1 :
有志:
時は現代。
科学技術が発達した昨今の社会のなかで、平和が約束されている世界。
だが、人々は知らない―――その平和を脅かす者たちが闇で蠢いていること
そして、名も知らぬ人間のために、その魔を切り払う者もいることを―――
ここは、現代に蘇った妖魔やそれを退治する退魔者になりきって楽しむスレです。
妖魔になって民間人を襲ってエロールするもよし、退魔者となって仲間との絆を深めるもよし。
色々と展開を広げて、楽しんでいきましょう。
【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら退魔モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(相手の了承なく妖魔を殺害など)
・言うまでもないですが、最強厨も禁止。
・設定などは上手いこと、その時その時、都合を合わせていきましょう。
小さな矛盾とか気にしない気にしない。(無茶な矛盾はNGですが)
・相手のことを考えて、まったりと和やかな雰囲気でいきましょう。
・sage進行でお願いします
以下テンプレ
【名前】名前や正式名称など。
【年齢】年齢。年齢不詳の場合は外見年齢で。
【性別】男or女。性別不詳も可。
【サイド】退魔側か、中立か、妖魔側かをお書きください
【組織】所属する組織をお書きください。無所属の場合は「無所属」で表記してください。
【サイズ】身長、体重、女性の場合はB/W/Hを。体重は省いてもいいかも?
【容姿】服装や顔立ち、体型など。
【得意】事前に得意なプレイを書いておくとエロールもしやすいでしょう。
【能力】大まかで良いので、そのキャラの能力をお書きください。
【武器】武器を使用する場合には、こちらもお書きください。
【NG】NGなプレイ。こちらも上と同じくエロールをする場合にやりやすいので。
【弱点】最強厨防止のため、一人ひとつは弱点を。
【備考】詳しいキャラの説明などを、どうぞ。
前スレ=【妖魔】現代退魔戦記 第一章【退魔】=
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1137331030/
【
>>1さん乙です】
【名前】炎月(変身後マスクドライダー炎月)
【年齢】2000歳以上(外見は二十歳)
【性別】男
【サイド】中立
【組織】聖桜坂教会(カトリック系、本部バチカン)
【サイズ】身長183p 3サイズ秘密
【容姿】神父服、黒髪単髪(変身後 特殊強化ビニールスーツ 特殊強化メット)
【得意】なんでも
【能力】炎、ヒーリング
【武器】神具・炎聖刀(変身後は魂の篭った拳)
【NG】猟奇、スカ
【弱点】水
【備考】
仏教の伝来により神権を剥奪された日本の古代神で五代元素神の一人
他の神々がこの事により魔神化したのに対し一人反発
そして今はキリスト教の神父として孤児院としても機能していれ聖桜坂教会に勤めている。
なお、孤児院の子供達や親しい人達に自分の正体を隠しているが
その子供達や親しい人達が妖魔に襲われた時
マスクドライダー炎月と化し人々のために正体を隠し戦うのだ!
しかし変身と言っても所詮ビニール製のスーツのため防御力は0
唯一の取り柄が水に強いことだが水をかけらると苦しみます
変身中は正体の名前で呼ばれると悲しみますので
気軽にライダー!と呼んでください。
【名前】御影義虎(みかげ よしとら)
【年齢】16
【所属】天洸院・斬鬼衆(都立白清高校)
【性別】男
【サイド】退魔側
【サイズ】身長185 体重80
【容姿】金色の髪(染めている)・鋭い双眸・格闘家的な体型
基本的にブレザーだが、単車(ドウカティ)に乗るときは黒いライダ
ースーツ(強化処理済み)を着用
【得意】ノーマル (大抵オッケー)
【能力】徒手空拳+気巧術+射撃
基本的に肉弾戦で戦うが、場合によっては拳銃とナイフを使う。
技は我流だが、こめられた《力》によりとてつもない破壊力を持つ。
身体に纏った《気壁》により防御力も高い。
【武器】 ベレッタM92・コルトパイソンなどの自動拳銃と回転弾倉式拳銃
をあわせて使うことが多い。(弾丸は対妖魔加工済み)
対・妖魔ナイフ(刃渡り25センチ)
大仕事の場合、サブマシンガンやショットガンも使用することがある。
【NG】猟奇・切断・スカグロ
【弱点】前衛で戦うのが基本なので、遠距離攻撃には対応できない。
また、妖術・魔術を使う相手には苦戦を強いられる。
【備考】
日ノ本薫と同じく、天洸院・斬鬼衆所属の戦士。やや偏屈で人間嫌いだが、
一度気に入った相手には甘い。戦闘能力の向上に貪欲で、日々鍛錬は欠かさない。
現在独りで暮らしており、一家が離散する原因となった妖術師の集団を追い詰めるため、
斬鬼衆に雇われることになった。
【名前】佐々木 優希(ささき ゆうき)
【年齢】17歳。高校二年生。
【性別】女
【サイド】退魔側
【組織】私立水ヶ瀬学園 (無所属)
【サイズ】身長:167センチ 体重:50キロ B/W/H:84/55/81
【容姿】全体的にシャープな感じ。黒髪のショートヘアー。
主に制服を着用しており、制服は灰色のブレザーにチェック柄のスカート。
スパッツを履いている。
【得意】百合・和姦・陵辱など、許容範囲は広いですw
【能力】大剣を操る力。その華奢な身体とは思えない力で大剣を薙ぐ。
剣気による攻撃が得意。多少、氷系の魔術を操ることも出来る。
【武器】大剣・長剣系。初期装備ロングブレード
【NG】猟奇系
【弱点】炎・毒系の攻撃 霊力による攻撃にも少し弱い。
【備考】
私立水ヶ瀬学園に通う普通の女の子…だったのだが、ある日妖魔に襲われたところ
火事場のバカ力というべきか、何かがきっかけとなって力≠得ることになる。
それ以降、妖魔が現代社会の裏で蠢いているのを知って、自分の今の生活を守るためにも
妖魔を狩り続けている。性格はさっぱりしており、冷静沈着…が、それは見た目だけですぐに熱くなりやすい。
その性格からか、色恋ごとにはとても疎い。現在は、クーに訓練を積んでもらっている。
※私立水ヶ瀬学園
郊外の高台に位置する学園。
学校への道のりは急斜面が多く、バスを利用する以外はなかなか不便だが
閑静な高台に位置しているので、自然が多く敷地面積も広い。
実は霊的な力の強い土地の上に建っており、数々の噂話や伝説が絶えない。
裏では退魔組織が存在するとその筋では噂されているが、その真否は確かでない。
【
>>1さん乙です!】
【もういない?】
【いますよーノシ】
【今からだとそんなに時間ないけど】
【少し話してみますか?】
【そうしましょうか。どうせなら前スレを使いましょう。
少しなら丁度前スレを使い切ることができるでしょうし】
【それじゃあ、むこうで会いましょうノシ】
く………
ようやく解った…
俺はあの女が苦手だ…
(頭を抱えてます)
【待機です】
【非難所の方に行きますね】
避難所なんですが、
携帯用になりませんかね?
見られない…。
そうそう、どなたか手が空いてるなら、
まだこのスレに張られていないキャラハンのテンプレを張ってはいかがでしょうか?
今のところどういった人がいるのか、見やすくていいと思います。
携帯からはできないので…orz
【名前】リグレット少佐
【年齢】27↑
【性別】女。
【サイド】妖魔側。
【サイズ】身長174cm 体重55、B82/W58/H84
【容姿】髪型は緑のショートヘアで肌は死人のように青白く
常にメガネをかけている。
青・紺を基調にしたロングコート・タイトスカート(浅くスリット入り)
アンダーは白のブラウス。
という衿の部分には階級章をつけた軍人服・履物は赤のヒール。
【得意】陵辱する側。もしくは部下との性交。討伐されるロール。
【能力】吸血鬼になった事で元々しぶとかったのが更にしぶとくなった点。
【武器】拳銃の類。手榴弾。調教用の鞭。
【NG】 強烈なスカトロ。馴れ合い。
【弱点】光。十字架。再生不可能なまでの損傷。燃やして灰に返す。
【備考】終末思想をもった「黒い使徒」の一員。
元は某国の陸軍少佐だったが軍の演習において連続猟奇殺人を起こし
即刻、軍事法廷へかけられる予定だったが直前に脱走。
後に「黒い使徒」と接触、現在は主に諜報と爆破物によるテロを繰り返している。
衿につけた階級章に対し異常なほどの愛情を注ぐ冷徹な精神異常者。
尚、説得には一切応じない。
…もうすぐヴァレンタインも終わるようだが…
今夜も素晴らしき断末魔の狂想曲というものを聞きたいものだ…
(青白い口元にククッと低い笑みを浮かべながら現れる)
>13-14
そうしたいのは山々だが…
生憎と私には、勝手に他のキャラハンのテンプレを持ってくるという権限は無い
もしかしたら微調整したいと思っている者もいるかもしれないからな
すまない。
…だが、避難所の件はこれでどうだろうか?
【妖魔】現代退魔戦記 第二章【退魔】
避難所 携帯ver
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/5323/1137503228/
>>16 【こんばんわ】
【お相手大丈夫ですか?】
18 :
リグレット少佐 ◆sl0cAlh6Fk :2006/02/14(火) 23:14:13 ID:+KgtXrN6
【妖魔】現代退魔戦記 第二章【退魔】にて書き込みから15分ほど待機
『雑談でもいいが
性交となると私はややSよりだから、その一点だけは注意しておいてくれたまえ』
【性交と言うよりも…】
【血湧き肉踊る戦闘ですかね…】
>>17 【こんばんわだ、神腐】
【退魔側の君と妖魔側の私だと】
【少々穏便にはいきそうにないが…どのように展開していくべきかな】
【ふむ…何か気の利いた提案があれば聞こうか】
>>18 【ぐっっ…!】
【私とした事が……っ!】
【申し訳ない。これはスルーしてくれたまえ】
>>19 【クク…よく誤解されるが、それは本意ではないな】
【私もしたいものはしたいのだよ】
【戦闘はあくまでついでだと考えている】
>>20 【では楽しく一対多数と行きましょうか…】
【貴女の大量の武装食人鬼との戦闘…楽しみです……】
>>20 >>21 建てた人間から言うのも何だが、出来れば1スレ目を使い切ってくんね?
>>21 【となるとエロは無さそうか…少々残念ではあるが】
【まぁ、君の提案も中々楽しそうだ】
【私の立ち位置は本来メインキャラハンを引き立てることにあるしな】
【それでは君の提案なのだし始めは頼めるかな?】
>>22 【ぐっ…!私とした事がすまない】
【では神腐、楽しい宴はあちらで始めるとしよう】
>>23 【解りました】
【エロールの方はこちらで何とかします】
【では前スレの方にて開始ということで…】
【17時まで暇なので待機】
【やはり平日は・・・・落ちますノシ】
【名前】クリスティーン(クリス・10)
【年齢】14歳(実年齢:2歳)
【性別】女
【サイド】表向きは退魔だが、実は妖魔に近い。
【サイズ】身長148cm B78・W54・H80
【容姿】銀髪。アイスブルーの目。白いゴシックロリータ風のドレス。 華奢な肢体。
【得意】暴力描写含む陵辱。また基本的に妖魔以外とのエロールはなし。
【能力】妖魔の体組織を取り入れて、その身体能力(飛行・怪力・再生・鉤爪・超視力など)をコピーする。
また極僅かだが、炎月から分けられた炎系の力を持つ。
(初代スレ
>>414-416より。ただ後述の通り魔力が極端に低いため、使いこなせていないのが現状である)
【武器】今までコピーしてきた能力を駆使した肉弾戦闘がメイン。
基本的に武器は持たないが、状況に応じて『MIB』から支給される場合もあり。
戦闘中はサディスティックな狂戦士と化し、同時に苦痛への耐性能力の変化したマゾヒズムを併せ持つ。
【NG】スカ。
【弱点】肉体的には強靭だが、魔力が0に近いため魔術(特に金縛りや催眠など、物理攻撃的でないもの)
への抵抗力が低い。
【備考】対妖魔戦闘用に、生物科学技術と錬金術の粋を集めて生み出された人造人間(ホムンクルス)。
開発コードの「クリス」は「クリーチャー」(創造物)の意味であり、それに開発ナンバーの「10」を加えて
「クリスティーン」と名付けられる。つまり「10番目の怪物」。
順調に成果をあげ続けていたが、その心身には異変が起きつつある。
妖魔の体組織を取り込みすぎた結果、その魂は闇に惹かれ、堕ちてしまったのだ。
今の「彼女」の望みは、様々な妖魔と交わり、精を受け、その身に最強の妖魔を宿すこと。
幼い暗黒の聖母の欲望に、気づいているものは居ない。今はまだ、誰も。
【組織】『メルクリウス・インターナショナル・バイオケミカル』。
外資系の生物科学技術関係では日本で最大手の企業。色々と後ろ暗い噂もあり。
【新スレ乙です】
【改訂版のプロフ投下しておきます・・・・な、長い】
【今日は・・・・夜は来れるかな?ちょっと確約はできませんけれど】
【名前】幸原 尚(ゆきはら なお)
【年齢】17歳
【性別】女
【組織】私立水ヶ瀬学園(無所属)
【サイド】中立。身近に変な妖魔がいたので、共存も出来るんじゃないかと思っている。
【サイズ】身長・157p。上から79・56・80。
【容姿】肩につかないくらい短くて黒に少し青が混ざっている髪。少し切れ長の目。着痩せするタイプ。いつもは制服。
(といってもスカートでなくスラックスをはいている。)休日はたいてい男物の服を着ている。
【得意】大抵のモノならとりあえず出来ます。
【能力】体術(空手・柔道・合気道等々)気功術(気を操る)
【武器】玩具の銃。(スミスアンドウエスンチーフスペシャル38口径やベレッタ、シグ・ザウエル等)いつも持っていて、戦う時に銃から氣弾(気の弾丸)を撃つ。
【NG】猟奇的なモノ。スカトロ。
【弱点】ふいを突かれること。男全般。(結構苦手。子どもは例外。)
【備考】マイペース。人懐っこいほう。(男以外。)妖魔と人間のハーフ。(半妖)父親の妖魔は変わっていて、人間の文化等に興味を持ち、殺戮等に興味は無く、 母親と恋をし、結婚して只今も幸せに生活中。
なので、妖魔も人間も一緒に生きることが出来るんじゃないかと思っている。
しかしながら、 妖魔に襲われたり退魔の人に妖魔と間違われて殺されかけたり大変な思いをしているので、
どっちも自分に関わってほしくないと思っているが、どうもその希望は叶わないらしい。
体術を習っているせいか、かなり身軽。
氣弾は銃が無くても指の先から撃つ事が出来る(某漫画を参考にして)が、暴発しやすいのでめったにやらない。
【新スレ乙です】
【ちょっとかえてテンプレ投下。】
【待機します。】
【こんばんわ〜】
【こんばんわー、どうも。】
【19時半くらいからお相手できますか?】
【オッケーです。】
【といってももうすぐっぽいですが(笑)】
【さて…】
【シチュはどうしますか?】
【そうですねぇ・・・・。ちょっとバトルをしたいので・・・。】
【私が炎月さんに妖魔と間違われてって感じがいいんですが・・・。】
【了解しました】
【ところで…ライダーverとノーマルどっちがいいですか?】
【ライダー・・・(笑)】
【じゃぁ、ノーマルでお願いします。】
【了解しました】
【では早速…】
(冷たい風が吹き荒れる夜の街)
(人気の無い裏路地に佇む一人の神父)
不可解な力…
何者だ……?
(ほぼ毎日のように妖魔にちょっかいを出される日々。)
(今日も例のごとく追いかけられ、やっと逃げ切った所だった。)
それなのに・・・・なんで・・・。
へぇ・・・分かったんだ。
何者って言われてもね。
アンタと似たようなモノだと思うけど。
アンタは何?妖魔?退魔?神父の格好してるみたいだけど。
ヤるってんなら・・・相手するよ?
(隙無く構え、肩にかけているバッグに手を入れる。)
【すいません、食事落ち・・・。】
【30分ほどです。】
む……
〔好戦的な人だな…〕
(ただ確認をしただけなのに相手はいきなりの戦闘体制)
私はこうゆう者だ…
(とりあえず名刺を投げ渡す)
(名刺には『聖桜坂教会神父 炎月』と書かれている)
【了解しました】
【復活。30分もかからなかった。】
ん・・・?
(襲いかかってくると思っていたのに、名刺を渡されびっくり。)
『聖桜坂協会神父 炎月』・・・・?
あ、その格好はとりあえずコスプレじゃなかったんだ。
・・・もっとも、人の皮被った妖魔ってこともあるけど。
でも、唯の神父じゃないんだろ?
妖魔か半妖か・・・それとももっと他の?
あ〜、もう勘弁してよ。
今日だって退魔に襲われて疲れたんだから。
コスプレとは失礼な奴だな…
(少しご機嫌斜めに)
さて…
聞きたい事があるのだが…
この男に見覚えは無いか?
(差し出された写真にはユッキーの父親の顔が)
【ユッキー、というのは私でいいんですかね?】
(敵意は無いと思ったのか、構えを解いて自然体の体制に。)
悪いけど、ヒト捜しなら他でやってくんない?
アタシ行動範囲狭いから役にたて
あ・・・・・
(父親が写っている写真を見て絶句。)
む……
知っているようだな…
素直に答えてくれると嬉しいのだが…
(相手が知っていると確信し相手が攻撃してきてもいいように軽く構える)
【スイマセンorz】
【ユッキーはこちらの手違いです…】
【なんだったんですか?】
(バッグからベレッタの玩具を取り出しながら)
あんま、答えたくないね。
このヒトを見つけたらどうするのか答えてくれたら言ってもいいけど?
まぁ、あんまり良くない答えだったら
(銃を構え、神父の顔のすぐ横を狙い、打つ。)
次は当てるけど?
君に聞く権利は無い…
(幸原は玩具で攻撃しても動じる事はない)
答えてくれないのなら…
無理矢理聞くしか無くなるが…
(炎月から熱き紅蓮の闘気が放たれる)
【気にしないで下さい】
【こちらの手違いです】
【はい】
っ・・ぁ・・!
(闘気にあてられ冷や汗が出る。)
(しかし、油断なく銃を構え、)
決して良いもんじゃなさそうだから・・・
断る。
(頭と心臓を狙い、氣弾を連射した。)
まったく…
物騒だな…君は……
(手の平で円を描き幸原が放った気弾を打ち消す!!)
戦うと言うのなら…
手加減はしない…!!
(炎月の闘志は熱き炎に変わる!)
まぁ…
死なない程度には手加減するがな…
(炎の渦が幸原に襲いかかる!!)
!!
消された・・・?
炎ね・・・
ってことは、かなり上級の妖魔・・・かな。
手加減だぁ?
させないよっ!
(高くジャンプし炎月の攻撃を避け、宙に浮いた状態から氣弾を撃つ!)
残念ながら俺は妖魔ではない…
(自分の体を炎化し跳び上がった幸原の後ろへ)
あと気弾の連打は体力をかなり消耗するから
あまり使わない方が身の為だぞ
(幸原の後ろに背中合わせで腕組みをしている)
・・・なんっ!!?
(思わず後ろを振り返る)
妖魔じゃない・・・?
じゃあなんだって言うんだよ?
はっ!
心配すんなよ、並じゃないんでね!
(背中を合わせたまま、腕の間から氣弾を撃ち、そのまま炎月に上段蹴りをくらわす!)
【あ、いつのまにかトリップが変わってました。】
おやおや…
乱暴だな…
(気弾が当たる)
(しかし当たった場所は綺麗に炎で修復されさらに蹴りを受け流す)
俺が何者か…だって?
(ふわり地上に降り立つ)
ただの神父だよ…
よし、あたっ・・・
(炎で傷が癒えたのを見て)
うっそだろ・・・?
(地面に着地すると、すぐに跳んで塀の上にのる。)
ただの神父なわきゃねぇだろっ・・・・
(とにかく、炎が邪魔だ。)
(水。水探さなきゃっ!)
っうらぁっ!!
(鞄からサブマシンガンの玩具(ミニ)を出し、氣弾を乱射!)
(そのまま塀の上や、時々屋根の上に飛び乗りつつ、水を探す。)
……!!!
〔何かよからぬ事を考えてるな…〕
(手を地面に当て力を放出する)
火撃…半径200b火炎結界!!!
(半径200bに炎の結界が張られる)
さぁて…
もう逃げられないぜ…
(炎の壁のため立ち止まり、汗を拭いつつ炎月と向かい合う)
あっちぃ・・・ぁ。
やっぱ、アンタただの神父じゃないだろ?
こんなん上級妖魔か神レベルだ。
・・・性格も悪いっぽいし!?
(踏み込み、炎月の懐に入って拭った汗を炎月の顔に振り掛ける!)
どおだっ!?
神か…
そう呼ばれてた時代もあったな……
(熱そうなので少し結界の温度を下げる)
おっと…
まいったな…汗とは……
(幸原の汗が炎月に触れる前に蒸発してしまうがそれなりにきいているようで)
・・・?
元神ってことか?
元神がアイツに何の用事だよ?
アイツは人殺したりしてねぇよ?
妖魔なら全て殺すってか?
良いモノ見っけ。
(手に鞄から出したペットボトルを持ち)
汗でそんなんなら、純粋な水だったらどうなるんだろな?
【すいません。一時凍結してほしいのですが・・・】
いや…
この男とはかなり昔からの知り合いでな…
この街に住み着いたと話に聞いたものだから挨拶に行こうと思ってたんだが場所が解らなくてな…
(頭を抱えながら話す…)
なにぃっ!!
ぐぉぉぉっ!!!
(水をかけられかなり苦しむ)
【了解しました】
【明日も同じ時間に待機してますので予定が合えばその時に・・・】
【でわ。】
【名前】久保 凛/クー・フーリン
【年齢】16歳。高校二年生。
【性別】女
【サイド】退魔側
【組織】無所属/風見ヶ原高校二年
【サイズ】158cm 47kg B78/W60/H81
【容姿】=久保 凛=
短めのポニーテール。セーラー服姿。
黒髪、黒瞳だが、先詠発動時には瞳色が銀色になる。
口調は普通の女言葉だが、つっけんどんで他人に対して警戒心が強い。
=クー・フーリン=
凛の精神に同居する、古の騎士。
凛に退魔の力を授けた本人でもある。
凛の意識を押し退けて出てくる事は出来ないが、凛が気絶したり、凛の意思で彼に
意識を明け渡す事がある。彼が表に出ている際には、凛は深層意識で眠りに就く。
【得意】和姦の方が得意ではあります。
【能力】『無名』と呼ぶ不可視の刃を操る。
刃というよりも、鞭状に自在にしなる鋭い糸のようなもの。
扱い方によって、鋼鉄も切断する威力を持つ。
相手の所作から攻撃、行動のタイミングを瞬時に判断する「先詠(サキヨミ)」の能力を持ち、
反射神経が見た目に拠らず常人を遥かに凌いでいるため、物理的な戦闘では捉えるのが難しい。
(但し、不定形の怪物等には先詠は困難)
クー・フーリン現出時には、糸を束ねて一本の紅い槍と化す事が可能。
それを『ゲイボルグ』と呼ぶ。
【武器】不可視の糸/風系術
【NG】スカ・戦闘に必要以上のグロ
【備考】両親を黒づくめの魔人に殺害され、退魔能力に目覚める。
それ以来、黒づくめの魔人を追って、魔物、魔人を問わず狩り続けている。
一、二ヶ月に一度の周期で、『夜を渡るもの』によって仕掛けられた術が発動し、淫夢結界に陥る。
※黒づくめの魔人
黒いスーツ姿に身を包んだ20代後半くらいに見える青年の姿。
態度は慇懃で紳士的だが、狂気的な部分があり、殺戮に関しては容赦がない。
影と精神の術を操る。凛はその時男から告げられた名【夜を渡るもの】と呼んでいる。
凛の両親を殺害し、その折りに凛を犯している。
【弱点】精神操作系の術に弱い(睡眠、幻覚など)、攻撃が当たると打たれ弱い。
【名】朝山 遠矢
【正式名称】捕獲体18番
【歳】不明(推測16〜18)
【性】男
【サイド】退魔
【サイズ】身長171cm体重60kg
【姿】
服・上は黒のシャツに下は紺のズボン
髪・特徴の無い短髪
体・男としては細身
【得意】なんでも
【能力】
・肉弾戦を主に、体を変質し獅子の剛腕や豹の俊足に変えたりする
だが多大な魔力と常に集中力を要し、一戦闘に一部分しか使えず
それと長時間の戦闘で魔力が切れ、無力化する事も
・妖魔時は力が解放され、体の変質化が強力に
【NG】無し。場合によってリセット
【弱点】
人間時は精神系術。魔力切れ
妖魔時は緻密な戦略。精神系術
【所属】対妖魔特殊戦略組織 墓無
【詳細】
彼は母が妖魔に陵辱され出来た子、半妖である
幼少期、あるきっかけ組織に拾われ、今は夜に妖魔を狩り、昼は監視されて過ごす
尚、弱っている時等に退魔士との接触、力の発現に居合わせると妖魔が現れる
妖魔状態を解くには妖魔の精神が退くまで戦うか、遠矢が精神を押し退けるか
年齢不詳なのは母の存在が確認できず身体や精神面を見て16〜18歳と推測される
正式名称は18番目に捕獲した半妖という区別から
半妖と思い悩むのか精神的に脆い部分がある
【すいません・・・・orz】
【今日はちょっと来れないっぽ・・・(泣)】
>>65 【気にしないで下さい】
【機会があればその時再会しましょう】
【名前】響 真空(ひびき まそら)
【年齢】少なくとも2000歳以上(外見は十代半ば)
【性別】女
【サイド】中立
【組織】無所属(気まぐれでフリーター)
【サイズ】身長:162センチ 体重45キロ B80/W56/H83
【容姿】髪はゴールドアッシュの激しめのウルフヘアー、
格好はジーンズにパーカー等ラフな服装が多い。
【得意】ラブコメ→流れでエチーとか。百合もOKです。
【能力】空間移動(テレポート)、空間断絶(空間を切り裂く)、
虚空波動(相手の心を一瞬「無」にしてしまう)
【武器】なし
【NG】スカ
【弱点】物理攻撃、ダメージ系魔法全般
(テレポートで回避or空間断絶で魔法を消し去るので当たると脆いです)
【備孝】
仏教の伝来により神権を剥奪された日本の古代神(八百八万の神々)で五代元素神の一人で、
「空」を司る神である。
炎月を除く他の神々同様一度は魔人と化すが天性の気まぐれにより、今は人間観察を楽しんでいる。
喜怒哀楽が激しく気まぐれな為、中立と言うよりは双方の敵であり味方。
炎月がこの町に住むと聞いて気まぐれで遊びに来たようである。
【新スレ万歳!張っておきますよん♪】
平和だな……
だがそれが良い……
(椅子に座ってノンビリしてます)
【待機です】
【こんばんは】
【お相手よろしいでしょうか】
【少しお相手いただけます?】
【失礼いたしました。ここはお譲りします。】
【よろしくお願いします】
【一応、『炎月』さんとしては初対面なので、今回は雑談だけに留めておきましょうか】
>>71 【すみません…】
【了解しました】
(夜もふけ、街明かりにうっすらと照らされる教会…)
(人気の無い礼拝堂に一人椅子に座り空を見つめる男…)
……………
(何をするわけでも無くただ沈黙を続ける)
(息を切らせ、刀を鞘におさめる)
(額には一筋の汗が流れる)
………今日のは…少し手強かった…
(ふぅ…と一息つき、辺りを見回す)
………ここ、どこ……?
(気付けば全く見知らぬ場所)
(妖魔を追う内に遠くまで来てしまったらしい…)
…これは困った…どうしよう…
(帰り道が分からない。)
(うーん、と腕組みして考える)
……教会…?
……ここの人に道を聞こう…
(トントンと扉を叩く)
…夜分遅くにすみません…どなたかいらっしゃいませんか……
NHKの集金です……
……ごめんなさい…
ふぅ……
(軽くため息を付き)
こんな夜更けにこの教会を訪れるとは…
(立ち上がり客人の方を向く)
何用かな…?
退魔士のお嬢さん…
(首から下げている銀のロザリオが月明かりを反射しキラリと光る)
(風になびく短髪の黒髪…)
(燃えるような瞳…)
(そして人ならざるオーラ……)
……えと…その…
(現れた神父を前に少し戸惑う)
(「迷子になったので道を教えてください」…恥ずかしくて言えない)
(やっぱりNHKの集金でごまかし通そうか…)
(というか、それよりも)
……私が退魔をしてる事…何故分かったんですか…?(…質問を質問で返してみる)
(そういえばこの神父…どこか尋常でないものを感じさせる)
何故…ですかね……
(水無月に近づく事もせず遠ざかることもせず…)
匂いと雰囲気…ですね……
(あくまで中間を保つ炎月)
…匂い…と、雰囲気……
(掴み所のない男の言動)
(彼から感じられるのは、妖魔の持つ邪気とも、退魔士の持つ気とも似つかない)
(以前に出会った、妖魔でありながら人として暮らしている女性…)
(彼女のものともまた違う)
……えと…じゃあ、あなたは……
(何かを言いかけた瞬間)
ぐーーーーーっ…
(これは新種の動物の鳴き声ではない)
(軽薄なアメリカンが親指を立てて言う感嘆句でもない)
………………
(咄嗟に音源である腹を抑えて赤面する)
(そういえば夕飯を食べている暇も無かった)
……えと…その……
おやおや……
(水無月の腹の音を聞き)
ちょっと待ってて下さいね
(奥に行き)
夕飯の残りのパンとスープならありますが…
いかがですか?
……………今のは聞かなかった事に……
(初対面の人に腹の音を聞かれ、恥ずかしそうに俯く)
………?
(奥へと消えた神父の後ろ姿を不思議そうに見る)
………え…
(戻った神父が差し出した食べ物)
(今はとにかく何か腹に入れたい)
……いただきます……
(神父の優しさに感激しつつパンをかじる)
(数分後)
……おいしかった…ありがとうございました……
(完食し、深々と一礼)
それじゃ、私はこれで…
(教会から出る)
(…が、すぐに戻って来る)
…あの……ここ、どこですか……
…………
〔食べるの早いなぁ〜……〕
(水無月の早食いに軽く見とれてしまう)
あ…
夜も遅いから気をつけて帰…
(去り行く水無月に見送りの言葉を言おうしたがあっさり戻って来てしまったようで…)
ここは聖桜坂教会、正面の道を通れば数分で街に出れる
(道を訪ねる水無月に親切に道を教える)
………何だか…いろいろ申し訳ない………
(飯を食べさせてもらった上、丁寧に道を教えてくれる神父に心底すまなそうに言う)
……それじゃ…今度こそ、さようなら…
…ありがとうございました…
(再び深く礼をし、退出する)
(…が、また戻って来た)
…あの……お名前、聞いてなかったから…
もし良かったら…教えてくれると……
……また戻って来たんですか?
(再び現れた水無月に軽く驚くが)
私の名前ですか……
聖桜坂教会所属の神父、炎月です
(丁寧に自己紹介する)
……私は、水無月 涼子…
…一応、家が神社………
……炎月さん…今日は本当にありがとう…
また今度…来てみる……
炎月さんも…うちの神社に来てくれると嬉しい……
それじゃ…三度目の正直…さようなら………
(退出)
(帰り道の間、ふと気が付く)
……ん…?
…『炎月』…さん………?
(確かどこかであった覆面ヒーローの名前にも、似たような名前が…)
………気のせい、か…
(…気のせいでした。)
【こちらはこれで〆にします】
【のんびりロールで楽しかったです】
【ありがとうございました】
また機会があれば会いましょう
(再び去り行く水無月に手を降ります)
よし…
バレてない……
(バレてないのを確認してガッツポーズ!)
【こちらこそありがとうございました】
【中々マッタリしてて楽しかったです】
【では私はこれにて! ノシ】
【待機してますので、遠慮なく声かけてください】
【まだいらっしゃるでしょうか?】
【おりますよ。険悪ムードなふたりですが】
【どうしますか?】
【そうですねー。偶然、街で出会って、私闘。
そうしている内に妖魔の出現、一応共闘、という流れはどうでしょう?】
他人など関心がないと嘯いて。
何人死のうと興味がないと切り捨てて。
けれど、本当は考えていた。
あの少年は死ななくても済んだのではないかと。
あの少女は死ななくても済んだのではないかと。
今日も気分が悪かった。最近はずっとそうだった。
あてもなく繁華街を歩いている。
【じゃあ、それでいきますか】
今日も亡くなった友人の墓へ花を添えに行ってきた。
今の社会はどうかしてしまっている。
妖魔の目的が何なのかは分からない。
ただ―――彼が人を狩るというのなら、私は妖魔を狩る。
それがせめてもの友人にしてあげられることだと思ったから。
理想論だろうが、自己満足だろうが、それでも私は私のやり方を貫く。
そう、私のやり方に他の誰かにとやかく言われる筋合いなどない。
「………あれは」
ふと視線を上げると、見覚えのある顔が見えた。
最悪だ―――…。今、彼と出会うとは予期もしてなかった。
私は、深いため息をつくと再び彼に視線を向けた。
【ロール中すみません。お二人共、一つ提案ですが、妖魔側を私がやりましょうか?】
【三人進行でどれだけのスピードになるかが問題ですが、もしOKならやりますけど】
【無理そうなら、この提案は破棄しますので。お返事お待ちしてます】
>93
【私は嬉しい申し出ですけれど…
御影さんがOKであれば頃合を見計らって出てきてくだされば】
>92
悪いことは重なるらしい。
見覚えのある顔。感じたことのある気配。
名前は確か、佐々木優希・・・
舌打ちひとつ。どうするか。思考せよ。
殺すか殺さないか。
俺の目の届かない範囲でなら、誰が生きていようと
死んでいようと一向に構わない。
だが、俺はこの女に何かを感じているのだ。
「また、お前か」
歩み寄り、ギリギリの間合いで止まり、呟く。
【私は一向に構わんw】
【ただ、18時には落ちる予定なんで、そこんとこよろしく】
>>94 >>96 【では、適当な所で入ります。避難所で言ってたのを出しますので。共闘の切欠になれば、と】
【以降は、トリップのみで書き込みます】
>95
彼も私と同じ気持ちのようだ。
―――鋭い視線が私を射貫く。
別に彼と私が争う理由は一向にない。
だが、私が彼を嫌う理由は幾らでもある。考えるだけも億劫だ。
私はブレザーのポケットに突っ込んでいる左手に意識を集中させながら、
いつでも彼に殴り飛ばすように真っ直ぐ睨みつける。
「私だって貴方に会いたくありませんでした。
貴方のその不干渉主義には飽き飽きしているので、ね―――」
本心だ。
今更彼の目の前で自分を取り繕うとは思わない。
>98
言葉には刃がある。言葉で俺を斬りつける。
ただ、そんな言葉では俺は傷つかない。俺の心には届かない。
「ふん・・・丁度いい。いい場所がある、ついてこい」
踵を返し、邪魔の入らない場所へ移動する。
向こうもやる気は十分。なら躊躇う理由もない。
殺すつもりはない。フリーの能力者は、貴重な戦力になる可能性があるからだ。
だが、叩きのめす分にはいいだろう。
>99
黙ってついていく。
本来ならこういうことに力を使うべきではないだろう。
だが―――彼だけは性格的に受け付けることが出来ない。
相手はプロだ。
独自で戦い方を学んでいる私とでは力の差もあるかもしれない。
だが、そんなもの。
私が私の信念を貫くのに、何ら障害にはならない。
……気付けば、薄暗いひと気のない廃墟へとたどり着いていた。
周りは殺風景で、野草や枯れ木など生え放題だ。
>100
誰もいない廃墟。
かつてとある僧侶と、それに取り付いた化け猫の戦った場所。
今では、悪縁が淀み、犬猫も寄り付かない場所となっている。
その代わり、瘴気が漂い、下級の妖魔が集まりやすくなっている。
「ここなら邪魔は入るまい」
約10メートルの距離を間に挟んで向かい合う。
「得物がを使うなら勝手に使え」
典型的なクラウチングスタイルに構える。
「死なない程度には加減してやるが、死んでも化けて出るなよ」
悪霊祓いは面倒だからな。
>101
もう言葉はいらないと言わんばかりにそう言い捨てる彼。
加減してやる、とは甘く見られたものだ。
いや、実際その差はあるのだろうが―――いや、もう考えるのはよそう。
コイツに、自分のしていることの意義を叩き込んでやる。
いつも所有している長剣をいつも通りに両手で構える。
相手が無手だからと言って、遠慮するほど私も人は良くない。
―――私の全力をコイツに叩きつけてやる。
そう思うと同時に私は既に駆け出していた。
剣にあらかじめ左手に停滞させていた冷気の魔力を送り込む。
「――――シッ!」
大きく彼に向けて剣を薙ぎ払う―――飛散する氷の波と同時に。
>102
ロングソードというやつか。
剣術使いなら斬鬼衆にもいるが、あっちは日本刀だしな。
女の、左手の気の流れが変化した。魔力というやつか。
氷の刃と共に薙ぎ払う斬撃。魔法剣というやつか。
正直に言うと、魔術の類は苦手だ。
だがそれは、遠隔攻撃という条件がつく。
一方的に刻まれるからだ。
拳に纏った硬気で氷の波を打ち砕く。
魔術師本人がそこにいるなら、そこをつけばいい。
一足飛びに間合いを詰めて、低く低く滑り込み、
足首を刈り取る水面蹴りを放つ。
…あそこか。
(廃墟の一つの建物から、薄暗がりになった場所に目を向ける男が、いつの間にか居た。
対峙する二つの影が、一般の猿共よりも強い精神力を際立たせているのを覗く。
喧嘩か何かは知らないが、互いに争っているようだ。ジャリは剣、ガキは無手。
両方共、まだ子供の領域だが、嬲るには丁度いい。
しかも、おあつらえ向きに邪魔な猿共が他にはいない)
愉しませてくれよ……少しくらいはなァ。
(陰惨な笑みを浮かべ、男は二人の異能力者の戦場へと、飛び降りた。
そのまま、左手で優希の振り回していた剣をぞんざいに掴む。
革手袋から、焼石に水をかけたような音が立ち上った。同時に、義虎の蹴りが脚を穿つが、男の体は傾がない)
よォ、子猿共……俺も混ぜてくれや……。
(言うなり、いきなり義虎に向けて黒革の手袋を着けた掌を向けた。
そこから、紅蓮の焔が鞭のように少年へと襲い掛かる)
=男の第一印象=
容姿:短髪のツンツン型の赤茶髪。身長2mくらい。体格はかなりいい。
服装:黒い革製コート、サングラス。
【レスの順番はどうなるんだ?】
>104
やはり―――。
戦い方からして、彼は接近戦が得意のようだ。
―――氷の刃、剣撃そのものもかわされ、私の身体には隙が出来る。
だが、連撃を伴わない一撃ならいかに使用もある。
どれだけ鋭い攻撃とはいえ、狙われるは一箇所のみ。
突き詰めて言えば、そこの一点だけに集中し、防げばいい―――。
私は滑り込んでくる彼の蹴りに対して、剣を振り払う際に手放した
未だ冷気の魔力の残る左手を向け、一気に放射し小さな氷壁を生み出しその一撃を防ぎきる。
そのまま咄嗟にサイドステップを続けて、彼から距離を測った。
>105
その時ふいに、強い妖気を感じた。
視線を向けてみると、そこには―――
その姿を確認するまえに、私は既に「それ」に向けて剣を放っていた。
だが、私の剣はやすやすと「それ」によって防がれてしまう。
攻撃の危険性も考えて―――…いや、直感的にこいつは危ないと感じた。
今までに会ってきた妖魔のなかでも、遥かにランクが違う。
そして気を取られていた隙に「それ」は彼に向かって辺り一体を熱気に包むかのような
業火を放っていた。
>107
器用な真似をしやがる。
残存する魔力で氷の障壁を生成。
蹴りを防ぎやがった。
だが俺の攻撃はまだ続く。
一撃必殺・連撃必倒。どちらも俺のスタイルだ。
その時である。
妖気の塊が俺たちの間に割り込んだ。
>105
ああ、厄日だ。そんなことを考える。毎度のことではあるが。
紅蓮の焔が掌から伸びる。
黒い皮コートとサングラス。よくあるスタイルだ。
つまり、スタイルと言葉遣いからして、やられ役確定組だろう。
這うような姿勢から一気に跳躍。ちっとだけ炙られたが問題なし。
この程度の機動は基礎中の基礎。
どんな体勢からでも必殺の一撃を放てなければ、魔物と戦えない。
空中で顔面に、蹴り蹴り蹴り蹴り蹴り。
蹴りの嵐が蹂躙する。
15発目の蹴りで、相手の顔を足場とする。
蹴りの勢いで間合いを離す。
「邪魔すんなよ、三下が」
《気》の内圧を上昇。対妖魔殲滅モードへ移行する。
とりあえずこの雑魚を片付けよう。
>108
【了解】
ははァ……悪くねェ。
(優希の剣を掴んだまま、焔蛇の舌を回避した義虎に、にやり、と笑みを浮かべる。
これで丸焦げになるようでは話にならない。
そして、真っ向から義虎が放った蹴りを全て受けた。)
…けっ。それで、終わりか?
(掴んでいた優希の剣を手放すと、蹴られた場所についた泥を軽く払い、鷹揚に二人の顔を見下ろす)
おい、お前ら、猿の中でも特殊な力持ってんだろ?
だったら、見せてみろよ…だが、俺を凡庸な妖魔と混同しねェ事だな…!
(ぎらつく欲望が、男の表情の中に見て取れた。
戦いを望む感情。猟犬の感情。殺戮を望む感情…それらが、狂おしいまでの感情の渦となり場を緊迫させる)
いくぜ……来い、《木霊狩り》!
(男が咆え、両拳を併せた。そのまま拳を、刀を抜き放つように左右に開くと、
刀身に幾つもの虚ろが穿たれた歪な肉厚の刀がその手の中に現れる。
その無数の孔から、蛇の舌のように焔が大小の姿を覗かせた)
遥かに強い妖気―――。
恐怖が私の心の底からわき上がってくる。
少しでも下手な動きをすれば、その瞬間四肢を断絶させられそうなその妖気。
だが、この魔人を放っておけば、私だけではなく多くの悲しみを作ることになる。
そう――――――直感した。
/※/
言われなくても―――…そうさせて頂きます。
―――この、絶氷の剣にて。
(恐怖を闘志へと変えて、全力の魔力を剣へと注ぎ込む。
剣はその刀身を覆うように巨大な氷の刃となって伸びる)
(ここで体力を保存しておこうなどと考えていたら、すぐさまやられてしまう)
……ここは一時休戦です。取り敢えず彼を討ちましょう。
(果たして連携が取れるかどうかは分からなかった。だが、彼も同じことを考えているのだろう)
(優希は放たれる殺気と狂気を振り払うように、その渦中へと駆け出した)
―――うぉぁあああああぁっ!!
(「それ」に向かって大きく跳躍し、「それ」の全てを薙ぎ払うかのように強大な氷の剣を振り払う)
>110>111
台詞まで三下のやられ役だ。正直気分が悪い。
大した相手ではない。この程度の相手に負けるなら、俺も
その程度だったというだけだ。
何やら妙な武器を取り出したが、関係ない。
ブレザーの裾から、ベレッタM19を抜きそのまま撃つ。
破邪の弾丸たる9ミリパラベラムを、三下妖魔に叩き込む。
トリガートリガートリガー。命中率だのなんだのは考慮しない。
弾丸を叩き込む合間に、
「お前は後回しだ。邪魔だからひっこんでろ」
雑魚妖魔に突進する女――名前なんぞ呼んでやらない――に言う。
互いの戦闘パターンを知らないなら、連携は取れない。
正直、邪魔でしかない。
殻薬莢が地面に舞い落ちる。
合計16発の弾丸を撃ち尽くす。
阿呆が。
銃弾なんざ効くかよ。
(義虎の放った弾丸は無視する。それは殆どが命中したが、全て体表面で蒸発した。)
さて、こっちは…ちっ…氷の剣か。
邪魔だな…。
(優希の剣を交わし、木霊狩りを叩きつける。
その一撃で、木霊狩りが、女の剣から氷圧を奪い去る。
だが、剣の孔から噴き出る焔も瞬間、消え去った)
きゃあああぁぁっ―――!!
(薙ぎ払われる剣によって、華奢な身体は宙を舞い吹き飛ばされる)
(何度か地面をバウンドし、遠く吹き飛ぶがそれでも立ち上がり)
……くっ…はぁあ……っ…!
(全ての冷気を奪い取られ、剣はただの鋼鉄の剣へと戻った)
(残るは少量の魔力と生命力―――氷の剣を形成するにはまだ魔力が足りない。
だが、せめて「あれ」を追い払えるような……)
いや……全てを打ち込んでやる!
(どうせ、このままずるずるやっていても、結局はやられてしまうだけだ。
ならば、尽きるならば全てを相手にぶつけてからの方がいい)
(やらないよりはずっとマシ―――それが彼女の持論でありアイデンティティ。)
(全精力を剣へと注ぎ込む。霊力が込められた剣―――そして)
――――――潰す!
(走る、走る、走る―――!! もう既に心臓は突き破りそうだった。
だが、それでもこの一撃を与えるまでは、内臓がいかれようとも走ろう、そう決めた。
それは彼女のなかでは―――絶対)
はぁ―――ぁああああぁぁああっ!!!
…受けッ………取りなさいッ!!!
(上ずった声のまま叫び、声が枯れそうになるも、その剣を全力で「それ」に向けて振り下ろす)
>113>114
所詮は9ミリか。
俺は冷静にベレッタを放り、コルトパイソンを引き抜く。
一呼吸で357マグナムを6発撃ち尽くす。
面倒だが、無様に吹き飛ばされた女に当たらないように、
弾道を計算せねばならない。
破壊力も貫通力も、9ミリとは比べものにならない。
篭められた聖なる思念も同様に、強烈無比。
効果を確かめず、俺は突進した。
女も同時に走り出している。
力が足りない。速さが足りない。だが決意だけは揺るがない。
多分、この女も何かを失ったのだろう
だから、守ろうとするのだろう。
だから、戦っているのだろう。
だから、俺が気に入らないのだろう。
滑稽だ。力がなければ、その信念は貫けない。
信念だけでは、超えられない壁も確かに存在する。
「くだらねえ」
死なないなら、死ぬまで殴り殺す。それだけだ。
両手に《気》を集約。拳は鉄槌となり、手刀の切れ味は
日本刀となる。それは妖魔相手でも変わらない。
金髪の青年は漆黒の風となり、少女より速く動き、妖魔の分厚い胸板に
拳を叩き込む。
弾に破魔の加工がしてあっても、体表面を穿つ前に溶けちゃ意味ねェんだよ。
(破魔の力が男の皮膚を焼いてはいたが、決定的なダメージにはなっていない)
ククク……まるで息が合ってねえ。
それじゃ、ダメダメだな。
(あまりの馬鹿らしさに、哂いが抑えられない。
ガキの癖にプライドだけが高くて相手の実力も量れない屑退魔士と、
能力はともかく、実戦経験の伴っていないヒヨっ子の組み合わせか)
一人一人じゃ俺に傷を負わせる事すら出来ん。
二人揃っても、バラバラ。
猿共は、お互いに支えあえるのが美徳だったんじゃなかったのか?
(哂いながら、木霊狩りに”餌”を与えてやる。
先程よりも強く、焔が刀身を覆った。)
こんなアホ猿共に狩られていたとは、余程この街の妖魔は腰抜けばかりだったようだ…。
呆れるぜ。
(構え、木霊狩りを振るった。
無数の孔から、焔蛇が踊り出す。)
…根性だけは誉めてやらあ、ジャリ。
だけどなあ…それじゃあ、『無理』なんだよ。
のろすぎんだ。
(自分に有効なダメージを与えられる氷剣を振るう優希に、意識を向ける。
こっちを潰せば、ガキの方は有効打はない。少なくとも、今見ている限りは。
大振りに木霊狩りを振るい、今度こそ優希の剣から根こそぎ魔力を奪い去ろうとした。
が、それよりも早く、眼前に飛び込んできたガキに不意を衝かれた)
けっ、先に死ぬかよ?
(内気を込めた一撃は、確かに強烈だった。
だが、義虎の誤算はそれでも相手が倒れなかったこと。
一瞬の後、義虎と優希は同時に焔を纏った剣撃に吹き飛ばされた。)
……ちっ。
ガキが割り込んだ分、余計な一撃を食らっちまった。
(焔と氷が衝突したため、もうもうたる蒸気が周囲を満たす中、
左半身を氷で『焼かれた』男は忌々しげに呟いた。
右手を耳に当てると、低い声で呟く。)
レイジか。すまねえ、撤収する。引き揚げてくれや。
『勝手な事ばかりするからだ凶介。その火傷は反省の印としておけ』
(返答と同時に、男の横手に黒い球体が口を開いた。)
…勝負は預けといてやらァ。
(蒸気で見えなくなった視界の向こうにそう告げると、男は黒い球体の中に身を躍らせた。
それは、すぐに口を閉じ、その空間から消え去っていく)
【私の方はこれで撤退します。有難うございました】
【以下に、データを掲載しておきます。
戦闘を繰り返す事で、倒す方法も分かる筈です。
無敵ではないので、倒したいならば、頑張ってみて下さい】
〔戦闘結果情報から得られたデータ〕
=妖魔データ=
名称:凶介?
能力:焔系、銃弾無効、耐物理ダメージ強、近接戦闘技術高
武器:木霊狩り
(情報1:相手の属性攻撃を解除する刀。また、”餌”を与える事で属性を付与する事も出来る。)
(情報2:???)
弱点1:氷系
弱点2:???
くっ………!!
(決死の一撃すらもほんの少し「それ」が怪我しただけに終わり―――
―――その瞬間、意識もしないまま体躯が再び吹き飛ばされる)
えふっ………げふっ…、かはっ……。
(無理に行動を起こしたことと、強烈な一撃を二度も喰らったせいか、
内臓に効いており、中のものをその地面に吐瀉する)
……はぁ、はっ…くぁ……っ。
(動くことすらままならない。這うことが精一杯。
無様に地面に倒れながら「それ」の声が耳に入ってくる)
『レイジ……? 仲間の名前……?』
(朦朧としていた意識をなんとか正しながらそれを記憶する。
「それ」は余裕を見せたまま、不敵な笑みを見せて姿を消した)
……っ…!!
(命を奪われることはなかったが、悔しかった。少しも歯が立たなかったことが。
こんなことで何かが守れるだなんて、自分は腑抜けていた)
(無意識のうちに、地面を握り締め、涙を流していた)
………私は、強くなる。
(剣を杖にしてよろめきながら、立ち上がるとそのまま辺りにあった岩に腰をかけて身体を休ませる)
あなたは……どうするつもりですか?
(涙を拭きながら、茫然としている義虎に声をかけて)
>117
【お疲れ様でした、こちらの方こそどうもありがとうございました】
【はい、了解です。また機会がありましたら】
>116
好き放題言われてるな。
まあ、即席のコンビだから仕方ない。
玲あたりと組めば、こんな奴即座に封殺してやれるのだが。
拳に篭められた気が貫通する。
だが相手は倒れない。錬気が足りなかったか。
相手の強さなど、すでに肌で理解している。
だが、いつもなら相応の拳打を放ったはずだ。
――何故?焦ったからか? 何故焦った? まさか俺は、この女を――
焔の蛇と剣戟とが、俺と女を襲う。
攻撃直後なので、かわし切れなかった。
転がって受身を取って即座に立ち上がる。
何やらぶつくさ言って、黒い球体に飲み込まれ、奴は消えた。
「天狗抜けか」
空間転移とも呼ぶべきか。何にしろ、奴自身の能力ではあるまい。
「まだ俺は、このレベルかっ・・・!」
>118
吐き捨てて、土塊を蹴り飛ばす。
あの程度を相手にこの様か。相手の強さなど、この際どうでもいい
こっちの強さが足りない。それだけだ。
自身の不甲斐なさに腹がたつ。連携がどうのという問題ではない。
ブレザーが僅かに焼けている。攻撃と防御は同時にこなせない。
この程度の被害でよかったと納得するべきか。
女が何かを言っている。
私は強くなると、涙を拭いながら自信に誓っている。
好きにするといい。どうでもいいことだ。
「精々強くなって、守りたいものを守ればいい」
あなたはどうするつもりなのかと、俺に問うている。
「俺の仕事は変わらん。やりたいこともな」
そう、この女がどうしようと関係ない。関係ないはずだ。
そう、思い込もうとした。
>117
【お疲れさま。しかしそのデータだと俺は勝てないことになるな】
【俺の技は基本と応用でしかないし】
【ま、なんとかなるか?】
>>121 【勝てますよ。弱点2がまだ解明されていないだけで。】
【ただ、基本的には一人で勝つのは困難なレベルにしてあります。】
>120
……そのままだといつか死にますよ。
あなたにやるべきことがないのなら、それでいいですし。
(苦笑を浮かべながら、そう言った。
所詮彼と私は他人だ。分かり合おうという方が難しいのかもしれない)
けれど、忠告しましたよ。
「あれ」が言ったことは腹立たしいですが、真実を衝いています。
まあ、貴方の場合は知りませんが。
―――それでもなお一人で勝てるとでも思うならそれでいいでしょう。
(それだけ言うと、立ち上がりスカートについた汚れを払い落とし、ふらつきながらも歩く)
それでは私はこれで―――。
私と協力したいと思うのならいつでも水ヶ瀬に来てください。
(そういい残すと、ふらふらと街中の雑踏へと姿を消していった)
【それでは私もこれで落ちさせていただきます】
【どうもお疲れ様でした。お付き合いありがとうございましたノシ】
>123
やりたいことならある。それは多少、形骸化してはいるがな。
だが一々説明する義理も義務もない。
言いたいことだけ言って、女は去った。
いつぞやと逆の立場だな。
「誰がいくか、阿呆が」
能力だけなら、お前より遥かに上マシで、連携が取れるやつは斬鬼衆にいる。
それに――俺が倒れたとしても、魔を断つ刃は他にもいる。
あの妖魔を倒すのが誰なのか、知ったことではない。
あの女なのか、それとも他の誰かなのか。
そんなことは、興味の範疇外だ。
俺自身で倒すことに、どれほどの意味があるのだろう。
携帯で白清支部に連絡。必要なことだけを伝える。
通信終了。帰るか。
「・・・・あれ?」
立ち止まる。それは何の脈絡もない発想。
だが、理解した。俺があの女に殺意を向けた理由。
そして、反射的に・・・・その理由は。
「似てたのか・・・・あの女・・・アイツに・・・・」
金髪を、北風が掻き乱す。
彼はそうして、暫く立ち尽くしていた。
【はい、お疲れさま。基本的に馴れ合わないキャラなんで、不愉快な思いをさせて】
【るかも知れないですね。すみません。こちらも落ちますノシ】
>122
【連携が取れないからな、性格的に】
【ともあれお疲れ様。いずれリベンジしてやるとも】
【今日はライダーverで待機です。】
【さて、まだいらっしゃいますかな?】
【いますよ〜】
【テンプレだけ投下していきます】
【名前】天城 優子(あまぎ ゆうこ)
【年齢】二十歳過ぎくらいの外見
【性別】女
【サイド】妖魔側(一方的に気に入った退魔者の味方をすることも…)
【サイズ】身長171cm 92/56/90
【容姿】やや童顔だが表情豊か。腰まである艶やかな黒髪。
【得意】逆レイプ。
【能力】運動神経に自身のある淫魔系妖魔。フタナリ化も可能。
色んな意味で図太い。催眠術や魔法も少しだけ使う。
【武器】鋭い爪、怪力。手近なものを流用(道路標識とか)
【NG】スカ
【弱点】翼がとても敏感(普段は隠している。その時は飛ぶことはできず、能力はほとんど使えない)
【備考】人間の文化に興味がある。結構ミーハー。意外と家事も得意だったりする。
最近は時代劇に凝っていて、それに出てくる技を色々と練習中。畳返しとか仏壇返しとか。
表向きモデル(yuko)として人間社会で暮らすが、朝な夕な精を求めて街を徘徊している。
【またいずれノシ】
【あら、それではかんたんにお相手願えます?】
【希望がありましたら承りますよ】
【いえいえ】
【そちらにお任せしますよ】
【何なら神父の方に変わりますが…】
【ああ、残念。天城さんとの絡みは面白のに。楽しみにしております】
【では、力を感じて偵察に来た下っ端妖魔と軽く腹の探りあいでも】
【神父でもヒーローでも、やりやすいほうでどうぞ】
(21時をまわった頃、聖桜坂教会を訪れるひとつの影)
(空一面に垂れ込めた雲が割れ、その隙間から月光が差し込む)
(その美しい輝きを嫌うかのように佇むヒト型の妖魔)
―――ここね。まったく、下っ端は辛いものだわ…
(冷たい雰囲気で、どこか諦めを漂わせ、吐き捨てるようにつぶやいた後)
さて、どうしたものかしらね…正面から堂々と乗り込むのもどうかと思うし。
【解りました。では神父→ライダーって事でw】
おや…
こんな夜更けにお客様とは珍しいですね…
(突然、人気の無かった墓地から現れる神父)
おまけに妖魔のお客様は久しぶりですね…
(風になびく黒い短髪)
(殺気は出してはいないようだ…)
【偵察用の下っ端のため、戦闘能力は低いということで】
こんばんは。はじめまして…と言うべき?
こんな夜更けにお墓参りかしら?
(瞬時に自分の正体を見破る炎月)
(すべてを見通すかのような瞳に、侮れない、と感じながら)
…聡いわね、と言いたいところだけど、退魔のニンゲンかもしれなくてよ?
どうして、そんな簡単に妖魔だと決め付けられるのかしら?
【了解しました】
貴女からは妖魔独特の殺気と妖気がうっすらと出てますからね…
まぁ
普通の退魔士には解らないでしょうが…
(神父の手には箒とちりとり、どうやら掃除をしていたようだ)
さて…
どのような用件で今日はここへ?
ザンゲですか?
礼拝ですか?
それとも…偵察、もしくは私を消しに来た……
ですかね…?
殺気なんて放ってるつもり、なかったんだけど。
わたしみたいなレベルだと、妖魔独特の厭な気配というのは、断ちきれないのでしょうね。
それにしても―――
(溜め息ひとつ)
何でもお見通し、ってワケね。参ったわ…
ヘタに隠してもごまかせそうにないから単刀直入に訊くわ。
貴方、ただ者じゃないわね?
それでいて、何かに属することもなく、教会で暮らしてるみたいだけど―――
その目的は、なんなのかしら?
それは違いますね…
相手が強い妖魔であればある程、私には解るんですよ……
貴女の服からうっすらと漂う貴女の上司の妖魔の気配もね……
私が何者か…ですか……
強いて言うなら悪事を働く妖魔を刈る者…ですかね…
力を持つから、悪事をはたらく妖魔を狩る、ね…その程度、言われなくても分かるわ。
妖魔を狩って、その先に何を求めるのかしら?
…って、ストレートに訊いても教えてくれそうにないし…
貴方が養ってる子供に相談すれば分かるかしらね?
(この神父を相手には危険なやり方だが、なんの収穫もなしに戻っても)
(役立たずとして処分される―――危険だが、やむを得ない)
(幸い、緊急回避の手段もある。この場では死なないはず、と踏んで)
(女が軽く腕を上げると、教会の中から悲鳴が)
(悪意のかたまりの集合体―――影のようなものが養子を捕縛している)
さあ、少しはしゃべってくれる気になったかしら?
っ………!!!
〔人の結界をこうも簡単に破るとは……〕
解りました…
話しましょう…
私は悪事を働く妖魔達を更正させ、人間と共存させる道を教えています…
しかし…
(神父から燃えるような闘気が…)
貴女のように言っても聞かなそうな妖魔達には…
拳で教えています…
(突然二人を炎の渦が包み回りから見えなくなる!!)
こんな風にね…
はぁぁぁぁ………
変・身!!!
(彼女が使役する影、それ自体は結界を破るほどの力はないが)
(ヒトの気配に紛れ込ませて侵入させること程度はできる)
共存ですって?ヒトと、魔族が?
―――お笑い種だわ。甘ったれた理想ね、まったく…
(呆れたように目を伏せ、嘲るように笑う)
(そんなことを言っていると、炎月の身体が炎の闘気に包まれ)
(吹き飛ばされそうな衝撃、灼熱の風が発生する)
な、なんなのよ―――!?聞いてない、こんなこと!
さぁて……
罪も無い子供達を苦しめた罪は重いぞ…
(燃えるように赤いマフラー、某ライダーのようなスーツとメット)
(そして尋常では無い灼熱の闘気、明らかに拳で語るき満々です。)
たっぷりと後悔させてやるぜ…
(ゆっくりと構える…)
苦しめるだなんて、心外ね。
貴方の力を見るために、少し利用させてもらっただけ―――
(あくまで偵察の補助として、と言おうとしたところに)
(特撮ヒーローのごとく、オーラを帯びて勇ましく佇むライダーの姿。)
…変身、ですって?ますます面白いわね、貴方。そのままキャスト・オフとか?
だけど、わたしは使い捨ての駒。組織の部品に過ぎない。
(虚勢に過ぎないが、不利な姿勢を見せまいとするが、恐怖に瞳は揺らぐ)
(ただならぬ気配を感じるも、自分は戦闘向きではない―――)
(後方へ軽く飛び、安全と思われる距離をとり、相手の様子をうかがう)
(懐に仕込んである、緊急離脱用の札に手をやりながら)
おいおい…
逃げよおってのか?
(炎の渦が広まり一種の結界状態に)
残念だがこの炎の渦から誰も逃げる事はできないぜ…
(女がもっていた札が灰になる…)
さて…
因みに俺のこの姿のモデルはストロ◯ガーだ…
そんな―――ばかなことが
(触れられるどころか、近づかれてすらいないのに、切り札が燃え尽き、灰と化す)
[ただのパイロキネシスとは訳が違う…こんなことになるなんて、完全に計算外]
(それでも、上からの命令は絶対。逆らうことの出来ない危険な偵察。下級妖魔として生れ落ちた自分と、)
(相手の力量を見誤って、軽率な行動に出た自分を呪いながら)
あら、そう?それなら、タッ●ルみたいな相棒でもいるのかしら?
(冗談めいたことを口走りながら偵察用の影に魔力を送り込み、力を与えて襲わせる)
(足止め程度にもならないだろうが、せめて結界が消えるまでの時間稼ぎ程度には)
(その場を生き延びることを考えて、自分は距離をおきながら戦闘力に欠ける影を操る)
さぁて…
さっさと片付けるか…
(灼熱の闘気がライダーの右拳に集中する!!)
必っ殺!!!
エレクトロ・ファイヤァァァァァァッ!!!
(獄炎の嵐が女以外の影達を消滅させる)
(ご丁寧に教会内の影達まで)
あとはお前だけだ…
罪はしっかり体で償ってもらおうか……
(もともと、戦闘用ではないのだ。簡単に倒されても当然―――なのだが)
一瞬で倒されるなんてね…時間稼ぎにも使えないなんて。
(近づいてくるライダー炎月。間近に迫った死を覚悟するが)
(その絶対的な恐怖と対峙するにはあまりに若い彼女)
[それでも、せめて…このくらいは。何も残せないまま、死ぬわけには]
(残りの魔力を影に込め、得た情報を刻んで解き放つ)
(この炎の結界を抜けられるかは別にして)
(その後、命乞いをするでもなくあきらめきった表情で)
…もう、いいわ。せめて、貴方の手で殺しなさい。
だけど、貴方の説く、ニンゲンと妖魔の共存なんて―――ただの理想にすぎないこと、思い知るわよ。きっとね
(それだけ吐き捨てて、目を閉じる。訪れる処刑の瞬間を待ちながら)
あぁ?
何で俺がお前を殺さなければならないんだよ?
(相変わらず結界を解いていない)
罪は生きて償うもんだ…
死んだらそれっきりだしな…
(とりあえず変身解除)
あとお前は共存は無理って言ってるが…
俺は人間じゃないぞ
わたしを懐柔するつもり?
生憎と、そんなつもりはなくてよ。
(殺意はないことに対して意外そうな表情をするが、それでも結界は解かれない)
(当然ながら完全に自分の行いを許してはいないのだろう、と思いつつ)
…どうやって償えっていうのよ?
言っておくけど、わたしたちとニンゲンの間の溝は深いのよ?
仮にわたしがニンゲンどもに加担したとして―――できることなんてたかが知れているわ。
それ以前に、このまま戻らなければ確実に処分されてしまうんだから。造反者としてね。
余計な情けなんて無用よ。このまま、介錯をしなさい。
ニンゲンではない―――なら、貴方は何者?
せめて、冥土の土産にそれだけ聞かせてもらえるかしら?
【そろそろ〆ていただけますか?生かすか殺すかはお任せします】
罪を償う何て簡単な事だ…
とりあえずお前は教会で3ヶ月タダ働きだな!
掃除に洗濯、飯の仕度から草毟り子供達の世話etc…
(どうやら働かせる気満々です)
しっかり働いてもらうぞぉ!!
(有無を言わさず教会の中へ連れ込む)
三日後…
おら…
プレゼントだ!
(そこには女の組織の解散証明書と解散声明、さらには女には手を出さないと書かれた契約書)
しっかり働けよ〜
(手を降りながら子供達を送る為出ていく…)
【こんな感じの〆でよろしいでしょうか?】
―――あくまで殺さずにおくつもりなのね。
(少し呆れたように息を吐き、ほんのわずかに口元を緩め、微笑む)
いいわ、そういうことなら。迷惑かけた分くらいは働いて返すことにする。
だけど…優しさと甘さを履き違えないことね。死に直結するから。
(完全に気を許したわけではない…が、生かしてもらった以上、迷惑はかけまい。情報を送った影を消す)
(三日後、解散証明書・契約書を見て)
(そもそも、いち神父がどうやって組織と接触したのか―――そもそも、
あの非情な組織がこんな書類だけで解放してくれるとは到底思えなかったが)
(その心意気を汲んで、何も言わず、ただ感謝の意を述べた)
[どこまで本気なのか、わからないわね―――]
[だけど、そうね…三ヶ月程度なら、身を隠せそうだし、少しだけ厄介になろうかしら]
(臨時雇いながらも、しっかりと三ヶ月働いた彼女)
(あらゆる意味で、余生は短かろうが―――最後くらいは、納得いく形で生をまっとうしたい)
さて、手始めになにをしようか…
(そんなことを考えながら世話になった教会を後にした)
【はい、ありがとうございました。使い捨て妖魔でしたから、遠慮なく殺していただいてもよかったですけど】
【楽しゅうございました。お相手ありがとうございました】
【立場上殺生は好みませんからw】
【さて…私は落ちますね】
【おやすみなさい ノシ】
……。
(一人、無駄に広い客間でソファに座っている。家に居る時はいつもこうだった。
かつては三人の人間が出入りしていたこの家も、もう彼女しかいない。)
(彼女の心境を無視して、居間のTVは淡々としたトークを吐き続ける。
―――この場所に居る時は、彼女は空虚だった。
彼女にとって、一般の家という場所の価値とは、異なっていた。)
……ふぅ。
(からり、と音を立てて、居間の窓を開け、ベランダに出る。
外の冷たい空気さえもが、彼女の心を更に虚ろにしていく)
どこだ!どこに行ったぁぁ!!!
(確かに音はこの辺から聞こえていた、しかし姿は見えない)
くそぉ!このボクを馬鹿にするとはイイ度胸だ!
(顔を赤くし、その拳は握り締められ)
いつも・・・、いつもだ・・・。
どうして見つけられないんだぁ!
や・き・い・も・屋〜〜〜!!
(叫び上を向くと、どこかで見た顔)
あれ?凛ちん?
(あらためてベランダの方を向き)
(ベランダの欄干は、今でこそ綺麗に磨かれているが、
目を閉じれば凄惨なあの夜の事が瞼の裏に焼き付く。焼き付いて…)
『や・き・い・も・屋〜〜〜!!』
(物凄く場違いな叫びに、目を覚まされた。
しかも、聞き覚えのある声だった)
…真空?
(能天気な表情で、こちらを見上げている少女が、そこに居た)
おー、凛ちーん。
(手を振ると姿が消え)
ねぇ?焼き芋屋見なかった?
(欄干に腰掛け、やや見下ろすように凛を見つめる)
いっつも何処かに行っちゃうんだよね〜。
は?
や、焼き芋屋って…。
(僅かに耳を澄ますと、遠くから芋屋のお馴染みの音が聞こえる。
だが、大分遠い。)
…も、もう、随分向こうの方に行っているみたいだけど…。
(陰鬱な表情をしていたのを見られたか、
と慌ててごしごしと服の裾で濡れてもいない目尻を拭う。)
そっかぁ、残念〜。
(欄干から、ぴょんと飛び降り)
で、何してんの?
ベランダでボケーっとしてさぁ。
なんか老人みたいだよん。
(凛の気持ちもわからず、あははと笑い)
し、失礼ね…!ちょっと、物思いに浸っていただけよっ。
(むっとすると同時に、どうやら内心を気付かれてはいない事に、少し安堵した)
今日は寒いし、貴女も聖桜坂教会に帰ったら?
あまりうろうろしていると、炎月さんが心配するわよ。
(そう言って、肌寒さを感じてきたのか、窓をからからと開けて中に戻ろうとする。
だが、何故か心は少し、ほんの少しだが、落ち着いていた。)
へぇ〜、物思いかぁ〜。
あっ!
(ポンと手を打って)
恋愛系?恋愛系?恋しちゃったぁ?
(ずいっと身を乗り出して)
にゅ?
((そっか〜、図星だからって部屋に・・・))
炎ちんは心配しないけどねぇ〜。
(ベランダから飛び降り)
まぁいいや、また近いうちにね〜。
(手を振り)
((えーと、コンビニで下着と歯ブラシ買うか))
(何やら企てているようである・・・)
恋…って…そんなわけないでしょ!
(頬が赤くなるのが自分でも分かった。
人間、全然的外れでも、そういう話を振られると顔が赤くなる人間がいるものだ)
…あ、うん…。
(案外、あっさりと引き下がった真空に、少し戸惑いを覚えながら、
その後ろ姿を見送った。)
『近い内』…って?…ん、もぅ……。
(真空の奔放っぷりに振り回され、少し頬を膨らませる。
だが、彼女自身は気付いてないが、この家でこれ程に表情を豊かにさせたのは、
ここ数年なかった事だった。)
…何だか、ね…。
(ぼふ、とソファの上にそのまま倒れこむと、お笑い番組を流し続ける画面を
何とはなしに見つめ続けた。)
(久保家近くのコンビニにて・・・)
すいません、これとー・・・。
あ、肉まんとあんまん2個づつ下さい。
(下着、歯ブラシ、お菓子類を買い込む真空がいた・・・)
さって、超スーパー完璧ぃ〜♪
んと、人もいないみたいだし・・・。
(辺りを見回すと指を鳴らし)
(久保家、居間のソファー・・・)
やっ!お邪魔します!
(突如凛の側に真空が現われ)
何見てんの?お笑い?アンガールズいいよね?
ジュースある?あ、ウーロンでもいいよ?
(現れるや否やマシンガンの様に喋り始め)
…。
……。
な。…なんで?
(ぱくぱく、と口を開閉し、ソファからよろよろと起き上がる)
じゅ、ジュース?
ペットのお茶なら…冷蔵庫に…じゃなくて!
か、帰ったんじゃなかったの!?
(またぼんやりとした空虚にまどろみかけていた最中だったため、
何が何なのか、全然理解出来ない)
へ?帰るって、別にあそこボクの家じゃないし。
えーと、冷蔵庫ね・・・。
(冷蔵庫内を物色しつつ)
それにぃ、近いうちにって言ったじゃん。
(ペットボトルを取り出しコップを探し)
あ、肉まんとあんまん食べていいよん♪
(ニコニコとお茶を持って戻ってくる)
ああそう…って、いや、それ言うならここだって貴女のうちじゃないでしょ?
近い内にって、1時間も経ってないし!
それ以前に空間転移で入ってくるなんて非常識じゃないの、せめて靴脱いで!
(段々と論点がズレ始めているが、混乱はまだ収まっていない様子。
漫画なら、瞳の中に渦巻きが見えそうな混乱っぷりである。)
え?…あ…うん。
(お茶と中華饅頭を笑顔で差し出され、漸く毒気を抜かれたように頷いた)
あはは♪ごめん、ごめん〜。
(靴を脱いでベランダに置いて)
確かにボクの家じゃないよね〜。
んでー、他に誰もいないの?
(気配がないのに気がつき)
…この家は私一人だけよ。
(聞かれた言葉に、僅かに表情を強張らせた。
そう、今この家は彼女以外に人は居ない。
混乱で忘れていた空虚が再び心を侵食し始め…)
…。ちょっと待って。
どおして、中華饅頭とかと一緒に、歯ブラシと下着が入ってるの?
(コンビニ袋の中に入っていたものを目聡く見つけ、再び凛の表情が強張った。
先程とは別の意味で。)
…そんなもの、今必要ないでしょ?
そっか〜、一人なんだ・・・。
(一瞬笑顔の中に寂しげな表情が浮かび)
ん?これ?
(下着と歯ブラシを取り出し)
うん、今は使わないよん♪
あとで使う。
(何を言ってるんだこの子は?そんな表情で)
…?
(一瞬浮かんだ寂しげな表情に僅かに気になった。
だが、それはすぐに消えて…)
そう、後で…。ならいいけど…。
〔不足した分でも買出しに行ってたのかしら…〕
(少し冷めた頭をふり、静かに溜息をついた)
…で、何でうちに来たの?
中華饅頭と一緒に食べるお茶が欲しくて来たわけ?
んー、なんとなく。
気まぐれって奴ぅ?
(肉まんを食べ、お茶を飲むと立ち上がり)
えーと、お風呂借りていい?
あと、寝室はどっち?
そう気まぐれ…。
お風呂?う、うん?そっちの廊下の途中の扉の中…だけど。
寝室は…二階の奥だけど…。
(答えながら、何だかおかしい、と思う。)
ねぇ……どうして、そんな事を訊ねるわけ?
炎ちんさー、うるさい上にけっちぃからさー。
居心地良くないんだよね〜、教会。
(額に指を当て考え込むように)
だからぁ〜、暫くここでお世話になろうと思って♪
あっ、特別な気遣い無用だから。
(何故か笑顔)
おせ……。
…。。。
ええええええ!?
おせっ、おせわって気遣いは私じゃなくて、貴女に特別な…じゃなくって…!
(先程以上の混乱。普段のクールらしからぬ、凛がそこにいた)
…ていうか、私の意志は!?
(漸く息をついて、それだけを搾り出した)
【1時過ぎましたね…展開急ぎですが、2,3レスで〆に入りますか?】
え?嫌なの〜?
(困った顔をして凛を覗きこみ・・・もちろん演技だが)
【すみませんが、その方向でよろです〜】
…あ……ううん。
(問われて、少しばかり沈黙し、首を横に振った。
どうしてだろうか。
普通ならば、あまりにも傍若無人な振る舞いともとれる真空の言葉。だけど。)
〔何でだろう……私、迷惑だって……思ってない〕
(だが、何だか、それを真空に悟られるのが気恥ずかしくて。)
…わ、分かったわよ。
いいわ、どうせ部屋は空いてるから、自由に使いなさい!
(表情で悟られるのを怖れて、そっぽを向くと、横柄な言葉でそれだけを真空に伝えた。)
(それが、凛にとって空虚な場所だった家という処を、少しずつ変化させていく最初の起点だった。)
【では、後〆よろです。こちらはこれで。】
あ、やっぱり嫌じゃないんだ♪
まぁ、ボクと居るとイイコトあると思うよん♪
(何の根拠もなく適当なことを言い)
うんうん、じゃあ、遠慮なく使わせてもらうね!
(霊力を放出すると、教会から次々に荷物を運びはじめ)
あ、寝るのは添い寝してあげるから心配しないで♪
(むしろそれが心配だと思う凛の事などお構いなしに・・・)
あとさー、この部屋のカーテンだけどさぁー・・・。
(部屋のカーテン選び、ごく普通の会話が
二人には貴重な時間なのかも知れない・・・)
【急がせてしまってすみませんでした〜】
【とりあえず引越し終了、ありがとうございました♪】
【こちらもこれで〆させていただきますノシ】
>>174 【いえいえ、こちらこそ。】
【それでは、おやすみなさい。良い夢を。】
【名前】リア・ファル
【年齢】19
【性別】女
【サイド】退魔側
【組織】聖桜坂教会
【サイズ】身長,162cm 体重, 秘密 B 78/W 56/H 81
【容姿】髪型は黒のロングストレート, 黒のメイド服, 目の色は青いが盲目のため常に閉じている
スカートの下のガーターベルトに拳銃を挟み ,特殊銃弾ケース入りの聖書を片手に
【得意】和姦, 夜伽, 妖魔による陵辱,
【能力】視界ジャック(相手の視界が自分も見える), 恐ろしく正確な射撃・聴覚
【武器】銀の拳銃(使用する銃弾は本国の聖女の血液が不可欠なため大量生産は出来ず3発のみ)
(またケース外では直ぐに銃弾が腐るため、一発撃つ毎に弾を込め直す必要があるが)
(――直撃すれば酷い事になる)
【NG】 過度の流血, 汚物 , レズ(少し苦手な程度)
【弱点】拳銃のロスト, 弾切れ, 目の無い敵(視界ジャックが出来ない為),
【備考】聖桜坂教会所属の目を閉じし者
一年前、日本に派遣され炎月のいる教会で子供達の世話と
その傍ら本業の妖魔殺しに励む
メイド姿の容姿に違わず従順で柔和な態度をとる事が多いが
時折、本来の冷徹なまでの現実主義者としての一面も垣間見せる
また相手の姿を確認するために、常に化粧鏡(コンパクトミラー)を所持。
【初めまして、皆様】
【どうか、よろしくお願いいたします(一礼)】
【早速ですが待機です】
>>177 【こんばんわ】
【エロール方面希望のようでしたので、七妖で良ければお相手しますが…】
【書き忘れました】
【あまりキャラ同士でするのも難なので】
【今回は名無しさん待ちにさせていただきます】
【どうか、ご理解を】
【了解です。それなら、待機したらageるスレを利用したらいかがです?】
>>178 180
【こんばんわ、折角のお誘いをすいません】
【ではそうしますね】
【待機時間を過ぎたので失礼いたします】
【再びですが待機です】
【50分になれば自動的に落ちているので】
【もし落ち宣言をしていなくても、ご了承ください】
【ちょっぴり、お相手してくださいますか】
【こんばんは、名無し様お願いします】
【ところで、ちょっぴりとはどの程度の時間までという事でしょうか?】
【私は本日、2時半程度まで大丈夫ですが】
【午前2時程度のつもりでした、明言しなかったことお詫びします。】
【さて、どういった感じにいたしましょう?】
【2時程度までですね、承知いたしました】
【では最後までいかずとも時間ある限りエロという方向は…?】
【〆までいかずとも、ということでしょうか。リア・ファルさんさえよければそれでもOKです】
【よろしくお願いします】
【では…場所は深夜の教会の個室
>>183, 】
【名無し様は教会関係の者で新たな銃弾を運んできた運び屋…など如何でしょうか?】
【そしてついでに何度か私が夜伽をした間柄ということで…】
【承知しました、始めてみます】
【よとぎ…というのはちと初めてなのですが】
(邪魔をせず、注文の銃弾だけを置いて去ろうとしていた運び屋の男)
(リアに気配を察せられ)
読書中、失礼しました。
こんな時間までお疲れ様です。
いえ…貴方こそ、お疲れ様です
わざわざこんな辺鄙なところまで相変わらず大変なお仕事なのですね
(新たな銃弾の入ったケースを受け取る)
(手探りで机の上から聖書を拾うと、ケースを大事そうに中身の無い聖書へと閉じようとした…が)
…あら……
(手元が狂いカランと床へとケースが落ちた)
(探ってみようにも彼の視覚にはメイド姿の自分しか…足元までは映っておらず困った風に眉を潜めた)
自分もこれが仕事ですから。お互い様、といったところでしょうか(苦笑)
…その聖書、そんな構造になっていたのですね。
(中身のない聖書、それを不思議そうに覗き込む)
ああ、薄暗いこの中では、作業もやりにくいですね。
(困った様子のリア。男は視覚を共有されていることには気づいているのか。)
(落としたケースを拾い、そっと手渡す。手と手が触れ合った程度だが、)
(不覚にもほんのわずか、劣情を催す。それを悟られまいする)
聖書をこんな風にして他のものからは不信者とよく言われますが
神は皆の心の中に…でしょう?
(覗き込んでくる男の視界に、ぞくりとするような冷たい笑みを浮かべた)
ありがとう
まぁ、私は元々目が見えないのでそれほど関係はありませんが…
(ケースを受け取り聖書へと挟み込むと、そっけなく背を向ける)
(後ろの腰の辺りで結ばれたエプロンの結びが僅かに解け掛かっており)
(その中途半端な着衣の乱れが何度か夜伽を受けた彼の欲情を不思議と更に描き立てる…)
いやはや、いちいちごもっとも。
シスターの方が仰ると、重みがありますね。
(人外の能力を持つからなのか。彼女の浮かべる笑みは、)
(背に氷を付き立てられたかのような錯覚すら感じさせる)
(男を誘うかのよう、脱がせてくださいと言わんばかりに着衣が乱れている)
[幸い、今ならあのおっかない(失礼)神父も休んでいるだろう―――]
(邪魔する者はいない。そう考えると、男の欲情は昂るばかり)
(数回夜伽を受けたのだ、拒まれることもないだろうと考え)
(背を向けたリアを後ろからそっと抱くようにして)
リアさん、その―――よろしいでしょうか?
(背を向けていても、彼が後ろから近づいてくるのが)
(相手の視界を共有できるという変わった才能のお陰で容易に知れる)
(これのお陰で今の自分がある――だから煩わしいとは思ったことはないが)
(偶には不意に殿方から抱かれるというのもされてみたいとも少し思った…)
――ん……よろしいですよ…
(そっと後ろから腰に手を回してくる彼の肩に後頭部をつけて)
(同時になるべく体を密着させると余計な肩の力を抜いた)
なにか、強引な感じなのですが、この昂り、御することができません。
どうか、一曲だけ―――お願いします。
(教会内で事に及ぶのも、背徳的だとは思う…が、逆にそれがますます男を駆り立てる)
(拒まれなかったことを安堵する。密着する身体。鼻腔をくすぐるリアの髪の、甘い香り)
(そっと彼女の黒いメイド服をたくし上げ、そっと下着越しに柔らかい身体に触れる)
(薄暗い上に背後から。それゆえ、彼女の肌を拝むことはできないが)
(見えないからこそ、ある種の興奮も昂るというもの)
【やはり私めの力量では無理がありました…申し訳ない。次のレスで落ちます】
ふふ…子供らは眠っているので
起こさぬように、なるたけ静かな曲をお願いします
(メイド服がたくし上げられ、肌を優しく触れていく彼の指使いで)
(その先の事への想像が大いに刺激され自然と頬は紅潮して声も上ずってくる)
(更にじっくりと…ゆっくりと彼の指使いを)
(味わたいという欲求に駆られると共有する視界を閉じる)
(一つ熱い吐息を漏らすと愛撫のお礼にと彼の方に顔を向け)
(後ろ手に彼の顎を撫で上げ、次第にお互いの肢体を絡ませ始めた)
【いえいえ、名無し様はお上手です】
【それに体が密着するだけでも官能的だと思いますし…(ポッ)】
【というわけで無理に次までもなく、これでもよろしいのでは】
【お疲れ様でした】
【ああ、そうですね。この形のほうが綺麗ですので余計なレスはつけずに】
【ということで、今宵の舞台はこれにて閉幕ということで。ありがとうございました】
【「ということで」連発。ちょっとキザに決めたのが台無しっ。お疲れ様でした】
こっちは初めましてかな〜っ。
(ひょっこり顔を出して辺りを見る)
ふふ〜んっ、貼っとくね〜♪
【名前】紺(九尾の狐のコン)
【年齢】150(人型時の外見&精神年齢は14〜16のまま)
【性別】女
【組織】七妖会・火妖
【サイド】妖魔側
【サイズ】80/55/85(人型時)
【容姿】人型時→銀色の肩までの髪・シンプルな着物・あどけない表情・控え目な狐耳(普段は伏せている)
妖狐時→銀毛に包まれた中型犬程度の大きさの体・九本の長い尾と牙
【得意】妖魔仲間に〜・退魔者と〜等々…NG以外であればOK
【能力】炎を操る(火球・放射等々…)
【武器】炎と牙
【NG】グロ
【弱点】水・尻尾への攻撃
裏技として→油揚げを前にするとおとなしくなるとか何とか…
【備考】能力が買われて七妖会「火妖」に属す事になるが、本人は団体行動を好まず自分が思うままに単独で動いている。
人型時は火妖とは言えあまり力も無く、楽観的でのんびりしているため補佐的な存在。
しかし、妖狐になると性格口調ともに荒くなり、強力な力で襲いかかる。
妖狐時は体力の消耗が激しいため普段は大抵人型で過ごしている。
人型時は戦いが好きではないらしく、戦闘となると強制的に体が炎に包まれて妖狐となる。
まずいな…
(外は季節外れの大雨、湿度は急上昇。)
今、外に出たら確実に死ぬな…
(只今、能力は凡人以下です。)
【待機と書き忘れました】
あ〜っ、もー何で雨なんか降るのさ〜っ!
(無意味と分かっていながらも頭を手で覆って雨の当たらない場所を探して走り回っていると…)
お〜っ、あれは昨日の神父さんっ。やほ〜ノシ
(炎月さんを見つけて手を振る)
【こんばんわ、こちらも弱ってますw】
ん…?
確か昨日の……
(紺を見つけ)
おい!
そんな所にいると風邪引くぞ!
さっさと教会の中に入れ!
(扉を開け手招きする)
はぁ…こりゃすまんです。へくちっ!
(妖魔らしくもなくへこへこしながら教会に入ってクシャミを出す)
って、ここ教会じゃんか〜っ…!
(どうやら更に能力が落ちてしまうらしい)
ん……?
(紺が弱っているのを見て)
狐も十字架嫌いなのか?
てっきり妖孤は殺生石だけが苦手だと思っていたが……
(少し感心しているようで…)
何ていうか〜…。。
(十字架を見て)
こういう場所が苦手というか…まぁ、こんな私も一応妖魔って呼ばれてるみたいだしね〜。
(感心している炎月さんに苦笑い)
そうか…
ならここはお前に適さないな
こっちに来いよ
(奥の食堂に案内する)
ここなら十字架もないしあっちより暖かいぞ
〔湿度は変わらないがな……あぁ…ジメジメする……〕
そうだ
これ食べるか?
(山盛りの稲荷寿司を差し出す)
ちび達の弁当用に作ったら作り過ぎちまってな
ん〜…そうかもねっ。
(髪を揺らしてにへらと笑うと、少々よろめきながら炎月さんについて行く)
ホントだ、少し楽になったかも、それに暖かいな♪
(雨に濡れた体が暖まり表情が和む)
ほえ?……!!
(差し出された稲荷寿司に暫く呆然としていたが、途端に伏せていた耳がピンッと立つ)
いいの?食べていいのっ?
(興奮気味で炎月さんを見る)
あぁ…
全部食べてくれ…
〔作り過ぎて2日間稲荷寿司尽くしだなんて言えないよな……(苦笑)〕
っと…
タオルタオル…
(タオルを探して浴場方面へ…)
ほらっ
(紺にタオルを投げ渡す)
わ〜いっ、いただき〜♪
(炎月さんが浴場に向かった事にも気付かず、普通の娘だったら有り得ない程の勢いで食べ始める)
ん〜っ、ひあわへ〜(幸せ〜)♪
(稲荷寿司を頬張った満杯の口でもごもご喋り)
ごくっ…、ありゃ、どうも〜。
(飲み込むと同時にタオルをキャッチして)
ね〜、何でこんなに優しくしてくれるのさぁ?
今なら私なんか簡単にやっつけられちゃうよ?
(再び稲荷寿司に手をかけながら炎月さんを疑わしそうに見る)
甘いな…
今の俺ならあんたに3秒で殺られる自信があるぜ!!
(全然いばれない事でいばってます。)
雨の日の俺は凡人以下だからな〜
〔なんか某漫画の炎の人みたいだな…俺……〕
(終いには笑っちゃってます)
もぐもぐ…、神父さんってば威張るとこ間違ってるよ〜。
(にこにこしながら軽く突っ込み)
およ、神父さんも雨は苦手?
ん〜、ってことは私と同じかな〜?
(人差し指をぴんと立てると先からライターの火程度の炎が出るが湿気と能力低下のせいか直ぐに消えて煙となる)
ふふ〜っ、今日は全然ダメかも〜っ、はむっ♪
(火の消えた指先を見ると楽観的に笑って、また稲荷寿司を口に入れる)
いや、苦手っていうか…
直で雨に当たったら確実に致命傷になるな…
(腕を組んで一人でうなづいてます)
ちなみにこれが今の俺の全力だ!
(炎月から病人以下のとんでもなく弱い気が…)
今なら風が吹いても倒れるな…
へくちっ…ぐず…。
ふ〜ん、お互い大変だね〜w
(クシャミをすると手の甲で鼻下を擦り、頷く様子をけらけら笑う)
わお〜、出てるのか出てないのか分かんないくらい弱ってるよ〜。
(あまりの弱い気に苦笑い)
〔風吹かないかな…w〕
(心でそう呟き、にやける)
なに!!!
(どこからともなく突風が!w)
ぐはぁ!!
(言ったとおりに突風に飛ばされて机の角に頭をガツゥン!!)
げふ……
(そのまま気絶。)
って、ホントに吹いちゃった!!
(風を感じて、なびく髪を抑えて)
あははっ、そしてホントに倒れちゃうし〜♪
(倒れて頭をぶつけると拍手をしながらけらけら笑う)
………あれ?神父さーん?
(反応のない炎月さんに呼び掛け)
死んじゃダメだよ〜っ、お母さんが悲しむよ〜!
(胸ぐらを掴んで前後左右に体を揺さ振る)
…………ん……
(振り回させて微妙に意識を取り戻したような気配)
やめろよ…流姫〜
もう食えないって〜
(寝ぼけて昔の夢を見ているようです)
…ん?生き返った!!
(揺さ振る手を止めて顔色を伺う)
はぁっ!?流姫って誰さ〜っ。
(何故かむすっとして皿から稲荷寿司を炎月さんの口に詰め込む)
ふっふ〜ん♪好きなだけ食べれば〜?
(満足そうに頷く)
【このまま雑談の方がいいですかね〜?】
んがぁ!!!
(稲荷寿司を詰め込まれ窒息しかけて目覚めます)
あれ…
俺…寝てたっけ……?
(復活です)
【私はどちらでも構いませんよ。】
神父さんおはよ〜っ。
(何事も無かったかのように澄まして挨拶)
うん、頭ぶって寝てたよ?
流姫がどうとか言ってたけど〜。
(わざとらしく首を横に曲げてきょとんとして)
【24時くらいまでなら大丈夫なんですけど、流石に雨だと雑談しかできませんしねw】
【そのうち適当に〆ましょうか?】
いや…
気にしないでくれ…
昔の話だ…
(突然、暗い雰囲気が…)
それにしても…
雨やまないな…
(窓の外を見つめてます)
【そうですね】
【じゃあそっち方面で】
昔の話?ふ〜ん…何か言いづらそうだから聞かないけど〜。
(暗い雰囲気を察して聞くのを止める)
む〜、これじゃあ帰れないよぅ。
(同じく濡れる窓を見てハァ…とため息)
あっ、神父さん、この教会にこういうのある?
(手をわたわた動かしてジェスチャーをして見せる)
(どうやら雨傘を示しているらしい)
【了解でーす】
【って早速〆気味…w】
ん……?
えぇっと……
(ジェスチャーを見て推理中…)
これ…か?
(大きめのレインコートを出す)
ん〜…。。
ちょっと違うけど〜、それでも行けそうかなぁ。
(レインコートを眺めて悩み)
ねー神父さん、それ今日貸してもらってもいいかな?
後で必ず返しに来るからさっ。ねっ、お願いっ?
(両手を合わせてぺこぺこ頭を下げて)
別に貸すくらいなら構わないぞ
内には雨具はいっぱいあるからな〜
(レインコートを紺に渡す)
後でしっかり返しに来いよ
ぶーぶー、いっぱいあるなら借りパクしたっていいじゃんか〜。
(ふざけてブーイングをする)
うむっ、ありがと〜♪
あんまり近付きたくはないけど返しに来るよっ。
(受け取るとバサッと被り)
んじゃ、またね〜っノシ
(ひらひらと手を振ってその場を立ち去る)
【ではこちらはこれにて〆ますね】
【ありがとうございました〜。落ちますノシノシ】
おう!
しっかり返しに来いよ〜
(手をふって見送ってます…)
さて…
雨の日は寝てるのが一番だな…
(フラフラと自分の寝室に行ってしまう)
【こちらこそありがとうございました。】
【またやりましょう】
【さて…私も落ちます。】
【水上さん待ち待機しますね】
【お待たせしました。シチュなどはどうしますか?】
【先にテンプレを貼っておきます】
【名前】水上竜斗(みなかみ・たつと)
【年齢】21
【性別】男
【サイド】妖魔側
【組織】フリーランス
【サイズ】身長187cm 体重62kg
【容姿】白髪をざん切りにし、隻眼。隻眼を隠すためにサングラスを着用することが多い。
面立ち自体は整ってはいるが、鋭すぎる。
痩せぎすだが、経絡による身体能力向上時にはパンプアップ。
【得意】陵辱、調教、精神破壊
【能力】気の制御と人体経絡を利用した肉体統御。
また「魔王」との契約により、失った目の代わりに水を「魅了」する魔眼を授かり、水をその性質を含めある程度自在に操ることが可能。
【武器】気を徹した針や糸、自分の経絡を刺激することで得た常人以上の身体能力
【NG】 出来れば死亡は避けたいナ
【弱点】身体能力はあくまで常人以上なだけで超人レベルではない(多少の誇張はレス中で起こす可能性はあり)
能力の性質上、正面決戦は苦手。
また魔法の類にはほぼ無防備(魔王の力を借りることで多少の向上は可能)
【備考】悪魔に魂を売った(契約した)人間。何ら不自由のない家庭に生まれたが子供の頃の事故で片眼を失い、その後転がり落ちるように悪へ染まる。
魂が黒く染まった頃、偶然にも魔王召喚に立ち会ってしまい、その際に魔王と契約を結んだ。
その後、己の欲望を満たすためだけに好き勝手を繰り返す。
【ええと、人通りの少ない裏街で簡単に戦闘→陵辱・調教をお願いします】
【もしくは(戦闘は省略)陵辱・調教を】
【そういえば水上さんの有利なように雨の日の方がよろしいでしょうか?】
>>233 【了解しましタ。戦闘は省略しまショウ。時間も何ですし、リアさんも待ち切れなさそうですしw】
【そうですね、雨降る中というのはよさそうデス】
【では、どちらから書き始めましょうカ?】
【ご、ご配慮感謝します…(ポッ)】
【では申し訳ありませんが書き始めは水上さんからでお願いします】
【最後に…魔眼は視界ジャックして視界は確保できるのでしょうか?】
>>235 【では、ボクからで】
【魔眼をジャックしてしまうと、おそらく魔界が見えます】
【常人なら狂うとかですので、おすすめしませんw】
(雨の降る路地裏)
(薄暗いそこに、男と女)
(だが、逢瀬というわけではない。火花散る戦い)
(それも、つかの間。雨を裂いて走った一閃が女の体を打つ)
フゥ……思ったよりは手こずりましたネ。
ですが、その程度の力で契約者のボクに勝てるわけがないデショウ?
(男――水上竜斗は倒れた女の髪を掴み、持ち上げて嘲る)
報いは、たっぷりと受けてもらいますヨ。
その魂、穢して堕としてあげマス。
(ニィ、と猛禽の笑みを浮かべる)
――っ!?
(吹き飛ばされた衝撃で体は軽々と宙を舞う)
(いくら教会の者とはいえ肉体的には脆弱な女のそれ)
(短く空を舞った後、地面に背中を強打し、その衝撃で両手は拳銃と聖書を離してしまった)
くっ…この、化け物…
(強引に顔を上へと向けられるとキッと相手を睨み返す自分が視界に入った)
(顔もメイド服も雨で既にかなり濡れていて頬についた泥が酷く屈辱的に映る)
(ふと、こういう時の視界ジャックは――最悪だと思った)
【承知いたしました】
化け物、とは随分ですネ。
確かに並みの人間とは出来が違いますガ。
(睨み付けてくる視線にも動ぜず、嘲弄する)
そうか。
アナタが盲目のエクソシスター、リア・ファルですカ。
面白い、教会のエクソシスターを堕とすというのは面白そうデスヨ。
(右目の色が金色に変わっていくとともにリアの体を濡らす雨の滴が熱を持つ)
(その熱は、まるでリアの体に染みこむかのようにして火照らせていく)
【水を魅了して、媚薬と化しました。これから先の展開、拙いのがあれば遠慮なく言ってください】
(自分の名前を聞かされ思わず歯噛みする)
(それが帰って屈辱的なのだが…そうせずにはいられない)
………
(とりあえず、これから投げかけられる言葉は一切無視し)
(水上の自分を見ている――つまり、こっそり共有させてもらっている視界へ)
(意識を集中させようと勤める)
(…聖書に挟まっている銃弾ケースには未だ一発だけ銃弾が残っている)
(水上の視界に不覚にも手から取り落としてしまった拳銃と聖書さえ映ってくれれば)
(後は何とか拘束を振りほどき、二つを回収、形勢逆転という算段だ)
(そのためにも今は意識を集中させたいのだが…)
?…はぁ…ぅ…
(熱い雨粒が頬に当たったかと思うと不意に身体が一瞬でジンと熱くなる)
(それが次々と衣服から肌へと染み込んできて困惑を隠せない)
(湧き上がってくる熱っぽい感覚に自然とスカート下の脚を擦り合わせてしまう)
【わかりました】
【…ちょっと、のんびりしすぎました】
【次から簡略しますね】
どうしました、シスター?
もしや、乱暴にされて感じているとカ?
だとしたら、変態ですネ。
どれ……
(リアの舌を指で引き出し、雨粒を当てる)
(舌先に広がるのは、火照りと甘露のような極上の美味)
(その間にも体に広がっていく甘い火照りは止まらない)
……どうですか、変態シスター?
この化け物……んんっ!
(媚薬の雨による身体への変化に焦りを隠せず)
(なじる言葉に、つい反応してしまう)
…………っ!!
(強引に舌を引き出されれ表情をしかめた)
(しかし舌から口の中と直接的に媚薬を身体へ流し込まれ)
(火照りが一層酷いものへとなっていく)
う…誰が変態シスターなもの…ですか
(何とか反論を試みるが視界に映っているのは)
(雨が降って寒いのにもかかわらず、欲情して明らかに頬を紅潮させ)
(濡れて張り付いてくる衣服にも切なそうに身じろぎしているメイド姿の自分だった)
誰が?
決まっているデショウ、アナタですヨ。
ほら……よく見てみなサイ。
(そう言ってじっとリアを見つめる)
紅潮した頬、切なげに身をくねらせる仕草、潤んだ瞳……
どこからどう見ても感じている牝の姿ですヨ。
おおかた、こうして欲しかったのデショウ?
(濡れそぼった服、その水分をすら操り、股間をやわやわと刺激する)
素直になっては、どうデス……?
(優しく喉を撫でてやる。まるでペットにするように)
…なっ!
こ、これは…うぅ…
(じっと自分の醜態が視界に映される)
(水上の言うとおり――その様は発情した確かに牝そのもの)
(節操なく腰を卑猥にくねらせ、特に普段は閉じているはずの青い目が)
(欲情からか、うっすらと開いている事で更に恥辱を受けた)
ちが……ひゃぁっ!?
(何とか反論しようとするが股間に走る柔らかな刺激に)
(敏感な身体が跳ね、声も上ずる)
ん、んん…くっ…こんな……ひん…
(尚も執拗に続けられる刺激に、青い目が更に開いていき)
…ふぁぁあ……あふ…
(甘い快感にとうとう表情が緩みきる)
(喉をなでられる感触にも下半身への快感でもう抵抗を示せない)
ほら、欲情した牝が見えるデショウ?
雨に濡れそぼりながら、体を熱く火照らせる牝犬が。
そして……
(すっとリアの瞳を覗き込む)
(光を映さぬ瞳はまるで硝子玉のように美しく輝きながら)
(金色の目を光らせる竜斗を映す)
……牝犬を飼うご主人様が、ボクだ。
ほら、「いつものように」ぺろぺろとご主人様の頬を舐めてみなサイ。
(喉を撫でながら時折唇を指でなぞる)
(水をたっぷりと含んだショーツは絞り上がり、秘所とお尻の穴を刺激する)
(自分の瞳の中に覗く水上の姿と投げかけられる言葉が)
(既に快感で麻痺しかかっている頭にしっかりと擦りこまれていった)
(更に元々、何度もメイドという事で被虐的な奴隷体質もあった…。夜伽をしていたのも手伝って)
(「ご主人様」という言葉にひくっと身体が反射的に反応し)
は、はひぃ…
わ、わかりましたぁ…ご主人様…っっ!
(膝立ちで少し前へ進み出ると水上の頬を子犬のように舌を這わせ始めたが)
(その間にもショーツが両方の穴を刺激していかれ)
…ひぐぅ!……あぁん…
(甘ったるい声を上げて切なそうに顔を俯かせる)
(すると、すっかりと水分を吸った黒い前髪からは今にも大きな水滴が零れ落ちそうに)
【うぅ…酷い…3行目は】
【×:何度もメイドという事で被虐的な奴隷体質もあった…。夜伽をしていたのも手伝って】
【○:何度もメイドという事で夜伽をしていたのも手伝って被虐的な奴隷体質もあった…。】
【の方が未だ見れます…orz】
仕込みは出来てきましたネ。
いい牝犬っぷりですヨ、リア。
(すうっと背中を撫でてやると、その撫でたあとから火照りと快楽が染みこむ)
フフフ、可愛らしい声を出すものデスネ。
ご褒美をあげましょうカ。
さあ、顔をゆっくりと上げて、舌を伸ばしてみなサイ。
(黒髪から滴った大きな水滴が舌に跳ね、染みこむ)
(これまでの媚薬に数倍する快楽が舌から全身に、まるで鐘の音が響くように響いていく)
やぁ…もう、止めて下さい…
これ以上はぁぁっ…!
(背中は視覚範囲外で不意を突かれ)
(更に昂っていく快感で上半身がうつ伏せの姿勢をとるように大きく傾いた)
はぁ…はぁ…ご、ご褒美?
(荒く息をつきながら上半身を起こす)
(麻痺した頭では、もはや何も考えられずに言われたとおりに舌を伸ばす)
―――あ、あぁ……
(舌へ水滴が落ちると同時に全身へ突き抜ける快感で)
(秘裂は絶頂の潮を吹きショーツに染み込んでいくのに、只ひくひくと上げた顎を震わせた)
完成カナ?
(快楽に潤んだ瞳、ものを映さない美しい瞳を覗き込む)
(瞳に映る自らの像を視覚を共有しているリアに見せつけるようにしながら囁きかける)
リア・ファルはボクの牝犬、性に溺れる変態牝犬。
ご主人様であるボクのことを思うだけで発情する淫乱。
今ももうたまらない、早く犯して欲しい犯して欲しい。
ぐちょ濡れの牝穴にハメて欲しい。
(頬を撫で、指を口に含ませる)
それには、いやらしいおねだりをしなければならない。
ご主人様にハメてもらうにはいやらしいおねだりだ。
……さあ、わかるね、リア?
【あぁ、申し訳ありません】
【くっ!折角のエロだというのに意識が…その朦朧と(涙)】
【ですから一度凍結して今日の夜など、どうでしょうか】
【承知しましタ。では今夜に再開、と】
【ボクは22:00以降でないと来られないですが、そちらはどうです?】
【私も大丈夫です】
【うぅ、何てじれったいのでしょう(ポッ)】
【それではまた今夜の22時以降で…お休みなさいませ】
【フフフ、いやらしいデスネ】
【はい、ではオヤスミナサイ】
【さて、19時まで待機してみます。名無しさんでもキャラハンさんでも
お気軽にお声をかけてください。水使いさんとリアさんの凍結もあることなので、
時間は22時までとなっておりますが……そこまで伸びないでしょうしw
それではお待ちしております】
【…やっぱり時間帯かな。落ちます】
>リアさん
【スミマセンが少々遅くなりそうデス】
【遅くとも23:00までには安定した接続環境に移れると思いますので、よろしくお願いしますネ】
>>256 【あぁ、水上さん申し訳ありません】
【今夜解凍の約束だったのですが少々都合が…】
【更に悪い事で、暫くの間纏まった時間も取れないので】
【誠に勝手ながら今回はこれまでということでお願いします…orz】
>>257 【了解しました。残念ですがネ】
【次に遭ったときにはたっぷりとする、ということにしまショウ】
【では、その日まで壮健ナレ】
(夜―――コンビニにて。今日も妖魔退治のためか、帰宅の時間が遅れてしまい
夕食代わりに弁当を買って帰ろうとする)
ええと、これとこれ……うん、こんなものか。
(ある程度をカゴのなかに入れると、レジカウンターに並ぶ)
それにしても、なかなかこの辺りは沈静化しないなぁ……。
それに……もっと力をつけないと…。この間の魔人にも太刀打ちできなかったですし…
(ぶつぶつと呟きながら思案顔で、ようやく自分の番となってカゴをカウンターに載せる)
【それでは、待機させていただきます】
〔もう・・・、夜勤の奴おっそいなぁ・・・〕
(夜勤のバイトの出勤が遅れ、イライラ限界の真空・・・)
(そこに現れた客・・・、優希である)
いらっしゃいませー。
(無愛想に応え、マニュアル通りの仕事、いや、作業をこなす)
えーと、おべんとーはあっためますかー?
【あらためてよろしくですっb】
(あまりの愛想のなさにむっと来たようだ)
(しかし、ここで指摘するのも大人気ないと思ったのか、済ました顔で頷いて)
はい、お願いします。
『しかし、何だろう……この人からは不思議な感じがする…?』
(どこがどうとはいえないが、妖魔や退魔士、ましてや一般人とは何かが違う
違和感を抱いて首をかしげる)
【はい、こちらこそよろしくお願いしますっ!】
〔あ、やっと来たよ・・・〕
それじゃ、ボクはこれで代わるからねー。
レンジ鳴ったら渡してねん。
あ、遅れたバツにボクに肉まんね!
(大学生のバイトに中〜高校生に見える真空が指示を出し)
あ、お会計1155円になりまーす♪
(バイトから開放されるのが確定、先ほどとは別人の笑顔で)
(先ほどとは別人のようにてきぱきと動く真空に驚きながら)
え、あ……あぁ、はい、分かりました。ええと、それじゃあ2000円と…5円でお願いします。
(丁度きりのいいお釣りになるように2005円を出して)
……あの、もしかして、あなたは……。
(他の客に聞こえないように小声で)
……妖魔ですか? 退魔士ですか…それとも…?
(常人が聞いていれば何を言っているんだろうかと呆れるだろうが…彼女はどうだろうか?)
はーい、850万円のお返しでーす♪
〔ん?この子も凛ちん系かな?〕
(お釣りを渡す際に触れた手から何かを感じる)
あはは、多いなぁ、この町。
(覗きこむように優希を見つめ)
ボクこれであがるから、外で話しするぅ?
いや、850万円って……
(いきなりの巨額にビックリしながら、きちんとしたおつりを貰い)
え、あ、そ、その……?
(不思議な雰囲気の真空に戸惑いながらも、悪い雰囲気でもなく)
あ…はい、そちらが宜しければ……外で待ってますね?
(そう言い伝えると、コンビニから出て外で真空が出てくるのを待つ)
うん、ダッシュで行く。
(ビッと親指を立ててバックルームへと消える)
--10分後--
おまたせ〜。
(コンビニの制服から普段着、ジーンズにセーター、フリース、
どれもユニ○ロっぽい身なりで登場)
さてと、ボクに聞きたいことあるんでしょ?
退魔士さん♪
(ニコっと微笑む優希よりも小柄な少女の表情には何処か余裕があり)
え、いえ…それほど待ってませんから……。
(やはり不思議な雰囲気に戸惑いながら笑みを浮かべて)
ええ……回りくどいことは苦手なので率直に聞きます。
あなたは一体何者なんですか。
(一発で自分の本質を言い当てたことから、やはり只者ではないことを感じ取り)
うんうん。
ボクも回りくどいのは嫌いだよん♪
(ニコニコと)
えーとね、ボクは響真空。
今はフリーターで、ある退魔士の家に居候中〜。
(エヘヘと笑いながら)
八百八万の神って知ってるぅ?
あれの一人だよん♪
真空さん………?
や、やおよろずの神……!?
(全く今の真空の様子と、その言葉とは結びつかず頭は混乱して)
……今更嘘だとかはいいませんよね?
…確認のためにもう一度聞きますが、本当にあなたは八百八万の神の一柱だというのですか?
……の割にはかなり俗に染まった生活をしているようですが。
(ため息を吐き出しながらも、ちらりと衣服と眺め見て、
そして先ほどのコンビニの仕事風景を思い出す)
嘘じゃないよん♪
って言うかぁ〜、現代に馴染んでるだけだよー。
知らないの?環境の変化に対応できない生物は絶滅するんだよ?
って、凛ちんの本に書いてあっただけだけどね〜。
(てひひひ・・・と、笑い)
あー!キミの名前聞いてない!
名乗れ〜、退魔士ぃ〜!
(ふざけた口調で指差し)
『現代になじみすぎだと思うけど……』
(とは思ったものの、口には出さずに愛想笑いを浮かべて)
……は、はぁ……それとはなんだか違うような気もしますけど。
…って、凛さん? 凛さんって、久保 凛さんのことですか?
(聞き覚えのある名前に、反復して尋ねる)
え、ああ……ええと、佐々木優希と言います。
(やはりとてもじゃないが神には見えないなぁと思い、半ば呆れながらも)
えー?ちがくないよー。
(少々ムスっとして)
あれ?凛ちん知ってるんだ?
ボク、今あの家に住んでるんだよん♪
えっと、優希・・・、優ちんね!
よろしくぅ〜♪
それでー、優ちんは何で退魔士やってんの?
凛ちんは目的あるみたいだけど・・・。
ええ…ちょっとした出来事で知り合いになりまして…
あの凛さんの家に?
(よく彼女が他人を泊めたなとも思いつつ、真空のこの明るさならあるいは、とも考えて)
ええ、なんだか妙なネーミングですが、よろしくお願いします…
(マイペースな真空にしどろもどろになりながらも頷いて)
目的……ですか? そんな大したものではないですが……
もう何も目の前で失いたくない…というか、大雑把に言うと人を襲う妖魔を退けたい、と考えてるだけなんですけど…
(どのように言葉にしたらいいのか戸惑いながらも、告げて)
へ〜、まぁ、あの凛ちんだよ〜。
(夜空を眺めながら)
もう何も目の前で・・・?
何かを失ったのかなぁ?
単純に人助けしたいって言うなら辞めたほうがいいよん♪
じゃないと・・・。
(くるりと優希の方を向いて)
死ぬよん♪
(変わらぬ笑顔で残酷な言葉を告げる)
……その言葉、3回目ですよ。
同じ言葉を3回も言われました。
(ふぅ、とため息をつきながら同じように夜空を見上げて)
ええ、友人をひとり、失いました。
でなければ、こんな危険なことはせずに家に引きこもってます。
けれど、だからこそ分かったこともあります。
自分の力で出来ることがあるなら、全力で尽くしてやる、そうすることで何かを変えることができる。
―――――そう思ったんです。
たしかに薄っぺらい正義感かもしれません。自己満足に終わる偽善かもしれません。
けれど、目の前で命を奪われそうな人がいて、それを救う力があるのなら、私は躊躇わずその力を使う。
それを見捨てるような人間だけにはなりたくない。―――どんな汚名を受けようとも。
そっかぁ、友達をねぇ・・・。
ま、でも普通キミみたいな子が戦おうとしてたら止めるんじゃん?
(クスクスと笑い)
友達かぁ・・・。
ボクも仲良しが、ボクも入れて5人いたんだよね。
でも、今はみんな喧嘩してる。
一人はまぁ、キミ達の仲間みたいだけどさ。
この町の神父、変わりもんだから知ってるかもね。
(クスッと笑い)
ボクはどうするか決めてないんだ。
だから、キミの仲間になるか敵になるか・・・。
どっちになるのかな〜っと♪
(コンビニ袋をガサガサ漁って)
とりあえず肉まん食べる?
(スッと一つ差し出し)
神父…? ええ、一度だけお逢いしたことがあるかもしれません。
友達同士で喧嘩…? 詳しいことは分かりませんが…友人同士で争うというのは
悲しいことかもしれませんね。……もちろん、そこには原因があるんでしょうが。
(憂鬱そうにため息を吐き出して)
仲間か、敵か……?
(本当に不思議な少女だなぁと思いつつも、肉まんを貰って)
ええ、遠慮なく頂きましょうか。貰えるものは貰う主義ですし。
(軽く笑みを浮かべながら肉まんを齧って)
……ん、美味しい…。
そか、やっぱりねぇ。
不思議と力のある者同士って引き合うんだよね〜。
(モグモグと肉まんを頬張り)
たぶん、大変な目に会うとおもうけど頑張ってね〜。
いずれボクの昔の友達も来ると思うよ、この町にね・・・。
ボクや神父よりも強大な・・・。
(やや真剣な表情になり)
あはは、やめとこっか、こんな話し〜。
っと、そろそろ帰らないと凛ちんが五月蝿そうだな・・・。
家どの辺?送ってくよん♪
この辺はもう妖魔でないから安心して大丈夫だよん♪
(意味深な笑みを浮かべ)
…なるほど、そうかもしれませんね。
私も、最近退魔士の方とは、何度かお逢いしてますし……。
ええ。そのためにも、私も強くならなくちゃ……
どこまでやれるかはわかりませんが、出来る限りのことはやってみようと思います。
それこそ悔いの残らないように……。
(真空に釣られてこちらも笑みを浮かべて)
…そうですね、あまりに不安になるよりは。
ええと、すぐそこです。郵便局の近くにあるんですけど……
え…それってどういう…?
そだね〜、悔いの残らないようにするのが一番だね〜。
(うんうん頷いて)
さってと、ボクの事信じてないみたいだからさぁ〜。
ちょこっとだけね〜。
んと、あそこの郵便局かな?
(優希の手を握り)
そーれ♪
(軽い目眩のような、経験した事のない感覚が優希を襲い・・・)
はい、到着ぅ〜♪
(手を離しピョンと後ろに下がり)
ボクは五代元素神、全ての空間を司る神。
(今までと変わり、悪寒が走るほどの霊気を発して)
時間を超え、天を裂き、大地を割る力を持つ者也・・・。
なーんてね♪
まぁ、こんな感じのがゴロゴロ来るかもだから気をつけてねん♪
良かったら今度ウチって凛ちんの家だけど遊びにきなよ!
それじゃ、バイバイ♪
(指を慣らすと時空が裂け、その中へと消えて行く)
【時間ですので今日はこれで〆させていただきます】
【またお時間がありましたらバトルor共闘orエロールしましょう♪】
【ありがとうございました〜!】
へ……これって…?
(違和感を感じる前に、空間を越え到着し、目をぱちくりと瞬かせて)
あ、は、はい……どうも有難うございました……
――――――…!!
(ぞくっとする霊気を感じて驚きを隠せない)
……はい。重々気をつけます。
(緊張した表情から一転、朗らかな笑みを浮かべて)
ええ、分かりました。そのうちに遊びに行かさせてもらいますね?
それじゃあ…また会いましょう?
(その姿を見送って、踵を返して帰路についた)
【はい、お疲れ様でしたっ! 機会がありましたらまたよろしくお願いしますっ♪】
【それではおやすみなさい、ありがとうございましたっ】
【こんばんは〜っ、19時30分まで待機するね〜♪】
【プロフは確か
>>201辺り…かな〜】
【落ちるね〜ノシ】
【22時まで待機】
>284
【お相手よろしいですか?】
>285
【構いませんが、どんな感じで?】
【そういえば新スレにテンプレ貼ってなかった…】
【名前】水無月 涼子
【年齢】17
【性別】女
【サイド】退魔側
【サイズ】165cm/51kg B84/W55/H80
【容姿】ロングの黒髪に清楚な顔立ち。無口で感情をあまり表に出さない。
革ジャンにジーンズ。神社に居るときは巫女装束を着用。
【得意】特になし
【能力】退魔用剣術
【武器】破魔の呪を封じ込めた刀『細雪』
【NG】スカ・グロ
【弱点】意外と単純なので、すぐ相手の策略や罠にハマる。
男性経験も全くないので、そっち方面に持ち込まれるとどうしていいのか分からなくなる。
【備考】
家が神社で、強い巫力を持って生まれた。
数年前に退魔師だった父親を妖魔に殺された。
その時の辛さと悲しみを他の誰にも味わわせないように、父の刀と意志を継ぎ退魔師になった。
普段は巫女として神社の事務などをしている。
>286
【普通に遭遇・会話で…】
【相容れないようだったら軽く戦闘、みたいなのでいいのでは?】
【本スレでも避難所でも全く面識ありませんし】
>287
【では、妖魔出没現場で遭遇の方が】
【いいでしょう。街中で遭遇してもすれ違うだけですし】
>288
【そうですね。では宜しくお願いします】
【出だしはそちらからどうぞ】
不定期に行われる定例会議が終了。
もっとも、俺と薫と零と支部長の四人しかいなかったわけで、
単なる途中からただの世間話になったわけだが。
一緒に帰りたそうな零と薫を尻目に、単車で下校。
アイツらは嫌いじゃないが、馴れ合いは好きじゃない。
どれほど走ったか。
頭上に暗雲が広がっている。
妖気圏・・・・か。かなりのレベルの。
俺はアクセルを振り絞って、その方向へ向かった。
単車を止める。
そこは海の見える公園であった。
【場所、これでよかっただろうか?】
………いやな、雲…
(鞘に収めた刀を携え、公園の隅にたたずんでいる)
(空を見上げれば、どんよりとした雲が太陽も青空も覆っている)
…今日のお洗濯指数…0%………
(ただの雨雲でないことは分かっている)
(なのに口を突いて出るのは間の抜けたセリフ)
…?
(不意に聞こえた機動音)
(振り返ると公園の入り口付近に見慣れぬ単車)
………峠の走り屋…?
>291
天気のいい休日なら、家族連れでピクニックをするのもいいだろう。
ドライブの途中に寄り、恋人と海を眺めるのもいいいだろう。
そんな平和な光景を見るのは、正直嫌いではない。
だが、今この瞬間に限って言えば、誰もいない方が都合がよかった。
子供たちの声が聞こえる。
直ちに退去させなければ、最悪食われる。
「面倒だな」
俺は徒手空拳で広い公園に足を踏み入れた。
途中で、髪の長い女性を見つける。
鞘に収まった刀を携えている。
さて、声を掛けるか否か。
妖気は、子供たちの歓声の聞こえる方角から発信している。
………下り最強の豆腐屋の息子…?
(怪訝な面持ちで単車の運転手を遠くから一瞥する)
(無邪気な子供達が駆け回る公園にそぐわないその雰囲気に、ほんの少し警戒する)
……………
(不意に、彼もこちらを見た)
(そのはずみでつい、目が合ってしまう)
(慌てて、視線を反らす)
………?
(視線を反らした先…一人の子供がちょうど立っているそのすぐ背後)
(そこから、何か禍々しいものを感じ取る)
…来る…………?
>293
子供たちの歓声が聞こえなくなる。
子供なりに、この空間の異変に感じるものがあったらしい。
気温が、三℃くらいは下がった感じがする。
物理的に、ではない。生命力を少しずつ削り取られているかのような・・・・
「最悪だな、妖閉空間かよ」
思わずぼやく。この公園は空間ごと切り取られ、異世界へ紛れ込んでしまったのだ。
わかりやすく言えば、神隠しというやつだ。
俺たちを浚った、そこの住人の視線を痛いほど感じる。
「おいあんた、何者かは知らんが、子供たちの確保を優先しろ」
一方的に告げ、ベレッタを抜く。
「俺は、天洸院の斬鬼衆のひとりだ」
立ち尽くしている子供の背後から、禍々しい気配が・・・・
「伏せろ!」
ベレッタを撃つ。生き残りを掛けた戦いが始まる。
(やがて公園全体を包む異様な空気)
(明らかにこの世の物とは違うその気配には、覚えがあった)
…………来た…
(全身に緊張が走る)
(刀を抜き、警戒のアンテナを全方位にめぐらせる)
……ん………
(見ず知らずの走り屋に指示され、素直に頷く)
(彼の言う組織名のようなものはよく分からないが…)
(どうやら彼は、少なくとも悪人の類ではないらしい)
(わけもわからずに怯える子供達の前に盾になるように立つ)
…………大丈夫…
……っ…!!
(とっさに、目の前の子供を抱えて伏せる)
(頭上を高速の弾丸が掠めていく)
…………びっくり…
>295
子供たちは・・・・目の届く範囲では6人か。
誰が生きていようが死んでいようが関心はない。
俺の目の届かない範囲なら。
だが、俺の目の届く範囲で、子供が魔物に喰われるのは、
正直不愉快だ。
髪の長い女が、刀を構えている。
霊刀というやつだろう。霊圧は『咎切』と同程度、か。
暫くなら堪えられるだろう。
「暫く我慢してろ、すぐに抜けられるはずだ」
避難してきた子供たちを庇うように、二人で前に立つ。
そうこうしている内に、わらわらとこの世界の住人が沸いてきた。
体躯は子供程度。手足が長く筋張っていて、腹が出ている。
「餓鬼、だな」
数は30体を超えている。
飛び掛ってきた餓鬼を撃ち殺す。
それ皮切りに弾丸を叩き込む。
15発の弾丸が切れる前に、コルトパイソンを引き抜き撃つ。
一発の357マグナム弾が、まとめて3体撃ち殺す。
だが、数は減ったようには見えない。
………多…
(続々と現れた異形たちにげんなりする)
…今日は何かのパーティー…?
(立ち上がり、刀を構える)
………強い…
(たちどころに数匹の餓鬼を倒した彼を見、実力を悟る)
(彼ならば大丈夫だろう…そう感じた矢先、こちらにも餓鬼が飛び掛かる)
…せぃっ………!
(小さく一声気合を入れ、餓鬼を一文字に斬り裂く)
(続けて襲い掛かった二匹目も一刀両断)
………疲れる…
(少しずつ辺りを囲み始める大群にうんざりするように呟く)
>297
子供たちを背後に庇っている。
敵は一人一人は大したことはないが、数が多い。
撃ち殺している間にも、何処からか沸いてくる。
こういう時、広範囲の攻撃を放てる術師が羨ましくなる。
リロード。
トリガートリガートリガー。
殻薬莢が舞う。
すぐさま弾丸が尽きる。予備の弾丸が足りなくなりそうだ。
すぐに決断する。
「任せたぞ」
俺は四肢に気を宿らせて、餓鬼の群れに飛び込んだ。
一匹踏み潰す。左足を軸にそのまま旋風脚。
まとめて四方を薙ぎ払う。
新たな餓鬼飛び掛ってきた。
無造作に殴り殺す。
殴る殴る殴る蹴る蹴る蹴る。
少しずつ、確実に駆逐してゆく。
(刀一本でこの数を相手にするのはやはり骨が折れる)
(こんな事ならば剣術だけでなく呪術の鍛錬もしておけば良かった)
(今さらそんな後悔、何の意味もないが…)
………はぁ……
(額にうっすらと汗をかき始める)
(…と、不意にジーンズを引っ張られるような感覚)
…?
(見ると、一人の女の子が震えながら自分にしがみついている)
…………大丈夫……一時間後には家でファミコンやってる…
(今の子供には馴染みがないであろうゲーム機の名前を出して、)
(安心させるように頭を撫でる)
………?
(先ほどから激しい銃撃を続けている彼が、自分に何か言った)
(確かに聞こえた…「任せた」と)
(どういう事かと聞く前に、彼は餓鬼の群れに突進していった)
………すごい…乱闘の時の星野監督みたい…
>299
いい加減面倒になってきた。
手刀で切り裂く。拳で顔面を潰す。
回し蹴りで薙ぎ払う。
どれほど時間が経過したものか。
大分減ったようにも見える餓鬼が、波が引くよう退却してゆく。
同時に火柱が地面から立ち上る。
親分の登場らしい。
紅蓮の炎から出現したのは、赤い鬼であった。
身長、3メートル以上。額に二本の角。赤い肌。
赤い鬼が咆哮した。
「くっ・・・」
聴覚が一時的に麻痺してしまう。
それでも助走し――いつもより幾らか遅い――跳び蹴りを食らわす。
だが、いつもより威力がなかった。
鬼の豪腕で薙ぎ払われる。
無様に転がって、女の前で止まる。
「突然で申し訳ないが、一斉に仕掛けよう」
(突如現れた親玉)
(それは一目で別格と分かるほどの力を放っていた)
(その咆哮は草木を激しく揺らし、空気を振動させる)
………近所迷惑…
(今この空間は現世と切り離されているので近所もへったくれもないが…)
(雄叫びに更に怯える女の子をぎゅっと抱き寄せる)
………あ…大丈夫……?
(ごろごろと地を転がってきた彼)
(アクション映画みたいだと思いつつ、とりあえず無事を確認)
………どうすれば、いいの……?
(彼の提案を蹴る理由もない)
(おそらく彼は自分よりも実力は上だ)
>301
立ち上がる。豪腕を咄嗟に防御した左腕以外は異常なし。
気の蓄積は約80%。
「俺が動きを止める」
深呼吸。細胞を強制的に活性化。フルドライブ。
俺の気力の充実に応じるように、大気が震撼する。
相手の動きが遅いのが救いといえば救いか。
「その間に、アイツの首を断て。俺を踏み台にしろ」
拳に力を集約。破壊の鉄槌と成す。
「チャンスは一度。これで仕留めないと後がない」
淡々と事実だけ告げて、疾風となり鬼に突進。
「おぉぉおおおおおおおおおおおおお!」
豪腕を紙一重で回避。
咆哮し、ひたすら素早く強烈な拳をどてっ腹に叩き込む。
破壊の気が赤鬼の身体を駆け巡り。動きが停止した。
「殺れ!」
………私が…?
(アクションスターの意外な指示に少し戸惑う)
(てっきりこの手の人は、他人を援護に回し)
(自分で良い所取りというイメージだったからだ)
(…それ以前に、ぶっちゃけこの化け物を仕留める自信がない。)
………あの…私は…
(言いかけたが、彼はまたも返答を聞かずに突進していった)
……仕方ない…
(目を閉じ、ひとつ大きく呼吸)
(気持ちを落ち着け目を開く)
…………ん…
(風になる。)
(その風は彼の肩を蹴り、高く舞い上がる)
…………せぇいっ……!!
(渾身の力を込めて薙ぎ払う)
>303
清らかな疾風が背後から駆け抜ける。
そして俺を踏み台にして高く飛翔する。
その刃もまた清冽であった。
それは、初めて日ノ本薫の太刀筋を目の当たりにした時の
感覚に似ていた。
穢れた赤い首が切り裂かれてゆく。
断末魔の雄たけびをあげる間もなく、赤い鬼は焔に還った。
妖閉空間が解除される。
子供たちが、泣きながら女に駆け寄ってゆく。
「疲れた」
俺は携帯に連絡を入れる。
内容を端的に要約すると
「疲れて怪我したから迎えに来てくれ」
「後始末よろしく」
返事も聞かず切る。
この腕では単車を運転するのは難儀だ。
何より、力を一気に使いすぎた。
俺は子供たちの声を聞きながら、木陰に腰を下ろし、迎えが来るまで
寝ることにした。
【こっちはこれで終了】
【お相手感謝ノシ】
(力一杯に振り切った刀は気持ち良いほどにスッパリと、鬼の首を断ち斬った)
(斬り口からは血も出ず、ただ鬼が塵のように消え行くのみだった)
………やっ、た……?
(喜ぶのもつかの間、跳躍した後の体は重力に従い)
(数メートル下の地面まで尻から落下した)
…………痛い…
(子供たちが泣きながら駆け寄る)
……ケガはない…?
……怖かったね…でも、もう大丈夫だから……
(一人ずつあやすように頭を撫でる)
……そうだ…
(彼の方を振り向く)
…………お疲れ…
(子供たちを近くまで送りに行った)
【こちらこそお相手ありがとうございました】
【またの機会があればお願いします】
【22時頃まで待機しますね〜♪】
>>307 【こんばんわ】
【少し途中抜けが発生するかもしれませんが、それでも良ければお相手します】
>>308 【こんばんわ〜】
【私は構いませんよ♪】
【して、どのような感じで進めましょうか?】
=めにゅー=
【退魔邂逅:久保 凛】
【七妖会:魔力の宴】
では、お好きな方をお選び下さい。
なお、七妖の方は状況次第でエロールありにいけます。
【ではせっかくなので七妖会の方でお願いできますか?】
【上手く出来るか分かりませんが…w】
【では、こちらから状況説明兼ねて入ります。しばしお待ちください…】
【了解で〜す】
【お待ちしてます】
(七妖会の妖魔達が集まる、寂れたバーがこの街にはある。
入り口自体が結界を伴っているため、人では不用意に入り込む事はない場所。
そこに、紺と一人の男がやってきていた。
店内には他に客はおらず、バーテンダーらしき初老の老人が、
特に二人を気にするでもなく、グラスを磨く事に一心を傾けている。)
お呼び立てして申し訳ありません。紺さん。
七妖会ではまだ日の浅い貴女に教えておかなければならない事がありましてね。
(紺に応対している男の名は、緒沢 玲人(おざわ れいじ)と言った。
七妖会、月妖に属する妖魔であり、言伝や情報収集を主体としているらしい。
目立つ美男子というわけではないが、柔和な顔の、人間ならば20代半ばと思える容姿をしていた。
いつものように、きっちりとしたスーツ姿で、紺に対して丁寧に応対する。)
お〜。。
(見馴れない場所に入り、落ち着かない様子でキョロキョロして)
いやいや、私は暇だから全然大丈夫だよ〜♪
ご親切にありがとね〜。
(笑顔を絶やさずに椅子に座る)
で、何かな、緒沢さん?あー、あまり難しい事は分かんないよw
(へらへらと笑いかける)
別に然程難しい事ではありません。
ですが、重要な事の上、紺さんも知っていて損はない事ですから。
…直に見ていただく方が早いですね。
では、失礼。お手を拝借致しますよ。
(立ち上がり、紺の小さな手を取ると、玲人は居住まいを正した。
渦巻く魔力が二人の足許から立ち上り、薄れた暗黒が視界を滲むように満たしていく。
玲人の能力である、空間移動の亜種。
捻れた空間を通り、二人の姿は、無機質な作りの壁が囲う、かなり広い部屋へと移されていた。)
…到着です。
我々、七妖会の魔力供給施設…通称『ミミルの泉』。
(見上げる部屋の中央には、機械と有機体が融合したような、
金属質の樹木とも呼べる物体が鎮座していた。その根元には、無色の液体が満たされ、
樹の表面は、僅かに明滅し、近くに寄るだけで強力な魔力が肌を刺した。)
ふむふむ〜…、それなら教えてもらおうかなっ。
(髪を揺らして頷いて)
はい、どうぞ〜。
(躊躇いなく手を差し出して)
およ?これは〜…。。
(闇に包まれる様子を眺めて首を横に曲げる
)
っと…、ミミルの泉?
わぁ…何だか凄い所に来ちゃったよ〜。
(自然と感じる凄まじい魔力に少し驚いた様子で瞬きする)
人間世界は、人間がその支配力を高めたため、強力な魔力を自然理に得る事は昔と違い、
難しくなってしまいました。そこで、我々七妖会は、人間が築き上げた科学と我々の異能力を併せ、
魔力を供給するための施設を作り出した…これが、その一つです。
もっとも、魔力密度が高いのは、この樹木の受け皿に満たされる水だけですが。
…しかも、外に持ち出すと空気中に魔力が溶け出してしまうため、携行できないという問題点も抱えています。
(そう言って、玲人は備え付けの小さなコップに水を掬った。
部屋の灯りが反射し、市井の水ではありえない輝きがその液体の中に宿っている。)
…この魔力の水は、戦闘や術の消費で失った魔力を補填する役割を果たしてくれます。
消滅に瀕するような傷を受けない限りは、ここに来れば動けるまでは回復出来ると思っていて下さい。
(こと、と水を満たしたコップが丸いテーブルの上に置かれる。)
ただ…この水には少し…副作用があります。
人によっては、大した副作用ではないのですが…
それを避けるためには、ある手段で魔力を供給する必要があるので…。
(咳払いをして、玲人は珍しく言い淀んだ。)
なるほど〜…確かに言われてみればそうかもしれないねぇ。
それで、これを作ったのか〜。。
って事は〜、力で困ったらここに来ればいいって事だね♪
(笑顔で相槌を打ちながら、コップに汲む様子を観察するように見つめて)
副…作用?へ〜ぇ、それってどんなのがあるのっ?
(話に関心を示し、淀む緒沢さんに子どものように訊く)
副作用自体は、凶暴化、魔力の急供給による身体への痛撃、
一時的な精神的健忘など…様々です。いずれにしろ、あまり嬉しいものではありません。
(興味津々に聞こうとする紺に、僅かに苦笑しながら、玲人は言葉を続けた。)
それを避けるには、その……副作用の効力を受けない妖魔に魔力の水を飲んでもらい、
交合によって、魔力の水を飲んだ相手の精を受ける、或いは絶頂の雫を受ける事で、
効率的に魔力だけを受け取る事が出来る、わけです。
(根が生真面目なのか、玲人は少し目を逸らし、言い難そうに言葉を紡ぐ。)
ですから、ここでは、交合のための従魔とそのための部屋も用意されています。
(そう言って、部屋の奥を指差す玲人の指先を辿ると、通路の続く先に幾つかの扉が見えていた。
言葉の流れからすると、部屋の中で従魔という妖魔に水を飲ませ、交合によって魔力を得るという事らしい…)
…まぁ、私は副作用を受けない側の妖魔なので、従魔の世話になった事はないのですけれどね。
それに、緊急の時にはそんな悠長な事は言えませんから、副作用を覚悟で原液を飲む妖魔も居るようですが。
(そう言って、玲人は肩を竦めてみせた。)
うあ〜っ…、何かヤバそうなのばかりだね〜っ…w
(頭を抱えて苦笑いして)
え〜と、それって〜…////
(聞いていると流石に少々恥ずかしいのか頬が赤くなり、目を反らす緒沢さんに気付いて)
あははっ、も〜っ、こっちが恥ずかしいよ〜♪
(恥ずかしさを笑って誤魔化す)
ふ〜ん…これだけ部屋があるって事は、副作用が出る妖魔も少なくはないのかなぁ…。。
(ぼそりと独り言のように呟いて)
およ、緒沢さんは平気なんだ。
む〜…緊急とは言っても〜、ある意味自殺行為だよねぇ。。
(緒沢さんを見て苦笑いをする)
説明上、致し方が無いと察して下さい…。
(恥ずかしがる紺に、微笑ましい笑みを向け、玲人は言葉を締めくくった。
どうにも、妖魔にありがちな凄味等とは縁のなさそうな男である。)
そうですね。
特に火妖は戦闘も多いですし、中にはフラストレーションが溜まっていて
別の目的でこの場所…というか、部屋を利用する者も居るようですが。
…ああ、今も…のようですね。
(眉根を顰め、嘆息する玲人。
紺の獣の鋭敏な耳にも、部屋の一つから女の嬌声が聞こえてくるのが分かった)
えへへっ、分かってるよ〜w
(笑みに応えるかのようにまた微笑んで)
ふらすとれいしょん?
別の目的って〜……ッん…////
(声が聴こえると同時に両耳がぴくりと動いて立ち)
なるほどね〜、副作用は気になるけど、やっぱり…ん〜。。
(いざ飲む時の事を考え悩み出す)
【嗚呼…上手く前向きになれてない…orz】
火妖には荒くれが多いのですよ。
紺さんのようなタイプは珍しいですから…。
(両耳が動いたのに気付いて、そっと聞こえないように押さえる。)
…女性にこのような提案を出すのもどうかと思いますが、
副作用が恐ろしいのであれば、従魔で試してみますか?
…その、紺さんも初めてではないのでしょう?
…まぁ、従魔に関しては従順過ぎて味気ないという方もいるようですが…。
(非常に不躾な質問をしているようで、微妙な表情を浮かべながら、玲人が言う。)
【
>>324 難しいようであれば、無理にとは言いませんよ?
一応、上で少し伏線出したのですが、玲人でも相手出来ますけれどね】
あっ、ありがとう////
(耳を押さえられると少しはにかみながら礼をして)
む〜、私って変わってるかな〜?
(勝手に独り頭を悩ます)
そりゃあ初めてじゃないけど〜、こういう所は初めてかな、えへへw
(頭を掻いて誤魔化し笑い)
そうなの?それじゃあ緒沢さんと練習しちゃおうかな〜…なんてw
あははっ、冗談だよ〜♪
(自己満足でけらけらと笑って)
【無理はしてないですけどねw】
【このまま成り行きで出来そうならやってみますよ】
我々、七妖会の構成員としては珍しいタイプだと思います。
…他の構成員とは交流しておられないのですか?
(とはいえ、他の火妖と折り合いが合わないだろうか、と玲人は思う。)
確かに、普通にある場所ではないですからね。
それと、この場所には私達月妖か水妖の力を借りなければ来る事は出来ません。
ですから、有事の場合のために連絡は取れるようにしておいて下さいね。
…は?
わ、私とですか?
い、いえ、その確かに私も条件を満たす身ではありますが…!
じょ、冗談ですか……お、驚かせないで戴きたいですね。
(普段の冷静な玲人と違い、しどろもどろになって、紺の言葉に踊らされている彼がそこにいた。)
あ〜、私ね、団体行動とか苦手なの。
自己中心的かもしれないけど〜、周りに流されずに自分は自分でいたいなーって思うんだ〜。
まぁ、いつも二人みたいなモンだけどねっw
(胸の辺りに手を置いてもう一匹の存在を何と無く示し)
うむっ、それじゃあ何か有ったら緒沢さんに連絡するよ♪
(軽々しく頷いて)
あははw面白〜いっ♪
(冷静さを失う緒沢さんを指差して笑い)
そんなに驚かなくてもいいじゃないっ。
冗談だけど〜、従魔よりは絶対緒沢さんの方が練習になると思うよ〜♪
(緒沢さんを見上げてニコニコしながらサラリと述べる)
そうですか…。
まぁ、現状のところは遂行すべき命があるわけでもなし。
ご自由にしていて戴いて構いません。
但し、くれぐれも七妖会に背く事のなきよう…お願いします。
(脅しではなく、紺の事を案じての言葉のように、静かに緒沢は言った。)
あのですね…私は役割の都合上、脚としてしか見られない事が多いですから…
そういう言葉にはあまり縁がないのですよ。
そうそう、魔力を失っているわけにもいきませんからね。
…ですが、紺さんが本当に私を望んで下さるのなら、
謹んでお相手致します…が。
(少し照れたように、微笑みを浮かべ、紺の耳元で囁く。)
大丈夫、ここ(七妖会)に名前がある以上、約束は守るから♪
(身を案じてくれたのだと悟り、大きく頷いてみせる)
大丈夫、ここ(七妖会)に名前がある以上、約束は守るから♪
(身を案じてくれたのだと悟り、大きく頷いてみせる)
うむっ、私は緒沢さんがいいな♪
む〜、何度も言うと恥ずかしいよ〜////
(恥ずかしさからか耳を伏せ、困り顔で苦笑いする)
【スマソ…途中書き込みでした】
それを聞いて安心しました…。
(紺の言葉に破顔する、玲人。)
…本当に、私で?
…分かりました、その言葉受け取りましょう。
…こちらへ。
(コップの水を乾すと、玲人は紺を奥の部屋へと案内する。
絢爛ではないが、清潔で落ち着いた感じの部屋には、ダブルの寝台と、
小さなテーブルなど、落ち着いた調度が備えられていた。)
は〜い♪
(案内されると無邪気に返事をして後をついて行き、部屋に入る)
わぁっ、大きいベッド〜♪
(ダブルの寝台を見るやいなや、飛び乗って満足そうに笑みを見せて)
へ〜ぇ…妖魔だけで使う割には意外に綺麗な所なんだねぇ。。
(ベッドに座ったまま改めて回りの風景を確認して関心する)
昨今の妖魔も、人間に感化されてか、好みが変わってきたようですからね。
それに、人の生活に紛れている妖魔も少なくないですから、こういう形式の方が落ち着くのでしょう。
(寝台に飛び乗り、はしゃぐ紺に笑みを浮かべ、玲人はスーツを調度の椅子の背にかけ、タイを緩めた。)
さて…で、では宜しくお願い致します。
(いささか拍子抜けな挨拶の元に、玲人は紺の座った寝台の横に座った。)
なるほど〜、ふふふ〜っwそれにしてもフカフカで気持ちいい〜♪
(手でマットを押して無邪気に微笑んで)
え〜と、私の方こそよろしくねっ。
(横に座った緒沢さんに軽く会釈し)
さてと、まずはどうしようか〜?
(ずいっと顔を目の前まで近付けて互いの鼻先が触れるか触れないかの体勢で首を横に曲げる)
何だか、そういう風に言われるとまるで初めて同士みたいではないですか…。
(紺の言葉に苦笑いする玲人。
その様子に吹っ切れたのか、静かに手を紺の頬にあて、撫でた。)
(紺の頬に片手を伸ばしたまま、静かに顔を近付け、柔らかな唇に自分のそれを重ねる。
無経験な者の扱いではなかったが、何処かぎこちないのは、彼自身が紺を意識しているからなのだろうか。)
あはは、確かにそんな感じがするね////
(言われてみれば、と同様に苦笑いをする)
(撫でる手の動きに小さく首元が震える)
ん………ふ…ぅ。。
(唇同士が触れ合うと、少しの間温もりを味わい、暫くすると玲人の唇を舌先で小さくつついて反応を待つ)
ん……ちゅ……
(突付いた舌先を絡め、唇の合間でやり取りする。)
紺……さん……。
(劣情が、冷静な彼を後押ししたのか、唇を重ねたまま、ゆっくりと小柄な紺の身体を寝台の上に横たえた。
少し乱れた着物の衿口から手を差し入れ、背格好の割りには意外に発育のよい肌に指先を滑らせていく)
ふぁ…ん…ちゅ…ぴちゃ…////
(玲人の舌が絡んで来ると水音を奏でながら負けじと絡めて)
…っあ……ふふ、な〜に…?
(名前を呼ばれると照れ臭いとばかりに笑ってみせ、そのまま横になり)
は……ぁ…ん////ねぇねぇ、もっと奥まで来てぇ……ん…ひゃ…。。
(肌を滑る指から生まれる僅かな快感を更に得ようと、ねだるような声を漏らす)
可愛い…ですね。
(仕草の一つ一つに、笑みを零す。)
……狐の妖魔の方のお相手をするのは初めてですが…やはり、ここは弱いのでしょうか?
(興味をもってか、紺の頭の上に鎮座するふかふかとした狐耳に手をあてた。
毛を逆撫でしないように、労わるように撫でる。)
はい……奥まで…
(紺の言葉に後押しされ、耳を撫でる手とは逆の手で着物を少しずつはだけ、指先を蠢かせていく。)
ん〜…ありがと〜…♪
(言葉を受け止めてにんまりと笑って)
えっ?あ…あん…はう…ん…、み…耳は〜…くすぐったくてゾクゾクしちゃうよぉ////
(快感を感じながらも素直に口に出さず、くすぐったさに置き換えて体を震えさせ)
んっ…うむっ…、奥まで触って…ひゃあ…んっ…♪
(二カ所同時に愛撫され、心地良さそうに少し腰をくねらせて)
くすぐったい…ですか。
流石に、性感というわけでは…ないのですかね?
(成る程…と何か納得するように頷くと、着物の衿元からまろび出ている双丘に舌を這わせる。
手は更に下、乱れた裾を捲り、白い脚の付け根、秘部に近い場所を擦っていく。)
…。
私も、脱ぎましょうか…。
(息をつき、Yシャツとスラックスを脱ぎ去る。
少し躊躇したが、そのままトランクスも脱ぐと、
インテリ組とは思えない、引き締まった身体が紺の眼前に晒された。)
私ばかり攻めても悪いですね…紺さんも、お好きになさって良いですよ。
(紺の横に身体を横たえると、そう言って、紺の耳を撫でた。)
んっ…ぅ…くすぐったいの…、はぁんっ…やっ…そこ気持ちいいっ…♪
(舌が這うと肩が跳ね上がり、腰を浮かせて双丘を突き出すような姿勢になり)
くぅ…ん…♪そこも触って…あぁ…いいよぉ…////
(間近を撫でられるもどかしさからか、秘部がひくひくと痙攣する感覚に襲われる)
えへへっ、好きにしちゃうよ♪
(無邪気なのかわざとなのか判らない笑みを見せて玲人に背中を向けて彼の体に跨って)
ここから魔力をもらうんだから〜…きちんとご奉仕しなくちゃね〜。
(躊躇いなくそれを両手で包んで、舌を立てて鈴口を小刻に舐め、側面から付根までツー…と舌を這わせる)
始まりの言葉がアレだった割りには、馴れていますね…んっ。
(紺の舌遣いに、ぞくりと身体を震わせる。
ただ、されるままというのも何かと思ったのか、上半身を起こして
着物の衿から扇情的に覗く紺の双丘をやわやわと揉み解していく。)
ふぅっ……ふふ、それでは、私も少し妖魔としての力を見せましょうか。
(紺の舌技に奉仕されながら、指を鳴らすと、彼の横に小さな空間が空いた。
そこに手を入れると、紺の背後にもう一つ空間が空き、そこから出た指先が紺の秘部を弄り始める。)
…こういう事も、出来たりしちゃいます。
(悪戯っぽい笑みを浮かべ、奉仕を続ける紺の瞳を見つめる)
れろ…れる…ちゅっ―−−…。っは…ふふ〜っ♪
言葉なんて幾等でも作れるよ〜、んむ…ん…ちゅるっ…んっ…////
(口を話してへらへらと話すと、何事もなかったかのように今度は奥までくわえて)
(時折口元を狭めたり弛めたりを繰り返しながら頭ごと上下させる)
んんっ…?ふ…ぁふ…くちゅ…っんふうっ…////
(胸の愛撫に驚き、意識を集中出来なくなりながらも肉棒は離さずに)
ひゃあっ…!!な…何これぇっ…緒沢さんの手が…きゃっ…はうぅ…////
(妙な所から手が出たと気付いて驚き、肉棒から口を離し)
む、む〜…////もー、ずるいよ〜、はむっ…んっ…はふ…っく…ちゅ…ふぁぁ…。。
(悪戯っぽい笑みにわざとらしく口を尖らせるも、快感に喘ぎながら負けじとフェラを続ける)
よ、余裕ありますね…。
〔あどけない顔の割りに、恐ろしいくらいの手管です…〕
(心の中で、苦笑いする。この事を他の妖魔達が知らないのは、彼女にとって幸せな事かもしれない。)
(暫く互いに互いを弄り、お互いの荒い息が部屋を満たす。やがて…)
んっ……そろそろ……始めましょうか。
(既にぐちぐち、と音が立つくらいに紺の秘部が滴っているのを確認すると、
紺の頬を撫でて、奉仕を止めた。
既にぎっちりと張り詰めたものが、可憐な狐の少女の唇から零れる。)
(空間を通した両手で、紺の両脚を支え、張り詰めたものの上へとあてがった。)
紺さん…いきます、よ。
(ゆっくりと、紺の腰を肉棒の上へと落としていく。互いに粘性の液体で充分に潤ったもの同士が、
僅かな抵抗と共ににちゃにちゃと音を立てて合わさっていった。)
…っぁ……凄く、気持ち良いですよ……。
(根元まで入り込むと、紺から溢れた雫が、彼の下腹部を濡らした。)
余裕…?ん〜…150年のうちに色々あるからね〜w
んぅ…う////ふはっ…了解…♪
(奉仕を止められると名残惜しそうに唇を離して)
ん…、早くぅ…早く来てぇ…っはあ−−…ぁあんっ…大きいの…入ったぁ…♪
(入るやいなや、久しぶりに味わう快楽に興奮し、無意識のうちに肉棒をきゅうきゅうと締め付けて)
私…もぉっ…き…気持ちいいよっ…はぁ…はぁっ…奥も…もっとするの〜っ…////
(貧欲に自ら腰をくねらせて少しでも多く快感を得ようとする)
そうかも…しれませんね。
(150年という年月は、妖魔として決して長い年月ではないのだが、それは言わずにおいた。
彼自身、既に何年を生き抜いてきたか、忘れたのだから。)
気持ち…いいですか…嬉しいですね。
(肉棒から溢れていた先走りが少し、紺の胎内に混じっただけで、そこが熱くなる。
それは、魔力の供給の先走りでもあるのだが、まるで媚薬のように紺の膣内をじわりと熱くさせる。)
ああ……紺さん……私も、こんな…昂ぶりは久しぶりです…!
(息を荒げ、紺の下から突き上げる。
妖魔ではあっても、脚として無機な感情に浸っている事の多かった男が、
紺との交わりで感情を逸らせていた。)
もっと、もっと……貴女を感じさせたい……感じたい…!
(上半身を起こし、紺の身体を抱き締めると、更に奥深くへと肉棒を衝き込んでいく。
更に、艶っぽい表情を浮かべて喘ぐ紺の唇に、舌先をねじ込ませる。)
ひゃ…はあっ…あ…あぅっ…////
あは…な…何だか奥が熱いのぉっ…熱くていいよぉっ…♪
(じわりと胎内に広がる熱に一瞬迷うような声を漏らすが、それも直ぐに快楽に変換され)
っはぁん…私ぃっ…激しく突かれて気持ちいいのっ…緒沢さぁんっ…////
(抱き締められるとこちらもぎゅっと抱き返して)
あっ…い…くうぅんっ…んっ!?
んふぅっ…ちゅっ、ちゅるるっ…ふ…んふあぁっ♪
もういくのぉっ…いっちゃうよぉっ…♪紺は緒沢さんと一緒にいきたいよぉっ…!
(抱きあったままがくがくと全身を激しく揺すり、達してしまいそうな声で玲人を呼ぶ)
私も…です、一緒に…いきましょう…!
(瞬間、奥まで衝き込まれた肉棒が、ぐにぐに、と内側から紺の膣壁を圧迫した。
人間の肉棒ではありえない刺激が、紺を苛ませる。)
〔私の群体(レギオン)が…魔力の迸りに反応しているのか〕
(緒沢 玲人は、レギオンの言霊を持つ妖魔だった。
月と共に歩み、多くの人間を取り込み、本体である彼自身には無数の有機体が内包されている。
それが、群体=軍隊(レギオン)として昂ぶりに反応したのだ。)
(突き上げる動きと、群体が蠢き、膣壁を刺激する動き。
二つの動きが、紺の快楽を更に引き出していく。)
紺さん…………い、いきますよ!
(そして、玲人もまた、己の内から衝いて出ようとする魔力の迸りに
耐える限界を感じていた。一際大きく奥に衝き込むと、子宮口に向けて、
先端から魔力を伴った迸りが一気に噴き出した。熱く熱く、それは紺の胎内を満たす。
先程の先走りとは比較にならない熱をもって、紺の最後の理性を飛ばしていく。)
う…うんっ…!一緒に…いくっ……やっああぁ!
な…中で動いてるのぉっ、はあぁあんっ…変になっちゃうぅ♪
(まさに生き物そのもののようなレギオンの動きと激しい突きに、精神的にも限界に近付いて)
来るぅっ!来ちゃうよぉっ、中に熱いのいっぱいぃっ♪
はあっ−−−ああああぁああああんっ!!
(全身が熱に包まれた感覚に襲われると同時に、更に魔力の放出を促すかのように一途に肉棒を締め付けながら絶頂に達する)
(……その後。)
は、はぁ……はぁ……そ、その……最初の指南にしては、
少し…は、激しすぎましたね…。
(魔力を存分に吸引され、立つ事も出来ず、玲人は苦笑した。
他人に魔力を提供するために交合したのは初めてだったが、
こうまで魔力を取られるものだとは。対照的に、紺は絶頂で息を荒げてはいるものの、
魔力が充填され、所謂「つやつや」、な状態だった。)
〔…やれやれ、私とした事が、妖狐様に魅惑されてしまいましたか…ね?〕
(だが、気怠さとは逆に、彼は充実を覚えていた。
その後、彼は組織の中で、紺の事を特に兄のように気にかけていくようになる。
それが、「脚」として以外の彼の楽しみの一つとなったのだ。)
【長時間お疲れ様でした。こちらはこれで〆ます。男キャラは馴れないので、変な所あったらすみませんでしたorz。】
【施設を用いたプレイは自由にしていただいて構わないのでご自由にご利用下さい。】
【なお、一応玲人は関係としては単発でお願いします。一応、キャラハンとは違うものですから(笑】
は〜ぁ♪何だか満足〜っ。緒沢さんに頼んで正解だったねっ。
(ボロボロの玲人に満面の笑みを向ける)
(魔力が充填されてどことなく血色も良くなり)
ふふふ〜っw
ちょっと貰い過ぎちゃったかもだけど〜、これだけあれば暫くは何とかなりそうかなっ。
さてと〜、それじゃ、人間界で稲荷寿司食べて来るね〜ノシ
(手早く服を着込んで外に出て)
(玲人の能力が無いと人間界に出られないのを忘れて、ひたすら出口を探して悪戦苦闘する紺であった)
【長時間お付きあいして頂いてありがとうございました〜】
【いえいえ、寧ろこちらが上手く展開出来なかったので感謝していますよ】
【この場所は、また何かの機会に使わせていただきますね】
【緒沢さんの件、了解しましたwそれでは良い夢を〜ノシ】
【避難所質問スレ2って立ってないんですね。】
【無ければ無いで少し寂しい気がしますけど、】
【ここに統合という形なんでしょうか?】
【あれま。したらばJで表示されないからずっと不思議に思ってましたw】
【ありがとうです】
【22:30くらいまで待機します。名無し、キャラハン問わず。】
【メニューから好きなのをお選び下さい。】
◆退魔側メニュー
【1.久保 凛と親交を深める】
【2.vs七妖・凶介】
【3.vs七妖・女妖魔(相手が男退魔なら、そちら次第で逆レイプあり)】
◆妖魔側メニュー
【vs久保 凛(流れによってはエロあり)】
【待機期限ギリギリっぽいですが、まだいらっしゃる?】
【それではお相手お願いできますか?退魔側の3で】
>>362 【了解です。では、こちらから始めましょうか?】
【ええ、お願いします。】
(街の隅にある廃墟。
以前、二人の退魔士と火妖が合間見えた場所に、一人の女性が立っていた。
淑やかな容貌の、和の服装。荒涼とした地には相応しくない姿。
その双眸は伏せられ、その口には木製の笛があてがわれている。)
(夕闇迫る逢魔ヶ刻。荒れた地の上を、限られた者にしか聞けない音色が渡っていく。
それは、美しくも物悲しい音色であった。)
…どなたですか。
(誰かが来る、という事は分かっていたが、それが誰かは分からない。
笛の音を止めて、そういう言葉を彼女は桜色の唇から紡いだ。)
(小規模な退魔組織に属する退魔士。女の吹く笛の音に誘われたかのように現れる)
残念ながら、名乗るほどの者じゃない。
このあたりから厭な気が発せられていたようだから、派遣されただけだ。
(一見、妖魔とは思えないが、この女がそうなのか―――)
(そう考えながら、静かに返す)
この音の気に誘われてきたのですね……。
手に持ちたる鎌で、我々を狩りに来る…人の世界の狩人よ。
(美しい容貌の、少女から大人に成り代わった頃という年頃の娘にしか見えなかった。
荒事等とは全く無縁そうな佇まいでもある。だが、闇がその場所を覆うにつれ、
場には、冷厳たる妖気が満ち始めていた。)
では…試させて戴きます。
(再度笛を唇に含むと、先程とは異なる、刹那的な音が周囲に響いた。
それと共に、地面から幾つもの触手じみた緑色のものが突き出し、男に向かって勢いよく襲い掛かる)
…最初から討伐が目的だったというわけじゃない。
妖気の原因を調査するだけのつもりだったのに―――争いは、避けられないのか?
(そうは言いながらも、念のために得物は持参していた。)
(鎖の先端に、棘付きの重鉄球。それを取り出し、構える)
―――いきなりかッ!
(女の笛の音と同時に、不気味な触手が蠢き、襲い掛かってくる。)
(間一髪で直撃は避けるが、男の着ていた装束を攻撃がかすめる)
この怨讐に満ちた場所でさえ生き抜くために瘴気を耐え、地へと這い上がってきた雑草たち…。
私が一押しして差し上げれば、人型妖ならぬ植物妖となりぬ…。
(娘が笛から唇を離し、瞑目したままの表情でそう呟く。)
貴方は、「厭な気」と申されました。
それはすなわち、我らを害敵と見なしての調査という事…違いますか?
(首を傾げ、地から這い出た蔦の化け物をそっと叩き、その動きを緩める。)
雑草とはいえ、その生命力は侮れないということか…
どこかで聞いたような気もするな。
(目を閉じたまま淡々と説明する女。どうにも掴みどころがない)
く、それは、その…
(矛盾を突かれた。先ほどのを胸の内で反芻する。)
先入観というか…言葉が悪かった。非礼を詫びる。
この気配の調査が目的で此処に来た。
(言い訳のしようはない。自分の発言が明らかに悪かったし、下手に激昂して反撃を仕掛けるにも、)
(植物を操る力。その脅威は今の一瞬の攻撃だけで理解できた。)
[自分の得物とは相性が悪い。ここは様子を見るべき]
(適度に距離を取り、それでも得物は降ろさず―――相手の出方を伺う)
【ごめんなさい、少し席を外します…20分以内に戻ります】
妖魔を相手に非礼を詫びるとは…変わった人間も居たものですね。
(袖口を口許にあてる少女…笑っているのだろうか?)
我ら妖魔は、特殊な力があるだけで不死の存在ではありませぬ。
故に、私のような臆病な者は隙を与えぬようにせねばならぬのですよ。
…そして、こうして相対してしまった以上、貴方をただ逃す訳にも参らぬのです。
(そう言って、再び笛を口に含む。)
その物言いこそ、変わっているな。
ヒトだろうと妖魔だろうと、非を認めたら詫びるものだと思うが。
(笑われた…が、仕方がない。もともと、自分の軽率な発言が問題だった以上は)
それは意外…いや、例外もいるのか。
どちらにせよ、全部が全部、不死身というわけではないんだろうな。
臆病、ね…むしろ、さっきのおまえさんは勇敢に見えたがな。
(この女の目的が分からない。自分の不用意な発言で、主導権を握られたせいもあるが)
(このまま手ぶらで帰るわけにもいかない。男にとってはやりづらい状況)
(そんなことを考えているところ、「逃がすわけにもいかない」の言葉。)
こっちだって、収穫なしで帰るわけにはいかない―――
こんな場所で独り、笛を吹いていた目的だけでも、聞かせてはくれないか?
(再び笛を吹こうとする女。再度の植物の攻撃に備え、身構える)
【お待たせしました】
妖魔に対して人が非礼を詫びる事などありますか?
特に、あなた方、妖魔の狩人が。
(笛を構えたまま、呟く。)
…私は、人を見極めるもの。
この音を聞きし者が妖魔とどう相対していこうとしているのか…そを見定めるだけの事。
(そういう妖魔の娘は、何処か少し寂しげに見えた)
【すみません、少し閲覧が遅れました。】
相手が何者であれ、自分の非を認める態度は必要だろう?
…こっちだって、好きで妖魔を狩ってるわけじゃない。
話せば分かる妖魔だって、少しはいるさ。…オレが、そう思いたいだけかもしれないが。
(重鉄球を構えたまま、同様に呟く)
見極める―――ね。そういう言葉、苦手だな…
それで、こうしてここに来て、その音を聞いたオレを、見極めようってことか?
あんまり自分語りみたいなのは好きじゃないけど、
積極的にヒトを襲ったりしなければ、基本的に手は出さないほう。
(寂しげに語る妖魔の娘。この娘とも、荒事は避けられるか)
【いえ、それでも充分早いです。というかこっちが遅すぎますね本当申し訳ございません】
貴方がどうあれ、人間は、我侭な生き物です。
自分と違う、自分を脅かす存在を排除し、自分こそが最も上位に立とうとする。
あなた方、妖魔の狩人の存在がその証。
あなたがそうでも、あなたの組織はどうですか?
そして、その組織がそうではなくとも、現し世に散らばる、数多の組織はどうですか?
我らは、闇に潜んで人間から隠れ、生きているというのに。
その禁領を破ってくるのはいつの時代も人間…。
黙って昔のように境界線を越えずにいれば、互いに互いを侵さぬまま、
隔絶した共存を続けていく事が出来たというのに。
もはや…私も許せない。
〔けれど、一縷の望みに縋って…昔のあの刻に戻れればと…〕
(後半の言葉は、口をついて出なかった。
いずれにしても、自分は既に後戻りの出来ない場所に居る。
そして、ここでこの男を逃がせば、自分の前にも道は無くなるだろう。
『人間に与する事、赦さず』
それが、七妖会という組織の、明確な掟だった。)
【いえいえ。】
―――耳が痛いな。おまえさんの言うとおり。
妖魔以外に対しても、食物連鎖の頂点に立って、生きるために他の生命を喰らったり、ね。
そういう原罪を背負って生きてるものだが…それを意識している者も多くないしな。
(少し俯いたまま、片方の目を閉じて呟く)
オレはおまえさんみたいに長く生きてはいないから、
昔の妖魔とニンゲンの関係や、境界線やら―――そのあたりのことはわからないし
すべてを赦してくれ、とまでは言わないが…もう少し、執行猶予というか…時間をくれないかな?
歩みは遅けれど…改めていくことはできるかもしれない。
(昔から続くヒトと妖魔の確執。退魔をしていながら、それを知らなかった自分が恥ずかしい)
(不勉強を悔いながら、娘に請うようにたずね)
(理知的というか、ヒトのことをきちんと考えられる、この娘に感心すると同時に、荒事は避けられると安堵する)
…人が皆、貴方のように考えられれば…或いは…いいえ…
もう既に…長い刻を待ち過ぎました…ですが、結果は酷くなるばかり…。
(頭を垂れ、娘は言葉を震わす。)
唯一の我らの領域であった夜までも、人は電灯によって奪い去り、
意識せずとも、我々の住む場所は最早殆ど残されていないのです。
ここまで脅かされて…最早待っている事など出来よう筈がないでしょう。
一つだけ、言っておきます。
私は貴方を逃すつもりはありません。
それをすれば、私が滅びるのです。
ですから、今見聞きした事を貴方が属する場所へ伝えたければ、私を滅ぼすしか選択肢はありません。
(そして、娘は男の安堵を無情に打ち砕くかのような言葉を、静かに叩きつけた。)
(男のほうも、自分の発言した以上にヒトの業に関して思うところはあったが)
(こんな話題で真剣に相手をしてくれる環境に身を置いてはいなかったため)
(それを伝えきるには言葉が足りない、思慮が足りない。どうしようもない現実に歯軋りする)
もう、遅いというのか?おまえさんは、話が分かる相手だと思ったのに―――
(そう言いながらも、なんとなくわかりかけてはいた。娘は、見た目以上に長い時を生きてきて)
(その間に、どうすることもできない現実―――ヒトと妖魔の対立を見てきたに違いない)
(娘の言葉が胸に突き刺さる。理想と現実。乗り越えられない壁。)
オレのほうも―――黙って滅ぼされるわけにはいかない。
(死という圧倒的な恐怖。それを乗り越えるにはあまりに経験が足りない男)
(斃されるよりは、斃す―――それは、この娘も同じなのかもしれない)
どうしても選択肢がないというのなら、残念だけど、ここでおまえさんを―――討つ
(自分の武器と、娘の植物では相性が悪いことは明白だったが、もう戻れない。)
(重鉄球を軽く振り回して勢いをつけながら、低く身構え、哀しい瞳で娘を見据えた)
…!
(その時、何かに気付いたかのように、娘が身体を震わせた。
瞑目したまま眉根を寄せ、額に僅かな汗すら浮かぶ。)
…私がここで笛を鳴らした本当の目的を言いましょう。
それは、貴方のような組織に属する狩人が来れば、その者を傀儡として、その組織の間諜とするため。
或いは、一人身の狩人が来れば、その身柄を拘束するため。
妖魔が来れば、仲間へと引き込むため。
(何故か、先程とは違う内容の理由を再び繰り返す娘。
幾分、その声が震えているような気がした。)
力持たぬ者がこの音を聞ける事はありません。
来るのが、そのいずれかである事は分かっていました。
…そして、教えて差し上げましょう。
私の力は植物を操る力ではありません。
(言うと、唇に当てた笛から、先程、一番最初に聴いたものと同じ旋律が流れ出す。
途端に、男の身体に急に力が入らなくなった。)
…私の力は、《音繰り》。音によって、相手の精神に異常をもたらす力。
植物を操る力は二次的なものに過ぎません。
貴方の精神に、身体を動かす事を禁じました。
最早、貴方は指一つ動かす事は叶いません。
(そのまま、ゆっくりと娘が近付いてくる。)
…!?大丈夫か?
(娘の様子がおかしいことに気づく。無意識のうちに、彼女の身を案じていた)
(これから刃を交えるというのに、おかしな話ではあるが―――とにかく)
(先ほどと変わらない、穏やかな口調で話すが、別人のような娘)
(笛の音について、信じがたい事実が告げられる。あまりのことに、思考がついていかない)
(男がその意味するところを理解した時には既に笛の音が頭に響き)
(気がつくと、完全に身体の自由が利かなくなっていた)
(得物を取り落とし、怯えたような瞳で近づいてくる娘を見つめる)
(彼女に訊きたいこともあったが、口を動かすことも、声を出すこともできない)
[どうしてこんな―――ッ]
「人間を傀儡にして間諜に…か。粋な事を考えるねえ…」
(娘の姿のために見えないが、誰かがその後ろに居るのが分かった。
男の声が、哂うように響く。)
猿渡様……この後の傀儡の儀は、殿方の前で見せるようなものではありません。
出来れば、席を外して戴きたいのですが…。
(娘の言葉に、背後の男が呵呵大笑する。)
「気にすんじゃねえよ、単なる監視だ。それとも何か?
見られていると不都合なのか?掟に触るような。なあ?」
…分かり、ました。
(す、と男の傍に腰を落とし、娘がその口に己の唇を重ねる。
舌先でその口を開くと、唾液と共に何かの粒のようなものをその咽喉内へと流し込んだ。)
『落ち着きなさい。監視が居る以上…傀儡の儀をする必要があります。
それに…やはり情報を持っていかせるわけにはいきません。
意識を奪うような事まではしませんが、貴方の精神に枷を作らせて貰います。』
(粒―それは植物の種だったのだが、を嚥下すると同時に、脳裏に直接娘の言葉が響いた。
そして、唇を離すと、娘はそのまま男の下腹部の着衣を外し、現れた肉棒に舌を這わせ始める。)
(娘が背後の何者かと話をしている。その企みは知るところではないが)
(少なくとも、愉快なことではないのだろう)
[!!―――ッッ]
(得体の知れない種を流し込まれ、声にならない叫びをあげる)
(思念波かなにか、娘の言葉が伝わってくる)
(娘も望まずしてこのようなことを行っているのかもしれないが、それでも)
(見知らぬ男の前で、自由を奪われて傀儡となる屈辱は耐え難いもの)
(どうすることもできない絶望感のなか、されるがままになる)
ん、はむ…んちゅ…ちゅる…ぷぁ…はぁはぁ…んくっ、ん…
(娘は、一心に男の肉棒を咥え込み、刺激によって高めようとする。
その技術は稚拙なものではなく、手馴れた女のものであった。)
ふ、んぐっ、う、ふぁむ…っぷ、ふぅ、ふぅ…ぁむっ、んくっ…
(丁寧に裏の筋、根元から鈴口に至るまで、手と口を使って刺激していく)
「くっくっく…成程なぁ…大人しいと思ってたお前だが、こんな技術もってるたぁ、驚きだねえ」
んぐっ……くふぅ……んっ、んっ…
(背後の男の言葉に、娘が何かを反論するように言葉を紡ごうとしたが、
口に含んでいるもののため、不可能だった。屈辱のためか、その眉根が顰められる。)
(娘が自分の下腹に顔を寄せている今ならば、暗い中でも男の顔が見えた。
紅の髪に、随分と背が高く、体格の良い男だった。にやにやと笑いを浮かべる
顔の左半分は火傷のように痣になっており、目には夜だというのにサングラスをかけている。)
(男のものを咥え込んで刺激する娘)
(地に伏したまま口淫を受け、徐々に快感が身体を走り、無言で悶える)
(そこに、突如投げかけられる監視者の言葉。ふと我に返り、陵辱されている現実を思い出す)
(屈辱と絶望感がよみがえる。調査のつもりが、逆に狩られたばかりか、辱めを受けた上)
(それを娘の上官と思しき者に見られているのだ。悔しくないわけがない)
(ほんのわずか、意識の端に残っている意地とプライド。それすらも打ち砕かれそうな中)
(必死に男を睨み付ける。下半身を露出され、娘の口淫を受けている状態ではさまにならないが)
(快感と屈辱の間で揺れ動く。娘の手馴れた技術に、絶頂も近くなっている)
[無理に、こんなことしなくてもいいのに…ッ]
ん…んちゅ、む、くちゅ、むくっ……
(男の肉棒が猛りも近くなってきたのを口内で感じ取り、上下に擦り上げる動きを早める。
唇で肉茎を刺激し、舌で雁首を転がすように舐め、激しく男を追い込んでいく。)
(紅の髪の男は、男の睨みを涼しげな顔で受け流すと、情事を観察し続ける。)
『駄目です。こうしなければ、彼は貴方を殺し、私の罪状を糾弾するでしょう。
…それがこの男…猿渡凶介という男です。』
(男の脳裏に娘の言葉が響く。)
『私は、出来れば私と貴方が会った事を消去するだけで済ませるつもりだった…
でも、貴方を生かしたまま人の世界に戻すにはこうするしかない。
我々の事を組織で話そうとしても、きっと思い出す事は出来ません。
それが、今から行う…霞の儀式。』
(娘の口内で、男の肉棒がびくびくと脈打つ。絶頂が近い証)
(自分が睨み付けたことなど、歯牙にもかけない監視者。冷静に監視を続けられ)
(それが、かえって屈辱感と羞恥心を増す結果となってしまい、ますます娘の舌技に昂る)
(娘が脳に直接語りかけてくる。娘が強いられて事に及んでいるということと、)
(その監視者…凶介が、自分が想像する以上に強大な力を持つ統制者だということを察した)
(同時に、娘の優しさに心打たれる。望まない儀式とやらを行ってまで、自分を生かそうとしてくれている。)
[おまえさんと会ったことを忘れてしまう―――]
[残念だが、仕方ないのか…うぁ、すまない…もう…限界だ]
(収穫なしに組織に戻り、処罰を受けることよりも、この娘と交わした言葉の記憶を失うことが少し残念にも思える)
(そんなことを考えている内に、肉棒が限界に達し、娘の口内ではじける)
む、う、んんぅぅっ……!
(口内に溢れ出した白濁を全て受け止め、一瞬噎せ返りそうになりながらも、
娘は、そのまま全てを零さず、受け止めた精を口内で魔力を混じり合わせた。)
〔――精(せい)は声(せい)となりてこの者の記憶に枷を与えん――霞の儀――〕
(人間の精には、その者の遺伝子が宿る。それは、その者にもっとも近い情報。
それを媒介とし、人体に紋として暗示をかけ、記憶を操作する。それが霞の儀。
人を惑わし、樹木の迷宮に誘う、木霊の一族が得意とする、術だった。)
…儀式、完了です。
(男の肉棒から口を離し、荒い息をつきながら娘は身体を起こした。)
「よし、よくやった。ま、今回は良しとしてやらあ。」
(男はそういうと夜闇の中へと姿を消していく。)
『ごめんなさい。
だけど、貴方に覚えてもらっていては、私も困る事がある……。
だから、今は……忘れていて……。』
(最後に、少女の思念がそう呟くと共に、男の意識は途切れた。)
【書き忘れました。こちらはこれで〆です。
お付き合いありがとうございました。】
[―――ッッ!]
(口内で精を吐き出す。快感が先行し、娘の儀式を意識する余裕はなかった)
(絶頂の余韻に浸る。次第に意識が薄れてゆき、少女の最後の言葉を思念で感じ取る)
[…お互いに、そのほうがいいのかもしれないな…ありがとう―――]
(届いたかどうかはわからないが、途切れる意識の最後で、謝意を述べると)
(そのまま昏い眠りのような感覚が襲ってくる)
―――う…
(意識を取り戻した男。妖気を感知し、廃墟に派遣されたところまでは覚えているが)
(その先は思い出せない。その場に居たのが何者だったか、そこで何が起こったか)
(妖気も完全に途絶えており、追跡することも不可能だった)
(仕方なく本部に戻り、その旨を報告。謹慎処分だけで済んだのは不幸中の幸い)
(謹慎中に無意識のうち、過去にヒトと妖魔の間に何があったか―――知らなければならない気がして)
(図書館にこもり、書物を読みふけってゆくのだった)
【はい、こちらこそありがとうございました。返信遅すぎて本当に申し訳ありませんでした…】
【いえいえ。楽しませて戴きました。】
【さて、今回の妖魔のデータです。】
【名称:不明】
【能力:音繰り、植物使役】
【武器:笛】
【弱点1:不明】
【弱点2:不明】
【備考:やや人間に対して好意的な部分あり】
【話の展開上、弱点まで出せませんでしたが、まぁ何となく分かると思います。】
ふぅ〜〜〜。
【待機します。】
【キャラハン様、名無し様どちらでも〜♪】
【残念ながら睡魔がお疎ってきている状態。】
【ごめんなさい。また今度・・・と二言落ち。】
【了解〜、またね〜ノシ】
【落ちます><】
(放課後。薫も零も仕事でいない)
(義虎は一人、窓際の席で外を眺めていた)
「あぁ、んじゃまた明日〜♪」
―――白清高校、放課後。
すれ違う友達と元気よく挨拶を交わしながら、軽やかな足取りでげた箱へと足を向ける柚紀。
首にかかった大きなヘッドフォンを耳に当てようとした途中で―――ふと見慣れた顔に気付く。
御影義虎―――柚紀と同じ斬鬼衆の一人だ。
「あんれ?義虎、何やってんだろ?」
もう既に彼以外の生徒の姿は見当たらないと言うのに。
疑問に思った柚紀は迷う事なく教室の中に足を踏み入れる。
「よっ、義虎〜。んな所で何やってんだい?」
重藤、か……
(顔も向けず、素っ気なく応じる)
(仕事仲間の重藤がそこにいた)
いや、今日は鬱なもんでな
「鬱…ねぇ」
義虎の口から出された予想外の言葉に柚紀は首を捻った。
―――滅多に感情を乱さない義虎だが、意外とセンチメンタルな時もあるものだ―――
そんな事が何故か可笑しくて、快活に笑う柚紀。
「ははっ、どうしたんだい?季節の趣でも感じてんのかねぇ?」
義虎にならい、柚紀も同じく外の景色に目をやりながら、一つ後ろの席に座る。
季節は関係ないと思うがな……
(後ろに気配を感じながら、姿勢を崩さず)
俺は……強くなる。そうならなければ……
(暗く澱んだ意識の中を漂う)
…花鳥風月は人の心を動かし、詩を作んのさ。
(似合わない、と頭では思いながらも、粋な台詞を吐いてみせる)
(義虎の方を向いてみれば、その視線はどこか明後日の方向を向いており、心ここにあらずといった調子だ)
…どうしちゃったのよ?義虎は今でも十分強いじゃないか〜。
(深刻な表情を顔に刻む義虎とは対照的な笑顔を浮かべながら、肩をすくめる)
…何かあったん?
(さり気なく、やや真面目な口調になりながら椅子を回し、義虎に体を向ける)
強さに十分なんてものはない
正直な話、薫とガチでやりあって
勝つ自信はないし……
(沈みかかる意識を強引に浮上させる)
この前腹立つ女にな……
んなの、仲間と比べたってしょうがないじゃない〜。
一人でも頼もしい奴が居る事は、俺としちゃ嬉しい事よ?…楽できるし。
(杞憂、とでも語りかけてやるべきなのだろうか)
(だがしかし、この赤茶髪の弓手にも拭え切れない不安はあった―――この街の妖魔は、底が知れない)
おや、女の子の話かい?なんだ、義虎も隅に置けないねぇ♪
(―――まさか義虎の口から女の話が出てくるとは予想だにしていなかった)
(柚紀は机に身を投げ出すと、積極的に義虎の話に耳を傾ける)
仲間だろうが何だろうが自分が強くならないと
意味がないだろう
……勘違いしてないか?
色っぽい話じゃねーよ
(向き直って唸るように呟く)
…何でもかんでも一人で背負い込むなって〜。
昔から人間は強大な獣に対しても、数と頭で戦を繰り広げてきたんだ。
義虎の足りない所は俺が補うし、俺の足りない所は薫が補ってくれる。然り。
だからさ、ちょっとは頼ってくれよ〜。
(やや口をとがらせながら、不満を露わにした声で訴える)
(だが、そう言いながらも心のどこかでは常に笑っているような声)
…なんだい、色恋沙汰じゃないのかい…。
(目に見える落ち込み様を晒しながら、尋ね返す)
じゃあ、その女の子がどうしたんだい?
仕事で組むなら、遠慮なく
こき使うけどな
(個人的な戦いに、彼らを巻き込む
つもりはないのだ)
……佐々木優希。
この名前を覚えておけ。13人目の仲間に
なるかも知れん。
へぇへぇ、分かってますって。
皆頑張ってんのに、俺だけ楽するわけにも行かないっしょ!
(真意を受け取ってか感づいていないのか、それは計りかねるが)
(やる気満々といった調子で腕を鳴らすと、軽く義虎の肩を叩く)
佐々木…優希…ちゃんか。
しっかしアンタが力を認めるとはねぇ、随分やるらしいじゃないか。
…所で、優希ちゃんって可愛い?
(先程までとは打って変わったようなちゃらけた口調になると)
(目を少し輝かせながら義虎に尋ねる)
まだ未熟だが、叩けば伸びるかもな。
カワイイかどうかは自分で確認しろ。
俺の好みじゃないが……
(その時携帯が鳴った)
薫、どうした?
(話に耳を傾けている内に)
わかった、すぐ行く。
(生気が蘇る)
薫からSoSだ。地下からわけの分からんのが
大量に沸き出したらしい。
市街地戦になるかも知れん。行くぞ!
【キツイな……この辺でしめよう】
【遅い上に拙くてすまない】
【機会があったら今度は共闘しようノシ】
…へぇ、可愛いのか。そりゃ楽しみだねぇ♪
(義虎のぶっきらぼうな表現も、当然の如くプラスの方向として受け取り)
(相変わらず憮然とした顔の義虎に、これ以上ない程の笑顔を浮かべる)
市街地戦か、面倒だぜ…あ〜いよっと。
(すっと席から立ち上がると、夕日に染まる校庭に視線を送る)
(威勢のいい野球部の声、校舎内に耳を傾ければ、吹奏楽部と思わしき音色が耳を撫でる)
…やっぱ、やらねぇとな。
(―――例え人間のエゴだろうが何だろうが、俺は笑顔を失いたくない。)
(そう心の中で呟きながら、ベルトに差したダーツの矢の感触を確かめると、義虎と共に戦場へと向かう)
―――今日はこれだけで足りるかどうか。
あぁ、頼むぜ皆―――
【こちらもこんな感じで】
【いやいや携帯だから仕方ねぇさ〜】
【あぁ、そん時ゃよろしく頼むぜ♪ノシ】
―――三寒四温の言葉の通り、寒い日と温かい日が繰り返し訪れる。
―――今日は南風がふき、陽の光も優しく温かい。
―――そんな日に疲れが溜まっていたら、目蓋が重くなるのは必至。
(授業をサボり、屋上で眠っている。)
・・・・・・・・・・・・
くふぅ・・・・すぅ・・・・
【こんな時間にこんなシチュで。なんかすいません。】
【待機します。】
【落ちます。】
【お、惜しかった……orz】
【ありゃ。残念・・・・。】
【もう、いないでしょうね・・・。(汗)】
【戻ってきて待機〜。】
【まだいらっしゃるでしょうか?】
壁|・)<…おっと、一足遅かったようだ…。
壁|ミ サッ
【傍観しますね〜ノシ】
【あ、どうも。】
【遅くなりました〜】
【ありゃ、落ちてしまわれましたか・・・(汗)】
【私ならまだおりますが…ノシ
優希さんはどうなさったのでしょう?】
【いえ、急用で落ちてました……どうしましょう?】
【あ、どーも。ノシ】
【返信が遅かったから落ちてしまったのかも・・・。】
【なんか、もうしわけない・・・。】
【尚さんと優希さんは水ヶ瀬の在校生ですし、
今回はお二人でロールしてみては?】
【水ヶ瀬の卒業生は大人しく傍観いたしますよw】
【別に私は3人同時ロールでもいいですがw】
【リロミスミスミスミス・・・・・・】
【私も3人同時オッケーですよv】
【では…お言葉に甘えさせていただきましょうかw】
【シチュはいかがしましょうか?】
【妖魔出現現場に3人がばったり遭遇…とか?】
【妖魔がいっぱいだとそれぞれ協力したりできるかもです。】
【なるほどー。
共闘といった感じになりそうですねぇ。】
【それではそういう形で行ってみましょうか?】
帰宅途中。
ふと、強い気配を感じた。霊気か、妖気か。
どちらにしろ、このままにしておくわけにはいかない。
とりあえず、その気配の元―――おそらくは公園へと向かうことにした。
距離が近づけば近づくほどに、その気配は強くなる。
ああ、答えは後者だったようだ。
公園とたどり着いた私の目に映るのは異形の者たち。
魑魅魍魎や下級妖魔などがわらわらとたむろっている。
未だ、被害者はいないものの、このまま放っておけば命を奪われるものもいるかもしれない。
私は得物を包む布を取り払うと、無心に駆け出した
――-…このところ、どうも妖魔が多いな…。
(以前にも増して妖魔が出現する機会が増えた昨今。
この日もまた例外ではなく、あちらこちらで気配を現し、そして消える。
消える、というよりは消される、と言った方が正しいか。
あちらこちらに妖魔が生息しているのと同じく、
あちらこちらに退魔士が待機している。
その退魔士によって消される妖魔も数知れない。
そしてまた、今度は自分の身近に妖気を感じた…)
……行くぞ、二人とも。
左の小さな女の子「…はい。」
右の背の高い女性「承知致しました。」
(両脇に一人ずつ女性を連れて、男が動き出した)
【では私も…。】
【順番はどうしましょうか?】
【順番は優希→蒼一郎→尚でいいんじゃないでしょうか?】
―――今日も疲れた。
―――また退魔らしき人に追いかけられて、授業を抜け出し先生に怒られた。
―――これからずっと同じことが続くのかと気が遠くなる。
―――ああ、いつもより空が暗い。
―――そう思ってから気が付いた。
―――自分の中にあるものと同じモノがすぐ近くで溢れている。
―――すなわち妖気。
―――しかも、マイナスの気が強い。
―――魑魅魍魎が目の前に転がって来た。
―――鞄から玩ベレッタを取り出し、撃つ。
―――気の弾丸が魑魅魍魎を打ち抜き、魑魅魍魎は塵になって消えた。
―――しょうがないんだよね。
―――そう、納得して妖気の濃い方へ走る。
目の前で人に死なれるのはイヤだから・・・。
数が多い。
最近の妖魔の発生件数は異常とも言える。
―――もっとも、退魔組織でもない私では、実情すら知らないのだが。
私のできることは全てする。
もう誓った。誓ったのなら、それを実行するだけ。
「――――――シッ!」
振り向き様と同時に、背後から襲い掛かってきた妖魔を斬り祓う。
だが、沸いて出てくるあの台所の黒い悪魔のように、
妖魔たちは息も付かせぬほどの勢いで襲い掛かってくる。
悪戦苦闘しながらも、なんとか退けることはできている。
だが、これがいつまで保つかは分からない。
逃走も考えるべきか―――…そう考えていると、強い霊気が感じられた。
少なくとも妖魔のものではない。邪なものは感じられない、が…
「味方とは限らない、ですよね」
そちらも警戒しながら、私は戦いながら様子を見ることにした。
…いたぞ!数は…結構多いな…。
(妖気の発信源は公園。
運良く、今の時間は人間は誰もいなかった。
近隣への被害もまだ出ていない。
蒼一郎はわずかに安堵の笑みを、白い顔に浮かべた)
…あの娘…荒削りにしてはいい筋をしている…。
(すでに先に公園に到着し、妖魔を退治している娘がいた。
見たことのない退魔士ではあるが、その太刀筋などを冷静に見つめ、
彼女のことは心配いらないと判断した)
さて、俺達も始めるか。
武蔵!
小さな女の子「…はい」
小次郎!
背の高い女性「はい」
…あとは任せた。くれぐれも殺すな、いいな?
二人「承知!」
(返事をし終えた瞬間に、男の両脇に立っていた二人が妖魔に立ち向かう。
途端にその場に立ち込めていた妖気が激減し始める…が、それでもまだまだ妖魔は多い)
…あと一人…。
(こちらに向かっているもう一つの気配。
これは明らかに妖魔のものではなく…)
・・・・うわーい。
―――公園。そこに妖魔はいた。
―――20・・・30・・・・それの倍の数だ。
―――そして、その中に強い霊力を持つ先客が。
―――同じ高校の制服を着てる女の人と、背の高い女の人と女の子。
―――そしてなんだか自分に意識を向けている・・・同世代の男の人。
―――とりあえずその男性から少し離れる。
―――一般人はいないようだ。
―――少し、安心した。
―――どんどん妖魔は減っているようだ。
―――でも、まだまだ多い。
コレじゃああんまし意味無いか・・・。
―――ベレッタを鞄に戻し、もう一つの鞄から実物より小さめのサブマシンガン(玩具)を取り出し、構える。
・・・・・・・・・・・・・・。
―――念のため、自分が退魔らしき人に襲われた時のために、ベレッタをもう片方の手に持ち、叫ぶ。
あのーーー!!
避けろよーーーーー!!!!
―――サブマシンガンの引き金を引いた。
ふたりの女の子、そして銃弾の雨。
妖魔たちの断末魔と銃撃音が鳴り響く中、私は巻き込まれないように建物の影に逃れた。
まるで塩をかけられたナメクジのように、妖魔たちはかき消されていく。
無茶苦茶とはこのことを言うのだろう。
お陰さまでなかなか建物の影から出ることが出来ない。
まあ、その分妖魔たちが退いてくれるのは有り難かったが。
* * *
はあ、それにしても何と言うか嵐みたいな人ですね。
(ため息をつきながら、物陰から様子を視て)
とりあえず――――――
(大きく振りかぶって後ろを振り向き、銃弾の雨から逃れ襲ってきた妖魔を切り払い)
―――自分の身に専念しておけばいいみたいですね。
―――…集まれ、お前達。
ここは…お前達の住むべき世界ではない…。
(先客の少女と自分の従者の二人、そして遅れてきた少女によって、
妖魔の数は確実に減少し、立ち込めていた妖気も徐々に収まってきている。
男は戦闘中の4人によって倒された妖魔の妖気を集めだした。
静かに右腕を天に掲げ手に気を集中し始めると、
消滅しかかっていた妖気、新しく現れた妖気、そして弱い妖魔の妖気が集まりだす)
―――…(バシバシッ)
……無差別だなぁ…(バシバシッ)
(攻撃態勢にない男を目掛けて少数の妖魔が攻撃を仕掛けてきた。
しかし、その攻撃は男には届かない。
男は自分の周りに風で防壁を作っていた。
自分よりレベルの低い者のいかなる攻撃も受け付けない風のバリアを。
その防壁には妖魔の攻撃とは別に、遅れてきた少女の銃弾も当たっていたりする)
うしっ
―――一旦、銃撃を止める。
―――大丈夫だろうが、妖魔じゃない人も攻撃してるような気がしたからだ。
―――妖魔の数は半分ほどになっただろうか。
―――銃撃を止めるとすぐに妖魔が自分を囲むように寄って来た。
―――少しずつ輪を狭くしてくる。
・・・・・人語が分かるかは分からないけど。
あんた達の居るべき所に戻りなよ。
・・・もしこの世界にいたいなら、人間や動物、この世界にいるモノを傷つけないって誓え。
そうすれば、アタシは危害を加えるつもりは無い。
それがイヤなら・・・・・・・。
問答無用で殺す。
―――一匹の妖魔がフルフルと震えながら近づいてきた。
―――そのとたん、その周りにいた妖魔達が近づいてきた妖魔を攻撃し、ズタズタに切り裂いていった。
っ・・・・・もしかして。
―――近づいてきた妖魔は自分が言った事を誓おうとしたのかもしれない。
―――そして裏切り者として仲間に殺された。
・・・ハッ。
忠誠心ってヤツか?
もしくは妖魔としてのプライドとか?
とにかく・・・キレたわ、アタシ。
お前ら全部、殺す。
―――高くジャンプして近くの木の枝に着地し、さっきまで自分がいた所に向かってサブマシンガンを乱射した。
逝っちまえよ。
―――……なっ!?
(サブマシンガンを持っていた少女の動きが、さらに激しく攻撃を始めたのに対して動揺し)
………私の出る幕はないようですね。ですが……
(この動きを見ると、我を忘れているように思える。
幸い少女の勢いに押されて、妖魔たちは撤退を始めている。目的は達したのだ)
ふぅ……私がでしゃばるのもどうかと思いますが。
(銃弾の雨を氷の小盾で防ぎながら、少女に近寄って)
止めなさい。これ以上はやっても無意味でしょう?
(そっと銃を握る手に、自分の手を重ねて)
(乱射娘の活躍で、妖魔の数が激減、そろそろ戦闘も終盤のようだ。
妖魔の魂が一つ、また一つ、と自分の掲げた腕の先に集まってくる)
―――…これくらいでいいだろう…。
(残された妖魔は撤退を始め、その場に妖魔の気配は、
蒼一郎の腕の先に集まっている塊だけとなっていた。
戦闘を終え、二人の従者が蒼一郎の元へと戻った)
…ご苦労、よくやった。
君達もお疲れ、怪我はないか?
(従者を労い、そして見知らぬ少女二人を労う。
大きな大きな妖気の塊を抱えながら…)
―――何も考えられなくなったまま銃を撃ちつづけた。
―――自分の手に誰かの手が重ねられ、我に返る。
!・・・ハッ・・・ぁ・・・。
―――顔を上げると同じ制服を着た女性の顔。
―――優しい声をかけられる。
っ!・・・だ・・・だっ・・!!!
―――見回すと、もう妖魔はいない。
・・・いな・・・い・・・?
―――ふと、仲間に殺された妖魔がいた所に目を向ける。
―――すでに、あの妖魔も塵となって消えた後で、何かがいた跡は何も残っていなかった。
・・・・・・・・。
―――気が抜けたのか、バランスを崩し、落ちた。
―――と、近づいてくる男性に気づき後ずさりする。
っ!!男・・・!
とりあえず、落ち着いてください、ね?
(動揺している少女の様子に、刺激しないように出来るだけ柔らかく問いかけて)
もう、終わりましたから。
(何を少女が思っているのかは分からない。
だが、どちらにしろ、もう妖魔たちは滅し、撤退した。
これ以上何をするべきでもない。ただ休めばいい)
(近づいてきた男と、傍の少女を見比べて)
……私は水ヶ瀬の二年、佐々木優希と言います。
失礼ですが、あなた方は…?
【すみません、少し30分弱ほど夕食に落ちてきます…どうぞ進めてください】
(乱射娘がこちらを警戒している。
それはこちらを敵視しているのとは違うようだが…。
とりあえず蒼一郎は足を止めた)
…よし…武蔵、小次郎。穴を開けてくれ。
二人「承知」
(二人の従者がそれぞれが手に持っている刀で空間を切り裂く。
すると空間が割れ、真っ黒な空間が姿を見せる。
そこからはおびただしいほどの妖気が漏れ、
並みの退魔士なら足が竦んでしまうほどだった)
ほら…お前達はあちらの住人…戻るがいい。
そして、二度とこちらに来ることのないように…。
(黒い空間に集めた妖気の塊をそっと投げ入れる。
空間は妖気を飲み込むと、すぐにその姿を消した)
…ふふっ、やはり真空さんのように長くはもたない、か。
(その場の妖気は完全に消され、元の公園の姿を取り戻した)
>>441 (先客の少女がこちらに近づいてきて、こちらの素性を尋ねてきた)
あぁ、そういえばまだ自己紹介もしていなかったね。
俺の名は法月蒼一郎。
左にいる小さいのが武蔵で、右の大きいのが小次郎だ。
武「…こ、こんばんは…(ぺこり)」
小「初めまして、小次郎と申します」
【ごめんなさい、1時間ほどメシ落ちです…】
【また後ほど顔を出します。話は進めていてくださってかまいませんので…ノシ】
【ただ今戻って来ましたーノシ】
【尚さんは落ちられたのかな……?】
【お二方食事落ちだったので、私もしてきちゃいました〜】
―――男性が足を止めたのに安心した。
・・・・・ふ・・・ぅ
―――深呼吸して落ち着きを取り戻した。
―――我ながらみっともない所を見せてしまったと思い、なんとなく気恥ずかしくなり俯く。
―――女性と女の子が空間を切ったのをぼーっとながめる。
あそこが・・・
―――父親の故郷。
―――なんだか自分の血が騒ぐようで奇妙な感覚だった。
・・・水ヶ瀬高校1年。
幸原尚。
―――自分も自己紹介する。
>442
法月さんに、武蔵さん、小次郎さん……。
―――よろしくお願いします。
(軽く笑みを浮かべて頭を下げ)
ところで、法月さん。先ほどは何をしていらっしゃったのですか?
強い妖気と霊気……よく言い表せれませんが、そういうものを感じました。
>445
あら、それじゃあ、私の後輩…ということになるんでしょうか。
尚さん…ですね。よろしくお願いします。
(きゅっと軽く手を握り握手して)
そういえば……さっきはどうしたんですか?
見たところ……なんというか、無茶な戦い方だったので。
(まあ自分がいえた台詞じゃないけど、と心のなかで付け足して)
【ただいま戻りましたーノシ】
>>445 (何やら深呼吸をして気持ちを落ち着けている少女を見て)
…だ、大丈夫かい?
(先程はこちらから近づいて気分を悪くしたようだ。
今回は今の位置から動かずに気遣ってみる)
>>446 あぁ、こちらこそよろしく。
武「…こ、こちらこそ…よ、よろしくお願いします…(ぺこり)」
小「よろしく」
(横の二人の少女は頭を垂れ、蒼一郎はスッと手を伸ばし優希に握手を求める)
あぁ、さっきのは倒された妖魔の魂を集めていたんだ。
魂だけでも、元の世界に返してやるために…ね。
普段では感じられない妖気だっただろう?
(穏やかに微笑みながら、そう優希に説明する)
よ、よろしくお願いします。
・・・佐々木先輩。
(握手されたので慌てて手を握り返す。)
さっき・・・・・。
あぁ、えっと、ごめんなさい。
なんかアタシ、(妖魔を倒す)邪魔してました・・・?
(気弾をかなり無差別に撃ったのでそれで邪魔をしてないか心配になり、思わず謝る。)
ごめんなさい、みっともない所を見せてしまって・・・。
さっき・・・その、妖魔が仲間の妖魔を・・・殺して・・。
アタシ、妖魔と人間は共存出来ると思うんです。
・・・身近に人間と上手く生活している妖魔がいるので。
それで、アタシ、妖魔達に『人間を傷つけなければここにいても良い。』って言ったんです。
『誓えば危害を加えない。誓わなければ容赦なく殺す。』って。
そしたら、一匹アタシに近づいてくる妖魔がいたんです。
だけどその妖魔、周りにいた妖魔達にズタズタに・・・。
(そのときの場景を思い出し、言葉が詰まってしまう。)
【うおーぅ、またリロミス・・・orz】
>447
ええ、よろしくお願いします。
(差し出された手を握り返して握手し)
ああ、成程。あの強い妖気はかくりよとの繋がりによるものですか。
(へぇ、と感心しながら頷いて)
兎も角、被害が広がらなくてよかったですね……。
とりあえず、安心ですね。
(ほっと胸を撫で下ろし、小さく微笑む)
>448
ええ、宜しく尚さん。
え、いえ……邪魔はしてないんですけど。
こちらまで撃たれる勢いだったから、ね…?
(少し困ったような苦笑を浮かべて)
いえ、その考え方は素晴らしいことだと思います。
理想論だとか、甘いだとかいう人もいるでしょう。むしろ排他されやすい考え方。
けれど――――――だからこそ、共存するためには努力が必要だと思うんです。
努力で全てが解決できるわけじゃありませんが、少しは改善できると思いますし。
成程……でも、それで妖魔と人間の共存を諦めてしまったわけではないでしょう?
そういうときこそ冷静にならないと、ね。
その妖魔はどういう考えで…命が惜しいから貴女に近づいたのか、それとも共存を願って近づいたのかは分かりません。
けれど、殺されてしまった。それほど他の妖魔は人間との共存なんて考えていないわけです。
さて、ここで問題です。
あなたはこれからどうしますか?
(にこりと微笑んで尋ねて)
>>448 (徐々に落ち着きを取り戻しつつある少女を見やる)
【ドンマイでーすノシ】
>>450 退魔士の仕事は力を持たない人間に危害を加える妖魔を退治することであって、
それは必ずしも妖魔を無差別に殺すことじゃない。
でもやむを得ずに殺してしまうことがほとんどだ。
だから俺はできうる限りはあーやって魂だけでもあっちに帰しているんだ。
(先程の自分の行為を優希に丁寧に説明する)
あぁ、今回は大した被害も出なかったようだね。
いつも今日みたいだといいんだが、やはりそうもいかないからね…。
(妖魔により破壊されてしまった公園の施設などを見渡して)
>>447・451
だ、大丈夫・・・です。
だからそれ以上近づかないで。
あ、えと、アタシ男苦手で・・・・。
>>450 ぁ、すいません・・・。
(苦笑しているのを見てすまなそうに頭を下げる。)
・・・諦め、た方が良いのかなぁ・・・。
―――無駄ならば、しない方がいいのかもしれない。
父さん・・・。
え、問題?
これから・・・・・。
(数秒考え込む。)
アタシは・・・少なくとも、人間と妖魔との共存を諦めるつもりはありま、せん。
(にっと笑顔を返す。)
>451
さて、そうでしょうか。最初から殺して回るような退魔士も知っていますけどね。
(何の因果か互いに嫌悪しあっている退魔士を思い浮かべて)
慈悲深いんですね。神父にでもなったらどうですか?
……確かに魂が救われるのはいいことかもしれません。
けれど、彼らが後悔していると思いますか? ―――人間たちを殺めたことを。
子どもを、恋人を、友人を、奪われた人たちだっているんです。
……何でもかんでも救えばいいというものではないと思いますけどね。
…ま、私は人間を守れれば何でもいいですけど。
(ふいっと目線を逸らして)
そうですね。捕らえた妖魔がいれば、この公園の修復をさせてもいいと思いますが。
(くすりとおどけた様子で笑って)
>452
そういうことです。でも一朝一夕に出来るものでもないでしょう?
だから、少しでもあなたの理想に近づくためにも前を向いて歩かないと。
―――――諦めてしまったら、そこでお終いですしね?
(にっこり満足したように頷きを返して、頭を軽く撫でる)
ただ、その道のりは平坦ではないと思います。
差別や偏見、裏切り、謀略などもあるでしょう。
それでも……貴女は歩いていけますか?
>>452 あ、なるほど。
じゃあ…武蔵、行ってくれるか?
武「あ…はい」
(小さな少女が尚に近づいて)
武「あの…よ、よろしくお願いします…。
あの方は法月蒼一郎、横にいる長身の女性が小次郎。
そして…わ、私は…武蔵っていいます…(ぺこり)」
(おどおどしながら、少女は尚に自己紹介をした)
>>453 まぁ…退魔士にもいろんなタイプがいるから…。
(あはは、と苦笑い)
そんなことは知らないさ。
彼らが後悔をしているかどうか、そんな高尚なことを求められても困る。
ただ、俺は…奴らを完全に消滅してしまうのが嫌なだけさ。
人を救うのと同じように、救という行為に理由はいらないと思う…ただそれだけだよ。
そうだな…捕り逃した妖魔もいないし、我々だけでやるしかないかな?
(困ったように、しかし顔には微笑が湛えられている)
>453
前を・・・はいっ。
(頭を撫でられくすぐったそうな表情を浮かべる。)
・・・・差別・・・。
大丈夫です。
差別とか偏見とか、飽きるほどされましたから。
あたし、それで潰れるほど弱くないですから。
・・・・あの。
・・・協力していただけませんか?
(微かに首を傾げる。)
>454
ごめん、・・・なさい。
よく会う人とかなら大丈夫なんですけど・・・。
えっと、よろしく。
法月、さんと小次郎さんと武蔵・・・ちゃん?
武蔵と小次郎・・・。
(某アニメを思い出したらしく、クスリと笑った。)
あ、あたしも手伝います。
結構慣れてますし。
>454
別にいいですけどね。
……ただ妖魔を救って、また人間が襲われることにならなければいいですけどね。
そんなことになると、私たちが彼らを殺したことになります。間接的に、ね。
だからこそ、妖魔を見分ける眼力が必要なんでしょうけれどね。
私たちがしなくても、組織の方がしてくれるでしょう?
―――少なくとも、私は致しませんが。その義務はありませんし。
(肩を竦めて、苦笑を浮かべて)
>455
私が、ですか?
(少しだけ驚いたような表情を浮かべて)
共存……というのは二の次になるかもしれませんがいいですか?
私は妖魔の撃退を第一としています。もちろん無用な殺生は致しませんが。
それでもいいのなら、是非お手伝いさせていただきます。どうでしょうか?
(ふふっとほほえんで、軽く頷く)
>>455 武「あ…あたし、子供じゃ…ない、です…///」
(少女は顔を真っ赤にして俯いてしまった)
あはは…武蔵は引っ込み思案なものでな…悪く思わないでくれ。
…そうだなぁ…どうやって片付けようか?
何なら君達の力は借りないでできなくもないが…。
>>456 確かに、な。
だが、俺が魂を帰しているのは、
こちらの世界に大きな被害をもたらさなかった妖魔だけ。
大きな被害、それが人間を殺めるようなものであったら…流石に迷いはしないが、ね。
そうだな…デカイ仕事は天洸院が始末してくれるしな。
ふふっ、確かに君はそんなことをやる必要はないな。
君は君のやり方で妖魔に立ち向かえばいい。
(相変わらず優しく微笑みながら)
>456
そ、それでいいです!
(ぱぁっと顔を輝かせて)
ヨロシクお願いします!
>457
あ、あぁ、えっと、ごめん・・・。
いえ、悪くだなんて・・・。
あ、出来るんですか?
じゃあ、どうぞ。
(あっさりと引き下がる。)
>457
なら、いいんですが。
退魔士が人間を殺したのでは話になりませんから。
(ふぅ、と軽くため息をついて)
ま、その逆にもどうかと思いますけどね。
『天洸院…? そういえば彼も……』
(と心の中で呟いて視線を戻し)
そうですね。私は私なりのやり方でやっていきますよ。
まあ、何も考えなしに、とは言いませんけど。
>458
…はい、それじゃあ改めてよろしく。尚さん。
私のことは名前で呼んでくださって結構ですからね?
(くすくすと笑みを溢しながら再度握手を求めて手を差し出して)
なんなら、明日から一緒に学校に通いますか? …なんて。
(おどけたように可笑しそうに笑って)
>>458 ふふっ、じゃあ今後ともよろしく頼むよ。
徐々に慣れてくれれば、それでいいから。
(あっさり引き下がられて苦笑いしながら)
あらら…じゃあちょっと下がっててくれ。
なーに、一瞬で終わるから。
(にこり、と笑顔を尚に向ける)
>>459 あははは、そりゃそうだね!
(からから、と笑ってみせる)
下手に何かに所属してしまうよりは、
君達のように個別に動いたほうが俺はいいと思う。
その方が自由が利くからな。
じゃあ、二人とも下がっていてくれ。
武蔵に修復させよう。
(二人が下がると武蔵の体が宙に浮く。
宙に浮いた武蔵は何やらブツブツと詠唱すると、
その小さな体から静かに雨を降らせる。
武蔵から発せられた雨によって、破壊された一帯が見る見るうちに元通りになっていく)
>459
えと、じゃあ優希先輩・・・。
・・・・?
あ、すいません。改めて・・・。
(始め手を出された意味が分からなかったのかしばし差し出された手を見つめ、握手を求められてるのに気づき慌てて手を握る。)
・・構いませんけど、家の方向大丈夫でしょうか?
あたしの家、あっちなんですけど・・・。
(真面目に捉えたらしく、軽く首を傾げて自分の家がある方向を指差す。)
>460
はい。
(素直に少し下がる。)
・・・・ほおぉ・・・・・。
(みるみるうちに修復されていくのを見て、感嘆の声をあげる。)
すごい・・・・。
>460
……回復術? いえ、これは……
(降る雨に首を傾げながら)
遊具などの無機物も修復されているから違う……。
一体これは?
(はて、と頭にクエスチョンマークを浮かべて、隣の蒼一郎に尋ねる)
>461
あはは。そうですね、私はそこの郵便局の近くの家なんですけど。
(軽く郵便局の方角を指差して)
距離的にはそれほど離れてないですし、時間さえあれば一緒に登下校できますけどね。
(くすくすと笑って)
本当は冗談のつもりだったんですが……。
でも尚さんともっと仲良くなれるかもしれませんし、良かったらお願いしますね?
(修復されていく公園。
武蔵の力で損傷の激しかった部分も、
完全に元に戻った)
―――…ん、ご苦労だった。
武「…はい」
>>461 (すごい、と言われて赤面し、俯いてしまう)
武「あ…と…えと…///」
>>462 あの雨には、滴ったすべてのものを癒す効果がある…。
武蔵にはすべてを癒す水の力…流水系の能力が備わっているんだ。
主に防御、回復、修復などを担当する。
もちろん攻撃も可能、つまり万能ってことさ。
(仕事を終えた武蔵が、小次郎とは反対の定位置に戻る)
そういえば…二人とも、水ヶ瀬の生徒なのかな?
(友情が芽生えつつある二人に問いかける)
>462
あ、意外と近いんですね。
えっ冗談だったんですか!?
(今気づいたらしい。)
え、あの、その・・すいま・・・・こほん。
(また謝ろうとしたが、自分謝ってばっかりだと思ったのか、口をつぐむ。)
・・・よろしくです。
>463
すごいなぁ・・・。
武蔵ちゃ・・・さん。すごいんですね。
あ、はい。
法月さんはどこの・・・?
(口調は少し打ち解けつつ、距離は保ったまま)
>463
……そうですか?
あれほどの大掛かりを一瞬にして使いこなすとは……流石というべきでしょうか?
普通はその反動が術者に返って来ても良さそうですが…長年の蓄えた力、なのでしょうか。
(くすりと微笑んで、武蔵を眺める)
ええ、最初に名乗ったとき、そう言ったはずですが…何か?
>464
はい。それじゃあこれからも宜しくお願いしますね?
私でどれくらい力になれるかは分かりませんが、
私にできることは可能な限り手助けするつもりですから……
仲良くなれるといいですねっ!
(うんっと頷きを返して)
>>464 武「……///」
(耳まで真っ赤になって何もいえなくなってしまったw)
ん、どこかに所属してるかってことかな?
んー、口で説明するとちょっと時間かかるから、
これをあげようかな。
小次郎、頼む。
小「はっ!」
(何やら小さな紙切れを受け取ると、
長身の女性は尚のところまで近づき、その紙切れを渡す)
小「これは主殿の名刺です。お受け取りください」
(『法月退魔士事務所所長 法月蒼一郎』と書いてある名刺を手渡す)
>>465 まぁ…こいつらは…人外の者というか…まぁ秘密があるんだよ。
(苦笑いをしながら誤魔化す)
えっ!そうだったっけ?
(う〜ん、と思い出そうとしていると)
武「…主…確かに言ってました…」
小「えぇ、私もしっかりと聞きました」
(従者からの鋭い指摘を受ける)
あはは…ご、ごめん、妖魔に集中してたものだから…。
それにしても、水ヶ瀬は相変わらずいい退魔士を持ってるんだな。
校長の努力の賜物…といっていいのかな?
(何やら水ヶ瀬の裏を知っているような口ぶりで)
あ、君にもこれを…。
(優希にも同じ名刺を渡す)
小「主殿、そろそろお時間です」
武「…みなさん、事務所でお待ちしてると思います…」
ん、わかった。
すまない、ちょっと仕事で、俺は行かねばならない。
二人とも、帰りも魔物に気をつけてくれ。
君達とは…またいずれ会うだろう…その時はよろしくな。
では…(ふっ)
(言い終わると、途端に男と従者の姿が消える。
これは長身の女、小次郎の仕業であるが、
残された二人は気づくことはないだろう)
【眠気が徐々に強まってきましたので、お先にあがらせていただきますね】
【今日はお付き合いいただきありがとうございました!
またお話しましょう、おやすみなさいノシ】
>465
ありがとうございます!
なんか、助けられてばかりだとアレなので・・。
先輩も、何かあった時は呼んでください。
あたしも、何か手伝えたら先輩を手助けしたいので。
っよろしくお願いしますっ!!
(頭下げ)
>466
あ、ありがとうございます。
・・・・・・?
校長・・・?
いったい?
(何か言いたい事があるらしいが、その前に消えてしまった。)
・・・聞きたい事あったんだけど。
【さようなら〜。】
あたしもそろそろ帰ります。
あんまり遅いと心配かけちゃうので・・・。
また明日、さよなら。
(笑顔を浮かべながら手を振ると、銃を鞄に入れ、小走りで帰っていく。)
【私もそろそろ・・・】
【楽しかったです。ありがとうございました。ノシ】
>466
まあ、別にどうでもいいんですが……敵対しているわけでもないですしね。
学園長のこと、知っていらっしゃるんですか?
(眉をぴくっと動かして)
はっ……? それはどういう意味ですか?
ええ、ではまた。どこかで会いましょう。
(瞬きのうちに姿を消す男の姿を見送って)
はぁ……普通は驚くべきなんですよね。
力≠つけてしまって以来、こういうことに物怖じしなくなるなんて…
退魔士としてはいいんでしょうけれど、普通の女の子としては……はぁ。
(なぜか落ち込んでため息をつく)
【お疲れ様でしたっ。おやすみなさーいノシ】
>467
ええ、よろしくね?
ありがとう、恩に着るわ。そのときは遠慮なく頼むから、ね?
(くすくす笑いながら、頷いて頭を撫でる)
ええ、帰りは気をつけてね?
妖魔もそうだけれど、尚さんも女の子なんだから、ね。
それじゃあ、今日はご苦労様。お休みなさい……
(元気よく走って帰る尚の姿を見送って、自分も剣を布に巻きなおしながら抱えて帰る)
【お疲れ様でした。また機会がありましたら…おやすみなさーいっ!】
【待機します。17時過ぎまで】
【待機解除。また今度ノシ】
ノ´^⌒`ヽ
!( ノリ ^))
ノリリ ゚ヮ゚人 街の中央を貫く川に架る橋の上。
⊂,ノ )つ 五条大橋の弁慶の如く仁王立ちしている優子。
リく___j その足元には綺麗にラッピングされた小瓶が三つ。
し'ノ」 中身はお白酒。
最初のレス番で渡される物が決まる。
レス番の秒数下一桁が
偶数 奇数 零
瓶 瓶 瓶
↑ ↑ ↑
スピリタス入り 媚薬入り 仕掛け無しの自信作
※あまりに禍禍しい邪気を放っているせいか、一般人が誰も通らない。
注:決して手抜きではありません。
【21時過ぎまで待機してます。】
【日付を間違えて一日早くやってしまったのか? とかいう野暮な突っ込みはご容赦下さい。】
【…やっちまったorz】
【さて、何が出るかな?】
【ぬおおおおおおおおおおおジョーカーを引いてしまった】
【こんばんは】
あら、ジョーカーとは心外ね
【こんばんは】
…妖気が漂っているように見えるんだが、これ飲むの?
だって、雛祭りにはお白酒がつきものなんでしょ?
それに、私には妖気なんて感じられないわよ。
…それって、ひょっとして「口移し」の催促?
フグは自分の毒では死なないものな。
…どう曲解すれば、そういう発想になるのやら。
相手が口にするのに躊躇した場合は、
口移しでお口に含ませるのが最善の策でしょ?
次善の策もあるけど、聞きたい?
もう少し、飲まざるを得ないように仕向ける方法がありそうなものだけど。
イソップ童話の「北風と太陽」みたいにさ。
イヤな予感がするけど、聞くだけ聞いておこうか。
ええとね、
@ワカメ酒
A鼻をつまんで口で息継ぎをした時に無理やり流し込む
B口を押さえて鼻で(ry
C先に媚薬を飲ませておかしくさせてから
D力付くで
E直腸に流し込むとアルコールの吸収効率がよい
パっと思いつくあたり、こんな感じかな?
………
(次々に列挙されるありえない手段にボーゼン)
どれもイヤだと言ったら?
つ「このはし わたること あいならぬ」
…川を泳いで逝きます。(ざぶざぶ)
ちょっ、ちょっと待ちなさいよっ
(その襟首を掴んで引き戻す)
どうしてそこまで嫌がるのよー?
単にアルコール度数の低い白酒飲むだけでしょ
ぶぎゅぅ
えーと、あの。
先ほども申し上げましたが、なんだか妖気が漂っているように見えるんですよ。
わたくしも退魔のオシゴトがありますゆえ、何卒お見逃して頂けないでしょうか。
(露骨に腰を低くして)
(ムカッ)ふーん、そうなんだー(棒
それならっ
(ここで上着をバっと脱ぎ捨てて、)
(背中の大きく開いたトップス&ミニスカート姿になり、)
(蝙蝠の翼を出して妖魔の姿を露わにする)
これならどうかしら?
さっ、相手になってあげるから、かかっていらっしゃいっ!
(瓶を片手に仁王立ち)
だぁーっ!ここにも妖魔!
[それにしても、あらゆる意味で妖魔らしくないなぁ]
えーと、相手になってあげるって言われても、今回のターゲットじゃないのに。
それに、悪い妖魔じゃなさそうだから
(しぶしぶ破魔の刻印が刻まれた短刀を取り出して)
少しだけだよ?
(素早く踏み込み、斬りかかる。殺意はなく、軽く気絶させる程度のつもりで)
(バックステップで避けて)
そこまでして、私のお白酒が飲みたくないだなんて、
いったいどういう気なのよっ!
(ズビシ、と音を立てるように指差して)
雛祭りにお白酒を飲まないだなんて、
クリ○プの入っていないコーヒーみたいなものじゃないの。
それに、さっきから妖気妖気って言ってるけど、
それは私から発しているだけでしょ。
(足元に瓶を置いて一歩横に)
さ、どっちから妖気が漂ってるか、はっきりさせてもらおうじゃない
(気合を込めた一閃が、空を斬る)
[すごい反応…これは…まともに戦わないほうがいいかな]
(刀を収め)
どちらかというとお酒は独りでしみじみと味わうほうが好きなほうだから。
(なんともいえないコミカルな仕草、半ばあきれたように)
その喩えもどうかと思うけど。コーヒーの好みも人それぞれだろ。
えーと、そうだな…
(優子と、彼女の足元の瓶を見比べる。当然、放つ妖気は優子のほうが大きい。
それでも、白酒に対する疑念は晴れなかったが、観念したように)
[自分の妖気でごまかしてるようにも見えるけど]
…飲まなければ、どうやっても見逃してくれそうにないね。
一年に一度の女のコのための日だし、
せっかくのめでたい(?)席だから、少しだけ頂こうか。
(威嚇するかのように広がっていた翼が消えるように優子の背中に戻る)
…やっと分かってもらえたようね。
(少しだけ気が晴れたようだ)
それじゃ、ぐっと空けてもらおうかしら。
(どこからか小さな盃を取り出して手渡し、)
(そこに白酒をなみなみと注いで)
(色も光沢も粘性も香りも、市販されているそれと変わらない)
はい…任務ほったらかして何やってんだろ…
(少し機嫌を直してくれたのは良かったが、肩を落として盃を受け取り
白酒を観察する。一見変わった様子はないが)
[ゼッテー何か入ってる]
…まあ、いいや。酒は飲んでも飲まれるな。この不幸に乾杯!
(ノリと勢いでぐっと飲みほす。胃のあたりが熱くなり、頭がぼんやりとしてくる)
(見た目と匂いだけでは分からない“特製”のお白酒。)
(それは子供向けの、度数の極めて低い代物ではあるが…)
ふふっ、どう? 別に変な味とかしないでしょ?
これでも、お料理とはは少し自信あるのよ。
(もう妖魔の姿でもないし、瞳も紅から黒のヒトの擬態のそれに戻ってはいるが、)
(目が笑っている)
ふぅん、君が作ったんだ…意外に(失礼)器用だね。
ん…あれ…
(笑いかけてくる優子が、たまらなく妖艶に見えてきたような気がしたが
酔っているせいだ、と自分に言い聞かせて)
この程度なのに、酔ったみたいだ…ちょっと夜風に当たらせてもらえる?
(このままだとどうにかなりそうだ、とりあえず視界に優子がいるのはまずい、と感じ)
あら、もう酔っちゃったの? もう一口くらいいいじゃない。ね?
〔分量間違えたかしら? それとも、本当にお酒に弱い体質なのかな?〕
酔ってるなら、気をつけてね。
でも、欄干から落ちたら私が優しーく介抱してあげるわよ?
(もっと飲ませるべきか考えている)
【運営板を見てみましたが、ちょっと重いみたいですね。】
だ…大丈夫。そうだね、もうひとくち、頂こうかな?
(やや呂律の回らない状態で、受け答え。その原因は
アルコール分よりも、それ以外の成分によるところが大きい)
[任務中に見知らぬ人(人じゃないけど)に
酒を薦められた挙句、襲って記事になったりしたら人生終わりだ]
(優子の薦めを断りきれない。心の奥では危機を感じているのに)
(悶々とした中で優子を見ないようにしながら、もう一杯、飲み干す)
あぅぅ…ひっく…
【それでは〆ましょうか?】
【天城さんがどこまで本気か分からんのです】
あらら、あんまりお酒強い方じゃないのね
(勘違い)
…でもほろ酔いの姿って、ちょっといいかも…
(無邪気に、でも悪戯っぽく笑いながら)
【ああ、これは失礼。前もってエロールか戦闘ロールか対話ロールか、】
【打ち合わせをお願いしておくべきでしたね。】
【流れが中途半端になってしまうので、】
【今回はここらで〆の方がよろしいでしょうか?】
強いほうじゃないけどね…なんだか(別の意味で)身体が熱くなっちゃって。
[ああもうダメだこれ以上この女妖魔を見てると確実に襲ってしまうそうなったら]
【途中送信失礼】
[ああもうダメだこれ以上この女妖魔を見てると確実に襲ってしまうそうなったら路頭に迷う
というかその前にこの人妖魔だよなこんな状態で襲ったりしたらたぶん返り討ちに]
(脳内で警鐘が響く。無事に終わらせるには、この場を離れるしかない)
あの、そろそろ行かないと…ごめんね。…ヒック
お白酒、ご馳走様!
(ふらふらとした足取りで橋を渡り、退魔の仕事に向かう。)
(その後の行方は、優子には分からぬまま…)
【こちらこそ、申し訳ない。強引ですが〆ます】
【次の獲物…もとい来客をお待ちいただくなりして、お口直しをば】
(足元怪しく去ってゆく彼に)
あらら、もう行っちゃうの? 気をつけてね。
(その後ろ姿を見ながら、少し考えるように)
…やっぱり退魔士にはこの手は不向きなのかしら?
もっと直接的なのがいいのかな…うーん…
【いえいえ、お相手ありがとうございました。】
【次はホワイトデーを予定しております。】
【機会がありましたらその前でもそれででもまた是非。】
【お時間が御座いましたらお相手でも・・・】
【ホワイトデーは炎月さんに捧げたほうがいいんじゃないですか?(冷やかし)】
【それはともかく、こちらこそお相手ありがとうございました】
>>501 【すみません。今からロールは時間的に難しいです…】
>>502 【「捧げる」だなんてまた物騒な】
【答礼の権利を主張するだけですよ?w】
>>503 【了解ですー。】
【今日は誰もこなさそーですけど待機します。】
(響 真空or不破 徹哉デス)
>>504 ↓
501 名前: 不破 徹哉 ◆UrjPUAEumA [sage] 投稿日: 2006/03/01(水) 22:52:27 ID:sRIQxKim
つ瓶(
>>471)
【これだけお渡しして落ちます。】
【おやすみなさいノシ】
【さて、こんばんは? まだいらっしゃるでしょうか】
【こんばんは、いますよー。】
【ではお相手して頂けるでしょうか。
……むー、シチュはどう致しましょう?】
【えーっとですねぇ・・・】
@キャラクター選択、真空or徹哉
A方向性はどれでもokでーす(マタリ、エロ、バトル)
【どうしましょ?】
【それじゃあ、真空サンで稽古をつけて貰うというのはどうでしょう?
……最近、実力的に底辺にいるような気がするのでw】
【徹哉サンを動かして、慣らして見たいのであればそちらでもお付き合い致しますけど?】
【ああ、「実力的に底辺」というのは優希のことです、一応念のためw】
【了解しましたー。】
【ただ真空に指南ができるかどうか・・・w】
【とりあえずやってみますかー!】
【はじまりはどこからでもおkですよー。】
【とりあえず経験を積ませる、ということで。対妖魔の感じでやってくれれば】
【それでは適当に導入部をば。よろしくお願いしますッ】
先日の法月さんや尚さんの戦いを見て、まだまだ技術が足りないと思った私は、
真空さんに、訓練に付き合ってもらうことにした。
仮にも神だったという彼女ならレベルが違いすぎることぐらいは分かっている。
おそらく戦い方も異なるだろう。
けれど、少しでも感覚を掴むことができれば、次のステップに進めそうな気がする。
* * *
(海が見える公園。ただっ広い人工芝の上で対峙しあっている。
平日の早朝のためか、周りに人影はない)
それでは、真空さん。よろしくお願いしますッ!
手加減は無用……と言いたいところですが、殺されたらかなわないんで、
ぎりぎりのところまででお願いしますね?
(苦笑を浮かべながら剣を手にして)
【おk−です、よろしくぅ〜!】
ふぁ〜・・・。
(眠そうな顔をしながら真剣そのものの優希と対峙する)
んーとぉ・・・。
実戦形式でいいのかなぁ〜?
〔獲物は大型剣で・・・、少々魔法使うのかぁ・・・〕
ええ、とりあえず吹き飛ばしていく感じで行ってくれればいいですから。
(苦笑を浮かべながら、小さく頷いて)
私もどれだけやれるかはわかりませんけど……
少しでも経験を積んで、自分に自信を持ちたいですから…ね。
(じりじりと歩みを進めながら距離を縮めていき)
うん・・・。
それじゃぁ、泣いても知らないよーん・・・。
(普段と違う霊気がみなぎりはじめ)
いくよんっ。
(シュッと優希の視界から真空が消え)
そらぁっ!
(真後ろに現れると後頭部に一撃を加え)
こっち!
(再び消えると足元に現れ足払いを決める)
ウォーミングアップはこの程度かなぁ〜?
(次に現れたのは数メートル先、首をコキコキ鳴らしている)
……もとより覚悟の上です。
(不敵な笑みを浮かべながらも額に冷や汗を掻きながら)
なっ……消えッ…!? あッ……!!
(どこに消えたと認識する前に、後頭部に衝撃が走り、その隙に足払いされすっ転ぶ)
………これをウォーミングアップって言いますか。
(いたた…と頭を擦りながら起き上がり)
おちおち油断も出来ませんね。
―――では、こちらも行きますよ!
(掌を通じて剣へと冷気の込められた魔力を送り込み)
せ、ぇええええいっ!!
(上半身ごと捻り、大きく人工芝を刈り取る勢いで大剣を薙ぎ払う)
(すると同時に低空に氷が渦を巻きながら真空へと襲い掛かる―――そのまま体勢を整えて駆け出す)
うおっと・・・、いきなり大掛かりだなぁ。
(左手で空間の裂け目を作り、その中に冷気を吸い込ませ)
それだとスグに反撃されちゃうよんっ!
はぁっ!
(再び優希の背後にまわり背中に一撃を与え)
それとこれは・・・、返す!
(空間の裂けめを作ると優希の作り出した冷気が優希を襲う)
くっ―――……!!
(背中を蹴り飛ばされ、よろめくもくるっと振り向いて)
―――……なんの…ッ!!
(剣を大地に突き刺して、停滞させていた魔力を解放。
巨大化した雪の結晶のように、大きな氷の盾となって冷気を防ぎきる)
(盾がパリンッと乾いた音と共に割れ消滅すると、素早く剣を抜き取り)
なら…反撃されない隙を作らなければいい…?
(再び左手に魔力を集中させながら、駆けながら一撃、二撃、三撃と振るって行く)
がむしゃらに攻撃してもー、無駄だよーん♪
(優希の攻撃をテレポートで回避しつつ)
〔攻撃が単調で真っ直ぐすぎるな・・・
次はあそこに移動しよっと・・・〕
(真空は移動する時に次の場所を見るか、
遠くの場合瞑想が必要だが、熱くなった優希には気が付かない)
よいしょっと〜♪
あはは、だんだん慣れてきたよーん♪
そろそろ反撃しちゃおっかなぁ・・・。
(右腕全体が黒い気に包まれる)
裂けろ!
(優希の足元の地面が鏡にひびが入った様に割れ)
当たらない……!
(距離が離れ、息を整えなおしながら、移動した真空を見て)
く……来る…!? あくっ…! きゃっ、ぁああああっ―――!!
(大地のヒビから天上へと突き抜ける真空の刃が身を切り刻んで、
しまいには大きく吹き飛ばされる)
(吹き飛ばされた華奢な体は何度か地面にバウンドして、背中を強かに打つ)
かふ……はぁ、はぁ……一撃一撃が重い…。
あんな身軽そうにしているのに…まったくもう強すぎです。
(などと軽口を叩きながらも、憔悴しているのか、荒く吐息をつきながら右手に魔力を練り始めて)
『とりあえず、真空さんの動きを止めないことには……。
手足のどれかを氷付けにできれば……でも、どうやって? ああもう、考えるのはあと! 試してみる!』
(自分に言い聞かせるように頷くと、ぎゅっと強く剣の柄を握り締めて疾走を始める)
(そして思いっきり大振りに剣を叩き落す)
まだやるの〜?
ボクお腹空いてきたからそろそろ終わりだよー?
〔あー・・・、また特攻する気だよ・・・。〕
優ちん、それじゃぁボクを倒せないよん・・・。
ハッ!
(右腕を振りかざすと優希の振り上げた大剣が
瓶が砕け散るように粉砕され、それが優希に降り注ぐ形になる)
さて・・・。
(優希の真上、数メートル地点にテレポートし
そこから一撃を決めようとする)
ああ、大丈夫、私もこれでおしまいにするつもりですか、ら!
やっぱり―――……なら。
(得物が砕け散るのは予想外だったが、攻撃が交わされるのは予想済み。
―――だから、その次を狙う。
あらかじめ貯めておいた右手の魔力で欠片を吹き飛ばし、そして不意に感じた空間の違和感と殺気)
反撃が来るとしたら、確実に近距離から中距離………上か!
(それを信じて、その前から溜め込んでいた左手の魔力。そのまま右の拳を突き上げた。
その放たれた魔力が氷の渦となり上の真空へと襲い掛かる)
このまま終わり〜♪
(不意に下方からの殺気を感じ)
って!あぶっ!
(慌てて回避するも左半身が氷の渦の餌食となり)
くっ!
(真空の軽い体は風に舞う木の葉ように打ち上げられるが)
よっ・・・と・・・。
(かろうじて地面との激突寸前でテレポート、なんとか着地する)
いててて・・・・、やるじゃん、優ちん・・・。
それだよ・・・、それ。
(よろめきながら立ち上がり)
勝ちたい、倒したいって熱くなるのはいいけど・・・。
冷静な判断力と落ちつた目を持たないとねん♪
(痛みをこらえつつウインクして)
ワイルドハート、クールブレイン。
それを忘れずにね。
〔何かのテレビで言ってたし・・・〕
はぁ……良かった。
いや、本当は距離を離されて、
遠距離から攻撃されたらまた防ぐしかできなかったな、と思ってたんですよ。
(苦笑しながら、両手を握って)
それに得物も破壊されちゃいましたし…事前に魔力を溜めてなかったら
自分の刃の破片にやられてたところでしたしね。
……そう、ですよね。
冷静に判断しないと……はぁ、技術ももっと磨かないといけませんし。
ええ、ありがとうございます。……ふふっ、それじゃあ付き合ってくれたお礼に
朝食をご馳走しましょうか?
(衣服に付いたほこりを叩き落としながら立ち上がって)
【さて、それじゃあそろそろ締めでしょうかー?】
まぁ、本当に殺すわけじゃないし・・・。
一応、練習だしね〜。
(うひひと笑い)
あー、剣ぶっこわしちゃったからあげるよ。
どうせボク使えないから・・・。
ちょっと取ってくるね〜。
(テレポートで消える事10分ほど・・・)
ただいま〜、一番長いのもってきた〜。
(真空が差し出した、いや抱えてきた大太刀からは
霊気がほとばしっており)
これってかなり長いからさー、普通の人は使えないんだって。
(確かに長すぎる、ある意味失敗作にも見えるこの剣は
かつて剣豪、佐々木小次郎の使用していた「物干し竿」ほどの長さがある)
ほい、重いから早くとって〜。
名前は「闇烏(やみがらす)」。
かなりの攻撃力はもちろん、攻撃速度もあがるらしいんだけど・・・。
使っている本人の体力も早く減るらしいよ、あはは・・・。
ま、良かったら使ってねん♪
さーて、バイト代は朝ご飯と・・・。
(急に優希に飛びつくと唇を奪い)
んちゅ・・・、くちゅ・・・。
(キスをして暫く舌をからめると離し)
うふふ、これでいいよん♪
さっ、いこ〜いこ〜♪
(相変わらず何を考えているのか分からないが、
男女共に体を重ねることが真空なりの愛情、友情表現
なのかも知れない・・・)
【こちらこれにて〆ます。】
【遅くまでありがとうございました〜。】
【武器は皆さんナカナカの物をお持ちなので・・。】
【佐々木さんの判断でご使用くださいませ〜。】
【それでは、お疲れ様でした♪おやすみなさいノシ】
あ、あはは……これが実戦だったら、とっくにやられてますね……。
もっと、冷静に判断して行動を起こさないと……。
(苦笑を浮かべながら、軽くため息を漏らして)
あ、別にいいですよ、そんな……
気にしないで下さい………って、え?
(気がつけばもう既に姿は消えており、仕方がなく待つはめにw)
(二本の霊剣を見比べて感嘆し)
それほど詳しいわけじゃないですが、確かにどちらもただの剣じゃないってことが分かるくらい……
でも、私なんかが頂いてもいいんでしょうか?前の得物に比べてかなり桁違いのものかと思うんですけど。
では、好意に甘えて……こちらを頂きましょうか。
(すっと、手を伸ばして大太刀の方を握り締めて)
本当……何から何まで、有難うございます。
朝ごはん何がいいですか?
この時間なら24時間のファミレスが開いていると思いますけど…って、んっ!?
んっ、ちゅっ……んんッ!!
(いきなりの深い口付けに慌てるが、そうこうしているうちに唇を離されて)
え、ええと、あの、そのっ!? ちょっと、ま、待ってくださいッ!
(慌てながらも、さっさと行ってしまう真空のあとを追っていく)
【そういえば…! よく考えれば普通の鋼鉄剣で踏ん張ってた…】
【ということで、有り難く剣を頂戴いたしますw】
【こちらこそお付き合いいただいて有難うございました! それではまた…おやすみなさいっノシ】
【わー、書き方が変ですみません】
【剣は一種類です^^;】
【闇烏と言う名前の大太刀です〜、ではではノシ】
【少し待機してます】
【落ちます】
【まだ居られてますか?】
【残念、退散します】
【待機させていただきます…どなたでもどうぞ〜】
【明日から数日来れなくなるので、その前にお相手願います】
【宜しければお相手致しますが・・・】
【ロールはバトル、エロール、雑談系、何でも構いませんよ。】
【私とした事がかぶったなどと・・・】
【失礼した!】
【カサカサカサ・・・】
>537
【約十秒差ですね…】
【自分も一度リロードしてから書き込めばよかった…】
【すみません…】
>535
【それではよろしくお願いしますッ】
>537
【また機会がありましたら…w】
【そのときはよろしくお願いしますです】
【こちらこそよろしくお願いします】
【雑談か共闘か、もしくは何らかの形で対立…】
【どれにしましょう?】
【そうですね……雑談、ですかね?】
【何らかの形で対立というのも面白そうですが、こちらはあまり思いつかないので……】
【分かりました】
【対立…実は何のネタも無いのに試しに言ってみただけw】
【場所等の設定はお任せしてよろしいですか?】
【はい、それではよろしくお願いします】
―――公園。
放課後、少し寄ってみた。別に妖魔の気配がしたからとかという理由ではない。
……ただ、懐かしかった。昔はここであのコとよく遊んだな、と。
懐かしさと悲しさがないまぜになって私の心のなかに浮かび上がってくる。
どうして彼女は死ななくちゃならなかったのか。
どうして彼女は辛い思いをしなくちゃならなかったのか。
――――――私には理解できない。
釈然としない気持ちで、私は久しぶりにブランコをこいで見た。
…………………
(今日もまた一匹、妖魔を倒した)
(大して強い相手では無かった)
………ダメだ………
…………足りない…
(冷えた頭に浮かぶあの日の光景)
(目の前で起こった、幼い自分には受け入れられなかった事実)
………私は…いつになったら…
(冷たくなっていく体にすがり、泣き叫ぶ事しか出来なかった自分)
(何も出来なかった、無力な自分)
………あとどのくらい…戦えば……
………父さん…
(脚は自然にあの公園へと向いていた)
(あの日、自分の弱さを嫌と言うほど痛感した、あの公園へ…)
(ブランコをこいでも、過去は戻ってこない。そう思っているはず、なのに)
はぁ……、私はどうしたらこんな悲しみを乗り越えるんだろう?
吹っ切れたいのに…なぁ……
(ため息をつくと同時にブランコから飛び降りて、ふと視線を上げてみる)
……あれ? もしかして涼子さんですか?
(いつもに増して表情が硬い彼女を見つけて声をかけてみる)
………………
(公園に辿りつく)
(あの日と何の変わりもなく、そこにある)
(誰もいないと思っていたが、ブランコの所に見知った顔を見つける)
優…希………
(どうしてなのか自分でも分からない)
(彼女の顔を見つけた途端、目から一筋、涙が零れた)
(それは後から後から溢れて来る)
………あ、の…ちょ…っ…ごめ、ん………
(見せたくない)
(泣いている所なんて、自分の弱さなんて、見せたくない)
…………………なんでも、ない…から……!
(袖で顔を隠し、その場から走り去ろうとする)
あっ、ちょ、ちょっと待ってください!
(慌てて走り去ろうとする涼子の手首を掴んで捕まえる)
…はぁ、はぁ……待ってください、何でもないことないでしょう?
ほら………泣いているじゃないですか。
(眉を寄せて悲しそうに微笑みながら、ハンカチを取り出し手渡す)
……私で何が出来るかはわかりませんが、話を聞くことぐらいはできますよ?
どうですか? ……無理に、とは言いませんが、話してすっきりすることもありますしね?
(微笑んだまま軽く手を握り締めて)
……!
(引き止められる)
(自分の手を握る彼女の)
(それは、余りにも温かくて…)
……ほんと…なんでも、ない、から……
(優希の優しい言葉が、流れる涙にさらに拍車をかける)
(自分に微笑んでくれる『友達』を前にすると…)
………う…うっ…うぅぅ……
(もう限界だった)
(今はもう誰でもいいから傍にいてほしかった)
…うぁぁぁぁあああぁぁ………!!
(なりふり構わず、優希に抱き着き声を上げて泣きじゃくる)
(まるで小さな子供のように、泣いて泣いて泣きまくった)
涼子さん………。
(その身体を抱きしめる。不意に涙が出てきた。
彼女に感染されてしまったのだろうか。兎に角泣きたくなった)
今は、私がついていますから…一杯泣いてください。
泣きたいときに泣いておかないと辛いですから、ね。
…………ッ。
(後は黙って彼女の身体を抱きしめる)
(彼女が何を思っているのかは分からない。
―――けれど今はこうすることで自分も安堵を得ることが出来た)
……落ち着きましたか?
(ある程度時間が経つとそう口にして、自分も涙を指で拭く)
(通りすがりの人から見れば不思議に映っただろう)
(公園の中で女性二人が抱きしめ合い、泣いている)
(今はそんな事を気にする余裕もない)
(しばらく経ち、涙も枯れてきた)
(泣き腫らした顔をあげる)
…ごめん……
昔の事…少し思い出してたら……つい……
………?
(見ると、彼女も泣いていた…)
………優希……
あはは……ごめんなさい。私も、ちょっと昔を思い出して……
やっぱり、大切なヒトがいなくなるっていうのは辛いですよね。
私も、友達を失くしてまして……妖魔のせいで。
(伏し目がちにしながら、ぽつぽつと呟いて)
だから、もう二度とそんな思いをしたくないから、
そんな思いをさせないための力≠ェ手に入ったから、
私は―――戦うことを決めたんです。
涼子さん。私はあなたと一緒に居ますから…
だから、悲しさも嬉しさも分け与えてくれませんか?
(苦笑して、前髪を掻き揚げて)
『友達』なら、それが当たり前だと信じているんですが……どうでしょうか?
……そうだったの……
………そんな事も考えず…私は自分の事ばかり………
……私は…昔の自分が嫌い……
弱くて、無力で……何も出来なかった自分が大嫌い……
悔しくて…
もう何をしても…取り返しはつかないから……
…責めて…その償いとして………もっと強くなって…
ひとりでも多くの人を守りたい………
強く…なりたい……
………ありがとう…
…何だか…優希には…初めて会った時からずっと、
励まされてばかりで……
…私も、優希の力になりたい……
優希は…こんなに優しいから…
…ずっと『友達』でいたいから……
……一緒に強くなりましょう、ね。涼子さん。
私たち以外にも同じ悲しみを抱えているヒトは沢山いると思います。
だから、これ以上、私たちみたいな悲しみを抱くヒトが出てこないようにするためにも…
一緒に強くなりましょう―――――?
(にっこりと朗らかな笑みを浮かべて、ぎゅっと抱きしめて)
そんな、私だって涼子さんに励まされてるんですから。
今だってこうして私のことを聞いてもらえただけでも励みになるんです。
……ええ、ありがとうございます。
一緒に頑張って行きましょう!
(うん、と力強く頷くと握手をして)
これからも、よろしくお願いしますね―――涼子さんッ!
【すみません、そろそろ眠気が襲ってきて落ちさせていただきます】
【どうもお付き合いいただいて有難うございましたっ! それではお休みなさい…】
【また機会がありましたら…それではまたっノシ】
………ん…
…優希となら…強くなれる気がする………
………私はこんなだから…話を聞くぐらいしかできないけど……
……………ん…頑張る……
(堅く握手を交わす)
(自分には仲間がいる…その事を確かめるように)
〔…父さん……私、もう大丈夫だから………〕
〔ひとりじゃないから……〕
〔…だから安心して…見守っていて………〕
【お付き合いありがとうございました】
【こちらこそ、是非またお願いします】
【おやすみなさい】
【待機です。】
【どなた様でもどうぞー。】
【本スレでは初めてになるけど…こんばんわ】
【何かロール案あります?】
【こんばんわー】
【そうですねー・・・、ちょっと考えます】
【ベタですけど・・・】
【凛、情報収集→魔物発見(七妖会の雑魚)→楽勝ムード】
【徹哉、本部からの連絡で魔物救出に→凛と遭遇】
【他に何かあったらお願いしますー。】
【細かくはロール内で補正していけば…】
【ある程度決まっていれば、進められますから】
【はーい。】
【まぁ、いつもノリでやっちゃってますし・・・私・・・。】
【それでは凛が妖魔にトドメ刺しそうな頃に登場っていかがでしょう?】
【こちらから始めた方がいいですかね、その内容だと。】
【2行目辺りは軽く描写して飛ばしますので。】
【りょか!お願いしまーす!】
……魔の気配がしたから来てみれば……とんだ茶番だったわね。
(人気のない草原で、凛は一体の妖魔と相対していた。
既に、妖魔の方は片腕を落とされ、戦意を失いかけている。
だが、それでもその足許に転がっている人間の腕を見れば、赦されないのは当然だった。)
(間に合わなかった事を悔いる。
だが、それも僅かな時間。犠牲者が増える前に何とか出来たと考えるしかない。)
私自身はお前に恨みはないけれど、捨て置くわけにはいかない。
人間の領域に足を踏み入れた事を悔やんで、逝きなさい。
(蛇が鎌首をもたげるように、彼女の操る糸が妖魔の首に狙いを定める。
荒い息をつく妖魔は、牙から己と喰らった人間の血を滴らせながら、動けずに居た。)
…さようなら。
(糸が一度、大きく後ろに伸び、妖魔へと飛んだ。
鋼をも容易に断ち切る不可視の糸が妖魔の、人間の胴程の太さの首を薙ぎ切らんと迫る。)
【では、お願いします。】
さてと・・・、今日はゆっくりできるかな。
(全ての用事を済ませ、後は風呂、寝る・・・、そんな計画を立てている時
彼、不破 徹哉の携帯に着信があった)
んだよ・・・、人使いの荒いやつらだな・・・。
はい、もしもし。
(用件は大方の予想通り「妖魔の救出」であった。
彼の所属している組織「七妖会」からの依頼であり、
ギブアンドテイクの関係にある以上、断ることはできない)
分かりました・・・。
さて、出かけるか・・・。
(足取りは重く指定されたポイントに向かう)
今回は穏便に済むといいけど・・・。
そうもいかないみたいだな。
(暗がりで良く見えないが、小柄な人間に追い詰められる妖魔の姿が見え)
こいつは・・・、かなりやばいな・・・。
(すぅ、息を吸い込むと呪文の詠唱を始め)
我が両の拳に集いて輝け光精!
(両の拳に収束した光を両者の間に放つ、目眩ましだ)
さて、この隙に引っ張るか!
(妖魔の方へ走る)
【ヨロシクですー!】
えっ…!?
(いきなりの強烈な閃光に、視界を奪われ、標的を見誤る。)
くっ……まだ、こんな能力を……!?
(闇の中からの光で、もろに視界を潰されたため、目が開けられない。
だが、すぐにそれが誤りだという事に気付いた。強力な妖気がもう一つ、標的へと近付いていた。)
新手…!?
〔気をつけろ、凛……この相手は……強い。〕
うん……分かってる。
(肌を刺すように走る魔力。先程、止めを刺そうとした妖魔とは、明らかにランクが違う。
しかも、拙い事に視界を潰されている。魔力を手繰って相手と戦うのは極めて危険だった。)
〔にしても……妖魔が妖魔を…まさか……〕
(単独行動が基本の妖魔がつるむ組織を、凛は一つしか知らない。
やはり、この街にも来た…若しくは居たというのか。)
(とにかく、今、身を晒すのは極めて危険だった。
手近な樹の影に身を潜め、姿勢を抑えて視認される事を困難にする。)
ほれ、おバカさん。
助けにきたぞ。
(妖魔を脇に抱えて引きずる、妖魔は「グルル・・・」と
獣のような声しか発することができず)
あとは運び屋が来るだろ・・・、お前さんはその辺に隠れてな。
問題は・・・、退魔士だな。
(妖魔の怪我の様子を見つつ)
切り傷か、しかも防御してない部分てこたぁ・・・。
風、剣、遠隔攻撃アリ。
お前さんの爪が割れてなくて相手の血も肉もない・・・。
高速回避系だな。
〔こりゃ、厄介だな・・・〕
さて、交渉交渉っと・・・。
(微かに感じる気の方へ声を向けて)
退魔士さんよ〜、こいつは預かって行くぜ!
…くっ…。
(向こうから声が聞こえた。
どうやら、妖魔を逃がすつもりらしい。
だが、現状自分には手立てはない。目が回復するにはまだ暫く時間がかかりそうだ。)
……口惜しいけど、追うのは自殺行為ね……。
(唇を噛み締め、眉根を寄せる。
この実力の相手に、目が見えないでは話にならない。)
…その程度の妖魔を逃がすのに、お前のような力を持つ妖魔が派遣されてくるとはね…。
人員の使い方、間違っているんじゃないの?
(小娘だと侮られたら、自分を窮地に追い込むかもしれない。
精一杯、声音を低くして、相手方に返答を返す。)
〔よし、乗ってきた。〕
ほれ、今のうちに行け。
(予定のランデブーポイントを教えると妖魔は走って行き)
色々あるからな、こっちも。
そっちもこんな妖魔相手に随分なヤツ派遣してきたな。
斬鬼の奴等か?
〔女か・・・〕
(弱い方の妖気が消えるように去っていく。
僅かに舌打ちしたが、自分に追う手立てはない。)
……答える義務はないわね。
(斬鬼というのは、最近この街でも偶に見かける、天洸院とかいう所だろう。
変に関わらせるとまた面倒になる。それに、彼らならいずれ自分達で辿り着くだろう。)
程度はともかく、あの妖魔は人間を殺したわ。
法で裁けないのだから、私達で引導を渡すしかないでしょう。
(押し殺した声で応える。)
確かに答える義務はないな。
んで、だ。
方で裁けないからって何でもかんでも殺すってのはなぁ。
殺人犯だって一応裁判とかあるわけだしな。
〔「私達」か、所属は別として共闘者はいるようだな。〕
さってと、一応決まりだから聞いておく。
お前さんは一生退魔士でいるつもりか?
こちら側にくれば色々良い事もあるけど・・・。
……妖魔を裁判にかけても裁けないわ。
捕食を生業とする妖魔はまた次に必ず人を襲う。
人間を襲った肉食獣が、再び人間を襲うのと同じようにね。
それを防ぐ事が出来るなら、やっておくに越した事はないわ。
…少なくとも、人間側にとってはね。
(それが、人間としての詭弁である事は凛とて理解している。
だが、それでも自分が立つ側を考えれば、それが自分の取るべき道だった。
ただ、凛自身は人を襲わない妖魔に関しては狩り立てるような事はしていない。
それが、最低限自分の正当性を示す証だったからだ。)
こちら側…ね。
私の知る限り、妖魔が組織立って行動しているのは一つしか知らない。
……あなた達、七妖会ね?
(溜めた言葉の奥に、意識せずとも殺意が込められた。
あの男も、七妖会に属している事は分かっている。
そこは、自分が最も馴れ合ってはいけない場所だった。)
まぁな。
そう言う事いっちまうとキリないよな、ホント。
あいつらにとって人間を襲うってのは人間が牛肉食べるのと
なんら変わらないからな。
それを止めることは出来ないが・・・。
最低限に留めて管理する事は出来る。
誰かが誰かを裁く事なんて出来ないんじゃないかな?
んで、随分「物知り」だな。関心関心。
いかにも七妖会だよ。
〔っと、訳ありかね・・・〕
(立ち上がりリストバンドを上げ)
我が友ウィル・オーウィスプ・・・。
汝が嫌う影を作りし者を探せ・・・。
(小さな声で索敵の呪文を詠唱する)
そういう事よ。
それを「赦そう」とする妖魔と「赦すまじ」人間では、溝があるわ。
言葉では埋められない溝がね。
七妖会に入れ、なんて……私には、禁句よ。
(目が漸く見えるようになってきていた。
とはいえ、まだ涙で視界が滲む。
今までのやり取りの間で、相手が何も布石をしていなかったとは考え辛い。
だが、自分とて無為に過ごしていたわけではない。
点在する樹々の間に、蜘蛛の巣のように糸を張り巡らせていた。)
…おしゃべりは終わり?
(そう言うと、跳躍した。視認されては、掴まったも同然になる。
指先と身体全体で糸の位置を確認し、糸を蹴って、空中を跳んだ。)
言葉では埋められない溝・・・ね。
人間同士でもあるな、ソレ。
(多少重々しく語り)
随分うちらに恨みでもありそうな言い方だな。
ま、無理には誘わないけどね。
〔そこか・・・、でも、相手もなかなか・・・〕
そう、お喋りはここまでかな?
あとはお開きか・・・、楽しい楽しいダンスの時間。
いかがなされますか・・・レディ?
〔大人しく帰らせてはくれないか・・・〕
(両手に光を握り締め)
……正直、今は帰りたい気分で一杯よ。
今の私には荷のかちすぎた戦いになりそうだしね。
だから……撤退させて貰うわ。
(視界がまだ復帰しないため、先詠みは使えない。
幸いというか…相手は妖魔には珍しく闇が苦手のようだ。
相手に然程、追う気がないのも助かった。
糸を次々に足場にして蹴ると、乱雑な跳躍でその場を離れる。)
……ふぅ。
(暫く跳躍を続け、追っ手がない事を確認すると、近くの公園に入った。
夜闇に覆われ、街灯が照らし出すブランコに、身を委ねる。)
〔…よく耐えたな、凛。〕
流石に……死にたくはないからね。
あの妖魔……言葉の綾取りはともかく、実力は油断出来ないもの。
(軋むブランコの鎖にもたれかかり、跳躍で疲弊した筋肉を弛緩させる。)
【帰り際にお互いばったりという感じでどうでしょうかね?】
そう?それならこちらも助かるよ。
余計な仕事はしたくないからね・・・。
我が紡ぎしは言の葉の癒し・・・、届け、光の加護よ・・・。
(金色の粉が凛を包み、視力が完全に回復して行く)
それじゃぁな・・・。
もしもし、俺です。
回収は無事完了。
ターゲットには残念ながら逃げられました。
ま、またの機会に。
(本部への連絡をしつつ家路につく
帰り道にある公園に少女がたたずむ
久保 凛である・・・)
〔なんでこんな所に?〕
おーい、久保さーん?
(軽く手を振り)
【OKでーす、勝手に見つけちゃいましたけどw】
あれ、そう言えば目が回復してる……。
〔去り際に術をかけられたな…情けをかけられたか。〕
(クーの言葉に、少し眉を顰めた。)
ん…?
不破…君?
(呼びかけられ、驚いて顔をあげた。
まさか、こんな夜中に……学校の知人に会うなんて。
想定外の状況に、頭がはっきりするのに時間がかかった。)
…ど、どうしたの、こんな所で。
(それは自分の方もそうだろうに、そんな事を訊ねてしまう。)
へ?俺?
〔そういえば不自然だよなぁ・・・〕
あ、トレーニングってやつ?
軽く汗流してからって思ってさ。
(あはは・・・、と笑い)
で、そっちは?
そんな顔してさ・・・。
んー・・・。とりあえず何か飲み物でも買ってくるね。
(近くの自販機に向かって走り)
トレーニング?
そう……夜中なのに大変なのね。
私?
え、えっと…その、ちょっと眠れなくて夜風に当たりに来ていたのよ。
うん、そう。絶対。
(乾いた笑いを浮かべながら、適当に言葉を濁す。
自分でも何と意味のない言い訳だろう、と言ってから頬が熱くなった。
徹哉の方が遥かに説得力がある。)
…あ、うん…。
(どうも調子が狂うな…と徹哉の背中を見ながら、頬を掻く。
ふと、先程の目潰しで涙の跡が乾いているのに気付き、慌ててハンカチで拭っておいた。)
まぁ、部活だからね。
眠れなかったんだ・・・。
〔そして涙の跡・・・。
こりゃぁ、喧嘩してる方が楽だったかもな・・・。〕
さて、これと、これでいいか・・・。
(飲み物を購入して)
おまたせ、HOTウーロンとコーヒーどっちがいい?
(両方凛に差出し笑顔を向ける)
部活か……楽しい?
(楽しくもないのにするわけもないだろうが、何となくそう訊ねてしまう。)
まぁ……そのちょっとね。
(徹哉の視線は、何か違う勘違いをしているようだったが、
この際その方が有難い気もした。うまく調子を合わせ、言葉尻を濁して話題を切る。)
烏龍茶がいい…私、珈琲は苦手なの。
(スチール缶の烏龍茶を受け取る。
まだ肌寒い季節の夜に、温かな湯気が立ち上った。)
え?楽しいって言うか・・・、単純にファニーって言うかエンジョイな感じ?
(唐突に聞かれ)
えっと・・・、とりあえずウーロンね・・・。
(ひょいと渡し)
その、何?あのさ・・・。
大丈夫?何て言うか・・・。
あぁ、その・・・、うーん・・・。
〔苦手だ、非常に苦手だ、この手の話題・・・。〕
(後頭部をポリポリ掻いて、寧ろお前が大丈夫か?状態で)
……それ、どっちも楽しいと同義語だと思うわよ。
(何か、無理に英語を綴る徹哉に、苦笑した。
烏龍茶の少し苦味の混じった香りが、思考を落ち着かせる。)
……うん、大丈夫。
心配してくれて、ありがと。
(一生懸命に何か言葉をかけようとする徹哉に、思わず、口許が綻んだ。
感情など凍てつきかけていたと思っていた自分が、そんな風に笑みを浮かべる事が出来たのが
自分でも不思議だったが。)
……難しいよね、色々。
〔自分ではどうしても許せないんだけど、それに抗う力がないって……。〕
(星の輝く空を見上げ、呟く。
烏龍茶のせいで温まった吐息が白く夜気に流れていく。)
そうだな・・・、同じっちゃ同じなんだけどさ。
今だけの楽しみか、充実してる楽しみってとこかな?
大丈夫なら良いんだけどさ。
心配って久保さんだから心配してたんだけどね。
〔・・・あれ?〕
(自分の言葉を不思議に思い)
ふぅ・・・、まぁ、いっか・・・。
(凛の前にしゃがみこみ)
難しいねぇ・・・。
たしかに色々あるよなぁ・・・。
俺も脳天気に見えてそれなりにあるしな。
久保さんが言うと本当に色々ありそうな感じがするな。
正直そう言うオーラ出てるし。
(コーヒーを啜りながら顔を覗きこみ)
え?
〔私、だから…?〕
(徹哉の言葉に、不意に僅かに胸が高鳴るのを感じた。
だが、それは一般人を巻き込むのを避けなければという自制に抑え込まれる。)
…オーラねえ。
変わった事言うのね、不破君って。
(ブランコの囲いに腰を預け、烏龍茶を含む。
何気ない会話なのに、何だか凄く嬉しい事のような気がした。
自分はまだ、普通の世界に羨望を抱いているのだろうか。)
〔…もう、とっくに覚悟は決めているものだと思っていたのに、な…〕
(徹哉と会ってから、そんな覚悟が僅かながら揺らいでいるような気がした。
自分の心の弱さに、不甲斐なさを感じる。)
……お茶、ご馳走様。
(空になった缶を軽く振ると、くるりと手の中で回転させ、放り投げた。
缶は弧を描いて自販機の横の缶用のトラッシュボックスの穴の中へと吸い込まれるように投げ込まれた。)
そ、そう、オーラ。
〔ふぅ、気にしてないみたいだな・・・。〕
なーんだろなー・・・。
上手く言えないけどさ・・・。
なんつーか、我慢してない?
何を?とか聞かないでよ?
俺も分かんないんだからさ。
(凛に問い、自分も考えるように)
あぁ、お粗末様。
(凛の投げる缶を見ながら話し)
俺はさ、上手く言えないんだけど、
久保さんのそのオーラが気になって・・・。
何かを抑えてるような、悩んでる、抱えてるような・・・、
だから何でか分からないけど放っておきたくないとか、
笑ってくれりゃいいのにって思う様になった。
〔俺はクー・フー・リンとの決着をつけたいだけだったのに・・・
君がそれだけでなくさせているのかな・・・。〕
余計なお世話かも知れないけど、久保さんのためだけじゃなくて
こうしていると何となく俺も落ち着くんだよね。
不思議だな。
(力なく笑いつつ)
…我慢ね…そう、かもしれない。
でも…これ以上は訊かないでくれるかしら…。
(そう言うと、少し困ったような照れたような、力無い笑みを徹哉に向ける。
それは、自分にとっても言い聞かせるような言葉だった。
これ以上、優しい言葉を重ねられると、自制が崩壊しそうな気がしたから。)
〔もう……誰も巻き込みたくないの……〕
(心の中で呟き、腰を浮かせ、立ち上がる。)
ん、分かった…。
……ねえ。
送って貰っても……いいかな。
(何故だろう。
僅かな躊躇いの後、凛はそう徹哉に言葉を向けていた。)
(凛から目をそらさずに黙って話しを聞き
それから大きく一度頷いた)
(立ち上がる凛を引き寄せ抱きしめ
頭をゆっくり撫でると体を離し)
いいよ・・・。
(言うや否や額にかるくキスをして)
さっ、行こうか。
(ごく自然に凛の手を取り公園を出る)
【そろそろ〆ますか?】
ふ、不破……君っ!?
(ごく当たり前のような接触に、勘付く間もなく、避ける事も出来なかった。
いや、例え出来たとしても、していただろうか。
暖かな徹哉の抱擁と頭を撫でる感触に、身体が麻痺したように硬直し、
次いで頬が熱くなった。)
う、うん……。
(呆然と、口付けられた額を軽く指でなぞると、
俯きがちに、徹哉に手をとられ、公園を後にした。
何か言葉をかけられるでもなく、ただ、夜闇の中、染まった頬を気付かれないようにひたすら俯きながら。)
【そうですね、あと、不破さん、私、の一回ずつで〆ましょう。】
(暫く無言で歩き)
上・・・見てみ。
(夜空に星が広がり、ちょっとしたプラネタリウム)
綺麗だろ?下ばかり見てたら気が付かない。
上手く言えないけど、久保さんが下向いてて・・・
夜空に気が付かないような時があれば声かけるから。
(少し握る手に力が入り)
俺も結構弱い所あるから、その時は頼っちゃうかも・・・、なんてね。
(笑顔で凛の顔を見て)
っと、久保さん家ここだっけか。
今日は話せて良かった。
(凛の頬に掌を当てて)
それじゃ、また学校でな!
(ピッと指を立て別れの挨拶をすると学生寮を
目指して走り去る)
〔どうしてこんなに気になるんだろう・・・〕
(恋とも友情とも分からない不思議な気持ちを抱きながら
家路へと向かった)
【長時間ありがとでした!】
【これからどうなるのか自分でも分かりません^^;】
【また機会があったらよろしくお願いします!】
【おやすみなさ〜いノシ】
そ、そうね…。
(言葉では頷きつつも、熱くなった顔を見られるのが怖くて、顔を満足にあげられなかった。
徹哉に顔を背ける形で空を見上げるようになってしまう。)
あ、うん…ありがとう…。
(徹哉の笑顔に、胸が締め付けられる思いを感じる。
先程までとは比較にならない、様々な感情が彼女の胸中を支配していた。)
おやす、み……。
(走り去っていく徹哉の背中を見つめ、深く溜息をついた。
既に寝ているであろう真空を起こさぬよう、音を立てず自分の部屋に入ると、
今日は彼女が自分の寝台に入り込んでいない事を確認し、普段着のまま寝台へと身体を埋める。)
……どうしよう、私っ、私の覚悟っ……崩れて、きちゃう……。
(理由も分からず、涙が溢れた。
しゃくりあげる音を真空や誰かに聞かれるのを怖れるかのように顔を枕に埋める。
ぐちゃぐちゃになった思考の中、ひたすらに堪えるように涙を流し続けた。)
〔凛……〕
(古の騎士は、何もかける言葉を見つけられず、静かに心の内で凛を見守り続けた。
その一晩中、ずっと…。)
【お相手有難う御座いました。】
【まさか、ここまで進行するとは思いませんでしたが…(笑。】
【それでは、おやすみなさいノシ】
【こんにちは、お邪魔して待機させていただきますね。
とりあえず13時まで待機させていただきます。】
【初めましてこんにちは】
【お相手良いでしょうか?】
【はい、いいですよー。
どういう感じにしましょうか? 雑談かバトルかー……】
【雑談…ですかね】
【こっちが妖魔との戦闘で苦戦している時に優希さんが
助けに入って、その後情報交換、というのはどうでしょう?】
【じゃあ、それで行きましょう】
【導入部はよろしく頼んでもよろしいでしょうか?】
【分かりました、では…】
(草木も眠る丑の刻のある公園、鬼のごとき剛腕をした少年は、
膝をつきながらも自分の体躯の何倍もある妖魔と戦っていた)
うおおぉぉっ…!
(雄叫び叫んで腕を振り上げ、風切り音を立てて妖魔に攻撃を仕掛けるも、
妖魔はそれを易々と受けとめ、腕を縦に薙いで少年を吹き飛ばす)
ぐ……うぅ……
(唸り声を上げて体をうごかそうとしても身体中の激痛が
それを許さず、ただ妖魔が近付くのを見るだけだった)
啼け―――…闇烏!
(大きく跳躍して遠矢の前に降り立つと同時に氷の波を撃ちだして
近寄る妖魔を薙ぎ払い、退けさせる)
大丈夫ですか!?
……妙に妖気を感じると思えば、一人で戦っているなんて驚きましたよ。
(目の前の妖魔を睨みつけながら、口調は軽く自分の後ろの青年に声をかけて)
まだ、戦えますか? この状況で無理をするな、とは言えませんので―――。
(冷水を額から流しながら、不敵な笑みを浮かべる。―――要するに、意地だ。
この妖魔を斃すという意地だ)
【間に合わなかった・・・】
…っ!?
(女の子の声と強力な力が突然出てきて、妖魔を圧倒する)
は、はい…大丈夫です……。
(歯を食いしばり、膝が笑いながらも何とか立ち上がってみせる)
あの妖魔…図体はデカイけど、中々素早く強いですよ……。
どっちかが気を引かないと……
(突然出てきた少女や気になる事はあった。しかし今はそんな事を
気にしている暇はなく、一方で妖魔は低い声を上げて立ち上がる)
そうですね……。
素早さにはあまり自信がありませんが……
(苦笑して遠矢を一瞥し)
あなたのその怪我じゃ囮役、というわけも行きませんしね。
ですが、一撃大きいのをかましてくださいよ。
私も……どこまで耐え切れるか分かりません…から!!
(そう言うと駆け出して、妖魔に突撃する。
もともと細かい動きは苦手だ。ならば、攻撃を小出しして、翻弄するしかない)
せいっ…セイッ…はぁぁああぁっ!!
(次から次へと氷の刃を飛ばして、少しずつだが妖魔の四肢を凍結させていき
動きを鈍らせていく。だが、妖魔の動きも鋭く重い一撃が次々と降り注ぐ)
ううっ……くうううっっ!!
(なんとか、剣で防御するものの、もともと華奢な身体だ。どこまで持ちきれるか分からない)
>599
【……何が間に合わなかったんでしょう?】
【今から乱入するのは無理だろうか?】
【無理なら退くが・・・】
>602
【別に私は構いませんよー。遠矢さん次第で。
ただ、最初に「間に合わなかった…」とか言うよりも、最初からそう尋ねてくれた方がよかったんですが…】
>603
【悪い、言い方を間違えた。わかりずらかったな】
【佐々木とやりたいネタが少しあったもんで】
【やはり乱入はやめておく。時間がかかり過ぎるだろうし】
【邪魔して悪かったなノシ】
分かった、何とか仕留めてみせるよ…!
(少女が大剣を振り上げて刀身から冷気を飛ばし、時に妖魔の一撃を耐えていくのを窺いながら
目の前の敵に夢中になっている妖魔の死角に移動し、足と腕に力を込める)
…行くぞ……!
(敵は背後に無防備を晒し、少年は一気に跳躍し腕を振るう――)
(妖魔は背後の脅威に気付くも殺なに気付くのが遅れ、
胸を貫かれ、唸り声を上げて灰塵へと帰していく…)
何とかして…倒せたな……。
(弱々しい笑みを浮かべ、共闘した少女にそれを向ける)
>>604 【ごめんなさい、リロミスしてました…。またいつか…ノシ】
ふぅ―――……やっぱり。
(ぐっと、剣の柄を握り締めて。
真空の説明にあったとおり、この魔剣は体力を減らすようだ。
もう少し、体力をつけなければ―――と、ふいっと遠矢へと改めて顔を向けて)
ええ、お陰さまで何とかなりましたね。
っと……申し遅れました。私は佐々木優希と言います。
……はじめまして。
(軽く笑みを浮かべて手を差し出して握手を求める)
>604
【こちらこそ申し訳ありません】
【また機会があればよろしくお願いしますノシ】
あ…うん、君のお陰で何とか倒せたよ。
ありがとう……。
(少女が自分の名を名乗り、握手を求めてきた)
…俺は、朝山、遠矢。
こちらこそよろしく。
(握手に答えようとする。が、)
あ………
(自分の腕がまだ変化している事に今更気付き、鬼の様な剛腕で握手しようとしていた)
(とっさに腕を引き、腕を人のそれに戻す)
…ごめん……
はい、朝山さん、よろしくお願いしますね?
(手を伸ばして握ろうとしたら手を引かれて首をかしげる)
……はい? なんで謝るんですか?
(可笑しそうに吹き出して笑い、改めて握手して)
よろしくお願いしますね。
別にそれがなにかは聞きませんよ?
妖魔と人間のハーフなんてほかにもいますし…
それ以上にビックリ人間が沢山いるのに、今更驚いてたりできませんしね?
(苦笑しながら肩を竦ませて)
え……?
(少女の吹き出した声を聞き、呆気をとられる)
(そのまま握手をし、少女の柔らかな体温が伝わる)
ビックリ人間、か。
それに他にまだ人に知られている半妖がいたんだ…。
(自分以外の半妖が知らている事を初見の少女から聞き、驚きを隠せない様子でいる)
佐々木優希さん、でしたか。
君は、何かの組織に属しているのか?。
(少女の持つ不釣り合いな剣を見つめながら問掛ける)
>610
いえ、一般論としてですよ。
妖魔の中には友好的な者もいますし、そういう可能性は高いというだけです。
それに、妖魔との中を取り持とうとするヒトもいますし……
(そう言って尚のことを考えて)
それに妖魔以上に力を振う人間もいますしね。退魔士となると。
…ええ。私ですか?
私は別に組織には属してませんが……。
まあ、組織とはコンタクトを取って情報をやりとりしたいとは考えてますけどね。
―――あ…これですか?
これは知人から貰ったんですよ。これが私の力≠ネんです。
(苦笑を浮かべて大振りな大剣を掲げて)
>>611 一般論、か……。
(少女の言葉を反芻するように口にする)
(自分の幼い頃には聞くことが無かった“一般論”であった)
(だが、自分の考えている通り少しずつ世の中は良くなっている。そうふと安堵する)
妖魔以上、か。
(ふと、自分の中で一度だけ会った炎神を思い出す)
確かに…俺はまだ、世の中を知らなすぎるかも……。
組織とのコンタクト、か…。
独自で行動する一般人にも協力する組織はいるって訳か。
剣に込める力か。
俺みたいに体を変えるんじゃなくて鋼を触媒として闘うのか。
それに冷気も使うなんて、体に負担をかけるのじゃあ…。
(少女の秘めたる力とそれを内包する体を見つめながら、信じられない風に言う)
>612
そんなこと言ったら、私だって視野はまだまだ狭いですよ。
(苦笑して、そんなことはないと否定して)
ええ、もっとも、まだきちんとコンタクトは取れてないんですけどね。
ですが、そのうちに取っておかないと自分の身は守れないと思いますしね。
ええ。ありとあらゆる大剣を扱いこなす能力と…ほんの少し氷の魔術が扱えるぐらいです。
冷気と言っても大掛かりな魔術は使えませんし、威力もたかが知れてます。
―――だから、まだまだ未熟ですよ。
>>613 未熟――。
そんな事、無いと思いますよ。
(少女の自信なさげな言葉を聞き、それに対して励ますように言葉をかける)
人を助けるのに未熟とかそういう違いは無いと、そう思います。
現にさっきの戦いだって、
あの妖魔に押されていても君は一歩も引かなかったし、
それに強くなるのはこれからじゃないのかな。
もっと、自分に自信をもっても良いと思うよ。
>614
いえ、事実として未熟だから仕方がありません。
……事実は事実として受け止めなければ、自分が死ぬだけですから。
死ぬことだけは許されない、私の意地にかけても。
(ありがとうございます、とにこりと笑って)
そうですね―――。もっと強くなりたいです。
他の誰かを助けられるぐらいに、もっと。
……自信、ですか。
それなりには持っているんですが、力不足なのは否めませんしね。
だから、もっと実力つけてから―――、ですね。
>>615 …そうですよね。
結局こういう世界は力がモノを言うから……。
でも、それでも………
(何かを言おうとするが、そのまま口を紡ぎ、
少女の笑顔を微笑みかえし、軽く会釈する)
実力をつけるなら誰か訓練相手が必要ですね。
実戦の死線をくぐり抜けたらそれもそれで強くはなると思いますが、ハイリスクハイリターン過ぎますね…。
(少女の力の欲求を前に、自分に何が出来るか思案する)
>616
一応周りのヒトに訓練は積んでもらっているんですけどね?
実戦も必要だと思いますけどね……。
それでも頑張って力を強めていきたいですね。
勿論―――…それだけではいけないとは思いますけど。
>>617 周りの人?
君みたいな同じ退魔士が周りにいるのか。
世間というは意外に狭いものなんだな……。
それだけ……?
(少女の、ふと漏らした一言が耳に入り、思わず口にする)
>618
ええ、まあ……。
でも、昨今妖魔の活動が活発で、退魔士はそう珍しくないと思いますけど…
もちろん、一般人からすれば、珍しいどころか、胡散臭い話と
思っている方もいらっしゃるかもしれませんけどね?
ええ―――、力だけ手に入れてそれを振うなら妖魔のそれと一緒です。
だから、その力を持って何をするのか良く考えて―――
そして、その力に魅入られない心の強さもなければいけないと思うんです。
>>619 退魔士の活動が活発に?
(最近出動もなく、そんな話は初耳だった)
まあ妖魔も退魔士も、そういった現状を知らない人には信じようがないな。
魅入らぬ力、か。
自分の力に高慢にはならないようにしないとな…。
(自分の内に眠る妖魔としての力に自分も溺れぬよう、自身に問掛ける)
>620
ええ、最近はよく妖魔の出現場所で退魔士の方とよく会いますよ?
そう、ですね―――……だからこそ、私たちのような者が戦っていかなければ
ならないのではないでしょうか?
まあ、そんな話も、力がついてから初めてできるようなものですけどね。
(苦笑いして、ふぅっとため息をして)
さて……そろそろ帰りましょうか。
もう、妖魔も退治できたことですし……
退魔士とよく会う……
(ふと、自分が初めて出会った退魔士の姿が思い浮かぶ)
また…会えるかな……
そうだな、力があるものが戦わないと……。
そしてその中で力をつけないと…。
そうですね、退魔士でも、戦いが無かったら一番ですし……。
(そう言い、大分再生した体を起こし、足を踏み出し、歩き出した)
【次で〆ですね?】
ええ、力がないヒトたちのために、私たちが。
そうですね……戦うことがなければ一番いいんでしょうけれど。
(軽くため息をつきながら、踵を返し)
さて…と…明日は学校ですし、早く寝なくちゃ…
それじゃまた会うこともあるでしょう―――。その時まで無事でいてくださいね?
それでは、お休みなさい。
(小さく笑うと大きく跳躍して、屋根伝いに家へと帰っていった)
【それではこんな感じで此方は締めようかと思います】
【お付き合いありがとうございました…ではまたッノシ】
はい、またお互い生きていたら、いずれ…。
(屋根伝いに帰って行く少女を手を振りながら見送り、姿が見えなくなるまで見つめる)
佐々木優希…か……。
(彼女の名前を確認する様に言葉にする)
(ふと、自分も学校とかに通っていける立場だったら、彼女や
他の人とこんな殺伐とした世界で話すこと無く談笑するのだろう)
…行こう……
(そう彼は思わず考えしまうも、それは自分のただの夢だと思い、うつ向きながら帰路へとついた……)
【はい、久々の参加レスをありがとうございました】
【本当に久々でレスが遅れ気味ですみませんでした……】
【では、またいつか…ノシ】
【それでは待機させていただきますね】
(夜の町を当て処もなく歩きながら、クン、と鼻を鳴らす)
雨気がありますネ。
一雨来そうですが……どうしますか、そこの方?
(誰もいないように見える闇に声をかける)
【では、よろしくお願いします】
【すみません、誘っておいて失礼なんですが、急用で25分ほど落ちてきます】
【…申し訳ありません…orz】
……バレたようね。
流石、七妖会……と言ったところかしら?
(黒尽くめの忍び衣装に身を纏った女性が影から現れている)
たしかに、デートには不向きの天気よね。
でも、それでも女はデートに連れて行って貰いたいものなのよ。
(そして懐から短剣を二つ取り出して逆手に構える)
【ただ今戻りました…ご迷惑をおかけしましたっ】
>>629 七妖会?
ああ、ボクはあれらとは無関係……と言っても信じそうにないですネ。
そちらは天洸院でしょうかネ。
それと、その程度の隠行では意味がありませんヨ。
ニンジャもどきのお嬢さん?
(小馬鹿にしたような笑みを浮かべる)
デート、ねえ。
血なまぐさくなりそうですが、それでも、デートですカ。
(構えも取らずに無防備に立ったまま)
【お帰りなさい。だからお気になさらず、と】
>>630 ……どちらにしろ、貴方は人間の敵。
へぇ……凄いじゃない。貴方、探偵職にでも就いたらどう?
(動揺も見せずに不敵な笑みを浮かべて)
あら、なら私もまだまだってことね。
でも、貴方を殺すぐらいの技量は持っているつもりよ。
そうでなくても―――命と引き換えに貴方を殺す覚悟ぐらいは出来ているけど。
(挑発に乗らず軽口を叩いて)
男と女が一緒にいるだけでもデートっていうもの…って誰かが言ってたわね。
兎も角……付き合ってもらうわよ。
(タンッと飛び跳ねると瞬時に頭上から短剣を突き刺そうと振り襲っていく)
>>631 人間の敵、デスカ。
ボクは極めて人間らしく生きているだけなのですガネ。
(わざとらしく肩を竦める)
命と引き替えに、ねえ。
大言は止した方がいいですヨ、小物に見えます。
(にんまりといやらしい笑みを浮かべる)
なるほど、ならば少々デートと参りましょうカ。
戦舞と言うデートと、ネ。
(鋭い短剣の斬撃。だが、契約者たる竜斗の動体視力と反射神経はその速度を易々と凌駕する)
(最小限の動き、それだけで短剣は空を切る)
(その様は、まさに舞のよう)
>632
嘘もそこまでいくと大したものよね。
まあ―――、どうでもいいことだけれど。
…別にどうでもいいわよ。
大局で勝利すれば、屈辱でも何でも受けるわ。
(フンと鼻を鳴らして―――)
(チッと小さく舌打ちをすると、続けざまに連続に刃を振っていく)
(距離を離されると、苦無を無数に放つ)
―――セイッ!!
>>633 欲望のままに生きる……人間らしいと思いませんカ?
(にやにやと笑みを浮かべながら軽口を叩く)
勝利できれば、ネ。
……この、ボクに勝利できるとでも?
(短剣は一筋たりとも笑みを刻んだままの竜斗にはかすりもしない)
(幾度めかの回避の後、退屈そうに距離を取る)
(だが、その竜斗に迫る苦無)
本当にニンジャもどきですネ。
(ひゅんひゅん、と風が動いたかと思うと、苦無は全てそのベクトルを真逆にして女に向かう)
【二指真空把、と言うことでw】
>>634 欲望そのものは否定しないけど―――
それを理性で抑えてこその人間でしょう?
あなたのやっていることはただの獣よ……!
できる、できない…そういう問題じゃないわ。
勝利するの。―――じゃなきゃ、私の意味はないわ。
(冷静に翻ってくる苦無は叩き落として、真っ直ぐそのまま駆け抜ける)
―――シッ…!!
(急所を狙って全て攻撃を放っていく。息もつかせぬまま、短剣をふるって)
>>635 獣、カ。
なるほど、確かにそうかも知れマセンネ。
ですが……所詮は人間も獣ですヨ。
意味、ククッ、意味ですか。
意味などすぐにすり替わる不確かなものですヨ。
(相変わらず軽口を叩きながらかわすが、気迫に押されているかのように後退していく)
(後退していく先には月明かりに水面を輝かせる池がある)
>636
フン―――…
獣と同じなら、今頃世界は破滅してるわよ。
知性と理性と感情があるからこそ、人間は人間なのよ。
戯言を。
貴方みたいに本能で生きる獣なら、確かにそうかもしれないわね。
――――――……シッ!!
(的確に的確に攻撃を放っていく)
(しかしなかなか攻撃に当たらない焦りからか、周りの状況に気がつかず)
これでッッ……!
>>637 下らないことを言いますネ。
では何故こうもこの地球(ほし)は腐っているのですカネ?
妖魔の仕業とでも?
戯言ですか。
まあ、すぐに戯言か否か、わかりますヨ。
くぁっ!!ば、バカな……
(一つ一つが必殺の意志を込めた鋭い斬撃)
(ついにその一撃をかわせず、竜斗の身体に刃が突き立つ)
>638
ええ。そうね―――って言ったらどうする?
……そのくらい分かっているわよ。
けどね、だからといって、簡単に人間の人生を狂わせていいものではないわ。
………はぁ、はぁ……終わった……?
(胸に短剣を突き刺し竜斗に跨ったまま、大きく息を漏らす)
(だが、あれだけ大口を叩いていたのだ、これで終わるわけがない)
(ずるっと刃を引き抜きながら警戒し、辺りに気配を配る)
>>639 (くすくすと笑い声が聞こえる)
おや、油断しなかったか。
残念。
(木の幹に身を預けた竜斗が女を見ていた)
(先程確かに仕留めたはずの竜斗、だがその身体がどんどん実体を失い……)
(水に還る)
さて、二ラウンド目かな。
ようこそ、ボクの領域(テリトリー)に。
(その言葉を合図に池の水が爆発でもしたかのようにはじけ飛び、飛沫が意志持つモノのように女に襲いかかる)
>>640 な―――……きゃあっぁああ!
(斃したはずの竜斗を確認する間もなく、水の飛沫に吹き飛ばされる)
……く…ッ!
(これはいよいよ拙くなってきたな、と悟ると)
余裕はないということね……!
なら、その力を出す前にしとめてみせる―――!!
(ダンッ、と今までより一番強く大地を蹴り飛ばすと、一気に竜斗の懐へと飛び込む)
>>641 ほほう、速い速い。
だがね、すでにもう遅い。
(右眼が赤く輝いたかと思うと、身体に付着した水がまるで拘束具のように女の身体を縛る)
>>642 な、何ですって―――…!?
(急に動きを止められてガクンと前のめりに倒れる)
くっ、くぅう……このっ……!
(なんとか、振りほどこうとするが、どうにも出来ずもがくだけ)
>>643 無駄だ。
人間の力ではそれは解けない。
(赤い瞳で射抜きながら、女に近づく)
さて、先程アナタは意味はそう変わらない、と言っていましたネ。
その言葉、試してみましょうカ。
(女の身体を拘束する水がするすると伸び、乳房と股間を覆う)
(その状態で微細な動きを始める)
>>644 何を………
ふざけないで……っ! 辱める気なのっ!?
辱めるくらいなら殺しなさいッ!
(強気の視線で睨みつけながらも抵抗し続けて)
ん……くぅうう……!
こ、こんなことで……終わりだなんて……!
(髪を縛っていた紐が解けてふぁさと地面に黒く長髪が広がる)
>>645 これは辱めではありませんヨ。
アナタを新生させる儀式デス。
そう、終わりではなく、始まり。
ボクの忠実な下僕としてのアナタのね。
(女を刺激する水の表面がとろとろと溶け、媚毒となって染みこんでいく)
>>646 何をふざけた事を……!
誰が貴方のしもべですって……!?
(何とか脱出しようと試みるが、身体を拘束されどうしようにもない)
(と、その瞬間に媚毒の効果が出てきたのか、がくんと力を抜けて)
な、なに…これぇぇ……んぅっ…はぁぁっ…!
あ、あなた、何をしたのよぉ……っ…!
(頬は紅潮し、どくんどくんと動悸が早まってくる)
>>647 ボクの能力は水を魅了し操ること。
ただの水もボクの心一つで女を狂わせる魔性の毒となる。
知らなかったかい?
(女を嘲弄するように見下ろす)
さて、と。
まずは名を聞こうか。真名を、ね。
(右眼が輝きを増し、女の隠している真名を口に上らせようとする)
>>698 卑怯臭いほど反則的な能力ね……
(息を荒げながら、軽口を叩いて)
さすがに知らなかったわ…私の調査もまだまだね…。
くぅううっ……はぁ…ぁ…
こ、こんなことで名乗るとでも思っているの…?
んくううぅうぅううっ………!!
(強がってはいるが、だんだん快感は全身を襲ってきて…)
650 :
水上竜斗 ◆QdNeELIrdA :2006/03/05(日) 21:52:55 ID:L74CLso+
>>649 魔王との契約ですカラネ。
まだ安い能力とは思いますガ。
喋らなければ脳に直接聞きますガ……
そうなるとアナタ、もうただの肉の塊になってしまいますヨ?
そうなったら……
(指をくいっと動かすと女を愛撫する水の動きが激しくなる)
この快楽も感じられなくなります、いやでしょう?
だから、ほら。
言って、しまえ。
(右眼が女の魂すら射抜くほど輝く)
>>650 魔王? ……本当、どこまでも卑怯ね…。
これじゃあ、私ひとりじゃ叶わないはずよ……。
くっ………。
私の名前を知ったところでどうするつもりよ……
んふっ…ふぁぁああぁぁ―――っっ♪
(びくびくんっと身体を跳ねさせると、先ほどまで強気だったのが
語気も弱々しく、小さく口を開く)
(さらに、瞳を射抜かれて、身体は硬直してしまい)
わ、わかったわよ………言えば良いんでしょう?
私は、夜宵……群雲夜宵……。
652 :
水上竜斗 ◆QdNeELIrdA :2006/03/05(日) 22:03:56 ID:L74CLso+
>>651 だから、大言、と言ったのですガネ。
何人来ても同じですヨ、アナタ程度ではネ。
なぁに、意味を少し書き換えるだけですヨ。
そのための前段階にネ。
(真名を聞き、ほくそ笑みながら口の中に何かを呟く)
(そして、夜宵の頬を掴み、口を無理矢理開けさせて……唾液を口内に吐きつける)
(真名に合わせ、最適に調整された「毒」が夜宵の魂すら犯しつくし、快楽に染め上げる)
>>652 ふん、言っておきなさい。
―――予言してあげる。
いつか……私じゃなくてもきっとどこかのだれかが貴方を討つわ。
んっ…ふぁ……にゃ、にゃにふんのよぉっ……
んくっ、ごくっ……こくっ……
(吐き出すことも出来ず、仕方がなしにその唾液を飲み込んでしまう)
(瞬間、どくんっと大きく身体は跳ねて、瞳の光は失われてしまう)
あ、ぁあぁあっ! あぁぁあああぁぁっぁっっっ…うゎぁぁあぁああぁっっ!!!
や、やめてぇぇぇッ…お、おかしくな、なるっ……や、やだっっ…!
ひゃ、ぁ、はぁぁっっ…や、…………ッ!
(涙を浮かべ首を振るが、内側から犯されていくような感覚に前後不覚に陥る)
654 :
水上竜斗 ◆QdNeELIrdA :2006/03/05(日) 22:18:17 ID:L74CLso+
>>653 いずれはそうなるだろうネ。
だが、それは今ではない。
それに、そう容易く滅ぶ気もない。
(その瞳に浮かぶのは、自信と誇り)
(自らの魂を悪と知りながらなお、自らを誇る強い心)
クク、それでいいのですヨ。
魂の奥底まで溺れてもらわねば……意味を書き換えにくいですからネ。
(前後不覚に陥った夜宵の頭を掴み、体液を使い脳に直結させる)
群雲夜宵、お前はボクに仕える忠実な間諜。
ボクの命に従うことに何よりの悦びと快楽を覚えるメス。
ボクの言葉は全て真実、神の託宣。
群雲夜宵、お前の生きる「意味」は……ボクに隷属すること!
(電流のように言葉が夜宵の脳と魂、そして身体を走る)
>>654 ……その意志が違う方向に向いていたら
いい男になってたかもしれないのに、勿体無いわね……
(苦笑を浮かべて)
あ………あぁあぁぁぁぁっ!
ぁ、ぁぁっぁぁぁっっ―――……!!!
ひっぁあああああっぁあぁっっ………あぁぁっ!
(裏返った悲鳴をあげながら、四肢を痙攣させ、くたりと脱力する)
………………。
…………。
……。
(しばらく気絶していたが、ぱちっと瞼を開けて、ぼんやりとした頭で周りを見渡す)
…………こ、ここは……。
あ……御主人様……ぁ………。
(全てを書き換えられた夜宵は、自分に仕えるべき主人の姿を見つけて嬉しそうな笑みを溢す)
>>655 今でも充分いい男ですヨ。
すぐに……アナタにも理解できるでしょうガネ。
ふむ。
(夜宵の反応にほくそ笑み)
夜宵、「いつものように」天洸院の動きを話せ。
一切隠さずにネ。
……ちゃんと報告できれば、ご褒美をあげますからネ。
準備しながら報告しなさい。
>>656 は、はぁい………。
わ、分かりました……。
(黒装束の紐を解き、ストンとズボンを落とすとショーツの上から
秘裂を指でなぞりながら、ぽつぽつと言葉を漏らしていく)
ん……天洸院は…その特性のためか、端末の退魔士同士のコンタクトが
うまく取れていないみたいです。だから単独行動も多いです…んっ…。
また……天洸院自体妖魔に対してあまり動きを見せておりません……。
(など、その他知る限りの詳細を報告して)
>>657 ふむ……ならボクにとってはまだ驚異ではないようですネ。
だが、どう転ぶかわからない。
夜宵、アナタはそのまま諜報を続けなさい。
ボクの目と、手となり働くのです。
(赤い瞳が夜宵の魂にさえ命令を刻んでいく)
さて、ではそろそろご褒美をあげましょうカ。
そこの木の幹に手をつきなさい。
>>658 はい…分かりました。
ではこのまま調査を続けます。
……はい、それが私の喜びですから。
(にこりと微笑を浮かべて、頷きを返して)
は、はぃ……ご褒美ください……♪
(うっとりとした表情で、頬を赤らめて言われるとおりに、ショーツを脱いで
木の幹に手をついて、自分からおねだりするように、意外に豊かな尻肉を震わせて突き出す)
いやらしい、雌犬にご褒美くださぁい……っ♪
>>659 いい心掛けデス。
せいぜい励みなさい。
……ボクのためにネ。
フフ、いやらしくなりましたね。
先程までのアナタとは……大違いですよ。
(夜宵の脳裏に先程までの自分を映し出しながら、尻肉を掴む)
群雲夜宵は、ボクの何ですか?
ちゃんと言えればご褒美をあげますヨ。
(秘所を陰茎でつつく)
>>660 あぁ…そんな意地悪いわないでください…っ。
(恍惚の笑みを浮かべながら目を細めて舌を口から垂らす)
わ、わたしは……群雲夜宵は水上様の牝豚…家畜奴隷ですっ…!!
だ、だから、御主人様ぁっ……哀れな奴隷にぃっ…ご褒美をくださいぃっ…!!
(まるで犬のように舌を出しながら、涎を垂らし淫欲をあらわにする)
>>661 意地悪も何も事実ではないですカ。
ですが……
生まれ変わったアナタにはもう関係ないことですネ。
(夜宵の言葉に笑みを深めて)
いいでしょう。
アナタの忠義に応えて……「一突きごとに絶頂する」ほど犯してあげますよ。
(夜宵の秘所を一気に陰茎で奥まで貫き通す)
>>662 ひぃぁっ…!!
ああっ―――…御主人様のものが…あぁぁっっ!
こんなに逞しくて…あぁっ…くうぅううっんっ♪
ペニスがごりごりぃっって…わ、私のなかをめちゃくちゃにぃっ…!
(秘裂とアナルがどちらもわななき、ぱくぱくと物欲しげに口開く)
(肉棒で奥まで貫かれて、身体はびくびくっと振るえ肉棒を締め上げる)
んふぅぅん! ご、ごしゅじんさまぁぁぁぁっ…! す、すごすぎますぅううっ!!
(涎をだらだら口の端から垂らしながら、自分から求めるように尻肉を動かす)
>>663 この程度で凄いと言われても困りますネ。
まだこれはヒトの領域の快楽デスヨ。
ボクの忠実な下僕になった夜宵には……魔の快楽をあげましょう。
(ペニスがわななき、まるで自らの意志を持つかのように蠢き始める)
(同時にアナルにもペニスと同じ太さに調整された水がペニスと同じ固さで侵入していく)
>>664 あ、ああぁぁっ…!!
(肉棒が蠢き、アナルにも水が挿入された瞬間目を見開き、喜悦の表情を浮かべる)
あああああああっッッ…! おまんこもっ…お尻の穴も気持ちよすぎるっ…♪
ご、ごしゅじんさまぁぁぁっ!! う、うれしいですっ…気持ちよくて、気持ちよくてぇぇぇぇっ!
(秘裂からは愛液があふれ、アナルも腸液が少しずつ垂れてくる)
こ、こわれちゃいそうぅううっ……♪
おまんこもぉぉぉっ、お尻もぉおぉおおっ!!
(犯されるたびに快感はこみ上げてきて、快楽が身体を包み込む)
(焦点は定まらず、自分で片手で乳房を揉みしだきながら腰を動かして)
>>665 この快楽を味わいたいなら、決してボクには逆らわないことデス。
忠実な下僕であり続けなさい。
(ペニスが螺旋を描きながら夜宵の膣を余さず犯し、ついには子宮にすら侵入する)
(アナルに侵入した水は直腸を満たし、逆流するかのように内臓を満たしていく)
(激しい交わりは夜宵の身体を激しく木の幹に叩きつける)
(だが、それすら快楽に変わっていく作り替えられた夜宵の身体と心)
夜宵。
そろそろ精をあげましょうカ?
欲しければ、淫らに、メスブタらしくねだりナサイ。
(犯され快楽に蕩けた心さえも弄くり犯しながら言う)
>>666 は、はいっ……や、夜宵は…一生竜斗様の下僕ですッ…!!
す、すごひぃっ…♪ おまんこもぉ、お尻も、いっぱいぃいいっ!!
お、お腹が膨れちゃうっ…んふぁあっ、ぁぁっ…♪
(膣を余るところなく犯され、腹部は妊婦のように膨れ上がる)
ひっ、ひぃいいっ…も、もっと激しくしてくださいっ…っぁう!!
(激しくすればするほど、快楽は呼び起こされ、更なる快楽を求めてねだる)
あ…は、はひぃ…!!
竜斗さまぁぁっ…このいやらしい変態豚にッ…せーえきをお恵みくら、さいぃいっ!!
夜宵をイカせてくださいぃいいいいっっ!!
(まるで獣のように吼えて、我慢ができないと言わんばかりに腰を擦り付ける)
>>667 フフ、殊勝な態度デス。
その言葉、忘れないようニ。
(膨れた腹を撫でながら膣と内臓をぎちぎちに満たしていく)
いいでしょう。
その卑屈なメスブタの心、忘れないようにシナサイ。
(夜宵の身体を半回転させ、アクメ顔を見ながら胸を掴み、状態を上げさせる)
(そうして腰を入れ、膣に全て埋めた状態で、子宮でとぐろを巻くペニスの先端から大量の精を吐き出す)
(同時にアナルを攻めていた水が、腸内の全てと一緒に引き抜かれる)
(注がれる快楽と排泄の快楽、そして隷属の快楽が夜宵を魔の絶頂に導く)
>>668 は、はひぃいいっ…! ふぁ、はぁぁっ…!!
め、牝豚……、っ…いくっ…いっちゃいますぅううっ…!
ふぁ、ああっ…あ、ふぁぁああぁああっぁあぁっっ―――…!!
ご、御主人様ぁぁぁぁぁぁあぁああっッ♪
(中に出される快感と、腸内を全て吐き出す排泄の快楽にアヘ顔を晒しながら絶頂を迎える)
(今まで味わったことの無い快感のためか、脱力してしまい、ずるずると木の幹にもたれながら倒れていく)
はぁ、はぁぁ……御主人様ぁ……
(うっとりと目を細めたまま、主を呼んで、四つん這いで足元に擦り寄る)
>>669 (たっぷりと夜宵の膣に精を吐き出し、ペニスを抜く)
(抜いたそれは太く逞しくはあったが、人のモノに見えた)
どうしました、夜宵?
(足下に擦りよってきた下僕に冷たい視線を向ける)
>>670 これからも…夜宵をお使いくださいね?
夜宵は…御主人様の牝豚ですからぁ……。
いつでもご奉仕させていただきます……
(うっとりと呟いて、くるっと回転すると、尻を高く掲げて)
そ、それでお願いがあるのですが……そ、その、もっと牝豚らしく…
夜宵を調教してくださいませ……
【こう言っていますが、そろそろ締めましょうかw】
>>671 やれやれ、少々壊しすぎましたカ。
仕方ありませんネ。
(夜宵の尻を掴み、肉体自体を媒介に夜宵の意識に侵入)
(淫欲に溺れる意識はそのままに、冷徹な忍びとしての意識を被せていく)
……夜宵、タチナサイ。
これから、週に一度はボクに報告を入れるように。
イイデスネ?
【では、締めに向かいましょう。仕事を命じると冷徹な意識を持つと言うことで】
【根本はすでに堕ちきってるので、少し刺激するとメスブタモードですがw】
>>672 (スッと目が細められて、氷のような冷徹な瞳の光が宿り)
―――分かりました。水上様。
全ては水上様のために……。
今回のことは追撃に失敗、とあちらには報告しておきます。
では、私はこれにて―――。
(すると音も無く姿を消して、夜闇に姿を消していった)
【それではこちらはコレで締めにさせていただきます】
【あはは、その時はゆっくり楽しみましょうw それでは一応ここはこれで…どうもお付き合いありがとうございましたノシ】
>>673 これで少しは使えそうですネ。
(闇に紛れた夜宵を見、満足げに呟く)
さて、では帰りましょうカ。
……掃除をしてからネ。
(数刻後、水に溶けていく男たちに一瞥をやってすぐに視線を外し、去っていく)
【こちらはこれで。どうもありがとうございました】
【またそのうちヤリましょうw】
【こんな時間だが、一時間ほど待機】
【こんにちは。御影さん】
【ちょっと、御影さんに対して盲目的愛な性格のキャラ】
【を、してみたいんですが構いませんか?】
【こんにちは】
【盲目的な、か。試しにやってみてくれ】
【よろしくたのむ】
【・・・・もしかして、もういない?】
【もう少し待ってみる】
【待たせてごめん】
【今、簡単にテンプレ作成してるけど】
【便宜上で姉設定とかってあり?】
【
>>4で言ってるが、家族が離散してるからな】
【詳しく言うと、母が失踪、父と妹が死亡している】
【姉的なキャラなら問題はない】
【組織に関係しているかどうかは任せる】
【名前】御影 葉子
【年齢】??(見かけ上は20代)
【所属】天洸院
【性別】女
【サイド】退魔側
【サイズ】身長162 B80・W58・H81
【容姿】 紫色の髪。黄色の細い目。 巫女装束+千早。
【能力】(鎖鎌による)かまいたち。
【武器】 念の篭った鎖鎌
【NG】猟奇・切断・スカグロ
【弱点】接近戦。
【備考】
死の法に逆らい、古の時代より現代に甦った退魔士。
一度死んで悟りでも開いたのか普段は無表情・無愛想だが
昔と現代とのジェネレーションギャップにたじろぐ事も。
同組織の御影義虎が気に入っているよう。
(姓は趣味で変えたので彼との血縁関係はない)
>>680 【わかりました】
【では次から始めますね】
【なんか、難しいだろうか?】
【あんまり考え込むようだったら、後日改めてでもいいが】
【同じ時間?すごいな】
ふむぅ、どうなっておるのだ?
(テレビに映ったニュースキャスターを睨んでいる)
こんな小さな箱に人が入っておるとは…
いや、その前にこやつは上半身だけでも死なんのか…うぅむ。
(腰に手をあて不思議そうに首をかしげる)
>>683 【そうですねぇw】
この俺、御影義虎が何を苦手としていると問われれば、
まず馴れ合いと答えるだろう。物理的に触れ合うのも少し苦手だ。
触れるならともかく、触れられるのはちっとばかり冷や汗を掻く。
女を抱く時も、こちらから触れるのはともかく、触れられるのは出来れば遠慮願いたい。
だが、世の中には変わり者がいる。
この俺、御影義虎に、姉的な愛情を注ぐ存在がいる。
しかも、そいつは一度死んでいるのだ。
その女は、詳しい事情は知らないが、天洸院の秘法により、黄泉の国から
現世に舞い戻った退魔士なのだ。
「テレビだよ、いい加減現世のこと覚えろ」
御影葉子。性は他にあったのだが、変えたらしい。
だから血縁はない。
この時代錯誤な女が、俺の部屋に来るのは初めてではない。
「で、今日は何しに来た?」
ソファに凭れながら、俺は言った。
ぐっ…それは知っておる
(背中から聞こえてくる声にムッとしつつ振り返る)
わしが知りたいのは、この機械の仕組みだ
別に用は無い。
しいて言えば、わしが来たいと思ったから来た
そんな事より、義虎
あのように狭く小さい箱に何故に人が入るのだ?
(中に入っている人が出てこないかとテレビを軽く叩きながら聞いた)
紫色の髪と猫のような色をした瞳は、人にあらざる者の証だ。
巫女装束と千早という格好も、神社ならともかく俺の部屋では違和感ありまくりだ。
だが、そんなことは一切合財関係なく、俺はこの女が苦手だった。
この御時世、髪の色なぞ幾らでも変えられると、瞳の色も、カラーコンタクトという代物もある。
コスプレイヤーだと言い張れば、街中でも歩けるし、この女は平気で歩いている。
苦労するのは、言い訳をしなければならない知り合いだけだ。
問題は、俺のことを気に入っているということだ。
俺を気に入るような奴は、大抵心が病んでいる。
やはり、一度死の門を潜ると心が壊れるのだろうか?
「叩くな、壊れるだろうが」
テレビの仕組みについて説明するのは骨が折れるし、納得いくまで話していたら
夜が明ける。無駄な苦労は御免蒙る。
「来るのは構わんが、部屋を汚すなよ」
ったく、一応仲間だから、叩きのめすわけにもいかない。
どうしたものか。
(「壊れる」と言われ、渋々テレビから手を離し)
これで壊れるのか?…ふん、柔な作りの機械だ
昔は、安い碗一つでも親子に渡って使えたというに
全く今の職人には日本の職人魂という奴がないらしいな
(溜息をついて床に座り込んだ)
……
(暫く黙って部屋を見渡し)
昼間からの、この体たらく
義虎、ぬしは今日暇か?
白清支部から支給された携帯電話を手に取る。
一見は市販のものと変わらないが、改造してあるのでスーパーコンピューター
並みの性能を持っている。任務の通達が来るのは大抵これを通してだ。
鳴らないかな・・・・そんなことを考える。そしたらそれを口実にこの状況を
打破出来るというのに。
「任務はないからな」
要するに暇なのだ。
「まさか、どこかへ連れて行けとか言い出すつもりか?」
勘弁してほしい。
「この部屋の中で大人しくしてるなら、相手してやる」
毎度のことだが、ぶっきらぼうに言い放つ。
まあ、こんなことで退くような奴ではないのは知っているが。
【大分やりずらそうな印象を受けるが、大丈夫か?】
【17時には落ちる予定だったんだが、そろそろなので落ちる】
【トラブルがあったなら、避難所の避難所に書き込んでおいてくれノシ】
【すみません】
【考え(どう絡んだら良いのかとか)が足りなかった】
【このままでも、あれなので今回は無かった事に。】
【もし考えが纏まった時はお願いしますねorz】
(黄昏時が過ぎ闇が街を包みネオンに光りが燈る)
(作られた光に照らされる夜の街に今日も蔓延る邪悪なる者)
(殺意、憎悪、欲望を纏いし妖魔、そして作られた怪人)
(その全てからこの街を守るため今日もビルの上に立つ…)
【待機です】
【えーと…炎月さんはまだいらっしゃるのでしょうか…?】
ははははは…
私は神父さんではないよ
ただのとおりすがりのマスクドライダーさ!
(ぽかーん、と開いた口がふさがらない蒼一郎と2人の従者)
あの…1つお願いがあるんですが…?
(育ての親の同僚の変わり果てた(?)姿に若干恐れおののきながら)
【あ、まだいらしたw
少しの間ですが、お相手していただけますか?】
…………
〔何故だ、何故ばれた!?〕
〔顔もしっかりメットで隠しているのに…〕
な…何の用かな?
話しの内容によっては聞いてもいいぞ!
【了解です。】
あのですね…実はうちの娘が炎月さ…じゃなくて、マスクドライダーさんのファンでして…。
そこで、1つ握手なんかしていただけると嬉しいかなぁ、と…。
(蒼一郎の後ろにはおずおずと隠れている武蔵の姿が)
あの…お願いできますか?
いや…握手くらいならかまわんが……
(あまり握手を求められた事がないため少しぎこちなく右手を出す)
【少し飯落ちしますね】
いや、こっちの小さいのじゃなくて…。
(ここで蒼一郎の左側に立っていた長身の女性がスッと炎月の前に立ち)
小「……握手…していただけますか…?///」
(一見クールそうなメガネの女性が炎月と握手を交わす)
ふふっ、よかったな小次郎。
小「は、はい!ありがとうございました!(ぺこり)」
(小次郎は柄にもなく顔を赤らめ、嬉しそうに顔を綻ばせる)
あ、じゃあ我々はこれで。
今度は教会の方に遊びに行かせていただきますね、炎月さん。
(フッとその場から消える)
【あ、私も夕飯までのつもりだったので…。
一応この場は〆ておきますね。
また夜にでも顔を出しますね、ではノシ】
な…何だったんだ……
(握手を終えた途端に消えた三人にあっけにとられ立ちずさむ…)
今日はもう帰るか…
(何とも言えないアンニュイな気分のままとりあえず帰宅する…)
【そうですか】
【解りました。それでは】
【待機です】
【どなた様でもどうぞ〜】
【まだいらっしゃいますでしょうか】
【お返事おくれました】
【まだ待機しています】
【いえ、時間経ってましたし仕方がないです。お相手いただけますでしょうか】
【よろしくお願いします】
【お待たせしてすみませんでしたorz】
【こちらこそよろしくおねがいします】
【腹案はございますでしょうか?】
【バトロールでもエロールでも会話でもOKですが】
【こちらからの陵辱はナシでお願いします】
【お相手のタイプ次第ですね〜】
【とりあえずテンプレ貼りますね】
【名前】不破 徹哉(ふわ てつや)/ファーディア
【年齢】17歳(高校2年生)
【性別】男
【サイド】妖魔側
【組織】風見ヶ原高校2年、空手部所属・七妖会/火妖
【サイズ】175cm/70kg
【容姿】(不破 徹哉)
黒髪、スポーツマン体型。
服装は学生服が多い。
(ファーディア)
徹哉の本来の姿、古の騎士。
徹哉の髪の色が金髪、瞳の色がアイスブルーに変わる。
【得意】基本は和姦ですが、NG以外なら何でも。
【能力】(不破 徹哉)
無拍子(一般的に言うタメやスイング無しに行動がとれる)
弱〜中程度の光属性魔法。
目眩ましや簡単な治癒を混ぜながらのキックボクシングスタイル。
(ファーディア)
上記の物に加えて、基礎能力アップ、高レベル光属性魔法、剣術。
【武器】(不破 徹哉)
格闘(光の気を拳や足に纏う)。
(ファーディア)
光の剣、光の盾。
【NG】スカ、グロ 、やおい、陵辱、猟奇
【弱点】暗闇(何か光源がないと魔法、剣、盾が使えない)。
策略、謀略等にはめられ易い。
徹哉の姿の時はあくまでも「強靭な人間」レベル。
ファーディアの姿を維持出来るのは一日に10分程度、
再び本体に戻るには6時間以上の休息が必要。
【備考】古の騎士が転生した姿。まだ完全に力を取り戻していない為に
本来の力は10分程度しか出せない。
かつて自分の命を奪った親友の真意を知る事が本願。
無念の中に死した為に魂が浄化されずに永遠の転生を
繰り返している。
【恥ずかしながら世界観や設定など把握しきれていないのですがどうかおねがいします】
【そうですね、プロフとログ見る限り人を無闇に襲ったりしないタイプのようなので】
【そのへんの妖魔としての立場から何か、人に対して思うところを語って欲しいかもしれません】
【こちらは、七妖会の同僚(?)みたいなので】
【無理でしたら普通のバトルで】
【了解しました〜】
【それではマターリしているので】
【話しかけて下さいw】
【こちらから適当にはじめてしまいますね】
【あらためてよろしくです〜♪】
(日本各地に点在している七妖会の「アジト」。
ここには色々な妖魔が集っているが、不破 徹哉も今日はここの一員であった・・・。)
やれやれ・・・。
あー、俺は変なのいらない、コーラ貰える?
(異形の者や人型の妖魔に紛れ、外見はごく普通の高校生が座る。
その姿には疲れが見えていた。)
今日一日で2件も周らせんなって・・・。
最近にわか退魔士が増えた所為でマジ疲れるゎ・・・。
(ゴクッとコーラを飲み)
くぅ〜、染みるぜぇ・・・。
【こちらこそ、改めてよろしくおねがいします】
(七妖会のアジトの休憩所らしきところ。
痩身で長身、鎌のような刃状の腕に、薄く細長い羽を持つ―――
カマキリが妖魔化したような男が扉を開き、入ってくる。)
(今宵は珍しく任務もない、一息つきながら何をするか考えるか、
などと考えていると、視界に徹哉の姿を確認する)
(組織内で数回見かけた程度であるが、人間に限りなく近い彼に興味を持ち、彼の側まで)
よー、不破さん。お疲れさん。仕事後の一杯は格別だよな。
隣、いいかい?
はぁ・・・、少し腹も減ったけど・・・。
ここってあんまりなぁ・・・。
(不意に声をかけられ)
あぁ、お疲れさん。
(色々な姿、性格の者が多い所為か余り気にはせず)
構わないよ、どうぞ。
(スッと席を薦め)
仕事って何してきたんだ??
…落ち着かない、か?
まあ、仕方ないかもしれねえな。
(ククッ、と笑って)
ありがとうよ…(ドサッ)
(薦められた席に腰掛け)
仕事?…今日は、ヒヨッ子退魔士の暗殺。好きでやってるわけじゃねえがな。
あんたこそ、2件周ったとか言ってたよな…何してたんだ?
まぁ、最近は人間社会に馴染んでいるからね。
(グラスの氷を悪戯に回し)
退魔士の暗殺か・・・。
俺は殺すとこまでやってないけど、
捕食中に狩られそうになった豚妖怪2箇所合計2匹の保護さ。
ま、必要以上に襲おうとしてたから自業自得なんだけどね。
ある意味こんな世の中じゃ、人間食らわないと生きて行けない奴等が
不憫なのかも知れないな・・・。
馴染んでる、ね…
だが、忘れんなよ。あんたは妖魔だ。
(やや、怪訝そうな表情で)
保護か…あんたも大変だねえ。
(グラスと氷がぶつかる音に耳を傾けながら)
俺もニンゲンを喰らうタイプじゃないからよくわからねえが
奴らを喰うってことは、殺すってことじゃないのか?
必要以上に襲うもクソもない気がするが。
ニンゲンどもを喰わなけりゃ生命を維持できない妖魔だっているんだぜ?
大体、ニンゲンどもも生きる為に他の動物を殺して喰ってるだろうが。
(徹哉の人間を擁護するような発言を受け、羽が小刻みに震える。
若干、忌々しそうに)
必要以上って、分かりやすく言えば「食べすぎ」だよ。
(コトンとグラスを置いて)
俺が人間と共に過ごしてみて、酷いやつって言うのかな?
そういうの選別してアイツ等に食わせてるわけだ。
変に人間からの恨みを買っても賢くはないだろ?
人間だって観賞用と食用の動物分けるように、
俺達も分けたほうが良いってだけの話しだ。
(何かを思い出す様に空のグラスを眺め)
そういう意味かよ…すまねえな、感情的になって。
(羽の震えが収まる。氷だけが残るグラスを見つめ)
潜入して探りを入れてるのかなんだか知らねえが、
あんたがちょっとばかり奴らに感化されてるんじゃねえかと思ってな。
良くも悪くも、あんたはどうもニンゲン臭い。だからこそ俺も興味を持ったんだが。
まあ、それがあんたのやり方なら文句は言わねえが…
なんだ、その言い草?
まるで特定のニンゲンに肩入れしてるみてえだな。
(彼の胸中…それは男の知るところではないが
純粋に興味を持ったような、探りを入れるような口ぶりで訊ねる)
そうだなぁ・・・。
(バーテンダーにホットウーロン茶を頼み)
ここには色々な妖魔がいるわけだが・・・。
俺は元々人間なんだよ。
だから人間臭いのも、人間に肩入れするのも当然だろ。
(ニヤッと笑うと男を見て)
俺は特定の力をここに提供して、その分の対価を貰ってる。
それだけの関係だからな。
なーんだろな。
人間から見れば妖魔、妖魔から見れば人間・・・ってとこかな?
(フフッと笑いウーロン茶を受け取る)
マスター、俺には水を。…水道水なんて出すなよ?
(徹哉に合わせるよう、自分も注文する。)
…なるほどねえ…元ニンゲン、か。
気持ちは分からんでもないが…
(意識を込めると刃状の手が、ヒトのそれに変わる。五指を確かめるように握って開いて)
ニンゲンどもは自分の常識以外、認識しうる範疇に無いモノを徹底して排除する。
種の繁栄の為ならば他の種をすべて殺害しても構わないという種単位での殺戮意思。
単体としてならばこの上なく弱く脆いのに、種族としては恐ろしくしぶとく、狡猾で、強い。
そうやって、多種を排他、除外してきて―――
結果、俺たち妖魔は住処を追われ、奴らは自身が棲む地球すら殺し得る種族となった。
あんまりニンゲンに肩入れされると、俺たちの立場ってのがねえじゃねえか。
(ふたたび羽が震え、眼光鋭く徹哉を見つめる。)
あんたが七妖会とどんな契約を交わしたかは知らねえが、
ニンゲンに肩入れする姿勢は、七妖会の基本理念に反するんじゃねえのか?
なーるほどね。うまいこと言うね。
(水を受け取り、ひとくち飲む。昂った気持ちが少々収まったかのように)
ニンゲンと妖魔、両方の生き方…そういうのもアリかもな。
だが、あんまり組織内でニンゲンにくみするような事、口にするもんじゃないぜ。
幸い、周りには聞かれてないようだがな。俺も上にチクったりするつもりはねえ。
(ニヤリと笑い返す。ヒトと妖魔の美徳、両方を兼ね備えた彼が羨ましかったのかもしれない)
俺は人間を愛し、憎み。
妖魔を愛し、憎む。
そして、双方から憎まれる存在・・・だな。
(ウーロン茶を飲み)
ま、俺の目的は一つだけ・・・。
未だつかない決着をつけたい人物がいてね。
その転生した魂を探して・・・、狩る。
(一瞬瞳が金色になると周りの妖魔にゾッとする程の霊気が走り)
っと、悪い・・・。
そいつを探す為なら人間にも妖魔にも肩入れするぜ。
それを知ってスカウトした七妖会・・・。
全く恐ろしい組織だな。
お前さんの目的は知らないが、気は抜かない方が良いな。
(彼の言葉に、フッと笑みを零す。暗殺者らしからぬ穏やかな笑み。)
…なるほどねえ…背負うものは大きいだろうが、それでいいんじゃねえか?
誰からも愛されず、憎まれずの人生…そっちのほうがつまんないと思うぜ。
ああ、ヒトじゃなかったか。(ククッ)
(言いながら、グラスの水をもうひとくち)
さっき言ってたな…元ニンゲンだって。どうもばかでかい因縁があるみてえだな。
それにしても決着、狩る…とは。おだやかじゃないねえ。
…!!
(金色に輝く瞳に、瞬間的に感じられた光の闘気。
その底知れぬ力を感じ取ったのか、素早く身を翻し徹哉から距離を取る)
(周囲で談笑していた妖魔からも一斉に注目を浴びた)
(その気配がおさまった後も、男は呼吸を乱したまま警戒したように席に戻り)
…なんなんだ、今のは…気圧された…いや、そんな次元じゃねえ。
上の連中は、これを知っててこいつを雇ったのか…
(先刻の恐怖がまだ尾を引いている。その力に畏怖しているのか、声を潜めて独りつぶやく)
…ハッキリ言って、組織よりも今、あんたのほうがずっと恐ろしかったぜ。
俺の目的…か。今はとくに、考えていないな。あんたほど立派じゃなくてな。
はぐれ妖魔として退治されそうになってたところを拾われて、育てられただけさ。
ここだけの話、組織のやり方に疑問を感じることもなくはないが…
それでも、やっぱ感謝はしてるし命を救われて拾われた恩は返す、その程度だな。
【次あたりで〆ますね】
あぁ・・・、マジで悪かった・・・。
(苦笑いしつつ周りにも頭を下げて)
俺なんて・・・、大した事ないぜ・・・。
〔ここの上の連中に比べたらな・・・〕
あんた結構律儀なんだな。
この町にもやり手の退魔士は結構いるから・・・、頑張れよ。
逃げるのも作戦失敗も恥じゃねぇし。
その為に俺が雇われてるんだしね!
(ウインクして指を立てて)
【了解です〜】
いや、まあ仕方ねえさ。
抑えきれない感情が不意にそういうカタチで出ちまうことってあるしな。
(先ほど垣間見たファーディアとしての力の片鱗。
その強大さと、今周囲に頭を下げる彼のギャップに思わず苦笑する)
…よく言うな、オイ。
ま、それだけの力を持ちながら、それを誇ったり、見せ付けたりしないのは立派だぜ。
律儀ってほどでもねえぜ?…あれ、俺も少しニンゲン臭くなっちまったか?
(目を伏して、首を横に振りながら微笑し、嘆息する)
分かってるとも。俺だってまだ死ぬつもりはねえ。
生き延びることを第一に考えるさ…暗殺者としては、あるまじき考えかもしれんが、な。
ま、俺に危険が迫ったら、そん時はよろしく頼むわ。
(親指をビシッと立て、返す)
…さて。そろそろお開きといこうか。楽しかったぜ。
勘定は俺が持つ。足りないかもしれねえが、興味深い話への礼だ。
まあ、どんな因縁があったのかは知らねえが、あんたの目的が達せられることを祈ってるぜ。
(脚の付け根の空洞から財布らしきものを出し、カウンターに置いて)
(夜空には、硝子のような儚い月。 こんな夜には、当てもなく散歩するのも楽しいかもしれない)
(アジトを後にし、玲瓏たる月光を踏みながら独り歩いてゆく)
たまには、こういうニンゲンじみた行動も悪くはねえな…
【それではここまで。お相手ありがとうございました。大いに感謝します】
あはは・・・。
まぁ、人間臭い妖魔もいれば・・・。
妖魔よりゲスな人間もいるさ。
(少々残念そうな顔で)
っと、俺こそ長い間悪かったな。
んー、それじゃ遠慮なくご馳走になるよ、サンキュー。
(アジトを出る彼の背中を見送り、彼の救出はしたくない。
そう思う・・・。なぜなら救出する時に殆どの妖魔は息がないからだ。)
いつから争いが始まったのかねぇ・・・。
なぁ?クーフーリン・・・。
(グラスに向けて話しかけると残りを飲み干し、
自身も家路へとつくのであった。)
【こちらこそお相手ありがとう御座いました!】
【また機会があればご一緒しましょう】
【おやすみなさいノシ】
【これにて終了します】
【1:00くらいまで待機してみます。】
【時間的にエロールとかは無理ですが、雑談系とかなら。】
【私でよければお相手致すが?】
>>727 【おや、本スレ初参加の神威さん(笑。】
【では、宜しくお願いします。街中を適当に歩くので。次に書き込みますね。】
【クッ、初めてだから優しくしてね!】
【宜しく頼む・・・。】
…久しぶりの散歩日和ね。
(春の陽気が感じられるくらいになってきたこの季節。
寒気に身を削られる事がないので、自ずと街中に満ちる人の気配も明るい。)
少し、休憩…と。
(途中の自販機で烏龍茶を買うと、煉瓦造りのコンコースの花壇の傍にあった木製ベンチに腰掛ける。
プルタブを引くと、缶に充填された窒素が小気味よい音を立てて春気に散った。)
(小春日和・・・、普通の人間にとっては爽やかな気候である。
しかし彼にとってはそうではないようだ・・・。)
ええい!どいつもこいつもゴミを撒き散らしおってッ!
〔私が支配する世界は完璧でなくてはならぬのだッ!〕
全く・・・、煙草の吸殻まで・・・。
ここは条例で禁煙区域だと言うのに、節操の無い下等生命体だな。
(せっせと町のゴミ拾いを続ける)
ムッッ!
(どうやら久保さんを見つけ・・・、ツカツカと接近して・・・)
そこの女子ッ!
燃えないゴミは向こうのゴミ箱だッ!
且つ、アルミとスチールは分別されたしッ!
〔地球の資源=私の財産=大切にッ!だッ!〕
(口調はオカシイがしっかりとゴミ箱を指差している)
〔…春だからかしら…変わった人が居るわね…。〕
(いきなり近寄るなり、説教じみた言葉を突きつけ始めた男に、思わず目を丸くする。)
…ゴミ拾いに執心なのは構わないけど…私、まだ飲み始めたばかりよ。
それに、ちゃんとその辺りは弁えているから心配しなくてもいいけど。
…まぁ、そんな風に言われても、納得は出来ないでしょうけれどね。
(お茶を少しずつ飲みながら、斬駆狼の方を見て首を傾げる。)
そうか、分かっているならよしッ!
(背を向けると再びゴミ拾い再開)
(ボールが何処からか飛んで来るのを受け止める)
っち、向こうの子供かッ・・・。
(駆けて来る子供にボールを渡し)
向こうは車が来るから禁止と言ったであろう!
無駄に危険を作るなッ!
〔無駄死にされては問題だからな〕
【突っ込まれる前に宣言しておきます】
【(真空・徹哉)と神威は同じPCを共有している別人です】
【ややこしくなると思い言いませんでしたが】
【IDの問題を真空に指摘されましたので】
…口は悪いけど、マメな人ねえ…。
(今度は子供に説教を始めた斬駆狼を見て、呟く。
お茶を飲み終わり、約束通り(?)、スチール缶のボックスに缶を入れた。)
…ところで、貴方、ゴミを拾うのはいいけど、その拾ったゴミ、何処に持って行く気なの?
(既に結構な量になりつつあるゴミの袋を抱える斬駆狼に、素朴な疑問を投げる。)
【はぁ、そうだったんですか(笑】
【…そういえば、同時に見た事なかったような気もしますね。】
これ等のゴミか、少女よ。
〔成る程、近くで見れば中々の器量良しではないか〕
勿論、分別して市の清掃局に引き取らせるに決まっているであろう?
〔これ以上空気が汚れれば支配する価値が無くなるからな・・・〕
後、リサイクル出来る缶、ダンボール等は向こうの・・・
(ホームレスの人々を指差し)
者共に与え、廃品回収にて賃金を得るように差し向ける。
それにより再び労働意欲を回復させ、社会復帰させるのだッ。
〔奴隷は多いほど良いからなッ!〕
っと、失礼するッ!
(走り、道路を横断するお年寄りの手を引き)
ここは車が多い故、もう少し先で横断するようにすると良いぞ。
(お年寄りに横断歩道を教え)
〔全く・・・、交通事故など起きたらゴミ所では無く道が汚れるではないか・・・〕
ふむ、待たせたな、少女。
(走って戻って来る)
他に何か質問はあるか?
…ないけど…。
何ていうか、貴方……出来すぎているわね。
(怪訝な視線を斬駆狼に向ける。
んー、と腕組みをして何か考え込むが、すぐに脱力した。)
…まぁ、いいわ。
〔考えすぎね、きっと。〕
ところで、お茶と珈琲とジュース、どれが好きかしら?
(唐突にそんな事を訊ねた。)
むっ?何だ?
〔さては私に恋でもしたか?まぁ、いずれハーレムに入れてやる故・・・〕
とりあえず心配しなくて構わないぞ?
3択か?
〔真意は分からぬが、この私を推し量ろうと言うのかッ!〕
別にこれと言って好きな物はないな。
〔そう簡単にデータを収集されるものかッ!〕
ん、了解。じゃ、これでいいかしら。
(自販機に小銭を入れ、ボタンを押す。
がたん、という音と共に出てきた緑茶の缶を取り出すと、斬駆狼の方に放り投げた。)
…労働報酬。
何もないよりは、少しは嬉しいでしょ?
それに、あれだけ走り回ってると咽喉も渇いてるだろうしね。
(そう言って、腰に手を当てると、唇の端を少し吊り上げた。
ひらひらと手を振ると、斬駆狼に背を向け、そのまま散歩を再開すべく、コンコースを歩き始める。)
【そろそろ〆でお願いします。】
(ぱしっと受け取ると)
おい!私はそんなつもりでやっているのではないぞ!
〔この程度で私を買収するともりかッ!〕
っと、行ってしまったか・・・。
おや・・・?
(見ると久保さんの方へナンパな男が近寄るのが目に入る)
フッ、私のハーレム候補生に手を出すとは・・・笑止ッ!!
(指先から黒い塊が出るとナンパな男に入り・・・)
「ねぇ〜、ちょっとそこの君いいかなぁ?」
「もし暇だっ・・・、何でも・・・ない・・・です・・・。」
(久保さんに声をかけ始めた男は急に青ざめると
朦朧とした表情でベンチに腰かける)
ククク・・・。
それでは私も帰るか・・・。
〔今日も世界制服に一歩近づいたな・・・〕
(ゴミを担ぐと足早やに清掃局へと向かう)
フハハハハ!!
【終劇】
【不慣れなロールにお付き合い頂き感謝致し申す!】
【それでは良い夢を・・・ノシノシ】
…何、今の…。
(ナンパされた事はともかく、その後の男の妙な行動に、眉を顰めた。
だがまぁ、こんな陽気だ。気にする気もなくなった。)
面白いものも見れたし、少し遠回りしながら帰るかしらね…。
(少し伸びをすると、再び歩き出す。
こんな平和な昼下がりも、偶にはいいものだ、と思いながら。)
【では、こちらもこれにて。】
【お付き合い有難う御座いました。】
7時30分ころから待機予定・・・。
・・・えと、ガンバリマス。(何を)
【ちょっと早めに登場。】
【待機したらageるスレのノリで書き込んだのに後悔を抱きつつ、待機。】
【こんばんは】
【お相手願えますか?】
【こんばんわ。】
【はい、よろしくお願いします!】
【まあ・・・思想的に相容れないと思うから】
【どうするべきか。そちらは退魔組織に狙われることもあるという】
【設定だが、地区的に天洸院にマークされていてもおかしくないわけだが】
【そうですね・・・(汗)】
【私が追いまわされる。というか殺されかける?という感じでしょうか?】
【具体的な悪さをしてるわけじゃないから、白清支部からはノーマーク、にしてもいいけど】
【もし戦うなら性格的に殺すから俺ってばw】
【そちらが妖魔出現ポイントに行く・戦う・俺と遭遇・共闘の流れだろうか】
【ありきたりだけど】
【ぎゃーっ殺されるのは・・・w】
【ありきたりでもいいじゃないですか。オッケーです。】
【じゃあ、妖魔登場シーンから書き出させてもらう】
【少し時間をくれ】
【オーケーオーケー・・・と言いたいところだけど、ちょっと食事落ち。】
【そっこーで食べてきます。】
月が出ていた。細く痩せた月が。
リィィィン・・・・リィィィィィン・・・・・
涼やかな音がした。そして祝詞が聞こえる。
それは、地に封じられた魑魅魍魎を、再び地上へと解き放つための祝詞であった。
白い髭を生やし、道服を着た男が言った。
「ゆくがよい。贄を食らい、この地を穢し、常世の門を開く鍵と成せ」
月光を浴びて、この地に封じられていた『魔』がゆく。
遠い昔の人間は、それを百鬼夜行と呼んだ。
【了解】
【時間が空いたから、天洸院のまとめを避難所に張っておく】
【ふっかぁーーつ!】
【・・・この後に書いていいのかな?】
【おう、場所はそちらの都合のいいようにしてくれ】
んくく・・・・ふわぁ・・・・・・はあ〜〜・・・。
外に出て、深呼吸をすると分かる春の前触れ。
近くの桜の名所に来て見れば、木の枝に赤い蕾を見つけた。
もうすぐ春かぁ・・・。
桜、綺麗なんだろうなあ・・・・。
もう1ヵ月経てば、ここは桃色に染まり、人で賑わうのだろう。
出店も出るし、夜桜も良いなぁ。
友達と来ようかなぁ・・・。
この町に来る前は、そんな事思いもしなかった。
毎日が陰気で、花見など考えもしなかった。
・・・所変われば人変わる・・・か。
んぷっ!?
強い風がすり抜けていった。
【場所とかの描写忘れてたっ・・・!】
【ごめんなさい・・・。】
ドウカティを駆る。
操作するためだけの感覚が研ぎ澄まされる。
振動と風を切る音が、生きているという感覚を少しだけ忘れさせる。
今夜も単車で、自主的に巡回をしていた。妖魔の放つ《気》を探っている。
二時間ほど走り回ったが、収穫はなし。そろそろ帰路につく頃だろう。
だが。
眉間が疼く。この感覚がある限り、そうもいかない。
方角は?距離は?無意識のうちに、妖気を感じた方角へと進路をとる。
経験則からして、妖気を放つ存在は複数だとわかる。
それも、かなりの規模だ。
アクセル全開。彼は現場へと急いだ。
そこは夜の公園。桜並木があった。あと一ヶ月もすれば、花見客で賑わうだろう。
だが、その前に、今夜ここで蠢いているモノたちを、何とかせねばなるまい。
【リロードミス】
【夜の公園でいいだろう。やはり月並みだが】
・・・・・・・・・・・・・・わぁい。
決して、喜んでるわけではない。
十数m離れた場所に、月灯りに照らされて妖魔達の山が出現した。
数が多い。とてつもなく。しかも中級レベルの妖魔が多数。
桜が・・・・。
破壊されたら花見が出来なくなってしまう。
帰ってもらうか害の無い奴だけ残して殺すか。
がんばるっか。
右手にベレッタ。左手にサブマシンガン(ミニ)。
花見の邪魔はさせない!!
走り出す。
ドクンッ・・・
・・・・・?なんだ?
心臓が変だった様な気がした。
黒いライダースーツを纏った金髪の青年が見たものは、正しく百鬼の宴であった。
そして、それに立ち向かおうとしている少女。
ベレッタとサブマシンガンを持っているが、一瞥で玩具だと見抜く。
本物を撃ったことのある彼には一目瞭然である。
少女が走り出す。
水ヶ瀬学園の制服を着ているので、一瞬知っている氷の剣士を思い出した。
ともあれ、彼も走り出す。闖入者に気づいた妖魔たちが騒ぎ出す。
彼は、対妖魔ナイフを振りかざし、群れに飛び込み、凶刃を振るう。
傷つきたくない奴!!人を食わない奴!!共存を望んでる奴!!
避けてくれよぉーーー!!!
(叫んで呼びかけてみる。すると妖魔の眼が一斉に自分を見、襲い掛かってきた。)
・・・だめですか・・・。
だぁりゃっしゃあーーーー!!!!
(女の子にあるまじき声を出し、サブマシンガンから気弾を撃つ。)
(次々と撃たれ、塵になっていく妖魔。)
(しかし、後ろから襲いかかってくる妖魔がいた。)
っ・・・きゃあっ!?
(慌てて避け、距離をとった。)
舞う様に刃を閃かせる。
閃く度にソレらが切り裂かれ、絶命する。
ナイフの利点は手の延長のように使えることである。
そして、拳を振る時の様に、足場を固定せずとも済むことである。
触れれば斬る。一切の躊躇も容赦もなく、無差別に妖魔を斬り殺してゆく。
見るものがあれば、むしろ彼自身が一匹の修羅だと思うだろう。
《気》の弾丸が妖魔を駆逐してゆく。何発か当たりそうになった。
「素人が!邪魔するな!」
彼は群がる妖魔を切り裂き、少女の下へ走る。
ついでに、少女に飛び掛ろうとする妖魔も斬り殺す。
「おい、ちゃんと狙え、集中しろ!」
叱責しながら、コルトパイソンを引き抜き撃つ。
破魔の弾丸が妖魔の群れを貫通する。
し、素人だぁっ!?
失礼な!アタシは生まれた時から妖魔と退魔、どっちも相手してきてんのよ!!
アンタが避ければすむことでしょ!?
それとっ無差別に殺さない!
人間を食う奴とは限らないからっ!
(妖魔を倒しながら言ってきた少年に驚きつつ、妖魔達を着々と倒してる。)
あ・・・ありがと・・・。
っつぅ・・・!!!!!
(少年が近くに来たので、声にならない叫びをあげて離れる。)
分かってる!!
(ベレッタとサブマシンガンで襲ってくる妖魔を倒していく。)
ドクンッ
・・・・んぅっ!?
(体制を崩し、倒れこむ。目の前に中級の妖魔が現れた。)
少女が何かを言っている。
だから、どうしたということもない。
この場において重要なのは、この少女を知ることではない。
効率よく殺すこと。効率よく壊すこと。効率よく滅ぼすこと。
そこに他の要素を入れると、動きが鈍る。
《気》と破魔の銃弾が、あらかた妖魔を駆逐してゆく。
何匹かは恐れをなして逃げ出している。
追いかけるには、人手が足りない。
「メインイベントだな。おい、さっさと立て」
倒れた少女に声を掛ける。ようやく大物が出現した。
こいつを殺せばひとまず終わりだろう。
ソレは瘴気を俺たちに向けて放った。
普通なら、触れただけで発狂しかねない危険な瘴気。
彼は《内気》のギアをあげて、気壁の収束率をあげる。
彼はいつも通り走り出し、ソレに拳を叩き込んだ。
【トラブルか?】
この人の攻撃は迷いがない。
怖いくらいの殺意と・・・・憎しみだろうか。
アンタ・・・・。
慰めなど要らないんだろうなと気づいた。
なぜか少し、涙が出た。
・・・でも、人の話を聞いて欲しいなぁ・・・。
(立ち上がり、両手の銃をほうりなげる。)
コレじゃあ意味ないみたいだからね。
オッケー!暴発しないでよね・・・。
(指に気を溜めようとして、はたと思い止まり、最近覚えたバリアを自分と、少年の気壁の上にはる。)
直接行くのは危ないっての。
いけーーー!!!!
(怒号と共に指先から気の塊が撃ち出される。)
ヤバッ・・・大きすぎた・・・?
【ちょっとパソコントラブりました。w今は携帯から】
気が貫通した。微かにそいつの身体が揺れる。
だが、まだ足りない。感触で判る。ソレを滅ぼすにはまだ力が足りない。
瘴気が放たれる。今度は彼だけを狙って。
背後から巨大な気弾。
サイドステップで避けて、ソレに直撃。
瘴気ごと貫いた。
ソレが喚いた。効いている。
「上出来だ」
素早く距離を置き、更にギアをあげてゆく。両手を突き出し、力を集約する。
掌に螺旋が生じる。丹田にて生み出された気が、渦を巻いて掌に出現し、
小型の竜巻を発生させている。右手と左手を組み合わせ、より巨大な暴風と成す。
「消えろ、この世界から」
自らを疾風と化し、いつも通りソレへ突撃。
螺旋を纏いし双掌打を突き出し、暴風と化した《気》で外側も内側も
関係なく抉り削り取り貫通させる。
「おぉぉぉぉおおおおおおお!」
雄たけびをあげ、突き進む。
ソレが喚、いている。いや、啼いている。
躊躇せず灰燼と化すまで彼は吶喊した。
やがてソレは、灰すら残さず掻き消えた。
耳が痛くなるような静寂。
「終わった・・・・か」
月が出ていた。いつか見たような月。
【了解。じゃあ、そろそろしめよう】
(一度に大きすぎる程の気を放ったせいか、足がふらつき、近くの桜の木に寄りかかる。)
(少し息が荒くなっている。)
>「上出来だ」
ふっ・・・ぁ・・・サンキュー。
・・・・かっこいいな。
(思わず口に出してしまい、赤面して口をつぐむ。)
だが、本当にそうに思った。
父親以外に対して思ったのは初めてかもしれない。
修羅の様だったけれど。
(妖魔が消えたのを見届け、空を見上げた。)
・・・明日は晴れ、かな。
(少年にある程度まで近づき声をかける。)
お疲れ様。ありがとうね。
・・・・怪我とか大丈夫?
全ては虚ろだった。戦いの後は大体こんな感じだ。
それでも、こなさないとならないことがある。
この少女には、訊かねばならぬことがある。
労いと感謝の言葉を掛けてくる少女に、彼は言うべき言葉を模索する。
「俺は、天洸院・斬鬼衆がひとり、御影義虎」
少女に対して名乗る。
「確認しておくが、水ヶ瀬学園の生徒だな」
あの未熟な剣士と同じ学園の――
個人的な感想は後回し。その辺も含めて訊いておくべきだろう。
「お前は、何者だ?」
月が見ていた。
倣岸不遜な凶戦士と、半人半妖の少女の出会いを。
【これから始まる物語って感じで締めw】
【この後どうなったかは今度会った時に決めよう】
【携帯だと辛いのは非常によくわかる】
【お疲れさまノシ】
幸い怪我は無いようだ。ほっと胸をなでおろす。
天・・・・?
(聞いたことがあるような気がした。)(だが、その単語の確な記憶が見付からず消えた。)
そのとおりだけど?
水ヶ瀬学園1年、幸原 尚。
(何か含みがあるようで、首を傾げる。)
・・・。
・・・・・・・・・・・。
あたし・・・は・・・・・・・・・・・・。
言葉が詰まった。
彼は感づいている。あたしの正体を。
彼の目が真っ直ぐ鋭くあたしの目見返す。
あたしは・・・半妖。
声が震えた。
南風が通り過ぎていく。
父親が、妖魔なんだ・・・。
彼の眼は怖かった。
でも、とても綺麗だった。
【わお、ドラマチックな終わり方!】
【有難うございます。了解しました。それでは私も。落ちます。】
ここは静かで助かる…
【地味に待機です】
【なんというか、避難所の使い方ってああいう感じなんですかね?】
【参加希望者としては設定とか質問への回答とかが、雑談で埋もれてるのはなんとも…】
【すまないな…】
【ああなるのは滅多に無いんだが…】
【簡単な質問であれば今伺うが……?】
【↑の発言そのものが質問です。避難所の使い方。いち名無しが口出しすべきではないのかもしれませんけど】
【正直、あちらじゃ訊き辛いので、炎月さんの意見を伺いたく】
【個人的には皆楽しんでるから良いと思うが…】
【本スレだと複数で雑談するのは設定的に難しいからな】
【もしあちらが質問しづらい状況だったら本スレで聞いても問題無いと思うぞ】
【そういうものなのですね。ロールとは違った形でのキャラ立てだと思うことにします】
【状況に応じて使い分けさせていただきますよ。回答ありがとうございました】
【あ、そうそう。神父さんが懺悔の内容を軽々しく喋るもんじゃないですよ。とか】
【さてそれでは失礼致しますね。楽しい夜を】
【そんな感じだな】
【因みに俺にザンゲするのは危険だぞw】
【さて…もう少し待機するか……】
>>778 【今晩は、お久しぶりです】
【お時間ありますか?】
【おや、クリスさん】
【お久しぶりです】
【一時間くらいなら大丈夫ですよ】
>>780 【い、一時間ですか・・・それだと雑談くらいしかできませんね】
【どうしましょう・・・というか最近クリスは絡みづらいのではないかと思い始めてたり】
>>781 【そうでもないですよ】
【会話してても中々楽しいですし】
【まぁ、シチュは小春日和の昼下がり、教会の庭でホンワカ雑談って事で…】
【「小春日和」って季節にそぐわない気がっ】
【横レス失礼】
>>782 【そう言って貰えると助かりますね】
【ホンワカ雑談・・・・・・なんだか最後はクリスの夢オチになりそう】
【基本的に殺伐としてる子なので】
>>783 【今は早く春になって欲しい気分なんで…】
>>784 【夢、ですか…】
【なんでしたらクリスさんのお好みの性格の炎月になりますが…】
>>783 【あ、夢なら問題ないのでは】
>>786 【好み・・・・・・・。
・・・・・・・ボロボロに虐めたあげく無理矢理あんなことやこんなことをってこれじゃ
ホンワカにならない!!】
>>787 【別に夢の中ならそれでも構いませんよ】
>>788 【いいの!?】
【・・・・なんだかよく解らんことになりそうなので普通に雑談しましょうか】
>>789 【いえ、大丈夫ですよ。】
【時間の方もこちらの事情で今夜は大丈夫になりましたし】
【どうしても雑談が良いと言うなら別ですが】
>>790 【あ、そうなんですか】
【なら別に夢とかでなくて普通にロールお願いしてもいいですか?】
>>791 【炎月のままで凌辱プレイなんてしちゃうのは無理なんで普通のロールなら一発キャラに変えますね】
>>792 【ふむ・・・・では逆で行きましょうか】
【つまりこちらが炎月さんの寝込みを襲う、と】
>>793 【いえ、もうキャラ替えちゃったんでw】
【このキャラなら何でもできますが…】
【やっぱり炎月に戻ります?】
>>794 【せっかく変えていただいたのもなんですが、戻していただいてよろしいでしょうか】
【自分のことを忘れてるらしい炎月の真意を確かめに逆夜這い、みたいな流れで】
>>795 【では黒炎の方で散々凌辱するのはまた次回ということで】
【では勝手ながら始めさせていただきます。】
(静けさが包み込む夜の教会、今日一日事件、事故も無く
平和な日々であった事を感謝しながら眠りにつく神父)
………zzz
(余程疲れていたのかあっさり熟睡…)
>>796 ・・・・・・・・・・・・・。
(微かな羽音と共に、天窓の脇に降り立つ。
枠に直接手をかけると、さして力はこもっていないように見えるのに天窓はボコッと外れた)
・・・・・・・・。
(もぞもぞ、と身体をくねらせて、そこから入る。
そして元通りに、窓枠を嵌めなおすと眠っている神父を見た)
・・・・。
(とことこと歩くと・・・・・ベッドの上の神父に馬乗りになり、じっと見つめる)
【我侭を聞いていただいてありがとうございます】
【では、よろしくお願いしますね】
>>797 ん………zzz
(体のうえに乗られ少し反応するも一向に目覚める気配は無い…)
(どうやら余程深い眠りに入っているようだ…)
(今なら何をされても起きそうに無い)
>>798 【いえいえ】
【気にしてませんよ】
>>799 ・・・・・・・・・・・・・・。
(無表情な顔で、炎月の頬を何度か撫でた。
まるで目を覚ます様子が無いのを見ると、身体を寄せて首筋に顔を埋める)
・・ふぅ・・・・・・ちゅっ・・・・・。
(軽く息を吹きかけると、鎖骨に口付けて見た)
【そう言えば炎月さんは就寝の際どんな格好なんでしょう】
>>880 ………っ……
(完全に意識は飛んでいるはずなのに舌が体に触れるたびに反応する…)
【以外と普通なベージュのパジャマって事にしておいてください】
>>801 ・・・・・ちゅっ・・・・ちろっ・・・・。
(パジャマのボタンを外しながら、桜色の舌を伸ばして身体をなぞる)
・・・・・ちゅ・・っ。
(そのまま少しずつ、舌を下へ下へと動かしていった。
時折上目づかいに見上げて、様子を伺う)
>>802 っぅ……ぅぁ………
(眠りと言う精神の休止状態の安息とクリスの舌から得られる快楽…)
(その二つに誘われ眠りながらにして快感を得ている…)
(そして下腹部より下では当たり前の生理現象が…)
>>803 ちゅ・・・・・っ。
(炎月の身体中にキスマークをつけると、ゆっくり身体を起こした。
鎌首をもたげはじめているそこに跨り、腰を揺らせてショーツ越しに秘部を押し付ける)
・・・・・・・・・・・・・・・。
(白い頬に、僅かに朱を差しながら。
指先で、腹筋のあたりをなぞりながら)
>>804 ぅぅ……ぁ………
(睡魔に捕われ無防備な体をクリスに弄ばれる…)
(意識が無い分、快感はストレートに伝わり息を荒くする)
はぁ…はぁ………
(次第に体にほんのり熱を帯び始める)
>>805 ・・・・・ほぅ・・。
(ため息を一つつくと、体勢を180度入れ替えた。
ドレスに包まれた小さな尻を炎月のほうに向けて、こんもりと内側からパジャマの
生地を突き上げるそこを撫で回す)
ん・・・・・・・。
(はむ、と生地を咥えると、そのまま口で下ろしにかかる。
内側からの圧力に、四苦八苦しながら)
>>806 ぅぅ………ん……
(クリスが体を入れ替えた途端に寝返りをうちクリスを抱き締めたまま横を向く…)
スー…スー……
(そしてクリスを抱き枕のように柔らかく抱き締めクリスのお尻に顔を埋める…)
(寝息が一定のテンポでクリスの秘部と菊門を布越しに撫でる…)
【〆は3時半くらいでよろしいですか?】
>>807 ・・・・・・はっ・・・・・ふぁ・・・・。
(抱き締められ、ひくん、と身体が震えた。
吹きかけられる寝息に、身体の芯から何かぞくぞくしたものが沸いてくる)
・・・・はぁ・・・・・・・・。
(荒々しい陵辱と暴力しかしらない身体にとって、それは未知の感覚で。
知らず知らずの内に、吐息が荒くなる)
・・・ん、んん・・・・・・・・・。
(抱き締められ、身動きが自由に取れないながらも、少しずつパジャマの
ズボンをずり下ろしていった)
【了解です。凍結でなくて終了でよろしいのでしょうか?】
>>808 スー…スー………
(まるで極上の抱き枕を抱いているような感覚に包まれながらクリスの柔らかいお尻に顔を埋め極上の眠りに入る…)
………スー……
(そしてパジャマの下からは大きく反り返る男の物が顔を出す)
【そのせんでお願いします】
>>809 ふー・・・・・・っ。
(生地を咥えたまま、胸に篭った熱い息を吐く。
下着ごしにすり寄せた炎月の鼻先に、少しずつ滑るものが広がっていった)
・・・・・は・・・ぁ・・・・・・れ、ろっ・・・・。
(口から生地を離し、舌を伸ばして這わせる。
かつて、自分を犯したそれに、自分のことを思い出させるために)
ん・・・・ちゅっ、ちゅっ・・・・。
>>810 ぅっ……ぅぅぁ……
(クリスが下を動かせば動かす程息は荒くなり、先ほどよりも強くクリスの敏感な箇所を刺激する)
っ…ぅぅっ………
(次第に肉棒の先端が濡れ出す…)
>>811 ふっ、ふっ・・・・ちゅ・・・・・んむ・・・・・・・・んんん・・・。
(鼻にかかった息を吐きながら、先走りを滲ませ始めた先端に口付ける。
一旦顔を上げると、邪魔になる髪をかきあげてから小さな口いっぱいに剛直を
頬張った)
・・・・・・ん、ん、ん・・・・・・・ちゅっ・・・ちゅる・・。
(あの夜のことを思い出しながら、あの夜したように、炎月の逸物にしゃぶりついた)
>>812 ぅ……ぅっ……
(クリスの口から得られる快感に無防備な体は激しく反応しクリスのお尻に強く顔を押し付ける)
ぅぅぅっ………!!
(次の瞬間、クリスの口の中に大量の白濁液が流し込まれる)
(それは溶岩のように粘り、熱く、濃い液体…)
【そろそろ時間なんで次で〆てもらえますか?】
>>813 んむっ・・・・・んぶっ・・・!!
(押し付けられた鼻先が秘裂を割り、その刺激でぶしゅっと蜜を
しぶかせショーツを汚した)
・・・・んふー・・・・・ふー・・・・・・・ずっ・・・ずずずっ・・・・・・。
(頬を小さく膨らませながら、炎月の種汁を口の中に溜め込む。
勢いが弱くなると、音を立てて残った白濁を啜り上げた)
・・・・・・・んぐっ・・・・・・んくっ・・・・・・・ごくっ・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁぁ・・・・。
(熱く、粘ついたそれを喉を鳴らして飲み干す。
大きく息をつくと・・・・・・・改めて炎月の様子を見た)
【了解です】
>>814 (翌朝、妙な脱力感と疲労感に襲われながらも起床する神父…)
(まさかこの激しい夜が数カ月間続くとも知らずにいつもの生活を始める)
なんか…ダルいな……
【こんな感じで〆てみました。】
【中々寝てるキャラをやるのは難しいですね】
【ではまた次の機会に… ノシ】
【こんばんは、しばらく待機させていただきます。
とりあえず22時半まで】
【こんばんわ】
【昨夜の反省もこめてこちらをもりあげますか?!】
【こんばんはっ! そうですね、そうしましょう!】
【ところでシチュはどう致しましょう?】
【了解だぜっ!】
【熱く語るか熱くバトるか熱くエロるか・・・】
【お互い捜索中遭遇or七妖会からの命令で消しに来たか・・・】
【もしくは徹哉が試合で水ヶ瀬に来てたかですね】
【では、折角なので、一番下を選ぶ!】
【それじゃあ、こちらはクラスメイトの応援に試合を見ていたということで】
【りょかーい!】
(ここ水ヶ瀬学園では風見ヶ原高校との空手部の試合が行われていた。)
「それではこれより学年別2年生大将戦を行います。両選手前へ!」
(コールを受けると優希のクラスメートと徹哉が前に出る)
「互いに礼っ!はじめっ!」
(気合を入れ攻めるクラスメート、徹哉は防戦一方であるが、
その表情はどこか余裕に見えて・・・)
〔はぁ〜、かったるいな・・・。もう少し相手するか・・・。〕
(周りはわいわいとクラスメイトを応援しているが、
優希は訝しげに対戦相手のほうを眺めて)
………この試合、負けるかもしれない。
(ぼそっと呟く。周りの友人たちは「何言っているんだよ」とか
非難を受けるが、それでも冷静に対戦相手を鋭く睨んで)
………。
様子を観ているのか、それとも……。
(まるで相手の動きを見切っているような不破の動きに注目して
試合の行方を見守る)
「ハッ!ハッ!うおぉぉぉ!」
(リズムに乗り攻め立てる友人、しかし徹哉が一瞬姿勢を落とし)
ふんっ!
(相手の腹部に一撃が決まると動きが完全に止まり)
〔チェック・メイト・・・。〕
「一本っ!それまでっ!」
(白目を向く水ヶ瀬の生徒にかけより)
「誰かっ!担架だ!担架!」
っつ、大げさだなぁ、そんなに強くやってないよ・・・。
(倒れている相手に対し一礼をすると、廊下の冷水機へと歩いて行く。)
〔あーあ、やっぱる久保さん来てくれなかったか・・・〕
【やっぱるって・・・、やっぱりです・・・orz】
……気に食わないわね。
(ぽつりと呟いて、先ほどの試合をリフレインさせながら)
あれは……よほど鍛えてる…退魔士並み…それ以上?
(周りがあわただしく声をあげるなか、じっくりと視線を外さず)
……どちらにしろ一介の高校生の力じゃないわよね、あれは。
さて、どうしましょうか…。
(そうは言っても、これからの行動は決まっている。
冷水機の置いてある廊下へと赴いて)
んぐっ、んぐっ・・・、はぁ・・・。
(水を飲み終わり、更衣室へと向かおうとした・・・、その時)
〔ん?俺に何か用事なのか?〕
(ふと、見上げると一人の少女がこちらへ向かって来るのが見え)
〔ま、いいや、行くか・・・〕
(特に構わず更衣室へ行こうとする)
ちょっと、待ってください。
(むんずと胴着の裾を捕まえて―――)
………あなたは、いえ、あなたのその強さはどうして得たのですか?
(慎重に言葉を選びながら、青年に尋ねつつ片手を背中にまわし、剣を呼び出す準備をする)
そして……その強さの目的は?
(ごく、と喉を鳴らしながら、真摯に不破を見つめて)
うおっ。
(優希に捕まれ)
強さ?あぁ、日ごろの鍛錬じゃないかな?
練習も真面目に出てるよ?
(不意に質問されキョトンとしており)
目的?試合に勝つ・・・だけど?
〔何だ・・・、この子?〕
そ、そうですか………。唐突にごめんなさい。
(少し唖然としながら、手を離して)
すん……、あの、失礼ですけど血の臭いがしません?
(軽く鼻を鳴らしながら、そう尋ねて―――カマをかけてみる)
どこか怪我でもされたんですか?それとも……?
いや、別に構わないけど・・・。
〔何だ・・・、ちょっと怖いぞ・・・〕
血?出て無いししないけど?
俺、着替えたいから行くね。
(軽く手を振ると更衣室へ小走りで向かう)
〔怪しいな・・・、俺を探ってる?〕
(着替えを終えると玄関に向かい)
さて、さっきの変な子が来る前に退却だぜ・・・。
あ、ああ……引き止めてごめんなさい。
(その隙に不破に逃げられて、その背中を見送る)
………しかし、どうしたものか。
気のせいだとは思えないけど……けど……。
(一般人を巻き込む可能性はあるが、演劇部の練習だって誤魔化せばいいかと思い)
来なさい―――…闇烏。
(ふぉっと紫色の風が吹くと長大な剣が手には握られており、気を追って玄関へと赴く)
(優希の呼び寄せた魔剣の波動を感じ)
〔霊気?俺を狩りに来たのかな?〕
さってと・・・、依頼じゃない仕事は面倒だから・・・。
にげっ!
(ちらっと優希を見かけるもダッシュ!ダッシュ!)
なっ、ま、待ちなさい!!
(逃げ出した不破を見つけて、急いで走り出す)
くっ…なんて、早い―――……!?
(これでも全力で追いかけているのだが、距離は徐々に引き離されていき)
(だが、コレで分かった。少なくとも彼は、普通の人間ではないことを。)
は、話を聞きなさいっ……! はぁっ、はぁっ……!
(息切れを起こしながらも、必死で駆けていき)
あなたは、一体…何者なのっ!?
くぅ〜、しつこいなぁ〜〜。
(たまに振り返りながら)
俺の方が足が速いみたいだし逃げ切れ・・・。
(行き止まり・・・)
もう、なんだよ!お前こそ何者だよ!
〔ちっ、面倒だな・・・〕
はぁ、はぁ…………。
(流石に体力が切れたのか剣を杖代わりに、もたれながら)
私は、佐々木優希! たぶん、貴方と同類の者よ!
不破くん……だったかしら。
はぁ…はぁ……。あなた……何者?
あんな、熟練した……身体能力と判断力……。
並みの人間技じゃないわ……
(今までの不破の行動を思い返しながら呟いて)
もう一度聞くわ…貴方、何者?
はぁ・・・、俺は不破徹哉。
そんな事より大丈夫・・・?
(息切れする優希を見て)
もうちょい走りこみとかした方が良いとおもうよ・・・。
ほれっ!
(ひょいとタオルを投げて)
っていうか、俺が何者か聞いてどうする気なんだよ・・・。
(しゃがんで優希をいぶかしげな表情で見つめ)
(タオルを受け取りながら汗を拭いて)
―――貴方の目的次第です。
実を言うと、あなたが何者かはどうでもいいんです。
もし、貴方が人を襲うなら、私の敵。
貴方が人を襲わないのなら、それはそれでいい。
………今更あなたが、タダの人だなんて言わせませんよ?
(汗を拭ったタオルを放り返しながら、言い捨てて)
あなたの速度は、遥かに異常すぎるんですよ……。
んー・・・。
(腕組みをして考え)
故あって人襲う時もあるけど・・・。
特別な奴等だけな。
(ボソッと答える)
だからお前の敵なのか・・・。
ちょっと悲しいけど認めるよ。
それで?俺を殺したいとかそう言う感じ?
(お手上げのポーズを取り)
なるほど―――。
残念ながら、貴方と私は敵……ということになりますね。
(本当に残念そうにため息をついて)
………。
(思案する。本当にここで敵とみなしてもいいのかどうか)
……いえ、貴方が人間を殺して回っているなら止めなければ成りません。
理不尽な理由で殺される人はもう見たくありませんから…!
(今度は殺意を持って不破を睨みつけて)
答えてください! あなたはどうして人間を殺すんですか!?
そうだな・・・。
管理かな?
お前さん達だって牛や豚とか食べるだろ?
でも、無闇やたらに殺さないよな?
食用の牛やらを選別して殺して・・・喰らう。
(そのまま地べたに座り)
妖魔の中には人を喰わないと死じまうヤツもいる。
だから、法で裁かれないような悪人。
コッソリ悪事を働いてるやつを選別して喰わせてるんだよ。
(確かにここ最近、その様な未解決な殺人事件が多いのは
優希にも心当たりがあると思われる)
あとは・・・、話しを聞いてもらえない退魔士さんを・・・。
数名殺ったかな・・・。
んで?お前さんは退魔士なんだろ?
俺は俺を正当化する気は無い。
さ、どうする?
喧嘩売るってんなら買うよ?
用がないなら帰る。
(さらりと言いのけて)
なるほど―――。ならば、私たちが戦うのは当然かもしれませんね。
(視線を伏せがちにしながら、頷いて)
ただ―――……、妖魔は無秩序に人間を殺しているのも真実です。
逆も然り。
そして、妖魔と人間の仲を取り持とうとしているハーフがいるのも真実。
何が正しいのかは分かりません。
ただ―――……。いえ、今はやめておきましょう。
私一人では貴方に敵いそうにもありませんからね。
(ふっと笑みを浮かべて、ため息をついて)
けれど、今度貴方が誰かを襲っているとこを見かけたなら
その時は必ず―――…貴方を止めます。
そうか・・・、そうだな。
俺も無闇には人を傷つけたくはない。
でも、人間は人間を中心に考えすぎだと思うんだよね。
(近くの自動販売機に向かい)
んー、お前さんが俺に勝てない?
そうでもないと思うけどな、物騒な物持ってるしさ。
(ちらっと大剣を見て、それからウーロン茶を2本買う)
まぁ、俺は俺の信念で動いてるし、
お前さんもそうすれば良いんじゃないのかな?
(ウーロン茶を一つ優希に渡し)
それと、もう少し力むの抑えた方がいいな。
疲れないか?
(ごく真面目な優希の表情を見てクスっと笑い)
それは、妖魔も同じですよ。
……ま、もしかしたら、人間も妖魔も本質は同じかもしれませんね。
ただ、それでも―――私も人間です。
彼らが人間を襲うというのならそれを薙ぎ払うまで。
……一番いいのは、和解することなんでしょうけれどね。
ふっ…自分の力量ぐらいはわきまえているつもりですよ?
そうですね……自然体になることが必要なのかもしれません。
今の私には……それが欠けてる。分かってはいるんですけどね…
なかなか、自分の性分からはかけ離れているようです。
(苦笑して、ウーロン茶を受け取って)
人間と妖魔―――…上手く行けばいいんですけどね。
(ぼそっと呟いて、尚のことを思い出し視線を太陽へと向けて)
……太陽は照らし、月は見守る。
この住んでいる世界は同じだというのに―――……。
ま、人間も妖魔も良いやつも悪いやつもいる。
それだけだと思うんだけどな・・・。
(ゴクッとウーロン茶を飲み)
あと、何か勘違いしてるかも知れないけど、
俺・・・、人間だからね・・・。
(乾いた笑いをして)
俺が言うのも可笑しいけど、適当に頑張りな。
それだけ。それだけだからこそ、お互い認めようとしないんでしょう。
―――…もっとも、私が言うのもヘンですけど。
(一応は退魔の身でありながら、そんなことを気にするなんて、と呟いて)
でも、妖魔に加担している…んじゃないんですか?
なら、同じだ……と過激な退魔士は言うんでしょうね。
(苦笑しながら肩を竦めて)
ええ。私なりに方法を探してみますよ。
……とりあえずは、やっぱり何より、私自身が強くならなくちゃいけないんですけどね。
(ふうぅと大きくため息をついて)
そうだな、そうやって俺を「退魔」しにくるな。
(苦笑いをしつつ)
なんつーかなぁ・・・。
お前さんは退魔士じゃないよなぁ・・・。
上手く言えないけど・・・。
(うーん、と唸り)
あと、お前さんの決定的にダメな所な。
師匠とかいないだろ?
剣の持ち方からしてダメダメだもんな。
ちっと構えてみ?
まあ、経験は殆ど素人に近いですから。
(苦笑して肩を竦ませて―――)
…はぁ、一応いることはいるんですけど…。
(クーのことを思い浮かべながら、でも彼は戦い方を、だしなと考えなおし)
はい…、一応、こんな感じで構えていますけど……。
(剣を側面に両手で持ちながら)
なるほどな・・・。
(少し離れて優希を見て)
えーと、握りがこうで・・・。
足の開きはこうで・・・。
(少しずつ矯正して)
あぁ、大体そんな感じだね。
んで、師匠いるのか?
その割には・・・だったけどね。
……でも、こんなアドバイスしていいんですか?
こんなことしていたら、仲間から疑われますよ?
(眉を寄せながら、困惑した様子で尋ねて)
まあ、彼の元で習い始めてそんなに月日は経ってませんから……。
それに、私がこの力≠手に入れたのも同じようなものですし…。
だから、まだまだなんですよ―――。どこかの誰かを守れるような力に至るには。
(苦笑したまま、為されるがままに姿勢を変えていって)
別に構わないよ。
元々仲間からは煙たがられてるし・・・っと、良い感じだな。
(怪訝そうな優希に笑顔で応え)
どこかの誰かを護る力・・・ね。
そっか、まだまだなら沢山頑張って強くならないとダメだね。
(軽く笑いながら)
俺には決着をつけたいやつがいてね・・・。
そいつには負けないように努力してる。
お前さんは・・・、まずは自分の心に勝つことかな?
んじゃ、そろそろ行くとするかね。
もう、用事は無いだろ?
そうですね―――。
いつか、必ず。私は私の目標に向かって努力し続けます。
もう、私の目の前で誰かを失うのは怖いから―――…
(少しだけ悲しげに目を細めて頷きを返し)
ええ―――、次逢ったときは敵かも知れませんね。
ですが、その時までは無事でいて下さい。
私の知らないところで死なれても、後気味が悪いですから、ね。
(そんな軽口を叩きながら、踵を返して歩き出して)
それじゃあ、また―――。
今度は貴方を越えるような人間になっておきますよ。
(冗談っぽくそういい残してその場を立ち去った)
【こんな感じで締め、ですかね…?】
【お付き合いどうもありがとうございましたっ!】
【また機会があれば、よろしくお願いしますっ。それではお疲れ様でした〜ノシ】
えっと・・・。
(悲しげな瞳が思い人と重なり)
強くなれよ!
じゃあな!
(手を振り走って行く)
〔まぁ・・・、どのみち戦えるのか・・・俺・・・あの子と・・・〕
【同じく〆とさせて頂きます。】
【こちらこそありでした〜。】
【では、またおやすみ〜ノシ】
【待機〜v】
【エロいのやりたいな。と思ったり。】
【こんにちわ】
【あ、どうも。】
【エロール希望ですか?】
【ならやりやすいキャラに変わりますが…】
【いや、まだエロールやってないんでやるべきかなぁ〜なんて。】
【前の続きでも良いんですけど。】
【私はどちらでも構いませんよ】
【うぅ・・・それが一番困ったり・・・(汗)】
【じゃぁ、この前の続きで。ちょっと見て書きますね。】
【この前の続きと言うと私が水かけられてボッコボコにされかけたあれですね】
【了解しました】
知り合いっ!?父さんと!?
あぁああっ!!!ご、ごめんなさいぃ!!
(苦しんでるのを見て、鞄からタオルを取り出し炎月に投げる。)
ごめんなさい、ごめんなさい!
すいません、ごめんなさい!
(何度も頭を下げて謝る。)
【あれ、どうしました?】
【反応返しにくいですか・・・?ごめんなさい。】
【いえいえ】
【ちょっとポーションを飲んで苦しんでただけです】
シュ〜…
(水をかけられ体の熱が急速に奪われるがなんとか持ちこたえたが…)
いや…こちらも悪かったな…
へっ?
(自分の体が縮こまっていることに気付く)
【あら・・・大丈夫ですか?w】
ごめんなさ・・・・・!????
(懲りずに謝ろうとして、はたと止まる。)
ど、え、な・・・・・?(混乱中)
・・・・・・・・・・
子どもだったんですか・・・?
え、変化!?
【一口で地獄に行けますね…あれは……】
………???!
〔い…今まで水をかけられて腕が取れたり一時的な記憶喪失になったりしたが…〕
〔まさか縮こまるとは……〕
(本人相当焦ってます。)
いや変化ではない…
水をかけられ火が小さくなるように俺も小さくなったようだ……
(なんとか平静を保ってますが内心相当混乱してます。)
【天国じゃないんですかw】
火が小さく・・・。
あっ!!てことはあたしが水かけたから!!
すいませんでした〜〜〜・・・・。
どうすれば元に・・・・。
・・・あの。
回復させてください!(土下座)
【あの味は正に地獄行きですよ】
元に戻す方法と言っても…
多分一ヶ月くらいほっとけば治ると思うが…
(どう見ても低年齢の姿に大き過ぎる神父服姿は珍妙です。)
【・・・がんばってくださいw】
いや、そんなでも。
父さんの知り合いをこんなにしちゃったなんて、申し訳ないから〜・・・。
・・・それに、その体にその服はミスマッチです・・・。
ダメージをあたしに移して、そのダメージをあたしの中で消して・・・。
お願いします〜・・・。
いやいや
あいつの娘にそんな事は出来ないからな…
確かにこの姿は変だが三日もすれば慣れるだろ
(落ち着きを取り戻したようです)
さて…
今日はこれからどうするか……
・・・そうですか。
むぅ〜・・・。
(なんだかぶすくれている。)
あ、じゃあ家来ます?
今日は父さん家に帰ってると思いますし。
いや、遠慮しておくよ
こんな姿であいつに会ったら笑われちまうしな
(懐から小包と手紙を出し差し出す)
これをあいつに渡しておいてくれ
かなり遅れたが結婚祝いだ
そうですか・・・。
あ、確かに
(思わず笑う。)
あ、はい。
分かりました。
(手紙と小包を受け取り、鞄に入れる。)
えっと・・・炎月、さんでしたっけ。
気が向いたら遊び行ってもいいですか?
体が元に戻ったら遊びに行くよ
じゃあな!
(後ろ向きに手を降りながら歩き去っていく…)
(でもやっぱり滑稽な姿である)
【こんな感じに〆させていただきますね。ちょい用事が出来たもので…ではまたいずれ…】
あ、さよなら〜。
(手を振る。)
(しばらく炎月の後姿を見つめ、)
・・・・・・ぷくくっ。
(思わず吹き出し、帰っていく。)
【ありがとうございました〜。というわけで〆。】
【お次様どうぞ〜w】
【それでは待機させていただきます】
>>876 (夜宵の携帯に着信。出る前に切れるが、受信記録には待ち望んでいた番号が)
(あの夜、誓いの夜に出会った公園に向かう)
(そこには、夜宵の何よりも大事な主が待っている)
(酷薄な瞳の光が、夜宵を射抜く)
>877
(音も無く、影から姿を現して―――)
お呼びですか、水上様。
(傍にいるだけでも胸が高鳴るが、それを理性で抑えて見上げる)
>>878 天洸院の動きに変化はないか、と言うのが一つめ。
それと、水ヶ瀬学園と言う学校について何か知っていることはないか、と言うのが二つめだ。
(夜宵が望んでいることを知りながら、あえて淡々と命じる)
>879
………ハッ。
天洸院は変わらず、端末の退魔士を使って妖魔を撃退しているようです。
水ヶ瀬については……分かりません。
特別な点は見られませんし、退魔組織を抱えているということもなさそうです。
ただ数十年前、妖魔が関わった事件に巻き込まれている…ということは調査で分かりましたが。
>>880 十年一日の如し、デスか。
所詮は烏合の衆ですかね、天洸院も。
(夜宵を挑発するように言ってみる)
その割りには異能の力をいくらか感じるのは……偶然でしょうか。
ふむ?
その事件の詳細についてはわかりますか?
>881
……私は水上様のお役に立てればそれで。
(瞳を細めて、淡々と言葉を紡ぎ)
いえ、残念ながら当事者がその事件ににて死亡、もしくは引退しているので
―――詳しいことは。それに関する資料も隠されているようで
(分かりません、と付け足して)
ですが、昨今の妖魔の活発化によるためか、突発的に能力を所有するものもいるみたいです。
>>882 (揺れもしないことに満足げに目を細める)
なるほど。
では、時間の許す限り、水ヶ瀬について調査しなさい。
どうにも、ひっかかりますからネ。
さて、と。
後は、軽い「テスト」をしましょうか。
(ぱちん、と指を鳴らすと池から人型をしたモノが現れる)
ボクの作った使い魔です。
あれと勝負して自らの優秀を示しなさい。
そうすれば……褒美を上げますヨ。
(夜宵を背後から抱き、股間を撫で回しながら囁く)
>883
―――了解しました。
(小さく頷いて承諾して)
テスト……ですか?
分かりました―――……私の戦う姿をお見守りください。
(んっと艶かしい吐息を吐きながらも、冷たく鋭い目つきになり
掌からはぱちぱちっと紫電が迸り、雷球を作り上げる)
――――――シッ!
(使い魔に向けて、押し出すように雷球を投げつける)
はぁぁぁぁ―――……穿ち蛇!
(その隙に使い魔の懐へと飛び込むと、紫電を纏った鎌のように鋭く刈り取るような蹴りを放つ)
>>884 【実は使い魔ではなく人間で、殺人をしながらまぐわうと言う背徳の快楽を教え込もうとしている、というのはどうでしょうか?】
【多分に猟奇的ですが】
ええ、期待していますヨ、ククク。
(夜宵の雷を使った戦いに笑みを浮かべる)
なるほど、これは相性のいい下僕かも知れマセンネ。
夜宵、もっと破壊しなさい。
容赦は無用ですヨ。
(唇に指を当て囁きかけると、夜宵の耳元で声が響く)
>885
【うぅん…それはちょっと……。殺人と快楽とはなかなか結びつきませんし……すみませんorz】
んっ……はい。
(飽くまでも呟くだけに止めて、その隙を逃さず蹴りの連撃を加えた後
サマーソルトを加えて、吹き飛ばす)
―――――――――。
(そしてその吹き飛ばす速度を上回るスピードで背後に回りこみ手で使い魔を貫き殺す)
>>886 【OK、ではただの使い魔にしておきましょう。確認取ってよかった(苦笑)】
(夜宵が使い魔を屠った瞬間、使い魔の体を構成していた水が破裂したように飛び散る)
(もちろん夜宵にもその飛沫がかかるが、いつの間にかその飛沫は夜宵の最も好きな液体……すなわち竜斗の精に変わっていた)
よくできました、夜宵。
ご褒美を上げましょう、さあ、こちらに来なさい。
>887
―――……ぁ。
(うっとりと付着した液体を身体に浴びて、目を細める)
は、はい……ありがとうございます……。
(頬を赤らめて、視線を伏せがちにしながらも、主の傍へと寄り)
どうか……夜宵に情けをおかけください……。
(欲情した瞳で主の瞳を覗きこむ)
>>888 フフ、まずはその身体に着いたものを全て舐めなさい。
それから、デスヨ。
お情け、デスか。
どちらに欲しいのですか、夜宵?
(欲情した瞳を冷めた瞳で見つめ返す)
>889
は、はい……
(衣服を脱ぎ捨てると、衣服に付着した液体をぺろぺろと舌を這わせて舐め採っていく)
んちゅっ……ちゅぱ・・・…ちゅるるっ…んちゅううっ♪
ああっ、ご主人様の……美味しいです……っ…
(至福の表情を…蕩けるような笑みを浮かべる)
あ、あの…お、お尻にください……
(恥ずかしそうに俯きながら、言葉ははっきりと告げて)
ご主人様のぺにす……牝豚にくださぁい…♪
>>890 フフ、当然でしょう。
夜宵はボクの牝豚なのだから。
(至福の表情を浮かべる夜宵に唾を吐きかける)
いいでしょう。
ですが、その前に……
(夜宵の瞳を赤い瞳が見つめる)
(お尻の穴を竜斗のペニスが貫いていく幻が夜宵の脳裏に浮かぶ)
(幻にもかかわらず、それは確かな快感と肉体の反応を示させる)
まずは、幻の快楽で体を解しなさい。
それから、貫きますよ。
さあ、お尻を高く掲げなさい。
>891
はい……ぃ……♪
(唾を吐きかけられて、被虐心を刺激されますます満たされていく)
夜宵は水上様の牝豚ですぅ……
(赤い瞳に見つめられた瞬間、どくんっと心臓が跳ねて)
えっ、あ、ひっぃいいぃぃ…!? な、なんでぇええ♪
おちんぽっ……気持ちよすぎりゅうう…!?
おひっ……あはぁぁぁぁっ!!
(夢か現かも分からず、混在して、快楽に身体を跳ねさせて)
は、はひぃいいっ、おしりっ、お尻ぃぃっ、お尻ぃいいっ♪
(言われるままに高く尻を突き上げて、ひくひくと震える尻穴を見せ付ける)
【少し夕食落ちしてきます】
>>892 クク、これがボクを殺すために来た刺客。
冷徹な職業兇手だった女。
最高に、楽しい茶番だ。
ねえ、ヴェパール。
(赤く輝く瞳に指を這わせ、愛しいものでも愛でるように撫で、血の涙を流す)
フフ、体は心の従属物に過ぎない、と言ったのは誰だったかな。
それを今体験しているわけだ、夜宵。
……もっとも、理解など出来はしないだろうけれどね。
(夜宵の尻を掴み)
お望み通り貫いてあげるよ。
夢も現も全てボクの支配に堕ちるがいい。
(怒張をゆっくりと埋めていく)
ただし……夢と現が一つになんか「ならない」
夢と現の相乗の快楽を感じるがいい。
ボクの、牝豚。
(不気味なほど優しく囁いて、怒張を全て埋め込む)
【了解しました】
【すみません、急用が出来てしまい、あと20分ほど待っていただけるでしょうか?】
【大変長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした
……家人が次から次へと用を押し付けてくるものですから】
>893
はぁ、はぁっ……!! ご、ご主人様ぁぁぁっ…!
ひっ、ふぁあぁ……は、はひっ…!
す、すべて…私をぉ…夜宵をごしゅじんしゃまの、所有物にしてくらふぁい…!!
んふぁあぁっ―――…ぁぁぁ!!
(髪を振りまきながら、喘ぎ悶え、大き目の尻を振わせる)
ん…は、ぁあぁっぁっ…ご、ごしゅじんさまのが、もう、もうひとつはいってきゅるぅうううっ♪
ふぁ、ふぁいぃいぃ、や、夜宵はぁあっっ、ごしゅじんさまの、牝豚れしゅうううぅっ♪
(目を見開きながら、喘ぎ、埋没していく肉棒をぎゅううっと締め付ける)
【いえいえ、お気になさらずに】
>>896 もちろんだよ、夜宵。
キミはボクのもの、ボクの大事なオモチャ。
だから、もっと楽しませてくれ。
(すっと夜宵の手に自分の手を重ねる)
これから夜宵の手はボクの手。
夜宵の身体を狂わせるボクの支配の手。
さあ、その手で……淫水を垂れ流す牝豚の穴を穿り回せ。
(囁く間も夢と現、二つの尻穴が余さず犯され解され染め上げられていく)
そう、夜宵はボクの牝豚。
ボクの与えるもの全てを快楽に感じる浅ましい牝豚だ。
さあ、夜宵。
立って水面に淫らな水を振りまいてごらん?
(夜宵の状態を引き起こす)
>897
はっ、はひぃぃっ…! 卑猥なお汁を垂らす牝豚の穴を穿りますぅううっ♪
(自然といわれるがままに、手先は秘裂へと伸び、ぐちゃぐちゃと音を立て
下品に弄り、愛液を溢れさせていく)
あっ、あっ…ご、ごしゅじん…さまぁっっ……!
(尻穴を犯され続け舌を突き出しながら、涎を垂らし焦点は定まらない)
は、はひっ、わ、わかりまひたぁぁぁ……♪
(恍惚とした声を挙げながら、腰を自ら振って、快感を求めていく)
浅ましい牝豚の姿を……ご覧くださいぃ……
んんっ―――…はぁぁっ……で、るぅ……♪
(ぷしゃああぁぁっ、と勢いよく水面に向かって放尿しはじめて、
ばちゃばちゃと音を立てて、水面に波紋をつくる。放尿の快感のためか、舌を垂らしたまま喘ぎ)
>>898 【ここで意識だけ以前の夜宵に戻すというのも面白いかなあ?どうでしょ】
牝豚の尻穴は心地いいぞ。
(褒めながら夜宵の尻穴を抉り開発していく)
(夜宵の舌を指で挟み弄ぶように揺らす)
小便を漏らせとまでは言っていないのですがね。
まあ、いいでしょう。
(水面に零れた小水が鎌首をもたげる)
自らの小便を受け入れて喘ぎなさい、さあ、自分で受け入れるために開いて……
(夜宵の胸を揉みしだきながら命じる)
>899
【とことん鬼畜スキーですねw 別にこちらは構いませんが…すぐに快楽に負けそうなんですけどw】
あはっ、あ、ありがとうございますっ♪
わたひもっ…ご主人様のおちんぽ…っ…きもひ、ひぃれふぅうっ♪
(びくびくっと身体を震わせ、自ら舌を動かして被虐の快楽に陥る)
んふぅう……ふぁぁ、ふぁひぃ……♪
(尻穴を削られる快感のためか、力なく答え、胸を高鳴らせながら秘所を開く)
(乳房は淫らに揺れて、ぐにゅぐにゅと形を自由に変えていく)
>>900 【鬼畜鬼畜って言うのは誰だよっw】
ククク、そうか、気持ちいいか。
……この状態でもそう言えるかな?
(夜宵の額に手を滑らせ、以前の意識を再構築する)
(同時に小水で出来たペニスが夜宵の秘所を貫く)
え……いやあぁぁぁっ!? や、やめてぇぇっ―――!!
抜いてっ、抜いてぇぇっ…いぎぃいいっ!! 抜いてぇぇッッ…!!
(意識が変わった瞬間、暴れだして、抵抗するものの抗うことができず)
ひっ、い、いやっ、こ、壊れるっ…! おぁ…ごりごり擦れてるっ…止めてぇぇっっ!!
お、おねがいだから、も、もう止めてぇえっ…!
(ただ、泣き叫びながら、抵抗するも襲い掛かる快楽には勝てず、為されるがままにされる)
>>902 止める?
何故止めないといけない?
痛くもない、それどころか、気持ちいいだろう?
もうボクを殺そうなどと思いも出来ないほどに……
(首筋に口付けながら、尻穴を擦りあげ、小水のペニスは膣を抉りクリトリスを覆ってねっとりと撫で回す)
それとも、まだボクに歯向かうかい?
>903
だ、だって……っ
こ、こんなの、おかしくなっちゃうぅっ……!
ひぃぁああああっっ…わ、たし、わたしじゃなくなっちゃうのぉぉっ……!!
(ぽろぽろと涙しながらも、流し込まれる快楽には勝てないのか、
力弱く首を横に振るだけで―――)
もういい……もう、歯向かわないから許して……。
わたし、ヘンになっちゃう……
(ぐすぐす泣きながら、俯いて人形のように為されるがままに犯される)
>>904 ククク、本当にこれが群雲夜宵か?
ボクにあれだけ敵意をぶつけてきた天洸院の刺客なのか?
(乳首をくりっとつまみこねる)
変に?
ほう、どうなるというのかなあ?
(尻穴に埋めた怒張の動きを止めるが、怒張が太さを増していく)
止めて欲しいなら、何を何処に入れるのを止めて欲しいか言うんだな。
ちゃんと、ちんぽをケツ穴に入れないで、とね、ククク。
(囁きかけながら、赤い瞳を向け、淫語に対して快楽を感じるように暗示をかける)
>905
…ひっ…あぁぁぁっ…!!
……うっ…ごめん、みんな………
(かつての仲間たちを思い返しながら、そう呟いて)
本当にダメっ…おかしくなるっ……
嫌なはずなのに……感じちゃう…気持ちよくなっちゃうの……。
(肉棒が膨れていくのを尻穴でじかに感じながら、びくっと肩を震わせて)
わ、わかったからぁ…や、止めてぇ……。
わ、わたしの…け、ケツ穴に……ち、んぽ…い、いれないでぇ……。
(瞬間、どくんっと心臓が跳ね上がり、かぁっと全身が熱くなる)
な、なんれ……? わたしっ、おかしいよ…ぉ……っ?
>>906 ククク、大丈夫。
その絶望もすぐに……快楽に変わる。
聞こえないなあ。
ほら、ちんぽ、だ。
もう一度言ってみろ。
(乳首をコリコリと弄びながら)
いいや、おかしくはない。
群雲夜宵は生まれたときからボクのものになる運命だった。
ほら、尻穴のちんぽを感じれば、わかるだろう?
(誤った認識が毒のように夜宵の意識に染み渡っていく)
>907
あひぃぃぃっ…! や、めってぇぇっっ…!!
ち……チンポ…チンポッ!! 私のケツ穴にっ…チンポいれないでぇっぇぇっ♪
(大声で叫ぶ言葉とは裏腹に、乳首は勃起し、ひくひくとアナルは戦慄く)
ああぅ……そ、そうなのっ…?
ケツ穴のチンポ…気持ちいい…のっ
あっ、ああぁっっ……も、もう、らめぇぇ……がまんできなぃぃ……!!
(きゅうぅっと尻穴は窄まり、肉棒を締め付ける)
わ、わたひ、ど、どうなるのっ……ぁぁああっ!!
>>908 やめないで、だろう?
(夜宵の耳たぶを噛みながら囁く)
(夜宵がチンポと叫ぶたびに尻穴を抉り突き、膣を埋める水のペニスはぎゅるぎゅると膣を激しくかき回す)
入れて、の間違いだろう?
そうだ。
夜宵が天洸院で働いてきたのも、全てはボクのため。
運命の主であるボクのためだ。
その証拠に……ほら、ボクのチンポは最高に気持ちいいだろう?
どうなる?
それはね、運命のままに……牝豚になるのさ。
ほら、水面をごらん。
アレが、キミの姿だ。
>909
ぁ……そ、んな………
(水面に映る自分の痴態に愕然として項垂れて)
私……こんな……ぁああ……
(膣内と尻穴をかき回されて、極度の快感を味わいながら絶望し)
ぁ、は……ひっ、んぁあぁぁっ…!!
(何かが切れたのか、もう嬌声を止めることは無く、思う存分泣き叫び)
あひぃいいっ!! 入れてっ……私の……牝豚のっ…ケツ穴にちんぽでかきまぜてぇぇぇっ♪
おまんこも、いっぱい虐めてほしいのっ……お願いぃいっ!!
>>910 そう、それが群雲夜宵。
ボクの牝豚の運命を持った女。
さあ、運命に目覚めるがいい。
(膣と尻穴を埋めるものが膨張し、夜宵の中を全て埋め尽くす)
(その一瞬の静寂の後、肉襞という肉襞が有り得ないほどの快楽を走らせる)
フフ、いいでしょう。
ですが、アナタは牝豚、ボクは主人。
もう少し言葉遣いに気をつけるべきでしょう。
何しろ……もうボクの与える快楽でしか満足できなくなっているのですからね。
(夜宵の身体を反転させ、向き合ってその口元に唾液を垂らす)
>911
あ、あっ、あぁぁっ………!!
(口をぱくぱくと息を求めるかのように動かして)
はっ、はひっ……す、すみません、でした……っ!
群雲夜宵はっ…水上様のっ…チンポが大好きな変態メス豚ですっ…!!
メス豚はっ……いつでも、この身体をっ、ご主人様に捧げます…
で、ですから…、ごしゅじんさまのチンポの味を忘れないように…っ
わたひの全てを、犯してくらしゃいぃ……!!
>>912 ククク、どの人格ももうボクのものだ。
夜宵の全てがね……
(視線を合わせ、夜宵の心に入り込み、その記憶の全てを改竄する)
(全ての価値観は竜斗のためになるかどうかになり、全ての努力は竜斗のためのものとなる)
ならまずは……その汚らしい全てを晒してもらいましょう。
クク、精液で浣腸をしてあげますよ。
(夜宵の誓いの言葉に邪悪な笑みを浮かべ、怒張を奥に突き立てたまま射精する)
(射精しながら乱暴に尻穴から怒張を抜き、濃い白濁を夜宵の全身にもぶちまける)
>913
あ、は……はい……。
私は…ご主人様のものです……。
(うっとりと呟きながら、頷き、恍惚の笑みを浮かべる)
はっ、はい……わ、私の汚いところも全部…見てください……
あっ、ふぁぁあああぁぁっ―――…!
ご主人様のざーめんで浣腸されてるぅううっっ…♪
ひぃぃっ、ふぁっっああああぁぁっん!!
う……んち……で、出ちゃうっ……!
(ひくひくとアナルは震えて、今にも中の物が飛び出してきそうなほど尻肉を揺らして)
>>914 先程まで敵意を抱いていたくせに、もうこれですか。
面白い……ククク。
(夜宵を嘲笑する)
とどめを、上げよう。
これで全て吐き出し、ボクに見せるがいい。
そうすることで……もう夜宵は後戻りできない牝豚に堕ちる。
さあ……!堕ちろ!
(未だ小水のペニスが差し込まれたままの膣を無理矢理に貫く)
>915
ひっ………!
あぁぁあっっっっ―――! んふぁぁぁっ!!
も、もうらめぇえええっっ、で、出ちゃふぅううっ―――…!!
(空気が漏れる間抜けな音共に、茶褐色に染まった白濁液が溢れて
べちゃべちゃと地面へと叩きつける)
ひぁあぁぁっ、ぁ、ぁああああ、め、メス豚…っ、いっちゃいますっ…♪
ひっ、は、はぁぁぁぁあっ!! あひぃいいいっ!
(びくんびくんと震えると、白痴顔を晒しながら絶頂を迎える)
【そろそろ眠気が襲ってきたので……そろそろ締めてくださるとありがたいです…】
>>916 ククク、アーッハッハッハッハ!
(夜宵が絶頂とともに漏らすのを見て哄笑する)
ふん。
(夜宵の膣から怒張を抜き、水辺に放り出す)
(水が夜宵を覆い、その身体に竜斗の指示をダイレクトに受けられるよう受信機となる水の玉を埋め込んでいく)
これからはボクの指示はそれで直接受けられる。
気が向けばイカせてもあげるよ、せいぜい励め、牝豚。
(夜宵をそのままに踵を返し夜に消えていく)
【ではこんな感じで締めますね。鬼畜で悪いかーw】
>917
ぁひ………ひ、ふぁ……
(完全に光を失った瞳で、虚ろに虚空を眺めて)
ふぁ……ふぁひ………♪
分かりました……ぁ……ごしゅじんしゃまぁ……♪
(絶頂の余韻を味わったまま、横たわり、茫然とその背中を見送り
そのまま意識は薄れていく…)
【それではお疲れ様でしたーっ】
【お休みなさい………この鬼畜ッ(褒め言葉w】
【待機します】
【もう少しだけ待機】
【待機解除、落ちます】
細い路地を抜けると、雑居ビルに囲まれた空き地がある。
天を見上げると、区切られた空から細い月が見えた。
「はぁ・・・」
血なまぐさい空間で深呼吸する。
血臭を放っているのは、地面に転がっている肉塊。
それが都合三つ。どれも人に似ているが人ではない。
なぜ殺したのか。それは、この金髪の青年が戦士であり、狩人だからだ。
人に在らざる者を感知し、それを圧倒的な暴力で以って制する。
天洸院・斬鬼衆の凶戦士・御影義虎。
金色の髪、黒いライダースーツ。
彼は――呆然としていた。殺したことに対してではない。
戦った理由。経緯を覚えていないからだ。
記憶に留めるほど、大したことではない。
彼は結論付けて、その場を去ろうとした。
だが――
【避難所からです。水上さんまちです】
>>922 暗い路地裏、冷たい月明かり、そして夥しい血の赤。
中々にいいロケーションだ。
そして、何よりも……
「イイ、腕ですネ」
そう、男に声をかける。
天洸院・斬鬼衆の一人、御影義虎。
夜宵が提出した資料の中にあった男だ。
だが、人の中にありながら、この臭気……むしろこちら側に近い。
薄笑みを浮かべながら近づく。
足下でまだ息のある妖魔がボクの姿を認め、助けを請う。
人の言語ではない、耳障りな音。
その耳障りな音が、鬱陶しい。
ぐしゃり。
その音の発信源、死にかけの妖魔の頭を踏み砕く。
革靴に血が乗る。
「その腕を称えて、一杯どうですカ」
親しげに。
十年来の知己に話しかけるように誘う。
そう、彼はボクの知己だ。
なにしろ……彼もまた、殺人鬼なのだから。
【遅れて申し訳ない】
>923
ソイツは――危険な存在であった。生物としての本能と、戦士としての経験が、
逃げろと警告している。抑えられてはいるが、禍々しい妖気をその存在は漂わせている。
恐らく、マトモに戦えば殺されるだろう。1回殺す間に99回は殺されるだろう。
一人では、殺されることが決定付けられている存在に対して、しかし彼は笑った。
親愛の笑みでは無論ない。冷笑、である。
自分に近い存在であろう、まだ息のあった肉塊を躊躇なく潰した。
妙な感覚を覚える。まるで――鏡を見ているような。
「何者かと問うまでもないな」
例えどのような相手であっても、怯まない。恐れない。
どうせいつか誰かに殺されるのは覚悟している。ならば意地だけは張り通す。
妖魔を喜ばすようなことはしてやらない。
何よりこいつは――自分に近い。
「いいだろう、いい店につれて行け」
彼は承諾し、その存在に促されるまま店へ連れて行かれた。
>>924 期待通りの反応、期待通りの返答。
怯むことなく、張ることもなく。
自然体で相対する彼は、とても面白い。
思わず嬉しくなる。
まだ、こういう存在がいたのか、と笑みがこぼれる。
「エエ。お気に召すといいのですがネ」
そう言って赤く染まった路地裏を後にする。
別段、後ろを確かめもしない。
一度承諾した以上、付いてこないはずがないのだ、彼が。
路地裏からいくらか歩いた雑居ビルの三階。
行きつけのバー「Blue Moon」
「ターキーをダブルで二つ。ボクと彼にネ」
スツールに座り、バーテンに声をかける。
赤に染まった二人が入ったのは、青い月の光を降らせる店。
奇妙で下らない符合に笑みが浮かぶ。
>925
酒は苦手だが飲まないわけではない。
飲むと矢鱈と殺したくなるから、普段は飲まないだけだ。
青い月の光が満ちる酒場。
ようやく、この男の素性に思い当たる。一度、天洸院のデータベースで顔写真を見た。
水上竜斗。国内外問わず、退魔機関ならこの男の情報は最優先で手に入れるだろう。
曰く、魔王の契約者。水の支配者。この男一人相手にして壊滅した退魔組織は
枚挙に暇がない。天洸院の本部ですら、この男には手を出しあぐねている。
「この国にいたとはな、魔王の器よ」
運ばれたターキーで口を湿らせ呟く。
「こんな狭苦しい陰気な国で、何をしているんだ」
>>926 「魔王の器、ですカ。どうせなら『契約者』と呼んでいただきたいですガネ」
ターキーを煽りながら、軽く訂正を入れる。
「この力は犠牲の代償ではなく、意志の現れ故に」
グラス越しにそう語る。
自らの鏡像に。
「何、里帰り、デスヨ。故郷が恋しくなりましてネ」
グラスが揺れて鏡像が消える。
鏡の向こうの自分ではなく、グラスの向こうの御影にそう返す。
御影、御影か。
つくづく、符合とは面白い。
>927
銀色に見える白い髪。燃える様な金色の髪。
何処か似ているようで、決定的に異なる雰囲気を纏った両者。
本来なら、出会うなり殺し合う定めにある両者。
だが、現実には酒盃を傾けながら、語り合っている。
「契約か・・・」
その辺の事情についてはデータベースにも記載されていた。
だが、真面目に読んではいなかったので、内容は忘却の彼方だ。
「お前の帰りを待つ者はいないだろう」
そう、彼がそうであるように。誰も愛さず、誰からも愛されない。
きっと鏡像の彼も、そんな存在に違いない。
「それとも、誰か会いたい人間でもいるのか」
問うているというよりは、独り言を呟いている、そんな感じ。
>>928 「そう、契約です。アナタが遍く全ての魔を滅すると誓ったのと変わらぬ契約」
だからそれはとても神聖で、不可侵なモノ。
誰にも理解できず、誰とも共有できない世界。
それは、鏡像であっても理解できない領域。
「さて、ネ。ボクの帰りを待つように『した』女ならいるかも知れませんガ」
愛などはくだらない。
そんな生理反応なら、いくらでも作り出せる。
それが魔王の力、魔王の理。
「会いたい人間?残念ながらいませんネ。そんなことのために帰ってきたわけでもありませんし。
フフ、アナタにはいるのですか、『そこ』にいる理由が?」
呟きのような、問いかけるような言葉。
まるで神話の知恵の獣(スフィンクス)のような。
>929
彼は冷ややかに笑う。どんな禍々しい存在であれ、笑うことはできる。
そんなことを今更思い出す。
時折、鏡の前で意図的に笑顔を作ることがある。
その度に感じる感覚。酷く――吐き気がするような。
彼の笑みを見ると、その時のその感覚が甦る。
「俺は成すべきことしているだけだ。この腐れた世界がどうなろうと
関心がない」
思うままに、やりたいことをやるために、天洸院に属している。
その辺の事情は話す必要がないだろう。組織の理念など、路肩の石並に
どうでもいいこと。ただ、それを成し遂げるために、個人では力が足りない。
そういう意味では、この男が羨ましくなる。世界を敵に回してすら、
冷笑を浮かべられるだけの力が、きっとあるのだろうから。
「だから、俺に理由はない。殺したいから殺す、壊したいから壊す。
滅ぼしたいから滅ぼす。俺が『ここ』にいるのは、都合がいいからだ」
妖魔に対して、切実な憎しみがあるわけではない。
害獣を狩るのに、理由が必要だろうか。
>>930 笑みに笑みを返す。
笑みとは元々攻撃的なもの、とは誰の言葉だったか。
「ならば、同じですネ。成すべき事とは成したい事。
ボクも同じように成したいことを成しているだけですからネ」
思うままに、やりたいことをやるために、その力を振るう。
何故などない。理由などいらない。
ただ、成したいことがあるというそれだけ。
なるほど、これは似ている。
決定的に違いながら、致命的に似通っている。
どこかで間違ったなら、彼はボクでボクは彼たり得たかも知れない。
「クク、全くアナタは面白い。そこまででありながら、何故そこにいるのだか。
あるいはアナタなら、ボクと同じ『契約者』となり得るかも知れないのに」
人を越えた欲望故に得た、人を越えた自由。
ボクに可能ならば、あるいは鏡像の彼にも可能なのではないか、とふと思った。
>931
「生憎と、魔とは反りが合わんのでな」
妖魔を狩る理由があるとすれば、それだけだろう。
深淵を覗く者は、その時深淵から覗かれていることを覚悟しなければならない。
化け物を狩る者は、その過程で化け物にならないようにしなければならない。
夜の境界に立ち、闇を呼吸する自分は、一匹の修羅なのだろう。
そんな取り止めのないことを考える。
気付けば、ターキーは既に飲み干していた。
彼と『彼』は、致命的に似通っていて、決定的に違っている。
何かが違えば、立場が入れ替わっていたかも知れない。
だが、そうはならなかった。それだけだ。
だから、こうなることも決まっていた。或いは、この二人が生を受けた瞬間から。
「そろそろ河岸を変えないか?」
スツールから立ち上がり、彼を誘う。
意訳すると、『そろそろ殺し合おう』という意味になる。
説明せずとも、彼にはわかるだろう。
【そろそろ〆たいのだが・・・すまない】
>>932 「なるほど、それは重要な問題ですネ。
ボクもニンゲンとは反りが合いませんから」
人に徒なす理由など、それで充分だ。
個人ではなく種としてのニンゲンは度し難い。
その思いは紛れもなく事実だ。
「イイでしょう。何しろ今夜はイイ月の夜だ」
彼の言葉にそう答える。
それ以上の言葉はいらない。
何故かも不要だ。
それは、おそらくは出逢ってしまった瞬間に決められていたことだから。
グラスに金を挟み込み、テーブルに。
わずかに濡れたグラスは、BlueMoonの光を受けて妖しく輝く。
その硝子の瞳に、二匹の獣を映しながら。
【ではこういう感じでこちらは締めましょう。ううむ、我ながら酔っぱらい駄文で申し訳ない】
>933
凶戦士と契約者が、互いの瞳に互いの姿を映す。
吐き気がするような親近感と、同類であるが故の憎悪。
言葉はいらない。こうなる事は決まっていた。
千年前の約束を果たすかのような、決定的に間違っている感覚。
彼は彼を見つめいた。彼も彼を見つめていた。
どちらが自分なのか、その境界が不明瞭になりつつある。
だから殺そう。だから壊そう。だから滅ぼそう。
今夜はいい月が出ている。
【お疲れ。偶にはこういうのもいいもんだ】
【今度またネタ考える。じゃあなノシ】
【さて、誰も本スレを使用していないみたいなので、お邪魔して
待機させていただきますね。 名無しさん、キャラハンさん問わず声をかけてくださいな】
月明りが、街の路地を照らし出す。
何処の町にもある、発展途上の若者達の溜まり場になっている、鉄筋の構造物の合間の闇。
かつては自分達の領域に近かったそのような場所にも、愚劣さを増長させた餓鬼共がたむろしていた。
任務でなければ、憂さ晴らしにこの場を血の宴に変貌させてやろうものを。
騒音を撒き散らす路地で、日々怠惰と暴力を貪るストリート達。
それが今回のターゲットだった。
「何だ?おっさん。ここは俺達のテリだぜ」
くちゃくちゃと汚らしい音をわざとらしく鳴らしながら近付いてきた餓鬼の額に指を突き付けた。
平衡感覚を失ったように、餓鬼がたたらを踏み、路地の奥に無様に突っ込む。
「済まないな。荒らしに来たつもりはないのだよ。」
いきり立つ餓鬼共。
こういう手合いは暴力で一時的に従わせるのが一番か。
「猿渡。死なない程度に掃除を頼む。」
言葉と同時に、背後に控えていた男がつまらなそうに鼻を鳴らした。
仕方が無い。殺しては何にもならない。
―― 数秒後、私の前には、十数人の餓鬼共が呻きながら転がっていた。
「手を出さない方がいい事は分かっただろう。
何。ここに来たのは他でもない。君達に渡したいものがあっただけだ。
…靜、『あれ』を」
もう一人、後ろに控えていた和装の女性が、ジュラルミンケースを恭しく手渡してきた。
ノッチを外し、中に入った数十本に及ぶアンプルを確認する。半透明の紅の液体がアンプルの中で揺れ動く。
「……君達に、別の世界をやろう」
そう言って、私は笑みを浮かべた。
怜悧なる、実験動物を前にした笑みを。
【置きレスオンリーです。】
【
>>935 すみません、リロミスしましたorz】
【クーの訓練やります?】
>937
【いえ、お忙しそうであれば、別にいいですよ?】
【こちらも七時には一度おちなければなりませんし】
>>938 【いや、そうじゃなくて、936の件です。<すみません】
【他の人待ちなら下がりますが…?】
>939
【いえ、それは分かってますよw リロミスぐらい別にいいですよ】
【いえ、私でよろしければお相手していただきたいですが…】
【えーと、別に忙しいわけじゃないので、大丈夫ですよ?】
【それじゃあよろしくお願いできますか?】
【はい。では、そちらからどうぞ。】
(早朝の公園。
夜はムードのあるデートスポットだが、こんな早朝からいちゃついているカップルもいるはずもなく、
公園から望む海が見えるだけで、霧と静けさ、そして身を切るような寒さだけが包み込むだけ)
…………それでは、よろしくお願いします。
(その公園の広場にふたりの少女が人工芝の上に立って対峙している)
(優希の手には黒紫色に染め上がっている大剣が握られており、目の前の少女を見据える)
ふむ……この前と構えが変わっているな。
誰かに教えを請うたのか?
(優希の構えを見て、首を傾げる。
剣に詳しくは無い彼でも、それを理解出来るだけの知識は有していた。)
それに、その剣……なるほど、私だけではなく自分でも色々模索しているようだな。
では…行くぞ。
(手を前方に向け、指先を虚空に縦に描く。
空間が引き裂かれるようにその部分に紅い一本の線が現れ、棒状の形を成した。)
いつもの通りだ。
掛かってきなさい。
(視線が上を向くと同時に、鋭利な刃のように静かな気迫が、優希に向けられた。)
え、ええ……ちょっと他の退魔士の方に教わりまして…。
(妖魔側の人間だと言えば、余計な誤解を与えかねないと判断したのか肯定だけして)
ええ。少しでも自分の力を使いこなせるようにしておきたいですから。
(苦笑して柄を握り締めてスッと視線を向ける)
――――――ッ……はいッ!!
(その気迫に負けないかのように、声を張り上げてダンッと力強く大地を蹴り跳ばす)
(集中するはクーの手先と目の動き。それを目指して疾走―――、冷静に剣を縦に振り落とし、
続いて左横から右へと薙ぎ払う)
ふむ……。
(すぃ、と柳が流れるような所作で剣の連撃をかわす。
然程、動きが速いわけではなく、目視出来る程度なのだが、
捉え所のない羽を相手にしているように剣先は身体を捉えられない。
手にした槍を防御に使うのではなく、まるで舵取りのように重心をずらし、針先程の差で撃を避けていた。)
(そして、二撃目が斜めに空を斬った直後、手にした紅い槍の穂先が、優希の額の前に突きつけられた。)
以前から思っていたが、そなたは、攻撃の所作が大きい。
今の動きでは、隙が出来る瞬間を読まれ易いぞ。
良いか。
命のやり取りをもって戦うというのは、剣の試合とは異なる。
隙を作れば、それは死に繋がる。
いかに隙を作らず、相手の隙を作るか。
それが重要なのだよ。
(槍先を引くと、滑るように間合いを取る。)
私の槍とそなたの剣では、例えどれだけそなたの剣が長かろうと、
攻撃の間合いに差がある。
それを考えて、向かってきなさい。
(再度、クーはそう言って紅の槍を構えた。)
(寸分違わず、額に穂先を突きつけられてぴくっと動作が止まる)
(額からは汗が垂れ落ちて)
………。
うぅ…自分でも以前からは感じていたんですが……。
そうですか、やっぱり……
(はぁ、とため息をつきながらもクーの指摘を耳にして)
隙を作らず、相手の隙を作るか……か。
……なるほど。
(言うのは簡単だが、そう簡単に出来るものではない。
相手が熟練した者であればあるほど、その隙は作りにくくなり、隙を突かれやすい)
とは、言ったものの、どうしたらいいものやら……
(真っ直ぐ、クーを見据えながら、自分の脳内の思考回路を巡らせる)
(クーの指摘の通り、槍と剣ではそのリーチの差は明らかである。
こちらの攻撃範囲内に入る前にその槍で貫かれることだろう)
……考えろ、って言われましても、ね…。
(仕方が無い、自分の考えうる限りの方法を試してみるか、と呟くと剣を再度持ち直して)
――――――せぇー…のっ!
(ぶんっ! と勢いよく下段から上段へと向けて氷の破片を飛ばす―――と、共にクーへと向けて疾走する)
(靄の中での氷の破片の輝きが、ちかちかと光る。 と、再び魔力を剣の先へと溜め込みながらジグザグに走り)
うむ……先程よりは余程良い。
そう。命のやり取りとは秒刻みの総力戦だ。
如何にして相手に己の牙を突き立てるか、相手の牙を己に突き立てないようにするか…
それを常に把握しながら戦いなさい。
確実に相手を仕留められる時まで、全力の刃は振るってはならぬ。
全力の刃をかわされれば、残っているのは死だけだからだ。
(言葉を紡ぐと、槍先を地に衝き立てた。
それを抉るように振りかざすと、黒い土砂が氷の破片とぶつかり、向かってきた優希の視界を遮断する。)
〔さぁ……次はどう来る?〕
(悠然と、彼女の次の所作を待ち構える。
彼は、優希を甘く見ていなかった。寸止めの加減こそ加えてはいるが、
全力を持って相手を封鎖していた。
下手な手加減は、彼女の覚悟を崩してしまう事にしか他ならない。
何度も挫き、立ち上がらせる事で、彼女に自分なりの答えを見つけさせなければいけないのだ。)
(クーの声はただの音として戦況を判断する材料と化していた。
現在解決すべき問題は3つ。ひとつ、いかにしてクーの元まで駆け抜けるか。
ひとつ、いかにしてクーへと攻撃を叩き込むか。 ひとつ、いかにして反撃を逃れるか)
―――……くっ! 邪魔された…!
だけど……!
(剣を前方へと向けて、振りかざし氷の壁を作り上げ、その上に飛び乗り)
……魔力が保つかな…。でもやって見る価値はあるかも!
(一時的に柄の部分と握り手に氷の魔力を解放し氷のナックルガードを作り上げる)
(こうすることで、少なくとも剣の軌道は安定する。その分、手に痛みが走るが、一時的だ、我慢。)
シッ……!
(そして、そこから跳躍してクーへと向けて跳ぶ―――ただし、剣は予備動作に入らず)
連続で行きますよッ!!
(剣の切っ先から、氷の矢が乱れ流れる。もちろん、そのいくつかはクーによって防がれる。
そして、傷ひとつさえ負わせない。だが―――、辺り一面は氷結しており氷が地面を覆っていた)
なるほど、的を固定して攻撃する、なおかつ自分の手を固定して一撃を安定させる…。
危険だが、今までの攻撃より遥かに色々と考えているな。
(頷く。
彼女は自分の言わんとしている事を素直に吸収し、役立てている。
そして、それを実行する度量も持っている。)
では、これはどうなるかな?
(とん、と槍を地に衝いた。
瞬間、風が渦巻き、突風となって空中でかわす事の出来ない優希に襲い掛かる。
殺傷力はないが、人一人吹き飛ばす程度はわけない威力の風だ。
更に、槍の柄尻を円を描くように地を引っ掻くと、周囲に張り巡らされた氷が逆に破片となって
先程の土砂のように優希に襲い掛かった。)
有利な状況への変化は、本当に自分にとってだけ有利な状況なのか、
判断してから使う事が肝要だ。
諸刃の剣では、隙が増えるだけだぞ。
【すみません……そろそろ時間なんですが…
一時凍結して、そちらがよろしければ10時からまた解凍…でもよろしいでしょうか?】
【構わないですよ。但し、解凍は、他の人の使用状況次第という事で。】
【あ、はい…分かりました<他の人の使用状態】
【それでは、また、どなたも使っていらっしゃらないようでしたら…申し訳ありません】
【という事で、一旦スレ空きです。】
【ただ今戻りましたーノシ ありがたいことにスレが空いているので
利用させていただきます。……こちらからでいいんですよね】
くぅ―――……!
(吹き荒れる氷の破片に剣を盾にして、氷風を防ぐものの、
ガラス片のような鋭利さで肌を傷つけ血を流せさせる)
(一度飛び退き、距離を離し、真っ直ぐ見据えたまま次の行動を考える)
はぁ……はぁ……っ…くぁ……!
(腕に走る痛みに顔をゆがめながらも、剣を上げて切っ先をクーへと向ける)
[問題は……相手が私の作り出した状況を利用させない隙を作らないこと。
その解決策はその前に、自分の作り出した状況を利用して相手に叩き込むこと。
フェイントが利くような相手でもないし……かといって、簡単に一撃を与えられるような相手でもない。
なら―――……]
(すっ―――と剣を側面に目線の位置まで高く上げるとに息を吸って体内の魔力を高めていく)
ふぅー……実際有効時間は5秒…。その5秒の間に一撃を加えることができれば…!
いち―――……
(そして剣の先から氷の渦を吐き出すと同時にその氷の渦が作り出す道のあとを疾走する)
(氷の渦によって作り出された道は凍り、その氷の上を滑走する)
にぃ―――……
(一点に集中した力は回避されやすい分、分散する力よりそのほかの力を寄せ付けない)
(だから、必要最低限の壁を作り上げるには十二分)
さん―――……
(充分加速がつくと、あとは氷の道に身体を預け慣性により滑らせる)
(少なくとも、あちらから此方の姿は氷の渦によって見えていないはずだ)
しー―――……ぃ…!
[ここまでは正解のはず―――……次が正解かどうかはクーさんの出方次第ね]
(ぐっ―――と力を足に入れると、跳躍――――――)
……ふむ、研鑽によってここまで魔力を高められるようになっていたとは……。
少し見誤っていたようだ。
(迫り来る氷の渦を見つめ、彼は呟いた。
恐らく、自分の言う事を真面目に聞いていれば、向こう側で茫洋と術を放ったままで居る事はないだろう。
一心を込めた一撃が来る可能性が高い。)
(――だが。)
(それは、あくまで『可能性』だ。
視点が不確定な現状を打破する。それは。)
(ふわり、と軽く跳躍すると、彼は風を呼び寄せた。
前方に凝縮された風が地面を穿つ。
それは爆発的な推進力となって、軽い体を上空後方へと吹き飛ばした。
氷の作り上げた道とその後ろを滑るように走る優希の姿が遥か下に見える。
彼女自身が氷の渦の先を見通せていたのならば、これにも気付いているかもしれないが…。
そして、静かに、彼は槍を構えた。)
やっぱりかわされた―――。
(一点を狙い絞った攻撃は、かわされやすい。
どれだけの威力、速度を保っていたとしても、それは直線でしかない)
かわされてもともと―――!!
(体内に高めた魔力はまだ残っている。もちろんあれだけの術を使っていて
お世辞にも膨大とはいえないが、一撃を放つぐらいは残してある)
(そして、剣も実際には振っていない。振うのはこれから―――…)
(くるっと跳躍しながら半回転すると槍を構えているクーの姿が見えて)
くっ……やっぱり間に合わなかった!?
(本来なら攻撃に回すべき残った力を―――剣の切っ先に集中させて)
ゲイボルグよ……【射抜け】。
〔気付いたようだが…僅かに遅い。〕
(次の瞬間、放った紅の槍が神速で優希に向けて直線の筋を描いた。
その穂先が、幾つもの紅い長い矢となり、優希の周囲に無数に突き立ち、矢の檻を作り上げる。
逃げ場のない中心点に立つ彼女に向けて、穂先の中心部のみを残した槍が高速で迫る。
それは、紅き龍が獲物を喰らうがごとき様に似ていた。)
出し惜しみはしないわよ―――ッ!!
全てを凍て付かせぇぇぇぇええええええええっ――――――!!
――――――――――――。
(本来は攻撃に回す力を防御へと回し、全力で来る「ソレ」を防ぐために
空気中の水分を凍て付かせ、キンッと耳鳴り音と同時に全面に円形の壁を作り上げる)
(無論「ソレ」は簡単に食い千切り、優希を射貫く)
(だが、寸分違わぬ射撃、というのは少し何らかの影響をあたえらるだけで「完全」ではなくなる)
(ほんの少しだが、障害を作ったことで、直線を描くはずの「ソレ」は肩を射貫くに止める)
―――っきゃああぁああああっ…!!
(だが、「ほんの少し」影響を与えたに過ぎない。
それが故、威力は半端なく、簡単に肩を貫き華奢な優希の身体はそのまま宙を舞い、地上へと落下していく)
(咄嗟に気で衝撃を緩和をするものの、その痛みは半端なく、身を縮みこめて、顔を苦痛に歪ませる)
…む…少しやりすぎたか…。
威力は抑えたのだが…。
(地に下りると、優希の傍に駆け寄った。
傷の具合を調べると、出血を伴う程ではなく、静かに吐息をつく。)
…少し気を分けてやろう。
(倒れた優希に手を当てると、温かな気が優希の怪我の箇所に治癒力を注ぎこんでいく。)
っくぅう……っ……。
(痛みに四肢を震わせながら、何とか堪えて)
(クーの治癒によってか、その苦悶を浮かべていた表情も和らいでいく)
はぁ……はぁ……、すみません……っ。
私が不甲斐ないばかりに、手を煩わせてしまいまして……
(申し訳なさそうに謝りながら、上体を起こし、ため息を漏らす)
はぁ……まだまだですね。
やはり、難しいものですね……戦いというものは。
(苦笑を浮かべながら傷口を押さえて)
すまぬな。
弟子をとった事はない故、加減が分からぬ。
それに、加減をしては伝えるべき真摯さも伝わらぬからな。
(そう言って、静かに優希の頭に手を載せた。
温かみが、乗せられた手を伝わり、優希の疲れを解す。)
…よく諦めずに過酷な状況の中、次手を選択した。
回避する、という選択を私がした時点で、そなたの今回の訓練の目的は
およそ達成出来たからな…止めさせて貰った。
…学べた事はあるかね?
(ひょい、といつかの様に優希の身体を抱え上げると、
木製のベンチの上に横たえさせた。)
いえ……これくらいじゃないと進歩はないと思いますし。
(瞼を綴じながら、すぅと安らいだ吐息を吐き出して)
ありがとうございます。
でも……叶わないとは分かっていても、少し悔しいな。
(苦笑を浮かべたまま、頷きを返して)
ええ……やはり、私は俊敏さに欠けると思います。
どうしても後手後手に回っていますし……。
あとは、攻撃を連鎖的に仕掛けなきゃいけない…ってことでしょうか。
単発の攻撃では交わされますし、交わされた上で次の手を考えておかなきゃいけない、とか。
(少しだけ恥ずかしそうにはにかみながらも、抱き上げられて)
うむ…それはあくまで表面上…能力的なものでしかないな。
もう少し自分ではなく、戦いそのものを局面として捉える事だ。
最初の時にも言ったが、そなたは直情過ぎるのやもしれん。
真っ直ぐなのは好い事ではあるが、戦場では致命的な欠点となりかねない。
相手の力量を真実見定められるまでは、探り合う忍耐を身に付ける事も肝要だぞ。
特に、妖魔は見た目からは想像もつかない能力を有しているものも多い。
知能の高い妖魔であれば、そういうものを奥の手として隠しているしな。
であれば、こちらも手の内は抑え、己が見定めた時点で放つしかない。
初手から全力で走るのは、力の無駄遣いと識る事だ。
(淡々と諭しながら、優希の頭を膝上に載せ、撫でてやる。
掌から、己の言葉を少しずつ浸透させるように。)
なるほど………。
確かにそういう危険性は潜んでいますね……。
はぁ…そういう面から見れば、確かに私は早計過ぎますね。
(苦笑してはらりと垂れてきた前髪を掻きあげて)
もっと冷静に、と他のヒトにもそんなことを言われました……
…・・・そうですか。見定める……。
(ぎゅっと拳を握りながら、自分の中に溶け込ませるかのように
何度も何度も反芻して飲み込む)
そう。
そなたに最も必要なのは、俊敏さでも、卓越した技術でもない。
戦う相手を識る、洞察力と、それを見定める冷静さだ。
戦いにおいては、地味だが最も大切な事なのだよ。
(穏やかな笑みを浮かべ、優希の顔を覗き込むようにして言う。
昇り始めた陽光がクーの後ろから差し、何処かいつもと違う印象すら与えた。)
正直、最初からここまで厳しい教えを施すのはどうかとも思ったのだが…
そなたは、相手が人を殺す妖魔であれば容赦はせぬ、と以前、私に答えた。
だから、私がそなたに施すのは魔を「退ける」手管ではない。
「魔を滅ぼす」…滅魔の技だ。
そのためには、相手を滅ぼすまで倒れてはならぬ。
滅ぼすまで力を使い尽くしてはならぬ。
相手の強固な鎧と隠し手を剥がし、剥き出しとなった急所を必殺の一撃で穿つのだ。
(優希の握った拳に力を与えるように手を添える。
小さいが、その手には静かな気が篭っていた。)
妖魔も簡単に屠れるような、有象無象ばかりでない事は分かっているであろう?
はい……分かりました。
(クーの表情に、思わず優希も表情が綻び笑みを浮かべて)
私は……正直、妖魔というものが何なのか分かっていないのかもしれません。
むしろ、人間と妖魔の違いすらよく分からない……。
そんな私が、そのような技を身につけてもいいのでしょうか?
……私は、出来ることなら人間と妖魔が共存できるような方法を摸索したいと思うんです。
もちろん、私が一番に優先させたいのは、人々の命……なんですが。
このまま、中途半端なことをしていてもいいのか……私は分からないんです。
(ふぅ、と軽くため息をついて)
はい……それは充分に承知しています。
(いつぞや戦った炎使いの男を思い浮かべながら静かに頷きを返して)
…そなたは一度決めた事を翻すのかね?
誰に何を言われたかは分からぬ。
だが、友の墓前で誓った言葉は、今の今で揺らぐようなものなのか?
(少し無表情に戻った瞳に、問いかけるような色が浮かぶ。
それは、責めているわけではない。だが、揺らぎを否定する色合いでもあった。
中途半端な気持ちの人間は、そも戦場に出るべきではない。
それは、彼が人であった時の生涯で思い知った事だった。)
…決めるのはそなただ。
だが、私はあの時の言葉をそなたの進みたい道だと判断して決めた。
もし、道を戻したければいつでも言うといい。
だが、それまではそのつもりで私は教える。
……………。
(指摘されて、押し黙る。それくらいのことは分かっている)
もちろん、それは分かっています。
……私が戦いと思うのはこの世の理不尽について。
人間が正しいのか、妖魔が正しいのかは、分かりません。
ですが、巨大な力で排他されるのはいつも弱い者たちばかり。
私はどうすればいいなんて、都合のいいことは聞きません。
人間も、妖魔も―――……私が戦うべき相手なのかもしれません。
(ふっと瞼を再度閉じて)
……貴方に軽蔑されても構いません。
他人の意見を聞いて、自分の意見を裏返しているかもしれないんですから。
……分かりました。
次に逢う時までに答えを出しておきます。
………すみません。こんなに面倒くさい弟子で。
(おどけたような笑みを浮かべてそっと息を吐いて)
構わぬよ。
軽蔑などせぬ。それが人間というものだと私は分かっている。
そなたが根幹において善性であると判断したからこそ、私は教えを施しているのだ。
(優しい笑みを浮かべ、優希の唇に指を押し当てる。)
先程の回答でもあるが、私は妖魔とは人間と同じであり違うものだと思っている。
何をもって違うと考えるか、その境を作るのは、そう考える者の考え方ではないかね?
人間を殺す妖魔と人間を殺す人間の違いは何か…そう問われては、私には答えようもない。
いずれにしろ、妖魔であれ人間であれ、それの命を奪うという事は、その事を背負って生きていくという事だ。
(かつて殺めた、友人と息子の記憶が、僅かに脳裏を過る。
忘れる事など出来ようもない。例え、それが今の自分に受け継がれた只の記憶に過ぎないとしても。)
痛みを伴う事に耐えられなければ、相手が人であろうと妖魔であろうと裁き等下せぬ。
退魔という言葉に繕えど、その業からは逃れられないのだよ。
だから、心が折れぬよう、自分だけでもそれを正当化する目的を持っておきなさい。
他人にとっては稚拙であろうと、自分が折れなければそれでいい。
この世界に絶対の義など、ないのだから。
(瞑目すると、小さく吐息をつく。
それは、彼や彼の宿る少女もまた、その環(オール)の中に囚われている事を示していた。)
さて…そろそろ立てるかね?
(唇に指を押し当てられて、にこりと笑い)
はい………。
私が信じるもののために。私が目指すもののために…。
(言葉を飲み込むようにこくり、と頷き言葉を反復して)
私は、戦います。
自分が信じるもののために。―――今は亡き友のために。
自分が目指すもののために。―――理不尽な力に排他されない世界を作るために。
それが、私が私である理由であるために。
(瞼を閉じたまま、そう呟いて)
いつか、この願いが叶うために。 そのために歩いていきます。
……ふふっ、ごめんなさい。こんなこと、貴方に相談するべきじゃないのに……。
(苦笑を浮かべたまま、上体をゆっくり起こし、ふぅと息を漏らす)
…はい。大丈夫です。
(色々な意味でそう呟き、ベンチからよっと跳ね起きて)
うむ…他人がどういう正論を吐こうが、それで一々心を苛む事はない。
無論、考える必要はあるが、踊らされぬようにな。
(もう大丈夫と判断したのか、一つ頷くと、起き上がった優希に続いてベンチから腰を上げる。)
ふむ……次の段階の訓練は、屋内の方が良いな…。
凛の家でも、そなたの家でも好きな方で良い。
外で行う意味がないのでな。
(謎めいた言葉を残すと、彼は僅かに微笑んだ。
凛ではあまり見せる事のない、静かな笑み。
それは、己の技術を授ける相手がいる喜びでもあった。
志半ばで散った騎士にとっては、それは己の存在証明でもあった。)
休日とはいえ、そろそろ人の姿も見え始める頃であろう。
それに私…というか凛の身体も食事を欲しているようだ。
家で待っている欠食児童共々、食事をせねばならん。
…もし良ければ、そなたも来るかね?
(ごくあっさりと、そう言って優希に笑いかける。
無論、作るのは彼ではなく宿主の少女であるわけだが。)
>974
はい………ありがとうございます。クーさん。
(透き通った瞳で、クーを見つめて力強い頷きを返して)
屋内で……ですか?
はい………そうですね。折角ですから凛さんの家で構いませんでしょうか?
……真空さんとも久しぶりに会いたいですし。
(そういえば彼女にも訓練を付けて貰ったなと思い出して。
あの時も冷静になれって言われたっけと思い出し笑いする)
クーさん……。あ、はい…!
……でも、いいんですか? 凛さんの意向とかは聞かなくても?
(本人の家に行くのに、一番聞かなければいけない人物のことを尋ねて)
うむ。
まぁ、その時になれば分かる。
(屋内の訓練を示すものを、ゆるりとはぐらかし、答えた。)
…欠食児童娘とも既に会っていたか。
まぁ、首を突っ込みたがる類のようだからな、あの娘も。
気にするな。
それに、凛と友人となりたいのであろう?
ならば、少しは強引に行かなければな。
(そう言って、悪戯好きな色を宿した瞳で、優希に片目を瞑ってみせる。)
それでは、暫し安息を取る事としよう。
家に戻ったら、凛に起きて貰う必要があるからな…。
(激しい闘いがあったとは思えぬ静けさを残す公園を後にする。
片付けの必要などなかった。
精々が、彼が引っ掻いた土砂の部分が抉れている程度で、優希が作り出した氷も、
彼の放った槍も、全て朝の景色の中に溶けるように消えていたからだ。)
〔それにしても…妖魔と人間が共存する方法…か〕
(かつてまみえた七妖会の娘が、似たような事を言っていたのを思い出す。
音を繰る木霊の娘。七妖会にありながら、その根底思想と反する思惑を秘めたあの娘は、
あの組織で生きていられているのだろうか。
そして、そのような事を思っている妖魔と人間が、どれだけこの世界に居るのだろうか。)
〔出来れば…私とて争いなどしたくはないものだ…〕
(だが、彼の宿る娘は違う。
それに関わらず、己の目的のため、妖魔と戦っている。
それに助力する限り、彼にその道はなかった。
目指す首級は一つだが、彼と彼女が選択したのは、滅魔への回廊だったのだから。)
【それでは、こちらはこれにて〆ます。】
【お付き合い有難う御座いました。】
はい……彼女にも訓練を付けてもらいました。
……あははは…それじゃあ、凛さんに何か言われたら
全てクーさんのせいに致しますのでご了承を?
(くすくす冗談っぽく笑いながら、頷きを帰して)
はい…流石に疲れちゃいましたしね……。
(にっこり笑ってクーの後を付いていく)
私が言っていることこそが理不尽で、正しくないことなのかもしれない。
けれど、正しくないからといって、目の前で苦しんでいる人たちを放っては置けない。
それに、誰かが戦って傷つかなければならないのなら、私が戦う。
一介の高校生に、こんな大事は不適任かもしれない。
けれど。それでも、私を夢見ることを止めない。
きっと、夢を閉ざしたとき、それが私の道の終わりだと思うから。
悲しみなんて蹴っ飛ばせるような女になりたい。
私は―――…悲しんで落ち込むのはもうこりごりだ。
偽善でも、理想論でも構わない。努力なんかじゃどうにでもできないこともあるかもしれない。
だけど、最後までもがきつづける。見っとも無くかっこ悪いことかもしれないけど。
そうじゃなきゃ、佐々木優希じゃないと思う。
【それではこちらもこれで締めにします】
【どうもお付き合い頂いて有難うございましたッ! お疲れ様でした。おやすみなさい…ノシ】
――――やれやれ。
PM18:24。重藤柚紀は人気のない夕暮れの公園にて、人ならざる者に周囲を囲まれていた。
その大小は様々だが、共通しているのは、姿形が大型の猿に似ているという事だ。
そして、その群れの中心にて我が物顔で立っている一際大きな漆黒の影――――。
恐らく群れの頭、という奴だろう。慎重に言葉を選びながら、そいつに話しかける。
「あー…互いに痛いの嫌だろ?んなのやめてさ、人に迷惑かけずに大人しく帰らねぇ?」
――――返答は、耳をつんざくような叫び声だった。
本日二度めの溜め息を付くと、ベルトから一本のダーツの矢を取り出し、すっと大きく振りかぶり停止する。
既に何時もの柔和な笑みはない。
その顔は引き絞られた弦のように凛とし、その瞳は射る矢の如く鋭い。
「『会』―――0゚-0゚。Single-Straight-Shot。」
――――世界が静寂に包まれる。
「『離れ』」
短い呟きと共に放たれた一筋の矢は、快音が耳に届く頃には既に猿の頭の胴体に、大穴を穿っていた。
内臓をぶちまけながら、倒れる巨体。やや遅れて、周りの小猿どもが叫びだしながら、襲い掛かってくる。
「――――面倒だねぇ」
戦が、始まった。
【んじゃ、こっから始まり
(退魔を生業とするものに、安らぎの時はない。
そう師に教え込まれた。
そんなことを、妖魔の気を感じ取るたびに思い出す)
―――…ふぅ、事務所に戻る前に、一仕事終わらせていくか。
武「…はい」
小「はい」
(二人の従者を従えて、男は妖気の濃い方へと歩を進めた。
そこで、すでに退魔士と戦闘が始まっていることも、
男と二人の従者は気づいていた)
【では、よろしくお願いします。
桃香さんはまた後日だそうです】
「Multi-Quick-Shot」
そう呟く赤茶髪の少年の手元には無数のダーツの矢が握られている。
黒い瞳は真っ直ぐ迫る猿達を睨む。
「『離れ』」
またもや彼の言葉と時同じく、飛びかかった数匹が頭を押さえて倒れる。
見れば、そこに生えていたのはチープに彩られた矢―――やはり彼の矢だ。
――――念の為に多く持ってきて正解だったか。
内心友人の助言に感謝しながらも、数の多さにうんざりする。
仕方なさそうに、足元のバッグから取り出したのは、鋭く光る銀色の円――――
インド北部のシーク教徒が使用したと言われる斬撃用投擲兵器――――チャクラムだ。
「Multi-Curve-Shot[ReTurn]」
先程とは違いまだ目に見える速度で放られた四枚の刃は、まるで意志ある物のように敵を斬り裂いて行く。
――――そして、何体切り裂こうが必ず最後には手元に戻る。そんな風に投げているのだから。
「来客……?」
新たな気配を感じながら、ようやくかなり数を減らした群れを一瞥する。
―――敵でなけりゃいいんだが。
【俺が始めるの遅かったせいですな…すいません】
(妖魔の相手をしているのは、自分よりも年下であろう少年。
だが、その戦闘能力は並みの退魔士のものではないことは、
動きや戦闘スタイルなどを見ても一目瞭然。
明らかに戦いなれているものであった)
―――…ふふっ、面白い。
(思わずにやり、と笑みをこぼしてしまうほど、
若手退魔士の台頭に喜びを隠せない男)
さて、これ以上犠牲が増えないうちに、始めようか。
……が、その前に…君!
(妖魔に集中している少年に、戦闘中であるにも関わらず、不意に声をかけた)
【いいえ、気にすることはないと思いますよ。
さぁ、二人でこのスレを埋めてしまいましょう!】
「――――はい?」
思わず間の抜けた返事をしてしまった。まさか戦の最中に声をかけられるとは―――
残り八体まで減らした猿は、ない頭を捻って策でもって考えようと言うのか、警戒したように唸るばかりだ。
手元に戻ってきた四枚の刃を地面に突き刺すと、声の方を振り向き声を発する。
「んー…何スかー!?ってかあんた誰ー!?」
――――見覚えがあるようなないような。まぁ元からあまり人覚えは悪い方だが。
あぁ、戦闘中にすまないね。
ちょっと下がっててくれないか?
君も、妖魔とて無駄に命を奪いたくはないだろう?
(戦闘において非常識ともいえる笑顔を少年に向けながら。
まるで霊気が感じられないその男。
戦闘中の退魔士を下がらせて、
わざわざ死にに行くようなもの、と映ってもおかしくはない)
さぁ妖魔達、無駄な争いは止めて、大人しく帰るべきところへ帰るんだ。
(この少年が取ったのと同じ行為。
もちろん猿達がそれに応えることなどありはしない。
そんなことで大人しく帰れば、この少年はここまで苦労してはいなかったろう。
だが、この少年とこの男の決定的な違いは、ここからだった)
……さぁ、死にたくはないだろう?
命は粗末にするものではない…それは人間も妖魔も同じだ。
帰れ、今すぐに。失せろ、俺の目の前から…。
(そう、この男と少年の決定的な違い。それは……格。
先程全く感じられなかった霊気が、
並みの退魔士であれば足がすくんで立っていることもままならないほどの威圧感が辺りに漂う。
少年には背を向けているので、まだ少年への影響は少ない方だろう。
しかし、その目を向けられている猿達は、声さえもあげることができなくなっていた)
今まさに残りの敵を片付ける算段を練っていた少年の思考を停止させたのは、
血なまぐさい戦場とはおおよそかけ離れた温和な笑み。
「そりゃそうだけど…アンタ、大丈夫か?」
思わず不安になって問い訪ねる。が、男は人外の化身を微塵も恐れる事なく、
ただ少年を安心させるかのように頷いただけだ。
――――念の為、両手に矢を装填しておく。
この男、一体何をするつもりなのか。
その口から紡ぎ出されるのは、とても優しい台詞。だが、その体から醸し出されるのは、圧倒的なまでの霊気。
「――――参ったね、こりゃ」
苦笑を浮かべながら、赤茶髪の弓手は頭を掻いた。
――――俺とこの猿達には差があるが、またこの人と俺の間にも差がある。何故か紅羽先生を連想した。
「俺もまだまだ、か…」
目の前の男がゆっくり敵を説得する様を見ながら考えたのはまた別の事――。
―――やり合いてー。
この男に弓を構えたならどんな戦になるだろうか。思わず緩んだ顔を押さえる。
(猿達は本能的に、『それ』にだけは決して逆らってはいけない者であることを悟った。
残された猿達は先程とは打って変わって1匹も鳴くことはなかった)
……そうだ、それでいい。
(圧倒的な威圧感。
辺りを包んでいたそれが、何事もなかったかのように消え去る。
しかし、それでも猿達は動こうとはしない。
いや、動けなかったという方が正しいだろう。
威圧の解けたこの状況においても、猿達は本能的に死を覚悟していた)
…ふふっ、すまなかったな。
さぁ、俺達は手を出さないことを約束しよう。
だから、大人しくあるべき場所へ帰れ。
そして、もう2度とこちらへ現れることのないよう…。
(行け、と猿達に指示を出し、妖魔は逃げるようにして消えていった)
…ふーっ、いつもこれくらい素直に言うことを聞いてくれれば助かるんだけどなぁ。
(帰っていく妖魔を見送りながら、小さく呟く男)
―――…おっと、君の事を忘れていたよ。
お疲れ様、なかなかいい戦いっぷりだったよ。
(くるり、と少年の方を振り向いて、先程と同じような笑顔を向けて)
「全く。明快な裁きっぷりだぜ」
男の台詞を聞いた瞬間脱兎のように逃げ出す猿達を見て、溜め息を吐く。
この言葉には多少の自嘲も込められている。――――俺に言われたって気にしなかったくせに、現金な奴ら。
「あぁ…いや、大した物でもないっスよ」
謙遜など全く無しに、そう述べる。事実、目の前の退魔士に比べれば、少年の技など遊びと大差ないだろう。
「所で…あんたらどちら様っすか?天洸院関係者…じゃないっすよねぇ」
地面に刺さったチャクラムを蹴り上げ手に持つと、バッグの中に放り込む。
手元に持った矢も同じくベルトに戻し、差し込みながら特異的な髪型をし、綺麗な従者を連れ、とてつもない力を持ったその男にそう訪ねた。
ふふっ、俺はただ無用な殺生は好まないだけさ。
あいつらは別に人を殺めた、とかではないんだろう?
だったら別に殺さなくてもいい…それが俺の『甘っちょろい』考え方なんだ。
(自分の考えを、やや卑下して話す。
しかし、その『甘っちょろい』やり方で被害を最小限に抑えることが可能ならば、
それ以上のことはないだろう)
いやいや、なかなかいいスジをしているよ。
俺も、うかうかしていられないな。
(楽しそうに、また笑う。
若手の台頭、それがこの男には心底嬉しいことなのだ)
あぁ、『今は』天洸院の人間ではないよ。
…その口ぶりから、君は天洸院の斬鬼衆なのかな?
ここにいるということは…白清支部か。
(普通の退魔士ではまず知りえないことまでペラペラと話す男。
その口ぶりから、天洸院の関係者であることは言うまでもなかった)
自己紹介がまだだったね。
俺の名は法月蒼一郎。
今はしがない退魔士の事務所を経営しているよ。
(はい、と名刺を渡す)
「ま、被害が出てからじゃ遅いですしね…俺も殺しは好きじゃないっすけど」
――――甘っちょろい、か。なら俺もそれに属するんだろうか。
だが、そんな甘い理想を現実にする為には、並外れた力が要る。そう、この男と同等、若しくはそれ以上の。
「はぁ…光栄ですねぇ」
そんな上辺を舌に乗せながら、笑みを浮かべる。
目の前であんな光景を見せられた今、少年は男の言葉を信じる気にはとてもなれなかった。
――――こちらの事情に通じ過ぎている。やはり。
名刺を受け取り、それを眺め、ふと頭の中に一人の人物が閃く。
「元天洸院所属、二刀流の―――――紅羽先生から聞いた事がありますね」
(紅羽、という人物の名前を少年が口にした)
やはり、白清支部の。
ならさっきの戦いぶりも納得がいく。
君の年齢で妖魔とあれだけの戦いができるのは、
天洸院の斬鬼衆の人間以外にはなかなかできることじゃないからね。
(相変わらず、男の笑みは続く。
おそらく、今ここで少年に不意打ちされても、
男の顔から笑みが消えることはないだろう)
では、改めて。
(こほん、と1つ咳払いをして)
法月退魔士事務所所長、法月蒼一郎だ。
以後、お見知りおきを。
(すっ、と右手を前に差し出す)
「あぁーやっぱ先生の知り合いか」
――――やっぱり、か。それならあの桁外れの強さにも得心が行く。強者は強者と和解する、といったもんかね。
「あぁ、宜しく。俺は斬鬼集の一人、重藤 柚紀っす」
見た目に反して案外大きい手を握り返しながら、頭の中は既にこの男にどうやって矢を当てるか、
という事しか考えていない。
何故はっきりとした力の差を弁えていながら、それでも挑むのか。
――――相手が人間だから? それもあるだろう。
単純な腕試し? そうかもしれない。
ただ一つ言える事は、俺も、この男も斬鬼集だという事。
先程受け取った名刺を指で弾くと、それは少年の背後をひらひらと舞い、地面に向かった。
―――突然、音もなく抜き出された投げナイフを、少年は後ろも見ずに肩越しに投擲―――
不規則に動く名刺を捉え、遥か後方の幹に打ちつける。
「――――手合わせ、願えます?」
重藤柚紀、か。
白清支部の重藤君、覚えておこう。
(少年…柚紀と握手を交わす。
その際に男はまたにやり、と笑った。
柚紀の手を握った瞬間、蒼一郎は柚紀の力を測り、
そしてその能力の高さに、また喜びを覚えた)
(蒼一郎はわかっていた。
この少年が、さっきから自分と戦いたがっていることを)
……いやだ、と言ったら?
(心にもないことをほのめかす。
蒼一郎は、昔からこういった申し出を断ったことはなかった)
「そうですね、嫌だと言ったら―――」
もう既に返答は分かっていた。その男は笑っていたのだから。
つまり、これは問いかけという名の了承。そう確信した少年は、笑いながらバッグを掴んで後ろに飛びすさる。
「力ずく…っすかね。あんま好きじゃないっすけど」
素早く二枚のチャクラムを取り出すと、それらを両手に持ちながら、腕を後方に伸ばす。
少年の骨が弓のようにしなり、筋肉は弦の如く軋んだ。
「『会』。Multi-Curve-Shot[ReAxel]―――『離れ』」
刹那、投じられた双刃――――が、それは男からすれば相当緩慢なはずだ。
常人には見えない程の速度はあるが、それがこの男に通じるとは思えない。
「ふぅっ!」
低い気合いと共に、更にそれを追いかけるような無数の高速の矢―――それがチャクラムを追い越すように男に迫る。
更に―――矢が男に着弾する頃、それを追うように、「空中で再加速した」チャクラムが矢の後を追い斬りかかる。
―――この二重の時間差、どう防ぐか。
…君をナメているわけじゃないから、誤解しないで聞いてくれ。
(無数の矢が、とてつもない速さでこちらに向かっているにも関わらず、
男は終始表情を変えることなく、さらに柚紀に向かって言葉を加えた)
もし君が俺をここから一歩でも動かすことができたら…。
(男は右手をす、と前に伸ばし、パチッ、と指を鳴らす。
すると、途端に地面から暴風が巻き起こり、
こちらに向かっていた矢を全て巻き込み、
その場に一つ、また一つと矢が落ちてゆく。
蒼一郎は続けた)
後ろにいる二人の娘、君にやろう。
突如巻き起こった暴風。いや、正確には眼前の男が作り出したのだろう。
――――なんて力だ。俺はんなの使えねーんだよ。
「…マジかよ」
舌打ちしながら、そう吐き捨てる。風使い―――やり辛い相手だ。
「ははっ、あんた――――動く気ないっすね?」
――――幾ら俺でも分かる。そんな安い挑発には乗らない。
「でも俺も負ける気はないっすよ」
台詞と同時に、少年の周囲に数多の投げナイフが散らばる。まるで手品でも使ったかのようなその数も圧巻だが―――
重量に従い地面に落下するそれを柚紀は空中で掴むと同時に投げ――――また掴むと同時に投げ。
独楽のように己を回転させながら次々と矢を放ち、最後の一本を掴むと斜めから一気に蒼一郎に詰め寄る。
「せいっ!」
飛び道具が効かないなら――――直に攻撃を加えてやる!
(挑発に乗ってこないところを見ると、やはり戦いなれている。
先程自分が柚紀に対してした判断は間違っていなかったことに、
蒼一郎は安堵した)
ほほー。
(桁違いのナイフの数に感心する蒼一郎。
投げられるナイフは1つ1つ丁寧に風で落としていき、
そして柚木が最後の1本を掴んでこちらに詰め寄ってくる。
それが蒼一郎にとっては恰好の餌食であった)
金属を持ちながら風使いに挑むようでは、まだまだだ。
(空が急にゴロゴロ、と鳴り出した)
【私は次で〆ますねー】
―――何だありゃあ?
突如変わった空模様に微かに意識を取られるが、今はそれ所ではない。
案の定、矢は全て落とされたか―――だがこの距離なら!
体制を低くしながら、男の懐に潜り込む。例え少年の体が風で吹き飛ばされようとも、その前に獲物を投げればいい。
――――その考えが甘かったのかもしれない。
「―――もらった」
逆手に握られた白刃が、蒼一郎の首目掛けて振るわれる。
【本当に深夜までお付き合い深く感謝ー】
【残り僅かは適当に埋めときます】
(柚紀が目の前まで迫った。
誰の目にも柚紀の勝利は確実である、と映っただろう)
…残念でした。
(ナイフの刃が蒼一郎に触れるか否かのその時、
柚木のナイフに見事に雷が落ちた。
金属を直に持っていた柚紀が、雷の直撃を避けられるはずがなかった)
…相手が風を使役した時点で、
その獲物を手に持って肉弾戦に持ち込むべきではないと気づかなかった。
それが、今回の君の敗因さ。
水の応用が氷であるように、風の応用は雷。
もう少し早く思い出すべきだったな。
(黒コゲになっている柚紀の顔を覗き込みながら)
じゃあ、俺はこれで失礼するよ。
君も、そんなところでいつまでも寝ていないで、
早く支部に帰還するようにな。
(くくっ、と笑いを堪えながら、
男は二人の従者と共にその場を去った。
男はその日からしばらく機嫌がよかったというのは、また別の話…)
【こちらこそ、遅くまでお付き合いいただいきありがとうございました!
成長した柚紀君のリベンジ、楽しみにしております!】
【では私はこれで落ちますね。
お疲れ様でした、おやすみなさいノシ】
【1000は差し上げますw】
「が……はっ…!?」
雷の直撃を受け、地にひれ伏す柚紀。痙攣を起こした体で、どうにか首を動かし男を見る。
――――あぁ、俺ってお間抜け。風と雷は常に対だってのに。
己の迂闊さを悔いる。
「つ、ちゅぎはかふ…」
呂律の回らない下でそれだけ述べると、去り行く男の背中にガンを飛ばす。
しかし口元はこれ以上ない微笑みに形どられていた。
そして、10分後。
「…はぁ、あの子可愛かったのにな〜」
先程の男が脇に連れた二人の美少女の事を思い出しながら、柚紀は家路に着いていた。
「あっちの姉さんもまた綺麗だったなぁ…あーあ。ま、楽しかったから良しとしますか♪」
――――そう、今日はいい経験が出来た。それが嬉しい。心なしか、足取りも何時もより軽い――――
「――――待て?」
思わず柚紀は立ち止まると、己の制服とバッグの中に手を這わせる。感触が、ない。
――――どうりで軽いわけだ。
「あぁ…また経理の連中に怒られるなぁ」
やはり調子に乗りすぎるとロクな事がないと反省しながら、柚紀は自宅の扉を開けた。
【そうっすねぇ、一応まだ切り札もあるんで楽しみにして下さいなー】
【お休み〜ノシ。さて、誰も居ないんで1000は頂くぜ〜】
避難所に続きこちらも頂きー。
後は適当になんか俺が言ってるまとめ。
射る前に言ってるあれは、なんかよく当たる気がするんだよなぁ。
(後は相手に矢の軌道を伝えやすくするため)
角度は無表記かSingleん時だけ言う。
初めの方は、方位角と同じで方向を決める。真上から時計回りに360゚。0゚は直線。
後の方は射角。0-180゚まである。
んで単語の方は、まず頭に付くのは矢の数。無表記は単に一本、Multiは複数、Singleは全力で一本打つ時に付く。
真ん中のは軌道、ストレート、カーブ、バーティカルとか。
最後は必ずショット。その後に付く[]は上下左右対象の物にだけ付く物理的法則無視の投擲。
予測外の衝撃が加わらない限り、手元に戻したり、再加速出来る。
ただしこれを使うと速度が普通の矢程度に落ちる。
あ、ちなみにこれ言わなくても撃つぜ。
…意味ないとか言わないでー。
さて…1000、頂いていくぜ。お疲れ、みんな。
【さて、爆睡しようっと】
【桃華さんすまんかった…また機会があったら宜しく頼みまするノシ】
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。