【英雄】紋章水滸伝6【革命】

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531シア ◆C9nyiTeSlc
【待機します。プロフは>>18
【複数人の雑談でもOKだよ】
【変身モードでは1対1ね】
【あと、8時頃にいったんお風呂落ちします】
532シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 19:50:02 ID:Zs3YLmaP
【お風呂に入ってきます】
【1時間くらいで戻ってこられると思う】
533シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 20:42:13 ID:Zs3YLmaP
【戻ってきました、いちおう】
【いちおうなのは、ちょっと茹だりすぎちゃったから】
534ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 20:48:23 ID:3sJzGKSc
【お願いしてよろしいかな? こちらのプロフは>>25なのだが】
535シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 20:52:39 ID:Zs3YLmaP
>>534
【こんばんは、ネリエロスさん】
【何か希望はありますか?】
【私が思いついたのだと訓練中に差し入れを持って行く、とかだけど】
536ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 20:56:19 ID:3sJzGKSc
【こちらからは特に希望はないな。では、シア嬢の案を採用ということで】
【舞台を城内にするか城外にするか、書き出しはどちらにするかを、決めていただけるだろうか】
537シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:01:43 ID:Zs3YLmaP
>>536
【では、場所は場内で】
【書き出しはどんな訓練風景なのかを知りたいのでお願いできますか?】

【ネリエロスさんは訓練中は鬼軍曹なんですよね】
【ロールとしてシアが邪魔にみえたら遠慮なく邪険にしていいですよ】
538ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:09:16 ID:3sJzGKSc
【承知。それではこちらから始めさせていただく】

手に力を入れるのは当てる一瞬だけだ! だらだらと力を入れても剣先が鈍るだけ、疲れるだけだ!
そこのお前! 腰が入っとらん! 腕だけで敵を倒せると思うな!
そこの貴様! ・・・
(夕暮れも近い城内の演錬場。新兵の基本中の基本、要するに素振りをやらせ、フォームのチェック。
ある程度慣れてくると多少体勢が崩れても威力のある一撃が出せるが、今のこいつらには無理な話。
それゆえに、徹底的に基本を教え込む。が、新兵とはいえだらしなさすぎる。もう少し
きびしくしなければならないかと考え始めている)
539シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:19:04 ID:Zs3YLmaP
>>538
【では、よろしくお願いします】

えーと、演錬場はこっちだっけ。
騒がしい声も聞こえてくるし。
(果物をたくさんつめたカゴを台車で運ぶシア)
(新兵はばてやすいので差し入れを持って行くよう頼まれたのだった)
うわぁ……すごい……。
(場内の通路を抜けて広い場所に出ると、たくさんの兵士が剣を振るっていた)
えっと、あの人が先生なのかな?
(へっぴり腰な兵士を怒鳴りつけている初老の男を見つけ、声をかける)
すみませーん、差し入れ持ってきましたーっ。
540ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:25:33 ID:3sJzGKSc
(新兵達の足腰を確認しながらゆっくり歩いていく。すると演錬場の隅から
少女の声が聞こえた。声のした方を向くと、声に相応しい容貌の女の子が台車を押しながら
入ってきていた。厳しくしなければならないと考えていた矢先、休憩をとらせる必要もないと思い)
全員、そのまま続けるように! 手を抜いても見ているからな、忘れるな!
(演錬場全体に響くような声を張り上げ、右足をひきずりながら少女の近くまで
歩いていく)
あー、すまないが今は訓練中でな、差し入れは必要ないのだよ。とりあえず、持って帰ってくれるかな?
(目の前の少女は兵士ではないので、自然口調が優しくなる)
541シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:37:18 ID:Zs3YLmaP
>>540
……?
(自分の方に歩いてくる男はケガでもしているのか右足を引きずっている)
(それに気を取られていた間に言われた信じられない言葉)
……えっ、えー!?
せっかく持ってきたのに、持ち帰れだなんて、あたいが困っちゃうよー。
あたいが勝手に持ってきたんじゃなくて、ちゃんと頼まれて持ってきたんだもん。
子供のお使いじゃないんだから、駄目と言われて持ち帰れないよ。
(腕を組んで、優しそうに話してくれてはいるが、やはり怖そうな男をじっと睨みあげる)
あの人たちだって疲れているみたいだし、ちゃんと栄養とらないと力も入らないんじゃないの?
(正当な理由があれば持ち帰るのはやぶさかではないが、シアには意地悪をしているようにしか思えなかった)
542ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:46:21 ID:3sJzGKSc
(少女の言葉も正論を帯びているのだが、こちらにもこちらの考えがあってのこと。
剃っている頭をつるりとなでて、小さくため息をつく)
お嬢ちゃん、食べ物を与えないのも訓練の一環なんだよ。戦場じゃ、疲れたからと言って
すぐに休めるとは限らない。ワシだって3日の間飲まず食わずで戦ったことがある。
これは、疲れていようと空腹だろうと正確に剣を振れるようになるために必要なことなのさ。
だから、せめて兵士達から見えない場所に隠しておいてくれないかな。
(あくまでも優しく諭すように。その間でも新兵達のチェックは忘れない。やおら新兵達へ
振り返り声を張り上げる)
そこのお前! 腋を閉めてまっすぐ振り下ろせ! 体重を乗せて重みで斬るんだ!
そこのお前! ・・・
543シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:55:57 ID:Zs3YLmaP
>>542
そう言われれば分かるけど。
ふーん、そんな訓練もするんだ。
(男とヘロヘロな新兵達を見比べて)
分かったわ。
それじゃ、あそこの通路に隠して置いておくから。
(そう言って台車を元来た通路に押し戻し、見えない位置でカゴを降ろす)
よいしょっと…………。
(空の台車を手にして通路の両側を見比べて、よしと一言いって演錬場へ戻る)

やっぱり、あたいが受けた自衛の訓練と違って厳しいんだね。
(邪魔にならない位置でじーっと訓練の様子を見つめる)
544ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:05:20 ID:3sJzGKSc
(少女が聞き分けてくれ、台車を通路へと運んでいく。安堵のため息をつき、
また新兵達の列の中に入っていく)
力の無駄遣いをするな! 小指から人差し指へ力を入れたほうが剣を切り返しやすい!
ほらお前! 背筋を伸ばせ! 足元の虫とでも戦うつもりか! そこのお前も!

(ふと気がつくと、演錬場の壁近くで先ほどの少女が様子を見ている。兵士達の
気が散るといけないので隠れてくれるように頼もうと思った瞬間、新兵の一人が
気を失って倒れた。やれやれという顔になってしまう)
ワシの頃はこんなヤワな兵士はいなかったんだがな。一晩ぶっ通しで素振りなんて
普通じゃった。それはさておき、
(少女に向き直り、声を上げる)
すまんが、こいつを運び出すのを手伝ってくれんか。少し休ませんといかんでな。
545エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:07:28 ID:koZP2gi7
【複数雑談可、とのことで顔を出しましたがよろしいでしょうか】
546ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:10:16 ID:3sJzGKSc
>>545
【こちらはシア嬢さえよろしければ。ということも避難所で書いた通りです】
547エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:12:59 ID:koZP2gi7
【では、一応ユーリ・ルイス隊の副官として、師範代を務めましょうか】
【足の悪いネリエロス氏の手伝いとして実際に打ち込みの相手をしてやってるとか】
548シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:14:27 ID:Zs3YLmaP
>>544
……あ、倒れた。
大丈夫かな?
(取り敢えず頭は打ってなさそうだが、疲労で体を壊してしまうこともある)
(どうしようかと悩んでいる間に先程の男に声をかけられる)
はーい!
(倒れた新兵にかけより、その腕をとる)
よいしょっと。
ケガはないみたいだし、疲れただけなのかな。
あたい、水筒もってるから運んだら飲ませてあげてもいい?
549エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:16:38 ID:koZP2gi7
【差し支えなければ、次にネリエロス氏のレスがあったら】
【その次のターンで入ります】
550シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:18:24 ID:Zs3YLmaP
>>547
【ようこそです】
【レスは一人一人に返します】
【多少のずれが出たら、適当に調整しましょう】
551エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:21:03 ID:koZP2gi7
【おっと、3人で順番に発言するんじゃなくて】
【シアさんがそれぞれ一対一でロールするってことですね?】
【じゃ、間に必ずシアさんの発言を挟むのを待って書き込みます】
552ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:23:15 ID:3sJzGKSc
>>548
ああ、すまんな。それと・・・、
(周囲の新兵に聞かれないように、少女の耳元で囁く)
先ほど持って来てくれた果物をジュースにして飲ませてやってくれ。見たところ、
ただ疲れてるだけのようだからの。疲労状態からの回復には甘いものが特効薬だ。
人手が必要になったら、ワシを呼んでくれ。
(そこまで言うとまた立ち上がり、新兵達に睨みを効かせ)
まさかお前たちの中にこいつのように倒れて楽をしようとする奴はいないだろうな。
甘ったれた考えは兵士にとって毒だ! 楽をしていい目をみようなどという奴は
帝国に尻尾でも振ってろ! それがいやなら素振りを止めるな!
553シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:24:37 ID:Zs3YLmaP
>>551
【いえ、私をあえて挟まなくていいですよ】
【3人で、3つのロールが平行するイメージです】
【で、他の人のを見つつ進めると】
554ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:27:34 ID:3sJzGKSc
>>551 >>553
【ふむ、そういった複数ロールは経験ないのだが、やってみよう。もし誤りが
あったなら、その都度指摘してもらえるだろうか?】
555エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:32:30 ID:koZP2gi7
(ネリエロスの練兵を手伝うようにと命じられて、時間通りにやってきた)
失礼します!ユーリ・ルイス隊のエヴァン・ジャスティンであります!

(早くもへばっている様子の兵を見て、心の中で)
素振りだけで、もうこの有様か?
どんだけしごいてるんだ、彼は…

(視界の隅には、倒れたものに果物を与える少女の姿)
(厳しくあるべき訓練の場で、なぜそんなことをさせているのか)
(へばる兵たちとのギャップにしばし混乱する)

556シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:36:02 ID:Zs3YLmaP
>>552
あ、はい。
(男の言葉を聞いて小さく返事をする)
よいしょっ、よいしょっと。
(倒れた新兵を壁際まで運び、カバンを枕に寝かせる)
ジュースか……。
(水筒とナイフだけ持って通路に戻る)
ええと、ナイフでどうにかなるのは……これ。
(カゴから桃を取り出し、ナイフで小さく切り取って水筒にいれる)

まだ倒れたままね。
(新兵の元に戻り、頭をかかえて水筒の中身を飲ませる)
はい、簡易ジュースだよ。
こぼさないようにね。

(そして訓練の方に目をやって)
父ちゃんも昔はあんなにヒョロヒョロだったのかな。
さっきの人も父ちゃんも若いころがあったはずだけど、あんまし想像がつかないや。
557ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:39:14 ID:3sJzGKSc
>>555
(指示した時間にやってきたエヴァン・ジャスティン。自分から見れば新兵と
同レベルなのだが、すでに正式にルイス隊に配属されているのでしごくわけにもいかない。
が、怒鳴ることはできる)
遅いっ! 言われた時間に来るだけなら子供でもできるぞ! 練兵補助に何が必要か、
その準備をどうすればよいか、考えればもっと早くに来るはずだ!
今はやることはない! 壁にへばりついて黙って見てるか、訓練に参加しろ!
(あっさりと言い捨て、一顧だにすることなく新兵の状況を監視)
558シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:40:37 ID:Zs3YLmaP
>>555
あれ、若い人が来た。
先生役の人みたい。
(若い男が何やらちらちらとこちらを見るので、思わず小さく手を振ってもらう)
559ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:46:08 ID:3sJzGKSc
>>556
(少女のほうにちらりと目をやると、水筒の水を飲ませている少女の姿が。
ここで思い出したことが一つ。新兵達の動きに神経を向けながら、少女のほうへ歩いていく)
面倒をかけてすまんな。さっき忘れていたことが一つあったよ。ほらこれさ。
(腰に吊るしていた皮袋を外し、少女に渡す。中は空だ。いろいろなことに使えるので、
傭兵時代から持ち歩くのが癖になっていた)
この中に桃のような柔らかい果物を入れて揉み解してごらん。あっという間にジュースが作れる。
少し皮の味がつくが、まあそれくらいは愛嬌だと思っておくれ。
560シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:57:44 ID:Zs3YLmaP
>>559 ネリエロス
ううん、そんなことないよ。
好きでやっているんだし、訓練の様子もみたいから。
(そして革袋を受け取り)
あ、なるほど!
なんかまだ増えちゃいそうだし、あたい作ってくるね。
(また通路に戻り、柔らかい桃を選んで革袋につめる)
さすがに足で踏むのはお行儀悪いよね。
(革袋を床に置き、膝で中の桃を踏み潰す)

(簡易ジュースを持って戻るシア)
さて、倒れちゃった人は増えてるかな?
みんな頑張って強くなってくれるといいんだけど。
561ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:09:37 ID:3sJzGKSc
>>560
(皮袋を受け取って通路へ消える少女を、優しい目で追うネリエロス。だが、
新兵へ向き直った時には厳しい形相になっており)
まだまだへばるには早いぞ! それで帝国に勝つつもりか? それともその剣で
畑でも耕すつもりか? 腰がふらついてるぞ! もっとアゴを引け!

(少女が戻って来た時には、まだ倒れた者はいないが、ダウン寸前の者はかなりいた。
それを見て、やはり少し休ませた方がいいかと考え始めている)

【避難所にありましたが、エヴァンさんは接続不良のため落ちるそうです。
再び二人ですが、お願いします】
562エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:14:22 ID:koZP2gi7
【すいません、復活しました…】
【よろしければ、次のターンから入っていいでしょうか】
563シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:15:38 ID:Zs3YLmaP
>>561
うわぁー、みんなばててるなぁ。
まだ続けるのかな?
ちょっと聞きたいことがあるけど、話しかけたら邪魔だろうし……。
(ちょっとハラハラしながら訓練の様子を見守る)

【はい、わかりました】
564ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:16:29 ID:3sJzGKSc
>>562
【こちらはかまいませんよ。現時点なら影響はないだろうし。それでは、
>>557のレスをお願いします】
565シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:20:15 ID:Zs3YLmaP
>>562
【私もいいですよ】
566エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:20:19 ID:koZP2gi7
【お待たせしてすみませんでした】

>>557
失礼いたしました!
よろしくお願いします!

(早い話、練習台にされるのである意味、訓練生たちよりも体力的にはきつい)
(だからこそ、数人が駆り出され交代で訓練の相手を務めるわけだが)
(この分では相当こき使われるだろうと覚悟を決める)

(練習用の剣を構えて)
さあ、誰から来る!
567ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:21:21 ID:3sJzGKSc
>>563
(再び演錬場に顔出した少女。その顔には新兵への心配と状況への不安が見て取れた。
右足を引きずりながら処女へと近づく)
何か聞きたげな顔をしておるが、何が聞きたいのかな? 休憩のことならもう少ししてからと
考えておるが、その前に面白いものを見せてあげられるよ。
(少し意地悪そうな笑顔で少女に向かう)
568ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:27:24 ID:3sJzGKSc
>>566
(新兵達の前に出て剣を構えるエヴァン。対して長時間の素振りで疲労困憊している新兵達。
比較的疲労の少ない者を選び、模擬戦を始めさせる。他の者は素振りをやめない。
模擬戦に出る者はエヴァンの前で一礼し、剣を構える。そして剣を打ち込んでいく。
疲労している分、余計な力が抜けているため、切っ先は一直線で正直なものの、
それなりの鋭さがあった)
569シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:28:56 ID:Zs3YLmaP
>>567 ネリエロス
ん、うん。
聞いちゃいけないことかもしれないけど。
(様子を伺うように男を見る)
(聞くなら他の場所がよいのだろうが、気になって仕方がない様子は隠し切れない)
へ、面白いもの?
(ここで面白いとは何なのだろうか)
(シアは不思議そうに首をかしげる)
570エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:33:31 ID:koZP2gi7
>>568
(新兵たちの打ち込みを受けながら)
よし、今のはいい。次!
…もう少し重く! 次!

(ネリエロスが少女に何事か話しているのが視界の隅にはいる)
(一瞬、気が逸れて)
いてっ!
(新兵の打ち込みがまともに入る)
いや、いいよ、こっちが悪かった。…もう一度来い!

(今のがネリエロスに見えていただろうかと気にする)
(見られていたら、自分が叱責されるだろう)
571シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:36:46 ID:Zs3YLmaP
>>570 エヴァン
ぁ……。
(偶然だが、ちらっとエヴァンの失敗を見てしまう)
(面白いものって、あれじゃないよね)
572ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:38:01 ID:3sJzGKSc
>>569
なにかな。ワシに答えられることだとよいが。と、その前に。あそこでへばってる
新兵達を見ていてごらん。ここまで劇的に変われるものかと驚くから。
(少女から新兵達に向き直り、また大声で)
聞け! お前たちも限界が近いだろうから、この辺で休憩にする! 水を飲んでもいいし、
差し入れの果物もあるぞ! ただし、手を抜いた者には休憩を認めん! これから、素振り100回を
終わらせた者から休んでよし! 下手な振りはカウントしない! それでは始め!
(ここまで言うと新兵達の目の色が変わり、ほぼ全員一心不乱に剣を振りはじめる。
少し力が入っている者もいるが、大体がきれいで真っ直ぐに剣を振り降ろししていた)
な、面白いだろう。今までクタクタだった連中がたった一言でものすごい力を出す。
最初からこうできていれば、ワシもしごきなどする必要はなかったのに。
覚えておくといい。目の前に利益があれば、人はそれに釣られてしまうのさ。
573ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:42:15 ID:3sJzGKSc
>>570
……。
(エヴァンの失敗を見ていたが、今はあえて何も言わない。エヴァンの相手を
次の新兵に変え、稽古再開。次の新兵はやや小柄で、腹部や腰への一突きを
狙ってくるタイプ。小刻みに動いては隙を狙って打ち込んでいく)
574エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:45:59 ID:koZP2gi7
>>571-572
え?素振り?僕も?

(一瞬戸惑うが、ここは手本を見せるぐらいの気持ちで取り組まないと)
(示しがつかないと考え、剣を振り始める)

くそ、もう少し軽いのを持ってくればよかったか…
いや、ここで直にネリエロス殿に見てもらえることを感謝しよう。

(集中する)
(振り下ろす剣の軌跡に心をあわせ、一心に神経を研ぎ澄ます)
(さらに早く、更に鋭く、なお更に正しく)
…100!

(さすがに新兵よりは早い)
(作法どおり一礼して、ネリエロスに語りかける)
自分の振りを見ていただけましたでしょうか。
よろしければ、ご指導ください。

(果物は文字通り喉から手が出るほど欲しいが)
(まずは厳しい指導を仰ぐ)
575エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:49:08 ID:koZP2gi7
【すいません、レス番間違えました…】
576シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:50:36 ID:Zs3YLmaP
>>572 ネリエロス
うん、ほんと、人間って現金なんだね。
でも分かる気もするなぁ。
あたいだって向こう側にいたら同じだろうし、そうじゃないと生きていけないんじゃないかな。
(母と死別してからここへたどり着くまでのことを思い出しながら)

ええと……あ、そうそう。
あたいはシアっていうんだ。
それで、こんなこと聞いちゃいけないことだと思うんだけど……。
(背伸びをして小声でたずねる)
この人達って、実際に戦争に行ったら、どのくらい生きて帰れるの?
(心配顔で、厳しい答えにそなえるように手を握り締めて)
577ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:50:37 ID:3sJzGKSc
>>574
【微妙にずれてきているので、>>573はスルーでお願いします】
【今から>>574のレスを書きますのでお待ちください】
578ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:58:19 ID:3sJzGKSc
>>574
(補佐まで素振りをしろと言ったつもりはなかったが、エヴァンも素振りをしていた。
さすがに新兵達よりは慣れているので、一番最初に終了。こちらに寄って来て指導しろなどと言う。そこで)
ああ、よかったぞ。新兵としてなら一人前だ。だが、お前さんは新兵か? 新兵と
同じことをして何を身につけるつもりだったのだ? 補佐としてやるべきことをやれ。それが指導だ。
(まだまだ未熟なエヴァンに、突き放すような物言いをする。それも一人前に育ってほしいがため。
あえて険しい顔を作り、下がってよしという風にあごをしゃくる)
579エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:05:41 ID:Fm5NPqtN
【ここでシアさんの番?】
【それともネリエロスさんが>>576にレスする番ですか?】
580ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:06:12 ID:EzwuD5Cj
>>576
そうかもしれないな。人間誰しも楽をしたいという気持ちはある。だが、帝国軍は
それにつけこんで罠を仕掛ける。もっとも、こちらも同じだろうがね。だからこそ、
戦場で利益を見つけたときには慎重にならねばならんのさ。それを忘れたから、この足は……。
(無意識のうちに険しい顔になり、なくした右脚をさする)

シアちゃんか、覚えておくよ。それで質問とは?
(背伸びしてくるシア嬢のために、軽く身体をかがめて耳を近づける)
どれだけ生き延びれるか、と。それは質問の意味によって答えが違ってくるな。
飲まず食わずでどれだけ戦えるかという問いなら、せいぜい1日だ。それまでに
食事と休憩をとらないとまともに戦えない。そして、一度の戦いでどれだけ生きて帰れるか
という問いなら、
(目をつぶり、少し考える)
今の技量であるなら、せいぜい8割がいいところだ。それを10割に上げるのが
ワシのしごとというわけさ。答えに、なってたかな?
581ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:07:39 ID:EzwuD5Cj
【聞き忘れていましたが、お二方は何時までと考えていますか? こちらは
1時半か2時に終了したいのですが、いかがでしょう?】
582エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:08:34 ID:Fm5NPqtN
【僕も1時過ぎたら〆に向けていきたいと思います】
583エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:17:00 ID:Fm5NPqtN
>>578 >>580
うっ…
(己の自覚に欠ける行動を指摘され、思わず首をすくめたくなる)
(が、気を取り直して)
ありがとうございました!
心構えが間違っておりました。

(ここで果物に気をそそられるも、まだ素振りを終わってないものを見て)
(やはり途中から来た自分は最後にするべきだろうと判断する)

(剣を収め、隅においてあるタオルを取って汗をぬぐう)
(緩めた襟元からルーンがのぞく)

これからは指導する立場というものを、ちゃんと考えろ、ってことか…
(自分をここへ派遣した上官の考えを想像する)
584シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:18:11 ID:6Smn/6za
>>579
【からめそうにない時はエヴァンさんへのレスは略しますね】
【ちょっとネリエロスさんに負荷がかかっちゃっているけど】

>>580 ネリエロス
戦場、かぁ……。
難しいことは分かんないけど、単純にはいかないんだね。

一日……8割……2割も……。
(厳しい顔をする少女)
うん、ありがとう。
おじさん、みんなが帰ってこられるよう、ちゃんと鍛えてあげてね。
あたいもできることは限られてるけど頑張るから。
(自分の秘密の源がある左胸をおさえながら)
あと……その……ええと、い、一年、一年以上帰ってこなかったら……その人はどうなのかな?
(泣きそうな顔で言葉を紡ぎ出すように)
585シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:20:52 ID:6Smn/6za
>>581
【こちらも1時頃が限度です】
【まだ終わっていないけど、今日はやり方を失敗しちゃったかな】
586ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:24:59 ID:EzwuD5Cj
(エヴァンに続くように、一人二人と終了者が出始める。終わった瞬間その場に
座り込む者も多数。素振りをいきなり止めては体によくないので、ゆっくり身体を動かしながら
休憩するように言って回る。そこで、エヴァンに目がいく)
エヴァン、お前もだ。いきなり体を止めると心臓に負担がかかる。ゆっくり体を動かしながら
心臓を落ち着かせていけ。動きにメリハリは必要だが、それができないものもあることを覚えておけ。
(エヴァンを見ながらも、座り込んだ新兵に手を貸して立ち上がらせる)
587エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:31:56 ID:Fm5NPqtN
>>584
【一人一人へレス返すというより】
【自分のターンでどんな場面になっているかを考えてくれれば】
【こっちはそれでついていきますので】

>>586
(若輩に目を配るようにというネリエロスの言葉に)
わかりました、ありがとうございます。
(自らも新兵に手を貸す)
(普段隠しているルーンが見えていることを忘れている)
(新兵たちは首飾りか刺青だろうと気にも留めていない)

大丈夫か、ほら…?
(一人に果物を勧めるべく、シアの近くへ連れて行く)
(なぜか少女はネリエロスに何か問いかけながら泣き出しそうだ)
(取り込み中に見えて、少しためらうが、果物を手にとって新兵にわたし)
(自分も一つ取る)
(目はネリエロスとシアに向けられている)
588ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:33:41 ID:EzwuD5Cj
>>584
一年、か。シアちゃんには悪いが、まず生きていないと思ったほうがいいな。
だが、死体が確認されてはいないのだろう? ならばまだ望みはあるよ。昔、ワシと
一緒に戦った傭兵がいて、同じように消息不明になった。だがそいつは1年半後に部隊に戻ってきた。
話によると、瀕死の重症を負った時、近くの村の住人に助けられたそうだ。しかも
その村の少女と恋仲になり、子供まで作っていたよ。そしてせっかく帰ってきたと思ったら、
村で農夫になるので傭兵を辞めたいとさ。なんのためにこっちは1年半も待っていたのやら。
っと、話がそれたな。まあ、1年以上帰ってこなくても大丈夫だった奴もいる。
要は「その人は大丈夫」と信じることさ。
(シア嬢の知人、おそらくかなり親しい人が生死不明になって1年以上たっているのだと推測し、
あえて希望を持たせるような話題を選んだ。そっとシア嬢の頭をなで、慰めているつもりになる)
589ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:43:51 ID:EzwuD5Cj
>>587
(へばっている新兵はあらかたエヴァンがさばいてくれたので、特に問題はおこらなそうだった。
肝心のエヴァンの息も上がっており、暑さのためかルーンが見えるほどに服を肌蹴ている。
少し無理をさせたかと思い)
エヴァンも休んでいいぞ。あとはワシでさばける。いや、命令だ。汗が引くまで休め。
(真顔で命令する。状況変化までに体調を整え、即時対応できるようにすることも必要だと、
言外に伝えたつもりだった)
590シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:45:45 ID:6Smn/6za
>>588
っ!
(覚悟していた言葉)
(両親以上に年齢と経験を積んだものの言葉は重く突き刺さる)
……ぁ、うん?
(だが、に続く経験から紡ぎ出された話、希望をもたらす言葉)
大丈夫……うん、あたいは信じてる。
他の人が信じてなくても、あたいが、あたいだけは……。
(目をゴシゴシこすって男に向き合う)
ありがとう!
邪魔してごめんなさい。
あたいはやることがあるから、これで戻るね。
みんなも頑張るんだよーっ!
(両手を大きく振って新兵達に叫び、くるっと回って通路へ駆け出していく)

【ごめんなさい。頭痛がしてきたのでこれで〆ちゃいます】
【は、反省は寝て起きてから】
【おやすみなさい】
591ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:52:40 ID:EzwuD5Cj
>>590
ああ、信じる心は力になる。諦めなければ真実になる。だからこそ、ワシらは
革命を信じてここに集い、帝国打倒を諦めずに戦っている。及ばずながら、ワシに
できることがあったら……、
(言葉の途中でシア嬢が突然目をこすりだし、大きく手を振って皆に挨拶して
廊下に去っていく。それを軽く手を振って見送りながら)
あ、ワシの名前、教えとらんかった。

【こちらもこれで終了とします。お疲れ様でした。ゆっくり休んで体調を整えてくださいね】
592エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:54:13 ID:Fm5NPqtN
>>588-590
(死体、という言葉に思わず顔をしかめ、喉もとのルーンに触れる)
(死のルーンを持つ自分にとって、死と向き合うことは他の人と違う意味合いを持つのかどうか)

(休め、というネリエロスの言葉に力なく一礼し)
(果物を手にしたまま演習場の隅に行って腰を下ろす)

(見ていると、少女は目元をぬぐいながらも手を振って去っていった)
こんな時代に、あんな女の子でさえ死と無縁ではいられない…
僕が、今このルーンを負ってここにいる理由は…意味は…
いったいなぜ…

(果物をかじるでもなくもてあそびながら、幾度も繰り返した自問自答に心をとらわれる)

【シアさん、お相手ありがとうございました】
【いろいろとごめんなさい!】
【詳しい話はまた避難所ででも】
【おやすみなさい】
593エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:56:13 ID:Fm5NPqtN
【リロミス失礼】
【ネリエロスさんもありがとうございました】
【出たり入ったりしてすいません】
【おつかれさまでした。おやすみなさい】
594ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 01:01:35 ID:EzwuD5Cj
(こちらの真意が届いたのかどうか、演錬場の墨に腰かけるエヴァン。それを見て
まともに動けないままの新兵達の世話に回る。だが、新兵達の疲労は予想以上で、
訓練を再開しても効果は望み薄だ。そこでエヴァンに近づいていき)
エヴァン、もう少し休んでから訓練を再開すべきかどうか、お前の意見を聞きたい。
595ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 01:04:21 ID:EzwuD5Cj
>>593
(結局、新兵の疲労が濃いということで、今日の訓練はこれで終了とした)

【かなり強引な〆となりましたが、これで終了とします。お疲れ様でした。
そして相手していただいてありがとうございました】
596エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 01:07:04 ID:Fm5NPqtN
(ネリエロスに語りかけられ、すぐに立ち上がる)
は、自分の意見、ですか。
(回りを見回し、判断に迷う)
(兵たちはかなりばててはいるが、ここで休ませるのはためになるのかどうか…)
(それを自分に問うネリエロスの真意も読めず、見極めがつかない)

…今日のところは、いったん解散すべきかと。
効果の上がらない訓練は、ともすれば故障の原因にもなりかねません。
(一応、そういっては見たものの、自信はない)
597エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 01:09:37 ID:Fm5NPqtN
>>596>>594へのレスとして、こちらも〆といたします】
【なんか色々ともたもたしてしまって申し訳ありませんでした】
【次回に生かします!】
【お疲れ様でした、ありがとうございました】
598ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/24(土) 19:31:04 ID:TYxUMe46
-------------------------------------------------------------------
◆連絡事項◆
マールさんへ。本スレの容量が心許なくなっています。
ハーさんとのロールが凍結中のままなので早めに御一報お願いします。

◆連絡事項◆
スレ状況:現在解凍予定はありません。ご自由にお使い下さい。
-------------------------------------------------------------------

【連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
599ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 20:10:04 ID:PatGWqxf
さて、密かに待機させてもらおうかな。
600ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:19:05 ID:uPmckvKF
【規制されてないかのテストも兼ねてプロフを …今更?って言われそうだけれど】


【名前】ハイデ・ナハトリヒテ
【年齢】見た目20代前半(300年前に霊体化、肉体はどこかでとっくに朽ちたと思われる)
【性別】女…?
【職業】転送魔術師
【種族】幽鬼(人間)
【ルーン】門(心臓のあった部位)
【容姿】細身だが背は高く、脚もすらっとしている。胸は小さいが…。髪は長く、腰あたりまで伸びたストレート。喪服だろうか、長いスカートをはいている。全て白く透き通っている。
【装備】魔力貯蓄機能つき銀製魔術書カバー
【戦闘】悪意ある接触による生命力吸収(生命力は銀製魔術書カバーに魔力として貯蓄)
【NG】グロとかスカとか精神的にダメージがあるもの。(精神のみの存在であるため、何らかの要因で気力というか精神力が完全に尽きると消滅してしまうので)
【提示可能】雑談・戦闘。工夫すれば肉体関係も?
【備考】転送魔術の研究中に肉体を失い霊になったドジっ娘。
転送魔術しか使えないが、精神力・魔力の消費が激しいため使用は極力控えている。
肉体によって縛られていた魔術制御量の制限が無くなったため、生身の魔術師とは比べ物にならない正確な転送魔術を行使可能になった。
ただし霊体であるため、銀や聖水などにしか直接的な接触は不能。これらを仲介に他の物体と間接的接触をするのは可能。
ただ実質的に浮遊霊(その上に元々かなり気紛れな性格)なので、長い間一所にはとどまれないのが難点。
空を飛んだり壁をすり抜けたりする事は精神力を激しく消費してしまうので日に何回もは出来ない。良くて日に二回か三回が限度。
霊体化直後に前王冠のルーン所持者に受けた多大な恩を返そうとしたもののその所持者には断られたため、その人では無いと知りながらも王冠所持者に仕えるという意味合いで革命軍に協力している。
が、実はそれは建前で、どうにかして肉体を再獲得したいので手掛かりを探すのには革命軍に居ると色々都合が良かったりするからというだけ。貯蓄して(そして頼まれる度に転送魔術に使っては嘆いて)いる魔力も、実はそのためのもの。
601ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:29:56 ID:PatGWqxf
>>600
【今晩は。
 プロフ投下のみでしょうか?】
602ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:30:01 ID:uPmckvKF
>599
【っと、待機中の人が居たのね、こんばんは。まだ居るかしら?】
603ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:31:02 ID:uPmckvKF
>601
【いえ、まだ居るわよ】
【改めて、こんばんは。それと初めまして、かしら】

【もし良ければ、お相手していただいても?】
604ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:33:35 ID:PatGWqxf
>>603
【ああ、良かったw
 初めまして。よろしくお願いしますね。こちらのプロフは>>192です。
 何か希望されるシチュエーションはありますか?】
605ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:40:04 ID:uPmckvKF
>604
【こちらこそ、よろしくお願いね】
【こちらから提案できるのは、どれも邂逅ロールだけれど、こんな感じかしら?】

【1.普通に城の中で遭遇 → 流れ次第】
【2.遠くへ行かなければならない任務があって、それにこちらが同行を命じられる。と言う形での遭遇 → やっぱり流れ次第】
【3.幽霊の噂を聞く → 居るか居ないか確かめに行く → あやしげな実験をしている所を目撃 → 流れ(ry】
606ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:43:18 ID:PatGWqxf
>>605
【ええ、お願いします。】
【どれも面白いですね。1.は別の方と多くやる予定ですのでw】
【やはりここは3.でお願いしましょう。】
607ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:54:21 ID:uPmckvKF
>606
【3ね、分かったわ。では、こんな感じかしら…】
【やり辛ければ言って頂戴、書き直すわ】



(どんな場所であっても、どんな集団であっても、特定された多数の人間が特定された空間に長期間滞在すると、不思議な噂と言う物は出てくるものだ)
(そんな噂の一つにすぎないのかもしれない。「暗い場所に女の幽霊が出る」「声を聞いたものは、どこかへ消え去ってしまう」etcetc...)

(あまり人の来ない、倉庫のような状態になってしまっている個室――)
(そんな噂など露知らず、幽霊にしか見えないが生きていると言い張るモノ、こと、ハイデは今日も研究に精を出していた)
(目の前には、(意識的に)必死になって何かを奪われまいとする革命軍の下っぱの一人。そしてそれを(あらかじめ断って)無理やり転送しようとする)
(転送魔術への抵抗がどの程度まで適用されるか、の実験である)

座標…固定、包囲…ッ!
失敗、ね…もう一度…!
(バッ、と両腕を下っぱAに対し突き出す)
(ハイデが転送魔術師であるとわからず、魔術の知識も薄い者が傍から見れば、幽霊が人間を襲っているようにしか見えるまいが…)
608ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 22:13:35 ID:PatGWqxf
(ひそひそと兵士の間で幽霊が出るという噂が広まり、不審に思い部下に問いただす。)
(一笑に付し部下の制止を気にも留めず噂の個室へ向かった。)
(戦場に行くわけでもない。軽装に抜き身の愛用の剣一本を携え噂の区画へ向かう。)

悲鳴?

……!
(声のあった個室へ走りこみ、その光景に悲鳴を飲み込む。)
(幽霊への怖れよりも責任感が勝る。)
(一瞬で心を切り替え、戦場でいつもそうするように無言で切り込む。)
(しかし鉄製の剣はハイデの体を通過し空を斬った。)

……。

(顔を曇らせて準備が足りなかったのを悔やむ。)
(本当に幽霊が出るとは思わなかったので霊に利くなどというあらゆる物を持ってきていなかったのだ。)
609ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 22:25:37 ID:uPmckvKF
(物体が身体を透過して行く不快感で、魔術への精神集中が途切れる)
(そしてそれが剣であると気付き、ある種の諦めのような物を感じつつ、溜息をついた)
(ハイデとは違い、手伝いをしていた下っぱは驚きが隠せ切れずにいた)

…もう良いわ、興が削がれたもの
(突きだしていた手を下しながら、そう言い放つ)
(それは手伝いをさせていた男に間接的にだが実験の終わりを告げる言葉で)

それで、今度はどんな噂?
人食い幽霊? 人さらい?
どれでも同じような事だけれど…
(何度も同じような事があったのか、もうどうでもいいや、と思いながらユーリの方を振り向く)
(肉体が無いために僅かな空気の乱れも起きない。だが、髪は僅かになびき、服の裾もそれ同様に揺れて)

退治でもしに来たのかしら?
(薄い胸を張って、睨みつける)
(胸の奥、心臓の位置にある“門”のルーンは、ひょっとしたら本気で退治されるかもと言う動揺から激しく脈打って(光の明滅でそう分かる)いた)
610ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 22:47:27 ID:PatGWqxf

(油断せずに構えを解かず辺りを見渡す。)
(魔法の知識がないため、ただ怪しい物が並んでいるとだけ認識した。)
(襲われていた男は安堵ではなく、むしろ自分を怖れているのが不審で眉を顰める。)

両方。

(短く答えてさらに辺りを見渡す。)
(何故服が揺れる?髪がなびく?)
(風があれば自分のの細く長い銀髪に風を感じるはずなのに。)

私は革命軍、ユーリ・ルイス。噂を確かめに来た。
だがもし貴女がシリウス様……。
もとい、軍の害ならば斬る。

と言いたい所だがその胸に光る紋章を持つのなら敵ではないだろう。
しかし、ここで何をしていたか答えて頂きたい。

(剣を下ろして幽霊を正視する。)

611ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 22:59:23 ID:uPmckvKF
(ただのがらくたと、それに混じって置かれた実験に使う道具――素人には怪しい物にしか見えないだろう――の隙間に置かれた、銀製ブックカバーを拾い上げて)

そう、両方。ありがとう
愉快犯って言うのは厄介ね、中途半端な釘の刺しかたでは逆に面白がるだけだもの

(今度はそいつらの言っていた通りにしてやろうか、などと穏当では無い事を呟き)

軍の害なら斬る。良い心構えだわ
是非ともそうして頂戴? 軍に仇なす不埒者は、私にとっても目ざわりだから

“門”のハイデ・ナハトリヒテ。転送魔術師
今のは転送に対する抵抗に関する実験で、この部屋はよく実験に使ってるから魔術補佐の道具を置きっぱなしにしてあるの。だからここで実験をしていた
これで納得して貰えるかしら?

(切っ先がこちらから逸れたのを見て、安堵したのか小さく息を吐き睨みつけるのを止める。当然、ルーンの明滅も穏やかになる)
612ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 23:12:03 ID:PatGWqxf
(瞳を大きくしてその光景に驚く。)
(幽霊が本を取り上げる―実に不思議な現象に思えた。)
(あの幽霊は自ら触れようと思ったものには触れる事ができるのだろうか。)

ああ、両方だ。
臆病な者が何人か怖くて夜も眠れなくなっている。
迷惑極まりない。

例え迷惑者でも私の部下だ。
本当にそうする気なら私が許さない。


転送魔術?人や物を遠くへ転送する魔法と理解していいのかな。

つまりはそれで人を転送した所を人に見られ、
その姿と相まって噂に繋がったと言う事か。

成程。
先ほどは失礼なことをした。すまない。
(剣を収めて小さく、だが優雅に頭を下げる。)

ハイド殿はここで、いつも実験をしているのか?
白昼堂々とやれば変な噂も立たないだろうに。
613ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 23:25:09 ID:uPmckvKF
そう。そんなに臆病で、革命軍の役に立つのかしらね
戦士なんでしょう、その部下も?

大丈夫よ、重要な戦力を下手に減らすような事はしないわ

(例外はあるのだろうが、文官は先ほど突き付けられたような実戦を見据えた剣は持たない。だから闘う側だろうと見当をつける)
(文官はせいぜいが装飾用のレイピアか、遙か異国から持ち込まれた「カタナ」を、見栄で持ち歩く程度だから)

そう言うことね。結果だけ言えば、貴女の理解でほぼ正解
魔法、ではないから。技術と魔力の源さえあれば、誰でも操れるけれど

どうやらそのようね
…全く、自分のせいとは言え、肉体が無いのは面倒だわ
(やれやれ、と軽く頭を横に振る。生きている人間がやったのと同じように、髪も揺れるし服もそれなりに動く。だが、空気は乱れない)

気にしないで頂戴。貴女の判断は、概ね正しかったもの

ええ、私は例外…いわゆるアンデッドに有効な物を除いて物に触れることは出来ないから。実験に使う道具があるここで、殆どの実験は済ませているわ
白昼堂々とやったら、それこそ噂どころか見世物になるじゃないの。「亡霊が何かしてるぜ!」って、ね?
だったら少しでも目撃される可能性は減らしたいわ
614ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 23:38:51 ID:PatGWqxf
……半人前が多くて。
ネリエロス殿もお困りのようだ。

(改めてハイデの服装のひらひらとした服が揺らめくのを珍しそうに見る。)

風もないのに揺れるのだな。

(もともと細身なのだろうが背が高く肉付きが薄いせいか随分と細く見える。)
(もちろん幽霊という先入観もあるのだろうが。)

その魔力を元にするのが魔法、ではないのか?
(軽く首をかしげて疑問を口にする。)
(魔法の知識は殆どなく、自身にも魔力はほぼ宿っていないであろうための無知だった。)

そうか、それは有難い。
それでその本には触れる訳か。
(納得したようにしきりに頷き)

確かにその通りだ。
では、私から部下に説明するとしよう。
立ち入り禁止と言う事も併せて。

(警戒を完全に解いた事を表すように束ねていた髪を解く。)
(銀の髪が一度舞って流れ落ちる。)

615ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 23:58:03 ID:uPmckvKF
そう…

(自分は何も直接は出来ないと分かっていながら、どうすればいいだろうと考えてしまう)
(無駄に思考を走らせるのは悪い癖だ、とすぐに打ち切ったが)

…?
それは、走れば服の裾や髪で風が遊んでいくのは当然でしょう?
肉体は無いけれど、肉体があるのと同じように私の“身体”は反応するみたいね
…まあ、剣で斬られて痛いかって言われたら…今から右の頬を叩くぞ、って言われて目を閉じながら身構えてる時の感覚がある、のだけれど

(実際の所。生前と言うのも変だが、肉体があった頃は机に向ってばかりだった上に粗食ばかりだったため、体つきも肉付きがいいとは言えない)

違うわ。魔法、のメカニズムは、まったくと言っていいほど解明されていないし、魔法を扱える人間・亜人間は存在しないわ
想像できない事をやってみろ、って言われても出来ないでしょう?
魔術は…そこのメモにあるような、単純な計算式で解明出来るもの、つまり学問なのよ。分かりやすく言えば、ね
(と、雑に本が散らばっている机の上に置かれたメモを指差す。ただ、その内容は酷く難解な、書いた人間も理解していないような筆跡での数式の羅列であったが)

いいえ。説明はしても良いけれど、立ち入り禁止にはしないで貰えるかしら?
今でも一部の人は私の存在を知ってて、好くしてくれているけれど。協力者は多いに越したことは無いから

…………
(羨ましい、肉体があれば、と思いながら自分の髪を手櫛ですく。手に残るのは、どこか空虚な髪を手櫛ですいた感触)




【日付も変わることだし、そろそろ〆た方がいいかもしれないわね】
616ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/25(日) 00:09:51 ID:cxZ/rxj7
いや、すまない。
つい愚痴が出たようだ。
(肩を少し竦めて見せる。)

ふむ、だが私は風を感じないのだが……。
"そちら"には異なる風でも吹いて貴女を揺らしているのか?

(対象的に食べる物に困らず、鍛錬を欠かさないため肉付き良い体。)
(少し細いなと思った自分を羞じる。)

なるほど。
剣には剣の理があるように、魔法には魔法の理があるということか。
どうやら、私には魔法は向かないようだが……。

(虚実の中で極めて実の世界にいるため適正は殆どないだろうと直感的に悟っていた。)

そうか。
もしも悪戯するような輩がいれば私が何とかしよう。
良ければ連絡してくれ。

……。
(切なそうな顔を見て気持ちを察してしまう。)
(体が在るという事、普通に生きられるという事は実はなんと幸せだろうか。)

お詫びに、これを受け取って頂けないだろうか。
純銀で出来て、魔から守ってくれる物だそうだ。
私よりも、貴女のような人に似合うだろう。

(そういって差し出したのは美しい花と動物が彫られた銀の手鏡。)

【そうですね。】
【〆に向かう事にします】
617ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/25(日) 00:26:29 ID:zFrRSMci
さあ? 少なくとも、この部屋の中、空気が澱んでるから一回窓を開けた方がいいのだとは分かるけれど
風なんて吹いていないわよ?

(暮す世界は同じ。違うのは、肉体の有無)
(しかし人であると思っている限り、まるで肉体があるような姿を見せる訳で…本人はそれに気づいていないのだが)

人には、適正、と言うのだったかしら?
成長するなかで身につけた素質があるのだから、それを伸ばして生かせばいいのよ
無理に魔術にまで手を伸ばす必要はないわ。…覚えれば、便利なのでしょうけど――

(――私は転送魔術以外は使えないしそれが素質なのだと思うわ、貴女にとっての剣と同じように。と明るく気軽に言い放つ)

(髪を弄っていると、銀で作られた細工のある手鏡を差し出された)
(それに手を重ね――)

必要ないわ。物で謝罪の意を示されても私は持ち歩けないし、それに何も悪い事はされてないもの

(――そっと押し返す)

だから、そうね。どうしてもって言うなら、ここで示して頂戴?
(とん、と銀のブックカバーの角でユーリの胸、心臓のある辺りを軽く叩く)
(心、を比喩したつもりで)
618ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/25(日) 00:45:28 ID:cxZ/rxj7
……。

(同じ世界に生きているとして、同じ理の中にいる訳ではないという事を思い知らされる。)
(私が感じている風、彼女の服を揺らすのは別の何かなにだろう。)
(目の前にいるのは近くにいるようで果てしなく遠い存在。)

適正か……。

(押し戻された手鏡に、相手の姿が映らないのを見て少し驚くと共に深い悲しみが去来する。)
(なんて、この人は遠いのだろうと。)
(自分自身に確認するように静かに語りかける。)

私は剣を振るう事しか出来ない。人の役に立つ事じゃない。
だから、転送魔術を究めようとする貴女を尊敬する。
それはきっと貴女にしか出来ない事でしょうから。

(悲しみで凍ったように白い表情を溶かして微笑する。)
(少しでも親しくしようとなれない砕けた口調を使う。)

邪魔をして、ごめんね。
私に出来ることがあればいってね。
それじゃあ、私は行くから。

(ばいばい、と言う風に手を軽く振って―それでも人によればお上品と言いそうだったが)
(入ってきた時と違いゆっくり出て行く)

【それではこちらはこれで〆にさせていただきます】
【遅い時間までありがとうございました】
619ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/25(日) 00:59:31 ID:zFrRSMci
(鏡に映るのは、宙に浮いた“門”のルーンのみ。肉体のない意識は、純銀の鏡と言えど、映すことは出来ないようだ)
(しかしその事も、本人には慣れたことだ)
(――見なければいいだけなのだから――)

そ。適正
私は剣を振って戦える、貴女を称えるわ
そのために必要な勇気は分からないけれど、想像できるし
その剣で、誰かを傷つけようと、貴女の守りたい誰かを守る事ができているでしょうから

(自分に出来ない事を出来る人間には敬意をはらう。それは人間として生きて行くために、必要な事)
(それを言葉にするか否かは、また別の問題なのだろうが)

(砕けた口調で、そして友好的な微笑みで、言われて)
(ええ、そうするわ。と、あまり友好的には見えないかもしれないが、ぎこちなく微笑み返し)
(部屋の扉。その向こう側にユーリの姿が消えた後で)

ええ、頼りにさせて貰うわ
貴女とは、良い友人になれそうですもの…

(そう呟いて、くすくすと笑った)



【私も〆。】
【拙い所もあったかもしれないけれど、こんな時間まで相手をしてくれてありがとう。また、会えると良いわね】
620名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 06:51:42 ID:BYyGZBRv
ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 お前引退しろ。
他のスレに迷惑掛けておいてこっちで平然としてるなんて頭おかしいよ。
何で逃げるんだよ?自分で悪い事してるのに相手に謝罪すらしないで逃亡かよ?汚い奴だ…。

忙しいからと言って凍結してる間此処でロールして相手に破棄されても平然としてるってどうゆうツモリだ?
お前マジで引退して氏ねよ。最悪だわ…禿以下だな。
621名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 09:36:03 ID:NxH1HqlR
寝取られ男乙w
お前がヘタだからやる気がなくなっただけ
622名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:12:16 ID:UJZ1yCFv
男女間のトラブルは当事者同士で避難所へどうぞ
623名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 16:00:20 ID:NxH1HqlR
かけもちぐらい誰だってやってるでしょ
誤爆したからって鬼の首でも取ったように叩きに来るのがウザいだけ
624エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 19:42:22 ID:e8En2qle
【待機開始っと。プロフは>12よ】
【名無しさんもキャラハンさんも、気軽に声をかけてよね】
625エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 19:44:47 ID:e8En2qle
【待機時間は今から1時間くらいで】
【全体のリミットは11時くらいまで】
【1対1でお願いするわね】
626ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:27:01 ID:9so7xrp2
【こんばんわ】
【雑談でもいかが?】
627エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:32:12 ID:e8En2qle
【こんばんは、避難所立てありがとうございました】
【では、軽い感じでいってみましょうか】
【導入書きますので、少々お待ちください】
628ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:35:12 ID:9so7xrp2
【かしこまりました〜】
629ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:35:56 ID:9so7xrp2
【私も……とうとう…………orz】
630エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:41:46 ID:e8En2qle
(最近、革命軍の仲間たちが正体不明の刺客に相次いで襲われていた。
激しい怒りとわずかな不安を覚えながら、エテルナは今日も稽古に汗を流していた)
 ほうりゃああっ!
 ま、自分の身は自分で守らないとね。私を襲って、何のメリットがあるか知らないけど
(やがて稽古も終わり、棍を肩に担いで道場を後にする)
 さてと、これからどうしますかね〜
(何となく、廊下をぶらついていた)

【ドンマイですw】
631ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:51:28 ID:9so7xrp2
…………
(正体不明の刺客、そして正体不明の猛獣)
(最近、革命軍を取り巻く不穏な空気を思うと、自然とその表情も険しくなってくる)
(珍しく難しい顔で考え事をしながら廊下を歩いていた。と、ちょうどそのとき、向かい側から訓練を終えたエテルナの姿が)


【よろしくです〜】
632エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:59:07 ID:e8En2qle
あ、ルミエールさんじゃない。
(目の前に現われた女狩人に向かって、軽く片手を上げ)
元気してる? 何だか、怖い顔してたわよ。あまり深くは聞かないけど。
633ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:04:31 ID:9so7xrp2
ん? ああ、エテルナ
(顔を上げるとすぐにいつもの穏やかな笑みを浮かべ、手を上げる)
いや、ちょっと考え事してただけよ。
体調は至って良好だから大丈夫
(上げた手をそのままヒラヒラと振り)
そっちは……訓練帰りかしら? 相変わらず元気そうでなによりね
(エテルナの肩にかかる棍を見て)
634エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 21:14:30 ID:e8En2qle
なら、いいんだけど……いや、私何か悪いことしたかな、って思っちゃった。
(軽く髪をくしゃくしゃかく)

(ルミエールの視線に気付き、軽くうなずく)
うん、稽古稽古。城下町をぶらつくには、手持ちが不安だしね。
そりゃあ元気よ! 私から元気を取ったら、後に何が残るっていうのよ?
(かなり情けないことを、胸を張って堂々と宣言)
あー、でもさすがに喉は渇いたわね。暇だったらさ、食堂でジュースでもどう?
立ち話もアレだし。
(笑いながら、食堂の方向を親指でクイクイと指差す)
635ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:25:45 ID:9so7xrp2
あら、何か心当たりでもあるのかしら?
(何故か罪悪感のようなものにさいなまれてる様子を見てクスクスと笑い)
そうね、貴方から元気が無くなったらそれこそ大事ね。
……そう考えると、周りに与える影響って結構大きいわね。責任重大よ、エテルナ
(一瞬真顔でじっと見つめ)
ええ、喜んでお供するわ。
(すぐに表情を戻し、食堂へ歩きだした)
636エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 21:37:26 ID:e8En2qle
いや、全然。けど、人に睨まれるのってあまりないから、私。
せ、責任……私の辞書には、あまり載せたくない言葉ってやつかしら。
(もちろん戦場では部下の命を背負っているのだが、あえてお気楽に肩をすくめて見せる)
さ、いこ!

【食堂】
(棍をテーブルに立てかけ、二人向かい合って座っている)
(エテルナの目の前には、炎のように真っ赤なトマトジュースのグラス)
んー、疲れた身体に塩味が染み入るわ〜♪ トマトが赤くなると医者が青くなる、ってね。
さすがにそれは言いすぎだろうと思うけど
(喉を鳴らして飲み干していく)
でさ、最近物騒じゃない? うら若い女戦士たちが、相次いで襲われるなーんて。
やっぱ、帝国の筋かしらね?
(テーブルに肘をつき、身をずいっと乗り出す)
どう思う?
637ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:52:09 ID:9so7xrp2
【食堂】
(食事時を外しているので、混雑している時とは別世界のように閑散としている)
(こちらには乳白色のリンゴジュースのグラスが)
そう? あながち言い過ぎでもないと思うけどね。
少なくともここに二人、医者いらずな人間がいるわけだし
(グラスを煽り、クスッと微笑む)
まあ……ね。そう考えるのが自然だとは思うけど……
(少なくとも暗殺者の件はその線以外には考えられない)
もしかしたら、この戦乱に便乗して……てのがいるかもよ?
(こちらもテーブルに軽く頬杖をつきながら真っ直ぐにエテルナを見据えて)
638エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:04:13 ID:e8En2qle
けど?

なるほどー、便乗犯ね。いるわよね、そーゆー独創性のないおバカさんが。
いや、犯罪に独創性求めてもしょうがないんだけど。
(それから、グラスに視線を落とす)
襲われたのは、ルーンを持つ私たちの仲間ばかり……ルーンは仲間も引き寄せるけど、
とんだ災難も寄ってくるのかしら。世の中には、何の役にも立たないルーンだってあるのにさ。
それが理由で襲われるなんて、冗談じゃないわよ
(唇を尖らせた)

ルーンとルーンは引かれ合う……
(ふと、何かに気付いたようにルミエールを見つめ)
だとしたら、相手もルーン持ち、ってこと? 闇討ち上等のおバカさんが?
639ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 22:22:24 ID:9so7xrp2
まあ、確かにね。
どんなに独創的でもどんな美学を掲げてても犯罪である事には変わらないもの
(苦笑し、グラスを傾ける)
何の役にも立たない、ね……
まだ出番じゃないって考え方も出来るわよ。そのルーン自体、生まれた時からあるものばかりじゃないみたいだし
(右手をさすりながら言ってみる)
いや、暗殺者なんて闇討ちするのが仕事みたいなものじゃないかしら
(暗殺者という職業を擁護するつもりでもないがついつい苦笑してしまい)
……まあ、その可能性も無きにしもあらず、かしら。単なる偶然で片付けるのはどうかって件もあるみたいだし
(ジュースを飲み干して)
それに、ルーン持ちだからって高尚である必要も無いと思うわ。
ちょっと離れて見てみれば誰だって同じ人間よ?
640エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:38:33 ID:e8En2qle
出番じゃない、か。んー、そう考えれば気も楽か。出番が来る前にこの戦争が終わるのも、
負担が軽くていい感じだけどね〜
(そう言いながら、ルミエールの紋章を羨ましそうに眺めている)

(つられて苦笑い)
あはは。まあ、真正面から襲ってくる暗殺者がいたら笑っちゃうけど。
私を襲うときは是非そうして欲しいわよね、その方が逃げやすいから。

そりゃあ。人間自体が、そんなにご立派な生き物でもないわけだしー。
けど、せっかく革命の旗の下に集う仲間なんだから、感じがいいに越したことはないって。
とりあえず、その暗殺者さんとは、これで語ってみるってのもアリかもね。
(傍らの棍を軽く握って、にやり)
お互い、死なない程度に。

じゃ私、そろそろ行くわ。つまらない風邪とか怪我とかしないように頑張りましょ?
不運な目に遭った人の分まで!
(自分に言い聞かせるように真顔で呟くと、勢いよく席を立ったのだった)


【というわけで、こちらはこれで〆ますね】
【そちらの〆もお願いします】
641ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 22:54:52 ID:9so7xrp2
そうそう、ルーンの事は余り気にしないで自分が出来る事をやってれば良いのよ。
伝承の上なんかに安易に胡座かいてる方が不安だわ
(右手の紋章を眺めるエテルナを見て目を細める)
そうね、本音で語り合ってみるのも悪くないかもよ。
案外、貴方に負けないくらいの熱血漢だったりしてね
(冗談ぽく笑ったその時、時報の鐘が鳴り響く)
さて、私も見張りに立たないとね……
ええ、お互い健康管理には気をつけましょ。
それじゃあね
(去り行くエテルナを見送った後、自分も続いて食堂を後にした)


【〆です〜】
【お疲れ様でした。お付き合い頂いてありがとうございます】
642エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:57:47 ID:e8En2qle
【また顔を合わせた際には、よろしくお願いします】
【では、お疲れ様でしたノシ】
643ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 19:34:03 ID:UGTDSBvG
-------------------------------------------------------------------
◆連絡事項◆
【マールさんへ。本スレの容量が心許なくなっています。
ハーさんとのロールが凍結中のままなので早めに御一報お願いします。】

【スレ状況:現在解凍予定はありません。ご自由にお使い下さい。】

【避難所5が1000到達の為、終了。以後避難所URLは
【打倒】紋章水滸伝避難所6【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1195843158/
になります】
-------------------------------------------------------------------

【ちょっと小まめすぎるかな、と思いつつ……連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
644ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:29:09 ID:UGTDSBvG
【と、いう訳で待機します】
645ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:35:22 ID:Sv3CY5A/
>>644
【我、ターはビオティーテ嬢に革命軍ロールを申し込むものなり】
【無理をせず流れに身を任せてもらえれば幸いである】
【我は汝の病室に訪ねたく思っている。シチュに問題ないであろうか?】
646ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:37:45 ID:UGTDSBvG
>>645
【シチュ、了解しました。それでは書き出しをお願いしてしまって宜しいでしょうか?
あと、流れや展開が重苦しくなりすぎて苦痛に感じられたら
遠慮なさらずに【】で指摘していただければ、有り難いです】
647ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:41:42 ID:UGTDSBvG
【あ、もうひとつ、事前に謝っておきたい事が……多分、此方は最初、警戒心バリバリです……;
……あまり、お気を悪くせずにいてくださると嬉しいです……】
648ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:42:55 ID:Sv3CY5A/
>>646
【了解したのである。暫しお待ちいただきたい】
【それから革命軍ロールではなく革命軍入りロールであった。謝罪するものなり】
【時間無き故、極力脱線せぬよう心掛けるものなり】
649ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:43:50 ID:Sv3CY5A/
>>647
【リロードミス、許されたし。心の準備与えて下さり感謝する】
650ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:46:36 ID:UGTDSBvG
>>648-649
【意味は通じていたので大丈夫ですよー。そして私もなるべくスムーズに話を進める様、注意しますね。
それでは、お待ちしております】
651ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:52:44 ID:Sv3CY5A/
(病棟の外から大勢の人の賑やかな声が響く。
暫しの間騒がしかったが、やがて波が引くようにその声は鎮まり、
その後暫くして重く、歩幅の広い足音が 革命軍を騒がせた傭兵ナイトメアの病室の前で立ち止まった)

我はシリウスの使いで推参せし者、運命の紋章司取りし幻獣、スフィンクスのターである。
傭兵ナイトメア。入室してよろしいかな?

(まだノックというものを良く知らないスフィンクスは浪とした声で誰何した)

【それではよろしく頼むのである】
652ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 21:03:57 ID:UGTDSBvG
(診療場の他からやや離れた位置にある、一人用の病室。そこの寝台の上で睡眠中であった女は
診察室や、他の病室の立ち並ぶ方角がやけに騒々しい声に、元より眠りの浅い事もありすぐに覚醒し、
寝台の敷き具の下に隠してあった短剣を、そっとすぐに手に取れる様、枕の下に入れ直す。
その体調は、傷を負って運びこまれ……この場所で治療と療養を続ける事、数日。
さすがに傷口も塞がりかけ、低下していた体力もじょじょに回復の兆しを見せ始めているものの
やはり本調子とは言い難く、また刃傷と、それ以前の無理が祟った風邪の影響から
微熱がずっと続いており、本調子とは言い難い)

……。
『とうとう来た、わね……』

(シリウスの使い、そういった者が自分に接触してくるであろうことは予想の範囲内だ。
むしろ予測よりもその来訪が遅いくらいであったから、心の準備は出来ている)

……どうぞ。
(寝台の上に半身を起こし、女は扉の外の人物に答えた。
――その、心の奥底を何ひとつ窺わせない、凪いだ黒瞳。戦場で見せる眼差し、そのもので)

【此方こそ、宜しくお願いします!】
653ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:18:29 ID:Sv3CY5A/
それでは失礼する。

(背に小さな翼持つ豹獣人の如きスフィンクスは扉を開けて入室した。
そして床に就く者へ目を遣るなり大きく目を見開いた。
革命軍内部の噂から病室の中にいるのは屈強な女戦士とばかり思っていたのだ。

負傷し、床に就いていたのは予想に反して黒雲母(バイオタイト)の如き艶やかな黒髪と
雪花石膏(アラバスター)の如き肌を持つなよやかな女人であった)

……………。
(狭い病室の中を見渡し、今度は断り無く備え付けの三脚椅子を引き寄せて座ると
腰にゆわえた革袋の中から更に小さな袋を取り出し、黒髪の傭兵の座る寝台へと置く)

此度の件、大儀であった。
我が君シリウスより恩賞が出されておる。遠慮無く収められよ。
654ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 21:27:39 ID:UGTDSBvG
……!
(扉を開けて殺風景な病室に入って来た人物の……その余りに意外な姿に一瞬、目をむいてしまう。
紋章の存在を鋭く察知し、その真偽を測る力を持つという「紋章鑑定士」がいる事は話に聞いていた、
しかし、その人物の詳細までは知らなかった。
そういえば……その話を自分にしてくれた人は「会って驚かないように」と悪戯っぽく言っていたが……
その言葉の意味がようやく分かった。
二人揃って、相手の予想外の容姿に驚愕し――何とも言い難い沈黙が病室にわだかまった)

恩賞……?
そんな物をいただく様な事は、何ひとつしていない筈だけど……。

(しかし、その心が波立ったのはほんの一瞬。
既に「敵」と相対するかの如くの心構えをしていた彼女はすぐに平静を取り戻し、相手の真意を測る様に
その、人あらざる輝きと、人に勝るとも劣らぬ知性を宿した緑瞳を見据える。
言った言葉は謙遜でも何でもない。別に自身が暗殺者を捕らえた訳でもなく、むしろ戦いに敗れた自分を
暗殺者であった友自身が此処まで運んで来た訳であるから、自身に何の功績もない事を
彼女自身が一番自覚していたのである)

……どんな恩賞よりも、あの夜の約束を守ってくださる事、それが私にとっては何より肝要であると……
リーダー殿に伝えていただけないかしら?

【今から15分〜20分程、席を外します】
655ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:43:56 ID:Sv3CY5A/
……覚えておらぬのか?
これは汝が先日の働きへの恩賞である。

汝は革命軍の払う代価以上のことを為したのだぞ?
敗走する我が同胞の退路を確保し、
女の身一つで追撃する帝国軍の者共を……まるで雛を守る親鳥が如き行動で庇ってくれたではないか。

あの後、命拾って逃げ延びた者達がナイトメアを救えと本営に押し掛けてな。
傭兵如きに貴重な戦力割けぬと突っぱねる文官と押し問答の睨み合いよ。
結局我が君シリウスの采配で手練れの者何名かが汝の探索に放たれた。思い出されたか?
(ターはその内の一人がデューイだったことを知らない)

―――約束、であるか。
我はその約束が何であるかは知らぬ。
だが我が君が約束されたのならそれは必ず果たされることであろう。そういう御方だ。あの方は。

時に本題へ入らせていただけるであろうか?
我はシリウスより汝の紋章を鑑定するよう仰せつかっておる。
失礼して汝の紋章を見せていただけるであろうか。
656ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:44:28 ID:Sv3CY5A/
>>654
【了解した】
657ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 22:04:15 ID:UGTDSBvG
あの件は……もう契約分の後金も受け取って……それで終わりだと思っていたわ……。
(敗退し、撤退する革命軍の兵士達の逃走を助ける為に帝国軍の敗残兵掃討部隊の前に
時間稼ぎの殿と囮として立ったのは、ただ単にそれが自身の仕事であるからで
その事そのものに、そんなさしたる意味はないと考えていたし、それは革命軍側も同様だと思っていた。
で、あるから相手に言われるまで、そちらの可能性が頭にのぼることすらなかったのだ。
――ましてや、自分の捜索と救助を巡ってそんな一幕があったなどと)

……そう、そんな事が……。
(ここで置かれた皮袋をようやく手に取り)
それなら、これは遠慮なく受け取らせていただくわ。……私の為に嘆願してくれた人達に
美味しい酒の一杯でも奢らなくてはならないから、ね。

そう……、それなら安心だわ……。
(革命軍のリーダー、シリウス。彼に会ったのは、あの夜の直談判が最初であり
極限状態にあった彼女は、実はシリウスの印象をあまり良く覚えていない。
しかし、確かに彼なら「友」にそう無体な事はしないだろう、と何故かそう思えた。
――それは、目の前の相手の緑瞳と声音に宿る、揺ぎ無い信頼の響きゆえか、
あるいは、暫し前に、シリウスの存在そのものが自身が此処に在る理由だと、
何の臆面もなく語った女騎士の真摯で澄みきった紫水晶の瞳ゆえか)

……ええ。あの晩、自分が「ルーン持ち」かもしれない、とリーダー殿に話した時から……
こうなる事は覚悟の上、よ。
そして私自身も知りたいわ。……この背にある痣が、本当に伝承にある「ルーン」なのか否かを。
(言うと、白い患者服の前をゆるめ、ターに背を向けると枕の下の短剣に密やかに手をかけつつも
その上着をするり、と降ろした。そうして左の手で背を隠す黒絹の長髪をそっと前に回せば
白い背と、そこに在る、痣がターの目に映る。
4対8葉の歪な翼、あるいは身体に根を張り葉をのばす蔦の様な紋様――「夢」のルーンが)
658ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 22:22:33 ID:Sv3CY5A/
おお…汝の紋章は葉アザミ(アカンサス)の如く美しいのであるな。
失礼して触れさせていただこう。その方が同定しやすいのだ。
(傷痕未だ癒えぬ白い肌、そして紋章の広がる艶めかしい女の背へ幻獣が手を当てると
胸の紋章(車輪のような円盤に呪文の様な文様が浮かんでいる)が静かに輝きを増し、明滅し始める)

………"夢"…の紋章であるな。
闇の力が強い……しかしよく調律されておる。不安定な乱れが無い。
…ここまで育てるにどれほどの修羅場をくぐってきたのか我には見当も付かぬ。
古き伝説によると夢の紋章所有者は人の心癒すまじない師から予知夢司る者などがいたそうであるが、
これは……
(心の闇が何によるものかも分からず、そしてそれを癒す術を持たない幻獣は
少し悲しげにヒゲを下げるとその手を離し、それに伴い胸の輝きも消えていった)

紋章は確認された。汝は間違いなく108の紋章の一つを宿している。
衣を直されよ。

……………………。
(しばし沈黙した後に話を切り出す)

汝は革命軍に籍置くを潔しとせぬ…と噂で聞いた。
だが革命軍には汝を望む者達が大勢いる。
汝が紋章所有者だという噂は瞬く間に革命軍内を駆け抜けた。
シリウスは心配しておる。負傷せし身でおそらくこれからは帝国軍に追われることになるやもしれぬと。

もし良ければ汝の事情お聞かせ願いたい。
659ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 22:44:05 ID:UGTDSBvG
……!
(覚悟はしていた、とはいえ――
相手の手を背に感じると、身体が僅かに跳ねる様に震えのを止める事は出来なかった。
相手に気取られぬ程、密やかに枕の下で短剣を握った手が
背後の相手の喉笛を狙って走り出そうとするのを、意思の力を総動員して止める。
――他者に対する警戒心が強すぎる上、自身の力を充分に発揮できない弱った体で
無防備に背を晒し、そこに触れさせるのは……彼女にとっては精神的な拷問にも等しい行為であった。
しかし、耐える。その細躯を小刻みに震わせながらも。
――何より、自身が知りたかったから。この背にある痣……「ルーン」の真偽を)

……っ。
(相手の言葉を聞きながらも、喰いしばった歯の隙間から小さな吐息が漏れる。
背に感じた手の感触と、痣そのものが熱を発するかの様な疼きが消えていく)
……夢……?
そう……「これ」は……本当に紋章、ルーン、なのね……。
(伏せられた黒瞳と、呟く声に宿るのは……運命を喜ぶものではなく、自身の紋章を厭う響きであった)

(薦めに従って衣服を直し、短剣の柄から手を放すとターに向き直り)
……此処に、「革命軍」に留まる事が嫌なんじゃないわ……。
私は、どの組織にも属したくない……ただそれだけ。
……追われる事など、どうという事もないわ。こんな稼業だもの。
これまで、そんな事はやまとあった。切り抜ける事など造作もないわ……。
(しかし、相手も子供の使いでもあるまい。そんな答えだけでは納得しないだろう、と予測はつくし
別に隠し立てする程の事情でもない。――むやみに吹聴する事柄でもないが)

……もう、2年になるわ……。
(そして、噛み締める様に語り始める。
愛する男が、帝国の敗残兵から小さな村を守って、そのまま消息を絶ってからの日々。
絶望と希望の狭間を、大波に翻弄される小船の様に揺れ続け、煉獄の野を一人歩くかの如く
彷徨い続けた……愚かな女の妄執を)

660ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 23:06:57 ID:Sv3CY5A/
(女の口から愛する者を追い求め彷徨った日々が語られる。
希望と絶望の狭間でイラクサをかき分けるような悪夢の日々が)

……了解した。そういう事情ならば我が革命軍も協力にやぶさかではない。
汝に協力させていただこう。
なに、代価はいらぬゆえ気負いめされるな。

それからあちらに一般に開放された施設がある。
念のためにそちらにも申請しておかれると良いであろう。
(病室からは見えないがスフィンクスはそちらの方角を指し示した)

あそこでは帝国軍に戦禍で家族と散り散りになった者が行方不明者の安否を問う窓口がある。
申請書に記入して……む。ここにはないな。後で取りに行こう。
ともかくどこで見失ったか、その状況と尋ね人の人相を申請すればよいのだ。
文字が書けなければ文官が口頭で書き写してくれるはず……であった。
うむ、我はこのなりゆえ、人の群がるあの施設にあまり入ったこと少ないのである。

(それから少し迷って結局言う事にした)
汝の処遇であるが、シリウスの意向は汝の行動に制限かけることなし、である。
我等革命軍は全て各々の自由意志で参加した者の集まりであり、入るも出るも本人の意志次第である。
帝国のように意に染まぬ者拘束し罰を与えるような事はせぬ。

この城を出ても革命軍は汝への協力を惜しまぬ。
いつでも立ち寄られるがよい。
伏せし者への長話、許されよ……。
(そうしてその場を辞すると見えたが、まだ未練があるのか立ち止まる)
661ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 23:26:35 ID:UGTDSBvG
……。
(自分の個人的な事情に惜しみない協力の意を示し、その為の施設の説明をするターの言葉に
女は口を挟む事なく、静かに耳を傾けていたが)
……有難う。
(自分を拘束する、その一手として革命軍が寄越したいわば「敵」と同等の存在と見なしていた相手は
しかし、その様子にあるのは真摯な労わりと協心で……決して、目的の為の方便として
此方を言いくるめ様としているのでははい事、それが伝わると小さく謝意を示した)
……そんな施設があったのね……。
傷が癒えて、きちんと自分の足で歩ける様になったら、行ってみるわ。
(軍内部やそれに関わる事柄については、事前に自身で情報を集めていたが、それは軍事方面に
傾いており……ゆえに一般向けであるその施設について、彼女は知らなかった)

……そう。
……あのひとの言ったとおり……私は、私自身が造り上げた幻の敵を恐れていただけだったのね……。
(軍のプロパガンダに大きく関わる存在であると知れたからには、無理矢理にでも束縛されるかもしれない、と
それを何より恐れていたのは、結局ただの杞憂であった訳だ)

あ、あの……。
(此方も、まだ話たい事があるのか立ち止まった幻獣の背に声をかけた)
……私、貴方達の事を誤解していたわ……。
貴方達は違うのね……これまで私が数多の戦場で見てきた……一般的な「軍隊」とは……。
……ごめんなさい。貴方の事も疑っていたわ。
……紋章所有者を集める、その為に、私を言いくるめるか脅迫するかして、無理に押し止める為に
「上」が寄越した……「刺客」の様なものかと……。
662ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 23:43:13 ID:Sv3CY5A/
刺客であるか。我がであるか?
ははははは!
全く紋章所有者の女は我より余程幻獣に近い!

はは、はははは…
まこと汝は一人で生きてきたのであるな。
紋章を得て敵が増えたのではない。汝の身内が増えただけである。
まあ……些か問題ある身内も含まれるようであるが、な。

汝はそうしてもう一人の紋章所有者を庇ったのではないか?
身内として、友として。
もう既に汝は我等の身内なのだ。革命軍に属するのではなく同じ紋章を宿す者として。

(そして先程言いかけた言葉を形にする)
先程、汝の元訪れせし時に病棟の前でな
汝に命救われし者達の家族が汝を見舞いたいとまたしても押し問答しておった。
食料は日持ちせぬ故断ったが物品は病棟保管所にて預かっておるから
ここを出られる際に持ち出すなり換金されるなりされるがよかろう。

………ここにいる者達は愛する家族を守るため、故郷を守るため、誰もが笑って暮らせる日が来ること望んで集まっている。
汝の様に身を守る紋章一つ持たぬ身で戦いに身を投じるはシリウスを始めとする紋章宿す者を信じているからだ。

汝は愛しき男見つけた後、どうするのであろうか。
安らげる未来をその男と過ごすには戦火を消さねばならぬ。
汝は愛する者と過ごす地をどこに定めるつもりであるか?
このまま何時までも帝国に追われる身であり続けたいのだろうか?

【そろそろ〆に入ります】
663ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 00:00:46 ID:HGk06Dsi
(かなり礼を失っした事を言ったと思うし、相手の不興をかっても不思議ではないと思っていた、が
相手は怒るどころか、声をあげて笑いとばした。
その、あまりに予想外な反応に、女は長い睫に縁取られた大きめの黒瞳を更に大きく見開いて
呆気にとられる。――その表情は……先程までの気を張り詰めていたものと違い……
彼女を年相応、あるいはそれよりも幼くすら見せる……「素」の顔であった)

……身内?
(その戸惑いも薄れぬままに、さらに続いた相手の言葉に困惑を深めた。
「身内」「家族」、物心ついた時から一人きりであった彼女には、
そういった概念は理解しがたいものだったので。
困惑のまま首を傾げれば、細い肩にかかった黒髪がさらりと脇へと滑り落ちた)
……そうね。彼に会うまでは、そうだったわ。
でも、彼と会ってからは違うわ。私は決して一人ではなかった。
……例え、彼が私の傍には居なくても。……私の中には彼がくれたものが、在り続けるていたから。
だから、私は生きてこれた……今日、この時まで。

彼を見付けたら……か。
……捜す事だけでいっぱいいっぱいで……後の事なんて考えてもみなかったわ。
そう、ね。
彼の故郷の島も……帝国とどこかの国の海戦に巻き込まれた所為で、破壊されて
貧困の淵にあって……だからこそ、あんな傭兵なんて向いてない事このうえない人が
故郷の人を養う為に、戦場に出る事になった……。
私が、もしその時にも帝国に追われているのなら……私は彼と共にはいれないわね……。
そうでなくとも……こんな血と穢れに浸りきった女が、彼の傍に在るのは相応しくないというのに……。

【了解です】
664ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/28(水) 00:26:55 ID:/evOQOK3
奇遇であるな。……我が故郷も島である。
オリーブの茂る緑の楽園…我が故郷が帝国に踏みにじられるは耐えられぬ。

血と穢れに浸りきった女は相応しくないと?
汝の愛する男は傭兵なのではないか。
その様に心狭き男こそ汝に相応しくないのである!

……というのは冗談である。
汝が自分を卑下するを見るはきっとその男も好まぬであろう。
その様な顔で愛する者を虜に出来ようか。
汝が微笑む姿をきっとその者も望んでいるはずである。

我の未練ではあるがどうか革命軍に属すること、今一度検討してみて欲しい。
汝の答えがどのようなものであれ、我等は汝への協力惜しむことはない。
これは革命軍発行の通行証である。この城出る時、そして帰…戻る時、きっと役に立つであろう。

(礼を取って退室しようとするが急に思いだしたのか腰の革袋をかき回し、何かを取り出す)

忘れておった。
荷物になるからと贈り物の殆どは断ったがこれなら良かろうと伝言と共に言付かってきたのである。
(ターが差し出したのは艶々光るドングリに粗末な木綿の糸を通しただけの首飾り)

我からナイトメアへ伝言をつたえる。

『もんしょうのおねえちゃん おとうちゃんをたすけてくれて ありがとう』

………だ、そうである。
お体大切にされよ。では。

(もう一度礼を取ると異形のスフィンクスは出て行った。
やがて足音が遠ざかると小さな病室に再び静寂が戻ってくる)


【我の打つレスはこれにて〆である。後は汝の選択に任せることにしたいと思う。
お相手を感謝しつつ今宵は辞するものなり】
665ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 01:12:37 ID:HGk06Dsi
……!
(心狭き男、という言葉に僅かに柳眉を逆立てて)
そんなこと……!
(ない、と反論しようとしたところで、冗談だと言い切られ気勢をそがれた)
……。
(そして確かにターの言葉通り、彼女が愛した男は恋人に幸せでいて欲しい、と
心から微笑っていて欲しいと、そう望み、口癖の様にそう口にしていた。
――彼女が心の底で愛した男に願っていたのと、まるで同じに――)

……通行証?そんな……大事なものを……?
(彼女が敵に回り、悪用したなら、と考えはしなかったのだろうか?
もしそうなったら、革命軍の内部に多大な危険をもたらす事になるであろうに……。
考えが及ばない筈はない、で、あるのに渡されたそれは……自分にこれを渡したターと
ターにそれを託した者からの……この上ない「信頼」の形であろう)
(他者を強く警戒し、それ故、滅多に他人と信を結べない彼女にとって……
受け取った手の平に収まるそれは――とてつもなく大きく、重いものに感じられた)

……?
(そして、もう一つ。素朴で簡素な贈り物を手渡される。さらに伝言)

(今の己には余りにも重く、大きく……そして得難い、その二つを手に乗せたまま
女は退出するスフィンクスに礼を返す事すら出来ずに、呆然とその後姿を見送った)

(訪問者が退出し、その去り行く足音も聞こえなくなると、病室に残されたのは静寂と
手にある「信頼」と「感謝」を、ただ見下ろす事しか出来ない女)

……ありがとう、なんて……言われる資格はないのよ……。
(何しろ、あの時の自分には、この贈り物をくれた無垢な贈り主の父親を助ける事など、
まるで頭になかったのだから。
ただ単に、機械的に作業的に、自分が生きる為に自身の仕事をこなした、それだけであったのだから。
――しかし――)
……でも、そう……失わなくてすんだのね……。
(人を殺す事しか出来ない凶器であった筈の、彼女が振るった剣の結果、
回避された悲しみもまた確かにあったのか。この素朴な贈り物を、自分の為に作ってくれた存在は……
大切な存在を喪って苦しむ、自分の様な思いをしなくてすんだのか)

(女の手に載せられた、二つの品に数滴の雫が落ちた)
……サダルスード……此処なら……此処でなら……出来るのかしら……?
戦って、この手を血に染めて……殺すだけではない……そんな生き方が……。
生きる為に殺しつづけるだけではない……そんな戦い方が……。
(愛する男の名を呼んで、問いかけたところで応えがある筈はない――。
……しかし、常に裡に抱える愛しい男の面影が……微笑った様な気がした――)
666ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 01:13:27 ID:HGk06Dsi
[後日]
(結局、女は革命軍所属の兵になる事はなかった……しかし。
今度は革命軍のリーダーであるシリウスの訪問を受け、面談の機会を持った女は
その結果、革命軍と新たな契約を結ぶ事となった。
――それは、表面的にはこれまでの、仮初の契約と大差ない、一時雇いのままであったが
大きく異なっている点があった。
この地にいる限りは、革命軍と共にあり、その旗の元で戦う事。
今後、革命軍に敵する戦場には立たない事。
いわば専属契約とすらいってよく。軍規等に縛られない事を除けば、
ほぼ革命軍の一員になったと言っていいものであった)

(今の自分に出来る譲歩は此処までだ。
――しかし、あたう限り応えたかった、自分に向けられた真摯な「信頼」と無垢な「感謝」に――)

【改行が多すぎでハネられてしまいましたので、2レスに分けました;
それでは私もこれで〆で。随分、悩みましたがこんな形で決着をつけたいと思います。
リミットをオーバーしてまでのお付き合い、ありがとうございました!!
そして革命軍入りへのご協力に尽きせぬ感謝を。お休みなさいノシ】
667名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 09:45:54 ID:ceJfzSCu
お二人ともお疲れ様でした。

◆連絡事項◆
新スレのお知らせです。
【英雄】紋章水滸伝7【革命】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1196182712/

・ロールをされる方は旧スレ(このスレ)を優先的に使用して下さい。
・プロフ投下は新スレへどうぞ。

◆連絡事項◆
現在凍結解除の予定はありません。


ルミエール ◆c2HQf07GeMさん スレ立てお疲れ様でした。
668リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 20:29:20 ID:u+VJWvjF
あとわずかですけど待機します。
プロフ>>15ですのでよろしくね。
669リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:04:27 ID:h6HJHe1E
【こんばんはー。お相手よろしいですか?】
【一応、プロフは>>10ですw】
670リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:10:21 ID:u+VJWvjF
【こんばんは】
【こちらでは初めまして】
【なにかご希望はありますでしょうか?】
671リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:15:21 ID:h6HJHe1E
【ですね。始めまして…何か変な感じですがw】
【リュリュさんの前回のロールから繋がる形が良いかと思いますので、それが希望です】
【逆に、リュリュさんのほうの希望とかはありませんか?】
672リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:19:00 ID:u+VJWvjF
【すでに面識はあって、互いにルーンの力も知っているのが希望です】
【たぶんこれまでにも、面倒な仕事とか勉強の合間に】
【港にエスケープしてきてたりw】
【そんな感じでリュリュの日常復帰雑談ロールなどお願いできますでしょうか】
【あくまで軽く明るく行きたいと思います】
673リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:21:31 ID:h6HJHe1E
【了解しました。では、日常的な場面での会話ということで。よろしくお願いします。】
【書き出しは、リュリュさんにお願いできますか?】
674リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:22:47 ID:u+VJWvjF
【了解です】
【ではしばしお待ちを】
675リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:27:05 ID:u+VJWvjF
(港の沖合に一艘の帆船)
(乗組員たちのほとんどは、艀で港へ乗り付けたとあって船に残っているものは少ない)
(船長はデッキでうららかな陽光を浴びている)
(そこへ誰かの声が)

ねえ、そこの素敵な船乗りさん。
私にタオルと暖かいラム入りのミルクをふるまってくれる気はないかしら?

(耳ではなく、直接頭の中に響くような声は、今日初めて聞いたものではない)
(海面を見下ろすと、一頭のイルカがこちらを見上げていた)

【ちょっと決め付けすぎたでしょうか】
【訂正などありましたらよろしくお願いします】
676リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:36:37 ID:h6HJHe1E
【いやいや、大丈夫です。合わせますので、お好きなようにやっちゃってください】

…ん?
(デッキに寝転がり、腕を枕に昼寝をしていた所に聞こえた声が、まどろみを遮る)
(庇代わりにしていた、読み古しの詩集を投げ捨て、海に半身を乗り出す)

おっと、こりゃあ驚いた。しゃべる鳥は珍しくねぇが、喋るイルカははじめて見るぜ。
タオルと、ミルク入りのラムだって?オーケー、奢ってやるからこっちに上がってきなよ。
海の中じゃ、さすがにどっちもふるまえないぜ。
(白い歯を見せて、手招きする)

【こちらこそよろしくで〜す】
677リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:48:19 ID:u+VJWvjF
うふふ。ありがとう。
(イルカはなぜか笑ったように見える)
(もやい綱の近くに泳ぎついたかと思うと、前びれで綱を「つかみ」)
(見る見るオランウータンになる)
こういうところを上るには、イルカじゃ無理なのよね・・・
(猿はすいすいと綱をよじ登り、船べりを越えてデッキに上がってきた)
あー、びしょぬれだわ。
多少目立っても空を飛んでくるべきだったかしら。
(タオルを受け取るとそれにくるまって、今度は人間の娘になった)

この前は、猟犬になって狩人が射る矢を拾い集めて来いなんて言うんだもの
面倒くさくなって白鳥になって逃げ出そうとしたら
本当に尾羽を射抜かれちゃったわ。
お尻に一週間も擦り傷ができたわよ。
今日?
今日は子馬になって、軍馬と一緒に行進の稽古。
でもまんまと逃げ出せたわ。
(得意げに笑ってみせる)

(おそらくそうした「訓練」は、娘が先日城の周りの森で襲われたことに由来する)
(彼女自身の日常生活への復帰と、戦時を生き抜く力を身に付けさせる為)
(城の誰かが配慮しているに違いないが、娘自身はそのことを理解しているのかいないのか)
(しょっちゅうサボっては船へ遊びに来ていた)
678リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:57:51 ID:h6HJHe1E
やれやれ、リュリュ。みんな、お前さんのことを心配してるんだぜ?
二枚目のお兄さんのところに遊びに来たいのは解るが、もうちょい我慢してやんなよ。
…ほら、もっとちゃんと拭きな。綺麗な髪が台無しになっちまうぞ。
(苦笑いをしながら、タオルの一端でリュリュの髪を拭く)
(なれたもので、無駄だとはわかりつつのお説教は予定調和)

…とはいえ、女の子の肌に傷がつくのは問題だな。
まったく、軍隊ってのはヤボが多いねぇ…。
っと、ミルクだったな。よし、ちょっと待ってたら暖めてきてやる。
それとも、キッチンで待つか?狭いキッチンだが、ここじゃ寒いだろ。
(デッキから船室に降りる潜り戸を開け、降りかけた姿勢で尋ねる)
679リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:05:13 ID:u+VJWvjF
それじゃ、あなたのベッドで待たせていただこうかしら?
(にっこりと笑ってみせるものの)
・・・はいはい、そんなところへ入り込みませんよ。
蛇だの大ネズミだのになったりもしません。
(すでにやったことがあるらしい)
椅子があるならキッチンでいいわ。

今度の停泊はどのぐらいの予定?
積荷がそろったら、今度はどこへいくの?

・・・もしも、の話だけど、もう一人ぐらいどこかに乗せていく余裕はないかしら。
680リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 22:15:05 ID:h6HJHe1E
実に残念だが、船長のベッドに女の子は乗せられない決まりでね。
船の精霊がヤキモチを焼くってんだ。もっとも、陸(おか)で寝ている時なら大歓迎だぜ?
(ウインクを残して、先にキッチンに降りていく)

…ああ、次はクラクスだ。向こうじゃ飢饉でな。こっちじゃ安い芋でも、高値で売れる。
とはいえ、クラクスの金貨はあまり質がよくないんだ。帝国金貨よりは気分がいいがね。
あまり儲けにはならないんだが…わかるだろ?
(火にかけたミルクパンから顔を上げ、にやりと笑う)

余裕かぁ。立派なレディなら乗せる余裕はある。
が、弱虫の子猫ちゃんを乗っける余裕はないな。
…ホラ、出来たぜ。ホットミルク海賊風、リベラスペシャルだ。
(ことり。ニスのはげたテーブルに、湯気の立つマグが置かれる)
681リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:24:41 ID:u+VJWvjF
(弱虫の子猫、と言われたのが気に障ったのか)
(鼻にしわを寄せて)
猫でも子どもでもありません・・・だ。
(一瞬、表情が消えて声が暗くなる)
・・・でも、立派なレディにもなりそこなったみたいだけど。

(ふう、とため息をついて熱いマグカップを手繰り寄せる)
そうね、今の生活がもう窮屈になって逃げ出したくなるなんて
「弱虫」は当たってる・・・。
修道院で暮らしていたときもそうだったわ。
毎日逃げ出したくて、実際、ちょっと夜中に抜け出してみたりしたこともある。
それでもちゃんと元に戻っていたのは、本当はそれが大事な生活だってわかってたのよ。
でも、誰か迎えに来て連れ出してくれないかしら、とか
修道院が焼け落ちてしまったら、とか
毎日そんなことばかり夢見てた。
本当に焼け落ちてなくなってしまってから、それがどんなに大切なことだったか
やっとわかるのが私なんだわ。
(ミルクをすすって)
・・・熱・・・。


682リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 22:36:26 ID:h6HJHe1E
リュリュ。誰でもそうだ。本当に大事なことってのは、なくして初めて気付く。
(向かいに座り、ラムの壜を手にとる)

つらい事から逃げるのは、決して悪いことじゃねぇ。
我慢しすぎると人間が歪む。へへっ、おれも我慢は大嫌いだ。
おれが港にいる時でも、酒場にいる時でも、いつでも遊びにきていいぜ。
やけミルクに付き合ってやる。約束するよ。
(コルクを歯で引き抜き、ラムをあおる)

でもな。リュリュが立派なレディになりたいんだったら、我慢も時には必要だ。
なにしろレディにはつらい事や、めんどくさいことが山盛りにありやがるからな。
化粧にドレス、テーブルマナー。女同士のやっかみや嫉妬。
なにより、飢えた野獣のような男どもが狙ってるからよ。こ〜んな風になっ♪
(がおー、と歯をむき、荒ぶる狼のポーズを取る)
683リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:47:39 ID:u+VJWvjF
(がおー、といわれて一瞬身を引くが)
(すぐにプッと吹き出して)
こわくないわよ!
(リベラの頬にちゅ!と軽くキス)
(身を翻してデッキへのはしご段に足をかける
立派なレディになんてなりたくないわ。
だって、私を迎えにきてくれる騎士も紳士も王子様も
もうどこにもいないってわかっちゃったもの。
(デッキへ駆け上がって)
もしも私が弱虫でなかったら、そうしたらこの船に私の場所もあるかしら?
本当に仲間のために力を尽くす、って誓えたら。
そうしたら私も海の向こうへ一緒に行ける?

(強い海風に、娘のまとうタオルがはためいて、一瞬翼のように見える)
(その視線の向こうは、ゆるく弧を描く水平線)
684リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:01:28 ID:h6HJHe1E
おっと。やられたな、へへっ♪
(目を細め、リュリュの後姿を眩しそうに眺めて)
(ラムをもう一口。ゆっくりとデッキに上り、マストに寄りかかる)

…そうでもないぜ。おれが保証するよ、リュリュ。
お前さんはきっと、いい女になる。立派なレディでも、セクシーな悪女でも、
望んだものに、きっとなれるさ。
頭が切れて、喋るだけじゃなく聞く事も知ってる。なにより、悲しいことも、涙をこらえる事も知ってる。
あとは、時間の問題さ。
そしたら、おれがどこにでも連れて行ってやる。
南の白い砂浜でも、雪と氷の北国にでも。
(娘の「翼」に、息を呑む思いを味わいながら)

…とはいえ。この季節だ、そのカッコじゃ風邪引くぜ。
少々汗臭いかもしれねぇが、我慢しな。
鼻水たらしてたんじゃ、レディ候補生が台無しだ。
(笑いながらジャケットを脱ぎ、リュリュの肩にかける)
685リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:14:18 ID:u+VJWvjF
(ジャケットをかけてもらって)
ありがと。
(そのままリベラと並んでマストに寄りかかりながら)
南の海では魚になって、海のそこから真珠を拾ってこられるわね。
北の国なら白熊になって、トナカイや鮭をとってくるわ。
船の上では猫になって、ネズミを狩ることもできてよ。
もちろん食べるのよ、自分で。
後でものすごく後悔するけど。
人間に戻ったって、ネズミの食べ心地を忘れるわけじゃないんですもの。
ネズミの毛皮がどんなにくさいか、ご存知?

(リベラに寄り添い、ぐっと手を握り締める)
たぶん、私は大丈夫よ。
どんなにくさいネズミを飲み込んだとしても、ちゃんと人間に戻って晩御飯を食べられるもの。
この前は、私がネズミであの男がケダモノだったってだけのこと。
忘れられなくても・・・一つオトナになることはできるわ。

だから、いつか本当に連れてってね?
夢のような白い砂浜とか、そんなところばかりじゃないってわかってるから。
遠い国には飢饉や戦乱があるって、ちゃんとわかってる。
そういうことに耐えて、仲間を大事にすることを学ぶから。
だから・・・
(じっとリベラにしがみつきながら、港の方を振り向く)

686リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:15:22 ID:u+VJWvjF
【うあ、レス遅すぎですみません!】
687リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:26:11 ID:h6HJHe1E
…そう、か。
(無骨な手で、出来うる限りやわらかく少女の体を抱き)
(つややかな髪を撫でながら、黙って聞いていた)

もちろんさ。さっきは、おれが間違っていた。
リュリュは、弱虫なんかじゃない。リュリュは強い子だ。
けどな、リュリュ。海は広いんだ。世界は、本当に広い。
確かに、つらい事ばかりの国も、悲しみばかりの国もある。
でも、夢みたいな美しいグリーンの環礁も、ピンクの珊瑚も。
雪山の上にかかる、カーテンみたいなオーロラも、本当にあるんだぜ。

仲間を大事にするんじゃない。大事にしたい奴らが、仲間なんだ。
ほら、あれを見てみな。こっちに来るボートがあるだろ。
(港を向くリュリュに、指で示す)
全員そろって、アホで助平なボンクラぞろいだ。
でもな、リュリュが悲しむようなことがあれば、悲しませた奴を殴りに行く位の
甲斐性は持ってるぜ。
もちろん、おれもな。
…どうだ、リュリュ。俺たちはリュリュの仲間かな?
688リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:27:33 ID:h6HJHe1E
【いえいえ、こちらこそです。思ったよりシリアスなせいか、長考してしまって^^;】
689リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:36:26 ID:u+VJWvjF
(仲間か、と聞かれて)
もちろん!
(ぎゅっとリベラに抱きついて)
すごく大事にしたいと思ってる。
それがよーくわかったわ。
あの人たちの一人一人・・・何よりも、あなたを。

(ボートはどんどん近づいてくる)
(乗っているものの顔がだんだんはっきりしてくると)
(乗っているのが船乗りばかりじゃないとわかる)
あ、あれ、馬の調教師だ。
私が逃げ出したのに気が付いたのね。
(口をへの字にまげて)

それにしても、なんで船にいるってわかったのかしら。

【そろそろ次のレスあたりで〆させていただいてよろしいでしょうか】

690リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:38:24 ID:u+VJWvjF
>>688
【あー、軽くなんて言っておきながら、かなり重いレスしてますねーorz】
【申し訳ないですー・・・】
691リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:44:38 ID:h6HJHe1E
わっはっは!じゃあ、おれもリュリュを、もっともっと大事にしなくっちゃな♪
(ちょっと強めに頭を撫でる。うれしい時のクセで、加減が出来なくなるらしい)

調教師?…おお、あのおっかない爺さんか。
やれやれ、相当探し回ったか。それとも噂を聞きつけたかな?
ま、おれに任せておきな。ああいう頑固者の扱いには慣れてんだ。
なにしろ、おれの親父も相当な頑固者だったからな。
…よし、リュリュ。キッチンに隠れて、たまねぎをみじん切りにしておいてくれ。
おれのペテンを見せてやる♪
あとでパエリアを作るから一石二鳥だ。
さ、早く早く♪
(悪戯坊主の顔になって、リュリュを抱いた腕を解く)

【ですね。ではこちらも次で締めます】
692リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:50:05 ID:u+VJWvjF
たまねぎ?
なんでたまねぎ・・・(とたまねぎを探してきょろきょろしながら)

(いそいでキッチンに下りていくと)
たまねぎって嫌いなのよ。
臭いし、目にしみるし・・・。
みじん切りって、適当に切ればいいの?
ちゃんと習っておくんだったわ。
(頭の中には料理見習いの牛人女性から丁寧な指導を受けた時のことが思い出され)
(にも拘らず、何を習っていたのか全然思い出せない)

あー、めんどくさいー。
もう、涙がとまらないわよ、どのぐらいやればいいのー?
(早くも与えられた仕事が面倒になって、投げ出したくなるリュリュだった)

【こんなところで〆させていただきます】
693リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:51:48 ID:h6HJHe1E
【いやいや、あんな事のあったあとですし、そんなに重過ぎるとは思いませんよw】
【むしろ、軽みと重みが混在するとこ、少女っぽいと思います】
694リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/29(木) 00:08:47 ID:/b5hP52j
ああ、大体でいいんだ。なぁに、食っちまえば同じ事よ!
でも、涙を拭くなよ?そのまま待ってな♪
(わっはっはと、笑い声と共に伝声管で指示をして)

(訓練をサボったリュリュを追いかけてきた、軍馬の調教師をデッキで迎え撃つ)
やいじじぃ!てめぇ、リュリュに何しやがった!
訓練とはいえ、あんまりじゃねぇか。厳しい中にも思いやりってモンが必要だろう。
隠した、だぁ?おう、確かに隠したさ。
はばかりながらこのリベラが預かった船だ、泣いてる女の子を匿わねぇワケがねぇだろう!
こっちにきやがれ!
(調教師をドアに連れて行き、キッチンを、涙にまみれたリュリュを見させ)
(ドアを閉じると、声音を替えて)

わかったろ?
…なぁ、俺は、あんたが本当はやさしいお人だってわかってんだよ。
そうじゃなきゃ、馬があんなになつくワケがねぇ。
シリウスも言ってたぜ、「わが軍の軍馬は帝国の騎兵団の馬にも引けを取らん」…ってよ。
けどなぁ、まだリュリュは小さいし、あの年頃の女の子はいろいろあんだよ。
もう少し手心を…

…え?

…花瓶を投げつけて逃げ出した?
……そのたんこぶ、それ?

……おーい、リュリュ。
夕飯済ませたら、夜間訓練だってよ〜。
(と、力ない声が伝声管からキッチンに響く)
(港には夕餉の炊煙が漂い、真っ赤な夕焼けが西に沈んでいった)

【と、ちょっとおてんばになってもらいました。オチが決め打ちですいません】
【他に思いつかなかったもので…】
【おつきあいありがとうございました】
695リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/29(木) 00:12:40 ID:0mnm0x/0
【長い時間ありがとうございました!】
【本当に好き勝手にやってしまってすみません・・・】
【こんなオチまでつけていただいてw】

【本当にじっくりとロールを堪能させていただきました!】
【おつかれさまでした。おやすみなさいませ】
696デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 19:49:15 ID:S2jPE+ox
【待機する。プロフは>>138だった…と思う。】
697ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:24:26 ID:7fp5Y05l
【よければお相手お願いします。】
【23時過ぎまでになるので雑談等になるかと思いますが…】
698デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:37:02 ID:S2jPE+ox
【お。ロールでの邂逅ははじめてですね。リミット了解しましたー。】
【雑談と言うと。賑やかな場所か静かな場所か…】
699ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:40:19 ID:7fp5Y05l
【ああ、確かにそうですねw】
【どちらでも、というとお困りになりますか…?】
【手合わせなどでも大丈夫ですが…】
700デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:44:47 ID:S2jPE+ox
【さあ、お酒飲んだり、お風呂だったり、食堂だったり…】
【錬兵場に、噂の美少女騎士殿を拝顔しに行ったりしちゃっても…?】
【そういうところで鍛錬していらっしゃるのであれば】
701ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:46:34 ID:7fp5Y05l
【なるほどwごめんなさい、具体的に考えてなくてw】
【…なんだか面白い呼称ですが、了解です。】
702デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:55:04 ID:S2jPE+ox
(鍛錬[たんれん](――スル) 体力・精神力・能力などをきたえて強くすること。)
(錬兵場は盛況であった。 老若男女が入り混じる)
(それぞれの思いを胸に抱えて研鑽に励む。)
(健康な体から弾ける汗、流れる汗、ほとばしる汗――)

……むさ苦しい。

(口の中でそう呟いたのは、行進を指揮する男の怒号で消えた)
(基礎体力のなさからへばる奴、無駄に元気な奴…)
(志願兵や傭兵が多いこの混沌ぶりにも慣れたものだが)
(本日の目的は、その賑わいに身を投じることではなかった)
(目当ての姿を探して、筋肉の隙間を器用にすり抜けて、視線をさ迷わせる)
("そいつ"は、どのように励んでいるのやら…)
703デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:55:37 ID:S2jPE+ox
【お願いします。】
704ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 21:06:54 ID:7fp5Y05l
(大勢の屈強な男に混じってちらほらと女子供が訓練をしている。)
(女性のある者は護身のため、ある者は革命軍と志を共にして戦うため。)
(想い人を守るという健気な志から剣を振るう者もいる。)
(急激に人が増え、混沌とし、さまざまに多様・変質化していく訓練場。)

……。

(喧騒を意に介せぬという風にいつもの場所で黙々と剣を振るう。)
(ぱっと見て、普通の素振りに見えるが))
(其の剣は訓練用の剣で普通の剣より長くそして重い。)
(慣れるにしたがって徐々に注文をより重くしていった結果、今では相当な重さになっている。)



【書き出し、ありがとうございます。よろしくお願いします。】
705デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 21:19:33 ID:S2jPE+ox
(異彩――確りとした剣筋は野良傭兵やごろつきの扱うそれと比して)
(明らかに違う。堂に入ったその風格。)
(聞けば帝国の武家出身。環境の整った状況で、しかも勤勉に学んだものか…)
(…それだけではああはなるまい。 ――思わず唇に舌が這う。)
(隅に雑多に押し込まれた長尺の木剣を手に取り)

…………軍、 家仕込みの剣、か。 どれ。

(足元の小石を頭上に蹴りあげ、膝でまた跳ね上げる)
(児戯のように器用な動きの後、熱中している横顔目がけ、)
(石を揺るく蹴り飛ばした)
706ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 21:37:13 ID:7fp5Y05l
(極めて基本に忠実な素振りを繰り返す。)
(何度も何度も。)
(傭兵に言わせれば所謂武家としての貴族特有の"お上品な太刀筋"だろう。)

……。

(明らかに場違いな空気を纏う女性にすぐに気付いてはいた。)
(自分と同じ色の、だが質の異なる髪の女性。)
(舞台で踊るのが似つかわしいような華やかな空気。)

(意外に感じたのは視線が自分に向いている事。)
(一体何の用なのだろうかと思いながらもひたすらに剣を振るう。)

……!

(器用なものだ、と感心した直後無意識に体が反応し小石が砕け散る。)

……何か?

(石の飛んできたほうに向き直り女性を正視する。)
(元々抑揚の乏しい声が多少冷ややかになったのは仕方ない。)
707デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 21:52:18 ID:S2jPE+ox
>>706
遊ぼう。
(と。掌を木剣の刃で軽く叩きながら、獰猛な微笑みと共に誘う"遊び"は)
(お子様お断りのものである。 護身術や、競技の手解きを請うてはいない)

見事だな。叩き落さず砕くとは…箱入りではなかったのか。
(貴族は嫌い。軍人も――好きではないが)
(何故わざわざこちらに加担したのか、という根本の興味と)
(その冷えた眼差しは、決して大局を見誤る愚を許しそうにない…)
(個人への興味を隠すつもりはない)

『騎士殿』、先人の技を知り、己の体を研ぎ…そして実戦経験を積む。
私はそれを剣の完成と見る。
……"手合わせ"に付き合ってくれぬか?武家仕込みの剣、受けてみたい。
(礼儀知らず、しかし姿勢よく剣を上げた)
(邪魔をした非礼も詫びない――学の無さを恥じない。)
(傭兵の軽口と同じ台詞。だが目は野の獣の如く、偽ることを知らない色)
708ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 22:00:31 ID:7fp5Y05l
断る。
私は遊びをやっているつもりは…。

(言いかけて思いとどまる。)
(礼儀はともかく姿勢やその言には見るべきものがある。)

いや、いいだろう。
箱入りとは意味が良く分からないが……。
受けてたとう。
私はユーリ・ルイス。貴女の名は?

(礼儀正しく、かつ型通りに構える。)
(教科書通りの隙がなく、重心を相手に悟らせない構え。)
709デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 22:17:06 ID:S2jPE+ox
それが騎士の礼か?では私からもひとつ。
遠慮も加減も不要だ。
私は丈夫だから、乱暴にしても平気だぞ?
(手から脱力し、剣を低く、横に構える。)
(わずかにたわめた両肢は、地をしっかりと認識し)
(作法のない粗暴なそれだが、"術"として成立した構え)

我が名はデューイ・ルギウス。
今日この時を、貴女自身に感謝しよう。
(一度剣を立て、そしてまた構えた。)
(敬意を払い、礼に乗っ取り、明瞭に名乗る。自らを恥じ入るは愚。)
(相手は、攻めも防御も長ける定石の構え。ならば、此方から往くが礼儀。)
………参るぞ、ユーリ。
(そう宣言し、不意にならぬよう、一度間を置く。高揚の笑みから、)
(冷厳に顔を引き締め、前へ跳ぶ。しなやかな獣の如き四肢を躍らせ、)
(まずは挨拶と、リーチを活かした、下段からの袈裟上げを一閃。)
710ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 22:24:02 ID:7fp5Y05l
(内心ほう、と感心する。)
(一見雑な構えだが理に適っている。)
(おそらくは鍛えたのだろう。まず一級の戦士に違いない。)
(そうすると普段より重い剣を使うだけあって不利かもしれない。)

来い。

(美すら感じる程のその速さ、動きのしなやかさに目を瞠る。)
(隙のない構えから剣を振り下ろし受け止める。)
(木刀がみしッと嫌な音を立てた。)

(そのまま己の剣を滑らせて相手の胴のある辺りを横に薙ぐ。)
711デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 22:43:32 ID:S2jPE+ox
(片手の振りぬきに対し、強靭な振り下ろし――)
(迅速な判断には恐れ入る。自分も遠慮したつもりはなかった)
(片手では荷が勝つその重みを、峰部に手を添えて受け止め、)
(さらにそのまま掌で刃を跳ね上げて、相手の反撃も挫く)
(だがそこまで。一度相手の剣を払うようにしながら、間合いを離す)

なるほど、遊びではない…。

(教科書剣術――などという緩い響きだが、反撃の気配には肝が冷えた)
(粋となれば如何なるものにもセオリー通りの対応が出来る下地)
(何より剣を通じて伝わってくる意志か。この少女は弱くない)
(歓談よりも何より相手を識ることの出来る試合に)
(いっそう熱が入る。どうして可憐な少女がこうまで…)
(今度は一歩擦り寄った後、それをフェイントに踏み込む)
(両手を添え、大きく構え、自らの体で出来た死角からの袈裟掛け)
712ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:05:39 ID:7fp5Y05l
(―そんな捌き方があるのかと常軌を逸した動きに舌を巻く。)
(彼女は遊びだ、と言った。ならばさらに底があるというのだろうか。)
(見てみたい。)
(遊びではないといったものの遊び心がないわけではない。)
(しかも剣の優劣を競うというのであれば。)

本気を見たいものだ。

(速い、と思うまもなく木刀が襲い掛かる。)
(曲芸、或いは舞のような優美さに危険な刃が付いている。)
(惚れ惚れとしながらも素直に攻撃を読み、受ける。)
(基礎の積み重ねの強みは実はここにある。)
(フェイントに釣られない…が、さすがに避けきれず僅かに掠ってしまう。)

今度はこちからから行く。

(中段から上段へ。上段から一気に振り下ろす。)
(真っ向からの切下げの描く線は正確に正中線をなぞる。)
713デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 23:17:27 ID:S2jPE+ox
………尚更惜しい。もう少し早く知り合えていれば。
(まだ相手が帝国に籍を置いていたのなら、と)
(この場の本気と、戦場での本気に著しい差は無いが)
(轡を並べる友垣と喜びは分かち合えても)
(命を賭けた高揚と緊張感は分かち合えなくなる)

真っ直ぐだ。
(その挙動の何もかもが、突き進んで来る――)
(そして恐らくそれは必殺の一撃)
(頭上に跳ね上げて、円心の動きで相手の首に剣を運ぶ)
……――
(ユーリの振り上げた剣。腕の隙間に見えた相手の瞳に)
(決定的な何かを見取ったが、同時に決定的な見落としをした)
(最小限の動き、相手の首の高さに頭と木刀を持ってきたが故に)
(既に限界を迎えた古木の木刀は、重量の増した木刀の一撃を受けきれない)
(中心の支柱を失った故に両手が踊り、脳天への衝撃に一瞬目の前が真っ白に――)

【そろそろ、お時間ですか】
714ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:32:23 ID:7fp5Y05l
……。
(良い敵とは時に味方よりも親しく感じる物だ。)
(帝国にいたころ戦った革命軍の将兵がまさにそれだった。)
(味方の上官が愚鈍であれば尚更と言う物だ。)
(初めて会った相手の将に一目で恋をしたのは誰にも言わない秘密だった。)

あ。

(その回想はほんの一瞬の間だったが、振り下ろしが木刀を叩き折るまでに十分だった。)
(うっかりしていた、と言うべきだろう。)
(気が付けば最高の一撃を相手の脳天に決めてしまっていた。)

だ、大丈夫?
誰か氷を持ってきてくれ!

(素早く剣を放り出し相手が地面に倒れこむ前に支え、横にする。)
(届いた氷をデューイの額に当てた)

【そうですね。】
【そしてこのスレの用量もそろそろ終りですね…】
715デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 23:42:42 ID:S2jPE+ox
>>714
(思わず膝をついてしまった。いい一撃だった。)
(散った星や鳥の幻影から、見慣れた錬兵場の地面)
(一瞬意識を失っていた間に、氷が用意されたらしい)
(言の通り乱暴でも無事ではあるが、……まだ微妙に目が回っている)

…………お互い気が散っていたようだな。今回は私の敗けだが。
訓練用の木刀も用意せねばな。  …それより………。
(冷えていく額の奥が、さっきみた視線の奥の光)
(詰まった歯車がまわりはじめたように、上体をかろやかに起こすと)
(耳元に唇を寄せて)
騎士殿?惚れた男が居るな。来たのもそれが原因か?
(意地悪な笑みとともに、問うてみる)
(無論、預言者ではなく、心を読む力も持たないが)
(真っ直ぐな意志に、これはかろうじて残っていた"女"の、勘と愉しみか)
716ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:55:54 ID:7fp5Y05l
(心配そうにデューイを見つめる。)
(こうするのが決して本意ではなかった。)

……ああ。別に勝ち負けはどうでもよかろう。
もう動けるのか?丈夫なのだな。

(あの一撃を受けてからすぐに立ち直るとは、素直に感心する。)

なッ!?……ち、ち、違う、私はだな、父とともに渡っただけであってだな……。
(思わず手に力が入り氷嚢の中の氷を砕いてしまう。)
(顔が真っ赤になり焦っている様子は予言者ならず、誰が見ても動揺したものだった。)
717デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/30(金) 00:02:47 ID:kQdwvyJa
大事なことだ。実戦なら死んでいたということ…。
それを汲みまた剣を研ぐ……のだが、
弱点を知られてしまったなぁ、騎士殿。次はそこを狙わせてもらう。
(つん、と自分が打ったのと同じ部分、額を)
(指先でつつく。頭上で氷が砕けたので、)
(さっきの一撃はかなり強烈だったのだろう…)
(少し自分が生きてる心地を失いかけたので)
(その場に立ち上がり、両足があるか確かめる)

剣の腕は素晴らしい、だが女としては私に一日の長があるようだ。
……まぁー、楽しかった。いい時間を有難う、騎士殿?
(多少、無意識に一撃の重みを根に持ったのかもしれないが)
(友好の証か皮肉の動きか、にやにやと唇を吊り上げながら)
(その手を差し伸べ、握手を求めた。)

【―というわけで、私はこれにて…時間をオーバーしてしまいました、すみませんっ…!】
【お付き合い、有難うございました】
718ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/30(金) 00:25:42 ID:6P3B1QFp
そ、そうか。
実戦への意識が高いのは良い事だが……。
な、何の事だ?
(その話題を出されると急にうろたえる。)
(自分で弱点を曝け出しているのと同じで、顔の赤さが一向に引かない。)

…有難う。
(気を取り直したように相手に向き直る)

女としては貴女に一生勝てないきもするなあ。
ああ、私も珍しい太刀筋を見れて楽しめたよ。

それと、私のことはユーリでいい。
デューイ殿。

(微笑と共に握手に応じた。)

【いえいえ、こちらこそすいません。】
【有難うございました。またよろしくお願いします。】
719ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs
◆連絡事項◆

【ハー ◆bD1EN8EcbEさんからマール ◆SabeR.A6Vwさんへの伝言】
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マール様へ。凍結しているロールの件ですが、「最終的には、二人とも無事に帰還することができた」と
いう〆になるであろうと仮定した上で、もうしばらく凍らせたままにしておくことにします。
これ以降、私が本スレに待機したとしたら、行われるロールは「帰還後」の時系列のものとなるでしょう。
いつか連絡を頂いて、凍結部分の物語を補完できる時を、お待ちいたしております。
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【新規参加者の加入による紋章チェックの追加】
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◆108のルーン一覧◆
×王冠    ×愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡      ×果実      家畜
  鐘        雷      ×仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者    ×恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石  ×策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵    ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
×剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性    ×竜

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カティス ◆0eoaPgybQw(策士)
シャトー ◆8vXIuzabZc(生命)
ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU(蜃気楼)
の参加により紋章チェックを追加しました。
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【スレ状況】
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現在凍結解除の予定はありません。ご自由にお使いください。
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