
もし設定が固まっていない状態であるなら控えたく思う。可か否かお答えいただければ幸いである】
484ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 15:27:22 ID:q3YDxRpy
>>483
【わかりました。書き出しは私の方から】
【質問は構いません】
【難しいのがあれば言いますので】
【では、少々お待ちください】
485ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 15:31:23 ID:sD7HIeST
>>484
【うむ、ゆるりと待たせていただこう。もし何かあれば遠慮なくいつでも【】で申されたし】
486ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 15:37:33 ID:q3YDxRpy
(雲一つない天気の良い日、今は大きな作戦等もなく、皆休んだり訓練に勤しんでいる)
(そんな中、トレイに使い終えたティーセットを乗せた少女が渡り廊下を歩いている)
(明るい日差しが少女の肌をキラキラ輝かせる……それは少女でも人形の少女だった)
…………。
(渡り廊下を渡り終える直前、人形は止まり、数歩下がって外を見下ろした)
(渡り廊下の下は訓練場であり、何人もの戦士たちが訓練をしている)
(声は聞き取れないが、喧噪や剣戟の音が聞こえてくる)
…………。
(人形はじっと瞳孔のない紫水晶の瞳で戦士たちを眺める)

【よろしくお願いします】
487ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 15:59:40 ID:sD7HIeST
>486
(最後の相談者が出ていくと、革命軍紋章鑑定士ターは休憩を取ることにした。
紋章鑑定所に鍵をかけ、本来の翼持つ豹へと姿を変えて出ていく)

……巨大な虎……帝国……
(兵士達からもたらされた噂話を肴に気もそぞろに歩みを進める。
目指すは城の屋根だが、何となく歩きたい気分で呟きながら階段を上って渡り廊下に差し掛かった)

……………ん? ぬおっ!!
(渡り廊下に立つ黒いビロードのドレスを纏った人影、それに気付くことなく擦れ違ってから
紋章鑑定士ターは尻尾の毛まで逆立てて飛びすさった。その気配に気づけなかったのだ)

【申し訳ない、お待たせした。こちらこそよろしくお願いする】
488ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 16:17:04 ID:6L/QwD/p
>>487
…………?
(後ろからの突然の声にゆっくりと振り返る)
(そこには翼の生えた豹が身構えていた)

(不覚、気が付かなかった。動物故か?)

(訓練場の様子に気を取られていたためだが、本人は理解していない)
…………。
(とりあえず、すっと頭を下げ、腰をかがめる)

(猫の好物……マタタビ、なし。代わりの物は……)

(トレイにあるミルクポットを手に取り、目の前にいる大きな猫に見せてみる)


【調子が悪かったので回線をつなぎなおしました】
【IDが変わっていると思います】
489ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 16:32:31 ID:sD7HIeST
>488
(気配も臭いもないその人影は、逆光の中で礼をするかのような腰のかがめ方をした。
アンデッドでさえ死臭や死霊の気配がするというのに、目の前に確かに存在する者は変わらず気配だけがない。
"そのあり得ない者"は紫水晶の瞳を輝かせ、表情のないままミルクポットを掲げる。
殺気も敵意もないが親愛も友好も感じられない。
人ならその仕草が敵意のない物だと受け取れようが、ターにとってそれは意味不明の動作だった)

………汝、呼吸せぬ者よ、生無き者よ、死無き者よ、地に影を落としながら存在せぬ者よ。
汝はいずこの眷属なりしや?

(威嚇するように大きな翼を拡げ、相手を探ろうと感覚を研ぎ澄ます)

【了解した】
490ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 16:40:54 ID:6L/QwD/p
>>489
(大きな猫は人語を話す。記録)
私は御主人様の所有物、自動人形にございます。
猫様、ミルクはいかがですか?

(トレイを床に置き、小皿にミルクを入れてターの前に置く)
491ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 16:50:27 ID:sD7HIeST
>490
……………自動人形?
(御主人、自動人形という言葉。そしてその姿と茶道具を乗せたトレイ)

――――汝がシリウスに贈られた引き出物、自動人形のドールであるか!
(漸く記憶と目の前の立つ者が繋がり驚きに緑の目を見開く)

いや、その、失礼した。
我は革命軍紋章鑑定士のターである。猫に見えるか?
(ここで悲しげな顔をして)
我はスフィンクス……幻獣である。普通、スフィンクスは獅子の体持つが、
この身は豹の体と隼の翼で出来ておる。

(それから少し逡巡して小皿のミルクに歩み寄る)
丁度喉が渇いていた。ありがたく頂こうぞ。
492ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 17:02:06 ID:6L/QwD/p
>>491
私のことをご存じあられましたか。
(少し首をかしげ)

(ターの悲しげな表情を見て、機嫌を損ねたと感じ、深く頭を下げる)
申し訳ありません。
私の記録に近い存在が猫でありました。
ター様はスフィンクスという存在であられるのですか。
(幻獣スフィンクス、猫とは異なる存在。記録)

残り物で申し訳ありません。
新しい物がご所望なら取りに行きますがいかが致しましょうか?
(やっと頭を上げると、首の付け根に赤いハートマークの痣が見える)
493ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 17:19:38 ID:sD7HIeST
>492
(ミルクを舐めながら不思議な存在に心奪われるスフィンクス)

記録に近い存在……。そうか、汝は人に造られた者。
子供時代もなく、野山を翔る機会もなく、小川で遊ぶもされなかった……
スフィンクスも豹も初見であったか。ならば獅子など知ろうはずもない。

……豹は翼のない外見は我と似た獣だ。
通常の獣と同じく言葉は話さぬ。木に登り、生き物を狩り、時に人を襲う肉食獣である。
(小皿のミルクはすぐに無くなり、紋章鑑定士は手の甲を舐めてヒゲを撫で付け、毛繕いを始めた)

いや、お気遣い無く。
ところでドール嬢。汝このような場所で何をされていたのだ?

(姿勢を正したドールには相変わらず生物としての気配はない。
ならば何故気付いたのか。臭いも存在感もない……だが、馴染みの気配が微かにしたのだ。
幻獣はドールの鎖骨の上、首の付け根にある痣を見据えながら訊ねた)

シリウスの仕え女(つかえめ)、ドールよ。
その痣、我に少し診せていただけぬか?
494ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 17:34:09 ID:sD7HIeST
【我はまだいけるが、お時間はよろしいのだろうか】
495ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 17:36:00 ID:6L/QwD/p
>>493
私は一度故障した不完全品にございます。
もしかしたら記録にあった可能性もありますが、今はありません。
豹についてのご教授、ありがとうございます。
(豹の特徴、記録)
(スフィンクスも猫同様毛づくろいを行う、記録)

革命軍の方々を観察しておりました。
私は、御主人様、御主人様に仕える方々、お客様をお持て成しするのが務めでございます。
皆様のご機嫌を損なってはなりませぬ故、知る必要があるからです。
(あわあわとターの問いに答える)

痣、でございますか?
(痣を検索……発見、首の変色部分)
失礼いたします。
(膝を詰めてターに近寄り、あごを上げて痣が見えやすいようにする)

【ハート型は、魂は心臓にある、というものの考え方からです】
496ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 17:38:31 ID:6L/QwD/p
>>494
【深夜にならなければ平気です】
【ただ夕食等で途中抜けなければなりません】
【たぶん19時ごろになると思います】
497ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 18:02:42 ID:sD7HIeST
>495
一度故障した……
(ドールの返す言葉を聞きつつ考える。
ならば故障する以前は?作り主は?造られた目的は?)

人の観察……うむ、我等人ではない者が人と生きるには欠かせぬ事であるからな。
我は汝を噂でしか知らなんだ。シリウスも多くを語る方ではない。
茶を運ぶ自動人形と聞いて、我はてっきり卓上で茶をのせば動き始める小さな玩具を想像していた。
汝の姿は人のようである。話をして考え学ぶ自動人形……か。
通力無しでこのような者造る人とは……。
(そこで何やら考え込むが、ドールが痣を示したのでそれに集中する)

…………。
(ドールが身を低くしてくれたので豹の姿持つ幻獣も姿変えることなくその前足を痣に添えることが出来た。
光沢のある人形の肌は金属的で冷たく、硬い。これは人工物なのだと改めてターは思った。
呼吸を整えいつものように紋章鑑定を始める。胸の紋章"運命"が輝きを増すと
呼応するかのようにドールの紋章が光り始める)

―――手応え、あり。
(信じられないと言うように幻獣の声が震える)

シリウスの仕え女ドールよ。
汝には紋章……ルーンが宿っている。
その名は……人間………"人間"である。

【うむ、頭は幾つあっても心は心臓(ハート)に宿る。我も以前その様に語ったことがある】
【>19時 了解した。長くなるようなら我もその時分に休憩挟もうかと思う】
498ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 18:22:45 ID:6L/QwD/p
>>497
私に残された記録は多くありません。
創造主がどのような意味をもって私を人に近い形で作成されたのかは不明です。
どのような方が私の創造主なのかも分かりません。
ただ、私の主は王冠の君、創造主が誰であろうと関係の無いことです。
(きっぱりと言い切る)
(ドールにとって大事なのは主人と務めであるから)

……ター様?
(ターの様子に首をかしげ、瞬きを一つ)
私に、ルーン、が宿っている?
ルーンとは、御主人様の瞳に在られるものの事でしょうか?
(意味不明。理解不能。私は人形であり人間ではない)
お戯れを、私は人形であって、人間とは異なる存在でございます。
それに、御主人様と同じルーンが私に在るのは恐れ多きことです。
失礼ですが、何かのお間違いではないのでしょうか?
499ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 18:37:08 ID:sD7HIeST
>498
………汝も己の王を自ら決めるか。
我等スフィンクスと似ているな。

(顔は無表情、なのにターの鑑定を否定する自動人形は声も乱れていないのに慌てている様に見えた)

ああ……汝は心を持っているのか。

ルーン宿す人形ドールよ。
物には時と共に神霊宿るという。
それは陶器、宝石、武器に始まり山や海、果ては天地に至る万物にその可能性あるのだ。
ルーンは歴史動かす存在に宿るとされ、紋章はその目に見える発現である。

何かの形模した物はその形に左右され、虚ろなる形には魂宿りやすいと聞く。
ならば汝にも魂があるのだろう。歴史を動かす歯車の一つとして汝は選ばれたのだ。

―――その痣は造られたときよりあったのか?
500ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 18:56:58 ID:6L/QwD/p
>>499
私に心など在りません。
心に似せて作られた、単なる機能に過ぎません。
(また瞬きをする)
(その仕草は対応に困ったように見え)
……神霊、魂……そのようなものは……。
(そのような機能は私には組み込まれていない)
(学習機能により構築される可能性は……皆無。ならば……)

(気が付かない間にうつむいていたドール)
(ターの問いに顔を上げる)
私は故障して停止したままの状態でこちらへ運ばれました。
ですが、御主人様の前で私が収められた箱が開封された時に再起動しました。
私を御主人様へ贈呈された方の話では、箱へ収める時にはなかったとのことです。


【ご飯の時間になりましたので一度落ちます】
【戻る時間は8時半か9時頃になるかと思います】
501ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 19:42:55 ID:sD7HIeST
>500
(相変わらず自動人形には表情はなく。
しかし先程とは違って瞬きをし、俯くその姿は心許なく、悩んでさえいるように見える)

"悩む者"…か。
我は以前師について学んでいた時、怪我をして薬を処方していただいたことがある。
薬の名は"悩む者"。
その後薬棚を整理していて"悩まぬ者"という瓶に触れかけた時、兄弟子から叱責を受けた。
それは一滴で死に至る猛毒であった。

悩むは生きている証拠である。
よって今悩む汝は生きているのだと我は思うぞ。
先程は本当に失礼した。
我は……汝の存在が理解できなくて畏れたのだと思う。

(以前はなかったという痣の話を、解らぬ単語ありながらも意を汲んで頷く)
うむ、そうか。
切欠がシリウスだったのか、時が満ちて条件足りたのか我にもわからぬ。
――ドール嬢、こちらに来られるがよい。

(ターは歩き出すと渡り廊下から階段の踊り場を通り、大きなバルコニーへと案内した。
そこからは革命軍居城とその周辺が一望できる風景が広がっている。
そして手摺りの柱の間から先程ドールが見ていた訓練所の兵士達を指し示して言った)

『強欲なる暴君現われし時、真の王冠の元に108の英雄が現れる』

ここにはこの言葉に祈りを、縋る思い抱きながら様々な想い抱えて人が来る。
シリウスは帝国に虐げられ、蹂躙されゆく民衆の希望なのだ。
あそこにいる兵士達も我等を信じてここに集った仲間。
彼等にもいつかルーン宿るかもしれぬ。
(有名な一説を口にすると人々を眺めていた視線をそのままドールへと移す)

シリウスを主と仰ぐ彼等と我等に何の違いあろう?
ルーンが人にのみ宿るわけではないことはこの我が証明している。
ならば我と汝に何の違いがあろうか。

【了承した。我も一度休憩をはさみ、その時間帯に戻るとしよう】
502ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 21:00:34 ID:6L/QwD/p
>>501
"悩む者"と"悩まぬ者"。
(悩む、私が悩む……悩みも学習機能の一つ)
私は人形、生物ではありません。
動作しているだけです。
生きていると思われるならば、私の性能が良いというだけです。
(魂なるものが私の性能を向上させている?)
(それとも、失われた性能が復旧しているのか……)
いえ、私は観賞用ではありますが、けして万人向けの人形ではありません。
私の存在がター様のご機嫌を損ねたならば、謝らなければならないのは私の方です。
申し訳ありません、ター様。
(また頭を下げる)
(その動きは優雅ではあるが、冷たくもあり、不安定でもある)

はい、ター様。
(静かにターの後ろをついて行く)
(そこはバルコニーであり、ドールも何度か立ち寄ったことがあった)
(訓練に明け暮れる兵士たちを見つめながら、ターの言葉を聞く)
私には、私には分かりません。
私は主に仕えるために作られし存在、故に仕えているのです。
なればこそ、私をあの方たちと一緒にするのは、あの方たちを侮辱することにならないのでしょうか。
ルーンの存在の有無が関係無いのなら、それこそ私は一緒に扱われない存在です。
(何故、この方は私にこのような事をおっしゃられるのか?)
(不明。何か失礼をしたか……記録検索……不明不明不明……)

(訓練場を見つめたまま、まぶたが半分閉じられ)
(陽光を反射して光る指先がルーンをなぞる)

【おまたせしました】
503ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 21:04:10 ID:sD7HIeST
【我帰還せり。今から続きを書く故少々待たれたし】
504ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 21:29:21 ID:sD7HIeST
>502
(私は生物ではなく動作しているだけ、と言う自動人形にターは戸惑う)
……我は故郷にて人智を越えた者達の造る青銅人形や土人形を見た事がある。
それらはみな言葉語らず出来ること限られ、自発的に何かをすることはない。
そう、命令無ければ道具のようにそこにあるだけだ。
汝は自分で考えているように見えるが。

これ、深く考えず謝るでない。
我の失態の詫びに対し謝られても立つ瀬が無くなる。
汝はまだまだ学ばねばならぬようだ。

(分からない、自分の存在は人とは違うというドール。
確かにその金糸の髪も整った光沢有る顔立ちも反射しすぎる紫水晶の瞳も人とは違う)

………汝は"私は主に仕えるために作られし存在、故に仕えているのです"と言ったな。
ならばシリウスから"お前はもう自由に生きて良い"と言われたらどうするのだ?
主に仕えるという大前提が覆されることになろうぞ。

革命軍が欲するは自分の意志で参加する者達だ。
己の意志を奪われ皇帝に仕えるだけの人形である帝国軍の兵士などいらぬ。
汝は革命軍において帝国民のような生き方をすると言うのであるか?

……汝には生きる目的がない…のか?
(分かり始めた存在がまたしても分からなくなり、豹紋のスフィンクスは不安げに耳を伏せた)
505ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 21:50:40 ID:6L/QwD/p
>>504
御主人様が私を捨てられるのであれば、新たな主を探すことになるでしょう。
見つけられなければ朽ち果てるまでのこと、どのみち一度は壊れた身ですので。
(仕える主がない私に存在意義無し)
仕えること、愛でられること、役に立つことが、自動人形である私の存在意義です。
仕えられなければ、愛でられなければ、役に立たなければ、私が存在する意味はありません。
(訓練場からターへ視線を移す)
(紫水晶にターの姿が映る)
主こそ私の全て、革命軍も帝国も関係ありません。
ただ全力をもってお仕えするのみ。
それ以上の目的が私に必要でしょうか?
(か弱そうな少女みたいな声に力がこもる)
(ルーンを押さえる手に意志の強さが見える)

(そう、主に仕えることこそが私の全て!)

【変化は左右にゆれつつ地道にです】
506ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 22:01:21 ID:sD7HIeST
>505
(ドールの言葉を聞く内にスフィンクスの伏せた耳が段々と立ち上がり、尾もそれに合わせて上がっていく)

……やはり汝は己の意志を持って汝自身であるのだな。
帝国民の如く"意志を奪われ仕えさせられている"のではなく"自らの意志で仕えている"のだな!
そのような者がシリウスに仕えるは我も望むところである!
(そう叫ぶと興奮したのか緑の瞳を輝かせ、ドールに擦り寄るように裾辺りをぐるりと回る。
たちまちドールの黒いビロードに金色の毛が付着してしまった)

【そろそろ〆であろうか?】
507ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 22:13:23 ID:6L/QwD/p
>>506
だから組み込まれている機能であると……
(ターの解釈もおかまいなしに言い返そうとするドールだが)

メッ!
(スパーンっとターの頭を叩いて小気味良い音を立てるドール)
(そのまま座ってターの首の後ろをつかんで睨みつける)
私は御主人様の所有物、私も私の服も御主人様の物。
その服を汚すことは御主人様を汚すことと同じ、そのような事は許しません!
(声が怒っている)
(なまじ表情がないだけに冷たく怖い)

【はい、疲れも出てきましたのでそろそろ締めましょう】
508ター ◆jOcXbhflAA :2008/03/20(木) 22:32:26 ID:sD7HIeST
>507
(一瞬何が起こったのか分からず星が垣間見えた。
意識浮遊している間に首根っこを掴まれて叱られる幻獣スフィンクス。
そこには表情無くとも先程までの無感情とは程遠い"怒り"というものが顕著に現れていた)

………汝の意向了承した。 許すがよい。
(お座りをして謝罪すると紋章鑑定士は混乱した表情のまま、ヨロヨロと歩き出した)

汝の件、我からシリウスに奏上申しあげる故、恙無く職務を果たされたし。
(途中で振り返るとドールにそう告げてバルコニーから飛び立ち、
怪しげな軌道を描いて自動人形の視界から消え去った)

【我のレスはこれにて〆である】
【長のお付き合いお疲れ様であった。最後にドールの新たなる一面見られたは僥倖である】
【それではこれにて失礼し、落ちるものなり】
509ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/20(木) 22:51:56 ID:DySrc9XV
>>508
はい、分かればいいのです、分かれば。
今後は気を付けてください。
(ターが謝ってから手を離す)

ルーン……そのようなものが私に、しかも人間とは……。
(空に舞い上がるターを見送りながらドールが思ったことは)

(スフィンクスは犬猫と同様躾の必要あり、記録)

長居をしてしまいました。
そろそろ戻らないと。
(ルーンは今後の検討事項、保留)

(トレイを手にとって城内へ戻る)
(ドールの心の殻に小さなひびが入った出会いだったが、まだ本人にその意識がないのも確かだった)


【ごめんなさい、前のレスは確定ロールでしたね】
【でも突っ込んで欲しいようにしか見えなかったので、つい】
【ただ、いつかやりたいことではありました】
【長時間お付き合いいただき、ありがとうございました】
【また機会がありましたらよろしくお願いします】
510エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 19:39:45 ID:PgbXs0yl
【はーい、待機待機。プロフは>303】
【先着一名様でよろしくね〜】
511エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 19:42:55 ID:PgbXs0yl
【おーっと、重要事項】
【21:00くらいまで待機、ロールを含めてリミットは23:00くらいでお願いします】
512セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 19:47:23 ID:T9xr4JgC
【初めましてでしょうか】
【ロールを申込みたいのですがよろしいでしょうか?】
【プロフは>77です】
513エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 19:51:27 ID:PgbXs0yl
【ええ、はじめまして!】
【初顔合わせ……って、相撲じゃないですけど、シチュはどうしましょう?】
【何かご希望があれば】
514セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 19:55:02 ID:T9xr4JgC
【先日革命軍入りを果たしたので、場内での生活などを】
【描写しておきたいわけですが。気軽に雑談、あるいは模擬戦など】

【ちなみにセインは普段、場内では雑用をこなしつつ、城下町では】
【用心棒稼業を続けているということにしたいのですが、問題ないでしょうか?】
515エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 19:59:44 ID:PgbXs0yl
【では、最近戦い続けている気がするので、たまには平穏に雑談で】
【そちらが雑用をしているところに、こちらが通りかかるという導入でいかがでしょう】
516セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 20:01:52 ID:T9xr4JgC
【そうですね、ではその方向でお願いします】
【拙いとは思いますが、よろしくお願いします】
【書き出しは、こちらからやってみるので適当に合わせて貰えますか?】
517エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 20:02:37 ID:PgbXs0yl
【了解。お待ちしています】
518セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 20:12:33 ID:T9xr4JgC
(岩山の一部が人の形をして歩きだしたような男が、意外なほど静かな)
(足取りで場内を闊歩する。彼の名はセイン。東方から来た最後の侍)
(紆余曲折を経て革命軍の門を叩いた大男は、早く馴染む為にもあらゆる場所へと)
(顔を出し、雑用を引き受けていた。見慣れぬ人種であることと、その体格から畏怖の表情を)
(浮かべる者もいたが――)

皮むきは終わったでござる。他に用は有り申さぬか?
いやはや、礼には及ばぬよ。またいつでも手伝うので。
(食堂の裏手にて、じゃがいもや人参の皮むきを終えた彼は)
(その足で頼まれていた裏庭の掃除に向かう)

むぅ・・・・・・ここの汚れがしつこいでござる・・・・
(捩り鉢巻きで、外壁の汚れと格闘としている)
(外見からは想像できない、意外と丁寧な仕事ぶりである)
(彼はいつも懸命に他の者がやらない雑用をこなす。それが伝わったのか)
(早くもこの異邦人は、革命軍に溶け込み始めていた・・・・・・)

【では、よろしくお願いします】
519エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 20:20:54 ID:PgbXs0yl
んー、ずいぶんあったかくなってきたわねー。
(軽く伸びをしながら、裏庭を散歩するのはエテルナ。
一応棍は手にしているが、春の陽気のせいなのか、ずいぶんとのんびりした様子である)
こういうときは図書室で昼寝とか、城下町をブラブラ……って、
誰よ、ありゃ?
(外壁掃除にいそしむ大男を発見した。どうにも単なる清掃夫には見えない。
少々警戒しながら、歩み寄る)
はぁい、お疲れさまっ。へえ、ぴっかぴかじゃない?

【こちらこそ、よろしくお願いします】
520セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 20:29:46 ID:T9xr4JgC
(長年の間に染み付いた汚れなのか、なかなか頑固だった)
(それでも根気よく、ブラシに力を込めて、しかしブラシを折らない程度に加減して)
(丁寧に汚れを落としてゆく。他の部分は軒並み洗い終え、新品とまではいかないが)
(それでも見違えるように奇麗になっていた)

んむ?おお、こんにちは、お嬢さん。
いやはや、なかなか掃除というのもよいでござるな。
心が洗われるというか、雑念が消えてゆくでござる。
(声を掛けられて、掃除を中断し鷹揚な笑顔とともに挨拶をする)
(人懐っこい、陽気な笑みである。武人とも思えない無防備さすら漂うが)
(同時に、警戒心も抱かせないような笑みでもあった)

それがしに用事でござるか?暫し待たれよ。
これで終わりなので・・・・・・これでよし。
(再び掃除に戻り、そしてとうとう頑固な汚れを落とし、バケツに汲んだ水で流す)
521名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 20:39:07 ID:8vAbBzBu
エリスの引退ロール予約無視してロールとかなんなの?
522エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 20:39:08 ID:PgbXs0yl
(聞き慣れない語尾に、我が耳を疑う)
ゴザルって、どこの人よ?
まあいっか。そんなこと、いちいち気にしてたら革命軍に人が来ないしね。
掃除ぃ? そうね、自分の部屋もたまにはやらないとね。
まあどっちかって言うと、買い物とかで命の洗濯のほうが好きかな。
(相手が図体に似合わず親しみやすそうなので、つい素性も知らないまま
話をあわせた)

ん、用っていうか見かけただけなんだけどね。
(頭をかきながら、切り出す)
あなた、ただの掃除の人じゃないでしょ。じゃなかったら、体格良すぎるもの。
ああ、私はエテルナっていうの。あなたも名前、聞かせて?
(まだ警戒を解かず、少し間合いを離して声をかけた)
523セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 20:45:29 ID:T9xr4JgC
それがしは東から渡ってきた。
国の名前はご勘弁願いたい。
(隠しだてするわけでもなく、素性を明らかにする)
命の洗濯でござるか。然り。
温泉でもあれば、ゆっくりとできるのでござるがな。

(掃除を終えると、何か違和感がした。その根源は右頬に浮かぶ)
(炎を思わせる痣――ルーンと呼ばれる不可思議な紋様である)
(この城に来る切っ掛けとなったあの晩のこと――シャトーとの出会いを想起する)

はは、確かに。
それがし、セインと申す。用心棒でござる。
先日から革命軍に御厄介になっているでござるよ。
この城では、専ら雑用を引き受けているでござる。
エテルナ殿も、御用向きの際は遠慮なく申しつけくだされ。
(警戒の姿勢を解かぬ相手の様子にも構わず、鷹揚な態度を崩さない)
524エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 20:57:51 ID:PgbXs0yl
東、かぁ。海の向こう? だったら、あなたみたいな人も普通にいるのかもね。
あぁ、温泉いいわね! 怪我の治りも早くなるし。
最初に発見した人は褒めてあげたいわね、マジで。
(早くも相手の言葉に引き込まれ、舌も滑らかになってきた)

(話していても、エテルナ自身は何の変化も感じない)
(どうやら、個人差があるらしい。言い換えれば鈍いということなのか?)

セイン、セインね。よし覚えたわ、よろしくぅ!
(名前と外見、口調に違和感を覚えながらも、割り切ることにした。
警戒の下段構えを解き、棍を背中に差しながら微笑む)
言いつけるだなんてとんでもない! そういうのはね、みんなでやるものよ。
私も人任せにしてるとこがあるからね、見習わないと。
(恥ずかしそうに、頭をかいた)
それより、用心棒? やっぱね、その身体がもったいないもの。
何使ってるの?
525セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 21:11:16 ID:T9xr4JgC
それがしも、この大陸に来て驚いたでござる。
そなたのような華やかな女性が沢山いて。
いやはや、実によい目の保養になるでござるよ、ははは。
(陰湿さのない言葉。快活な笑い)

みんなで出来れば、それが一番よいのだがな。
それがしの手が空いている時、忙しい者の手伝いをする。
さすれば、それがしの忙しい時、誰かが手伝ってくれるであろう。
この様に、支え合いの精神が大事なのでござる。
(腕を組んで、神妙に頷く)

うむ、それがし、今三軒の酒場と契約しているでござる。
普段は素手で酔漢を放りだすのが、主な仕事でござるな。
それで済む内は仕事が楽なのでござるがな。
拳を振るうと、加減が効きにくい故。
(大きな、無骨な手を突き出して拳を作ってみせる)
他の仕事――荒事とならば、剣を抜くのも仕方あり申さぬのだがな。
(今度は背中から突き出たグレートソードの柄を指し示す)

お主は、何か仕事をしているのでござるか?
526エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 21:23:55 ID:PgbXs0yl
華やかー!? もう、お兄さんも口がうまいんだから!
(一応、相手の視線を確認し、大笑い)
でも、用心棒が覗きとかしないでよね? 革命軍の評判がガタ落ちだから。
(まあ、大丈夫だろうとは思いつつ)

そうそう。
私も拾ってもらったんだけど、いつまでもお客さんでいちゃいけないのよ。
特に戦場じゃ。
ただでさえ敵は数で押してくるから、こっちは協力しないとね。

(3軒という数に、さすがに驚く)
おおー、忙しいのね。そんなに働いて大丈夫? っていうか、ガラの悪い酔っ払いが
そんなにいるんだ。
(眉をひそめた)
ホント、酒の力を借りないと何も出来ない奴ってサイテー。今度私も手伝ったげようか?
荒事? まあ、その剣は帝国軍相手に使ってくれると助かるかな。副業もいいけどさ。
(そっけなく言いつつ、相手の武器には興味津々の目線を向けてしまう)

仕事、ねえ。今のところ、革命軍の任務だけで手一杯だから。楽しいけどね、
腕のふるいがいがあるし。
平和になったら、別のこともしてみたいとは思ってる。
527セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 21:38:59 ID:T9xr4JgC
それがし、お世辞は苦手でござる。
無論、武士としてはそのようなことはせぬ。
堂々と口説く分には問題ないのでござろう?
(子供のような、稚気を含んだ笑顔)

どんな場面にも通じることであるな。
数的不利を、連携を駆使して打倒する。
チームワーク、というやつでござる。
普段から気心が知れていれば、戦場でもそれが存分に発揮できる。
それがしは、そうやって生きてきたのでござるよ・・・・・
(遠い眼をして、故郷での戦に思いを馳せる)

それがし、身体の頑丈さだけが取り柄ゆえ。
(岩石のような、大木のような体躯を指示して)
酒は心の友。されど、分量用法は把握するに越したことはない。
ま、一度放り投げられれば、次からは大人しくなるでござるから、安心めされよ。
ふむ――無論。その為に、この城の門を叩いたのでござる。
(一瞬、武人としての素顔が露になって、直ぐに元の牧歌的な表情に戻る)

うむ・・・・何の為に戦うのか。その果てに何を成すのか。
戦いの後に何をするのか・・・・・それを考えるのは、大切なことでござるよ。
――時にエテルナ殿、つかぬことを聞くが、お主、この紋様に心当たりはござらんか?
(何気ない風を装って、自分の右頬――ルーンを指し示す)
シャトー殿から聞き及んでいる。この城にはこの紋様を持つ者が沢山いる、と。
528エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 21:58:57 ID:PgbXs0yl
そっ。チームワークって言葉にすると簡単だけどね。
背中を預けられる戦友ってのは、お金じゃ買えないから。
私たちは金で雇われた帝国軍相手に、これからも人の力で戦っていかないとね
(正論を述べるセインを見て、いつしか訛りなど気にならなくなっていた)

酒の量をみんながみんな守れれば、苦労はしないって。
でも、禁止するともっとひどくなるし。彼氏は酒癖が悪くない人に限るわね。
(大げさに、肩をすくめてみせた。まだ美味く酒を飲めない少女である)
痛い目に遭って、おとなしくなっちゃうのも……ちょっと情けなくない?
そんなチンピラ100人より、あなたみたいなのが一人いてくれたほうがずっと頼れるわね。
(セインの横顔を眺めながら、心から告げた)

うん。私の本当の幸せは、この戦いの中じゃなくて、その向こうにあるはずだからね。
(と、セインが急に右頬を指したので)
あぁ……話に夢中だったけど、あなたもルーンを。
いやね、それ、ルーンって呼ばれてるのよ。私も持っているわ。ほら
(左肩を前に突き出す。素肌の上に、燃え盛る炎のような痣が)
だから私は『炎のエテルナ』って呼ばれてるわよ。覚えといてね?
(どうしてもこの二つ名を広めたいらしいが……結果は例の通り)
529セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 22:14:31 ID:T9xr4JgC
うむ、人の力。実に良き言葉であるな。
願わくば、この革命軍の同志たちともそのような
関係を築きたいでござるな。戦とは、志と団結で決まるのでござる。

ははは、難しいところでござるな。それがしも、酒は好きなので。
ま、楽しく飲むに越したことはないでござるよ。
(悪びれた風もなく、笑う。ちなみにうわばみで酔ったこともない侍だった)
ううむ、過分なお言葉。照れるでござる。
その期待に添えるよう、これからも精進するでござるよ。

ほほう、やはりそうか。炎にも見えるでござるな。
それがしのルーンに似ているでござる。
(彼女の肩に浮かぶ紋章と、自分の右頬に浮かぶ紋章)
(確かに、どちらも炎の紋様に見えない事もない)

炎のエテルナ――はは、なるほど。
ではそれがしは、『焔のセイン』とでも名乗るとしようかのう。
(冗談混じりに張り合うようなことを言ってみる)
(やんちゃな娘を見る父親のような顔で苦笑する)

む、そろそろ次の用事に取りかかる頃合いでござるな。
では、それがしは失礼するぞ。また会おう、『炎のエテルナ』殿。
(ブラシとバケツを持って、軽い足取りで場内に向かう侍)

【では、きりがよいので〆る方向に】
【相手を立てるロール・・・・・というのは難しいですね】
【あまり上手くやれた自信がありません、申し訳ないです】
【願わくばまたお相手してもらいたいものです】
530エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2008/03/21(金) 22:26:02 ID:PgbXs0yl
うん、似てる似てる。これじゃ、どっちが『炎』だか……『焔のセイン』?
って……カッコいいじゃん!
くっそー、美味しいところを……私も負けないわよ!
(ついつい、相手に乗せられてムキに。このあたりが、年季の差であろう)

また掃除? 助かるけど、あんまり根をつめないでね。あなたが背負い込むような
仕事じゃないんだし。
ん、じゃね。私もあなたを見習って、自分の部屋でも片付けるから!
(大きく手を振って、セインの背を見送るエテルナであった)

【では、こちらも〆で】
【いやいや。相手を立てる、という気持ちがあるから結果は付いてきてますって】
【これからも、エテルナをいじってやってください。お疲れ様でしたノシ】
531セイン ◆ep1gBSHy66 :2008/03/21(金) 22:28:11 ID:T9xr4JgC
【これからもセイン共々精進しますのでよろしく】
【はい、そちらの言うとおりにしましょうとも】
【では、お疲れさまでした】
532メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 21:23:45 ID:OTS22lpn
【名前】劉 美煌(リュウ メイファン)
【ルーン】竜(右手の甲)
【年齢】17歳
【性別】女
【職業】拳法使い
【種族】人間
【容姿】身長156cm B83/W56/H84 靴23.5cm
    髪は小豆色のお団子つきツインテール、瞳も髪と同系色。
    絹製の赤い生地に金刺繍の入った東方の民族衣装(チャイナドレス風)を身に纏う。
【装備】素手で戦うため武器などはなし
【戦闘】一族に伝わる龍拳という拳法を駆使して、身一つで戦う。
    主体は素早さを活かしたヒット&アウェイ。
【NG】スカ・グロなどの特殊ロール
【備考】革命軍からは遥か東方に住む、人化した竜を一族の始祖とする少数民族の末裔。
    修行のために西へと向かい、空腹で倒れていたところを革命軍に保護されて居着くことに。
    性格はざっくばらん。かなりの大食家で、10人前の料理もペロリと平らげることが出来る。
    お腹が満たされている時限定で、ルーンの力により体長約4mの二足歩行の赤いドラゴンに変身できる。
    変身後3分が過ぎると元の姿に戻り、体力を著しく消耗し、さらに空腹で動けなくなる。
    言葉のイントネーションや語尾に多少、訛りが見受けられる。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、恋愛、エロール、飲食、御風呂

【本スレには初顔見せとなります】
【みなさま、宜しくお願いします】
【竜への変身を、お腹が満たされている時限定という縛りを加えてプロフを投下させていただきました】
【ではこのまま待機させていただきますね?】
【待機は10時まで、ロールは12時まででお願いします】
533ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 21:57:52 ID:OrssLw9A
【初めまして、メイファンさん。占有率が高くなってしまうので遠慮しようと思ったのですが、
 待機リミット5分前になっても、どなたもいらっしゃらない様なので参上しました。
 プロフは>>22です。お相手に立候補させていただいても宜しいでしょうか?
 上記の理由で、あまり好ましくないと思われるならば、すっぱりとお断りいただいても良いのですが】
534メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 22:01:50 ID:OTS22lpn
【初めまして、ビオティーテさん】
【いえ、こちらこそお相手の方をよろしくお願い致します】

【始めるに差し当たってになりますが】
【ご希望のシチュとかは、御座いますでしょうか?】
535ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 22:07:07 ID:OrssLw9A
【プロフ推敲にお力になれず、申し訳ありませんでした。これから宜しくお願いしますね】

【希望……と、いうより思いつきですが(←いつもの如く)
 1・行き倒れていたメイファンさんを拾ったのは、何と私だった!!
 2・作りすぎた料理をどうしようかと悩んでいる所にメイファンさん登場。 
 3・城の食堂かどこかで初遭遇→大食漢ぶりにびっくり。
 4・どちらかがトレーニング中にでも、もう一方が通りかかる。
 と、パッと思いつくのは、コレくらいでしょうか。
 ただ、あくまで思いつきなので、メイファンさんに何がしかのご希望があれば其方で。
 大事なデビューロールでもありますし……】
536メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 22:15:26 ID:OTS22lpn
【いえ、お気になさらないで下さい】
【お気持ちだけで十分有り難いです】
【こちらこそ宜しくお願いします】

【ではデビューロールということで、1番をお願いしても宜しいでしょうか?】
【一応、順序を踏んで行く感じということで】
【それと、出だしの方はどういたしましょう…?】
537ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 22:18:01 ID:OrssLw9A
【では、このシチュならばメイファンさんに書き出していただくの良いと思うので
 書き出しをお願いしてしまっても宜しいですか?】
538メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 22:25:38 ID:OTS22lpn
【わかりました】
【念のため、リミットは12時ということで…】
【ではよろしくお願いします】

はぁ、はぁ、はぁ……。
(異国の服を着た少女が覚束無い足取りで、ふらふらと林道を歩いていた)

もうすぐ…街があると聞いたアルが…。
もう、お腹がペコペコで…限界アル〜…。
(空腹で目も虚ろだった少女はついに力尽き、バターンと道にうつ伏せて倒れ込んでしまう)
誰か〜、たふけてアル〜……。
(完全にうつ伏せのまま、力無い声で助けを呼ぶ)
539ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 22:34:50 ID:OrssLw9A
……?
(ちょっとした野暮用を終え、革命軍の湖の城に帰るまでの道すがら。
 温かくなってきた日和に、すっかり春めいて、あちこちから緑の息吹が見え始めている
 林の中を、一人歩いていた時、それは聞こえた)
……人の声?たすけてって聞こえた様な……?
(行きがかりの駄賃とばかりに、早出の春菜等をぽつぽつ摘みつつ、林道を進んでいた女傭兵は
 とりあえず声のした方に行ってみる事にした。
 ただし、周囲に警戒を払う事は忘れない。――助けを求める行き倒れを装って旅人を騙す
 賊の類は、そう珍しいものではないからだ)

……。
(程なく、声の主であろう少女が倒れ伏しているのを発見した。
 鮮やかな衣の所為であろうか、あっさりと見つけたその人物に、暫し迷ったものの声を掛けてみる)
貴女、大丈夫……?
こんな街とそう離れていない場所で行き倒れ、なんて……。
一体、どうしたというの?

【リミット、了解しました。それでは此方こそ宜しくお願いします!】
540メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 22:41:38 ID:OTS22lpn
ふひゅ〜〜……?
(倒れてからしばらくして、人の声が頭上で聞こえる)
(その声に意識を取り戻して、蚊の鳴くような声で)

た、助けて下さいアル〜…。
お腹がペコペコで、動けないアル〜…。
(本当に指一本動かすことができないのか、顔を地面に埋めたまま答える)
(グーギュルギュルギュ〜というお腹の虫の音を鳴らしながら)
541ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 22:53:00 ID:OrssLw9A
(風変わりな鮮やかな色彩の衣を纏った少女は、やはりこの辺ではあまり聞かない言葉の訛があった。
 その力ない声と、腹の虫の音を聞いて、詐賊の類ではなく、本当の行き倒れの可能性が高いか、と
 認識を少しだけ、信じる方へ矯正する)
……お腹が、ねえ。
取り敢えず、こんなもので良ければ……。
(手荷物をさぐり、手をつけていなかった弁当代わりのパンを一切れ、包んでいた布切れを
 ほどいてから手渡し)
ああ、極度の空腹時に慌てて食べると、喉に詰まらせやすいから気を付けて。
(そんな注意をしながら水筒も差しだして)
こんないい季節に、空腹で行き倒れなんて。
食べられる山菜も、そこら中にあるし、地面を掘り返せば、幾らでも蚯蚓や虫が捕まるでしょうに。
(――真顔で。
 古くは、泥水をすすって生きて来た過酷な浮浪孤児時代に、今は、それと同等以上に過酷なものとなる
 戦場暮らしに、女の感覚はとうに「普通」とはかけ離れたものとなっているのだが、
 本人にその辺の自覚はないのだ)

(そんな話しをしながらも、利き手はしっかりとドレスの隠しスリットの中に忍ばせた短剣を握っている)
542メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 23:11:01 ID:OTS22lpn
くんくん…。
(声の主が何かを取り出した瞬間、食べ物の匂いを嗅ぎ付け)
(ぱっと顔を上げて、瞬時に差し出されたパンと手を両手で握り締める)

あ、ありがとうアル!!
いただきますネ!!
パク、パク、ムシャ、ムシャ…。
(パンを受け取ると、久しぶりの食事に有り付いたかのように物凄い勢いで食べ始めて)

ブッ!!
ゲホッ、ケホ……ミ、ミミズや虫アルか!?
(女性の言葉に思わず喉を詰まらせて、水筒を受け取り水を飲む)
(その時、ようやく助けてくれた相手の女性の姿を見る余裕が生まれる)
(雰囲気からこの国の人間のように見えるが、一般人かと言うとそうは見えない)

ぷは〜、助かったアル。
ワタシは劉 美煌(リュウ メイファン)と言うアルね。
ずーっと東の方から、修行の旅をしているネ。
で、貴方はどちらさまアルか?
(水で詰まったパンを流し込むと、何も考えず無邪気な笑顔で直接相手に何者なのかを聞いてみる)
543ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/23(日) 23:28:06 ID:OrssLw9A
……!い、いいえ……どういたしまして……。
(つい先程まで、死体の様に地に伏していた少女が、パンを差し出した途端、凄まじい勢いで
 起き上がり、尚且つ、戦闘を生業とし、相応の身のこなしを持つ自分にも避けきれないスピードで
 パンと手を同時に握りしめて来る。
 やや呆然と、言葉を返す間に、パンを少女の口の中に消えていってしまった……)

ほら。だから、慌てないでって言ったのに……。
(少女が喉を詰まらせたのは、自身の台詞の所為なのだが……
 そんな事に思いもよらない女は、眉宇を顰めつつも、咳き込む少女の背を叩いてやる)

東……ね。そういえば、以前に戦場で見えた、素晴らしく切れ味の鋭い剣を振るう剣士や
独特な身体捌きの格闘技を使う人なんかが、確か東方の出だって言っていたわね。
そういえば貴女の面影に、少し彼らと共通したものを感じるわ。
私?私はナイトメア。
今は、この先の……。
(いつもの習慣で仇名の方を名乗ってから、林道の先、革命軍の本拠地の方向を指し示して)
革命軍って所に雇われている傭兵よ。
……貴女、これから行くあてはあるの?今夜の宿、とか……。
それにパンをひとつ食べた位で、行き倒れる程の空腹が満たせるとも思えないし……。
良かったら、私と一緒に革命軍の本拠地に行ってみる?
革命軍では、戦で焼き出された難民達に、食事や寝床を提供しているみたいだから
今夜の宿と一食くらいは、何とかまかなえるかもよ?
(まあ、無理にとは言わないし、財政にそんなに余裕のある軍じゃないから、
 食事も寝床もたかが知れているけれど、と付足しながら少女―メイファン―を振り返る)
544メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/23(日) 23:44:22 ID:OTS22lpn
東方から来てる人が他にもいるアルか?
(東方と言っても国や地域によって、民族や文化は異なるので)
(鋭い剣の剣士や格闘技を使う人と言われても、ピンと来ない様子で)

ナイトメアさん…?
(聞いたことのある単語だったので、どういう意味だっただろうと思い出そうとするが思い出せず)
革命軍…?
(その言葉に自分が当初の目的としていた街とは別の方向へ向かっていたのではという予感が過る)
(けれど今更どうすることもできず、指摘されたように空腹が満たせてないのは図星だったので)

よくわからないアルが、連れて行ってもらえるアルか…?
ナイトメアのような良い人の居る場所なら、きっとそこは良い場所アル!
(戦や難民という言葉は右から左なのか、ご飯と寝床が得られるというだけで)
(テンションが上がって、ばばっと立ち上がり、服についた砂ぼこりを払い落として)

よろしくお願いするアル!
(満面の笑みでナイトメアと名乗った女性に右手で握手を求める)
545ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/24(月) 00:01:06 ID:SEYpP+KF
まあ東、と一口に言っても、色々でしょうから……。
貴女と語同郷の人達だとは限らないのだけれど、ね。
(自分から見れば、東からの異邦人の細かい区別などは付き難いが、実際、その地に在る者達にとっては
 そうではないのだろう、と、何だか釈然としない様子の少女に、微苦笑混じりに。
 逆もまた真なり、で、この少女にとっては、異民族である自分達も、
 きっとそう大差なく見えるのかも知れない等とも思った)

そう、革命軍。
貴女は異郷の方だからご存知ないかも知れないけれど……。
今、この地を支配しようと勢力を伸ばす、帝国に抵抗する、反支配体制組織よ。
勢力を伸ばして侵略戦争を繰り返す帝国に敵対する軍だから、戦の被害にあった人達が
反帝国を掲げて集まり易い所為か、さっき言った様な
戦の被害者の救済措置を取ったりしてる……みたいね。
一雇われ兵にすぎない私は、その辺、あんまり詳しくないのだけれど。

(パン一つ、或いは「食事と寝床」という言葉で、すっかり元気になってしまったメイファンを
 眉をそびやかし、微苦笑と共に見やって)
……そんなに簡単に他人を信じては駄目よ?
私が、とんでもない悪人で、貴女をどこかに売り飛ばそうとか企んでいたら、どうするつもり?
(勿論、そんなつもりは全くないが、少女のあまりにも無防備な様子に、ついついそんな事を言ってしまう。
 そして同時に思った―これで、よく遠方から無事に旅をして来れたものだ、と)

……ええ、よろしく。
(そんな風に無邪気な様子で、しかも満面の笑みを見せる少女に、さしもの警戒心の強い女も
 いつのまにやら身体から力が抜けてしまっていて、握手を求めて差し出された手を
 そっと握り返した。―本来、剣を握る利き手を預ける握手という行為は、苦手なのだが)
じゃあ、行きましょうか。
(そしてメイファンを先導するように、歩きはじめ)

【お時間は大丈夫ですか?次辺りで〆てくださっても凍結でも、私はどちらでも大丈夫ですが】
546メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/24(月) 00:22:58 ID:dVXDkTap
帝国に抵抗する、反支配体制組織…?
(民族や宗教による紛争ではなさそうであることは理解できたけれど)
(その戦いの規模はいまいちピンと来ないものの)
つまり、悪を倒す正義の味方ということアルね?
(まだ糖分の足りていない頭では、そんな風に結論づけてしまった)

(苦笑しながら簡単に信じるなと言う女性に、ぱちくりと不思議そうな顔を見せた後)
(今まで見せなかった、戦いを知る者の不敵な笑みを浮かべて)
大丈夫アル。
こう見えても、ワタシも強いアルよ?
(ギュッと拳を握って見せる)

(その拳を解いて求めた握手を交わすと、手の甲が鈍く光を放つ)
ありゃ…?
(たまに浮き出ることのあるそれは竜の紋章)
(思わず声を出してしまったが、何事もなかったように手を離すと敬礼して)
了解ネ!
よろしくお願いするアル!
(ギュルル〜と再びお腹の虫を鳴らしながら、革命軍へと付いて行った)

【ではお時間となりましたので私の方はこれで〆にさせていただきますね?】
【今夜はデビューロールにお付き合いいただきまして有り難う御座いました】
【すっかり空腹キャラになってしまいましたが…(汗】
【ではお先に失礼致します。おやすみなさいませノシ】
547ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/24(月) 00:29:42 ID:SEYpP+KF
【いい感じに〆られていると思いますので、これで〆にしてしまいましょう。
 後は蛇足になってしまいそうな気がしますので;
 此方こそ、お付き合い、有難うございました!良いキャラをしておられますよw>腹ペコキャラ。
 それでは、またお会いする機会に巡れましたら、宜しくお願いしますね。お休みなさいノシ】
548メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/25(火) 21:02:06 ID:31hwopNt
【空いているようですので待機させていただきますね?】
【待機は10時まで、ロールは12時半まででお願いします】
549名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:26:42 ID:TUOJaidF
おっぱいターッチ!
おねーちゃん、あそぼ!
550メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/25(火) 21:29:28 ID:31hwopNt
【こんばんは】
【ロール希望の方でしょうか?】
【ご希望のシチュなどはございますか?】
551名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:30:39 ID:TUOJaidF
革命軍の城下町の子供です。お姉ちゃんにエッチな遊びを教えてほしいな。
552名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:37:53 ID:TUOJaidF
おねーちゃん遊んでくれないの?
553メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/25(火) 21:39:38 ID:31hwopNt
【ええっと、困りました…】
【エッチ未経験キャラですのでそういうのはちょっと…】
【エッチなことを子供にというのも申し訳ないですが、遠慮させていただきたいのですが…】

【時間もそう長くは取れませんし、雑談系のシチュでお願いできませんでしょうか?】
554名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 21:42:50 ID:TUOJaidF
エロールできないんだったら待機するんじゃねーよ。女キャラはエロールしてなんぼだろよ。
あーあ、時間の無駄だった。じゃな。
555メイファン ◆e3cv0jMKx. :2008/03/25(火) 21:45:31 ID:31hwopNt
【返す言葉も御座いません】
【このまま待機でスレを占有しては申し訳ないので、今夜はこれで落ちます】
【失礼致しました】
556リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/25(火) 22:57:41 ID:dz1Bi/mz
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>557  キャラハン一覧:1
>558  キャラハン一覧:2
----------------------------------------------------------
>559  ルーン一覧
557リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/25(火) 22:58:27 ID:dz1Bi/mz
キャラハン一覧:1
----------------------------------------------------------
>8 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
 女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
 >>408女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
 女 ハイデ◆NJyU9zq7X(門)
 >>303女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
 >>75男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
 女 デューイ◆YpuGzruiLw (舞踏)
 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
 >>10女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
 >>12男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
 >>134女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
 >>22女 ビオティーテ◆eqfBIotITE (夢)
 男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
 >>374女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
 男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
 >>13女 リュリュ ◆LuLusawaXM (月)
 女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
 男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
558リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/25(火) 23:22:53 ID:dz1Bi/mz
キャラハン一覧:2
----------------------------------------------------------
 >47女 ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
 >190女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
 >137男 リカルド ◆SKeyyD5p/I (知恵)
 >75女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
 >345男 ハウンド◆sA.em5G1FM (獣)
 >14女 ヤスミン◆QhX/oq0uwA (人形)
 >72女 ドール ◆ru6ZZc2Pac (人間)
 女 クォ ◆B7CcYoCO9w (金貨)
 >77男 セイン◆ep1gBSHy66 (希望)
 >116女 ユリィ ◆rXq6eh.jYo (蜃気楼)
 >189女 ストリクス◆Strix61A/U (首輪)
>217男 ドラクール伯爵◆/brWJNdX4w (恐怖)
 >264女 フリージア ◆G1.qnCT8H. (花)
 >532女 メイファン ◆e3cv0jMKx. (竜)
 避難所10>240男 ゼアード◆GlEgDs73Rw (深淵)※
 避難所11>485女 キューブ ◆5Go..QiSaA (道化)※
 
----------------------------------------------------------

※…現在避難所推敲中の方です。

----------------------------------------------------------

・シクアス ◆OXc8gGqD7Q(祝福)
避難所10>> 2008/02/22(金) 18:30:12
一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
559リュリュ ◆LuLusawaXM :2008/03/25(火) 23:24:38 ID:dz1Bi/mz
◆108のルーン一覧◆
×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命      永遠      円      ×鏡        果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品    ×希望    ×恐怖      教養    ×金貨    ×首輪
  雲      ×蜘蛛      軍旗    ×獣      賢者      恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印      ×深淵    ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落    ×知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔      ×道化      毒薬
  棘        涙        肉欲    ×人形    ×人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰      ×花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏    ×葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕      豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森     ×門
  病      ×夢        夜        勇気      理性    ×竜
--------------------------------------------------------------

・メイファン ◆e3cv0jMKx.(竜)の参加により紋章にチェックを追加しました。

・キューブ ◆5Go..QiSaA(道化)避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。

・シクアス◆OXc8gGqD7Q(祝福)のフェードアウトによりチェックを解除しました。

・リリス◆LiLith8NAo(肉欲)
・シャーリー◆8JfifLQd.Q(蜂蜜)
・エリス◆xsos6uENks(理性)
3名の引退によりチェックを解除しました。
560ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 20:31:25 ID:vX2bMmjX
【ひっそり待機します。】
【久しくロールをしていないので軽い雑談程度でお願いします。】
【シチュは相手の方の希望に合わせます】
【プロフィールは>>374、リミットは0時前です。】
561デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 20:45:04 ID:b7dOP4/+
【あんなことがあったばかりなので、】
【軽い雑談程度…になるかどうか微妙なのですが】
【よろしければ立候補させていただきたいです】
562名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:45:28 ID:8vCnkhbW
お姉ちゃん、あそぼー!(むぎゅ)
563ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 20:48:45 ID:vX2bMmjX
>>561
【お久しぶりです。よろしくお願いしますね】
【まあ、和解(?)を兼ねてとかでいいんじゃないでしょうかw】

>>562
申し訳ない、先にデューイ殿に声をかけて頂いたので。
またの機会にお願いします。
564名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:51:08 ID:8vCnkhbW
>>467
実質引退したキャラハンに止めとけって。

あと性経験がないとちゃんと言って断ってるぞ。
プロフに処女・非処女の表記がある方が珍しいし。
565デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 20:54:26 ID:b7dOP4/+
>>562
【失礼したッ…これもめぐり合わせということでご容赦を】

>>563
【ではさくっといきますか。そんな流れで】
【書き出しは如何しましょう。】
566ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 20:55:55 ID:vX2bMmjX
>>565
【負担をかけて申し訳ないのですが】
【ちょっと間もあるので書き出しからいける自信がないのでお願いしてよろしいでしょうか】
567デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 20:56:40 ID:b7dOP4/+
【間は私にもある――が、承知したッ!】
【暫し待たれよ。場所などの御希望は?】
568ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 21:00:03 ID:vX2bMmjX
>>567
【なんとwそれは失礼しました、……が、お言葉に甘えてよろしくお願いします。】
【自然な場所として屋内の食堂など如何でしょうか。何か一番最初のロールと被りますがそれでよろしければ】
569デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 21:02:53 ID:b7dOP4/+
【了解しました。では書き出しますー】
570デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 21:05:22 ID:b7dOP4/+
(流石に大所帯ともなってしまえば、)
(食事の時間が大衆とずれこんでしまうのも常だ)
(こと戦に関してはそれなりに真面目になるこの女も、)
(部隊の演習やらが立て込んで、)
(昼食を摂るのが既に、暢気な時分なら"おやつ"の時間に)
(なってしまった――というわけである)

―――ふぅ。

(長睫の落とす陰よりも鋭い溜息をついて、)
(何となく閑散とした食堂に座し、適当に注文した料理を待つ)
(あと数刻もすればここもにぎわうのだろうし、)
(静かに食事を摂れるのは、ある意味僥倖かもしれない)

【こんなところで】
571ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 21:23:28 ID:vX2bMmjX
>>570
(年長の信頼出来る副長らの勧めで半ば強引に執務室を追い出されていた)
(働きすぎ、と言うのである)

休憩などいらんというに。
……まあ有難く受け取っておくか。

(食堂に向かい、適当に軽食を注文する)
(貴族暮らしの頃とは比べ物にならないほど質素だが、暖かく美味しい)
(格式などと無縁の軽食をつまんでいる手が止まる)
(入ってきた華やかな女性―デューイと言ったか)

――おや。
(そう言葉になるかならないか程度の声で呟いた)
(僅かに顔をしかめたのは先日の出来事を思い出したからである)
(ほんの少しその場から逃げたい衝動もあったが、表情を消して)
(また黙々と食事を取る)

【すいません、それではよろしくお願いします】
572デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 21:30:07 ID:b7dOP4/+
(歩んだ方向に偶然その騎士殿がいただけに過ぎないが、)
(その背には歩みながらも流動的に動く視線を送る)
(しかし、そんな無遠慮こそがこのデューイなのだと――)
(ユーリも知りえている筈だろう。一切の自重もなく)
(決して意図したわけでなく、ユーリと背あわせの席に着く)


兎肉と、酒を。合わせは適当でいい。

(大雑把な注文を給仕が聞き届けたと見れば閉口する)
(先んじて食事を摂っていた騎士の立てる音が)
(あろうことか鮮明になってしまうしじまの食堂…)

随分と奇遇だな、こんな場所で鉢合うとは。

(消灯時間が定められているわけではないが、)
(それなりの分を持つ者同士が)
(特異な状況を共有するのも、また特異である)
573ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 21:40:51 ID:vX2bMmjX
(緊張?恐らくはそうだろう)
(スプーンを動かす手が少しぎこちない)
(何を焦っているのか?普通に食事をして声をかけて)
(最後に仕事を片付けて部屋に戻ればよいだけのこと)

ガチャッ

(声をかけられた瞬間、食器が音を立てる)
(食事作法を心得た人間に有り得べかざる失態だった)

ああ。
(同様をごまかすように短く答える)
(一刻も早く逃げ出したい衝動に駆られて食事を急ぐが)
(如何せん、それなりに量もあり、マナーに縛られそうもいかない)

この食堂はあのような注文でも受け付けるのだな。
(辛うじてその一言を、呆れたような口調を作って言うことに成功する。)
574デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 21:50:12 ID:b7dOP4/+
(勿論、たとえ国を出て家を堕したとて)
(「騎士」という規範をこの女が侵すはずがないことは)
(この剣士も重々知りえていることだ)
(その動揺も露の音を聞いて、まさにしたりと肩を震わせているのを隠そうともしない)

――好き嫌いなどはないからな。
食いたいものを言えば、あとは適当に作るだろう。
選り好みはせぬ。

(脚を組み、ならばいつぞや耳元に囁いたように)
(密やかな声音で告げながら、いつもより饒舌に)
(…どちらかといえば苛める算段で口をつむいで行く)

あまり気取ったものであるならば疎んじられている。
適度に手をぬいたものならば、随分見知った仲となる。
面白いことだろう? 

と言っても、この声を聞いていたら、
その中間のものを作るのだろうがな。
575ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 22:06:09 ID:vX2bMmjX
(表面上は一切を無視して冷静に受け答えをしている―つもりだった)
(それがつもり、でしかないことは、薄々分かりつつあった)

そうか。

(皮肉の一つも返そうと思ったが―)
(言葉が出ない。頭に浮かんでは消え、結局その一言だけ発した)

そういうものか。
よく分からないが、私には貴女の言う少し気取っているほうが性に合うようだ。


カンッ
(抑制が効いて音は僅かに響いたのみだった)
576デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 22:20:46 ID:b7dOP4/+
疎んじられるほうが心地がいいと?

(と、諧謔を向ける)
(妙に緊迫した空気を察したか、料理を運ぶ給仕も)
(どことなく遠慮がちな風体だが)
(それを気にした風もなく、フォークを取る)

そういった風には見えぬがな。
これは――…まあ、中間だろうな。

(そこそこに整えられた料理には湯気がたち)
(スープは作りおきだとしても程よく味が落ち着き、)
(暖かいというだけで、戦場でたべるさもしいものより遥かに上等だ)

"食事の際には私事は慎む"か?
結構なことだ。

(口数が少ないのを、あえてフォローするような言動をして)
577ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 22:43:32 ID:vX2bMmjX
そうではない、そうではないんだが……。
あまり慣れてないというべきか。

(後ろ暗い事もないのに、何故か後ろめたく少し慌てる)
(それを隠すように、食後の紅茶を注文しに立つ)

皮肉ではないのだろうな、それは。
(デューイに背を向け紅茶を受け取りながら、僅かに微笑む)
578デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 22:54:04 ID:b7dOP4/+
少し前まで生娘だったのだ。
慣れが無い事のほうが多かろうが…
どうせ戦場に出ぬ限りさしたる問題もあるまい。

(作法などよりも、よほど学ばねばならないことが)
(戦時にはいくらでもある)
(相変わらず無遠慮なまま言葉をつむいで)

どうだかな。
慣れていないのなら仕方が無い、と言えなくもない。
579ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 23:05:48 ID:vX2bMmjX
ガチャンッ!

(肉を切っていたフォークに力が入り過ぎ)
(食器が一際大きな音を立てる)

貴女という人はッ……。

(初めて後ろを振り返り、剣に手をかける)

失礼した。
が、そんなものに慣れる必要を私は認めていないのだがな。

(作法、礼儀を共に欠くほど動揺した自分が恥ずかしく)
(それを隠すようにすぐに剣から手を離し、また前を向いた)
580デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 23:12:02 ID:b7dOP4/+
ああ、驚いた。
皿ごと食べる気かと思ったぞ。

(事実それごと断ち割らん勢いで落とされたナイフに、)
(肩を竦める。少なくともこの場で剣を抜いては不貞―)
(と、まるで諌めるかのように。主導権を握ったつもりだ)

それは、何故だ?

(ほう、と興味深そうに息を吐けば、追求をはじめる)
581ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 23:18:15 ID:vX2bMmjX
そ、そんな作法は知らんし、これは私が修行不足なだけだ……。
(顔を紅くして俯く)

ッ……!
(自分の思わず取った行動が恥ずかしくますます居心地が悪く)
(早くこの場から逃げ出したい衝動に駆られるが、目の前にはまだ料理が積まれている)

なんでも、ない。
……失礼した。
(また黙々と肉を切り、料理を口に運び出す)
(早く片付けてこの場から去りたい気持ちでいっぱいだった)
582デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 23:21:20 ID:b7dOP4/+
必要が無い、と言い切るなら、
貴様のことだ、確固とした理由があるのかと思ったが。

(アルコールでなく冷を煽りながら、)
(背中に感じる動揺の気配になおも肩を震わせて応じる)


ふむ……。
ああなるほど、やはり乙女らしい恥じらいが理由か。

(ぽん、と手でも打つかのように、思いついた、と)
583ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/26(水) 23:40:02 ID:vX2bMmjX
必要な理由がなければ、特に必要ないだろう。
と、とにかく私には必要ないんだ。

必要ないんだ……。

(語尾が消え入るように弱く、紅茶をすする時も顔を埋めるようにしている)
(いつものような冷然とした態度、優雅な動作はどこにもない)

ッ……!

(気恥ずかしさと、イラつきにまた振り返りそうになるが押しとどめ)
(落ち着けるように大きく息を吐き)

まあ、そういうことにしておくか。
まるで自分が女では無いかのような口ぶりだが?
584デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/26(水) 23:54:28 ID:b7dOP4/+
必要な理由がなければ、必要がない…?
それを不要の理由とするのは騎士殿らしくない。

騎士道はそれを要せぬ者にあてがい剣を貫き通すものでは?

(慇懃な口調など演出してみて、じわじわと意地悪を続けるが)
(皿と瓶を持って、唐突に立ち上がり)

――おや、穢れ知らずの乙女殿は、
そちらの作法よりも皮肉を学びたいのか。

……女として成せることなどもう無い。
あるいは私のような者にとって、貴様は贅沢者に見えるのかもしれぬな?

(心にもないことを言いながらも、)
(それが相手の心算に如何に作用するかをわかった上で言を発し)

まあ、ならば「女」の恥じらいはいつまでも失わぬことだ。
…最も、私もずっとこのままだがな。

(つまりそのままいつまでもからかうのだ――などと)
(嘯いて、"代価を払わぬままに"、颯爽と出て行ってしまった)


【――む、やや強引な〆方になりましたが、こちらはこれで…】
585ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2008/03/27(木) 00:11:10 ID:47vpyLVd
それとこれとは話が違……。

(そう言いかけてやめてしまう)
(少なくとも女としてはデューイの方が上手であるのは明らかで)
(議論に勝ち目が無いのを悟っている)

(そもそも背中越しに話すこと自体が”常識”を逸脱しており)
(最初から相手のペースに乗せられていたのもあるのだが)

また、そういう言い方を……。
どちらも必要ないんだ、私には。

そう、なのか……?
それは、その……すまなかった。

そうか……。
(何を言っていいのか良く分からずに短く答えるしかなかった)

……。あ。
(デューイが去って数分後、会話、声色、去り際のデューイの表情を反芻して)
(唐突に閃いた)

――ああ、からかわれてただけなのか?

(人の増えつつある食堂で、食後しばし呆然とした後、突如盛大に吹き出した騎士の姿を)
(何人かが目撃したという噂が流れたが真偽は定かではない。)

【どうもありがとうございました】
【うーん、時間もありませんでしたし、ちょっと負担かけすぎた気がします、ごめんなさい】
【またよろしくお願いします。それでは】
586デューイ ◆YpuGzruiLw :2008/03/27(木) 00:38:01 ID:fVYAyNK6
【ありがとうございましたー!】
587リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:02:44 ID:l53+6AnZ
【1時間ほど待機します】
【プロフは……>>134だと思います】
588ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:06:20 ID:Ee08V0QR
【はじめまして、だな。よろしいかな? ワシのプロフィールは>>75じゃ】
589Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/27(木) 21:07:11 ID:6QcRClTH
【お久しぶりです。お相手よろしいでしょうか】
590Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/27(木) 21:07:45 ID:6QcRClTH
【あっとと、失礼しました!】
591リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:08:21 ID:l53+6AnZ
【初めましてです】
【はい、プロフを確認しました】

【それで、希望のシチュなどはありますか?】
592ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:11:21 ID:Ee08V0QR
【うむ、ワシは前回のロールで負傷しているので、治療室か自室で寝ておると思う。
ビオティーテの報酬上乗せ上申を約束しておるので、それを絡めた雑談はいかがだろうか?】
593リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:15:53 ID:l53+6AnZ
>>589
【一分差!】
【またの機会があれば……お願いしますね】

>>592
【なるほど、わかりました】
【では、それでいきましょう】
【えっと、書き出しはどちらから?】
594ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:18:38 ID:Ee08V0QR
【ふむ、それではワシの部屋にしようか】
【書き出しはこちらからで。しばし待たれたい】
595ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:24:05 ID:Ee08V0QR
【それでは、よろしくお願いする】

(かの「帝国の秘密兵器」との一戦より数日後、身体のあちこちを包帯や湿布で絡められた状態で、
自室のベッドに横臥していた。所期の目的は達成し、革命軍にとって得難い人材を見出せたことに
満足していた。だがここまでがんじがらめにされるほどの重傷であったかと考えてしまう)
動けん・・・。これでは、報酬上乗せの上申書すら書けないではないか。
おーい、誰かおらんか。代筆のできる者、おらぬのか…!
(怒鳴ってはみるものの反応は全くない)
596リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:28:47 ID:l53+6AnZ
(そんな中で、ゆっくりと扉が開く)
(返事もなしに特にノック以外の物音も立てず)
 …………
(そして、ゆっくりと顔をのぞかせる少女)
 …………今、人をお呼びになったようですが?
(無表情の少女、リステである)

【はい、お願いします】
597ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:34:11 ID:MEHEOyL1
お…?
(ひとしきり怒鳴った後、部屋に小さなノックの音が響く。そして、ゆっくり開いたドアから
少女が顔をのぞかせ)
うむ、お嬢ちゃん…だな。
(ビオティーテに諭されてから、女性の年齢が分かりにくくなっている。ドアから
顔をのぞかせているのは、顔つきから想像するに二十歳前)
ちと聞きたいのだが、字は書けるかね? 書けるなら、代筆を頼みたいのだが。
本当は自分で書くべきなのだが、この有様なのでな。
(そう言って右手を上げてみせる。ギプスで固められている)
598リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:41:34 ID:l53+6AnZ
 …………
 …………
(なぜか、少し黙る)
 私は、一応、文官ですので。
(確かに、文官が字をかけなければ仕事にはならない)
 一応ですが、文字を書くのは仕事です。
 あと、人を「お嬢ちゃん」と呼ぶのは、あまり良い気がしませんよ。
(どうやら、そのことが少し気に障ったのだろう)
(まぁ、どうせすぐ忘れてしまうし、目くじらを立てることでもない)

 しかし、その怪我、戦場でのものですか?
(彼女は医者ではないため、医療については一般人程度の知識しかない)
(また、久々に好奇心が出ていたのだろう。だから、髪を持ちつつ、そう聞いていた)
599ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 21:48:53 ID:MEHEOyL1
そうか、ならば字は問題ないか。む? お嬢ちゃんは良い気がしないか。
だが、ワシはお嬢ちゃ…ゴホンゴホン、君の名前を知らん。呼びようがない。
(やや恐縮しつつも咳払い。目の前の少女の心象を悪くしてしまったかと思うと、少々落ち着かない)
とりあえず、名を教えてもらえるかな? ああ、ワシが先に教えるべきか。
ワシはネリエロス、ついここの新兵教育係で、先日まで戦場に出ておった。

ん? ああ、そうだよ。詳しくは話せんが、とある重要な作戦に従事しての、
そのときの負傷さ。
(ギプスに固められた右手を軽く振ってみせる。その途端痛みが身体を駆け抜け、
動きが止まりうめき声が出る)
600リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 21:59:22 ID:l53+6AnZ
 ……ネリエロス殿ですか。
 名前は聞いたことあります。
(少なくても、作戦のことについては彼女も少しは知っている)
 私は、リステ=エーヴィッヒカイト。ただの文官です。
(少しだけ、「ただの」を強調するように言った)

 まぁ、詳しく話せないのはわかります。
(もともと、帝国出身であるために、そのような軍機については身に付いている)
 …………大丈夫ですか?
 あまり、無茶は止めたほうがいいかと。
 私は医者ではないのでよくは分かりませんが、それほどの傷なのでしょう。
(そういうと、ネリエロスの傍まで寄る)
 だから、代筆を頼むと言ったのでは……。
(どうやら、少しあきれ顔のようである)
601ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 22:08:00 ID:MEHEOyL1
リステ…か。この城の文官、と…。
(リステの顔と名前を頭にインプットしていく。さて、リステ嬢と呼んでいいものか迷いつつ、
痛みに顔をしかめる)
呼び捨ても失礼にあたる、リステ嬢と呼ばせてもらおうか。紙とペンはそこの
テーブルにある物を使ってくれ。
(無表情なので、こちらの言葉がどう伝わっているか分からない。強いて言うなら、
黙秘を続ける捕虜を尋問しているかのようだ)

うむ、そうだった…。しかし、ワシもここまで痛みが激しいとは思わなんだよ。
(そばに寄ってきてあきれ顔の少女に、苦笑を隠せない)
602リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 22:15:37 ID:l53+6AnZ
 ええ、それで構いません。ネリエロス殿。
 私はそれのほうが気楽です。
(そういうと、彼女はペンを取る)
 さて、一体どのようなことを書けばよろしいのでしょうか?

 まぁ、見た目よりも傷が深いことはよくあることです。
(そういうとゆっくりという)
 私としては、負傷によって兵力が削られ、それで地図を書き直す事が大変です。
 そういう意味ですので、傷は早く直してもらいたいものです。
(相変わらず、こういう言い方しかできないのか?この娘は)
603ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 22:24:09 ID:MEHEOyL1
うむ、それでは…。
(軽く咳払いし、そのために脇腹に鈍い痛みが響く。しかし顔には出さず)
まず一番上に上申書と書いてくれ。そこから行を変え、このたびの作戦に従事した
傭兵ナイトメア、作戦遂行に多大なる貢献あり、かの者を長く軍に引き止めるため、
報酬の増額を上申するものである、と、ここまで書いてくれ。

(痛みに顔をしかめながら、リステ嬢の言葉に苦笑が隠せない)
これは、なかなか手厳しいな。分かっておるよ、一人の死が革命軍にどれだけの影響を与えるか。
だからこそ、ワシは新兵を鍛えてきた。傷が治ったら、また新兵教育係に戻る。
それで勘弁してはくれんかね。
(話しながら真顔でになり、真剣にリステ嬢の目を見据える)
604リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 22:30:17 ID:l53+6AnZ
 …………
(黙って書こうとするが、少し筆が止まる)
 ……回せるだけの資金がありましたっけ?
(そんなことを小声でつぶやいたりする)

 まぁ、私はそのようなことまで考えないようにしていますので。
(相変わらず冷たい人である)
 私としては、負傷者を戦地へ赴かせること自体に反対します。
(右の義足をみる)
 ですので、気にしなくてよろしいかと。地図はいくらでも書き直しますので。
605ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 22:43:17 ID:MEHEOyL1
(筆が止まり、その後流れる呟きに、冷や汗が出そうになる)
おいおい、たかが傭兵一人の報酬増額にも事欠くのか、ワシらは?
っと、また行をあけて。理由1 作戦行動時、隊員の中でもっとも敵を戦闘不能にしたこと。
理由2 よく隊長を補佐し、作戦を滞りなく遂行する一助となったこと。理由3 帝国の
新兵器である巨大虎に対し、効果的な攻撃を加えることができる人材であること。
ここでまた行をあけてくれ。そして、以上、上申いたします。第35作戦隊隊長 ネリエロス。
以上だ。

いや、少しでも考えてみた方がいい。文官であっても戦争に関わっている以上、
戦争のとは離れられん。だが、
(リステ嬢の視線が義足に向いていることに気付く)
この足のことは気にせんでいい。これでも、戦えんことはないからの。と言っても、
当分出る機会はないが。

そうか…。だが、どうせ書き換えるなら、革命軍の版図を広げる書き換えの方がよかろう。
ワシも、そうなれるように新兵を鍛えていこう。
606リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 22:53:01 ID:l53+6AnZ
 ……さぁ?私の担当ではないので……
(しかし、彼女も冷や汗をかいている)
 ですが……いえ、なんでもありません。
(そういいながら、考えないように筆を走らせる)
 これでよろしいですか?
(そういいながら、その書を見せる)

 いえ、考えないのではなく、考えないようにしているというほうが正しいです。
 戦場に出てない者、特に作戦立案に関するものは、物事を冷静、かつ機械的に判断するよう事が重要です。
 そのためには、そのような事を極力考えないようにするのが、犠牲を少なくする……
(と、そこまでいいかけたところで止めた)
 やめましょう。こんな事を言っても認めてはくれないでしょうから。

 私としては、そのほうが嬉しいです。
 まぁ、私の仕事は増えますが。
607ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 23:04:13 ID:MEHEOyL1
(リステ嬢の表情の変化には気付かず、差し出された紙を精査し)
うむ、書き損じ等はないようだ。最後に、ワシの印章を押してくれ。ペン箱の
脇にある、そうそれだ。

なるほど、ワシと正反対の考え方をしておるのだな。ワシも昔はひとかどの傭兵でな、
小部隊の指揮官として、作戦立案に関わったものだ。その時自分に課したのは、
兵達の顔を思い出しながら作戦を立てることだ。兵達の素性を知っているからこそ
情も移り、情があれば苦しませたくないと考える。結果、犠牲の少ない作戦が頭に浮かぶのさ。
(小さく息を吐き、リステ嬢を見据える)
まあ、リステ嬢の作戦立案法にケチを付けるつもりはないが、一考してくれると嬉しいね。

だが、やりがいは増えるだろう? 打倒帝国。その一念で結びついた我々だ。
戦いだけが戦争ではない。リステ嬢のような存在があってこそワシらも成り立つ。
決して目立たぬが重要な役回りだ。感謝しておるよ。

【上申書が書きあがってしまったので、こちらはリステ嬢を引きとめる理由がなくなってしまいました。
次か、次の次くらいで〆でしょうか】
608リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 23:12:20 ID:l53+6AnZ
 これですか……。
(そういうと、印を押す)
 では、提出しましょう。

 私とは正反対ですね。
(自分は全く反対だ)
(人を傷つけるのが怖いと感じないから、図上での作戦が立てられる)
 おそらく、それは現場の指揮官としては最も重要と思いますが。
 私は、図上でしか作戦を展開できませんので、そのような点が重要になってくるだけです。
 最終的に決めるのは、現場ですので。

 まぁ、感謝するのは構いませんが、けがのまま張り切り過ぎて、しなくてもいい苦労を増やさないでくださいね。
(最後に天邪鬼な事を言うのは彼女なりの言い方なのだろう)

【そうですね。もっと時間をかければよかった】
【じゃあ、私もあと1〜2レスで〆ますので】
609ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 23:26:30 ID:MEHEOyL1
うむ…。
(と、ここで重大なことに気がついた。負傷のために移動どころが起き上がるのも
ままならぬ状態であること。だからこそ、リステ嬢に代筆を頼んだのだが)
あー…。すまぬが、それを司令部まで届けてくれんかね。本来ならワシが持っていくところだが、
この有様ではな…。
(体を少し動かすたびに、五体のあちこちから抗議が聞こえる。その声は、コーラスのように
痛覚神経を刺激し、冷や汗をかかせる)

言わせてもらっていいかの。ワシには、人が傷つくのを知るのが辛いから目をそらしているように思えるのだが。
仮にリステ嬢が作戦を立案したとして、戦理論のマニュアルと違うものが作れるとも思えん。
心が通わねば、いい作戦にはならぬ。いや、これはあくまでワシの持論だ。
リステ嬢にはリステ嬢の考えがあろう、忘れてくれ。

はっは、本当に手厳しいな。これからは気をつけることにしよう。
(苦笑しつつ、頭をかこうと思ったが、両手ともまともに動かせない。ただ苦笑するだけに終わった)
610リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 23:32:44 ID:l53+6AnZ
 ……はぁ。
(大体想像はついていた)
 構いません。どうせ、部屋に戻るついでですので。

 …………。
(そういわれると、目線を少し逸らしたくなる)
(だが、逸らすことはなかった)
 わかりました。忘れることにしましょう。
 私としても、まだ迷っている段階ですので、結論は急がないと思います。

 本当に気を付けてほしいものです。
 ……はぁ。
(最後に溜息をつくと、彼女は部屋の扉を開ける)
 もう少し、自分の体を心配したほうがいいかと思いますよ。
611ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2008/03/27(木) 23:43:33 ID:MEHEOyL1
すまぬの。いや、本当に感謝しておるよ。
(痛みをこらえて、頭を下げる)

ああ、急がなくてもいい。リステ嬢はまだ若い。迷ってもいい歳であろう?
ならば迷いながら、真実に近づいていけばいい。歩き続ける限り、いつか必ず
目標にたどり着けるものだから。
(視線を逸らさず受け止めるリステ嬢に、小さくうなずいて見せる。あせってはいけないと
伝わったであろうか?)

かもしれぬ、だが、あの時はワシが囮になるのが最善の方法であったのでな。
(部屋の扉を開け、退室しようとするリステ嬢を見届け、またフカブカとベッドに身を沈める。
そうしていると、いくらか痛みが和らぐのだ)
自分の身より、革命軍の勝利を、だ。ワシは城で言うなら礎石で十分。
もちろん、ムダに命を捨てるつもりはないが、ね…。
(痛みの少ない、心地よい体勢。そのまま、従卒が起こしに刳るまで寝入ってしまった)

【こちらは、これで終了とさせていただく。ロールの相手をつとめていただき感謝する】
612リステ ◆ePzNOcwShI :2008/03/27(木) 23:52:48 ID:l53+6AnZ
 まぁ……人が死ぬのは、いやなものですから。
(そういうと、ゆっくりとドアを閉める)
(たどりつけるかは分からない)
(ただ、次は……どうなっているかは分からない)

【はい、分かりました】
【では、私のほうも〆ますね】
【お相手ありがとうございました。では〜】
613お呼び出しいたします:2008/03/28(金) 13:55:00 ID:boHBkFzO

・クォ ◆B7CcYoCO9wさん 最終書き込み日2/27
・ミゼリア ◆MDYdOmOxKAさん 最終書き込み日3/2
それぞれお間違いありませんでしょうか。
ご確認の上、ぜひご一報ください。
614ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 21:48:38 ID:/yt7mAtW
【待機します。プロフは>>22です。
 雑談は3人まで他は一対一でお願いします。リミットは夜中の2時〜3時辺りかと】
615Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 21:59:25 ID:Sv3pQCCL
【ダメ元で覗いてみるものですね、こんばんは】
616ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 22:01:14 ID:/yt7mAtW
【今晩は。今回は機会の女神に微笑んでもらえた様で何よりですw
 シチュのご希望等は、おありですか?】
617Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 22:03:28 ID:Sv3pQCCL
【そうですね…折角最後なので大掛かりな事をやってみたいような
といっても構想も何もないのですが…】
618ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 22:09:00 ID:/yt7mAtW
【大掛かり、ですか……。では私からの提案としましては。
 1・医療班総出で、旅立つアーツ先生を見送る場に、私も居合わせる(出立ロール)
 2・むしろ、また脱走でもして、医療班総出て城中を追い掛け回される(「白衣の悪魔」の本領発揮)
 3・戦場で後方支援、従軍医として同行された先生と一緒に戦闘に巻き込まれる(バトル?系)
 4・遠方の町村に医療行為に行く先生の護衛について、そこから何か。
 と、私の思いつきとしては以上でしょうか。何か御気に召す物をござましたでしょうか?】
619Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 22:16:33 ID:Sv3pQCCL
【ふむ…ビオティーテさんの案と、過去のロールを見直して思いつきましたが、
潜入任務、なんて如何でしょうか。帝都の研究所、あの、巨大な虎の秘密、なーんて(笑)】
620ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 22:19:33 ID:/yt7mAtW
【成程、成程……。生体としての虎の秘密を探るのに先生が必要で、私は、その護衛という感じですね。
 では、それでいきましょうか!と、書き出しはどちらからに致しましょう?
 後、遅めの時間のスタートなので、リミットと凍結の可否をお尋ねしても宜しいですか?】
621Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 22:22:29 ID:Sv3pQCCL
【では書き出しは私からで】
【凍結は可(もう明かしますが、出国日は4/2です)、リミットは眠くなるまでです!】
622ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 22:24:25 ID:/yt7mAtW
【凍結とリミット、了解しましたー。それでは最期になるかも知れませんし、じっくりといきましょう!
 では導入、お待ちしておりますね】
623Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 22:34:17 ID:Sv3pQCCL
(真夜中、帝都のはずれにある、荒野)
(当然、人の気配はなく、時々吹き付ける風だけが、僅かに生えている草を鳴らす)
――この先です。この先に、国立の研究所が。
(いつもの白衣ではなく、自前の正装―他に黒い服を持っていなかったため―に身を包んだ医者が1人)
(黒の帽子を目深にかぶり直すと、そう呟く)
ここから先は本名では危ないでしょうね。私の事は「パイライト」とお呼び下さい。
貴女のことは何とお呼びしましょう?流石に、「ナイトメア」、では知られすぎていると思いますが。
(ここまで乗ってきた馬車から、火薬を詰めた鞄を下ろしながら)
(今回の任務は潜入、帝国が開発した謎の巨大虎の秘密を探るとともに、最終的には研究所を爆破することである)
(突然こんな任務が言い渡されたのは、この男が一枚噛んでいるからなのだが)

【こんなところでしょうか
それでは宜しくお願いします】
624ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 22:49:57 ID:/yt7mAtW
(先に降り立った医師が下ろした、火薬を詰めた鞄に続いて馬車のステップから滑る様に降りる女。
 黒の正装で洗練された様子の医師の隣に立つのに、やや不自然に感じる漆黒の喪服の裳裾と
 長い黒髪が、草を掻き分けて吹き抜けてきた風に揺らされてあおぐ)
――パイライト、ね。了解。
(アーツが示した「名」を頭に刻み込みながら。小首を傾げて、一瞬、考え込み)
では私の事は、ビオティーテで。本名の方は、あまり知られていないから。
ただ、本名だと問題ありそうなら……そうね、「ミーティア」とでも。
(風に煽られて揺れる髪と裳裾と髪を手を押さえながら、隣の医師から目的地の方角へと
 視線を転じる。
 ――今回の任務は、潜入と破壊工作だが、作戦の大本や潜入経路の選択等は
 隣の医師に任されている。
 己の仕事は、革命軍にとって重要な存在である医師の身命を守り、そして研究所内の敵を
 少しでも撃破する事である)
ドクター……いいえ、パイライト。
貴方がこんな任務に駆り出されるなんて、考えてもみなかったわ。
――貴方と、例の虎……、そして、その研究所の関係。
差し支えなければ、教えていただいても宜しいかしら?

【それでは此方こそ、宜しくお願いしますね!】
625Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 23:10:59 ID:Sv3pQCCL
(大量に火薬を詰めた鞄の他に、もう1つの鞄を下ろす)
(それは、彼自身が今回の潜入にあたり用意した物であった)
ミーティアさん、ですね。分かりました。
研究所内には、私のような医者以外にも、科学者や、守衛の兵士、魔道士もいますから。
下手に本名がバレると厄介なことになるんですよね。――いや、それは私だけですか。
(思わず苦笑いしてそういうと、必要な荷物を抱えて)

(当然、隣の女は疑問に感じるだろう)
(何故、彼が今回の任務の主要人物に選ばれているか)
そうですね…貴女方が対峙した巨大虎…
所謂、「生体兵器」の開発計画に、あの研究所で私が携わっていた、と言えば驚いてくれますか?
(さて、どのような眼で私を見るだろうか?)
(既に退いた身とはいえ、革命軍を脅かしかねないモノを作り出す側の人間だったのだ)

さぁ、行きましょうか。
研究所は、巨大な塀に囲まれていて、東門と西門から入れるようになっています。
今回は東から入りましょう。東門の周りには、身を潜めるのに丁度良い茂みがあります。
(そして彼女から余り離れないようにしながら先行する)
(右手は、懐に入れられた、大切なナイフに添えられていた)
626ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/28(金) 23:32:23 ID:/yt7mAtW
守衛兵に魔道士、ね。守衛は兎も角、魔術の使い手は厄介だわ……。
(敵の中に魔術の使い手がいる――。ある程度、予測はしていた事であったが、
 明確な確定事項となったそれを、深く脳裏に刻みながら頷く。
 重そうな荷を運ぶアーツの手伝いは、あえてしない。
 戦闘が主な役割の彼女が、その手を塞いでしまっては何にもならない)

驚く……と、言うか……一番、予想の範囲の答えだったわ。
(各地を渡り歩き、多くの人間を目にする機会のあった女には、地方の訛のない帝国言語や、
 洗練された物腰から、隣の医師が帝国の出身である事は容易く察せられる。
 加えて、本来ならば城から出る任務を―それも、こんな危険な現地潜入の任務を、だ―
 割り振られる筈のない、後方支援を司る一部所の長たる重要人物が、今、此処にいる理由など……
 それ位しか考えられないだろう)
では、貴方は内部に馴染みがある訳ね、良かったわ、これで少しは潜入が楽になる……。
(革命軍側に害を為すものを創り出す側の存在であった事には、さしたる感慨を抱かず、
 ただ、冷静に、即物的に、そんな感想をしか持ち得なかった。
 ――元より、女は「傭兵」金による契約で、相対する敵も背を預ける味方も変える生業である)
……貴方は、今の貴方の「居場所」を「生き方」を、貴方自身で決めた。
そして、これからも、其処で在る為に、今、こうして過去の清算をしようとしている……そうでしょう?
私の知っている貴方は、あくまで……あの、医務室にいる貴方よ。
――帝国の研究所で、生体兵器の研究者として生きる貴方ではなく、ね。
(アーツの懸念を一蹴する様に。まるで何て事ない、至極当たり前の……例えば、太陽は東から昇って
 西に沈んでいくものだ、とか、物は高い所から低い所へ、落ちていくものだ、とか、そんな
 本当に「当然の」事柄を語る様な調子で、そう告げた。
 ――言外に、そう考えるのは自分だけではない、と、いう意思を込めて)

了解。
中に入ってしまえば、後は貴方だけが頼りだわ。
戦闘になった時の為に私がいるのだけれど、本来は、そうならずに任務を達成出来るのが何よりだもの。
(――そう、敵に発見された時点で潜入任務は7、8割、失敗だと言える。
 敵に発見されず、密やかに目的を達する事、それこそが「潜入工作」の基本であった。
 此方は剣に手もかけぬまま、ごく自然な足取りで―しかし、全く物音を立てず―アーツに続く)
627Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/28(金) 23:56:16 ID:Sv3pQCCL
魔道士達は、生体兵器開発に携わる研究部、守衛を担当する迎撃部の二部隊がいます。
迎撃部の連中には、数名、伝達魔法が使える者もいましてね。
その方達に発見され、援軍を呼ばれれば事実上失敗になるでしょう。
(「構成員が、私のいたころとさしたる変化がなければ、の話ですがね」と付け加え)

そうですか…成程。その方が私としても助かります。
(意味深げに呟くと、思い返すように眼を閉じ)
帝都の医者は全て政府の管理下に入ります。
そして、医者としての業務の他に、一部の者はこの研究所の任に付けられるんです。
週に二日、研究所で働いて、交代し、またいつもの医療業務に戻る…
(懐かしい。人を救うと同時に、人を殺めるものも作ろうとしていた、矛盾の日々)
そうですね、私はこの計画に携わるのが嫌になった。
だから、帝国から脱走した。そして、辺境の村でパイライトと名乗って生活していました。
そして、今に至ります。

(身を屈め、段々と増えてきた茂みに隠れるように進み)
見えますか?あれが東門です。
(白く巨大な壁に門があり、その前には守衛が2人)
ここからあそこまで、遮蔽物は何もありません。
普通なら見つかってしまいますが…これを使ってください。
(鞄に手をやり、ごそごそと探った後、筒を2本手渡す)
私が作った、即効性の強力な麻酔を注入しておいた吹き矢です。
――お願い出来ますか?
628ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 00:21:30 ID:bcFOL6Zj
迎撃部は勿論の事、研究部の方とて、こういう場所に所属する以上は、それなり以上に
敵を攻撃する魔術を身に付けている可能性が高い……。
いずれにせよ、油断禁物ね。
(伝達の魔法――。侵入者に気取らず、独自に情報の遣り取りをする技術がある可能性、
 これもまた脳裏にしっかりと刻み込む)
帝国の施設からは、定期的に脱走者が出て、その人達から外部に情報が漏れているわ。
(最も、実際はその脱走者よりも遥かに多数の人間が脱走に失敗して闇に葬られているのだろうが)
だから、あちらさんとて、警備や内部構成を、小まめに変えて対策しているでしょうね。
けれど、人のやる事って言うのには一定の「法則」や「規則性」がある……それが「組織」なら、尚更。
だから、変化があったとしても……貴方のいたころの知識は、大いに役に立つ筈よ。
(過信は禁物だけどね。と、小さな微苦笑と共に告げて)

その過去があるからこそ、こうして今……貴方は帝国の力を削ぐ、革命の一矢と成り得る……。
過去の痛みと矛盾を、ただ無為な物にしてしまわない為にも……。
この任務、成功させないとね。
――それが、貴方が先に進む為の禊にもなるのでしょうから。

(アーツの指し示す方向に、門と守衛を確認する。
 隠れて近付く為の遮蔽物がないのは、一見、此方に不利の様でもあるが……
 それは、同時に、この辺に守衛以外の敵の伏兵がいる可能性の低さもまた示している)
分かったわ。……パイライト、麻酔の持続効果はどれくらい?
(――後に目を覚ました守衛に、異常を伝えられ、後方から危機を迎える様な愚は犯したくない。
 答えによっては眠らせた敵の止めを刺さねばならないだろう。
 ――犬や、それに準じる「鼻の利く」番兵が放たれていないとも限らないので、なるべくなら匂いの
 目立つ流血は避けたいのだが)
……!
(二本の吹き矢を受け取り、両手で一つずつ構え、先ずは一矢を、右側の兵に。
 一瞬、首筋を刺した鋭い感覚に、首に手をやった兵は、しかし、そのまま自身の異常に気付く間もなく
 倒れ伏し、同僚の異変に、振り向いたもう一人も、女がわざわざ持ち変えて時間の消費をする事なく
 発した、もう一つの矢で、同様に崩れ落ちる)
――行きましょう。
(そのまま少しの間、倒れた衛兵達とその周辺に、変化がないか、視覚、聴覚、そして勘――全てを
 総動員させて探った後、アーツを促して門へと進んだ)
629Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 00:47:40 ID:tJve9Tup
――流石です。
(本当に見事だった。何のミスもなく、二人が崩れ落ちる)
麻酔の持続は30分前後です。即効性を重視したものですからね。
ですが、今相手は眠っています。つまり――
(いつのまにか銀色の針が輝く注射器を手にとっており、それを二人の腕にプスリ)
遅効性で、持続時間が長いタイプの麻酔を打つのは簡単なんです。
これは効き始めるまで20分前後かかるんですが…ね?
(ニッコリと笑うと、そのまま手際よく荒縄で、体に力が入りにくい縛りを施し)
患者さんを拘束するのに習得した技術が思いもよらない場所で役に立つんですね。
(薄気味悪い笑みを浮かべた後、目立たない場所まで引き摺って)
さ、これで安心です。

(東門から内部に潜入し、壁に背をやりながら、慎重に進んでいく)
ここを左です。意外と入り組んでるんですよねぇ…
すこし気を抜くと何処にいるか良く分からなくなりましたよ、始めの頃は
(思わず苦笑して、そう呟き)
とっと…巡回の守衛です…この扉に入って!
(丁度近くの扉をあけ、彼女の腕を引いて、無理矢理入り込む)
(が、その部屋は箱で満たされており、恐ろしく窮屈であった)
630Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 01:03:37 ID:tJve9Tup
【すみません、もしかすると次レス遅れるかもです。】
631ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:10:26 ID:bcFOL6Zj
ど、ドクター……貴方、こんな所にまで、そんな物を……いえ、役に立ってはいるけど……。
(あまりに鮮やかな手腕で、麻酔注射を完了してしまった医師を見て、思わず、偽名を呼ぶのも忘れて
 顔を引き攣らせてしまう。――元より、知っていた事だが、この医者、只者ではない……)
って、縄まで……。しかも何だか妙に縛り方が手馴れているし……。
(その間に、手を差し挟む暇もなく完遂されてしまった拘束――。最早、額に冷たい汗を流しながら
 呆然と呟く事しか出来ずにいた……)
何か……患者を拘束するって言う、その前提からして大いに間違っていると思うのだけど……。
(一応、弱々しくではあるが、そう異を唱えてしまったのは……、何かが一歩、間違えば……
 その拘束術の標的に自分がなり兼ねない、と思ってしまうが故か)
……ま、まぁ……無事に衛兵を排除出来たのだし、良しとしましょうか……。
(相変わらず、額に冷や汗を感じながら、これ以上、深く突っ込むのは止めておいた。
 そして思った。この前の作戦で、決して小さくない傷を負った、あの時の指揮官は無事であろうか、と)

(アーツの案内で施設内を歩きながら、歩幅を整え、歩数から距離を測り、構造を頭よりも
 足と感覚に刻み込んでいく。勿論、警戒は怠らない)
巡回は……こちらも二人、ね。
どうも二人一組の行動を基本としている様ね……。
(小さく、確認する様に呟きながら、アーツに手を引かれるままに扉の中へ身体を滑り込ませた。
 既に、中に誰かがいないだろう事は気配の有無で判断してある)
……。
(中は予想以上に狭かった。――咄嗟に飛び込んだのだから、
 部屋の内部の状況まで把握できていなかったのだろうが……、当然、先に部屋に入った
 アーツとピッタリと密着する形になりながら)
……。
(呼吸の音を立てるのも憚られる様な緊張の中、女の背中ごしに扉の向こうから巡回の兵の足音が
 近付いて来て、二人が隠れている場所の前を通りすぎてゆくのを感じる。
 背中に当たる扉の冷たい感触と、まるで正面から抱き合う様に密着する医師の体温と鼓動の音を
 感じながら、薄い扉一枚を隔てた向こうにいる敵の存在に、神経を傾ける――)
632ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:11:49 ID:bcFOL6Zj
>>630
【了解ですー。今回は何だか長文、長レス傾向で私もレスに時間が掛かっているので
 レスの遅れについては、あまりお気になさらず、です】
633Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 01:15:32 ID:tJve9Tup
【…申し訳ありません、今夜はここで一区切りにしたほうが良さそうです】
【急に目がシパシパし始めました。もう睡魔が私の背中にぴったりと張り付いてます】
634ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:20:04 ID:bcFOL6Zj
>>633
【あはは……:それは大変です。では本日は此処までで凍結に致しましょうか。
 再開の予定など、ご都合は如何でしょう?私は夜というか夕方からならある程度、
 融通が利くのでアーツさんに合わせますです】
635Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 01:23:02 ID:tJve9Tup
【幸いなことに明日は丸一日FREEな日なのです】
【ですから、早い段階から始められると思います】
【大規模ロールなので、そのほうが好ましいでしょうし】
【ですので時間のご指定はお任せします】
636ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:25:51 ID:bcFOL6Zj
【そうですね……では、明日、といかもう今日ですか;の、最速だと8時から再開が可能です。
 と、いう事で、明日(今日?)の18時からは如何でしょうか?】
637ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:26:45 ID:bcFOL6Zj
>>636
【上の方1が抜けて8時になってしまっていますが、18時です……_| ̄|○】
638Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 01:28:32 ID:tJve9Tup
【18時からでOKですか?ならそうしましょう。
我侭にお付き合いいただけて本当に嬉しい限りです
それでは本日はありがとうございました。
また18時からもよろしくお願いいたします】
639ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 01:34:08 ID:bcFOL6Zj
【いえいえ。此方こそ、お付き合い頂いて、感謝、感謝です♪
 では18時にまたお会いしましょう。それでは本日も遅くまでのお付き合い、有難うございました!
 続きを楽しみにしつつ……おやすみなさいノシ】
640ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 18:01:00 ID:bcFOL6Zj
【アーツさん待ちで待機します】
641Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 18:11:50 ID:tJve9Tup
おかしいです…っ…ね…私がいた頃は、この部屋は薬品庫だったはず…
何が入ってるんでしょうね、この大量の箱…
(窮屈そうに身を捩りながら、記憶との相違に戸惑っており)
(狭い所に無理に入ったせいで帽子がずれ、前が見えなくなっていて)

っああ!…脚が…攣りました…!痛たた…!
(緊張の為か脚を攣ってしまい、バランスを崩して箱を「ゴトッ」と鳴らしてしまい)
「何か今音がしなかったか?」
「そこの部屋だな…ネズミか何かだと思うが…念のために見ておくか」
(通り過ぎようとしていた兵が足を止め、戻ってくる)
(そのせいか彼の心拍数は非常に増加しており、密着状態の彼女にも容易に伝わる)
す、すいません…何てことを…!
(そして、扉に手がかけられ、少しずつ光が漏れ始める)

【遅くなりましたorz申し訳ありません
それでは宜しくお願いしますね;】
642ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 18:31:31 ID:bcFOL6Zj
……っし。静かに……!
(コツ、コツ、コツ……、息も詰まる様な緊張の中、背中越しに真前を通り過ぎて行こうとしている
 敵の足音に聴覚を傾けながら、部屋の内部、その大量の箱についての疑問を漏らすアーツに
 囁く様な小声で警告する。この密着状態であるから、囁く女の吐息が頬をくすぐる感触も
 明瞭に感じてしまいそうですらある)

(コツ、コツ、コツ……、足音は二人が隠れる部屋の前を何事もなく通り過ぎ、遠ざかって行く。
 ――安堵に、小さく息を吐いた、その時)
……!
(上がるアーツの声と箱を蹴倒したと思われる物音。――気付かれる。
 最早、謝罪するアーツの言葉も聞いていない。
 不幸中の幸い、と、いうべきか、もしかしたら徴兵されたばかりの素人であったのかも知れない。
 警邏の兵はその職分にあるまじき不用心さで持って、扉を開けていく)
……っ!
(背を預ける様にしていた扉が僅かに開き、暗かった部屋に小さな光が差した、その瞬間、
 女は、眼前の医師を突き飛ばす様に押しやり、その反動でもって背中から扉へ
 体当たりをする勢いで、己から扉を開いた)

(当然、扉を開き掛けていた兵はバランスを崩し、小さく声をあげて後ろを下がろうとする
 ――その足に、自身の足を絡め、肩越しに伸ばした手で敵兵の喉を圧迫し、これ以上の発声を
 出来ない様、妨げつつ、勢いを殺さぬまま敵兵ともども後ろに倒れ)
……!!
(一人の喉元を掴んでいない方の手は、すでにドレスの隠しスリットから短剣を取り出している。
 それを、急な事態に対応出来ずにいた、もう一人に投擲する。
 狙い違わず、もう一人の喉笛に深々と突き立ったのを確認する暇も持たず、身体を捻って
 体勢を変える――喉元を圧迫する手はそのままに、回転と体重を加えた女の動きに
 急所の一つである喉仏を潰された敵兵は、そのまま、それが致命傷になる
 ――この間、僅か、3秒足らずの出来事であった……)

【いえいえ。御気になさらず。それでは本日も宜しくお願いします!】
643Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 18:49:01 ID:tJve9Tup
ぐぅっ!
(一瞬の内に突き飛ばされ、積み上げられた箱に背を打ち、呻きが漏れた)
っつつつ…ふぅぅ…
(そのまま座りこんでしまったが、そこは医者、一刻も早く行動できるように、
適切に筋を伸ばしていき…)
はぁっ…はぁっ…お、お手数お掛けします…
(脚を曲げたり伸ばしたりしながら、やっとそれだけ告げ)

この二人…もうお亡くなりに?
(倒れ伏している二人を覗きこみながら)
(流石に、彼は人の命を扱う身である故に、色々な思い知らされてしまう)
脆いですよね…人、というものは…
(簡単に追悼の仕草を済ませると、彼女に向き直り、頭を下げ)
本当にすいませんでした。私がドジなばっかりに…
644ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 18:58:20 ID:bcFOL6Zj
ええ。殺したわ。
(複雑な表情を見せつつ、死んだ敵に追悼の仕草をする医師に、いっそ冷淡な程に淡々と答え)
人は簡単に壊れ、簡単に死ぬわ。
――それこそ戦場では塵芥に等しく。……だからこそ……。
(と、僅かに瞳を伏せ何かを言いかけたが)
いいえ、何でもないわ。
それよりも、時間がない……。こういった巡回の兵は定期的に報告を上げ、その報告がなければ
それがそのまま異常を知らせる報となるものよ。
してしまった失敗を悔やんでいる時間すら、今は惜しいわ。……手伝って。
(そう言うと、自分が仕留めた敵を、先ほどまで隠れていた部屋の中に隠そうと引き摺っていく。
 ――喉元に突き立ったままの短剣は抜かず、懐から取り出した手巾でその傷口周辺を押さえ
 通路に血痕を残す様な愚は犯さない様、細心の注意を払いながら。
 しかし、その様子に死者の尊厳を気遣う様子は見られず、ただの「物」として扱っている様ですらある)

【あ、それと。本日、長引く様であれば途中で食事や風呂等で30〜40分程、
 退席させていただくかも知れません。その都度、【】で申し出ますし、なるべくレス待ちの間に
 済ませて来ようとはおもいますが……念の為に】
645Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 19:18:52 ID:tJve9Tup
少し甘く見ていたかも知れませんね…
温室育ちの私が踏み入れる場所ではないということでしょうか。
(少し帽子を深めに被りなおし、そして服を軽くはらって)
そうでしょうね。確かに、こうなってしまった事実は変わらない…
少し駆け足で行きましょうか…ついて来て下さい、最短ルートで参ります。

(白い、ただ白いだけの壁が続く廊下、を何度も曲がり進んでいく)
(先ほど倒した2人の守衛が担当しているルートなのだろう、この時間に人の気配はなかった)
そろそろ別の守衛達がうろつく範囲が近いでしょうね、また慎重に行きましょう…
(壁に背をやりながら、曲がり角で覗きこむと)
別の守衛が来ました…どこか、隠れるところを!
【了解です、その時はどうぞ遠慮なく】
646ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 19:40:23 ID:bcFOL6Zj
少し待って。……ああ、これね。
(二人の衛兵の死体を、部屋に引き摺り入れると、その懐中を探る。
 ――異常報告様の警笛と、そして……鍵束。――こういった職分の物は、その仕事の都合上、
 様々な場所に足を踏み入れる。これから有用になるかもしれない、閉ざされた場所を開く鍵等を
 所持している可能性が高いと読んだのは外れてはいなかった様だ。
 もっとも、ただの警備が足を踏み入れられる場所など、ある程度はたかが知れているのだが)
ええ。でも急がねばならないのは確かだけど、焦らないで。……特に足音は思うよりも響くものよ。
それと体力の配分にも注意して。
緊張状態での疾走は、自分が思っているよりも体力と精神力を消耗するものよ。
(それだけ言うと、敵兵の喉笛に突き立ったままだった短剣を無造作に引き抜く。
 既に絶命している体が、吹き出る血と共に、まるで断末魔の叫びの様に痙攣した。
 部屋を埋めつくす程の箱を上に被せる様にして隠してから、先に進むべく、二体の亡骸が
 眠る部屋の扉を、そっと閉めた――)

(アーツの背を見ながら、通路を進み……。
 もう、どれだけの角を曲がったであろうか、恐らく、既に来た通りの道筋を辿って
 戻る事は、彼女には不可能であろう。
 しかし、建物の構造と距離感覚だけは、しっかりと把握している。何も全く同じ道を通らずとも
 建造物の規則性と方向さえ認識していれば、脱出は可能であった)
……こっちへ。
(後ろから覗くまでもなく、此方へ向かってくる人間の気配を感じ取れる。
 アーツの肘を掴み、すぐ近くにあった部屋へと続く扉に導く。鍵がかかっていたが
 先ほど、奪った鍵の内に一つが鍵穴と一致した。
 ――扉を開ける前から、中から微弱な気配がするのが気になる所であったが……
 その気配があまりにも微かで弱いものであったので、警邏の敵兵よりは危険が少ないだろうと
 判断し、そのまま身を滑り込ませ、アーツが続くのを待ってから内側から鍵をかける)
……!
(あやうく、声をあげるところだった。
 ――口元を両手で押さえ、数歩、後ずさる)
……悪魔の研究……。
(そんな言葉が思わず口を突いて出た。部屋は小規模な研究を行う一室であったらしく……
 大小、様々な水槽の中に、この世の悪夢を具現化した様な、奇形の生物が並んでいた……)

【さっそくで申し訳ないのですが、このレスの後、15分程、席を外します……】
647Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 20:05:47 ID:tJve9Tup
大丈夫です、体力には割と自信があります。
伊達に一日中医者として働いてはいませんよ。
それに…貴女のような問題児の方々との鬼ごっこも日常茶飯事ですし。
(わざとグサリと刺さるような言い方をしたのは、彼なりのジョークである)
しかし、成程…鍵ですか。
そこまでは頭が回りませんでした。確かに有るのと無いのとでは全然違うでしょうね。

っとと…確か…この部屋は。
(様々な水槽に浮かぶ異形の生物)
(しかし、どれも眼は開いておらず、不規則に浮き沈みしているだけであった)
やっぱり、まだあったんですね…
ご心配なさらず。確かにまだ生きてはいますが…
この水槽の外に出ると、肉体が急速に蒸発してしまう、未完成なものですから。
(色々と説明しなければなるまい。)
(後ろ手に扉の鍵を閉めながら、帽子を外して水槽の前に立つ)
私達の計画は、当初は全く新しい生物を作り出すことでした。
「生体兵器」として、高い知能と能力を持つ、全く新しい生物。
魔法、医学、科学を結集して、開発に取り組んでいました。
しかし、やはり完成はせず、残ったのは、水槽から出すと蒸発する、
眼も開かず、自立行動も出来ない、出来損ないだけでした。

そこで、我々は切り替えたんです。
今いる動物をベースとして、ね。
私自身は切り替えの直前に脱走したので、その後の事は良く分かりませんが…
おそらく、成功自体はしたのでしょう。貴女が対峙した虎が、恐らく最初の成功個体…
648ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 20:26:41 ID:bcFOL6Zj
そう……余計なお世話だったかもね。でも、普通に安全な場所で走り回るのと
こういった敵地で、緊張の中で走るのとでは、消耗の度合いが違うって事だけは頭に入れておいて。
(まあ、貴方にとっては、患者の生命を左右する重責にある常日頃も同様の緊張状態なのでしょうが、と
 続け様とした所で、グサリと突き刺さる台詞が来た)
……う。
(小さく呻いて押し黙ってしまったのは、身に覚えがありまくりであったからだろう。
 そして思った――この医師程の胆力の持ち主なら、緊張で精神がやられてしまう、
 という心配はいらないだろう、と。……下手な兵、顔負けである)

生きている……、この状態で「生きている」と言えるのかしら……?
(アーツの説明を聞きながら、思わず、そんな事を口走ってしまう。
 複数の生物を無理矢理捏ね合わせ、あちこちに無数の瘤や筋を持たせ……まるで、神か悪魔が
 とびっきりの悪意の元に、創り出した醜悪の極みの創作物の様なそれらが収まる水槽の
 一つに足音を立てずに歩み寄ると、その水槽にそっと触れ)
どんな風に作られ、生まれるなんか、なんて……貴方達は選べはしなかったのに、ね……。
(こんな状態で生きている存在が、これ以上の生を望むであろうか――。
 いっそ、終わらせてやるのが慈悲かも知れない……、そんな思いが胸を過ぎるが
 すぐに思いなした。――それは、ただの傲慢であろう、と。
 例えば、戦地で深い傷を負った味方に止めを刺す様に……その意思を問う事すら出来ないのだから)

今いる動物ベースに……ようするに、関係のない「動物」を
都合の良い様に歪めて利用する術を、と、言う事ね……。
確かに合理的ではあるでしょうけど……胸が悪くなる話しね。
――あれが最初の成功例だとしたら、戦地投入は実験を兼ねていたのかもしれないわね。
そうして、実験に投入出来る段階となれば、二体目、三体目の、予備固体や
本使用の正規固体も存在する可能性が高く、
更には、今後とも、無節操に創り出される余地がある……。
(溜息を一つ、ついて)
暗い気分に陥る話しだわ。
649Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 20:40:21 ID:tJve9Tup
【今度はこちらが少々席を外しますorz】
650ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 20:42:14 ID:bcFOL6Zj
【了解ですー。此方の事は御気になさらず、慌てずに御用を済ませてくださいませ】
651Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 21:17:50 ID:tJve9Tup
それはその人の価値観によるでしょうね…
意思もなく、ただそこに「在る」だけの存在ですが。
(机の上に乱雑に放置された書類に目を通しながら)
こんな出来損ないがまだ保管されてるってことは。
きっと皆さん、まだ諦めていないのでしょう。
技術が完成してから、作り直すつもりなんでしょうね…

そういう事になります。
そして、もっと洗練された獣を作ってゆき、
最終的には、そのベースには「罪人」が使われるのでしょう。
人を超える「ヒト」を作り出すのが、現時点での目標のはず。
そして、私達の目的は、この研究所の完全破壊。
ここを破壊できれば、この計画は続行不能に陥るはずです。
そろそろ行きましょうか。中央部まで、あと少しです。
(そして、再び廊下に出て、中央部へと進んでいく)

【お待たせしましたorz】
652ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 21:42:52 ID:bcFOL6Zj
「罪人」もしくは……「戦争捕虜」ね。
この帝国にとって、後者はきっと不自由しない研究素材でしょうね……。
(生命を「命」を己が都合で弄び、その対象を同族たる「人間」にまで平然と伸ばす……。
 数多の戦場を渡り歩いて来た女は、死と狂気に満ちる戦場の悲惨を知っている。
 戦争の余波で、村や町に住まう力無き民を襲い、物資を奪い、戦場の狂気を、
 死の恐怖をぶつける様に過剰に殺戮をもたらす、略奪の凄惨さも知っている。
 そして荒れ疲れた人々が、自身を守る事のみに汲々とし、路傍で死にかけている孤児を
 そこに存在しない物であるかの様に無視する、無関心という名の冷酷さも良く知っている。
 ――おおよそ、この世の底辺と辛酸というものを、彼女は知っていた。
 けれど、目の前のこの光景は……、彼女の知る、それらとはまた異なる……
 昏く、深い、「業」を感じさせる様な……人の持つ陰惨さを象徴している様で、
 身体が震えてくるのを止める事が出来ずにいた)

……ええ、行きましょう。
(自身の腕で身体を抱える様にして、漸く身の震えを止めると、アーツに続いて部屋を出る)
『……ごめんなさい、ね……』
(扉を閉める前に振り返り、目に映った、奇怪な「生物」に、
 胸の裡でそう語りかけずにいられなかったのは……、自分達の行う作戦の末に
 人の勝手で生み出され、生まれてきた意味すら知らずに、その生命を強制的に奪われる存在への
 哀切か、何をする事も、何をしてやる事も出来ない己への贖罪か――。
 一度、強く頭を振って感傷めいた思いを追いやると、再び鍵を閉め直してから、廊下を進んでいく)

中央部……か。
大体、そういう所にはタチの悪い、「守護者」の様な存在が置かれていたりするのだけど……。
(地下遺跡では古代の殺戮用ゴーレム、軍事施設では魔術師に召喚、使役される魔物や
 戦闘用に強化改造された兵……これまで同様の潜入で対峙した事のあるそれらを思い出し、
 此処には、そんな存在がいなければいいが、と
 祈る様に願いつつ、中央部へ続く道をアーツに続いて進んでいく)

【お帰りなさいませ♪ 御気になさらず、です】
653Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 22:08:39 ID:tJve9Tup
私が嫌になって逃げ出したのもご理解頂けるかと思います。
しかし、この任を断ると医師としての活動が出来なくなるんです。
こんなことをしたくない!と言って、医師を辞めた方も何人もいらっしゃいましたけどね。
私はもう国での貴族としての地位も捨てて、ここにいますけど。
(フフフン、と軽く笑って)

いえ、中央部にはそのようなものはありません。
というのも、繊細な物が数多くあるので。
ただし、その周辺にはかなりの数の守衛兵と魔道迎撃部がいます。
火薬を仕掛ける間は、貴女に頼るしかないんです。
(屈みこんで、火薬を大量に詰めた鞄の中身をチェックして)
あそこから警備が厳しくなります。流石に見つからずに、というわけには参りません。
強行突破するしかありませんので、先行していただけませんか?
654ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 22:27:17 ID:bcFOL6Zj
ええ。ずっとこんな所で、こんな研究を続け、こんな物と向き合っていたら……、
まともな人は精神が焼き切れてしまいそうだわ……。
(青ざめた顔で、頷きながら)
でも、拒めば医師を続ける事が出来なくなって、多くの患者を見捨てないとならなくなる、か……。
ジレンマね。……患者を思って、ここで命令に従って研究を続けるのも……きっと辛かったのでしょね。
(過去の矛盾と葛藤を軽く笑い飛ばす、医師のかつての痛みを思って女は痛ましげに表情を曇らせた)

……結局、厄介な敵がいる事には代りないわけね。
でも、そう……微細な物があるから、ね。研究用の装置とか、かしら。
そんな物があるなら、あちらはそう思いきった攻撃手段を取る事が出来ない。それだけは、救いだわ。
(腰に差した剣帯から、長剣を抜く。
 元より潜入工作の任務に対応する為に、刃身に黒い油を塗布して、
 刃の反射と鞘走りの音を消してあるので、それだけで気付かれる不安はない)
了解。
先行するのは構わないけど、どうせなら不意を突きたいわ。数に差がありすぎるし
守衛を前面に立て、魔道士を後衛に配した隊列を乱したいし。
……だから、ドクター。これを……私が此処から離れて30秒程したら、吹き鳴らしてくれないかしら。
(言って手渡したのは、先に葬った敵の守衛が持っていた警笛である)
一度、不意を突いて隊列を乱してしまえば、後はどうとにでも撹乱出来る。
鞄の中身も考えて、ここは先ず、敵を全滅させてから先に進むのがいいと思うわ。
(何しろ、魔道士が使う、敵を攻撃する手段として最も有り触れたものは「炎」や「熱」、
 もしくは「衝撃」を発するものであるからだ)
655Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 22:42:31 ID:tJve9Tup
ところが、図太い――こう言うと失礼なのですが、
精神が強い人や、欲の強い人にとっては、そう悪い話でもなかったんですよ。
かなりの特別給が支給されますから、普通に医者をやってるよりずっと儲けがいいんです。
医者や科学者のかなりの人が、研究所勤めを夢見てます。
…実態を知らないからなんですけどね。
(本当に帝国というところは、人を扱うのが上手い)
(見事な飴と鞭の使い分けである)

分かりました、30秒後ですね。
(警笛を受け取ると、それをポンポンと軽く投げて)
それにしても…どれだけの修羅を潜り抜ければそうなるんですかねぇ?
いえ、深い意味はないんですけど……
(というのも、先ほどからの躊躇無く人を殺す様、
その後の扱い、冷静な判断、全てが、
彼女を恐ろしく冷徹なように彼に見せかけるのだ)
656ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 22:59:34 ID:bcFOL6Zj
――こうならなければ、私は今まで生き延びてはこれなかった……。それだけよ。
(殺さなければ殺される。敵を殺す事に躊躇すれば、それは
 大きく口を開いた死の顎に身を投げるに等しく、
 僅かな判断の間違いと遅延は、即、自身の生命を縮める事に繋がる――。
 彼女が生きて来たのは、そういう場所である)
生きていく為に、欠片の呵責もなく他人を殺す……。
人らしい心を失くして、血を凍りつかせ、骨の髄までも死の穢れに塗れている……。
私も、あそこにあった「出来損ない」と大差ない……既に「人」とは呼べない存在なのかも知れないわね。
(自嘲する様に、そう、どこか昏い感じのする微苦笑を方頬に浮かべ)
ええ、30秒後に。
それを吹いたら、少し下がって……出来たら、これから起こる戦闘は見ない方がいいかもしれないわ。
戦場の悪夢……、悪夢の具現、そんな風に評される私の戦いは、ね。
多分、見ていて気分の良いものではないでしょうから。
(それだけ言うと、女は、アーツから離れ、遮蔽物に隠れながら中心部に近付いていった。
 すぐにその姿は見えなくなる)

(敵からもアーツからも視覚になる、巨大な機器の影にその細身を滑り込ませた女は
 これから殺し合いをする者とは思えぬ程の冷静さで、静かに心の中で数を数える)
『……27、28、29』
……30!
657Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/29(土) 23:22:39 ID:tJve9Tup
ピイイイイイイイイイ!!
(きっかり30秒後、直線ばかりで構成された、
所内の白い無機質な天井、床、壁に音が反射し、その響きを遠くまで運んでゆく)
(中央部周辺を守衛していた者たちは、唐突な音に混乱し、
その現場に赴こうと駆け始める)
(そして、自分は物陰に隠れ、荷物のチェックをする)
(大量の火薬、そして、城を出る前に魔道士に作ってもらった、発火符である)
(確認を済ませ、それを出しやすいところにしまうと、
両手で、護身用の、スペツナズナイフを握りしめた)
658ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/29(土) 23:39:49 ID:bcFOL6Zj
(隠れた機器の陰から、警笛の音が響くのを聞く。
 すぐに、中央部を守衛していた者達の内、半数程が、警笛の音がした方に駆ける足音がした。
 その足音が隠れた自分の前を通り過ぎるのを待って、女は隠れ場から飛び出した)
……!
(足音の様子から、通り過ぎた者達の装備と人数は把握している。
 鎖帷子を纏い武器を携えた警備兵が5人、魔術師らしき軽装の者が2人。
 急に背後の物陰から飛び出して来た黒い影に、慌てて振り向いた二人の魔術師が
 最期に目にしたのは、戦いの場に相応しくない、喪装のドレスのを纏い、まるで静かな湖畔に
 佇んでいるのと変わらぬ様な、静謐な表情の女――)
……今晩は。
(まずは、敵に気取られる前に不意打ちの優位を利用して、厄介な魔術士2人を刃にかけた女は
 残った警備兵に、まるで、街中で出会った知り合いの様に、平然と声を掛け、その注意を
 自分に引きつけてから―何しろ、このまま警笛の音がした方に行かれては、同行者の身が危ない―
 無防備に背を向け、中央部へ、そこに残る警備兵と魔術士の元へ駆ける。
 ――まずは、魔法を扱う敵から始末する心つもりであった)

(そのまま女の後を追った警備兵と、女の急襲を受けた魔術士、警備兵の混合部隊の間で
 たちまちの内に乱戦となった。
 武器のぶつかる音と怒号、そして人の肉が冷たい床に叩き付けられる音等が
 アーツの隠れる物陰にまでに響いてきた)
659Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/30(日) 00:00:23 ID:X9gfbfKG
(騒然として足音が止んだと同時に、けたたましい戦闘音が聞こえてくる…
剣が人肉を裂き、悲鳴が響く。
出来ることなら聞きたくもない嫌な音である。
彼女の無事を願ってじっとしていたが、そう上手くもいかない)
「警笛はこっちか!」
「おい、あそこの黒いの…!」

な…しまった!
(物陰に隠れていたはいいものの、隠れていた方向の廊下から、
警笛を聞きつけた、巡回の守衛一組が現れたのだった)
こ、来ないで下さい…
(そう言いながら、ナイフを構える。しかし、ナイフを握った両手は震えていて)
「こいつ素人だぜ、そんな正装なんかで動けると思ってんのか!!」
(1人が先に剣を携え向かってくる)
来るな…来るなぁっ!!
(そして、そのナイフの仕掛けが作動し、刀身が凄まじいスピードで射出される)
「あああああああああ!!!」
(その刀身は、向かってきていた敵兵の右目から脳を貫いていた)
660ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/30(日) 00:20:22 ID:/5k3wKo8
……っつ!?
(「夢」の紋章の能力を使い、認識能力を見出し、撹乱した敵をあらかた始末し終えた辺りで
 同行者が隠れていると思しき方角から、合い争う人声が聞こえた)
……ついていない!
(元より厚い警備が引かれている上に、機密事項に関する物があふれているこの場には
 そう頻繁に巡回は来ないであろうし
 ここまで歩いて来た道すがらにやり過ごした巡回兵、それぞれの遭遇場所と時間から
 この辺りに巡回がいる可能性が低いと踏んだからこそ、アーツに警笛を鳴らす役を頼んだのだが……
 見込み外れであったか、或いは、通常の巡回ルートを外れていた守衛がいたのか……
 だが、そんな事を考えるのは後でいい。
 今は同行者の生命の安全を守る事が第一である。女は急ぎ、身を翻し、声のした方へ走る)

……パイライト!無事!?
(女がその場に駆けつけた時、それは丁度、アーツが発射した仕掛けナイフの刀身が
 敵の一人の右目を貫いた所であった)
お互い、運がなかったわね。
(小声でそういい捨てると、女は手にした長剣で、もう一人を斬り伏せた)
……立って。
警笛を聞きつけて、そろそろ他の者もやって来る頃よ。
急いで爆薬を仕掛けて、ここを離れましょう。
(警笛で騒ぎを起こし、爆薬を仕掛ければ、後は、そこにやって来た者達が爆薬の存在に
 気付いて騒ぎになる。
 ――元より警笛の音で研究所内には警戒と緊張が満ちている筈である。
 戦闘のプロでもない、研究員達が、その緊張にどれ位、精神の平静を保っていられるであろうか?
 それに加え、爆薬が仕掛けられたと騒ぎになれば、その後、起こる混乱は想像に容易い。
 元より、精神状態に余裕のなくなっている者は、ここから離れる事のみを考え、
 資料等を持ち出そうという冷静な判断力もなくなっているであろう。
 そして、その混乱に紛れ、自分と医師もここを離れれば良い)
早く。時間がない……。
(しかし、それも、ここで余計な手間を取っていては、ただの空論に終わる。
 恐らく、始めて人の命を絶ったであろう、医師の心情をあえて、気遣わずに冷淡に促す事で
 女は、彼の精神の揺れを留めようとする)
661Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/30(日) 00:45:45 ID:X9gfbfKG
(無我夢中であった。恐怖で手が震え、仕掛けが作動し、
刀身が相手の眼球へと突き刺さって行く
それと同時に現れた黒衣の女が隣にいたもう1人を切り捨てる
そして、冷たく先を促されると)
うぅ…すいません、とりあえず、刀身、だけ、回収させて、下さい。
(途切れ途切れに言葉を紡ぎながら、突き刺さった刀身をゆっくりと抜き取る。
手術等の経験から、スムーズに抜き取ると、軽く血を拭って、鞄にしまった)

(駆けだし、中央部へと進入、
そこには騒ぎに怯えて、机の下などに隠れている医者や科学者たちが数名いた)
すいません、皆さん…今から爆破します…
(聞こえないように、ボソリと呟き、有りっ丈の火薬を辺りにばら撒き、床に発火符を貼り付ける
すると、発火符に描かれた文様が輝きだし)
5分です!ミーティアさん、走りますよ。
662ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/30(日) 01:03:52 ID:/5k3wKo8
(もしかしたら、このまま茫然自失に陥るかもしれない、とすら心配した医師は、しかし
 ナイフの刀身の回収に、頭が回る程には冷静であった様で、その事には素直に安堵した。
 ――最も、彼女のこれまでの見てきた戦場での新兵等の、始めて人を殺した時に見せる
 反応の内では、異様に高揚する者よりも、今のアーツの様に、
 その場では一応の平静を保っている様に見える者の方が「危ない」のであるが……。
 それはこの場で人を殺した衝撃を裡に抑圧しているか、現状から逃避し、自己を乖離させている
 状態かの何れかの可能性が高く、後々、精神的後遺症を伴う事が多いからだ。
 ――しかし、何よりも今、この場で彼女と医師が無事に生き延びる為には、
 医師のこの現在の状態は都合が良い、後の事は後で生きていればこそ考えられる)
パイライト、これを。
(火薬と発火符を仕掛け終えた医師差し出しのたは、彼が作業する合間に、剥ぎ取って来た
 先ほどの戦闘で倒した魔術士が身につけていた、全身を覆う様なローブである)
走り難いでしょうけど、混乱に乗じてこの場から逃げおおせる為には、
今の貴方の格好は目立ちすぎるわ。気休め程度でも内部の人間に紛れる姿をしていた方がいい
(それは彼女自身も同様なので、自分もまた、同様に奪ったローブを纏い、
 アーツに促されて、走り出そうとして――怯えて隠れる医者や科学者に目をやった)

【爆薬の規模って、この中央部だけを爆破する程度でしょうか?
 それとも研究所全体を崩壊させる程度の威力があるのでしょうか?
 あと、この医者や研究者達を逃がしてしまっても大丈夫ですか?】
663Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/30(日) 01:22:17 ID:X9gfbfKG
これは…魔道士のローブ…?
(受け取ると、言われるままにそれを身にまとい)
確かに…動きにくいですね。ゴワゴワします。
(一件平静を保っているようにも見えるが、様子は少しおかしかった)
…?どうかなさいました?
(チラと視線を逸らした先を見てみると、
怯えきって蹲っている所内の人間が多数いた)

【一応全壊ということで】
【逃がしてくれても構いません。きっと本来は見殺すべきなのでしょうけど…
書類は消えても、記憶があれば復元も可能かもしれませんしね?でもまぁ、今回は逃がしましょうか】
664ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/30(日) 01:42:14 ID:/5k3wKo8
ドクター、ちょっとそこに隠れてて。
(アーツの疑問に答えぬまま、その背を押して丁度、近場にあった大きな棚の陰に隠すと
 自身は、一度は身につけたローブを脱ぎ捨て、それも隠すと)
聞きなさい!今、この場に爆薬を仕掛けたわ!
もうすぐ、この研究所は爆破される!死にたくないなら、急いで逃げなさい!!早く!
(女は良く通る高めの声で、怯えて身を縮める研究所員に、そう声を飛ばした。
 ――非戦闘員である彼らに、かける慈悲……等では勿論なく)
『……逃げて、逃げて……この研究所内に、せいぜい混乱を振りまいてちょうだい!』
早く逃げないと死ぬわよ!!
(まるで味方が危機を知らせに来た様な様子で、声をはりあげ、蹲る彼らの肩を叩き、
 逃げる様に促す。
 目的は3つ。まずは、「早く逃げないと死ぬ」という、人間にとって最も強い、生存本能に
 訴えるやり方で、彼らを急かし立て、冷静な判断力を奪う事。
 それによって自分の顔を、正確に記憶する余裕を奪う事。そして、一番重要なのは……
 侵入者、爆薬を仕掛けた賊は、「一人の女」であった、と、強く印象づける事、である)
早く逃げないと、殺されるわよ!
(女の言葉に、半恐慌状態ながら、漸く事態を飲み込んだ研究員達が、
 「爆発する!」「爆薬がしかけられた!!」「死にたくない!」等と叫びながら次々と
 飛び出し、出口の方へと向かっていく)
――これで、良し。
後は、彼らが上手い具合に混乱を広めてくれるわ。
この混乱に乗じて逃げましょう。何せ5分しかないのだから、余計な戦闘で足止めを喰らっている
暇はないわ。
(そして、隠れていた―強引に隠れさせた―アーツを引っ張り出して、離脱をはかる


【全壊、了解ですー。実は人道的見地(?)そっちが主体だったり>記憶があれば復元も可能かもしれない
 もしかしたら虎のネタを最初に出したネリエロスさんの方で、今後、何か使う考えがあった場合に
 辻褄合わせにする為に……。ビオティーテ的にも人道ryよりも、利用するつもりの方ですし、ね】
665Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/30(日) 02:00:08 ID:X9gfbfKG
(突然物陰に押し込まれたと思ったら、わざと不安を煽るような文脈で、
その場の人間達に危険を伝える。
そして直ぐに間髪入れずに引っ張り出されると)
分かりました…本当、助けられてばかりでしたね。
さて、最後の道案内くらいは頑張りましょうかね…
(ローブを翻しながら、道具を入れた鞄を抱えて走り出す。
先行しながら、幾重にも曲がり、途中何度も人を追い抜きながら、とうとう東門にたどり着く)
(そして、東門から脚を踏み出した瞬間――)
おああああああ!?
(大爆発が起きた。凄まじい音と共に中央部に光が走り、そこから順に崩壊していった)
(その爆発が起こした、凄まじい突風で10m近く吹っ飛ばされながらも、怪我はなく)
っつつつ、大丈夫ですか?ミーティアさん…

【次くらいで〆ですかねー】
666ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/30(日) 02:20:28 ID:/5k3wKo8
私は私の仕事をしただけ、よ。
貴方が貴方の役割を果たした様に、ね。
(一度は脱いだローブを再び被りなおし、アーツに続いて出口まで走る。
 既に警笛の音で緊迫状態であった事と、先に逃がした研究者達が狂った様に口走る
 「爆薬」「爆発」「死」というキーワドが、研究所全体に大混乱を齎していた。
 一応、警備の者らや、帝国軍からの監視を兼ねた正規軍人等が、事態を収束しようと
 声をからして叫んでいるが、これ程までにひろがった混乱と恐慌の中では、全く効果がない様だ)
……さて、何人が逃げ延びられるものやら。
(その様子を見ながら、小声で呟く。パニックはパニックを誘発し、人から人へと容易く伝染する。
 中には、出口に殺到する途中で、転倒し、後続に踏み潰される者が出て、そのまま数人が
 固まりあったまま、転倒し、まったく身動きが取れなくなって、悲鳴と怒号を上げていたり
 苛立ったのと混乱したのとで、味方の筈の研究員を殺傷し、余計に恐慌を広げる兵までも出ている)
……愚かね。ま、私達には有り難いけれど。
(何せ、そんな状態なので、内部の魔道士のローブを被った二人の侵入者に
 気付く余地のある者は皆無であった。
 大半の者が、一番、大きな出口である正門へ向かい、そこで混乱に巻き込まれ、
 先に進めないでいる中で、女と医師は、人の流れの少ない東門の方へ向かい、
 そこから外に脱出する事に成功した)

……きゃぁあっ!!
(脱出した、まさにその瞬間であった。後方で起きた大爆発に、風に飛ばされる木の葉の様に
 あっけなく吹き飛ばされてしまう。まさしく、危機一髪であった)
……何とか、生きているわ……。
(吹き飛ばされた先が、草むらであった事が幸いし、二人共、怪我はない様であった。
 女は、服を叩きながらも何とか起き上がり)
全く、爆発までの時間に余裕がなさすぎだわ。
帰ったら、爆薬と発火符を調整した部署に文句を言ってやらないと……。
(文句を言いながら、研究所の方を見やった。
 そこには、最早、研究所の面影はなく……もうもうと黒煙をあげ、夜空を赤々と照らす
 巨大な炎の塊が見えるだけであった)

【そうですね、展開的にも、そろそろ〆かと】
667Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2008/03/30(日) 02:49:52 ID:X9gfbfKG
怪我が無いようで何よりです。
私はローブのおかげで正装もさほど汚れずに済みました。
(フフフと笑ってみせるが、どこかいつもの力はなかった)
確かに、ぎりぎりでしたね…あと少し遅れていたら、私たちも無事では済みませんでしょうね…
(烈火に包まれる研究所跡をしばらく見つめていた)

(帰りの馬車の中、ガタガタと揺られながら)
私は…自分の手で、人を殺めたんですね…
(そう呟いた瞬間、あのときの光景がフラッシュバックする。
知らぬ間に操作していた仕掛け。飛び出した刀身、
突き刺さり、鮮血を噴出し、断末魔をあげる守衛。)
貴女方は一体どんな世界にいるんですか…?

とりあえず、今回の任務は無事成功ですね…
(ふぅ、と大きくため息をついて)
ありがとうございました、貴女のお手柄ですよ。
貴女がいなければ私はとっくに死んでいましたからねぇ
(クスと微笑を浮かべて)
あ、かといって、これからの貴女への、お仕置きなどは容赦しませんからね?
……何にせよ、これからもよろしくお願いいたします。
(珍しく白衣ではない男は、帽子を脱ぐと、頭を下げ、そう言ったそうだ)

【それじゃこっちはこれで〆で】
【二日がかりの大ロール、お疲れ様でした】
【それではこのような遅い時間まで付き合ってくださいまして、本当にありがとうございました】
【今宵はこれで失礼します、おやすみなさい!】
668ビオティーテ ◆eqfBIotITE :2008/03/30(日) 03:15:46 ID:/5k3wKo8
……行きましょう、いえ――帰りましょう、ドクター。
(いつもと違い、何処か力のない笑い方をする医師を、微かに眉根を寄せて見詰めながら、
 そう促した。――掛ける言葉が、何も浮かんで来なかったので)
皆が貴方の無事な帰りを待っているわ……。
(爆発と着地の衝撃で、酷い有様になっているローブを脱ぎ捨て、宙に放る。
 此処に来た時と同様の強い風が、ローブを今もなお燃え盛る研究所の方へと運んでいった――)

(あらかじめ決めてあった予定地点に待機していた馬車と、その御者と合流し帰路につく。
 舗装のされていない悪路を走る、揺れの大きい馬車に揺られながら
 医師の正面の座席で、彼の呟きを聞いた女は意を決した様に俯かせていた顔をあげ)
貴方が悪いんじゃないわ。ドクター……。
(どんなに考えても、そんな他愛のない、どうでもいい様な言葉しか出てこなくて)
……貴方は悪くない、悪くないのよ。
(それが自分でも情けなくて仕方ないが、それでも、今、言えるそれだけを繰り返した)
少なくても……もう、今後は貴方が足を踏み入れる事のないだろう世界よ……。
(この医師が、本来の職分ではない、こんな作戦に加わったのは、革命軍内部では
 あの研究施設の内部を知る唯一の人間であった事、おそらく、本人が過去の清算も兼ねて
 希望したからであろう事……様々な要因が重なった上での極めてイレギュラーの事であろうし
 彼自身の為にも、そうである事を願ってやまない)
だから知る必要はないのよ。貴方がたの様な人が、こんな場所を覗かなくても良い様に……
その為に、私の様な人間がいるのだから――。

ええ、これからも……よろしく。
……ただ……どうか、お手柔らかに、ね……?
(お仕置き、という言葉に顔を引き攣らせながら――思った。
 恐らく、今夜の経験は彼の心に深い影を落とすであろうが……
 きっと彼はそれを乗り越えていけるだろう、と。願うよりも、祈るよりも……そう、信じていた――)

【なんだかアーツさんにトラウマを作ってしまった気がしますが;私もこれで〆で。
 此方こそ、2日にわたる、しかも長時間のお付き合い、有難うございました。
 さて、後、3日の間にトラウマ回復&出立のロールでも出気る機会があれば良いですね。
 それではお疲れ様でございました!お休みなさいノシ】
669ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 17:11:48 ID:BFd38MEN
【1時間ほど待機します】
【ロールは数時間ほどしかできませんし、途中に食事抜け等があります】
【プロフは>>72です】
670リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 18:12:54 ID:8I1yW3H6
【はじめまして、こんばんは。お相手よろしいですか?】
【プロフは新スレの11にあります】
671ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 18:16:18 ID:BFd38MEN
>>670
【はじめまして、リベラ様】
【こちらこそよろしくお願いします】
【ドールのシチュは限られてしまいますが、何かご要望はありますか?】
672リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 18:23:23 ID:8I1yW3H6
【こちらから要望というのは特にありません。ドールさんのほうの要望を伺いたく思います】
【シチュの方はどうしましょう?こちらが思いつくものとしては…】
@シリウスに会いに来たリベラ。用事で忙しい彼を待つ間、ドールと茶飲み話
A酒場での人間観察をするドールと、酔っ払ったリベラの会話

【と、こんな感じです。】
673ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 18:25:23 ID:BFd38MEN
>>672
【Aの方が面白そうですね】
【酒場は城内にあるんでしたっけ?】
674リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 18:28:54 ID:8I1yW3H6
【もちろん正式な設定ではありませんが、古来軍隊には息抜きの施設が付き物ですし、西洋の城は都市機能も持っています】
【城というか、城郭の中にはあるでしょう。尖塔や、宮殿部分にはないかと思われますが】

【では、そんな感じで、Aを基本線に、ですね。よろしくお願いします】
【書き出しはどちらからにしましょう?】
675ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 18:30:26 ID:BFd38MEN
>>674
【わかりました】
【書き出しは私の方で】
676ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 18:39:54 ID:BFd38MEN
(ランプの明かりに照らされた広い部屋、窓からは月が見える)
(たくさんのテーブルと椅子、そこで飲み食いして騒ぐ、たくさんの人、人、人)
(ある者は鎧下姿の兵士、ある者はシャツを着崩した文官、皆革命軍の人間)
(そこは城郭内の酒場だった)
…………。
(壁際に立ち、身動きせず、ただの人形のように人間達を見つめるドール)
(一度女給をしようとしたドールだったが、立ち振る舞いが丁寧すぎて付いて行けず)
(今夜は勉強のために来たのだった)

【では、こんな感じで】

677リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 18:51:12 ID:8I1yW3H6
【了解です。こちらこそよろしく!】

がっはっは!そんでよ、おらぁ言ってやったさ。
「おい兄ちゃん。それじゃあおさまらねえ、ベルトの上にはみ出しちまうぜ?」ってよ!
がははははは!
(今日も、水兵連中で集まり、酔いどれながらの、あまり品のよろしくないジョークの応酬)
(戦い、備え、疲れた鬱屈を酒で吹き飛ばそうとでも言うように)
(赤ら顔になった男たちは、時に笑い、時に歌い、踊る)
(そして、時には酒場の隅で、人知れず涙を流す)

…おい、ほっとけよ。景気の悪いのがうつっちまうぜ。いいんだよ、ほっといて。
(そんな男に、声をかけようとする奴は、きまって誰かに引き止められる)
(今夜もまた、そんな夜だった)
678ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 19:00:11 ID:BFd38MEN
>>677
(ある言葉がドールの耳に入る)
(紫水晶の瞳がわずかに動き、言葉の出所である一人の男をとらえる)
…………。
(「おさまらない」、「ベルトの上にはみ出る」、刀剣類?)
(大きな笑い、爆笑、何が?)
(意味不明、理解不能、難解)
…………。
(ちいさく首をかしげ、瞬きを一つ)
(ここの会話はどれもこれも難しいものばかり)
(取りあえず観察対象としてその男にのみ注目する)
679リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 19:10:39 ID:8I1yW3H6
さぁさぁ、そんなことよりもっと飲もうぜ!そして食え、そして笑え!シケたつらぁさらしてやがると、死神がよってきちまうぜ!
よう、マーサ。つまみも酒も足りないぜ、じゃんじゃん持ってきてくれ!
…なに、忙しい?ちょ、お前、おれたちゃ客だぜ…え?「自分でもってこい」って?

(女給に切り返され、男が肩をすくめる。笑いの中心に据えられた男は、憮然とした表情を壁に向ける)
(すると、こちらを見ているドールに気付いた)

よぉ、お嬢ちゃん。相変わらず、お勉強かい?
何なら、もっと近くで見てたらどうだ?
もっとも、酒くせえうえにむさくるしい連中の近くがいやだってんなら、無理に薦めはしないがね。
(笑いながら、「むさくるしい」の部分で回りの連中に視線を向けてみせる)
680ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 19:18:55 ID:BFd38MEN
>>679

(気がつかれた、さすが御主人様の部下)

(特に気配を消していたわけではないが、ドールの視線は解り辛い)
(だが主人の部下なら当たり前と考え、リベラの側へ静かに近寄る)
こんばんは。
(スカートを摘んで、かるく頭を下げ)
酒の匂いは私には匂いでしかありませんし、
特段、むさ苦しいとは思えません。
(静かに、微動だにせずテーブルの面々を見つめる)

【すみません、食事で20分ほど席を外します】
681リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 19:30:30 ID:8I1yW3H6
ほう?…なるほど。お前さんが、例の「人形」かぁ
(興味深そうに、あごに手を当ててまじまじとドールを見つめる)
いや、遠くから見かけたこたぁあったが、こうして近くで見てみると…なるほど、すげえもんだ。
まるっきり人間そのものじゃあねえか。とはいえ、こいつらのむさくるしさがわからんってなぁ、確かに人間とは違うようだぜ
(背後からの苦情と突っ込みは無視し、苦笑いを浮かべる)

お前さん、メシは食わないのか?食えるんだったらおごってやるが、どうだい?
(空いているいすを指さし、手招きする)

【いってらっしゃいー】
682ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 19:49:22 ID:BFd38MEN
>>681
そのように見えますか?
ワタシからは、全く異なるようにしか見えません。
(「むさ苦しい」とは不快感を表現する言葉)
(しかし、皆不快を感じているようには見えない)

失礼します。
(頭を下げ、手招きされた椅子に座る)
ワタシは食事を必要としませんし、食事をする機能自体を有しておりません。
(光沢のある指先で、キラキラと光る唇をなぞって開かないことを示す)
ですが、ここで味を認識することは可能です。
このようなワタシに奢るとはありがたいお言葉ですが、
お店の方にご迷惑をおかけしますので遠慮いたします。
(マーサ様もお忙しいご様子、余計な手間をおかけするのはご迷惑)

【戻った早々すみません、今度はお風呂で1時間ほど抜けます】
【ごめんなさい】
683リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 20:02:15 ID:8I1yW3H6
【了解しました。では、21:00くらいまで私も抜けます】

ふむ、そういうもんかね。自分で自分のことはわかりにくいもんだが、お前さんは逆なんだな。
(ふむふむ、と頷いて)

メシを必要としない?そりゃあ随分経済的だ。楽しみがないってことでもあるが…
なのに味がわかるってこたぁ、お前さん、料理は出来るのか?
出来るんなら、これほどお得な住み込みメイドはないぜ。一家に一人は置いておきたいね。
どうよお前ら、欲しくなってきたんじゃねぇの?
(周りからも「こりゃあ欲しい」「かわいいじゃんか」と、酔客たちから好評)
(表情豊かな連中と、ドールの無表情さがはっきりとした対比になっている)
684ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 21:03:34 ID:Pg2semcN
>>683
単純に食費のみをとらえれば0でありますが、全経費を足せばかなりの金額となります。
例えば、ワタシの衣服は贈呈品なので軍としてはただですが、新たに購入すればこのくらいになります。
(ドールの言った金額は金貨数百枚ほど)
料理は学習すれば可能ですが、今は機能として備わっていません。
ですので、メイドが必要なら専門職の方を雇うことをお勧めします。
所詮、ワタシは人形にすぎませんので。
(空気を読まずに現実的なことをすらすらと)
あと、ワタシは御主人様へお仕えすることが全て、楽しみなど不要にございます。

【のぼせて動けないので携帯から】
685リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 21:10:19 ID:8I1yW3H6
(その金額を聞いて、失望混じりの驚嘆の声があがり)
そんなにか!?
はっはっは、そうか。こりゃあ結構維持費がかかるってことだな。
ご主人様、ってのはシリウスのことか?
…くくく、そうか、ご主人様ねえ。あいつの困ってる顔が目に浮かぶぜ。
どうだ?「ご主人様」なんて呼ぶと、シリウスはどんな顔をする?
(さも面白そうに質問を)

【おかえりなさい】
【余り体調的に厳しいようでしたら、早めに切り上げましょうか?】
686ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 21:20:45 ID:BFd38MEN
>>685
はい、かの王冠の君がワタシの御主人様です。
(ゆっくりと瞬き)
(心なしか胸を反らして誇らしげに見える)

困る……困った顔……。
あの顔は、お困りになっていると……。
(御主人様にご迷惑をおかけしている)
(ワタシは御主人様に害をなす不要な存在?)
…………。
(肩を落とし、下をじっと見つめて黙り込む)

【大丈夫です、復帰しました】
【とは言え、終わりは頑張って23時頃までです】
687リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 21:33:00 ID:8I1yW3H6
ありゃ。こりゃあいけねえな。どうやら図星だったようだが…こうなるとは思わなかった。
(ドールの様子に、頭を掻いて)
あー。そう落ち込むなって。そう出来てるもんは仕方ねえやな。
ご主人様、って呼ぶしかないんだろ?
ったく、魔法ってえなぁ融通が利かなくてなあ。それはシリウスも似たようなもんだが…。
まぁ、そこまで困ってるわけじゃねえだろ。おれからも言っといてやっから、気にすんなって。な?
おわびに一杯奢るぜ…って手はつかえねえのか。ふーむ。
(腕を組み、少し考えた後)

…思いつかねえや。よぉ、何かして欲しいこととかあるか?たいしたことじゃなくてもいい。
何か、誰かにされて嬉しいこと。あったらいってみな?

【わかりました。では、そのように】
688ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 21:45:36 ID:BFd38MEN
>>687
……はい、そうです。
(背筋を伸ばす、が、顔はうつむき加減で)
取り乱したところをお見せしてしまい、申し訳ありません。

して欲しいこと、ですか?
されて嬉しいこと……。
(ワタシは御主人様にお仕えし、お役に立つことができれば)
(しかし、それは……)
ワタシが嬉しいと思うことがあるなら、それは御主人様に喜んでいただけること。
何をすれば御主人様が一番お喜びになるかを教えてください。
(両手を握りしめてリベラを見つめる)
御主人様は、何を喜ばれるのでしょうか!?
689リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 21:56:26 ID:8I1yW3H6
シリウスが、喜びそうなことねぇ?ふーむ。こりゃあ難問だぜ。
(芝居がかったしぐさで腕を組み、天上を見上げ)
まずは、この戦いが勝利に終わること。これは今日明日で出来ることじゃねえ。
次に、戦いで仲間たちが無事に帰ってくること。これも、誰かの力でどうにかできることじゃねえ。
酒ものまねえし、女関係もカタイし、賭け事もやらんしなあ。考えてみりゃ、アイツの楽しみってのは何なんだろうな。
(視線を、ドールにおろし)
おれよりも、お前さんのほうがシリウスの近くで暮らしてる筈だ。
よーく見てて、アイツが喜ぶことを自分で探すんだな。その方が答えは早いだろうぜ。
多分、お前さんが喜んだらアイツも嬉しい筈さ。
(にかっと、歯を見せて笑う)
690ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 22:09:31 ID:BFd38MEN
>>689
…………。
(じっとリベラの言葉に耳を傾けるドール)
ワタシが喜べば、御主人様も嬉しい?
御主人様が喜ぶことを、ワタシが探す?
ワタシの方が早い……。
(それは、すなわち)
ワタシが喜ぶことを探せ、と?
(ワタシの思考は作りもの、感情も表面的なもの)
(どうすれば、ワタシに喜ぶ機能は……そうだ!)
厚かましいですが、もう一つお願いできますでしょうか?
先ほどのお言葉、ワタシにお酒を奢ってくださいませ。
何事も経験です。
たとえ酔わなくても、味は分かります。
691リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 22:18:54 ID:8I1yW3H6
さて、どうかな?おれは何も言っちゃあいないぜ。その答えを出したのはお前さんだ。
そして、それが正しいかどうかを決めるのも、この場合はお前さん本人ってことになるな。
(微笑みながら答えると)
もちろんOKさ。レディ…というにはまだ足りないものがあるが、オマケしておこう…に奢るのは紳士のたしなみってもんだ。
そうだな…(少し考えてから)…マーサ、このお嬢さんにマティーニを。
酒の道も奥が深いが、一歩目は王道を行くべきだ。

(少し経って届くのは、オリーブを乗せた透明なカクテル)
それじゃ、初めての経験に…乾杯!
(ラムのジョッキを差し出す。周りの男たちも、口々に「乾杯!」といいながら手のグラスをドールに差し出してくる)
692ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 22:31:13 ID:BFd38MEN
>>691
いつか御主人様も帝国を下し、他国に対して酒宴の席を設けることもありましょう。
その際にお酒が分からず恥をかくようなことはあってはなりません。
そのためにも、ワタシがその先陣を務めます。
(カクテルグラスを受け取り、リベラら男たちにあわせてグラスを差し出す)
乾杯!
(グラスを傾けて唇に付ける)
(鼻をくすぐるアルコールとハーブの匂い、そして)
……辛い、です。
(何度も瞬きをする)
(まるで流れることがない涙を我慢しているように)

【そろそろ〆でお願いします】
693リベラ ◆w3qQdtQzJw :2008/03/30(日) 22:49:39 ID:8I1yW3H6
…へ?
(ドールの答えは、この男にとっては意外なものだった。その意味を理解するのに、数秒の誤差を要し)
(そして、理解と同時にはじけるような笑いが噴出す)
わっはっはっは!そうか、こりゃあ一本取られたぜ!その意気やよし、ってやつだ!
どうよおまえら、この覚悟を無駄にしねえ為にも、いっちょうやる気を出そうじゃねえの。
(周囲を巻き込んで、大いに盛り上がり)
その辛さがいいのさ。なに、もっと辛い酒はいくらでもあるし、甘い酒もある。
ひとつひとつ、ゆっくりおぼえていきゃあいい。
少なくとも、シリウスのための偵察ってんなら、あいつの一歩前に立ってりゃ十分だからな。
目標はそんなに遠くはないさ。がんばれよ!
(顔を近づけて、励ますような口調)

さて、次は何にするか。シリウスが、どこの諸侯と宴を開くかにもよるが…。あいつが食ったことのないものっつーと、
グルームンドのニシン漬け、はたまたアブリエンの海牛チーズ。
ロックバイター名物の丸焼き岩トカゲってえのもあるが…
(にひひ、といたずらをする子供の表情で、各国の名物的ゲテモノ料理を列挙する)
(しかしその影で、もしも注文したら残さず食べさせることを、店の女給マーサおばさんは決意していたのであった)

【では、こちらとしては、オチへのねたふりとしてこんな感じで〆てみます】
【おつきあいありがとうございました】

694ドール ◆ru6ZZc2Pac :2008/03/30(日) 23:07:54 ID:BFd38MEN
>>693

(大笑いするリベラ、そして盛り上がる周囲に首をかしげる)
???
(ワタシの発言が可笑しい? 何が可笑しいのか、理由不明)

辛いお酒、甘いお酒、お茶と同じく、たくさんあるのですね。
どのようなお酒であろうと、御主人様の一歩前で盾となり、目となり鼻となり舌となり、
恥をかかせぬよう努力いたします。
(飲めないけれど、飲み干す意気込みでまたグラスに口を付け)
……辛い。

ニシン漬け、海牛チーズ、丸焼き岩トカゲ、ですか。
お酒だけでなく、料理も大切ですね。
分かりました、味見しますので、すべてお願いします。
お代は気になさらないでください、ワタシが払いますので。
それと、ワタシは味見しかできませんから、料理は皆様で楽しんでくださいませ。
(少し首をかしげる、少し酔っぱらって楽しそうな感じで)


【おつきあいありがとうございました】
【暴投なレスばかりでごめんなさい】
【でも、ちゃんと受けて投げ返せるリベラ様はすごいです】
【楽しかったです、ありがとうございました】
695ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 00:16:40 ID:mnhc6k63
【リベラさん、ドールさんお疲れ様でした】
【ロール含め最長2時ごろまでですが待機します】
【時間もあまりないので軽めの内容を希望します】

【容量が残り少ないのでプロフは次スレに置いてきました】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1206814879/15
696ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 00:37:46 ID:RxbQqDZk
【ここで深夜組が華麗に参上っ(・∀・)ノ】
697ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 00:40:02 ID:mnhc6k63
【こんばんわー!って、体調はもう大丈夫ですか?】
【少ない時間ですが宜しくお願いします】
698ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 00:43:17 ID:RxbQqDZk
【はい、お陰さまで回復しました】
【シチュエーションはいかがいたしましょう?】
699ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 00:47:07 ID:mnhc6k63
【回復してよかったですねw さてシチュですが…】
【1、弓兵同士、戦場で休息中】
【2、修練場にて弓の訓練につきあってもらう】
【3、ルミさまといえば…温泉雑談!】

【いかがですかー?ご希望もあればなんなりと】
700ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 00:53:27 ID:RxbQqDZk
【はい、ありがとうございます〜】
【そうですね。軽めの内容が御希望とのことなので2で参りましょうか】
【残り二つは今度またお会いしたときにでもお願い致しますです】
701ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 00:55:54 ID:mnhc6k63
【わかりました、訓練ということでお願いします】
【それでは書き出しはこちらからでいいでしょうか?】
702ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 00:58:59 ID:RxbQqDZk
【はい、よろしくです〜】
703ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 01:04:24 ID:mnhc6k63
(──日の暮れかけた本拠地の修練場)
(修練を終えた兵たちは引き上げてしまいほぼ無人となったその区画)
(矢場から的に矢が刺さる音だけが聞こえてくる)

……また外れた
(弓を構えたまま眉間に皺を寄せる翼のついた少女)
(その不機嫌そうに見据える先は、的の中心以外の様々な場所に刺さっている多数の矢)
なぜ、中心に刺さらない?
神よ、我が心に迷いがあるからか?
(もう一本矢を番え、狙いを定めて…射る)

(しかし矢は的から大きくはなれた場所にぱすっと刺さるのみ)
704ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 01:18:33 ID:RxbQqDZk
(修練場を後にする弓兵達の流れを掻き分けるようにして修練場へと向かうルミエールの姿があった)
……?
(このくらいの時間になるとほぼ無人となっていて悠々自適に訓練に勤しむことが出来るので敢えて皆とはずれた時間を選んでいるのだが、今日はどうやら熱心な居残り組でもいるのか、未だに矢場から弓を射る音が聞こえてくる)
(入り口からひょこっと顔を覗かせると、その場に立っていたのは背に立派な白い翼を持った少女)

こんばんわ。今日も熱心ね?
(少女が弓を引く合間を見てそっと近寄り声をかける)
(多少なりとも見知った顔であるが故にその口調は気さくで、顔には笑みさえ浮かべていた)
(その目線はさりげなく少女の真向かいに立つ的をチラッと見ていた)
705ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 01:32:58 ID:mnhc6k63
……!
(不意に声をかけられ、弓の構えを解いて振り返る)
『太陽の匂い』…か、今から修練か?
(瞳に映るのはやさしげな笑顔)
(だが彼女の視線に気づくと恥ずかしそうに視線をはずす)

…わ、わたしに構わず自分の鍛錬をしろ
わたしは人の何倍も弓をひかなくてはならない
(弓を構え直し、熱のこもった掌を振って冷却させて)
706ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 01:42:32 ID:RxbQqDZk
そ、今から訓練よ
(笑顔のままゆっくりと準備運動を始める)
(その目線は的からルディ自身に移り、特に回数を重ねて大分疲労しているであろう、弓を引くにはまだ小さいとも言える手を見つめていた)

何倍も、か……
気持ちは分からないでもないけどね。休む時はちゃんと休まないとダメよ?
疲れてる時に無理すると、それが癖になっちゃうこともあるからさ。
(彼女が人の何倍も努力を重ねる質なのは承知の上でそう言った)
(そういえば、始めて相対したのも丁度こんな状況だっただろうか)
(その時は戦場で負傷した身に鞭打ちながら懸命に弓を引いていて……)

707ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 01:52:22 ID:mnhc6k63
……ぐ
(弦を引き絞ると手にひりっとした痛み)
(その時に優しく忠告をする言葉が耳に入り、ゆっくりと弦を緩め)

…わかった、少し休む
(ふぅ、と掌に息を吹きかけその場に座り込む)
見ていても…いいか?
(休憩の姿勢をとっていても気を緩めることなくルミエールの一挙手一投足を見つめる)
708ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 02:04:01 ID:RxbQqDZk
そうそう。訓練で大事な手を傷めてイザって時に使えなかったら大事よ?
(ルディが弓引く手を休めた様子を見て満足そうに頷いた)

ええ、見てても良いけど……何か緊張しちゃうわね
(クスッと笑って肩をすくめ、遠方にある的に向かって対峙する)
……
(深呼吸と共に気を落ち着かせ、愛用の弓に矢をつがえて構えたその瞬間、今まで笑顔を浮かべていた顔が別人のように鋭くなり)
っ!
(長大な弓を苦も無く引き絞り、放たれた矢が空を裂いて真っ直ぐに的へ向かって飛んでいく)

【このレスの秒数が奇数なら真ん中。偶数ならちょっと外し。0なら的破壊でお願いします〜】

709ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 02:18:37 ID:mnhc6k63
すまない……
(膝を抱えてじっと見つめる)
(まるで自分が弓を引いているかのように腕を強張らせて)

……!
(放たれた矢は見事に中心を貫いていた)
すごい…『太陽の匂い』、お前の矢、的が呼び寄せたように飛んだ!
(興奮した声で思わず立ち上がる)

わたしも…そうなるにはどれぐらい弓を引けばいい?
なるべく早くがいい、そうでなければ…いつまでも足手まといのままだ
(羨望、尊敬、自己嫌悪…様々な感情が湧き上がり、すがるように)
710ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 02:37:18 ID:RxbQqDZk
ふぅ……
(自ら放った矢は一応狙い通りに的の中心を捉えていた)
(ルディに注目されているという事で多少の見栄もあったらしく、スッと表情を緩めて安堵の息を漏らす)

ははは、ありがと。
でも、いつもこう上手くいくとは限らないけどね?
(手放しにこちらを称えてくれるルディの様子を見ているとどうにも気恥ずかしくなって思わず苦笑し)

そうねぇ……
弓を引く回数を増やすより、しっかりと自分の身体を鍛えることかな。まずは芯をきっちり作らないとね
(戦場に立つ身としてはまだまだ心もとなさを感じさせるルディの小柄な身体を一瞥しつつ)
あとは、焦らないこと、自分を信じること、かな
(穏やかな笑みを浮かべて小さく頷く)
貴方の気持ちは良く分かる。
けど、焦って自分を見失っては得るものも得られなくなっちゃうわ。
だから……今は自分を信じて一歩一歩確実に進んでいくように、ね?
(ポンとルディの頭に手を置き、微笑んだ)


【お時間過ぎてしまってすみません……】
【次で〆ということで宜しいでしょうか?】
711ルディ ◆RUDYvoofGo :2008/03/31(月) 02:55:30 ID:mnhc6k63
……
(唇を軽く噛みながらルミエールの言葉を胸に刻むように何度も頷く)
自分を信じる……か
(今まで信じてきたものは部族の信仰する神やしきたり、教えを与える年長者達の言葉のみであった)
(だから、「自分を信じる」の言葉に今一つピンときていないようだ)

…ん
(そんな時、思考が混乱し始めた頭に温かい手が置かれる)
……あ
(見上げればルミエールの笑顔、その背後に沈みかけた夕日が反射している)
(その光の反射が─まるで彼女の背中に翼を与えたように見える)

わかった……わたしも『太陽の匂い』のようになれる!
(生まれて初めて『こうありたい』のビジョンが明確になった瞬間であった)
あははっ…わかった…! あはははっ!
(突然、笑いながら軽く羽ばたく)

ありがとう、『太陽の匂い』!
今日はもう寝る!また明日…ここで弓を教えてくれないか?
(その笑顔に迷いはなく、長老に続く生涯二人目の師に出会えたことに嬉しさを表情いっぱいに表現していた)

【いえいえ、遅くまでお付き合いありがとうございました!】
【こちら側はこれで〆にいたします】
【お疲れ様でした、是非またお相手してくださいね】

712ルミエール ◆c2HQf07GeM :2008/03/31(月) 03:32:51 ID:RxbQqDZk
……
(自分の言葉へ真摯に耳を傾け頷いていくルディの姿をジッと見守っている)
そう、自分を、ね……?
(ルディくらいの年で理解する事も実感する事も今はまだ難しいかもしれない)
(けど、それは自分が他人に教えられる数少ない物の一つ。そうやって今まで生き抜いて来たという実績があるのだから)

ん……?
(こちらを見上げるルディの表情を見る限り、やはり表現としては少々難しかったか、なんて思う)
(しかし、これ以上分かりやすく伝えるのは難儀かなと思い始めたそんな矢先)

え……ああ、うん
(難しそうにしていたルディの表情が急に晴れやかになり、歓声すら上げ始めた)
(余りにも唐突過ぎて思わず呆気に取られ何とも温度差のある反応をしてしまい)

はは、礼なんていいわよ。少しでも貴方の力になれたのなら。
うん。ゆっくりと寝なさい? 良いわよ、私でよければ
(ひとすじの曇りも無い笑顔)
(どうやら、多少なりとも彼女の悩みを払拭する手助けが出来たようだと理解し、つられて笑顔を浮かべる)
(明日もまた訓練に付き合う事を快諾し、笑いかけるその表情の裏で、決して自分の悪いところまで見習って欲しくはないと願っていた)
(誰も真似の出来ない、この眩しいくらいの笑顔を失わないように、と)


【ちょっとトラブルで遅くなってしまいました……】
【はい。遅くまで有難うございました。また是非とも宜しくおねがい致します】
【それではお疲れ様でした。お休みなさいませ〜】
713マリン ◆EKUzV9M3Rc :2008/03/31(月) 20:23:21 ID:vkZ3jN1O
【只今からしばらくの間、待機させていただきます】
【ただし、名無しさんとのエロールはお断りさせていただきますのでご了承下さい】
【名無しさんで雑談希望の場合は>>3にあります名無しさん用テンプレートをご使用下さい】
【お相手して下さるキャラハンの皆様には提示できるシチュを適用させていただきます】
【どうかご協力の程を宜しくお願い致します】
714名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:36:15 ID:tKZILaUw
マリンー、プロフプロフ!
【一言落ち】
715マリン ◆EKUzV9M3Rc :2008/03/31(月) 20:39:07 ID:vkZ3jN1O
【新スレの方しか置いてませんでした(汗】

【名前】マリン・イリアス
【ルーン】海(左肩)
【年齢】15歳
【性別】女
【職業】偵察兵(水軍)
【種族】ネレイド ※女だけの希少種族で、子孫を残すには人間の男との交わりを要する
【容姿】T148cm B78/W55/H80
    ライトパープルの背中まで届くウェーブヘアで、瞳はマリンブルー。
    肌は白くていつも瑞々しく、髪は少し濡れた感じ。
【装備】トライデント(戦闘時のみ)、海星型ヘアブローチ、貝殻の胸当て、青いチェック柄パレオ
【戦闘】水中では水中の生き物の力を借りながら戦う。
    海ならタコの墨で敵の視界を遮ったり、サメに攻撃してもらうなど。
    陸上での戦闘はあまり向いていない。
【NG】禁止ロールに含まれる行為。特殊な性的指向の場合はご相談させて下さい。
【備考】陸上ではほとんど人間にしか見えない、ネレイドの少女。
    愛する海の自然をも壊す帝国の侵略行為を許せず、革命軍に参加する。
    自然を愛する優しい心の持ち主で、色恋の免疫はまだない。
    また、物事に流され易く、人から頼まれると断れないタイプ。
    海の動物と会話ができ、水中では人魚に変身して泳いだり呼吸ができる。
    また、ルーンの力で大人一人が入れる大きさの気泡を水中に作ることができる。
    水軍に所属していて、船で近づけない場所へ単身で偵察する任についている。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、恋愛、エロール

【只今から1時間ほど待機させていただきます】
【ただし、名無しさんとのエロールはお断りさせていただきますのでご了承下さい】
【なお、名無しさんで雑談希望の場合は>>3にあります名無しさん用テンプレートをご使用下さい】
【お相手して下さるキャラハンの皆様には提示できるシチュを適用させていただきます】
【どうかご協力の程を宜しくお願い致します】
716名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:30:37 ID:60KmIUSN
はぁ? お前ナニサマですか?
ここはお前の遊び場じゃないんですが。
717名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:33:35 ID:+t5uwE8z
名無しを拒絶する奴には待機してもらいたくないな。
待機できるのは名無しとエロールできるキャラハンだけにして欲しい。
名無しと無理な奴にスレを占有されたら、待機もままならないんだけど。
718名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:37:43 ID:60KmIUSN
エロが嫌なら全年齢板に行けばいいし
知ってるやつとだけ遊びたいなら自分でサイト作れよ。
なんで誰が来るかわからない2ちゃんの
それもPINK板に来てワケわからんこと抜かすのかね
719名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:46:25 ID:R4i5TzvU
>>715
死ね
引退しろ
720名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:54:00 ID:60KmIUSN
落ちるんなら落ち宣言ぐらいしたら?
どこまで失礼な奴なんだよ。
自分のスレと勘違いしてね?
721マリン ◆EKUzV9M3Rc :2008/03/31(月) 21:56:51 ID:vkZ3jN1O
【今夜はこれで落ちます】
【おやすみなさい】
722名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:58:11 ID:R4i5TzvU
>>721
二度と待機するなよ
723名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:03:34 ID:+t5uwE8z
マリンがエリスの転生であることは明らか。
キャラハンはこれ以上、エリスの好き勝手を許すべきではないぞ。
スレのために立ち上がるべき。
724名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:05:26 ID:R4i5TzvU
>>723
禿同
害悪駆除
725名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:23:17 ID:5mnITBMn
>>713
なんだか最初からずいぶん拒絶反応強いみたいだけど
そんなにかたくなになってたら損だよ?
頭ごなしに人をはねつけるんじゃなくて、
声をかけられてから柔軟に対処すればいいんじゃないかな。

通りすがりのお節介でした。
726名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 19:25:16 ID:wtTYzH2K
>>723
バストダンジョンでリリカのおっぱい値を800近くまで調教強化してやらないと、そのフラグは立たない。
仮にフィリオナをメンバーから外してリリカを集中調教しても、アナルバイブが使えないその段階では
スカリバーはまだ手に入れられないはず。 妄 想 で つ か ?
とりあえずアンダー草原で淫獣マリリスを大量に調教して淫度をどんどん稼いどけ。
展開が不安ならバックアップ取っておくのを忘れんなよ。説教くさくなってスマソ・・・。ついな・・・。
727ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:07:23 ID:oOTc7Wb1
【待機します。プロフィールは>>116です】
【前回の仕切りなおしと考えているので、ロール前に打ち合わせさせてください】
728名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:09:09 ID:i8yo2vlI
いいですか?
729名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:10:25 ID:Rz2b2tX3
>>727
【名無しですけどお相手いいですか?】
730ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:11:48 ID:oOTc7Wb1
【はい、お願いします。どのようなシチュを希望でしょうか?】
【こちらは、前回森でのロールで失敗だったので、街中での逃走か、食堂で一息ついている時の
雑談を希望したいのですが】
731名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:12:00 ID:Rz2b2tX3
>>728さんが先のようですね。ユリィさんの判断に任せます】
732728:2008/04/02(水) 20:12:47 ID:i8yo2vlI
エロールは駄目なの?
失敗を取り戻そうよ
733ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:13:27 ID:oOTc7Wb1
【それでは、>>728さんお願いします。シチュの打ち合わせさせてください】
734名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:14:13 ID:i8yo2vlI
ごめん
自演キャラハンとはやる気しないんで…
他の名無しさんに譲ります
735ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:14:54 ID:oOTc7Wb1
【自演って、どういうことですか?】
736名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:15:05 ID:Rz2b2tX3
>>733
【分かりました。レスをありがとうございました】
737名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:16:57 ID:Rz2b2tX3
>>735
【出戻り失礼します。ユリィさん、もう一度申し込んで良いでしょうか?】
738名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:17:03 ID:i8yo2vlI
避難所の自分の書き込みを見ろよ
まさか自演擁護だったとは
739名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:19:12 ID:Rz2b2tX3
【残念です…】
740名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:22:37 ID:Rz2b2tX3
【ちょっとユリィさん!あなたトリにまんま名前使ってるじゃないですか!】
【トリが一体何のためにあるのか分かってらっしゃるんでしょうか】
741ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:23:21 ID:oOTc7Wb1
【避難所、見てきました。とても誰かきてくれる状態ではなさそうです】
【これで落ちます】
742ユリィ ◆rXq6eh.jYo :2008/04/02(水) 20:25:43 ID:oOTc7Wb1
【戻ってきました。トリップだと暗号化されているので自分の名前でも分かりにくいかと思ったので、
そのまましました。人に分かってしまった以上、変えた方がいいでしょうか?】
743名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:27:53 ID:i8yo2vlI
そういう質問は避難所でしてよ
本スレが汚れるから
744名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:28:17 ID:Rz2b2tX3
【至急変えて下さい。
IDが変わると今度こそ貴方が貴方自身であることを証明できなくなる怖れがあります】
745ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 20:28:23 ID:oOTc7Wb1
【トリップ、変えてみました。大丈夫でしょうか?】
746名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:29:42 ID:Rz2b2tX3
【それは貴方が忘れないワードで他の人に知られにくい単語ですか?】
747ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 20:31:24 ID:oOTc7Wb1
【はい。私の中では関連ある単語で、他の人には分かりにくいと思います】
748名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:35:08 ID:Rz2b2tX3
【トリップはキャラハン個人の証明書みたいなものです】
【誰かにばれたり予想しやすい単語であってはいけません】
【かといって難しい単語であったり忘れやすいような単語にして紛失した場合、キャラハンとしての信用を無くします】
【大変大事なものですよ。今度からは気を付けて下さい】

【ところでこんな状況ですが再度申し込みしてもいいですか?ユリィさん】
749ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 20:36:51 ID:oOTc7Wb1
【分かりました。トリップについて、考えが甘かったですね。申し訳ありません】
【改めてですが、シチュを相談させてください】
750名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:41:01 ID:5LG7ptab
自演荒らしは出てってくれよ!
スレ汚してんじゃねーよクソが!
751 ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 20:41:52 ID:Rz2b2tX3
【お受け下さりありがとうございます】
【こちらもトリ付けますね】
【前回のロールは逃亡シチュでしたよね。今回は気分を変えて食堂でやってみましょうか】
【希望性別や職業がありましたら名無しテンプレ使ってみようと思います】
【なにかご希望はありますか?】
752ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 20:46:06 ID:oOTc7Wb1
【では、革命軍に合流するのにはワンクッションあると思うので、それを外したいと思います】
【プロフにもありますが、詐欺まがいの被害者になってもらいたいと思ってます。
食堂で純朴そうな青年に声をかけて、お金をもらって裸を見せると言いながら
幻影で騙すという流れが希望です】
【ですので、男性であってくだされば、こちらは対応できます】
753名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:48:38 ID:5Axk9dp8
自演のユリィは出ていけよ。







引退しろよ邪魔だから。
754 ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 20:48:42 ID:Rz2b2tX3
【被害者役ですか…難しそうですがやってみます。ところで革命軍の所属でもいいでしょうか?】
【場所も近いと思いますので】
755名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:49:45 ID:5LG7ptab
986 :ユリィ ◆rXq6eh.jYo:2008/04/02(水) 20:04:59
書き込みに間が開いてしまってごめんなさい。ずっと読んでました。
いつまでも、先輩におんぶだっこじゃいけませんよね。あたしだって、いつかは先輩と同じ立場になって、
後輩キャラに色々な事を教えることになるんですから。
今から、待機してみます。名無しさんでも、そつなくロールできるようになりたいと思ってます。
まだまだ不慣れなので、優しい方が来てくれると嬉しいです。


987 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:07:22
お姉ちゃん、エッチしよ!


988 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:08:32
>987
てめえは黙れ


989 :ユリィ ◆rXq6eh.jYo:2008/04/02(水) 20:09:59
>>986
その意気やよし!
俺は時間がないから相手できないが、がんばれ!
756ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 20:49:46 ID:oOTc7Wb1
【はい。革命軍所属でも結構です。書き出しは、こちらからでいいでしょうか?】
757名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:52:02 ID:5Axk9dp8
避難所見ろよ。てかもう消えて。
758名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:54:18 ID:R2awxx60
トリキーばれてもロールできるなんて
ずいぶん神経図太いんですねw
気に入らない名無しとロールしたぐらいでもう待機できないなんて言ってた
繊細なユリィさんも実はなり済ましなんですか?
759 ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 20:55:08 ID:Rz2b2tX3
>>756
【ありがとうございます。次のレスで名無し用テンプレを使用してみますね】
【書くのに時間がかかると思いますのでその間ユリィさんに書き出しお願いいたします】
【こちらレス遅めですのでお待たせするかもしれません】
760名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 20:56:23 ID:5LG7ptab
このごろやたらと新人を過保護にしたがる名無しが多かったからなw
みんなユリィだったんだなw
761名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:00:02 ID:i8yo2vlI
お前ら議論は避難所だけでやれよ。
ユリィの対応は避難所で決めるから。
762ユリィ ◆4vcOAG9bbU :2008/04/02(水) 21:03:21 ID:oOTc7Wb1
【分かりました。それでは・・・】

(故郷と帝国の両方からの追跡を振り切りながら、とある町へ。この町から
程近いところに、目的としている革命軍の本拠地がある。町の食堂で、軽い食事と
お酒を頼み、一息つく)

ここまでは大丈夫だったけど、まだ油断できないか。それに、お金も少なくなってきたし、
どうしたものかしら。
(財布にしている皮袋の中身を確認しつつ、ため息をつく)
こうなったら、またアレをやるしかないかしら。
(あまり好ましいものではないが、背に腹は帰られない。生きていくために必要なことだと割り切り、
周囲に適当な男がいないか見渡す)
763名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:03:31 ID:R2awxx60
議論もなにも、名無しを騙るようなキャラハンは消えてもらいたいのは
どこの板でも同じだと思いますけどね。
議論の余地はないですよ。
764革命軍文官ジョナサン ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 21:07:34 ID:Rz2b2tX3
【プロフが出来ましたので投下します】

【名前】革命軍文官ジョナサン
【性別】男
【年齢】28
【職業】薬草師
【種族】人間
【容姿】痩せて眼鏡をかけた革命軍文官 長い黒髪を後ろで束ねている 
灰色のだぼっとした長衣をはおり 革の肩にかけるタイプのカバンに書物を詰め込んでいる 武器は無し
【状況】酒場に一人で飲みに来ている

【レスを返しますので少々お待ち下さい】
【お互い頑張ってロールを成功させましょう!】
765名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:10:23 ID:5Axk9dp8
もう引退しろよ。
766名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:13:51 ID:5Axk9dp8
避難所でナグがアドバイスしてるぞ。いうこと聞いて引退しろよ。
767革命軍文官ジョナサン ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 21:18:46 ID:Rz2b2tX3
(左右色の違う瞳光らせて女が見渡していると、酒場の入り口から冴えない風貌の男がやってきた)
(背は高いが痩せ形で服に「着られている」かのように存在感が無い)
(ずたぶくろのようなカバンが重いのか、よたよたと歩き、他の客にぶつかるたびに謝っている)

あの、すいません…通して下さい。あの…

(目的は窓際の席なのだがなかなか辿り着けない)
(ようやく席に座り、本を広げると給仕の女将さんが男を睨め付ける)

あの……麦酒(エール)ひとつ………。
(ドカッと置かれた麦酒のしぶきが本に飛び散る。慌てて袖で拭う男はやっぱり冴えない)
(やがてちびちびと飲みながらページを繰り始める)

【お待たせしました。よろしくお願いします】
768革命軍文官ジョナサン ◆9ccBFQYMG2 :2008/04/02(水) 21:22:05 ID:Rz2b2tX3
【あ。そろそろ容量がきてるので新スレもチェックしながら進めましょう】
769名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 21:24:38 ID:R2awxx60
とにかくちょっと自重してくださいよ。
励まされてるうちは「出られない」」なんて甘えておいて
自演がばれたら居直りですか?
770ユリィ ◆4vcOAG9bbU
(お酒とパンとスープを胃に押し込んだあと、ふと気がつくと、さえない風貌の青年が食堂へ入ってくる。
大きなカバンを持ちながら、よたよたと窓際へ歩いていく。雰囲気からして、小金を持ってそうに思えた)
あの人に、しよっか。お金持ってそうだし、騙しやすそうだし・・・。
(すっと立ち、カウンターで支払を済ませた後、青年のいるテーブルまで歩いていく。
媚を売るような笑顔を作り)
ねえ、ひとり? よかったら、お話ししない?