◆禁止事項◆
※最強ロール・決定ロール(ただし決定ロールからの逃走に使用するのは可)
※スカ・ウホ・グロなど特殊ロール(ソフトなものは禁止しませんが、相手の嗜好と場の雰囲気にご注意ください)
※世界観・舞台設定を壊す行為
※キャラハンの殺害(自決含む)、軍が崩壊しかねない事態を引き起こすこと。
※誹謗中傷・荒らし行為 → 華麗にスルーしてください。注意や煽りも同様。
※越境行為・キャラハンの掛け持ち・同キャラハンによる連日待機
◆注意事項◆
※相手を気遣い、尊重しましょう
※陵辱行為:設定などリセット非推奨なので、打ち合わせの上でお願い致します。
※戦闘行為:最強ロールやキャラの殺害において細心の注意を払ってください。
※雑談中の乱入:エロール中の乱入に関しては原則禁止ですが、雑談の場合は乱入を禁止しておりません。
雑談される方は、乱入可能であればキャパとなる人数をご提示ください。
また乱入しやすいように場所などの設定をお書きいただければ助かります。
※恋愛関係:ここはシチュスレでも単なる出会いの場でもありません。
特定のお相手の方以外の方と「雑談すらもしない」という事はおやめください。
※設定リセット:設定リセットは非推奨ですが、必要ならば行っていただいても構いません。
ただし濫用はお控えください。
※フェードアウト: 一月以上、連絡無くスレに顔を出されなかった場合、フェードアウトとして扱います。
◎転んでも泣かない、苛々したら深呼吸
◆シチュエーションについて◆
基本的な舞台として、革命軍本拠地となる「湖に浮かぶ城」を用意しています。
それ以外でも何かアイテムを探している、帝国軍の様子を見に行っているなど城外を演じてもらって構いません。
◆キャラハンとして参加しよう◆
革命軍リーダーのルーンである『王冠』を除く、107のルーン所持者となり、トリップを付けて活動してください。
必ずルーンの説明(>4)を一読するようにお願いいたします。
また、最初のロールから革命軍である必要は無く、
他のキャラハンとのロールを行った上で革命軍に加入しても構いません。
戦闘が得意というキャラクターで無くても構いません。(例:鍛冶屋・料理人・聖職者など)
ただし、善良なキャラクターである必要もありませんが、根は悪人であっても、
革命軍の勝利を望んでいるという大前提で行動することを忘れないでください。
◆名無しさんとして参加しよう◆
一般人、革命軍一般兵士、魔物や帝国軍など、108のルーン所持者以外を演じてください。
また、舞台設定上、一部純愛系のキャラクターとはエロールが行いにくくなっているかと思います。
我慢する、キャラハンとしてご参加いただくなど、広い心でご容赦いただきますようお願いいたします。
◆キャラハン用テンプレート◆
【名前】
【ルーン】所有ルーン。他の人と被らないように一つだけ選んでください。
また()で囲んでルーンが宿っている位置も記入してください。
【年齢】
【性別】
【職業】戦士・相談役・軍師・鍛冶屋・料理人などの職業
【種族】エルフ・ドワーフ・獣人・竜人などの種族
【容姿】
【装備】持ち物、服装
【戦闘】主な戦い方を簡単に
【NG】NG事項、甘々、戦闘、陵辱など
【備考】その他備考。簡単な設定やお願いなど
【提示できるシチュ】雑談、エロールなどで自分がやりやすいシチュなどがあれば記入
※新規参入希望者で不安のある方は避難所にプロフィールを投下推奨。
本人と分かるようトリップ付けをお願いします。
◆ルーンについて◆
ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!
◎適当にイメージで選んでもらって構いません。
◆108のルーン一覧◆
×王冠 ×愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 ×仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 蜘蛛 軍旗 獣 賢者 ×恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 知恵 力 ×月 翼
×剣 ×罪 庭園 塔 道化 毒薬
棘 涙 ×肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 ×理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
※現在使用中の物を×表示してあります
女 シラ(仮面)
の避難所プロフ推敲中により紋章にチェックを追加しました。
ルーン所持者(キャラハン)一覧
----------------------------------------------------------
男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) ※資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
女 リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月)
女 アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
女 マリア ◆1AwG00ltZs (愛)
男 アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
女 シラ(仮面)------避難所推敲中
----------------------------------------------------------
◆FAQ◆
Q 幻想水滸伝に似ていますが、世界観はオリエンタル風味?
A オーソドックスな中世ヨーロッパ風ファンタジーをイメージしてください。
ただし、オリエンタルな国もありますので忍者などのキャラクターもおkです。
Q 男キャラハンも参加可能ですか?
A 可能です。雑談・恋愛等の日常を主軸に置いているスレである為、積極的にご参加下さい。
ただし男性の方の待機は板の本来の性質上、ご遠慮ください。
Q 後に革命軍に合流予定の帝国軍キャラクターをやりたいのですが
A テンプレの通り、最初のロールから革命軍である必要はありません。
ただし、長期間敵のままでいる場合、シチュエーションや絡める方が限られます。
Q 大規模戦闘(戦争)は行ってもいいですか?
A 本格的に大人数でやるならばイベントなどで考えると思います。
「戦争の最中、一対一で対峙する状況となった」「描写として兵士・戦争風景を描写する」
などと言ったシチュエーションで戦闘して下さるのは構いません。
Q 置きレス会話は可能でしょうか?
A 男待機ができない分、会話できる機会を増やすためOKとします。
ですが、置きレス会話に関しては避難所でお願いいたします。
Q キャラハン殺害禁止とありますが戦闘の結果や自決などでは?
A 戦闘メインのスレでない為、本格的な殺し合いはやめていただきたいと思います。
自決に関しても知り合いのキャラクターが悲壮ロールを強いられる事になるので不可でご了承ください。
Q 雑談に参加する時は名無しもファンタジーの世界観を意識したほうがいい?
A 雰囲気を壊さないように、できましたら革命軍の仲間などを演じていただければと思います。
避難所での一言などもあるでしょうし、強制ではありません。
【名前】ルミエール
【ルーン】狩人(右手の甲)
【年齢】22
【性別】♀
【種族】人間
【職業】革命軍弓兵兼食料調達係
【容姿】おさげにした赤髪ロング。女性にしては長身で顔つきにも男性的な雰囲気が漂う。
【装備】タイツ状の防刃服(上半身と下半身のセパレートタイプ)の上にレザーのベスト、パンツ、グローブ、ブーツと軽装。ベストの胸部とブーツの爪先と踵が金属で補強してある。
武器は状況によって色々な弓を持ち替えるが、御守り程度に短剣を身につけている。
【戦闘】前衛の援護、上空からの攻撃に対する遊撃等の後方支援が主。領内に侵入した怪物の狩猟なども
【NG】猟奇、鬼畜系
【備考】革命軍に参加する前は猟師やモンスターハンター、果ては野盗等々、色々な職を転々としてきた経歴の持ち主。しっかりと鍛えられた身体に生々しく残る多くの傷跡が歴戦の証。
狩人のルーンを宿していて、集中力や気配を察知する能力が非常に優れている。
性格は普通の明るく前向きでサッパリ系なのだが、対象を一度【獲物】と認識すれば、例えそれが動物であろうと人間であろうと眉も動かさずに射抜いてしまう非情さも合わせ持つ。
ルーンの加護とやらは結構厄介で、寝ている時ですら気を抜けない程に気配というものに対して非常に敏感。特に、人の多い屋内などの閉鎖空間に長時間いると気が滅入ってしまうので、暇さえあれば外に出て独り黙々と鍛錬に勤しんでいたりする。
なお、唯一の娯楽である入浴の時だけは別人のようにリラックスしているらしい。
革命軍に所属してからルーンとそれに纏わる伝承について知り、半信半疑ながらも取り合えず付き合ってみようか程度には協力的な姿勢を見せている。
【提示出来るシチュ】戦闘、訓練、狩猟、雑談、エロール
【これにて落ちー】
ルミさま、新スレ立てありがとうございます。
私も貼りに来ましたよ。
【名前】リュリュ・エレン
【ルーン】月(心臓の上=左側乳首の脇)
【年齢】16
【性別】女
【職業】なし
【種族】人間
【容姿】ブルネットのロングヘア。目は黒いが、夜間は青く光る。
【装備】黒いタートルネックに膝が隠れる長さのプリーツスカート、ガーターソックスに革靴(寄宿学校の制服)
【戦闘】月が出ている時間なら、昼間であっても月が見えない場所でも動物に変身できる。
体の質量は変わらないので、もし虫や象に変身したとしても大きさは人間並みのまま。
服や持ち物を変えることもできないので、服を着たまま変身すれば、服を着た動物になってしまう。
(普通は服を脱いで変身する)
動物の特性はそのまま使えるが限度はある(トカゲに変身した際に尻尾を切りとられたりするのは大怪我)。
変身した状態で月が沈むと、次に月が昇るまで元に戻れない。
【NG】スカ、グロ、後遺症が残るほどの負傷 ※レイプと百合は事前に要相談
【備考】10歳で月の紋章が現れ、将来を悲観した両親が修道院内の寄宿学校に入れてしまう。
普段はおとなしく振舞っているため、一見、清純可憐に見えるが実はニンフォマニア。
本来はおてんばで好奇心旺盛、イタズラ好きでもある。
夜目が利き、ほとんど暗闇でも明るいところと同じように動き回ることができる。
逆に昼間は若干テンション下がり気味。
修道院長のスパイ行為が帝国に発覚し手入れがあった際、逃げ出して革命軍の人間に助けられる。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘
【名前欄とプロフを微調整、概ね変わってません】
【ちゃんと書いてなかった・・・落ちますね】
【名前】デューイ=ルギウス
【ルーン】舞踏(額。生まれつき。効果は「飛び道具・魔法を使えない」)
【年齢】外見年齢22歳/実年齢不詳
【性別】女
【職業】剣士、踊り子
【種族】魔狼憑き/人間
【容姿】身長174cm 体型は上からそこそこ・きゅっ・すらり。
この世在らぬ冷たい美貌。銀の長髪と翡瞳、白磁の体躯。
【装備】漆黒の舞踏衣装、両腕両脚にルーンに似た刺青。
【戦闘】高い身体能力と卓抜した剣術、経験。白兵戦では緩く湾曲した剣、馬上では斬馬刀を操る。
【NG】排泄系や猟奇系。ショタ。
【備考】戦狂いの傭兵。誇り高く自分勝手。学はないが、妙に詳しい分野があったりする。
独自の哲学・美学を持つ。気分屋で直情的、頭が悪い。
ルーンに導かれたわけではなく、戦いを求めて志願した後に意味を知った。
北方、狩猟と歌舞音曲に通じる一族の末裔。踊りは軍では一度も披露していない。
部族の崇拝する狼神の怒りに触れてしまい、不老にされたうえ、一族を追放されている。
"戦では"守勢攻勢ともに好く立ち回るものの…?
【提示できるシチュ】割と幅広く。恋愛は不可能です。
>>1 【"狩人"の紋章司りし者、ルミエールよ】
【新たなる本陣の建設に感謝と祝福を】
【プロフより紋章所有者探索の項を1行削って投下落ちするものなり】
【名前】ター
【ルーン】運命(胸)
【年齢】33
【性別】雄
【職業】紋章鑑定士(嘱託)
【種族】スフィンクス亜種
【容姿】普段は緑の目を持つ普通の大きさの豹。背には翼があるが長距離飛行には向かない。
戦闘時には豹獣人になることもある。身長2m弱、その際、翼は縮んで飛行不能となる。
【装備】ギリシャ風の銀の首輪。
獣人形態ではエジプト風の腰布を巻き、首輪と同じ意匠の腕輪(手首に装着)と足輪が加わる。
武器は先端がアンクのような形の鋼のロッド。
【戦闘】豹形態では噛み付きと引っ掻き。獣人形態ではロッドによる打撃、もしくは格闘。
パワーはあるが特別肉体が頑強というわけではない。
【能力】ルーン(運命)による紋章所有者の鑑定。紋章の名の識別のみ。魔法は使えない。
【性格】生真面目マイペース。戦闘時は黙々と戦う。ライフスタイルに独自の拘りがある。
【備考】人の言葉を解し話す。現在人間社会を勉強中。
帝国、革命軍からも遠い異境で神獣や幻獣などと共に学ぶ生活を送っていたが
数年前に紋章が現れ、神託を受けて革命軍を訊ねることにした。
趣味で独自に紋章所有者達の伝説の記録を書き留め、幻獣文字で秘密日記を付けている。
【NG】禁止事項に含まれるロール。
>>2 特殊嗜好のロールはエロ−ルも含めて要相談。(性指向が同族異性にあるため)
【提示できるシチュ】雑談、戦闘。※レス速度/遅
【こんばんは。ルミエールさんスレ立てお疲れ様です・・・】
【名前】レベッカ
【ルーン】豊穣(下腹部)
【年齢】20
【性別】女性
【職業】コック見習い
【種族】牛系獣人族
【容姿】身長158 体重ヒミツ 113−64−98。
牛らしく、体にうっすら白黒模様があり、頭に二本の角、尻尾も生えてます。おっとりした感じです。
【装備】料理のときに着る服と、包丁くらいです。
【戦闘】非戦闘員なので、NGです。
【NG】戦闘、レイプ、虐待系。
【備考】父が革命軍に参加したため、後を追うように合流しました。戦闘に向かないため、調理員に。
牛系獣人(女性)は、妊娠しなくても母乳が出る特性があります。
隠し味として、自分のミルクを料理に使うことが時々あります。
革命軍のイザークさんの子供を身ごもった時、出産のために故郷に帰りました。
故郷で双子の娘(レアとルツ)を産んで、お城に戻ってきました。
【提示できるシチュ】雑談と、ソフト系のエッチ希望です。経産婦ですが、それでも
よろしければ・・・。
【今日は、プロフィールのみで失礼します・・・】
よっ、と…ちょっくら邪魔させてもらうぜ?
見ての通り、新参者なんだが…よろしく頼む。
【名前】ヤマケウ・コルフロウド
【ルーン】蜃気楼(左上腕部)
【年齢】19
【性別】男
【職業】傭兵
【種族】人間
【容姿】長身痩躯、ぼさついた茶の短髪と銀の瞳
【装備】大剣、短刀、革の鎧
【戦闘】大剣及び短刀を駆使しての接近戦、加えて短刀投げでの間接攻撃行動
【NG】スカ、グロ
【備考】あちこちを旅する自由気ままな傭兵
明確な所属先は皆無、フリーでの傭兵稼業をしている
革命軍及び帝国軍とは深い関わりはなく、お互いを傍観する中立的立場
現在の所、休みがてら革命軍の本拠地がある街に滞在している
肝心のルーンは数ヶ月前に浮かび上がり、最初は何かの痣としか思っていなかった
しかし、それから暫くの間にあった戦いの際、ルーンの力が覚醒
自身を中心とした周囲に幻を生み出す事が分かり、蜃気楼の如き惑わしの力を身につける
その幻は、自身の分身・敵の姿・怪物などその時によって異なっていた
まだ力を扱えないのかどうかは定かではないが、ルーンの力の発動は任意ではなく自動的に発動するようだ
この力のお陰で、幾度か窮地を切り抜けているのもまた事実だった
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロール
【初めまして、参加希望という事でテンプレ置かせてもらいます】
【加えて、待機させてもらいますね】
こんばんはヤマケウさん。
ちょっと
>>1-7を読みながらお待ちいただけるかしら?
【申し訳ありませんが、男性キャラの待機はできないのです・・・】
【加えて前スレでロールが進行中ですので、容量が埋まり次第、こちらに移動してくるものと思われます】
【お差支えなければ、避難所の水滸伝スレまでプロフの投下をよろしくおねがいします】
【そちらにはロールしていないほかのキャラハンさんがいらっしゃいますので】
【プロフの検討などご相談していただけるかと思います】
>17
【お初に…って、これはとんだ失礼orz】
【とりあえず了解しました、と速やかに待機解除並びに落ちます…】
【YO-HO-!プロフを置きに来たぜ。新スレでもヨロシクな♪】
【名前】リベラ
【ルーン】船(右肩)
【年齢】30歳
【性別】男
【職業】水兵/海賊
【種族】人間
【容姿】身長・175cm 体重・80kg
ボサボサの赤毛、無精ひげ。黒いバンダナを頭に巻き、腰にカトラスを帯びている。
浅黒く焼けた肌は傷と火傷、刺青だらけ。
見るからに悪党だが、笑顔には子供っぽい愛嬌がある。
【性格】命知らずで冒険好きな反面、冷静に計画を練って行動する。
ただし、反骨心や義侠心に火がついた時はその限りにあらず。
酒、博打、美女、喧嘩を愛する。
【装備】カトラスと呼ばれる曲刀・スローイングダガー・短銃。(ただし短銃はドへたくそ)
【戦闘】接近戦・海上戦
【NG】ウホとかはご勘弁…
【備考】帝国海軍に拿捕され、甲板で処刑される所を時ならぬ落雷に救われる。
火傷を負いつつも逃亡し、気付いた時には肩にルーンが浮かんでいた。
その意味は理解できなかったが、これを天啓と信じた。
“稲妻”と仇名されたその日以来、気ままな海賊稼業から足を洗い、
革命軍に参加。水軍に所属して、普段は城の防衛に当たっている。
また、外洋に出て交易・運搬・密使などの役割を果たすこともある。
仲間の仇である帝国海軍提督の首を取り、海賊として再起する野望を抱いている。
【提示できるシチュ】戦闘・雑談・エロールです。
うあああん、リベラさまー、今日はなぜか大漁なんですー!
何があったんでしょうかー!
>>18 ヤマケウさん
【早速ご了解いただき恐縮です】
【避難所スレにてお待ちしてますので】
【というわけでこちらは落ちます】
【うん、と…避難所では、色々と、ご指摘、ご指導、ありがとうございました…】
【寝る前に、プロフィールを、投下して…おきますね】
【名前】カティス
【ルーン】賢者(右肩甲骨の辺り)
【年齢】24歳
【性別】女
【職業】軍師
【種族】人間
【容姿】身長161cm 体重49kg B/W/H…80/59/82
地面に引きずりそうに長いローブ、腰ほどまでの長さの青髪。
肌は傷一つなく、透き通るような色白。
目は垂れ目垂れ眉に加え、常に眠そうなため相手にはぼーっとしていると思われがち。
【性格】極めて無口で会話も片言で済ませてしまうが、決して愛想が悪いわけではない。
また見た目に反して知識量も豊富で頭の回転が早く、危機的状況でも沈着な判断を下せる。
しかし、虫の類が全く駄目で虫を見ると小さなものであっても考えられないほどの大声で悲鳴をあげて逃げ回る。
【装備】(戦場に出る時)前線指揮棒、(普段)自分なりの注釈をつけた兵法書など、様々な本
【戦闘】後方から指揮をする程度。腕力は一般人レベル。
【NG】後々に響くようなグロはご勘弁を…
【備考】軍事マニアの父の影響を受けて幼少期から家にあった兵法書を読んで育つ。
9歳の頃にはそれらの全てを理解、体得して父をも驚かせ、その後は兵法書に限らずあらゆる本を読み耽っていた。
そして、12歳の頃に父が娘の背中の紋章の存在に気付くと、本人が天啓を受けた、と思い込み革命軍に志願。
しかし、父は単なる軍事マニアなだけで、実際に娘を危険に晒すような真似は出来ないと猛反発。
そのあまりの剣幕に一旦は引き下がるが、反対していた父が亡くなったのをきっかけに今一度天啓を信じて革命軍の門を叩いた。
また、普段戦いが無いときは事務方として黙々と仕事をしている。
【こちらでも改めて……ルミエールさん、乙です!】
【そして私もプロフ投下】
【名前】通称:ナイトメア 本名:ビオティーテ
【ルーン】夢(背面、腰の上から肩下までの一面に広がっている)
【能力】視認した相手の認識能力を狂わせる幻惑系。特性上、視覚外から攻撃に対しては無効力。
【年齢】19
【性別】女
【職業】フリーランスの傭兵
【種族】人間
【容姿】163cm B86W55H80 漆黒の長髪と瞳 色の白い象牙色の肌
一見、大人しげな楚々とした容貌。細身で華奢な体型だが胸は結構大きい。
【装備】細身の長剣(黒塗りの鞘と柄) 黒いロングドレス(喪服) 左薬指に指輪 短剣6本(銀製が1本)
【戦闘】腕力には乏しいが、紋章の力による特殊能力と技巧を用いて敵を翻弄するテクニカルファイター。
【NG】猟奇・スカ・特定の相手とのカップル化
【備考】敵手に悪夢を見ている様な錯覚をさせる戦い振りからナイトメア(悪夢)の仇名で知れ渡る流れ戦士。
戦場で行方不明になった恋人(死体が見付からなかった為生死不明。客観的に見て生存は絶望的)を
死を判じる理性と生を信じたい心の間で懊悩しつつも探し続けており、それ故に何処にも属さず
フリーの身でいたが、革命軍に流れ着き、様々な出会いを経て専属的契約を結ぶに至った。
紋章の力を大きく引き出せる分、負の影響も強く受けており、夢現で恋人を探して歩く夢遊病の様な
状態に陥る事がままあり、その時に出会った者を恋人と誤認し身体の関係を持ってしまう事も。
恋人と出会うまでは凄惨極まる環境を一人で生きてきた為、警戒心が強く人との交流に不慣れ。
しかし一度、心を開いた相手に対してはどこまでも情深く、義理にも厚い。やや押しに弱い一面も。
【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロール(和姦は夢遊病時のみ)攻めとNG以外なら割りと何でも。
【名前欄……_| ̄|○
>>23は私です……】
【あと、うっかり前スレに誤爆した連絡事項を以下に投下しますね】
◆連絡事項◆
【ハー ◆bD1EN8EcbEさんからマール ◆SabeR.A6Vwさんへの伝言】
-------------------------------------------------------------------------------------
マール様へ。凍結しているロールの件ですが、「最終的には、二人とも無事に帰還することができた」と
いう〆になるであろうと仮定した上で、もうしばらく凍らせたままにしておくことにします。
これ以降、私が本スレに待機したとしたら、行われるロールは「帰還後」の時系列のものとなるでしょう。
いつか連絡を頂いて、凍結部分の物語を補完できる時を、お待ちいたしております。
-------------------------------------------------------------------------------------
【新規参加者の加入による紋章チェックの追加】
--------------------------------------------------------------
◆108のルーン一覧◆
×王冠 ×愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 ×仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 蜘蛛 軍旗 獣 賢者 ×恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 ×策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 ×蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 ×生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 知恵 力 ×月 翼
×剣 ×罪 庭園 塔 道化 毒薬
棘 涙 ×肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 ×理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
カティス ◆0eoaPgybQw(策士)
シャトー ◆8vXIuzabZc(生命)
ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU(蜃気楼)
の参加により紋章チェックを追加しました。
--------------------------------------------------------------
【スレ状況】
--------------------------------------------------------------
現在凍結解除の予定はありません。ご自由にお使いください。
--------------------------------------------------------------
【プロフと連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
【そして誤爆で前スレを埋めてしまった事、大変申し訳ありませんでした……_| ̄|○】
こんばんは。
新スレありがとうございます。
【名前】エヴァン・ジャスティン
【ルーン】死(首の周り)
【年齢】21
【性別】♂
【職業】革命軍兵士 ユーリ・ルイス直属の部下
【種族】人間
【容姿】アッシュブロンドの髪にブルーグリーンの目
童顔なので年齢相応に見られたことがない。
【装備】軍属なので任務中は軍の制服 それ以外の時は白いシャツに皮のスラックス
【戦闘】剣術をメインに兵士として訓練を受けたやり方のみ ルーンの力を使役することはない
【NG】陵辱(するのもされるのも)ウホ、スカ、猟奇
【備考】革命軍の一兵卒として生活しているうちにルーンが現れ、ターとシリウスによって死のルーンであると確認された。
だがそれが何を意味し、どんな力を持っているのか本人にもわからない。
なぜ自分に死のルーンが現れたのか、それはどんなルーンなのかを自問自答する毎日。
性格は明るいが真面目でやや融通が利かない。思い込むと突っ走る。訓練と勉強が趣味。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘
このスレでもよろしくお願いします!
それではこれで失礼します。
【それでは待機します。プロフは
>>23です】
【雑談は3人まで、他は1対1でお願いします】
【まあ、その、ちょっと出会いが多いから自重しようかななんて思ったりしたんですが……】
【23時まで見つからなければいかが?】
【そういえば私達、何気に遭遇率高いですねw 勿論、大歓迎です♪
23時までどなたもいらっしゃらなければ、是非に】
【時間なので馳せ参じました】
【御希望のシチュエーションなどございますか?】
【そうですね……前にお見舞いロールをしていただいたので、それ以外だと、
1・そこそこ回復したので、また脱走を図った→叱られる
2・ちょっとした外出許可はおりたので散歩→まったりと会話
3・ターさんの教えてくれた例の施設に出向いたら迷子に→保護される
とか思いつくのは、こんな感じです。ルミエールさんの方に何か希望があるなら、其方でも】
【4・入浴の許可が出ないから身体を拭いてあげる】
【……嘘ですよ?】
【そうですね。では2でいきましょうか】
【あ、それも良いかも……いえ、冗談ですよ?】
【では、まったりと散歩しております書き出しを書いてみるので少々、お待ちを……】
(晩秋――というか、すでに初冬に足を一歩踏み出したというべきか……
空は高く、青く……中天にある太陽も柔らかな日差しを投げかけては来るものの空気と風の冷たさを
和らげる役に立っているとは言い難い)
……ふぅ。
(病人様の患者服の上に厚手の外套を纏い、地面を覆う、木々から落ちた葉を踏みしめながら
中庭を努めてゆっくりと歩いていた女が溜息をひとつ)
……やっぱり、暫く寝たきりだったから体力が落ちているみたいね。
(今、彼女が入院している治療院の病室から、この中庭まで、常の倍程の時間をかけて
歩いて来たにも関わらず、動悸がはげしくなり息があがっている。
己の体力の低下ぶりとそこから回帰する道程の長さを思い知らされて僅かに暗澹たる気分に陥るものの
やはり、ここ数日、病室の窓からの風景を見る事しか出来なかった身としては
ようやくもぎ取った外出許可での散策で、外気に触れられた気分の良さに、それは直ぐに払拭される)
ちょっと、一休み、と……。
(だが、疲労があるのも確かで……女は中庭の中央に位置する噴水の縁に腰掛けて小休止を取る事にした)
【それでは宜しくお願いします】
はっ、はっ、はっ……んん?
(平穏な一時)
(特別な任務も無く、季節柄か狩猟もしばらく控えなければならない)
(何もする事がない、平穏な一時)
(それでもじっとしていられないのは生来の性か、あるいは身体が既に平穏を受け付けくなっているのか)
(待機とだけ伝えられているにも関わらず、ルミエールは砦の周辺を走り込んでいた)
……よ、元気?
(何度も通り過ぎた中庭にさっきまで無かった人影を認め、徐々に歩を遅めながら近寄っていく)
(人影は遠目に見ても分かる艶やかな黒髪の美女、ビオティーテその人であった)
退院……てわけじゃないみたいね。散歩?
(外套の下の患者服を見て自己解決し、隣に腰掛けた)
(ちなみにこちらもいつもの格好では無く、上半身は胸元までしか丈の無いシャツに換装されている)
【遅れてすみません……】
【宜しくお願いします〜】
(駆け足から早足に、そして普通の歩調へと緩やかに速度と勢いを落としながら
近付いて来た気配に目をやれば、此方に向かって来たのはこの寒空の中、健康この上なく
ランニングに励んでいたと見える既知の女性。
見るからに寒そうな格好ではあるが、身体を動かしている本人はきっと熱いくらいなのだろう、と
何とはなしにそんな事を思いながら、近付いてきたルミエールにそっと微笑みかけた)
……今日は、ルミエール。
まぁ……そこそこ、元気ね。
(――そう、一時外出とはいえ散歩を許可される程度には。しかし一応入院中の身ではあるから
全くの元気とも答えがたく、そんな中途半端な返答になった)
ええ。ようやく外に出る許可がおりたから。
……ここ暫く、ずーっと病室の殺風景な部屋か、窓からの景色しか見ていなかったから
気が滅入っちゃって……。
で、外に出さないなら、また脱走してやるって駄々をこねたら、やっとお許しが出たってわけ。
……貴女は走り込み?
聞くまでもなく、とっても元気そうね、ルミエール。
(隣に座ったルミエール――長身の彼女とは身長差がかなりあるので腰掛けていても、自然
見上げる形になる――の顔を上目で見上げながら、その精力ありあまる様子に笑みを深くした)
【いえいえ。私もレスは遅い方なので御気になさらず、です】
そっか。前より顔色良くなってるみたいだし経過は良好みたいだね。
(ニコッと微笑み、額の汗を軽く拭う)
そうだね、やっぱたまには外の空気吸わないと
(そう言って深呼吸を一つ)
ははっ、脱走とはまた物騒な事で。それじゃあ許可しないわけにもいかないね〜
(また行き倒れたら次も生還出来るとは限らない、という苦言を飲み下し)
ええ、そうよ。今日はホント何も予定が無いからさ。かといって部屋でじっとなんかしてらんないし。
退院したら貴方もみっちり鍛え直してあげるからお楽しみに♪
(勿論、冗談でも意地悪でもない、本気である。その証拠に、浮かべる笑顔に一筋の曇りも無く)
……本当に、かなり走っていたみたいね?
(隣に座った事で、近くなったその女性的な優美さと凛々しい精悍さが絶妙に混合する顔や
鍛えられて均整のとれた身体の露出している部分に浮かぶ汗を見て小さく笑いながら一言。
そして、今は運動後で身体も温まっているが、こうして静止している状態で汗をそのままに
しておくと、身体が冷えてしまって良くないだろう、と思い立ち
外套の内ポケットから手巾―女性が身嗜みで持つ瀟洒なものではなく大判で無骨な応急手当様―を
取り出して、ルミエールの額に浮かぶ汗の玉を拭おうとそっと手を伸ばす)
……本当に、そう駄々をこねた訳ではないわよ?
(冗談のつもりだったのだが、何だか本気にされてしまった様な気がして一応の弁明を。
やはり、自分は冗談が上手くない様だ、慣れない事はするもんじゃないな、等と思いながら。
――しかし、冗談のつもりで口にしたそれが、医療班のスタッフが外出許可を求めた彼女に
是と答えを下した最大の理由だったりする――また、脱走されては溜まらない、と)
……そうね、元からそんなにあった訳じゃない体力が、更に大分落ちてしまったから、鍛え直さないと。
(そう、呟いた後、やけに晴れやかな笑顔を、少し情けなげに眉尻をさげて見上げ)
……ええっと……出来たら、お手柔らかにお願い……。
(何しろ、ルミエールと自分では元々の基礎体力からして大差がありそうだ。
比べるならば、そう。獅子と子猫の如く。
……どちらが獅子でどちらが猫かは考えるまでもないだろう……)
あ〜、そうだねぇ……。
(ビオティーテに言われてみてふと気付いた。何も考えずに走っていたんだなと)
(上空を見上げれば陽の位置もかなり高くあり)
ん……? お、ありがとね
(顔を引き戻せば、丁度ビオティーテがこちらの額に手を伸ばしている)
(顔を向け軽く寄せると、繊細な手つきによって額に浮かんだ汗が優しく拭われていく)
あら、違ったの? 何かちょっと可愛いななんて思ったんだけどね
(下手でもなんでも、冗談が言える程に心にゆとりが持てるようになっているとは何と喜ばしい事か)
(ビオティーテの穏やかな笑みを見つめてクスクスと笑った)
大丈夫大丈夫。流石にいきなり厳しくはいかないって
(ヒラヒラと手を振って冗談ぽく笑い)
でもまあ、取り敢えず当面の目標だけ聞いとこうかしら?
私の予定では腕立て伏せと腹筋が休み無しで100回はいけるくらいが目標だけど
(冗談なのか本気なのか、取り敢えず真顔でじっと見つめてみたり)
……ふふ、お疲れさま。……って言うのも何か変な感じかしらね?
(何しろルミエールがしているのは、あくまで自主トレであり義務等ではないのであろうから
労をねぎらう言葉が正しいのかどうか分からず首を傾けた)
どれくらいから走っていたの?
……何か本当に洒落にならないくらい長時間、走り込んでいたんじゃって気がするけど……。
(手にした手巾で拭う端から新しい滴が浮かび上がってくる。―余程、長い時間をかけての運動で
じっくりと身体の熱を高めていなければ、こうはいかないだろうと思われた)
……か、可愛いって……この年齢の女が駄々を捏ねたって鬱陶しいだけじゃ……。
(その言葉と、さらに笑われた事で気恥ずかしくなって、白い面を紅潮させて俯いてしまう)
……ふふ、でも……貴女がそう言うなら今度、やってみようかしら?
(しかし、すぐに顔を上げて笑うルミエールを見上げながら、そんな軽口を。
こんな軽口を叩けるのも、目の前にいるのが、彼女にとって数少ない
かなり心を開いた相手であるルミエールが相手だからであろう)
当面の目標?う〜ん……基礎訓練って実は経験が少なくて……具体的な数字が判り辛いのよね……。
(今度は深く首を傾げて思索に沈んでいく……何しろ、訓練するよりは戦場に出ていて
実戦がそのまま訓練の様になってしまっている彼女である。
しかし、その少ない体験から、自分の限界を割り出そうと考えていたら……)
……100!?
(かなり大きな数字をルミエールから提案されてしまって、思わず目を見開いて呆然と
いや、健康な時ならまだしも……)
ええと……病室から此処まで歩いてきただけで息があがっちゃった今の私には……
ちょっと難しいかも……。
(此方を見詰めるルミエールを困惑も露わに見返しながら、消え入る様な小さな声で)
ん、ありがと。
そうだなぁ……。一応空は明るかったよ? どこかで鶏が鳴いてた気もするけど
(誰に頼まれたわけでも、誰の為でも無い。拡大解釈すれば革命軍の為となるのだろうが)
(それでも労いの言葉をかけられる事に悪い気はしなかった)
(額の汗を丁寧に拭ってくれるビオティーテに笑みを以て感謝を述べた)
あらそう? ビオティーテにワガママ言われたら男なんかコロッと参っちゃうって。
試しに医者辺りにちょっと……ね?
(ビオティーテが猫なで声で駄々をこねる様を想像してクスクスと笑い)
(下手したら自分ですら参ってしまうかもしれない。そんな事を考えつつ、女の目から見ても魅力的なビオティーテの笑顔を見つめ)
あら……やっぱり
(首を傾げる様子を見て息をつく)
必要最低限しか動かさないと、やっぱり必要最低限しか身体は強くならないからさ。常に目標持って日々精進しないと、ね
(軽く腕を組んで頷き)
あ、いきなり100はやっぱりキツいか……
(流石に自分を基準に考えるのはマズかったかと頬をかき)
そうだね。それじゃあ、無難に毎日少しずつ散歩かな。
入浴の許可出たら湯船の中で腕立てとかするのも良いね。大分楽だよ?
(困惑気味なビオティーテに思い付く限りの負荷の軽い運動をあれこれと提案してみる)
……それって……夜明けか頃から……今までって事……?
(何でもない事の様に語るルミエールの言葉に呆然と。――因みに今、太陽はかなり高い……というより
もう、これからは落ちていく位の位置にある――今度は此方がその太陽に目をやりながら
しかし、こんな日々の弛まぬ訓練があってこそ、今、目の前にある女性のしなやかな猫科の肉食獣の如く
端整にして強靭な肉体があるのだろう、と尊敬めいた感情すら覚えた)
何だか尊敬しちゃうわ……。私にはとても無理だもの。
(言いながらようやく汗もひいてきた感のあるルミエールの顔から手巾を離し、
他の汗が浮き出ている部分も丁寧に拭き取ると向けられた笑顔に柔らかな微笑を返した)
また、そんな……。
でも、そうね。本当にやってみようかしら?早く退院させてくれって。
(なおもからかう様なルミエールに、僅かに頬に朱を昇らせながらも、その朗らかな笑いに釣られる様に
口許に右手を当てると声をあげて笑う。
あまり強く感情を表に出す事の少ない彼女にとって、これはかなり珍しい事だった)
(日々の鍛錬の繰り返しで、自身の資本たる身体を造り上げる事を実践している女性の言葉には
この上ない説得力があった。その言葉をかみしめつつ)
そうね。身体能力については諦めがちだったけど……精進と努力は大事よね。
鍛えれば私でも貴女の様になれるかしら?
(しなやかにして力強いルミエールの躯をしみじみと眺めてしまいながら羨望の溜息がもれる。
そして次々に出てくる提案を聞きながら)
有難う、参考にさせて貰うわね。取り合えずは退院まで毎日、散歩ね。
また外出許可を取らないと……。
(ここで軽く小首を傾げてから、悪戯っぽく微笑い、ルミエールを仰いで)
駄目だって言われたら、本当に駄々を捏ねてみようかしらね?
え、あ、いやぁ……まあ、うん……。
でも、休み休みだからさ。いくらなんでも走りっぱなしって事はないよ?
(何かビオティーテの驚いている様子を見ているとまるで自分が異常なんじゃないかという錯覚に陥り、言葉が歯切れ悪くなる)
(まあ、一般的ではないのは確かなのだが)
いやぁ、そんな事ないよ。
やろうと思えば誰だって出来るって。走るだけなんだし
(ビオティーテの手が額から離れて首筋なんかも拭い始めた)
(献身的とも言える気づかいに何ともいえない精神的安らぎを覚える中、ふいにビオティーテの胸元が視界に入る)
(患者服の上からでも良く分かる膨らみと深い谷間を目の当たりにし、やっぱり走り込みは無理かもしれないなどと考えた)
退院かぁ。退院はちょっと難しいかもね〜。
まあ、もしかしたらしばらく通院くらいにはしてくれるかも
(実際、体力の衰えはあるものの体調的な面では殆ど問題無いように見える)
(医者がこの笑顔と明朗な声色を見聞きすれば冗談抜きで条件付きの退院くらいは叶うかもしれない)
それは勿論よ。貴方が望めば後は実践するだけ。
ただ、私と同じ位っていうと若干敷居は高くなるかもよ?
(やや真面目な顔付きで決意を問うかのように見据えて)
【ちょっとエラーが出て何行か弾かれました……】
【もう少々お待ち下さいませ……】
【あと、リミットは何時頃に?】
>43
そうね。何はともあれ、まずは完全回復目指して、ね。
けど、今の調子なら診察時間守れば外出くらい自由に出来そうな感じだけどね。
まあ、それでもダメならやっぱり駄々こねようか
(悪戯っぽく、無防備に笑うビオティーテにつられて笑い合う)
あ、ちゃんと休憩はとっているのね……。
(休みなしで走り続けていた訳ではないと分かって安心した。……何だかルミエールならノンストップで
一日中、走り込みを続けてしまいかねない、と思ってしまっていたので)
走るだけって言っても……その単純な動作をずっと持続する、走り続けていられるっていうのは
やっぱり、凄い事だと思うわ。体力も精神力も頑強でないと出来ないでしょうし……。
(胸元へおりてきた視線には気付かないまま、甲斐甲斐しくルミエールの汗を拭き取り、
一通り水気を拭い取れたのを見て取ると、満足げに口許を緩めて手巾を手元に引き寄せ畳み始めた)
やっぱり、まだ無理かしらね?
この前も医者に自分の足で歩ける様になったんだから病室で寝ている必要はないんじゃって
言ってみたら……凄い剣幕で怒られちゃったし。
(ルミエールの見立て通り。傷も大分癒えてきたし、同時に併発していた性質の良くない風邪も
ほとんど治りかけているので、本人は自分はもう大丈夫だと思っているのだが……
医者の態度を見る限りでは、退院への道は遠い様に思えて、深い吐息をひとつ、吐いた)
貴女と同じくらい、は幾らなんでも無謀だったかしら。
……でも、今より少しでも貴女に近付く位なら、私にも出来るわよね。
(真面目な顔で見詰めるルミエールを見返して)
その為にも頑張ってみるわ。いつまでも此処でただ飯喰らいもしていられないし。
早く回復して、ちゃんと働かないと、ね。
>>44 【リロミス……_| ̄|○申し訳ありません】
【リミットは特にありませんが流れ的に後2レスくらいで〆る感じで行きたいと思っております】
>>45 ええ。回復しない事には何も始まらないものね。
……貴女がそう言ってたって医者に話して許可を取ってみるわ。
で、断られたら、やってみるわ、……駄々を捏ねてみるの。
どこまで効果があるかは分からないけど、ね。
(2人そろって、少女の様に声をあげて笑い合いながら朗らかに語る)
それはまあ、いくらなんでもね。水分補給だってしなきゃいけないし
(手をパタパタと振り、笑う)
(実際は休憩と言っても常に歩いてたりストレッチをしてたので、運動という括りならほぼ無休憩である)
いやいや、そんな大それたもんでもないってば。そんなに持ち上げられると照れちゃうからさ
(気恥ずかしそうに笑みを浮かべて頬を掻く)
あ、わざわざありがとね。大丈夫? 洗って返そうか?
(手巾を畳む手つきを見ながら尋ねる)
(汗を拭ってくれたおかげで身体を必要以上に冷やす恐れはなくなったものの、よくよく考えてみればビオティーテは一応入院患者なのに何故自分が世話をされてるのか)
ん〜、そうだなぁ。
じゃあ、私からもちょっと頼んでみようか? 医者だって別に意地悪で言ってるわけじゃないだろうしさ。
(礼代わりというわけでもないが、一つ提案してみる)
(ビオティーテが望むなら、厳格な医者相手に立ち向かうのも良いだろうと)
まあ、私で良ければ協力するからさ。
完全に直ったら、いくらでもね
(じっとビオティーテを見据えていた顔を不意に微笑ませて)
よしよし、その意気なら大丈夫でしょ。
それと、食事も仕事の内みたいなもんだから気にしないでしっかり栄養取っといた方が良いわよ?
【時間も時間なのでそろそろ〆ましょうか?】
それもそうよね。ちゃんと補給や休憩を取らないで動き続けるのは逆にあまり体に良くない気がするしね。
(手を振りながら言うルミエールに、うんうんと頷く。……ルミエールの言う「休憩」と
自分が考えている「休憩」の間には、深くて広い溝がある事など知る由もなく……)
……。
(照れている年上の女性を、何だか可愛いな、とか思いつつも、それを口にすれば
余計に照れさせてしまいそうだったので言葉にはせず、ただその感情のまま目を細めて笑みを深くし)
どういたしまして。大丈夫よ、気にしないで。
言ってしまえば手巾なんて物は使う為にある物なんだから。
(気遣いには及ばない、と続けながら、几帳面に畳んだ手巾をまた外套の懐に戻した)
あら。それは心強い援軍だわ。
……ええ、勿論、その辺は分かっているつもりだけど……それでも、ねぇ?
何て言うか……頭が固いって言うか、頑固って言うか……此方の言い分をあんまり聞いてくれないのよね。
(割りと強硬派な医者を思い出して、頬に手を当ててしみじみと呟く。
――因みに医者が同僚に彼女の事を全く同じ様に愚痴っている事を彼女は知る由もない――)
ええ。退院出来たらその時は宜しくね?ルミエール先生?
(ルミエールと同時に笑顔を浮かべ)
……食事、かぁ。
街中なんかにいる時は気をつける様にはしているんだけど。
……無理にでも肉類なんかを食べてみたり、とか。でも、中々、ねぇ……。
(細い体相応に食も細い彼女だが、筋肉やそれを動かす脂肪を作る為に、食事に手をかけ
頑張って沢山――それでも世間一般の女の子レベルなのだが――食べる様にはしていても
元々、筋肉も脂肪もつきにくい体質なのか、今いち効果が現れないのだ)
(そんなこんなで話こんでいると、遠くから午後の鐘が2つ鳴るのが聞こえた)
あ、いけない。あの鐘が鳴る頃には帰って来なさいって言われていたんだったわ。
……もう、行かないと。じゃあ、私はもう病室に戻るわね。
今日は散歩に出れて本当に良かったわ、いい気分転換にもなったし
何より此処で貴女にも出会えたし、ね。
(もう一度、ルミエールに笑顔を見せてから、立ち上がると、治療院への方向に2,3歩、ふみだしたが)
……また、ね。ルミエール。
走り込み、頑張ってね。元気になったら一緒に走りましょう?
……多分、途中までしか付き合えないけど。
(振り返ってルミエールに小さく手を振ると、やや急ぎ足で病室へと帰って行ったのだった)
【では私はこれで〆で……また遅い時間までのお付き合い、有難うございました!
次は元気になって別のシチュでお会いしましょう!!お休みなさいノシ】
【こちらでは初めまして。避難所でお世話になった方々、本当にありがとうございました】
【改めましてこちらにプロフィールを投下させていただきます】
【名前】シャトー(本名はシャトレーゼ)
【ルーン】生命 (右わき腹:使用する度に少しずつ痣が伸び、寿命の目安となる)
【年齢】 不詳(外見年齢は18歳)
【性別】 女
【職業】魔術師(防御魔法が主なので戦場の非戦闘員の防護など)
【種族】人猫(コシュカ)
【容姿】身長160cm B80:W55:H79
腰元まであるゆるやかなプラチナブロンド。瞳は澄んだ空のような青。
黙っていれば、どこか凛とした雰囲気をかもしだすような容貌。
猫に変化することができる。驚きや興奮の度合いで人間の姿のままで耳が飛び出ることがある。
【装備】右耳に鈴のついたシルバーのイヤーカフ。戦闘外のときは女の子らしい服を好んで着る。
【戦闘】使用できる魔術が、防御に特化したものが主なので攻撃には向いていない。
生命のルーンの効果により、自分の生命を削り、瀕死の仲間に分け与え、魂を繋ぎとめることが可能。
ただ、魂は繋ぎとめるだけで死んだものは生き返らせられない。あとは治療・本人の意思・気力次第となる。
【NG】排泄行為、回復不可能な怪我
【備考】「友との約束」の為に革命軍に入ろうと自らの住処を離れ、革命軍のリーダーなる人物を探している。
コシュカと呼ばれる人猫系部族の中の一族で、一見は人と全く変わらぬ姿をしている。
しかし、かなりの長命で身体成長スピードも遅く、人に比べ痛覚が鈍い。また、猫に変化することが可能。
猫のように身軽であるが、新月の夜には能力が著しく低下し、魔力も使えなくなる。
容姿はまだ若々しいが、対照的に一人称が「妾(わらわ)」で、口調が古めかしい。実年齢は秘密。
楽しいこと、娯楽が好きで、口調のわりには子供っぽいところがある。悪戯好き、面倒嫌い。
また、性交渉においてはこざっぱりとした思考をもっていて、戯れの一つだとして考えている節がある。
ルーン使用における反作用(寿命が削られること)については、必要のない限り他人に話さないようにしている。
【提示できるシチュ】雑談、エロール(攻め・受け・陵辱ともに可能)、戦闘。NG以外は幅広く。
まだ至らぬ点ばかりとは思うが、どうかよろしく頼むの。
それでは妾はこれにて失礼させていただくものよ。
【待機させていただきます。プロフィールは、
>>15です・・・】
(なんというか、子供二人生んだとは思えない色気だな……)
Nカップだもんな…
【帰られたみたいですね。もう一回、待機です・・・】
>>55 【こんばんは、豊かなる満月よ。雑談のお相手よろしいであろうか?】
【我が紋章は
>>14にあり。活動限界時間は22時頃までである】
【我は未だこちらに不慣れな故、見学がてら市場の買い出しに連れて行って欲しいのである】
【荷物持ちとしてこき使っていただきたいのだが…汝のご都合はどうであろうか】
>>56 【こんばんは、です。荷物持ちということは、豹体形で荷車を引いてもらったりしても
いいのでしょうか? それとも、人間体形で荷物を持ってもらったり・・・?】
【シチュに異存はないです。書き出しはこちらからにしましょうか?】
>>57 【我が姿は汝の使い良いように指定していただければありがたい】
【我は市場知らぬ故、書き出しは汝からしていただけると助かるのである】
【いつも汝がどのように買い出しし、食材選んでいるのか常々知りたく思っていたのである】
>>58 【分かりました。それでは折衷案で、人間体形で荷車を引いていることで・・・】
【こちらから、始めます・・・】
(お城から程近い町の市場で、大きな袋からジャガイモを一つ取り出して、吟味してます。
特に傷んでる風もないので)
それじゃ、これを2袋ください。ターさん、荷車に積んでくれますか?
(後ろで控えてる、豹の頭の人、正確にはスフィンクスっていう種族だそうだけど、
にお願いします)
>>59 【それではよろしくお願いする】
うむ、たやすきことである。
(レベッカの指示に従い、ひょいと2袋ばかりつかむと荷車にそっと置く)
(これが革命軍での夕餉になるかと思えば扱いも慎重になる)
無理を言って付いてきてしまったが、お邪魔ならば重い物だけ引いて我は帰ろうほどに。
遠慮無く申されよ。
(雑踏でごった返す市場には幻獣の見た事もない品が山と積まれている)
(異境のスフィンクスはその高い背で視界を確保し、物珍しそうにあたり匂いを嗅ぎ、鼻をひくつかせる)
>>60 (自分ひとりだったら、ちょっと大変な積み込みも、軽々とやってのけるターさんの存在が
嬉しいけど、紋章鑑定士のはずのターさんを使い立てしちゃって、ちょっと申し訳なくて)
ごめんなさい、本当ならこんなことしていただいちゃいけないんでしょうけど・・・。
とんでもないです。一人だったら、本当に大変なので、助かります。それじゃ、
次は野菜の方にいきますので・・・。
(物珍しそうに周囲を見てるターさんの手に軽く触れて、移動先を示すように歩き出します)
>>61 ん?何を申される。
食は生きる上において最大の楽しみ。
我等がこうして健康に動けるはこうして日々の料理作ってくれる者いてこそである。
汝が戻ってからというもの、味が格段に上がったと皆が申しておったぞ。
先日の魚のスープは絶品であった。
今宵は何が出るのか楽しみである。
イモは穀物、野菜…は青菜の事であるな?
(覚えた単語を噛みしめるように口の中で確認する)
こちらであるか。了解した。
(重ねられたレベッカの手に意外な思いをする)
(炊事をしている手の筈がかさついているどころか白く柔らかかったのだ)
そう、ですか。そう言っていただけると、コックとして嬉しいです。といっても、
まだ見習いのままですけど・・・。
(ターさんの言葉が、身体をくすぐってるみたいで、ちょっとむずがゆそうにしてます)
昨日、近くの山羊飼いの方が山羊の肉とミルクを差し入れてくれたので、夕食は
山羊の薄切り肉をパンに挟んでみようと思ってます。あと、一緒に野菜も・・・。
野菜って、青菜だけじゃないですけどね。ニンジンのような根菜も野菜ですよ。
あたしの知らない野菜もたくさんあって、勉強は欠かせないです。
(と、あたしの手の感触を意外に思ったのか、ターさんの顔が一瞬変化して・・・)
あの、なにかヘンなことでも・・・? あ、手に触るってスフィンクスはいけないこと
でした? ごめんなさい・・・。
(慌てて、手を引っ込めます)
>>63 山羊…!…であると?
(畜乳の中でも特に好むものの名を聞き、目が爛、と輝く)
(一瞬毛が逆立ったかもしれないが、心を押し隠して何事もなかったかのように歩き続ける)
ゴホン。汝はまこと、良き料理人である。
(そしてレベッカから根菜の説明を受けている途中、レベッカに謝られて戸惑う)
どうなされ……ああ、汝の手である。
水仕事される婦人は皆手が荒れているのである。
なのに汝の手は柔らかである。
何か手入れされているのか?
>>64 ・・・?
(山羊の料理って言った瞬間、ターさんの目が見開かれたような感じがして、
ひょっとして山羊料理が苦手なのかなって思って・・・)
え? あ、そっか・・・。
(野菜を売っている場所へ移動しながら、自分の手を見つめます。ターさんが
言うとおり、あたしの手は荒れてなくて・・・)
んー、きっと、ミルクのおかげかも・・・。ミルクの中に、手荒れを防ぐ効果があるって
聞いたことあるし・・・。染み出てきちゃうミルクを拭いてる時、手に滲みてってたからかも・・・。
(なんとなく、胸をツンツンしてみます。お胸は、指に反応するように、細かく震えて・・・)
あ、次はここです。よかったら、一緒に見てみますか?
(ターさんを促すように、少し前を歩きながら野菜売り場に入っていきます)
>>65 ふむ。乳に美肌効果あるのか。
戦で手の荒れた女戦士達にも教えてやらねば。
(レベッカが自らの胸に触れるとふわりとミルクの匂いがする)
汝の料理からは汝の香りするのである。…はて?
我も見て良いのか?
是非お願いしたい。
(大きな図体でレベッカのお供の如く付き従う)
>>66 そう、ですね。でも、大事な食料でもありますし、あたしの場合は、自分のだし・・・。
(いい提案だけと思うけど、ちょっと悩んでて・・・)
え・・・? 気のせいです、きっと、うん、そうですよ・・・。
(実は、時々自分のミルクを料理に使ってるとは言えなくて、言葉をにごして・・・)
(おっきな身体で、あたしの後ろをついてくるターさん。長身で豹の頭の人が
入ってきたので、お店の人がビックリしてる。でも、革命軍が近くにあって、
あたしみたいな獣人が珍しくないから、ビックリは一瞬。あたしは、トマトを
手にとって)
見てください。こんな風に手に持ってずっしりした感触があるのが新鮮なんです。
あと、あっちのは・・・。
(山盛りになってるキャベツやチコリを指さして)
>>67 (店の者が驚くが、それは自分の背の高さだろうと気にもとめず)
(視線はレベッカの示すトマトへ)
我はトマトが好きである。汝の料理は素材を上手く活かしていると思っていたが
こういう知識もあるのだな……。
(大きな幻獣の手では微妙な重さの違いが良く分からず)
玉菜と…それはもしかして苦い奴ではないのか?
(レベッカの指し示す先にキョロキョロと頭を動かす様はまるで猫の様)
【我、後30分可能なり。汝の都合はいかがであろうか】
>>68 あたし、故郷で野菜や麦を作ってたから、知識は、ちょっとあるほうだと・・・。
えっと、こっちのほうが美味しいと思いますよ。
(微妙に重さの違う二つのトマトを、ターさんの両手に乗せてあげて)
苦い・・・? えっと、これですか?
(キョロキョロしてるターさんの視線の先には、タマネギが・・・)
たしかに、生で食べたら、苦いですね。涙出てきちゃいますし・・・。でも、
火を通すと甘みが出ますから・・・。
えっと、キャベツとトマトを一袋ずつください・・・。
(店の人と交渉して、少し負けてもらって・・・)
すみませんけど、こちらも積んでもらえますか・・・?
【こちらは、大丈夫です。それでは、〆へ進めていきますね】
>>69 うむむ……。
(両手に乗せられたトマトの重さを感じ取ろうとするが果たせず)
それではない。先程のチコリ…そうか、苦菜はこちらではチコリというのであるか。
我はタマネギの生は苦手なり。されどミルクシチュ−にたっぷりと入れて欲しいのである。
玉菜…キャベツとトマトであるな?了解した。
(トマトを潰さないようにキャベツを先に置き、その上にトマトを乗せる)
【感謝する】
ま、まあ、これはやっぱり慣れですから。回数こなせば、分かるかも・・・。
(ちょっと冷や汗かいて、なんとか弁明してみる・・・)
あ、こっちですか。はい、チコリって菊苦菜とも言うそうです。
(チコリに視線が向いていたことに改めて気付いて、説明してみます。そのあと、
タマネギを見ながら)
はい、ミルクシチューにたっぷり、ですね。それじゃ、明後日の夕食はそれにしましょうか・・・?
(キャベツとトマトを荷車に載せてもらって、買出しのメモに目を通して・・・)
これで、全部ですね・・・。それじゃ、お城に帰りましょうか。
今日は手伝っていただいて、本当に助かりました・・・。
>>71 おお!明後日はシチューであるか。
我は必ず生きて明後日汝の手料理を食すものなり。
(帰りの道中、荷車を引きながらレベッカと野菜談議にあけくれる)
(質の見分け方、旬の素材、ターが未だ見たこともない食材の話)
(気付けば城までの道のりはあっという間であったが)
(道のりを振り返れば女の足ではとても遠い)
………汝は毎日こうやってこの道を行き来するのだな。
時には荷馬車を駆って遠くの町まで。
大変なことである。
今日は大変学ばせていただいた。
汝に深き感謝を。
(そしてレベッカの指示する場所に荷車を置くと、その手を取ってじっくり眺める)
汝の手は魔法の手である。汝の作りしものは我等の心を豊かにしてくれる。
(そして幻獣流儀なのか、その手に額を付けて謝意を示す)
汝さえよければ我にこのような時間をまた与えて欲しい。
我はイモ一つ剥けぬ無骨者故、これにて辞するが、夕餉を楽しみにしている。
では、さらば。
(礼一つしたスフィンクスはその場から去っていく)
(そして角を曲がる時、不意に獣の姿に戻り、四つ足でタタッと駆け去っていった)
【我にロール付き合って下さったことに感謝する】
【楽しくてつい時を過ごしてしまったことをお詫びしたい】
【機会があればまた汝の仕事ぶりが見たいのである】
【それではこれにて我は〆させていただくものなり。そして今一度楽しき時間に感謝を】
はい。ちょっと特別にしてみますので、楽しみにしてくださいね・・・。
(ミルクシチューに、タマネギだけじゃなくてフライドガーリックを散らしてみようと考えてます)
(お城までの道すがら、ターさんと色々な話をしました。そのおかげで、本当なら
とても長い道のりも、短く感じて・・・)
いえ・・・。それがあたしの仕事だし、なにより、あたしの料理を喜んでくれる人が
いますから・・・。
(城門から中庭へ。厨房入口に近い場所に荷車を止めてもらって・・・)
そんな、大げさじゃないです。あたしは、あたしのできることをしてるだけで・・・。
ターさんだって、ルーンのこと、あたしよりずっと詳しいし・・・。
(あたしの手をとって、額付けるターさんに、なぜか頬を赤くしちゃって・・・)
よろこんで、です。あたしでできることなら、なんでも・・・。あ、あと、あたしの
ルーンのこと、調べてもらえると、嬉しいです・・・。
(一礼して去ってくターさんを見送りながら、下腹部にあるルーンに手を当てて・・・)
さ、夕食の準備しなきゃ。パンと肉を薄く切って、野菜を洗って・・・。
【こちらも、これで〆にします。お相手していただいてありがとうございました。
もし次がありましたら、厨房の見学、でしょうか・・・?】
【とっても楽しかったです。それでは、失礼します・・・】
【こんな時間ですが、暫く待機してみますね】
テンプレはどこなんだぜ
ああ、そうでした。
……すっかり忘れていました。こちらですね。
【名前】フェルヴェ(エッジ)
【ルーン】罰(右肩)
【年齢】19歳
【性別】女
【職業】花屋/暗殺者/偵察兵
【種族】人間
【容姿】身長160センチ。3サイズは90/60/88。
闇に溶けるような紫色の長髪。
普段は青い清潔感のある前掛けにブラウンのシャツと黒のロングスカート。
いつも眼鏡をかけてたおやかな笑みを浮かべている。
【装備】(戦闘時)
二刀のシルバーナイフ。上下黒のシャツとズボン。このときは眼鏡をかけていない。
その上から自らの体を透明化させる魔術の施されたマントを羽織っている。
身分を隠すために戦闘中は「エッジ」と呼ばれ、口元にマフラーを巻きつけている。
髪の毛も後ろのリボンでひとつに纏めている。
【戦闘】機動隊として、他の隊のフォローに転々と回る。
個人の戦い方としては、ナイフと蹴りを組み合わせた手数&素早さ重視の戦闘術。
急所を狙っていく。
【NG】猟奇
【備考】もともとはとある犯罪組織の一員で、幼い頃から暗殺術を叩き込まれていた。
その戦い方から『殺刃使い』と呼ばれる。
しかし、ある日「罰」のルーンが浮かび上がってきたことに気づく。
罪のない人間を殺めるのも疲れてきたので、ルーンについて知るためにも身分を偽って革命軍へ参加する。
「罰」のルーンのためか、時折悪夢(大抵は淫夢)に悩まされる。
人を殺めれば殺めるほどその日の夢の頻度や内容は酷くなり、一方で力が漲ってしまう。
また、その夢のなかで傷や痛みを負えばそのまま現実のものとなってしまう。
ただ、そのなかでは自分の意識もはっきりしており、 強制的に夢を終わらせる、ということ以外は自分の意思で行動できる。
戦いと関係のない生活を求めており、花屋を営んでいるのもその影響。
その生活を確立するためにも、革命軍に力を貸す。
【淫夢のなかで怪物に犯され、異形の種を孕んでしまう……というのは厳しいかな?】
【そうですね…後のロールに差支えが出るのはちょっと避けたいですね…。
夢の中だけであれば大丈夫ですけれど】
【いくらなんでも怪物の子身ごもっちゃうなんてまずいですもんね。夢のなかだけでも大丈夫です、はい】
【出産ロール、妊娠描写とかは大丈夫ですか?】
【出産は流石にいかないと思いますけど一応】
【ええ、それでは夢の中だけということで】
【そうですね、描写やロールについても大丈夫です】
>>80 【了解です。では早速始めてみますね。】
(日が届かず、黒雲のはれることのない荒廃した世界)
(生物が住めるとは思えない、沼気が沸き石と砂だらけの希望のない夢)
(その夢の洞穴のなか、異形の者が、罰っせられるべき者を待ち続けていた)
>>81 【よろしくお願いします】
(夢。そう、これは夢。何度も見続けてきた夢。
これがルーンによるものだということは、すでに分かっていた。
別に確証があったわけではないが、このようにはっきりと「夢」だと意識しはじめたのは、
やはりルーンが浮かび上がってきてからだった。)
(自分が見てきた夢で、良かったものなど、何一つなかった。
しかし、これが夢だと意識できても、この夢から覚めることはできない)
(途方にくれながらも、光も届くことのない洞穴のなかを歩み進んでいく)
……自分の夢ながら悪趣味、ね。
(そっとため息がこぼれてしまう。目にするだけで憂鬱になってしまいそうな
自分の夢の世界に、かぶりを振ると奥を目指す)
>>82 (最奥に行き着くと玉座?であろうか)
(とにかく玉座に見立てられ、切り抜かれた大岩があった)
(フェルヴェがそれを観察していると背後から生臭く、不自然に温かい空気が流れ込む)
ヨ……ヨウヤク……来タカ……
罰ヲ、受ケルベキ者ヨ……
(2m近いその巨体は全身が黒く、目だけがギラギラと赤く輝いていた)
(爛れた皮膚がもぞもぞと蠢き、ミミズのようなものが見え隠れする。とても人には見えぬソレはフェルヴェを追い詰めていく)
>>83 (生暖かい空気に眉をひそめながらも、無表情に巨体を眺めあげる。
何の感慨もない。恐れも、悲しみも。何度も繰り返されてきたことだったから。
ただ、強いて言えば、嫌悪感だろうか。何度繰り返されてきたところで、慣れるものではない)
……。
…貴方が今回の『審判者』と言うことですか?
(迫ってくる巨体に物怖じもせず、ただ見上げる。そう訊ねて)
そうですね、ええ。私のこの手は血に塗れています。
今更申し開きをするつもりもありません。
>>84 ソウ………ダ………
オ前ノ罪ハ、深スギル……
許シガ下サレル刻マデ……夢に…裁カレ続ケル……
(グッと手を伸ばすと指の一本が長くなり、腕自体が巨大化する)
(フェルヴェを持ち上げ、口らしき場所でフェルヴェの唇をべちゃべちゃと舐めまわす)
(細長く強靱な舌が咥内に侵入すると、生ゴミのような臭いを発する口臭を脳髄にまで染み着けようと貪り)
はう゛……う゛ぶぁ……はああ……うう゛!!
(濃密に咥内を陵辱しているさなか、舌先から異臭を放つ体液が吐き出され)
>>85 ………そうね、そう。
罪は罰せられるべき。……人の命を奪ったのなら、なおさら。
(憂鬱そうに俯いて前髪で表情を隠す。そっとため息をこぼすと、持ち上げられて)
んっ、んぅ……んぁっ……は……。
(唾液の臭いに顔をしかめさせる。次第に舌が口腔へもぐりこまされ、
その臭いが口腔にも充満してきているのを感覚として捕らえる)
(鳥膚が立ってしまいそうな嫌悪感に、悶えながらも口腔に吐き出された体液も
口をふさがれているために飲み込まずを得ず、喉を鳴らして、それを飲み込んでしまう)
んぐ、ごく……んんぁ、は、ぁ……、はぁ、はぁ……
>>86 自身ノ業ヲ……分カッテイルノダナ………
ナラバ、オ前自身が与エタ痛ミ、屈辱ヲ身ヲもって償ウガイイ……
(持ち上げている腕から液が染み出し、フェルヴェが身に纏う衣服を溶かしていく)
(無骨な玉座にフェルヴェを座らせると、黒いヒルを何十匹か手から生みだし、それがフェルヴェの身体を這いずりまわる)
(もぞもぞと蠢くヒルは両乳首やクリトリスに吸いつき、膣内に入り込もうとするヒルもいる)
(ヒルの数に対して少なすぎるフェルヴェの魅力的な部分を争うヒルたちを満足気に見たあと)
コレヲ…………
(毒々しい色をしているが、ペニスとわかるそれをフェルヴェにつきつけた)
>>87 ………。
(それ以上口にする言葉はなかった。
衣服が解かされ、肉惑的な裸体が曝け出される)
んっ……くっ……!
(裸体を晒したまま岩の玉座に座ると言う滑稽なポーズを取らされ、羞恥心が募る。
恥ずかしさなど、いつもは押し殺しているつもりだが、此処は夢の中だからか、
いつもより素直にその感情がむき出しになってしまう)
はぁ、ぁぁぁっ……や、やめて…っ。んっ、ぁぁ、ダメッ…!
(嫌悪感を感じながらも、与えられる刺激には素直に反応してしまい、普段では漏らさないような甘い声も出てしまう)
(特に、乳首やクリトリスに吸い付いているヒルは、より滑稽かつ卑猥に目に映り、羞恥と若干の性的興奮を覚えてしまう)
(全身を刺激されながらも、突きつけられた肉棒らしきものを、自然と手を添えて、軽く口に含む)
んっ…ちゅ……ちゅっ…れろっ、れろぉ……
(意識しなくても、自然と唾液を舌に乗せて肉棒を舐めたり、含んだりする。蛇のように。
ねっとりと肉棒に奉仕しながらも、恥ずかしさと嫌悪感は相変わらず変わらずに感じて)
>>88 ヨイ………ゾ………!
褒美に、一味………違ウ物ヲ……クレテヤル……!!
(フェルヴェの奉仕に巨体を震わせしばらく楽しみ)
(突如頭を押さえつけると、何度か激しいイマラチオを行う)
(ペニスを喉奥にまで突きいれ、吐き出そうとするのも力で抵抗を封じ)
(尿道がぷくっと盛り上がり、登っていくと何かがフェルヴェの食道を伝い、胃に落ちる)
我ノ………下僕共ダゾ………
(先ほどのヒルや、ミミズ、ナメクジたちが亀頭から吐き出されていた)
(ツルンとしたそれらは順調に飲み込まれていき)
体にヒル二吸ワレ、虫共ヲノミ、内部に虫ガ入ッテイル感想はドウダ?
ナカナカ、ウレシソウダッタガ……
(チュウチュウと両乳首とクリトリスに一匹ずつ張り付き)
(何匹かは膣内への侵入を果たし、ヒルはフェルヴェの中で蠢いていた)
>>89 ……んんっっ!?
んぐっ、ぐぅっ……こふっ! …んはぁ、はぁ、んんっ!
(息もつかせないほどの勢いのイマラチオに苦しさを覚えながら、
口腔を蹂躙され、涙目になる。それでも、何とか堪えて)
…ん!んぐっ、んんぐっ……んぐぅっ…?!
(吐き出された蟲たちに毛もよだつような嫌悪感を感じたが、それを感じている間に
あっという間に喉を通って落ちていく)
ぷは……はぁ、はぁ………。
(ようやく解放され、口の端からは涎が垂れ落ちる)
そんなこと……あるわけない……じゃない…ですか…
(体の外も中も蟲に支配されていると思うと嫌悪感や羞恥心が煽られるが、
与えられる刺激は決して悪いものだけでなく、快楽も与えて頬を紅潮させる)
(豊満な乳房は、乳首が吸われるたびに小刻みに震えて、すっかり勃起してしまっている。
秘所についても同様で、入り口は愛液で塗れており、下腹部も中に入ったヒルが蠢いているのか、こころなし膨らんでおり)
ソノワリに体ハ快楽ヲ感ジテイルヨウダガ?
デハ、貴様にハ我ノ子ヲ産ンデモラウトシヨウ……
(化け物でもフェルヴェの姿を見、興奮していたのか、先ほど咥えていた時よりもペニスの大きさがかなり増していた)
…デハ……イクゾ……!ッ!
(ついに異形のモノとの交わりが始まった)
(膣壁に張りついていたヒルをブヂュルブヂュルとすりつぶし、それを潤滑油代わりに規格外のペニスをピストンさせる)う゛っう゛っう゛はあああ!!貴様ガコレマデ奪ッタ命ノ数ダケ、子ヲ産ムノダ!!
ソシテソレヲ育テ、母トナルコトデ罪ヲ償ウノダ!!
あがうぅ……う゛!!
(だらだらと唾液をフェルヴェの体にふりかけながら、狂ったようにピストン運動を繰り返す)
(エラの張ったカリが膣襞をめくり返し、潰れたヒルの粘液を塗り付けていって)
……快楽がすべて嬉しいというものではありません。
こういう状況ならなおさら、ね。
(悲しげに目を細めて、ため息をこぼす)
んっ……く、ぅぅぅっ……あぁあっ!
(肉棒が挿入されてきて、そのために磨り潰される蟲の感覚に悪寒を感じたが、
それ以上に秘所を押し広げられ、拡張される痛みと快感の前ではそのスパイスにしかならず)
あ、あああっ! あぐぅうううっ、くっ……押し、広げられ、るっ……!
はっ、はげしぃ……あっ、ああっ……んくぁぁっ!!
(蟲たちの母か。幾つもの命を奪ってきた自分にはふさわしい罰だ、と自身を嘲笑しながらも、
与えられる刺激を受け入れる。屈辱と快感と嫌悪と興奮と、様々な感情や感覚が入り混じり、
何が何だか、分別がつかないほど、激しい突き上げに、翻弄されていた)
あひっ……! ひっ、ぁぁっ…あああっ…!! あうっ、ふっ…!
(突き上げられるたびに、迫り出すように実っている乳房はぶるんぶるんと派手に暴れ、
乳房に吸い付くヒルもそれに伴って、プルプルと上下に揺れる)
我ノモノヲ受ケイレラレルとハ……!
イイ母にナレルゾッ!
びちゃ、びちょ、ぢゅあっぱ!べろ、べりょ……
(フェルヴェとの交尾という、甘美な感覚を味わいながら、長い舌がゆさゆさと揺れる乳房に誘われ、その間に収まる)
(その擦れる感触すら種子を注ぐための律動へと変換させ)
あバあッ!イクぞっ!いクっ、い゛くっ……ンンっ!!!
(ずんっ!と腰を突き上げ、フェルヴェの身体を玉座に押し付け、ペニスがフェルヴェの口から飛び出そうな程深く深く突き刺すと)
(そのまま、「どぴどぷっ!どぷっ……!!!」と、熱い熱い種子汁を、直接子宮に注ぎ込むと同時に舌先からも体液がビュッビュと勢いよく放たれた)
(ペニスは子宮口を押し開き、一分近い長い射精の間フェルヴェが逃げないよう、絶対に孕めるよう壊れるくらいにきつく抱きしめていた)
【何時くらいまで大丈夫そうですか?】
んはっ………!
はぁ、や、ぁぁっ…だ、めぇぇ……ん、あっっ!
はぁっ、はぁっ……!
(激しく突き上げられ全身をヒルや舌で刺激されながら、快感は高まっていく)
あ、ふぁっ…や、やだ……!
んぁっ、は、わ、私も……いやなのに…っ! くぁあっああ、ぃいいっ!
いや……ぁ、あ、ぁ、あああっ! ふぁああああああっ!!
(体液が注がれると同時に、絶頂に上り詰める。瞳の焦点を失いながら、ふっと力が抜けて、
ずりずりと玉座の背もたれにもたれかかって、ずり落ちる)
はぁ……はぁぁ…、わ、たし……
【そうですね…そろそろ締めてくださるとありがたいです】
【希望のシーンまでお付き合いできず、申し訳ありませんorz】
>>94 (ペニスを突き刺したまま、フェルヴェの下腹部を軽く撫でる)
(すると、そこがモゴモゴとうねりながら盛り上がり、みるみる内に大きく盛り上がっていく)
(魔物の異常な繁殖速度はまだ性交を終えたばかりのフェルヴェにすぐ臨月を迎えさせ、乳首からヒルを払いのけると母乳まで噴き出し)
コレデオ前モ立派ナ母親ダ…。
嬉シイカ?
オ前の子を宿す場所ガ、コンナニ大キク広ガッテイルゾ……?
(ペニス一本で妊婦になった身体を支えると、舌を伸ばし、ヌルヌルとフェルヴェの咥内をねぶって)
ば゛っう……、ヤハリ孕ンデモお前はイイナ……!
サキホドト違ウ感触ガ、ぐ……ぎやっ、がばぁっ……!
(今度は両手でおっぱいを揉み母乳を搾りながら)
(激しく腰を突き、出産までのボテ腹セックスに興じた)
【いえいえ十二分に楽しませてもらいましたよ。かなりハードな展開になったので、大丈夫かなと心配しながら進めていました】
【かなり楽しかったです!また会うこともありましたら、フェルヴェさんの出産も見てみたいものです】
【では〆。おやすみなさいませフェルヴェさん】
>>95 【こちらこそ、ありがとうございました。こちらも楽しかったです】
【また機会があればこの続きを演じさせてください。その時は出産ロールもさせていただきますので】
【本当にわがままを聞いていただきありがとうございました。おやすみなさい】
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>98 ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>15 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>76 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
>11 女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>19 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>8 女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>14 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>23 女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>9 女 リュリュ ◆L/zbHmux3k (月)
女 アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
女 マリア ◆1AwG00ltZs (愛)※
男 アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)※
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
女 シラ (仮面)※
女 ジノ・ルザベスタ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)※
避難所6>401 女 カティス ◆0eoaPgybQw (策士)
>50 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
>16 男 ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU (蜃気楼)※
女 ユキル ◆Y8tCpY9a4Q (瞳)※
男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)※
----------------------------------------------------------
・リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3kの表記をリュリュ ◆L/zbHmux3kに変更
・現在避難所推敲中の方に※を付けました。
只今情報が錯綜しております。
訂正箇所がございましたら避難所にてお知らせ下さい。
◆108のルーン一覧◆
×王冠 ×愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 ×仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 ×蜘蛛 軍旗 獣 賢者 ×恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 ×策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 ×蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 ×生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 ×知恵 力 ×月 翼
×剣 ×罪 庭園 塔 道化 毒薬
棘 涙 ×肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 ×理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
・シラ (仮面)
・ジノ・ルザベスタ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
・カティス ◆0eoaPgybQw (策士)
・シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
・ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU (蜃気楼)
・ユキル ◆Y8tCpY9a4Q (瞳)
・リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
の参加/推敲により紋章にチェックを追加しました。
いつも本当にありがとう!
あなたがいなかったら、誰が誰だかわからなくなっちゃうわ。
【おかげさまで、ようやく推敲中の方が把握できました】
【こんばんは、初めまして】
【私もプロフィールを投下しますね】
【名前】ジノ・ルザベスタ
【ルーン】蜘蛛(喉元)
【年齢】24
【性別】女
【職業】魔術士/占い師
【種族】人間
【容姿】90・59・85 身長160cm、体重は企業秘密♥
色白、腰辺りまである栗色の髪、ワインレッドの瞳。やや釣り目
【装備】黒いローブ、銀の杖
【戦闘】魔法での攻撃・補助など(修行の途中で破門されたため、時々失敗する)
【NG】猟奇
【備考】明るくお節介な魔術士兼占い師。
元々は帝国領から遠く離れた国で、師匠について魔法を学んでいた。
15歳の時がルーンが発現。その力を利用し、師匠に内緒で占いをして小遣いを稼いでいたのだが、
数年前に師匠にバレて破門されてしまう。
せっかくなので自分の力を試そうと各地を放浪中、この地に立ち寄った。
自分のまいた種とは言え、本業の魔術士よりも占い師として名前が売れているのが不満らしい。
それでも恋に悩む老若男女を、楽しそうにニヤニヤしながら見守っている。
《ルーンの効果》
一人の人間に意識を傾けることで、絆を『糸』という形で見ることができる。
家族愛や友愛は右手の薬指に結ばれた青い糸、恋愛感情は左手の薬指に結ばれた赤い糸が見える。
想いが一方的なら糸は相手の指に弱く絡まる程度で、両想いならしっかり結ばれている。
また、その想いが強いほど、糸の色は鮮やかに見えるという。
【提示できるシチュ】恋占いを通した雑談、小規模戦闘でのサポートなど
エロールは甘々でも陵辱でも
【推敲に付き合ってくれた方々、本当にありがとうございました】
【このまま待機します】
ジノのほっぺにチュッ!
>>101 あら…
(突然の柔らかい感触に驚き、頬に手を添えて目を細める)
見ず知らずの女性に、いきなりそんなことをするものじゃありませんよ?
でも、今回は親愛の印として受け取りますわ。ありがとう
いきなりキスされたのに怒らないなんて、優しいね。ジノさんに甘えたい。
そうですかしら?
(腕を組み、目の前の男に含み笑いと共に視線を投げる)
私の故郷では、キスは挨拶みたいなものでしたからね
優しいのではなく、他の方より慣れていると言った方が正しいかもしれません
【挨拶が遅れてしまいましたけど、こんばんは】
【ロールをご希望でしょうか?】
>>ジノさん
【はじめまして!本スレデビューおめでとうございます♪】
【よろしければ、「酒場での雑談」シチュなどいかがでしょうか?】
106 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:13:23 ID:bO81nURR
確かに、国によっては、キスは挨拶みたいなものですからね。なんかジノさんって大人の女って感じがしますね。〔はい。ロール希望です。お相手お願いします〕
>>103 【申し訳ありませんが、ジノさんもまだこのスレでの初めてのロールですので】
【最初はキャラハン同士がいいかと思います。ここはお譲りいただけないでしょうか?】
>>106 【リベラさんのおっしゃるとおり、今回が初ロールでまだ不慣れなところもあり、色々至らずにご迷惑を】
【かけてしまうかもしれません】
【自身のキャラを立たせるためにも、今回はキャラハンさんとのロールをしたいと思っています】
【先に声をかけていただいたのに、申し訳ありません。どうかご容赦ください】
>>105 リベラ様
【はじめまして、こんばんは♥】
【そのシチュで、是非お相手お願いしますわ】
【まだ革命軍の存在も良く知らない状態ですので、雑談→ルーンを発見、革命軍へ】
【という流れでお願いしたいのですけれど、いいでしょうか?】
>>109 【了解です。当方もルーンの意味、効果については詳しい方ではないキャラなので】
【鑑定官に紹介、という流れになるかな?それでよろしければ、お願いします】
《ああ、そうですか。せっかく、ロールできると思ったのに、酷い人だ。しかも割り込みしてくるような奴を選ぶなんてね。あんたには失望したよ。このクズが!》
>>111 【いや、本当に申し訳ありません。ですが、キャラのデビューはなかなか難しいものなので】
【ご配慮いただき、感謝します。ありがとうございました】
>>110 【ええ、そんな感じで】
【それとルーンを使用する場合、糸の描写はリベラ様にお任せする形になると思いますが】
【それで大丈夫でしょうか】
【できれば、書き出しをお願いできませんか?】
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
【了解しました。それでは、よろしくお願い致します】
(革命軍の、湖に浮かぶ城にほど近い港町)
(交易で栄えるこの町は、帝国の圧政から解放された明るさに満ちていた)
(いまだ戦乱の爪あとは町のそこかしこに残っている。が、復興の槌音は、かえってその爪あとさえ)
(希望となって、不安を追い払う行進曲のドラムにすら聞こえた)
(そんな町の中にある古びた酒場。喧騒のなか、男たちが酒を酌み交わし、女たちは艶笑を売っている)
(その一角にて、くだを巻く男たち。安いラムを煽り、安いメシを食っている)
…あ〜…もう、芋は見たくもねぇってぇのに…。
よォ、マスター。この店、前はツケがきかなかったっけ?
(帰ってきたのは店主のそっけない言葉。苦虫を噛み潰し)
クソッ!ったく、ついてねーや。
(ラムをあおる)
ロールしたけりゃどうぞ。正しこっちも邪魔させてもらいますけどね。 アヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャ
>>116 (故郷を出てから、幾筋もの糸を辿って各地を転々としてきた身である)
(この港町の酒場に寄ったのも、客探しとただの気紛れからだった)
マスター、ロゼを一杯お願いするわ
(注文すると、カウンター席に浅く腰掛けて客たちを見やる。)
(皆お世辞にも裕福には見えないが、どの顔も活き活きとしているようで)
(自然と微笑みが浮かんでくる。)
(笑い声や怒号が飛び交う中、ふと飛び込んで来た男の声が耳に留まる)
(落胆も露にラムをぐいと飲む声の主に、思わず小さく声を出して笑ってしまって)
(慌てて口元を押さえる。気づかれてしまっただろうか?)
【こちらこそ、よろしくお願いします】
糞スレ廃止しろ!
ジノ、あんたのような自分勝手なキャラハンははじめてだぜ。もう二度と来るな。
…ん?
(ふっと聞こえた、こちらに向けられた笑い声。耳ざとくそちらに顔を向ける)
(つやのある声の持ち主を探し、口元を抑えた女に眼をつけた)
ヒュー♪
(ローブに包んではいても、成熟した女の色気がにじみ出ている…というのは、この男の思い込みか)
(はたまた経験から来るカンなのか。とにかく、栗色の髪の美女に口笛を吹き)
なぁ、姐さん。今笑ったな?おれの顔が面白かったか?
だったら、もっと近くでじっくり見てみなよ。なんだったらラムの一杯でも一緒に…。
「いや、おれの顔のほうが面白いぜ!?」
「何いってやがる、みろこの顔!」
「それを言うならおれだって!」
(水夫らしき男たちが、口々に言いながら、自慢の変な顔をしてみせる)
あっ、ちきしょう!てめーら、おれが最初に見つけたんだぞ!
散れ、てめーら散れっ!
(男たちを手で追い払おうとするが、男たちもニヤニヤするばかりでどこうとしない)
>>121 ごめんなさいね。貴方達がとても楽しそうだったものだから、つい…
(謝ろうと口を隠していた手を下げると、白い喉元に蜘蛛の巣に似た形の痣が。)
(相手はあまり気にしていないようで、胸をなでおろした。)
(たちまち目の前で繰り広げられる、変な顔合戦。)
(とうとう耐え切れなくなり、声を出して笑い出す。)
ふふっ…わかったから、やめてくださらないかしら?
こんなに笑いっぱなしじゃ、お話も出来ないわ
(ワイングラスを手に取ると、席を立って水夫達のテーブルに歩み寄り)
私も混ぜていただけるかしら、お兄さん?
ひとりより、貴方達と飲む方が楽しそうだわ♥
(そう、首を傾げて頼んでみる。)
そりゃあもちろん大歓迎だぜ♪
(水夫たちも、歓声を上げてジノを迎え入れる)
(どうぞどうぞと自分の椅子を譲ろうと腰をあげ)
(隣を確保するつもりのようだ)
…やれやれだ。おめーら、姐さんに感謝しろよ?
(肩をすくめ、椅子に腰をおろす。指を鳴らして)
マスター、こちらのレディになにか…
(と、いいかけ)
姐さん、まずは乾杯と行こうじゃねぇか。酒は何にする?
おれの見たところ、いけるクチと踏んだが…どうだい?
(満面の笑顔で問い掛ける)
ありがとう、こんなに歓迎してもらえるなんて初めてだわ
(適当に椅子を選んで、静かに座る。)
(子供のようにはしゃぐ男達に囲まれ、楽しげな雰囲気に乗せられ)
(つられて気分が揚がってくるのがわかる。)
あら、見破られちゃったかしら
(ルージュを引いた唇が、上弦の月の形を成す。)
(テーブルに両肘を着き、リベラの顔を覗き込んで)
それなら、貴方のお薦めをお願いするわ
構わないでしょ?…えぇと…
(そう言えば、まだ名前を聞いていなかったことに今更気付く。)
なら…そうだな。その、姐さんの色っぽいタトゥにちなんで。
マスター、「ホワイト・スパイダー」をこちらに。
(ウオツカに、ホワイトペパーミントのリキュールを加えたカクテルを注文)
(ほどなく、すっきりとした透明なカクテルがグラスに注がれる)
おっほん。リベラ、だ。
(襟を直しながら、かっこつけて)
稲妻リベラ、ラッキー・リベラ、死にぞこないだのロクデナシだのあだ名は色々だが…
(その言葉を遮り、男たちが口々に「おれはジャンセン!」「チコです!」「ミッチと呼んでくんな!」と)
(身を乗り出して割り込んでくる)
んがー!てめえら、ちったぁ行儀よく出来ねぇのか!
こちらのレディの順番だろうが!
(それもそうだ、と男たちが引き下がり)
(わくわくと、ジノの名乗りを待つ構え)
ジノ・ルザベスタよ。覚えておいてくれると嬉しいわ
(名前を告げ、海の男達を見渡して微笑んでカクテルグラスを手に取る。)
(しばらく見た目の美しさを鑑賞してから、グラスのふちにそっと唇を寄せ)
(見た目に似合うすっきりとした味を楽しみ)
素敵…気に入ったわ、リベラ♥
(賞賛をリベラに贈る。)
こんなに素敵なお酒をもらって、何もしないのは失礼だわ
お礼に、おもしろい余興でもいかがかしら
(これから内緒話を明かす少女のように、含みのある笑みを浮かべ)
貴方…ちょっと失礼するわね
(隣に座っていた男の手を取る。)
(その無骨で大きな手に意識を集めると、首元の痣が僅かに光を帯び始め)
ジノ…。ジノ・ルザベスタ…(味わうように目を閉じ、反復して)
いいね!実にいい名前だ。ジノ・ルザベスタ。覚えたぜ!
(男たちも、囃すように歓声を上げて。座が盛り上がる)
余興?はて、手品かなんかかい?
(ジノのしぐさ、手の動きに目を丸くして注目)
(男たちも注目して、静まり返る)
…?ひか…った、か?
(その中で、ジノの痣が光を発したことに、なぜかリベラ一人が気付き)
(目をこすって、確認しようと身を乗り出し、手元から首元に視線を移す)
(途中、胸元に視線が固定されそうになり、自分の頭を叩いたことは内緒)
(痣が光を宿すと同時に、男の両手から伸びる赤と青の糸。)
(まずは男の右手薬指に結ばれた青い糸を、ワイン色の瞳で追う。)
(そのうちのほとんどは、同じテーブルを囲む男達に繋がっていて)
…貴方、仲間に恵まれてるのね
普段は表に出さないけど、みんな心の底から信頼しあってる。羨ましいわ
それから……
(次いで左手に目を移す。)
(しっかり結ばれた、細いが美しい赤色の糸を見つけて微笑を浮かべ)
大丈夫。彼女は待っていてくれている
でも、それに安心して連絡を怠らないこと。とても寂しがってるから
たまには手紙でも書いてあげて?
たった一枚の手紙でも、待ち続けるよすがになるものよ
(顔をあげ、悪戯な瞳を男に向けて忠告を。)
(彼の手を離すと、痣は元の通り只の痣に戻った。)
どうかしら?私、占いには少し覚えがあるのだけれど
…!!
「お、おい!」
(男たちがざわめく。教養はないが、経験とカンで荒れ狂う海も渡ってきた連中には)
(インチキではない、「本物の占い」の気配が伝わった)
「…ジャンセン、よかったじゃねぇか!がはははは!」
「おう、おめでとう!クソッ、この野郎、ちゃっかりやる事ぁやってやがったな!」
(仲間たちに冷やかされ、頭を掻く水夫。驚きと、大きな喜びが笑顔になって)
「ジノ、ありがとう。字を書くのは苦手だが、なんとか頑張ってみるよ」
(ジャンセンと呼ばれた水夫が、ジノに握手を求める)
(てんで勝手に祝杯をあげ始める男たち)
(喧騒の中で、リベラがジノの隣に席を移す)
…あー、ジノ?ちょっと聞きたいんだが…。
その、首の…それって、ただのタトゥじゃないよな?
(ジノの白い首筋、そこに描かれた蜘蛛の巣を指さし、問い掛ける)
どういたしまして。私は見えたものを言葉にしただけよ
彼女を大切にね。応援してるわ、ジャンセン
(やはり相手に喜んでもらえてこそ、占った甲斐があるというもの。)
(快く握手を交わすと、祝杯の輪に混ざっていく男に温かい眼差しを向け)
あら、リベラ。余興はお気に召したかしら?
(いつしか隣に来ていたリベラに、にこりと笑いかける。)
そう、タトゥじゃないわ
たぶん痣だと思うんだけれど、何時の間にか浮かび上がってたの
それ以来、占いの才が…どうしたの?そんなに怖い顔をして
(冗談を言いかけるが、先ほどとは打って変わって真面目な顔つきのリベラに)
(心配そうに尋ねる。)
…そうか。いや…あー…うむ…
(言おうか言うまいか、しばし悩んだ挙句)
…ジノ。その痣…おそらく、只の痣じゃない。
信じられないかも知れないが…
(続けて語られるのは、「ルーンの伝説」)
(108人の英雄が集い、圧政のくびきから民衆を解き放つと言う、夢のような物語)
…ってワケだ。おれは魔法も鑑定も出来ないが、あんたのそれが、ただの物じゃないって
事ぐらいはわかる。
…なぜなら、おれの肩にも、似たような奴があるんでね。見てみるかい?
(コートの肩を叩いて見せ)
それはさておき。よかったら、おれの知り合いのところに来て見ないか?
もっとハッキリしたことが解ると思う。
嫌なら無理には言わないが…。
(すっと、ジノの耳元に口を寄せ)
…俺たちは、革命軍のメンバーだ…。
え…
(リベラの口から紡がれる、どこにでもありそうな英雄譚。)
(彼の表情如何によっては、冗談でしょうと笑い飛ばしてしまっていただろう。)
その108人のうちの一人が、私かもしれないと?
(すんなりとは信じられないような話。しかし、リベラにからかいの色は見えず)
(コートの上からリベラの肩に触れる。)
…
(糸を見るとき喉元に現れる、熱いような不思議な感じ。)
(それを其処からも感じるのは、自分の勘違いか。それとも…)
あなたが?
(リベラの言葉に驚き、改めて彼らを眺める。)
(この辺りに来たばかりの頃、打倒帝国を目指して集結している者たちがいることは)
(それとなく小耳に挟んでいた。)
(しかし目の前の男達が、軍属とは夢にも思ってもいなくて)
…なんだか、急に話が大きくなっちゃったわね
(困惑交じりの小さな溜息は、それでもどこか楽しんでいるように響いて)
此処で貴方に会えたのも運命ってことなのかしらね、リベラ?
何処へ行く予定があるわけでもないし、行くだけ行ってみることにするわ
(表情を緩め、呟くように答えて)
【遅くなってしまってすみません】
【そろそろ〆でしょうか】
よし!
(ジノの答えに、にかっと白い歯を見せて)
だったら、出発は明日だ。馬車の用意はあるし、今夜はたっぷり飲もうぜ!
マスター、ラムとエールのおかわりだ、じゃんじゃんやってくれ!
ジノとの出会いに乾杯だ!
(リベラが吼えると、男たちからも歓声が上がる)
(テーブルに酒が並べられ、乾杯の儀式がとめどなく続いていく)
なぁに、大してでかくもない話さ。
あの帝国に喧嘩を売るって方が、よっぽどムチャな夢物語。
けどな…おれには、このバクチに目がないとはどうにも思えないね。
ジノ、そのとおりさ、おれたちの出会いも運命の奇跡。そう考えると、なかなか
ロマンチックじゃないか。この世界も捨てたモンじゃないぜ?
(ウインクし、ラムをあおる。いつのまにか、ジノのグラスにも新たな酒が注がれ)
(陽気な宴は、夜がふけても続くのだ)
【いえいえ、御気になさらず】
【こちらはこんな感じで〆て見ました】
あらあら…
(口から出かかった、お金は大丈夫なのかという無粋な質問は胸に仕舞った。)
(この出会いと酒宴を楽しむことだけ考えても、罰は当たらないはずだ。)
ふふ…そうね。とても無謀で、でも勇敢で素敵だわ
ロマンティックな運命の悪戯に、乾杯♥
(グラスを掲げ、小さくも賑やかな祝宴に身を委ねて)
(首元にある蜘蛛の巣に、そっと手を触れる。)
(この痣が自分を何処へ連れて行こうとしているのか、誰と繋げようとしているのか)
(そんなことまで占えるほどの力は持っていない。)
(しかし今夜、自分とリベラの間に糸が張られたことは、確かに感じられるのだった。)
【私もこれで〆ます】
【拙い上に亀レスでしたが、お付き合いくださってありがとうございます】
【とても楽しかったです。ありがとうございました♥】
【こちらこそありがとうございます♪楽しかったです】
【そして、お疲れ様でした…^^;】
【それでは、おやすみなさい。またの出会い、他の方とのロールも楽しみにしてます】
【こんばんは、本スレデビュー…ということで】
【暫く待機させていただきますね】
【皆様にお付き合い頂き、完成いたしましたプロフィールは避難所6の
>>401にございます】
【俺でよければ、お相手させて欲しいのですが】
【プロフは仮状態だが、避難所の
>>586に置いてきました】
【シチュエーションですが、何かご希望は?】
めんどいから本スレに貼って欲しい
【あ…是非、よろしくお願いします】
【そう、ですね…デビューということで、出会い、みたいな感じはいかがでしょう?】
【場所は…本拠地の通路とか、そんな感じで…】
【
>>138 申し訳ありません、まだ仮状態なので…確定したらこちらに落としたいと思います】
>>139 【俺は牢から釈放されて、城内を散策してる時に…】
【という感じで行っていいですか?】
【もし、それで構わないのなら俺から書き出しますが】
>>139 【はい、ではそれでお願いします】
【こちらは書庫から戻る途中、といった感じでいきますので】
【改めまして、よろしくお願い致します】
【こちらこそ、よろしくお願いします】
(城内に、地下の鉄格子が開かれる金属音が響き渡る)
(革命軍に所属している者へ襲い掛かっていた暗殺者が釈放されたのだ)
(牢の中にいる間にシリウスらとも対面し、正式に革命軍への所属が決定した)
(そして、十数日ぶりに日の下に出てきたのであった)
(長い間地下牢にいたせいで病人のように肌が白くなっていて)
ふぅ…何日ぶりだろうな…外は…
とりあえず、城を歩き回ってみるか…それから要人への挨拶、書類の処理…
(自分がやらなければならないことを考えながら)
(これから自分が身を置く革命軍の城を歩き回り)
(天啓を信じて革命軍の門を叩いてから、早いもので数日が過ぎた)
(今では、軍師として日々新たな用兵術を思索していた)
…んしょ、結構、無茶なこと…したような…。
重いし、前が…なかなか、見辛い…です。
…でも、日々、精進しなくては…。
(書庫から割り当てられた詰め所へと戻る途中。あれもこれも、と書物を持った結果)
(結局、視界を遮るほど大量のそれを抱えて戻るハメになった)
(もちろん足元はフラフラしているし、前から誰か来ても避けることはまず不可能な状態である)
ここが…食堂か。で…こっちが…
(城内の地図を頭に作り上げながら散策し)
それじゃ、この先は何が――
(そして、角を曲がって目に飛び込んできたのは)
(よたよたと歩きながら大量の書物を運んでいる女性であった)
(突然のことだったので避け切れずにぶつかってしまい)
うわっ!?
(そして自分に向かって崩れてくる大量の書物)
――っつつつ…悪い、急いでたから避け切れなかった…
…………っ…!?
(確か、もうそろそろ曲がり角だったかな、と思っていると何かにぶつかったのか)
(突然視界が開け、気付けば自分は尻餅をつき…相手は書物の雪崩に巻き込まれていた)
…あ、っ…ご、ご…ごめん、なさい…
怪我、とかは…大丈夫、ですか?
(お尻を擦りながら慌てて立ち上がると、初めて見る相手に多少戸惑ったものの、素直に謝りながら書物を元のように積み重ねていく)
いや、俺は大丈夫だ…寧ろそっちこそ大丈夫か?
(自分の周りに散らばった本を拾うのを手伝いながら)
一度に沢山運びすぎだ。それじゃ前が見えない。
半分よこしてくれ、運ぶのを手伝う。これも何かの縁だろう。
ところで、アンタの名は?
俺は…地下牢の暗殺者、とでも言えば通じるか?
(少し苦笑を浮かべながらそう言い)
名前はナグザット・リアスタだ…好きなように呼んでくれて構わない。
一応、俺も正式に革命軍入りしている身だ。よろしく。
(と、片手を差し出して)
あ…す、すみません…。
え、と…はい、大丈夫、だと…思い、ます。
(拾うのを手伝ってくれている男性に返事を返し)
…ご、ごめん、なさい…
え…?う、嬉しいです、けど…そんな、悪いです、よ…
(注意されて素直に謝ると、彼の申し出は断ろうとしたが)
…うん、と…じ、じゃあ…お願い、します。
(結局、遠慮がちな口調ではあるが、はっきりと自分の意思を伝えた)
…地下牢の…暗殺者…?
(今一つ掴みきれないらしく、きょとんとしていたが)
…ナグザット様…です、ね?
私は…軍師として、革命軍に、参加している、カティス…と申します…。
(自分にとっては、目の前の男性がナグザットと言う名前であることが分かればいいらしく)
(そのまま差し出された手を握り返した。片手でも持てる量しか荷物がないので、再び雪崩を起こす心配はない)
そうか、それなら良かった。
これからはちゃんと前が見える程度の量ずつ運ぶようにしてくれ?
(そして、書物の半分を受け取ると)
気にしないでくれ、俺が自分から言ったんだから。
失礼な事を言うようだが、危なっかしくて放っておけないのも理由だ。
(と、冗談めかしく言って)
……なんだ、アンタも最近来たばかりか?
俺は指名手配されてたらしいから、ここでは疎ましく思われるだろうと覚悟してたんだが…
(少し表情が暗くなる。指名手配、という言葉で、ある日の夜のことを思い出して)
軍師…?ということは俺の上に立つ訳か…
俺はさっきも言ったように暗殺で生きてきた身だ…武器はこれだ…
(と、身の丈程もある外套を捲り、腰に差してある武器――)
(拳の先に刀身が来る、ジャマダハルと呼ばれる暗殺剣と)
(バグ・ナクと呼ばれる鋼鉄の鉤爪を見せて)
上手く俺を使って、成果を挙げてくれればいい…
…は、い。気を、つけます…。
そ、そんな…あ、あう…
(放っておけない、と冗談ぽく言われた事を多少なりとも真に受けてしまう)
…はい、つい…数日前に。
私が言うのも、変ですが…
貴方は…私たちの、仲間ですから、私には、貴方を…煙たがる、理由なんて、ありません、よ…?
(ナグザットの表情が曇ったのを見て、過去なんて気にしない、と暗に告げた)
別に、上下など、ありませんよ…?
……良く、分かりました。
勝利の為、に…一分の隙もない、用兵術を、お見せ、致します。
(彼の武器や得意な戦法を知り、頭のなかでは既に陣略が練られ始めていた)
いや、6割方冗談だから気にしないでくれ。
それがアンタの持ち味だろうし…
それで、これはどこまで運ぶんだ?
ついでに城を案内してもらえると助かるんだが。
そう言って貰えると救われる…
実際に俺が襲い掛かった奴等にも、その内挨拶に行くか…
確かに、過ぎたことは今更覆らないからな…ありがとう。
(自分の武器を見てから変わった顔つきを見て)
成程…確かにアンタの指示に従えば、間違いなさそうだな…
カティス、アンタのこと、頼りにしている。
俺はまだ多人数での戦闘の経験はないから、色々教えてもらえるとありがたい。
6割…?
それだと…半分以上、冗談、じゃないですか…まったく。
(呆れたような口調ではあるが、実際に呆れた訳ではなく)
私の、持ち味…
(オウム返しに呟くと、小さく首を傾げ)
あ…この本は、私の、部屋まで…お願い、します…。
案内…ですか?
…荷物を、持ったまま…と言う訳にも、いきませんし、これを、運んだ後で…でも、良いですか?
きっと、分かりあえる…はず、ですよ。
立場が変われば…見方も、変わります、から。
溢れた水は、戻りません…が。そこに、新しい水を、汲むことは…出来ますよ。
(淡々と諭すように話し続けていた)
…そう、言って頂けると、私も…助かります。
ええ…お望みなら、古代の、異国の…兵法から、お教え致します、よ。
(彼の言葉に、はにかむような笑顔を浮かべた)
【すみません…睡魔が来つつありますので、二時を目安に締めの方向でよろしいですか…?】
まぁそうだが。言い換えれば4割は本気で危なっかしいと思ってるって意味だぞ?
そういうところはやはり少し抜けてるんだな…
(ふっと顔を緩めて)
勿論、運んでからでいい。
それじゃ頼んだぞ。
それもそうだな…
まぁ、なる様になるだろう…まだ起きてもいないことを心配しても仕方が無い。
(幾分か気を取り直した様子を見せて)
その表情からじゃ全然予想が出来ないほどの実力者なんだな…
俺も自分の技能は全部アンタに晒す。その方がアンタも俺を動かしやすいだろう…
その代わり、俺にも色々教えてくれ。
(笑顔のカティスにつられて口元が僅かに緩み)
(本を運びながら彼女の後に続いていった)
【こんな感じで〆にしたいと思います】
【結局カティスさんを振り回しただけだったような…orz】
【楽しかったですよ、ありがとうございました】
…それも、そう…ですね。
あまり、自覚は、していない、のですが…。
(もっとも、それを人は抜けていると言うのだが)
はい、じゃあ、こちら…です。
(自分の部屋に向かって歩き始めた)
そういう、事…ですね。
え、と…注意を、払うのと、無駄に、心配するのとは、全く別、です。
精神的な負担…、ひいては、士気にも、関わりますし。
そう、ですか?良く…言われます。
(歩きながら笑顔で振り返り)
…はい、お互いが、信頼し…理解することが、勝利への、近道ですし、ね。
私でよければ、いつでも…聞いてください…ね?
(その後、あれこれと城の内部を案内しているうちに、2人して迷子になり)
(兵士に部屋まで誘導してもらったのは…秘密)
【私はこれで、締めに致しますね】
【そんなことないですよ?とても楽しくロールをさせて頂きました】
【それでは、失礼致しますね。おやすみなさいませ…】
【名前】リステ=エーヴィッヒカイト
【ルーン】罪(背中の左肩甲骨の辺り)
【年齢】17
【性別】女
【職業】文官
【種族】人間
【容姿】身長158cm。3サイズについては、小さい・普通・普通。腰の辺りまで伸びている薄紫の髪を後ろで纏めている。
青いシャツとスカートの上に黒いローブを羽織っている。
【装備】護身用の短剣
【戦闘】一騎討ち等は不可。兵站管理等をやっていることが多い。
【NG】排泄系・過度のグロ(ただし陵辱については事前に相談アリなら可)
【備考】地方の軍人系列の家系に生まれるが、その後に祖国は帝国に降伏。
幼い頃より、帝国軍に貢献する為の教育を無理やり受けさせられる。
そのためか他人と交わるのを苦手とし、性格も暗め。
のち、帝国軍の参謀官として、いくつかの小さな反乱を策を用いて鎮圧したこともある。
帝国軍の残虐な行いには反感を持っていたものの、他に生き方を知らなかった為にそれに加担する参謀官であり続けた。
ただ、ずっと心の中ではその行為が彼女の心を痛め、自分を責め続けている。
革命軍参加後は、少し明るくなり、数名に心を開いているようだが未だに他人と交わるのは苦手。
また、部屋での書類仕事が主だったが、最近になり戦場の兵站輸送の事務、演習での仮想敵の指揮もするようになったとか……。
よく、東洋の書物を読んでおり、火計を用いる事についてはかなり詳しい。
一方で騎士道の批判や兵個人の能力の軽視などをする事もある困った人物。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、演習等(指揮のみ)
【その他】ルーンについての噂は知ってるが現地点でのルーン保有の自覚なし。
【プロフ投下……とついでに2時間ほど待機】
【こんばんは、初めまして。】
【新参者ですが、よろしければお相手していただけませんか?】
【プロフィールは
>>50になります】
【はい、大丈夫ですよ】
【ご希望のシチュとかはありますか?】
【ありがとうございます!】
【プロフィールで今だ革命軍のリーダーを探している身と書いたので…】
【もし不都合がなければ、革命軍入りシチュをお願いしたいのですが大丈夫ですか?】
【もし不都合がおありのときは既に参入済みで、雑談…の流れを希望したいです】
【はい、大丈夫ですよ】
【多分……うん、引きこもりキャラは脱出したはず……】
【それで、書き出しはどちらから?】
【も、もしも引っ張り出す形になるなら本当に申し訳なく…orz】
【それではお言葉に甘えて、少し本拠地から少し離れた革命軍拠点に、
勝手に入り込んだ、死にかけた瀕死の兵を治療を申し出る女が…という形で大丈夫ですか?】
【よろしければ、恐れ多くもこちらから書き出させていただけたら、と思います】
【いえいえ、そういう意味じゃないのでお気遣いなくw】
【で、シチュはそれで……で、書き出しもお願いします】
【そうですか、良かったです…】
【それでは失礼して。拙いながらも改めてどうか宜しくお願いします!】
何を言うておるのじゃっ。助からぬと言えば助かるものも、助からぬ…っ!
まだ尽くせる手はあるはずぞ。
妾、確かに医者とは違えど……何かしら力になれるかもしれぬゆえ!
(本拠地から少し離れた小さな拠点の救護施設。
まだ若々しいプラチラブロンドの髪の娘の口から吐き出されるのは妙に古めかしい言葉)
(救護施設の衛兵に必死な様子で兵――先ほど重症の急患が運ばれた――に会わせてくれと頼み込み
そして断れてもなお、食い下がっているが、なかなか話しは通りそうに無い)
くっ、別にそのものに止めを刺そうというのではないっ!
帝国のスパイでもないぞえ。確かに、傍から見れば妾は不審きわまりない。
だが、妾はもしも妾に助けることができるものがおるなら助けたいと思うだけのこと…。
上のものはどこじゃ!頼む、少しばかりでよい、話をさせてくれぬか…?
(“かの者の魂が、手遅れになるまえに……”と呟いた言葉は風に消えゆきそうなほど小さく)
(衛兵では話が通らないとでも判断したのか、身分が高いものを呼んで欲しいと頼んでいる)
【はい、では……】
[……五月蠅い]
(彼女のその日の印象はそれ一つであった)
(近くで戦が起こったためか、この後方の拠点内でも臨戦態勢が取られており、拠点内はあわただしい)
(だが、彼女は戦に参加する事などないため、天幕の中で一人で書類に目を通していた)
(しかし、その時は人一倍うるさかったのだろう。本を閉じて、彼女は久しぶりに外へと踏み出していた)
何事ですか。
(あくまで、無表情、無感情な姿勢は崩さずに、拠点入口の衛兵を呼びつける)
(そこでは、外見18程度の少女と衛兵2人が、何やら言い争いをしていた)
(そして、衛兵の一人が彼女によってきて事情を説明する)
(だが、結論は出ている。こんなわけのわからない少女を上官に会わせるはずがない)
(それは、彼女が対応するという事であった)
(大体の事情を聞いたリステは、ゆっくりと衛兵と共に少女へと近づいて行く)
とりあえず、落ち着いたらいかがですか?
(あくまで無表情にそのような言葉を、シャトーにかけた)
まずは、実状を把握することをお勧めしますが?
だから、一刻も早い対応をせねば、
それこそ、手遅れになる可能性があると言っておるのじゃ…!
(この分からず屋が!と心のなかで悪態をつくものの、受け入れられないのも仕方ない)
(それは分かってはいる。けれど、自分の能力の説明などしていたら時間が―――)
(そんな焦燥感に駆られていたそのとき、凛とした静かな声がした)
……御主、上のものかえ?
(紫の髪をまとめた、容姿は自分と同じくらいの少女)
(けれどその物腰から――なにやら一般の文官とは違うものが感ぜられる)
―――施設の前で、騒ぎ立てたこと、深くお詫びするのじゃ。
妾はここに運び込まれた急患が、怪我の治療もしたが意識が戻らず、
今や危うい状況であるという話を聞き、助けられるかもしれぬと思い、参ったもの。
実状は、いま、妾が申した状態に、相違ないか?
(荒立てたくなる声を押し込めて、無表情の少女―――リステに対し礼をする)
(この者なら、と。何故か分からないが、すがる気持ちでじっと青い瞳がリステを見つめる)
……いいえ、私はただの一文官ですが?
(確かに、事実はそうだ。わざわざ、自分の実情まで明かすことはない)
名前はリステ=エーヴィッヒカイトと言います。
さて、私は救護の担当ではありませんので、よく分かりませんが……
(だが、衛兵から耳打ちを受けて、今の現状を把握する)
確かに、現在兵士1名が重傷を負っているというのは事実だそうです。
で、あなたが治す?
衛兵の話によると、あなたが医者でないと聞きましたが、それでも、治すと?
(感情のない声なので、正直彼女が何を思っているかなど他の兵には分かるはずもない)
……では、治していただきましょうか?
(一瞬、衛兵たちに動揺が走る)
たかが、兵を1人失う事など、戦局に影響があるとは思いませんので、別にマイナス要素はないでしょう。
ただし、治すことができなければ、あなたの首は刎ねられますが、それでもよろしいのなら。
リステ=エーヴィッヒカイト…。
(口の中でその名を転がすかのように一つ、呟く)
(そうしてそれから続けられる感情の無い声をただじっと耳を傾けた。
断られるやもしれない。それでも、このまま衛兵に申し立てるよりはリステに――)
……まことか、リステ!
(衛兵たちの中に走る動揺。しかし、それとは反対に顔に歓喜の色が滲む)
(その先は兵を軽んじる言葉はあまり快く受け入れられるなかったが、
理にかなってはいるし、今はそんなことをどうこう言う状況ではないのだから)
…―――っ。
……首を、撥ねる、と?
(しかし、その痕に続けられた言葉に息を呑んだ)
(正直な話、助けられるかどうかはその者を、その魂をこの目でみなければ分からない)
(けれど、それでも彼女には守らなければならない約束があり、譲れないものがあった―――)
構わぬ。撥ねるも、煮るも、焼くも好きにするかよいぞ。
(毅然とし、口の端には笑みすら浮かべ)
(条件つきとはいえ受け入れてくれたリステを真っ直ぐと見据え、微笑んだ)
……余裕ですね。
(動揺する兵たちとは違い、ただ、機械的に言葉を紡ぐ)
その兵を、ここに……さすがに中に入れる訳には行きませんので。
(そして、少しだけ間をおくと)
手の空いている衛兵をここに集めてください。いつでも、この者の命を取れるように。
(全く感情のない声で言い放った)
(そして、少しすると、担架にて運ばれてくる一人の兵士)
(体中には血のにじんだ包帯が目につき、瀕死という言葉が近いのかもしれない)
(その姿を見ると、一瞬だけリステの顔に悲しげな表情が浮かぶが、それでもまた無機質な顔に戻り……)
さて、では治していただきましょうか。
(ゆっくりと言い放った)
(後ろには幾人の衛兵が剣を構えている)
……実のところ、内心は冷や汗だらだらなのじゃ。
(ふっと表情をゆるめてそうは言うものの、その言葉に偽りは無い)
(集められ施設に入る衛兵。感情のないリステの“この者の命を取れるように”との言葉。
それに嫌なくらいに心臓が緊張で鼓動を早めている。嫌な汗が、確かに背筋を伝っていった)
(瀕死の様子の兵が運ばれてくる。その兵を見つめるリステを一瞬だけちらりとのぞき見て)
(それから一つ深呼吸をして、意識を集中させ、兵士をじっとみつめた)
(次第に、シャトーの目に映るのは光。弱々しく今にも消えそうな―――けれど確かにまだある、生命の光)
――――まだ、間に合う。
(弱々しく男をまとうシャトーだけが見える光をみると、思わず頬が緩みかけた)
(けれどまだ、気を抜くことはできない。後ろにあるのは衛兵の構える剣、そしてリステの視線)
(そうして、消えかけている、尊い命の輝き)
リステ。御主の裁量に感謝を。
(そう呟くと、男の腕をとり、自分の胸―――心臓あたりにぎゅっと押し付ける)
(目を瞑り、感覚だけで男の魂の光を感じ取ると―――ルーン所持者のリステには見えたであろうか、
シャトの右わき腹あたりから光がぼんやりとあらわれ、彼女の全身を包んだかと思うと、男へ流れ込んでいく)
――――…っ。妾ができるのは、ここまでじゃ。
(何分、そうしていたか。ようやく、大きく息を吐き出すと目をひらき、男の手を離す)
(死人のような顔色をしていた男の顔色には生気の色が戻り、
怪我は治らぬものの、辛そうな呼吸がゆるやかで穏やかなものになっていた)
……!!
(一瞬のうちにぼんやりとした光が彼女の眼に写ったような気がすると、少女はゆっくりとこちらに振り返ってた)
(だが、彼女は負傷した男を見ずに、少女を見続けている)
[魔法?]
(だが、彼女が見たことのある魔法とは違うものだ。そう、考えていると……)
(兵たちから声が上がる)
(釣られて振り返れば、先ほどまで死体の一歩手前で会った男が、生気を取り戻している)
……
(ほんの少しだけ、また表情が変わる。今度は安堵したような顔。だが、それも刹那の内に元の表情に戻ると、大声で言った)
何をぼやぼやしているんです。その男を元の場所に。
(全く、その事に関心が無いかのように装って)
(しばらくすると、その男も運ばれて行き、入口には衛兵とリステと少女が取り残される)
さて、ご用件はお済みでしょうか?
私としては不本意ですが、今ならば我々はあなたの要求に答えられます。
少なくても、ここの兵の大半はそれを願っているでしょうし。
なにか、お望みはありますか?
ほんに、間に合って良かった…。
(多少疲れた様子の声がそう呟き、青い瞳が運ばれてゆく兵士をみる)
(薄くかいた汗。少しだけ顔にはりついた自分の金髪を払うと、リステの声がした)
うむ。ほんに我侭を通してもらってすまぬの。
(用件は済んだかという言葉に、少し疲れたような笑みを返す)
(笑みを返すのは、ほんの僅かに安堵を浮かべたリステの表情を盗み見たがゆえで…)
(彼女は冷酷なのではないのだと、勝手に解釈したらしい)
―――要求、かえ?
(だが、その後に続けられた言葉に少し驚いた)
(棚から牡丹餅、とでもいうのだろうか。
その言葉は此処を尋ねた自分の元々の目的に、とてもかなっているものであったのだから)
……妾は、革命軍へ入りたく思っておる。
ゆえに、できれば御主らのリーダーと会いたく思っている。
―――流石に、こんな訳の分からぬものを会わせるわけにはいかぬかもしれぬが…。
(しかも、隠してはいるが自分は人猫の種族であるコシュカ…)
(要求をつげ、少しだけ表情を曇らせて、リステを見つめた)
……
(相変わらずの無表情で彼女を見続けているリステ)
(後ろの衛兵はまた騒ぎ出しているが、彼女が睨みつけると、再び黙る)
さて、そのような事は、私の権限外ですので、お約束することはできません。
ただ、一言だけ言わせていただければ、過去にどんな事をしてきた者でも革命軍に入っているものはいますが。
(当の彼女自身もその典型例だ。もとは帝国の高官だったにも拘わらずここにいる)
(そのような意味では、彼女を受け入れるのは分かり切っている事かもしれない)
ですが、この場では少なくても、お約束は出来ないものですね。
(そうすると、彼女はゆっくりと彼女に背中を向けると……)
ただ、話は聞いておきましょう。ついてきてください。
(そう言って、ひとつの天幕へと向かう)
もし、あなたが本当に入る気ならば……
(ざわめきがリステの一睨みで、すぐに静まる)
(淡々とした言葉、整った顔に感情は読み取れない―――けれど、不思議と何も嫌ではなかった)
………ふむ、流石にそうよの。
妾は明らかに不審者。そんなものを御主らが長にあわせるはずも―――
(ゆっくりと向けられたのは背。口から零れたのは諦めの言葉)
(リステならと、根拠もなく期待していた自分を叱り飛ばして、苦笑を浮かべたそのとき)
―――…リステ…っ!
(“ついてきてください”。その言葉に、嬉々とした感情が顔に浮かぶ)
(思わず喜びで耳が飛び出そうになったのを堪え、緩んだ頬を引き締めた)
妾の言葉に、嘘偽りはない。
ほんに感謝する。ありがとう、リステ。
(そういうと結局は嬉しそうに頬を緩ませ、リステの背を追い、天幕へと…)
(彼女の嬉しそうな言葉にゆっくりと小さく呟く)
私は感謝されるような人間ではありませんよ
(少し自嘲気味に、誰にも聞こえないように)
(天幕の中には本当に無かった)
(あるのは、2つの椅子と机のみ)
なにもないのは気にしない方がよろしいかと。これが私のやり方ですので。
(彼女とて、全てを信用したわけではない。恐らくここに何もないのも、諜報対策なのだろう)
(そういって、彼女は片方の椅子へと座る)
話を聞きましょうか。どうぞ座ってください。
さて、まずはあなた自身の情報でしょうか?
名前と所属、それに、なぜここに来たのかを……。
(人猫であるコシュカは耳が良かったが、それでもリステの言葉は聞こえなかった)
……聞いてもらえるだけ、十分にありがたいのじゃ。
(何も無い天幕の中、促されるがままに、椅子へと座る)
(信用されないのも当たり前だと分かっている。それでも、聞いてくれるといったその言葉が嬉しかった)
―――ふむ。妾、話を聞いてもらう身……。
(ご自身の情報、といわれ思わず少しばかり考えてしまった)
(自分がコシュカであることを話すべきか否か――けれど、此処で隠すのは誠意を仇で返すことになる)
(受け入れられないかもしれない―――そのときは、一礼して逃げよう。答えはすぐにでた)
妾の名はシャトレーゼ。シャトーで構わぬ。
人猫の種族のなかのコシュカなる身。まあ、言ってしまえば猫女とでも言おうかの。
御主が望むならば、ここで猫になることも叶うゆえ。その時は遠慮めされるな。
(ここへ来た理由は後として、とりあえずは自分の自己紹介―――もとい、正体を明かす)
(受け入れられないかもしれないという不安が、身を襲う)
(けれど、まっすぐにリステをみすえた)
そうですか。
(ただ、別に驚く様子もない。別に人外の者等、昔に見飽きているし、今の革命軍にだって人あらざるものはいる)
別に、人あらざるものでも、私の前では遠慮することはないですよ。
(態度から、自分がコシュカである事に不安を持っているのを推察したのだろう)
私の方が、ここにいることがおかしいですので。
(すこしだけ、自嘲を含めるが)
で、次は革命軍へと参加する理由……
(むしろ、彼女にとってはこっちの方が重要なんだろう)
(理由といっても、様々なものがある)
(だが、それは人の核心へと触れる質問だ。同時に一番嘘が見抜きやすい質問でもある)
これが、重要だと思いますので……お話をしていただけますか?
(存外に簡単に与えられた、受け入れる言葉)
(自分を安心させるような優しい言葉がゆっくりと心の奥に染み渡る)
………何故、御主がおることが…?
(零された言葉に思わず疑問を返したが、それ以上は何も言わない)
(無理には、答えてくれぬともよい、今の問いは流してくれてもよいという意だった)
…うむ。
(リステの瞳はまるで自分の心を中までも見透かすのではないかと思うほど鋭い)
(けれど、人外をすんなりと認めてくれた相手。ゆっくりと、口をひらく)
―――妾には、先ほどのような力が備わっておる。
これはコシュカの力にあらざるものであるが……風の噂で、聞いたのじゃ。
革命軍にはそのような力を持つものが何人か集まっておる、との。
そして、妾は以前に大切な者と約束をしたのじゃ―――。
妾が助けられる命があらば、何としても助ける、と。
詳しくは話せぬが、その約束を守るため。そしてこの乱世を――帝国を倒すため。
それが、妾が参加したく思う理由ぞ。
(まっすぐと相手を見つめたままに、嘘偽りのない言葉を吐き出した)
風の噂……ですか?
(彼女自身も聞いた事はある。革命軍のいる者の噂を)
ルーンの保持者ですか。私も噂でしか聞いた事はありませんが。
少なくても、私はそのような人物を……いえ、確かにいますね。
(以前に会ったことのある者にルーンの保持者だと教えてくれた者がいた。風変りな幽霊が)
まぁ、私としてはそのような者は噂としか信じていませんが。
(だが、先ほどの光を思い出すと、少しだけ彼女の右のわき腹を眺める)
で、約束で人を助ける、ですか。
(嘘はない。こんな嘘は普通は付けない事を知っている)
意外と単純な理由ですね。でも、単純だからこそ難しい。
正直に言えば、私には出来ませんので……。
(自分の保身のため、いや自分が生きるため人をたくさん殺めた彼女には、その単純さが羨ましいのだろう)
(だから、彼女は目をそらす)
眩し過ぎます、あなたが。
信じずとも、御主はこうやって話を聞いてくれている。
そのことは何よりもありがたく、何よりも優しきことよ。
(ゆっくりと笑みを浮かべたが、ふと相手の視線が自分のわき腹にあることに気付き)
……うむ?ここには力とともに浮かんだ妙な痣があってのう。
―――妾にだけ分かる光を生み出すことがある。信じて、もらえぬかもしれぬが。
―――…綺麗なものではない。約束というより、戒めで、罪じゃ。
(眩しいとそういって目をそらした彼女に対して、苦笑を零す)
(その言葉を零した相手の過去や抱えているものなどは分からない。
けれど、淡々とした言葉の端々に確かに感ぜられた気がする、その優しさ)
……妾は、御主のことなど何一つ知らぬ。御主の心にとって、妾は外の人間よ。
けれど、妾にとって、御主は確かに優しき人。それは、変わらぬゆえ。
だから―――うむ、上手く言えぬの……言いたきことが、言葉にならぬ。
(目をそらすようなことはないと、そう言いたいのだが上手い言い回しが見つからない)
(そうやっている間に、あーでもないこーでもないと必死に悩むおかしな様子をリステに見せて)
痣……ルーンは痣のようなものだと聞きましたが……まぁ、ルーンとは何の関係もない私には分りかねることですが。
それに、そこから光が漏れたのは事実ですので、別に信じても構いません。
私にも光は見えましたが、決してルーン自体を見た所で、私はそれの区別など付きませんので
まぁ、おそらく言いたい事は分かりますが、私はおそらく違います。
多分、優しさを認めれば、私は私で無くなる様な気がしますので。
(迷うシャトーに再び目を合わせ、少しだけ小さな声で言う)
それに、多分、私も「罪」を持っています。あなたとは違う罪を。
おそらく、お互いの罪は本人以外には分からないものです。だからこそ、言及すべきではないのかもしれません。
……御主にも、見えたと?
(今まで誰にも認めてもらえなかったその光)
(その光がこの少女には見えたという―――それは、一体どういうことを…)
この光は、今まで妾以外の何者にも見えなんだ。
それが見えたということは……妾はルーンなるものについてよく知らぬが…御主―――
(それ以上は言わない。それは彼女が判断することだろう)
(しっかりと目を合わせ、そうして告げてくれた言葉)
(ほんの少しだけ彼女が近くにあるような気がして、緩みかけた頬を引き戻す)
そうよの。妾も同意見じゃ。
……だが、生きている限り、罪は贖い続けられると、そう妾は思っておる。
たとえ、それに終わりがなくとも。贖うという行為はできるはずゆえ。
(あまり、自分を責めるな、と。言わずとも含みを持たせた言葉を放ち…)
―――む、重たい話は心を沈ませるゆえ!
っと、妾はそんな事を言える立場ではなかったのう…。
(ふと、自分の立場を思い出し、思わず苦笑してみせる)
【こんな時間までお付き合いを……お時間、大丈夫ですか?】
【眠気もくる時間ですし、ご無理をさせては大変なので、そのときはこのまま〆の方向へと…!】
私もだからこそ、ここにいます。
今思えば、後ろ向きな人生ですが、それでも前よりは気に入っていますので。
……
さて、もう時間もないでしょう。そろそろ、上官も騒ぎはじめる頃でしょうし。
(そう言うと、彼女は懐から紙と筆を取り出し、何やら書きはじめる)
これを一応渡しておきましょう。
(そう言いながら、今書いた紙を渡し、そのまま天幕の外にいる衛兵に声を掛ける)
彼女を外まで……
(そして、渡した紙には以下のような事が書かれている)
『かの者、間諜なる疑いは薄く、信頼における人物と判断す。
よって、上官へと会わせる意義あり』
【では、そろそろ、次あたりで〆を……区切りもいいですし】
それならば、それは何よりも嬉しきこと。
(今まで聞いた言葉よりも肯定的な言葉に、目を細める)
(彼女のいう“ここ”が、彼女のことを支えているのかもしれないとそう思った)
う、うむ――……っと、これ、は。
(渡された紙を見て、思わず息を呑む。紹介状とも取れるその紙――)
(もう一度最初から読み直して、そうしてリステの顔をみて……破顔一笑)
―――リステ。ほんに、ほんに御主に言い切れぬ程の感謝を…っ。
……妾たち、また会えるかの?
できれば、また会いたい。今度は、正式な御主の仲間として。
(衛兵に聞こえぬようにそう囁くと嬉しそうな笑みを残して背をむける)
(人間とは寿命が違う。言いたいことは言えるうちに言っておくのが彼女の主義だった)
(答えは背にかけられたかもしれない、かけられなかったかもしれない)
(それでも、嬉しそうに緩んでしまう頬を押さえることが出来ず、その紙を大切にしまい、天幕を後にした)
(そうして、後のこと。一枚の紙を携えて、革命軍の本拠地の扉をとある人猫がたたくことになる―――)
【それでは、こちらはこれで〆…で】
【沢山の我侭にお付き合いさせてしまって本当にすみませんでした…】
【そして本当に本当にありがとうございました…!】
【こちらこそ、ありがとうございました】
【また、機会があればお願いします〜】
【こちらこそ、また機会があれば是非にお願いします】
【本当に楽しかったです。それではどうか、ゆっくりと休まれて下さいね】
【お休みなさいませ。改めて、ありがとうございました!失礼致します…】
【名前】アヤメ
【ルーン】道化(左頬)
【年齢】17
【性別】♀
【職業】元旅人。現在は身体能力を活かして食料調達と用心棒
【種族】人間
【容姿】腰までの長さのポニーテールと、少し幼く笑顔の似合う整った顔
胸元はツルペタであるが、当の本人は気にしていない。背は女性にしては少し高め
【装備】薄紫色の異国の服……膝丈の浴衣のようなもの
武器は異国のデザインのナイフ(所謂「小刀」)
【性格】基本的にいつも笑顔でまったりしている
口調が妙に古臭く、「〜でござる」が口癖
【戦闘】跳躍力があり、蹴り技や小刀での戦いが得意
前線に立ったり味方のサポートに回ったりできる
【NG】スレルールに違反する行為。それ以外は特に無し
【備考】はるか遠くの東の国の方から修行と称して、実は特に目的もなく旅を
している、お気楽思考な忍者っぽい娘。
ある日、帝国に近づいた時に頬に痛みを感じると、頬に三日月型の痣が現れた。
元々運動神経が良いが、ルーンが現れてから、それ以上に身体能力的な伸びが見られるようになる。
その後、とある村にフラリと立ち寄ったところ、「天啓」と言われ、革命軍の話を紹介される。
それを聞いて面白そうだと思い、旅の延長のような感覚で革命軍に志願してみた。
【提示できるシチュ】戦闘、エロール(男女問わず)、雑談(最大3人まで)
その他何かあれば、その希望をお聞きします
【投下のみで失礼しましたーノシ】
【名前】リカルド
【ルーン】知恵(額)
【年齢】29
【性別】男
【職業】学者
【容姿】身長178cm、体重62kg、黒髪、髪は短く整えられている、どちらかと言えば痩せている。
日には余り焼けておらず、白面の書生といった趣、額のルーン隠すように布を巻いている。
【性格】冷静沈着を装い、感情をなるべく表へは出さないようにしている。
出不精、外出は必要最低限。部屋は辞書や史書など本まみれ。
【装備】黒いローブを愛用している。長さは丁度いいように整えられている。
護身用の武器も持たず、日替わりで分厚い辞書を携帯している。
【戦闘】戦いは苦手だと思っており、その才能がないと本人も自覚。非戦闘員。
【NG】戦闘、ウホ、グロ
【備考】代々帝国の天文官を務める一族に生まれ、その才能には期待されていた。
しかし、敬愛していた叔父の死に帝国が絡んでいることを知り、出奔する。
一族とは縁を切り、様々な学問を修学しようと決意、各地を流浪する。
放浪の半ば学者を名乗るようになり、ルーンに導かれたのか革命軍に参加した。
【提示できるシチュ】雑談
※レスはゆっくり目になるかと思います
【プロフ投下落ちです】
【今後ともよしなに……】
【ルミエールさんさん、新スレ立てありがとうございました、ってお礼遅すぎ!】
【気を取り直して、プロフ投下】
【名前】エテルナ
【ルーン】炎(左肩)
自称『炎のエテルナ』。能力は……そ、そのうち発表するわよ……
【年齢】16
【性別】女
【職業】前線の一戦士(4〜5人程度の部下を持つ身分)
【種族】人間
【容姿】うなじにかかるくらいのショートカット。髪の色はわずかに赤みがかった黒。
喜怒哀楽を隠さず、表情がコロコロ変わる。特によく笑う。
身長160センチとちょっと。贅肉がなく筋肉でガチガチでもない、しなやかな身体つき。
ヒップやバストは飛びぬけて大きくはないものの、張りがあり美しい形をしている。
【性格】過酷な過去を感じさせない、サバサバした明るい性格の持ち主。
戦闘を離れれば、噂話とおしゃれが好きで先輩のルーン持ち達に憧れる、普通の女の子である。
【装備】朱に塗られた、1.7メートルくらいの棍。
胸部を赤色の板金で補強した、褐色の革鎧に お揃いの籠手、すね当て。
腰部はミニスカート状になっている。
【戦闘】持ち前の敏捷さに、棍のリーチを組み合わせて戦う……修行中。
【経歴】戦乱で家族は離散。生きるために武術をかじり、いくつかの戦いを経て革命軍の城に流れ着く。
城の中で生活するうち、乙女の柔肌に妙なアザ?が出現。それが炎のルーンだった。
いつか家族と再会したとき、幸せに暮らせる世の中を作るため、今日も最前線に立つ。
【NG】グロ、スカトロ
【提示できるシチュ】友情から恋仲へ、みたいな展開を。戦闘・雑談・エッチ、いろいろ経験したいです。
【せっかくなので、1時間くらい待機。最終的なリミットは23時程度でお願いします】
【何気に本スレでははじめまして?ノシ こんばんは】
【よろしければ、遊びませんか】
【プロフは
>>11です】
【おお、デューイさん。いつかロールしたいなと思っていたのです】
【シチュはどうしましょうか】
【こちらが踊りの練習をしているところに……というのを、前々から考えていたのですが】
【なんとも光栄な…こちらもまったく同じ思いです】
【こちらが踊りの練習を なのか こちらが 踊りの練習をしているところに】
【なのかが図りかねるところですが、練習しているのは私で大丈夫ですかっ】
【すみません、分かりにくくて。練習しているのはエテルナということで】
【あい、了解です。すみません】
【となれば…書き出しはお願いしてもいいでしょうか】
【ありがとうございます。では、書きますので少々お待ちください】
(いつものように、エテルナは稽古場で汗を流していた。しかし、今の彼女は
棍を持っていない。おぼつかない足取りで、酔拳(?)の練習をしているようだが……)
こう来て、こう来て、こう……うぅん、うまくいかないわね。
本番に間に合うのかしら。いや、間に合わせないといけないんだけどさ……
(眉間に皺を寄せ、何度も首をかしげている)
よし、もう1回、最初から……よっ、はっ
(再び、妙な拳法のような動きを始めた)
【こんな感じで、よろしくお願いします】
(夏でもないのに……女が抱いた感情はそんな複雑なところであった。)
(快活で通り、酒席に時折名のあがる少女の挙動は)
(およそ戦場で役に立つものには見えない。何か隠された意図があるのだろうか)
(それとも、医者のところにつれていくべきなのか……)
…………何をやっているのだ?
(自分用にあつらえた長尺の木刀――趣味で黒塗りになったそれを)
(地に触れぬすれすれで静止させながら、何かに)
(励んでいる?と言えなくもない少女に、)
(その眉を怪訝に顰めて、問うた)
(ちゃんと意識があるのか、まずそれを確かめなければ)
【はい、お願いします】
ほあっ、は――っ!
(かけられた声にもしばらく気付かず、妙な挙動を続けていたが、
さすがに気が付き、動きを止めた。相手はいろんな意味で有名な、銀髪の剣士なのだから)
あ、どーもどーも、デューイさん。稽古ですか?
(内心少々緊張しながら、頭を下げる)
いや、見ての通り、踊りの練習を。この前、野盗から助けた村があったんですけど、
祭りに誘われたんですよ。せっかくだから、私の故郷の踊りを披露しようかなーって。
(披露するとかいうレベルではないのだが)
>>195 (相手の問いに頷けば、続く言葉に眉を顰めていって)
祭り………踊り……か。
酒が入ってるか、何かを呼び出す儀式に挑戦しているのかと思った。
(歯に衣着せぬ物言いのまま、ようやく切っ先部を地面につけて)
(見ての通りにはわからなかったらしい。眼を擦ってみて)
何の祭りか知らぬが……そうだな、同郷の者はいないのか?
(形式がわからずにこのまま挑ませるのは、)
(ある意味面白いのかもしれないが…意地の悪いことを)
(する気持ちがこの娘に対しては沸かない。危険と判断したらしい)
>>196 何かを呼び出す、って……またまたぁ! たとえが面白すぎですよー
(手をヒラヒラ振りながら、腹を抱えて笑う。言葉の真意に気付いているのかいないのやら)
ああ、収穫祭だそうですよ。別に厳粛な儀式とかじゃなくて、みんなで大騒ぎするのが
目的、みたいな?
同郷、ですか?
(そこで、少し肩を落とす)
革命軍にこれだけ人がいて、不思議と近くの町や村の人っていないんですよね。
だから、小さい頃の記憶だけでやってみたんですけど……やっぱ無謀かぁ。
(そして、相手がその道の第一人者だとも気付かず)
あの、一般的なことでいいんで、アドバイスとか……してもらえます?
>>197 そうなのか。
(触れてはならない部分だったのか、ひとつの返事だけで)
(その話題から逸らそうとする。邪気が抜かれる、と言うべきか)
(顎に手を添えて、ややと考え込むと)
収穫祭、おそらく満ち月の暦だと思うが…
……曲。
どんな唄に乗るものか、覚えていないのか?
(顎から手を離すと、その指を立ててみて)
>>198 曲、ですか? それだったら、一応覚えてますけど? 変な記憶力ですよねー。
それじゃ、エテルナいきまーす
(ただ今、稽古場で熱唱中。事情を知らない人から見たら、医者を呼ばれかねない光景である)
♪〜♪〜♪!
てな感じです! ご清聴、ありがとうございました〜!
でも、これって何かのヒントになるんですか、デューイさん?
(首をかしげ、答えを待つ)
(エテルナの歌った歌は、戦の勝利を祝うような内容のアップテンポな曲だった。
ちなみに、踊りより多少はマシと言えよう)
>>199 (こちらはまともだ、という感想を抱いた。)
(仏頂面ではあるが真摯に、歌う顔を見つめて記憶する。)
(エテルナが歌い終えた後、手を何度か叩いてみせる)
(拍手のようにも思えたが、リズムを取っている)
(そして、唄の一小節、メインとなるコーラスの部分を一度、)
(真似て唄ってみせてから)
……これで、間違いないか?
ヒントは言い得て妙。だが違う。
お前の故郷でも、何か目的を以ってそれを舞っていたのだろう?
ならば双方を理解しなければならない。あとは…
(すっと背後に回ると、両肩に手を置いて)
(集中を阻害しないようにか、声を潜めて、耳元に唇を寄せる)
………力を抜くんだ。
>>200 (聴いたばかりの曲をリピートできることに、何より美しい歌声に驚きながら)
そ、そうです。間違いないです。デューイさんの本業って一体……
(首をカクカク)
目的、ですか。まぁ多分、戦勝祝いなのかなぁ。あんなことになるまで、うちの街は
兵士より商人が多かったけど……昔の歌ですしね。
なるほど……ん?
(何かをつかみかけてきたところで、急に背後から肩に触れられ)
うおおぉおう!?
(くすぐったい吐息と、内に秘めたような小声にゾクッと来た)
いいい、いきなり何です!? あぁ、力を抜くんですね、力を。力んでたのかな、やっぱり。
じゃ、デレレ〜ッと。
(意識して、クネクネしてみせる)
>>201 記憶力がいいなら、その時の……そう。
踊っていた者達の顔も思い出せないか?
(肩に手を添えたまま、脳の奥から記憶を覚まそうと)
歌に今昔は関係ないものだ。
継がれるものには等しく理由がある……村ひとつのなかでも。
覚えているのなら、好きなのだろう?その歌か。
その歌に乗せて踊っていた者たち、そのひととき。いずれかでも。
(そのまま腕を撫でていき、手首のあたりで下ろす)
変な声は出さなくていい。脱力して直立するんだ。
できるだろう?
(体つきを確認しているのだろうか。姿勢を矯正させるように)
(今度は脇、乳房の下あたりに手を沿え、腰を撫でおろしていく)
ふむ、いい身体だ。
(柔軟、しなやかであることは、一種のアドバンテージだ)
(もっともその言葉は、「有名」であることで何か別の意図を)
(エテルナに錯覚させてしまいかねないが)
>>202 踊っていた人の、顔? あー……うちの父さんと兄さんがいたっけ。
どっちも下手くそだったけど(←人のことは言えない)やけに生き生きしてたなぁ。
好き? そりゃあもう。歌はそれほどでもないけど、私は家族や街を取り戻すために
戦ってるんだから。
ん……すみません、ふざけました……
(やはり、多少のくすぐったさを覚えつつも、デューイの手に沿って、黙って姿勢を整えていく)
い、いい身体ってまさか……あーいやなんでも。ありがとうございます。
それで、これから?
(相手が何をもくろんでいるのか見当も付かず、いぶかしげに首だけ振り返る)
>>203 まさか?ああ……"そっち"はまた今度にしておく。
(至極当然に何か宣言をすると、身体を離して)
姿勢もいいし身体も柔らかい。
いちいちそこを気にする必要はないということだ。
最も足首が細いから、そっちの意味でもいい身体なのかもしれぬが。
力を抜き…そこまで気張らなくてもいい。
覚えている限りでいい。
拍子を意識しながらやってみろ。音頭は私が取る。
技の体さばきほど動かさず、身体を運ぶように。
(と、先程の歌の拍子をとってみて)
>>204 ソッチって……あ、あっしには関わりのねえ事でござんす、ってことで……ハハ
(デューイの言葉は、なぜか警戒心を抱かせるものがあった。いろんな意味で)
拍手を意識、ねえ……んじゃ、やってみますか……
(まさに半信半疑で、先ほどの踊りを始めた。すると)
お、おおお……身体が、軽い……ていうか、気持ちいいくらい……
(自分でも驚くほど、身体がスムーズに動く。気合入りまくりのかけ声も出なくなり、
静かに手足を運んでいた。『怪しげな暗黒拳法』から、『下手な踊り』に進化したようだ)
あ、貴方は一体……
(ますます素性に疑問を抱きつつ、下手は下手なりに一曲舞い終わってしまった)
ほへぇ〜! いや参ったわね、こりゃ。
(自分の肉体が信じられず、キョロキョロ見回すばかり)
>>205 歌も舞も、基本は拍子(ひょうし)に乗るものだ。
リズムは、戦いにおける呼吸に似たもの。
それを感じ、身体を乗せていく。
お前の身体がそのリズムを覚えていたというだけだ。
(その手を伸ばし、人を殺めるでなく、褒めるためにエテルナの頭に。)
………上出来だ。
だが最も大事なのは、歌と舞にこめること。
豊穣を祝うのであればそれを。
民の安息を願うのであればそれを。
それであれば、不恰好でも、形式だけのものより
きっといい結果が出る筈だ。
………お前の生き方のように。
>>206 (経験に裏打ちされたかのような言葉の一つ一つに、神妙にうなずき)
なーるほーどねー。別物だと考えていたから、うまくいかなかったのね、きっと。
棍を扱うほうが、踊りよりノれてたし。
(と、急に頭を撫でられた。今度は何かを警戒することもなく)
えへへ。ま、あとは忘れないようにしないとね
(照れ笑いを浮かべた)
ええ、込めてきますとも。村人みんなの幸せと……革命軍をよろしく、ってね。
(『お前の生き方』とか言われ、目が丸くなる)
またまたぁ。私、たいそうな人生を生きてきたわけじゃないですよ。
全力で生きてきただけ。
(鼻の頭をかきながら、笑った)
さてと。今日はこんなところかしら。
(恩人に、深々と礼)
長々とすみませんでした、デューイさん。うまく踊れたお礼は……うーん、
村からお裾分けでもいただいてくるって事で。楽しみにしててくださいよ。
じゃ、また!
(エテルナは足取りも軽く、稽古場を去っていった。こうして一人の少女が
医者に担ぎこまれる事態は回避されたのである)
【そろそろ時間なので、こちらはこれで〆ますね。ありがとうございました】
【そちらの〆もどうぞ】
【デューイさんとなら踊りを話に絡めてみたいと思っていたのですが、
いかがでしたでしょうか】
>>207 何事にも全力。愚直だが、それは褒められたことだろう?
何も考えぬとは違い…私にはお前は、活力にあふれているように見える。
(それが少し羨ましい。この娘は、自分の美徳とするものを)
(常に感じることが出来るのだろう)
(精一杯に生きる人間、仇名される炎の如く、なんと美しいことか)
礼は一晩付き合ってくれればいいぞ。
(慌しく去り行く背中に、再びなんとも強引な宣言を。)
健闘を祈っている。決して手を抜くなよ!
そして…それを忘れず、これからも生きて……。
(なぜか庇護欲をかきたてられる影を見送れば)
(どうにも、無意識に緩んでしまった表情を引き締め)
(ひとつ剣を打ち下ろした。命燃ゆるその時のため。)
【お疲れ様です。なんというかピュアな魅力がひしひしと…!】
【エテルナさんのロールの手腕には本当に感嘆っ…】
【ロールできて本当によかった!お付き合いどうもです】
【お付き合い、今後ともよろしくお願いします】
【機会があれば、今度はまた違うシチュにも挑戦したいですね】
【ではまたノシ】
【はい、おやすみなさーい!ノシ】
夢遊病状態で何人くらいとヤったんですか?(wktk
【どうも、通りすがりの医者でございます】
【お相手よろしいでしょうか?】
【プロフはこちらになります】
【名前】アーツ・ウィルナー
【ルーン】奉仕(胸の中央)
【年齢】26
【性別】男
【職業】医者
【種族】人間
【容姿】明るめの茶髪で、髪型はツンツン。金色の眼。眼はやや細く、メガネ男。
【装備】治療用具一式、ナイフ1本、白衣。
【戦闘】護身用にナイフを1本持っているが使ったためしが無い。
【NG】戦闘(非戦闘員のため)
【備考】怪我・病気両方に対応できる腕の確かな医者。
住んでいた村が戦火に巻き込まれた際、革命軍に助けられ、
その後紋章所持者と発覚、城に住み込みで働くようになる。
優男に見えるが案外そうでもなく、言うことを聞かない患者に対してはかなり手厳しい。
言うことを聞かない場合、あらゆる手段を行使する。(例:強制簀巻き、麻酔注射など)
ルーンの力により、相手の悪いところ(病的・怪我的どちらも)を見抜くことが出来る。
その能力を行使する時は瞳にも紋章が浮かび上がる。
ゴキブリやクモが苦手で、目にするだけで鳥肌が立つ。
【提示できるシチュ】雑談、エロール等。
>>212 ……ノーコメント、よ。
【ロールのお誘いですか?】
>>213 【今晩は、アーツさん。こちらでは初めまして。もちろん大歓迎なのですが10秒差でニアミス、ですね。
ここは少しばかり212さんの返答待ちで。3人ロールでも私は大丈夫ですが】
>>213 【212さんからの返答がありませんね……どうやら一言のみだったようです。
ではアーツさん、よろしかったら以前に避難所でお話した退院ロールでいかがでしょう?】
【…構わないのでしょうか】
【ええ、そちらがそれで良ければ、私は喜んでお相手させていただく所存です】
>>215 【15分以上、返信がないということは落ちてしまわれたのでは、と。
それでは退院ロールで。書き出しはどちらからにいたしましょう?】
【ビオティーテさんの病室は個室でしたよね?】
【では私のほうから道具やら何やらを持って訪ねるのは如何でしょうか】
>>218 【ではそんな感じで書き出しをお願いしてしまってもよろしいですか?】
(突然夜中に急患が運び込まれた日から随分経った)
(その患者は――問題児であり、術後間も無い状態で飛び出したり、脱走を図ったりと無茶苦茶だった)
(まだ体力も回復していないのに――と何度も頭を抱えたが、それも今日が最後かもしれない)
(そして、扉をノックし)
ビオティーテさん、脱走はしてませんよね?
アーツです。今日の分の治療に伺いました。
……ええ、いるわ。
でもドクター、脱走してたら返事はないと思うのだけど?
(ノックと共にかけられた言葉にそんな返事で入室の許可代わりとして)
今日の分、ね……。
ねぇ、ドクター。私はいつまで此処で寝ていないといけないの?
(一度の脱走でかなりの騒ぎを起こし、自分が思うよりも多くの人に心配と迷惑をかけた教訓から
暫く大人しくしていたが……こうずっと寝たきりの様な生活では体がなまってしまう。
……返答しだいでは自主退院―要するに再びの脱走―を考え、その黒瞳に不穏なひかりが浮かぶ)
失礼しますね。
(と、白衣に身を包んだ優男――といってもそれは化けの皮で、)
(一皮向けば容赦がなくなる医療班班長が入ってきた)
返事の有無が大切なのですよ。
もし返事が無ければ、医療班だけでなく他の方々にも要請して、
徹底捜索…そりゃもう山狩りから何までやらなきゃいけなくなりますから
(と恐ろしい事をあたかも本気でやりそうな口調で言うと、クククと喉を鳴らして笑い)
それは今日の結果次第ですよ。
私が持ってる道具、普段と違って多いと思いませんか?
つまり、退院できるかどうかの最終チェックという訳です。
先日、貴女と外出許可の交渉をした方から伺ってますしね。
「この調子じゃまた脱走を企てそうですよ」と。
【ちょっと電話が入りましたので一時退席します】
(寝台と小さな机と椅子、それだけしかない殺風景な病室の現在の主は、アーツのどこか
そら恐ろしい笑いに少しばかり身震いして)
……て、徹底捜索に山狩りって……そんな大袈裟な……。
(以前、脱走した時はたまたま鉢合った顔見知りに連行されてすぐに帰ることとなったが……
もしかして、あのまま遠くまで逃げおおせていたら、そんな大騒ぎになっていたのだろうか?
聞いてみるのも恐ろしかったので、その疑問は胸の奥に押し込んだ)
(でも……何故だろう?一見、強硬さなど欠片もなさそうな優男であるこの医者なら
自分の想像をはるかに超える事すら、しでかしかねない、と思ってしまうのは)
……そういえば、そうね……。
(アーツの抱える大仰な道具に目をやって、少しばかり表情を輝かせる)
……!
い、嫌ね……脱走なんて考えてないわ……多分……きっと……。
(いつもの癖で眼鏡の奥の金色の瞳をじっと見据えていた静かな漆黒の目が不安定に泳いで
つい、と逸らされた。……語るにおちる、というやつであろう)
>>223 【了解です。と、奇遇なことに此方も来客が。少し席を外します】
【大変失礼しました。今から書きますね】
【戻りました】
嫌ですねぇ、そんな自分の命も大切にしない愚か者に容赦する必要がありますか?
今回、脱走される前に捕まえるをモットーに、色々用意してみたんですけど。
(と治療用具が入っている鞄とは別に、黒い鞄が開けられる)
(そこから取り出されたのは…見るからに危なそうな色の薬液、荒縄、等等…)
本当なら足枷でも付けたいところですが…ね。
(ギラリと眼鏡が妖しい光を反射して)
まぁ、そういうことです。
とりあえず、患部の具合を見て、経過が良好のようなら抜糸をしようかなと。
その後、身体検査の後、問題無いと私が判断した場合は解放しますよ?
(挙動不審に陥るビオティーテの様子を見て)
やはり脱走する気持ちはあるんですね…?ならば…
(と言いつつ、縄を手に取り、HAHAHAと笑いながら近づき)
(温和な外見と人当たりの良い口調とは裏腹に大分、きつい事を言われている気がする、が
言っている内容そのものは至極真っ当……と、思ったのもアーツが鞄を開けるまで)
……!!
ド、ド、ド、ドクター!?貴方、何でそんなものを!?
(後ずさりたいところだが寝台の上に上体だけを起こしている今の彼女に出来るのは、寝台の上枠に
体を押し付ける様に、僅かに身じろぎする事だけでしかなく……)
足枷って……囚人や凶暴犯でもあるまいし……!
(はっきりいって、戦場で見る凶器が反射する光などよりも余程コワい眼鏡の光を
元々大きめな瞳を更に大きく見開いて見詰めて)
……やっと、ね……長かったわ。
良好だと思うわよ?本人が言うんだから間違いないわ、うん。
……私はもう大丈夫、って何度言っても貴方がたは聞いてはくれなかったけど、ね……。
(――当たり前である。どこの世界に患者の自己判断の診療で退院を許可する医者がいるのか、
しかし、彼女は自身の体の事は本人が一番わかっている「つもり」なので、どこか不満げで)
……し、しません、しません!!
脱走なんて、しないから!!
(不穏な眼鏡の反射と不吉な笑いでじわじわと近付きつつアーツに、必死で頭を振りながら抗弁を。
……はっきいり言って怖すぎた。これなら戦場で一個大隊を単身で相手取る方が遥かにましに思えた)
何でって…脱走されたら困りますから。
(屈託の無い笑顔でそう言い)
これが麻痺薬で、これが自白剤、これが睡眠薬で、そしてこれは…うがい薬ですね。
(と色々な瓶を取り出して)
出来るなら私に使わせないでくださいね?
足枷をつけておけば絶対に逃げられないでしょう?
安静にも繋がりますし、一石二鳥という訳です。
(自分が言うから間違い無いと言う言葉に眉を潜め)
自己判断が一番危ないんですよ…
それが重病の初期の兆候で、大した事無いと思い込んで進行し、
命を落とした人はこれまで何度も看てきましたから。
(流石に真面目な顔で諭す。患者を死なせるということが許せないのだった)
(彼の拘束癖もその性格故であったが)
…さて、それでは上着を脱いでいただけますか?
女医さんでもいればその方に任せるのですがね…
……それは分かるけど……その……もっと他にやりようってものが……。
(妙に爽やかに言い切るアーツに、肩を落として)
(そして薬瓶を示しながら次々に挙げられていく、どう考えても通常の医者が扱う薬ではないと思われる
それらに青ざめた……最後の一つは、まあ普通であったが……)
ええーっと……あの……どくたー?
ほ、本気じゃないわよ……ね?
い、いえ……!勿論、もう脱走なんてしないけれど!!
(元々が外様の人間であり、自身の体を他者に委ねる事を嫌う彼女は医療班とは馴染みが薄かった。
故にアーツの強硬振りを知らず……。この言葉も脅しが大半であろう、と考えた。
……と、言うかそうであって欲しいと願っていた、と言うべきか。
此処の事情に疎い身ではあっても、目の前の人物の不穏な雰囲気位は察せられるのだから)
……。
(眉を顰めて真摯に語られる言葉に黙って耳を傾ける。
―医者嫌い、というか病院嫌いというか……何かあっても診療を受けたがらない彼女には
少しばかり耳と胸が痛い台詞であった)
……ええ、どうぞ宜しく。
気にしないで、医者ならこんなもの見慣れているでしょうし……。
(アーツに、というよりは自身に言い聞かせる様に言うと、求めに応じて患者服の前を開ける。
下に身につけているのは胸を覆う下着のみ。
白い肌と腹部を覆う包帯がアーツの目に晒され……やはり羞恥心を捨てきれない女は
顔を赤らめて俯いた)
先ほども言ったように、自分の命を大切にしない人に遠慮なんてしませんよ?
あぁ、私がなぜこのような薬を持っているか…ですね?
それは私が調合してるからに決まっているじゃないですか。
(と、さも当たり前のように言い)
ちなみに私はやると言ったら本当にやりますよ。何時でも本気です。
まぁ、脱走しない人には何もしませんから安心してください。
…「しない人」――にはですがね?
(と妙に凄みを利かせて)
それでは失礼します。
(仕事柄こういう事も何度も経験してきたので、特に躊躇う様子も無く包帯を解き)
ふむ…少し触りますよ?
(と晒された肌に触れる)
(傷の経過は良好だった。一時期は治りきるかどうかかなり不安であった)
(その要因は幾つかある。まず、傷と傷の感覚が非常に狭い事)
(そのため、非常に縫合しにくい状態であったのだ)
(そして、これが一番の要因だが――)
(鉄爪による、「引き裂かれた」傷であることだ)
(剣で斬られたのならば、傷口は綺麗に切断されているので治りが良い)
(しかし、引き裂かれているため、傷口の断裂が非常に複雑になる)
(だから、縫合したとしても上手く治癒せず化膿する可能性だってあった)
成程…経過は良好ですね?
これならば、今日抜糸しても大丈夫そうですね。
……そう……自分で……。
(普通の医者は自身で麻痺薬や自白剤の調合などしなだろう……
調合法を知っているかどうかも怪しいものだ。
――しかし突っ込むともっと怖い答えが返ってきそうな気もしたので、深く聞くのは止めておいた。
ただ、以前に護衛した、ちょっと風変わりな降将である文官少女と気が合いそうだな、とか
いや、もしこの二人が意気投合してしまったりしたら、とんでもなく恐ろしい事になりそうだ、とか
どこか現実逃避めいた事を考えながらも)
……はい……もう、しません……絶対に……。
(何度も首肯して神妙に答え)
……もしかして……前回の脱走のときに……ドクターに捜索される前に彼女に見付ったのは
凄く運の良いことだったのかしら……?
(と、聞こえるか聞こえないか分からないくらいの小さな声で呟いたのだった……)
(解かれた包帯の下にあるのは、未だに生生しく朱い肉の盛り上がった禍々しい三本の傷痕。
俯いたまま、それを見詰めて自分にこの傷を付けた者の事を想った。
――この傷が、かの人の心痛の原因にならなければ良いが、と)
……本当に?良かったわ……。
じゃ、糸を抜いて……もう、今日にも退院できるのかしら?
軍内でこういう薬の需要がある場合もあるので。
そういう時は私が調合してお渡ししていますよ?
はい、分かりましたからそんなに怯えないでくださいよ。
(「少し脅かしただけなのに」等と言い)
ただ、傷跡は絶対残ると思います。
跡が薄くなる事はあっても、完全に消える事は無いと思われます…残念ですが。
ところで、その抜糸なんですが、覚悟してくださいね?
皮膚に縫合糸を通していますから、どうしても癒着するんです。
抜糸の際に、その癒着を剥がしながら抜くので結構痛いかと。
人によっては縫合時より痛いとも言います。
(と、これから行う抜糸の説明を始めて)
少し……じゃないと思うわ……。
ドクター、もし本当に「少し脅かしただけ」だって本心から思っているなら、今後は自分で考えるよりも
数段は穏当に脅してみた方がいいかもしれないわよ?
……私みたいな荒くれ者の傭兵は兎も角……治療に訪れる一般人や子供相手に
そんな調子だと……本気で怖がられて泣かれてしまうでしょうし。
(革命軍は一般に対してかなり大きく門戸を開いているらしい。その中の一つには
医療施設の乏しい町や村からの患者を、軍の医療班が受け持つものもあるという話しなので
目の前の医師が一般人を相手にする事もあるだろう、と結構、真剣な忠告を。
……かなり本気でそう思ったので)
傷痕については予想していたわ。
……命を拾っただけでも、めっけものだもの。
そんな事は気にならないわ。
(言う言葉に嘘はない。痕が残ろうが何だろうが、生きていくのに支障はあるまい。
――だが……やはり、自分にこの傷を付けた「友」はその事をとても気に病むだろう、
それが、それだけが心に重かった
……分かったわ。ひと思いにお願い。
手巾でも噛んでいた方がいいかしら?
(戦場に際せば、麻酔なしで乱暴な処置をしなけらばならない事態に陥る事もある。
彼女もまた、数人がかりで取り押さえた大の男の刀傷を、度数の高い酒で消毒し
激痛に暴れる男に眉ひとつ動かさずに、手持ちの裁縫用兼応急手当用の針と糸で
一時しのぎの縫合をした事がある。
その程度の痛みに怯んでいては、傭兵などやっていられない)
あぁ、その点はご心配なさらず。
本当に怖くて逃げる子供と、治療が嫌なだけの大人との分別はきっちりつけてますから。
ただ…子供は私のある部分を見て泣いてしまうことが多いので寧ろそっちが気になります。
(少し残念そうに肩を落としていい)
ん…あまり力まれると出血が多くなってしまうので避けていただきたいですね。
それでは、始めます。
(専用の特殊なハサミを持ち出し、糸の結び目を切り)
(縫合した箇所をよせ、そのまま糸を引き抜いて行く)
(その際に癒着が剥がれてブチブチと嫌な音を立てて少し出血する)
(続けて二ヵ所目に取り掛かり)
そう……?それなら良いのだけど……。
治療が嫌なだけの大人って……そう言われると物凄く子供っぽい様な……。
(困惑気味に小首を傾げて。いや、確かに言葉としては間違ってはいないのだろうが
暗に自身の「幼さ」を指摘された気がしてしまうのは、被害妄想というものなのだろうか?)
……ある部分?ドクターの言うそれが何なのかは分からないけど……、
子供って結構、鋭く相手の本心とか本質を見抜いてしまうものだし、立ち直りも早いから
一時は怯えて泣いてしまっても喉元すぎれば、貴方が怖い人じゃないって分かってくれるわ、きっと……。
(何だか急に力を無くしてしまった相手を、懸命に慰めようと不器用に言葉を紡いで)
分かったわ。力を抜いていた方がいいのね。
(処置を施すアーツの手元と自身の傷口から目を逸らすことなく見据え、糸を引き抜く動きに合わせて
大きく息を吐く。―こうすれば自然に体の筋肉が弛緩する事を知識ではなく経験として知っていた)
……っつ!!
(張り付いた傷口の皮膚が無理矢理に剥がされる痛みに、僅かに眉根が寄り、口から声が漏れるが
それだけだ。歯を喰いしばりかけたのを自制心で止め、再び大きく息を吐いて力を抜く)
ある部分と言いますか…後で貴女にもお見せする事になると思うので、
詳しくはその時に…
(続けて二ヵ所目、三箇所目と立て続けに癒着を剥がして引き抜き)
(用意しておいた消毒液を染み込ませた脱脂綿でさっと消毒すると)
(手早くガーゼを当てきつく包帯を巻き付けて行き、直ぐに処置を終わらせてしまった。)
終わりです。やはり痛かったでしょう?
すいません、ちまちまやるよりはマシかと思いまして立て続けにやりましたが…大丈夫ですか?
(道具を片付けて向かい合い、畳んでいた上着を渡し)
これから退院したとしても、私のところに足を運んでくださいね?
抜糸跡の消毒をしなきゃいけないので…そうですね、お風呂上りにも寄っていただければ。
今日から入浴しても構いませんからね。
……じゃあ、その時に……。
(子供が泣いてしまう、というそれは果たして大人の自分が見ても恐ろしいものなのだろうか?等と頷く。
――先程見せられた鞄の中身と、コワい笑顔よりも恐ろしいものがあるとは思えなかったが)
(一本目の傷の処置で、大体の痛みと感覚は測れた。次々と肉を巻き込んだ糸が抜かれていくのに合わせ
息を吐き力を抜く。そうするのが自身の負担を軽減する事にも繋がる)
……!
(時折、苦痛に眉が跳ね上がるものの、声を漏らしたのは最初の一回きりであった)
……いいえ、大丈夫。早く終わらせてくれて助かったわ。
(深く長い吐息をひとつ吐くと、上着を受け取って袖を通し、前を留めて身なりを整えた)
……はい、通わせていただきます。
……すっぽかしたりしたら、また物凄い勢いで捜索されそうだし……。
(その状況を想像して軽く身震い。ドクター・アーツ総指揮による大捕り物劇、その後は監禁コースに
一直線店……そんな事になるくらいなら、素直に通院した方が遥かにましだと
病院嫌いの彼女にすら、そう思えたのだった……)
……ドクター、先程の話しだけど。
(真剣な瞳で、アーツの眼鏡の奥の瞳を覗き込む様に見詰めて切り出す)
傷痕、残るだろうって事だったけど、可能な限り薄くする処置とかあるのかしら?
……今後の治療次第で変わったりする?
【すいません、レスを間違えて消してしまいました…】
【今から急いで書き直します…orz】
【ああー。私もやったことがあります……;ではお待ちしてますので、御気になさらず、です。】
素直でよろしい
(と満足そうな笑みを浮かべて)
入浴する際はあまり傷口周辺を擦らないように。
治りが遅くなります。軽く上から押し当てるようにすればいいと思います。
後は、あまり長湯は控えたほうがよろしいでしょう。
(と入浴の際のケアまで事細かに説明して)
傷跡、ですか?
そうですね、後は私の言うようにアフターケアをしっかりすることと…
後は、完全に傷が塞がった跡、その盛り上がってしまった肉を切除する、
簡単な整形手術という手があります。
まだあまり整形手術は発展して無いので、効果が無い場合もありますが…
傷口とその周りは擦らずに、長湯を控える……。
(言われた注意点を、覚えこむ様に反芻して)
わざわざ有難う、気をつけるわ。
……ところで入浴についての注意点は伺ったけど、
仕事……戦場では何か気を付けた方がいいことってあるのかしら?
(真顔で尋ねる。……退院したら即、仕事をする―戦場に出る―気であった。
それに問題があるとはこれっぽっちも思っていない。戦場はある意味、彼女にとって「日常」であるからだ)
そう……事後の処置にせよ、その手術にせよ……
どの道、今のところは様子を見るしかないってことね……。
(長い睫を伏せて俯く。自身は傷が残る事などにさしたる痛痒は感じない。
……だが、それを知った、この傷を付けた人物の心痛を思うと、自身もまた胸が痛む。
気にしないで、と言って、本当に気にしないでいてくれれば良いのだが、
あの相手は結構、そういった事を深く気に病みそうな気がする)
は…?貴女まさか…その体でもう戦場に出る気ですか?
仕方ありません、それでは貴女に納得してもらいましょうか…
(と言いながら急に視線が変わり、金色の瞳に全てを見透かす印象を与える、紋章が浮かび上がり)
(同時に紋章同士が共鳴してお互いの紋章が熱を持ち)
(全身を射抜くような視線で満遍なく凝視した後)
体力・抵抗力共に低下、貧血、全身の筋肉の衰え、更にまだ完全に治っていないその傷。
そんな状態で戦場なんて出ても何の役にも立たずに死ぬだけです。
わざわざ自分の命を捨てるような事はさせません。
それこそ足枷をつけますよ?
一応退院できるレベルではありますが貴女はこれからしばらくはリハビリです。
毎日少しずつ散歩をして、それから柔軟体操、
ある程度体力が戻ったら衰えた筋力を取り戻すための筋トレ…
まだまだ戦場には出させません。
(流石に怒った顔で告げて)
そうですね、まだその傷も開きやすい状態ですので、
あまり激しい運動は避けてくださいね。
……え?ええ……随分と長い事、ただ飯喰らいをしていたもの。
そろそろ働かないと……って、ええっと……駄目?
(全くもってそのつもりであったので、呆れた様に問い返されて困惑気味に眉宇をひそめて首を傾げた)
……!
(アーツの目に紋章が浮かび、それに驚く間もなく背の紋章が熱くなる)
(そして此方を暫し見据えた後に告げられる、図星そのものの指摘)
……こんな体ならこんな体なりの戦い方もあるんだけど……。
(彼女とて、戦闘のプロである。勿論、自身の体調を常に必要最低限の状態に
保持しておくのがベストではあるが、そうもいっていられない状況もある。
――そういった時にも、それなりに戦力になれる方法も模索している。
なので、そう抗弁を試みるものの、足枷、の脅しに、にそれ以上、続けられずに黙り込んだ)
(かなり厳しい声音と顔で告げられて悄然と項垂れて)
……でも、私……。
戦場に出ていないと、本当にただの無駄飯喰いなんだけど……。
(だが、ここでこういった話を出してしまった以上、アーツはたとえ上に掛け合ってでも
自分の戦場出を阻止するであろう、かといって専属契約を結んだ今では
革命軍以外の仕事を引き受けるのは難しい……。
もしかしたら、無意識のうちに墓穴を掘ったのかも、と深く溜息をついた)
激しい運動……ええっと、短剣投擲の練習や、剣の稽古は激しい運動……?
(実は退院が許可されたらすぐにでも、それらをしようと考えていた彼女は
眉根をよせて首を傾げつつ、尋ねてみた)
分かりませんかね?
今の貴女の仕事は、いち早く万全の体調を整えて、復帰する事なんですよ。
調子の悪い人間なんてただの足手まといにしかなりません。止めておきなさい。
(厳しい口調で容赦なく告げる)
無駄飯喰らいとかそういう問題じゃないでしょう?
今はかつての身体能力を取り戻すのが最優先事項です。
明日からは私の作ったトレーニング表に基づいて、
私の監視下でリハビリを行ってもらいましょうか?
当然、脇腹が伸びますよね?
やって良いわけないでしょうが…
しばらくは基礎体力をつけることに集中してください。
その表向きは塞がったように見えますけど、まだ奥の方では塞がりきっていません。
そんなときに動いたら折角くっ付いてる部分まで開いてしまいます。
【お時間大丈夫でしょうか?】
……。
(更に厳しく叱られて、しかも言われている事が至極もっともなので、ますます悄然と肩を落とし)
……ドクターの監視下で?
(リハビリもトレーニングも、それ自体は構わない。むしろ早く体調の復帰が出来るなら、
どんな厳しいスケジュールでも歓迎できる。
……しかし……アーツの監視下でリハビリとなると、回復したとのお許しが出るまでが
かなり長くなりそうだ、やっぱり墓穴を掘ったかも、と落ち込んでしまう)
……はい。
(だが、元々が押しに弱い彼女は、ただ頷く事しか出来なかった……)
分かりました……。暫くは基礎体力を付ける訓練に励みます……。
(塩をかけた青菜か、水をかぶった猫の様に落ち込んだまま答える)
……もう、傷口は塞がったと思っていたけど……。
(右手を軽く脇腹に添えて呟く)
……やっぱり素人の自己判断って、本職のお医者さんから見れば、全く当てにならないものなのかしら?
それにしてもドクター、さっきの目に浮かんだあれ……ルーン?
ドクターも紋章所有者だったの?
【そうですね……次かその次で〆に入りたいと思うのですが、如何でしょう?】
全く…私たちと違って、貴女方は体が資本でしょう?
その自分の大切な命と体ぐらい大切になさい。
(肩を落として項垂れてるのをみて)
心配しなくても、貴女の現在の状態は、さっきので全部頭に入りましたから。
貴女の状態にあったトレーニングメニューを効率よく組みますよ。
急ぐことはありませんって。
そうですね、当てになりませんね、全く。
何のために我々が居るのか少しは考えて欲しいものです。
別に私たちは貴女が嫌いだから意地悪をしているわけではないのですし。
あぁ、まだ説明していませんでしたっけ。
ええ、私も紋章所有者です。確か、ターさんは私のを「奉仕」と仰っていました。
これですよ。目に浮かぶのは人の状態を見る能力を使うときだけですが。
(服を捲ると、引き締まった体の胸の辺りにルーンがあった)
貴女は背中にルーンがありましたね?先ほど処置をしていたときに気付いたのですけれど。
【了解です】
(別に自身を特別に粗末にしているつもりはなかったが、掛けられる言葉は厳しいながらも
どこか暖かみのあるもので、素直に胸に浸み込んだ)
……よろしくお願いします……。
(まだ肩と頭を落としたまま、それでも更に頭を深くさげて)
急ぐ事はないって言われるけど……やっぱり私に出来る事は戦場で剣を振るう事だけだと思うから
少しでも早く、復帰したいわ。
……でも、それにはまず体調を完全に元通りにする事が先決ね。
全く?……そう……全く、なのね……。
(きっぱりと当てにならないと言い切られて、ますます落ち込む)
意地悪をされている、なんて少しも考えた事はないわ。
……ただ、あんまり人の世話になるのに慣れていなくて……どうして良いの分からないだけ……。
自分の事を自分のあずかり知らない所で、管理されるのが嫌っていうか苦手で……、
医者に診察されるのを避けてきたけど……。
……これからは少し、考え直すわ……。
そう、だったの……。ドクターも……。
(胸元にあるルーンを見て、それがアーツの目に浮かびあがった紋様と同じものだと確認し)
人の身体状況を看破する力?
ドクターの職業を考えると、とても当てはまっているというか……便利な力ね。
ええ。私の背中にあるのは「夢」のルーンらしいわ。やっぱり紋章鑑定士さんがそう言っていたわ。
……望んで得たものではないし、貴方の様に立派な使い方は出来ないけれど。
分かりました。明日からまた頑張りましょう。
私に出来るのはサポートぐらいですからね。
こういう時ぐらいはきっちりお手伝いしますよ?
(とにこやかに言って)
別に私は貴女の事を管理しようなんて思ってるわけではなくて…
単純に、皆さんに健やかな生活を送って欲しいだけなんですよ。
といってもこの御時世ですから中々厳しい部分もありますが…
私に出来る事はこれぐらいですから…命を賭して戦ってらっしゃる方たちと比べれば。
奉仕…つまり極限まで人に奉仕することを目的としてこの能力が備わったんでしょう。
この眼で子供を見ると大抵泣かれてしまうので少し辛いですけどね
(と苦笑いして答えて)
「夢」ですか…いい響きですね。
私も夢見ているのですよ、いつか帝国に傷付けられる人が居なくなる日が来るといいな、と。
(ゆっくりと眼を閉じるとそれを想像して)
私だって望んで得たわけじゃないですよ?気付いたら浮かび上がっていただけですし。
さて、そろそろ私は退散しますよ。
明日はウォーキングからストレッチまできっちり指導しますから。
久しぶりに入浴してくるといいでしょう。また後で消毒に寄ってくださいね?
それでは、一旦失礼しますね。
(そして、荷物を手早くまとめ、病室を後にした)
【これで〆とさせて頂きます】
【遅くまでお付き合いありがとうございました】
【そちらの〆、お待ちしておりますね】
退院するとはいえ、ドクターとはまだまだ長いお付き合いになりそうね。
ええ、どうかよろしく。
(緩やかになったアーツの表情に釣られるかの様に此方も小さく口許を綻ばせ)
……本当に貴方がたにはお世話になりっぱなしね。
軍とはいえ兵ばかりじゃ戦いは成り立たないもの。
戦いを采配する将から、些事を取り仕切り勝利への下地を作る内政官、食や住を保持する労務員……
そして貴方がたの様に、傷ついて帰った者を癒す医師……すべてが必要不可欠なものだわ。
それに、私には貴方の方が、立派な人に思えるわ。
人を傷つけて殺す事しか能の無い私の様な者よりも、余程。
……人を助け、生かす事が出来るのだから。
そうね……さっきその目で見られた時、私も少し怖かったわ。
(苦笑するアーツに、此方は柔らかく悪戯っぽい微笑で答え)
……でも、子供って柔軟っていうか……現金っていうか……本当に終わってしまった事って
けろりと忘れてしまうもの。
……泣いたすぐ後に笑っていたりするし。だからあんまり気にする事はないと思うわよ?
きっと、元気になった後はドクターに感謝しているでしょうし。
……望んでこの「ルーン」を得た人はどれだけいるのかしらね?
望まぬ定めであっても、そう在ってしまったからには、
受け入れて少しでも前向きにやっていくしかない、そういうことかしら……。
私はこれで退院して良いのよね?
そうね……じゃあ、入浴後にまた来ます。
……まずは荷物を纏めて、此処を出なければ、ね。
ドクター、今日は……いいえ、今日まで色々と有難う。
……お世話になりました。……そして、これからもお世話になります……。
(去り行くアーツに深々と一礼し、感謝を述べる)
(そしてようやく許可の出た久しぶりの入浴に、浮き立つ様な心もちで少ない荷物を纏め始めたのだった)
【それでは私もこれで〆で。此方こそ遅くまでお付き合いいただいて有難うございました!
そして「色々と駄目な患者」でごめんなさいw】
【次は違うシチュでお会い出来ると良いですね】
【いえいえこちらこそ】
【手のかかる患者さんほど診がいがあると言いましょうか(笑)】
【えぇ、次は医療を絡ませずにお酒でも飲みたいですね】
【そう言っていただけて一安心です。問題児ほど印象深かったりする感じでしょうか。
そうですね、注しつ注されつで、まったりと語り合うのも面白いでしょうね。
アーツさんのおかげで次からは通常の日常ロールに戻れそうです。本当に有難うございました!
それではお休みなさいノシ】
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>255 ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>15 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>76 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>186女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
>11 女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>19 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>8 女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>14 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>154女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>23 女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>213男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>9 女 リュリュ ◆L/zbHmux3k (月)
女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
女 シラ (仮面)※
>100女ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
避難所6>401 女 カティス ◆0eoaPgybQw (策士)
>50 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
>16 男 ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU (蜃気楼)※
女 ユキル ◆Y8tCpY9a4Q (瞳)※
>185男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)※
>184女 アヤメ ◆f8AgG5Pc8U (道化)
----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。
・ジノ・ルザベスタ◆ZdMQIAFKREの表記をジノ ◆ZdMQIAFKREに変更
・アイリ ◆xO74pyWXYM
避難所4>442 投稿日:2007/11/01(木) 00:19:52
・マリア ◆1AwG00ltZs
避難所4>809 投稿日:2007/11/06(火) 00:32:11
・アーク ◆oNDhRi.Qoo
避難所4>917投稿日:2007/11/06(火) 23:34:51
一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
◆108のルーン一覧◆
×王冠 愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 ×仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 ×蜘蛛 軍旗 獣 賢者 恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 ×策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 ×蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 ×生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 ×知恵 力 ×月 翼
×剣 ×罪 庭園 塔 ×道化 毒薬
棘 涙 肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 ×葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 ×理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
・アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
・マリア ◆1AwG00ltZs (愛)
・アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。
・ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
・女 アヤメ ◆f8AgG5Pc8U (道化)
の参加により紋章にチェックを追加しました。
待機しますね。
プロフは255さんが書かれてるとおり、
>>9です。
(いつも本当にありがとう)
【こんばんは、新参者ですがお相手宜しいでしょうか?】
【プロフは
>>185にあります】
【こんばんは】
【ぜひお願いします】
【雑談ロールですね。なにかアイデアやご希望はありますか?】
【拙案でしたら、書庫でイタズラされる……本を隠される】
【変わり者のおじさんにイタズラする……などでしょうか】
【いたずら・・・】
【大きなゴキブリに変身して本棚に隠れてるとか?w】
【他になにか具体的に「いたずら」のアイデアがありますでしょうか】
【ネズミになって噛み付く、書庫に居そうな虫で驚かす】
【こんな感じでしょうか?】
【了解しました】
【ではいたずらを仕掛けるのはこちらなので】
【こちらから書かせていただいてよろしいでしょうか】
【はい、結構ですよ】
【宜しいお願いします】
(夕暮れ時、細い月が西の空にかかるのを待って、娘はとある部屋へ忍び込む)
(細長いムカデの姿になり、入り込んだ先はどうやら書庫らしい)
うわ、なんだか辛気臭いところに入っちゃったなあ・・・
ここ、誰か住んでるんだっけ?
(書架の間にも本が山積み)
(その間を縫って床の上を這い回っていると、人が入ってくる気配がした)
【まずはこんな感じで】
【よろしくお願いします】
……やはり、ある所にはあるんだな。
(書庫に足を踏み入れると、その冊数に圧倒されて)
書庫と名が付くだけはある……見渡す限り本か。
(ふと目にした書庫に誘われるように入ってみると)
(そこは見渡す限り本、まさに書庫であって)
……真新しい本を買う必要性もなくなりそうか、確かに便利だ。
何より、種類が多い。
(ぶつぶつ呟きながら、本を手に取る様は不審であるが)
(周りに人の気配は感じないので警戒は全くしていない)
(入ってきたのはすらりとした体躯の青年)
(ふと、興味を覚えて背後に近寄る)
誰だろう・・・?
先生とか研究者とか、そういう人よね、きっと。
(青年は端正な面持ちで熱心に書見の最中であるらしい)
(ムカデは、少し脅かししてやりたくなる)
(音もなく青年の背後の書庫に這い登り、声をかける)
もしもし。
もう日が暮れるわ。ランプに火を入れたらいかが?
(静かな書庫をいたく気に入ったのか)
(手当たり次第、貪るように書見をしている)
(メモ類は用いず、脳に刻み込むように本を進めていく)
これはいい書庫だ。本も多い、種類も多岐……。
よくも巡りあえたものだ、が。
欲を言うならば、もっと早く見つけたかったな。
(独り言が好きなのか、本を読む傍ら呟く)
しか……。
(しかし、と言葉を紡ごうとした瞬間、後ろから声が聞こえた気がして)
(確かにご丁寧にも、日暮れが近いことを知らせてくれた)
(背中には冷や汗が伝うのをはっきり感じる)
誰か居るのか? 隠れる必要は……。
(声の主を振り向けば、そこには何もなく)
…………。
よし、とにかくランプを点ける。話はそれからだ。
(気持ちを落ち着かせようと、ランプに火を灯す)
(青年が部屋のランプに灯をともして回るのについていきながら)
あなたはどなた?
ずっと以前からいらした方なの?
・・・違うわね。最近こちらへ来られたの?
ぜひお名前を伺いたいわ。
(その声は、青年の耳ではなく、脳裏に直接響く感じ)
きょろきょろしててもだめよ。
あなたの足元をごらんなさいな。
(そのときムカデは自分の「心臓の上」に何かを感じる)
・・・この人・・・ルーンを・・・?
【すみません、次のレスまで3〜40分ぐらいお時間いただけますでしょうか】
【もし無理でしたら落ちられて構いませんので】
【申し訳ありません!】
(明かりを灯せば、少し気分が落ち着いて)
炎には不可思議な魔力があるものだ。
人を和ませることもあれば、人に牙を剥くこともある……。
(しかし、一息つく前にまた何処からか話しかけられて)
……私の心に話している? どうも分からない……。
(が、何故か質問に答える気にはなっていて)
ああ、私は最近だ。名前はリカルド。
しかし、君は――っ!
(言われるがまま、足元を見れば)
(変鉄もないムカデが一匹、まさかとは思うが)
……まさか、そんな馬鹿な話が……あってたまるか……。
(激しく狼狽するも、明かりに照らされたムカデを見ていれば)
……しかし、突然変異の類いもある。
それに……喋るムカデも居るかもしれない。
固定概念に囚われるのであれば、学者失格だ……。
【了解しました、では……待たせて頂きますね】
【戻りました】
【すぐにレス入れますね】
(まるでロープのような大ムカデは、どうみてもこちらへ話しかけている風情)
おどかしちゃってごめんなさいね。
リカルドさんっておっしゃるの?
学者失格・・・ということは学者さんなのね。
ここで何をなさってるの?
(驚いたらしい青年の表情に満足して、すっかりご機嫌)
私はリュリュ。
よかったらそのローブをかけてくださらない?
そうしたら普段の姿をお目にかけられるんだけど。
【遅くなって申し訳ありませんでした】
……え、はぁ。私はリカルドです。
(ムカデと話す体験など今までになく、違和感を感じる)
ええ、学者をしている、しかし……自称だがね。
(自らを嘲笑うかのような笑みを零すと)
何をしているかと問われてもな、困ってしまう。
ありのままだ、書見をしている。少し気になったことがあって……。
(頭の中では、先程見た古い軍学書の一ページが思い起こされる)
(そうすると、額のルーンが少し浮かび上がる)
(無論、布で隠されており、見たこともないから、その存在は気にかけたこともなく)
ローブと? 戻ると言うのは、人間の身体にかな。
つまり、裸は見られたくないのか。
(軍学書のことを考えなくなると、反応は収まり)
(愛用のローブを脱ぐと、渡す)
……リュリュさん、ですか。いい名前だ。
【お帰りなさいませ】
【私も遅くなりましたし、お気になさず……】
あ、また・・・?
(リカルドのルーンをまた感じるが)
(それがどこにあるのかまではわからない)
(ローブを「受け取って」)
どうもありがとう。
一応、これでもレディ修行中ですから。
(ムカデの声が、笑みのニュアンスを帯びる)
ベッドに招待してくださる、というなら、また話は別よ。
(とレディらしからぬことを言いながら)
(ローブを「羽織った」ムカデがむくむくと立ち上がり)
(人間の娘の姿になる)
(そのとき、娘の心臓の上にあるルーンがわずかに輝きを放った)
名前をほめてくださってありがとう。
(軽くひざをかがめて、挨拶のそぶり)
今頃きっと、お城の食堂では夕食ラッシュの真っ最中ね。
私は少し時間をずらして行こうと思ったのだけれど、
あなたはどうするの?
(リカルドが持っていた本をのぞき込んで)
本はどこへも逃げないのに。
でも、食事は運が悪かったら口に入らないわよ。
また……?
(言葉を聞き逃さず、問い掛けるが)
(さほど興味を示すことはなく)
レディー修行中なのか?
(思わずニコリと微笑みを見せると)
しかし、レディーがムカデに変身するのかい?
あくまでも、個人的な意見ではあるが、もう少し可愛らし……。
(ムカデが人間になるのを眺めていると)
へぇ、立派なものだな。しかし、レディーがベッドなんか言っちゃダメだ。
それに私と寝るには、百年は早いよ。
(そう言うと、またニコリと笑って)
意外と似合っているものだ。なかなか可愛らしいよ。
(気にすることなく、こういうことを言うが)
いや、本は逃げていくものだ。
私の頭のストックが失われぬうちに、本を読まなければならない。
食事をする寸暇も惜しいが、食べないと死んでしまう。
奇遇だ。私も時間はずらして行くつもり。
食事は胃の中に入ったら同じだ、栄養価が同じならばね。
つまり、栄養が口から入って、体内に取り込まれればいいんですよ。
百年・・・?
そんなに生きてるの?
(素直に驚いて)
ええ、そういう人も見かけるわ。このお城ではね。
似合う? そう?
(かなり機嫌をよくして)
それじゃこの格好で食堂に行こうかなあ。
もう今夜は、夜食をもらってきて自分の部屋で一人で食べようと思ってたんだけど。
だって、聞いてくださる?
ジャックったら・・・歩兵隊の新兵なんだけど
私を差し置いて補給廠の女の子と一緒にいたのよ。
私と付き合ってるのは、みんな知ってるのに。
そんなところへ、のこのこ出ていくなんて耐えられないわ。
(聞かれてもいない自分の都合を早口でまくし立てたあと)
(突然、言葉をとぎらせてしげしげとリカルドを見る)
そうだ。
あなたと一緒に行けばいいんだわ。
ジャックがマリアンと一緒にいるなら
わたしがあなたとご一緒していけないわけはないわよね?
(飛躍しすぎで自分に都合よすぎる理屈を並べて)
(にこにこしながら身を乗り出す)
胃の中に入れば同じなんでしょ?
だったら、誰が一緒でも同じよね?
まあ、百年というのは形容する言葉だ。
言わずもがなだが、私はそんなに生きることは出来ないからな。
ほぅ、そんなに生きることが出来る人も居るのか。
(一回、リュリュの方を見詰めて)
ムカデになる女の子も居るんだったな。
そう? 気に入ってくれたか。
(元は自分のローブであるから、悪い気はせず)
(その気分のまま、唐突に話され始めた話を聞いていると)
ジャックというのが、君のボーイフレンドなのか。
それで、その彼が別の女性と食事をしていた、と。
(少し考えるポーズを取るも、またもや唐突な提案に)
私と一緒に食事か、なんの解決にはならないのではないか?
しかし、君がそうするならば、私も付き合うよ。
(お腹が減ったとは言えず)
人助け、みたいなものだったらね。
一人でさらし者になるぐらいなら
誰かと一緒に注目の的になる方が1000倍もマシってものだわ。
(どう考えても自意識過剰すぎるが、本人は名案のつもり)
解決?
ちゃんと解決するわ。ジャックとの仲がね。
ふん、こっちからマリアンにくれてやるのよ。
それでは、ほら、そんなご本なんて置いて・・・
(とリカルドの手から本を取り上げて、手近な書見台へ置くと)
着替える・・・というか、服を着るからわたしの部屋まで付き合って下さいな。
それから一緒に食堂へ行きましょ。
(すっかりその気でリカルドの腕を取り、抱え込むようにべったりくっつくと)
(リカルドのひじが娘の胸に当たる)
(はしゃいでいた娘が、瞬時に表情を変えた)
そうだ、あなた・・・どこかにルーンがあるでしょ?
あなたも感じているんじゃなくて?
わたしもルーンを持っているわ。この心臓の上に。
(と言って、ローブの上から左胸に触れてみせ)
ルーンは共鳴するのよ。
あなたは・・・あなたの紋章はどこにあるの?
どんな運命を負って、ここへ来たの?
確かにそれも解決の方法ではあるな。
君が満足するのならば、それでいい。
(ただし、と一言だけ言葉を付け加えると)
後悔だけはしないように、な。
(むう、と不服そうな顔をすると)
食べる時も、本は読めないことはない。
やはり、自分の服くらいは着たいだろうな。
(うんうん、と頷き引っ張られるように付いていくも)
これは失礼、肘が……。
(不意に真剣な表情となったリュリュの顔を見据え)
ルーン、というのはよく分かりません。
しかし、昔から隠すように言われているものならある。
(頭に固く巻かれていた布を解くと、額にはルーンがあり)
私の運命、背負ってきた運命?
私は……帝国によって最愛の人を奪われた。
叔父さんを奪われた、ただそれだけです。
(まずはそれだけ述べて、リュリュの顔を伺う)
最愛の人を、奪われた・・・
(リカルドの言葉を繰り返し)
(胸の中に一杯になった記憶と重ね合わせる)
(帝国軍によって焼き払われた修道院、修道女や友だち)
(それまで、自分にとって世界のすべてだったもの)
それだけ・・・なのね。
(リカルドの額に手を伸ばして)
最愛の人を奪われた・・・ただ、それだけ・・・。
(恐らくは、生涯消えない痛みとなったであろうそのできごとを)
(ただそれだけと言ってのける男のルーンに触れて)
これをまだ、誰にも見せていないの?
このルーンに何が宿っていて、あなたが本当は何者なのか、
ちゃんとわかる人たちがここにはいるわ。
見てもらうべきよ。
そうすればあなたの運命が何を意味しているのかわかるわ。
あなたの最愛の人・・・叔父様のためにも。
【次のレスぐらいで〆させていただいてよろしいでしょうか?】
……私が辛いと尾を引き摺っても、きっと叔父さんは喜ばない。
だから、私は……。
(叔父は敬愛し、絶対的な存在であった)
(しかし、叔父の死ばかりに気を取られるのはいいのか)
だから、捨てたんだ、全てを。
(一族との縁を切り、帝国から出奔したのは何故か)
結局、私は気概のない男だ。逃げてきたまでだ。
……そう、学者とまで称して。
(憂鬱気に過去のことを思い起こしていると)
ああ、まだ誰にも見せていない。
隠すように、その……叔父さんに言い付けられてね。
……そうか、これにはそんなことが……。
有難う、とてもいいことを教えて貰った。
(少し離れて、一礼すると)
……食事はどうする?
【分かりました、次あたりで〆ですね】
(気概のない男、と自らを語るリカルドに)
(つまらない気負いから手痛いしっぺ返しを食らうことになった)
(先日の「事件」を思い出す)
あなたは生きているじゃない!
逃げればいいのよ、戦って死んだら、全てを失うのよ?
大切なものをたくさんなくしたんでしょうけど
それでも命はあるじゃない!
あなたの命はあなただけのものじゃないわ。
あなたはルーンを持っているんですもの。
絶対に死んじゃいけないのよ。
英雄として世を正すのが、ルーンを負ったものの定め。
そう教わったわ。
ルーンを負ったあなたが死んでしまったら
たくさんの人の希望も消えるのよ!
・・・?
(気負ってしゃべり続けていたが、いきなり腹の虫がなる)
ま、ええ、そういうことよ、生きてルーンの定めを果たすためには
ちゃんとお食事だってしないとね・・・。
(普段つるんでいる仲間・・・10代の新兵や下働きの娘達に)
(自分が真っ当な大人の男と同伴しているところを見せびらかしたくてならず)
(先ほどとは全く反対のことを言いながらリカルドをせきたてた)
さて、そうと決まったら急ぎましょ。
ギャラリーがいなくなっちゃうじゃない!
【こちらはこれにて〆させていただきます】
ルーンを潰してはならない、のか?
……ならば、ルーンの力があったがために逃げ切れた、とも考えられるか。
私が……英雄?
(自分には似ても似つかぬ言葉に驚きを隠せず)
そうか……分かった、分かったよ。
(昔の言葉を思い出すかのように短く呟き)
叔父さんが言っていた、他人に迷惑をかけるな、とね。
私が死ぬ、と言うよりもルーンを消してはならないのだな。
(自分でも調べてみようか、と思っていると)
……ああ、食事にはやはり行かなければならないか。
よし、付き合うか……。
(布を巻き直し、覚悟を決めて食堂へと急かされた)
【こちらも〆です】
【本日はお相手いただきどうも有難う御座いました】
【声かけてくださってありがとうございました】
【暗くなったり明るくなったり、トーンが一定しなくてすみません】
【とても楽しくお話させていただきました!】
【またこれからもよろしくお願いします】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】
【いえいえ、こちらこそレスがゆっくりで大変申し訳なく】
【感情の起伏が激しい?のは別に気になりませんでした】
【また機会があれば、宜しくお願いします】
【それでは、失礼させて頂きます。お疲れ様でした】
【時間ももう遅いですがこっそり待機させて頂きます】
【あちらの流れ的に、馳せ参じてみましたが…いいのかなあ】
【私は良いと思いますがw】
【シチュの方はどうされます?】
【いちおー、なんか夜もまじめに訓練とかしてそうなイメージ】
【偶然鉢合わせてこう……がっ!っと。】
【どうでしょう?】
【日によっては訓練するかと】
【がっ!ですかw】
【了解です。】
【書き出しは任せてもよろしいですか?】
(この軍に身を置いてからと言うものの…)
(自分は多岐にわたる人間と関わりを持つようになったと思う)
(まるでシチュウのようにごった煮状態のここでは)
(そう、自分の興味を引くような者がたくさん)
………ふっ!
(夜の訓練場、打ち下ろされたのは真剣である)
(手製の木刀も腰に帯びてはいるが、「本番」では)
(これが上手く扱えなくては意味がない)
(時間帯的に自動的に貸し切り状態になっていては)
(あえて木刀を選ぶ、というほうが無粋な気もする)
(これが武勲に繋がる。道徳ではなく、結果として。)
【落としました】
【よろしくお願いしまっす】
……おや。
(珍しくもこのような夜中に先客がいたらしい。)
(今夜腰にあるのはこちらも真剣。)
(昼間人が多い時間帯に真剣を振るうのは危険である。)
(女子供が混じるようなら特に、である。)
(黙々と剣を振るうのは見覚えのある顔。)
(確か手合わせを挑んできた――。)
……困ったな。
(お互いに持っているのは真剣。)
(前回の結果からして挑まれる予感がするが、まさか真剣で斬り合う分けにもいかない。)
(かといってこのまま声をかけずに去るは余りに無礼。)
(散々迷った挙句、声をかけることにした。)
今晩は。デューイ殿。
(偶然とはあくまで可能性の中の話)
(腕を磨くという共通の目的を持つ者が居れば)
(こうなるのも至極必然と言えようか)
(凛とした声が自分の名を呼んだあたりで、)
(ようやく剣を止めた。奇しくもそれが型の終わり)
……困ったな。
(見たところ相手は木刀を持ってはいない。)
(挨拶より先に相手の言葉を借りて……)
(迷った末に、剣をゆっくりと上げて、切っ先を向ける)
騎士殿。
傭兵風情が寝返った時のための予行演習でも、していくか?
(肩を竦めて、投げる言葉に棘を含む)
(彼女の持つ騎士道とはどれだけのものか)
(試したくなったのだ。顎を流れる汗を手の甲でぬぐい)
(挑戦的な視線を向けた。だが――真剣での訓練など)
(誰も居なくても、許されたものではない。重大な規律違反)
(型が舞の如く滑らかで美しい。)
(まさしく剣舞、といっては失礼なのだろうが。)
……。
(小さく溜息をつく。)
(悪い予想は当たる物だ。)
冗談。
そもそも傭兵であるのな寝返るなというのが無理であろう。
無論戦場ならば容赦はしないが、今貴女と戦う理由は無い。
……。
ユーリ、で良かったな?
私と戦う理由はない、と。それは確かに。
私にはあるが貴様にはないようだ。
(ため息とともに剣を引いた。)
(かわりに手に取ったのは腰に帯びた木刀。)
(弦月の刃は収められたが、)
(自分で誂えた黒塗りのそれは、)
(通常よりも長く太く、重厚なもの)
………ではひとつ聞きたい。
なぜ、自分の祖国と戦おうと、しているのだッ!?
(不意を打つ、が、相手には読めるだろう)
(冷静な表情を獰悪な笑みにかえて)
(不殺の武器を持たない彼女に向かい、剣を振り上げて、肩めがけて落とした)
勝手な事を……。
(迷惑極まり無い、と言わんばかりにもう一つ溜息をつく。)
(真剣で襲われれば迎え撃つしかない。そうでなければ――)
主のため。
(低く短く答えるが、その声の終わりは呻き声が重なる。)
(黒塗りの木刀が上段から肩に振り下ろされるのを他人事のように眺めていた。)
……私も一つ問う。
何のためにこの剣を振り下ろしたか。
答えによっては斬る。
(打たれた左手が上がり木刀を握り締め、眼が鋭く光る。)
(放つのは掛け値なしの本気の殺気。)
(当然、場合によっては抜き打ちの一刀で斬殺するつもりでいた。)
貴様に興味があるからだ。
愚直なまでに騎士でありながら、
『裏切り者』である貴様に。
(殺気、ではない。殺すつもりも、ましてや)
(革命軍――シリウスを裏切るというつもりなど毛頭ない)
(今見ているのは、ユーリという"騎士"ではない)
聞かせてくれないか。
何故帝国を「裏切った」?騎士殿。
(激痛が左肩から上ってくる。)
(それを感じないかのように表情を変えずただ相手の目を見つめる。)
……父の主は確かに帝国だ。
だが、私は帝国に忠義を誓った事はないな。
帝国軍に所属させられた事は無論あるが。
苦しいな。
……さすがに詭弁だな。
(困ったように、だが少し照れたように笑ってみせる。)
私も始めは父を裏切り者と罵った。
だが私の主はここに居たんだ。
それだけさ。
>>298 そう。
お前はあまりに決定的に矛盾していたからな。
『騎士』の十戒のひとつ。
正直であること、と、どこかの国で聞いた覚えがある。
(だが自分の表情が晴れるわけではない)
(晴れやかで率直な想いが目の前の彼女にはあるのだろうが)
成る程。あいつに……シリウスに惚れたからか。
(それならば合点が行く。)
(理解も納得もしよう、木刀を僅かに持ち上げて、微笑み)
(身体を沈め、柔軟な鞭のような足で、ユーリの足を払わんと)
そのように見えていただけだろう?
その興味のために私は打たれたのか。
(貴女には関係ない事と言外に含め、と冷然と言い放つ。)
ち、違うッ!
私があの方を主と認めたのは宿命っ!
彼は『王』、私は『騎士』!「
そ、それだけだ。
(確かにそれも一つの理由ではあった。)
(だが心情的な一番の要因を見透かされてしまい慌ててしまう。)
(そこに隙が出来た。足を綺麗に払われてしまいその場に倒れこむ。)
何故否定する?何も悪いことではない。
だが――宿命だのの所為にするのはいただけないな。
貴様が男であったのなら、こちらへ来たかな?
(恋は運命、宿命なのかもしれないが)
(どうにも目の前の少女が面白くて仕方ない)
不純な騎士殿。
――王と騎士は結ばれることは叶わない。
偽りは剣を曇らせるぞ?悲しみと悔しさは人を強くするが。
(隙を見定めれば、背後からでものど笛を狙うように)
(その背に被さり、首筋に歯を当てた)
(シリウスに誓われたユーリの剣を、器用に抜いてしまって)
……貴女には関係の無い事だ。
彼の王の器量、私が男であろうと
やはり彼を見込み、忠義を誓っただろう。
(言い訳がましいが、だがそれは本心であった。)
(女として惚れる以前に人間として惚れ込んでいたから。)
(それが恋と忠義に昇華し、心を板挟みにするのに時間はかからなかった)
女だから、帝国を裏切ったのだろうと言うのなら結構、それは十分な侮辱だ。
貴女を憎むに値する。
……何のつもりだ?
……そしてお前は、
騎士であることを選び、女としての心を押し殺すか。
これが運命の悪戯というものかな。
(主従関係というのは、言葉だけには留まらない)
(騎士と王。子と親。言葉以外の理不尽な制約が重なり、)
(人間である限りそれは付いて纏う。そして心を鬩ぐのだ)
(迷ってこその人。 だが、自分もまだ人間ゆえに、)
(欲望故に、剣を上空へ放り上げた。)
(その騎士の気高さを移す白銀の刃は、下郎の背後へ突き刺さる)
――……強い相手と戦場で出会ったときのよう。
胸が燃え上がるような感覚。これは恋に似ている。
ユーリ、お前は素敵だ。だが、お前は女だよ。だから…素敵だ。
(惜しめば惜しむほど、強く真っ直ぐな剣となりそうな)
(彼女の体温を奪うように身体を押し付け、胸元に手を回し、服を剥ごうとする)
……未通女だろう?
(と、耳元で問うて)
何が悪い。
そもそも女として育っていない。
いいから余計なお世話は止せ。
(――この相手は理解できない。)
(肩への一撃はこの前のこちらの不手際だから甘んじて受けた。)
(だが今組み伏せられているべき理由は無い。)
(一々こちらの痛いところを付くがそもそも答える義務も無い事だ)
……貴女は、何を言っている?
悪い物でも食べたのか?
なぜ体を押し付ける?
!?
何なんだ一体!?
(服を剥ぎ取られまいと右手で服を押さえる)
>>304 …………。
隠されているものが少し見えると、
引っ張り出したくなるんだ、私は。
(何なんだ、と聞かれたら、正直に吐露するしかない)
(それもまた持って回ったような言い方になるが)
(要するに……と、耳朶を唇で挟んで)
――いじめたくて堪らない。
許せ。お前の恋と同じように、抑えてもなくならない気持ちだ。
それに、この前の頭の代償と思ってくれればいい。
(随分汚いものを「同じ」とか押し付けようとしながらも、)
(なれば、とばかりに、さらしで押さえつけられた乳房を)
(強引に掴んでしまう。防がれていない下腹部にも手は這おうか)
安心しろ。寝技は得意だ?
(疑問系)
……答えになっていない!
何を許せと?
それに同じじゃないし、今肩に一撃入れただろう!?
(半ば呆れたように、だが焦りを帯びて声を乱す。)
(常識に遥か外、予想の斜め上を行かれては混乱するしかない。)
(左肩があがらないため、右腕でなんとか上半身に伸びた手を引き剥がしにかかる。)
考えてみるといい。
捕まったら"この程度"では済まないかもしれぬぞ?
自決を許されないこともある。
予行演習だ―――騎士として。
(常に大真面目なことが、自分の美点だと思う。)
(問題は頭が悪いことなのだが、気にしてはいない。最悪)
肩?ああ――そんなこともあった。
ではお互い水に流して楽しめばいいだろう?
(多少は反省はしているのだろうが)
(それが出来るだけやさしくする、と間違った方向に作用)
(ユーリの手と喧嘩していないほうの手が、)
(騎士らしい貞淑な服の、ズボンの中へとそろり、滑り込んでしまった)
だから、答えになっていないと言っている!
早く離してくれ……。
(理解不能。不条理な理論にだが、完全に負けている。)
何を楽しめと言うんだ、貴女が楽しみたいだけだろう……。
押し付けるんじゃ……ないっ。
(反射的に動く方の手がズボンに伸びた手をつかむ。)
ユーリ、……お前にはとても縁深い言葉だ。
教えてやるから、ありがたく思うのだぞ。
弱肉強食……そして、結果良ければ全て是。
(その手を掴めば、今度は胸元がはだけられる。)
(片腕を封じるような一撃はそのためだったのか?)
(いや――単に気がふれただけだが)
(医術を知ったような器用な手つきでさらしを解いていき)
ユーリ、楽しくないのか?
悲しいな。 ――こうやって深まる親交もある?
(すりすり、と手がつかまれれば、指先だけが)
(触れた太腿を撫でる。冷たい外気、人の体温は心地良い)
(――お互いに)
……ふざけるな。
(低く唸る様な声で抗議する。)
(気が動転しているのか言葉遣いがいつもより荒い。)
ちょっと、本当にやめ、やめろ……。
(片腕が使えないのは圧倒的に不利だった。)
(逃げようにも上に圧し掛かられて居てはどうしようもない。)
(さらしを解かれると、見掛け以上に大きな胸が露になる。)
……何を楽しめと?
そ、その嫌らしい手つきをやめないか。
(いやらしい、と言う単語が出たという事は少し感じ始めている事を)
(相手に教えてしまう事に気づいていない。)
あ………。
いいな、その顔。その声。そんなのも出来るのか。
(物怖じしないとはこのことか。)
(後の復讐なども考えない愚行。行き当たりばったりか)
こういうことは"わかる"のか?
……どうありたい、どう成したい、という願望は?
(重力に従い、吊るされる乳房を下から掬い上げる)
(なるたけ肩に負担をかけないような柔らかな手つき)
(体温を内包した柔肉を楽しむように、指を覚えさせていく。)
考えたことはないか?
誰と――どのように――とか。
……望んだこととか。たとえば…。
(生真面目。そんな彼女が取り乱しているのがたまらない)
(かわいらしい、と思っているのだろうか――)
(自分でもそれはわからないが、ついには太腿を揉みはじめ)
シリウスと――
(顔を真っ赤にして背けている。)
(恥ずかしさで頭が一杯、混乱してどうすればいいか分からない。)
……。
(問いにも答えず顔を俯ける)
(普段隠している自分の乳房が垂れているのが見え、また眼を背ける)
(こんな外で、しかも人に見られているのが未だに信じられないと言う風に)
……。
(だが信じられないと言えば部下の多くはユーリがこのような顔をするのもそうだろう。)
(ある者はこのような感情が無いのではないかと疑う程、常に冷静沈着で近寄り難いのだから)
シリ……ウス……さま……。
(うわ言のように熱っぽくその名前を呟く。)
(軽く抵抗が弱くなった。)
(青すぎる水面に何か影を見たように)
(気になって仕方の無いものの表層が僅かに見えた。)
(自分の探る胸の奥の動悸が変わったような気もする)
……ユーリ…。
もし、"それ"を望むなら――、そうだとしたら…
(催眠の心得などない。ただの思い込みを薦める。)
(胸を押し上げ、桃色の先端部に指先を沈め)
(首筋に舌を這わせ、熱を送りながらも労わりは忘れない)
どんな言葉をかけてほしい…?
夢を見るようにでいい……考えてみろ。
(弱くなった抵抗を解すように)
(太腿に舐めるような手つきの愛撫を加えた)
(その手つきのまま静かに、ズボンを脱がせていく)
(誰にでも許されること――夢を見る事)
【5時です(時報)】
【大丈夫でしょうか…?】
(非常識すぎる事態に頭がついていかず)
(逃避するにも体を抑えられ出来ないまま)
(どうしていいか分からない)
(ただ、あたたかい、人の肌のぬくもりだけが伝わってくる。)
……シリウスさま……シリウスさま……。
(ついに抵抗を諦めたのか右腕を顔の前に持ってきて表情を隠す。)
(後は好きにしろと言う風にも見える。)
……。
(いやいや、とするように首を激しく振る。)
(太ももに手が触れる度に少しずつ足を開いていく。)
(ズボンを脱がされる時もあまり抵抗はなく)
【一応まだ大丈夫です…】
(風の音さえも届かない静かな夜の訓練場では)
(小さい衣擦れ、微かな吐息すら明瞭に)
(自分のそれすらもはっきりと認知させてしまう)
(熱を分け合うにはあまりに一方的な心情)
………あるなら…。
片方だけは殺せない――女が死ねば、騎士も死ぬ。
(うなじから、首筋、左側頭のほうへと身を乗り出し)
(耳朶から頬へ舌を這わせる。唇を求めるように催促して)
………夢を見ねば生きられまい?
言うんだ、ユーリ。
…虚構でも夢は甘い。
(下着の上から、字通り秘された場所へと指が這う。)
(隠されてきた想いを明かそうとする指)
(夢見心地へ誘おうと、指は乳房を噛み、一方の指は女を呼ぶ)
【きつそうならいつでも…】
(身を軽く捩るだけ。)
(何も出来ない―否、何をしていいか分からない。)
(ただ、されるがまま。)
……んっ。
(舌の這った方向と逆に顔を向ける。)
(婉曲な拒否の意思にすらなっていない。)
(逃げようと思えばもう逃げれるはずなのに。)
(体が動かない、動かすことが出来ないと思い込んでいるかのよう)
……夢……?
……シリウスさま……。
(具体的にどうして欲しいなど無意識に考えたこともない。)
(せいぜいやさしく抱きしめて欲しい程度の夢である。)
……駄目。
(抵抗らしい抵抗はない。手も体も動かせない。顔も上げない)
(だがその一言だけははっきり夜闇に響いた。)
不純の癖、純だな。
(はっきりと告げられた拒絶の意。)
(それでも指は止められたものだろうか)
(彼女ために? 彼女の何に、だろうか)
――夢はいらない?
(ならそこにあるのは現実だけだ)
(人が生き、人が死に、与え奪うだけのこと)
(この指も、舌も、すべてうつつの世界のもの)
だったら、現実を。
(自分が夢から醒めてしまったときのことを考えて)
(声が剣のように鋭くなった)
(布の隙間から秘裂を割り入った指)
(目の前の騎士であり女である少女が、)
(かわいらしく胸を締め付けながらも、憎くなった)
ぐっ……。
(体内に異物が入ってくる違和感に僅かに呻く。)
(自慰をしたことがない訳ではない。)
(極々稀に体がどうしようもなく火照る事があったときぐらいである。)
……んっ。
(拒絶の一言以外何も口に出そうとしない。)
(夢を装おうとする現実を拒否するかのように。)
(少女の中は柔らかく、だが確かに濡れていた。)
(強引に抉じ開けることはしない)
(まずは知り得る刺激を、浅い部分で指を動かした)
(寒さを忘れられるような火照りを。)
(熱を帯びた乳房から、もう片方の乳房へと手を移動し)
(秘奥から溢れる液体を指に、膣内へと広げていく)
………暖かい。きつい…。
ユーリ……。
(指の感覚器…肌は現実を見ている)
(形は強姦であったとして、身体は傷つけない)
(擽るように、敏感な秘核を撫でては)
(耳元に添えた唇が、まだ夢をちらつかせる)
………好きだ。
(シリウスの声ではなく、意味合いは、女の本心でもない)
(夢想を助ける、または陥れるための甘言)
(右手を食む。)
(思わず声を上げそうになったからだ。)
(痛む左手が動き、今度はそちらに顔を埋める)
……。
(だが呼びかけにも答えない。)
(努めて体も応えないようにしているようだった。)
(だがデューイの指の動きに合わせて下半身が僅かに痙攣する)
……くっ、ぁっ……。
(言葉に反応するように一声だけ漏らす)
(すぐにまた右手を口に咥えたが、同時に感度が上がったようだった。)
好き………。
(熱いため息が無意識に零れる)
(怒りと憎しみ、劣情と愛情をないまぜにしたような)
("恋"に似たものの告げるまま、内部を慣らし、)
(段々と"女"を開いていく)
…好きだ……。
(擦れ合う体から得る僅かな刺激とともにそう鳴いた)
(身を清める擦り肌よりほのかな水音)
(反応が大きくなれば、もう一本の指が進入を試みる)
……ッ!
(左手が動いて砂を掴む。)
(熱い、熱い、熱い)
(既に"火"は付いている。)
(燃え尽きるまでとまることはないだろう)
(白い首筋に珠のような汗がぽつぽつと浮かぶ。)
(吐き出す息の熱さへの驚きさえ、炎を激しくした)
……う、うぅ……。
(力が入らなくなっていく下半身に比べて)
(耐え難い感覚に二の腕、歯、など上半身が限界まで力む。)
(好き、といわれるたびに水音が大きくなるのが分かる。)
はっ………。
(冷涼な周囲とは逆に、嗜虐の悦びに弾む吐息)
(汗ばむ肌を幾度も、小さく、長く啄ばむ)
(力むため張り詰めた肌には甘い感触を与え)
(じりじりと理性を灼いていく炎に)
(油を投じるかのように…指を曲げ)
(襞を分け、知覚の集まる腺を擦りあげた)
………んっ…。
(言葉を発する間を置けば、息を吸い込む一音すら)
(はっきりとユーリに伝え、次に「言葉が来る」と示す)
(好きだと囁き続けた口が、与えた耳とは逆の耳へ)
(僅かな間を置いて)
……………愛している……。
(ひたすら耐えていた。)
(結果的に見れば極めて不毛とも言える時間。)
(声を上げず、反応もしないよう努力していた。)
(無駄だと本能的に分かっていながら。)
……ッ……。
(見えないが、股下辺りの地面には小さな染みが既に出来ていた。)
(思惑はどうあれそれは結果的に巧妙な罠になった)
(次に来る声を全身で待ち構えてしまった)
(効果は劇的だった。)
シリウス…さまぁ……。
だめ、です……。
(うわ言を熱っぽく呟く。)
(瞳は明らかに現実ではない物、その場に居ない人物を見ていた。)
(同時に淫水が溢れ出す。)
(掌が熱い。手を穢す粘性の体液は、)
(愛撫による指の摩擦でも音を立て、)
(不規則な、だが確実に音を増す。水溜りに一筋、また落ちた)
………愛して、いる。
(元よりハスキーな声が、喉の蠕動により明瞭な発音で)
(再び囁いた。言葉は返さない、それは"夢"であるから)
(胸を弄っていた手が、垂れているさらし、はだけられた上着と)
(すべて剥がないまでも、肌が触れ合う場所を増やすために)
(乱されていく。規律などなかった。矛盾だけしか)
……ん…。
(認識のすり替えが起これば、舌は唇を求めた)
(両手とも下腹部へ。濡れてしまった下着を下ろし)
(冷たい外気に秘所を晒して、掌の感覚をより明確に仕込む)
(腰をくねらせ望まれるがままに体を委ねる。)
(いつの間にか仰向けに寝かされていても)
(望む人物をただ幻視している眼は現実を何も写してはいない。)
(性分なのか、やはり口に手を当て声が漏れるのを防いでいる)
……うっ…くっ……。
もう駄目です……。
(手の隙間から僅かに漏れた声。)
(このような快楽に慣れておらず、優しい愛撫であっさりと絶頂を迎えようとしていた。)
【流石にそろそろ辛いです】
【あと2つぐらいで〆るか凍結にしたいところですが…】】
【長々と、申し訳ありません】
【ちょっと此方も朦朧としてしまい…】
【凍結させていただいてもよろしいでしょうか】
【了解です】
【凍結の日にちに関しては…避難所の方で打ち合わせでよろしいでしょうか】
【お願いします】
【合わせますので、平気そうな日時と時間を】
【お知らせくだされば…。】
【三度お相手して頂いて申し訳ありません。ありがとうございます…】
【では、これにて…お疲れ様でした】
【お昼時ですが……失礼してしばらく待機させてください】
【プロフは
>>50になります。参考にしていただけると幸いです】
【一昨日ロールをしたばかりで本当は私は好ましくないのでしょうが…】
【私で良ければお相手させていただきます】
>>331 【我、お昼を終えて立ち寄れば彩なる美猫見つけたり】
【お相手よろしいであろうか?我が紋章は
>>14にあり】
【汝の望むシチュをお伺いしたいのである】
【おっと私は退きましょう】
【ターさん、バトンタッチです!】
>>332 【これはしたり。我、リロードミスなる。ここは引くとしよう】
【ぬ。いっそのことシャトー嬢をはさみ、3人ではどうかと言ってみる】
【と、気付けばなにやらびっくりな状況に…っ】
【そしてターさんの仰ったとおり、三人、でいかがでしょうか?とお誘いしてみます】
【初3人ロールとのことで、まだまだ拙い限りですが…宜しければいかがですか?】
【私、昼食まだなんですよね…】
【途中で席外すことになりますが、それでも良ければ3人で】
【私も経験はないですので少々不安ですが…】
>>アーツ
【我も仕事上、何かとアーツ医師に聞きたきことあれば。是非に】
【シャトー殿も長旅で疲れていることと思われる。健康診断のついでに紋章鑑定…などと思うのだが】
>>シャトー
【よろしければアーツ医師が昼食取られる間に我は紋章鑑定などいかがであろうか】
【汝に希望あらば遠慮無く仰られたし】
>>アーツ医師
【昼食の件も全く構いませんので、よろしければ是非】
【経験ないことは私も少し不安ですが…何事も経験!転んでも泣かない精神で(笑】
>>ター
【光栄です!いつか、機会があればと思っていたので…】
【その流れで、お二人が宜しければお願いできますでしょうか?】
>>338 【複数ロールであるが、まず場所を決めねばならぬ。我はアーツ医師の診療所を推薦したい】
【そこからであるが診療所ゆえ書き出しはアーツ医師に、応答はシャトー嬢、我は診療所を尋ね】
【そこから一括レスで互いに…というのはどうであろうか?】
【シャトー嬢の望み最優先とした上であるが】
【成程…私の診療所からですか。】
【それではシャトーさんはどのような目的で私のところを訪れたのでしょうか】
【そこさえハッキリすれば私からでも何の問題もございません】
【そして、とうとうカレーの鍋がいい具合になってしまいましたので行ってきます…】
>>アーツ医師
【尋ねる理由はターさんの言った通り、健康診断か能力の関係でご挨拶いかがですか?】
【と、カレー行ってらっしゃいませ!焦げないように…】
>>ターさん
【場所、順番、何も問題ありません】
【つまりはアーツ医師→私→ターさん、の順でロールと捉えれば大丈夫でしょうか?】
【うう…何やら思わず緊張してしまっているようです…】
>>342 アーツ
【ふむ、ならばシャトー嬢が訪ねる出だしが自然であるかな】
【了解した。カレーを待たせてはならぬ】
>>343 シャトー
【我の中での話だが、リステ嬢の采配で汝の健康チェックと鑑定をするため】
【我等は診療所へ呼ばれた…のような心づもりでおった】
>>343 【ふむ、緊張するようであるならこの際、我が書きだした方が良いであろうか?】
【後から来た分際で不貞不貞しい幻獣であってすまない】
【ご馳走様でした。やはり料理は自分で作ってこそ楽しみがあるというものですね】
>>343 シャトーさん
【健康診断と鑑定了解しました】
【カレーは実にいい具合でした…(少し辛くし過ぎましたが…)】
>>344 ターさん
【それでは順番はどのようになるのでしょうか】
【私→シャトさん→ターさんなのか、シャトーさん→私→ターさんなのか】
>>346 【お早いお帰りであるな。良いカレーであったか。それはまことに重畳】
【順:シャトー嬢のレス待ちである。やはり我が状況提案したからは我から書くが妥当であっただろうか?】
>>アーツ医師
【お帰りなさい。ちょっと辛いのもまた乙です】
>>344 【なるほど…せっかくの素敵な心づもりですので喜んでその流れで!】
【いえ、書き出しはやりやすいのが一番ですし…私→アーツ医師→ターさんでいかがですか?】
【とりあえず健康チェックと紋章鑑定をしてもらう為にアーツ医師のいる診療所を尋ね、】
【その後受けている中盤にでも、ターさんが診療所にやってくる、でしょうか?】
【……緊張のせいか頭の回転が鈍いかもしれません。】
【遅いレス、申し訳ないです】
>>348 【その流れ了解した。我、汝のレスを待つものなり】
(リン、と。耳元のイヤーカフについた鈴が音を鳴らす)
(少し離れた土地で会えた凛々しき文官のおかげで革命軍に入ることができ
今日は、健康診断とルーンの能力に関する件で診療所をお邪魔することになった)
失礼するよの。
初めましてじゃ―――アーツ医師、でよかったかの?
本日は何やら健康診断をしていただけるとの事でお伺いしたのじゃが…。
(小さなノックの音―――その後、)
(扉をあけて、軽く挨拶をするのは、古めかしい口調とは似合わぬ若い娘)
妾、先日革命軍に参った、シャトレーゼと申すものよ。
(“シャトーと呼んで欲しいのじゃ”と緩やかに微笑み、ゆっくりと扉を閉めた)
【分かりました。それでは失礼してこちらから…】
【まだまだ拙く危うい点もあると思いますが、よろしくお願いいたします】
ようこそいらっしゃいました
(椅子に腰掛けて待っていたのは眼鏡の優男)
(もっともそれは化けの皮で中身はとんでもない混沌が渦巻いているのだが)
どうぞお掛けください
(と椅子を指差す。椅子は2つ用意されていた)
分かりました。シャトーさんとお呼びしましょうか。
私はアーツ、アーツ・ウィルナーと申します。
今日はよろしくお願いしますね。
お話は伺っております。
健康診断と…後から来られる方による鑑定と…
【すいません、遅くなってしまいました】
【長考気味になってしまいました】
(診療所の廊下をみしりみしりと音を立て、長身…いや、大きな獣人が歩いてくる)
(革命軍紋章鑑定士、スフィンクスのター)
(腰には異国の腰巻き一枚。背には小さなハヤブサの翼、片手には先端にT字の上に輪を付けた様な意匠のあるロッド)
(これが革命軍紋章鑑定士としてとる最近の仕事姿であった)
(診察室の前で立ち止まると中の者へ声をかける)
我、"運命"の紋章所有者にして革命軍紋章鑑定士のターである。
本営よりの依頼受けてまかり越した。
入室の許可をいただきたい。
【お二方、よろしくお願いする】
宜しくお願いするの。では、失礼して。
ふむ。何やら力―――ルーンの鑑定だと聞いておるが…。
(勧められた椅子にありがたく座り、自分で言った言葉に思考をめぐらす)
(ルーンの鑑定とはどのような者がいかにして行うものなのだろう―――)
(そのとき、自分が先ほど閉じた扉の向こうから入室を呼びかける声)
(丁度考えていたこともあって、一瞬驚きで耳が飛び出た)
――し、失礼したのじゃ。
妾はもちちろん構わぬゆえ、この部屋の主たる御主が返答を。
(元に戻った耳元を恥ずかしそうに押さえながら)
(自分はもちろん構わないからと、入室の承諾を促す言葉をかける)
来ましたね。どうぞ、ターさん。お入りください。
(ドアの向こうに居る鑑定士に声をかけ)
(耳が飛び出た一瞬をバッチリ見てしまい…)
成程、それがコシュカの証ですね?
話では貴方が猫人、コシュカだと聞いていたので…
いえ、実際に見えるのは初めてなのですが。
ええ、私が貴女の健康診断をして、今来られたターさんが貴女のルーンを鑑定するんです。
私も初めてお会いしたときは驚きのあまりに声も出ませんでしたがね
(クククと笑って)
うむ、それでは失礼する。
(許可を貰って中に入ると、そこには茶色い髪を短く刈った医師と少女のような風情の女)
(医師の方は以前紋章鑑定の折りに顔を合わせている。顔見知りに黙礼して女の方に目を向ける)
(これが依頼された相手なのだろうと判断を下し礼を取る)
汝が我が同胞の命救った新しき紋章所有者であるか。話は聞いておる。
我が同胞に代わって汝に深き感謝を。
我はター。革命軍に身を置く紋章鑑定士、スフィンクスのターである。
以後、見知り置きを。
アーツ医師よ。
我に構わず診察を続けられたし。
なに、人間の雌…もとい女の裸体見て興奮する性は持ち合わせておらぬ。
婦人が気になるというならいつもの姿取ってもよいが。
(一瞬水面が揺らぐかのように姿が歪むとハヤブサの翼を持つ豹へとその姿を変える)
我はここで待ちがてら、診察を見学させていただこう。
(そう言うと身を横たえ、二人を観察するように見守り始めた)
うむ…コシュカぞ。耳は心の揺れ具合によってたまに飛び出るよの…。
ターという名の方なのじゃな。驚きとはどのような―――…っ!
(ゆっくりと振りかえり、捉えた姿に息を呑む)
(目の前に現れたのは背に艶やかな毛並みの、知識でしか知らぬ獣人……)
…スフィンクスかえ?
(思わず口をついて出た無礼な言葉に気付き、はっとした様子で立ち上がり)
不躾な言葉を失礼したの。ご丁寧な挨拶いたみいるのじゃ。
妾は人猫なるコシュカのシャトレーゼ。良ければシャトーと。
―――妾とて、今の姿でも気にならぬが、お気遣いありがたく受け取るよの。
(姿の変わる様子を見て。初めてみる光景に思わず小さな感動を覚えながら)
(“その姿も素敵なのじゃ”と微笑み一礼すると、再び椅子に座りなおす)
―――ふむ、御主の言っておった意味、よく分かったのじゃ。
リステや御主たちがコシュカなる存在にそう驚かぬ理由も、ともに…。
(“では、改めてよろしく頼むの”と―――座ったまま礼をし、嬉しそうに笑う)
ターさんもお元気そうで。
確か、ターさんはこのような人間の診察等を見るのは初めてですよね?
色々と文化が違いますからね…
確かに、亜人の方をはじめて見たときは驚きましたが…
案外すぐに慣れてしまうものですよ。
それでは早速始めましょうか。
余りターさんを待たせてもいけないでしょう。
まず貴女の平均的な体温と血圧、心拍数等色々測ることから始めましょうか。
(とカルテを準備して、聴診器を耳につけて)
上半身の服を脱いでいただけますか?
>>356 (女の自己紹介を聞いて頷く)
……シャトレーゼ。葡萄の城(シャトレーゼ)に住む姫であるな。
美しき客人迎えて我も幸福である。
我もターと呼び捨ててくれればよい。遠慮はいらぬぞシャトー。
コシュカなる一族、我は初めて聞いたのである。
汝も"えるふ"の如き精霊に連なる者であろうか?
(シャトーが豹の姿見て悲鳴上げる女ではないことを知って安堵し)
(獣の姿になっても変わらぬ低い声で応じる)
(流石戦場にて勇気ある行動を示した婦人だけのことはあると頷く)
(それから医師に頭を向けて)
>>357 うむ、汝も息災でなにより。
我、人が人の診察する様、初めて見るのである。
汝の手腕見せてもらうぞ。
(獣の姿取れば人が自分を侮ることは革命軍に入って直ぐに学んだ)
(医師は驚いたと言ってはいるがとんでもない)
(この医師はどのような怪物が目の前にいようが)
(患者診るその手と瞳狂わせることはない胆力があるとターは見込んでいる)
御主の言葉は、何やらこそばゆくなるのう…。
(流れるような言葉に少し照れたように、はにかみながら)
ならばター、と。改めて宜しく頼むのじゃ、アーツ医師、ター。
(今までの旅で人の診察は何度か見かけたことがあり、知っている)
(医師に言われるまま上の服のボタンを一つ一つ外し、恥らう様子もなく脱げば晒されたのは白めの肌。
下着以外のところを晒したその上半身―――右わき腹には、複雑な文様とも見える痣があった)
(それは拳ほどの大きさだが、次第に腹部へと伸びようとしているようにも見える)
ふむ…コシュカはどちらかといえば人狼に近きもの。
簡単に言ってしまえば、猫になることのできる、魔力を持った人型の一族よ。
しかしながら、新月の夜には魔力も失い、猫の遺伝子も消えうせる――。
あ、アーツ医師。コシュカは体温が少し人間よりも低いらしい。
…あとの人間との違いは、妾たちの方が痛覚が鈍いくらいかの?
(アーツ医師の診断を受ける体勢のまま、目線だけ何度かターに送り)
(自分のことを説明しながら、診察に関わりそうなことを伝えていく)
こちらこそこれからよろしくお願いしますよ、シャトーさん。
ほう、これが貴女のルーンですか。
やっぱり人それぞれルーンの場所も違うものですね…
この前…というよりか今もリハビリの際にお付き合いしてる方は背中にありましたし…
私は胸部の中心にあります。
ターさんはどう見て取るのでしょうか?
成程…体温が低め。
(と呟きながらカルテに注釈を入れておき)
痛覚が鈍い?それは厄介な…
痛みは肉体が発する危険信号…
それが鈍いとなれば、命の危険に気付きにくいとも言い換えれる…余り良い事ではありません。
何とも無いように思えても、貴女は頻繁にここに足を運んだほうがよろしいでしょう。
(と冷たい聴診器を白い肌に当てながら言う)
(耳には鼓動の音がしっかりと伝わっていて、それをカルテに書いてゆく)
>>359 ほう。
(シャトーが白い肌を見せると脇腹に紋章らしき痣)
(そして説明の途中で時折投げかけられる空色の瞳が鮮やかに焼き付いた)
月は我等人ならざる者にとって影響ある天体だが特に女性には強く働くと聞く。
我が故郷では魔力、魔術の類は女性の領域とされている。
我等男は精々口から火を吐くか毒を出すか…物理的な働きに終始しておるな。
年若い我には未だその様な力宿っておらぬが。
(前足を伸ばしてその上に自らの顎を乗せる)
>>360 紋章であるか。
我の見立てによるとシャトーのそれは今まで見た物とは違うな。
成長途中のような未完の風情がある。
そこからは確かにルーンの気配がする。ここから見ただけでは未だ紋章の特定出来ぬが。
(
>>359)
一族の伝承に、この力のことは記されておったが――ルーン、と言う名は此処で知った。
御主も胸に――ということは、主らもルーンの持ち主なるか。
ふむ、そうか。妾は痛くない分だけよい特性よの…なんぞ思っておったわ。
分かった。御主の忠告、きちんとこの胸にとめておく…つもりぞ。
(面倒くさがりな自分の性分を思い出し、少しばかり力のない語尾)
(ひんやりとした聴診器が当てられるたび、少しくすぐったそうにしながらも
ふとこの軍に来て聞いた噂を思い出す―――この軍には容赦のない医療班班長がいる、と)
(
>>360)
(それならば、この者優しそうな者がその――? そんな思いをめぐらせながら
ターの説明してくれるスフィンクスの生態についての話には爛々と目を輝かせた)
ほう…女性が魔術と魔力、男性が物理的な働きを。
妾、コシュカゆえ見た目よりも長命なるが、
やはり文献などよりも、本人の話を聞くのが一番ためになるの。
妾たちは元々、魔術に秀でた部族とされるが―――このルーンはそうでないようじゃのう。
(艶やかな毛並みの豹が火を吹く勇ましき姿を想像しながら、診察をうける)
(未完、という言葉を聞きながら―――ふと、一族の伝承の一節が頭をよぎる)
>>361 その観察眼には恐れ入ります…
ターさんには本当に隠し事が通じそうにありませんからね。
しかし、口から火を吐く等とは良く聞きますが、口内が火傷しないのが不思議でしかたありませんね。
もし使えるようになりましたら、一度検査をさせてください
(と、含みのある視線をやり)
>>362 そういうことです。
私の能力は後ほど貴女にもお見せする事になるでしょうが。
その考え方は危険ですよ?
人は痛覚があるからこそ、自分の体の事に気付けるわけですから。
内臓が破裂しても痛覚が無ければ気付かずに――放置して、死んでしまいます。
つもり、では困りますね。頻繁に来てください。
あぁ、来れないというのでしたら貴女に首輪を付けて、ここに鎖で繋いでおいても構いませんが
(邪悪な笑みで、眼鏡が妖しくギラリと反射させて見据え)
(ルーンの話をしていてふと気付く)
ふむ、言われてみれば我もアーツ医師も胸に紋章現れておるようだ。
いつも思うのだがルーンとその位置には規則性というものが無いのであろうか?
>>362 む?スフィンクス?
ああ、これは失敬した。月の影響については我が故郷の幻獣一般を指している。
わけあって我が一族の事は詳しく言えぬが
スフィンクスにも多種多様な種族があって我も知らぬ部族がまだいるようである。
魔力を扱う者、使えぬ者、頭が羊であったり鳥であったり。
我の尾は豹であるが、我が従姉妹には2つ頭のヘビを持つ者もいた。
(尾を見せるように揺らす)
>>364 残念ながら我が火を噴けるほど年を重ねた頃には汝も英雄譚の一人として伝説になっているであろう。
我等幻獣は口から火を吐いて火傷しないかなどとは考えぬ。
使えるから使う。ただそれだけだ。
そう言えばハイドラ(多頭水蛇)は毒で周りの生物滅死させるに自分は平気なのであるな。
石化の能力持つ者は鏡見ると自分も石になるというに。不思議である。
(話している間に不穏なる気配発する医師を見て思い出す)
そういえば汝に聞きたき事あったのだ。
脱走常習犯の傷の経過はいかがであろうか?
(暗に"夢"の紋章所有者のことを聞いている)
>>363 【了解した】
(
>>364)
知らぬうちに死ぬという可能性もあるわけか…。
(自分の思っていたよりも、この特性はあまりよくないらしい。
的確な物言いをする相手――その言辞に優れた医者であることを感じさせられる)
(そして、この者がもつルーンの能力をみられることを、楽しみに思い頬を緩ませかけたが…)
―――わ、わ、分かったのじゃ!鎖はいらぬ…!
頻繁に通わせてもらうのじゃ。それはもうコシュカなる存在にかけて約束するのじゃ。
(その笑みに獣の遺伝子が、第六感が、何かを告げたのだろうか)
(思わず緩みかけていた頬がひきつるような緊張に襲われる。決して逆らってはならない気がした)
(―――“噂、真であったよな”と小さく呟き、心の奥で冷や汗を流しながら、ターの話しに耳を傾ける)
(
>>365)
そうであるのか…また御主のおかげで新たなことを知れたのじゃ。
ふむ、尻尾が蛇、とな?それは興味深き―――蛇にも本体と別なる意思はあるのかのぅ。
確かに、幻獣なるはそうやって考えていくと、とみに神秘なる存在じゃ。
(幻獣についての興味深い二人のやり取りを耳にいれつつ…)
(ふと、ゆったりと揺れている豹の尻尾が目に入り思わず、うずうずする自分を抑える。
―――あのように揺れ動くものに飛びつきたくなるは、猫の遺伝子の一つだといえるかもしれない)
(脱走常習犯――その響きにそんな勇気のあるものがいるのかと気になったが
心内で少し驚いただけで、口は挟まずにいた。いずれ、その者と会うこともあるだろうか?)
>>365 む、残念ですね…そういえば寿命がまるで桁違いなのを失念していました。
不思議なものですねぇ…
幻獣は伝説等で多く語り継がれているのに、人間たちは殆どまともに見た事が無いのでは?
そう考えるとここは随分と特殊な場所になりますね…
(フフフと口元を押さえて笑い)
あぁ、彼女の傷の経過は良好ですよ。
まだ、完全ではありませんが。
今は私の下でリハビリに励んでいますよ。
>>366 そういうことです。
命の危険に気付かずにそのまま知らない間に死ぬって嫌でしょう?
(相手が慌てふためき誓った途端、聴診器からは一気に速くなった鼓動が伝わって)
意地悪をしすぎましたかね?
ま、その誓いを破るようなら遠慮なく実行させていただきます。
(と屈託の無い笑顔で告げて)
はい、もう服を着てくださって結構ですよ。
そして、これで体温を測ってください。一応、平熱を知っておきたいですからね。
(と体温計を手渡して)
>>366 ん?意志(こころ)とは心の臓に宿るものではないのか?
千の頭あろうと心は一つである。
(ターの故郷では脳外科は未だ発達していないようで)
(心は心臓(ハート)にあるものだとターは思っている)
そう言えば猫は九つの命持つと聞いたことがある。
汝もコシュカなる人猫ならば何度でも蘇るのであろうか?
>>367 (人間達は幻獣を殆ど見ないという言葉に俯く)
……我が故郷は人の世界と層が少しずれている。
人はそこを仙郷、神域、楽園、ユートピア(あり得ない場所)などと呼ぶようであるな。
我はそこへ我の加護全てとター以外の名を置いてきた。
この身は汝等と同じく弓に傷付き剣に倒れる。我に不死性は最早無い。
……そうか、彼の者の経過は良好であるのだな。
汝は腕のいい医師である。
>>367 うむ――…御主、何気に意地悪なのじゃ。
じゃが、誓いを立てたからには破るわけにもいかぬしの…鎖も嫌じゃ。
(屈託のない笑顔に小さく頬を膨らませながらも)
(相手の言うことは確かに身を案じてくれるがゆえと知っている為、
ひいては逆らってはならないという第六感のお告げから、従う様子を見せ)
ふむ。妾が見たことのある他の医師よりもずっと手際がよいのじゃ…。
ありがとう。…えっと、これはこうやって測ればよいのであったかえ?
(話しながらも手早い働きに感嘆の声を漏らしつつ、体温計を受け取る)
(服をとりあえず羽織りながらも、体温計を脇に挟んだ)
>>368 そうなのか?妾たちコシュカの間では意思は頭に宿るとされておるでの…
ふむ、これも異文化交流じゃな。心の臓―――確かに頷けるのじゃ。
(脳外科は発達していないが、こちらは大まかに頭とされているらしい)
(けれど相手の言葉をきくと、自分とは違う世界がまたあるのを知り、頷く)
妾たちにはそんな能力はなきゆえ。
痛覚が鈍いくらいで、人間と同様に矢をうけ、剣をうけ、
それが致命傷とならば身体は死にいたり―――まあ、魂は転生すると考えられているよの。
(相手の言葉にくくっと小さく笑いながら、自分の故郷の考えを伝える)
(そして、“お待たせしたの。後は熱を測るだけゆえ”と労いの言葉をかけた)
>>368 ですが、古の時代の伝承や絵にも残っているとおり…
過去に、人間と何かしらの交流があったのは間違いないのでは?
それが現在にはない。ということは流れ行く時の中で何かがあった…
歴史にも少し興味が沸きますね…
お褒めに与りまして光栄です。
逆に言えばこれぐらいしか取り柄が無いと言う意味でもありますがね
(と苦笑し)
あぁ、もう鑑定を始められても良いのでは無いでしょうか?
>>369 そうですね、貴女は部族をかけて誓われましたから。
それを破ると最早我々の間だけの問題では無くなりますよ?
(と更にたたみかけて)
はい、それであってます。
子供のころから医者を志してきましたからね。
この自分が人の命を助けられるというのは感慨深いです。
それにしても綺麗なお体ですね…
どうもここは美女が多くて眼の保養になります
(と冗談めかしく言って)
>>369 こちらに置いて意志は頭に宿る…であるか。
なるほど、こちらの文献で生首が話す寓話や逸話が多いのはそういうことであったか。
コシュカ…シャトーもまた、我と同じく不死ではないのだな。
我、汝によりまた貴重なる知識を得たり。
(シャトーの呼びかけに漸く腰を上げる)
(傍まで歩み寄ると体温計を珍しそうに見て匂いを嗅ぐ)
これは一体に何に使う道具であろうか。
アーツ医師の部屋はまるで魔術司る者のような香りに満ちて刺激的である。
拘束具も豊富であるし……。
さて、服を着たところで悪いが汝の紋章今一度示していただけるであろうか?
(肉球のある前足を上げて招くようにお願いする)
>>370 過去、我のように人の世に降りた幻獣は幾多もある。
ある者は迷い出て、ある者は追放されて、ある者は使わされ…
我は己の運命見定めるために。
それでは失礼して紋章鑑定に入りたいと思う。
>>370 ……うっ。分かっておるのじゃ。
(確かに部族をかけたのなら、それを破るは誇りを捨てるも同じ。
相手の的確な指摘に言葉を詰まらせて降参する。恐らく、きちんと通うであろう)
子供の頃から医師を…。
人の命を助けるを心ざすはほんに素晴らしきことよ―――ん?
褒め言葉は有難く受け取っておくが、褒めてもなにも出ぬぞ。
(ほんのちょっとだけ照れたように冗談めかしながら、医師の言葉には同意した。
ここ数日で見かけた女性達――思わず目を奪われる美姫が少なくないのは知っていた)
(そうしてその後、頃合をみて体温計を渡す―――熱は、人間の平熱より2度程低いようだ)
(
>>371)
貴重な知識を得たはこちらも同じゆえ。
って―――何故、医師の部屋に拘束具が豊富にあるのじゃ。
(その二つが彼女の頭には結びつかなかったのだろう。
ターの言葉に、本当に鎖の恐怖を感じて、更に逆らわぬと心に決めた)
アーツ医師、診察どうもありがとうよの。
それでは、今度は改めて宜しくお願いするのじゃ、ター。
(捲くろうかとも思ったがそれも面倒だ。体温計を取り出すのに少しボタンをあけたのだから
結局は再び全てボタンを外し、身体の右側だけ服を脱ぐ形にしてその痣をターにみせた)
(何かを示す途中――ターのいうようにまだ未完にもみえる、
見方を変えればまるで身体を蝕むかのような、文様のごとき痣を―――)
>>371 あぁ、それは「体温計」といって、体温を測る道具ですよ。
体温が普通より高かったり、低かったりすれば体の調子が悪い証拠になるんです。
確かに、普通の医者が使わないような物も沢山ありますね。
手錠、荒縄、鎖など等…治療から逃げ出そうとする人を捕まえるのに使うだけですよ。
他にも麻痺薬とかもありますが…
そうですか…
例えどのような理由であろうとも、出会えたのなら共存したいものですね。
さて、どのような結果出るでしょうかね?他の人がどんなお告げを頂くか非常に気になりまして。
(と期待に満ちた眼でシャトーとターを見て)
>>372 体温…低いですねぇ…
(と注釈と共に体温をカルテに記入し)
幼いときに母親を流行病で亡くしまして。それからです。
幸い私の家はある程度裕福でしたので、医学を志すことが出来ました。
さて、貴女が鑑定を受けてる間に私は貴女の体調を診させていただきます。
(というと金色の眼に紋章が浮かび、ゆっくりと射抜くような視線でくまなく見て)
>>372 …………。
(ターが紋章に手を当てて目を閉じると胸の紋章が輝き始める)
(この輝きが紋章所有者にしか感知されない現象であることをターは未だ知らない)
………汝、紋章の力使い込んではおられぬようであるな。
まだ我と同じく手探りの部分多い様に感じる……。
汝が紋章は"生命"である。
我が同胞の命繋いだはこのルーンであったか。
ようこそ革命軍へ。
"生命"の紋章司どりしコシュカのシャトレーゼ。
――汝を歓迎する。
(獣なりに居ずまいを正して胸を張り、口唇をあげて微笑む)
アーツ医師共々、これからは革命軍の者達の命守る任にあたられたし。
>>373 たいおんけー…不思議なる道具である。
温度ならば手を当てれば分かるのではないか?
まるで物差しの様な……
(それからアーツ医師による拘束具の蘊蓄を聞いてこう言う)
汝は医師であるが良い拷問官になれそうである。
あれは死なせてはいけない職と我、小耳にはさんだのである。
【我、次のレスで〆るものなり】
>>373 (手錠、荒縄、鎖―――麻酔薬は別としても、何か違うような気がするのは
気のせいだろうか、いや気のせいに違いない――シャトーは自己完結させた)
…そうか。大切な者を失うは辛きことなるに、御主は偉き子供であったの。
(医者を志した理由を聞き、辛いことを語らせたかと小さく目を伏せる。
大切な者の死。それはきっと辛いことだっただろうと、ゆっくり視線を戻せば――)
―――っ、それが御主のルーンなのかえ?
(目に浮かび上がった紋章に驚きの色を見せる。その金色の目に
自分の身体全てを見透かされている気がして―――目を、瞬かせた)
>>374 (そうして、共鳴するように痣の部分が熱をもったのはどちらのルーンを見たときか。
恐らく正解は両方だろう―――胸もとの輝き、ターの言葉を聞きながらそう思った)
―――生命、なるか。なるほど。
妾たちコシュカの伝承にはこの力は人の魂をその器につなぎ止めるとされている。
確かに妾はこの力あまり使い込んでおらぬゆえ……手探りな状態じゃが
どうかこれから、よろしく頼むの。
(“命を削る”反作用の伝承については心の奥に仕舞い、歓迎の言葉に頬を緩めた)
本日はほんに二人共に世話になったのじゃ。
改めて、コシュカなるシャトレーゼから語りつくせぬ礼を言わせて頂きたい。
今後において特に能力上、アーツ医師とはよく顔をあわせる立場になるやもしれぬが
―――改めて、お二人ともよろしく頼むのじゃ
【はい。了解しました。こちらもそろそろ〆の方向で…】
>>374 ええ、言い換えるなら体温の物差しであってると思いますよ。
確かに触れば分かりますが、それは人の主観が伴いますので。
体温が高い人が熱のある人を触っても普通にしか思えない、といった風に。
拷問官ですか…確かにそれに使うような薬も作れますよ?
成程、医者以外にも出番はありそうですね…今度上とかけ合ってみましょうか。
お疲れ様です。
成程、「生命」ですか…私よりも医者っぽい雰囲気ですねぇ…
(と自分の「奉仕」のルーンがある胸を撫でて)
やはりルーンの能力を行使すればルーンも成長するのでしょうか?
私にはその辺の事が良く分からなくて…
私のも突然浮かび上がってしまったもので…
>>375 (散々ねっとりと嬲るように視線を動かし続けた後)
成程、特に怪我や病気等はなさそうですね…
(と言いながら健康状態をカルテに記入し)
そうですよ。私の能力は人の健康状態を看破すること。
使いようによっては戦場にでも出れるような気はするんですけどね。
(「例えば、体調の悪い敵を知らせたり、怪我をしている兵を見つけたり」、と言い)
ええ、こちらこそよろしくお願いします。「生命」のシャトーさん。
命を繋ぎとめてもらっている間に処置するようなこともあるかも知れませんし。
診察としての意味ではなく、貴女にはもっとここに来て欲しいですね…
命を繋ぎとめる能力…私が簡単な応急処置のやり方を教えるので、それと併用すればもっといいのでは?
【では私も次で〆ましょうか。】
>>375 なんと。汝の一族にはルーンの伝承あるのだな。
我はここに来て初めて知った。
なるほど人の世では紋章伝説は過去の文献で語られるように歴史から外せぬものなのであるな。
(丁寧に挨拶するシャトーにターもまた頷き返す)
>>376 (紋章浮かぶアーツ医師の瞳に気圧されたのか浮かぶ間は目線を逸らす)
うむ、帝国軍の中には嫌々従わされている者も多数いるのである。
殺さずに済むならそれに越したことはない。
……不思議なものだ。我の故郷には邪眼避けと称した目を象ったお守りがある。
その由来となったは医学司りし神。ここへ来てから不可思議な偶然の一致を垣間見ること多いのである。
さて、我は結果を本営に告げねばならぬ。
これにて暇を告げよう。
紋章は運命背負う者に宿るがそのルーンの方向は使い手が決めるもの。
我は闇に飲まれて己を滅ぼした所有者の伝承を読んだことがある。
ルーン使うは己の心と対峙する様なものかもしれぬな。
それでは、さらばである。また相見えよう。
(豹のようなスフィンクスは一礼するとドアを器用に開け、閉めることを忘れて去っていった)
【我のパートはこれにて〆である】
(気圧されて目を逸らした。けれど感じるその視線にほんの僅か、頬が染まる。
話を聞いて、ゆっくりと息を吐き出す―――医者に相応しい、人を診る能力)
いや、御主の力の方が十分に医者向きよの。素晴らしき能力ぞ。
妾が助けられるは死ぬ寸前のものだけゆえ…日頃において、あまり役立たぬ。
(そして続けられた言葉には「確かに、その使い方もあるよの」と笑みを浮かべた。
ターとの会話に出てきた拷問官もありだろう――だが、何故か少し背中が寒くなった)
……真か?
妾、治療処置が―――いや、基本的に小難しいことが苦手であれども
御主が教えてくれるのであれば、ほんにありがたいのじゃ!師事、させて欲しい。
(嬉しそうに頬を緩ませて、子供のようには喜んだ様子を呈すると)
(アーツ医師の片手をとって両手で包み、自分の胸へと当て、コシュカ流の敬愛の意をみせた)
>>377 ――ルーンを使うは、己の心と対峙する様なもの。
(その言葉を聞くとゆっくりと目を伏せ…しかしまた何事もないような表情で顔をあげる)
うむ、またいずれ見えようぞ。
御主とまたこうやって語り合うことができること、楽しみにしておるのじゃ。
スフィンクスのターに、今宵の恩寵があらんことを!
(笑顔と共に挨拶をして出て行った後ろ姿に微笑みかけて、一礼した。
開けてくれていったのは忘れたからでない、出て行く妾への気遣いだ、とそう無理矢理解釈して)
して、妾もそろそろお暇するかの。
またいずれお邪魔させていただくことになると思うが、今度は何か持ってくるよって。
りくえすと、があったら今のうちに言ってくれてよいゆえな?
(手ぶらで師と仰ぐのもの悪いゆえな…と悪戯っぽく笑って、開けられた扉へ向かう)
(扉の前で一礼すればリン、とイヤーカフの鈴が音をたてた)
アーツ・ウィルナー。御主にも、今宵の恩寵があらんことを。
(そういうとゆったりと扉を閉め―――た、つもりなのだろうが微妙に隙間が開いているのは何故なのか)
(しかしながら、鈴の音はそれに気付く様子もなく遠ざかっていくのだった)
【と、私のパートもこれで〆になります】
>>377 全く本当にその通りですね。
私の眼は邪眼になるのでしょうか…?
邪眼というよりは胸のルーンが一時的に眼に力を与えているだけのようにも思えるのですが。
ルーン…未だに謎が多いですね…
その謎多き108人に含まれてしまったのが今でも不思議です…
(と笑いながら言って)
行ってらっしゃいませ。って…ドア…もう寒いのに…
>>378 私がこの能力を使っているときは怖がられるんですよね…特に子供に…
(と苦笑して言い)
これからの日常では十分に役に立ちますよ?
私では死に行くのを止められない。
治療をする時間、命が持たなければ意味が無いんです。
ですが、貴女の力があれば、今まで助けられなかった命も助けられるかもしれません。
貴女、医療班に入りません?私の助手になってくださいよ。
(と笑顔で言った途端、手を胸に押し当てられて)
大胆ですね…一応私も男なんですけど…
(と照れくさそうに言い)
別に何もいりませんよ。
あえて欲しいと言うなら…貴女?いえいえ冗談です。
(と笑いながら言い)
ええ、さようなら。また来て下さいね?
にしても亜人のかたはドアをきっちり閉めるのを知らないのでしょうか…寒い…
(といそいそとドアを閉め、また仕事を始めたと言う)
【とても遅くなりましたがこれにて〆です】
【最後にお待たせしてしまって申し訳ありません】
【長考になってしまいした】
【それでは楽しい一時をありがとうございました】
【また機会があればよろしくお願いします】
>>"生命"のシャトー
>>"奉仕"のアーツ
【長時間に渡る複数ロール、お二方共にお疲れ様であった】
【我も貴重な経験させていただき楽しき時を過ごさせていただいた】
【汝等に深き感謝贈るものなり。再会を祈りつつこれにて我、落ちるものなり。ではさらば】
【見届けさせていただきました】
>>ターさん、アーツ医師
【こんなに長い時間のお付き合いをしていただいて…長文・誤字脱字、真に失礼しました】
【初の三人ロールで不安沢山でしたが…本当にお二人のおかげです】
【夢のように楽しい時間を、とても長い時間のお付き合いを、ありがとうございました!】
【それこそ言い尽くせない感謝を。また機会がありましたらこちらこそ宜しくお願いします】
【それでは、私もこれにて失礼させて頂きます。それではよい夜を】
【待機しますっと……】
【プロフは>8ですよー】
【避難所で俺の話で恐ろしい事になってますが;】
【お相手よろしいでしょうか】
【は〜い、こんばんわ〜】
【こちらでは初対面ですね。取り敢えず初めまして……】
【シチュエーションなどはいかがいたしましょう?】
【そういえば避難所で話した事があったので初遭遇ということを忘れていましたw】
【初めまして…ですね】
【俺は避難所で仰られてた「問い詰め〜」が気になるんですけど】
【ああ、そのことは取り敢えず保留ということで一つ……】
【初対面で話すには少々キツい内容かなと思い留まった次第であります】
【あぁ、俺は大丈夫なんですけどね?】
【それならどんなシチュが良いでしょうか?】
【まあ、せっかく釈放されたばかりなので今しばらくは和やかムードで行きましょ〜】
【そうですね……これといって特別思い浮かばないのですが、そちらでは何かありますか?】
【それじゃ、色々な手続き作業から解放されて】
【夜の誰も居ない食堂でこっそりとツマミでも作って酒の訓練してるところへ来られるのは如何ですか?】
【ルミエールさんが満足する度数よりはかなり軽いものですけどw】
【良いですね、それで行きましょ〜】
【こちらもアルコールについては色々訳ありですがw】
【では、そちらが食堂を物色(?)している所から書き出しお願い出来ますか?】
【訳ありですか…気になりますねw】
【それではしばらくお待ちを…】
(加入の際の手続き等、色々な書類を整理に追われ、すっかり真夜中になっていた)
(最も、彼にとっては夜が生活の中心なので眠気等は無いが)
(誰もいない筈の厨房からは何かを揚げる音が響いていて)
……出来た。
(それらを皿に盛り、お昼の間に調達しておいた度数3程度の軽い酒を用意し)
ふぅ…いい加減人並みに飲めるようになりたい…
(と愚痴をこぼしながら栓を開け、グラスに注いでいく)
にしても…変わったところだな、ここは…
【遅くなりました、すいません】
…………?
(カツ、カツ、と硬質の音が砦の通路に静かに木霊する)
(入浴を終え、部屋へ向かって歩いていると食堂の前に差し掛かった際に人の気配を感じた)
(朝の仕込みにはまだ早い。可能性は限りなく低いが、賊だとしても食堂などに金目のものがあるはずもない)
(誰かが食材のつまみ食いでもしてるのだろうか? しかし、そんなところでも普段なら気にも留めないような事だが、何故か今日は無性に興味を引かれ、気が付けば食堂の扉に手をかけていた)
……誰かいるの?
(中を覗いてみれば厨房の辺りに灯が点っていた)
(様子を伺うように首を伸ばしながら声をかけ、歩み寄っていく)
【ではでは宜しくお願いします〜】
(突然出入り口の方から声をかけられ)
…?あ、えーと…悪い、起こしたか…?
(「やっぱり揚げるのは控えておくべきだったか」と頭を掻きながら言い)
(そこにはその長身を丸々くるむ事が出来るくらい丈の長い、)
(血のように深い赤の装飾だらけの外套に身を包んだ男がいた)
(作りたての唐揚げはまだジューと小さい音を立てていて)
…………とりあえず、初めまして、か?
(余り人と接した事の無いためどう声をかけて良いか分からず、)
(散々黙った後妙な挨拶をする)
少しだけ酒を飲もうと思ってたんだ…起こしたんなら悪い…
いやいや、別に苦情言いに来たわけじゃないわよ
(蓋を開けてみればまあ……何の事はない、少々手の込んだつまみ食いのようだった。料理をするにはやや不自然な出で立ちが気になるが)
ええ、初めまして……。
ん〜、あんまり見ない顔ね。最近入った人? コックさん……じゃないわよね
(厨房の前にしつらえてあるカウンター席に座り、ナグザットの風体をじっくりと観察しつつ)
(いましがた作ったものと思われる唐揚げは何とも食欲をそそる香りを立ち上らせているが、それを作った本人は料理人とは思えない。身に纏う異様な外套といい、そこはかとなく漂う気配といい……)
別に酒ぐらいで謝らなくても良いわよ。私の私物でもないし
(手をパタパタと振り、苦笑する)
そうか…それならそれで良いが…
(そう言いながら自前の物と思われるバジルとブラックペッパー、塩をパラパラとかけて)
良かったら、アンタも食べるか?少し作りすぎたんだ…
ああ、つい先日牢から出してもらって入ったばかりだ…コックじゃないが…まぁ、料理はする。
ああ…酒の訓練をしようと思って…その、まともに飲めない下戸だからな…
(とそれを恥じるような言い方をし)
アンタの名は?
俺はナグザット・リアスタ…暗殺兵…だろうな、多分。
あら良いの? それじゃ遠慮なく……
(その言葉を待ってましたとばかりに唐揚げを一つ摘んで口に入れた)
っつ……ふぅ……ん、美味し
(噛み締めれば熱々の肉汁が口の中一杯に広がり、舌の上で転がしながら苦労して飲み下した)
(反射的に出た言葉は世辞でも何でもなく本心だろう)
へぇ……、牢……?
(確かに牢と言った。思わず眉を潜めてナグザットを見上げる)
私は、ルミエール。弓兵よ
ナグザット……暗殺兵……? はは、そう……貴方が……
(偶然にしては余りにも出来過ぎだ。心中呟いて苦笑する)
(個人的に話を聞いていて良くも悪くも少なからず興味を抱いていた相手と、この広い砦の中でこんな形で出会うことになるとは……)
(恐るべきはルーンの導きとやらか?)
(何気なく右手をさすって息をついた)
美味い?それは良かった…
(自分の作った物を「美味しい」と言われるのが嬉しかったらしく)
それじゃ俺も……ん、腕は鈍ってないな…
ルミエール、か。覚えておく。
(「貴女が」と言われると思わずため息をついてしまう)
(やはり自分はあまり良い立場では無いなと実感する)
そう、いうことだ…俺がアンタらを騒がせた張本人…
歓迎されなくて…当然だな……とりあえず、悪かった…
(と頭を下げる。あまり良く思われていないことは覚悟をしていたが、やはり少し辛く)
(自分がしてきたことば考えればそれは当然なのであった…)
ちょっ、誰も謝れなんて言ってないって。頭上げてよ頭
(どうも誤解されてしまったようで、慌てて手で煽って頭を上げるように促す)
私はただ、その巷で噂の暗殺者さんが夜中に自分でつまみまで作って酒飲みの練習なんかやってるのにビックリしただけよ
(自分で言ってて可笑しくなったようでクスクスと笑い出す)
(相手の反応に面食らってしまい、暫し言葉を失う)
………そんな反応をされるとは思わなかった。
忌み嫌われて避けられると思ってたから……
(しかし、以前襲った相手を思い出すと、その相手にはやはり歓迎されないだろうと思い直して)
酒は…その……息抜きがてらに…ちょっと。
(何故かこちらの予想も出来ないことばかり言われて)
(反応に困ってばかりだった。やはりまだまだ人と接するのは下手らしい)
はぁ……あのねぇ……
(眉間に指を当てて息をつく)
(ナグザットの気持ちも言い分も分からないでもない)
(だが、生来のお節介焼き気質がそれを放っておくことを許さないようだ)
そりゃあさ、貴方がした事ってのは直ぐに許されないかもしれないわよ。特に直接被害にあった人には。
けどね、それはもう過ぎた事なの。分かる? 過去のお話。犯した罪を悔いるのは悪い事じゃないけどね。
(じっとナグザットの目を見据えながら続け)
それに……嫌われて避けられてるって? いつ? どこの誰に? 少なくとも、貴方を信じて牢から出してくれた人はそうじゃないでしょ? 私だってそうよ。
(一気にまくし立てて軽く息切れしたようで一旦深呼吸して)
ごめん、ちょっと私にも一杯貰える?
(酒のボトルを指差して)
う……あ…
(一気に捲くし立てられて上手く反応も出来ずに)
……分かった。もうその事についてはあまり考えないことにする
(この人の前で下手な事言うと大変だな、と頭に刻み込んで)
ものすごく軽いやつだが…それでもよければ。
(ともう1つグラスを用意してそれに注いで手渡す)
(内心は、もっと過激に捲くし立てられたらどしようという考えで満たされていた)
……俺も飲むか。
(と見てるほうがもどかしくなるくらいにチビチビと飲み始め)
(――しかもそれでもまだ時々咽ていて)
……ゴホッ
【お時間大丈夫ですか?】
ん、ありがと
(グラスを受け取るとクイッと一息に煽り、乾いた喉を潤していく)
まあね……うん、経緯はどうあれ、貴方はもう私達の仲間なの。
ここは気の良い人達ばかりだから、貴方のやった事なんか直ぐに忘れちゃうわよ。
だから、貴方も変に萎縮しないで自分からどんどん歩み寄ってきてね?
(喉が潤うと共に気分も落ち着いてきたようで、先ほどに比べて緩やかな口調で語り)
……ふふ、ホントに弱いのね?
(たった一口二口でむせる様子を見てクスッと笑い)
【リロミス失礼……大丈夫ですよ〜】
……そういうものか。
その…あんまり人と喋ったこと無くて…良く分からないが…
これからよろしく頼む。
(と右手を差し出す。甲には石英の結晶のような、クリスタルのような、菱形のルーンがあり)
ああ…弱い。自分でも情けなく思うぐらい弱い。
正直これでもキツいくらいだ。
(と自分の作った唐揚げをつまみながら言い)
アンタは強そうだな…羨ましい…
俺も人並みに飲めるようになりたくて時々こんなことをしているが…
ハッキリ言って結果が伴ってない……
はいはいっと、こちらこそ宜しく
(こちらも右手を差し出して握手を交わす。甲にはナグザットとは形の違う、矢をつがえた弓のようなルーンが刻まれていて)
ふふ……体質で合わない人とかいるわよね。
ま、無理しない程度に頑張りなさいな。人と喋るのも、酒に強くなるのも……要は慣れよ慣れ。あ、お代わり良い?
(微笑み、空のグラスを差し出して)
んっとね、でも、酒に強くなるには何度も酔いつぶれるくらいが丁度良いとも聞くわね。
貴方、酔いつぶれた経験とかあるの?
(差し出された手には自分と同じくルーンがあり)
アンタも右手か…人によって場所は違うみたいだが…
俺は「氷」らしい…アンタは?
俺は悪酔いして…それこそ頭痛がひどくなるし、戻したりするから…
あまり酔いつぶれるほど飲まない…というより飲みたくない…
(とまたチビリと一口飲み)
やっぱり俺は軽いやつをチビチビやってたほうがいいのかもな…
お代わりか。
(直ぐにボトルを傾けてなみなみ注いで行き)
俺は多分こんなに飲めないから好きなだけ飲んでくれ…
(最初に入れたグラスもまだ半分も減っておらず、いかに弱いかいい証になっていた)
ん、ありがと……
(なみなみと酒の注がれたグラスを傾け、ほんのりと赤らんだ顔で微笑む)
(湯上がりで血行が良くなってるためか、弱い酒といえど酔いの回るのが早い様子)
狩人……だって。
全く、良く出来た話よね
(右手のルーンを見つめ、撫でながら呟く)
そうね。私達みたいに手だったり、額とか背中とか……目とかもあるらしいわよ?
(グラスを傾け、息をつく)
あらら、そこまで酷いとねぇ。下手に飲まない方が良いかもしれないわ。
(殆ど減らないナグザットのグラスを見て)
狩人…か。弓兵なんだろう?ピッタリじゃないか…
俺は何で氷なのか全然分からない…
(ほんのり赤らんできた顔を見て、酔うとどうなるのかと少し不安になってきて)
ルーンの伝承の話か?
俺もここに来るまでは知らなかったが…
今は信じても良いような気がする。実際に身に起こったこともあるし。
英雄なんて柄じゃないが…
そうかもな…半ば諦めてこんな悪あがきをしてきたが…
もうずっとこのままでもいいか…
ん〜……でも、時々考えることがあるのよね……
ルーンに引っ張られたから弓兵になったのか、弓兵になったからルーンが付いてきたのか……て
(グイッとグラスを煽り)
私もね、偶然じゃ片付けられない事をいくつも目にしてきたから信じないわけじゃないわ。
けど、今まで自分がこうと決めてきた事全てにまとわりついてくるのよ、その伝承とやらがさ。
何かもう……悔しいじゃない……。いるかいないかも分かんない神様にしてやられてるみたいでさ。どうにかして一矢報いてやりたい気分よ……
(酒が進むに連れ、段々と目が座り、愚痴のような物を延々とこぼし始めた)
(どうやら絡み酒の癖があるらしい)
そうよ。無理して身体壊すくらいなら、どんなに無理強いされても断固として断る気概を身に付けると良いわ。
いずれどこかで役立つわよ多分。きっと
【そろそろ〆に向かいましょうか?】
【すいません、ようやく回線が復活しました…】
【今から急いで書きます!】
そんなものか?
それは考え方次第のような気もする…
確かにアンタとルーンは密接に関係してるのは事実だろうが…
アンタはアンタだろう?ただ自分らしく生きればいいんじゃないのか?
(「そんなことに振り回されてるとやってられないだろう?」と付け加え)
(あぁ…いよいよ酔いが回ってきたか…と焦り始めて)
無理強いというか…そこまで密接に人とかかわった事が無い…
ただ、俺が飲めない自分を中々許せないだけでだな…
(また唐揚げを1つ摘みながら一口チビリと飲み)
でもま、確かに無理強いされると困るな。そういう時は断るさ。
【お待たせして申し訳ありませんでした…】
【分かりました、そろそろ〆の方向で】
そう……私は私……でも、自分らしく? 私らしくって何?
貴方が私の何を分かるっていうのよ!?
(ダンッ! とテーブルを強く叩いて語気を荒げる)
(そもそも初対面のナグザットに分かる筈もないが……所詮は酔っ払いの戯れ言)
もぅ……酒が飲めないくらいで男の価値が決まるわけじゃないんだし、そんなみみっちぃこと言ってんじゃないわよ
(唐揚げを摘んで口に入れる)
(大分冷めてしまってはいるが美味であることには変わらず)
うん、天は二物を与えないって言うじゃない。酒が飲めない代わりに料理の才能が与えられたのよこれは。だって冗談抜きで美味しいもの
(にへら〜っと力の抜けた笑みを浮かべ。もはや話に脈絡が無くなってきた)
……さてと、そろそろルミエールさんは帰りますよっと……
ま、これから色々大変だろうけど頑張りなさい少年。
(と、唐突に席を立ち、ふらふらっと出入り口の方へ歩き始めた)
あ、困った時は遠慮無く言いなよ? お金の事以外なら相談に乗るからさ。
それじゃあね〜♪
(言いたい事を言うだけ言って、しまいにはかなり上機嫌な様子で笑顔を振りまき、手を振りながらおぼつかない足取りで食堂を後にしたとさ)
【え〜、ではこちらはこれで〆で】
【何というか、酔っ払いがご迷惑おかけしました……】
【それではお疲れ様でした〜】
【また俺というやつは…待たせてしまってすいませんでした】
【深く反省いたします…】
【また避難所に伝言くださると幸いです】
【それでは一旦落ちますね】
【本当にごめんなさい…】
【リロミス!】
【申し訳ありません…本当に俺ってやつは何で…】
【今から〆のレスを書きますね】
い、いや、確かに俺はアンタのことは殆ど何も知らないがっ…
ただ自分の思うように生きてみればいいと言いたかっただけで!
(捲くし立てられると一気に血の気が引いて青くなり)
…確かに俺はチビチビするほうが性に合ってるが…
(相手が料理をほめるのは素直にうれしいのだが)
いや、それはただ節約のためにしてたら身に付いただけで…
(才能でも何でもない、と必死になって言い)
確かに帰ったほうが良い。アンタ、気付いてるかどうかは知らないが相当酔ってるぞ。
少年って…そんなに年も離れてないと思うが…あ
(フラフラとしている足取りから非常に不安になった。真っ直ぐたどり着けるのか?と)
分かった…何かあれば頼らせてもらう…
(そして完全に姿が見えなくなるまで見送った後)
飲めるようになるより、酔っ払いの相手をすることに慣れるほうが良さそうだ…
(これから人付き合いも増えるであろうし、尚更だ)
(とにかく、肝に銘じて、つまみを食べ終えたあと、後片付けをしてその場を後にした)
【それではこれで〆で。】
【こんな遅く(早く?)までお相手してもらってありがとうございました】
【それではお疲れ様でした】
【また次の機会によろしくお願いします】
【名前】ネリエロス
【ルーン】萌芽(額)
【年齢】56
【性別】男
【職業】武匠(軍隊などに雇われて、新兵に武術全般を教えることを生業としている)
【種族】人間
【容姿】年齢を感じさせない筋骨隆々の体格。兜をかぶった時に蒸れないよう、丸坊主にしている。
眼光鋭く、左頬に大きな傷がある。右足の大腿部から下は義足。
【性格】普段は大人しいが、兵士を訓練する時は鬼のように厳しくなる。
【装備】新兵を訓練する程度なので、基本的に軽装。使用する武器は種類を問わない。
【戦闘】基本的に戦闘には直接関与しない。兵士の訓練及び後方からの指揮程度。
【経歴】もとは名の売れた傭兵。とある戦いで負傷し右足を失う。それを機に傭兵を引退し、
後進の育成に力を注ぐ。革命軍に雇われ、城に入った瞬間ルーンが現われた。
それ以来、革命軍の兵士達を鍛えることを生涯の任務と定め、新兵をしごいている。
【NG】大規模な戦闘、ウホ、拷問など。
【提示できるシチュ】雑談、模擬戦、(ならないと思うが)エロール。
【遅くなりましたが、プロフ投下させていただきます】
【今夜は一言落ちです。なかなかロールの時間がとれない…】
【名前】 ル・ディワシン・ゴ・ディ(※ロキ族言語で『勇敢なる白い翼』の意)
【ルーン】無垢 (うなじ) →効果は不明だが、聖なる弓と関係があるらしい
【年齢】 不明(外見9歳程)
【性別】 女
【職業】 飛空弓兵 (フライングスナイパー)
【種族】 鳥類系亜人種
【容姿】 118cm・19kg(空を飛ぶため体重は極めて軽い)
目は鷹の様に鋭く、長い漆黒の髪を頭の後ろでまとめる。
やや浅黒い肌に白いラインのフェイスペイントを施す。 背中には巨大で真っ白な翼を持つ。
【装備】 聖なる弓(ロングボウ) 革の胸当て&手甲&モカシン 橙色のキトン:長さはミニスカートくらい。
【戦闘】 弓を使用した空からの強襲や後方支援
体格的な問題から射程は短め、命中精度も高くはないが、当たれば鎧すら貫く。
翼が大きいので細かい旋回が苦手、対空攻撃に弱い。
弓が使えない場合、身軽さを生かした蹴り技主体の格闘戦も。だが、威力は強くない。
※なお『聖なる弓』はあらゆる角度から調べたが派手な装飾以外、普通の弓と変わらないことが判明。
いつかの攻砦戦で稲妻を起こしたところを目撃した兵士も居るが、本人は全く憶えていないようだ。
【NG】 スカ系・固定カップル化
【備考】 備考:辺境の高山地域に生息する鳥人の部族の一つ、ロキ族の女戦士。
彼らが信じる神の導きにより、ロキ族に伝わる聖なる弓を携えて革命軍に参加。『戦場の天使』 と呼ばれる。
下山するまで他民族の文化を全く知らず、 あまりにも純粋な為、時として常識はずれの行動や厳格ゆえの残酷さを見せる。
ロキ族のしきたりにて心を許した仲間には独自の名前を贈る。 (例:シリウス=民を護る王冠)
※ロキ族文化=ネイティブアメリカン文化のようなイメージでお願いします。
【掲示できるシチュ】 戦闘 エロール(陵辱など要相談) 雑談
イメージ参考画像:
ttp://okms.h.fc2.com/rudy.html(オリキャラを描いてもらうスレ保管庫)
↑デフォルメ調も追加していただきました。絵師様に感謝
【しばらく待機しますわね】
【プロフィールは
>>100にあります】
【こんばんは、はじめまして】
【私もまだ不慣れな新参者ですけれど、それでよければ】
【ご希望のシチュはありますか?】
>>420 【そうさね。そちらさんももう革命軍のおひとだったら
城の酒場でおたがい商売中に・・・とかどうだろね?
これくらいしか思いつかないんだが。そちらさんに希望があればそっちでもいいよ】
【実は私、まだ正式に革命軍には入っていないのです;】
【なので城の酒場ではなく、城下町でいかがでしょうか?】
>>422 【おやおや、そりゃ失礼。】
【んじゃ、城下町の酒場で・・・だね。どっちからいこうか?】
【では、今回は私から】
【しばらくお待ちください】
(遠目に城と湖を臨む、一軒の安宿兼酒場にて、首元に蜘蛛の巣に似た痣を持つ女は)
(ひとり酒を嗜んでいた。)
(偶然であった男に誘われ、いざ革命軍の本拠地へ来てはみたものの)
(自らルーン持ちを名乗るのは気が引けて、なかなか城へ足が向かないのだ。)
全く…どうしたものかしらねぇ?
(呟いてみるが、答えてくれる人がいるわけでもなく、小さく眉根を寄せて苦笑。)
(渋みの強い葡萄酒を、もう一口含んで)
【お待たせしました】
>>425 うーさむ。ここにくんのも久しぶりさね。
(一月ばっかり遠出して商売にはげんで帰ってきたその足でいきつけの酒場の扉を開く)
(革命軍のおえらいさんには帰ったらすぐに頼まれた仕事の結果を報告しろって言われてるんだが)
(そんなことはしたもんかね。冷えた体をあっためるにゃ、まず酒だ)
(あたしにゃなによりの重要事項さね)
よーほーい!マスターおっひさー!
・・・おんや、ずーいぶんと人入りが少ないねぇ、だいじょうぶなのかい?
(馴染みに店主にそんな憎まれ口を叩きながら、あたしはカウンター席についた)
・・・ん?
(と、みなれない美人が目に入った)
(・・・なーんか、頭のてっぺんがチリチリする)
(これは、もしや・・・)
はぁい。姐さん!こんにちはー。
あんたみたいな美人が一人でどうしたのさ?
奢らせる男をつかまえそびれたのかい?
え?あ…私のこと、ですか?
(ぼんやりしていたところへ、突然振ってきた明るい声。)
(それが自分へ向けられていることに気づかず、反応が遅れてしまった。)
美人だなんて、お上手ですこと
…少し、考え事をしていたものですから
私に、何か御用ですかしら?
(グラスの中身と同じ色の瞳を持つ女性に、少し硬い笑みを返す。)
(悪人には見えないが、何が目的で話しかけてきたのやら、全く想像がつかない。)
(そういう相手には、用心しておくに越したことはないと心の中で呟き)
>>427 そそ、あんただよ。
まわりをよーく見回してごらん?
こーんなシケた酒場にゃ美人はあたしとあんたしかいないだろ?
(しぶい顔したマスターがこっちを睨んでるが知ったこっちゃないね)
(シケた酒場ってのは事実だろ?とくっくっく、と笑いながらマスターに流し目をくれたら)
(しぶい顔がますますしぶくなっちまったよ)
マスター、あたしにも一杯ー。ツケでなー。
(それだけで長い付き合いのマスターは、あたしの前にいつもの酒ビンを置いた)
(こころなしか大きな音がした気がするが、気のせいだろ)
んー。
べつに用ってほどのもんじゃないがね。
ちーっと商売をしようにも、こうシケてんじゃ商売になりゃしない。
一人で飲むのも退屈だ。
見飽きた上にぱっとしない顔を見ながら飲むのもいただけない。
で、一緒にどうかいってんで声をかけたのさ。
(封を開けてない酒ビンを持ち上げて、お誘いの文句)
(こんな美人と一緒ならあとから来るかもしれないカモもひっかけやすくなるってもんだ)
まぁ…
(あまりに開けっぴろげで悪びれない物言いに、口元がほころぶ。)
(マスターの苦い顔から察するに、こんなやりとりは日常茶飯事なのだろう。)
(なかなか肝の据わった女性らしい。警戒していたのがバカらしくなってしまった。)
そういうことなら、喜んでご一緒しますわ
(今度は自然に微笑んで、グラスを軽く掲げてみせる。)
さっき、商売とおっしゃってましたわね
何のお仕事をなさってるの?
>>429 お。そうこなくっちゃ!
(声の調子で警戒がとけたのがわかる。用心深いのは悪いことじゃない)
(こんなご時勢だ。女が一人で行動するなら心がまえってもんは大事さね)
(この姐さんは、顔がキレイなだけのお人形さんじゃない)
(おつむの方もなかなかイケるようだと印象が上向きにアップした)
んじゃ、これは出会いを祝して“マスターの”奢りさ!
(美人さんのお隣に移動して、ビンの中身をグラスにそそぐ)
(後ろからマスターの何か言いたげな気配がしたが黙殺)
(美人さんな初客の前でみみっちいこたぁ言えないだろうってあたしの読みは見事に当たったね)
あたしの商売かい?
賑やかしさ。“こいつ”と一緒にね。
(長い付き合いの相棒、ヴァイオリンを取り出してウィンクひとつ)
(そして即興で曲を一節)
あたしはミゼリア・ウォーレン、歌を歌って歌わせて町を巡る・・・
ま、吟遊詩人ってやつさ。
姐さんは?
なーんか、魔法使いみたいな格好してるけど。
(ローブと杖のワンセット、これで魔法使いじゃなかったら、たいしたフェイントだ)
あらあら…よろしいんですか?
(振り向くと、渋々ながら頷くマスターの姿が目に入った。)
(こんな様子では、いつも苦労しているのだろうと思いながらも)
では、ありがたく戴きますわ
(貰える物は貰っておくことにする。)
(即興ながらも美しい旋律に目を細めて聴き入り、小さく拍手を贈る。)
素敵な音色でしたわ…お上手ですのね
私はジノ・ルザベスタ。ご推察の通り、魔術士ですわ
もっとも…占い師としての方が、名前が通ってしまっているのですけれど
(ほんのちょっとだけ、困った顔をする。自分の所業の結果なのだから、自業自得ではあるが)
>>431 (拍手はおひねりの次に嬉しい旅芸人へのごほうびだ)
(ついでに素直な褒め言葉もね。相棒をテーブルの脇に置き、優雅に一礼して笑み)
ほい。ご清聴ありがとさん。
おひねりはいらないよ、あいさつがわりだからね。
ほーう、魔術士ってぇのは辛気臭いジジババばっかかと思ってたが
姐さんみたいな若くて美人もいるんだねぇ。
(ん?なんか聞いた覚えのある名前・・・)
ジノ・・・ル、あ!
あー!聞いたことあるよ!
もう、恋愛を占わせたらはずれなしの百発百中の占い師だって!
へー、姐さんがあの・・・。
(町から町へ渡る間に仕入れた噂話の中にそんなのがあったんだ)
(あたしゃ、目がきらりと光るのが自分でもわかったね)
(このチャンスを逃す手はない)
なぁ、姐さん。姐さんの占いで婚期とか結婚相手がわかったりするかい?
(我ながら珍しい真剣な顔でぐぐっと乗り出して)
知ってらしたのね…
(恥ずかしいわ、と小声で呟く。)
(破門された身とは言え、本業の魔術士よりも副業の方が有名だなんて)
(師匠が知ったらどんな顔をするだろうか。)
確かに恋占いは得意ですけれど、百発百中は誇張ですわ
噂と言うのは、余計な修飾がつきがちですもの
(そうでしょ?と首をかしげて同意を求め)
ごめんなさい、ミゼリア
私は未来を見ることは出来ないの
(真剣な顔つきで迫るミゼリアに、すまなそうに告げる。)
(そのかわり、と言葉を繋いで)
今現在のことなら大抵占えますわ
貴方を陰ながら想ってる人がいるか、想い人が貴方をどう思っているか…
そういうことなら任せてちょうだい
もし貴方が望むなら、素敵な演奏のお礼に占って差し上げますわ
【占いをする場合、決め付けロール防止のため】
【糸の描写はミゼリアさんにお願いしてもよろしいでしょうか?】
>>433 あっはっは!たしかに噂ってのはそんなもんさね。
(軽く笑いとばして)
けどね、噂になるだけで大したもんさ。
噂ってのは尾ひれに背びれにたてがみに牙に角に尻尾までくっついて流れるもんだが
そん中にもちゃーんと真実ってやつが残ってるもんだ。
百発百中がおおげさでも、あんたが優れた占い師であることにゃー変わらんだろ?
そんな顔しないどくれ。
できないもんならしょうがないさね。
(あやまるジノにピラピラと手をふって)
想い人ねぇ・・・。
(さて、心当たりが多すぎてなんともハッキリしないねぇ)
(だがせっかくの申し出だ、乗らなきゃ嘘ってもんだろう)
んじゃ、お願いするよ。
【んー。じゃ、あたしは恋多き女なんで糸はあっちこっちに散らばってて
てんではっきりしないってかんじで】
ふふ、そう言ってもらえて光栄だわ
ご期待に沿えるかどうか、心配だけれど…
ちょっと失礼しますわね
(ミゼリアの両手をとり、じっと見つめて意識を傾ける。)
(喉元の蜘蛛の巣に、薄く光が宿る。)
あら、まぁ……
(とたんに目に飛び込んできたのは、幾筋もの赤い糸の川。)
(色褪せてしまった糸、燃え盛る炎のように赤い糸、太い糸に細い糸…)
(てんでばらばらな糸が、競うように細い薬指に絡まっているのだ。)
(しばし唖然として、ぽかんと口を開け)
(と、よくよく見ているうちに、それらの糸に共通点があると気づく。)
(どれもこれも彼女の指に弱く絡まるばかりで、しっかり結ばれたものがないのだ。)
(それはつまり、本命が未だに現れていないことを示していた。)
…何事も経験とは言うけれど、あまり遊び過ぎないようにね?
変な男に付きまとわれて、怪我なんかさせられちゃ大変ですもの
それに、遊びに紛れて「本命」を逃してしまいたくはないでしょ?
(苦笑に似た笑みを浮かべ、相手の顔を見やる。)
まだ見ぬ彼のために、女を磨き続けてあげてね
(アドバイスと言うには具体性にかける言葉。)
(これが、どれだけ彼女の為になるのだろうか…)
【こんな感じで大丈夫でしょうか?】
>>435 (ジノと一緒に自分の手をじっとみつめて・・・)
(あたしにゃ、なんにも見えやしないんだけどさ)
んんー?
(ジノの喉に不思議な光。またまた頭のてっぺんがチリチリする)
(こりゃーやっぱり“アレ”みたいだねぇ)
(んでも、今のあたしにゃーそんなことより占いの結果の方が重要だ)
(そんなことはすぐに忘れて、あたしは結果をわくわく待つ)
あっちゃー!
(ぺしっと自分のおでこを叩いて天をあおぐ)
やーっぱ、あんたは大した占い師だよジノ。
当たってる、当たってる。
あたしゃ恋多き女だからね。
そっかー下手な弓矢も数撃ちゃ当たるってーが、恋愛はそれにはあてはまんないってね。
いちおー、ぜーんぶ本気のつもりで始めるんだがねー。
(初めのうちだけだがね。にっと笑って)
女を磨くにゃー恋が一番。けれどやりすぎりゃー本命を逃がす。
ま、酒も恋もほどほどにってとこかねぇ。
ところでさ、ジノ。
ひとつ聞きたいことがあるんだけど、あんた喉のそれ・・・。
自分で何だか知っているかい?
【あたしは大丈夫さ。こっちこそ曖昧な書き方で悪かったね】
ありがとう、嬉しいわ
(ミゼリアの褒め言葉に、素直に表情を緩めて答える。)
(副業とは言え、褒められて悪い気はしないものだ。)
あぁ、これ?
(ミゼリアの言葉で、前の町で出逢った、気のいい海賊風の男を思い出す。)
(それなりに有名な話なのだろうかと考えつつ)
えぇ、ルーンとかいうものだと聞いているわ
実は私、それをはっきりさせるためにこの街へ来たのだけれど…
いざとなったら、尻込みしてしまって
(無意識に、はにかむような笑みを浮かべる。)
【いえいえ、とんでもないです】
>>437 なーんだ知ってたんだね、よかったよ。
めんどっちい説明しないですむ。
(ルーン持ちっぽいのみつけたら報告しろって言われてんだよね、お偉いさんに)
(面倒くさいこた嫌いだし、この広い世間でそうそう出会うもんでないだろって思ってたから)
(へーへーって右から左に聞き流していたんだが、まさか出会っちまうとはねぇ)
(これもルーンのお導きとやらか)
ふぅん、なら一緒に行くかい?
あたしはそっちに帰るとこでね。
(おじぎするように頭をさげて、ジノにてっぺんを見せる)
(てきとうにかきわけた髪のすきまからルーンが見えてると・・・思う)
(何しろ自分じゃ見られないからね。テメーの頭のてっぺんなんてさ)
あたしも一応、ルーン持ちってやつさ。
まー、あそこにゃ確かに強面も多いが、そんなに怖がるこたないよ。
とって喰われたりはしないさ。
あんたは美人だから狼にゃー気をつけにゃならんが、そんなのはあそこに限ったことじゃないさね。
どうする?
(聞いちゃみたが無理じいするつもりはさらさらない)
(決めるのは本人さね)
(いきなり目の前に突き出された頭には、模様こそ違うが似たような痣が)
(安堵がじわりと広がってきたのを感じ、ほぅと溜息をついて)
貴方も、そうだったのね
えぇ…貴方さえ良ければ、お願いしたいわ
(気遣ってくれるミゼリアに、くすくす笑って)
あら、強面の兵士さん方が怖かったわけじゃないのよ?
ルーンを持つ者は英雄だなんて話が流れちゃってるって聞いていたから
自己申告じゃ、信じてもらえないんじゃないかって心配だったの
(二度目の運命の出会いに、そんな杞憂はすっかり吹き飛んでしまったようで)
(赤い唇が三日月形を描いた。)
【すみません…思ったより眠気が酷いため、こちらはコレで〆ますね】
【長時間のお付き合い、ありがとうございました】
>>439 英雄ねー。あたしもさ、そんな話を聞いてこりゃーいい商売の種になる!ってここに来たのさ。
そしたらさ、まさかまさかの展開ってやつでさ。
あたしゃ英雄譚を歌うもんで英雄なんかじゃないんだがねー。
(両手を肩の高さにあげてやれやれと頭をふって)
ああ、そんな心配はいらないよ。
城にゃー、ルーンを鑑定するおひとがいるからさ。
そのおひとに見てもらえば一発さね。
んじゃ“マスターの奢りの”酒を飲み干したら、一緒に行くとしようかい。
(やっぱ何か言いかけたマスターだったが、あきらめたみたいに首をふって黙り込んだ)
(こんな美人二人が晴れやかに飲み交す酒を提供するのが嬉しいんだろ、うん)
108人の英雄かもしれない奴らと運命に、乾杯!
(英雄も運命もどーでもいいが、ここは色々と面白い。酒も美味けりゃこんな粋な出会いもある)
(あたしが上機嫌な理由なんてそれで充分さ)
【そんじゃ、あたしもこれで〆るよ。今日はありがとさん】
【途中で人大杉に巻き込まれて遅レスになっちまって、ごめん!】
【これからもよろしく!また会えるといいねノシ】
【ええ、またいずれ。お休みなさい】
【はい。おやすみなさーいノシ】
順番あべこべになっちまったが本決まりになったプロフを投下しに来たよ!
【名前】ミゼリア・ウォーレン
【ルーン】葡萄酒(つむじ。髪で隠れる)
【年齢】24
【性別】女
【職業】吟遊詩人
【種族】人間
【容姿】T166 B99W66H92
妖艶な美女(実は化粧技術で割り増しているだけ。素顔はかなり地味)
ウェーブのかかった白ワイン色のプラチナブロンド(長さは肩くらい) 赤ワイン色の瞳。
【装備】原色使いの派手な色と地味な色のリバーシブル外套。外套の中は派手な服。ヴァイオリン。
【戦闘】護身術に蹴りを主体とした格闘技
【NG】グロやスカ、重傷や妊娠などの後々までひびく設定のロール
【備考】夢を売る吟遊詩人の癖にリアリストで皮肉屋。音楽、酒、恋が人生の蜜。束縛と面倒は嫌い。
商売の種になりそうな「英雄譚」の臭いを嗅ぎつけ革命軍を訪れたらルーン持ちだと発覚。
帝国にも革命軍にも何の思い入れもないが革命軍が勝った方が聴衆受けする歌を作れそうだと
それだけの理由で革命軍に肩入れする。城にいる時は住人に弾き語りを聞かせて小金を稼ぐ。
近隣の町や村を巡って商売にはげむかたわら噂話を流したり収集したり
革命軍の武勇伝を歌って聞かせて宣伝行為をしたりと情報員的な仕事もこなす。
【提示できるシチュ】NG以外なら大体のことはOK。ただし特殊すぎるシチュは事前に相談を。
【んじゃ、落ちるよ】
【これからどーぞヨロシクさん】
【少しの間、待機】
【プロフは……
>>154だったと思います】
【こんばんは、誰も居ないのでしたら立候補してみますが】
【お相手いただいても、宜しいのでしょうか?】
【一応、プロフは
>>185にあります】
【構いませんよ】
【ご希望のシチュ等はありますか?】
【どうもすみません】
【前線の視察、なんてどうでしょうかね】
【あくまでも、学者さんの興味本意、ですが】
【或いは私が東洋の書物に興味を示すか……】
【私が考えつくのはこの程度でしょうか……】
【多分、後者かと……(←おそらく、前線には出ない人)】
【東洋関連の書物ならば、彼女の部屋にあると思いますので(ただし、整頓は一切されていませんが)】
【分かりました、後者に致しましょうか】
【では、書き出しはどうしましょうか……】
【出来ればお願いします……】
(いけないことだと知りつつも、他人の部屋を羨ましそうに覗く)
(理由は一応あるにはあるが、それはないものと等しく)
(ただ、知識に惹かれるように、その部屋に未知なるものがあると感じたのだ)
……知りたがり、は治らないようだ。
(自分の悲しき性に苦笑しながらも、どうしようもないので)
(とりあえず、部屋のドアをノックしてみる)
誰か居ませんか? 居ないのでしたら、諦めますが。
いや、逆に諦めきれないかもしれないな……。
(その言葉は小さく呟き)
【こんな感じでしょうか、では宜しくお願いします】
……
(とりあえず、日常は変わる事はない)
(ただ、最近変わったことと言えば、書類を届けるのを人任せにしなくなったことだろう)
……
(それは珍しく、部屋の外に出る事も表わしていた。昔から考えれば、ありえないような話だ)
(だが、彼女は少しずつ変わったのだろう)
……!!
(だが、部屋の目の前で怪しげに呟く男を見ると、再び昔の自分を取り戻すように緊張を走らせる)
[私の部屋の前で……怪しい……間諜?]
(そんな事を考えつつも、ゆっくりと護身用の短剣に手を掛ける)
(そして、男がドアをノックした瞬間に……)
動かないでください。
(鞘におさめたままの短剣の柄を男の背中に押し当てた)
本日は来客の予定はないはずですが、何か御用ですか?
(中に人は居ないと分かり、引き返えそうとすれば)
……もう、一年分くらいは外出したからな。
勿体無い、このような好機は二度とは巡らぬのかもな。
――!
(背中に異物を感じた時には既に遅く)
む、あたかも敵に対する態度ですね。
(抵抗の意志はないと、両手を挙げて)
人は時として、予定にないことを行うときがあります。
言うならば、それですか。
(どうしたら、嫌疑は晴れるのか悩んでいるが)
私は革命軍のリカルド、学者をしている者だ。
貴方の部屋の中に、並々ならぬ興味があって、な。
(言葉だけ聞いていれば、ただの変態に違いない)
言いようのない……何かに惹かれたのだ。
ええ、このようなご時世ですので。
(あくまで無表情に言う)
一応、私の部屋にも機密書類が少なからずあります。
よって、警戒するのは当然のことかと。
(まぁ、一部では彼女がかなり神経質になり過ぎているのも否定はできないが)
…………
(その言葉を聞くと、剣を腰に戻すのも忘れて後ずさり始める)
一応、同僚からはあなたの話は聞いています。
(そして、さらに後ずさる)
一応、学者であるという事も聞いています。
(そして、さらに……)
人の趣味はそれぞれですが、そのような事は自重した方が良いかと。
(どうやら、その言葉通りの意味でしか受け取らなかったらしい)
……いや、私も慣れている。元は私も帝国の人間だったからな。
疑われるのには慣れているが、私にも問題があった。
(すまない、と頭を下げて)
そうか、私の名前を聞いていたのか……。
(後退りする相手を怪訝そうに見詰めるが)
(その理由は全く分からずに)
どうやら、何か勘違いなされているようだ……。
……いや、こちらの話です。気にしなくて結構。
趣味を自重、か。
いや、そういった性分でな。何でも知りたがろうとする。
探究心がやたら強いのであろう。が、自重せよとは?
私はただ、貴方の部屋の中にあるであろうものが見たいだけです。
(またこれもグレーなニュアンスの言葉に聞こえるも)
これが疼くみたいですから。
(と言って、額に巻かれた布を解き、自分のルーンを見せる)
私は帝国の人間であろうとなかろうと、最初は疑いますので。
たとえ上官だろうと……。
(どうやら、それが彼女なりのスタイルなのだろう)
[……部屋の中にあるもの?]
(そう言って、自分の部屋を思い浮かべる)
(一応、部屋の中に彼女にとって貴重な物などほとんど無い。あるのは機密書類程度)
(しかし、彼自身は興味がなさそうなので、別の物。で男性が女性の部屋に置いてあるもので、興味を持ちそうなもの)
(結論は……)
自重した方がよろしいかと。
私ならまだしも、他の女性であれば殺されますよ。
(どうやったら、そんな思考にたどりつくのだろうか?)
……それは、ルーンですか?
(未だに、人と触れ合うような事が少なかったのか、まともにルーンを見たのは以前にあった一名の者だけ)
私自身、ルーンを見たのは一度しかありませんが……。
なるほど、誰が敵かも分からない時世だからな。
その姿勢は間違ってはいないだろうな。
(冷悧な官吏、という印象を抱いて)
ですが、私はそんな意志じゃありませんよ。
(普段から鞄で持ち歩いている書物を見せ)
こんな感じのものです。
貴方の部屋にある中で、こんなものです。
一応、言っておきますが、他のものには興味ありませんから。
(むう、と憮然な表情をして)
ええ、ルーンです。何かはよく分かりませんが。
前に言われていたんです、隠すようにと。
(再びルーンを隠すように、布を解く)
……まぁ、信じましょう。
これ以上追及するのも無駄のようですし。
で、私の部屋にあるもの?下着以外で……。
(しかし、自分の部屋の中を想像してみても、機密書類以外思い浮かばない)
やはり、ご自分でお探しになったら方がよろしいかと。
私には、学者の興味は良く分かりませんので。
(そう言って、混沌への、否、彼女の部屋の扉を開ける)
(そこには、散乱した書類や書物。そして、彼女の机へと続く一本の道)
まぁ、機密書類は見せませんが。
まぁ、ルーンについては私は知りません。
持っている事によって何かあるのかも、私にはきっと関係ないことですので。
ですから、私は下着に興味はありませんから……。
え? 招待して頂けるんですか? 申し訳な……。
(案内された部屋を見れば、思わず愕然として)
しかし……これは物凄い状況になっていますね。
(それでも、目敏く本を見付けていくと)
……これは東洋の史書ですね、私の見込んだ通りだ。
東洋の史書は、軍事にしろ、思想にしろ、優れています。
この辺りでは、あまり見掛けなかったので……まさか、こんな所に。
(思わぬ収穫に目を爛々と輝かせながら)
貴方もこういった本はお好きで?
私も学者なりに、兵法や思想学、政治学を修学していまして。
それでも、所謂「机上の空論」になりがちですが……。
(本を読む片手間で、質問をしていく)
職務を遂行する上では、これで十分ですので。
(相変わらずのようである)
東洋に軍事は我々のものとは根本的に違いますので。
(そう言いながら部屋の扉を閉める)
特に、集団による陣形等は良く纏められているものは多いですので。
意外と参考になります。
いえ、これを私は昔に強制的に覚えさせられました。ですから、あまりいい思い出はありませんね。
それに、私の場合は『机上の空論』では済まされませんので、どうしても参考になるものが必要となります。
そう言う時には、やはりこういうものが必要となりますから。
(そう言って、自分の椅子に座る)
そのような好奇心を私は持ちませんでしたので。
…………。
(どうにもならないな、と言った趣きで俯き)
好きなものならば、覚えるのは早いと言いますが……ね。
陣形が整然粛々と動くならば、そんなに爽快なことはないでしょう。
兵士が戦闘の最小単位ではありますが、戦いの基本は集団だからな……。
(本をパラパラと捲り、流すように読み進め)
それが、私の学者たる所以で、学者であり続ける所以です。
結局、逃げるしか出来ない男ということだ。
貴方ならば、作戦の責任を取らなければならない。
しかし、私は言葉に責任はあるが、あくまでも学者の囈だよ。
好奇心が持てませんか、それはそれは……。
(読んでいた本から、一旦目を離すと)
笑ってみてくれませんか?
ぎこちなくてもいいですから、笑ってみて下さい。
興味がありますので……嫌ならいいんですが。
(唐突に妙な提案をしてみる)
私は兵が動くのを見て、爽快感をおぼえる訳ないでしょう。
(少しだけ、顔をうつむけると)
まぁ、そう思われても仕方ありませんが。
私にとってはそれが全てですし、そのように振舞うのが周りの私の評価なのかもしれませんが。
なら、私にはあなたの事、すなわち学者の事を理解できません。
逆もまた然りでしょう。
別にどちらが正しいと言及する意味もありませんので。
はっ?
(唐突の提案に耳を一瞬だけ疑う)
笑う?
(だが、そのような事は)
……きっと無理です。私はそのような事をするような人間ではありません。
私は、ただ機械のように動き続けて、感情を持ってはいけない。
それが、おそらく、文官である私なのだと思います。
【ん?落ちられたかな?】
【応答がないので落ちます】
【これは失礼しました……だいぶ意識が飛んでいたようです】
【どうもすみませんでした……】
◆連絡事項◆
本日解凍予定が1件あります。
【名前】ユーリ・ルイス
【ルーン】騎士(背中)
【年齢】18
【性別】♀
【職業】騎士
【種族】人間
【容姿】凛とした顔付をしている。流れるように美しい銀髪が特徴。
瞳は薄い紫。抑揚があまりない静で澄んだ声。
身長 165cm 体重?? 82/54/83
【装備】長槍(戦場で騎乗時)と片手剣。
【戦闘】接近戦のみ。部隊を後から指揮するのではなく無言で自ら切り込み引っ張っていく。
一騎打ちを好む。
【NG】あまあま スカ
【備考】帝国軍人貴族の家に一人子として産まれ、男子同様の教育を受ける。
帝国軍の有り様に嘆いた父達に連れられ革命軍に参加している。
最初は君主への裏切りとして父を非難していたがシリウスを主と認め忠誠を誓う。
正々堂々で礼儀正しく、名誉を重んじる堅苦しい性格。剣の腕も立つが猪武者に近い。
シリウスを自らの主君と仰ぎ崇拝している傍ら淡い恋心を抱いている。
【提示できるシチュ】戦闘 雑談 エロール等 NG以外ならそれなりに酷い扱いでもたぶん大丈夫です。
【すまない、遅れてしまった…】
【解凍待機をさせてもらう】
【今晩は】
【いえ、私もそろそろ待機する予定でしたのでちょうど良かったです】
【ご迷惑おかけしましたー】
【では、レスを投下させてもらってもいいでしょうか】
【いえいえ、全く迷惑ではないのでお気になさらず】
【はい、よろしくお願いします。】
>>327 (熟れた果実のようなそれを弄びながら、)
(両の乳房の先端に赤子の口吸いのような愛撫。)
(それどころか、肌蹴られ、晒されたユーリの上半身…)
(新雪のように穢れ無く、だが女としての成熟を見せている)
(白い肌のいたるところに、強く口付け、"シリウスの痕"を残していく)
………もう?
(しかし、己の指ならば達せたであろう快楽は、)
(濡れた肉から指が引き抜かれることで上昇を止める。)
私は………まだ。
(愛しげに、その濡れた手で、口付けの痕の目立つ腹部に)
(ユーリの体液を塗りつけ、濡れた感触を与えながら)
(脱力した足を開かせ、ふたつの翡眼、三つ目になる月に)
(秘された場所を晒さんとする)
(自分がされているわけでもないのに、身体が火照る。下腹部が不快――)
【では、よろしくお願いします】
(最初のように暴れもせず殆ど快楽に対して抵抗も出来ずにいた。)
(一つだけ出来ているとすれば声を上げぬよう指を食んでいる事だった。)
(荒い息遣いと下腹部の水音が夜闇の静けさの中にに響く)
……。
(――呼びかけにも無言。ただはっ、はっ、と呼吸が漏れる)
(いつの間にか仰向けにされたかさえ気付かない)
(ぐったりとしてされるがままになっている。)
(白い胸に顔を埋め、心臓の位置に舌を立てると)
(口付けの名残をたどっていきながら、下腹部へと)
(舌を這わせていく。鍛えられたしなやかな起伏を確かめ)
(臍に舌が一度めり込み、更に下がる。)
(横に逸れて太腿を舐れば、息づいた秘部へと唇が近づく)
こんなに………。
(若干浮ついた声色。同時に秘部に吐息が吹きかかる)
(決して詳しいことは告げない。しかし、)
(其処の淫らな有様は本人もよく自覚したことだろう)
(くすりと笑うような声を明確にユーリの耳に届かせて…)
……でもまだ。
(手を伸ばして掴み取ったのは、自らが削った木刀であった)
(舌が秘裂を舐め上げると同時、)
(塗料で塗られた、つるりとした木刀も秘部に擦り付けられる)
(夜気よりは暖かいが、明らかな異物の感触)
(唾液を愛液を摺り合わせるように、今までと違う愛撫が始まる)
(舌が這っていく感触。)
(感触が下るとともにゾクゾクとした物が昇って来る。)
(紛れも無く"期待"今夜生まれ、育まれた淫らな心。)
く、うぅ…...。
(軽く仰け反っては力を失って地面に密着する。)
(細目を開けて様子を伺う。)
な、何をす……ッ!?
うあ、ああっ……。
(木刀を擦り付けられるのを見て上体を起して抗議しようとする)
(だが、舐め上げられるとすぐ体が沈む。)
ま、まって……。
(足を閉じようとするが力が入らず、手で木刀を防ごうとするも)
(震える手は空中で止まり、諦めたようにむなしく自らのへその辺りに落ちる。)
待つも何も……"まだ"。
(解れていない、と舌を伸ばし、)
(熱く蕩けた秘裂へと挿し入れ、淫水を啜る)
今すぐでも大丈夫そうだけど……。
(外面だけでも優しく。)
(しかし、正気を取り戻したユーリに対して、)
(この淫らな昂ぶりは間違いなく女の、本人のものだと)
(如実に示す結果に。木刀の切っ先が、秘核を軽く押し込み)
こんなになってまで、まだ?
………守り通したい、と?
(そして再び、体勢を変えて覆いかぶさる)
(目の前で赤い舌を動かす。舐めとったのは、)
(自らの唇に付着した淫水。羞恥をあおる様に)
(また、現実を突きつけるように、木刀…)
(重く作られ、男性よりも大きいであろう圧迫の先端が)
(未通の胎内に押し込まれ、純潔に迫った)
あ……ッ。
(熱く煮えている中を啜られ小さく声を上げる。)
(恥入った様に、そっぽを向き、癖になったようにまた手を食む。)
(小さくひくつく下半身、惚け気味の顔)
(女性経験の無い男でも分かるだろう、誰が見ても絶頂の寸前のその姿。)
(そのままイカせて欲しいという風に木刀に手を掛け弱弱しく反抗する。)
(何かの拍子に木刀から離れた手が地面に落ちる。)
(そこにあったのは淫水の小さな水たまり。)
(手にべったりと付いた自らの体液に驚き、やや呆然としてしまう。)
こん……なに……わ、私……。
(声は小さくか細く僅かな隙間から漏れ出している。)
………何が欲しいのか手に取るようにわかる。
おまえは、あんなに女を隠していたのに…。
(あっけないもの、と笑うと、めりこんだ先端を軽く動かした)
(留める手は微弱な抵抗…)
(強くかみ締めたせいで熱くなっているユーリの手に、)
(舌を這わせて、児戯のような癖を咎める)
別にそれをどうとは言わない…。
(言わなくともその手の感触を見るに)
(自己の状況を理解するのは容易で自然なこと)
(夢見心地で妄想を相手に味わっていた快楽を継続して)
………でもひとつ、言っておく。
力を抜け……愛しい、ユーリ。
(堪え切れなかった微笑を美貌に湛えながらも、)
(絶頂を欲していた体に与えたのは、)
(手が木刀を押し込んだ衝撃と、破瓜の痛みだったろうか)
……っ!
(この事態はもう止められない。)
(頭で理解は出来た。今の体の状態ではどうする事も出来ないと。)
(だが受け入れる事は出来なかったらしく幻想へと逃げる。)
……しりうす……さまぁ……。
(眼を閉じて彼の人の優顔を思い浮かべる。)
(幻視したその顔が微笑すると共に白く溶けて――)
……ひっ……。
(達した瞬間を見計らったように木刀が貫く。)
(絶頂の衝撃、下腹部の激痛から眼と口が大きく開く)
(だが眼は何も写さず、口からは何の言葉も出ない)
(否、出せなかった。涙が一筋頬を伝った)
一度外れてしまった仮面はまたつければいい。
どうせこれはただの戯れ。
…予行演習も兼ねて。
(狭まった襞――純潔の証を裂いた感触)
(知らないものではないが、夢と現を行ったりきたりする表情を)
(見れば、妙な歓喜が沸く。嗜虐心とでも言おうか)
………ほら、目を閉じればまた夢が見られる、
かもしれない…ぞ?
(流れた涙を、逆へ舐めとっていく。)
(瞼への口付け、唇への下の愛撫)
(人間の血脈の通った肉ではない。冷えて熱を吸収し)
(胎内を圧迫する巨大な質量。それがねじられ、)
(ゆっくりと入り口へ戻されていく…)
男の感触も知らない、だろう?
(激痛に眼を閉じる)
(だが、"そこ"に優しい人の姿は無く、闇が広がっている)
(早く、会いたい、逃げたいと、強く眼を閉じる。)
……。
(痛みに声を上げるのは恥であると言う風に歯を食い縛る)
(先程とは違い両手は硬く握りこぶしを作っていた。)
(我慢している内にふと胸に去来したのは深い絶望と悲しみ。)
(幾筋物涙が頬を伝い出した。)
ひ……えぐっ……。
(その短い嗚咽はすぐに止む)
(だが涙は止まらず絶えず流れていた。)
どうした……?
(例え目を閉じて涙を流していようとも)
(その声からして、この表情がどんなものかわかってしまうだろう)
(血液と体液に塗れた木刀を動かしながら、)
(なおのこと敏感になった聴覚に囁き続ける)
何故泣いている……?
お前は裏切っても、失っても、いない。
(その前提が、最初から存在していない。)
(先程から声をかけ、愛を囁いていたのは)
(この下郎、女なのだ。涙では剣を鈍らせることはしない)
(先程までと変わらない優しい声で、それでも手は動いた)
……夢が醒めたか、苦しかろう。
だがじきに良くなる。女は、そういうものだろう?
(とびきりの慈愛に満ちた囁き。)
(肉体の防衛本能を刺激する痛みを伴った抽迭)
(心の乾きと皹を広げながらも、肉体の潤いを誘った)
……。
(ゆっくり顔を背ける。)
(幻想が見えるまで放っておいて欲しかった。)
(醒めた夢にすぐにまた入れる筈も無い。)
何を……。
(その疑問は当然の物だ。)
(しかし答えを期待はしなかった。興味もない。)
(返って来ないのも、何を言いたいのかも自明だった)
……。
(絶頂の余韻もさり、倦怠感と激痛だけが残る。)
(デューイのその巧みな責めは激痛が無ければ或は嬌声を上げて先程よりも感じていたかも知れない)
(だがそうなるには絶対的に置くべき時間と経験が足りなかった。)
(涙が少しずつ引いていく。)
(静かに体に力が戻ってくる。)
足りない、か……。
(ぎちりと咥え込まれた木刀。)
(相手の体が落ち着いてくるのがわかる)
(おもう他、硬い体を慣らすにはまだ)
……何かするのか?
(今更、と。それはどちらとしてするのか)
(顔を覗き込みながらも、木刀を抜くということはしなかった)
(覆い被さり、押さえ込んでも、抜け出せないものではないだろう)
(体が落ち着いていくにつれ、行為の終わりも近いだろうが)
何かする、だと……。
(一転して冷やかないつも通りの静かな声。)
(右手で軽くデューイの肩に触れる。)
(瞬間、力任せに押し退ける。)
(白い腕が伸びて剣を掴むと、電光のように動いて突き付ける。)
貴様……。
(しばし壮絶に睨み付ける。)
(この人にはひどく珍しい、怒りに任せた猛々しい殺気。)
(下腹部の激痛が怒りを加速させているのは間違いない。)
(閃いた刃は自らの前にその切っ先を晒していたが)
(それは自らも同じ。艶をしていたとはいえ)
(神経を緩めないのは性質故の愚かさか。)
…………いい眼だが…。
(最後まで行こうと、途中でこうなろうと)
(自分が精神的に損をするということにはならない)
(たとえ成り立ちがどうであろうと、それは個人的な怒りに過ぎない)
(騎士の仮面を剥がせば女しかいなかったように)
(夢と理想がなければ剣はただの凶器、この女はただの肉になる)
……とりあえず、返してもらおうか。
貴重な血を啜った。捨てるわけにはいかなくなったな。
(強引に手を引き、木刀を引き抜きながらも)
(爛々と輝く翡翠の瞳が逸らされることはない)
(木刀が引き抜かれると共に新たな激痛が襲う。)
(衝動的に相手を貫こうとするが何かが思い留める。)
(涼やかな薄く紫の瞳が交差する。)
(太股を血が伝うのをちらりと見て)
貴女のした事、許せない。
(真剣と木刀、腕が互角程度ならば勝敗は見えている。)
(しかもこの距離ならば片手で貫くには十分過ぎる。)
(だからこそ今、この人を斬る分けにはいかない。)
だが……。
(思いの外早く、自分でも意外だったが現実を受け入れる事が出来た。)
(それは淫夢から醒めた後、どうしてもその中に戻れなかった事に因る)
(処女の喪失と共に散った幻想。)
(――自分が彼の人と結ばれる事は所詮無いのだ。背中のルーンは"騎士")
(それが何を意味しているのか、自分でも理解していたつもりだった。)
(それを受け入れられぬ蒙昧さ、頭の霧を掃うのには刺激的過ぎたが必要な事だったかも知れない。)
感謝する。
(意を悟られたかどうか、それはお構いなしに短く突き放すように一言)
(痛みを無視して立ち上がり身を翻す。)
(立ち上がれば背を追うことになり)
(端的にのみ伝えられる相手の言葉には、)
(表情の変化で応えるということはしなかった)
(剣が奔らなかったことや、諸々のこと)
(それで募ったのは正体不明の苛立ちと)
そんな気軽なものでもないだろう。
(それ以上に自分が惨めに思えることも消えはしない。)
(相手の告げた礼は受け取りたくもない)
(折り合いがつけられないことなどいくつもある。礼にしても、まだ早い)
(汚れた木刀を振りぬいてなけなし程度に清めれば)
ふん。
―――私もそちらだ。
(今から此処で剣を振ろうなどとは思えない。)
(目を合わせたくないと思った人間が出来たのは久しい。)
(決して並ばぬよう、追い抜くように足を速めた)
【どうしましょう、続き書けないんですが…w】
【続きを書こうとして締まっちゃってる事に気付いた私が居るorz】
【ああ、すみません、最後の最後でgdgdに…orz】
【ではこれにて、締めに】
【ありがとうございましたー】
【申し訳ない、続きを書く能力がありませんorz】
【でもまたお相手して頂ければ嬉しいです】
【ありがとうございました】
【こちらこそ。ギスギスしちゃいましたが…】
【では、失礼をば】
あー、本スレの方に済まない…
現在したらばが応答しない状態になっているので避難所が使えない。
とりあえず連絡だ。
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>496 ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>15 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
>417女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>76 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>186女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>416男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
>11 女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>19 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>8 女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>14 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>154女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>23 女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
>467女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>213男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>9 女 リュリュ ◆L/zbHmux3k (月)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
女 シラ (仮面)※
>100女ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
避難所6>401 女 カティス ◆0eoaPgybQw (策士)
>50 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
>16 男 ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU (蜃気楼)※
女 ユキル ◆Y8tCpY9a4Q (瞳)※
>185男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
>443女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
>184女 アヤメ ◆f8AgG5Pc8U (道化)
----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。
・エリス ◆P6XAM/yCVI
避難所5>317 投稿日:2007/11/11(日) 19:04:56
一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
◆108のルーン一覧◆
×王冠 愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 ×仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 ×蜘蛛 軍旗 獣 賢者 恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 ×策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 ×蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 ×生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 ×知恵 力 ×月 翼
×剣 ×罪 庭園 塔 ×道化 毒薬
棘 涙 肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 ×葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
・エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。
◆連絡事項◆
現在解凍予定はありません。ご自由にお使い下さい。
>>495-496 【お疲れ様です。毎回のことながら、ありがたいものです】
【さて、暫く待機してみますね。シチュは何でもありということで。】
【立候補したいのですがよろしいでしょうか?】
【ええ、もちろん。……とはいえ、具体的なシチュエーションが、
『戦闘時に邂逅』というぐらいしか思い浮かびませんね。何か、他にあれば、どうぞ?】
【俺も特に何かシチュ案があるわけではないので…】
【同業者としてどう接するかですね。そのシチュでお願いします】
【書き出しはどちらからにしましょう?】
【それでは、そちらから頼めますでしょうか? お願いします】
【了解しました。それでは暫しお待ちを】
【帝国との戦闘の場面でOKですか?】
【オーケーです。それではよろしくお願いしますです】
くそっ…無駄な怪我した…
(黒い衣服にマフラーで身を包んだ男が体中に出来た切り傷を見ながら呟いていた)
(今まで暗殺しかした事が無かったため、大人数での戦闘は初めてであった)
(そのため、中々上手く四方八方から来る敵を捌ききれなかったのだ)
(といっても、あまり深い傷は無く、頭から流れている血も返り血だったりする…)
ジャマダハルじゃ大規模な戦闘じゃ不利だな…
何か別の武器の技能でも身に付けた方が良さそうだ…
(ジャマダハルについた血を、振り払いながら呟く)
(暗殺用のそれはリーチが極端に短く、どうしても接近戦となってしまうのだった)
>>504 ……ふぅ……。
(大きく息を吐く。中々に今回の戦闘は苦戦を強いられていた。
取り分け相手が屈強な部隊ばかりというわけではない。連戦に次ぐ連戦。それが兵たちに負担を強いていた。
もっとも、ここを乗り越えれば戦局もひと段落つくだろう。その予測もあったため、兵たちも踏ん張ることが出来ていた)
あと、もう少し………。
此処で押し返せば、あとは勢いに乗って撃退することが可能……。
(マフラーに声をくぐもらせながら、戦場を駆け抜ける。と、そこに、味方が取り囲まれているのを見つけ、駆けつける)
(男を取り囲む兵のうちを蹴り飛ばし、傍に駆けつける)
―――大丈夫? そこの貴方。
(心配しているようではなく、ただ単に目に入ったから声をかけた。そんな平坦な声をかけ)
味方との連携を重視すべし。己の役割を果たす。
…それが、要。
(襲い掛かってくる敵兵を上手く受け流し、あしらいながら、男の援護をする)
とりあえず、此処の突破口を開く………協力して。
(敵兵を受け流しては、蹴り飛ばし、極力無駄な体力を使わぬよう、戦闘を続ける)
>>505 しつこい…な。こんなことなら突っ込むべきじゃなかったか…
(相変わらず四方八方を取り囲み、襲ってくる敵兵)
(正面の敵の心臓を鎧ごと穿ち、横から来る攻撃を避ける―が、僅かに掠めて新しい切り傷を作り)
つっ…
くそっ、どうすればいいか全然分からない…!
味方か!?
とりあえずまだ戦えるが…
(突如声をかけられ少々驚いてしまったが、敵では無さそうだ)
(それよりも…殆ど自分と同じ格好をしているのが気になった)
(まるで――同業者のような。とにかく、自分と似ているものを感じ取り)
俺はどうすればいい?こんな戦闘は初めてでな…どう動けば良いか全然分からない。
(素早い身のこなしで攻撃をかわしながら、相手の急所を狙いジャマダハルを振るう)
アンタ、場慣れしてるよな…?指示してくれ!
>>506 ……危機に陥ったときこそ冷静になるべし。
別に、貴方の好きなようにしてくれたらいい。
貴方のフォローは私がするから。
(淡々と呟きながら、一対の短剣を振り払い、敵兵を退ける。
器用に刃を振るうことで相手を牽制し、身動きを取れないようにさせ、一撃を加えつつ男の動きに注意する)
目的は至って単純。こいつらを全員撃退させればいい。その手段は問わない。
―――無理のようであれば、隙を見てこの場から退却するのもいい。
それは貴方に任せる。
(さあ、と促すと、自身も襲い掛かる敵兵の槍をかわし、懐に飛び込む。その一連の動きを鮮やかにこなしながら、
ずぶりと甲冑の隙間から刃を食い込ませ、血をにじませる。すぐさまそれを引き抜いて蹴り飛ばし)
>>507 ………
(言葉通りだ。経験不足故に少々戸惑っていたのかもしれない)
(そう、単純なことだった。殺すべき敵が増えた。それだけのことだった)
ありがとう…少し、冷静になれた。
(言いつつ迫ってくる敵兵をジャマダハルの一撃で貫く)
(その小さい見た目と裏腹に、鎧を貫くことに特化したその刀身は重く出来ており)
(拳の先に来る構造との相乗効果で、鎧を簡単に貫くことが出来る)
(一撃必殺の暗殺術。ようやくいつもの戦い方を取り戻した)
(しかし、やはり少しずつ攻撃は体を掠めていく)
(左後方からの斧の一撃も何とか受け止めたものの、彼の細腕では耐え切れず)
(体勢を崩してしまい――)
しまった…!――っく!
(その隙に迫ってきた兵の剣を少し深く背中に受けてしまう)
>>508 ――戦場において、迷いは不要。
常に自身と周りの状況を把握しておけば、おのずと突破口は開かれる。
…ただ、それだけのこと。
(男の礼の言葉を無視しながら、敵兵を少しずつ撃退していく。
こちらも随分と体力を削られていくが、何とか息を整えながら攻撃を捌いていく)
………ちっ。
(倒れた男を視線の端で見つけると、相手にしていた敵兵を蹴り飛ばして、
かつ、男を襲っていた敵兵を体当たりで突き飛ばす)
……。
…致命傷ではないみたい。 此処は任せて先に逃げなさい。
幸い、相手も減ってきた……無理に相手にする必要はない。
それとも、まだやれる? ……状況を把握しているのなら、貴方が正しいと思う手段を選びなさい。
(男を庇いつつ、敵兵の攻撃を受け流し、淡々と言葉を連ねていく。その額には汗が流れており、
緊迫している状況だということがうかがえる)
>>509 っつつ…喰らったか…
(背中が熱い。痛いというよりはそんな感じだった)
(彼女が自分を庇ってくれている隙に立ち上がり、武器を構えなおす)
まだやれそうだ…心配かけた。
(そう言いながら、手にしていたジャマダハルを相手に投げつける)
(先ほどの斧の一撃で刃毀れしてしまい、使いものにならなくなったからだ)
(敵兵は投げてくると思わず、それをまともに喰らって怯んでいた)
(瞬時に腰に差していたもう一対の武器、バグ・ナクと呼ばれる鉄爪に持ち換え)
アンタの足を引っ張る訳にはいかない。
せいっ!
(両手に装備された爪で、右・左と流れるような攻撃に移る)
(それは確実に相手より手数が多く、相手の首に大穴を空け、引き裂いていく)
ハァ…ハァ…そっち、後何人だ?
こっち…は、後6、7人ってところか。
(次々と敵を撃退していく紫髪の女に問いかける)
(随分と息を切らしているが、まだ僅かな余裕があるような表情を見せる)
>>510 ……足を引っ張るだの何だの考えるのなら、さっさと撤退しなさい。
何のために、今私がここにいると思うの。
…無理して命を落としたら目も当てられないわ。
(淡々と言葉を零しながら、防戦する。攻勢に出ることも可能だったが此方も相当体力を消耗している。
無理に突っ込むよりかは、防戦を続け、隙を見て逃げ出すのが一番いいだろう、と判断した)
……貴方が暴れてくれたおかげで、あと三人。
けれど、無理はできない……。適当に捌いたら、撤退するわ。
(そうすれば当然、相手は追いかけてくるだろう。しかし、その逃げ先を考えると……)
後は他の部隊に任せればいい。……手負いのまま戦闘行為を続けるのは非常に危険……。
>>511 確かに…流石に潮時かもな…
(更に1人を倒しながら呟く)
(血を流しすぎたためか、四肢の末端が軽く麻痺してきたのだ)
(接近してくる兵を蹴り倒しながら)
悪い…そろそろ限界らしい…この辺りで退かせて貰う…!
(そして、陣地がある方向へ向かって走り出し)
絶対、追いついてきてくれ…聞きたい事が幾つかある…!
【…ふむ、落ちられてしまいましたか】
【拙い文章で申し訳ありませんでした】
【何かしらのレスを避難所に頂けると幸いです】
【それでは、本日はお付き合いありがとうございました】
【ぎにゃあ。……いや、本当にもうしわけなかったです。
うう、きちんと時間制限を言うべきでしたね。ごめんなさい。
また宜しければお付き合いいただくと幸いです。すみませんでした】
夢遊病で…くやしいっ…
くやしい……でもっ……。
【今晩は。ロールをご希望の方でしょうか?】
【どうやら、一言のみだった様ですね。
それでは引き続き、待機します】
【ω・`)チラッ】
【ルミエールさん、今晩は〜ノシ 私達、本当に遭遇率が高いですね♪】
【こんばんわ〜】
【自粛すべきかどうか悩んだのですが・・・】
【よろしいでしょうか?】
【私的には(屮゚Д゚)屮カモォォォン です♪
シチュ等は如何致しましょう?当方、退院済みですので、割りと何でもいけるかと】
【ありがとうございます】
【そうですね・・・】
【1:夢遊病の時に出会ったのが同姓だったらどうなるんだろう?】
【2:爽やかに訓練を手伝ったりetc】
【3:ちょっと一杯いってみようか。未成年? そんなのry】
【4:PINK板らしく風呂場でちちくりあっry】
【ちょっと思いついたのがこんなところですが何か御希望のシチュはありますでしょうか?】
【う〜ん……。どれも魅力的で捨て難いのですが……。
よくよく考えてみたら、私、まだ一回も夢遊病vrやっていないんですよね。
……と、いう訳で 1 は如何でしょう?】
【あ、勿論、エロールに繋げずに、途中で正気に戻る事になるでしょうが。
いえ、ルミエールさんがご希望ならエロry ゲフンゲフン……そんな感じで。
このシチュなら私から書き出すのが良いと思うのですが、どうでしょう?】
【Σどれも魅力的となっ】
【最後のは半分ネタ・・・まあ、1がキャラ的にも良いかと思われますので1で行きましょ〜】
【エロryは流れ次第ということで宜しくおねがいします〜】
【エロry……は流れ次第と!?Σ(゚Д゚;) それこそ半分ネタ……。
いえ、では 流 れ 次 第 で w それでは1で書き出してみますので少々、お待ちを……】
(夜半―― 月は中天にあり、地表にかそけき光影を落としている。
その白い光に照らされながら、革命軍の湖の城の外れ、葉の落ちた木が疎らに生える林の中を
覚束ない足取りで歩く女が一人――)
何処……?何処に……いるの……?
……サダルスード……。
(呟く声に力は無く、歩く足取りはあまりにも頼りなく、女の身体は右に左にゆらゆらと揺れている。
夜の闇より、尚深い漆黒の瞳は開いてはいるものの、何処か意思の輝きが薄く、その視線は
定まらずに茫洋と彷徨っていた)
……何処……どこ……?
(吹き付けてきた冷たい夜風が、女の黒絹の長髪と着衣の裳裾を巻き上げて乱す。
この厳寒の寒空の下、身に着けているのは、生地の薄い夜着一枚のみ、で、あるにも関わらず
女は、まるで身を切る寒さを感じていないかの様に、夢を見ているかの様な表情を変える事はない)
……サダルスード……サダルスード……。
(子が親に縋る様に、溺れる者が浮き木にしがみつく様に、ただ愛する男の名を呼び、
その存在だけを求めて歩き続ける。
風に乱された黒髪の一筋が、僅かに開いた口元に絡みついたのも、そのままに
夢幻の淵を彷徨い、月明かりに照らされて、まるで自らが皓く輝くかの様な肌の女は……
見る者によっては、この世在らざる、死霊と見紛われそうな様相であった――)
【それでは、宜しくお願いします!】
はぁ・・・はぁ・・・
(湖の冷気を巻き上げながら吹き付ける夜風が肌に突き刺さるほどに冷たい夜半過ぎ)
(吐く息がハッキリと白く見えるほど冷え切った湖のほとりを駆け抜けるルミエールの姿があった)
はぁぁ・・・参ったなぁ・・・
(ほんの少し前、丁度夜警を交代する時間に視界の片隅に移った人影を追ってここまで駆け付けたのだが・・・やはり目の錯覚だったのか)
(それでも妙に気になる。胸騒ぎといえばいいのか、そんな感触が先程から絶えず胸中に渦巻いていた)
・・・・!
(と、休憩がてらに湖畔沿いを歩いていたその時、少し離れた枯れ木林の中に人の気配を感じ・・・)
(明らかに異様な雰囲気を纏う気配にも警戒心を抱くより先に地を蹴って駆け出していた)
【失礼しました・・・それでは宜しくおねがいします】
(薄い夜着越しに、女の背中にある黒い痣―『夢』のルーン―から、微かな光が漏れている。
それは余人には、視覚する事のかなわない、ルーンを持つ者だけが認識しえる、
紋章の強い力の顕在である光)
……何処に……行ったの……?
(後方から、落ち葉を踏みしめながら駆け寄って来る足音にも、さしたる反応を示す事なく、
女は夢の中、愛する男の面影だけを求めて歩き続ける)
サダル……スード……。
(と、一際、強く冷たい風が吹き抜けて、地面の枯れ落ち葉を巻き上げ、女の裳裾を乱し、
その黒髪を宙に乱舞させた。
吹き付けた風のあまりの強さに、女の足は止まり、その身が強風に煽られて、ぐらりと傾いだ)
【御気になさらず、です♪ あ、あと、やり難かったら、一発ひっぱたいて、ちょっとした衝撃でも
与えてくだされば、正気に戻ります】
・・・何?
(林の中へ足を踏み入れ、一歩踏み出すたびに募っていく焦燥感)
(感じる気配はおぼろげながらも徐々に形作られ、その存在をはっきりと認識出来る程に。そして、視界の殆ど効かない暗闇の中にうっすらと光る何かを目にした瞬間、無意識のうちに口走っていた)
ビオティーテ・・・!
(何故その名前が出たのかは良く分からない。疑問に思うよりも先に、今にも夜風に煽られ倒れ行くビオティーテの姿が目に映り)
くぅっ!
(強く地面を蹴り、宙を舞う落ち葉のように地面へ吸い込まれていくビオティーテの身体と地面との間に無理矢理その身を滑り込ませ、間一髪その儚い痩身を抱き止めていた)
はぁっ、はぁっ・・・ふぅ・・・大丈夫・・・?
(それは間違いなくビオティーテ自身だった。しかし、彼女から発せられる異様な雰囲気は未だ止まず、自分の身に何が起こっているかも理解できていないような虚ろな表情を見つめながら声をかけた)
(強風に煽られ、乱された黒髪をその身と顔に絡みつかせた女が、自分を助け抱えた人物を
朦朧と見やる。――しかし、その視線は、相手を相手として、きちんと認識している物ではなく――
まるで無垢な赤子が、何を考える事もなく目の前の物を、「ただ見ている」だけの様子に、よく似ていた)
……。
(自分を抱える相手が誰なのか、いや、むしろ自分が助けられた事も、今、抱き止められている事すらも
理解していない。
半ば伏せられた瞼の奥、覗く闇色の瞳は、ルミエールの方を向いていながら、ルミエールではないもの、
今、現在に、この場に存在しないものを追い続けている夢見る眼差し。
伏せられた睫が、月明かりを照り返して白く輝くかの様な頬に、青白い影を落とし、その様相を何処か
不安と不吉を感じさせるものにしている)
……探しているの……探さないと……。
(ルミエールに、というよりは、まるでうわ言の様に呟いて、女はルミエールの腕から離れようと身じろいだ)
探さなくちゃ……。
(その軽さもまた、非現実感を煽る女の身体が先程よりも強く、解放を求めて動いた)
え、探す・・・って?
(極寒の寒空の下、薄衣一枚羽織っただけの身で何を言っているのだろうか)
(まるで夢のような非現実的な状況。しかし、夢で自分が息を切らせながらたどり着いたような距離を徘徊するような人間がいるのか)
(しかし、自分の腕から逃れようとするビオティーテの意思のようなものはハッキリと感じ取れた)
ちょっと、しっかりしなさい、ねぇ
(逃れようともがくビオティーテの肩を掴み、揺さぶる。尋常ならざる様子に焦燥はやがて不安へと変わり、緊迫した声色で強く語りかけた)
【次レス後、二十分ほど離席させていただいてもよろしいでしょうか?】
……あ……あぁ……。
(肩を掴む力強い手と、身体を揺らされる感覚に小さく声を漏らした女が、漸くルミエールを「認識」した。
――しかし、それは本来の自分の知己である存在として、ではなく――)
サダルスード……。
(彼女が愛する男の名前、その名を呼んだ
――ルミエールの顔を、未だ夢幻の中にある茫洋とした瞳で見詰めながら――)
此処に……いたの……?良かった……。
やっと……見付けた……。
(夢見る様に微笑んだ女は、逃れようとしていた、これまでの動きとは一転、
自分を抱えるルミエールに抱きつこうと腕を伸ばす)
(自分に触れる手、語りかける声。
傷つける為でなく、奪う為でなく、彼女に触れるのは、彼女が愛する男だけ……。
罵る為でなく、嘲る為でなく、彼女に語りかけるのは、、彼女を愛した男だけ……。
夢現に、過去と現在までもが混濁してしまっている女の意識が、そうこ答を導き出したのだ。
――或いは、愛する男の死を認められない、その意識が
一時の幸福な夢をみたいと、無自覚ながら、希求しているが故なのか――)
【はい。勿論、大丈夫です】
ビオ───
(逃れるように身を捩るビオティーテの動きが止まり、不意に腕を伸ばして抱きついてきた)
(全くもって不可解な行動。さすがに全てを受け入れるには頭の回転が追いつかずに軽く眉間にシワを寄せるが)
サダル・・・ああ・・・
(ビオティーテが漏らしたその名を聞きとめ、それだけで全てに納得したように小さく頷いた)
(以前聞いていた、彼女が心底愛する男の名。それを口にし、ふと見てみれば虚ろだった表情が見違えるほどの笑顔に満ちていて)
(そう、やはり夢を見ているのだと・・・)
・・・・・・
(いくらなんでも自分と見間違える事は有り得ない。それにも関わらず、現に自分を求めるかのように伸ばした腕と、笑顔)
(今ここで、覚めさせた方が良いのか。それとも、後々後悔させることになろうとも、悪夢の名を冠する女が見る幸福な夢を例え一時でも見させてやるべきか)
・・・帰ろう、ビオティーテ
(多くは語らずにビオティーテの身体を背中と足の下から支えてゆっくりと抱き上げた)
(そう。今まで見たことも無かった幸せそうな笑顔を自分の手で汚す事は、結局出来なかったのだ)
(抱き上げたビオティーテの顔を見つめて笑みを返し、砦に向かって歩き出した)
【すみません。では、少しの間失礼します・・・】
【出来る限り早く戻ります!】
(ビオティーテ、と呼ばれた女は、更にその笑み零れた。
仇名である悪夢―ナイトメア―ではない、その名前。その名で呼んでくれる、この人は……
やはり、間違いなく自分の、何よりも誰よりも大切な愛しいひとなのだ、と)
……何処に行っていたの……?
ずっと、ずっと、探していたのよ……。
(抗う事なく、素直に抱き上げられた女は、ルミエールの肩に腕を回して、強くしがみついた。
――まるで、もう二度と離す事はしない、と求める様に)
……サダルスード……。
(幸福な夢の最中にある女は、更に語りかける。
自身を抱きかかえる人が、愛する男その人ではない、と悟るよしもなく)
お願い……もう、どこにも行かないで……。
ひとりにしないで……。
一人は嫌……。嫌なの……。
(白く細い腕が、ルミエールを、あたう限りの力で強く、固く、抱き締める)
もう、一人はいや……。
(幼い子供の様に、自身の強い希みだけを何度も口にして、縋る様にその身を強く押し付けた)
・・・ごめん。本当に・・・
(下手に言葉を口にすればボロが出てしまう。夢現なビオティーテに、彼女が夢見る男との相違点をそんな些細な部分で見出せるはずもないが・・・。それでも細心の注意を払い、短くもしっかりと言葉を返していった)
うん。もう、一人になんかさせないよ。ずっと一緒に・・・
(果たして、今こうしてサダルスードを演じるのは本当に良かったのか。言葉を交わすたびに罪悪感が募っていく)
(もしビオティーテが目を覚ましたとき全てを記憶に留めていたとしたら・・・。嫌われるだけで済むならそれでも構わない。しかし、それ以上に彼女を絶望の底へ突き落とすことになりはしないだろうか)
(それでも彼女を抱く力を強めて軽く引き寄せ、笑みを浮かべたままじっと見つめていた)
(気が付けば、砦が湖畔を挟んだ目前へと迫っている)
【お待たせしました・・・】
(そもそも、この世の何よりも大事で愛しい存在と、そうでない人との判別もつき難い程に
混濁した意識の彼女に、口調や声の違い等を認識する事は不可能で……。
ただ、そこにその存在が在る、それだけが重要であった)
……もう、何処にも行かないで……。
(ただ、自分を抱く力を増した、自分のものよりも遥かに力強い腕の感触と向けられた笑顔が嬉しくて。
ルミエールの肩に回した腕に、強く力を入れたまま、微笑みを返した。
それは、彼女が今まで一度も見せた事のない様な、何の憂いも翳りもない笑顔で……
貴方の存在がここに在る事が嬉しい、と。貴方がいてくれるだけで何より幸せだ、と。
そう語りかける様な、愛情に満ち溢れた、幸福そのものの笑顔だった……)
【お帰りなさいませ〜】
うん。もう、何処にも行かないよ・・・?
(何処までも幸せそうで、曇り一つ無い笑顔)
(例え自分自身に向けられているものではなくとも、罪悪感とか些細な事はどうでもよくなり不思議と心が晴れていくような、そんな笑顔)
(その笑顔に応えるように穏やかな笑みを向けた)
ふぅ・・・ついたよ。
(一歩一歩慎重に歩を進め、ようやく砦の中へと足を踏み入れた)
(そういえば、ビオティーテの部屋は何処にあるか聞いていなかったか)
(そのまま中庭を抜け、ビオティーテを抱えたまま自室へと歩いていった)
(それにしても、女にここまで幸せそうな笑顔を向けさせる程の男。羨ましくもあり、同時に妬ましくもある)
(恐らくどう転んでも自分には到底適わぬものだから・・・)
(抱えらたまま、戻る事となった砦の宿舎。「帰る」と言われた、其処が一体、どこなのか、
そんな事は今の彼女にとってはどうでもいい事であった。
そもそも、意識の全てはルミエール―夢の中にある今の彼女にとっては、愛する男―にあり……
それ以外のものを、脳裏に浮かべる余地はなかったのだ)
……サダルスード……サダルスード……。
(ただ、その存在に縋る様に強くしがみ付いたまま、何度も何度もその名を呼び続ける。
まるで、呼び続けていなければ、自分を抱えるこの腕が消えてしまうとでも思っているかの様に)
(ルミエールに抱えられ、素直に身を預けたまま、ルミエールの自室に入ることになった。
自身の全てを委ねきった、無防備で幸福そうな笑顔なままで……)
ん? 大丈夫。ちゃんといるよ、ずっとね・・・
(何度も何度も名を呼ばれ、或いは夢を見ているのは自分かという錯覚さえ覚えてしまう)
(このまま当たり障りの無いやりとりを続けるより、いっその事ビオティーテの思い全てを受け入れてサダルスードを演じきってしまう方が良いのかもしれない)
(ビオティーテをベッドに寝かせ、その幸福そうな笑顔を見つめたまま何となくそんな考えが頭をよぎった)
・・・大丈夫? 寒くない・・・?
(毛布を掛け、ベッドの傍らで髪を撫でながら静かに語りかけていく)
(いつになるか分からない、ビオティーテが安心して眠りにつけるそのときまで見守っていこう。そんな使命感のようなものを胸に秘めつつ)
……。
(夜風に乱された髪を、梳き直すかの様に髪を滑り下りる手指の感触に心地良さげに
目を細めていた女は、寒くは無いか、と問い掛けられると微かに眉宇をひそめた)
寒いのは……貴方でしょう?
(言うと、伏せていた上半身を起こして、両手で毛布を翼の様に広げ、そのまま母鳥が子供を
包み込む様に、自身の体ごとルミエールを毛布でくるむ)
だから……一緒に……。
(そして、そのまま二人で一緒に、ベットに横になる様いざなうべく、白く細い腕を
柔らかくルミエールに回し、自分の隣に引き込もうとする)
こうすれば、貴方も私も寒くないわ……。
(下から覗き込むようにして、そう語りかける。
貴方が寒さに震えているかと思うと、それこそが自身が感じる寒さよりも辛いのだ、と)
え? あ、まあ、ね・・・。けど、あ・・・
(寒くないといえば嘘になる。しかし、髪を梳く手を止めて答えに困っていると・・・ビオティーテ自ら両腕を広げ、抱きつくように毛布で包んできた)
ビオ・・・ティーテ・・・?
(身体を抱かれ引き寄せられると、自ら身を乗り出して半分折り重なるようにビオティーテの隣に身を横たえた)
(間近で見るビオティーテの顔。そして肌を通して伝わる体温。そして、腕を回して抱き締めれば柔らかな肌の感触)
(お互いに、久方ぶりに享受する人肌の温もりに愛おしさを覚えるのに時間はかからなかった)
うん。温かいね・・・
(顔を寄せ、耳元で囁き背中をそっと撫でおろした)
(重ねあう身体から伝わる体温。互いの温もりで熱を高めあい、温めあう。そうしていると
伝わるの温もりは身体の物のみならず、もっと別の、心や気持ちといった物の温度も伝えるかの様だ)
……温かい……ね。
(同じ言葉で答えて、此方もルミエールの身体に腕を絡め、抱き締められる腕に応えた。
近くなった顔に頬寄せ、猫がする様に頭を摺り寄せて)
好きよ……。
貴方が好きよ……。
この世の誰より、何より、私自身より……貴方が好き……。
(耳元に唇を寄せ、小鳥が囀る様に睦言を囁く)
……愛しているわ……サダルスード……。
(細く、柔らかい身体をルミエールに密着させて、けれど、囁く言葉は違う人物に向けられているもので)
だから……もう……どこにも行かないでね……。
私を一人にしないで、ね……。
(そのまま、ルミエールの背に当てた手に力が込められ、しがみつく様に掴まれる)
ビオティーテ・・・
(頬を摺り寄せ、額を重ね合わせ・・・)
(肌を通して伝わる熱は体温だけではなく、彼女の想いがどれだけ熱いものかひしひしと感じ取れる)
・・・愛してる。ビオティーテ・・・
(今まで生きてきて、誰にも使ったことのない言葉を今、初めて口にした)
(反射的にとはいえ、その言葉が自分の口から出た事に内心驚きつつ、耳たぶに触れそうなくらい唇を寄せ)
一人になんかしないよ・・・。絶対に・・・
(強く抱き締め、明確な意思を込めて囁きかけた)
(見届けよう。最後まで・・・。それが、図らずとも決して他人が踏み入れてはいけないような領域にまで触れてしまった自分に出来る償いか)
(耳に届く囁きに、柔らかく微笑んだ女は、より一層強く、ルミエールの背を掴む手に力を込めると)
有難う……サダルスード……。
(夢の中にあるまま、幸福そうな笑顔のままで、けれどその漆黒の瞳に僅かに意思のひらめきが戻る)
でも、ね……サダルスード……。
貴方はきっと……そこに自分がやるべき事があると思ったあったら……行ってしまうわね……。
……貴方は……思い込んだら、突っ走ってしまう人だから……。
きっと私の事も……他の全ても……走っている、その瞬間には……頭に置いておけない人だから……。
(得てして「男」というものは、「女」を求めながらも、その存在を全てにおいて優先したりはしないものだ。
自身の為すべき使命やら夢やら目的やらが眼前にあれば、其方に目を奪われて、
その存在を省みる事は少ない。
男は船で女は港。男は蝶で女は花。そんな戯言を最初に言い出したのは、何処の誰であったか……。
それは、一人の男を深く愛したがり、愛されたがる女と違い、
男は、本能のまま多数の女を求めがちだという、それだけではない。
冒険や交易を求めて、まだ見ぬ新天地に旅立って行く船の様に、何にも縛られずに空を舞う蝶の様に
男は、己の為すべき事、己の力を振るい試す場所を求めて、それに全てを賭けてしまう。
待っている女の事など忘れて。――けれど、それでいいのだ。……そうやって愚直な程に真直ぐに
前を向いて進んでいく「男」を「女」は愛さずには、いられないのだから)
だから……貴方が本当に行きたい所が……やりたい事が……やらなければならない事が、あるなら
行ってもいいわ……。
でも、私も連れて行って……。私が貴方を守るから。……私にはそれしか出来ないけれど……。
絶対に貴方を守るから……。
例え、私の剣が及ばなくても……、貴方に向かう剣も槍も矢も……全て私が……
この身で止めてみせるから……。
だから……一人で行ってしまわないで……。私を連れて行って……ね……。
(言いながら、人肌の感触と温もりに安堵を誘われたのか……女はゆるやかに眠りに誘われていった)
(やがて、ルミエールに身を預け、安らかな寝息をたてはじめ、真実の夢の淵に沈んでいく……)
(翌朝、目を覚ました女は、自身のおかれた状況に愕然とし、曖昧な記憶ながらも
ルミエールを相手に、かなり恥ずかしい事をしてしまった事くらいは憶えていたので、
真っ赤になりながら、哀れな程に項垂れながら、謝りたおした。
そうしながら、自分が何を言って何をしたのか、その仔細を泣き出したい気分で
ルミエールに尋ねる事になったのだった……)
【それでは私は、眠気がかなりやばい事になってしまったので、これにて〆で。
お付き合い、有難うございました!
次に会えたら魅力的なシチュの……よ……ゲフンゲフン、他のシチュでお話したいですね。
それでは、お休みなさいノシ】
うん。分かった・・・。
この先、何があっても、何処に行こうとも、ビオティーテを一人にしては行かないよ・・・。
だから、安心して・・・?
(自分で言ってて、悲しくなるくらいに返す言葉が見つからない)
(ここまで深く一途な一人の男への情愛を見せ付けられると、自分が如何に薄っぺらい情しか持ち合わせていないか痛感させられる)
(お世辞にも戦士として似つかわしくない細身を、折れることなく戦場へ赴かせ奮い立たせる程の強固な信念。本当に羨ましくもあり、妬ましい)
・・・サダル、スードか・・・
(ビオティーテの寝息が耳に届き始めた頃、ボソッと呟いた)
(女一人をここまで精神的に縛りつけ、細身に鞭打たせてまで探し続けさせてしまうような男)
(許せない───)
(そんな思いが胸をよぎる)
(何処かで生きているという淡い期待はビオティーテ自身を蝕み、かといってはっきりと死んだ事が分かれば生きる希望すら失ってしまうかもしれない)
(いくら実感が薄いとはいえ、同じ女からして見ればこれほど許しがたい男もいない。ビオティーテは嫌な顔をするかもしれないが、一刻も早く首に縄をかけてでも彼女の前に連れてきて一晩中でも問い詰めてやりたい)
・・・ふっ・・・
(そんな事を考えていたら思わず吹き出してしまう。いくらなんでも、野暮というものかと)
(しかし、逆恨みもいいところだが、ここまで自分に惨めな思いをさせてくれた男。一発や二発殴ってやらない事には腹の虫が収まりそうも無い)
はぁ・・・愛、ね・・・
(それでもビオティーテは何も言わずに男を許すだろう)
(理屈では説明出来ない、自分は持ち合わせていない、とてつもなく大きい物を持っているビオティーテに敬意の念を抱きながら眠りにつくのであった)
(翌朝、目を覚ましたビオティーテはどうやら正気を取り戻していたようで、しかも昨夜の事が記憶に残っているらしい)
(真っ赤になりながらひたすら頭を垂れ、自分のしたこと、話したことを今にも泣きそうな顔で尋ねてくる)
(軽い嫉妬心の仕返しとばかりに、意地悪なくらい事細かに羞恥心を更に掻き立てる様な言い回しで伝えていくのであった)
(せめて、どんな形であれビオティーテが自身の想いに決着を付けるまではサダルスードの代わりに見守っていこう。という思いをそっと胸に秘めつつ)
【は〜い、お疲れさまでした〜】
【こちらこそお付き合いありがとうございます】
【では、次回がありましたらば@酔っ払いモードでお待ちしております。風呂ry】
【それではお休みなさい〜】
【こんばんは】
【お相手に立候補してもいいでしょうか?】
【こんばんは】
【よろしくお願いします!】
【なにかご希望はありますでしょうか?】
【私は特に…と申しますか、想像力が貧困で;】
【城内や街中で出会うとか、そういったものしか浮かびませんでした】
【リュリュ様は如何ですか?】
【もう革命軍入りは済んでるんですよね?】
【城内での邂逅か、あるいは街中で?】
【こちらは夜の盛り場へは出入りしないと思うので】
【もしよろしければ城内案内ロールなどいかがでしょう】
リュリュ、メル欄メル欄。
>>552 ありがとう!
ageスレに書いたクッキーそのままだったわ・・・。
【革命軍入りは済んでいますが、まだ不慣れだと思いますので】
【とても助かります>城内案内】
【書き出しをお願いしても構いませんでしょうか?】
【それと、メール欄がageになってますよ】
【余計なお節介を焼いてしまいましたね…】
【ごめんなさい、流していただけると嬉しいですorz】
【いえいえ、お気遣いいただきまして】
【それでは書き出しますので少々お待ちください】
(城壁に止まった大きな鳥が城門を見下ろしている)
(はっとするほど美しい女が、衛兵相手にずいぶんと粘っている)
(近くに寄ってみると、知り合いの船乗りの名が聞こえた)
誰・・・?
どういう知り合い?
(どうやらその船乗りに会いに来たものらしいが・・・)
【一度書いたレスが反映されてなかった・・・】
【遅くてすみません!】
困りましたわね…
(終わりの見えない押し問答が、どれだけ続いているだろうか。)
(溜息と共に、すっかり冷えてしまった頬へ手を添える。)
(自分をこの城へ導いてくれた男に、礼を兼ねて会いに来ただけだというのに…)
ですから、私は怪しい者ではありませんわ
(この台詞も、もうこれで三度目だ。)
(しかし目の前の衛兵は、相変わらずの仏頂面で)
…仕方ありませんね
(ゆったりと首を横に振りつつ、緩く巻いていたストールを肌蹴させる。)
(大きく開いたローブの胸元、その上方には蜘蛛の巣に似た痣が)
これで如何かしら、門番さん?
私はジノ・ルザベスタ。一介のルーン保持者ですわ
(未だ正式にそう鑑定されたわけではないのだが、話を円滑に進めるため)
(小さな嘘をついて)
【いえいえ、こちらこそ遅くなってすみません;】
(ルーンを見せられた衛兵の一人が、あわてて城内へ駆け込んでいった)
(恐らく護衛がついて鑑定人に会わされるはずだ)
(鳥は小さく息を呑む)
ルーン・・・あの人も「英雄」の一人なのね?
それにしても、衛兵じゃ本物かどうかわからないわよ
絶対面倒なことになるわ・・・。
(鳥は城壁のくぼみへ身を潜め、人間の姿になると急いで服を着た)
面倒なこと、って、たいてい面白いことなのよね。
(娘はにんまりと笑って、何食わぬ顔で知った顔の衛兵に歩み寄る)
ハイ、スコット。お役目大変そうね?
あら、その人のことならちゃんと聞いていてよ。
わ、た、し、が、(と強調して)鑑定士の所へ連れて行くわ。
信じないの? だったらあなたも一緒に来たらいいわ。
(女の方へ向いて)
ようこそ、あなたのことは船長からちゃんと聞いてるわ。
(まるで船長とは何もかも通じているかのような口ぶり)
(返事も聞かずに女の手をとって歩き出す)
(スコットと呼ばれた衛兵があわててついてくるのを尻目に)
(女に話しかける)
・・・アイツを巻くわよ。 走って!
(といきなり走り出し、急に方向を変えると城壁の間の狭い通路にとびこんだ)
んもぅ…あら?
意外に早かったんですのね
(慌てた様子で門番が引っ込み、この寒空の下で待たされるのかとうんざりするが)
(程なく彼は、ひとりの少女を伴って戻って来た。)
(彼らには聞こえないよう、白い息に独り言を乗せて)
(少女の言葉に、やっと話のわかる人物と出会えたと安堵したのも束の間。)
(返事をする前に手をとられ)
あ、あの…ちょっと、あなた?
……え?
(彼女の言葉を理解する前に、体が強く引っ張られる。)
(いきなり走り出した少女に手を引かれるまま、置いていかれぬよう足を動かして)
ちょっと……待って、下さいな…っ
急に、何なんですの…
(運動は元々得意ではない。)
(慌しく走りながら、苦しい呼吸に混ぜて少女に言葉をかけ)
(狭い通路で息を整えながら)
私のことはリュリュって呼んで。リュリュ・エレンよ。
・・・わかるでしょ?私にもルーンがあるの。
だからあなたが「本物」だって感じられる。
でも、わかんない人たちに関わってると絶対面倒臭いことになるのよ。
私が間違いなくシリウスにあわせてあげるわ。
王冠のシリウス。
この城の城主にして、革命軍の指揮者よ。
(ルーンがあるとはいえ、勝手にシリウスに外部の人間を引き合わせる権利はない)
(それを女が知るはずもなく)
さて、と。
あの鈍くさいヤツも衛兵の端くれだから、城内のことには詳しいのよね。
見つかるともっと面倒なことになるから、逃げましょう!
(これではどう見ても自分の方が怪しく見えるということは気にしない)
【これから城内を逃げ回りつつ、あちこち見て回ろうと思いますがいかがでしょう?】
【よろしかったら、お好きなところへ飛び込んでみてください】
確かに…この寒い中、いつまでも外で待たされるのは嫌ですけれど…
(胸を片手で押さえ、息を落ち着けようと努めながら)
(こんなことをして、後で摘み出されたりしないかしらと眉をひそめて)
リュリュ…えぇ、覚えましたわ
ジノ・ルザベスタですわ。お好きなようにお呼びくださいな
(自己紹介を交わす間に、心臓は段々大人しくなってきたようだ。)
(少女の話に、少し首を傾げて)
リーダーに、会わせて下さいますの?
それは助かりますけれど…
(この可愛らしい少女に、そんな権限があるなんて…と内心では驚いたが)
(それを顔に出すようなヘマはせず)
(そうこうするうちに、近づいてくる幾つかの足音。)
あら、もう追いつかれてしまいましたかしら?
(今ここで摘み出されては、どうにもならない。)
(やっと鬼ごっこを続ける覚悟を決めて)
リュリュ、水先案内をお願いしますわね
あと…できれば、城内の施設も見て回りたいのですけれど?
(状況を楽しみ始めている、余裕すら見える笑顔で右目を瞑り)
【ええ、そんな感じでお願いします】
【割と慎重派なので、部屋には飛び込まずにおきましたが大丈夫でしょうか?】
ジノさんね。どうぞよろしく。
あなた、すごくきれいね。美人だって言われるでしょ?言われない?
「彼」が声をかけるわけだわ・・・ルーンがあろうとなかろうとね。
(と、ジノが会ったという船乗りを脳裏に思い浮かべつつ)
この道はどこへ通じているのかな・・・
(ジノの手を取りどんどん通路を進んで行くと、突然前が開ける)
あ、ここは練兵場だわ。
といっても、出陣前の集合場所なんだけど。
(向こうの方では、既に忙しそうに行き来する兵士達が見える)
さっそく不審者情報が回ってると見えるわね・・・。
(広場の壁に沿って、人目につかないようにまた通路に入ると異様な臭いが)
うわ、厩だ・・・!
(遠くで人の声が)
「いたぞ、あそこだ!」
「女と、城内の娘が」
見つかったわ!
(二人で居並ぶ馬の前を走りぬける)
(馬が騒ぎ出し、次々と柵を蹴破って走り出す!)
まぁ……時々言われますわね
でも、ほとんど全部お世辞や社交辞令でしょうね
甘い言葉にいちいち気を許していては、お金も命も幾らあっても持ちませんわ
(小さく微笑む顔は、歳相応に大人びていて)
(こっそり覗く練兵場には、何人もの兵士達が往来している。)
(ちらっと見た限りでは、皆使命感と活気を持って任務に取り組もうとしている)
(ようだった。)
(その点では、あの海賊風の男を信じて正解だったと確信して)
もう。私、走るのは苦手ですのに…
って、あらあらあら…
(人の騒ぎを聞きつけて興奮した馬達が逃げ出していくのを、困り顔で見送る。)
(城内をここまで騒がせた上、故意ではないが馬まで脱走させてしまった。)
私、大丈夫なのかしら…?
(脳裏に一瞬、自分をここへ誘った男の豪快な笑顔が浮かんで消えた。)
(ものすごい勢いで駆け出していく軍馬を見送りつつ)
うわー・・・やっちゃった。しーらないっと。
あーもう、わらクズだらけになっちゃったわ。
さて、馬達とは反対方向へ行くのが常道よね。
(と服を払いながら歩き出す)
きっとこっちは訓練場とか馬場だと思うわ。
あまり兵隊さんたちに会いそうなところはやめといた方がいいわよね。
こっちは静かだけど、なんだったかな・・・あ、病棟だわ。
(身をかがめて窓枠から見えないように中を覗き込む)
見える?
ここが病院・・・みたいなもの。
どうしても怪我人は多いし、病気の人もいるから・・・
医療班の人はたいてい優しいけど、
班長の先生は 絶 対 に怒らせないほうがいいわ。
ええ、怒りっぽいってわけじゃないんだけど、妙に怖い人なの・・・。
(時々、光を反射する眼鏡の医師を思い浮かべて)
(病棟の壁に沿って建物を過ぎ、小奇麗な中庭の向こうにまた建物が)
あそこは、厨房、かな。
今はお昼の片付けも終わって、夕食の仕込みにはまだ間がありそうね・・・。
捕まえるのに苦労しそうですわね
あとでちゃんと謝らなくちゃ
(苦笑いしつつ、周りを気にしながら先を急ぎ)
(白いカーテンの向こうには、ベッドや忙しく働く人々が見える。)
戦争である以上、仕方のないことではありますわ
でも、叶うのなら…やっぱり、みんな無事でいて欲しいわよね
(病棟の前で、初めて表情を曇らせたリュリュに微笑みかける。)
そんなに怖いお医者様が…?
…えぇ、気をつけますわ。ご忠告ありがとう
(厨房の前に来た所で、再び喧騒が近くなったように感じる。)
…もう少し、ゆっくり見て回りたかったのですけれど
(心から残念そうに肩を竦めて)
そろそろ、リーダーのところへ連れて行っていただけるかしら?
こんな所で捕まって、放り出されるのは御免ですわ
【シリウスの部屋の前まで案内していただいて〆、で如何でしょうか?】
【了解しました】
厨房なら下働きの子たちに知り合いがいっぱいいるんだけど
それはまたの機会にしときましょうか。
(肩をすくめてのんびり歩きながら)
つかまってもほうりだされることはないわ。
むしろ牢屋に入れられるでしょうね。
で、ルーンを鑑定される。
あなたのことは調べれば悪い人じゃないってわかるはずだし
すぐに釈放されるはずだけど、つかまらないに越したことないわ。
(そこでシリウスにジノを引き合わせるにはどうしたらいいか思案する)
(もちろん、誰にも会わずにのこのこと執務室に近づくのは無理)
(萌芽のルーンを持った強面の武将や、側近の女騎士、その部下などなど)
(今会えば、間違いなくお仕置きされるであろう面々を思い浮かべて)
(思わず身震いする)
こっそり鑑定士のところへ行くのが無難ね・・・
(豹頭の大男、紋章を鑑定するスフィンクスを思い出す)
それじゃ、こっちよ。
ついて来て。
(ジノを鑑定士に会わせることはできたものの)
(もちろん鑑定士がリュリュを不問で放免するはずもなく)
(ジノは牢に入れられるようなことはなく無事にシリウスとの対面を果たし)
(リュリュはこってり絞られることになるのは、また後の話)
【こんなところでこちらは締めさせていただきます】
【これ以上は蛇足になってしまいそうなので、これで〆ましょう】
【お付き合いありがとうございました!】
【もし宜しければ、今度お会いできたら占いでもいかがでしょうかw】
【それでは、お休みなさい】
【なんだか振り回しただけになってしまってすみません】
【城内で、占いの腕を披露してもらうようなエピも入れたかったですね】
【またぜひ、お話させてください】
【今夜は声をかけてくださってありがとうございました】
【お疲れ様でした、おやすみなさいませ】
【待機します。プロフは>8です〜】
【どうも初めまして】
【お相手よろしいでしょうか?】
【わ、お早いレスで恐縮です。初めましてこんばんわ】
【御希望のシチュエーション等ございますか?】
【そうですね、私としては医療が絡まないシチュが希望ですね】
【そちらは何かありますか?】
【ふむふむ】
【こちらは日頃世話になってそうなので顔見知り、という感じのほうが宜しいでしょうか?】
【では面識はあるということで】
【どういうシチュにしましょうか?】
【そうですね・・・今思いついたのがこちらが飲みに誘う、みたいな感じですが、アーツさんはいかがですか?】
【異議なしです】
【書き出し、お任せしてよろしいでしょうか?】
【了解です〜、しばしお待ちを】
【革命軍砦内医療室】
・・・先生、アーツ先生。いる〜?
(仕事や任務の都合上、何かとこの部屋に世話になりがちなルミエールだが、今また医療室のドアをノックしている姿はすこぶる健康体で声色も明瞭だ)
(一応、診察や治療の最中にいきなり入るのは悪いので、とりあえず中からの返答を待つことにした)
【では、まずは出だしはこんなところで・・・宜しくです〜】
はい、先ほど帰ってきたばかりですがいますよ?
(そう言いつつドアを開ける)
(そこには普段の白衣とは真逆の――真っ黒な正装に身を包んだ医者がいた)
すいません、こんな格好で。
医学会のお偉いさんのところに伺ってた帰りでして。
何か御用ですか?
(首元のボタンを1つ外しながら尋ねた)
【と、服装を変えてみました】
【こちらこそ宜しくお願いします】
お、お疲れさま〜・・・おお?
(ドアを開けて姿を現したのは、いつもの厳しい医者としてではなく、黒を基調とした正装に身を固めた大人の男)
(初めて見るその姿と、服装だけで雰囲気までもガラッと変わってしまうその変わり様を目の当たりにして思わず凝視してしまい)
あ、いやいや、別に格好くらい、ね。うん、とってもお似合いだし
(アーツとは真逆の、非常にラフな部屋着姿が妙に恥ずかしくなって、照れ隠しに笑ってごまかしながら手を振り)
いやね、何か急に飲みたい気分になったんだけど、相手が見つからなくて、良かったらどうかな〜・・・なんて
(腰を低くして下から見上げるように視線をチラチラ)
そこまで驚くような格好をしてますか?私
(そんなにもイメージが違うのだろうか、と思いつつ苦笑して)
あぁ、楽そうな服装…羨ましいですねぇ。正装すると精神的に張り詰めてしまいますから。
(正装すると気分が落ち着かないのだ。だからと言って着ない訳にもいかないが)
成程、お酒ですか。
しばらく飲んでませんでしたし、喉が丁度渇いてるので…行きましょう!
(と急にルミーエルを回れ右させて、背中をぐいぐい押していく)
(結局、正装のまま行くつもりのようであった)
まあ、普段の先生知ってる人なら・・・驚くかも?
(ひょいっと首を傾げて笑い)
やっぱり? 何かこう、いつもと違ってパリッとしててさ。ちょっとカッコよく見えたよっとと・・
(話が終わらないうちに背中を押されて軽くつんのめり)
いや、そんな慌てなくても・・・と、どっか行く? それとも食堂で・・・は、あんまりか
(アーツに背中を押されながら苦笑して)
普段の私も何も無いですよ?私は私ですから。
(そこまで怖い印象与えてるんですかねぇ、と笑いながら言う)
そうですか?ありがとうございます。
ただ着ない訳にはいかなかったから着ただけですが…
格好良いと言われるのならこれからも頻繁に着てみましょうかね?
(と喉を鳴らして笑いながら言ってみる)
貴女のセンスにお任せしますよ。誘ってくれたのはそっちですし。
うん。何かこう、白衣ってだけで萎縮しちゃうんだよねぇ。患者は大人しい方が良いかもしれないけど
(歩きながら振り返り、クスッと笑う)
そーそー、たまには気分転換しないとね。
せっかく似合ってるのに勿体無いよ
(うんうんと頷いた)
そうだね。じゃあ、ちょっと街に出てみようか。
先生がお気に召すかどうかは分からないけど、良い店知ってるよん
(その足は砦の外へと向かっていった)
大人しい事に越した事は無いですよ。
安静と言ったのに安静にしない愚か者は、取り押さえる手間がかかりますから。
(「わざわざ私の手を煩わせないで欲しいものです」と邪悪な笑みを浮かべ)
こういう風な服は苦しいのが厄介ですがね。
(とまんざらでも無いように言い)
さて、ルミエールさんが選んだ店はどんな店なんでしょうねぇ?
豪快な酒飲みばかりが集うところだと私は浮いてしまいますね。
まぁそういうのもまた乙ですがね。
いやぁ……時々先生がただの医者じゃないと思う時があるんだけど気のせいよね
(アーツの邪悪な笑みを横目で見やり、頬を引きつらせ)
あ、全然関係無い話なんだけど、先生ってやっぱり大人しい娘の方がお好み?
(不意に振り向いて真顔で尋ねてみたり)
さあ……それは付いてみてのお楽しみってことで
(と、様々な会話を交わしつつ、二人は砦を出て最寄りの街へと向かっていった)
いたって普通の医者です。ええ、いたって。
(洗脳するように言葉をつむぎ、浴びせていく。)
私の好みですか?
あまりに騒がしいのは嫌いですが、大人しすぎるのも…
その中間ぐらいだと思ってもらえれば。
(そして街へとさしかかる。ガヤガヤと行き来する人の声が引っ切り無しに響き)
相変わらずですねぇ、ここは。
さて、案内してもらえますか?ルミエールさん。
いや、何度も言う方が返って怪しいから……
(何となく身の危険を感じ、笑ってごまかしてみる)
なるほどねぇ……逆に良く分からなくなってきたぞ?
(騒がしいと大人しいの中間が想像出来なくて首を傾げ)
【街】
あ〜……ホント、相変わらず賑やかよねぇ……悪い事じゃないんだろうけど……
(大通りを進み、人混みに紛れると途端に気分悪そうにため息をついて)
ほいほい、こっちだよっと……
(その人混みから逃れるように、その脚は大通りから外れた細い路地へと向かっていった)
……さ、到着〜
(大通りから少し外れただけ殆ど人気の無くなった路地をしばらく歩いていくと、やがて小さな看板を申し訳程度に掲げただけの小さな酒場へたどり着いた)
【…思ったより眠気が来るのが早かったです】
【凍結をお願いしてよろしいでしょうか?】
【はーい、了解ですー】
【水曜日以外だと0時以降になってしまいますが大丈夫ですか?】
【私は水曜日でも大丈夫ですが】
【水曜日以外は0時以降、了解です】
【何曜日にしましょう?】
【私は木曜日が来れそうにないのですが】
【では、週末は避けて水曜日にしましょう】
【21時くらいからが良いでしょうか】
【了解しました】
【それでは水曜日の21時を楽しみにしておきます】
【それでは、本日はありがとうございました】
【お休みなさいませ】
【ではではお疲れさまでした〜】
【規制解除されてるか、試験です・・・。試験なので、一言落ちです】
【解除されてたら、次の方のために、これを置いていきます。シチュのきっかけに
使ってください・・・】
つ【プレーンヨーグルトと蜂蜜】
>>596 今日のおやつはヨーグルトなのね。
(食堂の一角で、小さな硝子皿に盛ったヨーグルトに、たっぷりと蜂蜜をかけてぱくつく)
……ん。美味しい……。
ヨーグルトも蜂蜜も新鮮で……。
前から常々、思っていたのだけど……、此処の食材調達係の人は本当に目利きよね。
【待機します。プロフは
>>23です。
シチュは上の続きでも、その他でも】
>>596 レベッカ
では、俺も貰おうかな。
(ヨーグルトを小皿に盛った後、黒糖の塊を袋に入れて何度も机に叩きつける)
(ある程度小さくなったら、更に木槌で粉々にして)
俺は黒糖で食べてみることにしよう。
…意外と合うな
深みがある甘さだ。
【こんばんは、1ヶ月とちょっとぶりです】
>>598 【はい、今晩は。そうですね……一ヶ月強、振りで、お互い自由の身での再会ですね。
シチュなどは如何いたしましょう?】
>>599 【そうですね、こちらが前回(フェルヴェさんとの)で背中を怪我したので、】
【そこで処置してもらった帰りにバッタリ…】
【その後、ビオティーテさんの服を破いた侘びとして、弁償するために街へ】
【なんてどうでしょう?】
【そちらも何かあるのならお聞かせ願いたいです】
>>600 【いえ、此方にも特に深い考えがある訳ではないので、それでいきましょう!
服を弁償して貰うかどうかは、流れ次第ですが。まず、ちょっとお互い、気まずいかもしれない再会からw
では、そのシチュならば、ナグザットさんに書き出して頂くのが良いかと思うのですが、如何でしょう?】
>>601 【確かに気まずいでしょうねw】
【分かりました、それでは俺から書きますね。しばしお待ちを】
(胴体にグルグルに巻かれた、白い包帯が目立つ男が歩いていた)
(先日の帝国軍との戦闘の際に背中を負傷し、今日も医療室に立ち寄り処置を受けたのだった)
…にしても…あの班長、そんなにヤバイ人なのか…?
(砦内でかねてから噂になっている某白衣の悪魔。)
(自分は医者の言う事を守るタイプだったため、何の恐怖の片鱗も知らずに解放された)
(しばらくは通院しろと言われているのも守るつもりであったため、恐らくずっと知らずに過ごすのだろう)
…寒いな、今日も。
(いそいそと紺色のシャツを着ながら歩いていたのだった)
【間違えて避難所に書き込んでしまったorz】
【と、とにかく宜しくお願いします…】
(戦場で遭遇する敵の一個大隊よりも恐ろしく思える、白衣と優しげな容姿の皮をかぶった凶鬼のもとへ
言い付けられている通りに、抜糸跡の消毒とリハビリ経過の報告に赴いた、帰り道)
……はぁ、いつになったらお許しが出るのかしら……?
(本来、自身の進退を他者に委ねる事など考えもせず、また、自分の身体を他人に任せる事も嫌いで
それ故に、医者や病院といったものに縁が薄く、医者が何と言おうが
自己判断で勝手に行動してしまいがちな彼女ではあったが、あの「白い悪魔」に面と向かって
逆らうのは……はっきり言って怖すぎた)
……寒。
(かの恐怖の班長殿は、別の患者を受け持ち中、ということで、別の医師に治療と診断を受けた女は
外に出ると、その風の冷たさに微かに身震いをして、身につけたストールを一層、強く身体に巻きつけた)
……!
(と、自分の前を歩く長身の人物が目に入った。
冷たい風にゆれる紺色の髪、武を身につけた者特有の、無駄のない歩き方。
――それは……)
ナグザット……!
(意識せず、その名を呼んでいた。
あの事件以来の再会となる、友の名と共に吐き出した息が、白く、空に溶けてゆく……)
【ど、どんまいです!:
それでは、宜しくお願いします!】
(シャツを着終え、その長身を丸ごと覆えるぐらい丈の長い、)
(血の色をした外套に袖を通しかけたその時、不意に声がかけられた)
…!この声…
(歩みを止め、恐る恐る振り返る)
(ある夜の戦いで、自分が死の淵まで追い込んだ友の姿――)
(牢から出され、直ぐに彼女を探したものの既に退院した後で結局会えず)
(色々な手続きやら戦闘やらで彼女を探す時間さえも削られていた)
ビオ…ティーテ…
(思わず零れるその名)
(謝りたい事、話したい事等沢山あった。しかし、自分の意思とは裏腹に脚は一歩下がる)
(何かを失いそうな恐怖に身を包まれ、逃げ出しそうになる)
(――また一歩、後ずさる)
あ…う……
(口から漏れるのは言葉にもならない音)
(何故か、体はこの場から逃げ出そうとするのだった)
ナグザット……。
(振り返り、後ずさるナグザットの目を見詰める女の漆黒の瞳が哀しげに揺れる。
ずっと、会いたいと、会わなくてはならないと思っていた。けれど、自分は深手を負って身動きがとれず、
また、ある程度、動ける様になってからも、周囲から許可が下りずに自分から会いに行く事は出来ず……
なんとか退院した時には、彼はもう地下牢から解き放たれたと聞いていた)
……。
(ストールの端を掴んでいた女の手が、何かを言いたげにナグザットの方へ伸ばされる
―とても、手が届く距離ではないのに、だ―
人との付き合い方をまだ上手く測れているとは言い難い女は、自分の姿に怯えた様に後ずさる友に
咄嗟に何と言葉を掛けて良いのか、自分から距離を縮めても良いのか、決めあぐねて戸惑う)
……久しぶり……と、言う程は時間は経っていないかしら……。
(結局、口をついて出たのは、そんな他愛のない言葉で。
もっと語らなければならない事がある筈なのに、と自身の愚かさに苦笑した女は、
ただ、自身の今の思いだけを素直に口にしようと思った。――それくらいしか、出来る事がない――)
……思っていたより、元気そう、ね……。
良かったわ……。
(暫く日の差さない地下に止め置かれた所為か、その肌が幾分、白くなってしまっている様には
見受けられたし、何処か、憔悴の面持ちもあったが、その足取りはしっかりとしていたし、
今の顔色も悪くは無い。――心からの安堵に、女は柔らかく微笑んだ。
と、その手が離れた事で、緩んだストールが女の身体から離れて地に落ちた。
ストールの下に女が纏っていた服は、ナグザットに見覚えのある喪装の黒いドレスではない、
街の女が着る様な、質素な衣装であった)
(向こうからかけられた言葉)
(あの夜以来、初めて見る彼女の姿)
(戸惑いと恐怖に思わず後ずさってしまったが、今、自分にはやるべきことがある)
(彼女の優しい言葉にようやく脚が止まり、ゆっくりだが、歩み寄っていった)
(そして、落ちたストールを拾いながら、嬉しそうなのか、哀しそうなのか微妙な顔で言った)
あぁ…久しぶり、だな…ビオティーテ。
(何を言えば良いのか。咄嗟に言葉が出ない自分が嫌になる)
(落ちたストールをビオティーテの首元に巻きつけながら)
少し、痩せたな…。
(この言葉を呟いてから、奥歯がギリという音を立てる)
(そんな状態に追い込んだのは紛れもなく自分。その罪の証が彼女の体に刻み付けられているのだ)
(自分が引き裂いたであろう部分に手をやり、震える声で――)
…本当に、悪かった…ごめん…
謝って許されることじゃない。俺は…アンタを殺しかけたんだ…
でも…今はそれぐらいしか思い浮かばないんだ…
――ごめん。
(その一言を何度も繰り返す)
(今はそのことしか頭になかった。謝らずにはいられなかったのだ)
(高く、重い、障害物を越える様な足取りで、歩み寄って来たナグザットを女は、ただ静かに見詰めていた。
その黒瞳に宿るのは、歩き始めたばかりの幼子を、手を出して助けたい衝動を、けれど、幼子の為には
そうしてはならないと抑えて見守る母親の様な気遣わしげな想い)
……ナグザット……。
(そして手を伸ばせば触れる距離、互いの体温が伝わりそうに近い距離まで、少しずつ近付いて来る相手を
そのまま、ずっと見詰めて――
身体にストールを巻きつける手にも、未だ生々しい傷跡の残る脇腹に触れる手にも、抗う事はせずに
ただ、その手と声の震えに、その顔が哀しげにゆがみ……)
ナグザット……、私達、お互い、生きていて……良かったわね……。
(謝らなくてもいい、と、気にするな、と、どんなに言葉を尽くして語ったところで、
それが相手に受け入れられる事はないだろう。
――罪の重圧は本人の意思にこそ、宿っているのだから。……だから)
……大丈夫、私は大丈夫よ……。
(間近に来て、奥歯を噛み締め、震えるナグザットの手を伸ばし……その長身をそっと抱き締めた。
――自身の体温で、自分が生きている事を実感として伝える為に。
子供をあやす様に、優しく、柔らかい声音で何度も、大丈夫だと囁きながら)
(その細い体に、確かに存在している傷跡の感触を見つけ)
(一層自分に腹が立つ。こうする前に出来る事があったではないか、と)
(こちらの行動を制することなく受け入れてくれている彼女)
(自分は拒絶されても当然の行いをしたというのに、それをも受け入れてくれている)
……アンタは、優しすぎると思うぞ。
(自分に密着している彼女の背中にそっと腕を回す)
(あの夜、血を失いすぎて冷たくなっていく彼女の体を背負っていた感覚は今でも思い出せる)
(それとは違い、確かな温かみと鼓動を持つ彼女を抱き締めていると不思議な安心感が沸きあがる)
有難う…何で逃げようとしたんだろう…自分でも分からない。
(彼女の耳元でポツリと呟く)
あれから…どうなったんだ?
俺が地下に軟禁されてる間…俺はただ中で白くなっていっただけだったが…
(優しすぎる、と言われた女は、意外な言葉に目を瞠った後、小さく声をあげて笑った)
……悪夢の具現、と呼ばれる女が、「優しい」なんて、そんな事を言うのは貴方くらいじゃないかしら?
(背に回された腕と、密着した細身ながら鍛え抜かれた、しなやかなで強靭な鞭の様な体から、
震えが治まり、固さが抜けていくのが伝わって来ると、女は安堵に小さく吐息を漏らす。
どんな言葉を連ねるよりも、自分が生きて此処に在る事を伝える方が、ナグザットの心に
未だ刺さっているだろう、罪の意識という棘の痛みを和らげるだろう、と考えたのは
間違ってはいなかったようだ。
――爪先で立つ様に背伸びをしながら、長身の相手の背に回した腕、体勢的に少し苦しかったが
ナグザットの心が、しっかりと落ち着いて、彼からこの身を離す迄そのままでいようと、心に決めた)
そういう事もあるわ。自分で自分の行動を把握出来ない……、心に負荷がかかりすぎると、ね……。
(労わる様に、軽くナグザットの背を叩き)
私も、治療院のベッドで寝ているだけ、だったわ。
……あの後すぐに、一度、脱走しかけてから、監視がきつくなって……。
外出許可を取るのにさえ、一苦労だったもの。
(自業自得なんだけどね、と苦笑まじりに)
いいや、優しすぎるな。
大体、「悪夢」なんていうのも戦い方の形容だろう…
アンタの人格まで表してる言葉じゃない。
(あくまでも力強く言う。そう信じているものは揺るがない)
(ふと眼を下にやると、背伸びしているのが目に入る)
(その時、ようやく自分が今何をしているのか思い出し、
ボッと音が出そうなくらいに急激に赤くなり、固まる)
(日に当たらず白くなったせいもあり、赤くなってるのが丸分かりだった)
わ、悪い、無理させたっ…
(直ぐに彼女を離す。一度背を向けて深く深呼吸し、また向き合う)
(本人にとっては落ち着いたつもりだったのだろうが、まだ顔には朱が差していた)
…脱走?
何でそんな馬鹿なことを…
(はぁ…とため息を漏らし、そして妙に据わった眼で説き伏せる)
アンタな…自分がどういう状況にあったか分かってなかったのか?
今更言ったってしょうがない事だが、それにしたって…
自分を大事にしてくれよ…無理なんかして倒れたら元も子もないじゃないか。
(そういうことには妙に口うるさいのだった)
いいえ。大丈夫よ。……そもそも、私の方からした事だし、ね。
(真っ赤になって、謝るナグザットに、柔らかい微笑を浮かべたまま、ゆっくりと首を振って、そう答える)
……有難う。私には自分が優しいのか如何なのかなんて分からないけど、
貴方がそう言ってくれるのは嬉しいわ。
……私には、貴方の方が余程、優しい人に思えるけれど。
(一度、背を向け、再び振り返って向き合うナグザットを穏やかに見詰めて)
……でも、そうね……。貴方が私を優しいと感じるとしたら……
私の中に優しさなんてものがあるとしたら……、それは、私にそれを教えてくれた人がいたから、よ……。
(今は傍にいない、その人を想い、少しだけ淋しげに目を伏せたのも、ほんの一瞬で
すぐに顔をあげて、ナグザットの顔を見上げて微笑む。
かなり長身の相手が、至近距離にいる為、ほとんど真上を見上げる様な感じになって)
……ええ。自分でも馬鹿な事をした、と思うわ。
結局、ちょっとした顔見知りと、偶然、鉢合って……連れ戻される事になったのだけど……。
(急に説教に入ってしまったナグザットに、少し驚きつつ、そう答える)
……でも、駄目ね。身体的に弱っていたり、無防備だったりする時って……どうしても
一人になりたくなってしまうし、考え方も否定的になってしまうの。
……あの夜、此処のリーダー……シリウス殿に、自分が紋章持ちかも知れない事を話したから……
それが理由で、この軍に無理矢理、拘束されるかもしれないって、
そんな強迫観念に捕らわれてしまって……、とてもじっとなんてしていられなかったのよ……。
……結局、私のただの、思い込みにすぎなかった訳だけど。
(言い訳がましく、理由を語ると、この話題を変えようと)
結局、この軍と専属契約みたいなのを結ぶ事になったし、ね……。
そうそう、私の背中のアレ、本当に「ルーン」だったらしいわ。
「夢」のルーンなんですって。紋章鑑定士殿に、そう言われたわ。
貴方も、紋章鑑定士殿には会った?
【少し時間ください〜】
【了解ですー。焦らなくても良いですよ〜】
自分の事、自分じゃ案外分からないものだな…
俺は周りからどう見えるかな…今の自分、「フリーズ」としての、暗殺者としての自分。
(ふっと上を見上げて考える)
俺は優しくなんかないぞ…多分。分からないけど。
その人…そしてアンタも凄いな。人に何かを与えられるのは凄い事だと思う。
俺はアンタから受け取ってばかりだ…色んな事、学ばせてもらった。
(その見上げてくる眼差し故か、魔が差したのだろうか)
(理由は分からないが、何故か目線を同じ高さにしてみたくなった)
(突然彼女の腰辺りに手をやるとそのままの姿勢で自分の目の高さまで抱き上げた)
…この方が喋ってる気になるな。
…もしかして、白衣の悪魔っていう噂、アンタが流したのか?
(何を勘違いしたのか、突然そんな事を言い)
(「あの人、別に何も怖いところなんてないぞ?」と真顔で言う)
それは…分からないでもない。
一度、仕事に入れば、もう周りにいる人間全てが敵に見えるほどだ。
(相手が話題を変えるとそれに自然についていき)
専属契約…そうか、アンタ傭兵だから…
俺は正式に革命軍のお抱えの暗殺者になった。
ルーン…紋章…不思議なものだな…
「夢」?…未来に関わりそうなイメージだな。
鑑定士、ターか。最初牢で会ったときは言葉を失った…
(思わずあの時の事を思い出す。焦点が定まらない遠い目になり)
俺も会ったよ。あの方が言うには俺のは「氷」らしい。予想通りといえば予想通りだった。
彼が言うには未だに俺のは未完成で不安定、発展途上ってことらしい…
(「ルーン」も成長したりするんだろうか?と疑問を口にし)
そうね……。案外、自分が一番、自分の事を分かっていなかったりするかも、ね。
……今の貴方も、過去の貴方も、そしてこれから変わっていく貴方も……、どれもこれも
かけがえのない、「貴方」だわ。
私にとっては、今、こうして話している貴方も、暗殺者として生きていく貴方も……
どちらも、大切な友人よ。
……私が……?貴方に……?
(真上を向いて、ナグザットの顔を見上げたまま、首を傾げて考え込み)
特に特別な何かをした覚えはないけど……。
(何かを与えたつもりも、教えたつもりも、全くなかったので、心底、訝しげに。
けれど、恋人を褒められた事については、素直に嬉しかったので、笑みを零して)
ありが……っきゃ!?
(礼を言おうとしたところで、いきなり抱き上げられて、驚きに声をあげる。
突然、高くなった視界と、地から離れた足の感覚に、咄嗟今、自分が掴まれる唯一の命綱、
自分を抱えるナグザットの首にしがみつく)
……し、視線の高さを同じにしたいなら、貴方が屈んだ方が……。
(どう考えても、その方がナグザットにも負担にならないだろうに、と、平行な位置になって
首を痛くしそうな程に、上を向かなくても、見詰められる様になった顔に呟いた)
違うわ。それに……私が流すまでもないと思うわよ……。
(やや呆れた顔で、その勘違いを修正する)
……貴方は知らないから、そんな事が言えるのよ……。
(色々、かの医者との遣り取りを思い出して、軽く身震いしながら、それでもその震えが治まれば
小さく笑って、「ま、患者想いな、いいお医者さんでもあるんだけどね」と囁いた)
そう、お抱えに……。じゃあ、お互い、暫くは敵対しなくて済みそうね。
ええ、私も初めて会った時には、ビックリしたわ。
(疑問を口にするナグザットを、しげしげと眺め)
さあ……。どうなのかしら?
ルーンと一口で言っても、本当に色々あるらしいから、ね。
でも、そうね。もしかしたら、そうなのかも知れないわよ?貴方の、そのルーンも
貴方のこれからの様に、成長して変わっていくのかも。
どちらも同じ「俺」であることは間違いないんだろうな…
でも、俺の場合は一種の二重人格かもしれない。
自分の友人でさえ、手をかける事が出来てしまうぐらいに…あの時の俺と今の俺とは違う…
(敵と対峙するときに沸きあがってくる殺意。その殺意に身を任せて殺す)
(人を殺すことに抵抗が無くなり、何も感じなくなるその一瞬でさえも自分であるのならば)
(それはとても恐ろしい事では無いだろうか)
ああ、色々貰ったよ。
アンタが意識して何かしたわけじゃない。
その何気ない行動や振る舞いからでも、貰えるものはある。
(首元にしがみつかれると顔がかなり近くなる)
いや、屈んだほうが疲れる。
それに、アンタ軽いしさ。正直こっちの方が楽だ。
…?どういうことだ?
俺が診察を受けて、今日も処置を受けてきたところだが…
何にも怖い事なんてなかったぞ?いいドクターじゃないか。
(自分の腕の中で震える彼女を見て、「そんなに怖い人なのか?」という疑念を持つ)
そういうことだ。友であって仲間でもあるわけだ。
(もうあの時の夜のようなことは二度と御免だ、と哀しげに呟き)
俺のはハッキリ言うと中途半端なんだよな…
消耗が激しすぎて連発できない。専ら、離れたところからの奇襲ぐらいにしか…
他にも使い方や、能力の引き出し方があるのだろうか…?
(ふと思い出したように呟き)
その「夢」のルーン…背中にあった奴だよな?
(と片手で抱き上げながら背中を撫でてみて)
アレも、何か変化が起きたりしたことがあるか?
【と、申し訳ありません、眠気が限界に来てしまいました;凍結をお願いしてしまっても宜しいでしょうか?
私は、今週は今日、待機開始した時間くらいから来れそうですが、ここしばらくのスレの状況を鑑みて
少し日を空けたいかな、と思います。
ナグザットさんさえ、宜しければ、日曜日は如何でしょう?日曜日なら、かなり早い時間(18時〜19時頃)
に来れるので、じっくりとロール出来るかな、と思います。ただ、長引く様なら、途中で30〜40分程、
席を外す可能性もありますが】
【了解です。すいません、レスが遅くなってしまって】
【日曜日で大丈夫ですよ】
【それでは日曜日、18時ごろに解凍しましょうか】
【退席の件も了解です】
【多分、俺も退席すると思います。食事なり風呂なりでw】
【はい。有難うございます。では日曜日の18時に。
レス速度の件はあまり御気になさらず……、私もレスが遅い方ですし;
お互い人間、風呂も食事も外せませんからねw
本日も長い時間のお付き合い、有難うございました!続きを楽しみにしております!
それでは、お休みなさいノシ】
【はい、お疲れ様です】
【有難うございました、お休みなさいノシ】
【連絡事項】
本日、21時より、Dr.アーツ氏とルミエールさんの
解凍予定が入っております。
また、23日、日曜日の18時より、
俺とビオティーテさんの解凍予定が入っております。
木曜、金曜、土曜日は予定が入っておりません。
ご自由にお使い下さい。
【時間かなっと……】
【お待たせいたしました】
【レスは用意しておいたのでこのまま投下しますね】
【それでは今日も宜しくお願い致します】
別に何も怪しい事なんてないじゃないですか
(「ただ私の言い付けを厳守して頂いてるだけで」と悪びれもせずに言う)
何事も、「過ぎたるは及ばざるが如し」…遥か東の諺です。
何でも度が過ぎれば良くないんですよ。
おやおや、これからお酒を飲もうっていう時に…どうしたんです?
(気分悪そうに振舞う彼女の顔を覗きこんで)
こんな場所に飲める場所あるんですか?
どんどん、人気が無くなっていきますけど…
(と少し心配そうな面持ちで尋ねた)
あら…ありましたね、小さいですけど。
(「まぁ、規模は関係ないですけどね」と苦笑しながら言い)
>626
ああ、気にしないで。持病みたいなものだから
(手を振り、返す笑みはやはり何処となく弱々しく)
……まあ、穴場ってのは大抵こういう所にあるものでしょ?
そそ、大きくて騒がしいだけが飲み屋じゃありませんよ……っと
(建物のドアを開いて足を踏み入れた)
(一見すると普通の民家だが、中はそれらしいカウンターがしつらえられた……一応、酒場と呼べるものだった)
(しかし、カウンター席にも二台あるテーブル席にも客と呼べそうな人影は無く、唯一確認出来る人物はカウンターの中でグラスを磨いている店主と思われる初老の男性が佇むのみであった)
こんばんわ〜っと
(軽く挨拶をしても店主は短く無愛想な応対をしただけで、その後は黙々とグラス磨きを続けた)
【失礼しました】
【それでは宜しくお願いします】
持病?それなら何で私に言ってくれないんですか…
最善の処置を施してさし上げるというのに。
(と盛大に勘違いしている様子)
ほう…確かに「酒場」ではありますね。
静かに飲める良い場所ですねぇ…
後はどれくらいの品揃えがあるかですが…
ここには何度も来られるんですか?
(中をぐるりと見渡しながら、質問し)
すいません、マスターさん。ワイン、置いてあります?
(恐る恐る、無愛想なマスターに聞いてみた)
いやぁ……こればっかりはどうにもならないと思うけど……
(苦笑し、カウンター席に腰掛けて)
ええ、静かに飲みたい時には最高の場所よ。品揃えは……どうだろ
(チラッとカウンター奥の棚を見る。店の規模には不釣り合いなほど大きく立派な棚に多種多様なボトルが並んでいて)
……あらら
(と、アーツがワインに付いて店主に尋ねると、黙々と続けていたグラス磨きの手を止めて口を開いた)
(そこからはもう、どんな銘柄が良いのかだの年代はどうのとやたら細かく問い詰め始めて)
あ、私いつものね?
(そんなやり取りを楽しそうに横から眺めつつ、頃合いを見て自分の注文を済ませた)
その症状が何なのか言ってもらわないと私も分からないわけですけどね?
最初から諦めてたら治るものも治りませんよ?
(とあくまで「病気」であることを疑わない彼だった)
それでは…エルゴーン産の赤、貰えます?年代は気にしませんので。
(持ってこられたのはラベルが色あせたボトル)
おお、凄いじゃないですか、こんなのが置いてあるなんて…
結構マイナーな銘柄なんですけどねぇ…いやはや、参りました。
(心底嬉しそうにボトルのコルクを抜いた)
そちらは何を頼まれたんです?
とりあえず、乾杯です。
(と毒毒しい赤の液体が満たされたグラスを持ち上げる)
症状ねぇ……
(テーブルに頬杖を付いてもっともらしい事を考えてはみるが)
ん〜、人が一杯いると気分が悪くなる?
(首を傾げ、自信無さそうに。実際、それ意外に形容しようもないのだが)
あ、ありがと〜
(店主はアーツにワインのボトルを渡し、ルミエールの前にはカクテルのグラスを置いて再びグラス磨きを始めた。心なしか、アーツの反応に満足しているような気がしないでもない)
ふふ、取り敢えず品揃えは合格、かな?
(ワインボトルを見て微笑み)
私はね、ハンターっていうカクテルよ
(持ち上げたカクテルグラスには赤みがかった濃い琥珀色のカクテルが注がれていて)
ん、乾杯
(二人は手に持つグラスを軽く重ね、喉を潤わせた)
性格の問題ですかね?
何だったら、荒療治になりますが手段が無いわけでもありません…辛いでしょうが。
(フフフ、と邪悪な笑みを浮かべながら眼鏡をぎらつかせて)
ええ、十分合格です。
どこに行っても置いてありませんでしたから。
あまり有名な銘柄ではありませんが、私はこれが好きなので。
(カクテルをじーっと見て)
綺麗な色ですねぇ…私はカクテルはあまり飲まないんですけど…
たまには飲んでみる事にしましょうか。
(そして、手馴れた感じでワインを飲み干していく)
(続けて二杯目を注いでいき)
ふぅ…やはりこの後味が最高ですね。
飲んでみます?
いやぁ……今の所そんなに不都合があるわけじゃないから遠慮しとくわ
(引きつった愛想笑いを浮かべて手を振る)
(性格まで矯正されたら堪らない、と心中呟き)
そう、良かった。
でも、有名なワインとそうじゃないワインって何が違うんだろうね
(肩をすくめ、グラスを傾ける)
うん。色もそうだし、ちょっと甘酸っぱい口当たりで飲みやすいのよ。
カクテルもワインみたいに色々あるから暇な時に試してみれば?
(そうして、一杯目のグラスを空にして)
ああ……私、ワインの味とか全然分からないからさ。勿体無いから先生が飲んでよ。
ワインも味が分かる人に飲まれた方が嬉しいでしょ?
(言いつつ、自分のグラスをカウンターに置いて二杯目を頼んだ)
そうですか…それなら私は何もしませんが。
(少々残念そうな顔をしてたのはご愛嬌)
さぁ…それは分かりかねますが…
赤に限っては、例えマイナーであろうとこの銘柄が一番好きです。
(続けて二杯目も口の中で転がしながら飲み干していき)
カクテル…ふむ。
近いうちに一度調べてみますか…
あ、すいませんマスターさん、スモークチーズか何かありますか?
(店主が奥に引っ込んで直ぐ、小皿に盛られたスモークチーズが運ばれてきて)
ルミエールさんもどうぞ。やはり何か御摘みは必要でしょう。
(ワインを断られると残念そうに)
む…分からなくても構いませんのに…
ま、本当に酷くなったらまた相談するわね
(ちょっと困ったような表情でクスッと笑う)
赤に、白に……元はぶどうなのに良くもまあ、あんなに色々作ったもんだね。
(棚に並んだワインボトルの列を見て息をつく)
ん? あ、ありがとね。
(チーズを一切れ摘んで口に放り込み)
ん……ん〜、美味し
(思わず笑みがこぼれ、カクテルと一緒にチーズを飲み下した)
やだなぁ、そんな顔しないでよ。
でも、そこまで言うなら……飲んでみても良いかな?
それを言えば、カクテルのバリエーションの広さも大したものでしょう?
アレはこれからだって幾らでも幅が広がりそうじゃないですか。
(チーズを噛み締めながら、3杯目も飲み進めて)
ええ、是非飲んでくださいよ。まだまだありますし。
マスターさん、ワイングラスもう1つ頂けます?
(直ぐに用意されたグラスになみなみ注いで)
さぁ、どうぞ。
私もそろそろ気持ち良くなって来ましたよ…
(といっても顔はまだ朱が差しておらず、素面に見える)
こう、奥からジンワリと温まってくるのが良いんですよね…
そうだよねぇ。
ホント、人間の創意工夫ってやつには頭が下がるわ
(照明越しににカクテルを透かして見ながら小さく笑い、グラスを口に付ける)
じゃ、頂きます……と、ちょっと多くない?
(なみなみと注がれたワイングラスを持ち上げて苦笑し、一口飲んでみる)
……ん〜……やっぱり、良く分からないかな……
(何度か首を傾げながら味わってみようとするものの、ほろ苦いという感想しか思い浮かばなくて)
そう? 全然そんな風には見えないけど
(素面のアーツに対して、こちらはほんのりと頬が紅潮していて)
ええ、特に、寒い日はお風呂に並んで重宝するわ
(深く息をつき、胸元を軽く扇いだ)
全くですね…医学も創意工夫で発達してきたようなものですし…
(苦笑する彼女を見て意外そうに)
それのどこが多いんですか…?
ま、とにかくグイッと飲んじゃってください。
(感想を聞くと、軽く頷き)
苦味もこの銘柄の特徴でもあります。
ワインは余り飲まれないようですね?これからは色々飲んでみると良いと思いますよ。
白から始めたほうが分かりやすいかもしれません。
(素面であることを指摘されると)
そうですねぇ、人よりは強いかもしれません。
でも、酔ってきてはいますよ?
顔に出にくいとでも言いましょうかね。
(自分のグラスにワインを注ぎながら言い)
そちらはもう出来上がってきてますかね?
(と言いつつ紅くなっている頬をプニプニと突いてクスクス笑い)
お風呂ですか…一度でいいから混浴というものを経験してみたいのが男の性です。
(胸元を仰ぐのをバッチリ凝視しながら答えて)
医学とか……その辺になると、最初にそういうの考え出した人は天から何か降りてきたんじゃないかって気もするわね
(全くの手探り状態から昨今のレベルまで医学が発展した経緯を思うと、創始者みたいな人は本当に人間じゃないのかもしれない)
(なんて考えたら思わず吹き出して、ワインと共にそんな想像を飲み下した)
余りというか、全然ね。
ま、私もカクテル勧めた身だし……頑張ってみましょ
(空のワイングラスを置いて微笑んだ)
顔に出にくい……逆に、どうしようもなく酔っ払ってへべれけになってる先生ってのも何かヤダわ
(その様子を思い浮かべるとどうしようもなく滑稽で、とうとう声を上げて笑い始めた)
ええ、私は直ぐに顔に出るみたいよ。酔てるなってのも分かるけど
(突っつかれた頬を撫で)
混浴……? そんな楽しいものでもないと思うけどね〜
(ほんのりと火照り始めた頬に手を当てて息をつく)
そうかもしれませんねぇ…
今でこそ技術も発達してきていますが、昔はどうだったんでしょうね?
(スモークチーズを摘みながら考えて)
そうですか。
それでは私はカクテルを、貴女はワインを知りましょうよ。
(そういいつつも手はワインを注ぐのを止めない)
(そしてとうとうボトルを空けてしまって)
あ、すいません。マスターさんのお勧めの白、出してもらえます?
(と店主のセンスに賭ける様な真似をする)
所謂千鳥足というやつですか?
言葉も支離滅裂でヨレヨレになるという…そこまで潰れた事はありませんねぇ…
(店主が自身有りげな顔で持ってきたボトルをしげしげと眺めて)
本当に穴場ですねぇ、ここは…
これなんて…今じゃ造ってないやつじゃないですか…
確か、2年程前の大火事で、その製造をしていた所が全焼して…
こんなところでお目にかかれるとは…
(と恍惚な表情で語り、早速グラスへ注いで飲み干していく)
何を言ってるんですか。混浴は浪漫ですよ浪漫。
美女の裸体を目に焼き付けれる至福の一時じゃないですか…
出来るならルミエールさんのような美人とご一緒したいですねぇ。
(と顔を至近距離まで近づけて言って)
そう考えると医学だけじゃないわよね……。今、当たり前のように使ってるものも……。
ふふ、何だか昔の人に会ってみたくなったわ
(新しく注がれたワインを眺めながら呟いて)
ええ、あっちにフラフラこっちにフラフラ〜って。
一回潰してみたいけど……無理そうね
(相変わらず素面のアーツを見て諦めたように息を付いた)
……へぇ。所謂幻のなんちゃらってやつ?
(グラスに注がれたワインを照明に透かしてみると、何となく普通の白ワインと感じが違うような……気がした)
(口にしてみると先程の赤ワインより大分苦みが抑えられていてほんのりと甘く、爽やかなぶどうの香りが鼻孔をくすぐった)
(それがどれほど良いワインなのかどうかは分からないが、少なくとも美味いというのだけは確かだった)
ロマン……? 美女の裸体ね……。言いたい事は分からないでも……
(ふと顔を向けると、アーツの顔が目の前まで寄っていて)
……先生、酔ってるの?
ふふ、私の身体なんか見たら卒倒しちゃうわよ……
(目を伏せ、小さく苦笑しながらそっと顔を背けた)
昔があるから今があるわけですしねぇ…
(先ほどからグラスに注ぐ手が休まっていない)
(引っ切り無しに注ぎ、注いでは飲みを繰り返す)
フフフ…潰れた事がありませんしねぇ?
でも酔わないわけじゃありませんよ〜?
(自分のに注いだ後ルミエールのにも許可を取らず注いで)
これから先どんどん希少価値が高くなるでしょうねぇ。
今日ここで飲めたのがラッキーです。飲み納めですよ…
(顔には表れていないが、確実に酔い始めていて)
だーかーらー、酔わないと言った覚えはありませんってば。
どうして貴女を見て卒倒するんですか?
傷跡なんてものはね、勲章なんですよ勲章…
そんなの何にも恥じる事はありませんしね、誇るべきです寧ろ。
こんなに綺麗な肌をしてらっしゃるのに…
(と首筋をつーっと撫でて)
……ねぇ、ちょっと飛ばしすぎじゃない?
(明らかに加速している飲みのペースに躊躇するものの、流れには逆らえず)
(ワイングラスを傾けながら、顔に出ないのも厄介だなと思った)
飲み納めか……
(グラスを傾ける手を止め、再びワインを眺める)
(何だか吸い込まれそうな深みのある色を持つこの液体が、そう遠くない未来に存在が失われると思うと、たかがワインといえで急に愛おしく思えてきて)
残念ね……
(ポツリと呟き、しっかりと味わいながら飲み下していった)
わっ、ちょ……
(不意に首筋をなぞられて反射的に身を反らし、庇うように手で首筋を抑える)
(といっても、触れられたことよりもアーツの発言に驚いた様子で)
意外だわ……。てっきり怒られるものかと思ったのに。何でこんなになるまで放っておいたんだっ……て
(クスクスと笑いながら席に座り直した)
【お時間大丈夫ですか?】
この程度で飛ばしてるなんて言えませんよ?
私はまっだまだ飲めるんですから。
(ボトルを半分くらい空けた頃に一旦落ち着いて)
そう、飲み納めです。もう次は無いと考えておいたほうがいいかと。
あ、でもここのマスターさんならどこからともなく仕入れてくれそうですねぇ?
(と店主に目配せする。向こうも気合が入っているようで)
そりゃぁ、もう過ぎ去ってしまったことを怒っても仕方が無いですし。
今は私がいますから、傷を放っておくようなことがあれば、医療班の総力をもって捕獲しますけど。
(飛びっきりのブラックな笑顔は酔っていても忘れない)
まぁ、ご自分を謙遜なさるのは止めたほうがいいですよ?
貴女ほどの方が萎縮される必要は全くありませんし…
男としてはそりゃもう…下心を抑えるのは難しいでしょうとも。ええ、私も例外ではなく。
(と恥ずかしげも無く本人の前で力説する)
(どうやら彼は酔うと言葉が大胆になる癖があるようだった)
【こちらはまだ大丈夫ですよ】
【そちらは如何です?】
【というより何かこっちのペースで振り回しちゃってますね…】
【申し訳ないです…】
そ、そう……。でも、そろそろ抑えた方が良いんじゃないかしら……?
ほら、せっかくの貴重品なんだし……
(といってもボトルは既に半分を切っている)
(希少価値と場の空気との板挟みになりながら、それでも少しずつグラスを煽っていく)
まあ、ね。考えてみれば確かにその通りで……
(急に自分のさもしい考えが馬鹿らしくなって、首を振って苦笑する)
大丈夫。私はむやみやたらに無茶なんかしないから
(再びアーツへ向けた顔は晴れ晴れとした笑みを浮かべていて)
先生……。自分に正直なのは悪くない事だと思うけど、一応目の前に本人がいるからさ
(まあ、多分控えろと言っても無理だろうなと思い)
……混浴……混浴かぁ……
(グラスを傾けながら思い出したように呟いた)
【こちらも大丈夫です】
【流れ的には問題ありませんよ〜】
いや、私ワインになると本当に止まらなくなってしまって
(と言いつつまた自分のグラスに注いでいる)
(しかし先ほどよりはペースも落ち着いて味わいながら飲んでおり)
そうでしょうとも、過去は変えられないものですから。
これからの事は変えられますけどね…
(笑顔を向けられるとこちらも笑顔で返し)
ええ、混浴ですとも。
そりゃぁ、お酒っていうのは…自分を休ませる飲み物ですから…
多少は欲望に従順になってしまいますよ、やはり…
誰だって普通の男は、美女と一夜を明かしたいと思いますしですね、
共に過ごしたいと思うのですよ…
ええ、そりゃ貴女ほどの方とご一緒できればどれだけ幸せか…
(ルミエールのグラスにワインを注ぎながらうわ言の様に呟き)
やれやれ……随分と耳が痛いこと言ってくれちゃって……
(今まで自分が心掛けてきたことを面と向かって言われてしまうと、胸が痛いやら照れくさいやら……悪い気はしないが)
多少……?
(あからさまに本音をぶちまけているような気がしないでもないが)
(色々苦労してるんだなと思うと流石に気の毒になってきて)
あ〜、まあ……ね。そう言われると悪い気はしないんだけども、色々と段階ってもんがね……
(アーツの言い分も分からないでもないし、そういった経験が無いわけでもないが、はっきりと言われてしまうと逆に何となく躊躇してしまい)
でもまあ……風呂くらいなら……良いかな……?
いやいや、でも実際そうでしょう?
これから未来のことはいくらでも自分で道を作っていけるんですよ。
私はこれからも人を救う道を選び続けるでしょうし…
貴女が弓と共に歩むのか、引退してのんびりと過ごすのか…
それもまた、貴女自身の意思次第というわけです。
(流石にそろそろ顔にも朱が差し始めて)
ああ、すいません、一緒に入ってくれって言ってるわけでは無くてですね…
何なんでしょうね、仮にそうなるなら貴女のような美人が…っていう理想?
そりゃ、ご一緒できるなら嬉しいですけども…
(スモークチーズを噛み締めながら息を深く吐き)
そりゃまあ、ねぇ……けど
(グラスをカウンターに置いてアーツを見やり)
私さ、やりたいこと沢山あるのよね。それこそ人生一回じゃ足りないくらいに。
そういう場合ってどうやって決めれば良いんだろ?
(じっと見つめる顔は実に真剣そのもので)
あら、そうなの……?
その割には妙に現実味があったような……
(チーズを一切れ口に放り込み)
……あのさ先生。いきなりで悪いんだけど、誰かを本気で愛したことってある?
(申し訳なさそうに上目でアーツを見つめて)
【4時前を目安に〆に入りませんか?】
【今からアレな流れだと終わりそうもないので……】
出来る事からしていくしか無いんじゃありませんか?
その時に出来る事をやればいいと思いますよ。
(ワインを飲みつつそう答え)
そうですね、あくまでもそれが理想です。
最も、普段はそんなことも言える余裕もありませんが
(「酒の力って怖いですねぇ」と冗談めかしく言い)
一応、ありますよ?もっとも、その人は既にこの世にはいませんけど。
(思い出すように目を閉じて言う)
【すいません、意識を失ってました…】
【お待たせして本当に申し訳ありません】
【もういつでもそちらで〆てくださって結構ですので…】
【本当にすいませんでした】
出来ること……出来ること……? 何だろ。何でも出来そうで、な〜んも出来なさそう。
(何度も首を傾げながら自分に言い聞かせるように呟く)
(時勢のせいにするわけじゃないが、今のままでは何かを為す前に年月だけが過ぎていくような……と、そこまで考えてしまってから頭を振って負の思考を振り払った)
別に、酒の勢いじゃなくても普段から言っても良いんじゃないかな。
ああでも、理想って事は少なくとも思ってるわけか……
(混浴とか、一夜を共にとか、妙に生々しく人間味溢れる発言が頭をよぎり、苦笑する)
(医者という相手の立場から何となく感じていた隔たりがフッと消え、急に親近感が感じられ)
……そう、そうなんだ……。
(同じく、目を閉じて呟いた)
(何となく聞いた事だが返ってきた答えは重く、それ以上突っ込んだ話をする気にはなれなかった)
……ごめんなさい。先に言い出してなんだけど、今の話、忘れて……?
(アーツに向けた表情は心底申し訳なさそうに。しかし、その声色にはよそよそしさが無くなり親しみと微かな温かみが含まれていた)
(酒を通して僅かながらも絆を深めた男女の夜は静かに更けていく――――)
【こちらも闇落ちしてしまって申し訳ありませんでした……】
【一応、これで〆とさせて頂きます。深夜までお付き合い頂きありがとうございました】
【こんばんは、お相手よろしいでしょうか】
【おや、こんばんはー】
【是非お願いしたいところ】
【デューイさんのプロフは避難所の方でいいんでしょうか?】
【
>>652のリンク先は違うみたいなんですが】
【ちょうど避難所の方で確認したところです】
【少し改訂されてるんですね】
【こちらが一人で練習しているところへデューイさんが通りかかるとか】
【そんな出だしぐらいしか思いつきません…】
【なにかご希望ありましたら教えてください】
【既にある意味お馴染みのシチュエーションッ】
【サシの邂逅なればそれがいいのかなあ】
【書き出しお願いしてもよろしいでしょうか】
【すみません(汗】
【こちらから捕まえに行くのは難しいイメージがあって…】
【美貌の踊り子なら兵士たちの間ではかなり話題になっていると思います】
【そんな背景も入れてしまっていいでしょうか】
【差し支えなければ次のレスで書き出します】
【何やらうれしいやら恥ずかしいやら】
【申し訳ない。それでお願いしますー】
(城の広間)
(かつては舞踏会場であったと思われるが、今は兵士たちの鍛練の場である)
(ここには貴重な鏡がふんだんにあり、型を学ぶのに最適なのだった)
(青年は姿勢をただし、鏡の中の己の姿に集中する)
(その日の得物は大長刀、あまり得意ではなく、長さをさばくのに苦労している)
(ふと、背後に人影を認めて動作を止める)
(振り向くと、広い床の向こうに見かけた女がいた)
あれは…
(戦場で、あるいは城内で何度か見かけた忘れがたい美貌)
(男たちの口さがない噂の的である、踊り手である)
【ほとんどしゃべってませんが、こんなところでよろしくお願いします】
(今必要なのは武力である、という悲しさか)
(華やかな雰囲気とは遠く、鉄の匂いが漂うその広間は、屋内だというのに)
(どこか荒涼とした雰囲気さえある。夜半に人が少ないとなればそれも当然なのだが。)
(とは言え、自らを高めるのは場所と術が変わろうとも終わることのない命題である)
(勝利のためでなく戦いのため、と欲望のままに翳されたものだが)
先客が居たとはな……。 馬はどうした。それとも、それだけを振るう気か?
(相手の持つ巨大な三日月系の鈍い光)
(挨拶や名乗りの前に戦で如何に動くかという思考が先に回る)
(自らが持っているのは白兵戦のための剣。組むにはいささか勝手が悪い。)
(既に室内でも息が白い。そして剣程の熱も瞳には宿らない。)
【お願いします】
やあ。お先に邪魔しているよ。
確かあなたは…デューイ、と言ったか。
(直接言葉を交わすのはこれが初めてで、いささか落ち着かなくなる)
(頭の隅に、あのデューイと二人きりで話をした、と明日は自慢話ができるかも、と)
(情けない男の本性がちらりとよぎり)
僕はエヴァン・ジャスティン。
ルイス隊の副官だ。
(そういえば相手がこちらを認めるのか、と自嘲の念も湧く)
馬上でこんな長い得物を振り回すのは得意じゃなくてね。
まずはこの長さをさばききれないことには…
(このあたりは率直に、自らの弱みを認める)
あの"騎士殿"の。
(思うところがないわけではない)
(長い吐息とともに考え込むような所作を取る)
随分若い者を傍に置いているのだな。
………。
(返答もしない。名には相手の認識があるとはいえ)
(一般的な礼儀を知らぬと言っても過言ではない)
(そのまま相手のパーソナルスペースに踏み込むように)
(間近で顔を見て、何かの品定めでもするように)
竜でも狩る気か?
(長物、と言っても差し支えない程のそれに視線を落とし)
若く…見えますか。
(わずかに目を細めて少々気分を害したところを見せる)
(若年と見られて侮られるのは毎度のことで、慣れてはいるものの)
(実は上官であるところの騎士よりは年上なのだ)
…え…?
(突然、間近に迫る美女に、今度は隠しようもなくたじろいでしまう)
たしなむべき武器は多いし、僕は不器用な性質だから、
人より時間をかけて訓練しなくてはならないだけで…
もっとも、帝国軍には竜もいると聞いている。
狩れるものなら狩りとってみたいものだけど。
(意味もなく口元を笑わせ、相手の表情が変わらないのに気恥ずかしくなった)
ふぅん…………。
(顔のつくりやら、そこからみえる何か)
(一通り見てしまえば、一歩引いて)
なるほど。
確かにあれには似合いだな。
(見たままを告げるような淡白な言及)
どこぞの誰かの無思慮な突撃を、
これで止められる………?
(相手の微妙な表情に対しては、)
(徹底したまま、舐めるような目つきで見返して)
「ルイス隊の副官」、成る程。この剣を磨いてどうするのだ?
一人でも多くの首を取って、褒章が欲しい?
(距離を取って、腰に携えた剣を抜きながら)
…!…
(女が剣の束に手をかけるのを見て、一瞬のうちに緊張する)
(女の実力を知らないわけではない)
(増して、扱いかねるような武器ではとても相手にならない)
(私闘でけがでもすれば処罰は免れない)
(腰だめの姿勢で相手に対峙しながら答える)
こんな武器を使うのは、大規模な白兵戦が予想される場合に限る。
僕は指揮官の護衛を務めなくてはならない。
隊長に敵を近づけず、常に戦局を俯瞰できる立場を確保するのが役目だ。
長いリーチをもった武器は必要だ。
(ぬかりなく緊張しつつ、女の問いはこんな答えを求めていないだろうと)
(頭のどこかで会話のズレを感じている)
欲しいのは…勲章なんかじゃない。
(喉元のルーンがふいに熱を帯び、言わずもがなの本音が口をついた)
(喉を鳴らして笑いながら、振り返り)
(真っ直ぐに、相手の喉に向けたような切っ先)
(制止したまま、その剣のように見据える)
気の長いことだな。
熱心に取り組むのはいいことだが……。
大規模な白兵戦とやらはいつ来る?それに…。
把握しておくのは戦局だけではないな。
(切っ先を揺らし、挑発をする)
(生真面目であることはどこかに隙をつくることでもある)
(剣で撫でて、それを探そうとでもしているように)
では、何が欲しい?
(言葉の裏を返してしまえば、別の答えがあるのだろうと問う)
(女の剣が鞘走る音を聞いた瞬間動いたつもりだったが)
(喉元に刃を突き付けられて蝶が展翅されるように身動きを止められた)
今は戦時だぞ。
しかもこちらが仕掛けた戦争だ。
いつ何時、皇帝がこちらへ大規模な攻撃を仕掛けないとも限らない。
…それは、あるものと考えるのが…
(女が聞いているのは、こんな教科書通りの模範解答ではない)
(本音だ)
(それに気づいて言葉が続かなくなる)
(弱く醜い己の本音を、そのまま口にしなくなったのはいったいいつからだろうか)
欲しいものは…
僕が欲しいのは、答えだ。
僕は何者なのか、なぜこんなものを…
(女の目を見据えたまま、手探りでシャツのボタンをはずす)
(普段はなるべく人目に触れさせないようにしている紋章)
(死のルーンをさらけ出して)
こんなものが現われても、僕は依然として僕のままだ。
運命が僕に何をさせようというのか、その答えが欲しい。
さあ、私に政治の機微はわからぬが。
明日か明後日かも知れぬならなおさらだろう?
このままで守れるのか?
(唇の端を吊り上げながら、まるで虐めるかのように)
(剣を突きつけている、という状況)
(守るため、戦うための手段を動かせない、ということ)
あいつは簡単に、この剣の横を素通りしていってしまう。
「馬はどうした」………握るべきはまず、手綱だろう?
逸った硬い頭では、簡単に振り落とされてしまう。
――もっとも、跨る立場は逆かもしれぬがな。
(言い換えられた馬は、今度は跨るものを指すものではない)
(下卑た冗談を告げて見れば、剣は飽いた子供のような表情で鞘に戻され)
――……貴様も?
これが、恐ろしいのか。
(決して、男にとっていい意味を持たぬルーンなのであろうと)
(吐露された言葉とともに、顰めた表情は目を引く紋様を睥睨し)
(繊細な細工を施すような指の動きで、触れて、その輪郭をなぞっていく)
なにを…
(美しい女が、冷めた表情でこちらが「男」であるとほのめかす)
(わずかに耳元が赤らむのも、おそらく女には見えただろう)
(そして異性が二人きりでいる状況なのだとあえて意識させたあと)
(女がこちらに触れる)
それは、死、だ。
そう鑑定された。
これがルーンだということは、あなたや隊長のように、他のルーンが近づけば自覚できる。
だから間違いないのだろう。
(これが現われてからというもの、生身の女性に触れることはしていなかった)
(自らを鍛練に、勉学にと、やみくもに駆り立てずにいられなかった…)
教えてくれ。
あなたは自分が英雄だと思うのか?
その自覚を持って戦場に出る?
(最後の問いは、むしろ答えを与えてほしいと懇願するかのようだ)
(そんな自分が情けないという自覚すら薄れている)
"死"………?
(なぞるうち、指の腹が熱とともに押し付けられる)
(若干の羨みが滲む。たった一言の事象の名を冠したルーン)
(自分が求めるものを見たような、羨むような声と視線)
さあ……何人にそんなことを問われたかわからない……。
答えて欲しいのなら、私に教えてくれないか…?
(触れる熱を指先から手全体へ。)
(視線を絡めることを此方から拒否し、けだものの狙う喉笛へ)
(顔を下げる。髪で肌を擽り、舌がルーンを捉えんとする)
……英雄とは、最も多く首をとったもののことなのか。
……誰かに覆いかぶさって死んだもののことなのか。
それとも………? 私には、何を以って英雄とするのか。
(さながらルーンに語りかけるかのように、)
(吐息とうわごとのような声を、死へと囁き)
デューイ!
何を…
(思わず相手の名を呼ぶが、女は構わずこちらの喉元に唇を寄せる)
(「英雄とは…」語りかける女の声を皮膚が直に感じ)
(その吐息の熱さは、もはや己のルーンが発する熱と別々に自覚することができない)
(女の肩に手を伸ばし、自然とその体を抱き抱えて支えてやる)
(おそらく女は誰の支えもなく、事と次第によってはこちらの喉笛を噛み切ることもできるだろうが)
(そうせずにはいられなかった)
(なぜなら、女の欲するものを理解したから)
あなたが欲しいのは、死…。
戦場に、死を求めているのか。
(これほど美しく完璧な肉体を、無慈悲な終焉にゆだねたいと願う女)
(その矛盾が痛ましく、言葉が続かない)
目的のため、我欲がために浅ましく生きるもの…、それが私。
それを英雄と言うのか? …象徴としてなら、シリウスがそうなのであろうが。
たとえルーンを持っていようと、
人間には人間の生き方しか出来ない。
(今の自分が人間であるかどうかなどわかったものではないが)
(目の前にあるものが死であれば誘惑に似た感傷を覚える)
(がしかし、現実に慣れた瞳は、冷酷に)
(それはただのルーンでしかないのだと、落胆へと摩り替わる)
思い込んでしまうことで道を誤る。
お前が勝手に、これに惑わされているだけだろう?
このままで喉を食い破ればお前は死ぬが。
(音を立てて吸い付き、それでも揺らがないルーンを舌で責め)
(無意味な児戯を暫し繰り返す。女の平熱は平均と比べても高い)
(熱の粘膜を唾液を引きながら離し、踊るように手から逃れようとして)
たとえ英雄が、特別な人間を指すのだとしても。
どうにかすれば死ぬのなら、ただの人間の生き死にだ。
お前は英雄ではなく、ルイス隊の副官ではないのか?
んっ…
(天を仰ぎ、首筋を女のするがままに任せて)
(己の内部に次第に高まる何かに耐える)
(次の瞬間、こちらの皮膚を離れた女の言葉は)
(血が上った頭に水を浴びせるような衝撃と冷たさをもっていた)
ルイス隊の…副官。
英雄だと、それは僕の思い込み…か。
こんなものが現われて、これは死だと告げられても何も変わらないなら
僕がルイス隊の副官でしかないという事実も変わらない。
確かに、な。
(長い溜息と同時に何かを吐き出し、女の体をとらえていた手を離す)
僕に触れることで、あるいは誰かに意図しない死を与えてしまうかもしれないと
そんなことまで考えていたのだが…
どうやらそれは杞憂だったようだね。
(再び、軽く息を吐いて笑みを浮かべる)
【すいません、そろそろ締めるか凍結をお願いしていいでしょうか】
企画倒れは、何事にしても情けないことだ。
そうだろう?
(と、未だに鈍い光を放つ長刀を顎で示す。)
用意周到なのは結構だ。備えあれば、とも言う。
しかし考えて、備えるだけでは戦には勝てない。
何より、お前は勝ちたいのか。守りたいのか。
まずは手綱を握ること…剣と盾ほど、簡単な関係ではないだろう?
それに、意外と美味いと思ったぞ、ユーリは。
(硬い頭に、投げるのは下卑た言葉)
(他者の心を変えようとする気などないし、しても無駄)
(とんでもない自分勝手も気にせずに、自らの指を舐めながら)
(躾けてみてはどうか、などと言って)
その時はその時。
またお前は考えて、自分で事を成すのだろう?
自らに克つなど初手にも等しい。怯えるよりも、
余裕を持つことだな。頭も、容量を超えては破裂するぞ?
(場所にして、踊りの誘いなど出来る筈もなく)
(自らの為に剣の柄に手をかけて、自分の鍛錬を始めんと)
――さ、私の身体が欲しいわけでもあるまい。
剣を振るわせてもらう。不幸な事故が起こらないように、
私の間合いに入らないようにしておくんだな。
【そろそろいい時間ですね、〆てしまいますか…】
【お付き合い有難うございました】
(あからさまにユーリの名を出されてたじろぐ)
あの人は、僕の上官だ。
…というのは建前なのか。
(と相変わらず慣れぬ自分の本音を探りつつ)
たとえ立場がどうあれ、あの人は…そんな目で見ていい相手じゃない。
(どうにか虚勢を張ることができた)
(欲しくもないわけじゃないが、と軽口をたたきそうになって自重する)
(余計な事を言って機嫌を損なえば、本当に斬られるだろう)
気をつけましょう。
あなたには、うかつに近づかないようにします。
それでは、お先に。
(武器を拾い、わずかに名残惜しい気持ちを残しながらその場を去る)
(ふと鏡を見ると、ルーンの上に刻まれた小さな赤い痣)
(あの舞姫と一夜を過ごした証拠だと見せびらかすか、と俗な考えが脳裏をかすめたが)
…どうせ誰も信じない、な。
(声に出してそう呟いてみると、ますますこのひと時が現実味を失った)
【こちらもこれにて締めさせていただきます】
【今夜は遅くまでお付き合いありがとうございました】
【充実したロールしていただいて本当に感謝です】
【おつかれさまでした】
【待機、させていただきます・・・】
【プロフィール、
>>15です・・・】
【他に誰もいらっしゃらないようなら私がお相手したいのですがよろしいでしょうか?】
【以前と余り日が相手無いので好ましくは無いでしょうけど】
【相手→空いてですね…申し訳ありません】
【よろしかったらお相手お願いできますか?】
【プロフィールは
>>50になります】
【お願い、します・・・。ドクターの考えられてるシチュを教えていただけますか?】
【あと、子供(レアとルツ)は登場させない方がいいでしょうか・・・?】
【って、うわぁっ、ご、ごめんなさいっ、思いっきりリロードミスですorz】
【ごめんなさいっ!即座に退散いたしますね、失礼しました…っ!】
>>シャトーさん
【ごめんなさい・・・。次に会えましたら、お願いします・・・】
>>シャトーさん
【申し訳ありません…また機会がありましたら宜しくお願いします】
>>レベッカさん
【私は貴女に合わせるつもりだったので何も考えてませんでした…】
【お子さんについてもお任せします】
【えっと、それでは、レアとルツの健康診断でドクターのところへ・・・、
っていう導入ではいかがでしょう? 病気とかじゃないですから、気軽に
話ができるかなって思うのですけど・・・】
【了解しました】
【それでは書き出しはそちらからお願いできますか?】
【分かりました。それでは・・・】
いかが、でしょうか・・・? 普段も、特におかしいところはないんですけど・・・。
(レアとルツも1歳近くて、今日は3回目の健康診断。二人をヒザに乗せて、
両手で抱えながら、遊びたそうにしてるのを抑えてます)
(部屋の中で、医者と2人の子を抱いている母が向かい合っていた)
普段の平熱等は分かりますか?
健康時の状態と比較しておきたいので…
(カルテを準備しながらそう尋ねる)
後…、もしかしたら診察中に泣いてしまうかもしれませんので…
その時のフォローはお願いしますね?
(「どうにも、あやすのは慣れていなくて…」と苦笑し)
【それでは宜しくお願いします】
あ、はい、えっと、このくらい・・・。
(体温計の目盛りに、小さい紙を張って、普段の体温を書き込んであります。
同じ年頃の赤ん坊より、少し高めで)
あ、それは大丈夫だと思います。普段はそんなに泣きませんし、しっかりフォローしますから。
ね、ママの言うこと、聞けるよね?
(ドクターの苦笑につられるように、少し笑顔に。少し身体を傾けて、レアとルツに
微笑みかけると、ママにつられるように、レアとルツは、笑顔でドクターを見てます・・・)
【こちらこそ、お願いします・・・】
有難うございます。
成程…これぐらいですか。分かりました。
(と、カルテにカリカリと音を鳴らしながら書き込んでいって)
幾つか、お尋ねしたい事があるのですが…
貴女は牛系獣人と伺っております。失礼ですが、父親の種族をお教え頂きたいのですが。
やはり、種族が違うと薬等の影響も違ってくるので…
それと、普段はやはり母乳で育てられていますか?
(「もちろん、その方が好ましいのですが」と付け加えて)
はい、なんでしょう・・・?
(お尋ねしたいこと、と言われて、何を聞かれるのか、一瞬イメージできなかったけど、
父親のことを聞かれて、顔が暗くなってしまって・・・)
父親は、人間です・・・。このお城に、いた人です・・・。きっと、帰ってくる人です・・・。
(それだけ言って、言葉につまって、うつむいて・・・)
それは、もちろんです。産まれた時から、ずっとあたしのミルクです・・・。
(話題変わったので、なんとか気持ち持ち直して、顔を上げます。それにつられるように、
レアとルツの頭の後ろで、ミルクあふれそうな胸が揺れてます・・・)
申し訳ありません。
ですがやはり把握しておきたかったので…
ということは、ハーフなわけですか…
(直ぐにその事を書き記して)
で、2人とも女の子で良かったですか?
良い事です。母乳には免疫を高める効果がありますので…
今まで健康に過ごしてこられたのもそのお陰でしょうね。
それに、貴女の場合だと出なくなるというトラブルも無さそうですねぇ…
(と余りにも立派な乳房を横目で見て)
ハーフ・・・、というのが正しいかは、わかりませんけど、そうなります・・・。
二人とも、女の子です、はい。
(レアとルツも、そうですって言いたそうにはしゃいでて)
そう、ですか・・・。そう言っていただけると、嬉しいです・・・。あたしたち、
牛人の女性は、赤ちゃんいなくてもミルク出るので、当分はでなくなることはないと・・・。
(ドクターの、胸への視線に気付かないまま、笑顔で・・・。と、レアとルツが眠そうに
頭揺らし始めて・・・)
あ・・・、ひょっとして、お昼寝かしら? もうちょっとガマンしてね・・・。
(レアとルツのほっぺたツンツンして、何とか起きててもらおうと・・・)
そうなんですか…
いや、私はここに来るまで亜人の方々に会った事が無かったので…
また1つ勉強になりました。
人間の女性だと何かのきっかけで出なくなってしまうことが多々あるので。
分かりました。それじゃ始めますね。
(聴診器を取り出し、耳に付けると)
それではそのまま動かないようにお願いします。
少し冷たいけど我慢してくださいねー
(とあやす様に言いながら、幼い体に聴診器を当てていき)
…特に心拍等には問題なさそうですね。
(2人に当て終わるとカルテに向かって書き付けていき)
さて、それじゃ最後に私の「眼」で診てみますね。
(と言うなり金色の眼に円形の紋章が浮かび上がり、視線が鋭くなる)
そうなんですか・・・。やっぱり、人間の人たちとあたしたちとじゃ、違うんですね。
種族の違いもあるんでしょうけど、食事とかも違うかもしれないです。
(故郷で栽培されてる「胸の大きくなる薬草」を思い出して、何となくうなずいて・・・)
(ドクターが聴診器を耳につけるのを見て、レアとルツの上着をはだけて、診察の準備。
眠そうにしてる二人のお腹や胸に冷たい感触が当たると、ビックリしたようにしてるけど、
おとなしくしていて・・・)
問題、ないですか・・・。よかったね、異常なしだって。
(ドクターの言葉を聞いて、ホッとしちゃって、レアとルツの頭なでてるけど、
ドクターの視線が鋭くなってくると、親子して緊張しちゃって、身体強張ってきちゃう)
あ、の・・・、どうでしょう、か・・・?
進化の過程で僅かに枝分かれしただけなんですけどね…
元を辿っていけば祖先は同じですよ?
例えば、貴女方は牛の特性をお持ちですから、
人間にとっては大丈夫でも、牛にとっては毒になるものは、貴女方に影響を与える可能性が。
その点は注意していただきたいですね。
(射抜くような視線で固まっている子2人、更にレベッカも診て)
…成程…。
ご安心ください。母子共々健康です。
もっとも、今、この2人は少し喉が渇いてるみたいですけど。
(眼からフッと紋章が消え、眼光も緩やかになって、微笑む)
そう、なんですか・・・? でも、先生の言うことに間違いはないですから・・・。
(このお城に来てからのこと、思い出してみたけど、心当たりはなくて・・・。
でも、気をつけようという気持ちはあって・・・)
そっか・・・、よかったね、健康だって・・・。
(でも、レアとルツが喉渇いてるって言われて、二人の唇に指当てると、ミルク
飲むみたいに吸いだして・・・)
本当・・・。ごめんね、気付かなくって。すぐにミルク・・・、
(上着の胸ボタン、二つ外したところで、ドクターの目の前だったことに気付いて、
慌てて胸元おさえて・・・)
あ、あの、ちょっと失礼していいですか? 二人に、ミルク飲ませたいので・・・。
少しの間、横を向いていただけると・・・。
(二人を抱えながら、胸元隠してるので、胸の谷間が、逆に強調されてるみたいで・・・)
いえ、あくまでも「可能性」です。
殆ど私の推測ですが…用心にこした事は無いでしょう。
特に子供の場合は敏感だったりするので。
ああ、すいません。
それでは私はカルテを書くので、その間にどうぞ。
(と言いながら机に向かって書き始めた)
(部屋にはカリカリと羽ペンを走らせる音が響いている)
(チラと横目で見ると、子供たちが幸せそうにしているのが見えて思わず口元が緩んだ)
(「しかし…ご立派な胸ですね」と思っているのは表情に出ないようにして)
そう、ですね。赤ちゃんの時は、ちょっとしたことで体調崩しますから。もっと、
レアとルツには気を配らないとですね・・・。
すみません・・・。
(ドクターが机に向かったのを見て、ちょっと安心して胸のボタン外していきます。
5つめのボタンを外した瞬間、待ちこがれたように胸がこぼれ出て・・・)
さ、ミルクですよー。たくさん飲んでねー。
(レアとルツを、両手で抱えて、二人の唇に胸の先っちょ近づけると、磁石みたいに
吸いついてきて、音を立ててミルク飲んでて・・・)
(と、レアが突然胸から口離して、咳し始めて・・・)
大丈夫? ひょっとして、むせちゃった?
(ルツは、まだミルク飲んでるので、片手でルツを抱えながら、レアをなでてます。
レアが離れちゃったから、胸の片方が丸見えになってて・・・)
(部屋にはペンを走らせる音、子供が乳房に吸い付いている音、)
(そして濃い母乳の匂いで満たされていて)
(一通り書くべき事項を書いてしまうと席を立ち)
すいません、寒いでしょうが、少し換気させて下さい。
(そして窓へ向かって歩いていく時に完全に晒された胸が目に入ってしまい)
(悟られないように「失礼します」とだけ言って横を通り過ぎ)
それにしても、健康で良かったですね。
最近、南の方で性質の悪い伝染病が流行っているらしくて。
少しは心配していたのですが、それは野暮でした。
(と窓を開けながら朗らかに言い)
(レアをあやしてる時、ドクターが立ち上がって、あたしのそばを通って、窓を開けます。
あたしは、レアのことで手一杯で、ドクターの視線には気付いてなくて・・・)
伝染病が流行ってるんですか? 知りませんでした。レアとルツ、身体を丈夫に
するために外で遊ばせようと思ってましたけど、ちょっと考えないといけませんね。
(レアの咳も落ち着いて、ルツもミルク飲み終わりました。二人の背中を軽く叩いて
ゲップさせて、ハンカチで二人の口元と胸の先端を拭いてから、まだミルクあふれそうな
胸を上着の中にしまっていって・・・)
ありがとうございました・・・。もう、いいです・・・。
(なぜか、顔赤くしながら、ドクターに声かけます)
【えっと、そろそろ〆がいいでしょうか・・・?】
まぁ、厄介な病ですが、既に薬はありますので、そこまで心配は要らないかと。
(「それにまだそこまで北上してないそうですし」と付け加え)
終わりました?
それでは、これ、今日の診断結果ですので。
(と二枚の紙を手渡して)
また何かありましたらお越し下さい。
それでは失礼しますね。
(カルテを綴じ紐で綴じて、それを持って奥へと引っ込んでいった)
【そうですね、きりもいいので私はこれで〆とします】
【お付き合いどうもありがとうございました】
でも、赤ちゃんのうちに感染して、後遺症が残るかもしれませんし、親としては、
心配ですし・・・。
(心配顔で、二人の診断結果受け取って、別の部屋へ行くドクターを見送って・・・)
(娘たちと3人、何となく静か・・・。でも、二人の頭、そっとなでて・・・)
ママ、がんばらなきゃね。レアとルツのこと、ちゃんと守るからね。
(診断結果をポケットに入れて、二人を乳母車に乗せて、診察室を後にします。
そろそろ、夕食の仕度の時間・・・)
【こちらも、これで終了します。お相手ありがとうございました・・・】
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>707 ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) *資料プロフURL
----------------------------------------------------------
女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>15 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
>417女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>76 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>186女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>416男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
避難所7>102 女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>19 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>8 女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>14 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>154女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>23 女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
>467女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>213男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>9 女 リュリュ ◆L/zbHmux3k (月)
女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
>100女ジノ ◆ZdMQIAFKRE (蜘蛛)
避難所6>401 女 カティス ◆0eoaPgybQw (策士)
>50 女 シャトー ◆8vXIuzabZc (生命)
>16 男 ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU (蜃気楼)※
女 ユキル ◆Y8tCpY9a4Q (瞳)※
>185男 リカルド◆Fa/1asyGzo (知恵)
>443女 ミゼリア ◆MDYdOmOxKA (葡萄酒)
>184女 アヤメ ◆f8AgG5Pc8U (道化)
女 シャーリー ◆8JfifLQd.Q (蜂蜜)※
----------------------------------------------------------
※…現在避難所推敲中の方です。
・マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
避難所5>807投稿日:2007/11/19(月) 23:29:01
・シラ (仮面)
避難所5>884 投稿日:2007/11/21(水) 22:12:04
一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
◆108のルーン一覧◆
×王冠 愛 雨 意志 海 鱗
×運命 ×永遠 円 ×鏡 ×果実 家畜
鐘 雷 仮面 硝子 ×狩人 ×騎士
気品 希望 恐怖 教養 金貨 首輪
雲 ×蜘蛛 軍旗 獣 賢者 恋人
荒野 幸福 ×氷 篭手 金剛石 ×策士
×死 詩人 司法 車輪 自由 淑女
祝福 城壁 印 深淵 ×蜃気楼 真実
砂 成長 誓約 水晶 ×生命 鮮血
草原 空 太陽 滝 黄昏 竪琴
旅 堕落 ×知恵 力 ×月 翼
剣 ×罪 庭園 塔 ×道化 毒薬
棘 涙 肉欲 人形 人間 沼
歯車 鋼 ×蜂蜜 ×罰 花 庇護
瞳 秘密 ×舞踏 ×葡萄酒 ×船 憤怒
変化 ×萌芽 ×奉仕 ×豊穣 星 母性
×炎 微笑 未完 ×無垢 森 ×門
病 ×夢 夜 勇気 理性 ×竜
--------------------------------------------------------------
・マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
・シラ (仮面)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。
・シャーリー ◆8JfifLQd.Q (蜂蜜)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
◆連絡事項◆
現在日曜夕刻より解凍予定が1件あります。
日曜に待機される方は避難所にご注意下さい。
【こんばんは、しばらく待機しますね】
【プロフは
>>100にあります】
【お相手いただいても宜しいでしょうか?】
【こんばんは。お相手よろしいでしょうか?】
【酒場での雑談などどうでしょう】
【んぎゃー!す、すみません、撤退します!】
【お二人とも頑張ってください♪】
【あらら……どうもすみません】
【こんばんは、ぜひお願いします】
【城下町かどこかの酒場で再会って感じでしょうか、いいですね♪】
【書き出しはどうしましょう?】
>>709 【あ、あらあら…ごめんなさい!目がちゃんと働いていなかったようですorz】
【改めてよろしくお願いしますね】
【ご希望のシチュはありますか?】
【どこかで偶然出会うか……くらいでしょうか】
【考えが稚拙で申し訳ありません……】
【いえいえ、とんでもないですわ】
【広間の一角で、リカルド様の読んでいらした本に私が興味を持って…とか】
【そんな感じで如何でしょう?】
【とてもいいと思います、把握致しました】
【書き出しは……私からの方になりますかね?】
【それでは、今回はお願いしてもいいでしょうか?】
【書きづらければ私から書き出しますけれど】
(今までずっと部屋に籠りきりであったが、たまには外に出ようと)
(適当に書庫から本を取り出し、日の当たる広間の一角へ)
久しぶりの日光か、流石に眩しい……。
(昼夜も乱れた感覚の中、持ってきた本は)
――貴方もできる、星占いの全て……?
(そういえば、自分は天文官の家系だったと思い出し)
児戯に等しい、お遊びの本でしかないか。
(それでも、ニヤニヤ微笑みながら読み進める)
でも悪くない、懐かしい感覚……いや、もういいか…いや。
(ただ、独り言を呟きながら本を読む様子は奇妙である)
【この様な感じでしょうか、宜しくお願いします】
はぁ…今日も、寒いですわねぇ…
(すっかり冷え込みが厳しくなった冬の日。)
(暖炉の準備をする間にも、四肢の先から凍りついてしまいそうな日には)
(最近見つけた、日の当たる広間のソファへ自然に足が向く。)
(と、珍しいことに、今日は先客がいるようだった。)
(何となく悪戯心が起きて、読書にふける男の背後に忍び寄ると本の内容を追い)
貴方もできる、星占いの全て…ですって?
(真面目で堅物そうな彼には、あまりにも似合わないフレーズ。)
(思わず小さな笑みと共に、そのタイトルを呟く。)
【こちらこそ、よろしくお願いします】
(暫く、本を読み進めていたものの)
(やはり、背後に近付く人の気配を感じる)
私は書見を邪魔されやすい星に生まれたのか?
(なるべく相手に聞こえないように静かに呟くと)
私に何かご用があるのでしょうか?
――ああ、本の内容のことですか。
(自分が読んでいる本の題名を耳にすれば)
私がこの様な本を読むことは、いけないことなのか?
(相手の顔を見ず、書見を続けながらそう言うと、ようやく振り向き)
……そういえば、貴方は確か……。
(自分の記憶を紐解くよう、顎に手を当て考えていると)
有名な占い師の方、でしたか?
もっとも、私の場合は恋占いなど必要ではないかもしれませんが。
(はぁ、と自分に嘆息してみせる)
あら、失礼いたしました
(気を悪くしてしまっただろうかと首を傾げて)
いいえ、貴方のご趣味をとやかく言うつもりはございませんわ
ただ…男性の方でも、星占いを気になさるんですのね
(再び頬を少し緩ませ、見守るように微笑む。)
(有名な占い師。恋占い。その単語に、悩ましげな溜息をつく。)
(どうしてこの見知らぬ地でも、副業の方で有名になってしまったのか。)
(悲しいような、しかし少し誇らしいような、複雑な気分で額に手を当て)
…まぁ、いいですわ
ジノ・ルザベスタと申します
(気を取り直すと、貴方は?と視線で問いかけ)
いえいえ、お気になさらずとも。
(書見の邪魔をされていた、とは思ってはいなかったが)
(少しばかり、無愛想であったかな、と反省して)
……私の場合は、星占いと言ってもアレだ。
その……景星やら、凶星を見たりする占いになりますかね。
(星を見て、簡単な吉凶を占うものだと言って)
昔までは、もう少し役に立つ占いをしていましたが。
一種のトラウマでしょうか、今までは児戯に等しい占いですよ。
(と、簡単に本を読んでいる経緯を話す)
む……額が熱いので?
(思わずそう溢すも、相手が名乗ったので)
ジノさん、ですか。いい名前ですね。私はリカルド、ただ学者です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
(言ってのけると、微笑みを浮かべる)
あぁ、星を読む方の占いですのね
(自分のちょっとした早とちりに、ほほえみが微苦笑へ変わる。)
(それならば、とほんの小さな声で呟き)
案外、私の能力に近いかも知れませんわね
トラウマ…?
(相手と同じ言葉を、繰り返し紡ぐ。)
(気にかかるが、初対面の相手の事情に深く踏み込まないだけの分別はあるつもりだ。)
(心に留めていない振りをして、額から手を離し)
いえ、何でもありませんわ
少し眩暈が
(誤りに近い嘘をついて、微笑む学者を見やる。)
(あくまでも、と前置きした上で)
私の場合、家業でもありましたからね。
昔のことですが、言うならば趣味のようなものです。
(元の親族の家業を趣味と言い捨て)
ほう、何でもないのですか? 私にはそう思えませんが。
風邪――かもしれませんね。
それならば、引き始めが肝心です。
(安楽椅子から立つと、強制するようジノを座らせ)
長引くと案外と治るまでかかってしまいますからね。
(嘘を嘘とは思わず、信じていると)
毛布のようなものは……ないか、困ったな。
仕方がない……か。
(自分のローブを脱いで、掛けてやると)
私の方が少し涼しくなったようだ。
家業と趣味は、かなり違うような気もしますけれど…
私も、元々占いは副業でしたのよ?
それが今では、すっかり生業になってしまって
(喉元の蜘蛛の巣をなぞりながら、僅かに唇を尖らせる。)
(こうなったのも全て、自分の所業のせいなのだが。)
いえ、本当に何でもありませんわ
あの、リカルド?ですから、大丈夫だと…
(本気で心配してくれている彼に、今更本当のことを言うことも出来ず)
(仕方なくされるがままにしている。)
まぁ…そんなことをしては、貴方が風邪を引いてしまいますわ
(ふわりと掛けられたローブに目を丸くして)
大丈夫、ここは日が当たって暖かいですから
お気遣いありがとうございます
(感謝の言葉と共に、ローブを返そうと)
人生とはそのようなものでは? 思いのままには動かせんよ。
もし、そうだとすれば……私はここには居ないかもしれない。
(しみじみとした口調で言っているが)
思いのままの人生も、つまらないかもしれないしな。
艱難辛苦は汝を珠にする、といったものだ。
困難や、苦難は貴方を育てるのです、という意かな。
(ペラペラと喋っていると、喉の蜘蛛の巣が目につき)
……奇遇かな、私も似たようなものがあるんです。
やはり、これも運命というものなのでしょうか?
(また暫く考えに沈みかけたが)
確かに日は当たりますが……むぅ……。
私までも風邪を引いてしまっては、いけませんね。
お言葉に甘えさせて頂きます。
(一礼するとローブを再び着る)
身体は資本、とも言いますから。
(リカルドの言葉に何度か頷き)
それもそうですわね…
もし占いの力が現れなかったら、私もきっと革命軍の存在も知ることなどなく
故郷で別の道を歩んでいたことでしょう
(それはそれで、幸せな事だったかもしれない。)
(しかし、どちらがより幸せか…と考えるのは無意味であることも知っている。)
苦難は良き教師であり、好敵手ですものね
あら、貴方もルーンを?
(108もあるルーンのうち、かなりの数が王冠の元に集っているようだ。)
(やはり引き合うものがあるのだろうか…と、しばし思考に浸り)
(なかなか心配性らしい学者に、再度苦笑して席を立つ。)
こんな日に薄着で出歩く私にも、多少非がありますわね
そろそろ部屋へ戻りますわ
貴方が大人しく、ローブを着て下さっているうちに…ね
(シニカルに三日月を描く赤い唇を、彼の耳元に寄せて)
楽しかったですわ、リカルド
(からかう様に、歌う様に。囁き掛けて、笑みを深める。)
(そのまま振り返ることなく、自室へと去っていった。)
【すみません、急用のため此方はこれで〆とさせていただきます】
【お付き合いいただき、ありがとうございました!】
人は艱難辛苦に耐えてこそだ。苦難に潰えるものはダメだ。
すなわち、困難から何か道を見出ださなければならない。
人生とは常に勉強であり、学ばなければならない。
(それは自分に言い聞かせているようでもある)
私も……そうです。或いは現れなければ……。
いや、現れなければ……どんな生活をしていたのだろうか。
(やはり、それを考えても仕方がないことは分かっているが)
それだけに……知りたいんだ……。
(また独り言を零すと)
私のルーンが意味するのは、何かは分かりませんが。
持っていることは確実なようです。
そうです、風邪をお召しなんだから、そんな薄着で――!
(耳元で囁かれれば、恥ずかしくなってしまい)
……私をからかっているのか。
ああ、ごゆっくりお休み下さい。お大事に。
(相手の姿が消えるまで見送り)
ジノさん、か。なかなか美人だったな。
(そう言うと苦笑し、再び椅子に腰を据え、書見を再開した)
【お付き合いいただき、有難う御座いました】
【私もこれで〆ですかね、とても楽しかったです】
【それでは私も失礼します】
デューイキター!
やぁ、彼の名無し参上!
立候補していい?
>>731 【おや、偶然だな。会いたかった】
【が、時間からしてそう長くは出来ないし】
【年末は少し予定が詰まっていて、中断は難しい】
【……雑談になってしまうかもしれないが、それでも…?】
>>732 OKOK、俺も明日朝早いからあんまり長くはいられない
軽ーい戯れ程度で。
ロールの終わり辺りに捨て鳥つけるから、来年また新しく頼む。
>>733 【名無し殿と設定を引きずるのは申し訳ないが…】
【そうだな、シチュエーションはどうしようか】
悪い、接続でトラブった
なんか案ある?
【いきなりベッドからでもいいのではないか?(!)】
【――そちらの背景をどうするか】
なんと大胆なww
こっちの背景か…
酒で口説いた23歳くらいの騎馬兵とか?
【私のほうが、でいいのだろうか】
【であればそれで行くべきか。それでいこう】
【設定継続が出来ないため、話していたロールが出来ないのは残念だが】
【書き出しはこちらからでいいだろうか】
書き出し任せていいか?
設定はまた来年新しく作ってやればいいから気にしないでくれ
んじゃ鳥つけるな
来年もこの鳥で証明するから
【あまり期待はしないでくれ】
【新年以降来れるとも断言できない】
【了解、んじゃ過度な期待はしないでおく】
【運が良ければまた】
【…申し訳ない、続けられなくなってしまった】
【またの機会に預けさせてもらってもいいだろうかorz】
Σマジか…!!
仕方ないな、それじゃまた次の機会に。
この鳥で顔出すから。
んじゃお休み
【ナグザットさん待ちで待機します】
【ビオティーテさんをお待ちします】
【13秒差…何か不吉な…w】
【こんばんはです】
【今晩は。……すごい鉢合わせっぷりwですね。
では、前回の続きを投下したいと思いますが、その前に、これからの展開について
何かご希望や、腹案がおありかどうか、お聞きして宜しいでしょうか?】
【そうですね、街へ連れ出したいのはそうですが】
【強いて言えば甘く過ごしたいかも…】
【そちらのご希望もお聞かせください】
【なるほど、なるほど、街へ出向いて甘め路線……俗に言う「デート気分」ってやつですねw了解です。
私の希望としては、ナグザットさんの今後の展望(革命軍内での)について、少し、聞いてみたい気がします。
あとは、あまり重くなりすぎない様に……、ですね。私からはこんなところでしょうか】
【展望、ということは、これからも留まるつもりはあるのか、どう過ごすのか】
【こんな辺りでしょうか。】
【それでは今宵も宜しくお願いします!】
【そうですね。ただ軽い雑談程度で、そんなに深く考えないでくださると有難いです。
では、続きを投下しますね。此方こそ、宜しくお願いします】
そう。どちらも同じ「貴方」なのだと、私は思うわ。……ナグザット。
(二重人格かもしれない、というナグザットの言に女の漆黒の瞳が切迫したひかりを浮かべ、眇められた。
――語る言葉と、その様子……。それが、彼女にはとても「危険」なものに思えたからだ)
「戦う」事……いいえ、もっとはっきりと言ってしまえば「殺す」事、ね。
(あえて耳当たりの良い言葉ではなく、直接的な言い回しを選び、言葉を紡ぎながら間近からナグザットの
瞳を凝視する。話す言葉と共に漏れる吐息が触れる感触が伝わるくらい近い位置にあって尚、瞳孔と虹彩の
区別のつき難い程に深い闇色の瞳は、ナグザットの夜空の色彩の瞳に据えられたまま)
人を殺し続ければ、それは同時に自分の心の一部をも殺していく事に繋がるわ。
……その痛みから逃れる為に、自身を乖離させてしまうのは、とても危ない事よ。
殺意も、狂気も、己自身の心の淵から生まれるもの。それを認められずに逃げていれば、貴方はいずれ
貴方自身の闇に飲み込まれる事になる……。私はそうして自滅してきた兵を、何人も見てきたわ。
(そう、血を流し続ける傷口を、ただ覆い隠すだけでは、其処はやがて爛れ、腐っていってしまう様に、
自身の暗部から目を逸らし続ければ、それはいずれ本人の魂を侵食してしまう。
ナグザットの首にしがみついていた女の手が離れ、そのままその両手がそっと頬を包み込む様に添えられる)
……どうか、逃げないでナグザット。
貴方が認めがたい貴方の一部も、間違いなく貴方なのよ。例え、自分自身で直視し難い一面であったとしても。
……自分で自分の闇を見据えられなければ、それを乗り越える事も克服する事も出来ないわ。
(両手で柔らかくナグザットの頬を挟んだまま、額と鼻が触れそうな程に近い位置から目を見詰め続け)
ルーン、と一言で括ってしまっても、本当に色々とあるみたいだからね……。
……私の背中にあるコレが「ルーン」かも知れないって教えてもらった時から、此処の書庫でルーン関連の
書物を漁ったり、ルーンの研究をしている学者の所に話しを聞きに行ったりしているんだけど
同じルーンでも、過去の事例と比較すると、全く違う能力や特性を持っていたりするらしいし。
(だから何とも言えない、と首を傾げていたら、背の「ルーン」のある辺りを撫でられた。
屈むより、抱き上げた方が楽だという言葉を実証するかの様に、片手であっても危なげなく自分を支える
ナグザットの力強さに、細身の相手のどこにこんな力が、と、少し意外に思うも、
ああ、これが男と女の差なのかもしれない、と、妙な納得をしてしまう)
変化……。そうね、昔はね、こんなに大きくなかったのよ。
貴方の右手のと、変わらない位の大きさだったのが、2年くらい前から、どんどん大きくなってきて……
今じゃ、こんな背中いっぱいに広がってしまってね。
(2年前。確証はないが、愛する男を失ったその時からだ。そして同時に見舞われる様になった
夢を見て彷徨い歩く、厄介な「持病」どんな医者にかかっても、魔術師や呪術士の裳と元を訪れても
治るどころか、原因すら分からなかったそれが、もしかしたらルーンの影響なのかもしれない、と
そう思い立ったからこそ、ルーンについて貪欲に学んだ。
結果、自身の抱える「病」がルーンに拠るものだ、と解明されたが、対策については未だに見付っていない。
「病」の果てに及んだ行為と、それに伴う罪の意識に、女の顔が翳る)
それにしても……、診察と処置を受けてきたところって……
ナグザット、貴方、怪我でもしたの?
(だが、そんな事は人に語る事柄ではないし、何より自身の罪穢れを自分で吹聴する程、悪趣味ではない。
すぐに気を取り直して、表情を取り繕い、会話の端で気になっていた事柄を尋ねてみた)
そうなんだろうな…
いや、別に逃げようっていう訳じゃない。
「殺し」を欲してる自分に嫌気がさしただけだ。
(「自己嫌悪ってやつかな」と呟いて)
(どれも「自分」…それがどれだけ深い意味を成すのか)
(深く考えずにはいられない。これから自分はどう生きていくか)
(重要な転機に差し掛かっているのは自覚できた)
どっちにしろ――この先進むべき道は、自分で決めるさ。
(目先にある相手の目に向かって、力強い表情を見せ)
不思議だな、このルーンというやつは。
何の悪戯でこんなのに取り付かれたんだか…
まぁ、別に害があるわけじゃないけど。
(右手にある結晶の形をした痣をボンヤリと眺めて)
大きくなった?
――ますます、「出来た」というよりは「取り憑かれたとしか思えなくなった。
多分、いや、殆ど俺の推測だが。
「寄生」されたんだ。
俺たちに憑いて、力を与える代りに、こんな境遇へと導かれた――
そう考えられないか?
実際、俺には氷の能力が備わった。アンタには霍乱能力。
…こんな能力の代償に人生を狂わされたんじゃ敵わないが。
(自分なりの考察を述べてみる)
(ルーンについての考え方は千差万別、人の数だけあるだろう)
まぁ、俺の戯言だと思って聞き流してくれると良い。
(一瞬、表情が翳ったのは見逃さなかったが――向こうが何も言わないので黙っている事にし(
ん?ああ、実はこの間の帝国軍との戦闘で、背中をやられて。
良く考えたら俺、多人数戦闘の経験が無かったんだ。
そのせいで、一瞬の隙にやられた。
ほら、これもこの時に壊れてしまった…
(ケースからジャマダハルを持ち出し、手渡す)
(斧の一撃で派手に刃毀れして、最早使い物にならなくなった姿)
(――見た目は軽そうだが、鎧を貫くのに特化しているため、実は重いそれだった)
(見返すナグザットの表情と、その瞳にある強固な意思の煌きに、抱えた不安は払拭される。
そして思い出す。――繊細な一面を持つ、この友は、同時にとても強い心をも持っていたのだ、と
語る言葉を聞き終えれば、女は安堵した様に柔らかく微笑んだ)
貴方がこの先、進む道……ね。
そう、それで思い出したわ。貴方に渡したいと思っていた物があったの。
後で私の部屋から取ってくるから、受け取ってくれないかしら?
(正確に言えば、「渡したい物」ではなく「返したい物」なのだが)
そうね……。望んだ訳でもなければ、望まれた訳でもない……。
……私は、こんなものが欲しいとも惜しいとも思えないし、誰かに押し付けられるものなら
押し付けてしまいたい、と思う事もあるわ。
(ナグザットのルーンに弊害がない、という言葉を聞くと羨ましげな表情を浮かべ)
ここ暫くは、そんなに変化していないみたいだけど、ね。
……さあ。どうなのかしら?
ルーンが私達に取り憑いたのか、私達の何かがルーンを呼び込んだのか……。
これについては、分からない事があまりに多すぎるわ。
ただ、ひとつだけ言えるのは……、今ある境遇も、進んで来た道も……、
ルーンの所為にする事だけはしたくはないわ。
……そうしてしまえば、自分が背中のコレに支配されている、と認める様なものだもの。
(そう、自分の罪も穢れも、全ては自身の弱さに端を発する。それを決して忘れてはならない、と
何より自分自身に言い聞かせる様に)
背中を?大丈夫なの……?
(戦場で傷を負ったと聞くと女の眉宇が、心配げに顰められる)
……背中に怪我をしているのに……、こんな風に人間一人を抱えていたら、傷に負担になるんじゃない
(だから、下ろしてくれ、と相手の腕をそっと叩こうとしたところで、ジャマダハルを手渡され
その肉厚の刃の重さに身体のバランスを崩しかけ、慌てて、もう片方の手で更に強く
ナグザットにしがみつく結果になってしまった)
渡したい物?
それは品によるな。
トマトだったらその場で、例えアンタの目の前であっても投げ捨てるぞ。
それが好意であって、俺の事を思ってだとしてもだ。
(力説する――何とも子供っぽい力説だが)
成程、確かに、俺もコイツに躍らせてると考えるのは癪だ。
(同意の笑みを浮かべて)
どっちにしろ…消えない限りは、コイツと付き合っていくしかないんだろうな。
――人の体力根こそぎ奪っていくような貪欲な奴だが。
(と冗談めかしく言う。「共生」、そんな二文字が頭に浮かぶ)
まぁ、な。アンタの傷よりは浅いさ。
それに、あのドクターに縫ってもらってるから大丈夫。
大方塞がりかけてるしな。
(やはり、白衣の悪魔の言う事を聞くものと聞かぬものの差は大きいようだ)
(ビオティーテと違い、スムーズに外出許可が下りていたのだった)
おっと…大丈夫か?見た目よりずっと重いだろ、それ。
その重さを使って、拳を叩きこんで急所を貫くんだ。
無駄なく相手を仕留められる。
(戦い方1つで使用する武器もまるで変わる)
(彼の戦い方は無駄なく殺す、一撃決殺が基本スタイルだった)
(傍から見れば抱きあってるようにしか見えないその姿勢)
(好機の目や顔を赤らめながらも覗いている視線、には殆ど気付いていない彼だった)
(明らかに対人交流の経験値が不足していた)
……。
(子供っぽくトマト拒否宣言をするナグザットを、ほんの僅かの間、目を丸くして見詰めた後)
本当に……本当に、嫌いなのね、トマト……。
貴方、子供の頃にトマトのお化けに、追いかけられでもしたの?
(なんとなく、その情景を想像してしまい、女は堪えきれずにふき出した。そのまま暫く、
頭をナグザットの肩に預けまま、女の身体は笑いの発作に震えていた。
やがて、それが収まると、笑いすぎて目じりに涙を浮かべながら)
勿論、トマトじゃないわ、心配しないで。
……ふふ、こんなに笑ったの、久しぶりだわ。
ええ。こんなものに支配されるのも、踊らされるのも、真っ平ごめんだわ。
(深く頷きながら強く、そう答える)
そうね……、どんなに嫌でも拒絶しても、在るものは在る……。
変えようのないものなら、闇雲に否定するよりも、自分で制御統制していくより他ないわ。
……頑なに否定するあまり、現実から目を逸らすのは、この上なく愚かな事だもの。
(傷は順調に快癒していっているらしい、と分かると、ようやく安心して)
そう……。なら、いいけど……。
(此方もまた、年頃の男女二人が、こんなに緊密な距離で遣り取りしている光景が他人の目に
どう映るか、等は考えも及ばない。元より、敵意のない他者の視線や思惑は、
さして気にしない方なので、通りかかる人達の視線には気付かず)
ええ、大丈夫。ちょっとびっくりしただけ。
こんな物を、両手で振り回していたのね……。私は、これ一つでさえ、持て余してしまいそうだわ。
(ナグザットに抱え直され、今度は両手でジャマダハルを抱えながら)
これ、直しに行かないといけないわね。
……そう云えば、私も、いつもの服を直しに出していて……今日か明日あたりに
受け取りにいかないといけないんだけど。
【すいません、夕飯が出来たのでたべてきますね】
【風呂も済ませるので1時間後にまたお願いします】
>>756 【了解です。此方も所用を幾つか、済ませて来たいと思いますので焦らずに、ごゆっくりどうぞ】
(トマトのことを大笑いされるとふて腐れたような顔をして)
…そこまで笑わなくても。
(額を押し付けて至近距離で)
ただ嫌いなだけだ。
べつに化け物とか関係ない
確かにな。
ルーンは分からないことばかりだが…
コイツの御蔭でアンタと巡り逢えたと思ってる。
それは嬉しいことだ
(抱きしめている腕を強くして)
服…俺が弁償するつもりだったんだが。
(悔しそうな表情を見せて)
いや、させてくれ
あれを引き裂いたのは俺だ
今からでよければ一緒に街へ行かないか?
代金は俺が持つ。
頼むから…な?
(必死になって頼み込む。有無を言わさぬ勢いだった)
【お待たせ致しました】
一体、どうしたらただの野菜を、そこまで嫌いになれるのか……いっそ、不思議なくらいだわ。
(自分の恋人だった男といい、今、目の前にいるナグザットといい……、子供じみた我儘に
何故、そこまで、と、呆れつつも、そんなどうしようもない一面を愛おしく感じたりもする。
額と額、鼻と鼻を触れ合わせながら、小さく笑う女の吐息がナグザットの唇をくすぐる)
……ふ、ふふ……ふ……。
(それでも何とか笑いをおさめきれば、わずかに顔を離し、申し訳なさそうに、ただし唇には笑みを残し)
……ごめんなさい。そんな顔をしないで?
(拗ねてしまった様な、ナグザットを宥めにかかる)
そうね。私も貴方に会えた事、今、こうしていられる事は素直に嬉しいと思うわ。
それがただの偶然でも、ルーンとやらのお導きでも、ね。
(息苦しくなる程に強く、抱き締められた女は、花開く様に微笑んで)
弁償なんて……そんな事、気にしないでいいのに。
(そうはいうものの、ナグザットの様子からすると、納得させるのは難しい事の様に思われ
しようがないな、という様に頷いた)
でも、貴方がそうまで言うのなら。
それにどうせなら、一人で行くよりも、貴方と一緒に行った方が色々と楽しそうだし、ね。
どうせ服は取りに行かなければならないし、街に出向くにしても、一人で行くよりは気の置けない友人と
共に行く方が自分も楽しい、と)
あ、でもその前に……。
私の部屋に寄ってもいいかしら?
さっき言った、渡したい物もあるし、色々、準備もあるから。
(今、着ている服はどちらかというと部屋着に近い様なものであり……
あまり出掛けるのに適した服ではないし、靴なども同様であったので)
そうね、城門の前で待ち合わせにしない?時間は……そうね……、
(着替えその他の支度に充分であるが、さほど長くない時間をナグザットに告げて)
【お帰りなさいませー】
俺としてはあんなものを食べる奴のほうが理解出来ないな…
(嫌悪感丸出しの表情でそういう)
別にトマトなんか食わなくても生きていけるし…
トマトじゃないなら有り難く頂く
何にせよ…今こうしてアンタを感じられて良かった
(抱きしめる腕を回し、傷跡がある場所を撫で)
これからもよろしく。
背中を預けることもあるだろうな
多人数での戦い方も教えてくれると助かる
分かった。じゃ、その時間に。
俺も金を取ってきたい。
裕福なのを証明するいい機会だ
(ニヤリと笑って)
(そして長い間抱きっぱなしていた彼女を降ろした)
あら。トマトは身体に良いのよ?
トマトが赤くなると、医者が青くなる、なんて言葉があるくらいなんだから。
(医者、という自分の言葉に某白衣の悪魔の顔が脳裏をよぎり)
……ま、まあ……あのドクターは、トマトが赤くなろうが虹色に染まろうが……
きっと、ずっとあんな調子なんでしょうけど……。
ええ、私も此処で貴方に会えて……元気そうな貴方の姿を見れて良かったわ。安心したもの。
(傷痕を辿る指の感触に、女はくすぐったそうに身をよじって笑い、そうすると女の黒髪がナグザットの頬を
まるで逆襲するかの様に、擽る)
私も、貴方になら安心して背中を預けられるわ。
(本心から、そう言い切る。戦災孤児として周囲の人間の全てを敵か敵と同様の存在と見なして育ち
他人に対する不信感と警戒心が未だに根強く心に残る女にとって、それは最大級の信頼と好意。
最も、本人にそんな自覚はまるで無いのだが)
戦い方、ね……。そういったものを教える人なら、私よりもずっと適した人がいると思うけど。
(何しろ、ろくに訓練も受けた経験も持たず、生きる為に実戦を潜り抜けて来たた経験のみを
糧にしてきた彼女である。教えられる事といったら、実戦あるのみ、でしかない)
証明……って、1から仕立て直した訳じゃなくて、破れた胴衣部分の修復を頼んだだけだから……
そんなに料金も掛からないと思うわよ?
(なんだか、随分と久しぶりに感じてしまう、地に足が着く感触に、小さく息をひとつ吐き出すと
ナグザットに悪戯っぽい微笑を返す。
男って、どうしてこう……何かを証明する、とか誇示する事に並々ならない拘りを持つのだろうか、と
思いながら)
じゃあ、後で城門前で。
(ナグザットに小さく手を振ると、自室にいったん戻る為に、その身を翻したのだった)
[城門前]
(約束の時刻よりも僅かに早く、女は城門前に姿を現した。その身に纏うのは、勿論、直しに出している
いつもの喪服でなく……、常の彼女があまり着た事のない様な、華美ではないものの、
年頃の娘らしい、鮮やかな刺繍の印象的な、柔らかな薄紅の色彩の服と、踵が高く
実用的とは言いがたいが、服とそろいの意匠が可愛らしい、繊細な造りの靴。
普段、着慣れない様な衣装を身につけた女は、どこか居心地が悪そうで)
【(つДT)】
【急用が出来てしまいました…orz】
【度々申し訳ありませんが凍結をお願いしていいですか?】
【こちらは水曜以外の平日ならいつでも大丈夫ですので】
【そちらの都合のいい時間をご指定下さい】
>>762 【急用では仕方がありません。余り御気になさらずに。
ただ、私の方も今月の予定は、いまいち断定出来る状況ではなく、また、解凍でスレを予約してしまう
状態を連続で続けてしまうのは、あまり好ましくないと思われます。
なので、今回のロールは「無期限の凍結」にするとして、次に私とナグザットさんが上手く出会えたら
そこで続きを再開する、というのは如何でしょうか?
私としては、このロールの続きをしたい気持ちでいっぱいなのですが、ナグザットさんの方で
「無期限の凍結」に抵抗がある様ならば、破棄でも構いません】
【急用、とのことですので、急がれておられるのならば、このレスへの返答は、後日に避難所にて
してくださっても構いません。
重ねてになってしまいますが、あまり、御気になさらず、リアルを優先してくださいね】
【勿論、俺に破棄という選択肢はありません】
【無期限凍結、いいアイデアですね】
【勿論、俺だってその気持ちでいっぱいです】
【慌ただしくて申し訳ありませんが、凍結有難うございます。これにて失礼いたします。】
【おやすみなさいませ】
【此方こそ、そう言っていただけて本当に嬉しいです。有難うございます。
はい、では、またお会い出来る事を願って、本日はこれにて私も失礼致します。
本日も、お付き合い、有難うございました!お休みなさいノシ】
766 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:54:21 ID:yHQ0gD//
保守
【久しぶりじゃの。よろしいかな?】
【こちらのプロフは
>>416だ】
【こんばんは】
【お久しぶりです。今日はどのようにしましょうか?】
【こちらからは特に希望はないが、プロフを代理掲載してもらった恩があるでの、
できるだけのことはさせていただくよ。そちらが特にないのであれば、いくつか
案を考えるが、どうするね?】
【雑談と模擬戦・・・エロール?】
【いずれでも結構ですので、まずはアイデアお聞かせください】
【こちらもいろいろと合わせていこうと思います】
【ふむ・・・。それでは、こちらの提案は次の3つとしようか】
【1 夜、食堂の隅でとっておきのワインと干し肉で晩酌に興じている時にリュリュ嬢があらわれ、雑談】
【2 リュリュ嬢が正式に革命軍兵士となり、ワシの訓練を受ける】
【3 夜、自室で裸になって体の手入れをしている時にリュリュ嬢が訪ねてくる。展開次第てでエロール】
【気に入ったシチュはあるだろうか?】
【2はあり得なさそうなので1か3ですが】
【裸だったら誰が訪ねてきてもドアを開けないだろうと思うのでw】
【こちらが動物の姿でご訪問しましょうか】
【そちらは晩酌でもなさっていてくだされば】
【それでは3でよろしいな? ドアには鍵をかけているが、窓の鍵は開いているということで】
【それでは、始めよう…】
たまには、これくらいの贅沢もよいだろうて。せっかくのワインと肉だ、ゆっくり楽しもう。
(今日の訓練も終了し、自室にて晩酌に興じる。冬も近い季節だが、温泉に近い場所にある
この部屋は常に熱がこもっているため、上半身裸でリラックスしている。干し肉を
口に放り込み、噛んで柔らかくしてはワインで流し込む)
(先日の騒ぎの後、あちらこちらからさんざん叱られたのだったが)
(一方で少しでも寛大な処分があるようにとネリエロスが計らってくれたと)
(他人から聞かされていた)
(ネリエロスに対しては、やはりきちんと謝っておきたい、怒りを解いておきたいという気持ちがある)
(それでもそのまま訪問するのは決まりが悪く、大きな猫の姿になって)
(ネリエロスの窓の下に立った)
(大きな肉球で窓枠を押して見る)
(どうやら鍵はかかっていないらしい)
(猫は安心したように「笑って」窓枠に爪を掛けてひっぱり、こじ開ける)
(中の人物がこちらを見るのも構わず、部屋の中にすべりこんだ。
えっと・・・こんばんは。
私よ。
(それは猫の声というより、頭に直接響いてくるような感じ)
【こちらもよろしくお願いします】
(瓶の中身が大分減り、程よく酔ってきたころ、窓の外からカリカリと引っかくような
音が響く。さてなんだろうと窓を見ると、猫が窓枠を引っかいていた。それだけなら
特に気にとめなかっただろうが、その猫の大きさが尋常ではなかった。それこそ
人間ほどもありそうな。心当たりは一つだけ。そしてその「心当たり」が中に
滑り込んできた)
さて、私という名前の猫は知らんな。心当たりがないわけではないが、まあこちらに来なさい。
その前に、体を隠すものが必要か。待っていなさい。
(酔っているためゆっくり立ち上がり、ベッドサイドのテーブルに置いてあった
洗い立てのシーツを取り)
今、この程度しかなくての。とりあえずは体を隠せるからこれで勘弁してくれ。
(顔を見たとたんに説教されるかも知れないと覚悟していたが)
(あっさりと招き寄せてくれたことに、まずはほっとする)
(しつけのいい猫として姿勢よく座っていると、ネりエロスがシーツをかけてくれた)
(だが、言うべきことを言ってからでないと、人間の姿になるには決まりがわるい)
どうもありがとう。
あの、このシーツのこともだけど・・・
この前、ジノさんを案内するときに・・・いろいろと・・・
シリウスさまだけじゃなくて、あちこちでうんと叱られちゃったわ。
騎士さまには営倉入りだって脅かされたんだけど・・・
そこまでひどい罰を受けなくて済むようにしてくださったって聞いたの。
だから、ちゃんとお礼にこなくちゃって・・・
(猫は一応、頭を下げて詫びの姿勢らしいことをする)