【楓の自室】
あぅぅ、どうしよう……
トールお兄様のお手紙、汚しちゃった
(手紙は楓の恥ずかしいおつゆで染みだらけに)
【トールお兄様を待って待機】
【今さっき、帰りました。15分まってください。20:15に戻ります】
【いえ、あせらずにどうぞ】
(楓様の部屋の前、廊下で障子に向かって膝をつく)
楓様、トールです。
お待たせしました、遅くなって申し訳ありません。
トールお兄様!
(手紙を机においてかけだし、)
(障子を開けてトールの首に飛びつく)
トールお兄様!
(膝立ちのまま、飛び込んできた楓様を抱き返す)
おっと・・・、ぎゅ
楓様、そんなに慌てなくても、トールは逃げませんよ。
(楓様の頭と背中を撫でながら、優しく応える)
お部屋に入ってもよろしいですよね?
(お尻に手をまわして、楓様の小さい体を抱えあげ、部屋に入る)
だって、1秒でも早くお会いしたかったんだもの
(トールの首にすがりついて、目を細めて頬をすりよせる)
はい、どうぞ、トールお兄様♪
(会えたことで手紙のことは頭から消えている)
(摺り寄せられる楓様の頬の柔らかさが気持ちよく、鼻をくすぐる髪に芳香を感じる)
ただの使用人であるトールに、そんなに目をかけていただき光栄です。
(部屋の中央、ふかふかの座布団の上にゆっくり楓様を降ろし、胸のポケットから頂いた手紙を取り出す)
楓様、お手紙、ありがとうございました。
トールは感激し、急いでお返事をさしあげましたが、さしでがましかったですね。
あ、これがその手紙ですね・・・
(傍らの机に置かれた便箋に目をやり、手に取る)
いやぁー、字も文も下手で今見ると恥ずかしいですね・・・アレ?
(元の便箋になかった、大小の染みが目に留める)
これ、なんでしょう・・・?
(便箋の染みを指で撫でながら、楓様のほうを見る)
ううん
楓、トールお兄様からお手紙もらって、
とても嬉しかった……よ……
(トールが手に取った便箋を見て)
(汚したのを思い出して真っ青になり)
はわぁぁ、そ、それは……
(指摘されて真っ赤になり)
ごめんなさい、うれしくて、汚しちゃった……
ああ、お茶でもこぼされましたか?
(便箋の染みに顔を近づけて、臭いを嗅ぐ)クンクン・・・
うーん、お茶じゃないかな・・・
楓様、どんな風に汚されましたか?
(楓様の前に腰を落とし、顔を覗き込むように見つめる)
そ、その……ぬ、濡れた手で触っちゃって
(トールの顔が近くにきて嬉しいが、)
(恥ずかしくて正視できない)
【帯グルグルのスイッチ、ちょっと難しいです。他になにかスイッチになることってありますか?】
お部屋の中で、お手を濡らしてしまったのですか?
うーん、花瓶のお水かな?
(床の間に目をむけるが、そこに花を活けてある花瓶はなかった)
けれど、花瓶もありませんね。
うーん、楓様がお部屋のなかでお手をお汚しになるのは使用人に問題があるからだと思います。
(和装で正座の楓様の膝に、自分の膝をくっつけるように寄り添い、楓様の膝に手を載せる)
楓様、どこでお手を汚されたか、トールには教えてくれますよね?
ち、違うの
悪いのは楓だから、お姉様方をしかららないで
楓、トールお兄様のことを思っていたら、
我慢できなくなっちゃって、
いけないことして、
楓のはしたないおつゆで……
ごめんなさい
楓、また悪い子になっちゃった
(楓の後ろ、机の上に紅白の組紐が見える)
【痛いのが気持ち良くなるスイッチだから】
【ソフトSMっぽく縛るとか?】
【たまたま部屋に組み紐があってw】
【なぜか天井につるす金具があってw】
【スイッチ、了解】
あ・・・、楓様、トールのことをそんなに想ってくれて・・・
しかし、楓様、いけませんよ。
楓様はまだ幼いといっても、両家の淑女になられるお方です。
トールは楓様のお世話をするものとして、厳しく指導しなければなりません。
楓様、失礼します!
(机に上にある紅白の組紐を手に取ると、楓様の両手を背中で縛る)
悪いことをした手は封じさせてもらいます。
(手首で両手を縛った腕を、上に引いて肩と肘の関節に苦しみを与える)グィ、ギュ
トールお兄様?
(組紐を手に取ったトールに首をかしげ)
あっ、いっ、いたいっ
(まだスイッチが入っていないため、)
(手荒い扱いに顔をしかめる)
……っ
(だが叱られていることを分かっているので)
(歯を食いしばって耐える)
楓様、悪いことをした子には罰を与えねばなりません。
さ、お立ちください。
(腕を縛ったまま、その腕を取って楓様を立たせ、腰をかがめる格好にさせる)
トールは楓様が嫌いでこのようなことをするのではありません、
楓様をお慕いしているので悪いことに罰をするのです。お許しください。
(縛られたままの楓様のお尻を、着物の上から手のひらで打つ)パシ!パシ!
さぁ、楓様、悪い気持ちを追い出してしまいなさい!
っ、はい、トールお兄様……
(辛い姿勢だが目を閉じて待ち受け)
っ!
んっ!
つっ!
(眦に涙が浮かべて耐えるが)
あっ!
(耐え切れず倒れそうになり)
おっと・・・
(倒れそうになった楓様の肩を抱き、助け起こす)
楓様、これしきのことで挫けてはいけませんよ、
さ、しっかり立ってください。
それとも、一人では立てませんか?
しょうがないですね・・・では、覚悟してください。
別の長い組み紐を手にとり、帯の上から身体に巻き、天井の梁に紐を通して、
楓様の身体は辛うじてつま先が畳につくくらいまで吊り上げる。
うぅ、ご、ごめんなさい、トールお兄様
(辛かったが、トールにされるのであれば)
(何でも受け入れるつもりだった)
んっ、つっ……
(それでも胸や腕、肩が締め付けられ)
(不安定な姿勢が怖くなり)
と、トールお兄様……
どうかしましたか?
(吊り上げられて、身動きの出来ない楓様の頬を優しくなでる)スリスリ
それとも、まだ心根がいけないままで、あそこがイケないことになっているのですか?
ぁ……
(なでられた頬が温かい)
(それはスイッチとは違う楓の心)
わ、わからない
けど、楓は、いい子になりたいから
楓を、しかって、ください……
よい心がけです。
では、トールは使用人としてはなく、楓様に躾けを施す役をおおせつかまりましょう。
(それまで撫でていた楓の頬を、不意に平手打ち)ピシャ!
きゃっ!
(お尻の痛みと、体を締め付けられる痛み)
んっ!
(一瞬足が浮き、小さな体が揺れ)
(目眩を起こしたように視界が歪み)
コレくらいで揺らいではいけません。
(揺れる楓の身体を、顎だけをつかみ押さえる)
さ、歯を食いしばりなさい。
(机の筆挿しから、竹の定規をとりだし、楓の身体を打つ)パシッパシッ
ぅっ……は、はい
(言われた通りに歯を食いしばる)
(恐怖は押さえ切れず、足が震える)
(それでもトールへの信頼が悲鳴を押さえ込む)
ぃっ! ぁっ! んんっ!
(手より強く鋭い痛みが楓の体を跳ね上げ、)
(頬から顎に流れ落ちた脂汗でトールの手が滑る)
あぁっ!
(宙に浮く小さな体はくるっと回り)
(瞬間、楓の意識が真っ白になる)
バシ!
(強く打ち据えた瞬間、楓の身体がガクっと力を落とす。一瞬気を失ったのだ)
(そして、そのとき、全身の緊張が解けて、股間から生暖かいものが・・・)
ん……ぁ……ゃ、だ、だめぇ!
(生暖かい感触に目を覚ます)
シュワァァァ
(宙に浮いた足を包む白い足袋の色が変わる)
と、とま…ら…ぁ…はぁぁ……
(体を拘束する痛みが心地よく)
(力が入らなくて排尿を止めることができず)
(その背徳感が楓を痺れさせる)
(着物がはだけた楓の足を伝い、足袋と畳を濡らすものを目にする)
おや、少しキツくしすぎましたかな?
しかし、楓様のその表情、恥ずかしいというより、気持ちよいようですね。
頬の色良く染め上げてしまって・・・
いいでしょう、お仕置きはここまでです。
ここからは、使用人として、楓様のお世話をしますね。
(宙吊りのままの楓の足元に跪き、濡れた足首を擦り、色のついた足袋を脱がせる)
楓、またお漏らししちゃった
やっぱり楓は悪い子なの?
(楓の吐息は甘く、)
(頬を朱に染めるのは羞恥か快感か)
あぁぁ……
(足袋を脱がせるだけで体は揺れ)
(腕の痛みは悲鳴ではなく嬌声に変わる)
いいえ、楓様はよく耐えられました。
(脱がした足袋を床に落とすと、濡れた音がする)ベチャ
今、トールが楓様をおキレイにして差し上げます・・・
(つま先まで濡れたその足をとり、先端を口に含む)パク・・・あむ・・・ちゅう・・・
ふぁ、ぁっ、トールお兄様ぁ
んんっ、き、きたないよぉ
(好きな人に汚いとこをなめられる羞恥と幸福感)
(心地よい刺激が体を揺らし)
(鈍い快感が楓を燃え上がらせる)
やぁぁ、だめぇ……
【そういえばトールっていったことあったっけ?】
【ないですね】
ん・・・はむ・・・
(口の中にしょっぱさと苦さが広がるが、かまわず足の指先とその間に舌を入れる)ちゅ・・・ちゅぱ・・・
楓様、トールは楓様の使用人なのですよ。
どうぞ、遠慮なさらずに、身をお任せください。
う、うん
ぁぁ、トールお兄様ぁ、
楓、気持ちいいよぉ
(濡れた太ももをこすりあわせると)
(新たな滴がトールにしたたりおちるが)
(その味は異なっていて)
【使用人の鑑?】
【でも時間が許すなら】
【そろそろ抱いてあげてほしいかな】
(楓様の足を舐める顔に、別の雫が垂れてくる。そして、それを口で受け止める)
ああ、甘く芳しい・・・
楓様、トールにそのようなものを頂き、ありがとうございます。
しかし、それでトールはヘンになってしまいました。
どうか、お許しください・・・
(立ち上がり、ズボンを脱ぐと、硬くそそり立ったものが露になる)
ぁ…ぁ……ん…ぁ……はぁぁ
(足への執拗な責めに蕩ける楓)
ぁ…ぇ……
トールお兄様、それ……は?
(初めて見る男性器)
(それも力強く勃起したものに)
(楓は不思議な胸騒ぎを覚える)
(トールは何も言わず、宙吊りのままの楓の着物を裾を開き、汁の滴る幼いスリットを確認する)
(そこに自分のモノを押し付けて、そのまま楓の腰を抱くと、ゆっくり身体を密着させていく)
ペト、クチュ・・・チュプチュプズブズブ・・・・
と、トール、お兄様?
(いつもと違うトールに戸惑い)
ぇっ、ぁっ、いっ!
(熱く固いペニスが楓の処女地に押し入る)
(どれほど濡れていても楓の膣はまだまだ狭い)
あっ、あぁぁっ!
(体が引き裂かれる激痛は全てが快感に変わり切らず)
(楓の心に突き刺さる)
と、とーる、お、おにぃ、さまぁ!
楓様・・・楓・・・
(未成熟な楓の性器にペニスが包まれていく)
(そして、その先端がなにかを裂くような千切るようなプチプチとした感触を得る)
(そこを通り過ぎて、いよいよ楓の中は狭く熱くなり、ペニスを締上げる)グチュグチュギリギリ・・・
あっ、あっ、あぁっ!
(大きく引き伸ばされた膣口から)
(紅葉より赤い処女の印が流れ出し)
(トールのペニスを染める)
と、とーる、おにぃ、さま、が、かえで、のなか、に
(楓の体が震え、頭をトールの胸に押し付ける)
んくっ、ん、あ、はぁぁ
(楓の中は火傷しそうなほど熱く、)
(千切れそうなほどトールを締め付ける)
ん・・・ん・・・
(愛液と純潔の証を潤滑油のようにして、楓の中でトールのものが進んだり退いたりを繰り返す)
(そのたびに、隙間がほとんどない結合部分から愛液と血が混じったものが音を立てて、溢れる)クチョクチョクチョクチョ・・・
(楓の締め付けでいよいよペニスは緊張を迎えた)
楓のオマンコ、きもちいいよ・・・
楓、俺の想い、受け取ってくれるよね?
(縛られたままの楓の腰を自分の腰に打ち据えるように、楓のお尻を振らせる)
あっ、あぁ、とーる、おにぃさまぁ
かえで、へっ、へん、なの
(やっと心と体が慣れてきて)
(破瓜の痛みが快感に変わり始める)
お、おなか、あつくて、あっ、あぁっ!
(楓の細い脚が宙を舞い)
(背をのけぞらせて快感の歌を唄う)
か、かえでぇ、すき、すき!
とーるおにぃさま、だいすき!
とーる! とーる! とーるっ!
かえでー
いくよ、中に出すからね。
(腰を振る速度を上げて、ペニスは狭くきつく締上げている楓の中で最後を迎えようとしている)
ズビュズビュ・・・・
(そして、その瞬間、楓の奥深くに突き刺さったペニスは、跳ね上がるように震えて、白い塊を放出した)ドピュ・・・
ハァハァ・・・
(放出が収まるまで、身体を動かさず、楓の中の感触を味わう)
楓・・・
とーるっ! とっ、とぉるぅっ!
(楓の頬を涙が伝う)
あっ、あぁっ、ああぁぁぁぁっ!!!
(熱い飛沫が楓の体内を満たし)
(楓の心を空高く舞い飛ばした)
ぁっ、ぁぁっ…ぁ……っ
(空を突くように伸びた足が墜ち、)
(白い喉をそらして髪が舞う)
ぁぁ……
(互いに果てて、トールは動きを止め、楓は縛られて吊られたまま身が崩れる)
(トールは楓の中に出したことで、体力を使い果たしたような疲労を感じたが、
やっとの思いで楓の戒めを解き、ゆっくり床に横たわらせる)
楓・・・楓様・・・
(楓の額の汗と、目じりに溜まった涙を指で拭う)
大丈夫・・・ですか?
ん…ぁ……トール…お兄様……
(トールの頭を抱き、そっとキスをする)
楓、トールお兄様と、一つになったんだよね
(はにかんだ顔に幸せそうな笑みを浮かべ)
好きよ、大好き、誰よりも、何よりも
名前も顔も知らないお父様やお母様よりも
んっ、愛してるの、トールお兄様だけを
(スイッチが切れ、破瓜の痛みが戻ってくる)
(だがそれも幸せの印だった)
(楓のキスを、キスで返す)ん・・・チュ・・
トールも楓様だけのものでありますよ。
えっと・・・すこしお疲れになりましたかな?
今、お布団をひきます。
(立ち上がって、押入れを開き、布団を引き、引き出しから寝巻きの着物をだして、楓に着させる)
さ、楓様、お布団にお入りください。
(手を取って楓を布団に導き横にさせる)
うん……
(激しい初めての行為と幸せな気持ちで)
(一杯になった楓のまぶたは重くなり)
トールお兄様……
(布団に入った楓はトールの服をつかむ)
お願い、一緒に寝て
(手をとったまま、縛られた後を指でなぞる)
すこし、強くしすぎましたね。アザにならないといいのですが・・・
はい・・・、ここは誰にも邪魔されないところですからね。
お嬢様と使用人じゃなく、楓とトールになって、一緒に眠りましょう。
(シャツとズボンを脱ぎ、下着姿になって楓の布団に入る)
楓様、一緒にいい夢を見ましょう・・・
うん、トール、おやすみの……ちゅっ♪
(頬を種に染め、照れて笑う)
おやすみなさい……
(トールの胸に顔をうずめ、)
(楓は幸せな眠りに沈んだ)
【これで〆です】