【遠未来】エレメント・ウォーズ　第三章【黙示録】

>>57
んん〜〜っと、今日もいっぱい治したぞっと。
（そこは一見廃屋のようなビル）
（だがよく見ると入り口には「水無瀬診療所」と看板がかかっている）
ん？いきなり慌ただしいね。闇討ちでも食らったのかな？
（中で背伸びをしていた少女は、驚きもせず転がり込んできた男に話しかける）
（たぶん彼女にとってよくある事なのだろう）

【コテトリ忘れていた……orz】
う、うう、誰だ……
（億劫そうに頭を上げると大人びた少女の顔が）
……人が、居たのか……メシと消毒薬を寄越せ……
（震えながらも、床を媒体にエレメント能力を使って円錐状の凶器を作って縁に突きつける）

>>59
誰だ、だって。ここの主に何を言うのかな。
（恐がりもせず、にまっと笑みを浮かべる）
飯はともかく、消毒液なんかじゃ済まさないわよ。
あなたは言ってみれば、飛んで火にいる夏の虫、なんだもん。
その格好でこの水無瀬縁の前に出て、治療されずに帰れる訳ないんだから。
（突きつけられた凶器を尻目に、腰をかがめて顔を近づける）
それ、無理しないで下に降ろせば？
上腕にヒビが入ってて、支えるだけでも辛いでしょ。
それに、あちこち打撲もあるようだし。
医者の言うことは素直に聞くものよ。

【あ、言い忘れ。よろしくお願いします】

>>60
【こちらこそ、よろしく〜】
……医者か？
（言うとおり凶器を下ろす。確かに腕を上げるのは限界だった）
……いいだろ
（そう言って力を抜く、確かに限界だった）
……その代わり、妙なことをしたら、殺すからな……

>>61
医者よ。それもとびっきり優秀な名医。
（恥ずかしげもなく胸を張って堂々と）
妙な事なんてしないわよ。
患者を前にしてそんなもったいないことする訳無いじゃない。
私は好きなものから食べる主義なんだから。
（よく分からない事をペラペラとしゃべりながら、男の横にぺたりと座り込む）
あ、右足首は捻挫してるみたいね。
それにその感じだと肋骨もやってるのかな。
あなたって、本当に美味しい患者さんね。
（名医というのはある程度本当らしく、男のちょっとした身動きでずばずばと怪我を当てる）
取りあえず痛み止め。
（少女が手を振るとシャリンと綺麗な音が鳴り、手の中に何本かの半透明の刃が出てくる）
（さらに手を振ると、刃は目に見えないくらいの細い針に変わった）
局部麻酔よ。中身の分からない注射をされるよりは良いでしょ？
（そう言って右腕上腕、背中、右足首に半透明の細い針を刺す）
どう？冷たくって気持ちいいでしょ？
痛みも腫れと一緒に時期に引いてくるから。

>>62
名医？
（そう言って自称名医と言う少女を半眼で見るが）
……それなりに出来るみたいだな……
（的確な触診に感心したようにそう言う）

（出てきた針を見て、気がつく）
お前……知覚者か？！
（再び警戒が強くなって体が緊張する）
知覚者の医者とはな……また、珍しいな

>>63
そう、名医よ。10歳の時には開頭手術だってこなしてたんだから。
（大人びて見えはするが、いっても十台半ばの少女がそうだとはにわかに信じがたいが）
（自信満々で本人的にはウソをついているようには見えない）

ん、そうよ。私だけじゃなくて親戚にも居るし、そう珍しくは無いと思うけど。
外科内科にかかわらず、エレメントを知ることは治療にとっても役立つもの。
知覚力の強い者はレントゲンなんか不要になるくらいだし。

そろそろ自分で動けるようになったでしょ。
さ、そこの診察台に座って上着を脱いで。
さすがに私の細腕じゃあなたを持ち上げられないもの。

>>64
そうか……なるほど……
（少女の説明を聞きながらその腕が言うだけの実力があることを把握する）

……ん
（縁の言うとおり、既にホロウは満身創痍の状態から、起き上がれるくらいまで回復していた）
……助かったな、後で礼を持ってくる
（そう言って、立ち上がって出て行こうとする）

>>65
あ、コラ！ちょっと待て！
針麻酔で痛みを止めただけで、まだ何も治してないっての！
それだって氷なんだから溶けたらまた動けなくなるわよ！
（慌てて男の上着をつかみ、出て行くのを止めようとする）
腕なんか綺麗に折れてないから、ちゃんとしないと使い物にならなくなりかねないんだから！

>>66
む……
痛みは引いたからな、じっとしてれば後は勝手に直るからな……
いつまでも他人の世話になるつもりはねえ……
（そう言いながらも、縁を振り払おうとはしない）

……治療しなきゃ出してくれないか？
（ため息をつきながら頑固そうな少女医者を見る）

>>67
なに馬鹿言ってるの、治る前に麻酔は抜けちゃうって。
（男の行動が理解できないというような顔をして）
当たり前でしょ。
私は治すためにここにいて、あなたは治されるためにここに来たんだから。
世の中の摂理はそう決まっているのよ。
とにかく右腕と胸にギブスぐらいはさせなさい。
そうしないと欲求不満で今夜私が寝られなくなるんだから。
（真面目な事をいいつつ、微妙によく分からない発言が混じる）

>>68
ギブスか…アレは動きが鈍くなるから嫌だ
腕の方はもう少し腕が自由利けばちょうどいい凶器なんだが……
（こっちも妙にずれたことを言いながらしぶしぶといった感じで診療台の上に座る）

……お子様ならお子様らしい方法で欲求を解消してろ
（呆れながら妙な突っ込み）

>>69
鈍くなるって、そんなの自分の努力でどうにかしなさいよ。
今のままじゃ、痛みだけが古傷で残ってあなたの足を引っ張るわ。
（男が座ったのを確認して、壁の棚から包帯やらを取り出して治療をはじめる）

私、自慰行為はしない主義なのよ。
自分で傷つくって治してもつまらないもの。
（腕や胸に包帯を巻きながら、また微妙な発言をする）
医者は人を治してなんぼなのよ。
治さない医者に価値はないし、治療は至福の行為なの！
（傷口に薬を塗りつつ、だんだんとテンションがあがって恍惚とした表情が顔に表れる）

>>70
……ふん、言うとおりにしてやる

……つまらねぇこと言ってるんじゃねぇ……殴るぞ

（そう言いながら治療されながら）
……名前、聞いてなかったな、先生？

>>71
何お子様の発言にマジになってるのよ。
大人なんだったら余裕で受け流しなさいよ。
（皮肉ってはいるが、お子様の自覚はあるらしい）
（だが、だんだんと顔が赤らみ、なぜか呼吸にも微妙な色が混じってくる）
……ん、名前？
ったく、あなたみたいな人はまったく玄関の看板を見ようとしないんだから。
ここは水無瀬診療所。私は水無瀬縁よ。
（スラムでは知る人ぞ知る変わり者の医者の名である）
みんなドクターとか先生とか好きなように呼んでいるけどね。

【私、０時半から１時頃が今夜の限界です】
【状況によっては凍結か、うまく切り上げましょう】

>>72
あの噂の医師がこんな奇特な少女とはな……
俺はホロウ、だ……ま、よろしく頼むぜ先生

【こちらもそろそろ限界ですし、凍結にしましょうか？】
【次はいつがいいでしょうか？】

>>73
奇特とは失礼ね。医者の腕に性格は関係ないんだから。
ま、頼まれなくても私の好きなように治療させて貰うわ。
（絆創膏を貼ったり、包帯を巻くたびに、大人びた顔に艶やかさが増していく）

【今週は平日であれば、８時半以降なら大丈夫です】
【土日はちょっと直前にならないと分からないです】