【英雄】紋章水滸伝6【革命】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs
『強欲なる暴君現われし時、真の王冠の元に108の英雄が現れる』

ここは剣と魔法の世界。
皇帝の命令により、帝国が強大な軍事力で支配を広げる最中、王冠のルーンを携えし一人の英雄が立ち上がる。
その手に振り上げたるは革命軍の旗。
伝承に謡われたように、108のルーンは運命に導かれて旗の下に集結する。

---------------------------------------------------

このスレッドは「革命軍の日常」「英雄たちの物語」をテーマとしたなりきりスレッドです。
推奨事項は雑談・恋愛・エロール。
物語を繋げていくという観点から設定リセットは非推奨としています。

基本はsage進行でお願いいたします。

前スレ【英雄】紋章水滸伝4【革命】
『強欲なる暴君現われし時、真の王冠の元に108の英雄が現れる』

ここは剣と魔法の世界。
皇帝の命令により、帝国が強大な軍事力で支配を広げる最中、王冠のルーンを携えし一人の英雄が立ち上がる。
その手に振り上げたるは革命軍の旗。
伝承に謡われたように、108のルーンは運命に導かれて旗の下に集結する。

---------------------------------------------------

このスレッドは「革命軍の日常」「英雄たちの物語」をテーマとしたなりきりスレッドです。
推奨事項は雑談・恋愛・エロール。
物語を繋げていくという観点から設定リセットは非推奨としています。

基本はsage進行でお願いいたします。

前スレ【英雄】紋章水滸伝5【革命】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1188901066/

避難所【打倒】紋章水滸伝避難所4【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1188818642/
2名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 21:11:34 ID:QUszLeI1
◆禁止事項◆

※最強ロール・決定ロール(ただし決定ロールからの逃走に使用するのは可)
※スカ・ウホ・グロなど特殊ロール(ソフトなものは禁止しませんが、相手の嗜好と場の雰囲気にご注意ください)
※世界観・舞台設定を壊す行為
※キャラハンの殺害(自決含む)、軍が崩壊しかねない事態を引き起こすこと。
※誹謗中傷・荒らし行為 → 華麗にスルーしてください。注意や煽りも同様。
※越境行為・キャラハンの掛け持ち・同キャラハンによる連日待機

◆注意事項◆

※相手を気遣い、尊重しましょう
※陵辱行為:設定などリセット非推奨なので、打ち合わせの上でお願い致します。
※戦闘行為:最強ロールやキャラの殺害において細心の注意を払ってください。
※雑談中の乱入:エロール中の乱入に関しては原則禁止ですが、雑談の場合は乱入を禁止しておりません。
           雑談される方は、乱入可能であればキャパとなる人数をご提示ください。
           また乱入しやすいように場所などの設定をお書きいただければ助かります。
※恋愛関係:ここはシチュスレでも単なる出会いの場でもありません。
        特定のお相手の方以外の方と「雑談すらもしない」という事はおやめください。
※設定リセット:設定リセットは非推奨ですが、必要ならば行っていただいても構いません。
         ただし濫用はお控えください。
※フェードアウト: 一月以上、連絡無くスレに顔を出されなかった場合、フェードアウトとして扱います。

◎転んでも泣かない、苛々したら深呼吸
3名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 21:14:25 ID:QUszLeI1
◆キャラハンとして参加しよう◆
革命軍リーダーのルーンである『王冠』を除く、107のルーン所持者となり、トリップを付けて活動してください。
必ずルーンの説明(>>4)を一読するようにお願いいたします。
また、最初のロールから革命軍である必要は無く、
他のキャラハンとのロールを行った上で革命軍に加入しても構いません。
戦闘が得意というキャラクターで無くても構いません。(例:鍛冶屋・料理人・聖職者など)

ただし、善良なキャラクターである必要もありませんが、根は悪人であっても、
革命軍の勝利を望んでいるという大前提で行動することを忘れないでください。

◆名無しさんとして参加しよう◆
一般人、革命軍一般兵士、魔物や帝国軍など、108のルーン所持者以外を演じてください。
また、舞台設定上、一部純愛系のキャラクターとはエロールが行いにくくなっているかと思います。
我慢する、キャラハンとしてご参加いただくなど、広い心でご容赦いただきますようお願いいたします。

◆キャラハン用テンプレート◆

【名前】
【ルーン】所有ルーン。他の人と被らないように一つだけ選んでください。
        また()で囲んでルーンが宿っている位置も記入してください。
【年齢】
【性別】
【職業】戦士・相談役・軍師・鍛冶屋・料理人などの職業
【種族】エルフ・ドワーフ・獣人・竜人などの種族
【容姿】
【装備】持ち物、服装
【戦闘】主な戦い方を簡単に
【NG】NG事項、甘々、戦闘、陵辱など
【備考】その他備考。簡単な設定やお願いなど
【提示できるシチュ】雑談、エロールなどで自分がやりやすいシチュなどがあれば記入

※新規参入希望者で不安のある方は避難所にプロフィールを投下推奨。
 本人と分かるようトリップ付けをお願いします。
4ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/10/31(水) 21:22:59 ID:QUszLeI1
◆ルーンについて◆

ルーンとは、紋章のような痣(あざ)です。
『王冠』と、その下に集まる運命と言われている107のルーン以外にも、存在しています。
ルーンの力については明確に定めていません。
それぞれのキャラクターのイメージを形作る際の味付けと考えてください。
ex)『空』のルーンであれば心がおおらかとか、風の魔法が得意とか。
ex)『死』のルーンであれば死人使いとか医者とか。
ex)『人形』のルーンであれば無表情や無口、実際に古代魔法で動く人形など。
ex)『豊穣』のルーンであれば農作業が得意or子だくさんorおっぱいおっぱい!

◎適当にイメージで選んでもらって構いません。

◆108のルーン一覧◆
×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円        鏡      ×果実    ×家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者      恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶      生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙        肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気      理性    ×竜

--------------------------------------------------------------
・シルキス ◆i47GhhH19Q (賢者)
・アイリス ◆DspAQEf7/Q (沼)
・ロア ◆TpnpdFLU5I (仮面)
・マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
のフェードアウトにより紋章チェックを解除

・ナグザット ◆XOOui3ZE/g (氷)
・キーナ ◆TLL9vmjoQ2 (家畜)
・ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
・アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
・リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月)
の参加により紋章にチェックを追加しました。

◆シチュエーションについて◆
基本的な舞台として、革命軍本拠地となる「湖に浮かぶ城」を用意しています。
それ以外でも、何かアイテムを探している、帝国軍の様子を見に行っているなど城外を演じてもらって構いません。
5ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/10/31(水) 21:27:38 ID:QUszLeI1
◆ルーン所持者一覧◆

女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
.男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
女 キーナ ◆TLL9vmjoQ2 (家畜)
男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
女 リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月) 
----------------------------------------------------------

エテルナ ◆25ZiqP47J6→エテルナ ◆FIRE/EE8L2
ナグザット ◆XOOui3ZE/g→ナグザット ◆NoA/zz9c3I
トリップ変更により表記を変えました

シルキス ◆i47GhhH19Q
 避難所4>134投稿日:2007/09/11(火) 14:36:01
アイリス ◆DspAQEf7/Q
 本スレ5>298 投稿日:2007/09/23(日) 00:30:22 ID:cFebIMCW
ロア ◆TpnpdFLU5I
 避難所4>217 投稿日:2007/09/24(月) 23:24:11
マール ◆SabeR.A6Vw
 本スレ5>364 投稿日:2007/09/27(木) 22:58:13 ID:t8S9MQRh

一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
6ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/10/31(水) 21:29:55 ID:QUszLeI1
◆FAQ◆

Q 幻想水滸伝に似ていますが、世界観はオリエンタル風味?
A オーソドックスな中世ヨーロッパ風ファンタジーをイメージしてください。
  ただし、オリエンタルな国もありますので忍者などのキャラクターもおkです。

Q 男キャラハンも参加可能ですか?
A 可能です。雑談・恋愛等の日常を主軸に置いているスレである為、積極的にご参加下さい。
  ただし男性の方の待機は板の本来の性質上、ご遠慮ください。

Q 後に革命軍に合流予定の帝国軍キャラクターをやりたいのですが
A テンプレの通り、最初のロールから革命軍である必要はありません。
  ただし、長期間敵のままでいる場合、シチュエーションや絡める方が限られます。

Q 大規模戦闘(戦争)は行ってもいいですか?
A 本格的に大人数でやるならばイベントなどで考えると思います。
  「戦争の最中、一対一で対峙する状況となった」「描写として兵士・戦争風景を描写する」
  などと言ったシチュエーションで戦闘して下さるのは構いません。

Q 置きレス会話は可能でしょうか?
A 男待機ができない分、会話できる機会を増やすためOKとします。
  ですが、置きレス会話に関しては避難所でお願いいたします。

Q キャラハン殺害禁止とありますが戦闘の結果や自決などでは?
A 戦闘メインのスレでない為、本格的な殺し合いはやめていただきたいと思います。
  自決に関しても知り合いのキャラクターが悲壮ロールを強いられる事になるので不可でご了承ください。

Q 雑談に参加する時は名無しもファンタジーの世界観を意識したほうがいい?
A 雰囲気を壊さないように、できましたら革命軍の仲間などを演じていただければと思います。
  避難所での一言などもあるでしょうし、強制ではありません。
7ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/10/31(水) 21:38:07 ID:QUszLeI1
>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ

◆参考資料◆
【ルールテンプレ全文(軽量化前)】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1170249143/852-862

【革命軍のリーダーシリウス(王冠)のプロフィール※資料プロフ】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1170249143/909
8ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/10/31(水) 21:48:58 ID:QUszLeI1
【色々、ミスりつつ何とか終了……】
【そしてプロフ投下】

【名前】通称:ナイトメア 本名:ビオティーテ
【ルーン】夢(背面、腰の上から肩下までの一面に広がっている)
【能力】視認した相手の認識能力を狂わせる幻惑系。特性上、視覚外からの不意打ちや遠距離攻撃に対しては
    何の意味もなさず、相手に対する意識が途絶えれば能力の影響は一分弱で解ける。
【年齢】19
【性別】女
【職業】フリーランスの傭兵
【種族】人間
【容姿】163cm B86W55H80 漆黒の長髪と瞳 色の白い象牙色の肌
    一見、大人しげな楚々とした容貌。華奢な体つきだが胸はそこそこ大きい(Dカップサイズ)
【装備】細身の長剣(黒塗りの鞘と柄) 黒いロングドレス(喪服) 左薬指に指輪 短剣6本(銀製が1本)
【戦闘】腕力には乏しいが、紋章の力による特殊能力と技巧を用いて敵を翻弄するテクニカルファイター。
【性格】戦災孤児として凄惨極まる環境を一人で生きてきた為、警戒心が強く、人と心を通わせる事に不慣れ。
    しかし一度、好意を向けた相手に対してはどこまでも情深く、義理にも厚い。やや押しに弱い一面も。
【NG】猟奇・スカ・恋愛
【備考】戦乱のさなか行方知れずとなった恋人を探し求めつつ、戦場を渡り歩くフリーの流れ戦士。
    敵手を悪夢を見ている様な錯覚に陥らせる戦いぶりからナイトメア(悪夢)という仇名で知れ渡り
    本人も通りがよいので名を聞かれても、まず仇名を名乗る為、今では彼女の本名を知る者は少ない。
    厭世的で他人に一切の興味や愛着を持たずにいたが、正反対の気質を持つ男と出会い、愛を交わし
    感化された事で戸惑いながらも他者との交流を試みる様になった等、恋人から受けた影響は大きい。
    紋章の力を大きく引き出せる分、負の影響も強く受けており、時に夢現で恋人を探して歩く
    夢遊病の様な状態に陥る。その時に出会った人間の態度によっては(優しく触れられたりとか)
    相手を恋人と思い込み体の関係を持つ事も。記憶は曖昧にしか残らないが、性行為を行った事が
    分からなくなる程ではないので、正気に帰ると激しい自己嫌悪と恋人に対しての罪悪感に苛まれる。

【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロール(和姦は夢遊病モード時のみ。基本的に受身です)

【補足】フリーの現在は契約次第で革命軍、帝国軍、その他勢力のいずれにもつく。短期契約の戦場働きが主。

【まずは前スレを使いきらねば、と言う事で前スレで待機します】
    
9ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/10/31(水) 21:56:59 ID:zNJr5cNN
>>1 ビオティーテ
【スレ立てお疲れ様でした。ありがとうございます。】

【それではプロフ投下】

【名前】ナグザット・リアスタ
【ルーン】氷(右手の甲)
【年齢】19
【性別】男
【職業】フリーの暗殺者(暗殺だけでなくスパイ活動も)
【種族】人間
【容姿】身長は182cm程度で細身。
     髪は少し長く、目にかかっている。眼と髪の色は濃紺。
     優しそうな顔立ちだが、どこか寂しげでもある。
     額から右眼を通って、薄い傷跡が残っている(眼球に損傷は無い)。
【装備】ジャマダハルと呼ばれる、握ると拳の先に刃がくる武器を一対と、
     バグ・ナクと呼ばれる、鉤爪状の武器を一対。両方とも両手に装備する。
     非使用時は腰に付けている革製のケースに差している。
     戦闘時は、動きやすさを追求した、体にフィットしている全身着。更に、顔を隠すためのマフラー。
     血が目立たぬよう、色は両方とも黒。また、服の胸の辺りに薄い金属板を仕込んである。
     普段着は、今までの実績の証明とするため、
     装飾(依頼人(クライアント)から頂いた勲章や戦利品)の多い、かなり深い赤の外套。
【戦闘】氷のルーンにより使用可能になった氷魔術と、武器での近接戦闘術との複合。
     職業柄、一人でいる相手に襲い掛かる。多人数での戦闘は経験なし。
【NG】禁止事項にあるようなもの。
【備考】捨て子だったのを、とある傭兵の一家に拾われたが、虐待に耐え切れず14歳の時に家を出る。
     義父から武術を叩き込まれていたため、家出後、それをベースに暗殺に特化した戦闘技術を身につける。
     性格は落ち着いており、少々の事には動じない。また、交渉上手。
     酒に弱く、あまり飲めない。また、極度のトマト嫌い。トマトだけは何が何でも絶対拒否。
     あまり人と接することなく育ったため、愛情や友情に飢えている。

     ルーン等の知識は全く無く、右手の甲にあるルーンもただのアザとしか認識していない。
     自分が何故氷魔術が使えるのかも分かっていない。
     現在は金で帝国と契約しており、帝国側から暗殺する人物のリストを受け取っている。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロール

【それでは失礼】
10リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/10/31(水) 22:34:15 ID:y1ct6KAS
>>ビオティーテ
【スレ立て乙!ありがとなー】

【名前】リベラ
【ルーン】船(右肩)
【年齢】30歳
【性別】男
【職業】水兵/海賊
【種族】人間
【容姿】身長・175cm 体重・80kg
    ボサボサの赤毛、無精ひげ。黒いバンダナを頭に巻き、腰にカトラスを帯びている。
    浅黒く焼けた肌は傷と火傷、刺青だらけ。
    見るからに悪党だが、笑顔には子供っぽい愛嬌がある。
【性格】命知らずで冒険好きな反面、冷静に計画を練って行動する。
    ただし、反骨心や義侠心に火がついた時はその限りにあらず。
    酒、博打、美女、喧嘩を愛する。
【装備】カトラスと呼ばれる曲刀・スローイングダガー・短銃。(ただし短銃はドへたくそ)
【戦闘】接近戦・海上戦
【NG】ウホとかはご勘弁…
【備考】帝国海軍に拿捕され、甲板で処刑される所を時ならぬ落雷に救われる。
    火傷を負いつつも逃亡し、気付いた時には肩にルーンが浮かんでいた。
    その意味は理解できなかったが、これを天啓と信じた。
    “稲妻”と仇名されたその日以来、気ままな海賊稼業から足を洗い、
    革命軍に参加。水軍に所属して城の防衛に当たっている。
    仲間の仇である帝国海軍提督の首を取り、海賊として再起する野望を抱いている。
【提示できるシチュ】戦闘・雑談・エロールです。
11名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 12:54:59 ID:jaWEpGwj
即死回避
ビオティーテ乙!
12エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/01(木) 18:54:27 ID:gKLFz5PJ
【ビオティーテさん、新スレ立てありがとうございました】
【じゃ、プロフ投下】

【名前】エテルナ
【ルーン】炎(左肩)
     自称『炎のエテルナ』。能力は……そ、そのうち発表するわよ……
【年齢】16
【性別】女
【職業】前線の一戦士(4〜5人程度の部下を持つ身分)
【種族】人間
【容姿】うなじにかかるくらいのショートカット。髪の色はわずかに赤みがかった黒。
    喜怒哀楽を隠さず、表情がコロコロ変わる。特によく笑う。
    身長160センチとちょっと。贅肉がなく筋肉でガチガチでもない、しなやかな身体つき。
    ヒップやバストは飛びぬけて大きくはないものの、張りがあり美しい形をしている。    
【性格】過酷な過去を感じさせない、サバサバした明るい性格の持ち主。
    戦闘を離れれば、噂話とおしゃれが好きで先輩のルーン持ち達に憧れる、普通の女の子である。
【装備】朱に塗られた、1.7メートルくらいの棍。
    胸部を赤色の板金で補強した、褐色の革鎧に お揃いの籠手、すね当て。
    腰部はミニスカート状になっている。
【戦闘】持ち前の敏捷さに、棍のリーチを組み合わせて戦う……修行中。
【経歴】戦乱で家族は離散。生きるために武術をかじり、いくつかの戦いを経て革命軍の城に流れ着く。
    城の中で生活するうち、乙女の柔肌に妙なアザ?が出現。それが炎のルーンだった。
    いつか家族と再会したとき、幸せに暮らせる世の中を作るため、今日も最前線に立つ。
【NG】グロ、スカトロ
【提示できるシチュ】友情から恋仲へ、みたいな展開を。戦闘・雑談・エッチ、いろいろ経験したいです。

【今日はこれで】
13アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/01(木) 20:37:18 ID:EIf0WZhJ
【ビオティーテさん、お疲れ様でした】

【それでは私も若干修正したプロフを投下致します】

【名前】アーツ・ウィルナー
【ルーン】奉仕(胸の中央)
【年齢】26
【性別】男
【職業】医者
【種族】人間
【容姿】明るめの茶髪で、髪型はツンツン。金色の眼。眼はやや細く、メガネ男。
【装備】治療用具一式、ナイフ1本、白衣。
【戦闘】護身用にナイフを1本持っているが使ったためしが無い。
【NG】戦闘(非戦闘員のため)
【備考】怪我・病気両方に対応できる腕の確かな医者。
     住んでいた村が戦火に巻き込まれた際、革命軍に助けられ、
     その後紋章所持者と発覚、城に住み込みで働くようになる。
     優男に見えるが案外そうでもなく、言うことを聞かない患者に対してはかなり手厳しい。
     言うことを聞かない場合、あらゆる手段を行使する。(例:強制簀巻き、麻酔注射など)
     ルーンの力により、相手の悪いところ(病的・怪我的どちらも)を見抜くことが出来る。
     その能力を行使する時は瞳にも紋章が浮かび上がる。
     ゴキブリやクモが苦手で、目にするだけで鳥肌が立つ。
【提示できるシチュ】雑談、エロール等。

【それでは失礼致します】
14ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/01(木) 21:26:04 ID:JiJ5O9Ce
>>1 ビオティーテ
【スレ立て乙です!】
【私もプロフ投下していきますね】

【名前】ヴァリタ・キャスティロ
【ルーン】竜(右鎖骨のあたり)
【年齢】19歳
【性別】女
【職業】傭兵
【種族】半竜人
【容姿】身長168cm/体重59s/90・58・91
    ウェーブのかかった短い髪と瞳は漆黒、肌は褐色。垂れ目の優しげな顔立ち。
    膝・肘から下は赤銅色のウロコに覆われた手足。
    同色の尻尾と羽、額の中心に10cmほどの角がある。
【装備】二又の矛・胸と腰周りを覆う軽い鎧と深紅の飾り布
【戦闘】全長2mほどの矛を用いた肉弾戦
【NG】スカ・グロ・妊娠
【備考】竜人を父、人間を母に持つハーフ。それゆえ竜語を理解し、竜族と会話が出来る。
    あちこちを放浪する雇われ兵士で、交渉時の帝国軍側の横柄な態度が気に喰わなかった
    という理由で革命軍に加わった。
    自分を『俺』と呼ぶなど、非常に口が悪い。
    性格もおおざっぱで荒っぽいが、意外に義理堅い面も。
    白兵戦は大得意。しかし魔法攻撃にはめっぽう弱く、精神操作等にもかかり易い。
    ちなみに羽は飾りのようなもので、せいぜい2,3mしか浮遊できない。
【提示できるシチュ】雑談・戦闘・エロール

【今日はこれで失礼します】
15リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/01(木) 21:38:39 ID:j49kW70Z
初めまして。
このスレから参加させていただきます。

【名前】リュリュ・エレン
【ルーン】月(心臓の上=左側乳首の脇)
【年齢】16
【性別】女
【職業】なし
【種族】人間
【容姿】ブルネットのロングヘア。目は黒いが、夜間は青く光る。
【装備】黒いタートルネックに膝が隠れる長さのプリーツスカート、ハイソックスに革靴(寄宿学校の制服)
【戦闘】月が出ている時間なら、昼間であっても月が見えない場所でも動物に変身できる。
    体の質量は変わらないので、もし虫や象に変身したとしても大きさは人間並みのまま。
    服や持ち物を変えることもできないので、服を着たまま変身すれば、服を着た動物になってしまう。
    (普通は服を脱いで変身する)
    動物の特性はそのまま使えるが限度はある(トカゲに変身した際に尻尾を切りとられたりするのは大怪我)。
    変身した状態で月が沈むと、次に月が昇るまで元に戻れない。
【NG】百合、スカ、グロ、レイプの際に打撲以上の怪我を負うこと(戦闘時は後遺症が残らない程度の負傷は可)
【備考】10歳で月の紋章が現れ、将来を悲観した両親が修道院内の寄宿学校に入れてしまう。
    普段はおとなしく振舞っているため、一見、清純可憐に見えるが実はニンフォマニア。
    本来はおてんばで好奇心旺盛、イタズラ好きでもある。
    夜目が利き、ほとんど暗闇でも明るいところと同じように動き回ることができる。
    逆に昼間は若干テンション下がり気味。
    修道院長のスパイ行為が帝国に発覚し手入れがあった際、逃げ出して革命軍の人間に助けられる。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘

よろしくお願いいたします。 
16リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/01(木) 21:45:40 ID:j49kW70Z
あー!
「ハイソックス」直してなかった・・・orz

ガーター付きソックスだと思っていただければ・・・。
次に投下する際には訂正します・・・
17フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/01(木) 21:50:15 ID:GkgOeye0
新スレが立ってたなんて気がつきませんでしたよ…。
そういうわけでプロフ投下のみです。

【名前】フェルヴェ(エッジ)
【ルーン】罰(右肩)
【年齢】19歳
【性別】女
【職業】花屋/暗殺者/偵察兵
【種族】人間
【容姿】身長160センチ。3サイズは90/60/88。
    闇に溶けるような紫色の長髪。
    普段は青い清潔感のある前掛けにブラウンのシャツと黒のロングスカート。
    いつも眼鏡をかけてたおやかな笑みを浮かべている。
【装備】(戦闘時)
     二刀のシルバーナイフ。上下黒のシャツとズボン。このときは眼鏡をかけていない。
     その上から自らの体を透明化させる魔術の施されたマントを羽織っている。
     身分を隠すために戦闘中は「エッジ」と呼ばれ、口元にマフラーを巻きつけている。
     髪の毛も後ろのリボンでひとつに纏めている。
【戦闘】機動隊として、他の隊のフォローに転々と回る。
    個人の戦い方としては、ナイフと蹴りを組み合わせた手数&素早さ重視の戦闘術。
    急所を狙っていく。
【NG】猟奇
【備考】もともとはとある犯罪組織の一員で、幼い頃から暗殺術を叩き込まれていた。
    その戦い方から『殺刃使い』と呼ばれる。
    しかし、ある日「罰」のルーンが浮かび上がってきたことに気づく。
    罪のない人間を殺めるのも疲れてきたので、ルーンについて知るためにも身分を偽って革命軍へ参加する。
    「罰」のルーンのためか、時折悪夢(大抵は淫夢)に悩まされる。
    人を殺めれば殺めるほどその日の夢の頻度や内容は酷くなり、一方で力が漲ってしまう。
    また、その夢のなかで傷や痛みを負えばそのまま現実のものとなってしまう。
    ただ、そのなかでは自分の意識もはっきりしており、 強制的に夢を終わらせる、ということ以外は自分の意思で行動できる。

    戦いと関係のない生活を求めており、花屋を営んでいるのもその影響。
    その生活を確立するためにも、革命軍に力を貸す。

【提示できるシチュ】
相手側が提示してくだされば、ある程度のことは答えられると思います。
雑談、戦闘、日常ロール、ある程度の範囲はできます。相談次第ということで。
※Hロールについて
陵辱、甘々、複数プレイ、レズ、なんでもござれ。
ただし、こちらがリードするとぐだぐだになってしまいそうなので、基本的にはこちらが受けでお願いします。
18シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/01(木) 22:44:00 ID:oC3Qpi7F
【名前】シア ◆C9nyiTeSlc (本名はアンブローシア)
【ルーン】果実(左の乳首の少し上)
     ある程度の時間抱き締める等により一時的に生命力を強化できる
     (RPG風に言えば1週間HPを5%UPみたいな感じ)
【年齢】13歳
【性別】女
【職業】雑用係/魔法使い見習い
【種族】人間
【容姿】赤毛のおさげ、青い瞳、小柄で年齢よりは幼い顔立ち
    147cm/37kg/B66(A)/W45/H68
ttp://okms.h.fc2.com/sia.html
【装備】作業用ナイフ、黒蓮の粉、たまにモップやホウキ
    丈の短いタンクトップにショートパンツ、サンダル
    いちおうブラっぽい下着をしている
【戦闘】基本不可。できて訓練程度
【NG】強姦凌辱、グロ、SM、スカトロ
【提示できるシチュ】
・雑談、魔法や護身の訓練
・大人に変身して出征前の戦士を勇気づけるためにエロール
(本人は加護、祝福と呼び、ルーンの効果を行使する)
(夜中にこっそりするので城の七不思議的な噂になっている)
・誰かを好きになって???(シアの好みは???)
【備考】
戦争で家族を亡くし、父も参加していた革命軍に身を寄せる。
しかし父も部隊長として参加した戦闘で行方不明となり天涯孤独の身。
紋章と本名は母の教えで隠しているが、シリウスら幹部にはばれている。
魔法は魔女であった母の教えを元に独学で勉強中。まだ少ししか使えない。
・ロウソク程度の明かり
・マッチ程度の火を付ける
・黒蓮の粉で人を一人眠らせる
・よく知る人物に変身する(現在は死んだ母と姉のみ)
姉:162cm/45kg/B83(C)/W56/H85 赤毛の腰まであるストレート
母:169cm/52kg/B93(E)/W60/H90 赤毛、長髪を結い上げている
前向きで優しい元気少女。たぶんファザコン、マザコン、シスコン。
結構ませていて母や姉の姿では経験済み。変身なので元に戻れば処女。
一人称は「あたい」。姉の時は「あたし」、母の時は「私」。
13歳になって少し胸が大きくなったが、ガリガリなのは前と一緒。

【PCを代えてみた。今度こそ?】
19エリス ◆P6XAM/yCVI :2007/11/01(木) 23:49:31 ID:wN4SJ6Yn
今日から革命軍に参加するエリス・リーズンよ。
みんな、これからよろしくお願いするわね。

【名前】エリス・リーズン
【ルーン】理性(背中)
【年齢】18歳
【性別】女
【職業】魔法剣士
【種族】ハーフエルフ
【容姿】162cm 48kg B87/H56/W84
    ミストグリーンのロングヘアに、真っすぐで意志の強そうな瞳。
    耳は少し尖っていて、色白で透明感のある肌。
    全身から放たれる厳しくも凜とした空気は周囲を張り詰めさせる。
【装備】細身の剣・淡緑色のブレザー・赤いチェックのプリーツスカート・襟元に魔法のペンダント
【戦闘】剣で最低限の自衛をしながら、中距離から魔法でサポートや指示をするタイプ。
【NG】ルールにある特殊ロール
【備考】剣士で人間の父とメイジでエルフの母を持ち、二人の才能を半分ずつ受け継ぐ。
    帝国軍の非道を許せず、両親の説得を振り切って革命軍に志願する。
    自らの背中のルーンには気づいておらず、髪に隠れて他人からも見えない。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロール
20ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/02(金) 02:07:53 ID:8PqdYwcB
(彼女の柔らかい笑顔。それを見ていると自分も精神的に楽になれた)
(そして何より、やはり戦の世界にいるより、笑顔で普通の生活をしている方が似合っていると改めて思った。)
俺も普段は体温が低いんだが…今日に限っては…な…
あぁ、ヒンヤリしていて、柔らかくて…気持ちよかったと思う…
初めて、だな…ろくに他人と関わることなく過ごしてきたからな…
だから、喋るのが楽しいのかも知れない…
(本心からそう答える。もう暗殺のことは考えず、今はこの時間を普通に過ごしたいと思っていた)

(匙が口元まで近づくと、流石に顔が赤くなり)
う…自分で食べれる…とは思うが…
(しかし、もう自分の口まで持ってこられているため、恐る恐る口に含む)
(火傷しない程度に冷まされた粥を味わうと、彼女の心遣いを感じ取り、少し嬉しかった)
んぐ…美味い…上手なんだな…料理…もっと食べたくなった…
(少し気恥ずかしそうにしながらも、素直な感想を口にした)
21ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/02(金) 02:26:42 ID:RY8ABr4I
そう……。
(あまり人と関わらずに生きてきた、と聞くと、少し複雑な表情をナクザットに向けた)
『……本当に……昔の私と良く似ている……』
(だが、決定的に違うとことがあった。それは……)
……貴方は強いひと、ね。腕が立つとか頑健だとか、そんな意味じゃなくて、心が……。
人と関わらずにいたのに……他人が怖くないのね。
……私は彼に会うまで、全ての他人を拒絶していたわ。……その方が楽だったから。
誰とも触れ合わずにいれば……少なくとも、傷つけられる事はない、そう思っていたし。
……だから、人を拒んで、自分が寂しいと感じている事にも気が付かない振りをして
目を瞑って……自分はそれで平気なんだって、まるで欺瞞の様に強がっていたの。
……でも、貴方は違うのね。他人と触れ合うのを心の奥底で求めている事を、
自分が淋しさを感じている事を……きちんと認めて向き合うだけの強さがあるのね。
……さっきの話を蒸し返してしまう様だけど……やっぱり、貴方はきっと素敵な誰かに出会って
その人を愛して……その人にとっても、かけがえのない存在になれる筈よ。
……淋しい、と感じるのは、人を求めているから。そして、素直に人を求められるのは……
貴方が、優しいひとだから、だと思うから。

……!
(ナクザットの顔が赤くなるのを見て、自分が初対面の男に対して、いかに恥ずかしい事をしたのか
ようやく気付いた。まるで釣られる様に、こちらの白い頬にも朱がのぼるが……
今更、匙を引っ込めるのも、と迷っているうちに、相手は匙を口に含んでしまった)
……ありがとう。……そうね、結構、練習したもの。……食べて欲しい人と出会ってから、ね。
……あ、あの、次から自分で食べる?
(まだ紅潮したままの顔を隠す様に俯いて、自分が手に持ったままの碗と匙をどうしようかと)
22ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/02(金) 03:32:40 ID:RY8ABr4I
【落ちられてしまいましたか?私も眠気が限界に来たので今日は申し訳ないですが
これで落ちさせていただきます】

【ナクザットさんに再開のご意思がおありならば、避難所にてレスをいただけると有難いです】
【また、私のレスが返しにくいものだったのでしたら、申し訳ありません】

【それでは、本日も長時間のお付き合い、有難うございました。おやすみなさいノシ】
23ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/02(金) 19:17:12 ID:prDZI+HR
【悪夢の女、スレ立ての苦労に感謝する】
【時間がなかったので結局、前スレにプロフ投下できなかった…いけないことだ】
【ひとまずプロフを投下させてもらう】

【名前】 ル・ディワシン・ゴ・ディ(※ロキ族言語で『勇敢なる白い翼』の意)
【ルーン】無垢 (うなじ) →効果は不明だが、聖なる弓と関係があるらしい
【年齢】 不明(外見9歳程)
【性別】 女
【職業】 飛空弓兵 (フライングスナイパー)
【種族】 鳥類系亜人種
【容姿】 118cm・19kg(空を飛ぶため体重は極めて軽い)
     目は鷹の様に鋭く、長い漆黒の髪を頭の後ろでまとめる。
     やや浅黒い肌に白いラインのフェイスペイントを施す。 背中には巨大で真っ白な翼を持つ。
【装備】 聖なる弓(ロングボウ) 革の胸当て&手甲&モカシン 橙色のキトン:長さはミニスカートくらい。
【戦闘】 弓を使用した空からの強襲や後方支援
     体格的な問題から射程は短め、命中精度も高くはないが、当たれば鎧すら貫く。
     翼が大きいので細かい旋回が苦手、対空攻撃に弱い。
     弓が使えない場合、身軽さを生かした蹴り技主体の格闘戦も。だが、威力は強くない。
     ※なお『聖なる弓』はあらゆる角度から調べたが派手な装飾以外、普通の弓と変わらないことが判明。
     いつかの攻砦戦で稲妻を起こしたところを目撃した兵士も居るが、本人は全く憶えていないようだ。
【NG】  スカ系・固定カップル化
【備考】 備考:辺境の高山地域に生息する鳥人の部族の一つ、ロキ族の女戦士。
     彼らが信じる神の導きにより、ロキ族に伝わる聖なる弓を携えて革命軍に参加。『戦場の天使』 と呼ばれる。
     下山するまで他民族の文化を全く知らず、 あまりにも純粋な為、時として常識はずれの行動や厳格ゆえの残酷さを見せる。
     ロキ族のしきたりにて心を許した仲間には独自の名前を贈る。 (例:シリウス=民を護る王冠)
     ※ロキ族文化=ネイティブアメリカン文化のようなイメージでお願いします。
【掲示できるシチュ】 戦闘 エロール(陵辱など要相談) 雑談
  
イメージ参考画像:ttp://okms.h.fc2.com/rudy.html (オリキャラを描いてもらうスレ保管庫)
24リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 20:33:59 ID:DUBnMh2Y
【こんばんは】
【まだいらっしゃいますか?】
25ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 20:38:23 ID:z0K20rQQ
【こちらにプロフを投下していなかったことに気付いたのでな。失礼するぞ】

【名前】ネリエロス
【ルーン】萌芽(額)
【年齢】56
【性別】男
【職業】武匠(軍隊などに雇われて、新兵に武術全般を教えることを生業としている)
【種族】人間
【容姿】年齢を感じさせない筋骨隆々の体格。兜をかぶった時に蒸れないよう、丸坊主にしている。
    眼光鋭く、左頬に大きな傷がある。右足の大腿部から下は義足。
【性格】普段は大人しいが、兵士を訓練する時は鬼のように厳しくなる。
【装備】新兵を訓練する程度なので、基本的に軽装。使用する武器は種類を問わない。
【戦闘】基本的に戦闘には直接関与しない。兵士の訓練及び後方からの指揮程度。
【経歴】もとは名の売れた傭兵。とある戦いで負傷し右足を失う。それを機に傭兵を引退し、
    後進の育成に力を注ぐ。革命軍に雇われ、城に入った瞬間ルーンが現われた。
    それ以来、革命軍の兵士達を鍛えることを生涯の任務と定め、新兵をしごいている。
【NG】大規模な戦闘、ウホ、拷問など。
【提示できるシチュ】雑談、模擬戦、(ならないと思うが)エロール。

【男性待機はNGなので、これにて】
26リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 20:41:47 ID:DUBnMh2Y
【ルディさんがいらっしゃらないなら、待機します】
【プロフは>>15です】
27リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 20:43:45 ID:DUBnMh2Y
【リロミス!】
【ナイスミドルが通ったのを見逃してしまったのでしょうか?】
28ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 20:51:30 ID:z0K20rQQ
>>27
【ナイスミドルとはワシのことかな? 時間がないわけではないので、12時までなら
雑談につきあえるよ。どうするかね?】
29リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 20:56:45 ID:DUBnMh2Y
【ぜひよろしくお願いします】
【とはいえ、まだ革命軍に入っていないので】
【加入できるようなロールにしていただければありがたいです】
30ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:00:45 ID:z0K20rQQ
【プロフィールを確認させてもらった。ふむ、修道院から逃げ出して革命軍に、の。
ならば、新兵の訓練中にリュリュ嬢が迷い込んでくるというシチュか、休日の森を
散策している時にリュリュ嬢と出会うというシチュはいかがだろうか?】
31リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:03:55 ID:DUBnMh2Y
【訓練中だとMOBがたくさん必要だと思うので】
【もし無理がなければお一人でお散歩中ということでお願いします】
32ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:06:04 ID:z0K20rQQ
【委細承知。書き出しはどちらからにするね? それと、昼と夜のどちらがいいかも
決めてくれるかな?】
33リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:08:01 ID:DUBnMh2Y
【夜のお散歩は無理すぎるような気がするので、昼で】
【よろしければ書き出しお願いします】
34ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:12:47 ID:z0K20rQQ
【承知した。それでは始めようか】

ふむ、たまにはこうやってゆっくり歩くのも悪くないか。城にこもってばかりでは、
気も晴れんしな。
(買出しに出かける馬車に便乗し、城から少し離れた森まで来た。ここは城で
使用する薪などを拾っている場所で、革命軍のほかはめったに人影を見ない。
そのため、一人になりたい時などはここに来るようにしていた。今日も、義足を
ひきずりながら、小道をゆっくり歩いていく)
35リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:16:46 ID:DUBnMh2Y
(鹿の姿で森の中を疾走している)
月が、もう沈む・・・どこかで早く戻らないと!

(けもの道らしい小道にでる、あたりを見回すが人影は見えない)
(かなり焦っているので、注意力が散漫になっている)

ここで、ひとまず人の姿に戻らないと。
(藪の影で変身しはじめる。人が近づいていることに気づかない)
36ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:24:14 ID:z0K20rQQ
む、不自然な動きをする鹿だの。いや、鹿じゃない…?
(いきなり鹿が草むらから飛び出してきたと思ったら、また藪の中に入っていった。
その不自然さに興味をおぼえ、その藪に近づいていく。もちろん、帝国の罠の可能性も考え、
腰の短剣を抜き、周囲にも注意を払っておく)
37リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:29:39 ID:DUBnMh2Y
(まだひづめや尻尾が残っている状態だが、人の気配!)
だ、誰かいる・・?
どうか森の獣でありますように!
あ、でも狼とかは困る!

(がさがさと藪を払う音がして、中年の男があらわれた)
きゃ・・・・!

(続いて刃物を持っているのが目に入り、恐怖に身がすくむ)
帝国軍?
こんなところまで、つけられてた・・・?

あなた・・・誰?

(男の目の前で、ひづめが人間の手足に変化していく)
(服を抱えて震えている人間の娘になる)
38ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:37:30 ID:z0K20rQQ
(藪に分け入った、少し開けた場所に少女がいた。ただし、手足の変わりに蹄があったが。
こちらの短剣を見て覚えているようだが、帝国兵ではないと確信できないため、
抜き身のままその場に立ち止まる)
これは驚いた。最近の鹿は女に化けるのか。それとも、魔法で鹿に変身していたのか?
どちらにせよ、滅多に見られるものではないな。
さて、君の質問にどう答えたらよいかな。とりあえずここは森の中で、ワシは
ただのジジィだ。そしてワシは君が帝国の兵士じゃないかと疑っている。そんなところだな。
(手足が変化し、完全に人間になった少女を見据えながらも、周囲へ気を巡らせている。
自分が帝国軍なら、裸の少女を囮にするくらいは常套手段だからだ)
39リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:45:31 ID:DUBnMh2Y
疑っているって・・・帝国軍じゃないの?
それじゃ、山賊?
革命軍?

あなたが誰でも、私を見逃してほしいの。
お金も何も持っていないし、何も知らないわ。
(じっと男を観察する)
(厳しく、威厳のある様子。こちらが小娘であっても気を抜く様子が見えない)

私は人間よ。
鹿になっていたのは・・・夢でも見たと思って。
(男が誰であれ、こちらがルーンの紋章を持っていると知ったら)
(その瞬間からトラブルになりかねない)

40ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 21:52:52 ID:z0K20rQQ
その問いには答えられんな。ワシが何者か知れる事によって、周りの人に迷惑が
かかることもあるしの。だが、そこいらのきこりでも山賊でもないとだけは言っておこう。

かもしれんの。だが、はいそうですかと見逃すほどワシは甘くはないよ。とりあえず、
服は着なさい。ワシの前でな。不穏な動きをしないか、監視というわけだ。それから、
君が何者か聞こうか。
(とりあえず一歩離れ、近くの木によりかかる。その方が、背後からの奇襲を防げるからだ。
すぐに戦闘態勢に入れるよう、脚に力をこめておく。その瞬間、額のルーンが
鈍く光ったような気がしたが、警戒は解かない)
41リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 21:58:02 ID:DUBnMh2Y
(手が震えて着替えに手間取るが、なんとか服を着る)
あの、私をどうするおつもり?
さっきも言ったようにお金も何もないの・・・

(男がふと周囲に気を取られる)
(耳をすませると、遠くに怒号やざわめきが)
帝国軍だわ!
追いつかれた!

(男が不審な目をこちらに向ける)
違います、わたしは帝国軍とは関係ないの!
あれは、私が暮らしていた修道院を襲った軍勢よ。
逃げたものがいないかどうか、山狩りをしているんだわ!
お願い、どうか助けて!
あなたが山賊でもなんでもいいから!

早くここから逃げないと!
42ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 22:05:54 ID:z0K20rQQ
別に金がほしいわけではないよ。食うに困らない程度には持ち合わせがある。
ただ、聞かせてもらいたいだけさ。君が何者で、なぜここにいるのか。そして
鹿に変身していた理由…!?
(長年戦場に身を置いた五体が、鎧を着込んだ複数の敵意を感じ取る。そしてそれは、
まっすぐこちらに向かっているようだ)
なるほど、切羽詰っているようだの。しかもあの鎧の音は帝国軽装部隊のだ。
こっちに来なさい。雨宿り用の洞穴がある。そこで様子を見よう。
(少女の手をつかみ、洞穴へ急ぐ。が、義足のため少女が歩くより進みが遅い)
43リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 22:14:14 ID:DUBnMh2Y
あなた、足が・・・?
ああ、いま月が出ていたら何か力になれるんだけど・・・

(帝国軍はいくつにも別れて森中を狩っているらしい)
(追っ手の人数は多くはなさそうだが、暴力に飢えた気配が迫ってくる)
あなた、この先の修道院に帝国軍の査察が入ったことをご存知ないのね?
院長が、革命軍に通じていたことが・・・ばれて・・・。

逃げ出せたものがどのぐらいいるのか・・・。
私は、誰も助けてあげられなかったわ・・・。
(男の近くによって、ようやくその額の紋章が目に入る)

あの、伺ってもいいかしら?
そのおでこの・・・それは、何の飾り?
(ルーンかも、とは言わない)
(どの道、自分以外のルーンを見るのは初めてなので、確信がない)
44ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 22:24:50 ID:z0K20rQQ
(こちらが義足であることに気付いた少女が不安そうに見ているが)
ああ、気にするな。いくら嘆いてもなくなったものは戻らん。だが、今は少しでも
速い方が大事か。ならば…!
(歩く、という行為をあきらめ、立ち止まり脚のバネをためる。そのまま2メートルほど
先にジャンプ。それを繰り返す)

そうだったか。帝国の斥候が近くで悪さをしていると聞いていたが、そんなことが
あったのか。だが、悔やむことはないぞ。悔やんだって過去は変わらん。今何ができるか、
これから何をしなければならんかを考えなさい。その方が前向きだ。
(ここで、少女が額のルーンに気付いて)
ああ、これはワシの「生きる証」だよ。ワシの生涯の目標を定めてくれた、大事なものさ。
他の人はルーンと呼ぶが、ワシには呼び名などどうでもいい。
(ほどなく洞穴が見えてくる。しかし、追跡部隊の気配も近づいてきていた)
45リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 22:32:09 ID:DUBnMh2Y
生きる証・・・
(男の強い言葉に、不安だった気持ちが少し落ち着くような気がする)
(運命の生きるか死ぬかの分かれ目を、どうやら少しだけ生に向けて傾けたらしい)

(道もないところで藪こぎをしながら、ジャンプする男についていくのは骨が折れる)
(足を取られながら、必死で男の背を追いかける)
(ほどなく、垂れ下がったつる草に半ば覆われた洞穴が見えた)

助かった、のかしら?
命さえ助かるなら、このおじさまにどこかへ売り飛ばされてもいい!
神様、お願いです、どうか助けて下さい!
(今までで、一番真剣な祈りをささげながら、男と一緒に洞穴に入る)

(そのすぐ前を帝国軍の一団がやってくる)
(悲鳴を上げそうになるが、気配を察した男に口を塞がれる)
46ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 22:44:20 ID:z0K20rQQ
ほら、ついたぞ。この中なら見つかりにくいはずだ。さ、先に入りなさい。
(伸び放題の下草や蔦で半分以上隠れている洞穴の入口に、少女を押し込むように
入れると、自分も中に滑り込む。中から草や蔦を整えてカモフラージュ。迫っている
追跡隊に神経を集中する)

まだだ。奴らはワシらの足跡に気付いたようだ。この辺を重点的に調べるようだな。
頼むから、静かにしていてくれ。
(洞穴のすぐそばを帝国兵が通る。悲鳴を上げそうになる少女の口を慌てて押さえ、
気配を察知されないよう息を殺して洞穴の外を警戒する)

…行ったようだな。まだ安全とはいかんが、ひとまず危機は脱したよ。
(追跡隊の気配が離れていくのを感じ、緊張を緩める。そして、少女の口に
当てていた手を離してやる)
苦しかったか? すまなんだな、こうでもしないと短剣一本であの数とやりあうことに
なりかねんからな。
47リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 22:51:34 ID:DUBnMh2Y
ありがとうございます。
(男の手を取って、少しでも彼を疑ったことを本当に申し訳ないと思う)
なんてお礼を言ったらいいか!
命の恩人、なんて言葉、今まで本当に軽々しく口にしていたけれど
これからは、あなたのことだけをそう呼ばせていただくわ!

先ほどのご質問、ちゃんとお答えしていませんでしたね・・・
驚かれたでしょう? 人間が動物に化けるなんて。
魔物か悪霊だと思われたんじゃなくて?

私の両親も、そう考えたの。
それで私を修道院の学校へ入れて、もう二度と会いにこなかったわ。
でも、院長先生は私のような子のことをご存知でした。
だから、何もかも分かった上で、私を受け入れてくださった・・・

学校は大嫌いよ。
退屈で窮屈で、燃えてなくなってしまえばいいと何度思ったか知れないわ。
でも・・・それが本当になってしまうなんて・・・。

48ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 23:04:31 ID:z0K20rQQ
命の恩人か。面と向かって言われるのは、少々面映いな。そういうのは、心の中だけに
してくれると嬉しいね。そういえば名乗っておらんかったな。ワシの名はネリエロスだ。
覚えてくれると嬉しいがの。
(本当にくすぐったそうな顔をしながら、少女を見つめ)

ん? そうだな、そう思わんでもなかったが、魔法で化けていると考える方が
強かったよ。職業柄、魔法使いと接することも多いからの。変身の魔法がどのようなものか、
知っているつもりだったが、あそこまで完全に変わるのは珍しい。
(少女の話を聞きつつ、時々あいづちを打つ。修道院が焼け落ちてショックを
受けている様子で、慰めるつもりで少女の頭に手を置く)
それが、帝国のやり方だ。1の利益のために、100を犠牲にする。おそらく、
お嬢ちゃんを諦めたりもしないだろうよ。もっとも、ここは革命軍の勢力圏内だ。
奴らも大規模には動けない。しばらくここにいて、夜に移動した方がいいだろう。
(時折起こる草のすれる音に反応しながらも、少女を安心させるように優しく諭す)
49リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 23:15:58 ID:DUBnMh2Y
ネリエロスさま、ですね?
もう絶対忘れないわ。悪魔に忘れ河の水を飲まされたって。

私はリュリュ。
リュリュ・エレンです。
(いつしかネリエロスに寄り添って、肩に頭を預けてとめどもなく話はじめる)

・・・誰にも紹介されてない男の人に名前を教えるなんて
シスターたちに知れたら、ものすごく怒られるわ。
(なぜかうれしそうに)
何しろ、学生の身内や奉仕活動以外には
男の人となんて話したこともない人たちなんですもの。

どんなに不自由なところでも、私の知っている世界はあそこだけ・・・。
これからは、革命軍を頼りにしていくしかないんだわ。

ええ、革命軍。
院長先生に聞いたことがあるんです。
私はいつか、革命軍に渡さなくてはならない子だから、と。

夜の方が、私も動きやすいわ。
私、夜目が利くんです。(ちょっと得意そう)
昼間はなんだかだるくって。よくシスターに「しゃんとしなさい」って叱られたわ。
で、夜更かししてまた叱られたりして。

でも、今夜は月がないわね・・・。
50ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 23:28:14 ID:z0K20rQQ
リュリュ・エレン、か。それでは、ワシも忘れないようにしよう。せっかく助けた
女子(おなご)の名を忘れたのでは、みっともないからの。
(再び話しはじめるリュリュ嬢に肩を貸しながら)

ほう、戒律に厳しい修道院もたまにはあると聞いてはおるが、リュリュちゃんの
のいた所もかなりのようだな。そこまで男女を分けるのは珍しいぞ。
(革命軍を頼るつもりだというリュリュに、諭すように)
で、その革命軍につてはあるのかね? いきなり行って入れてくださいって言っても
門前払いだと思うが。その院長先生の紹介があれば別だろうが、持ってないのだろう?
まあ、どうすればいいかはゆっくり考えればいいさ。

ほう、夜目がね。普通とは違うと。ならば、考えてもらえるかもしれんな。だが、
やはり誰かの紹介が…。
(夕暮れも近くなり、辺りが黄昏てくる時間。リュリュが言うとおり、月は見えない)
51リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 23:34:42 ID:DUBnMh2Y
紹介?
なにも王冠のシリウスに結婚を申し込もう、というんじゃないわ。
会えば・・・わかるはずよ。
私が何者なのか。

というより、おじさま、ひょっとして何かツテをお持ちじゃなくて?
・・・そうね、本当にツテがあったとしても
それを人に言ったりはしないわよね・・・。

それより問題なのは、私はその革命軍の本拠地のありかを知らないってこと。
それじゃ王冠のシリウスにプロポーズのしようもないわ・・・。
(おおげさにため息)

52ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 23:42:30 ID:z0K20rQQ
その会うのが一番難問なのではないのかな? 仮に問うが、見も知らん人間が
会いたがっていると言われて、会おうと考えるかね? 王冠のシリウスとやらも
同じように考えるだろうよ。

つてがないわけではない。ないわけではないが…。
(しばし考え、軽く膝を叩く)
よし、ならばワシというつてを使うか。シリウスに会うだけならばワシが何とかする。
あとはリュリュちゃん次第。もちろん革命軍の城にも案内しよう。それでどうかな?
53リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/02(金) 23:52:56 ID:DUBnMh2Y
・・・ネリエロスさまって、ナニゲに大物?
本当の本当にお城へ連れてってくださるの?

すごいわ。
いつか王子様が私を迎えに来てお城へ連れて行ってくれたら、って
ずいぶん長い間夢見てたけれど。
本当に夢が叶ってしまうなんて。

ねえねえ、おじさま、シリウスってどんな人?
強い?
強いわよね、そりゃ。
カッコいい? モテる? 恋人とかいる?
あ、いいわ。会わせてくれるなら直接聞きます。
(ご機嫌)

あ、おじさま、夕焼け!
日が暮れるわ・・・夜になる!
54ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/02(金) 23:59:45 ID:z0K20rQQ
別に大物ではないが、それくらいはできる。本当の本当にお城に連れてってあげよう。
王子様のお迎えじゃないが、それくらいは我慢してくれ。
(すっかり舞い上がっているようにも見えるリュリュに、苦笑しつつ)

シリウスってのはそうだな、って、聞いてるのかね?
(すっかりご機嫌のリュリュに呆れつつも微笑ましく感じ)
うむ、もうすぐ夜だ。夜になれば帝国の連中も動きが鈍くなる。そろそろ城に戻る
準備をせねばな。
(これだけ大声で騒いでおいて無意味だとは思うが、一応洞穴の外を確認し、
ゆっくり穴から出て行く)
大丈夫のようだな。さ、出ておいで。
(洞穴の外から、中にいる少女に手を差し伸べる)
55リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/03(土) 00:07:16 ID:DUBnMh2Y
(ネリエロスの手をとって、そっと外へ出てくる)
ああ、ほっとするなあ。夜の空気は本当に清清しいと思いませんこと?
(伸びをして)

でも、月は日の入り前に一足早く沈んでしまいましたから
本当の闇夜になってよ。
まだ明るいうちに、少しでも足場の悪いところをでましょう。
(殊勝にネリエロスに手を貸そうとする)

動物に変わることができるのは、月の出ている間だけなの。
ラバにでもなれば、おじさまをおぶって歩くこともできてよ。
でも月がない今は、このまま歩くしかないわ・・・
さっきは本当に危なかったのよ。
月が沈んでしまう前に元にもどらないと、次に人間に戻れるのは
また月が昇ってからですもの。
その間に、狼に食われたり人間に狩られたりするかもしれないでしょ?
動物も大変なのよね。

56ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/03(土) 00:16:53 ID:QUuatWz7
そうだな、夜の空気は清々しく、そして緊張感にあふれている。夜行性のハンター達が
どこからか自分を狙っている。そんな気がするね。
(リュリュが伸びをするのを見て、自分も軽く深呼吸)

そうか、さっき月が出ないと言ってたな。カンテラどころか松明も持ってきてないから、
明るいうちに大きな道に出ないと危険か。それでは、手を貸してくれるかな?
(差し出された手を拒否するつもりはなく、リュリュの手を取り、身体を預けていく)

ワシは動物になったことはないが、そういうものなのか。いつ悲惨な目にあうか
わからんという点では、人間も動物も変わらんな。
(リュリュに肩を借りながら歩いていく。ほどなく、買出しに出ていた馬車と合流する。
御者に事情を説明し、二人で馬車に乗り込む)
57リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/03(土) 00:23:20 ID:C9yOBJEs
(馬車が町へ入っていく)
(リュリュは窓の外を乗り出すようにして眺めている)
まだ宵の口だというのに、静かなこと。
修道女より早寝だわ。
(近くで帝国軍の手入れがあったばかりとあって)
(盛り場も早々と戸を下ろして静まり返っている)

ネリエロスさま、本当に何度もお礼を申します。
私に新しい道を示してくださったわ。
生きる証・・・生涯の目標を、わたしも持てるかしら。
お城で・・・。

【12時過ぎましたが、どうしましょうか?】

58ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/03(土) 00:32:33 ID:QUuatWz7
(革命軍の城の手前にある町に入る。帝国軍が近くにいることもあり、静まり返っていた)
本来ならもう少し賑やかなのだがな。帝国の悪評は町一つ眠りに落とすというところか。
革命軍がもう少しがんばれれば、このようなことにもならぬのだろうに。
(自分のふがいなさのようにも感じ、小さく嘆息)

それは、リュリュちゃんのがんばりしだいさ。革命軍に入った、城にいるというだけで
満足したのであれば、それで終わる。だが、リュリュちゃんはそうはならんだろうよ。
こう見えても、人を見る目はあるつもりでな。がんばった分だけ前に進める。
ワシが保証してやろう。こんなジジィの保証でよければな。
(というようなたわいのない話をしながら町を抜け、城へと近づく)

【それでは、次くらいで終了としたいのだが。明日も予定があるし、そろそろ
眠くなってきているので、〆をお願いしたい】
59リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/03(土) 00:40:08 ID:C9yOBJEs
(飽きずに窓の外をながめていたが、突然ふりむいて)
ところでおじさまって、何者なんですか?
革命軍の方なのはわかりましたけど・・・
お城に入ってから「実はワシがシリウスじゃ」とかいうのは
ナシにしてくださいね?

院長先生が、なぜ私を革命軍へ行かせるおつもりだったのか
それはまだ分からないのですけれど・・・
たぶん、これのせいかと。
(いきなり片肌を脱いで左胸をさらす)
(薄青い紋章が)

おじさまのおでこにあるのと、同じような意味をもつのでしょう?
私もこれが本当に何なのか、ちゃんとわかってないんです。
でも・・・英雄シリウスなら、きっとわかっている。
そうでしょう?

【それではこちらはこれにて〆させていただきます】
【今夜は本当にありがとうございました!】
【いつかまたお話してくださいね。その際はエロールでもw】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】
60ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/03(土) 00:53:16 ID:QUuatWz7
そんなわけはなかろう。革命軍のリーダー、シリウスは17歳だ。これが17歳に
見えるかね?
(ずいっと顔を近づけ)

(いきなり服を肌蹴て胸をさらすリュリュ。唐突な行動でびっくりしてしまうが、その左胸に)
ルーン、か。それ故に、院長先生とやらが城に連れて来ようとしていたわけだな。
ルーンに秘められた力と意味はそれぞれ違う。もちろんワシとリュリュちゃんとでも異なる。
心配せんでええ、ルーンについてはワシにもよくわからん。知っているとすれば、
やはりシリウスじゃろうな。
(跳ね橋が下り、馬車は城の中へ。中庭で止まった馬車から降り、リュリュも降ろしてやる。
また足を引きずりながら)
今の時間ならシリウスも起きてるじゃろ。会うのなら早い方がいい。「萌芽」のネリエロスが
城の中を案内してやろう。さ、ついておいで。

【こちらもこれで〆とさせていただく。長時間のお付き合いに感謝】
【いつか会えたならその時はエロールでも何でもお付き合いしますとも。といっても、
枯れかけたジジィでよろしければですがね(笑】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】
61ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 09:23:35 ID:SkYEKPVH
【名前】ター
【ルーン】運命(胸)
【年齢】33
【性別】雄
【職業】紋章鑑定士(嘱託)
【種族】スフィンクス亜種
【容姿】普段は緑の目を持つ普通の大きさの豹。背には翼があるが長距離飛行には向かない。
     戦闘時には豹獣人になることもある。身長2m弱、その際、翼は縮んで飛行不能となる。
【装備】ギリシャ風の銀の首輪。
     獣人形態ではエジプト風の腰布を巻き、首輪と同じ意匠の腕輪(手首に装着)と足輪が加わる。
     武器は先端がアンクのような形の鋼のロッド。
【戦闘】豹形態では噛み付きと引っ掻き。獣人形態ではロッドによる打撃、もしくは格闘。
     パワーはあるが特別肉体が頑強というわけではない。
【能力】ルーン(運命)の効果で紋章所有者の識別が出来る。
     時に遠方へ紋章所有者の探索に出かけ、見かけたら革命軍本部へ報告している。魔法は使えない。
【性格】生真面目マイペース。戦闘時は黙々と戦う。ライフスタイルに独自の拘りがある。
【備考】人の言葉を解し話す。現在人間社会を勉強中。
     帝国、革命軍からも遠い異境で神獣や幻獣などと共に学ぶ生活を送っていたが
     数年前に紋章が現れ、神託を受けて革命軍を訊ねることにした。
     趣味で独自に紋章所有者達の伝説の記録を書き留め、幻獣文字で秘密日記を付けている。
【NG】禁止事項に含まれるロール。>>2
    特殊嗜好のロールはエロ−ルも含めて要相談。(性指向が同族異性にあるため)
【提示できるシチュ】雑談、戦闘。※レス速度/遅

【男性キャラハンは待機できぬ故、書き落ちである】
62シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 13:03:39 ID:sz+tCOmE
(満月が城の一番高い塔にかかる頃合い)
(人気の無い湖の辺、湖面まで張り出した樹の根元に一人たたずむ少女)
そろそろかなぁ……。
(少女は手に持ったカゴを木の枝にかけ、自分の髪をまとめていたリボンをさっと引っ張った)
さら……。
(きっちり編みこまれていた赤い髪がほどけ、少女を包み込むように左右に広がる)
(身にまとった服が淡い月光のように輝いて弾け、少女の裸身を守るように光の粒が乱舞する)
(少女は両腕をくねらせるように上へ伸ばし、瞳を閉じて頤を心持ち上げる)
(すると少女の腕が伸び、足が伸び、背が伸びる)
(ささやかなふくらみが風船のように膨らみ、重たい果実となってぷるんと震える)
(腰がくびれ、臀部から太ももにかけて柔らかな肉が乗り、官能的なラインを作る)
(宙を舞う光がまとまって輝く布となり、腰を後ろから前へ回り、上へ伸びてたわわな乳房を隠し、最後に首の後ろでキュッと縛られる)
(ふわふわとなびいていた髪が頭の上で細かく結い上げられ、それを大人の手がリボンを結んで留める)
(布の輝きが消えて真っ赤な布地になり、周囲に暗闇が戻った)
ふぅ……、これでよしっと。
(そこには、もう大人の階段を上り始めた少女の姿は無かった)
(そこにいたのは、官能的な赤いドレスを身にまとい、大人の色艶を放つ美女だった)
(顔に少女の面影はあったが、それなりの経験を積んだ大人の顔だった)
さて、彼は来るかしら、ね……。
(女は枝にかけたカゴからリンゴを一つ取り、肉感的な赤い唇に当てる)
この木のスケッチと、塔にかかる月を書いただけの絵手紙、神の獣と呼ばれるくらいなんだから、これくらい読み取って貰わないと困るけれど。
(彼がよく立ち寄る場所に仕込んだ置き手紙)
(実際には、実のならないこの木に果実が書き加えられていた)
さあ、来るがいい。
私は、「私の娘」を守るために、あなたと対峙する……。


【午前中のうちに書いておいたレスです】
【以降はポンポン長レスできないし、なる時はそれなりの時間がかかります】
【では、よろしくお願いします】
【あと、諸事情でこれだけID変わります】
63ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 13:28:43 ID:SkYEKPVH
(自室に置かれていた手紙を見る)
………この画書は一体。
ふむ、この木の形は湖の畔にあるあの木である。
塔に月とはこれいかに。ふむ。
(改めて絵に見入り、匂いを嗅ぐ)

これは…魔術師達の居る棟の匂い…そして雑多な食べ物、薬草、微かに畜舎と果実の香り。
うむむ皆目分からぬ。……はて、我はこの匂いを知っておる。
(ターの紋章が胸で輝きを放つ)

この紋章の微かな痕跡…我は知っておるぞ。これは果実の紋章所有者の気配。
(バッとその紙から離れると毒の香りがないかと確かめる)

うぬ、毒はないようだ……ならばこれは我に対する果たし状か?!
時は月が塔に罹る頃、場所は湖の畔か。
ならば。

(ターの姿が融解した様に歪むと、2m程もある小さな翼を持つエジプト風腰巻きを纏った豹獣人が現れる。
そして手には先端にT字の頂点に輪の付いたロッドが。それをぐるりと回してしっかと構える)

汝の挑戦、受けようぞ!
(そう言うと部屋を出て湖へと向かった)

【お待たせして申し訳ない。我の方が遅レス故、長レスによる時間はお気に召されるな。IDの事、了承した】
64シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 13:40:19 ID:pvvtB6px
>>63
……来た?
(明るい満月に照らされた人の姿が遠くにあるのが、シアの瞳に映る)
って、ええ?
(何、あれ? スフィンクスじゃないの?)
(人形だし、立って歩いてるし、頭豹だし、ここからあの大きさだったら無茶苦茶大きいよ!)
(あたいがスフィンクスを調べた本には、こんなこと書いてなかったよ!)
(で、でも、今さらひけない、頑張れ、シア!)

(ぱしっと頬を叩いて気合いを入れる)
(そして、近づいてくる巨大な人影に話しかけた)
こんばんは、スフィンクスさん。
ぶしつけな呼び出しに応えてくれて嬉しいわ。
ありがとう。

65ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 13:58:55 ID:SkYEKPVH
>>64
(すぐさま部屋を飛び出したはいいものの、
空と陸では見える木の形が違うため探してる間に月は塔にかかってしまった)

確かこちらの方角であったようなのである。
あの手紙を持ってくれば良かった。
遅参してはスフィンクスの名折れ。

おお、あの木である…が…
(木の傍に佇むはあの時の痩せて目をギラギラさせていた少女ではなく。
たおやかに結い上げられた髪を持ち、官能的な肉体を持つ赤いドレスの女であった。
闇に強いターの瞳には遠目にもその燃え立つ色香が見て取れる。
内なる紋章の輝きは女を更に妖しく美しく演出し、思わず歩みが遅れる)

―――キルケー。(ここでは魔女の意)

(再び歩みを始めるとシアの前に立つ)
………それが汝の真の姿か、果実の紋章所有者よ。
今宵の趣向はなんであるか?
66シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 14:09:42 ID:pvvtB6px
>>65
やっぱり……分かるのね、私の力のことが。
(ふぅ、と息を吐き出し、肩をすくめる)
(そして気を取り直して巨大な獣人を見上げる)
そうね、私の真の姿でもあるし、そうじゃないとも言えるわ。
私は黄泉から甦った幽霊だから……。
私の大切な者を、あなたから、そしてあなた以外の者から守るため。
(青い瞳に力がこもる)
それこそがあなたを呼び出した理由よ。
67ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 14:22:34 ID:SkYEKPVH
>>66
汝の大切な者とは一体?
うむ、我は知らずして汝の禁忌に触れたらしい。
それが汝を怒らせ我に攻撃を仕掛ける切欠になったのか。

汝がテリトリーを我が侵したというならば謝罪しよう。
我もまた紋章を持つ身なれば、汝と運命の輪で結ばれておるひとりである。
だが我もここで倒されるわけにはいかぬのだ。
我はシリウスの元でこの戦の行く末を見守り、我自身の運命を見定めねばならぬ。

(目の前の美しい女がいつ攻撃をしても対処できるように、呼吸を整え体から力を抜きロッドを柔らかく握り直す。
ターにとって美しい女は賞賛すべきものであったが、同時に危険な毒を持つ存在でもある)
68シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 14:35:16 ID:pvvtB6px
>>67
(……へ? 何を言っているの? この豹人間は)

ちょっ、ちょっと待ってよ!
誰が誰を攻撃して倒すのよ。
私が、あなたを?
どうやって?
(自分とターを交互に指さし、信じられないというように両手を広げて)
確かに私は「私の娘」を守るためなら何でもするわ。
この、か弱い女の身で出来る事なら何でもする。
でもどうやって私があなたを倒すのよ。
あなたの弱点がリンゴで、これを投げつければ倒せるというならともかく。
(手に持っていたリンゴを差し出し)
あ、忘れていたわ。
食べる?
(邪気のない笑みを浮かべる)
(黙っていれば三十路半ば、話し出すとまだ二十代のようにも若くも感じられる)
69ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 14:55:37 ID:SkYEKPVH
>>68
誰が誰を、であると?
もちろん汝が我をである。
あの果たし状は……もしや果たし状では無いというのか?
遠きある地方では松にモズの絵を描き、一つの枝にとまるは1羽だけとそのような意が……

――――我の早とちりであるか?

しかし汝の紋章は我の目から見ても眩しいほどに決意と愛情に満ちあふれておる。
まるで親鳥がその雛を守るかの如く。
(目の前の美女の「私の娘」と言う言葉を聞いて漸く合点する)

そうか。そうであるか。あの森には汝の愛児がいたのだな。
はは……はははは。
(緊張が解けて尻餅をつくように座り込む)

か弱き女の身であると汝は言うが、汝の紋章の輝きは我のそれを上まわるほどに強い。
我が怖れて何の不思議があろう。
誓って言う。あの森には二度と無断で近付かぬ。
我は汝にも汝の愛しき娘にも害意はないのだ。

ああ、肝を冷やしたぞ。
(まだ何か勘違いしたまま胡座をかいたところへ美味しそうなリンゴが。
警戒の解けた女の微笑みにつられそのままの流れで手に取った)

緊張したら喉が渇いた。ありがたくいただこう。

(笑いながら一囓りして我に返る。もしこのリンゴに毒が入っていたら?
リンゴを囓ってそれを嚥下できず、ただただ冷や汗をかき続ける)
70シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 15:09:27 ID:pvvtB6px
>>69
果たし状?
深読みのしすぎよ。
普通の手紙にした方が良かったのかしら。
文字が読めるかどうか分からなかったから迷ったのよね。
(ぽりぽりと頬をかくシア)

(ターにリンゴを渡してから)
別に森のことはどうでもいいのよ。
「私の娘」はこの城に住んでいるんだから、ばったり会うことが無かったのが不思議なくらいよ。
(座ったターに相対するように木にもたれかかり)
先に確認するけど、「私の娘」の力のこと、誰かに話した?
例えば……シリウスとかに。
秘密にしたいのよ、「娘の力」のこと。

【次のレスは少し遅くなるかも】
71ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 15:35:11 ID:SkYEKPVH
>>70
(冷や汗をかきながらリンゴを今一度嗅ぎ
危険ではないと判断したところシリウスの名が出て思わずリンゴを飲み下す)
グッ…!

な、汝の娘も革命軍の保護を受けているのであるか。
ならばこの城は危険である。つい先日も……
汝の娘の力?はて、我は汝の娘に会ったであろうか。
以前森で汝と会った時、汝は貧相な少女の姿に化けていたが汝の娘には会っておらぬぞ。
もしや、汝は娘の力によってあのような姿になっておったのか?

「シリウス」に秘密にしたい……そうか、読めてきたぞ。
汝の娘も紋章所有者であるのだな?
幼き娘を過酷な運命に巻き込みたくないという汝のその心、我にも分かる。
シリウスは兎も角、周りの者に知れてはその力、いかなる者に利用されるか分からぬからな。
特に帝国には絶対知れてはならぬ。
奴等は女子供とて容赦せず非道の行いをふるう悪しき輩であるからな。

分かった。汝の娘の特徴を教えていただけるか。
我は汝の娘の紋章を見つけても上には知らせず黙っておこう。
汝の娘が健やかに育つ事を祈って。

【了解した】

72シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 16:07:18 ID:pvvtB6px
>>71
会っているわ、あなたとは。
最初に言ったでしょ、私は黄泉から甦った幽霊だと。
私は娘を守って数多の矢に射抜かれ、炎の中で崩れ落ちたわ。
でも、私の血肉は娘の体に、私の教えは娘の心に受け継がれている。
そして今夜、私は娘を守るために甦った。
だから、今はいる、でも、いつもはいない。
(ターから視線を離し、満月を見上げる)
紋章は革命軍には必要な力でしょう。
でも娘には……不要な力よ。
ただ危険にさらすだけ……それが有益な力でも。
(満月を見つめる横顔に苦悩の影が映る)
(不要な力とは母の言葉、でもシア自身は不要とは思い切れていない)
帝国でも……シリウスでも、一緒……。
(シリウスには話したい、という気持ちもある)
あなたが他の誰にも話していないなら、家族以外で知っているのは唯一あなただけよ。
あなたは、運命という鎌を娘の首に引っかけているのよ。
(ふたたびターに視線を戻し)
あなたの言葉はどこまで信用できるのかしら?
あなたはちゃんと口を塞いでくれるのかしら?
私は、娘のためなら何でもする。
もし、対価が必要なら何も惜しまないわ。

【お待たせしました】
73ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 16:35:15 ID:SkYEKPVH
>>72
(赤い薄布纏う女の唇が切々と言葉を紡ぐ。
異形のスフィンクスは胡座をかいたままその言葉を聞く。
頭上には煌々と輝く月。
しんしんと積もるような静けさの中、女の言葉が辺りに満ちる。それは子を案じる母の言葉。)

――――そうか。さようであるか。
(漸くこの鈍い神獣にも事の状況が飲み込めた)

汝の娘は神降(かみおろし)が出来るのだな…死者の声を聞くだけでなく…その身までも変えるとは。
それが汝の、汝の娘の力であるか。
死して尚血に宿り、子を守る……母とは、母の想いとはそれほどに深きものであるか。

対価などいらぬ。我が紋章所有者を捜すのは早急に保護を必要としている者が居ると思ってのことだ。
運命さえ意志の力で変えてしまう様な紋章所有者は我がいなくとも自然にシリウスの元に集まるであろう。
だが子供は得た刃をふるってみたくなるもの。
何も知らず力に溺れ、紋章を曝せば末路は帝国による抹殺。
力無き者が吹聴して良い力ではないのだ。これは。

汝の愛しき娘に伝えてくれ。
母の言うように決して己の力を吹聴してはならぬと。生きてその血を次代に渡すのだと。

【こちらこそお待たせしてばかりで済まない】
74シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 17:04:08 ID:pvvtB6px
>>73
(いや、違うんだけど、いっか……いいのかな……?)

……っ、ええ、そうね、そうよ、吹聴は、しないでしょう……。
(区切れの悪い言葉)

(そうよ、いまのあたいじゃ、あたい自身を守れない)
(でも、この力はなんであたいにあるんだろう)
(この力があれば、少しでも無事に帰れる人が増えるかもしれないのに)

……違う、違うの。
あたいの力はそうじゃない、母ちゃんは、そう言うけど、あたいはそう思いたくない。
(突然、声が少女のものに変わる)
(少女は頭の上に編み上げた髪を結んだリボンをほどく)
(それを契機に、手足や身体が縮み、再び薄布は光の粒となり、元のタンクトップとショートパンツに戻る)
あたいの力があれば、死ぬかもしれない人が生きて帰ってこられるかもしれないんだ。
あたいは無力な子供だけど、誰かを助けられるかもしれないんだよ。
母ちゃんは使っちゃ駄目だと言ったけど、それじゃ、何のためにあたいに力があるの!?
(今まで誰にも言うことができなかった疑問、不満、悩み、それを吐き出すように叫ぶ)

【いえ、こちらこそです】
75ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 17:35:21 ID:MehG7S1M
>>74
(突然目の前の美女の口調が、そしてその声の響きが変わり、どのような変事かと立ち上がる)

いかがなされ…
(小さな光の鱗粉がファム・ファタール(運命の女)の如き美女を包むとその姿は変わっていった。
光の消えた後に立つはまさしくあの森で出会った少女。
怒り、悲しみ、迷い、不安、怖れ、そして縋るような孤独と身を切られるような喪失感がスフィンクスにも伝わってくる。
そんな精一杯の少女の叫びに異形の獣は微笑み、少女の前に歩み寄り片膝を折って視線の高さを出来るだけ近くする)

……幼き少女よ、それを知るため我等は生きて足掻くのだ。

汝は未だ幼い。学び、知り、経験されよ。
そしてその力をどうすればより良く使うか悩み、考え抜くのだ。

果実の紋章は与える力である。そして種をまく力だ。
汝の力で救われた者がどれほどいるか我には見当も付かぬ。
なにせ汝を見つける前から噂は我の耳にも入っていたのだからな。
(月夜に異形の獣は晴れやかに笑った)

汝の行った行動は汝を残して逝った母御からすれば危なくおぼつかず、心配だったであろう。
だが、子供は転びながらも歩くことを憶えねばならぬ。
大人になるために。
76 ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 17:50:04 ID:MehG7S1M
>>75よりIDが変わっていますがクッキー規制のため書き込めず、一度閉じて掃除したことによるものです。】
77シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 17:56:38 ID:pvvtB6px
>>75
あがく……考え抜く……。
(目の前の豹頭を見つめる)
っ、わ、笑わないでよ!
(噂のことを言われて頬を染めるシア)
うぅ、そんなに噂になってたんだ……。
(本人はそこまでのつもりは無かったらしい)

大人になれば、力を使っていいの?
それまで使っちゃ駄目なの?
ちゃんとした使い方を覚えればいいの?
(次から次へと湧き上がる疑問)
母ちゃんも姉ちゃんも、あたいを守って殺された。
父ちゃんも戦争に行ったまま帰ってこない。
そんなのはもう嫌なの。
(眦に溜まった涙を拭う)
不死の果実、アンブローシアの神話のように、本当に不死にしてあげられればいいのに。
早く大人になって、もっとみんなを助けたいの……。
(自分の無力さをかみしめるように、両手を強く握りしめる)
……ごめんなさい、あなたに聞いちゃ駄目なんだよね。
自分で、悩んで、考えないといけないんだよね。
(ふたたび涙を拭って)
そう言えば、名前を言っていなかったよね。
あたいはシア。
アンブローシアが本名だけど、これは力と一緒で内緒だから。
ねえ、あなたの名前は? 神獣さん?
78ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 18:25:55 ID:MehG7S1M
>>77
(己の笑い声に赤くなって抗弁する少女の頭をその大きな手で、くしゃりと撫でる)

ははは…自分の起こした行動が噂になって広まっておる事を知らなんだのか?
だから汝は未だ子供なのだ。
それに…
(良く考えると噂の美女は色事に関係した伝聞であって、男達の間でのみ広まっている噂であり
女達には聞かせないのが暗黙の了解になっていたことに気付いて言葉を濁す)

それに…夜、女が一人でいたら危険なのである。
特に汝の母御は美しすぎる。襲ってくれと言わんばかり…これ…落ち着かぬか少女。
(警戒の解けた少女の矢継ぎ早の質問に押されて口を挟む余地がない)

そうか、汝は神饌の名を両親から貰ったのであるか。
シア…シアか。良い響きだ。
アンブローシアは秘密の名…心得た。
我は知らずして汝の真名を連呼していたか。これはしたり。
(古くさくも自分の額をパシンと叩く)

真の名はみだりに呼ぶ物ではない。渡す相手によっては支配され、命を握られることになる。
汝の母が折角この地で知られぬように遠き地の言葉をわざわざ付けたというに。
この償いはいつかしよう。

我の名であるか?
我の名はター。スフィンクスのター。
字は故郷の言葉でこう綴る。
(指先で土の上にΤερと書く)

こちらの言葉では三を意味し……故郷では「怪物」の意だ。
今は亡き我が母が付けたと聞く。我も汝のような名が欲しかった。
79 ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 18:34:16 ID:MehG7S1M
訂正
>>78
今は亡き我が母が付けたと聞く×
今は亡き我が母が父に貰って付けた名と聞く○
80シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 18:43:16 ID:pvvtB6px
>>78
う〜。
(まだ子供と言われて返す言葉もなく、さらに顔を朱に染めて)

うん、そのお話は知ってる。
でもいいよ、あたいはあなたを信頼してるから。
それに初めて会った時のこともあるし。
ごめんね。
でも、あの時は本当にびっくりしたんだから。
(今から思うと、失礼だったと思い謝る)

あなたの名前はターっていうのね。
ターでいい? それともターさん?

……たぶん、たぶんだけど、何かの意味があるんだと思うよ。
ただ「怪物」じゃなくて、別の意味が。
ほら、すごい人のことを怪物級とか、怪物のようだ、とか言うでしょ。
きっと、何かすごい力があるとか、すごいことをして欲しいとか。
……ごめんなさい、あんまりうまく言えない。
でも、月明かりで輝いて、こんなに綺麗なのに。
(目の前にある豹頭の毛並みをそっと撫でる)
あ、ごめん、勝手に触っちゃって。
嫌だった?

【お時間の方は大丈夫でしょうか?】
【流れ的にはそろそろ〆だと思いますが】
81ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 19:10:13 ID:MehG7S1M
>>80
(あの時はびっくりしたというシアの言葉に神妙な顔をして頷く)
うむ、我もまた反省している。
紋章見れば同じ運命の仲間だと分かってくれるはずと思い込んだ我の不明だ。
以前、声をかけた紋章所有者に斬られそうになった事もあるというに。
我は思い込みや勘違いが多いのである。故郷でも慌て者と…いや、なんでもない。

森の中で藪から異形の物が出てくるだけでも怖ろしいのに
訳知り顔で話しかけてきたらそれはもう怖ろしいのである。汝の警戒は当然であった。
あの時はすまなかった。我からも謝ろう。
(頭を下げて謝意を示す)

我は外の世界に来て未だ故郷にいた時のような甘さが抜けきっておらぬ。
ここは戦場であるというのにな。

(名前について一生懸命励まそうとするシアを見て思わず微笑む)
汝は優しい娘であるな。きっと母御に似たのだろう。

…名前の事だが二人きりの時はどうかターと呼んでもらいたい。
こちらの敬称を付けられると何だか違う名で呼ばれているように感じるのである。

(触れられるのは嫌かと聞く少女に)
秘密を分け合ったのであるから、我等は既に秘密の友達であるな。
…だから我に触れること、特別に許すのである。

【分かりました。それでは〆の方向で】
82シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 19:31:06 ID:pvvtB6px
>>81
うわっ、切られそうなったことあるんだ。
(ターの言葉にくすっと笑い)
あたいがあの時投げかけたのは眠る魔法の薬だからね。
怪我させたりするつもりはなかったんだよ。
だから、この話はもうお終いね。

うん、ター、今夜は本当にありがとう。
ずっと心配してて、もやもやしてて、誰にも相談できなくて、悩んで結局こうしたんだけど、ターとお話しできてすごく良かったよ。
とてもすっきりした。
(くったくのない笑みを浮かべ)
まだまだあたいが悩まないといけないことはたくさんあるけど、ターのおかげで頑張れるよ。
だから、もしまたあたいが迷ったら、相談にのってね。
逆はあまりなさそうだけど、その時はあたいも一緒に悩むから。
(許しを得たので、またそっとターの毛並みに触り)
秘密の友達、か。
本当にありがとう、ター。
(そして夜空を見上げる)
(満月は傾いていて、時間が経っていることを知らせていた)
もうそろそろ戻らないと朝になっちゃうね。
あたいは朝も早いから部屋に戻らないと。
それじゃ、お休みなさい。
また今度ね!
(挨拶をして城の方へ駆けだしていき、途中で振り返って手を振り、戻っていくシアでした)


【シアはこれで〆にします】
83ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/03(土) 20:11:36 ID:MehG7S1M
>>82
あれは眠りの粉であったか…!
我はてっきり…うむ、この話は終わりにしよう。我も恥ずかしい。
(最初は灰か何かをかけられたと思っていたが、後で毒だったらどうしようかと気を揉んでいた)

うむ、汝の母の心を知り、汝と和解出来たは我にとっても僥倖であった。
なんの。汝の相談ならいつでも聞こうぞ。話を聞くだけしか出来ぬかもしれぬが。

ひょっとすると我の方が世話になるやもしれぬな。
この世界に疎きこと甚だしいからして。
我は日中、紋章鑑定所におる。用あらばそこを訪ねられよ。
これがとんだあばら屋でな。助手を一名募集しておるが誰も応じぬ。困ったものよ。

(シアの言葉でずいぶん時が経っていることに気付く。
別れの挨拶をして駆けていくシア。途中振り返って振る手にロッドを高く掲げて応える)
さらば。果実の紋章所有者よ。



(ターはシアの姿が見えなくなるまで見送り、考えながら歩いて帰った。
見慣れぬ異境の自室に戻り、暖炉に火を熾す。
そして書棚から"果実"の章を引き出すと、それを暖炉にくべた)

……伝説に残らぬ叙事詩があっても良いではないか。

(そして完全に灰になるのを確認し、火掻き棒で砕くと書斎の机に座った。
シリウスに提出する書類を書くためだ。
「以前提出した果実の紋章所有者の情報は誤認であり、未だ果実の紋章所有者は見つからず」という書類を)


【私のレスが遅く長丁場となってしまいました。シアさん、鈍い幻獣に根気良くお付き合い下さりありがとうございました】
【そしてこのロールに協力して下さった革命軍の皆さんに深い感謝を】
【長時間に渡ってお借りしましたがスレをお返しいたします】
【見守ってくれた革命軍メンバーと名無しさん達 本当にありがとうございました】
84シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/03(土) 20:17:47 ID:sz+tCOmE
>>83
【たぶん、最初のIDに戻っているかも】
【いえ、こちらこそありがとうございました】
【シアと同じ心境ですが、お願いしてよかったです】
【今回のロールを後押ししてくださった他の方々にもお礼申し上げます】
【では失礼します】
85名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:53:04 ID:4369FkGM
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>86  ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>18 女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
>23 女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>17 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
>14 女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
 女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>12 女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>25 男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
 女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>10 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
 女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>61 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
 女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>8  女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
 女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
 女 キーナ ◆TLL9vmjoQ2 (家畜)
>9  男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
 女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>13 男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>15 女 リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月)
 女 アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
>19 女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
 女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
----------------------------------------------------------
86名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:54:07 ID:4369FkGM
◆108のルーン一覧◆
×王冠      愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡      ×果実    ×家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者    ×恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶      生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙        肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性    ×竜

--------------------------------------------------------------
・エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
の参加により紋章にチェックを追加しました。

・アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
・ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
87リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/04(日) 19:58:38 ID:0cmH9z2h
【名前】リステ=エーヴィッヒカイト
【ルーン】罪(背中の左肩甲骨の辺り)
【年齢】17
【性別】女
【職業】文官
【種族】人間
【容姿】身長158cm。3サイズについては、小さい・普通・普通。腰の辺りまで伸びている薄紫の髪を後ろで纏めている。
    青いシャツとスカートの上に黒いローブを羽織っている。
【装備】護身用の短剣
【戦闘】一騎討ち等は不可。兵站管理等をやっていることが多い。
【NG】排泄系・過度のグロ(ただし陵辱については事前に相談アリなら可)
【備考】地方の軍人系列の家系に生まれるが、その後に祖国は帝国に降伏。
    幼い頃より、帝国軍に貢献する為の教育を無理やり受けさせられる。
    そのためか他人と交わるのを苦手とし、性格も暗め。
    のち、帝国軍の参謀官として、いくつかの小さな反乱を策を用いて鎮圧したこともある。
    帝国軍の残虐な行いには反感を持っていたものの、他に生き方を知らなかった為にそれに加担する参謀官であり続けた。
    ただ、ずっと心の中ではその行為が彼女の心を痛め、自分を責め続けている。

    革命軍参加後は、少し明るくなり、数名に心を開いているようだが未だに他人と交わるのは苦手。
    また、部屋での書類仕事が主だったが、最近になり戦場の兵站輸送の事務、演習での仮想敵の指揮もするようになったとか……。

    よく、東洋の書物を読んでおり、火計を用いる事についてはかなり詳しい。
    一方で騎士道の批判や兵個人の能力の軽視などをする事もある困った人物。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、演習等(指揮のみ)

【その他】ルーンについての噂は知ってるが現地点でのルーン保有の自覚なし。

【プロフ投下のみ】
88レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/04(日) 20:30:04 ID:I9PTeIF6
【こんばんは。ビオティーテさんスレ立てお疲れ様です・・・】

【名前】レベッカ
【ルーン】豊穣(下腹部)
【年齢】20
【性別】女性
【職業】コック見習い
【種族】牛系獣人族
【容姿】身長158 体重ヒミツ 113−64−98。
   牛らしく、体にうっすら白黒模様があり、頭に二本の角、尻尾も生えてます。おっとりした感じです。
【装備】料理のときに着る服と、包丁くらいです。
【戦闘】非戦闘員なので、NGです。
【NG】戦闘、レイプ、虐待系。
【備考】父が革命軍に参加したため、後を追うように合流しました。戦闘に向かないため、調理員に。
   牛系獣人(女性)は、妊娠しなくても母乳が出る特性があります。
   隠し味として、自分のミルクを料理に 使うことが時々あります。
   革命軍のイザークさんの子供を身ごもった時、出産のために故郷に帰りました。
   故郷で双子の娘(レアとルツ)を産んで、お城に戻ってきました。
【提示できるシチュ】雑談と、ソフト系のエッチ希望です。経産婦ですが、それでも
         よろしければ・・・。

【今日は、プロフィールのみで失礼します・・・】
89エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/05(月) 20:11:08 ID:Z9ENcUgF
【こんばんは、待機しまーす】
【プロフは>12。キャラハンさんも名無しさんも、気軽に声をかけてよね】
90名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 20:17:04 ID:YQ6X3YRn
エテルナー。
通りすがりの名無しだけど。
今日は9時からビオとナグザットの予約入ってるよー。

【一言落ち】
91ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 20:19:10 ID:2XXc/xuY
【あぁ、いえいえお気になさらず。】
【まだビオティーテさんが来ていないので正式に決めたわけではありませんが】
【我々は避難所で続行しようと思っているので】

【エテルナさんはどうぞそのまま本スレをお使い下さい】
92エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/05(月) 20:19:44 ID:Z9ENcUgF
【しまったー! 先約がありましたか】
【撤! 収!!】
【名無しさんありがとう】
93ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 20:21:46 ID:2XXc/xuY
【ああ…落ちられてしまいましたかね…彡´・ω・彡】
94ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/05(月) 20:32:03 ID:sJJ29wNf
>>92
【ああ〜先日のフェルヴェさんといい……エテルナさん、本当に申し訳ありません!
そして譲ってくださって有難うございます】

>>90
【名無しさんも気を遣わせてしまって……申し訳ありません。そして有難うございました】

>>93
【……こんばんは。ナグザットさん。只今参りました。今日も宜しくお願いしますね。
……何だか、良く他の方とかち合ってしまいますね〜】
95ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 20:34:42 ID:2XXc/xuY
>>94
【こんばんは。俺は別に避難所でも良かったんですけど…】
【落ちられてしまったのなら仕方が無いです。ここはご好意に甘えるとします】
【えっと、確か俺からでしたよね…。前回馬鹿やってしまったせいで…orz】
96ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/05(月) 20:36:52 ID:sJJ29wNf
>>95
【前回の事はあまり御気になさらず……違う意味で私もやらかしてしまってましたし_| ̄|○
それではナグザットさんのレスをお待ちしておりますね】
97ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 21:01:07 ID:2XXc/xuY
俺は強くない…強かったら、こんな生き方はしていないだろう…
俺には血の繋がった家族がいなかった。捨て子だったんだ。
それを、とある傭兵の一家が、跡取り息子がいないのを理由に俺を拾った。
当然、俺も傭兵になるために徹底的に義父にしごかれたよ…
それだけならまだ耐えれたかもしれないが…
俺が大きくなればなるほど両親からの虐待が酷くなってな…
(紡いでいく言葉には悲しみの色が含まれた。しかし、ふと表情が柔らかくなって)
それでも、耐えれたのは義姉のお陰だ…
俺が虐待されている時、遠くから物陰から見てた義姉は、
俺が解放されると何も言わずに、俺の手を握って傍にいてくれたよ。
結局、お互い殆ど言葉を交わすことは無かった。俺が義姉に近づくと両親が五月蝿かったから…
虐待は徐々にエスカレートした。右眼の傷は義父にナイフで斬られた跡だ。
(右眼を閉じると分かりやすいようにビオティーテの手を取り、)
(額から右眼にかけて傷をなぞらせ)

そして、俺は耐え切れなくなり、14歳の頃に家出を計画した。義姉にそのことを話したら、黙って協力してくれたよ。
別れ際に「死んじゃだめだから…」って泣きながら言ってくれたのはよく覚えてる。
俺が極度の人間不信にならなかったのは姉のお陰だ。敵ばかりではないことを身をもって教えてくれたからな。
それでも、俺の他人に対する恐怖心は拭いきれず、結局他人と関わることを避け続けた。
周りの人間への興味はあったが、自分から話しかけることは出来なかった。
こんなに長く会話したのは本当にアンタが初めてだよ…
(僅かに笑みを浮かべながら壁にもたれ掛かり)

ん…実はまだあまり手に力が入らなくてな…折角作ってくれたのをこぼしたくない…
(顔は真っ赤になっているが)
その…さっきと同じ要領で…頼む…
(消え入りそうな声で頼んだ)
98ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/05(月) 21:29:45 ID:sJJ29wNf
(ナグザットに手を取られたその一瞬、僅かに震えた女の手は、けれどそれ以上反応する事なく
大人しくナグザットの手に収まった。その手は剣を持つ者だけあって貴婦人の如くの繊手とはいえない
僅かに筋張ったものだったが、男の手とは比べるべくもなく小さく、細く……触れた手に
どこか儚い印象すら与えながら、ナグザットの手の導くまま、その指先が傷跡をたどる)
……いいえ。貴方はやっぱり強い人よ。
傷つけられた事を、恨むより憎むよりも……優しくしてくれた人への感謝を持てるのだから……。
(囁く様に告げると、今度は自身の意思で、もう一度ナグザットの古傷をそっと、羽毛が触れるかの
様にそっと触れて)
……眼に、傷はついてないのね……。
(確かめる様に、閉じた目蓋の上、薄い皮膚を優しく眼球の形をなぞって指が動く)

……いたんじゃない。貴方の大切な人。
貴方を大切に思う人、貴方に死んで欲しくない……生きろ、と言ってくれた人。
たとえ遠くに離れていたとしても、今、こうして貴方がその人を想うように……その人も
貴方を思い出しているでしょう。……自分には誰もいない、なんて……そんな悲しい事を言ったら
その人との大切な時間や思い出まで否定する事になってしまうわよ?

……。
(僅かな躊躇の後、俯いていた顔をあげ……此方もナグザットに負けないくらいに顔が赤い)
そう、ね……。このうえ、火傷までしてしまったら大変だもの、ね……。
……わかったわ……。
(気恥ずかしさを認識してしまうと、先刻、何でもない事のようになした行為が、もの凄く難しいものの
様に感じられ……先刻よりも少し手間取りながらも、匙にすくった粥を己の息で冷まし……
再びナグザットの口許まで運んだ)



99ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 22:04:08 ID:2XXc/xuY
(僅かにビオティーテの腕が震えるのに気付くと)
悪い…勝手に女性の体は触っていいものではないな…
ただ、確かめて欲しかったんだ…理由は分からないが…
そうなのか…俺には分からない。
憎んださ、この上なく。だが、憎んだところでどうにもならないことに気付いただけ…
もういない奴らを憎んだって仕方が無い…
(再び、傷跡をなぞられると、少しピクっと震え)
くすぐったい…どうもそこだけ敏感みたいでな…
幸い…な。でも紙一重だったんだろう。もし眼に傷がつけば光を失っていただろう…

いや、もうあの人には合わせる顔がない。血で汚れてしまった俺は…
かつての姓も捨てた。リアスタは俺が家を出てから名乗った姓だ。
(遠くを見つめるような眼差しで語り)

…むぐ…ごくん…
(今度は先ほどよりも時間をかけずに口に運び、味わうように咀嚼して飲み込む)
いい味だ。これを作ってもらっていた人はさぞかし幸せだったろう…
そう考えると、俺が頂いてしまっていいのかって気になるな…
(しばらく考え込むように俯き)
100ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/05(月) 22:31:46 ID:sJJ29wNf
……いいえ。気にしないで。……人と触れ合うのに慣れていないだけなの。嫌だった訳ではないわ。
それに……私もさっき、不躾な真似をして貴方を驚かせてしまったもの。お互いさま、ね?
(どうか気にしないでくれ、と言う様に、今度は彼女の手がナグザットの手をそっと握った)
……思いが強ければ……相手が目の前にいようがいまいが……関係のないもの、よ。
憎しみを過去のものとして語れるのなら……貴方はもう、それを乗り越えた、と言う事じゃないかしら?
……愛も憎しみも……そう考えると似ているわね……。
ひたすら、相手を目指して燃え盛る情念……自分の中で決着をつけなければ、それは
いつまでも自分を燃やし続けるだけ……。相手が目の前にいようが、いまいが……。
(2年もの月日を経て、愛した男の死を認めて未だに諦めきる事も、かといって絶対に生きていると
信じぬく事も出来ず……未だ、過去を乗り越えられない自分を哂う様に呟く)
……あ、ごめんなさい……。
(手をナグザットの顔から離すと)
……せめてもの、救いね……。貴方の目が無事で良かった……。今更、私がこんな風に思うのは
おかしな話かもしれないけど。
(なにせ、すでに過ぎ去った過去の話なのだから)

……いいのよ。血に汚れようが、何だろうが……、たとえ二度と会えなくても……
此処で、貴方が生きている。それこそが何よりその人への一番の……
貴方が出来る、その人への贈り物だわ。
傍にいられなくても……どんなに変わり果ててしまっても……生きていれば……
生きてさえいてくれたら……それだけで……。
(話すうちに、ナグザットと彼の義姉について語っていた筈が、いつの間にか自分の、
自分が愛した男への想いを語ってしまっていたのに気付き……)
……ごめんなさい……。訳、わからなくなっちゃったわね……。

(ナグザットの言葉に、まだ紅い顔のまま、それでもはにかんだ様に微笑む)
……ありがとう。幸せ……そうかしら?……でも……そういってもらえると嬉しいわ。
今、私の前にいるのは貴方だもの。……それに、これは貴方の為に作ったものだし……。
美味しいって食べてくれる人がいるのが……私は嬉しいわ……。
(言って、今度はもう少しスムーズに、息を吹きかけて冷ました粥をナグザットに食べさせる
作業をすすめていき……碗一杯分の粥をナグザットに食べさせた)

101ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/05(月) 23:05:30 ID:2XXc/xuY
そうか…お互い様か…分かった、もう気にしないことにする。
(手を握られると、自分の発熱故かビオティーテの手を冷たく感じ、)
(思わずもう片方の手も重ねてしまい、それに気付いてから顔を赤らめ)
感情…情念…そういったものに俺は疎い…
でも、今のアンタが何かに苦しんでるのは分かる。
最も、それは俺が踏み込んでいい領域では無いから、何も言わない。
――ありがとう。案じてくれて嬉しく感じない訳が無いだろう?

生きること、か…なら俺は一体どれぐらいの人の希望を打ち砕いてきたのか。
他人にもその人を大事に思っている人がいる。
だが、俺はそれを引き裂き、引き裂くことで生きている身分…
他人の思いを奪っている俺は誰かに思われる資格など無い。
(謝っているビオティーテの頬に触れ)
訳が分からなくなってもいいじゃないか…
今のアンタに出来ることは信じることじゃないのか?
それを止めてしまったら。例えその人が生きていようとそれは殺したも同然だろう…
(諭すように呟く。踏み込んではいけない領域に踏み込まないよう、注意を払いながら)

俺はそうだと思うが…所詮俺が思っただけだから違うのかもな。
俺も今日、アンタに助けられて、そして話せて…色々得られたような気がする。ありがとう。
(全て食べ終わると、一息つき)
ご馳走様。いつか俺もアンタに何か食わせてやりたいな…一応料理は出来るんだ。
1人暮らしが長いからな…
102ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/05(月) 23:36:05 ID:sJJ29wNf
(握った手の上に更に重ねられた、もう一方の手。そのどちらも思ったより熱く……
熱がさらにあがっているのではないか、と心配になって、そちらの手はそのままに、
開いたもう片方の手をナグザットのの顔に伸ばし、もう一度額に触れた)
……私こそ……有難う。貴方が私を案じてくれているのを、私も感じるわ。
そして、それが嬉しい……そう思うわ。
ありがとう。心配してくれて……そして……何も言わないでいてくれて。
(此方の苦悩を察し、を案じながらも、無遠慮に踏み込んでこようとしない所に
不器用なナグザットなりの真摯な思い遣りが感じられ、それが何より心に響いた)

それは、私も同じよ。
そして、私と貴方だけではない……。この戦乱の世に戦いで生計を立てる者なら
誰でも等しく背負っている業だわ。
生きる為に戦い……戦いの場で殺されない為に殺す……その繰り返し。
……そして殺す者は殺される。いずれ、必ず。
戦場で……戦いの中で生き続けるなら、私も貴方も行き着く末路は、負けて骸を晒すもの。
……こんな生き方が正しいとは思わない……けれど……
不必要に恥じる事も、厭う事もない、と私は思うわ。少なくとも、貴方は貴方が生きる為に
自分の力で道を切り開いてきた。そうでしょう?
……貴方は貴方を誇っていいわ。例え、誰が謗ろうとも。
(頬に置かれた手の上に、自分の手をそっと重ね、ナグザットの夜空の色の瞳を漆黒の瞳で見詰めて)
……たとえ、今、此処にある貴方の生が他人から奪う事で成り立っていたとしても。
……私は、此処に貴方がいる事を……嬉しい、と思うわ。
(諭す様な呟きを聞いて、そっと目を閉じる)
……そうね……。そう出来たら……信じきる事が出来たら……どんなにいいかしら。
私も、貴方の様に強くなれたら……。

お粗末様。料理するの?……意外ね。そうね、いつか食べてみたいわ。貴方の作ってくれたものを。
(意外な言葉に驚きつつも、口許をほころばせ、水差しから水を取ってコップに注ぐとナグザットに渡す。
これは粥の様にはいかないだろう、と、手が覚束ないだろうナグザットが水をこぼしてしまわない様、
介添えそする様にコップを持つ手に自分の手を添え、水を飲むのを助け様とする)




103ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 00:08:26 ID:qIeSC4b6
(額に手が触れるとひんやりとした手が心地よく、眼を細め)
(ビオティーテの手には先ほどよりもさらに高くなった熱が伝わっていった)
誰にでも踏み込まれたくない部分はある。俺にも…
だから俺も踏み込まない…それが最低限の尊厳だと思う…
暑…おかしい…物凄く体が熱い…
(外套の前を肌蹴ると、汗を吸いすぎて張り付いてしまっている中着が見えて)
外に涼みに出ないか…?この部屋、すごく暑い…
(外套を震える手でパタパタと扇ぐと)

そうなんだろうか…
ビオティーテ、アンタに会ってから、俺は今の生業に対する誇りが揺らいだ。
俺がやってきたことは正しいのだろうか、と。
今の言葉でまた気付いたよ。その誇りを捨てるということは、今までの自分を否定するのと同じ…
俺は俺の仕事をこなして生きようと思う…今まで殺めてきた人の分の誇りも背負って…
(口ではそう言ったものの、やはり目の前にいる彼女は…殺したくなかった)
(どうにかそれを回避する方法はないものかと考えを巡らせ、顔が険しくなっていき)
…俺は強くない。それならアンタの方が良いものを持っていて、俺よりも強い…
(艶やかで流れるような黒髪に指を絡めると頭を撫で)
羨ましいよ、アンタが…

意外とは心外な。料理が出来なければ俺は今までどうやって生きてきたというんだ…
俺のレパートリーにはトマトが含まれないがな…
(トマト、という部分だけ声が小さくなって…)
ん、すまない…んぐ…んぐ…
(手にはまともに力が入っていないが、ビオティーテの助けを得て飲んでいき)
104ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/06(火) 00:35:33 ID:vK5tEWth
やっぱり、熱が上がってしまっているわね……。
(額に触れた手に伝わる熱さに眉根を寄せて、更なる発熱による汗で目にかかりそうに張り付いた
長めの前髪を指先で掻き分けた)
駄目よ。熱が下がってないのに外に出たりしたら余計に悪化してしまうわ。
それに、部屋が暑いんじゃないわ。貴方の熱が高いからそう感じられるだけ。
……でも、熱が上がるのは体の中の毒素を消す為だって、だから無理に熱を下げない方がいいって
医者が言ってたから……辛いでしょうけど、今夜一晩の辛抱よ。
(しかし、濡れた服を着ているのは体に良くないし、何より本人も気持ち悪いだろう、と思い立ち)
取り合えず、その外套と中着……脱いだ方がいいわ。ナグザット、貴方着替えとか持ってる?
(尋ねながらナグザットの装飾のついた豪奢な外套をひっぺがそうと手を伸ばす)


(言葉とは裏腹に表情を険しくしていくナグザットを訝しげに見詰め、理由が分からず首を傾げる)
……どうかしたの?貴方、今……
(何だか、怖い顔をしている、と続け様として、それが正しくない事に気付いた)
何だか……つらそうに見えるわ……。
(その漆黒の色彩と、真直ぐな質感ゆえに硬質な印象を与える黒髪は、しかし触れてみれば
細く、柔らかく……なめらかな感触を指に与えながら、さらり、とナグザットの指を滑りおりた)
ふふ。私達、お互い、自分に持てない部分を羨ましがってるみたいね。
(髪に絡み、おりてゆく指の感触は愛する男を思い出させた。彼もまた、彼女の髪をこうして
撫でるのが好きだった……郷愁の様に過去の情景を思い目を細めた)

男のひとって外で済ませたりする人が多いから……。やっぱり、トマトは駄目なのね。
(どこまでもトマトを拒否するナグザットに小さく笑い)
いいのよ。病気なんだもの、多少、人に世話をかけても仕方ないわ。
(飲み終わるのを待って、コップを受け取ると、ナグザットを最初に見かけ、助けた街道で
―必要な処置だったとはいえ―口移しで水を飲ませた事を思いだし、今更ながらに
羞恥で再び顔を紅潮させた)
105ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 01:05:31 ID:qIeSC4b6
熱…か、通りで暑いはずだ…
(はっはっと呼吸が小刻みになってきていて)
ダメか。外で夜風に当たったら涼しいだろうな…って思って。
暑いのは別に苦ではないから我慢する。一晩なんだろう?
着替え………
(ベッドの傍らに置いてあった自分の荷物袋をビオティーテに見られないように漁ると)
(中には暗殺装束とマフラー、革のケースに包まれたバグ・ナク一対とリストが記された羊皮紙一枚)
(暫し沈黙…頭を垂れながら、流石にこの中身を見せるわけにもいかず)
ない…着替えは…ない。
(等と言ってる間に外套は剥ぎ取られ、上半身は薄い中着だけになり)

な、何でもない…何でも…
(無理に普通の表情を作ろうとするがぎこちなく、自分でも普通に振舞えていないことが分かった。)
別に辛いこと等何も無い…今はアンタといられることが楽しいんだから…
(悟られないよう、一度深く深呼吸して眼を閉じる)
綺麗な黒髪だな…傷つけないようにしてくれ。折角綺麗なんだから…
(思っていた以上に柔らかいその毛質を指で感じ取ると)
(眼を細めている彼女はどこか穏やかで、少し勘違いし)
ん…こうしてたら気持ちいいのか?
(と問いながら髪を指でさらさらと流しながら頭を優しく撫でていき)

外で済ませてたら金がかかって仕方が無いだろう…家出したばかりの頃は金は大事だったし…
今でこそ、ある程度は裕福だがな…家出して最初の職を見つけるのは本当に苦労した…
そのせいで少しばかり金に五月蝿くなってしまったが…
(頭を掻きながら呟き)
(水を飲み終わると、ふと夕方、意識が閉じる前に喉に感じた水分の前に唇に何か触れたことを思い出して)
…俺が夕暮れ時にビオティーテに起こされた後、俺はまたすぐ意識を飛ばしたが…
その時、俺に水を飲ませてくれなかったか?どうやって飲ませた?俺は気絶していたというのに…
106ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/06(火) 01:38:22 ID:vK5tEWth
ええ。朝になれば熱も下がって……そうなったら後はもう快方に向かうだけって事だったわ。
(苦しげに呼吸をするナグザットを心配気に見ながら、どうも荷物の中身を見られたくない様だと
察せられたので、荷物袋に目を向けない様に、剥ぎ取った外套を畳んでその横に置いた)
そう……。幾らなんでも私の服は入らないでしょうし……。
(小首を傾げて考え込む。着れたとしても相手がそれを受け入れるか否かは、全くの別問題なのだが)
ちょっと待っててね。宿の人に適当な服がないか聞いてくるわ。
(着替えがない状態で中着まで剥ぎ取る訳にもいかないので、そちらはそのまま、再び部屋を出ると
程なくして宿の主人から借りた、古着を抱えて戻って来た。手には服の他に清潔な布を数枚と
手桶を一つ一緒に持っている)
ここのご主人の昔の服を貸してもらったわ。……じゃ、それも脱ぎましょうか。汗もふかないと。
(何でもない事の様に言ってのけ、更に薄い中着まで奪い取ろうと手が伸びる)

(自分といれて楽しい、という言葉に嘘は感じられない、が……
やはりどこかぎこちなく見えるのもまた確かで。)
そう?ならいいのだけど……。
(釈然としないながらも、追求されたくなさそうな様子にそれ以上何も言う事が出来ず……)
……戦場に出てるとそうも言っていられないけど、ね。でも、ありがとう。気をつけるわ。
(指で髪を梳かれる感触と、まるで子供でも撫でる様なナグザットの仕草につい、くすくすと
声をあげて笑ってしまう)
そうね。……子供みたいだけど。こうして撫でられるの、結構好きかも……。
(言って、返礼だという様に、熱で額に張り付くナグザットの前髪を生え際に向けてて手櫛で
梳く様に後ろへ撫で、そのまま髪に指を通して撫で付けた)

料理も出来て、むだ遣いしない……ふふ。貴方、結構いい旦那様になるかもね?
昔の経験って結構、後引くものだものね。……でも、お金に五月蝿いのは程ほどにしないと
逆に女の子モテなくなるわよ?折角、モテそうなのに勿体ないわ。

……!!
(その話題に触れられると、途端に顔が赤くなり体を硬直させる)
あ、あの……あれは……その……。
(必要な処置だったとはいえ、相手の意識がないときに、あんな事をした非と、単なる恥ずかしさ、
その両方で上手く言葉が出てこない。
きちんと話して可能なら詫びた方がいい、とは思うのだが……
だが、顔を紅くして、口ごもるその姿が答えを雄弁に語ってしまっている事には気付かずに)

【今の時間と、お互いのレスの速度を考えると後、お互い2・3レスくらいで〆に入った方が良いと
思うのですが如何でしょう?】
107ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 02:09:33 ID:qIeSC4b6
そうか…その程度で済んだのはアンタのお陰だな…ありがとう。
(綺麗に外套を畳んでいるビオティーテを見て)
重いだろう、それ。わざわざ畳んでくれなくても良いのに…
(着替えをどうしようかと考えているとビオティーテが「私の〜」と言った拍子に咽てしまい)
ゲホッゴホッ!?な、何を言ってるんだ…今すごい問題発言したぞ…?
(やがて桶や着替えなどを持ってくると)
わざわざ行かせて悪い…ちょっ…待てって…!
(と言いつつも体に力が入らないため抵抗できずに剥ぎ取られ)
(細身ながらも引き締まった上半身が晒され)
アンタ…自分たちが男と女だってことをもう少し意識してくれ…
(頭に手をやりながら顔は朱に染まっていて)

大丈夫だ…ちょっと嫌なことを思い出しただけで…
(嘘をつく自分に嫌悪しながらも、何とか元の調子を取り戻し)
こっちも触れ合っていたいのかも知れない。初めて人と長時間触れ合ってるから…
(と本心を口にし、照れくさくなって俯く。それでも手は止まらなくて)
(汗で張り付く髪を梳かれると)
おい…汗をかいてるのに…汚いとか思わないのか?
(女性は男の汗などを忌み嫌うと思っていたので意外で)

生活費を切り詰めるためにはそうするしかなかったってだけの話だ…
金には限りがあるのに、それを湯水のように使うってのはどうしても許せなくてな…
別にいい。こんな血にまみれた男に付く必要は無い。その方が幸せだ…

(慌てふためき、言葉が出てこずに真っ赤になっているビオティーテを見ていると何となく分かり)
(自分もボッと音を立てそうな勢いで赤くなり)
ああ…大体分かった…その様子だと…その…口移し?…でもしたのか…
悪い…したくもないのにそんなことさせて…アンタには大切な人がいるというのに…
(頭を下げて心底から謝ると)
その…あの時、薄れていく意識の中で、何と言うか、柔らかくて気持ちよかった…
悪い…
(すっかり俯いてしまい、ただ「悪い…」と何度も呟き)

【そうですね…30分で1レスって何この遅筆俺…】
【分かりました、〆の方向で】
108ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/06(火) 02:38:37 ID:vK5tEWth
(無造作に剥ぎ取った上着を、これまた畳んで外套の脇に置き、ナグザットの言葉に軽く首を傾げ)
……男と女……?それはそうだけど……。
(幾分、人と触れ合う事もする様になったとはいえ、人間関係の経験値が低いのは否めず……
他人を極端に拒絶していた過去と、それを払拭した恋人と過ごした日々。極端から極端に走った
経過から、実はこういった距離感の取り方が下手、というか外れている。
彼女に取って、人と触れ合う、ということのベースは恋人と過ごした日々にあり……
結果、全く触れないか、一度触れ合うととことん近接になるかの両極端である。
要するに、初めて会った男に恋人にしていたのと大差ない接し方をしてしまう、どこか危うい面がある)
心配しなくても、私は貴方を押し倒したりしないわよ?それに脱がなきゃ体も拭けないでしょう。
(何とも外れた事を言いながら、借りてきた布を手桶の水に浸して固くしぼり
紅くなるナグザットに構わず、その半裸になった上体を拭いてゆく―気恥ずかしくはあるので
此方も少し紅くなってはいるが)
さ、着替えて寝た方がいいわ。自分で着れる?
(借りてきたのは着替えのしやすい、ゆったりとした服だし、さすがにそこまでされるのは
相手も抵抗があるだろう、と尋ねて)

人間は生きていれば、汗もかくし排泄もするわ。……本当に汚いもの、なんて見慣れているもの。
そんなものを汚いとは思わないわ。

……ごめんなさい。必要だったからしただけ、なんだけど……やっぱり……
(嫌よね、と続けようとした所で逆に謝られてしまった。更には気持ち良かったと言われ
ますます顔を紅くする)
……ね、お互い忘れましょ?あれは……何ていうか……応急処置の様なもので……
(お互い、暫く俯いたあと、そう切り出した)

109ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 02:59:55 ID:qIeSC4b6
…本気で言ってるのか。はぁ、体が動けば…
(結局、されるがままに体を拭かれ)
押し倒したりとかそういう話じゃなくてだな…もういい…諦める…
(水を含んだ布がヒンヤリしていて気持ちよく、思わずほう、と息が漏れる)
大丈夫、これなら何とか着れそうだ…
(少しもたつきながらも着込み)

今時珍しいよ、そんな考え方の出来る女性は。
いや、俺も関わりが無いから実際のところあまり知らないが…

あ、ああ、そうしよう。意識しない方がいいこともある…
(ふと顔が真面目なものになり)
1つ、大事な話がある。
最近、この近辺で黒い衣服とマフラーに身を包んだ暗殺者が夜、出没するそうだ。
そいつは依頼を受け、大人数の暗殺を任されているらしい。
ナイトメア程名前が知れている存在ならば対象に入っていてもおかしくない。
俺はアンタに死んで欲しくない。夜、1人で絶対外に出ないでくれ。頼む。
(これが頼みの綱だった。この言葉を信じて、彼女が外に出なければ、)
(出会うことはなく、故に殺す必要も無い。帝国には行方不明とでも報告すればいいだろう)
(少なくとも、彼女がいるはずも無い夜を探し続けた結果として)
(しかし、こちらの忠告にも関わらず、夜に彼女を見つけてしまった場合――)
(その時は――殺す。それが自分の最大の譲歩。そして、賭けだった)
110ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/06(火) 03:27:36 ID:vK5tEWth
(先程までとはうって変わって真剣な表情をしたナグザットに此方の意識もたちかえり、
その話に真摯に耳を傾ける)
……そう。確かに私は対象に入っていてもおかしくはないわね。
(数多の人間を斬り、おそらその分だけの怨みかっているだろう。また、憎悪や敵意ではなくとも
ある程度、名の知れた存在を討つ事で己の力を誇示し、自身を売り出そうとする者も少なくない)
有難う、心配してくれて。……私もこんな稼業だし、絶対、とは約束出来ないけど
貴方の言葉は忘れない。なるべく、気をつける様にするわ。
……少なくとも、よっぽど必要ない限り、不用意に夜、一人歩きしない様にはするわ。
(ナグザットの内心を知る由もない身としては、真摯に此方を心配してくれる相手に対し
嘘もごまかしもない、正直な思いを語る。絶対、と約束出来ない事を少し心苦しく感じながら)

……随分、長話をしてしまったわね。もう眠らないと治るものも治らなくなるわ。
(言って、ナグザットが寝台に再び横になるのを助け、寝かせた後、寝台の脇に置いた椅子を
その枕元に持って行き、そこに座ると熱にうかされるナグザットの手を握る。
時折、言葉を交しながら、熱い額に置いた冷たい水に浸し固く絞った手巾を、温くなる度に
取り替え……汗を拭く。
そんな事を繰り返す内に、ゆっくりとナグザットの熱も引いていき……
宿の窓から見える東の空が白み始める頃には、顔色も体温も呼吸も、通常のものになっていった。
そして安らかになっていく寝顔を見ている内に、今度は此方の疲労が体にのしかかってきた。
体力、腕力の乏しい身で長い道程を、脱力した大人の男一人を背負って歩いた、その負担はかなりの
もので……ナグザットの容態が安定し、気が緩んだ所にそれが一気に押し寄せてきたのだ。
ナグザットが目覚めるまで、起きていよう、と思ってはいたのだが……。
体力的に限界を超えていた彼女は、椅子に腰掛けたまま、頭だけをナグザットの眠る
寝台に預け、泥土に沈む様な深い眠りに入っていってしまった)

『……目が覚めたら……きっと、いなくなってるでしょうね……』
(沈んでいく最後の意識で思ったのはそんな事。
寝台の上に散らす黒絹の長髪を朝日が照らし、その髪を艶やかに彩る。伏せられた長い睫は
その白い頬に陰お濃く落とし……眠る女の寝顔は、気を張り詰めている常日頃のものと
違う、あどけない、とすら言っていい無防備なもので)
111ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 03:47:09 ID:qIeSC4b6
(思いつく限りのことはした。あとは、彼女がそれに対してどうでるか。)
(それだけが、今はただ心配だった。そして願った。俺に命の恩人であるアンタを殺させないでくれと)
本当に…気をつけてくれ…
俺はアンタが殺されるのは本当に嫌なんだ。
(哀しげにそう言葉を紡ぐと)

(彼女の助けを借り、体を寝かせ)
こんな時間か。すまない、付きっ切りで俺の世話なんかさせて。
本当…に、感謝し、て…い…
(そこで睡魔に襲われ、意識を手放してしまう)
(自分が寝ている間にも、彼女は汗を拭いてくれていて)

(翌朝、すっかり元の体調で起き上がったときは彼女は隣で突っ伏して眠ってしまっていた)
(自分の体を見るに、夜通し汗を拭いてくれていたのに気付き)
何で…俺なんかにそこまでするんだ…
(そう言って服を着替え、元の赤い外套を着込むと)
こんな体勢じゃ疲れもとれない…俺の看病で…疲れが溜まってるのに…
(ビオティーテを抱きかかえると、先ほどまで自分が寝ていたベッドに丁寧に寝かせシーツをかけると)
(そして、その安らかな寝顔を覗き込み、軽く唇同士を重ねて)
俺も…かなりの…卑怯者…だな。
(部屋に置いてあった羊皮紙に羽ペンで文字を書き込み、それをビオティーテの横に置き)
(男は荷物を全てまとめ出て行った。――残された手紙にはこう書かれていた)
「俺の初めての友へ 感謝の気持ちをここに。 ナグザット・リアスタ」
112ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/06(火) 04:09:44 ID:vK5tEWth
……ぅ……ん……。
(抱き上げられたその一瞬、小さく声を漏らして身じろぎしたが、結局目を醒ます事はなく……
そのまま、身を預けて眠り続けた。細身で華奢な女の身体は驚く程軽く……抱き上げた手には
柔らかい感触を与える。痩身ではあるが、骨格そのものが細いので骨が当たる様な事はなく
柔らかく薄い肉の下にあるその細い骨の感触が、更に女の繊細な印象を強めた)
……。
(寝台に寝かされ、僅かに唇が重なった時も、やはりその黒瞳は開く事なく、触れ合った
余韻を残す口元には安らかな吐息)
……。
(ただ、ナグザットが部屋を後にしようと扉を閉めた時、ほんの微かにその指先がピクリ、と動いた)

……初めての友、か。ふふ、そんな大事な存在が私なんかで良かったの、ナグザット?
(昇った日が一日で一番高い位置に来る頃に、ようやく目を醒ました女が置手紙を見て、そう呟いた)
……もう、会う事もないでしょうけど……。
元気で……命を粗末にしないでね。ナグザット。
(本人に直接言えなかった別れの言葉を、置手紙の署名に向けて囁き……
今、この太陽に照らされながら歩いているだろう「友」の旅の無事を願いながら、眩しい日差しに
目をすがめたのだった……)

(この邂逅はルーンの導きなのか、運命の皮肉なのか。
―そして、次に出会う時、二人はビオティーテとナグザットとして再会するのか……
或いは「ナイトメア」と「フリーズ」として対峙するのか……神ならぬ身に知る術はなく)

【それでは私はこれで〆にしますね。3日間、しかも長時間のお付き合い、本当に有難うございした。
ドラマチックな再会を楽しみにしております!それでは、お休みなさいノシ】
113ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/06(火) 04:14:10 ID:qIeSC4b6
【いえいえ、こちらこそ。本当に良い〆にすることが出来て良かったです】
【長期間ありがとうございました!また、次の機会に!】
114ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:09:31 ID:TlPapeXB
【こんばんは、しばらく待機しますね】
【プロフは>>14です】
115エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 20:09:35 ID:JOYzMDOV
【お二人ともお疲れ様。早く、心の底から革命軍になれるといいわね】
【じゃ、今夜こそ待機させてもらうわよ。プロフは>>12
116エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 20:10:56 ID:JOYzMDOV
【うお、4秒差で待機宣言! これって運命?】
【こ、こんばんはw】
117ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:12:09 ID:TlPapeXB
【おっと、凄いニアミスw】
【こんばんは♪】
118エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 20:15:01 ID:JOYzMDOV
【で、どうします? 今までヴァリタさんとやったのは手合わせと犬? をとっつかまえたロール】
119ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:20:24 ID:TlPapeXB
【そうですねぇ…】
【@犬?絡み(名前を決めたり、何ていう生き物なのか調べてみたり)】
【Aその他(共闘、雑談etc)】
【大きく分けて、この二つのどっちかですよね】
【どうしましょうか?】
120エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 20:24:25 ID:JOYzMDOV
【うーん。革命軍の長柄武器使い二人の共闘、というのも捨てがたいのですが】
【避難所で犬?の名前を決めてくれと言われまして】
【それで行きましょうか。難しそうですが】
121ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:28:25 ID:TlPapeXB
【了解です!】
【犬?の話が上がった翌日に4秒差で出会うなんて、ホントに運命かもですねw】
【確かに難しそうですが、頑張ってみましょう】

【導入書くので、しばらくお待ちください】
122ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:38:35 ID:TlPapeXB
んじゃ、もらってくぜ。ありがとよ!
(明るい礼を残し、厨房からミルクの瓶を抱えて出てくる半竜人。)
(何やら機嫌よさげに、その足で兵士達の部屋の集まるゾーンへ。)

(部屋へ戻るのかと思いきや、自室の前をそのまま通り過ぎ)
(しばらく歩き続けて、とある部屋の前で立ち止まる。)
エテルナぁ、いるかー?
アイツに、ミルク貰ってきてやったぜ!
(不躾にも、ノックもせずに大声を張り上げる。)

【こんな感じで。よろしくお願いしますね】
123エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 20:44:09 ID:JOYzMDOV
【こちらこそ。頑張りましょう、まさかこんなことで頑張るとは思いませんでしたがw】

(宿舎の片隅の空き部屋で、エテルナは犬に似た、しかしどこかが違う生き物をじゃらしていた)
こら、そんなにキャンキャン鳴かないの。もうすぐ、来るからね〜
(背後のドアの向こうから、女の大声)
ほーら来た。ヴァリター? さっさと入ってきなさいよ!
(こちらも負けじと、声を張り上げた)
124ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 20:57:38 ID:TlPapeXB
んじゃ、邪魔するぜ。
相変わらず、どっちも元気そうだな?
(遠慮なくドアを開け、一人と一匹にニカッと笑いかける。)

(高い声で鳴くちびすけを撫で、瓶を見せびらかすようにして)
ほぉら、メシだぞー。
でもその前に…お手!
(芸のひとつも仕込もうと思っているのか、もこもこした生き物の目の前に)
(ミルクを持つのとは反対の手を差し出してみる。)
125エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 21:05:34 ID:JOYzMDOV
いらっしゃーい。そりゃもう、このチビに元気をもらってるみたいなもんだし。
(言ってるそばから、チビがさらにけたたましく鳴きだした)
あらあら、我慢できないって。しょうがないわね……って、バカ! そういうことすると……
(ヴァリタがミルクをお預けにすると、チビがエテルナの腕の中から瓶に飛びついた。
ヴァリタの手に噛みつこうとする勢いである)
やっぱり、おとなしくしてられないわよねぇ。素直に飲ませてやったら?
126ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 21:14:44 ID:TlPapeXB
うおっ!?あっぶねー!
こら!また行儀の悪ィことして!
今度やったら、もう持ってきてやらねェぞ?
(自分のことは棚に上げ、ちびの眉間を人差し指でつつく。)

(とは言えヴァリタも、このもこもこには甘いのである。)
…まぁ、あんまり苛めんのも可哀想だよな。
待て待て、今やるから。
(瓶と一緒に持ってきた深めの皿に、真っ白なミルクを注いで床へそっと置く。)
(エテルナの手を離れ、嬉しそうに食事を始めるちびすけを微笑んで眺め)
127エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 21:25:12 ID:JOYzMDOV
そうよ。食べ物の恨みは怖いんだから。
(一心不乱にミルクを舐めるチビを前に、エテルナもにやけっぱなし)
うんうん、ホントに育ち盛りってとこよね。どれくらいまで育つのかしら……
ていうより、このチビ、どんな生き物なのかしら。全然調べてないんだけど。
(一抹の不安を抱きつつ、無邪気なチビを見下ろす)
ヴァリタは? 図書室とか行ってみた?
(あまり期待していない顔を、隣の友人に向けた)

ま、まあ、それはおいおいってことで。それより、いつまでもチビ呼ばわりって、
かわいそうじゃない? そろそろ名前、つけてやろうよ。お互いに候補をいくつか出してさ。

128ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 21:42:57 ID:TlPapeXB
ははっ、違いねぇ!
この調子なら、すぐにでかくなっちまいそうだな?
(楽観的に、笑いながらそんなことを言う。)
(このちびすけが、どんな風に成長するかなどあまり気にしていないようで)

図書館だぁ?…俺が、そんなとこに通うと思うか?
(若干ジト目でエテルナを見る。)
(一度行ってはみたものの、大いびきをかいて眠ってしまい摘み出されたことは)
(自分の胸に仕舞っておくことにして)

ああ、いい加減つけてやんなきゃな。
一応少しは考えたんだけどよ。
(髪を右手で弄りながら、思いついた名前を並べてみる。)
もこ太にファング、それからセイバーだろ。
あとは…長いこと名前がなかったから、名無しのナナ…とか。
お前はどんなのがいいと思う?
129エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 21:56:54 ID:JOYzMDOV
うーん、そうなると食費が……ま、愛があればどうにかなるっしょ!
(ヴァリタともども、チビの素性を深く考えることもなかった)
うん、普通思わないわよね。聞いた私がバカだったというか、たまには予想を裏切ってというか……
私たち、揃いも揃って文字相手の仕事が苦手よね……
(自分で言っていて、少々情けない心地)

おお、いろいろ考えてるじゃない。
私はねー……レヴォにプロキオン、エトランゼ、ファズ、カニスってところかしら。
意味? 何となくよ、何となく。
これで9つでしょ。あと一つそっちで考えて、これで決めない? これも運命ってことでさ
(なぜか、懐から10面ダイスを取り出した)

【10の名前に0から9まで番号を振って、秒数の末尾一ケタで決定というのはどうでしょう】
130ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 22:07:41 ID:TlPapeXB
そーだな…2人でなら、こいつ養うくらいは何とでもならァ。
(食費という言葉に思わず苦笑い。しかし本気で困っている素振りは無い。)
(情けない顔のエテルナを見て、大袈裟に肩を竦め)
それは言わない約束だぜ。
こればっかりはどうしようも無ェ、俺らにゃ向いてねーンだからよ。

あとひとつ、なぁ……よし、ライカだ。
結果は神のみぞ知る、ってな。どうなるかねぇ?
(楽しそうに口角をキュッと上げ、目でダイスを投げるよう促す。)

【賛成です♪さて、どうなることやら…】
131エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 22:13:26 ID:JOYzMDOV
0もこ太
1プロキオン
2ファング
3エト(エトランゼ改め)
4セイバー
5ファズ
6ナナ
7カニス
8レヴォ
9ライカ

……と。じゃ、恨みっこなしよ。ほりゃ。
(ダイスを床に転がした。チビがなぜか、心配そうに眺めている)

【ありがとうございます】
【では、次のレスの秒数で決めましょう。ヴァリタさんにゆだねますw】
132ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 22:21:08 ID:TlPapeXB
…何か、緊張するな。こーいうの。
(心なしか、ちびすけまで少し頼りなげにしているようだった。)

(小さな10面体が、ころんと床に転がる。)
(2人と一匹が固唾を呑んで見守る中、ダイスが示した数字は――)
133エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 22:28:41 ID:JOYzMDOV
戦闘に勝るとも劣らないわね、この緊張感……おおお……
(やがて、ダイスが回転を止める。上を向いた数字は)

8……ってことは、レヴォね。よし、レヴォに決定〜!
(拳まで振り上げて大喜び)
いい、今日からお前の名前はレヴォよ。私とヴァリタが運任せ……じゃなくて
一生懸命考えて決めたんだから、好きになってよね!
(レヴォを抱き上げ、頭を撫で撫で)

【語源はお察しの通りですw】
134ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 22:39:29 ID:TlPapeXB
決まったな。良い名じゃねぇか…
(エテルナの腕の中のちびすけ改めレヴォも、新しい呼び名を気に入ったようで)
(鼻を鳴らして心地良さそうにしている。)

大丈夫、こいつはちゃんとわかってるみたいだぜ。
運だって立派な名付け親だ。
なぁ、レヴォ?
(もこもこの背をくすぐるように撫でながら話しかける。)
(わかっているのかいないのか、小さな‘革命’は一声吠えて返事をしてくれた。)

【いい名前に決まってよかったです♪】
【もこ太になっちゃったらどうしようかとw】
135エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/06(火) 22:47:19 ID:JOYzMDOV
【もこ太、捨てがたいんですが、やっぱりこの世界にはちょっとw】
【さて、ヴァリタさんのレスでいい感じに〆になっていると思うので、
今日はこれまでにしましょうか】
【ご協力、ありがとうございました! 今後ともよろしく〜】
136ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/06(火) 22:50:39 ID:TlPapeXB
【そうですね。では今日はこれで】
【こちらこそ、これからもよろしくお願いします♪】
137エリス ◆P6XAM/yCVI :2007/11/06(火) 23:46:35 ID:9El9XB9M
【名前】エリス・リーズン
【ルーン】理性(腰の後ろ側)
【年齢】18歳
【性別】女
【職業】魔法剣士
【種族】ハーフエルフ
【容姿】162cm 48kg B87/H56/W84
    ミストグリーンのロングヘアに、真っすぐで意志の強そうな瞳。
    全身から放たれる厳しくも凜とした空気は周囲を張り詰めさせる。
【装備】細身の剣・淡緑色のブレザー・赤いチェックのプリーツスカート・襟元に魔法のペンダント
【戦闘】剣で最低限の自衛をしながら、中距離から魔法でサポートや指示をするタイプ。
【NG】ルールにある特殊ロール
【備考】剣士で人間の父とメイジでエルフの母を持ち、二人の才能を半分ずつ受け継ぐ。
    帝国軍の非道を許せず、両親の説得を振り切ってルーンの導きに従い革命軍に志願する。
【提示できるシチュ】雑談、戦闘、エロール


【お二人ともロールをお疲れさまでした】
【細かな点ですが、プロフィールを少し修正いたしましたので投下いたします】
【変更点はルーンの位置の詳細にした事と、ルーンの無自覚を自覚への変更です】
【まだ本格的なロールは行っておりませんが、何卒よろしくお願い致します】
138デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 00:05:28 ID:/cRKkNUZ
【名前】デューイ=ルギウス
【ルーン】舞踏(額。前髪に隠れる。「弓矢・魔法を使えない」という誓約がある)
【年齢】外見年齢22歳(50年は生きていないとのこと)
【性別】女
【職業】剣士、踊り子
【種族】魔狼憑き
【容姿】数値――174cm/体重不明(軽くはない)そこそこ・きゅっ・すらり。
    この世在らぬ冷たい美貌。銀の長髪と翡瞳、白磁の体躯。
【装備】漆黒の舞踏衣装(ズボン)、両腕両脚にルーンに似た刺青。
【戦闘】高い身体能力と卓抜した剣術、経験。白兵戦では緩く湾曲した剣、馬上では斬馬刀を操る。
【NG】排泄系や猟奇系。ショタ。
【備考】戦狂いの美貌の傭兵。愚直なまでに誇り高く自分勝手。知識が偏っている。
    独自の哲学のようなものを持っており、もって回ったような言い回しが多い。
    ただ戦場を求めて革命軍に志願した。ルーンは生まれつき額に。従軍後に意味を知る。

    北方、狩猟と歌舞音曲に通じる一族の末裔。剣舞は、この軍では一度も披露していない。
    部族の崇拝する狼神の怒りに触れてしまい、不老にされたうえ、一族を追放されている。

    "戦では"守勢攻勢ともに好く立ち回るものの…?
【提示できるシチュ】割と幅広く。恋愛は不可能です。


【やっと規制が解けたらしく、微妙に改訂してここに記す。】
139デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 20:33:37 ID:/cRKkNUZ
【では、少々待機をしてみよう】
140ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 21:09:53 ID:5y4GhyZq
【こんばんは。3日の長期間スレを占有したばかりなので自粛しようと思ったのですが……
このまま、後30分程待っても、どなたも来ない様なら、お相手よろしいでしょうか?
上記の事情があるので、それまでにどなたかいらっしゃられたら、その方優先、という事で】
141デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 21:10:34 ID:/cRKkNUZ
>>140
【了解した】
142デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 21:25:02 ID:/cRKkNUZ
【…しかし私も時間にそこまでの雄大な余裕があるわけではないのだ。】
【30分に如何程な理由があるにせよ、】
【ロールに付き合ってくれる…という意思があることが嬉しい。】
【だから、すぐにでも構わないぞ……?】
143ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 21:31:50 ID:5y4GhyZq
【そうですね……ここ最近の賑わいぶりから、それくらい待てば誰か来るかな?と
思ったのですが……では、お言葉に甘えて……シチュなどは如何いたしましょう?】
144デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 21:33:19 ID:/cRKkNUZ
【二度目の邂逅になるのだし、名乗りやらは不要】
【割とどんな形でもいけるかと……】
【前は深夜だったので、日中とか夕刻にしてみますか】
145ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 21:35:18 ID:5y4GhyZq
【そうですね、明るい内に会うのも面白いかも知れません。
以前は書き出しをお願いしてしまったので、今回は私から行きましょうか。
平和的路線とちょっと殺伐路線では、どちらがお好みですか?】
146デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 21:37:15 ID:/cRKkNUZ
【どちらでも――と言うのは反則でしょうかw】
【流れ的にどちらにも行きそうな感じですが】
【少々シリアス目に…を希望してみます】
147ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 21:38:04 ID:5y4GhyZq
【了解しました。ではシリアスめに書き出してみますね。少々、お待ちを……】
148ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 21:49:05 ID:5y4GhyZq
(帝国軍と革命軍の折衝地帯に存在し、その場所の重要性ゆえに、占拠したり、奪い返されたりを
繰り返す砦のやや近く……。革命軍が勢力、軍力を拡大し、その砦を奪えば、帝国はその分だけ
多くの兵を割き、そこを攻め、奪取する……そんないたちごっこの繰り返がまた行われ、
一月程まえに占拠した砦を、帝国の大部隊に攻められ……撤退する味方を助ける作戦に
革命軍の本拠地から多数の部隊が出動し……そして、何とか、多数の味方を
帝国の敗残兵狩りの牙に晒す事なく、取り戻す事に成功し、そこで傷付いた味方に
一時の休息を与える為に野営地を設立していた)

……はぁ…はぁ……。
(その野営地から、ほど近い川から、黒服の女が荒い息とともにあがってきた。
帝国の追撃部隊の撹乱を単身で引き受け……それを果たし、味方の逃走を助け、
自身は川に飛び込んで、敵から逃れてきたのだ。
水は冷たく、女の体力を奪い……そして、元より白い面を青白い程にし、唇は紫色。
濡れて身体にはりつく喪服と、水の浮力を失い、重く感じる身体に、
女は岸にあがると同時に、その場に倒れこんだ)

【それでは、よろしくお願いします】
149デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 22:02:34 ID:/cRKkNUZ
(馬の足は速い。虚しく敗北したことも、行方不明になった者のことも、)
(すぐに届く。今、本拠では敗残部隊の救援・保護への論議が)
(交わされているのだろう。そして、とある任を使わされるのは)
(体力が余っており、細々とした作業を好まない者にあてがわれることになる――)



(今回は敗北必至であった。配備の不備も、軍力差も。)
(これが正答であるかのような惨めな結果は、士気を削ぐ――)
(だが、当人はそれを気にしていない。)
(むしろその場に居合わせられなかったことを悔やんでもいた。)
(女は研ぎ澄まされた五感を頼りに森を進んだ。)
(囮となった者の捜索など、つまらないものだ。)
(顔を知っていると言うことは、時にこういった貧乏籤を引く切欠になる)

…………ふん。生きているのか、白昼夢。

(見つけたのは、労を煩わせた女の哀れな姿だった。)
(河岸に膝をつき、濡れた髪に指を絡め、女の顔を外気に晒す)
(最大級の皮肉。絶望を与える悪夢でなく、精気の薄れた様への。)
(冬も間近に迫ったこの時期、どれだけの時間水中に居たのか)
(呼吸から何からを確かめるように、顔を寄せ、自らの纏っていた)
(防寒用の分厚い外套で、手早く包む)
150デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 22:03:14 ID:/cRKkNUZ
【こちらこそ、お願いします】
151ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 22:12:11 ID:5y4GhyZq
……!
(聞き知った声に言葉を返す力も残っておらず……ただ、よりにもよって、どうしてこの人物なのか、と
自身の不運を呪いながら、髪を掴まれ強引に上向けられた顔で、今、己が感じる寒さよりも
なお、冷厳な美貌を茫洋とした黒瞳で見返す。
川からあがったばかりのその身体は、未だに水をたっぷりとまとっていて……
もちあげられた拍子に、繊細なラインを描く輪郭をつたい、細い顎から水が一滴、したたり落ちた)

……貴女……どうして……ここに……?
(事前に聞いていた話では、目の前の女の率いる部隊はこの作戦に加えられていなかった筈だ。
―まさか、使い捨ての外様の傭兵をわざわざ捜索しに来たとは考えられず、尋ねた。
被せられた外套はそれまで纏っていた人間の体温を残して、冷え切った身には熱く感じられる程で……
かすかに身震いをひとつ、した)
152デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 22:26:33 ID:/cRKkNUZ
生きていたか。
……用済みと断じる刻ではなかったというだけのことだろう?
(しれっと身も蓋もない解答を寄越す。)
(それ以外に何者でもない、そして自分が来た理由は、反芻したくない。)
割と元気そうだが…戻るには足りないか。
背中で死なれても困る、乾かすぞ。
(面倒事は要らない。質問される前に、抱き上げて少しだけ河から離れた。)


……明朝には、お前の部隊も本拠へ引き上げる。
流石にここは我らの領土。奴らも早急に踏み込みはすまい。
(適当な場所へ寝かせれば、今度は樹の幹に横たわる荷物から)
(毛布を抜き取り、投げ寄越す。けが人にすることとは気づいていない)
随分な失態。必然とはいえ、悪夢の名に傷がつくか……
布を触れさせるなよ。
(道具を用意し、火の準備をしながら、外套なしでも)
(寒さには強い体を晒しつつ、言葉で押していく。)
153ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 22:44:53 ID:5y4GhyZq
(素っ気なくも乱雑な物言いながらも、目の前の相手がわざわざ自分を捜しに来たのだ、ということが
やっと察せられた。そして軍属である以上、それは革命軍の上層部の意思なのであろう事も)
……死にはしないわ……少し……休めば……っきゃ!?
(自分で戻れる、と続け様とした所に、急に抱え上げられて小さく声を漏らす)
……っ!離して……!
(そう言いながらも、突然高くなった視界に、咄嗟に相手の身体にしがみ付いてしまっていたのだが)

……私の部隊?……ああ、途中まで一緒に行動していたあの部隊?
明日って……まだ引き上げてなかったの?
(単独で動く傭兵の身には「部隊の所属」などへの意識は薄く……そう返す)
……!!
(投げられた毛布は、かなり勢い良く彼女の身体に当たったが……与えられた事自体が
有難いので、文句は出てこない。寒さは未だ、彼女の身体を蝕んでおり……
歯の根が合わず、震える手で、もたつきながらも毛布を身体に巻きつけた)
……依頼された……仕事は……ちゃんと、こなした……わ。
(震えが止まらず、上手く言葉を紡げないながらも、最低限の抗議はする。
しかし、余計な手間を相手にかけさせ、助けられたという負い目を自覚しているので
弱弱しいものではあったが。
この寒さのなかにあるには相応しくない相手の格好に、外套は返した方がいいかと
思ったのだが、しかし、外套は彼女の身体の水気を吸って濡れてしまっている)
……ねえ……毛布、この一枚しかないの?
……それなら、これは……貴女が使った方が……。
(一度は身体に巻きつけた毛布を、相手に差し出そうとほどこうとして)
154デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 22:54:49 ID:/cRKkNUZ
>>153
(抗議や提案を聞きながらも、相手の弱り方は)
(自らにしがみつく手の強さや様子で大体見当はつく)
(だからいくら吼えようとも、その声は頭に来る前に噛み砕いてしまう)
ああ、明日だ。あと少し。救援の足は、そう速くはない。

生還よりもそちらを優先するとは、随分と仕事熱心なことだな。
……? それは不要だ。寒さには慣れているし……。
(言葉を返しながらも続けていた作業。もう慣れたものだ)
(雪がない分、道具が揃っていれば着火は容易い。乾燥している時期なら尚更。)
(ぼっ、と勢いよく着火した火の粉が広がり、焚き火と言うに相応しい成長を遂げる)
……火がある。
(熱に橙に照る風貌をようやく晒し、相手を見据え)

それに、毛布は絶対に必要になる。乾かすから服を全部脱げ。
どうせ明日の朝には発つ。暖めるための酒もある。
無用な気遣いより、自分の身を案ずるのだな、白昼夢。
155ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 23:09:31 ID:5y4GhyZq
貰った報酬分の仕事はしなければ……それこそ、名折れだもの。
……それに、自分の命よりも任務を優先したつもりはないわ……。
(だが、僅かに引き際を見誤ったかもしれない、とは思う。騎馬の敵から逃れる為とはいえ……
この時季に川に飛び込まなければならない所まで追い詰められたのだから。
―その結果、目の前の相手の手を煩わせた身としては、余り強く主張も出来ず、それきり俯いた)
……慣れている……?この辺は随分、温暖な地方だと思うけど……貴女は遠くから……
寒い場所から来た人なの?
(疑問を口にのぼらせてから、相手の出身を聞くのは立ち入った事だったかと思いあたり)
……答えたくないなら、無視してくれていいけど……。

(火があがり、その熱と光を身に受けると、安堵した様に、ほう、とひとつ吐息が漏れる。
……しかし、次の相手の言葉に目を大きく見開き、身体を硬くして)
……全部!?
(いや、必要な事だと分かってはいるのだが。濡れた服を着たままでは体力を消費するだけだ。
……しかし……ただでさ、人前で肌を晒す事に慣れていないというのに……
以前の邂逅の、印象が未だ強い身としては、この相手の前で服を脱ぐのは、聊かどころではない
抵抗があった。いや、あれは「欲望」の対象になったというよりは
「暇つぶしに遊ばれた」と、言うのが正しいのではないか、と思ってはいるのだが)
……この前みたいな変な事、しないでよね。
あと……出来たら後ろを向いてて欲しいなって思うんだけど……
(聞き入れて貰える可能性は低い様な気がしたが、そう気弱げに懇願してみる)
156デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 23:19:27 ID:/cRKkNUZ
(言ってから悔やむ、と、冷静さを欠いている様子には、)
(思わず笑いが零れてしまう。震える白い肩を晒したまま、)
(酒瓶を取り、栓を開ける。笑いを堪えている顔を向ければ)
無理に喋ろうとしなくてもいい。動揺をしている際には余計にぼろが出る。
……もう思い出というものもないが、此処より遠い場所にいたこともある。
誰かの胸の中、などという疼痛を覚える記憶は無いな。
(そして適当に答えながら、酒を一口だけ含む。)
(身体が内側から温まるのを感じ、こちらもようやく一息をついた。)

さあ……見返りに愉しませてもらうくらいはいいと思っているが。
そういえば腹が減った。"肉"でも――………冗談だ。早くしろ。
(乙女のように恥らう様には、もう呆れるばかりだ。)
(たぷん、と瓶の内溶液を揺らし、退屈をもてあますように…)
(しかし、其方は見ている。顔を逸らす様子はない)
いちいちくだらないことに時間をかけるな。
生娘をベッドに運ぶでもあるまいに。
朝に体調が戻らなかったら棄てていくぞ。
(そしてビオティーテの思った通り。まだるっこしいのは好むところではないのだ。)
(脱げ、と催促するような恫喝を響かせ)
157ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/07(水) 23:36:07 ID:5y4GhyZq
(どうも、初対面で大分圧倒されっぱなしだったという自覚があり、目の前の相手に
何とも言えない苦手意識を持つ身としては……笑われた事にやや憮然としつつも
相手の余りにもっともな言い分に返す言葉もなく)
……そう。
(相手の言葉に唯一言を返すのみで―誰かの胸の中、という言葉に自身の……
愛した男と過ごした日々が思い起こされ、さらに深く俯いた)

……!!
(この相手が言うと冗談に聞こえない言葉に、目に見えて顔を引きつらせて
まだ上手く動かない身体を後退させようと、身じろぐ)
……わかったわ……。
(ただでさえ、手間をかけさせている相手をこれ以上煩わせるのも気が引ける。
相手の視線に頬を僅かに赤らめながら―体温が下がりきっている今の状態でなければ
おそらく耳まで真っ赤になっていただろう―身体に巻きつけた毛布と外套をそっと地に下ろし……
相手が後ろを向いてくれないなら、代わりに、と言うわけでもないが此方が後ろを向いて
腰から剣帯を外し、脇の木にたてかけ……なるべく視線から逃れる様に服を脱ぎ始めた。
濡れた髪は数筋に纏まって身体にまとわりつき……常ほど彼女の身体を隠してはくれない。
そっとおろした黒いドレスから、なめらかなラインを描く細い肩と肉の薄い背が晒され……
はりつく髪の隙間から、背の紋様が見て取れた。
4対8葉の歪な翼か、身体に侵食していく蔦のように見える―「夢」のルーンが)


158デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/07(水) 23:47:31 ID:/cRKkNUZ
寄せ集めだ……私以外にも外来は多くいるだろうな。
(何の足しにもならない言葉を並べながら、もう一口酒を飲む。)
………その痣は?
(しっかり見ている、ということを前提にした言葉を口にしながら、)
(音もなく立ち上がり、火の横を通過する。)
(既視感がありありと湧き上がるそれは、紛れも無く…)

しかしなぜ、お前はこちらへ組する。
あちらのほうが稼ぎも待遇もいい。どうせなら、傭兵などという肩書きは、
今の戦だけでも捨てればよかろう……?
(どうだ?と問いながら。それは助けた理由ではない。)
(その背に浮かぶルーンを見て、己の額のルーンが熱くなるのを感じ)
(僅かな憤りを感じるも、それを半ばまぎらわせるようにか)
(毛布を取り上げ、片腕は背後から彼女を拘束、毛布で二人羽織のように)
(なろうと、動く)

【リミットは一時ごろになってしまいそうです…】
159ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/08(木) 00:01:06 ID:J0vseXF6
……!
(見られている、という事は予測していたが、はっきりと言葉で示されると羞恥が増した。
火にあたり、幾分体温が戻った事もあり、頬に朱が昇り、晒された肌も心なしか薄紅に色づく)
昔からあるのよ。……この軍が喧伝する「ルーン」なんじゃないかって教えてくれた人がいたけど……
その人は兎も角、一介の傭兵の私が「英雄」なんて、今いち信じられないわよね。
(明朗で世話好きな年上の女性の言葉を疑う訳ではないが……やはり、自分が英雄などだとは思えず)

稼ぎはともかく……待遇は此方の方がいい気がするわ。……色々、居心地もいいし……。
この辺に流れて来て、最初の仕事であちらさんの、お貴族様っぽい将官を斬っちゃってね。
それ関係で、色々、煩わしい事になっているんじゃないかって、様子を見る為に
暫くここに滞在していたんだけど……会いたい人もいたし。
(そう、最初は、それだけの理由だった。―しかし……)
でも……そうね。長居しすぎたかも。……何だか心を寄せる人が増えてしまって……。
この軍を敵に回して戦うのを、少し躊躇ってしまいそうだわ。
……そんな甘い稼業じゃないのに、ね。
傭兵しかした事のない女が「傭兵」の肩書きを捨てて、どうしろって言うの?
……っ!
(そう答える間に伸びた腕に、からめ取られ、気付いた時には相手の腕の中に納まってしまっていた。
華奢な身体は長身でしなやかながらも鍛えられた相手の体のなかに、すっぽりと収まってしまい……
他人と触れ合う事に不慣れな彼女は、緊張と戸惑いと恥じらいで、身をかたくしている)
()【リミット、了解しました】
160デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/08(木) 00:11:39 ID:G+KSU1wd
こんなものがあれば英雄などと――……妄言だ。
(幾分か体温が戻ってきたような背中に、自らの手を這わせる。)
(もっとも上にある葉から、もっとも下方へと蔦を伝い、)
(何かを確かめるようにか、その信じがたいことを裏付ける痣を淫靡な舌のように撫でていく)
(こんなもの、ただの痣だ。 その言葉は口にせずに)
英雄とは、勝ってはじめて成るものだ。 戦わぬ英雄も、敗けた英雄も居ない…。
(これからだ、と自らの信じる言葉を、そのまま吐き出していく)

裏切り、離れるための方便にしたいというわけではないのだろう。
その肩書きを今だけでも捨てるということは………ひとつの安堵ではないか。
少なくとも、私には貴様がそこまで『強い』女には、思えない。
(いくら殺したか、いくら戦場を乗り越えたか、では計りがたい)
(感覚的な強さをはかるとするなら、腕の中にある熱はどこか…)
(揺らぎやすく、儚い。幻を見る夢追い人のように思える。)
何かを信じ、戦い続けるには、随分と足元が弱いな。
(甘さを抉るように声。晒された肩に噛み付くように口付け、)
(拘束する腕は背後から乳房を喰らうように、そして耳朶を噛みながらに…)
……ああそれと、私がヒマな夜は退屈させぬぞ。 このように、な。
161ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/08(木) 00:27:31 ID:J0vseXF6
……貴女、革命軍の人なのに……そんな、この軍の宣伝文句をまっこうから否定してしまて……いいの?
……っ!?
(背に触れた熱い指の感触に、ぴくり、と体を震わせ、痣の形を確かめる様に伝う指先に
身をよじらせて逃れ様とするもの、未だ、自由を完全に取り戻していない身体ではそれは虚しく……)
……っや!嫌……!!止めて……。
(相手の言葉を咀嚼する余裕もなく、ただその手から逃れようと)

……離れる日は必ず来るし……それを裏切りと取られても仕方ない……そんな生業だと……
自分でも分かっているけど……。
安堵に沈めば……私はもう、動けなくなる……そんな気がするのよ……。
……ぁ、あ!
(肩を食まれると、小さく、どこか甘さを含んだ声をあげて、身をのけぞらせて反らした。
2人の触れ合う位置から、意図せずそれはデューイの肩に頭を預ける様な形になって)
嫌……!嫌!
(与えられる愛撫に、子供の様に頭を振りながら、逃れ様と暴れる)
……っく……ぁ。
(しかし、肉の悦びを知っている躯は、持ち主の精神を裏切り、与えられる刺激に従順に
快感をひろいあげていく……甘美と、絶望を含めた声を抑える事が出来ず)
162デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/08(木) 00:40:37 ID:G+KSU1wd
>>161
組織に属しても、個の考えを失うというのは如何なる時でも愚だ。
……いい、悪いの問題ではない。私にとってどういう意味か…それが重要なんだ。
(滑らかな肌の感触は心地よい。そして自分とは異なる熱に触れることも。)
(いくら寒さに強いとは言え、寒い、暑いの差の区別は無論つくのだ。)
(熱を味わうように背後から身体を密着させる。)

まるで、酷使された剣のようだ。 振るうことしか考えられていない…。
折れるか、錆びるか………磨き方も研ぎ方も知らない。
"自傷行為"は何にせよ愚かなことだ。
(詳しい事情など知らない。ただ、何かのために、何かを犠牲にし続けている…)
(生き下手とはよく言ったもの。弱さ、辛さは虐めたくなる、胸に疼痛を産んでしまう。)
(肩から首を舐め上げ、熱い柔肉を揉みしだく手も熱くなり…)
(ぼふ、と自らごと彼女を毛布で包んで、そのまま座り込もうとする)
ほら、休め。見張りも布団役もこなしてやるぞ…?
暖かいだろう?人の肌は。
(当然毛布の中でも、その身体を貪ろうとはするのだが――)
163ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/08(木) 01:01:27 ID:J0vseXF6
(相手の手に翻弄されながらも、何故かその言葉に相手の深い信念、あるいは感情の様なものを感じ
思わず、首だけを巡らせてデューイの顔を見詰める)
……貴女は……嫌なの……?自分に、或いは、自分の来た道の様なものに……
他所から……取ってつけた様な「名」をつけられるのが……?
(「運命」あるいは「英雄」そんなものは他者が後から都合の良いように呼ぶだけのもの、と
自身がそう思うので、そんな疑問が浮かんだ。
いまだデューイの与える感覚に翻弄される身で、熱にうかされた様に潤んだ漆黒の瞳で
翡翠の瞳を凝視し、答えを期待している訳でもないのに、そう尋ねて更に強く抱きすくめられて
細く、哀れな程非力な体を震わせる)

……自分で自分を傷つけている……つもりはないわ……。
ただ、こんな生き方しかしらない……それだけ……。
(心の伴わない行為に溺れたくない―それは、愛した男そのものと、彼から与えられたものへの
裏切りだと思うから―と願う心とは裏腹に、更なる愛撫に、快楽は高められていき……)
……っは…、あ、あ……い、嫌……!嫌……!いやぁ……。
(下から上へ、首筋を舌で辿られると更に体を大きく震わせ、そこが特に「弱い」所である事を
相手に知らしめてしまい……相手の手の動きのままに形をかえ、その手に柔らかさと弾力を
伝える双球の頂点、桃色のつぼみが固く尖ってきているのをも同時に伝え……
冷えていた体は、今では熱を孕み、白い肌は所々薄紅に染まる)
……こん、こんな事されて……休める訳……ないじゃない……!!
(確かに冷えた身に相手の熱は心地よくすらある。しかし……
与えられる快楽と、浅ましい己の肉体への絶望で、涙を浮かべて潤んだ瞳でデューイを睨む)
……お願い…もう、やめて……。
(だが、相手から逃れる術はなく、懇願する事しか出来ない)

【すみません、リミットですね。〆でしょうか?】
164デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/08(木) 01:15:23 ID:G+KSU1wd
進んできた道は――私自身が選んだ、私自身のためのものだ。
(それは唯一の、自分の弱さや迷いの片鱗なのかもしれない――)
(ガラス玉めいた瞳にだけそれを宿し、やがては瞬きとともに消える)
(白く、声の通るみちを舌で舐りながらの、戯れとして)

知ろうともしていない。お前はひどく哀れだな。
その剣は誰に向いているのだ?その瞳の見つめる者さえ、
傷つけかねない、砕ける寸前の…。目が覚めた時の安堵、など…遥か縁遠いのだろうな。
(ねっとりと囁きかけるように、肌へ声を染み込ませる)
(盲目的であることは文字通りに視野狭窄を招き、)
(自分に、哀れむ、などという感情を思い起こさせる、煩わしい…)
(腹部を撫で、下腹部の布地にするりと手が滑り込んだが、止まった)
………もういい、興も醒めた。
(自ら愉しむためのもので、嘆かれてはと。)
(手篭めにするには何故か興が乗らない、背に触れた手で涙をぬぐってやれば、)
(強引に毛布を巻きつけるようにビオティーテに纏わせ、自らは先程の位置へ。)

――すまなかったな、もう休め。 話すのも、疲れた。
(らしくない言葉を、ふたつ続けて言ってしまいながらも、また酒瓶を手に取る。)
(それ以上のコミュニケーションは拒絶する。 無理に喋ろうとは、しない…)

【多少強引になってしまいましたが――すみません。】
【もちょっと遅めの時間を確保していれば…!】
【では、私はこれにて〆で。 有難うございました…救うには役者不足でございました。】
165ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/08(木) 01:37:55 ID:J0vseXF6
(ほんの一瞬、常ならば見せないであろう、真情の様なものが垣間見えた翡瞳。
―しかし、それは直ぐに、相手の心の底知れない淵の奥へと消えていってしまった。
その事を……何故か、少し寂しい、とそう思った)
……っふ…ぅ。
(そんな気持ちも、再会された戯れの前に形作られる事なく儚く散ってゆき……)

……私が……「それ」を知ろうと……して……伸ばした手で……ひとを
傷つけてしまう……その事の方が……ずっと……怖いわ……。
私の剣は……「敵」に向かうだけ。……ただ、敵として相対した存在を的にする……
名も意味も……大義もない……ただの……凶器よ。
(下へ伸びてきた手に、おこりの様に震えて身を固く強張らせたが……その手は
それ以上進む事なく、止まった)
……?
(まさか、懇願が聞き入れられるとは思っていなかったし、こんな事をしておきながら
どこか優しげとすら言っていい仕草で涙を拭われ、驚き、戸惑い……
元の位置へ帰った相手を茫然と見やった)
……。
(短い言葉と共に、拒絶を漂わせる相手に掛ける言葉は見付らず……
他人との距離を測るのが不得手な彼女に、相手の拒絶を乗り越える術はなく……
そして、毛布か外套か……どちらかは返した方が良さそうに思えても―幾ら寒さに慣れていて
火がすぐ傍にあっても感覚がなに訳ではあるまい―相手はきっと受け取らないと簡単に予測がついた)
……そう言えば……言うのを忘れていたわ……。
捜しに来てくれて……助けてくれて、有難う……。
(紡げる真実の言葉はそんなものしかなく。―相手に届くか分からぬままそう告げると
体力を回復させるべく、眠りに入ろとそっと瞳を閉じた……)

【では、此方もこれで〆で。いえいえ。エロ系は初めてで、色々拙くて……
此方こそ、申し訳なく……。今度はゆっくりと。
救われる事を望んでない一面もある奴なので……すみませんでした。
そして、お付き合い、有難うございました。またの機会を楽しみにしております】

166ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/08(木) 03:09:04 ID:jeS7feqG
【名前】ルミエール
【ルーン】狩人(右手の甲)
【年齢】22
【性別】♀
【種族】人間
【職業】革命軍弓兵兼食料調達係
【容姿】おさげにした赤髪ロング。女性にしては長身で顔つきにも男性的な雰囲気が漂う。
【装備】タイツ状の防刃服(上半身と下半身のセパレートタイプ)の上にレザーのベスト、パンツ、グローブ、ブーツと軽装。ベストの胸部とブーツの爪先と踵が金属で補強してある。
武器は状況によって色々な弓を持ち替えるが、御守り程度に短剣を身につけている。
【戦闘】前衛の援護、上空からの攻撃に対する遊撃等の後方支援が主。領内に侵入した怪物の狩猟なども
【NG】猟奇、鬼畜系
【備考】革命軍に参加する前は猟師やモンスターハンター、果ては野盗等々、色々な職を転々としてきた経歴の持ち主。しっかりと鍛えられた身体に生々しく残る多くの傷跡が歴戦の証。
狩人のルーンを宿していて、集中力や気配を察知する能力が非常に優れている。
性格は普通の明るく前向きでサッパリ系なのだが、対象を一度【獲物】と認識すれば、例えそれが動物であろうと人間であろうと眉も動かさずに射抜いてしまう非情さも合わせ持つ。
ルーンの加護とやらは結構厄介で、寝ている時ですら気を抜けない程に気配というものに対して非常に敏感。特に、人の多い屋内などの閉鎖空間に長時間いると気が滅入ってしまうので、暇さえあれば外に出て独り黙々と鍛錬に勤しんでいたりする。
なお、唯一の娯楽である入浴の時だけは別人のようにリラックスしているらしい。
革命軍に所属してからルーンとそれに纏わる伝承について知り、半信半疑ながらも取り合えず付き合ってみようか程度には協力的な姿勢を見せている。
【提示出来るシチュ】戦闘、訓練、狩猟、雑談、エロール


【プロフ貼り貼り・・・っと】
167名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 19:11:19 ID:a1pIC2L4
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>168  ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) ※資料プロフURL
----------------------------------------------------------
>18 女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>88 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
>23 女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>17 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
>14 女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
 女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>12 女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>25 男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
>138女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>10 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>166女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>61 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>87 女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>8  女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
 女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
 女 キーナ ◆TLL9vmjoQ2 (家畜)
>9  男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
 女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>13 男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>15 女 リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月)
 女 アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
>137女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
 女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
 女 マリア ◆1AwG00ltZs (愛)
 男 アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)
----------------------------------------------------------
168名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 19:12:13 ID:a1pIC2L4
◆108のルーン一覧◆
×王冠    ×愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡      ×果実    ×家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者    ×恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
  死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶      生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
  剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性    ×竜

--------------------------------------------------------------
・マリア ◆1AwG00ltZs (愛)
・アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
169リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 21:41:44 ID:ViIOYFjU
【少しの間だけ待機します】
【プロフは>>87だったような……】
170ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:05:59 ID:ui2pZQ2Q
>>167-168
今回もお疲れ様です。そして私もプロフ落とし。

【名前】ハー
【ルーン】鏡(右肩)
     自分が指紋をつけた鏡を出入り口にして、鏡から鏡へ瞬間移動が可能。ただし、くぐり抜けられる大きさの鏡で無ければ、出入り不可能。つけた指紋が消されてしまっても、能力は発動できない。
     自分だけでなく、仲間をひとりだけ、手をつなぐことでいっしょに瞬間移動させられる。
     また、瞬間移動の他にも、入り口側の鏡を覗くことで、出口側の鏡の向こうの景色を見ることができる。この場合、相手側からはこちらは見えない。
【年齢】12
【性別】女
【職業】民間人(諜報兵を志願している)
【種族】人間
【容姿】身長141センチ、やせてもなく太ってもなく。まだ男女の特徴のあらわれていない、子供体型。
    肩までの長さの銀髪を、頭の後ろでくくって小さなポニーテイルにしている。
    目は濃い色のコバルトブルー。お肌真っ白、ほっぺたりんご色。
【装備】木綿の服。(開いた後ろを、紐で編んでとめるワンピース)。護身用にひのきの棒。
【戦闘】戦闘能力皆無。しかし、ルーンの瞬間移動能力を活かし、敵地への潜入探索、工作活動の仕事を得たいと考えている。
【NG】濃い同性愛、スカ、拷問
【備考】帝国領から脱出してきた少女。大農園主の娘。故郷の村に、帝国軍が巨大な要塞を建造する計画を立てており、それを阻止するために革命軍入りを決意する。要塞が建設される前に村を奪還し、守ろうという考え。
    いたずら好きで、知識欲旺盛。子供らしくない、もってまわった物言いをする。読書と釣りが大好き。また、自分の能力は移動の他にどんなことに使えるか、応用法を研究中。
【提示できるシチュ】誰かと敵地に侵入する冒険ロールや、日常ののんびり雑談などを希望します。……えっちは経験ありませんが、頑張って覚えます!
171ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:08:14 ID:ui2pZQ2Q
>>169
【……そして、リステ様がいらっしゃるようですね……】
【もしよろしければ、私の革命軍入りを手伝って頂けませんか?】
172リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 22:13:16 ID:ViIOYFjU
【どうも、こんばんは】
【ええ、構いませんよ。となると場所は革命軍の拠点あたりでいいでしょうか?】
【引き篭りから脱出した身ですので、外のロールもオーケーになりましたので】
173ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:16:52 ID:ui2pZQ2Q
【ありがとうございます】
【では、帝国領に近い革命軍拠点に、助けを求める私が駆け込むという形にしてみたいのですが】
174リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 22:19:44 ID:ViIOYFjU
【はい、ではそれで行きましょう】
【書き出しは私からの方がよろしいでしょうか?】
175ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:22:40 ID:ui2pZQ2Q
【いえ、私から行かせて頂きます】
【少々お待ち下さいませ……では、よろしく】
176リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 22:24:47 ID:ViIOYFjU
【了解です。ではよろしくお願いします】
177ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:32:26 ID:ui2pZQ2Q
(土を蹴り上げ、森の中を一頭の黒い馬が走り抜けていく)
(その背には、小柄な影が乗っている……女、それも少女だ……銀色の髪と、白いワンピーススカートの裾をはためかせて、振り落とされないよう、必死で手綱を握っている)
(黒い弾丸のような馬の影は、やがて森を抜け、その先にあった砦に向かって突き進んだ)
(その城門にぶつかりそうなことを悟って、ようやく少女は手綱を引いた……馬は前足を高く上げ、ほとんど立ち上がらんばかりの姿勢になりながら、何とか止まった)
……つ……着いたのかしら……。
(緊張に息も絶え絶えになりながら、少女は呟いた。そして、目の前の砦を見据えてひとり頷くと、馬を下りた)
(門の前には、見張りの兵士が二人立っていた……彼らはすでに少女と馬に気付いて、うちひとりが彼女の方へ歩み寄って来ていた)
(少女は、荒い息を整えるように胸を押さえて、近付いてきた兵士に向かって言った)
あの……こちらは、革命軍の砦でございますか?
私は帝国領、エッシャーズ・ロブのピンカートン農園から来た者です……至急、この砦の……司令官の地位にいるお方への面会を希望します……お願い……は、早くしないと……私の村が……帝国軍に……!
(そこまで言うと、少女はその場に膝をついた)
(かなりの距離を走ってきたものであるらしく、疲労によって、今にも気絶しそうな表情をしている)
178リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 22:46:06 ID:ViIOYFjU
 どうかしましたか?
(城門の騒ぎを聞きつけたのか、普段、部屋からめったに出てこない少女がそこにいた)
(見張りの兵士たちにとって、彼女ほど珍しい存在はなかっただろう)
(だが、兵士達は構わず、彼女の指示を仰いでいた)
 ……
(彼女は今は輸送の任に就いているとはいえ、元々は軍の指揮を執っていたものだ。少なくても、そのような者の対応は知っていた)
 医者と警備の兵士を呼んでください。事情は私が詰問します。
(そう言うと、砦に集合の笛が鳴り響き、兵士たちが駆けつけていった)

 どうかしたのですか?
(警戒を怠らずに、少女に話しかけるリステ)
(だが、少女の様子を見ると)
 その状態で、事情を話すのは無理でしょう。とりあえず、私についてきてください。
(そう言うと、集まってきた兵士に何か指示を出しながら……)
 こっちです。
(少女を入口へと案内しようとする) 
179ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 22:58:56 ID:ui2pZQ2Q
(膝で立つ少女の目に、黒と薄紫色のシルエットが見えた)
(目を凝らすと、目の前にはまだ歳若い女性がいた。しかし、その女性が兵士たちに指示を飛ばしているのを見ると、彼女こそがこの砦の上級職にある人物なのだと悟る)
(少女は、薄紫の髪を持つその女性を見据え)
(彼女の言う通りに、ついて行こう、という意思を示すため、立ち上がり、彼女に一歩近付いた)
ついて行きます……けれど……休息や治療は、まだいりません……それよりも、話を聞いて……!
話をするための部屋になら……私、喜んでお供いたしますわ……。
(しゃっきり、と、胸を張って歩き始める)
(が、やはり空元気のようで、多少ふらついている……しかし、口は動くらしい)
私、帝国領から逃げてきましたの……いいえ、正確には、帝国軍に占領された、ある村から。
そこで、軍は陰謀を巡らせています……あなたたちの革命軍を掃討するための、恐るべき陰謀を。
私は、それをあなたに伝えるために、ここに来ました……。
私は国を裏切ったのです。もし、そんな私のお願いを聞いて下さるほど、あなたたちが優しい人なら……。
私の話を聞いた後、私の村を救って下さい……。
(ふらふらと女性のあとについて、少女は砦の門を、くぐった)
180リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 23:11:00 ID:ViIOYFjU
 とりあえず、医者を……
(兵士たちにそう言うと、彼女を砦の一室へと案内する)
(明らかに椅子と机とベッド以外置かれていない部屋。恐らく誰も使っていない部屋である)
(しかも、扉には先ほど駆け付けたと思われる兵隊が見張りについている)

 さて……色々と聞くべき事はありますが、まずは自分の名前と出身、それにこんな辺鄙な砦に来た理由を……
(全くの事務的な口調。何の感情もこもっていない声が部屋の中を響く)
 一応ですが、私の地位も明確にしておきましょうか。
 私は、革命軍の文官、リステ=エーヴィッヒカイトと言います。
 予め伝えておきますが、あなたを上官にすぐに会わせる事はできませんので、私が事情を承ります。
181ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 23:23:33 ID:ui2pZQ2Q
(通された部屋をぐるりを見渡して、小さくため息をする)
……殺風景な部屋、ですわね……いいえ、文句ではありません……この方が、話をするには落ち着きますわ。
(そういって、ベッドにどさっと腰掛ける。腰を落ち着けたことで、やっと安堵の表情を浮かべ)
名前は、ハーマイオニ……ハーマイオニ・ピンカートン。ハーミオン、またはハーとお呼び下さい。住所はエッシャーズ・ロブ。帝国領ですわ。
そう、その理由を聞いてもらうためだけに、私はここに来たのです。リステ……リステ=エーヴィッヒカイト様ですわね。わかりました。私とて、いきなりそこまでは期待しておりませんでした……ただ、約束して下さい。私の話を重要だと感じたら、必ず上に掛け合って下さると。
(少女……ハーには、リステの事務的な態度も、部屋の牢獄のような雰囲気も、まるで問題にはなっていないようで)
(そしてついに、彼女は問題の話を、始めた)

……私の住むエッシャーズ・ロブは、ここから百数十キロ離れたところにある農村です。
住民たちの大半は農園で働き、ナスやトマト、とうもろこしやジャガイモを育てて暮らしているという、平和な村でした。
そこへある日突然、軍人たちがやってきたのです。
彼らは、ホイッティッカー中将の使いの者と名乗りました……用件は簡潔……このエッシャーズ・ロブに、革命軍を攻撃するための大規模軍事要塞を建設するため、農園を含めた全ての土地を接収する、というのです。
接収というのは、取り上げるということですわよね? 帝国の意思は絶対、そのために犠牲になることは帝国の民の誇り……そう教えられてきた村人たちでも、それは用意には受け入れがたい命令でした。
教会の神父様と保安兵様(帝国の村や街に駐在する「おまわりさん」のようなものと思って下さいませ)が、その場で抗議をしてくださいましたが、軍人たちはその日のうちにこの二人を、牢屋に押し込めてしまいました。
あとは、暴力や説得とは縁のない農民たちだけ……使いの軍人たちはせいぜい十五人といったところでしたが、彼らのサーベルや槍によって、村はあっという間に占領されてしまったのです。
そして、彼らは最後に絶対なる命令を、村人全員に突きつけました……これより一月のうちに、この村を捨ててよそへと移るべし。さもなくば、この場に打ち立てられる大要塞の、柱の一部となる覚悟をせよ、と。
182リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/08(木) 23:40:45 ID:ViIOYFjU
(別に殺風景な部屋に通したのも、実は理由ああってのことだが、別に問題はなかったらしい)
[まぁ、スパイではなさそうですが……]
(そう思いながらも、彼女の話に耳を傾ける)
 少なくても、私は軍人ですので、重要な情報は上に報告しますので、その点は心配なく。

(出てくる要塞建設の話をやはり感情の起伏が無いまま聞いているリステ)
(それは、目の前にいるハーの姿勢とは全く正反対のものであった)
(ただ、あるがままの事実を認めてるだけだ)
(相槌も打たずに、その情報が正しいかを判断しようと)

(そして、彼女の口から出てくる情報に間違いはないことを確信している)
(だが、彼女の態度はハーにとってはかなりおかしいものだった)
 まさか、本当に建設するとは……中将も功を焦り過ぎていますね。
 あの場所に今更作ったところで、兵の分散に与することを認識してはいないんですね。
(少しばかり嘲笑を含んだ、でもほとんど感情のない小声が彼女の口から発せられていた)

(だが、次の瞬間に、彼女はハーへと振り返り)
 分かりました。少なくても上に上告すべきだと判断しますので……
(再び事務的な口調に戻っている)
 さて……次はあなたのこれからの処遇ですが……
(そう言って、話を続けようとする)
183ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/08(木) 23:59:22 ID:ui2pZQ2Q
(「ちゃんと、聞いてらっしゃいますわよね……」)
(相手の無表情な様子に、やや尻込みしつつも、話したいことは話してのけるハー……しかし)
ええ、そうでしょう。至急の決断が必要ですわ。
(上告の必要すべきというリステの言葉に、ホッとしたように頷いて)
前々から噂はされていたのです……革命軍領に近いエッシャーズ・ロブが、軍事拠点として、地理的に非常に有利な場所であるということは。
あの村に要塞ができれば、革命軍の重要な拠点もですが、攻撃機能のない、一般人の住む都市部をも攻撃することができます。
ホイッティッカー中将も、それを考えて村を占拠するという作戦を立てたのでしょう。
(軍事のことはあまり知らぬ村人、ハー。リステからすればあまり上策ではないらしい要塞計画に、恐怖するように首を横に振ったりしている)
帝国軍の占領下で今、村人たちは二つの行動のどちらかをとり始めています。
ひとつは、彼らの言う通り村を捨てて去っていく行動。もうひとつは、彼らに気付かれないように帝国に反旗を翻し、「見えない反乱軍」となって、革命軍に助けを求めようという行動です。
私の父は、後者の側でした。まず、中将の部隊がやって来る方角に使いをやり、進路、居場所を逐一確認したり……。
私を、風邪を引いたことにして部屋に引っ込ませ……夜中のうちにこっそり、農作物を運ぶための馬に乗せて、送り出して下さったのです。
そして、この砦に駆け込み、事の次第を説明し、救援を求めるようにと。
まさか道に迷って、三日かかるとは思いませんでしたけれど。
(そしてここから、おそらくリステにとっては奇妙に思える話を、ハーは語り始める)
……必ず伝えるように言われてきたのです。監視役の報告によると、ホイッティッカー隊は、これまでにない奇妙な作戦を実行しながら、こちらに向かっていると。
エッシャーズ・ロブに中将の軍が到着するのを許した時点で、革命軍は大規模な損害をこうむり、弱体化、あるいは壊滅させられる危険があるから、それをしっかり注意してくるようにと……。
(言いながら、相手もまだ話し続けているのだと気付いて、はっと口を押さえる)
……あら、すみません、つい夢中になって……。私の処遇ですか?
184リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/09(金) 00:14:24 ID:G4zGlrBm
 ええ、とりあえず現状としての状況だけを伝えておきましょう。
(そして、ゆっくりとその事実を言った)
 現状において、村人の妨害工作は中止した方が良いと忠告しましょう。
 理由としては、少なくても我々、この砦では対応はできません。ここは後方支援の拠点で兵もわずかしかおりません。
 その間に、中将は部隊を村に駐屯させるでしょう。
(そこでいったん言葉を区切る)
 もし、その場で抵抗が見つかれば、村はどうなると思いますか?
(その答えを、彼女は知っている。彼女自身もやってきたことだ)
 村ごと焼き払われるでしょうね。彼らは容赦という言葉を知りませんので……。

 そして、あなたの待遇ですが……
 私の一存では決めかねます。ですが、本来ならば一度村に戻るのが賢明なのですが、そのような事はできませんので。
 当砦にて、保護という形が適当かと思いますが……いかがでしょうか?
185ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/09(金) 00:42:50 ID:dMyqY8rB
(じっと、リステの目を見つめる青い瞳)
(試すような咎めるような、何ともいえない感情がそこに浮かんでいる……しかし、最終的に彼女の表情全体が浮かべた結論は「納得」だった)
……仰る通りですわね。私たち、かなり危険なことをしています。
そしてこの砦の状態を見るに、確かに今のままでは中将の部隊には敵わないのでしょう……無知な私にははっきりとはわかりませんが、少なくとも軍隊の中にいるあなた様の言うことなのですから、正しいはずです。
支援の兵は、確実に必要です。百人や二百人の追加では、とても足りないでしょう。
我々の沈黙も必要です。帝国軍は強く……「崇高なる目的のためには、その手段は全て正当となる」。昔教えられた言葉ですわ。今思うと、恐ろしい言い方ですわね。
(フン、とすねたように鼻を鳴らす)

保護……それもいいかもしれません。確かにここならば、エッシャーズ・ロブに中将が到着するまでは、安心でしょうから。
ただ、村に戻ることができない、というのは間違っていますわ、リステ=エーヴィッヒカイト様。
必要ならば、私はあなた様の忠告を父や村人たちに伝えるために、村に戻ることもしなければなりません。
それが容易にできるからこそ、父は屈強な農園の労働者ではなく、私をここにつかわしたのですから。
(ハーは、ベッドから立ち上がる。そして、扉の方へ向かう)
よろしければ、姿見のある部屋へご案内願えませんか? いえ、逃げようとしているわけでも、お洒落心が出たわけでも、ましてや気が狂ったわけでもありません。
ちょっとした魔法を見せて差し上げたいのです。私だけが持つ、ちょっとした魔法です。
私は、あなたたちの役に立ちたい。一方的に守って欲しいと思って、ここに来たのではありません。
帝国が恐ろしくなったから……そして、許し難く思ったから……あなたたちとともに戦う仲間になりたくて、ここに来たのです。
村を守ることと、あなたたちとともに戦う戦士になることは、別の目的ではありません。二つは同じもので、同時に成立しているのです。
だから、見て頂きたいのです……私があなたたちの役に立つかどうか。私の魔法をどういう風につかえば、帝国への対抗力となりえるかを、考えて頂くために。
(ハーは扉の前に立ち、リステの目を見つめた)
(彼女曰くの魔法を、試してもいいかと、尋ねているかのように)
186リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/09(金) 01:02:46 ID:G4zGlrBm
 ……今更、その言葉ですか。
(昔はリステも通った道だ。彼女もまた元は帝国軍の手の者だ。その言葉など、鼓膜が破けるほど刷り込まれている)
 本当に、馬鹿な言葉で、軍として正しい言葉ですね。

 ……?
(魔法。その言葉が出てきた瞬間に、彼女は少しだけ目を細める)
 ……でも、あなたのような子供が魔術を極められるとは思いませんが?
 もし、そのような事になれば、どこかの幽霊に文句を言われそうです。
(だが、興味はあった。だからこそ、許したのかもしれない)

 衛兵……開けろ
(その言葉とともに、扉が開けられる。外にいるのは屈強な兵士がかなりの数で張り付いている)
(おそらく、監視の役割もあったのだろう)
 とりあえず、その魔法とやらを見せていただきましょう。
 もし、魔法というのが、ただの手品でなかったら……そうですね。今すぐ先手を打ちましょうか。
 先遣隊の到着が遅れるように……『あなた方が望むように』……
(少し、笑みを浮かべながら、そう言っていた)

(そう言いながら、姿見……すなわち鏡のある部屋へと案内する)
(しかし、その途中で後ろに見張りの兵士が四人に)
 ……では、後ほど……
(と、リステが書面を渡しすと兵士は急いで駆けて行く)

(そして、部屋につくと……そこには大きな鏡があった)
 さぁ……つきましたが、どうするおつもりですか?
187ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/09(金) 01:26:03 ID:dMyqY8rB
極めた、というのとは違いますが……とにかくお許し頂けるんですのね? 感謝します。
(にっこりと笑い、開かれた扉から外へ出る)
(外にいたたくさんの兵隊も気にすることなく、案内された部屋へ……)

……立派な鏡。これなら充分……。
(感嘆の声を漏らし、そっと鏡に近付く)
(そして、一度だけちらりとリステの方を見やってから……ハーは、左手で無造作に鏡に触れた)
(それだけだった。呪文を唱えたわけでも、指で印を結んだわけでもない)
(なのに次の瞬間には、鏡の表面に劇的な変化が訪れた)
……ん。
(ずぶりと、硬い鏡の表面が粘土のようにへこみ、ハーの指先を飲みこんだ)
(そして、手首、肘、肩までが鏡の中に飲み込まれていった。今や鏡の表面は水銀のように波紋を浮かべ、硬い

ものである印象はまるでないほどになっている)
(ずぶずぶと、水の中に沈むように、ハーは鏡の中に潜り込んでいく……)
――見えていますか、リステ様? これが、私の魔法なのです。
(顔の左半分まで鏡の中に埋めたハーが、リステの方に目だけを向けて言った)
鏡の中にトンネルを作ることのできる能力……私が指紋をつけた二枚以上の鏡の中を、自由に行き来できる瞬間

移動能力ですわ。
この鏡は、エッシャーズ・ロブの、私の家の大鏡につながっています……百数十キロメートルの距離を完全に無

視して。
今、私の右目はリステ様を見ていますけれど……すでに鏡を通り抜けた左目は、我が家のクローゼットを眺めて

いますわ。よかった、まだ家は、焼き討ちされてはいないみたい。
(くすりと、悪戯っぽく笑う)
生まれた時から持っていた力なんです……父は、悪魔の力だと教えてくれました。生まれてくる赤ん坊に、悪魔

が戯れに授けた、人外の力だと。
とてもそれっぽいですわよね? ふふ……鏡の中には悪魔がひそむって、昔から言うことですもの。
(片足が入る。腰が入る。腹が、胸が……最後には、顔の右半分と、右肩、右腕だけが「砦」側に残っているの

みになった)
リステ様? 私、これからすぐ父に言って、監視計画などを停止するよう、忠告してみますわ。
それ以降はあなた様にお任せします……具体的な討伐作戦。村の奪還作戦を……。そして、私の力を、どういう

風に革命軍のために使ってくれるかを。
(言いながら頭を沈め……何か思い出したように半身を「砦」側に戻し、いきなり袖をまくり始めた)
そうそう、忘れてましたわ。この魔法の力……どんな悪魔がとり付いて起こったるもので、将来的に害はないの

かとか、よかったら革命軍の魔術師様に、調べて頂けません?
父曰く、右肩のこの痣が、悪魔の印だというのですけれど……。
(示された右肩には、手のひら大の「U」のような形の痣が)
(見る人が見れば、ルーンだとわかっただろう。ハーの父は単純に知らなかったのか、それとも、帝国郡の脅威

から娘を守るために、それがルーンであると教えなかったのか……)
それでは、しばしのお別れです。十分ほど……失礼しますわ?
(子供らしからぬ妖しい笑みを浮かべ、彼女は完全に鏡の向こうへ消えた)

【さて、これでおそらく、ハーが革命軍入りするフラグは立てられたかなーと思います】
【とりあえず今日は、区切りがついたので、遅くならないようここら辺でシメといきたいのですが……】
188ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/09(金) 01:28:01 ID:dMyqY8rB
>>187
【キャー! 改行が、改行がおかしいことに!】
【最後の最後でやっちゃいました……orz】
189リステ ◆ePzNOcwShI :2007/11/09(金) 01:48:20 ID:G4zGlrBm
 ……
(彼女は少しだけボーっとしていた)
 ……あれは……ルーン?
(彼女も噂で聞いた事があった。革命軍に集うルーンの持ち主)
(鏡の中に消えた少女も、おそらくはその持ち主なのかもしれないと)
 …………
(だが、彼女は何も言わずに、ただ見ていた)

 …………
(だが、いくら考えても結論は出ない)
(元々、魔術師でない彼女には、魔法という言葉も理解できないのだ)
(そんな彼女が、決して今の現象を理解できるはずがない。ただ、理解できるのは……)

(そして、暫く経つと、兵士がいきなり部屋に駆け込んでくる)
(持っていたのは一通の作戦の立案書類だ)
 ……このような手品を見せられてお礼をしないわけにはいきませんね。
(鏡に向かって独り言をつぶやく。その顔には、少しだけ笑みを浮かべていた)
 約束は守りましょう。あと、あなたの事も上の方に伝えておきますよ。

(その1週間後、帝国軍の一部の部隊の野営地が火に包まれ打撃を受ける事になる)
(そのため、建設開始にさらに遅れが生じたのはまた別の話である)

【という訳で、私はこれで〆で……】
【御相手ありがとうございました〜】
190ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/09(金) 01:52:54 ID:dMyqY8rB
【見届けましたー】
【どうも私本位な展開にしてしまった気もしますが……まだ慣れないもので、どうぞお許し下さいまし】
【おつかれさまでした。そしてこちらこそ、ありがとうございました】

【それでは、スレをお返ししまーす】
191ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 20:36:06 ID:MDzqCO0J
今晩は。
しばし待機させて頂こうか。
192ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 20:44:11 ID:MDzqCO0J
投下しそこねていた。
こちらがプロフだ。
若干改変してあるのでよろしく頼む。

【名前】ユーリ・ルイス
【ルーン】騎士(背中)
【年齢】18
【性別】♀
【職業】騎士
【種族】人間
【容姿】凛とした顔付をしている。流れるように美しい銀髪が特徴。
    瞳は薄い紫。抑揚があまりない静で澄んだ声。
    身長 165cm 体重?? 82/54/83
【装備】長槍(戦場で騎乗時)と片手剣。
【戦闘】接近戦のみ。部隊を後から指揮するのではなく無言で自ら切り込み引っ張っていく。
また、一騎打ちを好む。
【NG】あまあま スカ
【備考】軍人の家系に育ち、男子が出来なかったため、家督を継ぐ者として男子同様の教育を受ける。
    帝国軍の有り様に嘆いた父達と共に革命軍に参加している。
最初は君主への裏切りとして父を非難していたがシリウスと会った途端に彼を主と認め忠誠を誓う。

正々堂々で礼儀正しく、名誉を重んじる堅苦しい性格。剣の腕も立つが猪武者に近い。
    シリウスを自らの主君と仰ぎ崇拝していて、淡い恋心を抱いている。  
【提示できるシチュ】敗北後の陵辱など。NG以外ならそれなりに酷い扱いでもたぶん大丈夫です。
193名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:44:44 ID:bc1czZk0
こんばんは。
良かったらお相手お願いします
194ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 20:48:19 ID:MDzqCO0J
【こちらこそよろしくお願いします。】
【希望するシチュなどありますか?】
195名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:52:43 ID:bc1czZk0
【ユーリにあこがれている部下、なんてどうでしょうか】
【訓練でコテンパンにやっつけられたあと、二人で話をしているという状況】
【他にアイデアがあればおまかせします】
196ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 20:55:01 ID:MDzqCO0J
【了解しました。】
【訓練の後、ということですね。】
【書き出しは……いかがしましょう?】
197部下:2007/11/09(金) 20:58:14 ID:bc1czZk0
【書き出しは、よかったらこちらから書かせて下さい】
【一応、ハンドルつけました】
198ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 20:59:01 ID:MDzqCO0J
【ええ、それではよろしくお願いしますね。】
【ハンドル、了解ですが、なんと呼べばよろしいのでしょうかw】
199ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 21:08:14 ID:bc1czZk0
【確かに名前がいりますね!】
【これでお願いします】

(剣技場で激しく切り結ぶ二人の人影、激しい気合を発した次の瞬間)
(互いが擬人画のように動作を止める)
(女剣士の小手には相手の剣が、そしてその女剣士の切っ先は)
(相手の青年の眉間を捕らえている)
(青年の敗北である)

(剣を下ろし、作法に従って礼をする)
お手合わせ、有難うございました。

(青年は、上官である女性に一対一の訓練試合を申し込んだのだった)
(その挙句の敗北である)

【こんな感じでいかがでしょうか】
200ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 21:19:40 ID:MDzqCO0J

こちらこそありがとう、ジャスティン。
君もまだまだ強くなるだろう。
(試合が終わり、作法通り優雅に一礼をして下がると)
 抑揚の無い澄んだ声で語りかける。)

小手なんて遠慮せずにもっと打ち込んで来るといい。
遠慮はいらないんだから。
実戦をもっと意識していいんだ。

(薄くかいた汗を拭い、束ねていた髪を解く。)
(ほんの少し、それと分かるかどうかという小さな微笑を口に刻んで。)

度胸はあるんだ。
期待しているよ。
201ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 21:25:16 ID:bc1czZk0
遠慮どころか…かなり本気だったのですが。
あなたの手を封じれば、次の一手で決められると思っていました。
小手を決められたまま、こちらの面を取られるとは…

(くやしそうに顔をしかめて食い下がる)
あなたは僕…いや、私が小手を取ると予測しましたか?
それでもそのままこちらの息の根を止めに来た…
それは私が甘いからですか?
私は、実戦にむかないと?

(しつこく試合について食い下がるのは本意ではない)
(本当に聞きたいことは別にある)
(彼は、上官にあこがれている)
202ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 21:36:55 ID:MDzqCO0J
ならば、心のどこかで無意識に力をセーブしているんだな。
戦場でのジャスティンはもっと強かったと記憶している。

君が私の小手を撃つより先に面に叩き込めば勝ちだろう?
打ち下ろしの速さに自信があった。ただそれだけだよ。

あまり落ち込むんじゃない。
ジャスティンに必要なのは今は自信だよ。
君は強い。

(宥める様になるべく暖かな声を出そうと努力している。)
(感情が無いような声では人の信望を得られないと思っているからだ。)

……。
私も口数が増えたものね。
(やや自分の心が乱れているのを自覚して苦笑する。)
203ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 21:46:31 ID:bc1czZk0
無意識に…セーブ…
(上官はさすがに試合相手の心理を読むことに長けている)
(ジャスティンは己のふがいなさに、ぎゅっと目を閉じる)

(戦場とは打って変わった穏やかな声で「強い」と繰り返してくれる彼女に)
(試合前に封じたはずの感情が揺り動かされる)

あなたが…そんな風に言ってくださるとは思いませんでした…。
私はあなたの期待に応えられなかったのではないかと…
失望させてしまったかと思いましたから。

(忙しい上官はさっさとこの場を切り上げようとするだろうが)
(なんとかひきとめたい、もう少し、話を続けたいと)
あなたのその打ち下ろしは、どうやって鍛えたのですか?
どうか練習方法をお授けください。

(いや、本当にそんなことが聞きたいわけじゃない、と内心焦る)
(本当は、一人の女性としてのユーリと話をしたい)
204ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 21:59:43 ID:MDzqCO0J
君は強いよ。
失望なんてするわけが無い。
だからあまり気負うんじゃない。
(父が昔してくれたように、ぽんぽんと頭を掌で叩く。)

練習方法……か?
うーん……。
(しばし首を傾げて考え込む。)

私は通常より重い剣で素振りをして鍛えていたが……。
それを使ってみるか?
ただ、今は手元にないから今度ということになるが。

今この場で教えられるとしたら……。
そうだな。
剣を受ける角度をもう少し薄くすると切り返すのに便利だと思うが……。
ちょっとそこに立って構えてみてくれ。
今がこうで……。こうするんだ。
(ジャスティンの両手に手を被せて角度をつける。)
205ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 22:12:04 ID:bc1czZk0
(頭をぽんぽんされて、一瞬フリーズしてしまう)
(しばらく、その感触の余韻にひたっていて、次の言葉はほとんど聞いていなかった)

は、重い剣、ですか。
ああ、今はないのですね、そうですか。
(おたおたしながらユーリの言葉に集中しようとする)

(自分を叱咤しながら命じられたように立ち、剣を構える)
(そこに再度の衝撃が)
(ユーリの手が己の手に重なり、同じ剣をつかんで角度を変えた)
(自然と寄り添って並ぶような姿勢になり、動悸が激しくなる)

(何度もその姿勢で同じ型を演じるうちに、時間の感覚が遠のく)
(ふと、ユーリの髪の匂いに気づいた)

あの…髪…

髪に、なにかつけていらっしゃるのでしょうか…

(ほとんど無意識のうちに、脳裏に浮かんだことをそのまま口にしてしまった)
206ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 22:30:37 ID:MDzqCO0J

何をぼーっとしている?
ちゃんと握って、ほら腕をこう振るんだ。
熱でもあるのか。大丈夫か?
(ジャスティンの顔を覗き込むと銀髪が流れて視界を薄幕を敷く。)
(うっとうしそうに後ろを向き髪を束ね、そして声に反応して振り返る。)

髪?
ああ、少し香水をつけているが……それが?

207ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 22:37:27 ID:bc1czZk0
(それが、とたずねられ、なぜかふと笑みをもらしてしまった)

あなたは戦場でも香を身に着けていらっしゃるのですね。
正しい騎士の作法だからなのでしょうが…
(そこで剣を下ろし、まったく素の表情で)
なぜか、安心しました。
あなたが少しでも女性らしい気持ちを失っていないと思えて…

(顔をあげ、まっすぐにユーリの端正な顔を見つめる)
失礼を承知で申し上げています。
重い剣を振るような鍛錬に耐えてまで戦いの場に身を投じられるのはなぜですか?
あなたには…いくらでも他の人生を選ぶことができるはずだ…

208ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 22:51:04 ID:MDzqCO0J

作法と、言うかこれは、別に……。
何でもないんだ。
気にしないでくれ。

(飾っていることを指摘されると心が見透かされた気持ちになって照れてしまい
 少し慌てた用に手をふって照れたように表情を隠す。)

?失ってしまったように見えるのかな。
それは大変だ……。
(小声で呟く。)
(あの人から女らしく見えないとしたら、と思うと不安が襲った。)

何故、だって?
(驚いたように瞳を大きくし、照れたような笑いをして話し始める。)

昔は、帝国に居た頃は分からなかった。
だが革命軍に入って―、あの方に出会って私は、私の主を得た。
あの方のために生き、戦うのが私の人生だ。
そう決めた、いや決められていたのかも知れないが……。

(憂鬱そうに下を一度見てまた顔を上げる。)

私はあのお方の剣となり盾でありたい。そして……いや、何でもない。
ただ、それだけだ……。
(抑揚の無い澄んだ声で、一度昂ぶった感情を隠すように淡々と話す。)
209ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 23:03:25 ID:bc1czZk0
あるじ…

僕、いや、私たちだって皇帝を打ち負かすことを誓って
英雄の旗の下へ集ったつもりです!
けれど英雄は、シリウスは、僕らを支配しているわけじゃないでしょう!?
彼は主ではない、指揮者であり指導者なのではありませんか?
(そこで思わず、ユーリの視線の先にある感情に気づく)

あるじ…なのですね。あなたの心にとっては。
あなたの心は、彼に支配されているんだ…。

(ようやく思いのたけを打ち明けるチャンスに恵まれていながら)
(ジャスティンにとっては始まる前から恋は終わってしまった)
(今はただ、目の前の美しい女性が、そんな辛い想いを抱いているということが)
(ひたすら痛ましく、いとおしいのだった)

あなたは、そんな主に仕えるために、剣を取り鎧に身を覆うのですか。
そんなにまでして…
そんな道を選ぶなんて…

(憤懣やるかたないように、床をにらんでいる)

210ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 23:24:54 ID:MDzqCO0J

ああ、その通りだな……。
だが私にとってはもっと掛替えのない……。

……!

(喋りすぎたせいで、もはや悟られた事に気がつく。)
(みるみる顔が赤くなり、諦めたように想いを認める。)

ああ、その通りだ。
これが私の道なんだ……。

お前にも付いてきて欲しい……
駄目か?
(捨てられるのを嫌がる子供のような表情で見つめる)
211ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 23:32:15 ID:bc1czZk0
(勇気を出して歩み寄り、ユーリの手をとる)
(先ほどまで、触れられただけで時間も忘れるほどだったその手)
(今は、慰めたい、力になりたい一心で)

あなたに主と決めた人がいるように
僕にも命をかけて付いていこうと決めた人がいます。

それは、あなただ。

今日、僕はたとえ一太刀でもあなたに勝ちの一本を浴びせることができたら
この気持ちを打ち明けて、僕を受け入れて欲しいというつもりでした。
けれどあなたの気持ちを聞いた以上、僕の思いに応えてくれとは言いません。
僕はただ、あなたについていく。
そのことだけは、信じて下さい。

【あの、チューとかしちゃっていいですか?】
212ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/09(金) 23:47:39 ID:MDzqCO0J
(驚いてますます大きく眼が見開かれる。)

……ジャスティン。
すまない。

(白い手をなされるがままにして頭を垂れる。)

信じよう。君の想いに応える事は出来ないが
明日から君は、私の後ろを守ってくれ。
私が主の行く道を拓く。
その後ろを君に守って欲しいんだ。

(淡々とした口調だが、熱い物が滲み出ている。)
(自分らしくないと思いながら涙を堪えていた。)

【どうぞw】
【手、ですよね?】
213ジャスティン@部下:2007/11/09(金) 23:55:46 ID:bc1czZk0
【手、ですか!】

(こちらに手を預けたまま、うつむいて涙をこらえる人に)
(もはやジャスティンの言葉は続かない)
(この人を抱きしめて、そのままどこかへさらっていきたい、と思っても)
(そこにユーリの仕えるべき主はいない…)

軍規を…侵しましたね、私は。
それでもあなたは、そのように言ってくださる。
ならば、私もたった今から、あなたの心にお仕えするしもべとなりましょう。

(作法どおりにユーリの前に片ひざをつき、手を取って額に押し当てる)

どうぞご命令を…マイ・プレジャー。

(ユーリの白い指先に、そっと唇を)

(そしてすっくと立ち上がり、黙って敬礼すると)
(身を翻してその場を後にした)

【こんな形で〆させていただきます】
214ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/10(土) 00:08:37 ID:3WBSD4j5
【いえ、なんでもないですw】

……それならば、私も軍規を犯しているのだろうな。
共犯ということになるね。

(ジャスティンの額の感触を感じながら)
(悪戯っぽい笑いをほんの少しだけ閃かせている。)

許してくれ。
これからも、いやこれからは私の後ろを頼む。
主を私と君とで守るんだ。

ありがとう。
(短い感謝の言葉に万感の思いが込められている。)
(指先を大事そうに見つめてその場に蹲る。)

本当に今日は私らしくない……。

(頼もしい部下の後姿が見えなくなるまで見送る。)
(彼が角に差し掛かり視界から消える寸前、頭を深々と下げていた。)

【こちらもこれで〆です。】
【拙い私に付き合って頂いてありがとうございました。】
【またよろしくお願いします】
【それでは】
215ジャスティン@部下:2007/11/10(土) 00:11:07 ID:EFlm3qI2
【絡みにくいところもあったかと思いますが】
【長い時間ありがとうございました】
【水滸伝はいつかロールしたいスレだったので】
【またいずれお願いします】
【失礼します】
216ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 00:43:54 ID:SDX6ql9v
【時間的にとっても微妙だけど待機とかしてみたり】
217名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:09:04 ID:vV0TRXAR
>>216
【エロール待機ですか?】
218ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 01:13:47 ID:SDX6ql9v
【ん? いや、特には考えてはいないけれども】
219名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:19:48 ID:vV0TRXAR
>>218
【さいですか、募集スレが上がっていたので雑談でもと思い立ち寄りましたが雑談とかされます?てかスレとして大丈夫かなぁ】
220ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 01:21:34 ID:SDX6ql9v
【雑談でも大丈夫よ。まあ、さすがにリアルなネタは御法度でしょうけど】
221名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:25:26 ID:vV0TRXAR
>>220
【リアル禁止ですか、雑談にも色々ルールがあるんだなぁ、俺が立ち寄るには場違いだったのかorz】
222ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 01:27:59 ID:SDX6ql9v
【ま〜、一応ファンタジーな世界観でやってるスレだから現実の話を持ち込むのは・・・】
【と、もしかして微妙にリアルの解釈が食い違ってるとかはない?】
223名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:32:30 ID:vV0TRXAR
>>222
【リアル=現実と考えてますから多分考え違えはないかと、ファンタジー雑談かファンタジーといったらネバーエンディングストーリーぐらいしか思い浮かばないな】
224ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 01:35:28 ID:SDX6ql9v
【そうねぇ。避難所ならともかく、こちらでそういう話はちょっと難しいわね】
【ロールでのお相手なら出来るのだけれど・・・。折角来て貰ったのにごめんね】
225名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:36:28 ID:wT8uIodD
雑談っていうのは、キャラとしての雑談ロールということなんじゃないのかに?
226名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:37:18 ID:vV0TRXAR
【いやいや、俺には場違いでした失礼しました、去ります、お邪魔しました。】
227ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 01:43:14 ID:SDX6ql9v
>225
【最初にスレとして大丈夫かと心配されてたからもしかしたら、と思って】


>226
【本当にごめんなさい。別世界で良きお相手に巡りあえるよう祈ってるわ】
228ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/10(土) 03:05:35 ID:SDX6ql9v
【おっと、落ち〜】
229ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/11(日) 02:34:43 ID:PgOAAfMi
【さて、こんな時間ですがちょっと待機してみますね】
【時間的に雑談くらいになりそうですが…プロフは>>23です】
230名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:24:05 ID:whYA///f
おお、ルディだ。おかえりーノシ
231ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/11(日) 03:30:26 ID:PgOAAfMi
>>230
(呼び止められて、足を止める)

よい夜だな
「民を護る王冠」の命で、ずっと遠くまで飛んでいた
やっぱり…ここはいい
無事に帰ってこれて安心した

【こんばんわです】
232名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:34:31 ID:whYA///f
そっかそっか。一時期姿が見えなかったんで心配したよ。
まあ、元気なようで一安心だね。
(うんうんと頷き)
ところで、遠くってどこへ?

【こんばんわ〜、時間的にアレだからそちらの都合で落ちちゃってくださいなっと】
233ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/11(日) 03:39:08 ID:PgOAAfMi
>>232
心配かけて済まなかった
遥か北、帝国領まで飛んだ
ただの偵察だから危険は無い

こっちこそ何も無かったか?
(隣に腰をかけ、夜空を見上げる)

【それでは4時前後までこんな感じで話していましょうか】
【名無しさんもいつでも落ちてくださいね】
234名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:47:45 ID:whYA///f
帝国領って、そりゃ偵察でもかなり危険なような……
ホントに無事で良かったなぁ
(ホッと一息)

こっちは……そうだね。随分と新しい人が増えて活気付いてきたよ
(同じく夜空を見上げた)
235ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/11(日) 03:53:53 ID:PgOAAfMi
>>234
そのようだな、知らない顔が多い
これ、革命軍、大きくなったのか…
それとも、命、散らす者が増えたのか…

いずれにしろ、争いは大きくなるばかりのようだ…
お前もムダに命は落とすな?
(夜の冷気で表情をひきしめ、相手に顔を向けて告げた)
236名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 04:03:12 ID:whYA///f
おいおい、命散らすとか怖いこと言わないでくれって
(はははっと引きつった笑い声を上げ)
まあ、実際規模が大きくなるってそういう事なんだろうけども……
余りそういうこと考えるの辞めようや
(何気なく顔を向けるとルディと目があって)
俺? はは、心配しなくても逃げ足には自信あるから大丈夫。ルディこそ命大事に、ね
237ルディ ◆RUDYvoofGo :2007/11/11(日) 04:13:15 ID:PgOAAfMi
>>236
そうだ、逃げることは恥ではない
命さえあれば、また戦うことが出来る
恥と知るは「戦わない」と言う事だ

わたし、簡単には死なない…
だってわたしは…「勇敢なる…ふわぁ…
(真剣に語っていたが、つい欠伸をしてしまう)

日の出の時刻に任務がある…
お前、太陽が昇ったらわたしを起こせ…
(そう言い終わらないうちに男の肩に頭を乗せて目を閉じる)

今日も無事であったこと、ロキ族の神に感謝…す…
すぅ…すぅ…
(習慣である就寝前の祈りもまま成らぬまま、男に寄り添ったまま寝息をたて始める)

【それではお時間ですのでこんな感じで〆たいと思います】
【こんな時間にお相手していただき感謝してます!おやすみなさい】
238名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 04:18:15 ID:whYA///f
そうだよなぁ……
って、日の出? おいおいおい
(男の制止も聞かずにルディは肩を枕代わりに寝息を立て始めた)
はぁ……。俺だって眠いんだぞ〜?
(ルディの髪を撫でて呟き、それでも律儀に日の出までしっかりと見守っていたとさ)


【いえいえ、おつかれさまでした〜ノシ】
239ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 01:18:23 ID:1zsVNtkF
【コソッと待機してみようかしら】
240名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:28:55 ID:NNv2kJ55
>239
【さり気なくナンパしてみようかな、良かったらロールを申し込んでも大丈夫ですか?】
241ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 01:31:15 ID:1zsVNtkF
【は〜い、こんばんわ〜】
【どうぞどうぞ】
242ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 01:32:16 ID:1zsVNtkF
【やってしまった・・・orz】
243名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:34:32 ID:NNv2kJ55
>241
【こんばんはー、えと…ageはどんまいっ!】
【具体的にはどの様な感じにしましょうか?】
【敵として現れるや、味方として助けるかとか…】
244ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 01:37:01 ID:1zsVNtkF
【全く持って面目無いです・・・】
【私は特にこれといって考えてはいませんが、そちらに何かお望みのものはありますか?】
245名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:41:01 ID:NNv2kJ55
>244
【余りお気になさらず〜】
【そうですね…、最初は敵として戦ったりするけど実は勘違いとかで】
【追い詰めるが、やっぱり止めるとか…そんな感じではどうですか?】
【…止めた原因が、女の子として扱ったりとかでも良いですし。】
246ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 01:52:31 ID:1zsVNtkF
【ん、と。勘違いというのは具体的にどういった事でしょうか?】
【その場合、そちらはどういった立場になりますか?】
【質問ばかりですみません・・・】
247名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:57:11 ID:NNv2kJ55
>246
【森を荒らしてる賊とか盗屈者と間違ったりですかね。】
【こっちは、ルミエールさんとは違う部隊の治安を守る立場の戦士とかってのを考えてますが…】
248ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 02:00:28 ID:1zsVNtkF
【なるほど、かしこまりました】
【書き出しはどちらからいきましょうか?】
249名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 02:02:50 ID:NNv2kJ55
>248
【はい〜、それで大丈夫なら宜しくお願い致しますね。】
【書き出しは、任せても大丈夫でしたらルミエールさんにお任せしても?】
【何でしたら、こちらから書きますが…】
250ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 02:07:22 ID:1zsVNtkF
【分かりました。私から書き出しますね】
【不備がありましたら申しつけくださいませ】
251名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 02:09:12 ID:NNv2kJ55
>250
【すみません、では改めて宜しくお願いします。】
【はいー、では書き出しお任せしました。】
252ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 02:21:55 ID:1zsVNtkF
はぁ・・・こんな所にホントにあるのかしらね・・・。
(最近、革命軍統治下にある村落や街道を通る商隊に、野党による被害が増えているという)
(近く討伐隊が組織されて大規模な野党狩りが予定されているが、その野党というのがどうもアジトを転々としていてなかなか尻尾を掴ませてくれないらしい)
(そこで、そのアジトの一つが存在するという森へ偵察に来ているのだが・・・)
ガセ・・・かな
(山賊やなんかのアジトの情報の信憑性はあくまで噂の域に過ぎず、大抵彼ら自身が流しているデマの場合が多い)
(全く人の気配を感じさせない鬱蒼とした森林を見渡し、溜息をついた)
253名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 02:30:29 ID:NNv2kJ55
>252

(最近は革命軍の中でもかなりの噂が立ち、実際に森に入った一般の商人や旅人の多くが)
(森の中で襲われるとの証言が入り、探索隊を率いて来ると)

まったく、何故この様な場所にアジトを…いやそう考えるからこそアジトが有るのだな。
(部下達は殆どキャンプ場に置いて行き、自分1人で森を探索してると)
(不意に、直感的な気配を感じ息を潜めると)

……………。
(気配だけを消そうと試みるが、相手も相当の実力者なのか)
(すぐに自分の居る場所に注意を向けられてるのを感じ、音も無く大剣を取り出して構え…)
(お互いに、一つ隙が有れば飛び出せる状態になると)
254ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 02:46:55 ID:1zsVNtkF
・・・・・・!
(そろそろ切り上げよう。そう思い立ち、元来た道を引き返そうとする、と)
・・・大当たり?
(一瞬、ほんの一瞬だけだが確かに人の気配を感じた。そしてその気配が瞬時に消えうせたのもしっかりと感じている)
(いくら感が冴えてるとはいえ、熟練者が完全に息を潜めてしまえばそうそう簡単に察知出来るものではない。逆に言えば、気配を簡単に殺せる人間とは、少なくとも素人ではない)
・・・・・・
(気配を感じた一点に注意を払いつつ、いつでも有事に対処出来るよう身構えて少しずつ開けた場所へと移動していった)
255名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 02:55:48 ID:NNv2kJ55
>>254

(完全に自分に気付かれたと分かると、一定の距離で様子見をお互いにしてるが)
(ルミエールが距離を離そうとすれば、距離を保ったまま開いた場所へと移動して行き)

…そのまま俺が付いて行けば、直ぐに姿を確認出来る。
俺が誘いに載らなければ姿を確認しやすい位置を先に取る…か。
(開いた場所に移動すると、かなりの大きさの剣を盾の様に構えて)
(ルミエール武器を確認すれば、機動力の低い自分が不利だと悟り)

あの様な場所で出会ったのが、不幸と思い…自らの罪を認めで死゙を選ぶならば貴様の名誉も保てるだろう、だが悪党には悪党の正義がある…
故に降伏などは、しないよなっ…!
(剣で自らの急所を隠す様にすれば、そのままルミエールに向かって一気に走ってくと)
256ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 03:18:13 ID:1zsVNtkF
>255
・・・っ!!
(注視していた一点を中心に爆発的な殺気が広がっていく)
(もはや視認するまでもない。自らに向けられた殺気、すなわち敵を射る事に躊躇う必要などないのだ)
(待ってましたとばかりに弓を引き絞り、真っ直ぐに向かってくる気配に向けて必殺の一矢を放った。本来ならば捕らえて情報の一つでも聞き出すべきなのだが、用心深い連中相手の事ではそれも意味を成さないだろう。今日の任務はこの一矢で終わる。はずだった)

っ!? しくじった・・・!?
(思えば、己の気配を操れる程の使い手であった事にもっと気を配るべきだったか。相手は野党風情という先入観がわずかながらに感を鈍らせたのだろうか)
(確実に相手を捉えたはずの一矢は向かってくる殺気を削ぐ事すら適わなかった)
くっ・・・!
(先程の一撃でこちらの位置も知られてしまった。そうなれば視界も悪くろくに射線を確保する事も適わないこの状況下において自らの優位性を保つことは不可能である)
(今すぐに背を向けるのは自殺行為に等しい。相手の反撃をやり過ごした後、すぐに撤退に移れるよう身構えた)
257名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 03:34:15 ID:NNv2kJ55
>>256

(瞬間的に、自らが敵と認めた敵は自分が話し近付く前に)
(既に予想されてた攻撃をルミエールがしてくれば、人を死に追いやる必殺の矢…それすらも予定していれば難なく剣の横腹で受ければ)

盗賊風情とは言え、なかなかの使い手…悪に落ちなければ死ぬ事も無かっただろうに…
覚悟っー!…はぁっ!
(相手は弓を持って居る最初の一撃さえ、無効化してしまえば)
(次の一撃までの間は自分は自由。その瞬間に間合いを詰めてルミエールに切りかかるが…)
(防ぐならその上から叩き付ける筈の剣先が、ピタッとルミエールに触れる直前で止まり)

……貴様は、女か…我等革命軍は例え敵で有ろうと、女子供を手に掛ける気はない。
武器を置いて、直ぐに近隣の街に行き罪を償うが良い…この時代だ食い物欲しさに盗賊をやってたと言えば
教会の神父さまやシスターならば暖かく迎えてくれるだろう…
教会ならば食事に困る事は無い、元々は我等革命軍が起こした戦争の被害者だろう?
(ルミエールの直ぐ近くで止めてた剣先を地面に突き刺し、そう言うと)
(街のある方向を指さして説得の様な事を1人で始めて)

分かったら、貴公の様な女史が武器などを持ったりしては…いかんぞ。
すまないな、抵抗するなら最悪は死罪…この場で切る事になるが出来るなら俺は女史を切りたくはないのでな。
258ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 03:54:52 ID:1zsVNtkF
>257
くぅっ・・・!
(こと接近戦闘に於いては後手に回るしかない。特にこのような不利な状況下では)
(相手が躍り出ると同時に地を蹴って回避行動に移るが、相手の踏み込みの方が一歩勝っていた)
(身を翻したその先へ正確に振り下ろされる白刃に無防備な姿を晒し、覚悟を決めて目を閉じる)
・・・・・・?
(しかし、頭上から振り下ろされた剣は何故か寸での所でピタリと止まった)
(恐る恐る目を開けてようやく相手の姿を認める。すると)
・・・え、革命、軍・・・?
(相手は確かに革命軍、そう言った)
(この時勢で、しかもこの近辺で革命軍を名乗る組織など・・・どう考えても一つしかない)
えっと、あの・・・あ、はい・・・
(誤解。その言葉が頭をよぎる)
(しかし、弁解する余地すら与えない相手の弁舌を前にただ頷くことしか許されず・・・)
259名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 04:03:59 ID:NNv2kJ55
>>258

そうか、分かってくれたか…剣を出したままでは脅しに近いかも知れないが、この場合は仕方ないのだ。
許せよ?…いや、簡単に信じてくれて俺も助かるが…不自由な思いをしばらくさせるかも知れないが身分を調べたい、構わないな?
(素直に頷いてるルミエールを見ると、先程とはかなり変化して)
(笑顔まで見せると、剣をしまってさり気なくルミエールの弓を自分の後ろに置くと)

う〜む…、盗賊にしては腕の立つ女史だな。
きっと町に行けば、怪物から町を守る仕事等で暮らせるし…
上手く行けば人を襲ってた過去すら帳消しにされるだろうな、良かった良かった。
(怪我が無いかと、ルミエールの脇腹や頬を指や手のひらで撫でてくと)
(不意にルミエールの胸元に目をやり、付いてる紋章を眺めて)

ん?コレは革命軍の、紋章か…やれやれ一体何処から手に入れたのやら…
女史よ、後で少しばかり質問をされたりするが我慢してくれるか?
260ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 04:20:55 ID:1zsVNtkF
>>259
あ〜、うん。どうぞ、御自由に・・・
(今、下手に弁解するとややこしい事になりそうだ。と、素直に武器も渡して相手にされるがままに身体検査をされていく)
ん、んん・・・
(しかし、妙に念の入った身体検査ではある。言動から察するに、根が真面目なのだろう。熟練した暗殺者でもなければ隠さないであろう所までしっかりと調べ上げていく)
(何かこう、心にやましい事無いだけに妙な気分ではある)
あ、ああ、コレね。って・・・ええ・・・?
(相手が胸元に下げた革命軍所属の証に注目すると、いまが好機と顔を明るくするが、こちらが口を開くよりも早く希望の芽は摘まれてしまった。一本気というかなんというか・・・)
ん? 質問って?いや、質問くらい良いけどね・・・
(半ば諦めたように肩を落とし、溜息をついた)
261名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 04:33:43 ID:NNv2kJ55
>>260

簡単の質問だ、先ずはそうだな…?
俺達の仲間には、気配を敏感に察する優秀な仲間が居るらしいのだが
貴公の胸元に有る紋章がな、その女史のと全く同じなのだ…。
(そう言うと、先程とは違って少しばかり殺気を出しながらも)
(ルミエールを真っ直ぐ見て話し始めると)

ルーンを持つ、しかも気配を読むのが得意な仲間が簡単にこの服を奪われるとは思えん。
噂では、弓を使って肉を持つ生物と言う生物を狩りまくり敵、味方の区別すら付けずに暴れまわって…更には露出狂の最悪な仲間らしいのだが…
その変態で、人間の風上にも置けない奴の事は知ってるか?
(ごく普通にルミエールに向かって、根も葉もない噂を話すと)
(表情は変えずに、ルミエールを見て訪ねて)

いやなに、その最低最悪な仲間が…自らの識別に近い服を奪われたなら
俺の手で、引導を渡してやろうと思っただけなのだがな。
(はっはっはと笑い、ルミエールの様子を伺ってると)
262ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 04:50:25 ID:1zsVNtkF
はいはい、なになに・・・
(気配を敏感に察する、何処かで聞いた話ではある。ここまでは)
女史? 同じ・・・? へ〜、そうなの
(何だかとても身近に感じる質問の数々だが、何か妙に殺気立っているので取り合えず適当に相槌を打っておき)
へ、へぇ。それは、怖いわね・・・
(何だかとてつもなく情報が偏向されているような気がしなくもない。しかし、あくまで噂は噂。それに、見方によっては当たっていなくもない)
(そう、ここまでは)
ろ、ろ、露出狂・・・!?
(流石にヒクッと頬が引きつった)
だ、誰よ、そんな噂流してるの・・・
(いくらなんでも、ここまで好き勝手言われては我慢の限界というもの)
(噂の出所、すなわち情報源を突き止める為には、目の前にいる男を問い詰める他無い)
(それでも震える拳を握り締め、怒りをグッと飲み込み出来る限り穏便に問いただそうとする。随分と声色にどす黒いものを感じるが)
263名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 05:01:17 ID:NNv2kJ55
>>262

さぁ、噂は噂だからな強さを妬んだ根も葉もない噂の可能性も高いのだからな。
まぁ…、それだけの強さを持ってる人間なら流石に俺も信じるしかないだろうな。
(ルミエールの様子を見てると、完全に納得したのか)
(1人頷き、ルミエールに向き合って)

その胸元のルーンの形、そして噂にも劣らない実力に美貌…何時までボケてる積もりだ?
もしくは、俺の勘違いで貴様はルミエール女史ではないのか?
…本物ならば、先程の非難で何かしら反応があるとは思ったが…
流石はルミエール女史だな、冷静に状況を判断してるとはな。貴公は…ルミエール女史で間違いなかろう?
(先程まで出してた殺気が消えると、自分の後ろに置いた弓をルミエールに返す様に目の前に置くと)
(ルミエール女史本人だと確信し、話して)

…どうした?やはり貴公は偽物で、打ち首や死罪を求めてるのか?
まぁ、死にたいならば止めはしないが……
(自分の言葉にまだ状況を飲み込めて無いルミエールを見て)
(軽い冗談を言いながら向き合ってる)
264ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 05:15:25 ID:1zsVNtkF
>>263
別に・・・ボケてるつもりはないけど・・・
(軽く俯いたまま、目の前に置かれた弓を掴み、肩にかける)
そうね、うん。何を今更って気もするけど、本物よ・・・私は
(一度深呼吸して気持ちを静め、妙に落ち着いた声で淡々と呟き)
で、その噂の出所はどこかしら?
(簡潔に用件だけ述べ、相手を見つめる。顔には薄く笑みさえ浮かんでいるが、目が全く笑っていない)
(それこそ敵味方の区別無く無差別に殺戮して回れる。そんな冷たい眼差しである)
265名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 05:23:20 ID:NNv2kJ55
>>264

そうか、そうか…かなり屈辱的な言い方でルミエール女史かと確認を取ってたからな
それに耐えるとは、素晴らしい心情だな?
(本当にそう思ってるのか、笑いながらルミエールを見れば)
(さり気なくルミエールの片手を持ち上げて)

数々の無礼、お許しを願いたい。
ルミエール女史の噂の話だが、戦場でただ1人輝く美貌…彼の戦乙女を想わせる容姿との噂だったのだが
噂は真実だったな、この様な美しい者が存在するとは思って無かったよ。
(その場に剣を置き、実際の噂に比べてかなり大げさだが)
(思いっ切り誉めると、ルミエールの手に唇を近付け)

ちゅ…、いやはや…先程の戦いも一歩間違えば俺が命を散らしてた良い死合だったな?
(実際はかなり余裕そうに矢を弾いてたが、ルミエールの手に口付けをしながら話せば)
(まぁ、それなりの容姿の騎士だけに悪い気は与えない筈…)
266ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 05:51:32 ID:1zsVNtkF
ん・・・?
(結局、噂の真相は分からずじまいか?)
(何だかもうどうでもよくなり、瞳には暖かな光を戻して呆れたような顔で息をつく)
(と、いつの間にか男に手を取られていて)
あ〜・・・もういいよ、どうでも・・・。
しかしまあ、輝く美貌だの露出狂だの・・・。暇人が多いのね、ウチも
(男が手に口付けする様子をじっと眺めながら呟く)
まあ、ね。勝負は時の運っていうしね。足滑らせて転んだだけで旗色なんかガラッと変わるもんだし



【手違いでレス消失しました・・・。レス遅れすみません】
【そろそろ眠気が危ないことになってきてますので、申し訳ありませんが〆をお願いしてもよろしいでしょうか?】
267名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 05:56:41 ID:NNv2kJ55
>>266

【あはは、それなら仕方ないですよ。】
【今から〆を書くと待たせちゃいますし、必要ないかと〜】
【では、お相手ありがとうございましたノシ】
268ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/12(月) 06:07:29 ID:1zsVNtkF
【あ〜・・・何かとんでもないドジやらかしてすみません・・・猛省しますorz】
【お相手ありがとうございました。お休みなさい・・・】
269ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 20:05:13 ID:Y6/QDzkD
【平日のこんな時間だけど、ひっそり待機しますね】
【プロフは>>14にあります】
270Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 20:25:46 ID:GbqSu8hb
【お相手に立候補してもよろしいでしょうか…】
【しばらくぶり+まだ2回目なので少し不安ですが…】
271Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 20:39:45 ID:GbqSu8hb
【…申し訳ありません、15分ほど退席します】
272ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 20:47:08 ID:Y6/QDzkD
【おっと!気付くのが遅れてすみません】
【もちろんOKですよ♪】
【シチュ考えながらお待ちしています】
273Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 20:53:25 ID:GbqSu8hb
【ただいま戻りました。シチュエーションですか…
私が絡むとシチュがワンパターン化するのでは…?
何かアイデアがあるのでしたらお聞かせ願います。】
274ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 21:03:04 ID:Y6/QDzkD
【まぁ…お医者さんですもんね、多少は仕方ないかと^^;】

【こちらはあまりいい患者にはなれないタイプなので、】
【戦闘後に担ぎ込まれるも、大丈夫だと言い張って大暴れとかw】

【他にはルーン所持者と知らずに職務質問とか、普通に雑談でもいいと思いますよ】
【ドクターは、何かご希望はありますか?】
275Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 21:10:02 ID:GbqSu8hb
【そうですね…職務質問はこちらが受ける側ですか?】

【それとも、ヴァリタさんらしく大暴れしていただいて、
こちらも容赦なく医者として拘束したりとかで一悶着というのも面白そうかもしれません】
276ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 21:16:27 ID:Y6/QDzkD
【こちらがする側で考えてましたけど、どちらでも可ですね】

【じゃあ、ドクターさえよろしければ一暴れしてみますか!】
【…最近男性キャラとイザコザばっかり起こしてる気がしますがw】
277Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 21:19:04 ID:GbqSu8hb
【それがヴァリタさんクオリティなのでは?(笑)
それでは書き出しはどちらからに致しましょう?】
278ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 21:22:32 ID:Y6/QDzkD
【確かにw】
【では、こちらから書きますね。しばしお待ちください】
279ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 21:34:58 ID:Y6/QDzkD
この堅物ども!いい加減にしやがれ!
だから、もう大丈夫だっつってんだろ!
(廊下に響く怒号に、歩いていた者は思わず足を止める。)

てめーら、こんな真似してただで済むと思うなよ!
(人外の姿を持つ声の主は、両脇を抱えられ、引き摺られていく最中であった。)
(先日の戦闘で負った傷が治りきらないうちに訓練した挙句、治療を受けるのを)
(拒否したために、医療班の手で強制連行されているようだ。)
いいから放せ!はーなーせーっ!!
(足に巻かれた包帯に血が滲んでいるのも構わず抵抗を続けるヴァリタと、黙々と)
(彼女を引き摺っていく数人の兵士を、野次馬が遠巻きに見守っている。)

【と、こんな感じでしょうか】
【よろしくお願いしますね】
280Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 21:45:05 ID:GbqSu8hb
(廊下から響き渡る怒号。それを部屋の中で聞いていた眼鏡をかけた男は薄ら笑いを浮かべていた)
なるほど…これは聞いていたよりは厄介そうですね…
それにしてもここのスタッフは優秀な方ですね…ちゃんと捕まえてくれたんですから…
(部屋の中でいそいそと治療の準備を進める。やがて扉が開くと)

初めまして、ヴァリタ・キャスティロさん。
医療班長を任せられました、アーツ・ウィルナーと申します。
新参者ですがよろしくお願いしますね。
(深々とお辞儀をして)
まぁそう怒鳴らないで下さい。彼らを差し向けたのは私なんですから。
いえ、実は怪我の治療もせず無茶ばかりしている不届き者がいると小耳に挟みまして…
シリウスさんから聞いている限りでは、そんな愚かな真似をするのは貴女しかいないだろうと思いまして。
(笑顔で接しているが、少し腹を立てているようで言葉遣いは悪くなっている。)
(更に、眼鏡が光を反射してギラついているため無駄に威圧感を与えて)

【こちらもこんな感じで(笑)中々凄まじいことになる気がします。】
281ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 21:57:50 ID:Y6/QDzkD
(部屋の中に放り込まれ、やっと手を放される。)
(再び怒鳴り声を放とうとした瞬間、穏やかな口調でそれを遮られて)
――ああ?
(柄の悪い声と共に、垂れ気味の黒い目が優男を捕らえる。)
(医療班長という単語に、思いっきり嫌な顔をして舌打ち)
お前か、こんなとこまで無理やり連れてこさせたのは。

もう何とも無ぇって言ってンだろ、融通の利かねェヤツだな。
(腕を組み、アーツを睨みつける。)
(本人はそう言っているが、右の太腿は包帯で覆われ、頬にはかすり傷が残っていて)
(どう見ても怪我人という風貌で)
愚かで結構、何とでも言え。
じっとしてるのは性に合わねンだよ…話はそれだけか?
それなら、俺ァ帰るぜ。
(不機嫌そうに言い放ち、また捕まる前に部屋を出ようと踵を返して)

【ま、なるようになるでしょうw】
282Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 22:09:53 ID:GbqSu8hb
おやおや…女性がそんな言葉遣い…感心しませんね。
ええ、私が彼らに貴女をどんな手を使ってでもここに連れて来る様に言いました。
(ふふふ…と不気味な笑みを見せ)
何とも無いわけないでしょう?そんなに血が滲んでしまっているのに…
どうせ、傷の上から包帯を巻いただけなんでしょう?
それではいけません、治りが遅くなるどころか悪化する可能性だってある。
最悪の場合、化膿して脚を切除…ということになるかも知れませんよ?

おっと逃がしません。すいません、捕らえて下さい。
(男の声とともにここまで連行してきたスタッフ達が両腕をガッチリホールド。権力はあるようだ。)
(その隙に注射器を用意して、ゆっくりと近づいて…)
すいません、それでは失礼します。
(ぷちっと音を立て針が首筋に刺さる。中身は軽い即効性の麻痺薬)
(優男だと見せかけて、こういうことには実に容赦の無い男だった)
283ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 22:25:30 ID:Y6/QDzkD
いちいち口出すんじゃねぇよ。
どう喋ろうが何しようが、そんなもん俺の勝手だろうが。
(アーツの言葉に、振り向かずにイラついた声を投げ)

(再び捕獲され、漆黒の双眸に憤怒の炎が宿る。)
……ブッ飛ばす!
(宣言するや否や、手足だけでなく尻尾まで振り回して、やりたい放題大暴れ。)
(しかしスタッフも必死でしがみついてきて、なかなか引き剥がせない。)

(ふと首筋に冷たい感触が走ったかと思うと、手足の先から力が抜けていく。)
!?
この野郎、何しやがった!
(噛み付かんばかりの勢いでアーツに向かって吠えるが、抵抗は徐々に弱くなっていき)
284Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 22:35:46 ID:GbqSu8hb
まぁ、そう言われればそこまでですけど…
(やれやれといった感じで肩をすくめ)

ちょっと…備品壊さないでくださいよ?
私が持ち込んだ物も結構あるんですからね…
まぁ、壊されたら正当に損害賠償してもらうだけですけどね

何しやがった…って。貴女が言うことを聞かないからおとなしくなってもらっただけですよ。
ま、軽い即効性の麻痺薬です。
(屈託の無い笑顔でそういうと)
さて、それではベッドの上まで運びましょうか…
(ぐっと抱きかかえるとそのままベッドの上まで運び、寝かせ)
その麻痺薬、案外すぐに効果が切れてしまうので、念のため。
(荒縄を持ち出すとヴァリタをベッドにぐるぐると縛りつけ)
285ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 22:50:00 ID:Y6/QDzkD
うるせぇ!備品なんか知ったことか!
モノ壊されたくなかったら、とっとと帰らせろ!
おい、聞いてンのか?
…って気安く触ンじゃねェ!
(怒鳴っても睨んでもお構い無しのアーツに、イライラは募るばかり。)

(荒縄を持ち出したアーツに、一瞬呆気に取られ)
ちょっ…それが患者に対する態度かよ!
今すぐほどけ!このヤブ医者!
(ベッドに縛り付けられると、唯一自由な口を使って喚き散らす。)
テメェ、ただじゃ置かねーぞ!覚えてやがれ…!
286Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 23:08:59 ID:GbqSu8hb
触らなけりゃどう運べばいいんですか。
私は超能力者ではないのでサイコキネシスは使えないんですよ…
(淡々と冗談を言ってのけると)

いや、貴女、薬が切れると暴れだすの目に見えてますからねぇ…
(頬をポリポリと掻きながら答え)
そうなる前に先手を打っておくわけですよ。
患者に対する態度?それなら貴女も患者らしく振舞って大人しくしてて下さいよ。
ヤブかどうかはこれから分かりますから…まずは落ち着いてください。

とりあえず目立つところから処置しますか…
(右の太股の包帯を手際よく外し)
やっぱり結構深く斬れてるじゃないですか…消毒した後縫っておきたいですね…
はい、沁みますけど我慢してくださいね…
(と傷口に消毒液をしみこませた脱脂綿を押し当てて消毒していく)
さて、それでは縫いましょうか…
(縫合のための特殊な器具を持ち出してきた男は眼鏡の反射のせいで不気味に怖く見えた)
287ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 23:24:02 ID:Y6/QDzkD
だーっ、これが落ち着いてられるか!
治療なんざ必要無ェっつってんだろ、わからず屋!メガネ!
(縛られてさえいなければ、目の前の男に蹴りの一発も喰らわせている所なのだが)
(体を動かしても僅かにベッドが軋むだけ。)

つっ…
(消毒液が傷口に染み込むと、ほんの少し眉をひそめる。)
(しかしそんなことより、こんな優男にいいようにあしらわれている事に腹が立つ。)
この…舐めやがって!
(怪しさ満載で眼鏡を光らすアーツを睨み据え、腕に思い切り力を込める。)
(しばらくすると、ぷつっと微かな音が聞こえたような気が)
288Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/12(月) 23:33:16 ID:GbqSu8hb
分からず屋は貴女でしょう…兵士は体が資本…もっと自分を労わりなさい…
ええ、メガネですとも。それが何か?
(軽くあしらい、自分は縫合の準備をどんどん進めて)

別に舐めてませんよ…貴女のことを思ってです。
(そしていよいよ準備が出来)
それでは、今から3針ぐらい縫いますね。
麻酔をしたらくっつかないので、痛いでしょうが我慢してください。
(特殊な針が太股の傷口の直ぐ横に刺さっていき、傷口を縫い合わせていく)
(なにかぷつっと音がしたのは気付かず、2針、3針と太股に刺しては抜き、)
(ぐっと糸を引き、後始末を終えると)
はい、終わりです。しばらくここに通ってくださいね?消毒しなきゃいけませんし。
経過を見て抜糸するので、絶対逃げちゃダメですよ?
289ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/12(月) 23:48:58 ID:Y6/QDzkD
へっ!これ位の傷、何とも――い゛っ!?
……ッ!!
(突如走った痛みに、顔を引きつらせたまま硬直。)
(切った張ったは平気なくせに、注射や縫合などの針を刺される痛みが大嫌いなのである。)
(怪我をするたび医療班から逃げ回っていた理由のひとつはそれだった。)

(処置が終わるまでそのまま固まっていたが、アーツの言葉で我に返り)
ああもう!やってられっかッ!
(叫ぶや否や麻縄を引きちぎって上半身を起こし、アーツに渾身の平手打ち。)
(矢継ぎ早に罵倒の言葉を並べ立て)
これだから医療班の連中は大ッ嫌いなンだよ!
こんなとこに通うなんてまっぴらだね!
290Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/13(火) 00:02:09 ID:iTDn5sy0
これ位の傷…何です?大丈夫ですか?
(一応心配はしてるようで)
あぁ…もしかして…針が怖い…とか?
(含み笑いを浮かべた顔で聞き)

(突然大声をあげたヴァリタに驚き)
いきなりなんですか!?驚いたじゃないですか…
(そして突如荒縄を引きちぎったのを見て)
な!?縄が…! がはっ!?
(縄が千切られたのに気を取られて、まともに平手打ちを受けてしまう)
(ヴァリタの力は凄まじく、書類を積んでいたところにまで吹っ飛んで突っ込み)
う………(がくっ)
(頭を少し強く打って気絶してしまった)

【こんな感じで〆ですかね…】
【楽しかったですよ、さすが暴力女王ヴァリタさん!(笑)】
291ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/13(火) 00:13:09 ID:F6A+NTgd
は、針なんか、怖ェわけあるか!
…ちっと苦手なだけだ!
(バカにするような含み笑いにカッとなって怒鳴るが、アーツは微動だにしない。)
……
(さすがにやりすぎたかとも思ったが、これくらいでは溜まり切ったイライラは収まらず)

(腹いせに書類を床中に散らかすと、ニヤリと赤い唇を歪めて)
今ここに矛が無いことに感謝するンだな!
(気絶したらしいアーツに吐き捨てると、足音も荒く医務室を出て行くのだった。)

【こちらもこれで〆ますね】
【暴力女王ってw独裁者みたいじゃないですかw】
【治療してもらっておきながら、好き放題してしまってすみません】
292Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/13(火) 00:15:44 ID:iTDn5sy0
【いえいえ、楽しかったですよ
そんなキャラなんで好き放題には目を瞑ります(笑)
でも抜糸せずに放っておくとそれこそ良くない気が…(汗)】
293ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/13(火) 00:19:55 ID:F6A+NTgd
【それなら良かったです♪私もすごく楽しかったので】
【あー…彼女のことなので、そのうちかさぶたと一緒に取っちゃうと思いますが^^;】
【今度お会いできたら抜糸してあげてください】

【お付き合いありがとうございました、おやすみなさい】
294Dr.アーツ ◆3L5xBwelsQ :2007/11/13(火) 00:24:18 ID:iTDn5sy0
【はい、お休みなさい…】
295リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 21:51:20 ID:oKi08XOX
【待機します】
【プロフは>>15です】
296名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:47:42 ID:Z+qiN7TT
【ハロー、ニンフォマニアなのにバージンな少女よ】
【俺で良ければ立候補したいんだが…】
297リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 22:49:31 ID:oKi08XOX
【こんばんは】
【どういうキャラでどんなシチュをお考えでしょう?】
298名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:50:49 ID:Z+qiN7TT
【いんや、特に考えてない。リュリュにあわせる気だったからな】
【そっちこそ何かあるか?】
299リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 22:54:25 ID:oKi08XOX
【いろいろありますがw】
【とりあえず、男性の方ですよね】
【戦闘ロールでしたら、生意気な小娘を痛い目にあわせてやってください】
【エロールも大いに結構ですが、今のところバージンですので少々面倒かも】
【雑談は雑談で、城の中でも、外でも、夜でも昼でも】
300名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:56:10 ID:Z+qiN7TT
【名無しに散らされていいのかよ処女w】
【ん、男だぞ。ちなみにその痛い目ってのはどの程度のレベルだ?】
301リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 23:00:16 ID:oKi08XOX
【プロフにエロールと書いた以上は、名無し様でもよろこんでw】
【戦闘の場合、止めを刺すのはカンベンしてくださいw】
【後遺症が残るとか重態に陥るのも困りますが、重傷レベルでしたらOKです】
【限度がここまで、ということですので、怪我の程度はロールの流れで】
302名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:03:09 ID:Z+qiN7TT
【じゃ戦闘→強姦って流れでやってみるか?】
【戦闘ロールもエロールも一度に経験できて一石二鳥ってなw】
【といっても、俺がおそらく1:30ごろまでしかいられないから凍結前提になりそうなんだが…】
【それでもいいならお相手願おう】
303リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 23:05:41 ID:oKi08XOX
【ということは、帝国軍の方ですね】
【凍結も了解です】
【書き出しはこちらでよろしいでしょうか?】

【そちらで書き出してくださるのでしたら、次レスからお願いします】
304名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:07:15 ID:Z+qiN7TT
【気が早いなwもうすこしちゃんと設定固めようぜ】
【状況とかこっちがどんなキャラで行くとか…】
【良いロールは綿密な打ち合わせから生まれるんだよ】
305リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 23:11:54 ID:oKi08XOX
【失礼しました】

【こちらは軍属ではありませんので、戦闘が起こっているところへ巻き込まれるか】
【帝国の偵察兵を見つけて、自分の力を過信して撃退しようとするとか】
【そんな形で始まるのはいかがでしょう?】
306名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:14:46 ID:Z+qiN7TT
【提示されたシチュで言うと後者の方がお互いやりやすいと思う】
【じゃぁ、こっちはそれなりに腕が立つ偵察兵ってことで。】
【それじゃこっちから書き始めるから待っててくれ】
307リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 23:16:25 ID:oKi08XOX
【わかりました。よろしくお願いします】

【あと、書き出しの際、名無しさんの人となりを
どこかに書いておいていただけると助かります】
308名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:36:29 ID:Z+qiN7TT
【偵察兵ってことだから、保護色のピッチリした軽装と2本のダガー、顔つきはどこか見下した感がある顔で】

(帝国の命を受け、ある偵察兵が革命軍の勢力下に潜入していた)
(もう城が見える場所まで接近してはいるのだが、見張りが多く)
くっそ…こんなに見張りが厳重じゃここからは無理だな…
どこかから回ってみるか…?
(そして、どこか入り込める場所は無いか探す)
(城との距離は保ちながら警備の薄い場所を捜し求めてうろつき)

【悪い、緊急の電話で遅くなった】
309リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/13(火) 23:46:20 ID:oKi08XOX
【どうぞごゆっくり】

(軍用犬の姿で湖をとりまく森の中を歩いている)
(ふと風上に鼻先をむけ、耳がピンと立つ)
誰かいる・・・下っ端の見張りかな。
ちょっと脅かしてやろうかしら。

(湖へと流れ込むいくつかの流れの一つに沿って、城を離れてゆく)
(木立の切れ間から城を伺っているらしい男を見つけ)
誰?見かけない・・・
(帝国の者だと気づく)

斥候? 帝国の?!
誰か呼んで来なきゃ・・・!

・・・でも、よんでくる前に逃げられちゃうわ。
どう見ても一人しかいなさそうだし、ここで追い返しておく方がいいわよね。
(相手の力量もわからないうちに無謀な判断)

(犬特有のうなり声を上げて近づく)
(間合いをつめて飛びかかる!)
310 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/13(火) 23:55:34 ID:Z+qiN7TT
【トリップ付けとくな】

(警備の手薄な場所を窺っていると、不意に背後から犬の唸り声が聞こえ)
っち、軍用犬か…!厄介なのに見つかったな…!
舐めんじゃねーぞ糞犬がぁ!
(飛び掛ってきた犬に回し蹴りをお見舞いし)
(一旦距離が離れるとダガーを手に取り)
遠吠えで仲間を呼ばれる前に殺させてもらうぜ!
311リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 00:05:00 ID:jqQVPK4F
(蹴りをくらって男に噛み付くことは叶わず着地)
痛いじゃないのよ!

(うなりながら男の周りをぐるぐると回り始める)
あの刃物を投げつけてくれないかしら。
とにかく武器を手放させないと。
(これまでにも猟師の飛び道具の標的になったことはあるが)
(当たったためしがないので楽観している)
(そもそも猟師の飛び道具は、獲物を追い詰める為の道具で)
(止めを刺すためのものではないことは失念している)

(一声吼えて飛びかかるとみせ、すぐに引き下がるのを繰り返しながら)
鎧も皮の胴着もなしじゃ、どこからでも食いつき放題よ。
そんな格好でよりにもよってこの城の周りをうろつくなんて。
運のつきってモノよ!

(もう一度、思い切り飛びかかる)
312 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/14(水) 00:20:25 ID:II62d3vU
(自分との間合いを計りながら飛び掛る機会を窺ってくる犬を見て)
ち…よく躾けられてんな…
(ダガーを両手に構えなおし、いつ飛び掛られても良いように身構え)
(そして勢いよく飛び掛ってくると)
犬畜生が調子に乗んじゃねーよ!
(自分に向かって飛び掛ってくるのに合わせてダガーを振るい)
(犬に僅かに噛まれながらもその脚を斬り裂いて)
っつつ…テメェ、よくも噛みやがったな…このクズが!
313リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 00:30:29 ID:jqQVPK4F
斬られた!

(一瞬、激痛のあまり我を忘れて)
痛い・・・どうしよう、どうしたらいいの?!

(斬られた後ろ足を引きずりながらパニックに陥り)
(ナイフを振りかざす男をかわして逃げるのが精一杯)

逃げ回ってるだけじゃ駄目よ!
逃げたかったら、どの道この男をやっつけないと・・・
絶対・・・絶対これ以上城には近づけないわよ・・・

(男の目の前で、犬の姿がぐにゃぐにゃとゆがみ、一抱えほどもある大蛇になる)
足の要らない生き物だっているのよ!
覚悟しなさい!

(男に飛びかかって巻きつき、締め上げる)
肺をパンクさせてやるわ・・・この・・っ!
(だが、先ほどの手傷が開いたか、あるいは新たに男に斬られたものか)
(体に激痛が走る)

・・・!・・・
(蛇は力を失って解け、男の足元で人間の娘に変化する)




314 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/14(水) 00:39:03 ID:II62d3vU
(噛まれたことに怒った男は執拗に犬を追いまわし、ダガーを振り回す)
おいおい!?人に噛み付いておいて生きられると思ってんのか?
ちょこまか動いてんじゃねーよ!

(突如その姿を変え始めた犬を見て驚愕し)
な…何だこりゃ…!?
(そして人の丈もありそうな大蛇になり)
何だよ、新手の怪物か!?犬が蛇になるなんて聞いてねーぞ!
(大蛇になった衝撃が大きかったのか反応が僅かに遅れ、そのまま飛び掛られ締め付けられる)
ぐっ…あああ!!?ゲホッ…!!
(しかし、たまたま持っていたダガーが、男を締め上げようとする大蛇の体に刺さり)
(男は解放され、さらにその大蛇が少女の姿になると)
っつ…はぁ…はぁ…人間…?なるほど、分かったぞ…
魔法か何かの類で変身してやがったな…?

よぉ、舐めた真似してくれたな、クソアマ…
(ブルネットのロングヘアを掴んで引っ張り上げ、首筋にダガーを突きつけ)
315リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 00:46:44 ID:jqQVPK4F
(ほとんど気を失っていたが、刃物を突きつけられて正気に返る)
殺される!

まって・・・殺さないで・・・
(息も絶え絶えながら、なんとか命請いを)
このあたりには革命軍の精鋭がうようよしているわよ・・・
こんなところでぐずぐずしていないで、逃げた方がいいわ。
あなたも手傷を負ったでしょう?

(足の傷が気絶しそうな程、痛い)
(頭も舌も回らなくなる)
犬に・・・人狼に噛まれたら、特別な手当がいるのよ・・・
(ハッタリをかまそうとするが、貧血を起こす)
316リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 00:50:54 ID:jqQVPK4F
【すみません、そろそろ今日のところは〆るか凍結をお願いしたいのですが】
317 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/14(水) 00:53:42 ID:II62d3vU
【お、丁度俺も眠気で限界だったところだ…】
【悪いな、短かったり拙い文章になって…エスコートするつもりだったのに】
【じゃここで凍結とするか。再開はいつにする?俺はまだちょっと予定が分からんけど…】
318リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 00:55:20 ID:jqQVPK4F
【私も明日は無理なのですが、その後については避難所へ書き込んでおきます】
【避難所のスレはご存知ですか?】
319 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/14(水) 00:57:47 ID:II62d3vU
【知ってるよ、俺避難所の>>421だしな】
【性欲魔女って名づけたの俺だw】
320リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/14(水) 01:00:19 ID:jqQVPK4F
【421ですか!よくもw】

【では、明日中にその後の予定を書き込んでおきますね】
【お先にご予定お知らせいただければ、こちらも極力あわせます】

【戦闘ロールは初めてなので、決め付けすぎたかと思いますが】
【なにとぞ次回もよろしくお願いいたします】
【今日は声をかけてくださってありがとうございます】
【お疲れ様でした。おやすみなさい】
321 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/14(水) 01:02:01 ID:II62d3vU
【OK、避難所覗いとく】
【お休み、ノシ】
322ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 20:11:27 ID:QudEzrr7
【のんびりと待機します。23時くらいまでいるかも?プロフは>>8です】
323ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 20:29:43 ID:II62d3vU
【来てしまいましたね…今日という日が…】
【いいですか、俺が立候補しても…?】
324ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 20:31:52 ID:QudEzrr7
【おおっ!こんなに早くに再会出来るとは!!】
【勿論、大歓迎ですとも。シチュは……やっぱり、バトルでしょうか?
それならば、以前ナグザットさんが仰っていた筋書きをお聞きしたいのですが】
325ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 20:36:13 ID:JBdHl++C
【あぁ…あれですか…どんな感じだったかな…;】
【ビオさんに1人で出歩いてもらって…俺がツララ投げて…避けてもらって】
【そこから少し会話→バトル→どっちかが止めを刺さずに去ろうとする】
【その際に紋章同士が共鳴→ビオティーテさんが知ってるのでこちらが説明を受ける】
【とかこんな感じだったような…】
326ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 20:39:39 ID:QudEzrr7
【なるほど。なるほど……。まあ、途中、流れでどうなるか分からない所はありますが……
前回の例もありますし。出だしとプランはそんな感じでいきましょうか!
ただ、紋章の共鳴は早い段階でやってしまた方が良いかと。
と、すると私が夜歩きしている出だしから書き出した方が良いですか?】
327ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 20:42:27 ID:JBdHl++C
【んー、どちらからでも行けますよ。】
【俺がビオティーテさんを見つけてツララを準備するところからでも書けますし】
【どちらからにします?】
328ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 20:45:55 ID:QudEzrr7
【う〜ん。前回、確かナグザットさんに書き出してもらったんでしたよね。
今回は私から行きましょう!前ロールでちょっとポカってるんでトラウマ気味ですが_| ̄|○
と、いう訳でふらふら出歩いてみますので、少々、お待ちを……】
329ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 20:58:04 ID:QudEzrr7
(――深夜、であった。空に浮かぶ月は、どこか不吉な刃を思わせる形と色相をし、
とぎすまされた細い身から皓い光でもって地表を微かに照らしている。
その月を見上げ、今現在の己のねぐらである、革命軍の湖の城までの道のりを一人、歩く女がいた)

……。

(黒い喪服の長い裳裾の衣擦れの音と、その、荒事には無縁そうな華奢な肢体の腰にさげられた
剣帯の金具と革の擦れる音だけが、獣も虫も、草木すらも深い眠りを貪っていると思われる様な
静寂の薄闇の中に僅か、響きわたる)

……急がないと。

(以前、「友」からされた忠告を忘れた訳ではなかったが……
愛する男の行方に関する情報を、懇意にしている情報屋が仕入れた、との話を聞いて
居ても立ってもいられなかったのだ。
―結局、さして緊要な情報ではなかったのだが。
落胆と諦念で女の表情は優れなく、足取りは重い……)

【それでは、よろしくお願いします!】
330ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 21:18:08 ID:JBdHl++C
(夜――それは男にとって暗殺者としての時間。)
(光源は天高く昇った月のみ。よって目撃されることは皆無、夜目が利く男にとっては好都合の時間帯)
(今日も昼間に集めた情報とリストを基に夜を歩き、丘の上から光を探していた)
この辺はハズレか…?
場所を変えたほうが良さそ――ん?影?
(何の光も通らなかったその場所を諦めかけていたその時)
(先日、自分の命を救った女であり、唯一の友がたった一人で出歩いているところを見つけてしまった)
――っ
(一番見つけたくなかった。こうならないためにもあれほど忠告しておいたのに。)
(見つけてしまった。あの時の自らへの誓いを思い出す)
(――次に夜に会うときは、殺す時)
…何で…。賭けは…俺の負けか……
(最後にそう呟く。そして顔からは表情が消え、暗殺者としての自分に切り替える)

(手を掲げる。ビキビキと音を立てながら、徐々に上空にツララが精製されてゆく)
(女が丘の下に差し掛かった頃には巨大で鋭いツララが出来上がっていた)
………
(そして、無言で掲げていた腕を女の方に振りかぶる。)
(と同時に。静止していたツララは放たれ、女の足元の地面へ深々と突き刺さった)
(そして、丘の上にいた男の姿は)
(かつて男自身が語ったように、黒い衣とマフラーに身を包んで見下ろしていた)
331ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 21:34:34 ID:QudEzrr7
……。
『……これは……魔法の「匂い」……』
(徒労と終わった訪問の帰り道。眠りについた城下町から離れ、広大な湖の中州に建てられた城の
夜番の明かりがほの明るく浮かぶ様と夜の空と続くかの様な湖面がそれを反射して揺らめく、
どこか幻想的な光景が視認出来る程、城に近付いた時であった。
歩く己の左側に位置する小高い丘の方角から、数多の戦場で体感した経験のある、
人知を超えた事象を巻き起こす、魔法の気配が生まれたのを察した)

……!

(その長の戦場働き経験で培われた感覚に拾われた危険の気配に、しかし女は狼狽する事も
足取りを変える事もない。ただ、その感覚―魔法の匂い―が最高潮に達した、その瞬間に
僅かに身を半身程ずらした。
―女の残像を掠める様に、先程まで女の体があった場所―今では彼女の足元の地面―に
氷柱が深く突き立った)

……帝国子飼いの暗殺者。……闇の氷刃……。

(そして気配の元である丘の上に目をやれば、「友」から聞かされ、革命軍の中でも噂になっていた
暗殺者の風貌通り、黒い衣に身をつつんだ細身の男)

……!

(どこか涼しげな鞘走りの金属音と共に引き抜かれた長剣が、鋭角な三日月の光を反射して輝く。
そして、女は無言で己を見下ろす影を屠るべく、その黒衣をなびかせ漆黒の疾風と化し丘を駆け上った。
これまでの戦闘で彼女が学んだ、魔法を使う敵と対峙した時の、唯一にして最大の方策
―魔法を使わせる暇を与えずに殺せ―を実行すべく)
332ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 21:55:16 ID:JBdHl++C
(駆け上ってくる女。それに対して両手は武器に伸びる)
(数々の首を引き裂いてきた鋼の鉤爪。かなりの血を吸ってきたにもかかわらず、)
(月光を妖しく反射し、鋭い金属音を響かせながら構えられる)

暫くぶりだな…――ビオティーテ。
いい反応だった、でもあれはわざと気付かれるように放った…
こんな形で再び出会うなんてな…皮肉なものだ…
(声は女の知っている声だった。しかし――あの時のような感情は一切感じられず)
(ただただ、純粋な殺意しか感じられない無表情な声になっていた)

あれだけ言っておいたのに…「夜、1人で出歩くな」と。
こういうことになるのだけは…避けたかったんだが…
これも何かの運命なんだろう、認めるしかない。
333ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 22:16:51 ID:QudEzrr7
(対峙する暗殺者の両手に不吉な光の反射を見た。僅かな月明かりを頼りに認識したそれは
近接格闘戦に適した鉄爪―バグ・ナグと呼ばれる武器である。
近接用武器を持った敵に己から距離を縮めるのは、無謀であると言っていい。
戦闘に有利である高場を先手取られているとなれば、尚更に。
――しかし、間合いを詰める足をゆるめる事はない。刃と刃の応酬による命の遣り取りは
同時に彼女の領域でもあるからだ。
そして彼女の剣の間合いに達する一歩手前で、暗殺者の口から言葉が発せられる)

……!
(それは――彼女の聞き知ったものだった……)
……ナグザット……!
(何の情感も窺わせない、夜の湖面の如くの凪いだ漆黒の瞳が、男の名を口にすると同時に
大きく見開かれ……その奥に驚愕と戸惑いを浮かび上がらせる)

……そう……貴方だったのね。ナグザット……。
帝国軍の懐刀。帝国に敵する存在を、闇に紛れ、標的を凍りつかせる……。
帝国子飼いの暗殺者、闇の氷刃は……。
(ここまで近付けば、顔を隠す黒いマフラーの奥、あの夜に間近で覗き込んだ夜の空の色が
見て取れた。―ただし、その瞳はあの夜の、どこか寂しさを漂わせた優しい瞳ではなく……
標的の命を刈り取る事を定めた、感情を殺した暗殺者のものであった)

……退く事は出来ないの、と聞くのは愚かね……。
退く事が出来るのなら、貴方は最初からこんな形で私の前には現れなかったでしょうから。
……今日は本当についていないわ。
彼の行方に関する情報が入ったと聞いて、こんな夜更けに出向けば無駄足で……
おまけに、友人と殺しあわねばならないなんて、ね。
(ひとしきりぼやけば、女の黒瞳もまた、感情を窺わせない静謐なものとなる。
それは、あの夜、ナグザットと向き合った「ビオティーテ」のものではなく……
戦場で数知れぬ人間の命を絶ち、悪夢の具現と評された……「ナイトメア」のものであった)
334ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 22:34:37 ID:JBdHl++C
俺が帝国の懐刀?…そんな風に呼ばれてるのか?
俺は帝国からの「依頼」を引き受けたまでだ。ましてや支配下に入った覚えは無い。
そんな大それた通り名を付けられたのか…「フリーズ」ぐらいしか知らなかった…
(殺意のみを表した瞳が彼女を見据える)

それは出来ないな…俺はこれを避けるために「出歩くな」とアンタに言ったんだ…
ついてないのはお互い様だろう?俺も、唯一の友を殺さなきゃならなくなったんだから…
…さて、お互いこれ以上言葉は必要ないだろう…
さぁ殺し合おう、「ナイトメア」…
(言うなり、脚が地面を蹴る)
(脚力を生かして、サイドステップを複雑に絡めながら、猛スピードで接近し、鉤爪が振るわれる)
335ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 22:53:42 ID:QudEzrr7
帝国に敵対する存在を数多く葬って来たのだから、実情はどうあれ
そう呼ばれても仕方のない気がするわよ?
……元より、風評なんてものは本人の意思とは関わりのない所で囁かれるものだしね。
「フリーズ」ね。逆に私はそちらの名を知らなかったわ。
(暗殺者と傭兵の間では、仇名のつけられ方も違うのであろう、とそんな軽口で答えながらも
相手の殺気に満ちた目を見返す、女の黒瞳は、敵意も殺意もない……ただ静かな凪いだもの。
―それは、相手を殺す意思がないから、ではない。ただ単に数多の戦場であまりにも
多くの人間を殺しすぎて、殺す事そのものに、何の感慨も抱けなくなった……ただそれだけである)

……。
(死闘の幕を開ける相手の言葉に、女は無言であった。
ただし、僅かに足を半歩開き、抜き身の剣を中段の構えにさだめた、その動きこそが
何よりの返答であっただろう)

……っふ!
(相手の複雑な足取りに動じる事なく、向けられてくる一撃を待った女は構えた剣を
振り下ろされた片方の鉄爪の爪と爪の隙間に絡める様にして止めた。
さやけき夜に鉄の重なり合う、甲高い音が響き渡る)
……!
(だが、これで相手の攻撃を封じられた訳ではない。バグ・ナグは対の武器である。
もう片方の兇刃がすぐ近くにあるのだ。
―それに備える為に、左手はドレスの隠しスリットから素早く、隠し武器である短剣を引き抜いている)
336ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/14(水) 23:10:07 ID:JBdHl++C
そういうものか…どちらにしろ、俺は国も政治もどうでもいい。
ただ、依頼をこなす。それだけだ…
(何も表さない無表情な黒い瞳を見)
静かだな…何も無いただの静寂…それが「悪夢」の始まりか?

(辺りに響き渡る金属音。左腕に伝わる衝撃)
(剣で止められた左の爪は、剣と擦れてギチギチと鳴り)
(少なくとも相手は自分よりも大型の剣である。つまり、素早く右・左と攻撃に移れる両手型の武器が有利と思われた)
はぁっ!
(そして、左の爪が止まると同時に右の爪も、その細い体を引き裂こうとする)

(その時、僅かに右手に異変が起こった。)
(右手のアザが突然焼けるような熱を発したのだ)
っ?…
337ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/14(水) 23:36:04 ID:QudEzrr7
(腕にはめ込んで扱う仕様から、衝撃が伝わりやすく、それをそらしにくい相手の得物と違い、
掌中に握り、手首の動きでその軌道を制御する剣は、激突の際に機を見誤らずに
柔軟に手首を返せば、手にかかる負担と衝撃をかなり減じる事が可能だ。
そして、冷徹に機を見定める目と、柔軟な動きは、細い身体相応の腕力と体力しか持たず、
肉体的には決して戦士としての資質が高いとは言い難い彼女が、それらの代わりに
研ぎ澄ませる様に鍛え上げた―彼女の刃である)
……!
(相手の力に合わせて剣を動かす事で、非力な彼女にも、少なくとも己よりも腕力のあるだろう
相手のその鉄爪を押さえ込む事を可能とする。
相手が未だに衝突の際の衝撃の影響を殺しきれていなければ、尚更)

(そして、片方が封じらたとなれば、必然的に近接したこの場での相手の攻撃手段は
もう片方の爪になる。予測通りだ。
この距離で此方の体を狙うとなれば、その軌道もまた、限られる。
その動きの間隙をぬって、伸びる相手の腕の、脇下に位置する、
重要な血管―破損すれば数十秒で死に至る―を狙って短剣を走らせ様とした―その時)

……っつ!?
(突如、背に熱が走った。
異変に一瞬とはいえ、動きの停滞した彼女は、その隙を突かれるのを怖れ、
咄嗟に相手の腹を蹴り、絡めていた長剣を手首をひねって抜き取り、距離を取ろうとした。
向かってくる右の爪から身をかわす為に翻した体、その背を鉤爪がわずかにないでいった)
……!!
(黒絹の長髪が数本、散り。悲鳴の様な音と共にドレスの布地が引き裂かれる。
そして月明かりの下、急な動作に踊る髪の隙間から、露わになった白い背と
―その背にある、4対8葉の歪な翼か、体に侵食していく蔦の様に見える……
「夢」のルーンがナグザットの眼に晒された)
338ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 00:01:18 ID:JBdHl++C
(右手に一瞬走った熱に手元が僅かに狂ったものの、そのまま切り裂こうとしたが)
(自分の脇腹に短剣が近づいていた)
くっ…暗剣か…!
(迂闊…と思った瞬間腹を蹴られ)
がっ!?
(そのまま僅かに吹っ飛んだため、爪がドレスの背中部分に引っかかって裂いていき)
(自分は体勢を立て直しながら着地すると)
(その白い肌を侵食するように拡がったアザが目に飛び込み)
なんだ…それ…?
(思わず声に驚愕の色が浮かぶ。相手の白い肌に浮かぶ、不気味な模様)
(反射的に右手の甲を見つめる…)
(まるで石英の結晶やクリスタルを連想させる、菱型をした右手のアザ)
(ユーリの言葉を思い出す。紋章――分からない。紋章とは何か?)

どうしたんだいきなり…あのまま俺を刺していればお前の勝ちだったろうに…
ま、折角貰ったチャンスは捨てない…!
(先ほど捻られたことを反省し、今度は攻撃を加えるとすぐに手を引くようにする)
(ヒュオッと空気を裂く音が断続的に響き、右・左と流れるように攻撃を加える)
339ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 00:19:38 ID:kVpVy0hq
(此方の背を見て、呆然と呟くナグザットの声に女はどこか皮肉げに口角を吊り上げた)
…さあ?……革命軍が標榜する……「ルーン」なんじゃないかって言われた事があるけど……?
信じられる?この世界にこんな痣を持った人間が108人いて、暴君を打ち倒して世を平定する為に
運命に導かれて終結する……あまつさえ、こんな一介の傭兵がその一人だなんて。
(少なくとも、彼女自身は全く信じられない。だが……今の感覚は……
自分にルーンの事を教えてくれた、優しい年上の女性の言葉に拠れば、ルーンを持つ者同士が
接触した際に起こる「共鳴」と呼ばれる現象であるらしかった)
……もしかして、貴方の体にもおかしな痣があったりする?
そして、今、熱を持った様に疼いていたり、とか。
だとしたら、貴方も運命に導かれた英雄の一人って事になるけど。
(そこまで言って、自分でバカらしくなってきた)
……まさか、ね。
(まさしく、そのまさか、であるとも知らずに……)

(相手は先程の教訓を生かし、攻撃方法を変えてきた様だった。
流動的な素早い攻撃が何度となく加えられる。その数撃は彼女の細い身体を捕らえるかに見えた。
――しかし。
この数合の打合の間、視認した相手の認識能力を狂わせる能力を、まるで清水に毒を注ぎ込むように
行使していた彼女の体に、その鉤爪が届く事はなかった。
確実に、補足していた筈の間合いであるにも関わらず、だ。
そして、息もつかせぬ連撃を必要最小限の動作でかわしながら、女は相手が大きく隙を作るのを待つ)

340ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 00:36:14 ID:F0aM9c8C
革命軍…?なんだそれは。
「ルーン」?…確か、ユーリ・ルイスも「紋章」がどうだかと言っていた気が…
108人の英雄…か。とんだ夢物語だな…
そんな見も蓋も無いことを信じるというのか?ナイトメア。
(自分のアザについて言及され、さらにたった今起きた右手の異変も言い当てると)
(流石に狼狽する。まるで、向こう側にもそれが起こったとでも言う様ではないかと)
おかしなアザ…まさかとは思うがこれか?
(右手の甲を見せる。そこには甲全体に拡がる、クリスタル型の模様が浮かんでおり)
ご名答、今、一瞬だが…焼けるように熱くなった。
俺が英雄?ハッ、馬鹿馬鹿しい。そんな伝承なんぞ信じるに値しない。

(先ほどから確実に捉えた、と思われる攻撃も避けられている)
何故だ…何故当たらない…!?
(間合いから考えて確実に捉えているはずなのだ。)
(ナイトメアは何故攻撃を避けることが出来るのか。そう考えた時、閃いた)
成る程…「ナイトメア」…これが悪夢の正体か。
こちらの方向感覚か何かを狂わせるわけか…
なら簡単だ…「全方位」に攻撃すれば良いだけだ…
(そういうなり、爪の構え方を変え、跳躍しながら回転し、全方位への攻撃を始める)
341ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 01:05:28 ID:kVpVy0hq
全くね。とんだ「おとぎ話」だわ。
今時、吟遊詩人だってそんな非現実的な話、謡わなさそうだわ。
(自分にルーンの話を教えてくれた人が嘘を言っているとは、毛頭思っていない。
けれど、そんな都合のいい勧善懲悪な物語を信じるには……彼女はあまりにも、この世と戦場の
暗部を見すぎていた。――まして、その薄汚い世界の底で這いずる様に生きる己が英雄などと)
……そう言えば……貴方、ユーリやヴァリタを襲ったんですってね?
革命軍の方で貴方の手配書が出てたけど……。
(ふ、と眉宇をひそめ。先に名を出した二人は彼女が決して小さくない好意を抱く、数少ない人間のうちの
二人である。相手の稼業ゆえの事であろうが……この二人に危害を及ぼそうとした事に対しては
どこか、ナグザットを非難する様な口調になった。―自分を殺そうとしている事については
何ともおもわないにも関わらず、だ)
……まさか、と思ったら、本当にそうだったなんて、ね。
私も、今、一瞬だけ背中のコレが熱くなってね……おかげで好機を逃したわ。
(ナグザットのかざした右手の甲のルーンを見ると、何かに納得したかの様に小さく頷いた)
……さっき、話に出した手配書だけど。ひとつ、おかしいと思ったのよね。
軍に敵対し、貴重な兵を討とうとした暗殺者なんかに出される手配は生死問わずに補足、である筈なのに
貴方への手配書には、可能な限り生かして捕らえる事、ってあったのよね。
殺したら賞金は出ないって。
……貴方、二人の内のどちらかか……両方かに、その痣を見られでもした?
それなら、納得できるわ。革命軍にとって、ルーンの持ち主を集める事は、帝国を打ち倒す為に
欠かせない重大要素らしいから。ま、信じる信じないは貴方次第だけど。
(言って肩をすくめる。そもそも自分が信じていない話を相手に信じさせる事など不可能に思われたし
無理に信じさせるつもりはない。言った通り、決めるのは本人であると考えた)

(確実に当てた筈の攻撃が避けられ、逆に絶対に当たらない筈の間合いからの攻撃に捉われる。
まるで、悪夢を見ているかの様な錯覚をもたらす事から、つけられた仇名「ナイトメア」
しかし、その仇名の由来たる能力も、それに動揺しない相手に対しては効力が半減する。
この能力の最大の利点は、感覚を狂わせる事、そのものではなく、それによって
相手の戦意を喪失させ、その判断力を奪う事にあるからだ)
っく!
(認識能力が狂おうが、関係のない攻撃、それは隙も大きいものであったが
その隙を突くにしても、まず凌がなければ話にならない)
……っ!!
(落下と回転、二つのベクトルの加わった鉤爪。それを受け止めるには……
彼女はあまりにも非力であった。
受け止めた瞬間、力のかかる方へ重心を移動させ、威力を殺そうにも、二つの力が掛かっているので
殺せる力は片方だけ。―結果、二本の鉤爪を受け止めた長剣を下方へとひねる事で
落下の衝撃はおさえたものの、遠心力による加重を止める事は叶わず……
そのまま、大きく体を崩して後方へ、吹き飛ばされた)


342ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 01:26:42 ID:F0aM9c8C
殺すつもりで襲い掛かった。もっとも、しくじって未だ未遂だが。
(しくじって、の部分だけ、声が陰る。殺し損ねていたのが相当嫌だったようで)
なんだ?その2人は、いや、お前も含めてか、同胞か何かか?
俺はただリストに記された人物を順に削除してるだけだ…
(何でも無いような事の様に言う。殺すこと自体に抵抗は無いようで)
確かルイス家の娘に見られた。「紋章」がどうとか言ってた気がする…
さっきも言ってた革命軍って何だ?聞いたことも無い…

タネが分かれば簡単だな…
こうして、方向感覚を狂わせ、同士討ちを狙うか、パニックに陥れるか…
その惨状から「悪夢」とつけられたんだろう…
(悪夢の謎を解明し、ニヤと不適な笑みを浮かべ)
つぁっ!
(鋭い金属音と共に吹っ飛んだ彼女に向かって地を蹴り)
(両方の爪による追い討ちを仕掛けようと急接近し、爪を振りかざす)
貰った!
343ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 01:38:52 ID:F0aM9c8C
【すいません、そろそろ限界っぽいです…】
【凍結お願いして良いですか?】
344ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 01:57:43 ID:kVpVy0hq
(相手の最後の言葉には、やや呆れた様に小さくその黒瞳が見開かれた)
貴方、自分が狙う標的の所属組織も知らなかったの?
(言うと、自分達が死闘を繰り広げる後方、そんな事とはまるで関わりなく、相変わらずどこか
幻想的に夜番の灯りを揺らす湖の城を目の動きだけで示し)
何でも、さっき話した「おとぎ話」の英雄のなかでも、最も重要な位置にあるとかいう……
「悪の帝国」を討ち倒して、この世界の戦乱を収めてこの世界に平和をもたらす使命と宿命を持った
「王冠のルーン」の持ち主である、勇者シリウスが起ちあげた、「正義の軍」……らしいわよ。
帝国を滅ぼして、戦争を終わらせて、世界を平和にして……っふ、本当にとんだ夢物語だわ。
……ま、実際の所は、色々とやり口の乱暴で強引な帝国に反感を持つ人やら、ただ単に
その戦いに乗じて、自分の目手を果たそうとする人やらで構成された……
数多くある、帝国に敵対する勢力の内のひとつ、ってところね。

(相手の不敵な台詞に、言葉を返す余裕はない。いや、あったとしても、相手の台詞は
的を射た物であったので、やはり、返す言葉はなかったろうが)
……っくぅ!!
(激しい衝撃と共に後方へ投げ出された彼女は、その場で転倒しない様にするのが精一杯で……
追撃の鉤爪をかわす余力がある筈がなく)
あ、っぐ!
(振り下ろされた鉤爪に、咄嗟に剣をかざす事で僅かに軌道をそらす事には成功したものの、
彼女の腕力では完全にその一撃を止める事が出来ず。
――ナグザットの鉤爪は、その細腰の、脇腹あたりに突き刺さった。
相手の手に、はめ込んだ鉤爪から、柔肉を割く鈍い感触と、しぶいた血が手にかかる熱が伝わる)
っか……は……。
(まずは灼熱感。そして僅かに時をおいて激痛。
傷口からは血が溢れ出し……即死に至る致命傷ではないものの、これ以上の戦闘は不可能であり、
何より、相手の次手に対応するのは無理である以上、――これで、終わりだった)
……。
(痛みに、茫洋とした黒瞳がナグザットを見据えた。
その瞳には自分を傷つけ、そしてこれから止めを刺して殺すであろう相手への恨みも敵意もない。
数え切れない程の命の遣り取りをし、多くの命を絶ってきた彼女は
戦いの結果による己の死も、何の情動もなく受け止めてしまう――ただ……)
……私は……これで……終わり、ね……。
(苦痛に耐えて、言葉を紡ぎながら、「ナイトメア」の凪の瞳ではない、「ビオティーテ」の
あの夜の黒瞳が、ナグザットの瞳に向けられた)
……私と……貴方の……よしみ、で……2つ……
いいえ……3つ、……頼みが……ある……の……最後の……頼み……。

【と、此方も負けにしましたが死亡ロールに繋げるつもりはないので心配しないでくださいね】




345ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 01:59:04 ID:kVpVy0hq
【おっと、すみません!!リロードしてませんでした!まだいらっしゃいますか?】
【凍結、勿論、大丈夫です】
346ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 02:03:14 ID:F0aM9c8C
【はーいなんとかまだ起きてます…彡´つω-彡】
【再開はいつぐらいにしましょう?そちらのご都合に合わせますが】
347ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 02:05:55 ID:kVpVy0hq
【今週は、20時半あたりから来れそうです。ただ、リュリュさんと名無しさんも凍結してらっしゃるんですよね。
……で、お二人の解凍がいつなのか、と避難所をのぞいてみたら……何、あの流れっぷり_| ̄|○
リュリュさんたちの解凍にぶつからないなら、明日とかでもおkなのですが……】
348ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/15(木) 02:10:02 ID:F0aM9c8C
【一応金曜日ってことにしときましょうか、リュリュさんは明日都合がいいようなので】
【如何でしょう?】
349ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/15(木) 02:13:19 ID:kVpVy0hq
【了解しました。では金曜日の20時半から解凍、という事で。
例によって、変更等の連絡事項は避難所で、。
では今日も長時間のお付き合い、ありがとうございました!お休みなさいノシ】
350マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/15(木) 19:45:55 ID:hPMm625P
【名前】マールティン・エスナル
【ルーン】剣(右手の甲)
【年齢】16
【性別】女性
【職業】帝国軍哨戒部隊の剣士→革命軍所属の剣士
【種族】人間
【容姿】身長166cm/体重50kg、B81/W55/H83
黒瞳黒髪、髪の長さは背中より少し下くらい
何処となく華奢にも見える細めな体格
【装備】ミスリルセイバー×2、紺の羽織衣と袴、白銀の篭手
【戦闘】双剣技を用いての近接戦闘
【NG】スカ及びグロ全般
【備考】ルーンの加護により生まれながらにして類稀なる剣技に恵まれていたが、それを狙った帝国軍にたった一人の肉親だった父親を殺される
幼いながら、ただ一人だけ何とか逃げ仰せたものの、それからの人生は過酷なものだった
すぐにギルドの長に拾われてからは、毎日こき使われくたくたになるまで働かされる日々で、危うく死にそうな目に遭った事もしばしば
幸い、剣技という才があったお陰で雇われ剣士としての生活を始め十分な糧を得る事が出来た
そして、過去の惨事への恨みを押し殺して、情報収集の為に帝国軍へ取り入り一部隊に雇われる
その後、革命軍との真っ向の接触で離反し、現在は帝国軍から抜けている
【提示できるシチュ】特になし、相手の方に合わせるべく努力します


【長らくの間、音沙汰なしですみませんでした】
【復帰、という事でまたよろしくお願いします】
【加えて、エテルナさん宛ですが…以前ロールに付き合って頂いたに関わらずうやむやになってしまい申し訳ありませんでした】

【暫く、待機してみます】
351名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 19:51:41 ID:3mMsaOEu
>>350
マール、帰って来たところすまん。
今日、明日の夜は凍結解除の予約があるらしい。
今は何時でも待機できた昔と状況が変わってきているのかもしれない。
352マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/15(木) 19:56:36 ID:hPMm625P
>351
え?

(ふと声をかけられ、そちらを振り向く)
(そこにいた名無しの姿を見て、首を傾げるが)

あ、そういう事…。
それなら、出直すしかないか。
分かった、わざわざありがとう。
…それじゃ、またいずれに。

(事情を把握すると、納得したように小さく頷く)
(会釈と共に名無しへ礼を言い)
(そのまま踵を返して、静かに立ち去る)

【確かに、私がいた頃より賑やかになっているようですね】
【一言、ありがとうございました】
【それでは、失礼します】
353リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 20:16:30 ID:2OCJkjMZ
【 ◆OM4GtB6KG. さん待ちです】

【マールさま、初めまして&ごめんなさい!】
【予約・・・というのが板的にアリなのかどうかはともかく】
【今夜のところはご好意に甘えさせていただきます】
【ありがとうございました】
354 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 20:35:34 ID:q4I3f/Bx
ほう?まだ死にたくないと。
(命乞いをし始めると、馬鹿にするような笑みを浮かべ)
あぁ、見張りがうようよ居やがるな?
ま、もっともこんな離れた森の中まではこねぇだろうよ…
お前に噛まれた傷ぐらいどうってことないんだよ。
お前、人狼なんかじゃねえだろう?ただ動物に変身する魔法が使えるだけだろうが、ああ?
(ハッタリも簡単に見抜き、鳩尾を殴り)

お前、ガキっぽいが中々いい体してんじゃねぇかよ…
こっちは色々溜まってんだ…犯してやるから覚悟しやがれ
(両腕を拘束しながら、胸を荒々しく揉みしだいて)
355リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 20:43:05 ID:2OCJkjMZ
ぐっ・・・げほっ・・・
(みぞおちを殴られ、再び気を失いかける)

(胸をつかまれ、命の危機とは別の恐怖を覚えて)
ねえ、待ってよ・・・物事には順番ってものがあるでしょ?
こんなところで、いきなり始めなくたって・・・
(必死で時間稼ぎをしながら、なんとか革命軍の巡視を呼ぶ方法はないかと頭を巡らせ)

逃げないわよ・・・もう逃げられないって分かってるじゃない・・・
あなたのキャンプに連れてって。
怪我の手当をしてくれたら・・・何でも言うとおりにするわ。
356 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 21:02:24 ID:q4I3f/Bx
こちとらあんまり時間がねぇんだよ。
テメェを犯しつくした後任務に戻らなきゃいけねぇしな。
(後ろから胸を好き放題に揉み、先端をギリギリと摘み上げ)
(後ろから首筋に吸い付き、歯を立て)

誰が敵の手当てなんかするかと思う?
まぁ、止血ぐらいはしてやろう。失血死されたら楽しめねぇしな?
(傷口より上を持っていた紐でキツくしばり)
357リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 21:12:15 ID:2OCJkjMZ
(手荒い愛撫に悲鳴)
痛っ・・・!
やめて!

お願い、乱暴はしないで、言うとおりにするから・・・
だから殺さないで!
(身も世もなく懇願するが、内心では陵辱を受け入れてもどの道殺されると思いはじめる)
(それなら、死ぬまで抵抗するか・・・)

閉門までにわたしが戻らないことに、どのぐらいで気づく・・・?
それから誰かが探しに来るまでの時間、
なんとしてもその時間まで生き残れば・・・・

でも、その間・・・どれだけひどい目にあうの・・・?
358 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 21:38:39 ID:q4I3f/Bx
誰がやめるかよ。
(左手は相変わらず胸を弄っているが、右手は徐々に秘所に伸びていき)
もうここまでやっちまってんだから、最後までヤらせてもらうぜ?

あー、じゃあお前が大人しくしてたら殺しゃしねぇよ。
殺すのもめんどくせぇや。
(指は秘裂を開き、時折クリトリスを刺激しながら往復し)
どうだよ、いきなり陵辱されてる気分はよ?

【悪い、電話で遅くなった】
359 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 21:46:57 ID:q4I3f/Bx
【そういえば、休憩はいつとるんだ?】
360リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 21:47:53 ID:2OCJkjMZ
(男の手がひざを割り込むと、身をよじってその手をよけ)
だめ、やめて、お願い!

殺さない・・・?
本当に・・・?
(体中の筋肉をこわばらせたまま、身動きを止める)
(男の手が無垢な部分に伸び、強引に押し入ってくるのを息を止めて耐える)

少なくとも・・・されてる間は生きていられるってことね・・・
(じりじりと涙が)

(ぽってりとした恥丘を割られ、恐怖に縮こまる芽に触れられると)
(緊張した全身が更にぎゅっ、と硬直する)
い・・・や・・・
(固く閉じたまぶたから、涙がこぼれおちる)
(細かいかすり傷がついた肌に、ぞわぞわと鳥肌が立つ)

いやだ・・・誰か、助けて・・・!
361リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 21:53:18 ID:2OCJkjMZ
>>359
【お気遣いありがとうございます】
【今のところ、大丈夫です】
362 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 22:26:29 ID:q4I3f/Bx
(突然助けを求め声をあげられると)
オイオイ…助けを求めたりしたらどうなるか分かってんだろ?
(ダガーを脅すように首に押し当て)
次にそんな真似しやがったら殺すぞ?いいな。

(親指でクリトリスを弄りながら、中指を秘所にゆっくり突き入れ)
まだあんまり濡れてねぇな?
感度が悪いのか、それともまだ処女か…
(浅いところで指を掻きまわしながらいい)
(揉んでいた胸に顔を近づけ、乳首に吸い付くと)

そろそろこっちも厳しくなってきたな…
(と硬くなってきた自身を太股にグイグイ押し付けて)
363リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 22:41:01 ID:2OCJkjMZ
ひっ・・・
(冷たい刃の感触に、再び息を呑んで)
何もしないわ・・・だから、もういいでしょう?
本当に人がくるわ。

(男の指が自分でも触れたことのない奥へと押し入ってくる)
(ざりざりと無遠慮に突き入れられる異物に、ぞっとして冷や汗が)
(触れられることに慣れない肉芽は、快感よりはちりちりとした痛みを覚えている)

(男の唇に捕らえられた乳首のすぐ脇に、月のルーン)
(嫌悪感に鳥肌が立ち、乳首がそそり立つ)
(ひたすら息を殺し、身をすくめながら、自分の愚かさを呪うばかり・・・)
364 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 22:58:30 ID:q4I3f/Bx
(乳首吸い付きながら変なアザを見つけると)
なんだこりゃ。アザ?
あぁ、これが例のルーンって奴か。
こんなの持った奴が108人もいるってんだろ?
そんなに人数集めても帝国にゃ勝てないって分かりきってやがるのに。

(暫く秘所の中を掻きまわしていた指を引き抜くと)
さて、そろそろ限界だ。
あんまり濡れてないから痛いだろうが、喚くなよ?
(勃起しきった自身を露出させると、秘所に上下に擦りつけた後)
行くぜ。くっ…きっつ…
(まだ濡れきっていない秘所に無理矢理押し込んでいき)
(処女膜の寸前まで入れると)
やっぱりまだ処女だったのか。そりゃ濡れないわな…
んじゃ、貫いてやるよ!
(ブチブチと音を立て処女膜を突き破り、奥まで挿入し)
ふぅ…ギチギチに絞めてきやがる…んじゃ動くぜ?
(そして、相手が痛がるのも無視して激しいピストン運動を始める)
365リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 23:14:43 ID:2OCJkjMZ
(男は太ももに性器をおしつけたまま、しばらくこちらの体を弄り回していたが)
(ついに大きくひざを割ってそこへ体を乗り上げる)
(自身の分泌液でテラテラと光る男根を誇示すると)
(それを少女の部分にあてがった)

まって、やめて、そんなの無理!
いやぁっ!
(ずり上がるように少しでも体を遠ざけようとするが)
(背中が地面にこすれて擦り傷になっただけで)
(男の膂力からは逃れられない)

やめて、入れないでぇっ! 
(懇願はほとんど悲鳴になり、閉じた花芯を無理やりこじ開けられると、かすれて裏返る)
(両手が男の肩をつかみ、押し戻そうとして爪がくいこむ)
ひ・・・あ・・・っ・・! ああーっ・・・
(ひときわ強い抵抗があり、それを突き破った瞬間、少女の声は絶叫に変わる)

(人の姿ながら獣じみた声を上げて、無残な陵辱に耐える)
(深奥を突き上げられるたびに、冷たい汗が噴出し、吐き気を覚え)

366 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/15(木) 23:37:42 ID:q4I3f/Bx
流石にキツいな…処女を散らされた気分はどうだ?
(パンパンと肉と肉がぶつかり合う音が木霊し、接合部からは鮮血が流れて)
ハハハ…血が出てやがる…痛いか?ん?
(聞きながらも腰は休めず、激しく打ち付けて)

(男は痛みに呻く少女を抱え、体を捻って無理矢理バックの体位に変えさせ)
後ろからのほうがやり易いよな…他のところも弄りやすいし
(左手は胸を揉みながら時折乳首を刺激し、右手はクリトリスを弄って三点責めを始める)
は、無様だな。俺に近づかなきゃこんなことにはならなかったのによ!?
367リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/15(木) 23:50:05 ID:2OCJkjMZ
(無理に足を広げた姿勢を強いられ続けて、内股ががくがくする)
(手早く体を返されて地面に顔を押し付け、思うさま腰をゆすりあげられながら)
(しだいに痛みが麻痺し、犯され続ける部分の感覚が鈍ってくると)
(心臓の上に別な痛み・・・皮膚の上に何かを焼き付けられるような痛みが)

・・・そうね・・・わたしの驕りがわたしの過ち・・・
お前ごときに無様な仕打ちを受けていることが、わたしの・・・

・・・力に・・・。

(高く差し上げられた腰から、血と分泌液とが内股を流れ落ち、地面に吸われていく)
(口の中に土と下草の味を感じ、むせ返りながらひざを立てる)
(男に貫かれた姿勢のまま、体中に鱗が生じる)

さあ、月の獣の力よ、わたしを何に変える?!

(滑らかな尻肉が突如として長い尻尾に変化する)
(男が犯しているのは・・・虹色の大蜥蜴)

(のたり、のたり、と男の方へ向きを変える)
368 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/16(金) 00:01:34 ID:q4I3f/Bx
【悪い、次のレス遅れる】
369リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/16(金) 00:04:18 ID:L8KehmF9
【了解です】
370 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/16(金) 00:22:59 ID:OqpySKVu
(突如変貌し始めた少女に驚愕し、慌てて離れて武器を構える)
てめぇ、何のつもりだ…!
そのまま大人しく犯されてたら殺さなかったのによ!?
気持ち悪りぃな…てめぇみたいな化けもんは…
俺が殺してやるよ!
(両手にもったダガーを構え、大蜥蜴に飛び掛る)
371リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/16(金) 00:32:17 ID:L8KehmF9
(シュルシュルと草の上を這い回り、近くの木の幹を這い登る)
(枝に乗ったと思うと、重みでまた地面に落ちる)

・・・月が沈む・・・仕方がないわ・・・もう・・・。
どちらにしても、今日以前のわたしには戻れない。

(再び襲い掛かる男の刃を避け、その足に噛み付く)
(腰を刺され、噛み付いていた口を離す)
うっ・・・まだ・・・まだ大丈夫・・・

(もう一度木の上に上ろうとするが、さっきほどは敏捷ではない)
(男が迫ってくる)
372リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/16(金) 00:35:49 ID:L8KehmF9
【申し訳ありませんが、次のレスあたりで〆るか凍結していただけませんか?】
【今日は限界っぽいです・・・】
373 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/16(金) 00:36:39 ID:OqpySKVu
【俺もいろいろと限界だったんだ】
【その申し出はありがたい。】
【次で〆れるようにするわ】
374 ◆OM4GtB6KG. :2007/11/16(金) 00:49:48 ID:OqpySKVu
(脚に噛み付かれるとその顔を反対の脚で蹴り飛ばし)
つぅっ…!ふざけやがって…!!
(その腰にダガーを突き刺し、その隙に脚を抜き)

気持ち悪い…やってられっか…!
(巨大な動物を相手に戦うのは分が悪いと悟ったらしく、踵を返して逃げていった)

【これで〆る。なんか色々とすまん】
375リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k :2007/11/16(金) 00:56:27 ID:L8KehmF9
月は・・・もう沈んだ・・・・

(蜥蜴の姿のまま、去っていく男を見送り、気配が消えるまでその場にいた)
とにかく、自力で追い払ったわ。

あとは自力で帰り着くだけ・・・
(城を目指して、のたりのたりと歩きはじめる)

【お疲れ様でした。何かと至らない点、お詫びいたします】
【声かけてくださって有難うございました】
【今回のロールは本当に勉強になりました】
【またいずれお話させてください】
【おやすみなさい】
376マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/16(金) 01:11:27 ID:/ncLyQi2
【お二人方、お疲れさまでした】
【再来となりますが…少しだけ待機させてもらいますね】
377マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/16(金) 01:52:17 ID:/ncLyQi2
【やはり、この時間では難しいようですね】
【失礼しました】
378ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 20:27:26 ID:mcDME1eH
【ナグザットさん待ちで待機します】
379ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 20:32:56 ID:OqpySKVu
【こんばんは、少し遅れました。すいません。】
380ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 20:36:59 ID:mcDME1eH
【いえいえ。お気になさらず。
で、これからの展開なのですが、此方が戦闘、行動不能状態になっているので
ナグザットさんの行動次第で展開が変わってくると思われますが、
事態の収拾(此方の死亡ロールに繋げない為の)については、此方でも
色々と考えますので、その辺、あまり気にしすぎずに
ナグザットさんご自身が納得出来る、ナグザットさんらしい行動を取っていただければ、と思います。
ありていに言えば、あまり気を遣いすぎないでくださいね、という事で】
381ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 20:38:14 ID:OqpySKVu
【あぁ、もうレスは用意してあるので次で投下しますね】
【お気遣いありがとうございます】
【こちらも考えて用意したレスなので…】
【それでは投下します】
382ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 20:38:45 ID:OqpySKVu
(今まで繋がらなかった断片が、相手の言葉によってカチリとはまってゆく)
(気にはなっていたのだ。突如攻撃を止め、退いたユーリ・ルイスの残した言葉。)
(俺の使命を表すという紋章、暴君を打ち倒すための力。)
(そして相手の言った、108のルーンの存在、悪政を行っている帝国を打ち倒すという正義の軍、)
(――革命軍。要人の暗殺ばかりで、戦場とは縁の無かった自分には知る由も無かった事項)
(相も変わらず簡単に信じられる話ではない。だが、今自分に起きた変化が、)
(その特殊なルーンであるという証拠ではないか。そのような不思議な現象が起きた今)
(否定など出来ない。存在することを認めるしかなかった)
なるほど…今までさっぱり分からなかったことが全部繋がった…
そういうことか…

(振り翳した爪に咄嗟にのびた剣。鋭い金属音を打ち鳴らすも、剣が押し負け、)
(相手の脇腹にめり込み、そして鈍い音と共に引き裂いていく。)
(肉を引き裂く感触と、手にかかる熱い液体がかかるのを手が感じ取る)
(そして、いつもは感じない、謎の感情。何故か――痛くて)
………ここまでだ。
(そして、止めを刺す前に相手を見やる)
(そこには、かつての宿で見た、傭兵ではない瞳があり)
……俺で叶えられることならば。最後の頼み、聞こう。
俺はどうすればいい?
(そして、こちらも。この時ばかりはいつもの感情を取り戻した眼になっていた)
383ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 21:05:39 ID:mcDME1eH
(女の手から力が失われ、握られていた剣が落ち……夜の静寂に物悲しげな高い金属音を響かせる)
……ありがとう……。
(あの夜に見た瞳――どこか寂寥を宿した夜空の色の瞳――を見詰めながら、
女は苦痛に歪みながらも、何処か安堵を滲ませた顔で言葉を紡ぐ)
……まず、……一つ……。
私を……「ナイトメア」を……討った事……広く……世に知らしめて……欲しい……の……。、
この世の……何処かで……彼が……生きて……いたら……その耳に……届く……様に……。
(剣を落とした手が、ナグザットの腕を掴んだ。縋る様なその手に力はなく、痛みに震えている)
……私の名は……そこそこ知られているから……貴方の……実績にも……貢献する……筈……
損は……ないでしょう?……お願い……。
生きているのか……死んでいるのか……確証の……持てない……相手を……
捜して……求め続けるのは……とても……苦しい、わ……。
(そう、それは煉獄の野を一人で歩き続けるにも似て。絶望と希望の狭間を彷徨い続けるのは……
辛く、苦しい……そんな思いを、自分が2年の月日抱えた苦悩を愛する男にさせるのだけは嫌だった)
二つ目……私を殺したら……その証拠を……持ち帰る……必要が……あるでしょう……。
(戦場で討った敵将を確認する為なら首級だが、首を大きく、重く、持ち運びに適さない。
――故に、こういった場合、証明の為に持ち帰るのは、指紋の確認の出来る「手首」である事が多い)
手でも……首でも……他の何でも……持って行って構わないから……この……左手……
左手の……指輪だけは……許して……。
私に……残された……彼の形ある……よすがは……これしか……ないから……。
そして……血と穢れに満ちて……薄汚れた……私みたいな女は……きっと……
あの……眩暈がする程……綺麗な……魂の持ち主の……彼の……元には……
彼が……死んでしまっていて……この世でない所に……いるとしても……同じところには……
いけないから……これだけは……この指輪だけは……持ってゆきたい……。
(そこまで言うと、辛うじて支えていた体も力を失い……
女はそのまま前のめりにナグザットの方へと倒れこんだ)
……最後の……3つめの……頼みは……
(傷口に当てた左手が、あふれ出して止まらない出血に、紅く染まってゆく。
失血と苦痛に喪いそうになる意識を必死で繋ぎ止めながら、女は更に口を開いた。
3つめの頼み、それは自身の望みであった前の2つとは違う。ナグザットへかける願いであった。
伝えなくてはならない、暗殺者としての強靭な意志と裏腹に、どこか脆さを併せ持つ……
彼女の「友人」に)
384ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 21:32:48 ID:OqpySKVu
(剣を取り落とした彼女を見て――自分がそうさせたことを痛感する)
お礼なんか言わなくていい…
友人の…頼みだろう…?聞いて当然…寧ろ、こんな事しか出来ない自分が嫌だ…
憎い…1人で出歩いたアンタも…それを見つけてしまって、傷つけた俺も…
そして、こうなってしまった運命も…全部…
(僅かに声が沈み、顔に悔しさが浮かび)

分かった…広める…
クライアントに報告する時に、そう頼んでみる。
そして俺自身も伝える…アンタの大切な人に伝わるように願って…
(自分の腕を掴んだ手に、武器を外した自分の手を重ね)
そんなに苦しかったのに…でも諦めはしなかったんだろう?
やっぱり、アンタは強いよ…決して弱くなんかないじゃないか…
(とうとう立てなくなり、倒れこんできた彼女をしっかりと抱き止め、耳元で告げる)
酷いぞ…?それじゃ俺はただの追い剥ぎじゃないか…
ビオティーテの物はビオティーテの物。俺が持っていく理由が無い…
一緒に。一緒に埋める。安心してくれていい…
(苦痛に歪む顔、彼女の手を染めていく出血。罪悪感に、身が焦がれそうになり)
最後の頼みは何だ…?俺に出来る最後のこと…教えてくれ。
385ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 21:50:16 ID:mcDME1eH
(沈痛な声音、悔恨を滲ませた表情、それらを見て、やっぱり、と思った。
彼女のこの「友人」は、他人の生命を絶ち、それと同時に自身の心をも闇に沈めてゆく様な生業にあって
なお、その奥底に殺しきれていない、沈め切れていない「光」がある。
――それは、得難く、貴いものであったが、同時に持ち主を傷つける「刃」となりえる。
こういう場合は、尚更に。だから、伝えなくてはならない、最後の願い、それは……)
ナグザット……。
(途絶えそうになる意識の中、崩れ落ちそうになった身体が抱きとめられたのを感じた。
力を失い、震えの止められない手で重ねられた手に指を絡め、そして
失血と苦痛に喘ぎ、焦点を失いつつある漆黒の瞳でナグザットを、その顔を捉え様とする)
……どうか、傷つかないで……。
(絡めた指に懸命に力を込める――最も、傷付いた今では、それは弱弱しいものではあったけれど)
……前に……話たわよね……?殺す者は……殺される……。
私は……私が生きる為に……数え切れない……程の……人を……殺してきたわ……。
そして……今夜……私の番が……来た……それだけ……それだけ……だから……。
(焦点を結ばず、光が失われつつあった黒瞳に、蝋燭が燃え尽きる最後に、その輝きを増して
一際、強く燃え上がる様に、生気が戻り、間近からナグザットの瞳を捉えた)
だから……ここで……私を……殺した事で……不必要に……傷つかないで……。
貴方は……優しい人だから……それが……心配……。
386ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 22:13:33 ID:OqpySKVu
(苦痛に呻きながら、途切れそうな意識を繋ぎながら告げられた最後の頼み)
(それは、自分自身に対するものであった)
(殺されると分かっているのに、自分を殺す相手を案じることを言う彼女)
……ビオティーテ、俺は…俺は、アンタを…友を殺すんだぞ…?
唯一の友だと言っておきながら…依頼だと割り切って…これから殺すんだぞ…?
何で…何でそんな俺のことなんか…心配するんだ…?
怒りこそすれ…恨みこそすれ…何で俺を案じる…?
(力を込められた手に応えるように強く握り返し、抱きしめている腕にも力を込め)
それなら…それならいっそ…拒絶してくれた方が…楽だったのに…
(ギリ、と奥歯を噛み締める音。彼の体はワナワナと震えて)

(そして、ゆっくりと彼女を寝かせて、左手は強く彼女の手を握り)
(右手は腰のケースからジャマダハルを取り出し)
それじゃ…さよならだ…アンタと友になれたこと…今まで…一番嬉しかった…ありがとう。
(ゆっくりと、彼女の心臓がある、胸の上へ刃を置く)
(ジャマダハルの刃の重みが僅かに彼女に伝わり)
387ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 22:37:49 ID:mcDME1eH
(残された力を振り絞って、最後の頼みを告げてしまえば、
もう彼女に次の言葉を紡げるだけの余力を振り絞るのは難しかった)
……。
(ただ、深く抉られ、未だに血が流れ続ける脇腹の傷口を押さえていた手を放し……
奥歯を噛み締め、身を震わせるナグザットの背に手を回し、優しくそっと2度、叩いた。
――それは、母親が泣く子を安心させる為にする仕草にも似て――)

(ナグザットの手によって、地に横たわる際、ほんの一瞬、革命軍の湖の城が見えた。
どこか暖かにも見える夜番の灯りが揺れる城と、それを映して揺れる黒い湖面。
そちらに目をやれば、そこで出会った、優しく、強く……個性溢れる、面々が思い起こされた。
自分にルーンの伝承についておしえてくれた、朗らかな年上の女性の言葉を信じるならば、
彼女と……今、彼女の命を絶とうとしているナグザットの、運命に導かれた「仲間」の集う場所)
……運命、……なんて……英雄……なんて……信じられないけど……
でも……少しだけ……信じたい、と……そう……思うわ……。
ルーンの伝承……108人の英雄……その話が……真実なら……貴方と……私の……
辿る道も……きっと……違っていたでしょうから……。
あの城に……「仲間」が……いるのなら……きっと……貴方も……寂しくなくなるでしょう……
貴方は……どこか……寂しがり屋な気が……するから……。
(胸に伝わる刃の感触、自分の最後が来たと察し……最後に、もう一度、「友」の瞳を見詰め、
そっと微笑んだ――あの夜に見せた、柔らかい微笑と、全く同じ笑みを――)
…………。
(そして、そのまま瞳を閉じて、小さく口を動かし、愛する男の名を呼んだ。
縋る様に、詫びる様に、請い求める様に――すでに声を発する力もないのか、唇の動きと共に
かすかに吐息が漏れただけで、聞き取れないものではあったけれども)

(地に横たわる女を刃の形をした月が照らす。
伏せられた長い睫は、血の気を失い、さらに白く見える頬に青白い影を落とし……
手折られた花の如くに儚く地に倒れるその肢体が、その脇腹から流れる血が、
力を失い、ピクリとも動かない手を)
388ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/16(金) 23:17:58 ID:OqpySKVu
(彼女に刃を押し当てている彼は、色々なことを思い出していた)
(病で死に掛けていた自分に声をかけてくれたあの時)
(付きっ切りで看病してくれた彼女の顔)
(何の躊躇もなく服を剥ぎ取っていく純真さ)
(穏やかで、本当に無防備だった寝顔)
(敵対した時に見せた鋭い眼)
(そして、最後に自分に向けられた柔らかい笑顔)
(それら全てが走馬灯のように思い出されていった)
(刃は震え…そしてとうとう、ガチャッと音を立てながら彼女の横に滑り落ちた)
――だ…やっぱり…俺には…無理だ…俺は…アンタを…殺せない…っ!
(そう小さく叫んだ彼の目尻には熱い雫が流れていて、やがてポタリと彼女の顔へ落ちた)
俺は…たった1人の…初めての…親友を…ビオティーテを…失いたくない…!!
(また1つ雫がビオティーテに落ちる。そして、彼女を自分の背に背負うと)

俺には…「理由」がいる…
暗殺者として…依頼された人物を殺せなかった「理由」いる…
そうでなきゃ、これは、俺としても、絶対許せないことだ…
(震える声でそう語りかける。彼女の耳に届いているかはどうか分からないけれど――)
英雄がどうとか、そういうのは中々信じられない…
でも、俺にも、ビオティーテにも、その「ルーン」というのが宿っているのは信じられる。
俺は…革命軍に入る…そうすれば、同じルーンを持つ仲間を殺すなんて出来ないだろう…?
屁理屈かも知れない…でも、今は何でもいい。アンタを生かしたい。
そのための理由なら何だって良い…
アンタをあの城に連れて行く…そして、治療してもらう…
そして、俺は革命軍に入る…そうすれば…アンタの仲間だから…
それから…正式に…依頼を抹消する…
(自分でも何を言ってるのか良く分からなくて…)
(でも、彼女を殺さない選択をとることが出来て、ただ嬉しくて)
(傷に響かないように穏やかに、でも急ぎ足で。城の方へと歩みだした)
389ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/16(金) 23:44:15 ID:mcDME1eH
(失血と激痛に、失いかけていた彼女の意識を引き戻したのは
頬に、額に、唇に、ポタポタと零れ落ちてきた冷たい雫)
『……泣いているの?……傷つかないでって、頼んだのに……』
(まるで泥濘の底に沈んでいくかの様な意識を、全身に絡みつく泥土を振り払うが如くの
労力で持って浮上させ……鉛の様に重く感じる上下の目蓋を苦労して引き剥がす様に開いた)
…………。
(泣かないで、傷つかないで、と告げる唇は、しかし、音を発する程の力はなく、
擦れた吐息と共に、僅か、動いただけ……。
ナグザットの涙に濡れる頬を拭おうと、伸ばした手は、しかし――ナグザットに届く前に
力を失い、再び地に落ちた――)

(ナグザットの背に背負われた女は、力なく脱力していて、語りかける言葉に返答を返す事はない。
あの宿でその腕に抱き上げた時、そのままの骨格そのものが細く、触れる感触の柔らかで繊細な身体。
しかし、ただでさえ体温の低めな女の身体は、失血で更にその体温を下げており、
冷たい、とする感じる程で。その冷たさと、女の腹部からあふれ出して止まらない熱い血が
外気に触れるはしから冷えていく、その感触がナグザットに告げる。
――このままでは、この女は、ナグザットに微笑う事も、語りかける事も、その瞳を見詰める事もない……
ただ、朽ち果ててゆくだけの「骸」となるのだ、と。
――これまで、ナグザットがその手で屠ってきた、数多の標的と同じ様に――)

(湖とその中州に建つ城を繋ぐ、橋の前までたどり着くと、警備の兵から厳しい誰何の声があがった。
その手にある角灯に照らされたナグザットの姿を見て、警備の兵らの間に緊張が走った。
手配書にある暗殺者、そのものであったからだ。
――場は一気に緊迫し、夜闇に異常事態を知らせる警笛の音が響き渡り、兵らは手に武器を構えて
ナグザットを取り囲んだ)
390ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/17(土) 01:12:27 ID:e4IhKwvI
【落ちられてしまいましたか?此方の勝手な判断で申し訳ありませんが、これ以上、凍結と解凍で
スレを占有してしまい、他の方の待機やロールを阻害してしまうのは、避けたいと思いますし、
流れ的にも、終盤であると考えますので、以下、此方の〆を投下させていただきますね。
後日にでも、ナグザットさん側の〆を投下していただければ嬉しいです】

(――革命軍の軍属二人の生命を狙った暗殺者であり、手配中の身であるナグザットは
城門の警備に当たっていた兵と、警笛によって駆けつけた夜番の兵によって拘束される事となったが
失血により危険な状態にある女を背負ったナグザットの求めは聞き入れられ、
女はそのまま警備兵らの手によって、医療班の元へと運ばれていった)

(数刻後、手当ての甲斐あって一命を取り留めた女は、手術による麻酔がきれ、意識が戻るとすぐに
いまだに負傷による体力の低下と、苦痛、麻酔の影響による脱力感の残る身体で
止める医療班のメンバーや警備兵を、振り切って、革命軍のリーダー、シリウスの元に強引に駆け込み
己とナグザットが紋章所有者である事、あとは止めを刺すだけであった筈の自分を
あえてナグザットが此処まで運んできた事を語り、彼の助命と、その話を聞いてくれる様に頼み込んだ。
――愛する男を捜し、その行方に関する情報が入ればすぐにでも動ける様、
ひとつの組織に拘束される事を厭い、それゆえ、流れの傭兵として生きてきた彼女にとって
自身が紋章所有者である事を悟られ、この軍による拘束を受けるかも知れない事は
歓迎できない事態ではあったが、この場は「友」を助けるを優先したのだ)

(真夜中に、突然、見張りを振りきって駆け込んで来た、半死半生とすらいっていい状態の
女の懇願をシリウスは根気よく、誠実に聞いてくれた。
そして、ナグザットに革命軍入りの意思があるのなら、事前の罪は不問にする事、
その身に危害を加える事は決してしない事を約束してくれた。
それを聞き届けた女は、張り詰めていた気が緩んだのと、無理をして折角ふさいだ傷が再び
開いたのとで、その場に倒れ伏した)

(そして、シリウスの命で、地下牢に拘束されていたナグザットの元に、伝令がゆき
女が一命を取り留めた事、しかし、手術が終わり意識が戻るなりすぐに無理をおして
シリウスの元に直談判に駆け込んだ事で再び、意識不明の状態に陥った事等を伝え、
革命軍に対する敵対行為を止め、革命軍に入る意思があるのならば
シリウスの側に面談の場を用意する意向がある事を伝えた)

(そして、伝令はナグザットの返答を待つ。
――後は、ナグザットの意志、ひとつであった――)

【やや駆け足で、決定じみてしまっている点がある事にお詫びを……。
次にお会い出来た時、後日談などをゆっくりと語れると良いですね。
それでは、お付き合い、有難うございました。お休みなさいノシ】
391ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/17(土) 02:10:53 ID:RgdDOdrh
【うわ…申し訳ありません、急にネットに繋がらなくなってしまって…】
【また俺という奴は最後の最後にorz】
【俺なりの〆、投下させていただきますね…】
392ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/17(土) 02:18:50 ID:RgdDOdrh
【あれ、書き込めてますね…】
【どうやらルーター周りのトラブルだったみたいですorz】
393ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/17(土) 02:34:20 ID:RgdDOdrh
>>389
(ゆっくりと瞼が開き、何かを呟きながら伸ばされた手はこちらに届くこと無く落ちた…)
無理をしなくていい…すぐに…
すぐに運んでやるから…

(背中に感じる彼女の体温は明らかに低く、相当危ない状態であることが伝わってくる)
まずいな…俺のせいだ…ビオティーテ、眠るなよ!今眠ったら…死んでしまう…
(最初待機していた丘に舞い戻り、そこにおいてあった自分の荷物袋の中には)
(普段着と外套が一緒に入れてあった。外套を取り出すと、すぐにそれを背中の女にかけ)
悪い、こんなものしか冷えを防ぐ物が無いんだ、少し重いが我慢してくれ…
急がないと、本当に…もたない…!

(そして辿り着いた、隔てている湖の上に架かる橋。)
(警備兵達が緊張し、警笛が鳴り響く。そして包囲される。)
待て、俺に攻撃の意志はない!その証拠を見せてやる。
(そして、自分の腰に差しているバグ・ナク一対とジャマダハル一対を警備兵の前に放り投げた)
これで俺は丸腰だ。なんならこの荷物の中身も見ていい。
後ろのビオティーテが大怪我をしている…一刻を争うんだ…!すぐに治療してやってくれ!
俺のことはどこへなりと連れて行って拷問してくれていい…!今はビオティーテを助けてくれ!
394ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/17(土) 02:46:45 ID:RgdDOdrh
>>390
(自分は地下牢に閉じ込められることになったが、願いは聞き入れられ、)
(外套にくるまれた彼女は警備兵の手によって運ばれていった)
(暗い石造りの牢獄の中で、彼を満たしていたのは不安であった)
(自分の手によって傷つけてしまったビオティーテ――強く願った。助かってくれと)

(そして、数刻が過ぎ、松明の光りと共に伝令がやってきた)
助かったのか…!?…良かった…ふ…ぅ…
(彼女の命が助かったことを聞くなり深い溜め息をついた)
(そして、意識が戻ってすぐ無理をして倒れてしまったこと、)
(この軍の頭に直談判を行ったことを聞いた)
どうして…そんな無茶ばかりするんだ?ビオティーテ…
今は自分の回復に努めてくれよ…
伝えてくれないか?まずは自分を優先してくれと俺が言っていたと。

(そして――彼の意思が問われた。)
(革命軍に入る意志はあるのか?と。)
(彼の答えは決まっていた。自分に色んなものを与えてくれた、たった1人の親友のために)
(色々な思いを噛み締めながら、力強く、告げた)

――俺は、革命軍に入る。そのシリウスという奴に…会わせてくれ。
395ナグザット ◆NoA/zz9c3I :2007/11/17(土) 02:48:52 ID:RgdDOdrh
【これで〆とさせて頂きます】
【本当に最後の最後でこんなことになってしまい、本当に申し訳ありません】
【はい、また後日談などもやりたいです。またの機会に宜しくお願いします】
【それでは本日は本当にありがとうございました。お休みなさい。】
396名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 08:27:38 ID:nA8S36Rl
◆ルール案内◆
(待機やご参加をして下さる際には、ご一読をお勧め致します)

>1 メインテーマ
>2 禁止事項、注意事項
>3 参加のしかた、キャラハンテンプレート
>4 ルーンについて、ルーン一覧
>5 ルーン所持者(キャラハン)一覧
>6 FAQ
----------------------------------------------------------
>397  ルーン一覧
----------------------------------------------------------
>7 男 シリウス ◆108/3728gM (王冠) ※資料プロフURL
----------------------------------------------------------
>350女 マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
>18 女 シア ◆C9nyiTeSlc (果実)
>88 女 レベッカ ◆XsFDI00yuo (豊穣)
>23 女 ルディ ◆RUDYvoofGo (無垢)
>17 女 フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg (罰)
>14 女 ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 (竜)
 女 ハイデ ◆NJyU9zq7X (門)
>12 女 エテルナ ◆FIRE/EE8L2 (炎)
>25 男 ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 (萌芽)
>138女 デューイ ◆YpuGzruiLw (舞踏)
>10 男 リベラ ◆w3qQdtQzJw (船)
>166女 ルミエール ◆c2HQf07GeM (狩人)
>61 男 ター ◆jOcXbhflAA (運命)
>87 女 リステ◆ePzNOcwShI (罪)
>8  女 ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs (夢)
 女 リン ◆iusP/CK9EY (永遠)
>9  男 ナグザット ◆NoA/zz9c3I (氷)
>192女 ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc (騎士)
>13 男 アーツ ◆3L5xBwelsQ (奉仕)
>15 女 リュリュ・エレン ◆L/zbHmux3k(月)
 女 アイリ ◆xO74pyWXYM (恋人)
>137女 エリス ◆P6XAM/yCVI (理性)
>170女 ハー ◆bD1EN8EcbE (鏡)
 女 マリア ◆1AwG00ltZs (愛)
 男 アーク ◆oNDhRi.Qoo (肉欲)
 男 エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
----------------------------------------------------------
・キーナ ◆TLL9vmjoQ2
 避難所4>275 投稿日:2007/10/14(日) 16:53:30

一ヶ月以上レスがなかったのでフェードアウトとします。
物語では「行方不明」扱いとなっていますので、復帰の際はルーンの所在にご注意ください。
397名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 08:28:32 ID:nA8S36Rl
◆108のルーン一覧◆
×王冠    ×愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡      ×果実      家畜
  鐘        雷        仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者    ×恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石    策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵      蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶      生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
×剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性    ×竜

--------------------------------------------------------------
・キーナ ◆TLL9vmjoQ2 (家畜)
のフェードアウトによりチェックを解除しました。

・マール ◆SabeR.A6Vw (剣)
の復帰により紋章にチェックを追加しました。

・エヴァン ◆.j99BWSRm2 (死)
避難所推敲中により紋章にチェックを追加しました。
398レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 20:14:48 ID:TvWCNdvv
【待機させていただきますね。プロフィールは>>88です】
399レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 21:16:33 ID:TvWCNdvv
【なかなか、いらっしゃらないですね・・・。もう少し、待ってみます・・・】
400フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 21:37:07 ID:S2eVkkjj
>>336
【私でよければお相手を〜ば。プロフは>>17です】
401レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 21:40:39 ID:TvWCNdvv
【ああっ、ありがとうございます。1時間で落ちなくて本当によかったです】
【希望シチュなどはありますか・・・?】
402フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 21:46:39 ID:S2eVkkjj
【そうですね〜。こちらは花屋なので、城から注文されていた花を、
 届けに来て、レベッカさんが代わりに受け取るというのはいかがでしょうか。
 …それくらいしか思いつかないですが…何か他にあればお聞きしたいですけれども】
403レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 21:50:35 ID:TvWCNdvv
【んっと、それだと、花束受け取って終わりになりそうな・・・】
【こちらからの提案ですけど、あたしがお使いの帰りに帝国の兵隊に見つかって、
襲われてるときにフェルヴェさんに助けてもらって・・・っていう流れはいかがでしょう・・・?】
404フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 21:55:25 ID:S2eVkkjj
【そこから世間話でもー、みたいな流れにしようかと思ってたのですが】
【なるほど。ではそちらで行きましょうか。それでよければ適当にこちらから書き出しましょうか?】
405レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 21:57:57 ID:TvWCNdvv
【わがまま言ってごめんなさい・・・。それでは、書き出しお願いします・・・】
406フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 22:11:40 ID:S2eVkkjj
【いえ、こちらこそ貧困な想像力で申し訳ないです】

>>405
(血と土煙の匂いが覆う荒野。今回の任務は、最近出没している野盗団の討伐だった。
 すでに仲間たちは引き上げており、あとは彼女が最後の哨戒を行って帰るのみだった)

―――任務完了。哨戒を行った後、本陣に帰還。
…ん………?

(耳を済ませる。木々が不自然に揺れている。どうやら動物たちが移動しているようだ。
 彼らが居場所を変えるのはふたつ。天災の予兆か、あるいは人災か。
 天候については素人なので前者に関してはどうしようもないが、後者ならば厄介なことにもなりかねない。
 場所は少々遠い―――ここから外れた街道だろうか。見捨てておくわけにはいかないだろう。取りあえず彼女はそちらに向かった)

【ではこんな感じでお願いします】
407レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 22:18:44 ID:TvWCNdvv
大丈夫、だよね・・・。この辺、革命軍が治安守ってるって・・・。
(お城で塩が不足してるので、少し遠い町まで買い付けに行った帰り。最近まで、
野盗が出没してたって地域を通ることに・・・)
・・・えっ? きゃあっ!
(油断してたつもりはなかったけど、木陰から男の人が3人、馬車に乗りかかってきて、
背中からいきなり抑えられちゃって・・・)
やっ、誰っ? 離してぇっ!
(逃げようとジタバタしてみるけど、馬車止められちゃって、そのまま、草むらに連れ込まれちゃって・・・)

【こちらこそ、お願いします・・・】
408フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 22:26:38 ID:S2eVkkjj
……ふぅ……、さて。
(きょろきょろと周りを見渡す。一見不自然なところは見受けられないが、
 地面に視線を落とししゃがみ込む)
車輪の跡……? 馬車はあそこか。
(少し離れたところで停まっている馬車を見つけて中を覗き込む)
誰もいない…綱も繋がれていない……となると、用を足しに…ということではなさそうだな。

(と、そのとき女性と複数の男の声が耳に入ってきた。その声を頼りに草むらへと飛び込んだ)
409レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 22:35:44 ID:TvWCNdvv
(草むらの中で、二人に身体抑えられてる。馬車を確認しに行った一人が戻ってきて・・・)
「おい、積荷は塩だけだったぞ」
「なんだよ、重いし金にならねえじゃねえか」
「無駄足かよ、くだらねえ。だがこの女、牛人だな? 俺たちで使った後で
奴隷商人にでも売り飛ばすか。よし、馬と女だけ持って帰るぞ」
(口を抑えられてるので、まともに声出せないまま、男の人たちにロープで縛られて・・・)
410フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 22:40:51 ID:S2eVkkjj
……まったく、今のご時勢、護衛もつけないとは。
無用心にもほどがある。
(木の上から観察しながら、そっと気づかれない程度にため息をつく)
しかし、ここで見捨てるのも心地悪いしな。仕方がない。
(やれやれとかぶりを振ると、木の枝から飛び降りると同時にレベッカを捕らえていた男の背中を蹴り飛ばす)

―――月並みな台詞だが、運がなかったな。お前たち。
あとは牢獄のなかで悔やむといい。私も暇ではないのでな。

(ロープに縛られているレベッカを無視し、蹴り飛ばした男のみぞおちを蹴り飛ばし、他のふたりに鋭い視線をぶつける)
411レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 22:47:53 ID:TvWCNdvv
(男の人に持ち上げられて、どこに連れてかれるのかなって、もうレアとルツに
会えないのかなって、頭の中に浮かんだ瞬間、いきなり地面に落とされて・・・)
痛・・・っ! ・・・えっ?
(なんか状況分かんなくて、周りを見てみると、一人の女の人が、野盗一人を蹴り飛ばして、
あとの二人を睨んでて・・・。二人の野盗は、倒れてる一人を見捨ててダッシュ・・・)
412フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 22:57:17 ID:S2eVkkjj
……こいつは縛り上げて放置しておくか。
面倒だからな。…街道のド真ん中に転がしておけばさすがに気づくだろう。
まあ、その前に動物に食われてしまうかもしれんがな。
(そう脅しつけながら手際よく男を縛り上げて、一緒に「この者、罪人なり」と書かれた紙を括り付ける)
(そしてそこでようやく女性に目を向ける)

…大丈夫か。
大した怪我はしていないようだな。まったく…このご時勢に護衛もなしに行脚とは。
馬鹿か阿呆のすることだ。これに懲りたら少しは自分の身を守る手段ぐらいは考えるんだな。
(ため息混じりに、彼女の縄をナイフで切り、その身を開放する)
413レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 23:02:08 ID:TvWCNdvv
(逃げた二人を放っておいて、残ってる一人を縛り上げたところで、あたしの
ロープを解いてくれて・・・)
あ、ありがとうございます・・・。この辺はもう、みんなが大丈夫だからって・・・。
治安も安定してるから、なにより護衛に回せる人間はいないって・・・。だから・・・。
(でも、この女性の言ってることも正論だから、言い返せなくて・・・。ロープで
縛られてた腕をさすりながら、目に涙がたまってきて・・・)
414フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 23:12:04 ID:S2eVkkjj
……。馬鹿だ、やっぱりお前は。
それで命を落としていたらどうするつもりだったんだ?
…そんなわけないだろう。治安が安定しているならなおさらだ。一人や二人ぐらい捌けないはずがない。
お前はだまされてるんだ。ただ単に面倒だから、お前一人を行かせただけだろう。
まったく……泣いてすべてが解決できるなら、私だってとっくの昔に……
(そこまで言いかけて、ため息をつき)

…とにかく、自分の身を守るためには努力を惜しむな。
自分の命と差し替えてもいいときは、自分よりも大切なものを守るときだけだ。
護衛のひとりやふたりぐらい捕まえられるぐらいには強くなれ。
(少し言い過ぎたか、とも思いながらも、見るからにお人よしの彼女にはこれぐらいの方が薬になるだろう。
 それだけ、今の世界は残酷で無情。彼女がそれを自覚しているかどうかは知らないが、少なくともこの様子ではいつ命を落としてもおかしくはない)
(心配、という言葉にはいささか不器用な忠言だったが、まあいいだろう)
415レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 23:20:44 ID:TvWCNdvv
バカ、ですか、あたし・・・。かも、しれないです・・・。
今、お城にお塩が足りなくって、大丈夫って言葉真に受けて、結局山賊に襲われて・・・。
(あふれそうになってた涙を、慌てて拭いて、女性の方に向き直って・・・)

自分より大切なもの・・・。
(そう言われて、娘達の顔が浮かんで・・・)
レアとルツを守るためなら、なんでもします。でも、そのためにどうすればいいか・・・。
あたし、故郷では畑耕してたし、お城じゃコック見習いだし・・・。護衛つかまえるって、
どうすれば・・・。
(と、ここまで来て、命の恩人の名前も知らないことに気付いて)
あ、あの、お名前、よかったら・・・。あたし、レベッカ、です・・・。
あっちのお城で、コック見習いしてます・・・。
(革命軍のお城のある方を指さしながら・・・)
416フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 23:37:30 ID:S2eVkkjj
……そういう意味じゃない。
いざとなれば、の話だ。お前が死んだら、お前が大切にしている人間たちはどうなる?
悲しむ、と言葉で言えば簡単だが。……そのためにも強くなれ。

別にどうにでもやりようはあるだろう。
ちゃんと護衛をつけて貰うまでは駄々をこねるなり、あるいは、ストライキでも起こすなり…
そいつを騙してもかまわない。向こうが騙して、こちらの身が危険になるくらいならな。
とにかく、手段は幾らでもある。無力を嘆くより、考えろ。どうすれば自分の身を守れるのか。
お前が大切に思う人間のためにも。……したたかにならないと、この先思いやられるぞ。
やさしさだけでは、この世は生きていけない。
(そこまで言うと、そっとため息をはいて)

……「エッジ」だ。
尤もこの先会うこともないだろうが、な。せいぜい、一人前のコックになるんだな。
(背を向けると、ひらひらと手を振って)
417レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/17(土) 23:47:35 ID:TvWCNdvv
そう、ですよね・・・。あたしが死んだら、レアとルツを守ってあげられない・・・。
あたしは、あの子たちの母親なんだから・・・。悲しませたく、ない・・・。
(いつの間にか、涙も止まってて、握りこぶしに力が入ってて・・・)

でも、優しさをなくしたら、人は人じゃなくなっちゃうと思います。あたしは無力だけど、
それだけは、忘れたくない・・・。したたかは、無理かもしれないけど、これからは、
一人で買出しに出ないようにします。誰か、護衛をお願いして・・・。
あたしは、あたしなりの強さを、見つけます・・・。
(両手を、胸に当てて、女性を見つめて・・・)

エッジ、さん・・・。
あの、よかったら、お城にいらっしゃいませんか? ちゃんとお礼したいし・・・。
(背を向けて、去ろうとするエッジさんに、慌てて声かけて)

【エッジさんのリミット、何時って考えてますか? こちらは、1時くらいって
思ってますけど】
418フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/17(土) 23:53:29 ID:S2eVkkjj
>>417
………まあ、お前はお前なりのやり方を模索すればいい。
だが、命だけは粗末にするな。
お前に死なれたら、私も目覚めが悪くなるしな。
(ひらひらと手を振って)

…いや、その気持ちだけでも受け取っておこう。
私にも事情があって…そう人に顔を見せたくない。
仕事柄、あまり人との接触を拒んでるんだ。…すまないな。

【そろそろきりがいいので、締めようかと思ってたのですが、いかがでしょう?
 眠気もちょうどいい感じですし…】
419レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/18(日) 00:00:56 ID:TvWCNdvv
そんなことは、しませんしできません。レアとルツの、あたしの血を分けた、
娘たちのためにも・・・。
(胸の上で、ぎゅっと手を握ってます。レアとルツに寂しい思いさせたくないって
気持ちでいっぱいで・・・)

そう、なんですか・・・。それじゃ、せめてこれを・・・。塩を売ってくれた商人から
もらったものなんですけど・・・。
(エッジさんのそばまで駆け寄って、ポケットに入ってたそれを取り出します。
木でできた人形で、いい香りがしてます)
珍しい香木を、削って作ったそうです。寝るとき、枕元に置いておくと、いい夢が
見られるって・・・。よかったら・・・。
(半ば押し付けるように、エッジさんに差し出します)

【わかりました。こちらも、次くらいで〆にしますね】
420フェルヴェ ◆ubQOeo5gzg :2007/11/18(日) 00:05:54 ID:N8oif1fC
…なら、それでいいさ。
まあ、平穏であることに過ぎたことはないがな。

…人形、か?
(きょとんとした様子で人形を受け取り、くんと鼻を鳴らして)
なるほど、ありがたく頂いておこう。……少なくとも今夜はいい夢が見れそうだ、久しぶりにな。
(ルーンの効力がそれで消えるとは思えなかったが、それでも気持ちはありがたくて)
さて、私はそろそろこれで失礼するとしよう。仕事が滞っているのでな。
気をつけて帰れよ。……それじゃ、また。
(それだけ言い置くと、ふっと笑い草むらに姿を消していった)

【それではこんな感じで。どうもお付き合いいただいてありがとうございました。
 おやすみなさい〜っ】
421レベッカ ◆XsFDI00yuo :2007/11/18(日) 00:13:18 ID:HJY5tb5D
はい。もしまた会えたら、その時に改めてお礼させてください・・・。
(草むらに消えてくエッジさんを見送って、ふと空を見ると、今にも雨が降りそうで・・・)
大変。急いで帰らなきゃ。せっかくの塩が溶けちゃう。
(慌てて馬具の点検して、馬車に乗り込んだ時、あたしを襲った山賊の人と目が合って・・・)
気の毒だとは思うけど、助けたりしませんから。あたしは、あたしが守るべき人のために、
強くならなきゃいけないんですから・・・。
(それだけ言って、馬に合図して、お城に向けて馬車を走らせました・・・)

【こちらも、これで〆にします。こちらこそ、お付き合いいただいてありがとうございました】
【おやすみなさい、お疲れ様でした・・・】
422シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 14:09:46 ID:2emagG8h
【午後一番にくるつもりが昼寝しちゃいました】
【待機します。プロフは>>18
423名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:06:33 ID:QXPlh8aF
【シアまだいる?】
424シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 15:09:06 ID:crXApx0B
>>423
【はい、いますよ】
【コード引っかけたからID変わったかな?】
425名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:14:57 ID:QXPlh8aF
>>424
【ああ良かった。2時間以内になるけど雑談ロールとかいいかな?】
【ロール内容にいいアイデアが浮かばないんだけどシアの方に何か希望ある?】
【本スレ、最近規制以外でもなんかトラブル多いみたいだね】
426シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 15:20:18 ID:crXApx0B
>>425
【いいですよ】
【ええと、強いて言えば魔法の勉強・練習ロールかな?】
【いつものこと……なんて言っちゃダメだよねw】
427名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:26:45 ID:QXPlh8aF
>>426
【えーっと…こっちはただの人の方がいい?
文官、(あまり位の高くない)魔術師士、同じく見習い、動植物などができまーす】
428シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 15:31:40 ID:crXApx0B
>>427
【名無しさんがやりやすいので良いですよ】
【って、動植物というのはw】
429名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:34:32 ID:QXPlh8aF
>>428
【シアは果実の紋章持ってるし植物と関係深いかなと。マンドラゴラとかなら話しても変じゃないかと思って】
430シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 15:39:55 ID:crXApx0B
>>429
【部屋で育てているマンドラゴラと話すのも面白そう】
【マンドラゴラって精液で育つんだよね】
【幸いシアには集める手段はあるし】
【それでいいかな?】
431名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:44:16 ID:QXPlh8aF
>>430
【おお!男達との夜の邂逅でそんな物の収拾まで。魔女っぽいですね】
【こちら、雌のマンドラゴラでやってみます】
【書き出しをお願いしてもいいですか?】
432シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 15:51:06 ID:crXApx0B
>>431
【はい、わかりました】

(草木も眠る丑三つ時)
ギィーー……パタン
(そっと自分の部屋に戻ってきた少女)
マーちゃん、起きてる?
ご飯をもらってきたよ。
(窓際により、鉢植えに植えられた少し変わった植物に話しかける)
433マンドラゴラのマー ◆s0C6lC1ly. :2007/11/18(日) 15:58:09 ID:QXPlh8aF
>>432
(窓際の鉢植えが奇妙な形の葉をざわめかせて小さな女の声で催促する)
シーちゃん、おっそーい!
もうお腹ぺこぺこだよう!
今日の相手はどんな人?ハンサムだといいな。
こないだのは最悪。アレって絶対童○だったよ。
434シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 16:07:24 ID:crXApx0B
>>433
ごめんごめん、ちょっと待ってね。
(ベルトポーチから白い液体が入っている試験管を取り出す)
今日の人は何度もしつこかったから。
その代わりはら、今夜は大量だから。
(5cm程の試験管は満タンに詰まっている)
ハンサムかどうかは、うーん、シリウスの8割ぐらいかな?
あたいはそこそこだと思ったけど。
あはは、マーちゃんはグルメだね。
でも初めての人のだって貴重なんだよ。
処女か童貞の血が触媒として必要な魔法だってあるんだし。
435マンドラゴラのマー ◆s0C6lC1ly. :2007/11/18(日) 16:22:31 ID:QXPlh8aF
>>434
(シアが試験管を取り出すと待ちきれなくなったのか葉がざわめき徐々にせり上がってくる)
(奇妙な葉の下には全裸の美女のような形をした本体が)
(根を抜くと死んでしまうので上半身だけ出したマンドラゴラはシアへと手を差しのばし、真珠の滴を待ち受ける)

シリウスの8割?ちょっとそれって上物じゃない!やったあ!
(嬉しそうに土の上をパシパシ叩いてはしゃぐ)

……そりゃね、処女と童貞の血は貴重よ。
わたしがこんなナイスバディになれたのもシアが血を分けてくれたからだし。
(成熟した女の肢体を持つマンドラゴラはどことなくシアの姉や母に似ていた)
でも一番の御馳走は精通したての初物か……絞首刑された罪人の滴り、ね。
(土の上に肘をついて舌なめずりするマンドラゴラは、この時ばかりは妖草の風情であやしく微笑む)
436シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 16:37:42 ID:crXApx0B
>>435
シリウスよりちょっとガサツだったかな。
それで8割なんだけど。
でも自信喪失ぎみなのを隠そうとしてって感じだったし。
(喜ぶマーを尻目に試験管の蓋を外す)

それは当たり前だよ。
他の人に、処女ですか?なら血を分けてください、なんて言えないもん。
でも、あたいはある意味反則だから心配してたけど、無事に育ってくれてよかったよ。
(物理的には処女であるが、経験的には豊富なのだ)
さすがにそっちは無理だよー。
最初のは祝福の対象外だし、後者は滅多にないし、あっても見つかった時のことを考えたら怖いもん。
だからこれで我慢してね。
(試験管の口をマーが飲みやすい位置に固定する)

437マンドラゴラのマー ◆s0C6lC1ly. :2007/11/18(日) 16:51:26 ID:QXPlh8aF
>>436
シリウスよりがさつ?わたし、野性味あるのも好きよ。
男なんてちょっと意地はってるぐらいが可愛いんだし。
(視線はシアの持つ試験管へ釘付け)

シーちゃんいつもありがとね。
わたし、シーちゃんが育ててくれなかったらとっくに枯れてたな。
帝国ってほら、魔力を持つ生き物、根刮ぎって感じじゃない?
わたしみたいなのの扱い知ってる魔女も大勢殺されて…

シーちゃんのママってフリーの一人魔女なの?
魔女宗は小さなカヴン作るから妖しげな代物は人脈でカバー出来るんだって。
こないだ廊下で誰かが話してた。
(そこまで話すとようやく今夜のごちそうが口元に運ばれてくる)

いただきまあす……んく……んく…んくっ……んっ。
(シアに添えられた試験管に口を付け、小さな手で支えながら餓えたように飲み尽くしていく)
438シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 17:15:05 ID:crXApx0B
>>437
そんなもんかなのかぁ?
確かに父ちゃんは元傭兵で革命軍入りしたし、姉ちゃんの恋人も革命軍に参加しようとしてたしなぁ。
あたいはそうゆうの、よく分かんないや。
(使命感故に、恋を知らずに経験豊富になったシアには自分の好みがよく分からない)
(ただ漠然と父性のある者には引かれるものがあるが、それは父を慕う故でもある)

あたいも勉強がてらだからお相子だよ。
最初は薬にするつもりだったんだし。
でも今はそんな気持ちはまったくないから心配しないでね。

帝国の支配とはあまり相いれない存在だから目につくんだよ。
それに力もあるから。
善政をして不用意にちょっかいださなければ、敵対することはないはずなんだけど。

フリーじゃないよ。
あたいが生まれる前に死んじゃった婆ちゃんは地域のまとめ役だったらしいし。
でも、あたいはカヴンに入っていないんだよね。
入会の儀式の前に母ちゃんも姉ちゃんも死んじゃったからよく知らないの。
……って、え?
廊下で話していたって、あたい以外の魔女がここにいるってこと?

いつもマーちゃんは美味しそうに飲んでるね。
あたいはあんまし美味しいと思えないし、マーちゃんにあげるからあんまし飲まないけど。
……好きな人のだったら美味しく思えるのかなぁ?
439シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 17:20:05 ID:crXApx0B
【ごめんなさい。また時計を見ずにレスしてました】
【と言うか、寒さで指がかじかんでw】
440マンドラゴラのマー ◆s0C6lC1ly. :2007/11/18(日) 17:44:23 ID:QXPlh8aF
>>438
ふう……ごちそうさま。
(白濁した液体を飲み尽くし、零れたそれが胸の間に筋を引いて伝っていく)

ふふっ。シーちゃんには恋の話はまだ早いかなあ。
子供の頃はね、女の子は成長が早いから同じ年の男が馬鹿で乱暴なお子様に見えるんだよ。
でもね、ふっと男の子が男の顔する時が必ずあるの。見逃さないでいてあげてね。

そっか、シ−ちゃんのとこは「村の魔女」なのね。
きっと村でカヴンを作ってたから村と一緒にカヴンが無くなっちゃったのかな。
廊下で話してたのは男の声だったよ。最近、沢山人が入って来てるみたいで騒がしいよね。
暗殺がどうしたのとかシリウスのとこにルーン持った人がかけこんだとか、入れ替わり立ち替わりで話してたよ。

ん?精液の味?私は人間じゃないから美味しいけど、人間はどうなんだろ?
わたしの眷属のアルラウネなんかもっと血と精液を必要とするみたいだけど、
人間ってあまり血を飲まない…よね?やっぱまずいのかしら。
…ふあああ…っ…お腹一杯になったら何だか眠くなっちゃった…
(伸びを一つすると鉢の中に沈んでいく)

シーちゃん、どうしても使わなくちゃいけない時はわたしを使ってね。
わたし、シーちゃんになら使われてもいいよ。本当だよ。
でもわたしを引き抜く時は耳に蝋を詰めて決して悲鳴を聞いちゃ駄目よ。
もし帝国軍が襲ってきてシーちゃん殺そうとしたらわたしを使って。
わたし、シーちゃんなら…いいよ……シーちゃんなら………
(マンドラゴラの根が完全に土の中に沈むとマーはそのまま眠りに落ちていった)

【こちらはこれで〆させていただきます。どうなるかなと思ってましたが結構アドリブでいけるものですね】
【遅レスごめんなさい&お相手ありがとうございました!】
>>439
【しもやけにならないよう気をつけて ノシ】
441シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/18(日) 18:23:30 ID:crXApx0B
>>440
あ、こぼしてるよ、マーちゃん。
(ハンカチを出してマーの口回りや胸元を拭いてあげる)

うーん、あたいにはまだ早い?
でも母ちゃんが姉ちゃんを生んだのは17だから、あと数年なんだよね。
同じ齢の男の子かぁ。
ここにはあんまし居ないし、さすがに出征することはないみたいだから、あまり話したことはないんだよね。
男の顔……父ちゃんみたいな顔なのかな。
うん、今度から気を付けて見るようにするね。

そうなのかも。
たぶん、魔女どころか村人自体、あたい以外はみんなやっれちゃったと思うし。
男の人じゃ、魔法使いかもしれないけど魔女じゃなさそうだね。
そもそも本来の魔女なら軍なんかにこないだろうし。

暗殺!
……やっぱりシリウスが目的なのかな……どうしよう……。
(さすがにシリウスのベッドへ夜這いに行くわけにいかない)
(実際は普段のスキンシップで効果はあるのだが)
新しい人達がどんどん革命軍に参加してるなら、きっと大丈夫だよね。

母ちゃんや姉ちゃんは結構美味しそうに飲んでいたんだ。
だから好きな人のならって思ったんだけど。
うん、飲んだりはしないね。
血がしたたるようなステーキとか、料理の仕方で血の味を感じることはあるけど、生き血を飲んだりはしないよ。
飲むのはやっぱり魔術的な儀式をする人だけだと思う。

マーちゃん……うん、ありがとう。
でも、あたいはマーちゃんに頼らないように強くなるよ。
母ちゃんや姉ちゃんのように、誰かを助けられる魔女になるんだ。
うん、マーちゃん、おやすみなさい。
(そっと土をかけてあげながら)

【遅いのはこちらも一緒です】
【前に比べてだんだん遅くなっている気がします(汗】
【シアの一面がまた出てきて、よいロールをさせていただけたと思います】
【ありがとうございました】
442デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 19:04:43 ID:iRxik7V8
【待機する。プロフは>>138を】
443ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 20:22:35 ID:WGl5mP5e
【こんばんは。一日開けになってしまうので自粛しようかと考えたのですが……
どなたもいらっしゃらない様なので声を掛けさせていただきました。宜しかったら、お相手如何でしょう?
ただ、デューイさんとは少し前にロールしていただいたばかりだし、
上記の理由で、あまり好ましくないと思われるのならば、すっぱりお断りくださって良いのですが】
444デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 20:26:55 ID:iRxik7V8
【大丈夫ですよん。】
【いかがいたしましょう】
445ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 20:29:08 ID:WGl5mP5e
【有難うございます!そうですねー、私、前回、大騒動を起こしているので、それ関係で如何でしょう?
とっかかりとしては、自主退院(←勝手に)してフラフラしている私をデューイさんが見付けて、とか】
446デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 20:54:48 ID:iRxik7V8
【了解しました。書き出しはこちらからでよろしいですか?】
447ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 20:55:32 ID:WGl5mP5e
【はい。お願いします】
448デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 21:08:26 ID:iRxik7V8
(秋晴れ。 とは言えそろそろ木々も裸に剥かれる季節だろう)
(一体いつの季節からこの戦ははじまったのか……)
(先日、暗殺者と傭兵が双方大怪我をして運び込まれたと聞いた)
(………聞けばその二人が帝国に追われる身と、)
("なり"、また"なっていた"。 こうして隠れ蓑がわりに)
(内側から膨れていくのだろう―――)

…………まだ同じ盤上ですらないか。
(冷酷な考え方しか出来ない女は、そう結論付けると、)
(見えてこない戦況を見つめるかのように眺めていた景色を視線から消す)
(本拠の適当な家屋の屋上にて、冷たい風に流れる雲を見ていたが)
(さすがにそれも飽いたのか、外套の襟を合わせ)
(なんとはなしに、そう離れていない地面を見つめた。降りる場所を探しに。)
449デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 21:09:10 ID:iRxik7V8
【よろしくお願いします。】
450ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 21:23:11 ID:WGl5mP5e
(軍の砦であり、そこに属する者の生活空間でもある、城の中、
傷ついた者、病んだ者を治療し、癒す為の施設である治療院に置かれたひとつの寝台。
本来、そこを暖めていなければならない筈の人物は……そこにはおらず
ただ、几帳面に畳まれた掛け布と患者服が残るだけ――)

(いるべき筈の場所には居ない女は、天高く流れる雲を何とはなしに目で追いながら
自分を追ってくるかも知れない医療班のメンバーから逃れる為、人気のない場所を選んで歩いていた。
先日、大怪我をして運び込まれ、失血により生命すら危ぶまれる状態で
なおかつ、傷の処置が終わるなり無理を押して革命軍のリーダーの元に
己を傷つけた暗殺者の命乞いの直談判に走った女の体調が
退院を許される程、回復している筈もなく……。
――要するに自己の判断で勝手に病室を抜け出して来たのだ)

……。

(均等に揃った鉄の鉤爪―バグ・ナグと呼ばれる武器―で、つけられた脇腹の傷は
極めて近い位置に3本、抉られており……
その傷同士が近い事から縫合が難しく、傷口が開きやすい。
更には、刃による負傷は発熱しやすく、また、先日、この寒くなって来る日和に
寒中水泳を余技なくされた事による、体調の悪化の影響も捨てきれていない内に
防寒着も身につけず、慌てて夜に外出した所為か、風邪まで併発した様で……)

……はぁ……はぁ。
(荒く、熱い息を吐きながら、片手で傷口を抑え、頼りない足取りで歩いていた――)
451ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 21:23:43 ID:WGl5mP5e
【此方こそ、宜しくお願いします!】
452デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 21:34:29 ID:iRxik7V8
(目に入ったのは、瀕死という言葉の女であった。)
(健康な姿など見るに久しいその女は確かに、今しがた思い描いていた人)
(その人であった―――なるほどと、苦い笑みを浮かべる)
(要するに今自分が見下ろす女の、どうしようもない幼さを視た。)
(滑り降りるように、その女の進行方向へと降り立つ。)
(そこそこの高さであったが、体はこびを身に着けた戦士なら)
(飛び降りれる高さだ。そして状況に埒を明ける)

自分の死期を悟ったのか?そろそろ目覚め時か。
しかし一人で死のうとするとは、まるで猫のよう。
暢気な生が恋しくなったのか…?
(気遣うべくもない。目の前の彼女は――)
(そう、自ら選んで自傷している。それをとめるのに、)
(やさしい懐柔など、選択肢にはない。甘くも、優しくもない女なのだ)

……支えて欲しそうな足だ。転んだら立ち上がれぬだろうなぁ。
ビオティーテ。
453ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 21:47:30 ID:WGl5mP5e
(傷の痛みと発熱で、意識が少し朦朧としていたらしい。常ならば他者の気配に敏感で
これほどに近付かれる前に、その存在を察知出来る自分が、
目の前に相手が降り立つまで気付く事が出来なかったのだから)

……死にたい訳でも……死にそうな訳でもないわ……。
貴女とは……会いたくない時に限って会うわね……。
(例えば、嫌な夢を見て一人で静かに呑みたい夜とか、引き際を見誤って醜態を晒している時とか
――そして今回は、自分が此処まで弱っている時に。
他者に傷つけられるか、他者と奪い合うかばかりだった過去の経験から、他人に対する警戒心が
強すぎる程に強く育まれた彼女は、自身が無防備だったり、身体的に弱っていたりする時に
他者と同じ場にいる事が耐えられない。……まさしく、野生の獣さながらに。
何でこんな時に、しかもよりによってこの人物に会うのだ、と自身の不運に臍を噛みながら)

転んだら立ち上がれないなら、転ばなければ良いのよ……。私の事は放っておいて。
……貴女、私を連れ戻しに来た訳じゃなくて、ただ単に偶然、ここに居ただけでしょう?
(半ば、当てずっぽうだが、外れてはいないだろう、この人物がそんな面倒で瑣末な
仕事を引き受けるとは思えなかった)

454デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 21:58:15 ID:iRxik7V8
単なる偶然だが、看過は出来ぬな。
お前のやろうとしていることはあまりに無意味だから。
傷が治るまで休むことも出来ず、厄介ごとを持ち込んで脱走、とは。
大した根性だが、この偶然で徒労に終わった……ベッドへ"戻す"ぞ。
(しなやかな筋肉の詰まった優美な腕を宙に踊らせ、)
(みしりと音を立てて、猛禽の脚のような弧を指が描く。)

ほうっておいて……か。
フン――さながら不良の少女といったところか。気取るものだ。
(肩を竦めて、遥かに壮健な足取りで近づいていく。)
(手負いの獣は恐ろしいというか、それも楽しむ者なれば、)
(踏み込むことを辞すはずもないのだ。)
(その手が伸びて、肩をつかもうとする)
455ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 22:10:24 ID:WGl5mP5e
……貴女がそんなに御節介なひとだとは思わなかったわ……。
厄介ごと……って、ナグザットの……手配中の暗殺者だった彼の事……?
(思わず、固有名を告げてしまってから、この相手はその名前までは知らない可能性が高い、と
改めて相手に分かるだろう言い方で言い直して)
彼は……この軍の標榜する「ルーン」の持ち主だったのよ……?
運命に導かれた英雄を集めて、帝国を倒したいこの軍にとって、今回の件は好都合じゃない。
それを「厄介事」なんて……。
(ルーンの持ち主であるらしいのは、自分も同じなのだが、そこには言及しない。
ひとつの組織に束縛されて自由に動けなくなる事を恐れる彼女にとっては、余り喜ばしくない事実だからだ)

(相手が近付いてくると、まるで大型の肉食獣に詰め寄られた小動物の様な心持ちになる)
……来ないで……!
(高熱に浮かされ、潤んだ様に揺れる漆黒の瞳で歩み寄る相手を睨みつけ、
背と脇腹の部分に穴が開いたままの黒いドレスの、スカート部分に手を入れ、
裾のドレープの隙間に隠された、隠しスリットから短剣を取り出すと、相手に向ける)
……!!
(此方の肩を掴もうと伸びてきた手からは、咄嗟に身をよじって逃がれたが
その拍子に、覚束ない足が動きについてこれずにもつれ、そのまま後ろに倒れ込みそうになる)
456デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 22:24:56 ID:iRxik7V8
だが、たった一人だ。いずれ、いつか……
……そんなものに縋って安堵が出来るか。
(それだけで劇的に戦況が変わるのであれば、運命とはかくも強く作用するのだろう)
(しかしそんなものは信じられなかった。運命が集おうとも、)
(人間ら、自らが動かねば何も変えられない、ということを信条とするものとしては)
(見えない偶像に甘えるなど、自らが断じて許さない愚行)
(そして――彼女が自ら往くことを望んだのであれば、)
(倒れる彼女を支えるなどという行為を、望むはずもなく、倒れた彼女を見下ろした)
(『放っておいて』と、目の前の女は言ったのだ)
(自分には……叩き折って、連れて帰ることしか出来ない)

はははっ…転んでしまったな。――立ち上がれるか?
ほら、立ち上がってみせろ。這いずってでも、私のむこうへ…。
(突きつけられたナイフに僅かに裂かれた頬に、真紅の線を描きながら)
(高い位置にて笑い、伸ばした手を自らの頬へ運んだ)
(そのまま膝を曲げ、その場にしゃがみこみ、それでも真っ直ぐ彼女を見据える。)

………せめて傷が癒えるまでここにいれば、
密に逃げ出すことも可能だったろうに。なぜそう急いだ…?
457ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 22:41:16 ID:WGl5mP5e
(もつれた足を立て直す事は出来ず、2,3歩後方によろめいてから、そのまま地面に倒れ伏した。
倒れた拍子に、元より握る力の弱かった手から短剣が離れ、滑る様に転がっていった)
……く、ぅ……。
(転倒した衝撃に悲鳴をあげる傷口を押さえ、女は白い喉を誇示するように頭を反らして悶絶した。
眉根がきつく寄せられ、目は固く閉じられ、長い睫が震え、唇からは荒く不規則な息が漏れる)

……っく……!
(ひとしきり、激痛に悶えた後、自分を見下ろし哂う相手を睨みすえながら
何とか立ち上がろうとあがいたものの、それは徒労と終わった。
土を掻く様に地を這った手は、しかし、虚しくその場数度、を掻いただけ、
辛うじて肘を張り、上体を持ち上げる事は成功したが、すぐにその腕は力を失い、
再び、無様に地に這う結果になった)

(そのまま、辛うじて身体を転がし、仰向けになる事ですぐ傍にしゃがみ込んだ相手と目を合わせる。
その、怜悧な美貌の向こうに、高く青い空と、そこを流れる雲が見えた)
……お願い、見逃して……。
私は……捜さなければならない人がいるの……この2年、それだけの為に生きて来たわ……。
この軍にとって重要な、「ルーン持ち」だって知れたら……ここに拘束されて……
動けなくなるかも知れない……。それは……避けたいの。
458デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 23:01:38 ID:iRxik7V8
(頬杖をつき、近い場所で彼女の様相を見ながらも、表情はさして変わらない)
(どころか――言葉を聴いていくたびに、機嫌を損ねていく自らの胎の中に気づく。)

は――散々初心なことを言っておいて。
色を使って暗殺者を手懐けた者が、随分純な理由を語ったものだ。
お前が戦争で殺してきた者にも、そんな理由をもった者が居たかもしれんな。
帝国の貴族も、軍人も――それはお前が背負った業なのではないか?
(何かから目をそむけて生きるということは、不可能だ。)
(気づいたときには、翼に血がしみこみ、飛べなくなるなど…)

ならば、その剣で私の喉を掻き切って通ればいいだろう。
私は黙ろう。そしてお前は逃げられるかもしれない…。
(立ち上がり、その首への距離を離した。朗々と語りながら)
――私が、 そんな理由で、此処にいることを望んだと。
ルーンを持っているから、ここに縛り付けられているか、と。
そう見えるのか? 私を侮辱しているのか、貴様はッ!!
(見当違いの激昂かもしれないが――)
(自分が此処に居ることは、自分の選択であるということを)
(信じ続けているということが自らの最大の弱さで)
(――触れられれば奮う、逆鱗のようなもの。冬空の下、怒号を響かせた)
459ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/18(日) 23:23:30 ID:WGl5mP5e
色……!?
(その、あまりにも意外な言葉に、女の黒目がちな大きめの瞳が見開かれる)
……どんな噂が広まっているのか知らないけど……。それは違うわ。
彼と私は……お互いが、自分を狙う暗殺者とその標的だと知らずに出会って……
友人になっただけ。……色で手懐けた、なんて……彼への侮辱だわ……。
(「友」が自分に向けてくれた、「友情」を汚された様な気がして、僅かに柳眉を逆立て否定する。
――「友」の名誉の為にも、だ)
……ええ。そうよ。
戦場であろうと何処であろうと、他人を殺して生命の糧を得る、というのはそういう事だわ。
……その業を否定する気も逃れる気もない。
殺す者は殺される、いずれ、必ず。……いつかは私の番が来るでしょう。
……戦場で生き続ける限りは。
(例え、どんな願いを抱えていたとしても、どんなに死にたくないと望んだとしても。
どれだけ人に死なないで欲しいと望まれても。そんな事は何の意味もなく力もない。
運、実力、精神力……ありとあらゆる要素を集めた上で、強ければ生き、弱ければ死ぬ。
――それだけだ。……そんな場所で生きるしか生きる術がない以上、その事は承知の上だった)

(謡う様に語った後、立ち上がってその顔を遠くした相手が急に激昂した)
……?
(訳が分からず、目をしばたく。遠くなったその翡翠の瞳には……
あの日、間近で垣間見た、常なら出さないであろう、この相手の「真情」の様なもの。
あの時は、すぐに溶けて消えて行ってしまったそれが、今、目の前にあった)
……貴女が、どんな理由で此処にいるのか……どんな道を辿って此処まで来たのか……。
私は知らないわ。
……今、貴女をそこまで追い詰めてしまったものが何なのか、も私には分からない……。
でも……貴女は貴女の信じるものを信じればいいわ……。例え、私や他の誰が何と言おうが……。
(そこまで言って、ふ、と眉宇をひそめ)
……ごめんなさい。貴女を傷つけたい訳じゃなかったの。
ただ……私は怖かった……。ひとつ所に止められて、動けなくなるかも知れないのが。
温かくて居心地が良い……この場所に留められる事で、私の中にある
これまで私を突き動かして来たものが……薄れてゆくのが……。



460デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/18(日) 23:46:57 ID:iRxik7V8
…………。
(激昂してもすぐに冷静になれるのは、互いに戦場で培った精神と言うべきか。)
(人前では滅多に瞑目しないのだが、目を閉じ、呼吸を落ち着けて)
(改めて居直る。自らの中身を無駄に晒すなど、軟弱であると)
(自分を律しきれなかったことを悔やみながらも、唇に歯を立てて堪え)

自分を信じなければ、何かに流されてかたちを失うような心なら、
それはただ流されるべき、他の礎になる犠牲にしか過ぎない。
誰も……強制されてここにはいない。自分で立ち、選んだ結果だ。
だが、立てない者は論外、それだけのことだ。
人間ならば、流れと闘うことを放棄してはならぬ。
(顔を伏せ、落ち着こうとしているのが低く静かに。)
(彼女の謝罪にも答えないのは、ごまかしているのか何なのか)
(自分でも理解し得ない部分とともに、ドレスの襟首を掴んで、持ち上げる)

だったらまずは、誰にも引き止められない状態で出て行くことだな。
厄介ごとを捨てていくのと、友とやらに伺いを立てないのと。
尚更、行かせるわけにはいかない。"戻る"ぞ。
(肩に担ぐようにしながらも、先程とは多少ニュアンスを変えて)
461ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/19(月) 00:06:48 ID:8ehYDWHp
(詫びてしまえば、後は相手の反応を待つだけだ。
人と接する事が不得手で、人との距離、人の真情を測る事が下手だという自覚がある彼女には
それしか出来る事がない。
――ただ、自分の言葉の何れかが、その心の柔らかな琴線に触れてしまった相手を
そうする事で、これ以上傷つけない事だけを願って……)
……。
(横臥し、地から見上げる相手の顔は遠い。
しかし、その遠くからでも分かる程に、何かを堪える様に唇を噛み締める姿を
ただ、見詰める事しか出来ず――)

……誰も?……この軍にとっては「紋章」を持つ人間を確保する事は緊要な事柄でしょうに
……それなのに?
(自ら、此処にいる事を選んだ者はともかく、そうでなければ無理矢理にでも束縛されるものと思っていた
――信じていないから。信じる事が出来ないから。他人を。他人の集まりである「革命軍」を。
その、己に触れる手は奪うものか痛めつけるものでしかなかった
愛する男と出会うまでの過去の経験ゆえに。心を寄せた、ほんの数人の人だけは別だけれども)

……っ!?
(急に猫の仔でもつまむ様に持ち上げられ、息が詰まる。そして視界が回転し、気付いた時には
相手に荷物の様に担がれていた。―離して、と拒絶の言葉が口を突きそうになるが)
……。
(友に伺いを立てる、という台詞に、先程とは響きの違う「戻る」という言葉に。
何故か、そのまま喉の奥へと封じられた)

貴女は「運命」や「英雄」を信じていないし、重きを置いてもいないけど……
それでも此処にいるのね。貴女自身の揺るぎない意思で……。
……その理由を聞いてもいい……?
(かわりに口をついて出たのは、そんな問いかけの言葉。
荷物の様にかつがれ、運ばれながら、僅かに頭をもたげて何とか相手の顔を見ようとしながら)


462デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/19(月) 00:23:18 ID:zNxKsdY9
>>461
……お前一人は、今私に立ち向かうことしか出来ない。
そんな脆弱な人間が108人集まっただけで、戦が終わるとでも?
それだけでは意味がない。だからこそ、この軍は必死に牙を剥いているのだろう。
一枚岩の城砦を相手に、幾万の槍の前で。
(謳うように、色気も洒落もない句を並べ立てていく)
(傷に染みようとも普段の足取りで歩くそれは気遣いはないにせよ…)
――それに、背を見てもその場で腕を拘束、などということを
命じられないほどには、優先的な任ではない。
わかるか? お前がそこまで思い込むことこそが、勝手に作った幻の敵なのだ。

……さあな。
私はただ闘いたくてここに来た。来たあとに、これの意味を知った。
ただ自分で決めたこと、それを不用意に覆すことはあってはならない。
(理由なき裏切りも、考えのない撤回も、)
(自分だけは、自分の迂闊を絶対に許さない。)
(自らに掟を化し、他のどんな掟よりもそれを優先して厳守して生きる。)
(どこまでも自分勝手なのだ)
貴様を見逃し、野垂れ死にさせまいとしているのも…
そうだな、自分で決めたことだから。
463ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/19(月) 00:42:54 ID:8ehYDWHp
……そんなに簡単に戦が終わるなら、そんなに軽い戦なら……
そこで必死に戦って、散っていった数多の戦士、そのあおりで死を迎えた幾多の民が報われないわ……。
……だから、私は「英雄」なんて信じない。
人が歯を喰いしばって辿り、懸命に切り開く道を、そんな簡単な言葉で表すのなら「運命」なんて
くそくらえ、よ……。
……別に、この軍が「ルーン」だけに頼って、他を蔑ろにした愚者の集団とまでは思わないけど……
本気で「帝国を倒して、この世に平和を」なんて標榜している辺り、私には理解が出来ない。
この世に今ある、混乱と悲惨が全て帝国だけの所為だとでも言うのかしら?
……この軍も「軍」である以上、戦場に際せば、やる事はそう変わらなくなるでしょうに。
(その肩に、背に揺られながら)
……分かったわ。……信じましょう、貴女の言葉を。
この軍は、私を無理矢理に拘束したりはしないだろう、と。

……貴女も意外と不器用なのね……生きる事に。
(まるで、幼子が頑迷にひとつの物を抱え込んで離さない様に。
自身が決めて、自身が選んだ道を、自分で自分に課した掟を、どこまでひたむきに
……そう、どこか歪んだ、真直ぐさで……。そんな風に感じられた)
……どうして……?私が此処にいようがいまいが……
何処かで野垂れ死のうが、どうしようが……貴女には何の関わりも無い事でしょうに……?

464デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/19(月) 00:59:15 ID:zNxKsdY9
>>463
英雄は、墓の下にのみ存在する。
その者に架せられた業は消えることなく存在し続ける。
人間である限りな。帝国も革命軍も人間の集まりだ。
ただ、貫くべき意志がある――。
それに、運命と名乗るものが勝手についてきてるだけなのだと、私は信じる。
私はただ、その話に戦を感じ、乗っただけだがな。
(変わらぬ歩を歩み、横顔には氷を彩る)
(ひとりの人間、または、そうでなくなってしまった自分には)
(高らかに理想を謳うことも、大義を掲げることもできない)
(人間を殺めること、それを乗り越えることを知っているというだけ)
(それで何が出来るのかも)
だが、何もかもくだらぬ妄言になる。
私の言葉は信じなくていい。お前の目で見たものを信じ、
お前の中で答えを出せばいい。それは無意味ではない。

こうでもしなければ、私は自分の生を掴めないのかもしれぬな。
人として生きることなど無理な体だ。
だから、人間を感じられる戦場を求むるのか…。
(難しいことを考えさせる言葉を振り切るように、歩を早めて)
さあ、よくわからぬな。
胸の感触が、忘れられぬだけかもしれん。
(そして、今度はベッドに縛り付けてやる、と小さくつぶやくと)
(慌しい医療班の声が聞こえるほうへと向かった)

【――すいません、ここで私は締めで…】
【強引で申し訳ないです。ありがとうございました…】
465ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/19(月) 01:38:03 ID:8ehYDWHp
そう、帝国軍も革命軍も……元を正せば同じ「人間」の集まりよ……。
それなのに、片方を絶対の「善」として片方を絶対の「悪」とする……その傲慢極まりない考え方が
私はどうしても理解出来ない……。
……それに、本当に醜悪で凄惨な事は、大概、「正義」の旗の元で行われる……私はそれを……
腐る程、この目で見てきたわ……。
(先程、垣間見せた激情、その真情は消え、再びその奥底の見えない冷厳たる美貌を見ながら
相変わらず、手荷物の様に揺られて、ふ、と思った。
――自身に課した掟だけを頑なに守り、それ以外には何ものにも縛られない様に見えるこの相手、
まるで遥か高みから、此方とは違う界相から、下方を睥睨するかの様な、その在り方は……
もしかしたら、とても寂しいものなのではないだろうか、と。
――とても、尋ねられるものでは、なかったけれども)
……ええ。勿論、そうするわ。
……今ここで、貴女の言葉を信じると、自分自身で決めたのと同じ様に。

……?
(相手の事情など、知るべくもない身としては、その難解な言い回しも相まって、
相手の真意が掴めずに、ただ、その顔を見詰めるだけだ)
……っ!!
あ、貴女ってひとは……!!
(初対面やら、前に助けられた時の一幕の、あれやこれやを思い出させる言葉に
真っ赤になって、抗議しようとしたが、続いた呟きに硬直する。
……この相手なら本当にやりかねない……)

……私、何だか貴女には無様な様を晒してばかりね……。
(医療班は彼女の脱走で、大分、騒然としている様で……これからの事態を思い、
眉をひそめて、言い訳の言葉などを考えながら)

……貴女は強引で好色で乱暴で人の意思もお構いなしで、へんな事をしようとする困った人だけど……
……あんな事をされても貴女の事を、何故か妙に憎んだり、嫌いになれない理由が……
今日、ほんの少し分かった気がしたわ……。

(そう、偽りのない心根を告げたのだった……相手がどう思うかは分からなかったけれど)

【途中でレスが消えてしまって、遅くなりましたが、私もこれで〆で。
お付き合い、有難うございました!革命軍入りのフラグの更なる強化も出来たし、感謝です。
今日はデューイさんの意外な一面を見れた様な。では、お休みなさいノシ】



466エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/19(月) 19:10:36 ID:ZAx/dUUX
【プロフ投下させていただきます】

【名前】エヴァン・ジャスティン
【ルーン】死(首の周り)
【年齢】21
【性別】♂
【職業】革命軍兵士 ユーリ・ルイス直属の部下
【種族】人間
【容姿】アッシュブロンドの髪にブルーグリーンの目
童顔なので年齢相応に見られたことがない。
【装備】軍属なので任務中は軍の制服 それ以外の時は白いシャツに皮のスラックス
【戦闘】剣術をメインに兵士として訓練を受けたやり方のみ ルーンの力を使役することはない
【NG】陵辱(するのもされるのも)ウホ、スカ、猟奇
【備考】革命軍の一兵卒として生活しているうちにルーンが現れ、ターとシリウスによって死のルーンであると確認された。
だがそれが何を意味し、どんな力を持っているのか本人にもわからない。
なぜ自分に死のルーンが現れたのか、それはどんなルーンなのかを自問自答する毎日。
性格は明るいが真面目でやや融通が利かない。思い込むと突っ走る。訓練と勉強が趣味。
【提示できるシチュ】雑談、エロール、戦闘


【投下のみにて失礼します】
467マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 19:21:18 ID:fILqwYBx
【失礼します、暫く待機させてもらいますね】
【キャラ詳細は>350にて】
468ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 19:39:21 ID:Gqe+/CoJ
【こんばんは、マール様】
【新人の私ですが、よろしければお相手させて頂けますか?】
469マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 19:43:54 ID:fILqwYBx
>468
【初めまして】
【シチュの方はどうします?】
470ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 19:47:52 ID:Gqe+/CoJ
>>469
【とりあえず、ちょっとした旅路を移動する際の、のんびりした雑談と、】
【敵軍の状態を観察しに行く、偵察ミッションの二種類を考えています】
【どちらの場合でも、戦闘能力のないマール様に、ボディガードを依頼してついてきて頂く、という形を考えておりますが】
471ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 19:49:04 ID:Gqe+/CoJ
【ちがった! 戦闘能力のないのは私で、戦闘能力のあるマール様にボディガードについていただく、という形です!】
472マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 19:50:54 ID:fILqwYBx
>470
【なるほど、どちらも良さそうですね…選択はお任せしますよ】
【書き出しをお願いしても良いでしょうか?】
473ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 19:52:53 ID:Gqe+/CoJ
>>472
【では、偵察ミッションの方をやってみましょう。……時間があれば、軽い戦闘ロールに入るかも】
【はい、了解しました。では書きますので、しばしお待ちのほどを】
474ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 20:00:14 ID:Gqe+/CoJ
(12の年を過ぎてから、急に私の回りの時間は速くなりだしたように思う)
(我らの神のようなものと思っていた帝国によってもたらされた、我が愛する故郷の危機)
(故郷の村を救うために、帝国領を飛び出して革命軍の砦に駆け込んだ)
(彼らは、私の訴えを聞き、迅速にその危機から、私たちを救ってくれた)
(それから、私の属する世界は帝国ではなく、革命軍の治める土地となった)
(住む故郷は同じ――しかし、働く目的は正反対になった)
(帝国から故郷を守る為に、私は革命軍のために働くのだ。自分の持ち得る力を駆使して)

……マールティン・エスナル様はいらっしゃいますか?
(大食堂の中に入るなり、少女は高い声で、全体に向けてそう聞いた)
(朝と昼の間の時間帯、人気は少ないが、それでも何人かの客が客が少女を物珍しげに見ている)
(少女は聞きながらも、目で尋ね人を探し、それらしき人物を発見すると、つかつかと歩み寄って行った)
475マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 20:06:52 ID:fILqwYBx
>474
………ふぅ。

(昼時まで小一時間といった所、疎らながら人で賑わう食堂にて一人席に座っている)
(自分が座する前のテーブルの上には入れ立ての紅茶が注がれたカップがあり)
(それを眺めながら、小さくため息をつく)

………?
ああ、こっちにいるよ。

(ふとして、自分の名を呼ぶ声が聞こえ)
(食堂の入り口を見てみれば、一人の少女の姿)
(そして、それに応じるかのように軽く手を挙げ、ひらひらと振ってみせる)
476ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 20:15:37 ID:Gqe+/CoJ
(紅茶のカップを前にして、くつろいでいたらしい女性の元へ)
(ひらひらと振られた手を見て、彼女こそそうだろうという判断は当たっていたらしいと、ホッと息をつく)
はじめまして。私、ハーミオン・ピンカートンと申します。
つい最近、革命軍に所属することになりました者ですわ。どうぞよろしく。
(小さな右手を差し出しながら)
おくつろぎのところ、申し訳ありませんが、お仕事の話をしてもよろしいでしょうか?
シリウス様に、腕の立つ用心棒はいないかとお聞きしましたら、エスナル様のお名前を教えて頂けました。
……私、これから敵軍の偵察に向かわなければなりませんの。
遠くから、侵攻具合を確認するだけの、危険の少ない仕事ですが、もしもの時のために……。
(女性剣士の携えている剣を、ちらりと見やり)
もしも、がいざ起きてしまうと、それはとても危険な場合となりえるでしょうから……。
477マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 20:25:38 ID:fILqwYBx
>476
こちらこそ、よろしく。
ええと…ハーミオン、と呼んだらいいかな?

(側にやってくる少女をじっと見やり)
(すぐに挨拶を返すと、呼び名の確認を取る)

………なるほど、ね。
偵察任務か…分かった、私の仕事は君を守る事。
つまり…それでいいのかな?

(見た目は年端もない少女、その口から出た事に少なからず驚きながらも)
(納得したように、少女を見据え深く頷く)

無論、万が一…の事態になった場合も対応はするよ。

(少女の視線に気付くと、剣が納められた鞘へそっと手を伸ばし)
(その言葉に応じて、鞘をぽんぽんと軽く叩く)
478マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 20:35:41 ID:fILqwYBx
【すみません、所用にて次のレス遅れます】
479ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 20:35:41 ID:Gqe+/CoJ
もっと短くてもかまいませんわ。私の父や母は、縮めて「ハー」と呼んで下さいます。
どうかあなたもそのように、エスナル様。

(頼もしげに、彼女とその帯剣を眺め、頷く)
では、さっそく出かけましょう。道すがら、行き先などをお教えいたします。
まずは……鏡のある部屋へ行かなくては。
(きょろきょろと、食堂の中を見回す)
(そして、扉が鏡状になっているのを発見すると)
あそこに、ちょうどいいのがございますわね。
あなた様は、私のことはご存知ありませんわね? では、自己紹介がてら、私の力をお見せいたしますわ。
(トコトコと鏡の前に寄っていくと、さあどうぞ、とばかりに、彼女を手招きする)
(彼女がその誘いに乗ってやってきたなら、きっと不思議な光景を目にするだろう)
(即ち――手招きしなかった方の私の手が、鏡の中に肘までめり込んでいる、という光景を)
まずは……軽く千キロほど移動して頂きますわ。
480ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 20:36:17 ID:Gqe+/CoJ
>>478
【了解しました】
481ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 20:40:45 ID:Gqe+/CoJ
【私も、少しだけ席をはずします……九時過ぎには戻りますわ】
482マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 21:09:47 ID:fILqwYBx
【ただいま戻りました…レス書いてきますね】
483マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 21:19:49 ID:fILqwYBx
>479
かくいう私も、様付けされるのは慣れてないな…。
まぁ、構わないが…分かったよ。
それなら、遠慮なくハーと呼ばせてもらうよ。

行動が早いのはいい事だが…。
鏡のある部屋?

(感心しつつ、少女を見やるが)
(次に聞こえた言葉に、訝しげに首を傾げる)
(辺りを見回すその姿を眺めていると、つられて自分も視線を動かす)

ああ…名前しか知らないもので、ね。
………?

(そう返した後、目にするのは手招きする少女)
(誘われるまま、何気なく近寄ると)
(少女の手が、鏡の中へと溶け込んでいくという信じられない光景が)
(思わず目を疑い、被りを振るが、紛れもなく今目の前にある光景)

い、移動…?

(片言だけ反芻すると、鏡に入り込む少女の姿を凝視する)
484ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 21:28:49 ID:Gqe+/CoJ
【お帰りなさいませ】
【では、私も続きを】

では、もう少し気軽に、マールさんと呼ばせて頂きましょう。
私のことは、それでどうぞ。妹か何かでも呼ぶように、気軽にハーとお呼び下さい。

そう、移動ですわ。
シリウス様とター様にご確認頂きました。私の、「鏡」のルーンを……。
能力は、指紋をつけた二枚の鏡を出入り口にした、瞬間移動。
さ、おいで下さいな。何も恐ろしいことはありませんから。
(マール様の腕を掴んで、一気に引きずり込む)
(二人は、水銀の沼に落ちたように、ドボンと鏡面の中に入り込んで――)

――――――――――――――――――――――――。

はい、到着。
(鏡の向こうは、埃だらけの小部屋の中だった)
(割れた窓、虫の食った寝台、そして、今しがた二人の出てきた、薄汚れた化粧台――)
(どうやらそこは、ずっと前に打ち捨てられた廃墟らしい)
さて、ここからまだ移動しますわよ。床、ところどころ腐っていますから、気をつけて移動してくださいまし。
(勝手知ったる我が家のように、ぼろぼろの扉を開けて、外へ出て行く)

(建物の外に出ると、そこが廃墟となった教会であると知れた)
(そして、そこからさらに外は――先ほどまでいた革命軍の砦とはまるで似つかぬ街だった)
ここは帝国領の中の、エッシャーズ・グリーンと呼ばれている街ですわ。
先ほどまでいた革命軍の領地からは、千数百キロほど離れた場所にあります。
ここからは、貸し馬屋さんで移動用の馬を借りて、郊外まで走りますわよ。
そうすれば発見できるはずです――侵攻中の「ホイッティッカー中将の部隊」を。
485マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 21:49:16 ID:fILqwYBx
>484
ん、お好きなように…かな。
瞬間移動とは大層なもので…わ、わっ?

(ルーンの力の説明を意外そうに聞いていると)
(虚を突かれ、自分の腕を引き寄せられていく)
(直後には、ハーと同じように鏡の中へと溶け込む自分の体)

………う…ん?
到着…ここ、は…?

(鏡から抜け出てすぐに目に入る風景)
(そこは、人がいなくなって長い時間が経ったような空き部屋だった)
(状態を見てみれば、あちらこちらが風化していたり設置された家具等が古びているのが分かった)

あ、ああ…。
エッシャーズ・グリーン…懐かしくもある、か。
帝国に属していた頃、足を運んだ事もあるよ。
馬屋…確か、街の中心近くに一件あったような。

(言われたように、足下に注意しながらハーの進む後を付いていき)
(屋外に出てみると、記憶にある街の景色)
(若干の感慨を覚えながら、ハーの横で話の続きに耳を傾ける)

………ホイッティッカー?
なるほど、あの部隊が…。

(その中将の名を聞くや否や、小さく含み笑いをこぼす)
486ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 22:05:24 ID:Gqe+/CoJ
(エッシャーズ・グリーンを懐かしい、というマールさんの方を振り向いて)
あら、となると私よりマールさんの方が、この街はお詳しいようですわね?
私は数年前、家族旅行でここを訪れたんです。その時、この廃墟を見つけて、鏡に触ったのですわ。
時々、この能力を使って遊びに来ていたのですが……まさか偵察のために役立つとは、思っていませんでしたわ。
……あなたも、ご存知ですのね……ホイッティッカーを。
帝国軍の有名な将軍ですわね。私を助けてくださったリステ様という方も――知っておられるようでした。

(貸し馬屋で、二頭の栗毛馬を借り、街を出て行く)
(旅行者などの使う街道をはずれ、誰もいない未開の草原へと入り込む)
……エッシャーズ・ロブという、帝国領の村のことは、お聞き及びでしょうか?
(馬を歩ませながら、隣のマールさんに話しかける)
私は、その村の出身なのです。帝国軍が戦略のために、その村を潰そうとしたので、私は革命軍に駆け込みました。
その訴えが聞き入れられ、革命軍はすぐにエッシャーズ・ロブに攻め入り、村を占領していた帝国軍を、見事撃退したのです。
おかげで、村はこれまで通り、平和な状態に戻ったのですが……。
この時打ち滅ぼされたのは、エッシャーズ・ロブから住民を追い出すための、少人数の先兵隊。
先兵隊によって、住民がいなくなった村に砦を築くための本隊は、まだ行軍を続けています。
我々は、その本隊……ホイッティッカー中将部隊が、どの位置まで進んでいるのか、それを確かめに行くのです。
(広い広い草原を、二頭の馬は進んでいく)
(なだらかな起伏をいくつも見出せるその地は、まるで波打つ緑の海原であった)
……いましたわ。
(軽く手綱を引いて、馬を停まらせる)
(ひときわ高い丘の上から、下を見下ろした時のことだった……目に飛び込んできたのは、巨大な岩山)
(いや、そのように見える、巨大な城砦だった。十階建てほどの高さの、黒い岩を重ねた、重々しい砦)
(幅は三百メートルを超えて余りあるだろう。奥行きは見えないが、横幅より狭いとは思えない)
(その横腹に、何のためのものだろうか、巨大な水車のようなものが、いくつも並んでいる)
あれが、ホイッティッカーがエッシャーズ・ロブに「建てる予定の」砦ですわ……。
(憎々しげに、その黒い威容を睨みつける……)
487マール ◆SabeR.A6Vw :2007/11/19(月) 22:34:53 ID:fILqwYBx
【アクセスし辛い状況の為か、遅れました…すみません】
【今夜に限って重いorz】

>486
まぁ、随分と前の話だけどね…。
そうか…触れた事のある鏡なら、移動が可能という事かな?

(肩を竦めながら答え、ハーの方を見て笑みを浮かべ)
(今体験したハーの能力の事を考えながら、ふと訊ねてみる)

…元、雇われ先の一個中隊だったしね。
未だ健在…やはり、並ではないか。

(二人連れだって、借りた馬を駆り)
(街を出て暫くは人通りがあるだろう道を進んでいく)
(直に街道から外れていくと、荒れた獣道を真っ直ぐに進み)
(そこを抜けた先、緑が映える草原が広がっていて)
(そこを進む中、聞き覚えのある村の名前が耳に入る)

………ああ、知っている。
あの時のホイッティッカーの隊の侵攻時…私には近辺の砦での待機命令が出ていたが。
そういう事が…つくづく、何があるか分からないな。

(ハーが語るその経緯に、自分と重なる事が浮かび上がるのに驚き)
(しかしながら、顔に出す事はなく話を聞き続ける)

その為の偵察任務…道理で。
しかし、あの砦は………なるほど。
安心していいよ…あそこの内部ならある程度は覚えている。
いや、今は中まで入る必要はないか。

(草原を進んだ先で、とある建造物が視界に入り)
(それと同時にハーからの制止がかかる)
(遠く見に、以前いた事のある砦を眺め)
(若干ながら様相が変わった砦に、ふぅん…と小さく呟く)
(ふとして、忌々しげに砦を見るハーに気付くと気を和らげてやるかのように肩をぽんと軽く叩いてやり)
(今の状況に似合わず、にこりと笑みを向ける)
488ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/19(月) 22:53:19 ID:Gqe+/CoJ
【どうかお気になさらず。こちらも時々、人大杉になりますわ】

その通りですわ。ただ、私の指紋がついていることが条件ですので、拭かれてしまうと移動できません。
今までに帝国内のさまざまな街に、指紋をつけてまいりました……。やろうと思えば、首都にだって飛べますわよ?

なるほど……革命軍にも、帝国軍と縁のあった人がいるのですね。
私も、元は帝国方でしたし……いいえ、それを気にしているとかではありません。
ただ、そうだった者だからこそ、帝国を攻撃する上では有利かもと思っただけですわ。

(軽く肩を叩かれ、振り向くと、優しい笑顔がこちらに向けられていた)
(そこで、ただの偵察のはずなのに、特攻でもしかねないような気負い方をしていた自分に気付き、はっとする)
み、見苦しい表情をお見せしたでしょうか。失礼しました。
……どうやら、今は休憩中のようですわね。場所はわかりましたし、このまま帰還としましょうか――。
(と、言いかけた時だった。ずん、と低い音がして、地面が揺れたように感じた)
(そして、目の前の巨大な城砦が、ぶるっと震えたように見えた)
(いや、見えた、ではない……実際震えたのだ。しかも震えただけに留まらず、横に向かって動き始めた)
始まりましたわ……少し離れましょう。見つかると厄介です。
(砦の影から、何か巨大な生き物が、のそりと現れた)
(体中をきらきら光る銀色の鱗で覆った、象のような生き物だ)
(ただ、普通の象と違って、鱗があり、額から一角獣のような角が生えており、何より、大きかった)
(体高は、十五メートルを超えているだろう。そんな巨獣が太い綱で、砦を引っ張っているのだ)
(砦の横についている水車が、ぐるぐる回る……それは水車ではなかった。砦を丸ごと載せた台車の、車輪なのだ)
……うろこ象ですわ。異世界にしかいない、恐ろしい魔物。
剣も矢も通さない、硬い水晶の鱗に覆われた体、そしてそのパワー。馬を一万頭揃えたとしても、敵いはしないでしょうね。
ホイッティッカーはあの魔物を使って、帝国首都から砦を、エッシャーズ・ロブまで運ぼうとしているのです。
もちろん、彼が使うのはうろこ象一頭だけではありませんわ。――ほら。
(移動していく砦の、後ろ側を指差す。そこには、さらに異様な光景があった)
(横倒しになった塔が、城壁が、十も二十も列になって、砦のあとをついていく)
(それらの下にいて、それを運んでいるのは、数千、数万とも思われる、一つ目巨人の群れだ)
(大きな芋虫を運ぶ蟻のように、それらは細々しているが……一匹一匹は、身長五メートルを下らないのだ)
(巨大な砦を先頭に、数十の塔や壁がうねりながらついていく……その姿は世にも恐ろしい、巨大なウワバミのようだった)
あれが、今回のホイッティッカー中将の作戦ですわ。
これまで、敵地の近くに砦を建てようと思うと、建設中のところを攻め込まれて、破られてしまうことが多かった。
そこで、ああやってあらかじめ建てておいた砦を、目的地まで移動させるという作戦を思いついたのです。
効率的といえば効率的ですわ。目的地にやってきて、運んできた物を置けば、それで砦の完成ですもの。
運んでいる途中に攻められたとしても、運び手がすぐさま兵士となって、砦の中の中将たちを守るというわけです。
もちろん、普通の兵士にできる芸当ではありませんわ……帝国一の召喚魔術師、ルシアス・ホイッティッカー中将を除いては……。
489名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 00:04:11 ID:iajOFf6d
何回凍結する気なんだろー
最強厨二病は厨三で卒業して欲しいよね
490名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 15:42:13 ID:uN1z8yCO
すげえ分量…
とりあえず改行くらいはしようぜ
491ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/20(火) 22:04:14 ID:GUPSsAsp
【マールさん待ちで待機ですわ】
492ハー ◆bD1EN8EcbE :2007/11/20(火) 23:34:18 ID:GUPSsAsp
【……今日はマールさん、どうやら都合がつかなかったようですわね……】
【今からだと、充分にロールを回す時間が取れなさそうなので、残念ですが落ちさせて頂きます】
【もし、この後でいらっしゃるようでしたら、避難所に伝言を頂けると嬉しいです】
【おやすみなさい……睡魔の誘いに負ける私を、お許し下さい】
493ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 20:08:08 ID:rp+Dg2Hk
【ひっそり待機します】
【プロフは>>14にあります】
494ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 20:15:57 ID:nI8BvhQ3
>>493
【お相手よろしいであろうか?我が紋章は>>61にあり。活動時間は22時頃までである】
495ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 20:20:49 ID:rp+Dg2Hk
【こんばんは、お久しぶりです】
【時間了解しました!よろしくお願いします】
【シチュはどうしましょうか?ご希望はありますか?】
496ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 20:25:19 ID:nI8BvhQ3
>>495
【場所に指定はないのであるが、暗殺者の噂は知っていたものの今更被害者が汝と知って焦って駆け付けたく…】
【そのような雑談ロールでもよろしいであろうか?】
497ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 20:28:35 ID:rp+Dg2Hk
【もちろんOKですよ】
【そうなると、場所は自分の部屋か医務室辺りが妥当でしょうか?】
498ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 20:34:25 ID:nI8BvhQ3
>>497
【汝の部屋を希望して良いであろうか?】
【よろしければ部屋の描写もふくめ汝に書き出しをお願いしたいのであるが】
【もし書き難き時は我の方から書き出すものなり】
499ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 20:35:17 ID:rp+Dg2Hk
【わかりました、しばしお待ちください】
500ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 20:54:05 ID:rp+Dg2Hk
(書類仕事から逃げ回ったツケが、ついに今日回ってきてしまった。)
…やってらんねーぜ、全く…
(窓辺に置かれた机に頬杖をつき、愚痴を溜息に乗せて吐く。)

(来客用テーブルと椅子が3脚、中央の空間を埋めるように無造作に放置され)
(小さな棚には本の代わりに酒や刃を磨く油などが並んでいる。)
(部屋の隅に置かれたベッドの上には、羽根布団が乱雑に横たわっていた。)
(決して広くは無い部屋には、生活に必要なものと自分の好むものしか存在しない。)
(女性の部屋にしては殺風景というか、色気がないというか…)

(暗殺者騒動でついた傷は治りかけ、うっすらとかさぶたを残している。)
(それをむず痒そうになぞりながら、溜まった書類のうち一枚に目を落とし、生欠伸。)

【遅くなってしまってすみません;】
【こんな感じでお願いします】
501ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 21:03:54 ID:nI8BvhQ3
>>500
(部屋で書類と睨み合うヴァリタが欠伸を噛みしめた時、外の廊下で大きな足音が)
(音の位置と歩幅から大きな体格の男と知れる)
(何事かと顔を出したのだろう。女達の小さな悲鳴)

ヴァリタ!竜の紋章を司どりしヴァリタ・キャスティロ嬢はいずこ!

(低音響く男の声が大音声[だいおんじょう]で響き渡った)

【こちらこそお待たせすること、先に詫びさせていただく。それではよろしくお願いする】
502ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 21:14:07 ID:rp+Dg2Hk
…うおぁっ!!
(いきなり響く足音とそれに次ぐ大声に、一瞬で眠気が吹き飛んだ。)
(しかも声は確かに自分の名を呼んだ…ような気がする。)

おいおい、何だってんだ?
俺はここに…っ!?
(すぐさま書類を放り出し、部屋の扉を開ける。)
(廊下の様子を覗き込むと豹の頭を持つ大男が目に飛び込んできて、思わず)
(口をぽかんと開けたまま絶句。)
503ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 21:27:51 ID:nI8BvhQ3
>>502
(扉を開けた竜の紋章所有者を見つけると幻獣の緑の瞳が強く光る)

――ヴァリタ!
(小さな翼を背に持つ豹獣人のようなスフィンクスは大股で歩み寄ると
驚く竜人の両肩を斑のある大きな手で掴んでまくし立てた)

シリウスに聞いたのだ。
最近この近辺で革命軍の者を狙う暗殺者が出没し、紋章所有者を襲ったと。
その被害者の中に汝がいたのだと…!
ケガを負ったと聞いて肝を冷やし馳せ参じた。怪我は…怪我の具合はっ…!
(立ち竦むヴァリタの体を確かめるように触れると、
先日負った太股の傷(暗殺による物ではない)を認めてひざまづき、食い入るように包帯に見入った)
504ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 21:44:13 ID:rp+Dg2Hk
(緑の瞳を持つ豹の顔と、聞き覚えのある声)
(その二つのヒントから、やっと獣人の正体に思い当たる。)
えっと……ター、だよな?
(肩を掴まれつつ、一応確認して)

何だ、そのことか。
(突然の来訪の理由を知り、照れたような笑みを零す。)
あァ、それじゃねェよ。そっちはこないだの戦闘でやった傷だ。
ヤツに引っ掻かれちまったのは、こっち。
(ほんの少し苦い顔で首筋を横切る傷跡を指で示すが、すぐニッと表情を崩して)
見ての通り、もう治りかけてるし大丈夫だ。
悪かったな、心配掛けちまって。ありがとよ!

そうだ。何なら、ちっと寄ってくか?
せっかく駆けつけてくれたンだ、何も出さねェで帰すのも悪いしな。
…もっとも、大したもてなしは出来ねーけど。
(悪びれずに舌を出して肩を竦めつつ、扉を大きく開けて中へ入るよう促す。)
505ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/21(水) 22:09:00 ID:nI8BvhQ3
>>504
(ヴァリタの言葉を聞き、逆立っていた毛並みが徐々に収まっていく)

…………。
(跪いたまま瞠目するとヴァリタの膝へ額をあてた)

――そなたが無事で良かった。
勇ましき竜の戦姫よ。
汝が倒れて悲しむはそなたの身内だけではないことを知って欲しい。
一人で無防備に歩きめされるな……。
(すっくと立ち上がり、改めてヴァリタを見下ろして微笑む)

そう、まこと我はターである。
この姿で会うは初めてであったな?
紋章鑑定の際はこの姿取ることにしておる。
相手によっては獣の診断では不服と申すゆえ。
(そう言うとヴァリタに示された首の傷痕を舌先で辿るように舐めた)

毒はないようであるな。
(そうして招かれた部屋内に興味を示して入ろうとするが、しかしその歩みを止める)
(急ぎの用があったこともあるが、背後で物見高そうに覗く女達にヴァリタに醜聞立ってはならじと思いとどまったのだ)

………いや、此度は辞退し、次の機会に是非訪れよう。
汝の好む花はないかな?こちらでは負傷者に花を贈る作法あると聞く。
それと、実は話聞いて仕事中にシリウスの前から席を外してしまったのだ。
汝の無事を確認したからは取り急ぎ戻らねばならぬ。
お体、いたわられよ。
(ヴァリタに一礼をすると騒ぎを起こした幻獣は元来た方へと去っていった)

【申し訳ない。早くも時間である。次は汝の部屋で会いたいものである】
【慌ただしき〆になってしまった事をお詫びしたい。お相手を感謝するものなり】
506ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 :2007/11/21(水) 22:42:05 ID:rp+Dg2Hk
大丈夫だ、もうあんなヘマしねェよ。
(こんな風に女性扱いされるのに慣れていないため、どう応えていいかわからず)
(ついぶっきら棒な口調になってしまう。)
(しかし、心から気にかけてくれたことは素直に嬉しくて)
――でも、そうだな。
あんまりお前らに心配かける訳にもいかねェし、出来るだけ無茶はしねェよ。
それは約束するぜ。

へぇ…お前、変身でき――ひゃっ!?
(首をなぞる温かい感触に、思わず体が小さく跳ねる。)
(おそらく相手に他意はない。)
(そう思っているのだが、条件反射的に顔が僅かに赤らんで)

そうか、そりゃ残念だ。
ま、菓子でも用意して待ってるからよ。そのうち来てくれな?
(つまらなそうに唇を尖らし、遥か高い所にある緑の瞳を見上げて)
花はよく知らねぇや。
けど、もらえるンなら綺麗な紅色のがいい。俺の好きな色だ。
それ以外はお前に任せるぜ。

ふ…ンなに慌てて、ここまで来てくれたのかよ?
ほんと、ありがとな。
(大事な話し合いを抜けてまで、安否を確認しに駆けつけてくれた幻獣を)
(柔らかな微笑で見送り)
…よし、ひとふんばりするか!
(気合を入れると、書類と格闘しに再び自室へ篭るのだった。)


【いえいえ、こちらこそ遅くなってしまってすみません】
【お相手ありがとうございました!】
507ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/21(水) 22:46:06 ID:AK559ckY
【ターさん、ヴァリタさん、お疲れ様でした!入れ違いに待機します。
プロフは>>8、0時位までいる予定です】
508ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/21(水) 22:51:08 ID:AK559ckY
【あ、書き忘れてしまいましたが、先日のロールで凍結、解凍で長時間、スレを占有したばかりなので
今回は凍結なしで、終わらせられるロールを希望です】
509ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/21(水) 22:55:33 ID:wCOzz5Qr
【20分程お相手見つからなかったらよろしいですか?】
510ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/21(水) 22:56:52 ID:AK559ckY
【勿論、大歓迎です♪ただ、上記の通り凍結なしが希望なので、ルミエールさんの
リミットを最初にお聞きして宜しいでしょうか?】
511ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/21(水) 23:17:02 ID:wCOzz5Qr
【リミットは3時頃です】
【一回で収めるならば軽い内容の方が良いですね】
【お見舞いロールとか手頃だと思いますがいかがでしょう?】
512ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/21(水) 23:18:23 ID:AK559ckY
【リミット、了解しました。ではそんな感じで書き出しをお願いしてしまっても宜しいですか?】
513ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/21(水) 23:34:21 ID:wCOzz5Qr
……♪
(ビオティーテが暗殺者に襲われて負傷し、入院しているらしい)
(その件に関しては箝口令でも布かれているのか、事件の詳細は今の所不明である)
(しかし、少なくともビオティーテの命に別状は無いとのことで、見舞いに向かうルミエールの顔に陰りは無かった。むしろ上機嫌である)
(見知った顔が入院してるなんて耳にしたらもう少し不安そうにしても良いような感じがしなくもない)
入るよ〜
(軽くノックした後、返事も待たずに病室のドアを開け放った)


【ではではよろしくです】
514ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/21(水) 23:50:04 ID:AK559ckY
(先日、いまだに体調の回復しきらない身の上で脱走をはかった不届きな患者は
しかし今は大人しく寝台の住人となっていた)
……。
(財政にさほどゆとりがあるとは言えない革命軍であるから、
その治療院の施設の規模もまた推して知るべし、である。
本来、いくら重症患者であるとは言え、外様の一時雇いの傭兵などに、
個室の病室があてがわれるなど有り得ない事であったが、その傷を負った経緯の重要性と不穏さゆえに
他の者から隔離する目的もあって、一人、やや離れた位置にある個室で療養する事となっていた女は
ぼんやりと病室の窓の外、強い北風に散っていく葉を眺めていたが……)
……。
(廊下を歩み、此方に近付いて来る足音と気配を察知すると、その黒瞳に刃の光を閃かせ、
寝台の敷布の下に忍ばせてあった短剣の柄に、そっと手をかけた、が)
……どうぞ。
(扉の外から聞こえた声に、淡雪が溶ける様に警戒と緊張が消え、短剣の柄から手を離すと
扉を開けて入って来た人物に、小さく微笑みかけた)
……今日は、ルミエール。わざわざ見舞いに来てくれたの?
(いつもの黒い裳服ではなく、白い患者服を纏いその上にストールを巻きつけた女は
本人に自覚はないが、まるで、一人で置き去りにされた子供がようやく親を見つけた時の様な
……何とも言えない、安堵と喜びの表情をしていた)

【此方こそ、よろしくお願いしますね】
515ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 00:08:15 ID:kUC0FBoZ
そそ、御名答〜
(ひらひらと手を振り笑みを返すと、ドアを後ろ手に閉めた)
(白い患者服に身を包んだビオティーテは白い肌と華奢な身体も相まって随分と弱々しい印象を醸し出しているが、しっかりとした口調とその表情から察するに健康状態は良好のようだ)
ま、何か色々あったみたいだけど……聞いてたより元気そうで安心したよ
(ベッドの傍らに椅子を引いてきて腰掛け)
あ、リンゴ食べる?
(ポケットから良く熟れた真っ赤なリンゴを取り出して見せた)
516ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 00:27:19 ID:iezw3qrc
……来てくれて嬉しいわ。
こんな有様だがら、何のお構いも出来ないけど……。
(自分とは違って、健康そのものに見えるルミエールを見上げ、椅子を勧め様としたが、
その前に相手は椅子を此方に寄せて座ってしまった。素早いな、とその様に小さく笑ってしまう)
……やっぱり今回の話は結構、広まっているの?
(色々……と、いうルミエールの言葉に小首を傾げると、やはりここ数日の体調不良の影響か
元々、肉の薄い造りなうえに、更に細くなった様に見える肩の上を、垂らしたままの長い黒髪が
さら、と流れ落ちる様に動き、林檎を差し出したルミエールに)
……美味しそうね、いただくわ。
(森で採ってきたものだろうか?と思いつつ)
あ、でも……ここ、食器とかないのよね。私は構わないけど、貴女もそれで大丈夫?
(戦場で食事をする事の多い傭兵稼業の身としては、いちいち食器がなければ
物を食べられない等と上品な事は言っていられない、だから自身はそれで構わないが……
目の前の相手も軍属であるから、その辺は同様であるだろうが、念の為に尋ねてみた)
517ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 00:49:35 ID:kUC0FBoZ
いやいや、入院患者が見舞い客に気使わなくたって良いから。
(クスクスと笑って肩をすくめ)
そうねぇ、ちょっとした噂程度にはね。噂だから確かな事は分からないけど
(首を捻りながら自分が耳にした話を思い浮かべてみる。革命軍の人間を狙った暗殺者と戦って名誉の負傷をしたという武勇伝から、何処でそんな話が浮かび上がったか、痴情のもつれとかいうのまで様々に)
え、食器? ああ、ちゃんと切って皮とか剥いた方が良い? 了解了解
(言うが早いか腰の短剣を引き抜き、小さなテーブルを引っ張ってきてリンゴを切り分け始めた)
ちゃんと洗ってあるから心配しなくて良いよ……っと、はいどうぞ
(八等分にしたリンゴの芯を切り取り、皮の部分にウサギに見立てた細工を施して一切れ差し出した)
んっ、なかなか良いお味よ?
(そして自分は芯だけ処理した一切れを口に入れた。濃厚な味わいに御満悦の様子である)
518ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 01:11:17 ID:iezw3qrc
噂……?そう……、やっぱり噂にはなっているのね……。
(首を捻って、色々と思い起こしている様子のルミエールに、きっと数多い雑多な噂話が
飛び交っていて、その中には……真実に極めて近いものから噴飯ものの事実無根の話まで……
種々様々な噂話があるのだろう。或いは何処かで情報操作の様な事も行われている可能性もある、
等と考えを巡らせながら、その内容を聞くのは色々とコワかったので止めておく)
貴女は、「上」から何も聞いてないの?……今回の騒動の顛末を。
(目の前の女性が軍内でどの程度の地位にあるのかは、そんなに詳しく知らないが、
紋章所有者である以上、やはり紋章が関わっている今回の件については話がいっていても
可笑しくない様な気がしていたので、そう尋ねてみた)
……もしかして、丸ごといくつもりだった……?
(だとしたら何とも豪快な事である。いや、常であれば、それもまた趣があって良いのかもしれないが)
いただきます。……ふふ、結構、家庭的なのね。
(器用に林檎を切り分け、更には可愛らしい細工まで施してしまったルミエールに小さく笑いながらも
礼を言って、差し出されたウサギさん林檎を受け取って口に運ぶ)
……ん。甘くて美味しいわ。有難う、ルミエール。
(蜜のたっぷりと入った林檎は甘く、濃厚で、2,3口齧って咀嚼すると、その味わいに目を細めた)
519ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 01:32:06 ID:kUC0FBoZ
ん〜、聞いてるといえば聞いてるし、聞いてないといえば聞いてないかな。
(二つ目のウサギリンゴを作りながら呟く)
私が聞いてるのは結果だけね。貴方が暗殺者と戦って怪我して、その暗殺者が軟禁されてるって。
その暗殺者がどういう人間なのか、何で貴方が狙われたのか、どういった経緯でこうなったのか、その辺はサッパリ。
(息をついて肩をすくめ、剥いた皮を皿代わりにしてウサギリンゴを置く)
そりゃあもう、もぎたてを丸かじりってのが一番よ。退院したらまたあの森行ってみる? これ、そこから失敬してきたやつなのね。
(クスクスと笑って一切れ口に入れた)
(ビオティーテもリンゴの味に満足しているようで、採ってきた甲斐があったというものである)
520ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 01:52:25 ID:iezw3qrc
……成る程、ね……。
(ルミエールの答えを聞き、少し俯き加減で首を傾げ、暫し考え込んだ後、ふ、と顔を上げて)
……ねぇ、ルミエール。実は私ね、今回の顛末に関係する事で貴女に言いたい事があるの……。
あ、そんなに大した事じゃないんだけど。
(言いたいのは「礼」であった。ルミエールにあの夜、紋章とそれに関する話を聞いていたからこそ、
自分は命を繋げたし、友人の心を傷つけずにすんだ……その感謝を。――しかし)
少し長い話になるかもしれないし、此処の上層部が今回の件を隠匿しているのなら、
今、私が貴女に話す事で、もしかしたら、貴女に迷惑が掛かるかもしれない……
その辺をふまえた上で、それでも良ければ……。
(そこまで言って、傍に置かれた椅子に座るルミエールの方に、寝台から身を寄せ、その瞳を
近い位置から見詰める。長身の相手ではあるが、寝台の方が椅子より高いので
視点の高さは同程度になり、そのおかげでしっかりと相手の瞳を捉える事が出来た)
……聞いてくれる?私の話を……。
勿論、嫌だったら、断ってくれていいのだけど……。
(そして、そのまま相手の答えを待つ。
いつになく近い距離でルミエールを見詰める、漆黒の瞳は何処か不安げに揺れていた)

そうね。貴女と一緒なら立ち入り禁止区域に入ってしまったりしないでしょうし……。
以前、あそこで見付けた栗の木、多分、今頃いい感じだと思うのよね。
(実は前々から目をつけていた、それを思い出して、未練にため息をひとつ)
……あの栗が全部落ちてしまうまでに、退院出来るかしら……。
(先程、貰ったひとつを食べ終わると、そのまま自然に
ルミエールが置いてくれた二つ目の林檎に手が伸びた)
521ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 02:07:12 ID:kUC0FBoZ
ん? どうしたの? 改まっちゃって。
(隠匿とは大袈裟だなとは思いつつも、自分を真っ直ぐに捉える瞳は真剣そのもので)
良いよ、私で良ければ遠慮無く言ってごらん? 実の所、私も詳しく知りたかったからさ
(不安げなビオティーテの瞳をしっかりと見つめ、安心させるかのように微笑んだ)
522ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 02:10:44 ID:kUC0FBoZ
【こちらのミスでレス消失してしまったので、取り急ぎ要点のみで失礼します……orz】
523ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 02:27:39 ID:iezw3qrc
(ルミエールの笑顔に、力をもらった様に此方も微笑み……そして、ゆっくりと語り始める。
――今回の事の顛末を、自分自身でひとつひとつ思いだす様に、噛み締める様に)

(まずは、革命軍の依頼で使者の任に出向いた帰り道、行き倒れた男と出会い、助けた事。
そして、その男を看護しながら、すごした時、何処か自分とよく似たところのあり、
それでいて自分にない強さと弱さを併せもった、その男と友人になった事。
彼から、暗殺者に対する警告を受け、夜に一人歩きしない様、警告を受けたが
自分が2年前からずっと捜している大切な人に関する情報が入ったとの報せを受けて
夜更けに城下町まで、灯りも防寒着も持たずに慌てて出向いて……その帰り道に
友から警告され、更に此処でも暫く前から噂になり、手配書も出ていた暗殺者に襲われた事)

――それが……彼、私に暗殺者について警告してくれた……友人自身だったのよ……。

(そこまで語ると瞠目し、一息ついてから、再び続きを話を始める。
丘の上での死闘、ルーンの共鳴、そしてその勝負の結果、自分が傷を受け戦闘不能となり……
後は止めを刺されるのを待つだけだった事、最後の頼み、薄れていく意識の中で感じた友の涙――)

……そこで私の意識が途絶えて……気付いた時には此処で治療をされていたわ。

(そして、自分をここまで連れて来た男が拘束された事を聞き、処置がすんだばかりの身体で
シリウスの元に走った事、シリウスに自分と暗殺者がルーン持ちである事を打ち明け
友人の命乞いの直談判をした事……ひととおり語ってしまうと、細く長い吐息をついて
呼吸を落ち着けてから、長い話に耳を傾けてくてた相手を見詰めた)

……有難う、ルミエール。貴女に言いたいのはお礼だったの。
貴女がルーンの事を教えてくれたおかげで、今の結果になったの。
……きっと、あのまま私を殺していたら、彼は深く傷ついていた……。
……私にない強さをもつひとだけど、おなじくらいの脆さも持っていて、優しい人だから……。
524ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 02:28:30 ID:iezw3qrc
【大丈夫ですよー。お気になさらず。時間的にも〆を考えた方が良さそうですし】
525ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 02:56:33 ID:kUC0FBoZ
…………なるほど、ね。
(ビオティーテが語っている間、時折頷く仕草を見せるだけでただじっと、静かに耳を傾けていた)
(最初に話を聞いた時から疑問に感じてはいた。何故暗殺者相手に担ぎ込まれるような怪我を負ってまで生きていられたのか、何故その暗殺者がここで軟禁されているのか)
(ビオティーテの話で取り敢えずその疑問は全て払拭されたようで、長く息をつき、全てを語り終えた彼女に多くは語らず、真摯な眼差しと笑顔で労い)
礼なんて良いわよ。まあ、きっかけくらいにはなっただろうけど、最終的な結果を導き出したのは貴方とその彼でしょ?
例えルーンの事を知らなかったとしても、貴方が彼の事を思って、そして彼が貴方の事を思って行動した事は変わらないはずよ。そこにルーンの伝承がどうのこいのとかややこしい事情なんて関係無かった。違う?
(じっとビオティーテを見つめたまま、微笑を浮かべつつ問い掛けた)
経緯はどうあれ、結果的には丸く収まってるのね。運命とやらがそうさせたのか、結果に運命が付いてくるのか、出来れば後者を信じたいわね。
(苦笑し、肩をすくめる)
……それで、貴方はこれからどうするの?
526ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 03:15:56 ID:iezw3qrc
(心遣いの感じられる笑顔に、柔らかく微笑み返すと、ゆっくりと頭を振って)
……きっかけくらいって言うけど……きっかけって、とても大きいものだと私は思うわ。
ルーンの事を知っていなくても同じ結果になっていたかも知れないし、そうでないかも知れない……。
ただ、唯一、確かなのは、やっぱり貴女が私に教えてくれた話があってこそ、今があるって事。
だから、やっぱり私は貴女に感謝するわ、ルミエール……。
(そうであったかも知れない仮定の話よりも、今、目の前にいる人に心の底から感謝を。
――それこそが、今の自分にとって何よりも大切な事――だから。
もう一度、身を乗り出し、椅子に座るルミエールの手にそっと自身の手を伸ばし重ねると)
……本当に有難う、ルミエール。あの森で貴女に出会えて……本当に良かった。
ルーンがどうとか、運命がどうとか……そんな事はどうでもいいけど、私にとってそれだけは真実だわ。
(重ねた手に伝わる感触は、弓を引く者だけあって、大きく強かった。そしてその温もりは暖かい……。
――それは、目の前の女性が、自身で鍛え上げた強さと、その心の温もりの証である様に感じられた)

……これから?
……そうね。まずは傷を癒さなければ。後はそれから、ね。
ごめんなさい。此処にいるって答える事は出来ないの。
私にはやらなければならない事がある、捜さなければならない人がいるから。
その為にも、ひとつの組織に所属する事で、自由に行動が出来なくなるのは……
あまり歓迎できない事態だから……。
(何となく通じる、相手の望む答えを返せない事に心苦しさを感じながらも、その瞳を見詰め
今の自分の真実の答えを返した)
527ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 03:39:54 ID:kUC0FBoZ
え? あ、いやぁ、そんなに面と向かって言わないでよ、照れるからさ。
(自分の手に重ねられる、細くしなやかな手を軽く握り返し、まんざらでもない様子で笑う)
(最初出会った頃の警戒心が嘘のように消え失せ、自ら手を重ねてくるまでに無防備になっている)
(自分に対して開放的になってくれるのはやはり気持ちの良いもので、お節介だとは思いつつも何処か危なっかしいビオティーテに対して世話を焼きたくなってくるものである)
そうだね。まずは、身体を万全にね。
それと、あくまで私の考えなんだけど……。一つの組織に所属するってのも選択肢としてアリだと思うわ。
貴方が探さなければいけない大切な人も同時に貴方を探してるとなると、行き違いってのが起きちゃうと思うのね?
だから、貴方がここで頑張って名前売ってここに居るから早く迎えに来ーいぐらいの勢いでドンと構えるのも良いんじゃないかな。
それに、ここである程度信頼を得ちゃえば、遠くの街に行く部隊についでに情報集めてきて貰うなんてことも出来るわよ?
……まあ、強制はしないけどね
(苦笑しつつ、ウサギリンゴを並べていく)
528ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 04:02:17 ID:iezw3qrc
(握り返された手を、此方も先程よりもしっかりと握る。体力のかなり低下している今、
それはどこか弱弱しいものではあったけれど。)
……。
(本当は何度でもお礼を言いたい位なのだが、あまり相手を照れさせてしまっても良くないだろう。
だから、それ以上は言葉にせず、手を握り合ったままルミエールの顔を見詰めて微笑んだ。
――幾万分の感謝を込めて。固く閉ざされた花の蕾が柔らかく開いていく様に―)

(ルミエールの言葉を聞いて、考えこむ様に首をひねって)
行き違い……考えた事もなかったけど……そうね、そういう可能性もあるのよね……。
……でも、迎えに来るのを待っていられる様な性分じゃないのよ。
(そう、捜して、求めて、歩き続けていなければ、動き続けていなければ、
絶望と悲嘆に囚われて自分はきっと立っている事すら出来なくなる。
あたかも、常に泳ぎ続けていないと息の出来ない魚の様に……)
……それは、盲点だったわ。……一つの軍に所属すれば軍規やら何やらで
束縛されるだけだと思っていたけど……そんな考え方もあるのね……。
(そして、目の前の女性はそういう立ち回りが上手そうだ、と何とはなしに思いながら
並べてくれたウサギ林檎を、もう一つ取って口に入れた)
……まず、今は身体の回復に努めるのが第一だけど……。
考えてみるわ。貴女の教えてくれた事を。

【リミットを大分オーバーしておりますが、大丈夫でしょうか?
次かその次くらいで〆に入りたいと思いますが、ルミエールさんの方で限界っぽかったら
次で〆てくださっても大丈夫ですが……】
529ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/22(木) 04:26:07 ID:kUC0FBoZ
……♪
(何となく、ビオティーテの笑顔が今までに増して開放的で、無垢な花を思わせるような純粋さを感じさせるもので、ついつい釣られて笑顔を向けてしまう)
(何とかして守ってあげたい、決して枯れさせてはならない、見る者にそう思わせる笑顔――)
そうそう、物は考えよう、人は使いようってね。使うっていっても一方的な利用じゃないからね? 誤解無きよう。
(肩をすくめて笑い)
まあ、こうしてゆっくり考える時間もある事だし、焦らないようにしましょ。お互いにね
(ウサギリンゴを口にするビオティーテにウィンクする)
んじゃ、せっかくだから、その大切な人について詳しく聞きましょうか?
私も仕事柄色んな所に行くから、情報集める事くらいは協力するわよ。
報酬は……そうね、貴方の見つけた栗の木の場所で良いわ。
(最後のリンゴを口に入れてクスクスと笑い)
それじゃまずは、容姿と名前と……あ、ノロケ話も嫌いじゃないわよ――――
(そんなこんなで、ルミエールが回診しにきた医者に追い出されるまで話は続いたとさ)


【いえいえ、大丈夫ですので時間の事はお気になさらず〜】
【私こそ長引かせてしまってすみません……】
【流れがちょうど良さげなのでこちらはこれで〆させて頂きます。最後の方の下りはマズそうな内容でしたらかわしちゃって下さいな】
【それではお付き合い有難うございました。お休みなさいませ〜】
530ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/22(木) 05:01:15 ID:iezw3qrc
利用するって言うと言い方は良くないかも知れないけど……お互いがお互いを利用しあって
それを双方が納得しているなら……それは協力関係、って言えるかも。
(小首を傾げて少し考えこみながら、そんな回答を導き出して)
そうね。そう考えると、こうしてベッドに横になっているだけの時間も……無為じゃないのかもしれないわ。
(可能な行動が限られていて、何処か焦燥を覚える今の状況も、考え方を変えれば
そう悪いだけのものでもないのかも知れなかった。
――そして、自分ではとても導き出せない様な、前向きにして実質的な思考を持つルミエールに
尊敬に似た感情すら覚えた)

貴女なら、すぐに見付けられそうな場所にあるけど……。そんなもので良いなら喜んで。
……それだけだと申し訳ないから、あの栗で何かお菓子でも作って差し入れするわ。
そうね……あの栗と、甘芋と蜂蜜でパイでも焼こうかしら。
(二人で林檎を平らげ、ウインクするルミエールに悪戯っぽく笑うと)
……また、長い話になるわよ?いいえ、さっきの話よりもずっと長くなると思うわ。
……それでも?
(話していいのか、聞きたいのかと確認を取ってから、話しはじめる。
誰かに……いや、他の誰でもない、目の前の女性に、聞いて欲しかったのかも知れない。
――自分が誰よりも愛した人。自分を愛してくれた人。今の自分を作った人の事を……)

――彼の名前はサダルスード=エルシーク。愛称はサード。彼の友人は皆、そう呼んでいたわ。
私は、彼の名の響きが好きで……略さないで呼んでいたけれど……。
年は私の一つ上……最も、色々と子供っぽい人だったから
二人並ぶと私の方が年上に見られがちだったのだけど。
赤味の強い金褐色の髪で、猫みたいな形をした目は優しい琥珀色で……
明るい日差しの中では黄金に、暮照の元では朱金に……まるでその時の太陽そのものを
映したかの様に見えて、夜の下や室内では、大地や木々の落ち着いた色合いになった……
――光の下で色を変えるその瞳を間近で見るのが、私はとても好きだったわ。
バルトレーク群島って知っている?ここからだと南東に位置する、穏やかで暖かくて海の綺麗な群島。
そこの出身で、故郷を離れて何年も経っても、どこか海の……潮の香りのする人だった。

(その後、出会いから、二人の過ごした日々の話まで……まるっきりノロケ話としか言い様のない
長話を延々と、医者が来るまで、いや、医者が来た後も、続け……
結局、業を煮やした医者が二人を引き離すまで、それは止まらなかったのだった……)

【それでは、私もこれで〆で。長い時間のお付き合い、感謝です!】
【マズくはありませんよー。ただ、この辺をがんがん出しすぎると、お相手に負担なんじゃないかと
セーブしていただけで。むしろ折角の設定を出す機会をくださって有難うございますw」】
【革命軍入りフラグの強化も着々と進んで、2重3重に感謝です。
それではお付き合い、有難うございました。お休みなさいノシ】
531シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 19:15:45 ID:Zs3YLmaP
【待機します。プロフは>>18
【複数人の雑談でもOKだよ】
【変身モードでは1対1ね】
【あと、8時頃にいったんお風呂落ちします】
532シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 19:50:02 ID:Zs3YLmaP
【お風呂に入ってきます】
【1時間くらいで戻ってこられると思う】
533シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 20:42:13 ID:Zs3YLmaP
【戻ってきました、いちおう】
【いちおうなのは、ちょっと茹だりすぎちゃったから】
534ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 20:48:23 ID:3sJzGKSc
【お願いしてよろしいかな? こちらのプロフは>>25なのだが】
535シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 20:52:39 ID:Zs3YLmaP
>>534
【こんばんは、ネリエロスさん】
【何か希望はありますか?】
【私が思いついたのだと訓練中に差し入れを持って行く、とかだけど】
536ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 20:56:19 ID:3sJzGKSc
【こちらからは特に希望はないな。では、シア嬢の案を採用ということで】
【舞台を城内にするか城外にするか、書き出しはどちらにするかを、決めていただけるだろうか】
537シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:01:43 ID:Zs3YLmaP
>>536
【では、場所は場内で】
【書き出しはどんな訓練風景なのかを知りたいのでお願いできますか?】

【ネリエロスさんは訓練中は鬼軍曹なんですよね】
【ロールとしてシアが邪魔にみえたら遠慮なく邪険にしていいですよ】
538ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:09:16 ID:3sJzGKSc
【承知。それではこちらから始めさせていただく】

手に力を入れるのは当てる一瞬だけだ! だらだらと力を入れても剣先が鈍るだけ、疲れるだけだ!
そこのお前! 腰が入っとらん! 腕だけで敵を倒せると思うな!
そこの貴様! ・・・
(夕暮れも近い城内の演錬場。新兵の基本中の基本、要するに素振りをやらせ、フォームのチェック。
ある程度慣れてくると多少体勢が崩れても威力のある一撃が出せるが、今のこいつらには無理な話。
それゆえに、徹底的に基本を教え込む。が、新兵とはいえだらしなさすぎる。もう少し
きびしくしなければならないかと考え始めている)
539シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:19:04 ID:Zs3YLmaP
>>538
【では、よろしくお願いします】

えーと、演錬場はこっちだっけ。
騒がしい声も聞こえてくるし。
(果物をたくさんつめたカゴを台車で運ぶシア)
(新兵はばてやすいので差し入れを持って行くよう頼まれたのだった)
うわぁ……すごい……。
(場内の通路を抜けて広い場所に出ると、たくさんの兵士が剣を振るっていた)
えっと、あの人が先生なのかな?
(へっぴり腰な兵士を怒鳴りつけている初老の男を見つけ、声をかける)
すみませーん、差し入れ持ってきましたーっ。
540ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:25:33 ID:3sJzGKSc
(新兵達の足腰を確認しながらゆっくり歩いていく。すると演錬場の隅から
少女の声が聞こえた。声のした方を向くと、声に相応しい容貌の女の子が台車を押しながら
入ってきていた。厳しくしなければならないと考えていた矢先、休憩をとらせる必要もないと思い)
全員、そのまま続けるように! 手を抜いても見ているからな、忘れるな!
(演錬場全体に響くような声を張り上げ、右足をひきずりながら少女の近くまで
歩いていく)
あー、すまないが今は訓練中でな、差し入れは必要ないのだよ。とりあえず、持って帰ってくれるかな?
(目の前の少女は兵士ではないので、自然口調が優しくなる)
541シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:37:18 ID:Zs3YLmaP
>>540
……?
(自分の方に歩いてくる男はケガでもしているのか右足を引きずっている)
(それに気を取られていた間に言われた信じられない言葉)
……えっ、えー!?
せっかく持ってきたのに、持ち帰れだなんて、あたいが困っちゃうよー。
あたいが勝手に持ってきたんじゃなくて、ちゃんと頼まれて持ってきたんだもん。
子供のお使いじゃないんだから、駄目と言われて持ち帰れないよ。
(腕を組んで、優しそうに話してくれてはいるが、やはり怖そうな男をじっと睨みあげる)
あの人たちだって疲れているみたいだし、ちゃんと栄養とらないと力も入らないんじゃないの?
(正当な理由があれば持ち帰るのはやぶさかではないが、シアには意地悪をしているようにしか思えなかった)
542ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 21:46:21 ID:3sJzGKSc
(少女の言葉も正論を帯びているのだが、こちらにもこちらの考えがあってのこと。
剃っている頭をつるりとなでて、小さくため息をつく)
お嬢ちゃん、食べ物を与えないのも訓練の一環なんだよ。戦場じゃ、疲れたからと言って
すぐに休めるとは限らない。ワシだって3日の間飲まず食わずで戦ったことがある。
これは、疲れていようと空腹だろうと正確に剣を振れるようになるために必要なことなのさ。
だから、せめて兵士達から見えない場所に隠しておいてくれないかな。
(あくまでも優しく諭すように。その間でも新兵達のチェックは忘れない。やおら新兵達へ
振り返り声を張り上げる)
そこのお前! 腋を閉めてまっすぐ振り下ろせ! 体重を乗せて重みで斬るんだ!
そこのお前! ・・・
543シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 21:55:57 ID:Zs3YLmaP
>>542
そう言われれば分かるけど。
ふーん、そんな訓練もするんだ。
(男とヘロヘロな新兵達を見比べて)
分かったわ。
それじゃ、あそこの通路に隠して置いておくから。
(そう言って台車を元来た通路に押し戻し、見えない位置でカゴを降ろす)
よいしょっと…………。
(空の台車を手にして通路の両側を見比べて、よしと一言いって演錬場へ戻る)

やっぱり、あたいが受けた自衛の訓練と違って厳しいんだね。
(邪魔にならない位置でじーっと訓練の様子を見つめる)
544ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:05:20 ID:3sJzGKSc
(少女が聞き分けてくれ、台車を通路へと運んでいく。安堵のため息をつき、
また新兵達の列の中に入っていく)
力の無駄遣いをするな! 小指から人差し指へ力を入れたほうが剣を切り返しやすい!
ほらお前! 背筋を伸ばせ! 足元の虫とでも戦うつもりか! そこのお前も!

(ふと気がつくと、演錬場の壁近くで先ほどの少女が様子を見ている。兵士達の
気が散るといけないので隠れてくれるように頼もうと思った瞬間、新兵の一人が
気を失って倒れた。やれやれという顔になってしまう)
ワシの頃はこんなヤワな兵士はいなかったんだがな。一晩ぶっ通しで素振りなんて
普通じゃった。それはさておき、
(少女に向き直り、声を上げる)
すまんが、こいつを運び出すのを手伝ってくれんか。少し休ませんといかんでな。
545エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:07:28 ID:koZP2gi7
【複数雑談可、とのことで顔を出しましたがよろしいでしょうか】
546ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:10:16 ID:3sJzGKSc
>>545
【こちらはシア嬢さえよろしければ。ということも避難所で書いた通りです】
547エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:12:59 ID:koZP2gi7
【では、一応ユーリ・ルイス隊の副官として、師範代を務めましょうか】
【足の悪いネリエロス氏の手伝いとして実際に打ち込みの相手をしてやってるとか】
548シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:14:27 ID:Zs3YLmaP
>>544
……あ、倒れた。
大丈夫かな?
(取り敢えず頭は打ってなさそうだが、疲労で体を壊してしまうこともある)
(どうしようかと悩んでいる間に先程の男に声をかけられる)
はーい!
(倒れた新兵にかけより、その腕をとる)
よいしょっと。
ケガはないみたいだし、疲れただけなのかな。
あたい、水筒もってるから運んだら飲ませてあげてもいい?
549エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:16:38 ID:koZP2gi7
【差し支えなければ、次にネリエロス氏のレスがあったら】
【その次のターンで入ります】
550シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:18:24 ID:Zs3YLmaP
>>547
【ようこそです】
【レスは一人一人に返します】
【多少のずれが出たら、適当に調整しましょう】
551エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:21:03 ID:koZP2gi7
【おっと、3人で順番に発言するんじゃなくて】
【シアさんがそれぞれ一対一でロールするってことですね?】
【じゃ、間に必ずシアさんの発言を挟むのを待って書き込みます】
552ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:23:15 ID:3sJzGKSc
>>548
ああ、すまんな。それと・・・、
(周囲の新兵に聞かれないように、少女の耳元で囁く)
先ほど持って来てくれた果物をジュースにして飲ませてやってくれ。見たところ、
ただ疲れてるだけのようだからの。疲労状態からの回復には甘いものが特効薬だ。
人手が必要になったら、ワシを呼んでくれ。
(そこまで言うとまた立ち上がり、新兵達に睨みを効かせ)
まさかお前たちの中にこいつのように倒れて楽をしようとする奴はいないだろうな。
甘ったれた考えは兵士にとって毒だ! 楽をしていい目をみようなどという奴は
帝国に尻尾でも振ってろ! それがいやなら素振りを止めるな!
553シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:24:37 ID:Zs3YLmaP
>>551
【いえ、私をあえて挟まなくていいですよ】
【3人で、3つのロールが平行するイメージです】
【で、他の人のを見つつ進めると】
554ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:27:34 ID:3sJzGKSc
>>551 >>553
【ふむ、そういった複数ロールは経験ないのだが、やってみよう。もし誤りが
あったなら、その都度指摘してもらえるだろうか?】
555エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 22:32:30 ID:koZP2gi7
(ネリエロスの練兵を手伝うようにと命じられて、時間通りにやってきた)
失礼します!ユーリ・ルイス隊のエヴァン・ジャスティンであります!

(早くもへばっている様子の兵を見て、心の中で)
素振りだけで、もうこの有様か?
どんだけしごいてるんだ、彼は…

(視界の隅には、倒れたものに果物を与える少女の姿)
(厳しくあるべき訓練の場で、なぜそんなことをさせているのか)
(へばる兵たちとのギャップにしばし混乱する)

556シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:36:02 ID:Zs3YLmaP
>>552
あ、はい。
(男の言葉を聞いて小さく返事をする)
よいしょっ、よいしょっと。
(倒れた新兵を壁際まで運び、カバンを枕に寝かせる)
ジュースか……。
(水筒とナイフだけ持って通路に戻る)
ええと、ナイフでどうにかなるのは……これ。
(カゴから桃を取り出し、ナイフで小さく切り取って水筒にいれる)

まだ倒れたままね。
(新兵の元に戻り、頭をかかえて水筒の中身を飲ませる)
はい、簡易ジュースだよ。
こぼさないようにね。

(そして訓練の方に目をやって)
父ちゃんも昔はあんなにヒョロヒョロだったのかな。
さっきの人も父ちゃんも若いころがあったはずだけど、あんまし想像がつかないや。
557ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:39:14 ID:3sJzGKSc
>>555
(指示した時間にやってきたエヴァン・ジャスティン。自分から見れば新兵と
同レベルなのだが、すでに正式にルイス隊に配属されているのでしごくわけにもいかない。
が、怒鳴ることはできる)
遅いっ! 言われた時間に来るだけなら子供でもできるぞ! 練兵補助に何が必要か、
その準備をどうすればよいか、考えればもっと早くに来るはずだ!
今はやることはない! 壁にへばりついて黙って見てるか、訓練に参加しろ!
(あっさりと言い捨て、一顧だにすることなく新兵の状況を監視)
558シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:40:37 ID:Zs3YLmaP
>>555
あれ、若い人が来た。
先生役の人みたい。
(若い男が何やらちらちらとこちらを見るので、思わず小さく手を振ってもらう)
559ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 22:46:08 ID:3sJzGKSc
>>556
(少女のほうにちらりと目をやると、水筒の水を飲ませている少女の姿が。
ここで思い出したことが一つ。新兵達の動きに神経を向けながら、少女のほうへ歩いていく)
面倒をかけてすまんな。さっき忘れていたことが一つあったよ。ほらこれさ。
(腰に吊るしていた皮袋を外し、少女に渡す。中は空だ。いろいろなことに使えるので、
傭兵時代から持ち歩くのが癖になっていた)
この中に桃のような柔らかい果物を入れて揉み解してごらん。あっという間にジュースが作れる。
少し皮の味がつくが、まあそれくらいは愛嬌だと思っておくれ。
560シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 22:57:44 ID:Zs3YLmaP
>>559 ネリエロス
ううん、そんなことないよ。
好きでやっているんだし、訓練の様子もみたいから。
(そして革袋を受け取り)
あ、なるほど!
なんかまだ増えちゃいそうだし、あたい作ってくるね。
(また通路に戻り、柔らかい桃を選んで革袋につめる)
さすがに足で踏むのはお行儀悪いよね。
(革袋を床に置き、膝で中の桃を踏み潰す)

(簡易ジュースを持って戻るシア)
さて、倒れちゃった人は増えてるかな?
みんな頑張って強くなってくれるといいんだけど。
561ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:09:37 ID:3sJzGKSc
>>560
(皮袋を受け取って通路へ消える少女を、優しい目で追うネリエロス。だが、
新兵へ向き直った時には厳しい形相になっており)
まだまだへばるには早いぞ! それで帝国に勝つつもりか? それともその剣で
畑でも耕すつもりか? 腰がふらついてるぞ! もっとアゴを引け!

(少女が戻って来た時には、まだ倒れた者はいないが、ダウン寸前の者はかなりいた。
それを見て、やはり少し休ませた方がいいかと考え始めている)

【避難所にありましたが、エヴァンさんは接続不良のため落ちるそうです。
再び二人ですが、お願いします】
562エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:14:22 ID:koZP2gi7
【すいません、復活しました…】
【よろしければ、次のターンから入っていいでしょうか】
563シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:15:38 ID:Zs3YLmaP
>>561
うわぁー、みんなばててるなぁ。
まだ続けるのかな?
ちょっと聞きたいことがあるけど、話しかけたら邪魔だろうし……。
(ちょっとハラハラしながら訓練の様子を見守る)

【はい、わかりました】
564ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:16:29 ID:3sJzGKSc
>>562
【こちらはかまいませんよ。現時点なら影響はないだろうし。それでは、
>>557のレスをお願いします】
565シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:20:15 ID:Zs3YLmaP
>>562
【私もいいですよ】
566エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:20:19 ID:koZP2gi7
【お待たせしてすみませんでした】

>>557
失礼いたしました!
よろしくお願いします!

(早い話、練習台にされるのである意味、訓練生たちよりも体力的にはきつい)
(だからこそ、数人が駆り出され交代で訓練の相手を務めるわけだが)
(この分では相当こき使われるだろうと覚悟を決める)

(練習用の剣を構えて)
さあ、誰から来る!
567ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:21:21 ID:3sJzGKSc
>>563
(再び演錬場に顔出した少女。その顔には新兵への心配と状況への不安が見て取れた。
右足を引きずりながら処女へと近づく)
何か聞きたげな顔をしておるが、何が聞きたいのかな? 休憩のことならもう少ししてからと
考えておるが、その前に面白いものを見せてあげられるよ。
(少し意地悪そうな笑顔で少女に向かう)
568ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:27:24 ID:3sJzGKSc
>>566
(新兵達の前に出て剣を構えるエヴァン。対して長時間の素振りで疲労困憊している新兵達。
比較的疲労の少ない者を選び、模擬戦を始めさせる。他の者は素振りをやめない。
模擬戦に出る者はエヴァンの前で一礼し、剣を構える。そして剣を打ち込んでいく。
疲労している分、余計な力が抜けているため、切っ先は一直線で正直なものの、
それなりの鋭さがあった)
569シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:28:56 ID:Zs3YLmaP
>>567 ネリエロス
ん、うん。
聞いちゃいけないことかもしれないけど。
(様子を伺うように男を見る)
(聞くなら他の場所がよいのだろうが、気になって仕方がない様子は隠し切れない)
へ、面白いもの?
(ここで面白いとは何なのだろうか)
(シアは不思議そうに首をかしげる)
570エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:33:31 ID:koZP2gi7
>>568
(新兵たちの打ち込みを受けながら)
よし、今のはいい。次!
…もう少し重く! 次!

(ネリエロスが少女に何事か話しているのが視界の隅にはいる)
(一瞬、気が逸れて)
いてっ!
(新兵の打ち込みがまともに入る)
いや、いいよ、こっちが悪かった。…もう一度来い!

(今のがネリエロスに見えていただろうかと気にする)
(見られていたら、自分が叱責されるだろう)
571シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:36:46 ID:Zs3YLmaP
>>570 エヴァン
ぁ……。
(偶然だが、ちらっとエヴァンの失敗を見てしまう)
(面白いものって、あれじゃないよね)
572ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:38:01 ID:3sJzGKSc
>>569
なにかな。ワシに答えられることだとよいが。と、その前に。あそこでへばってる
新兵達を見ていてごらん。ここまで劇的に変われるものかと驚くから。
(少女から新兵達に向き直り、また大声で)
聞け! お前たちも限界が近いだろうから、この辺で休憩にする! 水を飲んでもいいし、
差し入れの果物もあるぞ! ただし、手を抜いた者には休憩を認めん! これから、素振り100回を
終わらせた者から休んでよし! 下手な振りはカウントしない! それでは始め!
(ここまで言うと新兵達の目の色が変わり、ほぼ全員一心不乱に剣を振りはじめる。
少し力が入っている者もいるが、大体がきれいで真っ直ぐに剣を振り降ろししていた)
な、面白いだろう。今までクタクタだった連中がたった一言でものすごい力を出す。
最初からこうできていれば、ワシもしごきなどする必要はなかったのに。
覚えておくといい。目の前に利益があれば、人はそれに釣られてしまうのさ。
573ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:42:15 ID:3sJzGKSc
>>570
……。
(エヴァンの失敗を見ていたが、今はあえて何も言わない。エヴァンの相手を
次の新兵に変え、稽古再開。次の新兵はやや小柄で、腹部や腰への一突きを
狙ってくるタイプ。小刻みに動いては隙を狙って打ち込んでいく)
574エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:45:59 ID:koZP2gi7
>>571-572
え?素振り?僕も?

(一瞬戸惑うが、ここは手本を見せるぐらいの気持ちで取り組まないと)
(示しがつかないと考え、剣を振り始める)

くそ、もう少し軽いのを持ってくればよかったか…
いや、ここで直にネリエロス殿に見てもらえることを感謝しよう。

(集中する)
(振り下ろす剣の軌跡に心をあわせ、一心に神経を研ぎ澄ます)
(さらに早く、更に鋭く、なお更に正しく)
…100!

(さすがに新兵よりは早い)
(作法どおり一礼して、ネリエロスに語りかける)
自分の振りを見ていただけましたでしょうか。
よろしければ、ご指導ください。

(果物は文字通り喉から手が出るほど欲しいが)
(まずは厳しい指導を仰ぐ)
575エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/23(金) 23:49:08 ID:koZP2gi7
【すいません、レス番間違えました…】
576シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/23(金) 23:50:36 ID:Zs3YLmaP
>>572 ネリエロス
うん、ほんと、人間って現金なんだね。
でも分かる気もするなぁ。
あたいだって向こう側にいたら同じだろうし、そうじゃないと生きていけないんじゃないかな。
(母と死別してからここへたどり着くまでのことを思い出しながら)

ええと……あ、そうそう。
あたいはシアっていうんだ。
それで、こんなこと聞いちゃいけないことだと思うんだけど……。
(背伸びをして小声でたずねる)
この人達って、実際に戦争に行ったら、どのくらい生きて帰れるの?
(心配顔で、厳しい答えにそなえるように手を握り締めて)
577ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:50:37 ID:3sJzGKSc
>>574
【微妙にずれてきているので、>>573はスルーでお願いします】
【今から>>574のレスを書きますのでお待ちください】
578ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/23(金) 23:58:19 ID:3sJzGKSc
>>574
(補佐まで素振りをしろと言ったつもりはなかったが、エヴァンも素振りをしていた。
さすがに新兵達よりは慣れているので、一番最初に終了。こちらに寄って来て指導しろなどと言う。そこで)
ああ、よかったぞ。新兵としてなら一人前だ。だが、お前さんは新兵か? 新兵と
同じことをして何を身につけるつもりだったのだ? 補佐としてやるべきことをやれ。それが指導だ。
(まだまだ未熟なエヴァンに、突き放すような物言いをする。それも一人前に育ってほしいがため。
あえて険しい顔を作り、下がってよしという風にあごをしゃくる)
579エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:05:41 ID:Fm5NPqtN
【ここでシアさんの番?】
【それともネリエロスさんが>>576にレスする番ですか?】
580ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:06:12 ID:EzwuD5Cj
>>576
そうかもしれないな。人間誰しも楽をしたいという気持ちはある。だが、帝国軍は
それにつけこんで罠を仕掛ける。もっとも、こちらも同じだろうがね。だからこそ、
戦場で利益を見つけたときには慎重にならねばならんのさ。それを忘れたから、この足は……。
(無意識のうちに険しい顔になり、なくした右脚をさする)

シアちゃんか、覚えておくよ。それで質問とは?
(背伸びしてくるシア嬢のために、軽く身体をかがめて耳を近づける)
どれだけ生き延びれるか、と。それは質問の意味によって答えが違ってくるな。
飲まず食わずでどれだけ戦えるかという問いなら、せいぜい1日だ。それまでに
食事と休憩をとらないとまともに戦えない。そして、一度の戦いでどれだけ生きて帰れるか
という問いなら、
(目をつぶり、少し考える)
今の技量であるなら、せいぜい8割がいいところだ。それを10割に上げるのが
ワシのしごとというわけさ。答えに、なってたかな?
581ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:07:39 ID:EzwuD5Cj
【聞き忘れていましたが、お二方は何時までと考えていますか? こちらは
1時半か2時に終了したいのですが、いかがでしょう?】
582エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:08:34 ID:Fm5NPqtN
【僕も1時過ぎたら〆に向けていきたいと思います】
583エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:17:00 ID:Fm5NPqtN
>>578 >>580
うっ…
(己の自覚に欠ける行動を指摘され、思わず首をすくめたくなる)
(が、気を取り直して)
ありがとうございました!
心構えが間違っておりました。

(ここで果物に気をそそられるも、まだ素振りを終わってないものを見て)
(やはり途中から来た自分は最後にするべきだろうと判断する)

(剣を収め、隅においてあるタオルを取って汗をぬぐう)
(緩めた襟元からルーンがのぞく)

これからは指導する立場というものを、ちゃんと考えろ、ってことか…
(自分をここへ派遣した上官の考えを想像する)
584シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:18:11 ID:6Smn/6za
>>579
【からめそうにない時はエヴァンさんへのレスは略しますね】
【ちょっとネリエロスさんに負荷がかかっちゃっているけど】

>>580 ネリエロス
戦場、かぁ……。
難しいことは分かんないけど、単純にはいかないんだね。

一日……8割……2割も……。
(厳しい顔をする少女)
うん、ありがとう。
おじさん、みんなが帰ってこられるよう、ちゃんと鍛えてあげてね。
あたいもできることは限られてるけど頑張るから。
(自分の秘密の源がある左胸をおさえながら)
あと……その……ええと、い、一年、一年以上帰ってこなかったら……その人はどうなのかな?
(泣きそうな顔で言葉を紡ぎ出すように)
585シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:20:52 ID:6Smn/6za
>>581
【こちらも1時頃が限度です】
【まだ終わっていないけど、今日はやり方を失敗しちゃったかな】
586ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:24:59 ID:EzwuD5Cj
(エヴァンに続くように、一人二人と終了者が出始める。終わった瞬間その場に
座り込む者も多数。素振りをいきなり止めては体によくないので、ゆっくり身体を動かしながら
休憩するように言って回る。そこで、エヴァンに目がいく)
エヴァン、お前もだ。いきなり体を止めると心臓に負担がかかる。ゆっくり体を動かしながら
心臓を落ち着かせていけ。動きにメリハリは必要だが、それができないものもあることを覚えておけ。
(エヴァンを見ながらも、座り込んだ新兵に手を貸して立ち上がらせる)
587エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:31:56 ID:Fm5NPqtN
>>584
【一人一人へレス返すというより】
【自分のターンでどんな場面になっているかを考えてくれれば】
【こっちはそれでついていきますので】

>>586
(若輩に目を配るようにというネリエロスの言葉に)
わかりました、ありがとうございます。
(自らも新兵に手を貸す)
(普段隠しているルーンが見えていることを忘れている)
(新兵たちは首飾りか刺青だろうと気にも留めていない)

大丈夫か、ほら…?
(一人に果物を勧めるべく、シアの近くへ連れて行く)
(なぜか少女はネリエロスに何か問いかけながら泣き出しそうだ)
(取り込み中に見えて、少しためらうが、果物を手にとって新兵にわたし)
(自分も一つ取る)
(目はネリエロスとシアに向けられている)
588ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:33:41 ID:EzwuD5Cj
>>584
一年、か。シアちゃんには悪いが、まず生きていないと思ったほうがいいな。
だが、死体が確認されてはいないのだろう? ならばまだ望みはあるよ。昔、ワシと
一緒に戦った傭兵がいて、同じように消息不明になった。だがそいつは1年半後に部隊に戻ってきた。
話によると、瀕死の重症を負った時、近くの村の住人に助けられたそうだ。しかも
その村の少女と恋仲になり、子供まで作っていたよ。そしてせっかく帰ってきたと思ったら、
村で農夫になるので傭兵を辞めたいとさ。なんのためにこっちは1年半も待っていたのやら。
っと、話がそれたな。まあ、1年以上帰ってこなくても大丈夫だった奴もいる。
要は「その人は大丈夫」と信じることさ。
(シア嬢の知人、おそらくかなり親しい人が生死不明になって1年以上たっているのだと推測し、
あえて希望を持たせるような話題を選んだ。そっとシア嬢の頭をなで、慰めているつもりになる)
589ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:43:51 ID:EzwuD5Cj
>>587
(へばっている新兵はあらかたエヴァンがさばいてくれたので、特に問題はおこらなそうだった。
肝心のエヴァンの息も上がっており、暑さのためかルーンが見えるほどに服を肌蹴ている。
少し無理をさせたかと思い)
エヴァンも休んでいいぞ。あとはワシでさばける。いや、命令だ。汗が引くまで休め。
(真顔で命令する。状況変化までに体調を整え、即時対応できるようにすることも必要だと、
言外に伝えたつもりだった)
590シア ◆C9nyiTeSlc :2007/11/24(土) 00:45:45 ID:6Smn/6za
>>588
っ!
(覚悟していた言葉)
(両親以上に年齢と経験を積んだものの言葉は重く突き刺さる)
……ぁ、うん?
(だが、に続く経験から紡ぎ出された話、希望をもたらす言葉)
大丈夫……うん、あたいは信じてる。
他の人が信じてなくても、あたいが、あたいだけは……。
(目をゴシゴシこすって男に向き合う)
ありがとう!
邪魔してごめんなさい。
あたいはやることがあるから、これで戻るね。
みんなも頑張るんだよーっ!
(両手を大きく振って新兵達に叫び、くるっと回って通路へ駆け出していく)

【ごめんなさい。頭痛がしてきたのでこれで〆ちゃいます】
【は、反省は寝て起きてから】
【おやすみなさい】
591ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 00:52:40 ID:EzwuD5Cj
>>590
ああ、信じる心は力になる。諦めなければ真実になる。だからこそ、ワシらは
革命を信じてここに集い、帝国打倒を諦めずに戦っている。及ばずながら、ワシに
できることがあったら……、
(言葉の途中でシア嬢が突然目をこすりだし、大きく手を振って皆に挨拶して
廊下に去っていく。それを軽く手を振って見送りながら)
あ、ワシの名前、教えとらんかった。

【こちらもこれで終了とします。お疲れ様でした。ゆっくり休んで体調を整えてくださいね】
592エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:54:13 ID:Fm5NPqtN
>>588-590
(死体、という言葉に思わず顔をしかめ、喉もとのルーンに触れる)
(死のルーンを持つ自分にとって、死と向き合うことは他の人と違う意味合いを持つのかどうか)

(休め、というネリエロスの言葉に力なく一礼し)
(果物を手にしたまま演習場の隅に行って腰を下ろす)

(見ていると、少女は目元をぬぐいながらも手を振って去っていった)
こんな時代に、あんな女の子でさえ死と無縁ではいられない…
僕が、今このルーンを負ってここにいる理由は…意味は…
いったいなぜ…

(果物をかじるでもなくもてあそびながら、幾度も繰り返した自問自答に心をとらわれる)

【シアさん、お相手ありがとうございました】
【いろいろとごめんなさい!】
【詳しい話はまた避難所ででも】
【おやすみなさい】
593エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 00:56:13 ID:Fm5NPqtN
【リロミス失礼】
【ネリエロスさんもありがとうございました】
【出たり入ったりしてすいません】
【おつかれさまでした。おやすみなさい】
594ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 01:01:35 ID:EzwuD5Cj
(こちらの真意が届いたのかどうか、演錬場の墨に腰かけるエヴァン。それを見て
まともに動けないままの新兵達の世話に回る。だが、新兵達の疲労は予想以上で、
訓練を再開しても効果は望み薄だ。そこでエヴァンに近づいていき)
エヴァン、もう少し休んでから訓練を再開すべきかどうか、お前の意見を聞きたい。
595ネリエロス ◆68IJ6MIEW2 :2007/11/24(土) 01:04:21 ID:EzwuD5Cj
>>593
(結局、新兵の疲労が濃いということで、今日の訓練はこれで終了とした)

【かなり強引な〆となりましたが、これで終了とします。お疲れ様でした。
そして相手していただいてありがとうございました】
596エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 01:07:04 ID:Fm5NPqtN
(ネリエロスに語りかけられ、すぐに立ち上がる)
は、自分の意見、ですか。
(回りを見回し、判断に迷う)
(兵たちはかなりばててはいるが、ここで休ませるのはためになるのかどうか…)
(それを自分に問うネリエロスの真意も読めず、見極めがつかない)

…今日のところは、いったん解散すべきかと。
効果の上がらない訓練は、ともすれば故障の原因にもなりかねません。
(一応、そういっては見たものの、自信はない)
597エヴァン ◆.j99BWSRm2 :2007/11/24(土) 01:09:37 ID:Fm5NPqtN
>>596>>594へのレスとして、こちらも〆といたします】
【なんか色々ともたもたしてしまって申し訳ありませんでした】
【次回に生かします!】
【お疲れ様でした、ありがとうございました】
598ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/24(土) 19:31:04 ID:TYxUMe46
-------------------------------------------------------------------
◆連絡事項◆
マールさんへ。本スレの容量が心許なくなっています。
ハーさんとのロールが凍結中のままなので早めに御一報お願いします。

◆連絡事項◆
スレ状況:現在解凍予定はありません。ご自由にお使い下さい。
-------------------------------------------------------------------

【連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
599ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 20:10:04 ID:PatGWqxf
さて、密かに待機させてもらおうかな。
600ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:19:05 ID:uPmckvKF
【規制されてないかのテストも兼ねてプロフを …今更?って言われそうだけれど】


【名前】ハイデ・ナハトリヒテ
【年齢】見た目20代前半(300年前に霊体化、肉体はどこかでとっくに朽ちたと思われる)
【性別】女…?
【職業】転送魔術師
【種族】幽鬼(人間)
【ルーン】門(心臓のあった部位)
【容姿】細身だが背は高く、脚もすらっとしている。胸は小さいが…。髪は長く、腰あたりまで伸びたストレート。喪服だろうか、長いスカートをはいている。全て白く透き通っている。
【装備】魔力貯蓄機能つき銀製魔術書カバー
【戦闘】悪意ある接触による生命力吸収(生命力は銀製魔術書カバーに魔力として貯蓄)
【NG】グロとかスカとか精神的にダメージがあるもの。(精神のみの存在であるため、何らかの要因で気力というか精神力が完全に尽きると消滅してしまうので)
【提示可能】雑談・戦闘。工夫すれば肉体関係も?
【備考】転送魔術の研究中に肉体を失い霊になったドジっ娘。
転送魔術しか使えないが、精神力・魔力の消費が激しいため使用は極力控えている。
肉体によって縛られていた魔術制御量の制限が無くなったため、生身の魔術師とは比べ物にならない正確な転送魔術を行使可能になった。
ただし霊体であるため、銀や聖水などにしか直接的な接触は不能。これらを仲介に他の物体と間接的接触をするのは可能。
ただ実質的に浮遊霊(その上に元々かなり気紛れな性格)なので、長い間一所にはとどまれないのが難点。
空を飛んだり壁をすり抜けたりする事は精神力を激しく消費してしまうので日に何回もは出来ない。良くて日に二回か三回が限度。
霊体化直後に前王冠のルーン所持者に受けた多大な恩を返そうとしたもののその所持者には断られたため、その人では無いと知りながらも王冠所持者に仕えるという意味合いで革命軍に協力している。
が、実はそれは建前で、どうにかして肉体を再獲得したいので手掛かりを探すのには革命軍に居ると色々都合が良かったりするからというだけ。貯蓄して(そして頼まれる度に転送魔術に使っては嘆いて)いる魔力も、実はそのためのもの。
601ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:29:56 ID:PatGWqxf
>>600
【今晩は。
 プロフ投下のみでしょうか?】
602ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:30:01 ID:uPmckvKF
>599
【っと、待機中の人が居たのね、こんばんは。まだ居るかしら?】
603ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:31:02 ID:uPmckvKF
>601
【いえ、まだ居るわよ】
【改めて、こんばんは。それと初めまして、かしら】

【もし良ければ、お相手していただいても?】
604ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:33:35 ID:PatGWqxf
>>603
【ああ、良かったw
 初めまして。よろしくお願いしますね。こちらのプロフは>>192です。
 何か希望されるシチュエーションはありますか?】
605ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:40:04 ID:uPmckvKF
>604
【こちらこそ、よろしくお願いね】
【こちらから提案できるのは、どれも邂逅ロールだけれど、こんな感じかしら?】

【1.普通に城の中で遭遇 → 流れ次第】
【2.遠くへ行かなければならない任務があって、それにこちらが同行を命じられる。と言う形での遭遇 → やっぱり流れ次第】
【3.幽霊の噂を聞く → 居るか居ないか確かめに行く → あやしげな実験をしている所を目撃 → 流れ(ry】
606ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 21:43:18 ID:PatGWqxf
>>605
【ええ、お願いします。】
【どれも面白いですね。1.は別の方と多くやる予定ですのでw】
【やはりここは3.でお願いしましょう。】
607ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 21:54:21 ID:uPmckvKF
>606
【3ね、分かったわ。では、こんな感じかしら…】
【やり辛ければ言って頂戴、書き直すわ】



(どんな場所であっても、どんな集団であっても、特定された多数の人間が特定された空間に長期間滞在すると、不思議な噂と言う物は出てくるものだ)
(そんな噂の一つにすぎないのかもしれない。「暗い場所に女の幽霊が出る」「声を聞いたものは、どこかへ消え去ってしまう」etcetc...)

(あまり人の来ない、倉庫のような状態になってしまっている個室――)
(そんな噂など露知らず、幽霊にしか見えないが生きていると言い張るモノ、こと、ハイデは今日も研究に精を出していた)
(目の前には、(意識的に)必死になって何かを奪われまいとする革命軍の下っぱの一人。そしてそれを(あらかじめ断って)無理やり転送しようとする)
(転送魔術への抵抗がどの程度まで適用されるか、の実験である)

座標…固定、包囲…ッ!
失敗、ね…もう一度…!
(バッ、と両腕を下っぱAに対し突き出す)
(ハイデが転送魔術師であるとわからず、魔術の知識も薄い者が傍から見れば、幽霊が人間を襲っているようにしか見えるまいが…)
608ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 22:13:35 ID:PatGWqxf
(ひそひそと兵士の間で幽霊が出るという噂が広まり、不審に思い部下に問いただす。)
(一笑に付し部下の制止を気にも留めず噂の個室へ向かった。)
(戦場に行くわけでもない。軽装に抜き身の愛用の剣一本を携え噂の区画へ向かう。)

悲鳴?

……!
(声のあった個室へ走りこみ、その光景に悲鳴を飲み込む。)
(幽霊への怖れよりも責任感が勝る。)
(一瞬で心を切り替え、戦場でいつもそうするように無言で切り込む。)
(しかし鉄製の剣はハイデの体を通過し空を斬った。)

……。

(顔を曇らせて準備が足りなかったのを悔やむ。)
(本当に幽霊が出るとは思わなかったので霊に利くなどというあらゆる物を持ってきていなかったのだ。)
609ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 22:25:37 ID:uPmckvKF
(物体が身体を透過して行く不快感で、魔術への精神集中が途切れる)
(そしてそれが剣であると気付き、ある種の諦めのような物を感じつつ、溜息をついた)
(ハイデとは違い、手伝いをしていた下っぱは驚きが隠せ切れずにいた)

…もう良いわ、興が削がれたもの
(突きだしていた手を下しながら、そう言い放つ)
(それは手伝いをさせていた男に間接的にだが実験の終わりを告げる言葉で)

それで、今度はどんな噂?
人食い幽霊? 人さらい?
どれでも同じような事だけれど…
(何度も同じような事があったのか、もうどうでもいいや、と思いながらユーリの方を振り向く)
(肉体が無いために僅かな空気の乱れも起きない。だが、髪は僅かになびき、服の裾もそれ同様に揺れて)

退治でもしに来たのかしら?
(薄い胸を張って、睨みつける)
(胸の奥、心臓の位置にある“門”のルーンは、ひょっとしたら本気で退治されるかもと言う動揺から激しく脈打って(光の明滅でそう分かる)いた)
610ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 22:47:27 ID:PatGWqxf

(油断せずに構えを解かず辺りを見渡す。)
(魔法の知識がないため、ただ怪しい物が並んでいるとだけ認識した。)
(襲われていた男は安堵ではなく、むしろ自分を怖れているのが不審で眉を顰める。)

両方。

(短く答えてさらに辺りを見渡す。)
(何故服が揺れる?髪がなびく?)
(風があれば自分のの細く長い銀髪に風を感じるはずなのに。)

私は革命軍、ユーリ・ルイス。噂を確かめに来た。
だがもし貴女がシリウス様……。
もとい、軍の害ならば斬る。

と言いたい所だがその胸に光る紋章を持つのなら敵ではないだろう。
しかし、ここで何をしていたか答えて頂きたい。

(剣を下ろして幽霊を正視する。)

611ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 22:59:23 ID:uPmckvKF
(ただのがらくたと、それに混じって置かれた実験に使う道具――素人には怪しい物にしか見えないだろう――の隙間に置かれた、銀製ブックカバーを拾い上げて)

そう、両方。ありがとう
愉快犯って言うのは厄介ね、中途半端な釘の刺しかたでは逆に面白がるだけだもの

(今度はそいつらの言っていた通りにしてやろうか、などと穏当では無い事を呟き)

軍の害なら斬る。良い心構えだわ
是非ともそうして頂戴? 軍に仇なす不埒者は、私にとっても目ざわりだから

“門”のハイデ・ナハトリヒテ。転送魔術師
今のは転送に対する抵抗に関する実験で、この部屋はよく実験に使ってるから魔術補佐の道具を置きっぱなしにしてあるの。だからここで実験をしていた
これで納得して貰えるかしら?

(切っ先がこちらから逸れたのを見て、安堵したのか小さく息を吐き睨みつけるのを止める。当然、ルーンの明滅も穏やかになる)
612ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 23:12:03 ID:PatGWqxf
(瞳を大きくしてその光景に驚く。)
(幽霊が本を取り上げる―実に不思議な現象に思えた。)
(あの幽霊は自ら触れようと思ったものには触れる事ができるのだろうか。)

ああ、両方だ。
臆病な者が何人か怖くて夜も眠れなくなっている。
迷惑極まりない。

例え迷惑者でも私の部下だ。
本当にそうする気なら私が許さない。


転送魔術?人や物を遠くへ転送する魔法と理解していいのかな。

つまりはそれで人を転送した所を人に見られ、
その姿と相まって噂に繋がったと言う事か。

成程。
先ほどは失礼なことをした。すまない。
(剣を収めて小さく、だが優雅に頭を下げる。)

ハイド殿はここで、いつも実験をしているのか?
白昼堂々とやれば変な噂も立たないだろうに。
613ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 23:25:09 ID:uPmckvKF
そう。そんなに臆病で、革命軍の役に立つのかしらね
戦士なんでしょう、その部下も?

大丈夫よ、重要な戦力を下手に減らすような事はしないわ

(例外はあるのだろうが、文官は先ほど突き付けられたような実戦を見据えた剣は持たない。だから闘う側だろうと見当をつける)
(文官はせいぜいが装飾用のレイピアか、遙か異国から持ち込まれた「カタナ」を、見栄で持ち歩く程度だから)

そう言うことね。結果だけ言えば、貴女の理解でほぼ正解
魔法、ではないから。技術と魔力の源さえあれば、誰でも操れるけれど

どうやらそのようね
…全く、自分のせいとは言え、肉体が無いのは面倒だわ
(やれやれ、と軽く頭を横に振る。生きている人間がやったのと同じように、髪も揺れるし服もそれなりに動く。だが、空気は乱れない)

気にしないで頂戴。貴女の判断は、概ね正しかったもの

ええ、私は例外…いわゆるアンデッドに有効な物を除いて物に触れることは出来ないから。実験に使う道具があるここで、殆どの実験は済ませているわ
白昼堂々とやったら、それこそ噂どころか見世物になるじゃないの。「亡霊が何かしてるぜ!」って、ね?
だったら少しでも目撃される可能性は減らしたいわ
614ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/24(土) 23:38:51 ID:PatGWqxf
……半人前が多くて。
ネリエロス殿もお困りのようだ。

(改めてハイデの服装のひらひらとした服が揺らめくのを珍しそうに見る。)

風もないのに揺れるのだな。

(もともと細身なのだろうが背が高く肉付きが薄いせいか随分と細く見える。)
(もちろん幽霊という先入観もあるのだろうが。)

その魔力を元にするのが魔法、ではないのか?
(軽く首をかしげて疑問を口にする。)
(魔法の知識は殆どなく、自身にも魔力はほぼ宿っていないであろうための無知だった。)

そうか、それは有難い。
それでその本には触れる訳か。
(納得したようにしきりに頷き)

確かにその通りだ。
では、私から部下に説明するとしよう。
立ち入り禁止と言う事も併せて。

(警戒を完全に解いた事を表すように束ねていた髪を解く。)
(銀の髪が一度舞って流れ落ちる。)

615ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/24(土) 23:58:03 ID:uPmckvKF
そう…

(自分は何も直接は出来ないと分かっていながら、どうすればいいだろうと考えてしまう)
(無駄に思考を走らせるのは悪い癖だ、とすぐに打ち切ったが)

…?
それは、走れば服の裾や髪で風が遊んでいくのは当然でしょう?
肉体は無いけれど、肉体があるのと同じように私の“身体”は反応するみたいね
…まあ、剣で斬られて痛いかって言われたら…今から右の頬を叩くぞ、って言われて目を閉じながら身構えてる時の感覚がある、のだけれど

(実際の所。生前と言うのも変だが、肉体があった頃は机に向ってばかりだった上に粗食ばかりだったため、体つきも肉付きがいいとは言えない)

違うわ。魔法、のメカニズムは、まったくと言っていいほど解明されていないし、魔法を扱える人間・亜人間は存在しないわ
想像できない事をやってみろ、って言われても出来ないでしょう?
魔術は…そこのメモにあるような、単純な計算式で解明出来るもの、つまり学問なのよ。分かりやすく言えば、ね
(と、雑に本が散らばっている机の上に置かれたメモを指差す。ただ、その内容は酷く難解な、書いた人間も理解していないような筆跡での数式の羅列であったが)

いいえ。説明はしても良いけれど、立ち入り禁止にはしないで貰えるかしら?
今でも一部の人は私の存在を知ってて、好くしてくれているけれど。協力者は多いに越したことは無いから

…………
(羨ましい、肉体があれば、と思いながら自分の髪を手櫛ですく。手に残るのは、どこか空虚な髪を手櫛ですいた感触)




【日付も変わることだし、そろそろ〆た方がいいかもしれないわね】
616ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/25(日) 00:09:51 ID:cxZ/rxj7
いや、すまない。
つい愚痴が出たようだ。
(肩を少し竦めて見せる。)

ふむ、だが私は風を感じないのだが……。
"そちら"には異なる風でも吹いて貴女を揺らしているのか?

(対象的に食べる物に困らず、鍛錬を欠かさないため肉付き良い体。)
(少し細いなと思った自分を羞じる。)

なるほど。
剣には剣の理があるように、魔法には魔法の理があるということか。
どうやら、私には魔法は向かないようだが……。

(虚実の中で極めて実の世界にいるため適正は殆どないだろうと直感的に悟っていた。)

そうか。
もしも悪戯するような輩がいれば私が何とかしよう。
良ければ連絡してくれ。

……。
(切なそうな顔を見て気持ちを察してしまう。)
(体が在るという事、普通に生きられるという事は実はなんと幸せだろうか。)

お詫びに、これを受け取って頂けないだろうか。
純銀で出来て、魔から守ってくれる物だそうだ。
私よりも、貴女のような人に似合うだろう。

(そういって差し出したのは美しい花と動物が彫られた銀の手鏡。)

【そうですね。】
【〆に向かう事にします】
617ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/25(日) 00:26:29 ID:zFrRSMci
さあ? 少なくとも、この部屋の中、空気が澱んでるから一回窓を開けた方がいいのだとは分かるけれど
風なんて吹いていないわよ?

(暮す世界は同じ。違うのは、肉体の有無)
(しかし人であると思っている限り、まるで肉体があるような姿を見せる訳で…本人はそれに気づいていないのだが)

人には、適正、と言うのだったかしら?
成長するなかで身につけた素質があるのだから、それを伸ばして生かせばいいのよ
無理に魔術にまで手を伸ばす必要はないわ。…覚えれば、便利なのでしょうけど――

(――私は転送魔術以外は使えないしそれが素質なのだと思うわ、貴女にとっての剣と同じように。と明るく気軽に言い放つ)

(髪を弄っていると、銀で作られた細工のある手鏡を差し出された)
(それに手を重ね――)

必要ないわ。物で謝罪の意を示されても私は持ち歩けないし、それに何も悪い事はされてないもの

(――そっと押し返す)

だから、そうね。どうしてもって言うなら、ここで示して頂戴?
(とん、と銀のブックカバーの角でユーリの胸、心臓のある辺りを軽く叩く)
(心、を比喩したつもりで)
618ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/25(日) 00:45:28 ID:cxZ/rxj7
……。

(同じ世界に生きているとして、同じ理の中にいる訳ではないという事を思い知らされる。)
(私が感じている風、彼女の服を揺らすのは別の何かなにだろう。)
(目の前にいるのは近くにいるようで果てしなく遠い存在。)

適正か……。

(押し戻された手鏡に、相手の姿が映らないのを見て少し驚くと共に深い悲しみが去来する。)
(なんて、この人は遠いのだろうと。)
(自分自身に確認するように静かに語りかける。)

私は剣を振るう事しか出来ない。人の役に立つ事じゃない。
だから、転送魔術を究めようとする貴女を尊敬する。
それはきっと貴女にしか出来ない事でしょうから。

(悲しみで凍ったように白い表情を溶かして微笑する。)
(少しでも親しくしようとなれない砕けた口調を使う。)

邪魔をして、ごめんね。
私に出来ることがあればいってね。
それじゃあ、私は行くから。

(ばいばい、と言う風に手を軽く振って―それでも人によればお上品と言いそうだったが)
(入ってきた時と違いゆっくり出て行く)

【それではこちらはこれで〆にさせていただきます】
【遅い時間までありがとうございました】
619ハイデ ◆NJyU9zq7X. :2007/11/25(日) 00:59:31 ID:zFrRSMci
(鏡に映るのは、宙に浮いた“門”のルーンのみ。肉体のない意識は、純銀の鏡と言えど、映すことは出来ないようだ)
(しかしその事も、本人には慣れたことだ)
(――見なければいいだけなのだから――)

そ。適正
私は剣を振って戦える、貴女を称えるわ
そのために必要な勇気は分からないけれど、想像できるし
その剣で、誰かを傷つけようと、貴女の守りたい誰かを守る事ができているでしょうから

(自分に出来ない事を出来る人間には敬意をはらう。それは人間として生きて行くために、必要な事)
(それを言葉にするか否かは、また別の問題なのだろうが)

(砕けた口調で、そして友好的な微笑みで、言われて)
(ええ、そうするわ。と、あまり友好的には見えないかもしれないが、ぎこちなく微笑み返し)
(部屋の扉。その向こう側にユーリの姿が消えた後で)

ええ、頼りにさせて貰うわ
貴女とは、良い友人になれそうですもの…

(そう呟いて、くすくすと笑った)



【私も〆。】
【拙い所もあったかもしれないけれど、こんな時間まで相手をしてくれてありがとう。また、会えると良いわね】
620名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 06:51:42 ID:BYyGZBRv
ヴァリタ ◆gCdZIHXRd2 お前引退しろ。
他のスレに迷惑掛けておいてこっちで平然としてるなんて頭おかしいよ。
何で逃げるんだよ?自分で悪い事してるのに相手に謝罪すらしないで逃亡かよ?汚い奴だ…。

忙しいからと言って凍結してる間此処でロールして相手に破棄されても平然としてるってどうゆうツモリだ?
お前マジで引退して氏ねよ。最悪だわ…禿以下だな。
621名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 09:36:03 ID:NxH1HqlR
寝取られ男乙w
お前がヘタだからやる気がなくなっただけ
622名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:12:16 ID:UJZ1yCFv
男女間のトラブルは当事者同士で避難所へどうぞ
623名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 16:00:20 ID:NxH1HqlR
かけもちぐらい誰だってやってるでしょ
誤爆したからって鬼の首でも取ったように叩きに来るのがウザいだけ
624エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 19:42:22 ID:e8En2qle
【待機開始っと。プロフは>12よ】
【名無しさんもキャラハンさんも、気軽に声をかけてよね】
625エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 19:44:47 ID:e8En2qle
【待機時間は今から1時間くらいで】
【全体のリミットは11時くらいまで】
【1対1でお願いするわね】
626ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:27:01 ID:9so7xrp2
【こんばんわ】
【雑談でもいかが?】
627エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:32:12 ID:e8En2qle
【こんばんは、避難所立てありがとうございました】
【では、軽い感じでいってみましょうか】
【導入書きますので、少々お待ちください】
628ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:35:12 ID:9so7xrp2
【かしこまりました〜】
629ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:35:56 ID:9so7xrp2
【私も……とうとう…………orz】
630エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:41:46 ID:e8En2qle
(最近、革命軍の仲間たちが正体不明の刺客に相次いで襲われていた。
激しい怒りとわずかな不安を覚えながら、エテルナは今日も稽古に汗を流していた)
 ほうりゃああっ!
 ま、自分の身は自分で守らないとね。私を襲って、何のメリットがあるか知らないけど
(やがて稽古も終わり、棍を肩に担いで道場を後にする)
 さてと、これからどうしますかね〜
(何となく、廊下をぶらついていた)

【ドンマイですw】
631ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 20:51:28 ID:9so7xrp2
…………
(正体不明の刺客、そして正体不明の猛獣)
(最近、革命軍を取り巻く不穏な空気を思うと、自然とその表情も険しくなってくる)
(珍しく難しい顔で考え事をしながら廊下を歩いていた。と、ちょうどそのとき、向かい側から訓練を終えたエテルナの姿が)


【よろしくです〜】
632エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 20:59:07 ID:e8En2qle
あ、ルミエールさんじゃない。
(目の前に現われた女狩人に向かって、軽く片手を上げ)
元気してる? 何だか、怖い顔してたわよ。あまり深くは聞かないけど。
633ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:04:31 ID:9so7xrp2
ん? ああ、エテルナ
(顔を上げるとすぐにいつもの穏やかな笑みを浮かべ、手を上げる)
いや、ちょっと考え事してただけよ。
体調は至って良好だから大丈夫
(上げた手をそのままヒラヒラと振り)
そっちは……訓練帰りかしら? 相変わらず元気そうでなによりね
(エテルナの肩にかかる棍を見て)
634エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 21:14:30 ID:e8En2qle
なら、いいんだけど……いや、私何か悪いことしたかな、って思っちゃった。
(軽く髪をくしゃくしゃかく)

(ルミエールの視線に気付き、軽くうなずく)
うん、稽古稽古。城下町をぶらつくには、手持ちが不安だしね。
そりゃあ元気よ! 私から元気を取ったら、後に何が残るっていうのよ?
(かなり情けないことを、胸を張って堂々と宣言)
あー、でもさすがに喉は渇いたわね。暇だったらさ、食堂でジュースでもどう?
立ち話もアレだし。
(笑いながら、食堂の方向を親指でクイクイと指差す)
635ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:25:45 ID:9so7xrp2
あら、何か心当たりでもあるのかしら?
(何故か罪悪感のようなものにさいなまれてる様子を見てクスクスと笑い)
そうね、貴方から元気が無くなったらそれこそ大事ね。
……そう考えると、周りに与える影響って結構大きいわね。責任重大よ、エテルナ
(一瞬真顔でじっと見つめ)
ええ、喜んでお供するわ。
(すぐに表情を戻し、食堂へ歩きだした)
636エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 21:37:26 ID:e8En2qle
いや、全然。けど、人に睨まれるのってあまりないから、私。
せ、責任……私の辞書には、あまり載せたくない言葉ってやつかしら。
(もちろん戦場では部下の命を背負っているのだが、あえてお気楽に肩をすくめて見せる)
さ、いこ!

【食堂】
(棍をテーブルに立てかけ、二人向かい合って座っている)
(エテルナの目の前には、炎のように真っ赤なトマトジュースのグラス)
んー、疲れた身体に塩味が染み入るわ〜♪ トマトが赤くなると医者が青くなる、ってね。
さすがにそれは言いすぎだろうと思うけど
(喉を鳴らして飲み干していく)
でさ、最近物騒じゃない? うら若い女戦士たちが、相次いで襲われるなーんて。
やっぱ、帝国の筋かしらね?
(テーブルに肘をつき、身をずいっと乗り出す)
どう思う?
637ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 21:52:09 ID:9so7xrp2
【食堂】
(食事時を外しているので、混雑している時とは別世界のように閑散としている)
(こちらには乳白色のリンゴジュースのグラスが)
そう? あながち言い過ぎでもないと思うけどね。
少なくともここに二人、医者いらずな人間がいるわけだし
(グラスを煽り、クスッと微笑む)
まあ……ね。そう考えるのが自然だとは思うけど……
(少なくとも暗殺者の件はその線以外には考えられない)
もしかしたら、この戦乱に便乗して……てのがいるかもよ?
(こちらもテーブルに軽く頬杖をつきながら真っ直ぐにエテルナを見据えて)
638エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:04:13 ID:e8En2qle
けど?

なるほどー、便乗犯ね。いるわよね、そーゆー独創性のないおバカさんが。
いや、犯罪に独創性求めてもしょうがないんだけど。
(それから、グラスに視線を落とす)
襲われたのは、ルーンを持つ私たちの仲間ばかり……ルーンは仲間も引き寄せるけど、
とんだ災難も寄ってくるのかしら。世の中には、何の役にも立たないルーンだってあるのにさ。
それが理由で襲われるなんて、冗談じゃないわよ
(唇を尖らせた)

ルーンとルーンは引かれ合う……
(ふと、何かに気付いたようにルミエールを見つめ)
だとしたら、相手もルーン持ち、ってこと? 闇討ち上等のおバカさんが?
639ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 22:22:24 ID:9so7xrp2
まあ、確かにね。
どんなに独創的でもどんな美学を掲げてても犯罪である事には変わらないもの
(苦笑し、グラスを傾ける)
何の役にも立たない、ね……
まだ出番じゃないって考え方も出来るわよ。そのルーン自体、生まれた時からあるものばかりじゃないみたいだし
(右手をさすりながら言ってみる)
いや、暗殺者なんて闇討ちするのが仕事みたいなものじゃないかしら
(暗殺者という職業を擁護するつもりでもないがついつい苦笑してしまい)
……まあ、その可能性も無きにしもあらず、かしら。単なる偶然で片付けるのはどうかって件もあるみたいだし
(ジュースを飲み干して)
それに、ルーン持ちだからって高尚である必要も無いと思うわ。
ちょっと離れて見てみれば誰だって同じ人間よ?
640エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:38:33 ID:e8En2qle
出番じゃない、か。んー、そう考えれば気も楽か。出番が来る前にこの戦争が終わるのも、
負担が軽くていい感じだけどね〜
(そう言いながら、ルミエールの紋章を羨ましそうに眺めている)

(つられて苦笑い)
あはは。まあ、真正面から襲ってくる暗殺者がいたら笑っちゃうけど。
私を襲うときは是非そうして欲しいわよね、その方が逃げやすいから。

そりゃあ。人間自体が、そんなにご立派な生き物でもないわけだしー。
けど、せっかく革命の旗の下に集う仲間なんだから、感じがいいに越したことはないって。
とりあえず、その暗殺者さんとは、これで語ってみるってのもアリかもね。
(傍らの棍を軽く握って、にやり)
お互い、死なない程度に。

じゃ私、そろそろ行くわ。つまらない風邪とか怪我とかしないように頑張りましょ?
不運な目に遭った人の分まで!
(自分に言い聞かせるように真顔で呟くと、勢いよく席を立ったのだった)


【というわけで、こちらはこれで〆ますね】
【そちらの〆もお願いします】
641ルミエール ◆c2HQf07GeM :2007/11/26(月) 22:54:52 ID:9so7xrp2
そうそう、ルーンの事は余り気にしないで自分が出来る事をやってれば良いのよ。
伝承の上なんかに安易に胡座かいてる方が不安だわ
(右手の紋章を眺めるエテルナを見て目を細める)
そうね、本音で語り合ってみるのも悪くないかもよ。
案外、貴方に負けないくらいの熱血漢だったりしてね
(冗談ぽく笑ったその時、時報の鐘が鳴り響く)
さて、私も見張りに立たないとね……
ええ、お互い健康管理には気をつけましょ。
それじゃあね
(去り行くエテルナを見送った後、自分も続いて食堂を後にした)


【〆です〜】
【お疲れ様でした。お付き合い頂いてありがとうございます】
642エテルナ ◆FIRE/EE8L2 :2007/11/26(月) 22:57:47 ID:e8En2qle
【また顔を合わせた際には、よろしくお願いします】
【では、お疲れ様でしたノシ】
643ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 19:34:03 ID:UGTDSBvG
-------------------------------------------------------------------
◆連絡事項◆
【マールさんへ。本スレの容量が心許なくなっています。
ハーさんとのロールが凍結中のままなので早めに御一報お願いします。】

【スレ状況:現在解凍予定はありません。ご自由にお使い下さい。】

【避難所5が1000到達の為、終了。以後避難所URLは
【打倒】紋章水滸伝避難所6【帝国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1195843158/
になります】
-------------------------------------------------------------------

【ちょっと小まめすぎるかな、と思いつつ……連絡事項の投下のみ。一言落ちです】
644ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:29:09 ID:UGTDSBvG
【と、いう訳で待機します】
645ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:35:22 ID:Sv3CY5A/
>>644
【我、ターはビオティーテ嬢に革命軍ロールを申し込むものなり】
【無理をせず流れに身を任せてもらえれば幸いである】
【我は汝の病室に訪ねたく思っている。シチュに問題ないであろうか?】
646ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:37:45 ID:UGTDSBvG
>>645
【シチュ、了解しました。それでは書き出しをお願いしてしまって宜しいでしょうか?
あと、流れや展開が重苦しくなりすぎて苦痛に感じられたら
遠慮なさらずに【】で指摘していただければ、有り難いです】
647ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:41:42 ID:UGTDSBvG
【あ、もうひとつ、事前に謝っておきたい事が……多分、此方は最初、警戒心バリバリです……;
……あまり、お気を悪くせずにいてくださると嬉しいです……】
648ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:42:55 ID:Sv3CY5A/
>>646
【了解したのである。暫しお待ちいただきたい】
【それから革命軍ロールではなく革命軍入りロールであった。謝罪するものなり】
【時間無き故、極力脱線せぬよう心掛けるものなり】
649ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:43:50 ID:Sv3CY5A/
>>647
【リロードミス、許されたし。心の準備与えて下さり感謝する】
650ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 20:46:36 ID:UGTDSBvG
>>648-649
【意味は通じていたので大丈夫ですよー。そして私もなるべくスムーズに話を進める様、注意しますね。
それでは、お待ちしております】
651ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 20:52:44 ID:Sv3CY5A/
(病棟の外から大勢の人の賑やかな声が響く。
暫しの間騒がしかったが、やがて波が引くようにその声は鎮まり、
その後暫くして重く、歩幅の広い足音が 革命軍を騒がせた傭兵ナイトメアの病室の前で立ち止まった)

我はシリウスの使いで推参せし者、運命の紋章司取りし幻獣、スフィンクスのターである。
傭兵ナイトメア。入室してよろしいかな?

(まだノックというものを良く知らないスフィンクスは浪とした声で誰何した)

【それではよろしく頼むのである】
652ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 21:03:57 ID:UGTDSBvG
(診療場の他からやや離れた位置にある、一人用の病室。そこの寝台の上で睡眠中であった女は
診察室や、他の病室の立ち並ぶ方角がやけに騒々しい声に、元より眠りの浅い事もありすぐに覚醒し、
寝台の敷き具の下に隠してあった短剣を、そっとすぐに手に取れる様、枕の下に入れ直す。
その体調は、傷を負って運びこまれ……この場所で治療と療養を続ける事、数日。
さすがに傷口も塞がりかけ、低下していた体力もじょじょに回復の兆しを見せ始めているものの
やはり本調子とは言い難く、また刃傷と、それ以前の無理が祟った風邪の影響から
微熱がずっと続いており、本調子とは言い難い)

……。
『とうとう来た、わね……』

(シリウスの使い、そういった者が自分に接触してくるであろうことは予想の範囲内だ。
むしろ予測よりもその来訪が遅いくらいであったから、心の準備は出来ている)

……どうぞ。
(寝台の上に半身を起こし、女は扉の外の人物に答えた。
――その、心の奥底を何ひとつ窺わせない、凪いだ黒瞳。戦場で見せる眼差し、そのもので)

【此方こそ、宜しくお願いします!】
653ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:18:29 ID:Sv3CY5A/
それでは失礼する。

(背に小さな翼持つ豹獣人の如きスフィンクスは扉を開けて入室した。
そして床に就く者へ目を遣るなり大きく目を見開いた。
革命軍内部の噂から病室の中にいるのは屈強な女戦士とばかり思っていたのだ。

負傷し、床に就いていたのは予想に反して黒雲母(バイオタイト)の如き艶やかな黒髪と
雪花石膏(アラバスター)の如き肌を持つなよやかな女人であった)

……………。
(狭い病室の中を見渡し、今度は断り無く備え付けの三脚椅子を引き寄せて座ると
腰にゆわえた革袋の中から更に小さな袋を取り出し、黒髪の傭兵の座る寝台へと置く)

此度の件、大儀であった。
我が君シリウスより恩賞が出されておる。遠慮無く収められよ。
654ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 21:27:39 ID:UGTDSBvG
……!
(扉を開けて殺風景な病室に入って来た人物の……その余りに意外な姿に一瞬、目をむいてしまう。
紋章の存在を鋭く察知し、その真偽を測る力を持つという「紋章鑑定士」がいる事は話に聞いていた、
しかし、その人物の詳細までは知らなかった。
そういえば……その話を自分にしてくれた人は「会って驚かないように」と悪戯っぽく言っていたが……
その言葉の意味がようやく分かった。
二人揃って、相手の予想外の容姿に驚愕し――何とも言い難い沈黙が病室にわだかまった)

恩賞……?
そんな物をいただく様な事は、何ひとつしていない筈だけど……。

(しかし、その心が波立ったのはほんの一瞬。
既に「敵」と相対するかの如くの心構えをしていた彼女はすぐに平静を取り戻し、相手の真意を測る様に
その、人あらざる輝きと、人に勝るとも劣らぬ知性を宿した緑瞳を見据える。
言った言葉は謙遜でも何でもない。別に自身が暗殺者を捕らえた訳でもなく、むしろ戦いに敗れた自分を
暗殺者であった友自身が此処まで運んで来た訳であるから、自身に何の功績もない事を
彼女自身が一番自覚していたのである)

……どんな恩賞よりも、あの夜の約束を守ってくださる事、それが私にとっては何より肝要であると……
リーダー殿に伝えていただけないかしら?

【今から15分〜20分程、席を外します】
655ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:43:56 ID:Sv3CY5A/
……覚えておらぬのか?
これは汝が先日の働きへの恩賞である。

汝は革命軍の払う代価以上のことを為したのだぞ?
敗走する我が同胞の退路を確保し、
女の身一つで追撃する帝国軍の者共を……まるで雛を守る親鳥が如き行動で庇ってくれたではないか。

あの後、命拾って逃げ延びた者達がナイトメアを救えと本営に押し掛けてな。
傭兵如きに貴重な戦力割けぬと突っぱねる文官と押し問答の睨み合いよ。
結局我が君シリウスの采配で手練れの者何名かが汝の探索に放たれた。思い出されたか?
(ターはその内の一人がデューイだったことを知らない)

―――約束、であるか。
我はその約束が何であるかは知らぬ。
だが我が君が約束されたのならそれは必ず果たされることであろう。そういう御方だ。あの方は。

時に本題へ入らせていただけるであろうか?
我はシリウスより汝の紋章を鑑定するよう仰せつかっておる。
失礼して汝の紋章を見せていただけるであろうか。
656ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 21:44:28 ID:Sv3CY5A/
>>654
【了解した】
657ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 22:04:15 ID:UGTDSBvG
あの件は……もう契約分の後金も受け取って……それで終わりだと思っていたわ……。
(敗退し、撤退する革命軍の兵士達の逃走を助ける為に帝国軍の敗残兵掃討部隊の前に
時間稼ぎの殿と囮として立ったのは、ただ単にそれが自身の仕事であるからで
その事そのものに、そんなさしたる意味はないと考えていたし、それは革命軍側も同様だと思っていた。
で、あるから相手に言われるまで、そちらの可能性が頭にのぼることすらなかったのだ。
――ましてや、自分の捜索と救助を巡ってそんな一幕があったなどと)

……そう、そんな事が……。
(ここで置かれた皮袋をようやく手に取り)
それなら、これは遠慮なく受け取らせていただくわ。……私の為に嘆願してくれた人達に
美味しい酒の一杯でも奢らなくてはならないから、ね。

そう……、それなら安心だわ……。
(革命軍のリーダー、シリウス。彼に会ったのは、あの夜の直談判が最初であり
極限状態にあった彼女は、実はシリウスの印象をあまり良く覚えていない。
しかし、確かに彼なら「友」にそう無体な事はしないだろう、と何故かそう思えた。
――それは、目の前の相手の緑瞳と声音に宿る、揺ぎ無い信頼の響きゆえか、
あるいは、暫し前に、シリウスの存在そのものが自身が此処に在る理由だと、
何の臆面もなく語った女騎士の真摯で澄みきった紫水晶の瞳ゆえか)

……ええ。あの晩、自分が「ルーン持ち」かもしれない、とリーダー殿に話した時から……
こうなる事は覚悟の上、よ。
そして私自身も知りたいわ。……この背にある痣が、本当に伝承にある「ルーン」なのか否かを。
(言うと、白い患者服の前をゆるめ、ターに背を向けると枕の下の短剣に密やかに手をかけつつも
その上着をするり、と降ろした。そうして左の手で背を隠す黒絹の長髪をそっと前に回せば
白い背と、そこに在る、痣がターの目に映る。
4対8葉の歪な翼、あるいは身体に根を張り葉をのばす蔦の様な紋様――「夢」のルーンが)
658ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 22:22:33 ID:Sv3CY5A/
おお…汝の紋章は葉アザミ(アカンサス)の如く美しいのであるな。
失礼して触れさせていただこう。その方が同定しやすいのだ。
(傷痕未だ癒えぬ白い肌、そして紋章の広がる艶めかしい女の背へ幻獣が手を当てると
胸の紋章(車輪のような円盤に呪文の様な文様が浮かんでいる)が静かに輝きを増し、明滅し始める)

………"夢"…の紋章であるな。
闇の力が強い……しかしよく調律されておる。不安定な乱れが無い。
…ここまで育てるにどれほどの修羅場をくぐってきたのか我には見当も付かぬ。
古き伝説によると夢の紋章所有者は人の心癒すまじない師から予知夢司る者などがいたそうであるが、
これは……
(心の闇が何によるものかも分からず、そしてそれを癒す術を持たない幻獣は
少し悲しげにヒゲを下げるとその手を離し、それに伴い胸の輝きも消えていった)

紋章は確認された。汝は間違いなく108の紋章の一つを宿している。
衣を直されよ。

……………………。
(しばし沈黙した後に話を切り出す)

汝は革命軍に籍置くを潔しとせぬ…と噂で聞いた。
だが革命軍には汝を望む者達が大勢いる。
汝が紋章所有者だという噂は瞬く間に革命軍内を駆け抜けた。
シリウスは心配しておる。負傷せし身でおそらくこれからは帝国軍に追われることになるやもしれぬと。

もし良ければ汝の事情お聞かせ願いたい。
659ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 22:44:05 ID:UGTDSBvG
……!
(覚悟はしていた、とはいえ――
相手の手を背に感じると、身体が僅かに跳ねる様に震えのを止める事は出来なかった。
相手に気取られぬ程、密やかに枕の下で短剣を握った手が
背後の相手の喉笛を狙って走り出そうとするのを、意思の力を総動員して止める。
――他者に対する警戒心が強すぎる上、自身の力を充分に発揮できない弱った体で
無防備に背を晒し、そこに触れさせるのは……彼女にとっては精神的な拷問にも等しい行為であった。
しかし、耐える。その細躯を小刻みに震わせながらも。
――何より、自身が知りたかったから。この背にある痣……「ルーン」の真偽を)

……っ。
(相手の言葉を聞きながらも、喰いしばった歯の隙間から小さな吐息が漏れる。
背に感じた手の感触と、痣そのものが熱を発するかの様な疼きが消えていく)
……夢……?
そう……「これ」は……本当に紋章、ルーン、なのね……。
(伏せられた黒瞳と、呟く声に宿るのは……運命を喜ぶものではなく、自身の紋章を厭う響きであった)

(薦めに従って衣服を直し、短剣の柄から手を放すとターに向き直り)
……此処に、「革命軍」に留まる事が嫌なんじゃないわ……。
私は、どの組織にも属したくない……ただそれだけ。
……追われる事など、どうという事もないわ。こんな稼業だもの。
これまで、そんな事はやまとあった。切り抜ける事など造作もないわ……。
(しかし、相手も子供の使いでもあるまい。そんな答えだけでは納得しないだろう、と予測はつくし
別に隠し立てする程の事情でもない。――むやみに吹聴する事柄でもないが)

……もう、2年になるわ……。
(そして、噛み締める様に語り始める。
愛する男が、帝国の敗残兵から小さな村を守って、そのまま消息を絶ってからの日々。
絶望と希望の狭間を、大波に翻弄される小船の様に揺れ続け、煉獄の野を一人歩くかの如く
彷徨い続けた……愚かな女の妄執を)

660ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 23:06:57 ID:Sv3CY5A/
(女の口から愛する者を追い求め彷徨った日々が語られる。
希望と絶望の狭間でイラクサをかき分けるような悪夢の日々が)

……了解した。そういう事情ならば我が革命軍も協力にやぶさかではない。
汝に協力させていただこう。
なに、代価はいらぬゆえ気負いめされるな。

それからあちらに一般に開放された施設がある。
念のためにそちらにも申請しておかれると良いであろう。
(病室からは見えないがスフィンクスはそちらの方角を指し示した)

あそこでは帝国軍に戦禍で家族と散り散りになった者が行方不明者の安否を問う窓口がある。
申請書に記入して……む。ここにはないな。後で取りに行こう。
ともかくどこで見失ったか、その状況と尋ね人の人相を申請すればよいのだ。
文字が書けなければ文官が口頭で書き写してくれるはず……であった。
うむ、我はこのなりゆえ、人の群がるあの施設にあまり入ったこと少ないのである。

(それから少し迷って結局言う事にした)
汝の処遇であるが、シリウスの意向は汝の行動に制限かけることなし、である。
我等革命軍は全て各々の自由意志で参加した者の集まりであり、入るも出るも本人の意志次第である。
帝国のように意に染まぬ者拘束し罰を与えるような事はせぬ。

この城を出ても革命軍は汝への協力を惜しまぬ。
いつでも立ち寄られるがよい。
伏せし者への長話、許されよ……。
(そうしてその場を辞すると見えたが、まだ未練があるのか立ち止まる)
661ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/27(火) 23:26:35 ID:UGTDSBvG
……。
(自分の個人的な事情に惜しみない協力の意を示し、その為の施設の説明をするターの言葉に
女は口を挟む事なく、静かに耳を傾けていたが)
……有難う。
(自分を拘束する、その一手として革命軍が寄越したいわば「敵」と同等の存在と見なしていた相手は
しかし、その様子にあるのは真摯な労わりと協心で……決して、目的の為の方便として
此方を言いくるめ様としているのでははい事、それが伝わると小さく謝意を示した)
……そんな施設があったのね……。
傷が癒えて、きちんと自分の足で歩ける様になったら、行ってみるわ。
(軍内部やそれに関わる事柄については、事前に自身で情報を集めていたが、それは軍事方面に
傾いており……ゆえに一般向けであるその施設について、彼女は知らなかった)

……そう。
……あのひとの言ったとおり……私は、私自身が造り上げた幻の敵を恐れていただけだったのね……。
(軍のプロパガンダに大きく関わる存在であると知れたからには、無理矢理にでも束縛されるかもしれない、と
それを何より恐れていたのは、結局ただの杞憂であった訳だ)

あ、あの……。
(此方も、まだ話たい事があるのか立ち止まった幻獣の背に声をかけた)
……私、貴方達の事を誤解していたわ……。
貴方達は違うのね……これまで私が数多の戦場で見てきた……一般的な「軍隊」とは……。
……ごめんなさい。貴方の事も疑っていたわ。
……紋章所有者を集める、その為に、私を言いくるめるか脅迫するかして、無理に押し止める為に
「上」が寄越した……「刺客」の様なものかと……。
662ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/27(火) 23:43:13 ID:Sv3CY5A/
刺客であるか。我がであるか?
ははははは!
全く紋章所有者の女は我より余程幻獣に近い!

はは、はははは…
まこと汝は一人で生きてきたのであるな。
紋章を得て敵が増えたのではない。汝の身内が増えただけである。
まあ……些か問題ある身内も含まれるようであるが、な。

汝はそうしてもう一人の紋章所有者を庇ったのではないか?
身内として、友として。
もう既に汝は我等の身内なのだ。革命軍に属するのではなく同じ紋章を宿す者として。

(そして先程言いかけた言葉を形にする)
先程、汝の元訪れせし時に病棟の前でな
汝に命救われし者達の家族が汝を見舞いたいとまたしても押し問答しておった。
食料は日持ちせぬ故断ったが物品は病棟保管所にて預かっておるから
ここを出られる際に持ち出すなり換金されるなりされるがよかろう。

………ここにいる者達は愛する家族を守るため、故郷を守るため、誰もが笑って暮らせる日が来ること望んで集まっている。
汝の様に身を守る紋章一つ持たぬ身で戦いに身を投じるはシリウスを始めとする紋章宿す者を信じているからだ。

汝は愛しき男見つけた後、どうするのであろうか。
安らげる未来をその男と過ごすには戦火を消さねばならぬ。
汝は愛する者と過ごす地をどこに定めるつもりであるか?
このまま何時までも帝国に追われる身であり続けたいのだろうか?

【そろそろ〆に入ります】
663ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 00:00:46 ID:HGk06Dsi
(かなり礼を失っした事を言ったと思うし、相手の不興をかっても不思議ではないと思っていた、が
相手は怒るどころか、声をあげて笑いとばした。
その、あまりに予想外な反応に、女は長い睫に縁取られた大きめの黒瞳を更に大きく見開いて
呆気にとられる。――その表情は……先程までの気を張り詰めていたものと違い……
彼女を年相応、あるいはそれよりも幼くすら見せる……「素」の顔であった)

……身内?
(その戸惑いも薄れぬままに、さらに続いた相手の言葉に困惑を深めた。
「身内」「家族」、物心ついた時から一人きりであった彼女には、
そういった概念は理解しがたいものだったので。
困惑のまま首を傾げれば、細い肩にかかった黒髪がさらりと脇へと滑り落ちた)
……そうね。彼に会うまでは、そうだったわ。
でも、彼と会ってからは違うわ。私は決して一人ではなかった。
……例え、彼が私の傍には居なくても。……私の中には彼がくれたものが、在り続けるていたから。
だから、私は生きてこれた……今日、この時まで。

彼を見付けたら……か。
……捜す事だけでいっぱいいっぱいで……後の事なんて考えてもみなかったわ。
そう、ね。
彼の故郷の島も……帝国とどこかの国の海戦に巻き込まれた所為で、破壊されて
貧困の淵にあって……だからこそ、あんな傭兵なんて向いてない事このうえない人が
故郷の人を養う為に、戦場に出る事になった……。
私が、もしその時にも帝国に追われているのなら……私は彼と共にはいれないわね……。
そうでなくとも……こんな血と穢れに浸りきった女が、彼の傍に在るのは相応しくないというのに……。

【了解です】
664ター ◆jOcXbhflAA :2007/11/28(水) 00:26:55 ID:/evOQOK3
奇遇であるな。……我が故郷も島である。
オリーブの茂る緑の楽園…我が故郷が帝国に踏みにじられるは耐えられぬ。

血と穢れに浸りきった女は相応しくないと?
汝の愛する男は傭兵なのではないか。
その様に心狭き男こそ汝に相応しくないのである!

……というのは冗談である。
汝が自分を卑下するを見るはきっとその男も好まぬであろう。
その様な顔で愛する者を虜に出来ようか。
汝が微笑む姿をきっとその者も望んでいるはずである。

我の未練ではあるがどうか革命軍に属すること、今一度検討してみて欲しい。
汝の答えがどのようなものであれ、我等は汝への協力惜しむことはない。
これは革命軍発行の通行証である。この城出る時、そして帰…戻る時、きっと役に立つであろう。

(礼を取って退室しようとするが急に思いだしたのか腰の革袋をかき回し、何かを取り出す)

忘れておった。
荷物になるからと贈り物の殆どは断ったがこれなら良かろうと伝言と共に言付かってきたのである。
(ターが差し出したのは艶々光るドングリに粗末な木綿の糸を通しただけの首飾り)

我からナイトメアへ伝言をつたえる。

『もんしょうのおねえちゃん おとうちゃんをたすけてくれて ありがとう』

………だ、そうである。
お体大切にされよ。では。

(もう一度礼を取ると異形のスフィンクスは出て行った。
やがて足音が遠ざかると小さな病室に再び静寂が戻ってくる)


【我の打つレスはこれにて〆である。後は汝の選択に任せることにしたいと思う。
お相手を感謝しつつ今宵は辞するものなり】
665ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 01:12:37 ID:HGk06Dsi
……!
(心狭き男、という言葉に僅かに柳眉を逆立てて)
そんなこと……!
(ない、と反論しようとしたところで、冗談だと言い切られ気勢をそがれた)
……。
(そして確かにターの言葉通り、彼女が愛した男は恋人に幸せでいて欲しい、と
心から微笑っていて欲しいと、そう望み、口癖の様にそう口にしていた。
――彼女が心の底で愛した男に願っていたのと、まるで同じに――)

……通行証?そんな……大事なものを……?
(彼女が敵に回り、悪用したなら、と考えはしなかったのだろうか?
もしそうなったら、革命軍の内部に多大な危険をもたらす事になるであろうに……。
考えが及ばない筈はない、で、あるのに渡されたそれは……自分にこれを渡したターと
ターにそれを託した者からの……この上ない「信頼」の形であろう)
(他者を強く警戒し、それ故、滅多に他人と信を結べない彼女にとって……
受け取った手の平に収まるそれは――とてつもなく大きく、重いものに感じられた)

……?
(そして、もう一つ。素朴で簡素な贈り物を手渡される。さらに伝言)

(今の己には余りにも重く、大きく……そして得難い、その二つを手に乗せたまま
女は退出するスフィンクスに礼を返す事すら出来ずに、呆然とその後姿を見送った)

(訪問者が退出し、その去り行く足音も聞こえなくなると、病室に残されたのは静寂と
手にある「信頼」と「感謝」を、ただ見下ろす事しか出来ない女)

……ありがとう、なんて……言われる資格はないのよ……。
(何しろ、あの時の自分には、この贈り物をくれた無垢な贈り主の父親を助ける事など、
まるで頭になかったのだから。
ただ単に、機械的に作業的に、自分が生きる為に自身の仕事をこなした、それだけであったのだから。
――しかし――)
……でも、そう……失わなくてすんだのね……。
(人を殺す事しか出来ない凶器であった筈の、彼女が振るった剣の結果、
回避された悲しみもまた確かにあったのか。この素朴な贈り物を、自分の為に作ってくれた存在は……
大切な存在を喪って苦しむ、自分の様な思いをしなくてすんだのか)

(女の手に載せられた、二つの品に数滴の雫が落ちた)
……サダルスード……此処なら……此処でなら……出来るのかしら……?
戦って、この手を血に染めて……殺すだけではない……そんな生き方が……。
生きる為に殺しつづけるだけではない……そんな戦い方が……。
(愛する男の名を呼んで、問いかけたところで応えがある筈はない――。
……しかし、常に裡に抱える愛しい男の面影が……微笑った様な気がした――)
666ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs :2007/11/28(水) 01:13:27 ID:HGk06Dsi
[後日]
(結局、女は革命軍所属の兵になる事はなかった……しかし。
今度は革命軍のリーダーであるシリウスの訪問を受け、面談の機会を持った女は
その結果、革命軍と新たな契約を結ぶ事となった。
――それは、表面的にはこれまでの、仮初の契約と大差ない、一時雇いのままであったが
大きく異なっている点があった。
この地にいる限りは、革命軍と共にあり、その旗の元で戦う事。
今後、革命軍に敵する戦場には立たない事。
いわば専属契約とすらいってよく。軍規等に縛られない事を除けば、
ほぼ革命軍の一員になったと言っていいものであった)

(今の自分に出来る譲歩は此処までだ。
――しかし、あたう限り応えたかった、自分に向けられた真摯な「信頼」と無垢な「感謝」に――)

【改行が多すぎでハネられてしまいましたので、2レスに分けました;
それでは私もこれで〆で。随分、悩みましたがこんな形で決着をつけたいと思います。
リミットをオーバーしてまでのお付き合い、ありがとうございました!!
そして革命軍入りへのご協力に尽きせぬ感謝を。お休みなさいノシ】
667名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 09:45:54 ID:ceJfzSCu
お二人ともお疲れ様でした。

◆連絡事項◆
新スレのお知らせです。
【英雄】紋章水滸伝7【革命】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1196182712/

・ロールをされる方は旧スレ(このスレ)を優先的に使用して下さい。
・プロフ投下は新スレへどうぞ。

◆連絡事項◆
現在凍結解除の予定はありません。


ルミエール ◆c2HQf07GeMさん スレ立てお疲れ様でした。
668リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 20:29:20 ID:u+VJWvjF
あとわずかですけど待機します。
プロフ>>15ですのでよろしくね。
669リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:04:27 ID:h6HJHe1E
【こんばんはー。お相手よろしいですか?】
【一応、プロフは>>10ですw】
670リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:10:21 ID:u+VJWvjF
【こんばんは】
【こちらでは初めまして】
【なにかご希望はありますでしょうか?】
671リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:15:21 ID:h6HJHe1E
【ですね。始めまして…何か変な感じですがw】
【リュリュさんの前回のロールから繋がる形が良いかと思いますので、それが希望です】
【逆に、リュリュさんのほうの希望とかはありませんか?】
672リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:19:00 ID:u+VJWvjF
【すでに面識はあって、互いにルーンの力も知っているのが希望です】
【たぶんこれまでにも、面倒な仕事とか勉強の合間に】
【港にエスケープしてきてたりw】
【そんな感じでリュリュの日常復帰雑談ロールなどお願いできますでしょうか】
【あくまで軽く明るく行きたいと思います】
673リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:21:31 ID:h6HJHe1E
【了解しました。では、日常的な場面での会話ということで。よろしくお願いします。】
【書き出しは、リュリュさんにお願いできますか?】
674リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:22:47 ID:u+VJWvjF
【了解です】
【ではしばしお待ちを】
675リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:27:05 ID:u+VJWvjF
(港の沖合に一艘の帆船)
(乗組員たちのほとんどは、艀で港へ乗り付けたとあって船に残っているものは少ない)
(船長はデッキでうららかな陽光を浴びている)
(そこへ誰かの声が)

ねえ、そこの素敵な船乗りさん。
私にタオルと暖かいラム入りのミルクをふるまってくれる気はないかしら?

(耳ではなく、直接頭の中に響くような声は、今日初めて聞いたものではない)
(海面を見下ろすと、一頭のイルカがこちらを見上げていた)

【ちょっと決め付けすぎたでしょうか】
【訂正などありましたらよろしくお願いします】
676リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:36:37 ID:h6HJHe1E
【いやいや、大丈夫です。合わせますので、お好きなようにやっちゃってください】

…ん?
(デッキに寝転がり、腕を枕に昼寝をしていた所に聞こえた声が、まどろみを遮る)
(庇代わりにしていた、読み古しの詩集を投げ捨て、海に半身を乗り出す)

おっと、こりゃあ驚いた。しゃべる鳥は珍しくねぇが、喋るイルカははじめて見るぜ。
タオルと、ミルク入りのラムだって?オーケー、奢ってやるからこっちに上がってきなよ。
海の中じゃ、さすがにどっちもふるまえないぜ。
(白い歯を見せて、手招きする)

【こちらこそよろしくで〜す】
677リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 21:48:19 ID:u+VJWvjF
うふふ。ありがとう。
(イルカはなぜか笑ったように見える)
(もやい綱の近くに泳ぎついたかと思うと、前びれで綱を「つかみ」)
(見る見るオランウータンになる)
こういうところを上るには、イルカじゃ無理なのよね・・・
(猿はすいすいと綱をよじ登り、船べりを越えてデッキに上がってきた)
あー、びしょぬれだわ。
多少目立っても空を飛んでくるべきだったかしら。
(タオルを受け取るとそれにくるまって、今度は人間の娘になった)

この前は、猟犬になって狩人が射る矢を拾い集めて来いなんて言うんだもの
面倒くさくなって白鳥になって逃げ出そうとしたら
本当に尾羽を射抜かれちゃったわ。
お尻に一週間も擦り傷ができたわよ。
今日?
今日は子馬になって、軍馬と一緒に行進の稽古。
でもまんまと逃げ出せたわ。
(得意げに笑ってみせる)

(おそらくそうした「訓練」は、娘が先日城の周りの森で襲われたことに由来する)
(彼女自身の日常生活への復帰と、戦時を生き抜く力を身に付けさせる為)
(城の誰かが配慮しているに違いないが、娘自身はそのことを理解しているのかいないのか)
(しょっちゅうサボっては船へ遊びに来ていた)
678リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 21:57:51 ID:h6HJHe1E
やれやれ、リュリュ。みんな、お前さんのことを心配してるんだぜ?
二枚目のお兄さんのところに遊びに来たいのは解るが、もうちょい我慢してやんなよ。
…ほら、もっとちゃんと拭きな。綺麗な髪が台無しになっちまうぞ。
(苦笑いをしながら、タオルの一端でリュリュの髪を拭く)
(なれたもので、無駄だとはわかりつつのお説教は予定調和)

…とはいえ、女の子の肌に傷がつくのは問題だな。
まったく、軍隊ってのはヤボが多いねぇ…。
っと、ミルクだったな。よし、ちょっと待ってたら暖めてきてやる。
それとも、キッチンで待つか?狭いキッチンだが、ここじゃ寒いだろ。
(デッキから船室に降りる潜り戸を開け、降りかけた姿勢で尋ねる)
679リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:05:13 ID:u+VJWvjF
それじゃ、あなたのベッドで待たせていただこうかしら?
(にっこりと笑ってみせるものの)
・・・はいはい、そんなところへ入り込みませんよ。
蛇だの大ネズミだのになったりもしません。
(すでにやったことがあるらしい)
椅子があるならキッチンでいいわ。

今度の停泊はどのぐらいの予定?
積荷がそろったら、今度はどこへいくの?

・・・もしも、の話だけど、もう一人ぐらいどこかに乗せていく余裕はないかしら。
680リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 22:15:05 ID:h6HJHe1E
実に残念だが、船長のベッドに女の子は乗せられない決まりでね。
船の精霊がヤキモチを焼くってんだ。もっとも、陸(おか)で寝ている時なら大歓迎だぜ?
(ウインクを残して、先にキッチンに降りていく)

…ああ、次はクラクスだ。向こうじゃ飢饉でな。こっちじゃ安い芋でも、高値で売れる。
とはいえ、クラクスの金貨はあまり質がよくないんだ。帝国金貨よりは気分がいいがね。
あまり儲けにはならないんだが…わかるだろ?
(火にかけたミルクパンから顔を上げ、にやりと笑う)

余裕かぁ。立派なレディなら乗せる余裕はある。
が、弱虫の子猫ちゃんを乗っける余裕はないな。
…ホラ、出来たぜ。ホットミルク海賊風、リベラスペシャルだ。
(ことり。ニスのはげたテーブルに、湯気の立つマグが置かれる)
681リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:24:41 ID:u+VJWvjF
(弱虫の子猫、と言われたのが気に障ったのか)
(鼻にしわを寄せて)
猫でも子どもでもありません・・・だ。
(一瞬、表情が消えて声が暗くなる)
・・・でも、立派なレディにもなりそこなったみたいだけど。

(ふう、とため息をついて熱いマグカップを手繰り寄せる)
そうね、今の生活がもう窮屈になって逃げ出したくなるなんて
「弱虫」は当たってる・・・。
修道院で暮らしていたときもそうだったわ。
毎日逃げ出したくて、実際、ちょっと夜中に抜け出してみたりしたこともある。
それでもちゃんと元に戻っていたのは、本当はそれが大事な生活だってわかってたのよ。
でも、誰か迎えに来て連れ出してくれないかしら、とか
修道院が焼け落ちてしまったら、とか
毎日そんなことばかり夢見てた。
本当に焼け落ちてなくなってしまってから、それがどんなに大切なことだったか
やっとわかるのが私なんだわ。
(ミルクをすすって)
・・・熱・・・。


682リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 22:36:26 ID:h6HJHe1E
リュリュ。誰でもそうだ。本当に大事なことってのは、なくして初めて気付く。
(向かいに座り、ラムの壜を手にとる)

つらい事から逃げるのは、決して悪いことじゃねぇ。
我慢しすぎると人間が歪む。へへっ、おれも我慢は大嫌いだ。
おれが港にいる時でも、酒場にいる時でも、いつでも遊びにきていいぜ。
やけミルクに付き合ってやる。約束するよ。
(コルクを歯で引き抜き、ラムをあおる)

でもな。リュリュが立派なレディになりたいんだったら、我慢も時には必要だ。
なにしろレディにはつらい事や、めんどくさいことが山盛りにありやがるからな。
化粧にドレス、テーブルマナー。女同士のやっかみや嫉妬。
なにより、飢えた野獣のような男どもが狙ってるからよ。こ〜んな風になっ♪
(がおー、と歯をむき、荒ぶる狼のポーズを取る)
683リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 22:47:39 ID:u+VJWvjF
(がおー、といわれて一瞬身を引くが)
(すぐにプッと吹き出して)
こわくないわよ!
(リベラの頬にちゅ!と軽くキス)
(身を翻してデッキへのはしご段に足をかける
立派なレディになんてなりたくないわ。
だって、私を迎えにきてくれる騎士も紳士も王子様も
もうどこにもいないってわかっちゃったもの。
(デッキへ駆け上がって)
もしも私が弱虫でなかったら、そうしたらこの船に私の場所もあるかしら?
本当に仲間のために力を尽くす、って誓えたら。
そうしたら私も海の向こうへ一緒に行ける?

(強い海風に、娘のまとうタオルがはためいて、一瞬翼のように見える)
(その視線の向こうは、ゆるく弧を描く水平線)
684リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:01:28 ID:h6HJHe1E
おっと。やられたな、へへっ♪
(目を細め、リュリュの後姿を眩しそうに眺めて)
(ラムをもう一口。ゆっくりとデッキに上り、マストに寄りかかる)

…そうでもないぜ。おれが保証するよ、リュリュ。
お前さんはきっと、いい女になる。立派なレディでも、セクシーな悪女でも、
望んだものに、きっとなれるさ。
頭が切れて、喋るだけじゃなく聞く事も知ってる。なにより、悲しいことも、涙をこらえる事も知ってる。
あとは、時間の問題さ。
そしたら、おれがどこにでも連れて行ってやる。
南の白い砂浜でも、雪と氷の北国にでも。
(娘の「翼」に、息を呑む思いを味わいながら)

…とはいえ。この季節だ、そのカッコじゃ風邪引くぜ。
少々汗臭いかもしれねぇが、我慢しな。
鼻水たらしてたんじゃ、レディ候補生が台無しだ。
(笑いながらジャケットを脱ぎ、リュリュの肩にかける)
685リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:14:18 ID:u+VJWvjF
(ジャケットをかけてもらって)
ありがと。
(そのままリベラと並んでマストに寄りかかりながら)
南の海では魚になって、海のそこから真珠を拾ってこられるわね。
北の国なら白熊になって、トナカイや鮭をとってくるわ。
船の上では猫になって、ネズミを狩ることもできてよ。
もちろん食べるのよ、自分で。
後でものすごく後悔するけど。
人間に戻ったって、ネズミの食べ心地を忘れるわけじゃないんですもの。
ネズミの毛皮がどんなにくさいか、ご存知?

(リベラに寄り添い、ぐっと手を握り締める)
たぶん、私は大丈夫よ。
どんなにくさいネズミを飲み込んだとしても、ちゃんと人間に戻って晩御飯を食べられるもの。
この前は、私がネズミであの男がケダモノだったってだけのこと。
忘れられなくても・・・一つオトナになることはできるわ。

だから、いつか本当に連れてってね?
夢のような白い砂浜とか、そんなところばかりじゃないってわかってるから。
遠い国には飢饉や戦乱があるって、ちゃんとわかってる。
そういうことに耐えて、仲間を大事にすることを学ぶから。
だから・・・
(じっとリベラにしがみつきながら、港の方を振り向く)

686リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:15:22 ID:u+VJWvjF
【うあ、レス遅すぎですみません!】
687リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:26:11 ID:h6HJHe1E
…そう、か。
(無骨な手で、出来うる限りやわらかく少女の体を抱き)
(つややかな髪を撫でながら、黙って聞いていた)

もちろんさ。さっきは、おれが間違っていた。
リュリュは、弱虫なんかじゃない。リュリュは強い子だ。
けどな、リュリュ。海は広いんだ。世界は、本当に広い。
確かに、つらい事ばかりの国も、悲しみばかりの国もある。
でも、夢みたいな美しいグリーンの環礁も、ピンクの珊瑚も。
雪山の上にかかる、カーテンみたいなオーロラも、本当にあるんだぜ。

仲間を大事にするんじゃない。大事にしたい奴らが、仲間なんだ。
ほら、あれを見てみな。こっちに来るボートがあるだろ。
(港を向くリュリュに、指で示す)
全員そろって、アホで助平なボンクラぞろいだ。
でもな、リュリュが悲しむようなことがあれば、悲しませた奴を殴りに行く位の
甲斐性は持ってるぜ。
もちろん、おれもな。
…どうだ、リュリュ。俺たちはリュリュの仲間かな?
688リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:27:33 ID:h6HJHe1E
【いえいえ、こちらこそです。思ったよりシリアスなせいか、長考してしまって^^;】
689リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:36:26 ID:u+VJWvjF
(仲間か、と聞かれて)
もちろん!
(ぎゅっとリベラに抱きついて)
すごく大事にしたいと思ってる。
それがよーくわかったわ。
あの人たちの一人一人・・・何よりも、あなたを。

(ボートはどんどん近づいてくる)
(乗っているものの顔がだんだんはっきりしてくると)
(乗っているのが船乗りばかりじゃないとわかる)
あ、あれ、馬の調教師だ。
私が逃げ出したのに気が付いたのね。
(口をへの字にまげて)

それにしても、なんで船にいるってわかったのかしら。

【そろそろ次のレスあたりで〆させていただいてよろしいでしょうか】

690リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:38:24 ID:u+VJWvjF
>>688
【あー、軽くなんて言っておきながら、かなり重いレスしてますねーorz】
【申し訳ないですー・・・】
691リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:44:38 ID:h6HJHe1E
わっはっは!じゃあ、おれもリュリュを、もっともっと大事にしなくっちゃな♪
(ちょっと強めに頭を撫でる。うれしい時のクセで、加減が出来なくなるらしい)

調教師?…おお、あのおっかない爺さんか。
やれやれ、相当探し回ったか。それとも噂を聞きつけたかな?
ま、おれに任せておきな。ああいう頑固者の扱いには慣れてんだ。
なにしろ、おれの親父も相当な頑固者だったからな。
…よし、リュリュ。キッチンに隠れて、たまねぎをみじん切りにしておいてくれ。
おれのペテンを見せてやる♪
あとでパエリアを作るから一石二鳥だ。
さ、早く早く♪
(悪戯坊主の顔になって、リュリュを抱いた腕を解く)

【ですね。ではこちらも次で締めます】
692リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/28(水) 23:50:05 ID:u+VJWvjF
たまねぎ?
なんでたまねぎ・・・(とたまねぎを探してきょろきょろしながら)

(いそいでキッチンに下りていくと)
たまねぎって嫌いなのよ。
臭いし、目にしみるし・・・。
みじん切りって、適当に切ればいいの?
ちゃんと習っておくんだったわ。
(頭の中には料理見習いの牛人女性から丁寧な指導を受けた時のことが思い出され)
(にも拘らず、何を習っていたのか全然思い出せない)

あー、めんどくさいー。
もう、涙がとまらないわよ、どのぐらいやればいいのー?
(早くも与えられた仕事が面倒になって、投げ出したくなるリュリュだった)

【こんなところで〆させていただきます】
693リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/28(水) 23:51:48 ID:h6HJHe1E
【いやいや、あんな事のあったあとですし、そんなに重過ぎるとは思いませんよw】
【むしろ、軽みと重みが混在するとこ、少女っぽいと思います】
694リベラ ◆w3qQdtQzJw :2007/11/29(木) 00:08:47 ID:/b5hP52j
ああ、大体でいいんだ。なぁに、食っちまえば同じ事よ!
でも、涙を拭くなよ?そのまま待ってな♪
(わっはっはと、笑い声と共に伝声管で指示をして)

(訓練をサボったリュリュを追いかけてきた、軍馬の調教師をデッキで迎え撃つ)
やいじじぃ!てめぇ、リュリュに何しやがった!
訓練とはいえ、あんまりじゃねぇか。厳しい中にも思いやりってモンが必要だろう。
隠した、だぁ?おう、確かに隠したさ。
はばかりながらこのリベラが預かった船だ、泣いてる女の子を匿わねぇワケがねぇだろう!
こっちにきやがれ!
(調教師をドアに連れて行き、キッチンを、涙にまみれたリュリュを見させ)
(ドアを閉じると、声音を替えて)

わかったろ?
…なぁ、俺は、あんたが本当はやさしいお人だってわかってんだよ。
そうじゃなきゃ、馬があんなになつくワケがねぇ。
シリウスも言ってたぜ、「わが軍の軍馬は帝国の騎兵団の馬にも引けを取らん」…ってよ。
けどなぁ、まだリュリュは小さいし、あの年頃の女の子はいろいろあんだよ。
もう少し手心を…

…え?

…花瓶を投げつけて逃げ出した?
……そのたんこぶ、それ?

……おーい、リュリュ。
夕飯済ませたら、夜間訓練だってよ〜。
(と、力ない声が伝声管からキッチンに響く)
(港には夕餉の炊煙が漂い、真っ赤な夕焼けが西に沈んでいった)

【と、ちょっとおてんばになってもらいました。オチが決め打ちですいません】
【他に思いつかなかったもので…】
【おつきあいありがとうございました】
695リュリュ ◆L/zbHmux3k :2007/11/29(木) 00:12:40 ID:0mnm0x/0
【長い時間ありがとうございました!】
【本当に好き勝手にやってしまってすみません・・・】
【こんなオチまでつけていただいてw】

【本当にじっくりとロールを堪能させていただきました!】
【おつかれさまでした。おやすみなさいませ】
696デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 19:49:15 ID:S2jPE+ox
【待機する。プロフは>>138だった…と思う。】
697ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:24:26 ID:7fp5Y05l
【よければお相手お願いします。】
【23時過ぎまでになるので雑談等になるかと思いますが…】
698デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:37:02 ID:S2jPE+ox
【お。ロールでの邂逅ははじめてですね。リミット了解しましたー。】
【雑談と言うと。賑やかな場所か静かな場所か…】
699ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:40:19 ID:7fp5Y05l
【ああ、確かにそうですねw】
【どちらでも、というとお困りになりますか…?】
【手合わせなどでも大丈夫ですが…】
700デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:44:47 ID:S2jPE+ox
【さあ、お酒飲んだり、お風呂だったり、食堂だったり…】
【錬兵場に、噂の美少女騎士殿を拝顔しに行ったりしちゃっても…?】
【そういうところで鍛錬していらっしゃるのであれば】
701ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 20:46:34 ID:7fp5Y05l
【なるほどwごめんなさい、具体的に考えてなくてw】
【…なんだか面白い呼称ですが、了解です。】
702デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:55:04 ID:S2jPE+ox
(鍛錬[たんれん](――スル) 体力・精神力・能力などをきたえて強くすること。)
(錬兵場は盛況であった。 老若男女が入り混じる)
(それぞれの思いを胸に抱えて研鑽に励む。)
(健康な体から弾ける汗、流れる汗、ほとばしる汗――)

……むさ苦しい。

(口の中でそう呟いたのは、行進を指揮する男の怒号で消えた)
(基礎体力のなさからへばる奴、無駄に元気な奴…)
(志願兵や傭兵が多いこの混沌ぶりにも慣れたものだが)
(本日の目的は、その賑わいに身を投じることではなかった)
(目当ての姿を探して、筋肉の隙間を器用にすり抜けて、視線をさ迷わせる)
("そいつ"は、どのように励んでいるのやら…)
703デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 20:55:37 ID:S2jPE+ox
【お願いします。】
704ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 21:06:54 ID:7fp5Y05l
(大勢の屈強な男に混じってちらほらと女子供が訓練をしている。)
(女性のある者は護身のため、ある者は革命軍と志を共にして戦うため。)
(想い人を守るという健気な志から剣を振るう者もいる。)
(急激に人が増え、混沌とし、さまざまに多様・変質化していく訓練場。)

……。

(喧騒を意に介せぬという風にいつもの場所で黙々と剣を振るう。)
(ぱっと見て、普通の素振りに見えるが))
(其の剣は訓練用の剣で普通の剣より長くそして重い。)
(慣れるにしたがって徐々に注文をより重くしていった結果、今では相当な重さになっている。)



【書き出し、ありがとうございます。よろしくお願いします。】
705デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 21:19:33 ID:S2jPE+ox
(異彩――確りとした剣筋は野良傭兵やごろつきの扱うそれと比して)
(明らかに違う。堂に入ったその風格。)
(聞けば帝国の武家出身。環境の整った状況で、しかも勤勉に学んだものか…)
(…それだけではああはなるまい。 ――思わず唇に舌が這う。)
(隅に雑多に押し込まれた長尺の木剣を手に取り)

…………軍、 家仕込みの剣、か。 どれ。

(足元の小石を頭上に蹴りあげ、膝でまた跳ね上げる)
(児戯のように器用な動きの後、熱中している横顔目がけ、)
(石を揺るく蹴り飛ばした)
706ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 21:37:13 ID:7fp5Y05l
(極めて基本に忠実な素振りを繰り返す。)
(何度も何度も。)
(傭兵に言わせれば所謂武家としての貴族特有の"お上品な太刀筋"だろう。)

……。

(明らかに場違いな空気を纏う女性にすぐに気付いてはいた。)
(自分と同じ色の、だが質の異なる髪の女性。)
(舞台で踊るのが似つかわしいような華やかな空気。)

(意外に感じたのは視線が自分に向いている事。)
(一体何の用なのだろうかと思いながらもひたすらに剣を振るう。)

……!

(器用なものだ、と感心した直後無意識に体が反応し小石が砕け散る。)

……何か?

(石の飛んできたほうに向き直り女性を正視する。)
(元々抑揚の乏しい声が多少冷ややかになったのは仕方ない。)
707デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 21:52:18 ID:S2jPE+ox
>>706
遊ぼう。
(と。掌を木剣の刃で軽く叩きながら、獰猛な微笑みと共に誘う"遊び"は)
(お子様お断りのものである。 護身術や、競技の手解きを請うてはいない)

見事だな。叩き落さず砕くとは…箱入りではなかったのか。
(貴族は嫌い。軍人も――好きではないが)
(何故わざわざこちらに加担したのか、という根本の興味と)
(その冷えた眼差しは、決して大局を見誤る愚を許しそうにない…)
(個人への興味を隠すつもりはない)

『騎士殿』、先人の技を知り、己の体を研ぎ…そして実戦経験を積む。
私はそれを剣の完成と見る。
……"手合わせ"に付き合ってくれぬか?武家仕込みの剣、受けてみたい。
(礼儀知らず、しかし姿勢よく剣を上げた)
(邪魔をした非礼も詫びない――学の無さを恥じない。)
(傭兵の軽口と同じ台詞。だが目は野の獣の如く、偽ることを知らない色)
708ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 22:00:31 ID:7fp5Y05l
断る。
私は遊びをやっているつもりは…。

(言いかけて思いとどまる。)
(礼儀はともかく姿勢やその言には見るべきものがある。)

いや、いいだろう。
箱入りとは意味が良く分からないが……。
受けてたとう。
私はユーリ・ルイス。貴女の名は?

(礼儀正しく、かつ型通りに構える。)
(教科書通りの隙がなく、重心を相手に悟らせない構え。)
709デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 22:17:06 ID:S2jPE+ox
それが騎士の礼か?では私からもひとつ。
遠慮も加減も不要だ。
私は丈夫だから、乱暴にしても平気だぞ?
(手から脱力し、剣を低く、横に構える。)
(わずかにたわめた両肢は、地をしっかりと認識し)
(作法のない粗暴なそれだが、"術"として成立した構え)

我が名はデューイ・ルギウス。
今日この時を、貴女自身に感謝しよう。
(一度剣を立て、そしてまた構えた。)
(敬意を払い、礼に乗っ取り、明瞭に名乗る。自らを恥じ入るは愚。)
(相手は、攻めも防御も長ける定石の構え。ならば、此方から往くが礼儀。)
………参るぞ、ユーリ。
(そう宣言し、不意にならぬよう、一度間を置く。高揚の笑みから、)
(冷厳に顔を引き締め、前へ跳ぶ。しなやかな獣の如き四肢を躍らせ、)
(まずは挨拶と、リーチを活かした、下段からの袈裟上げを一閃。)
710ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 22:24:02 ID:7fp5Y05l
(内心ほう、と感心する。)
(一見雑な構えだが理に適っている。)
(おそらくは鍛えたのだろう。まず一級の戦士に違いない。)
(そうすると普段より重い剣を使うだけあって不利かもしれない。)

来い。

(美すら感じる程のその速さ、動きのしなやかさに目を瞠る。)
(隙のない構えから剣を振り下ろし受け止める。)
(木刀がみしッと嫌な音を立てた。)

(そのまま己の剣を滑らせて相手の胴のある辺りを横に薙ぐ。)
711デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 22:43:32 ID:S2jPE+ox
(片手の振りぬきに対し、強靭な振り下ろし――)
(迅速な判断には恐れ入る。自分も遠慮したつもりはなかった)
(片手では荷が勝つその重みを、峰部に手を添えて受け止め、)
(さらにそのまま掌で刃を跳ね上げて、相手の反撃も挫く)
(だがそこまで。一度相手の剣を払うようにしながら、間合いを離す)

なるほど、遊びではない…。

(教科書剣術――などという緩い響きだが、反撃の気配には肝が冷えた)
(粋となれば如何なるものにもセオリー通りの対応が出来る下地)
(何より剣を通じて伝わってくる意志か。この少女は弱くない)
(歓談よりも何より相手を識ることの出来る試合に)
(いっそう熱が入る。どうして可憐な少女がこうまで…)
(今度は一歩擦り寄った後、それをフェイントに踏み込む)
(両手を添え、大きく構え、自らの体で出来た死角からの袈裟掛け)
712ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:05:39 ID:7fp5Y05l
(―そんな捌き方があるのかと常軌を逸した動きに舌を巻く。)
(彼女は遊びだ、と言った。ならばさらに底があるというのだろうか。)
(見てみたい。)
(遊びではないといったものの遊び心がないわけではない。)
(しかも剣の優劣を競うというのであれば。)

本気を見たいものだ。

(速い、と思うまもなく木刀が襲い掛かる。)
(曲芸、或いは舞のような優美さに危険な刃が付いている。)
(惚れ惚れとしながらも素直に攻撃を読み、受ける。)
(基礎の積み重ねの強みは実はここにある。)
(フェイントに釣られない…が、さすがに避けきれず僅かに掠ってしまう。)

今度はこちからから行く。

(中段から上段へ。上段から一気に振り下ろす。)
(真っ向からの切下げの描く線は正確に正中線をなぞる。)
713デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 23:17:27 ID:S2jPE+ox
………尚更惜しい。もう少し早く知り合えていれば。
(まだ相手が帝国に籍を置いていたのなら、と)
(この場の本気と、戦場での本気に著しい差は無いが)
(轡を並べる友垣と喜びは分かち合えても)
(命を賭けた高揚と緊張感は分かち合えなくなる)

真っ直ぐだ。
(その挙動の何もかもが、突き進んで来る――)
(そして恐らくそれは必殺の一撃)
(頭上に跳ね上げて、円心の動きで相手の首に剣を運ぶ)
……――
(ユーリの振り上げた剣。腕の隙間に見えた相手の瞳に)
(決定的な何かを見取ったが、同時に決定的な見落としをした)
(最小限の動き、相手の首の高さに頭と木刀を持ってきたが故に)
(既に限界を迎えた古木の木刀は、重量の増した木刀の一撃を受けきれない)
(中心の支柱を失った故に両手が踊り、脳天への衝撃に一瞬目の前が真っ白に――)

【そろそろ、お時間ですか】
714ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:32:23 ID:7fp5Y05l
……。
(良い敵とは時に味方よりも親しく感じる物だ。)
(帝国にいたころ戦った革命軍の将兵がまさにそれだった。)
(味方の上官が愚鈍であれば尚更と言う物だ。)
(初めて会った相手の将に一目で恋をしたのは誰にも言わない秘密だった。)

あ。

(その回想はほんの一瞬の間だったが、振り下ろしが木刀を叩き折るまでに十分だった。)
(うっかりしていた、と言うべきだろう。)
(気が付けば最高の一撃を相手の脳天に決めてしまっていた。)

だ、大丈夫?
誰か氷を持ってきてくれ!

(素早く剣を放り出し相手が地面に倒れこむ前に支え、横にする。)
(届いた氷をデューイの額に当てた)

【そうですね。】
【そしてこのスレの用量もそろそろ終りですね…】
715デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/29(木) 23:42:42 ID:S2jPE+ox
>>714
(思わず膝をついてしまった。いい一撃だった。)
(散った星や鳥の幻影から、見慣れた錬兵場の地面)
(一瞬意識を失っていた間に、氷が用意されたらしい)
(言の通り乱暴でも無事ではあるが、……まだ微妙に目が回っている)

…………お互い気が散っていたようだな。今回は私の敗けだが。
訓練用の木刀も用意せねばな。  …それより………。
(冷えていく額の奥が、さっきみた視線の奥の光)
(詰まった歯車がまわりはじめたように、上体をかろやかに起こすと)
(耳元に唇を寄せて)
騎士殿?惚れた男が居るな。来たのもそれが原因か?
(意地悪な笑みとともに、問うてみる)
(無論、預言者ではなく、心を読む力も持たないが)
(真っ直ぐな意志に、これはかろうじて残っていた"女"の、勘と愉しみか)
716ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/29(木) 23:55:54 ID:7fp5Y05l
(心配そうにデューイを見つめる。)
(こうするのが決して本意ではなかった。)

……ああ。別に勝ち負けはどうでもよかろう。
もう動けるのか?丈夫なのだな。

(あの一撃を受けてからすぐに立ち直るとは、素直に感心する。)

なッ!?……ち、ち、違う、私はだな、父とともに渡っただけであってだな……。
(思わず手に力が入り氷嚢の中の氷を砕いてしまう。)
(顔が真っ赤になり焦っている様子は予言者ならず、誰が見ても動揺したものだった。)
717デューイ ◆YpuGzruiLw :2007/11/30(金) 00:02:47 ID:kQdwvyJa
大事なことだ。実戦なら死んでいたということ…。
それを汲みまた剣を研ぐ……のだが、
弱点を知られてしまったなぁ、騎士殿。次はそこを狙わせてもらう。
(つん、と自分が打ったのと同じ部分、額を)
(指先でつつく。頭上で氷が砕けたので、)
(さっきの一撃はかなり強烈だったのだろう…)
(少し自分が生きてる心地を失いかけたので)
(その場に立ち上がり、両足があるか確かめる)

剣の腕は素晴らしい、だが女としては私に一日の長があるようだ。
……まぁー、楽しかった。いい時間を有難う、騎士殿?
(多少、無意識に一撃の重みを根に持ったのかもしれないが)
(友好の証か皮肉の動きか、にやにやと唇を吊り上げながら)
(その手を差し伸べ、握手を求めた。)

【―というわけで、私はこれにて…時間をオーバーしてしまいました、すみませんっ…!】
【お付き合い、有難うございました】
718ユーリ・ルイス ◆zRDAm/8.Jc :2007/11/30(金) 00:25:42 ID:6P3B1QFp
そ、そうか。
実戦への意識が高いのは良い事だが……。
な、何の事だ?
(その話題を出されると急にうろたえる。)
(自分で弱点を曝け出しているのと同じで、顔の赤さが一向に引かない。)

…有難う。
(気を取り直したように相手に向き直る)

女としては貴女に一生勝てないきもするなあ。
ああ、私も珍しい太刀筋を見れて楽しめたよ。

それと、私のことはユーリでいい。
デューイ殿。

(微笑と共に握手に応じた。)

【いえいえ、こちらこそすいません。】
【有難うございました。またよろしくお願いします。】
719ビオティーテ ◆U26pO6Y5Cs
◆連絡事項◆

【ハー ◆bD1EN8EcbEさんからマール ◆SabeR.A6Vwさんへの伝言】
-------------------------------------------------------------------------------------
マール様へ。凍結しているロールの件ですが、「最終的には、二人とも無事に帰還することができた」と
いう〆になるであろうと仮定した上で、もうしばらく凍らせたままにしておくことにします。
これ以降、私が本スレに待機したとしたら、行われるロールは「帰還後」の時系列のものとなるでしょう。
いつか連絡を頂いて、凍結部分の物語を補完できる時を、お待ちいたしております。
-------------------------------------------------------------------------------------

【新規参加者の加入による紋章チェックの追加】
--------------------------------------------------------------
◆108のルーン一覧◆
×王冠    ×愛        雨        意志      海        鱗
×運命    ×永遠      円      ×鏡      ×果実      家畜
  鐘        雷      ×仮面      硝子    ×狩人    ×騎士
  気品      希望      恐怖      教養      金貨      首輪
  雲        蜘蛛      軍旗      獣        賢者    ×恋人
  荒野      幸福    ×氷        篭手      金剛石  ×策士
×死        詩人      司法      車輪     自由     淑女
  祝福      城壁      印        深淵    ×蜃気楼    真実
  砂        成長      誓約      水晶    ×生命      鮮血
  草原      空        太陽      滝        黄昏      竪琴
  旅        堕落      知恵      力      ×月        翼
×剣      ×罪        庭園      塔        道化      毒薬
  棘        涙      ×肉欲      人形      人間      沼
  歯車      鋼        蜂蜜    ×罰        花        庇護
  瞳        秘密    ×舞踏      葡萄酒  ×船        憤怒
  変化    ×萌芽    ×奉仕    ×豊穣      星        母性
×炎        微笑      未完    ×無垢      森      ×門
  病      ×夢        夜        勇気    ×理性    ×竜

--------------------------------------------------------------

カティス ◆0eoaPgybQw(策士)
シャトー ◆8vXIuzabZc(生命)
ヤマケウ ◆ojpYaMaKEU(蜃気楼)
の参加により紋章チェックを追加しました。
--------------------------------------------------------------

【スレ状況】
--------------------------------------------------------------
現在凍結解除の予定はありません。ご自由にお使いください。
--------------------------------------------------------------