ようこそおいでくださいました。
こちらは名無し家の屋敷、私はここのメイドでございます。どうぞお気軽に中へお入りくださいませ。
この大きな屋敷には、「名無しの御主人様」を筆頭に多くの方がお住まいで、訪れて下さるお客様も数知れません。
その方々を、私どもメイドを始め多くの使用人が住み込みでお支えしております。
お客様も、こちらにお住まいになりたい方も、また使用人として働きたい方も、どなたでも歓迎いたします。
……いえ、どうか堅苦しくお考えになりませんよう。ご不安でしたら、まずは一度お泊りにいらしてはいかがでしょう?
いずれにしましても、どのように屋敷とお関わりになるか、それも貴方次第でございます。
概要:
◎上記シチュエーションに沿った役を演じ、お屋敷で起こる様々なことを役の視点で表現するスレです。
◎基本的にsage進行です。
◎中の人同士の交渉は全て、メール欄を使用して行います。
◎御主人様や屋敷の住人や屋敷のお客様が、メイドに適当な言い掛かりを付けてセクース、お仕置き、調教することもできます。
◎エロなりきりスレの性質上「性行為を拒むレス」が長時間続くと相手がレスに困ってしまう場合があります。ほどほどに。
◎基本的にエッチがメイン、雑談はオマケのようなものです。
◎プレイ中は名前欄にトリップ必須。キャラごとでも、1人1つでも構いません。
★新規参加大歓迎(詳しくは
>>2-3)
○前スレ
御主人様とメイドさんが……「霜降館」第一夜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1130600275/ ○関連スレ
過去ログ倉庫『名無しの執事・御屋敷の記録庫』
http://www.globetown.net/~namelessbutler/lib_1/index.htm 検索のできる過去ログ倉庫『名無しの執事の書斎・御屋敷の記録庫』
http://maid.x0.com/exlib/
2 :
名無しのメイドさん:2006/02/12(日) 01:07:21 ID:1+v+AVrn
新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決めてください。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
キャラ紹介テンプレは必要ありません。今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する、呼びかけてみる等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。情報伝達はメアド欄を活用してください。
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(妊娠とか)ようなものは、当人に確認してからでお願いします。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
合言葉は「ネタが潰れても泣かない!」
・私信はメアド欄で
役を介して伝えられない素の内容は、メアド欄で行うのが慣例です。待機・撤退宣言、プレイの可否、
制限時間、状況説明など、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に分かりやすく。
特に主語や動詞、目的語などを明確にしてすれ違いを避けることがスムーズなプレイにつながります。
本スレを舞台、自分を俳優・女優と思い、表立って雑談・情報伝達が見えるようなことは控えましょう。
役作りガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」や本当の名無しも可能です。
なお下記の制限は、「一般的に考えたらこう」という程度です。当事者同士で合意がなされればそちらを優先してください。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。御主人様は共有の役名です。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、実子などの設定の場合は苗字が付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人知人、取引先関係、公的な仕事や他のお屋敷の関係者などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対してもある程度強制力が働きます。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
原則として発言に強制力はなく、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫を使うなどしましょう。
ただし、メイドによってはハードな要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……。
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・容姿・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、新人である事をしばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能です。
まず、どんな立場でどういうイメージなのか、漠然とでも決めてみて下さい。詳しい容姿や設定などはあればなお良し。
あまり不必要な設定を作ると逆に泥沼にはまる場合もあるので、後から情報を追加していくのが楽かもしれません。
本スレ内で容姿などを表現しにくい人は、別途雑スレでプロフ形式で公開してもらってもかまいません。
スレの趣旨は「他キャラと絡んでエロい事を楽しむ」ことです。
実生活に近い雰囲気で、役の世界をお楽しみください。
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラ・スレ初登場時以降、参加していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰される場合にはその折に自己紹介をお願いします)
【※検索できる過去ログ倉庫の『キャラクター紹介』欄でも、直近スレの登場キャラが確認できます。】
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
(スレ参加者全員が使用可能である共有の役名です。このキャラ自体は細かい設定を持っていません)
※客人/住人
海野 寅行
たまたま通りがかって以来、時々泊まりに来る学生。
気が弱く、誰に対しても敬語で話す。
柳楽 一季
某財閥総帥の何番目かの御曹司。主人の仕事上のパートナーとして屋敷へ。
若くして外資系企業の支部長を努める人物のはずなのだが、いまいちそうは見えない。
神楽坂 俊樹
赤みがかった茶髪で少し短め。名無しのご主人様の知り合いである神楽坂家の一人息子。
屋敷の豪華絢爛さとメイドの多さに驚き、比べるのも恥ずかしい実家もこんな風にしよう、と夢を抱く。
如月 誠之助
アウトローな雰囲気を漂わせる客人。
華織
留学先の英国から帰国したばかりの17歳になる主人の娘。
主人を偏愛しており、メイドたちに逆恨みに近い感情を抱いている。
※使用人(メイド)
里村 志保
幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。
亡き夫・伊達雅彦との間に生まれた息子、雅志(1歳)もすくすくと育っている。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕うあまり実家を飛び出してメイドとなったが
現在は主人の養子の瀬名に気持ちが傾いている。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
竹内 遥
アルバイトとして屋敷で働いている女子高生メイド
とても子供っぽく、やる事成す事どこか抜けている、彼女を完全に理解するのは難しいだろう…。
谷村 桂
駆け込み同然に屋敷を訪れ、メイドの仕事と引き換えに庇護の約束を取り付ける。
接客慣れしたようで、何処かがズレた少女。年齢不詳。最近はドーナツが好き。
桜庭 奏@バイトメイド
大学に通いながらここでバイトしているメイド。少々惚れっぽく、しっかりしているようでそうでもない。
童顔で子供体型だが、人に言われるのはイヤらしい。
倉敷 りく
短大新卒メイドで保育士の資格を持つ。
就職先を探していた時に、入学時からお世話になっていた教授の紹介で屋敷にやってきた。
人懐っこくて子供好きで、よく雅志の面倒を見ている。
棋龍院 ミリカ
自分の失敗で使い込んだ屋敷の金を補填するのと引換えに、メイドとして半ば強制的に働くことになる。
金髪縦ロールと高笑いが特徴。自分の屋敷が男爵家なのが自慢だが、上位階級には頭が上がらない。
※使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
葦名 由依
主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。
幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
飯塚 正哉
名無しの執事の下で修行中の執事見習い。
敬語は後付。精神修行も技術も、屋敷の水準と比べるとまだまだ幼い。
片桐 直人
屋敷の運転手。
誰彼構わず女性に声をかけるナンパな性格。
「はぁ……なんだよあの見習い執事、オレのメイドさんを……」
別に運転手のものではないのだが。
「ん? 待てよ、でも999ゲットってことは99%はオレのものってことじゃん?」
とことん自分だけに都合のいい解釈をする男である。
8 :
椿 杏樹:2006/02/12(日) 01:35:28 ID:YIl15GSA
>>991 「えっ、あ、あの……きゃぁんっ」
むくむく大きくなる逸物を撫でていると、治まるどころか大きくさらに膨らみ
最後には自分の顔を汚してしまう。
「……ぁ……ん……」
子供の肉棒から出たとは思えない量の白濁を浴びせられ、一瞬表情が変わるが
すぐに我に返り、手近にあったタオルで顔を隠す。
「いいえ、こちらこそちゃんと御相手できなくてごめんなさい。今度、またいつか機会があったら…」
と、言ったところで時計を見て、引越し作業を手伝わなければいけない事を思い出す。
「ああっ!お、お坊っちゃま、お部屋はここから2つ隣のところになりますので〜。
行きましょう行きましょうー」
少年の身なりを急いで直してやり、部屋へ送り届けてやる。
「申し訳ありません〜、お連れするのに少しお時間がかかってしまって…。おやすみなさいませ」
そして少年の父親に深々と謝り、引き渡してからパタパタとどこかへ走り出すのだった。
「ふぅ、まあこんなもんかな」
新しいお屋敷も用意し、過去の記録も収蔵した。
ようやく仕事がひと段落したらしい。
10 :
椿 杏樹:2006/02/12(日) 01:40:32 ID:YIl15GSA
「ああん、さっそく書き間違いΣ
前スレ
>>991でした。……って、何の数字かしらこれ…」
帳簿を修正してダンボールに戻した後、新館へ忙しく駆け込んでくる。
「やだ、顔も洗わなくちゃー」
パタパタ今度は化粧室に駆け込む。
>>998 >「ありがとう〜」
「いえいえ。困った時は助け合いですよ」
笑いながら瑞葉に言う。
「あ!そういえば引っ越しの様な事を聞いた記憶が…」
途中まで言いかけ、固まる。
「いっ、急がないと…」
12 :
柏葉 瀬名:2006/02/12(日) 01:45:38 ID:YIl15GSA
999 名前:片桐 直人@運転手[sage] 投稿日:2006/02/12(日) 01:31:19 ID:E2zVfRBn
「1000ゲットしたらメイドさんはみんなオレのものオレのものオレのもの……」
ニヤニヤしながら埋め立てに大ハッスル中。
1000 名前:飯塚 正哉@執事見習い ◆ReiAkiRy92 [sage] 投稿日:2006/02/12(日) 01:31:36 ID:1+v+AVrn
「まあとりあえず1000と」
↑の様子を偶然見ていたらしい。
「プッ」
堪えていたのだが、悪いとは知りつつも思わず笑ってしまった。
「ハァ、ハァ……」
慌てて飼い猫のセナを抱え、荷物を持って新館へやってくる。
「ああ、せっかくのチョコが置いたままに……」
まあほとんど出来ていなかったのだが。
「りくさん、大丈夫ですかしら?」
「ん〜! よし、じゃあ思いっきり寝るか」
適当っぷりが増したのか器が大きくなったのかはわからないが、周囲には流されなくなってきたようである。
>>12 「……なんだよお前」
女の子には絶対に向けないような視線を、笑っている瀬名に向ける。
「お前なー、ちょっと瑞葉ちゃんと仲いいからって調子乗んなよー。
本来オレのものなんだからなー」
言っていることが無根拠かつ無関係かつ意味不明な上に中学生レベルである。
16 :
若菜 チエ:2006/02/12(日) 01:54:24 ID:YIl15GSA
りくにチョコレートをねだっている。
「ねえねえ、今年はあたしにもチョコちょーだい♪交換でもしましょ」
「ただいま」
屋上から帰ってきたらしく、外出着で階段を降りてくる。
「やれやれ、引越しが出来ているのはいい事なんだが…」
>>12>>15 やっと外出先から帰ってきて、新館で騒ぐ男2人(実質1人)の様子に呆れる。
「お前達。子供じゃないんだからこんなところで騒ぐのはやめなさい。見苦しいだろう」
言いながらジェラルミンケースを1つ、片桐に押し付ける。
「明日会合に持っていく物だ、車に積んでおいてくれ。
中は開けるなよ」
「……今日? 今日は自家用ヘリコプターで外出だ。いつも車というわけでは無いのだよ」
>>17 「へーい。積んどきまーす」
かったるそうに返事をして荷物を受け取る。
と、主人がいなくなったところで呟く。
「あーあ、いつもヘリで出かけてくれれば、オレの仕事楽なんだけどな」
それ以前に首になるとかは考えないらしい。
そしてクルリと瀬名の方に向き直って言う。
「いいか、よっく覚えとけよー。瑞葉ちゃんもオレのもんだからなー」
しつこい。
19 :
柏葉 瀬名:2006/02/12(日) 02:10:49 ID:YIl15GSA
>>17 ジェラルミンケースの中身がすごく気になっている。
(札束?いや違うか…何かの薬品とか?)
厳重に鍵がかけられているので、中はまったくわからない。
「開けたらどうなるんですか、これ。 死ぬとか?」
「……なんか大変ですね。運転手も」
勘違いしたまま、運転手にわずかながらの同情。
「そっか、わかった。こういう仕事で疲労が溜まるから性欲が強くなるんだな」
さらに誤解。悪意無し。
20 :
柏葉 瀬名:2006/02/12(日) 02:12:19 ID:YIl15GSA
いつのまにか瑞葉のところから離れて
瀬名と運転手と主人の会話を近くで聞いて(?)いる。
そして「アホらし」と言わんばかりに大あくびをすると、また立ち去っていく。
何故か書庫から、ふらふらと歩み出てくる。眠そう。
「ふは〜、いちおーつ」
寝ぼけ眼のままでどこにともなく告げると、ん、と呟いた。
目を擦っていた手の動きが止まる。
「……う」
ぴたり。
「しまった、荷物、忘れちゃった……」
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 14:49:55 ID:8zQDAQ1W
器にバニラアイスを盛り、レーズンをたっぷりトッピング。
さらにラムをそこに振り掛ける。
「あっ!? 振り掛け過ぎのような気もするけど、まぁいいでしょうー」
手元が滑ってしまったことなど気に留めず、スプーンを構える。
たまったお給料で旅行に行っていたらしく、お土産を持って休憩室へ。
「みなさんで、食べてください。…桜庭奏より、……よし、書けた」
ボールペンを持ち、メモに何やら書いている。
暖かくなってきたので、客室の毛布をクリーニングに出すため台車で運んでいる。
「誰かにぶつかったりしないように気をつけませんとー」
休憩室ソファでオリンピックを見ながら毛布にくるまっている。
映画を一本見終わった後、入浴しを終えてワインで喉を湿らせている。
「さてと。今夜はどうするかな……」
「何か忘れているような……」
仕事が久し振りでまだ感覚を取り戻せないようだ。
首を傾げながらもテレビに向かい続ける。
「ん? どうするも何も、今夜は当番が決まっていたんじゃなかったか?
そうだ……確か、奏が帰ってくるからと……」
当番表を見直して確認する。
「まったく。長期休暇をとって、休みボケのままなのだな。
たっぷりとお仕置きせねば……ふ、ふふふふふふ……」
不気味に含み笑いをしながら、内線で奏を呼び出す。
「奏か? 今夜はお前の当番のはずだぞ。早く来なさい」
主人から呼び出し電話を受け取り、忘れていたことを思い出してしまう。
「うう……見たかったのに、フィギュア……」
時間はまだまだだと言うのに少しうらめしそうに受話器をにらむ。
「そうだ、御主人様に……」
お土産のアイスを一個持ち、怒られないようになどと企みながら休憩室を出る。
主人の部屋の扉にノックを二回。
「御主人様、奏です。遅れてしまって申し訳ありません。
これ、旅行のお土産です!」
アイスを差し出しながら頭を下げる。
>>33 「む、アイスか。言っておくが、こんなもので私の機嫌をとろうとしても無駄だぞ」
そうは言いながらも受け取ると、ワインを一垂らしして食べ始める。
「で、なぜ遅れたんだ? 理由を言いなさい、理由を」
まず食べ終わるまでは、言葉で責めることにしたらしい。
「ご機嫌をとろうだなんて!御主人様が大好きだって言う気持ちですよー」
本気だかどうだか分からないことを言ってにっこりかわす。
「理由は……」
主人が許してくれそうな理由をひねりだそうとする。
「新しいお屋敷にお引越ししたので、迷子になってしまいました」
>>35 「まったく、誤魔化し方が上手くなりおって」
無難に答えてくる奏に、わざと厳しい視線を向けてみせる。
「そうか。迷子になるくらいに、この屋敷に不案内なのか。
それではこうしよう。まずは服を脱いで下着だけになりなさい。
その後、私が自ら屋敷内を案内してやろう」
アイスクリームを食べ終わって、カップをゴミ箱へ放ると、そんな命令を下す。
「え……、ごめんなさい」
どうやら墓穴を掘ったらしいことに気付き、困った顔になるが、どうしようもない。
「分かりました」
制服のボタンをゆっくり上から外しはじめる。
しかし、一枚ずつ脱ぐたびに少し空気をひんやりと感じはじめ、身体が少し震える。
「御主人様、やっぱり寒いです……」
>>37 「寒い? それならエプロンだけつけてもいいぞ」
マニアックな許可を出すと、後は知らぬとばかりにスタスタと廊下に出て行く。
「さて、まずは最も重要な客室からの案内だな」
そして客室の連なっている辺りまでつれてくると、奏に部屋を示して見せる。
「どうだ奏、ここがお前達が御奉仕でお迎えする御客様方のお部屋だ。
……ああ、こんばんは。いえ、メイドの教育の真っ最中ですよ。
まったく夜中まで困ったものだ。ええ。それではまた」
通りすがりの客人に、にこやかに挨拶する。
とりあえず言われたとおりにエプロンだけつけて主人を追いかける。
しかし、客室の方へ向かっていく主人を見て顔に不安の色が浮かぶ。
「御主人様、そっちは……、!!」
客人が見え、慌てて主人の背中に隠れる。
頭だけ下げてみるが、かなり堪えたようだ。
>>39 「こら、隠れてはいかんじゃないか。御客様によく品定めをしてもらわずしてどうする」
奏を叱り付けると、さらに先の客室へ進む。
「ああ、どうもこんばんは、失礼しますよ。このメイドが御挨拶をしたいそうなので」
取引相手の男がギラついた目で奏を見る中、自分は悠然と腕組みをしている。
「ええ、もちろん触って下さっても結構。ああ、そんなに焦らずとも……」
客人が、むしゃぶりつくようにして奏の身体を撫で回すのを笑って眺める。
「御希望でしたら、教育が終わった後にでも、またよこしますから」
満足そうに頷く客人を後に、その部屋を後にする。
「さて、次は使用人たちのところへでも行こうか」
(うう……これってやっぱりお仕置きなのかも)
自分がどう言っても結局はお仕置きだったような気がするが、
主人以外の知らない人にこうして見られるのは更に恥ずかしい。
「こ…、こんばんは」
次の客室でとりあえず挨拶するが、相手の目が怖くてそっと目を逸らしてしまう。
しかし、身体を撫で回されたら困惑しながらも少しスイッチが入ってしまったようである。
その部屋を後にする主人を追いかけ、主人の袖をつかむ。
「御主人様……、ごめんなさい。もう迷子になりません、お仕置きも、して……ください。
だけど、御主人様とふたりきりがいいです……」
>>41 「ほう。この程度でもうガマンできなくなったのか。いやらしいメイドだな、奏は」
一先ず空いている使用人部屋へと奏を連れ込む。
「隣の部屋は誰だったかな……まあ気にせず奏の望みを叶えるとしようか」
奏の反応など気にせず、ベッドへ押し倒すと、のしかかってエプロンを剥ぎ取り
さらに下着も脱がせてしまう。
「さあ奏、御希望通り、たっぷりとお仕置きしてあげような……」
そして奏の肌へと自分の舌をねっとりと這わせていく。
「わ、私がいやらしいって言うなら全部御主人様のせいです!」
抗議しながらも一緒に主人と使用人部屋へ。
「え、お隣に誰かいるんですか?」
眉根を寄せながら、壁の方を不信そうに眺めてしまう。
「……御主人様は、脱がないんですか?」
壁を眺めていたが自分の格好を思い出してしまう。
主人の愛撫と羞恥心から頬が赤く染まっていく。
>>43 >お隣に〜
「さあなあ。誰だったかなあ。奏がきちんと覚えていてくれれば良かったのだが……」
本当に忘れたのかとぼけているのか判然としないまま、舌での愛撫を続ける。
>御主人様は、脱がないんですか?
「ん? なんだ、私の裸が見たいのか。だが……男はここだけ出しても事足りるからな」
ズボンのファスナーを下ろすと、自分のモノを取り出してみせる。
「さ、どうすればいいかは分かるな、奏。始めなさい」
「…だって、私だけ服を着てないのって、恥ずかしいです……」
少し俯きながら、主人の肉棒を愛しげに撫ではじめる。
チュっと音を立てて先端から唇を離すと、自分もそのまま銜えこんでしまう。
しばらく顔を上下させていたが、意識していないはずなのに自分の一部が
じーんとするのを感じてしまう。
>>45 「恥ずかしくても我慢しなさい。一応はお仕置きなのだからな……く……っ」
奏の舌使いがなかなかなので、少し語調は柔らかくなる。
しばらくフェラチオがもたらす快感に浸っていたが、
達してしまう前にと、奏の口からモノを取り出し、今度は自分は横になる。
「さてと、では後は奏に任せよう。私の上にまたがって、好きなように動きなさい」
口内で主人のモノが大きくなるのを感じ、刺激を与え続けていると、
主人が仰向けに横になってしまったので意図に気付いて目を潤ませる。
「…分かりました」
主人のモノを自分の入り口付近に近づけると、なんとか入れようとするが
どうしても自分の入り口でとりたかったので、当日は話せるように頑張ると思う。
ようやくちょうどしっくり来る場所に当たり、身体を下ろしていく。
>>47 奏の秘所に先端が触れたところで、何もしないはずだったのに自分から腰を動かし、
奏の腰の方は押さえつけた上で、入り口の部分をこねくり回す。
「……そういえば、先ほどの客人に奏を渡す約束だったなあ。
ここで私が楽しんでしまっては、約束違反になってしまう」
そして、結局奥まで挿入することはせずに、身体をはなしてしまう。
「奏、さきほどの人のところへ行っておねだりをしなさい。
私は……別のメイドを探すとするから」
そっけなく言うと、頬から首筋にかけて、いくつか優しいキスだけして、出て行ってしまう。
「あっ…」
主人の身体が離れ、濡れた瞳で声をあげる。
「そんな……」
泣きそうな表情で下唇を噛む。
主人が去った後、しばらくしてからとりあえず毛布にくるまり、
その客人の部屋へ行こうとするが、早速どこだったか分からなくなってしまう。
そのまま廊下で途方に暮れてしまうのだった。
「おっ、ロリメイドさん発見!」
お盛んなことに、こちらも相手を物色していたらしく、早速奏に近寄っていくが……
「へ? お客の相手? あ、そうなの? なんだぁー」
事情を聞いて、ガックリと肩を落としてしまう。
「御主人のおっさんの言うことじゃしかたねーや。案内してあげるよ」
そして客室の辺りまで連れて行ってやる。
「じゃーね、奏ちゃん。今度オレともエッチしようねー。約束だぜー」
強引に指切りげんまんをすると、そのままニヤニヤしながら立ち去っていく。
「おっしゃー、今度こそロリメイドさんゲットー!」
黒塗りの車と軽トラックが裏口に止まる。
中からスーツを着た男が3人出てトラックに積んである酒樽を降ろす。
車の方からは着物姿の老人が姿を現す。
「ようやっと見つけたぞ。」
老人は男達に合図してから呼び鈴を鳴らした。
「ふむ、出てこんか……。
では日を改めるとしよう。」
そう言って男達に合図を送り帰って行った。
ここがお屋敷?
(大きな屋敷を見て、驚く)
はぅ…、今日からここで働くのかぁ…。
緊張するなぁ…。
(そういいながら屋敷に入った)
よし…っと
(書類に記入して、今日から働くことにした)
え、えーっと…
よろしくお願いします!
(ぺこり)
住人宛に来た手紙を、各人ごとに振り分けている。
「……ふー。これでおしまい、っと」
封書の束をカートに積み、休憩室を出て部屋ごとに配り始める。
「こんばんは〜。はい、今日の分のお手紙です」
おっと遅かったか
住人の引越しから少し遅れて、引越し先の館へとやって来る。
割り当てられた部屋にはいくつもダンボールが転がっていて、思わず肩を落として。
「めげてても仕方ない。とりあえず、片付けるか」
腕まくりをして気合を入れると、一つ目のダンボールに手を伸ばす。
器用なことに瀬名の髪の毛を切ってやった後らしく、モップで後片付けをしている。
「文句言わないの、ちゃんと流行に乗った髪型にしないといい男が台無しでしょー。
そうだ♪ ついでにさぁ、髪の色ももっと明るめに変えて……って、あっ!ちょっとぉ!」
うっとりと提案している間に逃げられてしまう。
「ああん、もうー」
>>60 「?」
まだ空いていたはずの部屋から物音がするので覗いてみる。
「……神楽坂さん? あ、お引越しがまだ終わっていませんでしたの?」
声をかけてから部屋に入る。
「お手伝い、いたしましょうか?」
半分ほどのダンボールを空にしたところで、大きく背伸びをして。
「ちょっと疲れたなぁ…でも、これを片付けないことには寝れないし」
♪
ちりとりを片手に、散髪用具はポケットに入れて廊下を歩いている。
「つーか、なんかどっかでこういう商売ありそうだよね」
>>62>>63 途中、神楽坂の部屋で瑞葉が話しているのを発見。
「へー。ここってあの人の部屋だったんだ、全然知らなかった(本当は覚えてなかったんだけど)」
立ち聞きしてやろうとするが、手元が滑ってモップを絨毯に落してしまう。
「うあっっ」
段ボールの箱を開けていると、何かが倒れる音がする。
「チエさん? ちょうどいいですわ。手伝って下さい……と思ったのですけれど」
神楽坂の方を見て、お伺いをたてることにする。
「チエさんでもよろしいですかしら」
自分で仕分けたわけではないので、中身は当然知らず…。
瑞葉がまだ開けていないダンボールの中身が18禁なモノばかりだと気付いていない。
>>65-66 「…何してるんですか?」
廊下で何度かすれ違ったことのあるメイドさんが部屋の前に立っているのに今頃気付く。
「えっ?…まぁ、手伝ってくれるなら嬉しいですけど…」
なんとなくだが、チエに任せるとかえってめちゃくちゃにされそうな気がしないでもない。
「瑞葉さんも、控えておいてくれますか?忙しかったら、無理にとは言いませんけど」
監視役?も兼ねて、瑞葉に少し残っていてもらえないかと提案してみる。
>>66>>67 >チエさんでもよろしいですかしら
「あぁっ、どういう意味!?ちょっとあんた、最近あたしがおとなしいからって――」
慌ててモップを拾い上げ、つかつかと部屋の中に入って瑞葉につっかかろうとするが
神楽坂が見ているのもあり思いとどまる。
「……っ、引越しの手伝い?いいわよ、これぐらいあっと言う間に片付けてあげるわよ」
どことなく瑞葉と張り合うように言うと、手近にあった大きめのダンボールを
小柄なくせに無理して持ち上げようとする。
「えーと、これは本でしょ。だったら本棚まで、よっ……と……」
だがどうしても持ち上がらず、引きずるようにして本棚に持って行こうとし
「……ひゃっ!? あ、あぁぁっ!!」
結局転ぶ。
ついでに箱もひっくり返して、中身のエロ本を部屋の中にぶちまける。
>>67-68 >瑞葉さんも、控えておいてくれますか?
「はい。私ももちろん、お手伝いは続けますわ」
つっかかってくるチエを軽くいなして微笑む。
>ひゃっ!? あ、あぁぁっ!!
「あっ……はぁ、気をつけて下さいね、チエさん。お仕事が増えてしまいますか……ら……っ?」
箱の中からこぼれ出た物をマジマジと見てしまい、顔を赤らめ絶句する。
が、すぐに立ち直って、何でも無いように片付け始める。
「この御本は、ここでよろしいですかしら。それとも別の場所に……?
あ、それよりも神楽坂さま。粗相をしたチエさんを、ご遠慮なさらず叱って下さいね」
動揺を隠しているせいか、妙に淡々としている。
>>68-69 二人の関係を人づてに聞いているだけに、男一人で居辛い空気を感じる。
「急がなくてもいいですから、丁寧にお願いしま…って、言ってるそばからっ!?」
(転んだチエのスカートの中身が見えたが、それ以上にぶちまけられた中身に顔を青くする)
当然瑞葉にも見られたが、赤くなりながら淡々と片付けられて逆に緊張してしまう。
「あっ、それはそっちじゃなくてベッドの下に…って、そうじゃなくてっ!
もっと慌ててくれたりした方がむしろ気が楽なんですけどっ…!」
チエの身体に積み重なっている本をどけながら、片づけを続ける瑞葉に涙ながらに訴える。
「や、それよりも…チエさん、大丈夫ですか?」
チエの顔を隠していた本をどけて、ぺちぺちと頬を叩いてみる。
>>69>>70 >チエさん、大丈夫ですか?
「うー…。いったぁーい。神楽坂さん、こういうのばっかり集めてちゃダメじゃないですかぁ」
胸の上に乗っていた過激な本を開いて突きつけ、ニヤニヤと笑ってからかう。
「もっと真面目な勉強の本ばかり持ってるのかと思ってたのに。いけないんだー」
>粗相をしたチエさんを、ご遠慮なさらず叱って下さいね
「!! なっ、なんでこれぐらいで御仕置きなのよぉっ。瑞葉の前で御仕置きなんて絶対ヤだからね!
……御仕置きされたら…なんかあたし、すごい変な感じになっちゃうんだもん…」
転んだ拍子にめくれたスカートを急いで直しながら、瑞葉を罵る。
>>70-71 「ベッドの下ですね。分かりましたわ」
生真面目に答えて、ギクシャクした動きながらも
マットを一度押し上げて、そこにヌードグラビア雑誌を並べ始める。
「こ、こんなふうにすればいいですかしら。瀬名様もここに隠してらしたんですけれど……」
もはや何を言っているのか分かっていない様子。
>瑞葉の前で御仕置きなんて絶対ヤだからね!
「お気になさらないで下さいね。私はきちんとお仕事を続けますから……」
そう言いながらも、ベッドの上にはたちまちエロ本の類が積み重ねられていく。
>>71-72 「男がこういう本を持ってるのは仕方ないじゃないですかっ…持ってないほうがおかしいですよ。
男として、当然の事ですっ……力説してて、恥ずかしいですけど」
突きつけられた本の中身の過激さに顔を真っ赤にしながら反論してみる。
瑞葉の言葉に妙に食って掛かるチエの態度に、ふと思い浮かんでチエの肩に手を置いて。
「あっという間に片付ける、って言ったのに逆に散らかしてくれて…御主人様が知ったら、何て言うでしょうね?
御仕置きだけならともかく、下手すれば追い出されるかも…俺にお仕置きされるなら、御主人様には黙っていますけど?」
悪役の言葉だなぁと思いながらも、裾を直しているチエの手を掴み、服越しに身体に手を這わせる。
ベッドにどんどん本を積んでいく瑞葉に固まるが、気を取り直して。
「あー…柏葉さんも、ですか。男の考えることなんて、みんな同じですからね…。
それより、瑞葉さんはどうします?一緒にチエさんをお仕置きするのもありかなぁって思うんですけど」
執拗にチエの身体に指を這わせながら手を伸ばし、チエの反応を楽しみながら瑞葉を誘ってみる。
>>72>>73 >御主人様が知ったら、何て言うでしょうね〜
「……えっ? あ、待って…やだっ、やだってばぁっ…! …っん…」
急に神楽坂に体を触られ、思わず手に持っていた本を床に落す。
瑞葉に声を聞こえさせないように手で口を覆い、声を堪える。
「…っ…! んふぅっ…」
>一緒にチエさんをお仕置きするのも
(やだー それだけはいやっ)
首を横に振り必死で抵抗する。
>>73-74 神楽坂の言葉の後、チエの様子をしばらく見て、スッと立ち上がる。
「分かりました。そちらもお手伝いいたしますわ」
そしてチエの近くに腰を下ろすと、妙に綺麗にニコリと笑ってみせる。
「チエさん。静かになさって下さいね」
引越し作業中の部屋とはいえ、必ず何処かに淫具くらいは仕込まれているもの。
いくつか引き出しを探ると、ギャグボールやらディルドーやらを取り出してくる。
「さ、神楽坂さま。お好きなものをお使い下さいませ」
やはりニコニコと笑いながら淡々と進めるのだが、
どうも先ほどまでの取り繕った様子とは違い、何か変なスイッチが入ってしまったようではある。
>>74-75 「ダメですよ、口を隠しちゃ…可愛い声が聞こえないじゃないですか」
ダンボールを閉じていたガムテープを拾い上げ、チエの手首を縛りつける。
使用済みなので粘着性は弱いが、二重三重に巻きつけて外れないようにして。
「これで、よしっと…随分敏感に反応してくれるんですね。
感じやすいのか…それとも、いろんな人に開発されたのか…ま、どっちでもいいですけど」
近くに腰掛けた瑞葉の言動と表情に、少し寒気が走る。
何か言おうものなら自分も責められそうで、自分の身を考えて瑞葉の雰囲気に乗ることにして。
受け取った淫具の中から、紫色のバイブを取り出してスイッチを押し、目の前でうねらせる。
「瑞葉さんは、チエさんのおっぱいを可愛がってあげてください。俺は、こっちをやりますから」
醜悪にうねっているバイブを、下着をずらしたチエの秘裂に押し当てて先端をゆっくりと挿入していく。
>>75>>76 >神楽坂さま。お好きなものをお使い下さいませ
「そんなさらっと言うなぁぁぁ!!」
腕を振り払って逃げようとするが縛られているので不可能。
半ば押さえつけられているような状態でメイド服を剥かれる。
>醜悪にうねっているバイブを、下着をずらしたチエの秘裂に押し当てて〜
「ん、あっ……あぁぁっ! だめぇ、そんなおっきいの…あぁんっ」
侵入してきながら蠢く淫具に悶え、うっすら涙を滲ませる。
「動かさないで…お願い、っ……。はぁ…はぁっ、……ぐちゃぐちゃになっちゃうよぉ…」
強引な愛撫によって早くも秘裂が濡れてきて、いやらしい水音をさせている事を恥ずかしがる。
>>76-77 「おっぱいですわね。分かりました……さ、チエさん」
手早く下着まで剥がすと、取り出したSM用の蝋燭にランプから火を移す。
「熱いかもしれませんけれど、大丈夫ですわよね。チエさんはこういうのが好きですものね」
そして唇を一瞬だけ奪うと、その蝋を胸の先端を狙って垂らし始める。
「あら、狙ったようにするのは、ちょっと難しいですわ」
わずかに逸れたりしつつも、しかし狙いは段々と正確になっていく。
「あんまり暴れると、今度はお顔にまでかかってしまいますわよ」
>>77-78 先端を秘裂の中でうねらせるだけで淫らな水音が響いてくる。
「これだけで、こんなに濡れちゃってるんですね…チエさんは、本当にエッチだなぁ。
でも、もっと奥まで入れてあげますからね。御主人様のお仕置きで、こういうのにも慣れてるんでしょ?」
笑いながら言って、膣襞を先端で擦りながら奥へとバイブを侵入させていく。
「どうですか、気持ちいいでしょう?…そろそろ、オモチャより本物が欲しくないですか?」
態勢をずらし、縛り付けた手を取ってズボン越しに存在を主張する肉棒に触れさせる。
点々と蝋が斑模様を作っていくチエの乳房に、ごくりと唾を飲み込む。
「こういうの、話には聞いていたけど、生で見たのは初めてですよ。
熱そうだけど、気持ちよさそうな顔してるなぁ…あっ、今の惜しい」
蝋が落ちた瞬間に膣の奥の方をバイブで小突きながら、興奮した様子で実況してみたりする。
>>78>>79 「…ふぁ…あ…。っ…んん……?」
瑞葉と唇を合わせながらぼうっとしていたが、
>その蝋を胸の先端を狙って垂らし始める
「いやぁっ…! 熱っ……瑞葉、熱いってばっ……」
身をよじって逃れようとしても上手く行かず、下半身の攻めですっかり脱力。
>オモチャより本物が欲しくないですか?
ぐったりしながら逸物に触れているうちに徐々に変貌し、遂にはおねだりをする。
「…。うん、欲しい…です。あぁん、…これでもっと…」
逸物をしっかり握り、指先で先端をしごき始める。
「もっとめちゃくちゃにして下さい…っ」
>>79-80 「ふふ、神楽坂さまったら、とっても大きくなさって」
蝋燭を乳房だけでなく、チエの下腹部の方にも伸ばしていく。
「さ、チエさんも欲しいみたいですから、早く可愛がって差し上げて下さいね」
やがて、交わり始める二人を見ると、蝋燭を燭台に立てて、身を離す。
「チエさん、まだ物足りないみたいですわね。
おじ様か、執事様か……それとも運転手さんでも呼んで来ましょうかしら」
どこか冷徹な視線でチエを見下ろすと、神楽坂には優雅に一礼して部屋を出て行く。
と、一度だけひょっこりと顔をのぞかせて、断りを入れる。
「言っておきますけれど、瀬名様は連れてきませんから……って、聞こえてませんかしら」
>>80-81 ズボン越しでもしっかりと愛撫され、より硬さが増してくる。
「いいですよ、お望みどおりに、めちゃくちゃに犯してあげますね」
ベルトを外してズボンと下着を脱ぎ、チエの下着も脱がせて濡れそぼった秘裂を露にする。
肉棒をあてがい、一気に根元まで挿入して、膣内の温かさと締め付けに感嘆の吐息を漏らして。
「チエさんの中、気持ちいいですよっ…動きますから、思いっきり乱れてくださいね?」
腰を掴んで、身体を浮かせるように激しく腰を動かして膣内をかき回す。
淫らな音をさせ、奥深くまで肉棒で貫きながら立ち上がった瑞葉に気付く。
交わることによって与えられる快感で余裕がなくなっているのか、チエへの視線には気付いていない。
「俺一人じゃ、今のチエさんを満足させてあげられませんかね…頑張るつもりですけど。
ま、誰か手が空いていそうな人が居たら、呼んでくれていいですよっ…それじゃあ、お休みなさい」
蝋によって染め上げられた乳房に舌を這わせながら、部屋を出て行く瑞葉に軽く手を振り、見送ると一層責めを激しくする。
「やばっ、興奮しすぎて…もう出そうですよっ…チエさんも、イッちゃって下さいねっ…!」
>>81>>82 瑞葉が出て行った後も、朦朧としたまま神楽坂に犯される。
「はぁっ、あぁっ……んっ、あっ、すごいっ……神楽坂さぁん、もっと、もっと御仕置きして…っ」
廊下の外まで声が漏れて聞こえるほどに喘ぎ、
瑞葉と彼が話していた内容などまったく気にもしないで行為にのめり込んでゆく。
>興奮しすぎて…もう出そうですよっ
「出していいよ、いっぱい…。ほらぁ…。全部、んっ、中に…ちょーだい…。
あぁっ、ひぁっ…っ…! いくっ、あたしもいっちゃうぅっ」
神楽坂の精液を全て受け止めるが、それでも気分が乗っていてまだ物足りないのか
その後逸物に唇を這わせてまたおねだりしたりするのだった。
「…んん…くちゅっ、だーめ…。まだ御仕置き終わってないでしょ。
今度はエッチな本持ってたあなたに、あたしが御仕置きするんだからね」
>>83 「言われなくても、たっぷり中に出してあげますよっ…くぅっ、出るっ…!!」
奥深くまで肉棒を打ちつけた瞬間に、勢いよく射精する。
射精を終えた後もしばらくその態勢で息を落ち着かせて、ずるりと肉棒を引き抜く。
「とても良かったですよ、チエさん…じゃあ、お仕置きはこれで……うぁっ、ちょっと…」
射精したばかりで敏感な肉棒を舐められて、出したばかりだというのに再び硬さを取り戻し始める。
「だ、だから、持ってるのは男として当然で…聞いてるんですか、チエさんっ!?」
押し倒されながらも反論するが、騎乗位の態勢で腰を振り始めるチエにため息を吐いて。
「…じゃあ、チエさんが満足するまでお仕置きし合いましょうか…寝かせませんから、覚悟してくださいね?」
負けじとこちらも下から突き上げ始めて……結局、明け方まで淫らなお仕置き合戦は続くのだった。
「……最近使われてるのかしら、この碁盤」
和室で碁盤を綺麗に拭き、碁石を何個も磨いている。
なんだかだんだんと不毛な作業のような気がしてきて作業効率が落ちてくる。
特にやることも無いのか、屋敷の中をうろついている。
積み重ねられて整理されている座布団に突っ伏して、
なんとなく休んでいるとそのうち寝息を立ててしまう。
「……」
>88
和室の中から静かな寝息が聞こえて足を止める。
部屋の中を覗き込むと、座布団に突っ伏して眠っている志保の姿を見つける。
「志保さーん、こんなとこで寝てたら風邪を引いちゃいますよ」
静かに上がりこんで声を掛けるが、ふと以前に冷凍ミカンを口に突っ込まれたことを思い出して。
「…仕返しするには絶好の機会かも。無防備に寝てる志保さんが悪いんだから…」
責任転嫁しながら、捲くれ上がったスカートから覗く足を撫でつつ、たわわな乳房に手を伸ばす。
>>89 「ん…… 御主人様ぁ、ダメぇ」
部屋に入ってきた神楽坂には全く気付かないでいる。
身体を撫でられたりしてもそれは主人がやっていること、と夢の中で思っていたり。
「…は、早く料理を作らないと夕食に間に合わないんですからぁ… むにゃむにゃ」
もぞもぞと身を捩じらせながらも、頬は真っ赤で息も荒い。
眠っていても神楽坂の愛撫に確かな反応を見せる。
>90
御主人様の名前が出てきたことに、わずかに嫉妬の心が生まれてしまう。
御主人様の振りをして悪戯してやろうかと思いながら、触れるだけの愛撫を続ける。
「そう言いながら、仕事をサボって寝ているメイドにはお仕置きをしてやらないとな…」
耳元で口調だけ真似るように囁いて、服の上から乳房の頂点を軽くひねるように摘む。
足を撫でていた手もスカートをずり上げるように撫で上げて、執拗にお尻を撫で回す。
「ほら、気持ちいいのだろう?こんなに息を荒くして…本当に、志保は淫乱なメイドだな」
「あぁんっ、御主人様ぁ…っ!」
囁かれ、胸元の一番敏感な部分を弄られた刺激で夢から覚めてしまう。
そして目の前にいる神楽坂に気付いてすぐに状況を察する。
「と、俊樹様… お、おはよう… ございま、す……」
先ほど悩ましげな声を上げていたことが凄く恥ずかしくなって、言葉に詰まる。
頬だけではなく、顔全体が紅潮。
まさに顔から火が出るとはこのことだった。
>92
「おはようございます、志保さん。ゆっくり休めましたか?」
真っ赤になっている志保ににっこりと微笑みながら、まさぐるような愛撫を続ける。
下半身に伸ばした手は下着の中に入り込み、軽くつつく程度に菊門を指で弄り始める。
「そのまま御主人様って呼んでくれてもいいんですよ?そういう気分も味わってみたいですし。
…でも、やっぱり。こういう事をしてる時には名前で呼んでもらったほうが嬉しいですけどね?」
言って、する気も起きないであろう抵抗を防ぐために唇を重ね、濃厚な口付けを交わす。
慣れた手つきで服のボタンを外していき、隙間からブラをたくしあげて乳房を直接揉み始める。
「ん…っ、ん、んん…」
脱力した身体で神楽坂にされるがまま唇を重ね、お互いの口内で舌を絡め合う。
彼にいいようにされてしまっているという被虐心と激しい羞恥心。
それが自分の性欲を煽り、高めていく。下着はもう本来の用途を為さないほどに濡れていた。
「んぁ、あぁっ、俊樹様… ず、ずるいですっ。
こんな… 私だけ……っ、凄く、凄く恥ずかしかったんですよっ?」
乳房を揉まれて吐息に熱を混じらせながら訴えた。頬には数滴、涙が伝う。
「だから、俊樹様も…」
神楽坂の衣服に手を掛け、彼の上着を脱がそうとする。
>94
涙ながらに訴えてくる志保の姿に、嗜虐心と征服欲が沸き起こってくる。
自分の衣服は志保に任せながら、菊門への刺激をやめて両手で志保の服を脱がせていく。
「かわいいよ、志保…そんな事言われたら、もっと苛めたくなっちゃうな」
呼び捨てながらたわわに実った乳房を堪能するように揉み、頬に舌を這わせて流れる涙を舐め取る。
首筋から鎖骨へと舌を這わせて、硬く尖った頂点に辿り着くと、巧みな舌使いで重点的に責め始める。
「志保のおっぱい、いつ味わっても美味しいよ…志保も、俺のこれを味わいたい?」
自分の衣服もすでに脱がされ、硬く反り返った肉棒を曝け出して胸の谷間から志保の顔を見て言う。
神楽坂が発する言葉ひとつひとつに感じてしまい、身体を小さく震わせる。
乳房への愛撫――特に先端を舌で転がされると、
流れ出た愛液で床の畳に次々と染みを作っていってしまう。
「はい、下さい… も、もう我慢できません。俊樹様のもの……」
硬くなっている神楽坂のものを指で艶かしく撫でてみせ、物欲しさをアピールする。
「お口でも、前でも、後ろでも… どこでも構いません。
ですから俊樹様… 俊樹様のものを味わいたいです…」
囁きながら神楽坂の首筋を撫で、再び改めて囁く。
「ご要望でしたら、全部でも…」
>96
「そんなに物欲しそうにねだって…恥ずかしくないのかな、志保は」
撫でられてびくびくと震える肉棒を、下着を剥ぎ取った秘裂に擦り付ける。
腰を動かして前後に往復させるだけで響く卑猥な水音に笑みをこぼして。
「じゃあ、お望みどおり味あわせてあげるよ。ちゃんと、美味しく食べるんだよ?」
言って、濡れそぼった秘裂に肉棒をあてがって一気に埋め込んでいく。
絡みつく膣襞の快感と、膣内の暖かさに心地よさを感じながら根元まで挿入する。
「ほら、全部入った…それじゃあ、動くよ。俺も志保をたくさん味わうからねっ…!」
一定の間隔で腰を打ちつけて膣内を抉りながら、突き入れるたびに揺れる乳房にむしゃぶりつく。
「そんな… 俊樹様もすごく硬くなっていらっしゃいますよ?」
快感に耐えつつ、秘裂に擦り付けられた逸物の感触からそう反論してみせる。
「でも、そのほうが… んっ、あぁ…… 入ってきます…」
その大きな容積を一気に膣内へと挿入され、苦しさを覚えるほどの圧迫感に息を吐く。
だが神楽坂が腰を動かせば動かすほど強張っていた膣は解れる。
「あぁ…っ、いい… 私の中で、俊樹様が動いてます… んぁっ、あぁ…っ!」
彼が数回腰を打ちつける頃には、
解れた膣は逸物へより積極的にその身を絡み付かせていった。
>98
「うっ…志保の中、どんどん絡み付いてくるっ…」
貪欲に求めてくるような肉棒への絡みに、思わず呻き声を漏らす。
与えられる快感に抗うように腰の動きを変則的にして、違った刺激を与えようとする。
「志保の中、本当にいやらしいねっ…俺のを咥え込んで、離さないよっ…」
断続的に打ち付けたり、焦らすように動かなかったりで互いの興奮を高めあう。
折り重なるように志保に覆いかぶさり、口内も犯すように舌を侵入させて。
「んむっ、んっ…上も、下もっ…志保の身体を隅から隅まで、犯してあげるよっ…!」
舌を絡め、唾液を流し込みながら硬く尖った乳首を自身の胸板で弾くように刺激する。
「俊樹様のほうこそ… んんぁ、あぁぁっ! お、奥まで届いて…
私の中でたくさん暴れて… とてもえっちですよ。本当に…… あ、んん…っ!」
何度も襲ってくる快感よって膣は自分の意思を離れて、
神楽坂の動きに合わせて収縮運動や締め付けを繰り返す。
しかし締め付ければ締め付けるほど彼の逸物をより感じてしまい、
もう自分ではどうしようもない快楽の渦へ巻き込まれてしまう。
「ああぁっ、俊樹様ぁ…っ、すごい… すごいの…っ!」
>100
「それだけ、志保が魅力的ってことさっ…でも、そんなに締め付けられるとっ…」
すっかり与えられる快感に囚われて、がむしゃらに奥深くまで肉棒を突き入れる。
それを歓迎するように締め付け、蠢く膣内で肉棒がどんどん膨らんでいって。
「くぁっ、もうっ…このまま、中に……出るっ、出るよっ、志保っ…!!」
力強く志保を抱きしめた瞬間、大きく脈動した肉棒から欲望の塊が吐き出される。
搾り取られるように締め付けられながら、二度、三度と叩きつけるように白濁を放出する。
放出の勢いが弱まっても、ほとんど硬さを失わない肉棒を埋め込んだまま志保の身体に覆いかぶさる。
「ああぁっ! んんぁ…っ、んぅ、ダメっ、も、もう… ……っ!」
射精が近いという本能に駆られた神楽坂の激しい腰遣い。
それにもう耐えられなくなり、身体を強く硬直させながら達する。
「…っ、んぁ… 俊樹様ぁ… 中で、中で… 俊樹様のものが震えてます…」
達した後も身体の中で震え続け、射精する神楽坂の逸物を感じてしまう。
絶頂後の余韻に支配されている今の身体には過酷な快感だった。
「ああっっ、ダメぇ… 中に入れっ放しじゃ… また…」
そう言いかけるや否や、再び身体を痙攣させて達してしまう。
膣はさらに神楽坂の精液を搾り取ろうと蠢き続け、その動きに理性は感じられなかった。
>102
絶頂の余韻が醒める間もなく、再び膣襞が絡み付いてくる。
「本当に、節操なしだね…でも、求められる分には応えてあげないと…」
再びゆっくりと腰を動かして、膣内の精液を馴染ませるように肉棒でかき混ぜる。
「でも、違う快感も味わいたいから…一回綺麗に掃除してもらおうかな。
それからまた突っ込んで、中にたっぷり出してあげるよ…ひょっとしたら、妊娠しちゃうかもね?」
ニヤつきながら抜くことを拒むような膣内から肉棒を引き抜き、志保の身体を跨いで口元へと持っていく。
纏わりついた精液と愛液を首筋に垂らしながら、残滓を志保の唇へと擦り付けて奉仕を促す。
秘所から逸物を抜かれて、ようやく快感の渦から抜け出せたと思った矢先。
愛液や精液で汚れたそれを目の前に出され、奉仕を促される。
嫌が応にも口腔でそれを丁寧に掃除しなければならない立場にいる自分。
それを認識し、燻っていた被虐心の炎が再燃する。
「……はむ、ん、んぐ…っ、ちゅ、ちゅぷ…っ、ぴちゃっ…」
潤んだ瞳で一心不乱に口腔奉仕し続ける。
その姿は目的が愛液や精液の掃除というより、快感を与えるための奉仕そのものだった。
そんな自分の厭らしさを感じて、奉仕の最中ながら達してしまう。
膣が収縮する動きで胎内の奥に残っていた精液が逆流し、畳を汚す。
>104
「うっ、くっ…いいよ、志保…また、気持ちよくなってきた…」
掃除以上の奉仕を受けて、肉棒はすっかり硬さを取り戻す。
その最中に、一瞬志保の身体が痺れた様子に気付いて、頬を撫でながら口を開く。
「舐めてるだけでイッちゃったんだ…俺の精液を中から出したのはいただけないけどね」
少しだけ不機嫌そうに言って、奉仕を中断させて四つん這いになるように言う。
秘裂から逆流した精液が畳に零れ落ちる様子を見ながら、再び肉棒をあてがって。
「出ちゃった分は、補給しないとね…今夜は、一晩中注ぎ続けてあげるよ、志保…」
心の奥に秘めた愛情と、前面に押し出された征服欲が混ざり合った想いを抱きながら、膣内に侵入する。
「志保の感じるところを全部突いて、何回でもイカせてあげるよっ…。
嫌だって言っても逃がさないっ…志保の身体を、俺の欲望で染めつくしてやるからねっ…!」
「も、申し訳ありません俊樹様。私の不注意から流してしまった精液を、
また注いで戴けるなんて…… 今度は大丈夫、です。たくさん注いで下さい…」
四つん這いになり、神楽坂へ尻を向けながら言う。
自分からは彼の行為が見えないという不安が生まれるものの、
今は単なる劣情を高めるためのスパイスにしかならなかった。
「はい… ダメって言っても、嫌って言っても、壊れるまで…」
新たな決意を得てその身を硬くさせた逸物。
それは一度出したとは思えないほど力強く胎内へ侵攻してくる。
「あぁ… また、来ちゃう…っ」
身体が求める卑猥な欲求に理性を麻痺させ、再び快感の波に溺れていく。
「へっ、帰って来ちまったぜ」
裸に直接ブランド物のダークスーツを身につけた、長身で筋肉質の男が、
サングラスの位置を中指で直しながら、大きな屋敷を見上げ仰いでいる。
男の名は黒神 猛(くろがみ たけし)、21歳。
屋敷の主人の妾腹の子であり、主人に認知されている。
「若い女とヤレる」を理由に高校を三年間自主留年。
ケンカとセックスに明け暮れた毎日を過ごしていたが、ついに高校を退学になった。
それを機に、たまに(メイドを犯りに)しか顔を見せていなかった屋敷へと戻って来た。
身長は190cmを越え、体重は96kg。靴のサイズ29cm
筋肉質の体はトレーニングによるものではなく、本人曰く「ケンカとセックスの賜物」。
モノの大きさとテクニック、そして体力には絶対の自信を持っている。
「さてと。俺ぁ、24時間以内に女を犯らにゃイラついちまうからな。
空いてるメイドがいりゃ良いんだが」
口元を緩めて、欲望のはけ口を求めて屋敷へと入って行った。
「ったく、誰も出迎えに出て来ねーのかよ。
ま、俺様も何の連絡もなしに戻って来たわけだけどな」
人気のない廊下の真ん中を威風堂々と歩いている。
「?」
確かに閉めたはずの玄関の扉が開け放たれたままになっていたので
首をかしげながらももとに戻し、ついでに錠をかける。
「どなたか御客様でもいらっしゃったんですかしら?」
「ん? 誰かいるのか?」
今来た方向、玄関の方で人の気配を感じる。
「メイドの誰かか?」
そう期待して、踵を返して玄関に舞い戻る。
「ほぉ、瑞葉か。久しいな」
サングラスの奥から舐め回すように瑞葉の体を見ながら口を開く。
「俺様が誰か、分かるか?」
含み笑いを浮かべながら瑞葉に歩み寄って、高い位置から瑞葉を見下ろす。
>瑞葉か。久しいな
「はい? ええと、その……こんばんは。失礼ですけれど、何処かでお会いしましたかしら」
何処となく剣呑な雰囲気を察して、後退る。
>俺様が誰か、分かるか?
大人と子供くらいに背丈が違うので、大きく上を見上げるような形のまま、
壁を背にして不安げな表情になる。
「すいません、お客様のお顔を忘れるなんて、とても失礼だとは分かっているのですけれど……」
「いくら何でもお客様はねぇだろ。メイドなら声で気づけ」
粗暴な言葉の割に、怒りは感じさせない声の調子で、サングラスを外す。
「俺様だ、猛だ。黒神 猛」
名を名乗ると同時に瑞葉の体に手を伸ばし、メイド服の上から胸を鷲掴みにする。
「さすがに高校を三年もダブっちまったから、四年目はないと追い出されたから帰って来た。
で、親父(主人)の奴は元気にしてるのか?」
リズミカルに瑞葉の旨を揉みながら、何事もないように普通に尋ねる。
「黒神、猛さま……」
機嫌を損ねないように、なるべく早く思い出そうと焦りだす。
「あ、ええと確か、おじ様の……きゃぁっ!?」
思い出した途端に胸を鷲掴みにされ、痛みに身をよじって悲鳴を上げる。
>親父(主人)の奴は元気にしてるのか?
「お、おじ様は、お元気ですわ。い、いやっ、やめて……下さいませ……っ」
猛の腕を押しのけようとするが、全く力が違いすぎて話にならない。
「そうか、元気にしてやがるか」
それだけ確かめると、抵抗に意志を示している瑞葉をドンッと壁に押し付ける。
「なら親父と俺様、どっちが元気か瑞葉が診断してくれよっ、と!!」
不敵な笑みを見せた瞬間、まるで紙切れでも千切るように、
ものすごい力で、容易に瑞葉のメイド服を引き千切ってしまう。
「よい眺めだ。セーラー服も良かったが、ボロボロのメイド服も悪くないな」
一部で肌の露出させた瑞葉を眺めながら、威きり立った一物を取り出す。
「そらよ。どうすれば良いか、わかってるな?」
壁際に追いやって逃げ場のない瑞葉に、横暴な態度で奉仕を要求する。
「い、いやぁぁっ!!」
引き裂かれたメイド服の布地を抑えて、その場にうずくまる。
>そらよ。どうすれば良いか、わかってるな?
「ひっ……は、はい……あの、乱暴には、なさらないで下さいませ……」
逸物から目を反らしながらも、そっと細くしなやかな指を伸ばして、
ひんやりとしたその先で、先端からくびれの辺りまでを刺激し始める。
「い、痛いのとか、怖いのとかは……イヤ、ですわ」
「くっくっく…。そりゃ、瑞葉次第に決まってるだろうが」
催促するように腰を突き出し、巨根とも呼べる一物を強調させる。
「ところでお前、好きな男とかいるのか?」
急に思いついたかのように、素っ気ない声で尋ねる。
>そりゃ、瑞葉次第に決まってるだろうが
「……っ」
小刻みに震えながら、少しずつ手での奉仕を大胆な、手馴れた動きに変えていく。
信じられないほどに巨大に勃起していく逸物に、怯えた視線を送りながら。
>ところでお前、好きな男とかいるのか?
「!」
ビクっと動揺し、ちょうど両手で掴んでいた逸物を、キツく締め付けてしまう。
「……い、いません……そんな方なんて」
青い顔になって、首を横に振る。
「本当ですわ! 今はメイドである私に、そんな相手がいるはず、ないですもの」
「本当にいないのか?」
数多くの女を抱いて来て、女がこの手の反応を見せた時は…と見抜く。
「そうか、この屋敷の中にそいつはいるんだな?」
ニヤリと笑い、瑞葉の手による愛撫を止めさせる。
「んじゃ、俺様がそいつのことを忘れさせてやるぜっ!!」
突然、瑞葉を軽々と抱えると、足を開かせて腰にしがみつかせて、そして。
「ゴーッ!!」
強引に一物を瑞葉の花弁に埋め込ませ、腰をぐいぐいと動かして奥まで繋がろうとする。
「しっかり掴まってないと、落ちるぞ?」
駅弁ファックの形で、わざと瑞葉からは手を離し腰だけで瑞葉の体重を支える。
>この屋敷の中にそいつはいるんだな?
「ち、違いますっ! そんな人……そんな人いませんっ!」
真っ青になって頭を振るが、その間にすごい力で持ち上げられ、
秘所を露にされてしまう。
>俺様がそいつのことを忘れさせてやるぜっ!!
「い、イヤあぁっ!」
無理やりに犯されることに対してか、それともその前の宣言に対してか悲鳴をあげる。
「痛っ! や、やめてくださ……あぅっ、ひ……んくぅぅっ!!」
奥まで貫かれた衝撃と痛みとに、猛の背中に爪を立てるくらいの力を手に込めて、
必死にしがみつきながら泣き叫び続ける。
「もっと俺様に抱き着け!! そうでないと落ちて頭を打つぞ!?」
瑞葉に背中に爪を立てられても、そんなものは一切何も感じておらず、
ゆっさゆっさと瑞葉を突き上げながら、勝ち誇ったように言い放つ。
「本当に好きな男はいないのか? だったら、この俺様の女にならないか?
悪いようにはしない。あの親父が死ねば、遺産の幾らかは妾の子の俺様にも入って来る…。
そうなれば、もうメイドなんてする必要はなくなるんだぞ?」
瑞葉に恐怖と快楽を与えながら、甘い誘いを瑞葉に囁く。
「どうだ? 悪い話ではないだろう?」
「んあ、あぅっ、んっ、んんっ!」
悲鳴じみた声が、少しずつ甘みを帯びたものに変わってきている。
>だったら、この俺様の女にならないか?
「い……イヤ、ですわ。私は……ご、御主人様の、もの……ですもの」
苦痛と快楽とに苛まれて、半ば虚ろになりかけた瞳で、
しかし猛の目を見据えて答える。
「ご、しゅじん、さ……ま、助け……てっ」
“御主人様”のことを呼びながら、イヤイヤをするように首を横に振ると、ガックリと項垂れる。
そして、せめてこの責め苦が早く終わるようにと、今度は積極的に腰を動かし始める。
「う……んっ、ひあっ、あっ、あんんっ!
お、大きいの……擦れて、私の、が、破れ……て、しまいますぅっ!」
「ふんっ、メイドとして教科書的な答えだな…。
言葉で言ってもわからんか…。ならば仕方あるまい」
グッ、と腰に力を入れて瑞葉の奥まで繋がっていることを確認する。
「では屋敷にいる全員に俺様たちのしている事を見てもらうとしようか。
そうすりゃ既成事実も出来て、親父もメイドの一人くらい俺様にくれるだろ」
そんな言葉を口にして、腰を振る瑞葉を見下ろし、口元を歪める。
すると突然、駅弁ファックの状態のまま歩き始める。
「さーて、どこから行ってみるかなぁ?
まずは…、そうだな、厨房辺りから攻めてみるか?
俺様の一物を咥え込んでよがり狂う瑞葉を、皆に見てもらおうじゃねーか!!」
>屋敷にいる全員に俺様たちのしている事を見てもらうとしようか
「えっ!」
虚ろになりかけていた瞳に、ハッと光が戻る。
「だ、ダメですっ! 見られる、だなんて……っ」
>そうだな、厨房辺りから攻めてみるか?
「イヤああっ!!」
今までの中で一番盛大な悲鳴をあげると、猛に抱えられたまま、
その胸を弱弱しくも叩き始める。
「よ、よがってなんて、いませんっ! イヤっ、やめて……やめてぇぇぇっ!」
もしも……と、そう思うだけで身が引き裂かれそうなほど怯えてしまい、
メチャクチャに暴れるのだが、全く抵抗の意味を成さないばかりか
逆に大きく腰が動くことで、逸物に肉襞のよじれが伝わっていってしまう。
「ぬおっ!? コイツ…急にっ!?」
瑞葉の締め付けが急に強まり、射精感が急激に沸き起こってくる。
「厨房に…反応したのか!?
そうか、瑞葉…お前の好きな奴は……ぐおぉっ!!」
これ以上は瑞葉の締め付けに耐え切れず、しっかりと瑞葉の腰を掴んで、
数度腰を叩きつけて、根元まで深く繋がった状態で瑞葉の子宮内に精を放つ。
「ぐっ……にしても、すげぇ締め付けだな…。
そんなに厨房にいるアイツに見られたくなかったってか!?」
すべてを見通したかのように言いながら、最後まで射精を瑞葉に注ぐ。
「なら、もう1ラウンド…。いや、今晩は俺様に付き合え。
それが親父や他の奴らへの口止め料代わりだ」
瑞葉の弱みを握り、言い従えると、そのまま瑞葉と自室に籠もり朝まで犯し尽くすのだった。
「あぅっ!? あ、ひぐっ、ああっ、ひあ……あ……あ……きゃあああぁぁぁぁっ!!!」
道具のように激しく乱暴に扱われ、さらに膣内に暴虐の証をたたきつけられて、
口をパクパクと開閉させたかと思うと、またも悲鳴を上げて、そしてぐったりとなる。
>そんなに厨房にいるアイツに見られたくなかったってか!?」
「……っ! ち、ちが……違い、ます……っ、好きな人なんて……いません……っ」
脱力したままの状態で、しかし懸命に秘密を守ろうとする。
>なら、もう1ラウンド…。いや、今晩は俺様に付き合え
「あ……」
瞳に絶望の色を浮かべると、涙を一筋だけこぼす。
「……はい……分かりました……今夜一晩、瑞葉をあなたのお好きなように……なさって下さいませ」
そして諦めたように項垂れると、あとは無抵抗のままで犯されていく。
お風呂上りに厨房の冷蔵庫を物色している。
「今日は出て来るだろうか……。」
そんな一抹の不安を抱きながらも呼び鈴を押す。
前回来たときと同じように老人の後ろには黒服の男たちが酒樽を棒に掛け、担いでいる。
休憩室で本を読みながら少しうとうとしていたのだが、呼び鈴が聞こえて目を覚ます。
まだ少々寝ぼけ眼で玄関へ向かい、鏡で自分の格好をチェックしてから扉を開ける。
「こんばんは。どちら様でしょう?」
とりあえずにっこりと笑顔を作るが、後ろの黒服の男達が目に入り、目を丸くする。
メイドが出てきて少し安堵する。
目を丸くさせて居る奏さんに微笑みかけ、
「儂はここの主人の知り合いでな。
この度、屋敷が移ったと聞き、少し遅いがこのように祝いの酒を持って参った。
さて、早速で悪いのだが、この酒樽は何処に持って行けば宜しいかな?
案内してもらえるならば、部下に運ばさせるが……。」
と、淡々と言い放ち指示を待つ。
「あら、御主人様のお知り合いでいらっしゃったんですか。
存じ上げてなくて申し訳ありません。」
急いで頭を下げる。
「お祝いどうもありがとうございます。
そうですね、そちらの方はお酒を入れていく部屋がございますのでそちらに。」
そう言って、部下と呼ばれた黒服の人の一人に場所を説明しようとする。
そして如月の方へ向き直る。
「お客様、私は御主人様にお客様がいらっしゃったことを伝えてこようと思います。
先に客室へご案内しますのでそちらでお待ちしていただいてよろしいでしょうか」
「いやいや、こちらのご主人とはあまり表立っての交流はないので、
知らなくとも仕方ないこと。 なので頭をあげて下さい。」
そう言って頭を上げるよう促す。
「客室に行けば良いのですな。
いや、場所は知っているので案内は結構。
それよりも部下達を酒蔵に案内してやって貰いたい。」
言い終わると黒服の男2人に『今夜は泊まる、酒を置いたら帰れ。』と言い、
男達が『分かりやした、会長!!』と返事する。
男達の返事に軽く頷くと客室の方へと歩き出した。
「ご存知ですか?では…そうですね、あとでお茶でもお持ちしますので、
先にお行きになってお待ちください。」
そう言うと、黒服の男達の方に声を掛ける。
「ご案内しますので、ついてきてください」
酒蔵まで案内し、彼らが樽を置いたのを見届けると、玄関まで見送る。
そして、主人に連絡しようと主人の部屋へ向かうが、そこから聞こえるのは嬌声。
「……御主人様ったら」
ノックをしようとした手を慌てて引っ込め、顔に集まる熱を冷ましながら仕方なくそこを去る。
途中で厨房に寄り、紅茶とブランデー、クラッカーをワゴンに乗せて客室へ向かう。
「お客様お待たせしました。
申し訳ありません、御主人様は、その…もう、眠ってしまって。
明日の午前中にお会いするということでもよろしいでしょうか。」
「寝ていたか……。
奴のことだからお楽しみだったのかもしれんが……、
まぁ、寝ていたということにしておこうか。
どちらにせよ邪魔をするのは悪い、会うのは明日でもよかろう。
ところで、まだ名乗っておりませんでしたな。
儂は如月誠之助と申します、仕事は組織の上役といったところですな。」
名乗って軽く頭を下げる。
「ところで、少しお顔が赤いように見えますが大丈夫ですかな?」
眉間に皺を寄せ、心配そうに奏さんを見つめる。
声に出して現状分析をする如月の台詞を聞いて、当たってしまっているので
とりあえず笑ってごまかす。
そしてこちらも自己紹介をする。
「あ、私こそ…、私はここで働かせていただいております桜庭奏です。」
ぺこりと頭を下げる。
>「ところで、少しお顔が赤いように見えますが大丈夫ですかな?」
「顔…ですか?」
一瞬首を傾げるが、すぐに、主人の部屋で聞こえてきた嬌声を思い出し更に赤くなる。
「い、いえ…ご心配なく、大丈夫です」
なんとか微笑み、一歩後退する。
更に顔を赤くする奏を見て、
「いや、そう言われてもお顔が更に……。」
そこで言葉を止めて少し考えてから、勝手に納得する。
「いやはや、申し訳なかった。
考えれば主人の部屋よりの声でも聞いたか、モノを見たかして居られましたな。
そのことを思い起こし、お顔を…………おっと、ご主人は寝ておられることになっていましたな。
失敬、失敬。」
俯きながら子供のような笑みを浮かべて居る。
「さて、先ほどから恥ずかしそうにしておられるが……、
体が疼きでもしておられるのであろうか……。
こんな爺ぃで良ければお相手しますが如何なさる?」
「う…疼いてなんて……」
さすがに恥ずかしくなり、俯く。
初対面の人なのに、積極的になるなんて難しい。
しかし、考えを巡らせてみる。
(もしかして、遠まわしに「したい」って言うことなのかも?)
「お客様…、すみません、添い寝、させてください。」
「ふむ、では寝るとしようか……。」
紋付袴を脱いで単衣の寝間着姿になる。
「では、布団へ………。」
奏と共に布団へ入り一晩中抱き続けた。
奏タンハァハァ アウウウ・・・・
いつのまにか休憩室に充満してしまった煙草の煙を
必死になって雑誌で仰いで、消そうとしている。
「ひぇぇ、やばいやばい」
「だるいな…。
気分転換に誰かメイドを犯るか?」
屋敷の屋内にあるプールサイドで、水着一丁の姿でチェアに横になっている。
小腹が空いたのか、厨房の冷蔵庫を漁っている。
出来合いのものを探しているが、なかなか見つからない。
※
空気清浄機でどうにか証拠隠滅して、休憩室を出る。
「あーーーーー、焦ったぁ。あーあ、なんでメイドが喫煙したらいけないのよ。
吸いたい煙草も吸えないこんな世の中じゃって感じよね」
「よっこらせっと。さぁて、誰を犯るかな?
今から最初に目についたメイドを犯るとするか」
立ち上がるとサングラスの位置を直して、ノッシノッシと歩きだす。
>>146 空き部屋を掃除していると、廊下を歩いている怪しげな男を発見。
「うわ、なんだろあいつ」
少々驚きつつベッドメイクを続ける。
「おっ?」
サングラスの端に一人のメイドの姿が映る。
客間のベッドメイクをする気の強そうな印象を与えるメイドの。
「ちょうど良い。そのベッドを使わせてもらうぞ」
水着だけの姿のままメイドに近寄り、威圧的な態度で迫る。
「そらっ、犯るぞ!!」
ドスッとメイドをベッドに押し倒し、値踏みするように見やる。
>水着だけの姿のままメイドに近寄り
「ん?」
下を向いていると何やらベッドの上に大きな影が。
「え、誰か……ひゃぁぁぁっ!? き、きたぁ!」
逃げる間もなくベッドに押し倒されてしまい、じたばた暴れる。
「ちょっと何者……変質者、変質者よー! だれか助けてーーーーーー!」
大暴れしながら何度かポカポカ殴るが、全く効果無し。
「うっせーよ、タコ」
抵抗も構わず逃げられないよう上にのし掛かると、サングラスを外す。
「俺様は黒神 猛。ここの当主の妾のガキさ。
お前は見たことがないな。名前は何て言う?
これから犯る女のことくらい、ちっとは知っておいた方が燃えるからな」
首筋に顔を落とし、舌先で舐めながら唾液に濡れた箇所に息を吹きかける。
>ここの当主の妾のガキさ
「!? え…えぇ〜……?」
主人とは似ても似つかない(ような気がする)のか、一瞬疑わしそうな表情で男を見る。
「じ、実は結構権力あるやつ……じゃなくて人だったんです、ね」
言葉を自分なりに選びながら言う。
(御主人様の息子ねー。ふーん、初めて見るなぁ)
「若菜です。メイドです」
そっけなく言い返し、仕方なさそうに抵抗を止め、ベッドに大人しく横たわる。
「この体に御用があるのなら、早めにどーぞ。あたし忙しいんで」
「若菜…それは名字か?それとも下の名前か?
良いから、フルネームで教えろ」
顔を上げて若菜と名乗るメイドの生意気な目を見ながら唇を親指でなぞる。
「体に用があるのは違いねぇが、マグロはつまんねーな。
お互いたっぷりとセックスを楽しもうじゃねーか。
俺様は今夜はお前を逃がすつもりはないからな…っと!!」
含み笑いを浮かべて、突然メイド服の胸元を強い力で引きちぎる。
「ん?タバコの臭い!?
メイドのクセに吸ってやがるな!?」
「こりゃどーも失礼しました。若菜チエ、です」
言い直してふぅっと溜息をつく。
服を破かれると少し顔を顰めるが、それ以外は特に抵抗せず黙っている。
>ん?タバコの臭い!?
「……げっ、い、いや、吸ってないですよぉー。ホント、マジで。
気のせいなんじゃないですかぁ」
誤魔化すように抱きつき、本当は嫌だが胸に擦り寄ってみせる。必死。
「そんなことよりー、楽しむんなら早く楽しみません? こう見えて結構あたし、評判いいの…」
スカートを自らでめくり上げ、太腿を黒神の腰に擦り付ける。
(ま。下品な男専門だけどね)
「若菜チエか…。
嘘を言うな、臭いで分かる。
お前は吸っている。そして…んっ?」
抱き着かれチエの方から誘って来ることで、フッと鼻で笑う。
「変わったメイドだな。
ならば試してやろう。そのヤニ臭い口で俺様に奉仕するんだ」
チエを一度押しのけ、水着を脱いで父親以上に逞しい一物が顔を見せつける。
「そら、どうだ?」
一物をチエの顔の前でちらつかせて奉仕を強要する。
>そのヤニ臭い口で俺様に奉仕するんだ
(ふんだ。見てろー)
逸物を突きつけられるが、逆に驚かせてやろうと思い積極的にしゃぶりつく。
「しょうがないなぁ。はむっ……。んんっ、んっ…ちゅ…」
床の上に膝立ちになりながら、深く口内に咥え込む。
「んっ、んっ……あん…もぉっ、おっきいから、大変……んんっ…」
指で根元を揉み、口以外でも刺激を与える。
ケーキを見つけて、グラスにワインを注いで冷蔵庫を閉める。
それらを持って、そのまま自室へと戻っていく。
「ふんっ。まぁ、中の上ってところだな。
俺様の期待を裏切った罪は思いぞ?」
何の感慨もなく冷たく言い放ち、チエの奉仕を酷評する。
そうしてチエの口から勃起を引き抜くと、変化のない一物を外気で冷やしながら、
チエを再び持ち上げてベッドにうつ伏せになるよう横たわせる。
「お前はただの便器だ。男の精液を受け止めるだけの価値しかない便器だ。
わかったな?」
スカートを捲り上げショーツを引き千切り、変化のない淫裂を指で撫でる。
「さてと、用を足させてもらうぞ」
太腿を押し開かせて勃起を宛がい、一気に挿入する。
チエの足を腋に抱え、ガツガツと腰を突き出してチエを責め始める。
「ん…ん、……ぅん?」
せっかくのめり込みそうになってきたところで引き抜かれ、少々物足りなく思うが
次の瞬間うつ伏せにさせられ、さっきまで嫌がっていたのに段々気分が乗ってくる。
「あ……」
>男の精液を受け止めるだけの価値しかない便器〜
「…何言ってんのよ、…ぁんっ、やだぁ…。いや、便器なんてやだ……あぁっ!」
強く後ろから揺さぶられ、ベッドのシーツを掴み大きな声で喘いでしまう。
「はぁっ、あ…んっ、んんっ…! あぁぁっ」
――やはりそうか。
高圧的な男の方が感じる女なのだと直感し、尚も冷たくチエに言い放つ。
「なぜ俺様が後ろからお前を犯しているか分かるか?
それはお前が便器だからだ。便器には顔も胸も必要ない。
ただ男の精液を飲み込むための、肉の穴があれば良いだけだ」
便器と呼びながらも、チエが感じやすいように巧みな腰使いをして膣壁を摩擦させる。
「ん?これは水を出すためのボタンか?」
そう言うとチエのクリトリスを指でグリグリと力を込める。
「愛液と声が出るようになったな。
便器のクセに生意気だな」
お仕置きとばかりにクリトリスをさらに強く苛めながら、
ガンガンと子宮を叩き上げるように腰を何度も突き出す。
「ひゃんっ、奥に当たって…あん、あぁっ…、んっ、くぅっ…!」
唇をきゅっと閉じ、強い快感に耐えようとするが、言葉責めもあってうまく耐えられない。
>便器のクセに生意気だな
「違う…違うもん、あたしは……。…っ! いやぁっ、そんな事言わないで…」
ハァハァと苦しそうにしながら突かれ続けるうちに、遂には勝手に自分からも腰を動かし始める。
「はぁっ…はぁっ……。っん…」
表情が変わり、目を閉じて嬉しそうな顔をする。
――こうやってメイドを一人ずつ堕として、親父のものから俺様のものにしてやる。
そんな思惑の中、女の扱いに慣れた腰使いと言葉でチエを苛めながら、
恥辱と快楽を与え、自分の存在の大きさを膣壁に刻んで行く。
「ついに腰を使い始めたか。
生意気な便器め。お前の子宮に俺様の精液を注いでくれる。
そら、お待ち兼ねのものだっ!!」
チエの反応に満足し、まずは一発目とばかりに腰を打ち付け根元まで腰を押し付ける。
「ぐぅっ!!」
大量の精液が迸り、チエの子宮に注いで行く。
一物に吸い付く膣肉を感じながら、最後の一滴までもチエの中へ。
「……ふっ、まだ残尿感があるようだ。
このまま出し切るまで今夜は付き合ってもらうぞ?
何せ、お前は便器なのだからな」
そう言うと素直に感じ始めていたチエを表に向かせて、
便器ではなく、メイドとして、女として抱くことにする。
「俺様のものになれ…」
高圧な言葉を言い放ったり、甘い言葉を囁きながらチエを一晩中愛するのであった。
「え……あっ、もう……? ああっ、そんなに…押し付けないで……っ。きゃあぁっ!」
自分が達するより先に、好き放題に中で逸物が暴れ
最後に膣内を白濁で汚される。
「……。…んぅ……ん」
引き抜かれる瞬間に体を震わせるが、自分は達していないので、まだ秘所は疼いているらしく
ベッドでぐったりとしながら、足を擦り合わせたりする。
>このまま出し切るまで今夜は付き合ってもらうぞ?
「…どーぞ。もうなんでもいいから…早くぅ……」
甘えたような声を出し自分からもねだって、また目の前の逞しい逸物を迎え入れるが
「ふぁっ…あん、気持ちいい……っ」
>俺様のものになれ…
「はーい…♪」
すぐ素直に返事をしてしまうが、今は男の逸物のことしか考えられなくなっているため
「……えぇ〜?そんなことあたし言いましたっけ?いやー、記憶がぁ……。
なんかめんどくさいから、それは一時の気の迷いってことで!そんじゃ!」
行為が終わると、了承したことなどすっかり忘れてしまうのだった。
私用の買い物を済ませて、自室で一息つく。
「だいぶ暖かくなってきたなぁ…衣替えの準備も必要かな」
ベッドに寝転がりながら身体を伸ばすと、気が抜けたのかあくびが漏れる。
「謝々、ココが例のお屋敷ネ?」
黒塗りでスモークガラスの車から裾の短い青いチャイナドレスの少女が降り立つ。
頭は両サイドでシニヨンを結い、サングラスに隠れていても顔立ちの良さは見て取れる。
年の頃は15、6で、小柄な肢体に似合わない大きな胸が、車係りの視線を誘ってしまう。
「Hな目してるネ!!駄目ヨ?」
もう慣れ切った男の反応に、飽き飽きといった感じで男をボスッと突き押す。
「さて、ここの主人に商談に行くネ。
パパの期待に応えて、ワタシが子供じゃないトコ見せるネ」
口元に笑みを見せ、サングラスと黒服の男たちを従えて屋敷に入って行く。
「……なんだ?」
まどろみかけていた所で、屋敷内から声が聞こえて身体を起こす。
扉をわずかに開けて覗き見ると、男たちを引き連れた少女を見つける。
「なんか、また凄そうな人だなぁ…主人さんの商談相手かな?」
「エッ!?主人が不在…!?」
屋敷内部に入ったところで、ようやくそんな情報を耳にする。
「ならお話にならないネ!!
出直しするネ」
今来た方向を回れ右すると、男たちを引き連れて去って行く。
【名前】李 美煌(リー・メイファン)
【性別】女
【年齢】16才
【サイズ】身長152cm B89/W55/H82
【備考】貿易で名をあげた大物華僑の一人娘で、恵まれた顔とスタイルを持つ我が儘娘。
頭の両サイドにシニヨンを結い、胸元の開いた超ミニのチャイナドレスを愛用する。
外見の割に中身は無邪気で幼く、性知識は疎いが興味はある。
「あっ、帰るのかな?…にしても、改めてみると凄い格好…」
すたすたと去っていく少女の格好に生唾を飲み込んでしまう。
「ま、俺には関係ないかな。主人さんに用があったみたいだし…ふぁ」
あくびを一つしてからドアを閉めてベッドにもぐりこみ、そのまま寝息を立て始める。
「う〜ん、バニラにチョコに……」
厨房の冷凍庫を開き、どのアイスクリームを食べようか迷っている。
コーヒーメーカーから珈琲が抽出される様子を、座ってじーっと見ている。
「相変わらず大きい屋敷だなぁ…。」
また主人に招かれ泊まり来て、この前は見られなかった場所へ行こうと屋敷内を歩いている
>>170 「どうぞー アイス食べませんか?」
ワゴンにファミリーサイズのアイスをいくつか載せ、屋敷の中を巡回している。
アイスの箱の周囲にはドライアイスを敷き詰め、まるでアイス売りのようだった。
書類に目を通していたが、しばし休憩して窓辺でネクタイを緩めている。
>>171 「こんばんは、おひとついかがですかー」
屋敷内を探検している佐倉レイジを見つけて、アイスを勧めてみる。
>>174 「ぇ?ぁ、ぁぁはいっ、もらうよー…♪」
いきなりアイスを進められて驚きつつとりあえずどうせまだ歩くし、とアイスをもらう。
「佐倉様、もし宜しければ私がお屋敷の中をご案内致しましょうか?」
アメリカンサイズとでも言うべき、たくさん盛ったアイスをレイジに渡しながら提案する。
「ぁ、うん。ってでかいなっ!」
その辺の店では到底見ることの出来ない大きさに驚きつつ
「とと…まぁ、志保さんがいいなら…案内してくれるかな?」
解け始めるまえに、とアイスを口に含みながら提案を承諾する。
「有難う御座います、それでは少々お待ち下さいね」
内線電話で同僚を適当な呼び出し、ワゴンの始末を任せる。
「……さ、行きましょう。場所のリクエスト等何か御座いますか?」
同僚を見送った後、レイジとの距離を詰める。
その僅かな距離と上目遣いで彼に微笑みかけるその姿は、
まるで恋人同士のようにも見えなくもなかった。
「うん…手際いいねぇ…」
さっさと仕事をする志保にくすくすと笑う。
「ぅ……と、んー…そうだなぁ…今行ってちゃんと紹介してもらえるところ…ってある?」
普段とは違う近い距離で上目遣い、という状況に頬を染めながらも寄り添い。
未だ見ていないところが多すぎて思いつかなかったらしく志保に任せようとする。
「そうですね……」
思案しながらも歩を進め、一番近い位置にあった部屋――図書室へ向かう。
「ここが当屋敷の図書室です。防音もきちんとしてしますから、
静かに本が読むことができるんです」
そう解説をしながら、部屋の奥までやってくる。
「……ほら、周りの音は何も聞こえないでしょう? こんなに静かなんですよ、ここって」
「へー……やっぱりここもに例によって大きいね…」
近くの本をパラパラとめくっては本棚に戻す、というのを繰り返す。
「うん、静かに読めるといいよね…
というか志保さん、何か静かに、とか音が何も聞こえない、っていうの強調してるような…?」
一冊興味を引く本を見つけたのかそれを手にもちながら志保にゆっくりと近寄っていく。
「ふふっ、何かおかしなところでもありました?
…静かに本が読めるのはとてもいいことですよ?」
レイジが近付いてきたので、こちらも彼のほうへ。
「佐倉様はどんな本がお好きなんですか?」
本を持つレイジの手に、そっと挑発するように触れる。
「ゃ、うん…とてもいいことだけどさ?
なーんか引っかかる言い方で…」
志保が近づくのを待ちつつ首をかしげて本を開く。
「えーとな…ファンタジー、かな?小説でちょっと短めな位のね」
そっと触れる手にこちらから手を重ねて軽く手を握る。
「そうですか… それで、どんな風に引っかかるんですか?
……私、そういうことはあまりわからなくて」
レイジに手を握られると、体重を少し預ける格好で彼に寄り掛かる。
「佐倉様、はっきりと仰って下さいな」
小さく上擦った声を使い、レイジの耳元で囁く。
「はぁ…もう、明らかにわざとだと思うから言うけどさ…」
本をパタンと閉じて志保の肩を抱き寄せ、寄り添う。
「ここでえっちなことをしても外には聞こえませんよ、
って言いたいの?違うかな…」
志保の真似をして耳元で囁き、軽く頬にキスを落とすと抱き締める。
「それだけわかれば十分ですね。図書室はそういうことに使えますよっ」
先ほどまでの色艶を含んだ声色とは打って変わって、
今度は屋敷を普通に解説するような――本当に普通な、普通の声。
「さ、次は映写室です――」
言いながらレイジの腕から脱出しようとするも、腕力の差は明らか。
ただ彼の腕の中でもがくような格好になってしまう。
「……本当に私でいいんですか?」
抵抗を止めて、ちょっと聞いてみる。
「っと…いいんですか…といわれても…。」
つい逃がさないように強く抱き締めていることに気づき手の力を緩めるがそれでもしっかりと。
「志保さんがその気なら…少し願ったり叶ったり…かな。」
改めてきつく抱き寄せると顔を上げさせて顔を近づけて言う。
そして少しの間見つめあったあと唇を重ねようと顔を寄せる。
「……」
レイジの答えに安堵して表情を緩め、彼の唇を受け入れる。
そうして一度軽くキスをすると再び口を開く。
「…御免なさい、なんだか自分に自信が持てなくて」
今度は自分からレイジに抱きつき、彼の胸に顔を埋める。
「佐倉様… 私、他のメイドと比べてどうですか?」
小声でそんなことを聞いてみる。
「ん……」
何事もなくキスを終えると、志保の言葉を聞き。
「自信ね……」
くすくす笑いながら今度は自分から抱きついてくるのを受け止めて背中を優しくなでる。
「比べて…なぁ…んぅー…
それぞれ個性があって比べるとか難しいけども…いいと思うよ…?」
そういい終わると耳を軽く口に含み、すぐ離す。
「な、何が可笑しいんですか…」
背中を撫でられて心が和むものの、レイジの態度に少しムッとする。
「ん…っ、ど、どこがいいんですか? …もっと具体的に褒めて下さいっ」
耳への快感に一瞬我を忘れる。
しかしレイジの答えは曖昧。
自分に魅力がないと言われている気がして、怖くなってくる。
レイジの上着の裾を、ギュッと握る。
「うーん…そうだなぁ…具体的に…」
今度は背中に這わすように手を動かしてみる。
「そうやって上着の裾をつかんでたりとか、
表情がコロコロ変わったり、そういうのは可愛いと思うし…
あとはもうちょっと、志保のこと見ないとわからないかな…」
自分が素直に思ったことだけを志保に述べると、
裾を握る手を握って、続けてまた耳を口に含み今度は舌で嬲っていく。
「そうですか… ん、あ、ぁ…」
耳を執拗に責められて身体の力が抜けてゆき、
とうとう絨毯が敷かれた地面にへたり込んでしまう。
「じゃあ… もっと私のこと、見て下さいますか?」
今にも泣き出しそうに潤んだ瞳で言い、自分の着衣に手を掛ける。
「存分に品定めして下さい。お願いです。…私のいいところ、見つけて下さい」
下着姿になり、懇願する。
「そうだよ…?ん、もっと志保のこと見てあげるね。」
魅入られたように潤んだ瞳の志保を見つめ続け、近くの椅子に座る。
「ん…品定めして見つけてあげるよ…、こっちに来て、座って?」
そういうと膝をポンポンと叩いて志保を座らせてぎゅっと抱き締める。
「でもさ…品定めして、いいところいっぱい知っちゃうと…
志保のこと全部欲しくなるかも…しれないね。」
言い終わると深く、深く口付けて志保の体を弄る。
「はい、佐倉様……」
促されるがままレイジの上に座り、ぬいぐるみのように抱き締められる。
「いいところいっぱいあるかどうか確めて下さい。
本当にいいところがあるのかどうか… 思う存分、心行くまで……」
口腔内に深く入り込んでくるレイジの舌。
それに自分の舌を絡めて、お互いの身体を確認する。
「…んぁ、あぁ…っ」
身体を弄られるたび、泣き声のような小さな嬌声を上げる。
「ん…志保さん…ちゅ…」
絡めてくる志保の舌を舐め回し、唾液をなめとり飲み込んでいく。
しばらく幾度となくキスを続けたあと、唇を離すと志保を上から下まで見ていく。
「可愛いね…志保さん……」
ぼそぼそと呟きながら首筋に吸い付き、舌を這わす。
それと同時に胸を優しく揉みしだき、乳首を探っている。
「あぁ… いえ…… 全然、可愛くなんか…」
皮膚を擽るようなレイジの優しい愛撫に身体を震わせる。
「他にも可愛いメイドはいっぱいいますもの。
私よりももっと若くて、淑やかで…… 私なんか霞んでしいます」
不安を打ち消してくれる快楽がもっと欲しくて、
レイジの手に自分の手を添えて胸元の先端へと誘導してやる。
遊戯室で屋敷を訪れている他の客人と共にトランプゲームに興じている。
一礼して、部屋に戻っていく。
平日だからな
桜の花がほころび始めているのを見ながら、洗濯物を干している。
「♪くちぶえはなぜー とおくまできこえるの」
機嫌が良い。
「♪あのくもはなぜー わたーしをまってるの おしーえて〜」
「はい、おしまい。 うーん、あったかくていい気持ち…」
空の洗濯籠を持って屋敷の中へ入ろうとするが、戸口に足を引っ掛けてしまい、転ぶ。
「……ひゃっ!? いったぁ……」
恥ずかしそうにゆっくり身を起こそうとすると、ばっちり人に見られてしまっていた。
「! …あ、あの……見なかった事に、してもらえませんか?」
ゆっくりとしたテンポの音楽が部屋に流れている。
聞いていて眠気に誘われたのか、椅子に腰掛けたまま寝息を立てている。
シーツを代えようと、ノックして部屋に入ると
椅子で寝ている神楽坂を発見し、そっと肩から毛布をかける。
「まだ少し寒いですし、お風邪を引かれたら大変ですものね」
>207
背もたれに寄りかかった態勢で眠っていて、毛布にも気付かない。
それでも暖かくなったことは感じて、さらに暖を求めようと腕を伸ばす。
ちょうど伸ばした先にあった瑞葉の手を掴み、引き寄せる。
「きゃっ……!?」
眠ったままはずの神楽坂の胸元へ引き寄せられ、小さな悲鳴を上げる。
「お、起きて……らっしゃるわけではないですわよね」
そういう悪戯をする性質ではないと知っているので、
あくまでそっと逃れようともがくが、結構力が強いらしく、上手くいかない。
暖かさが離れようとするのを感じ取ってか、瑞葉の身体をしっかりと抱きしめる。
漏れる寝息を瑞葉の耳に吹きかけながら、背中に回した手がゆっくりと背中を這い回る。
冷えた指先を暖めようとするのだが、メイド服に隙間はなく背中やお尻を撫で回し続ける。
胸板に押し付けられるふくよかな感触に、下半身にも少し熱がこもり始める。
「ん、はぁ……い、いやっ、おやめ下さい……あっ!」
遠慮会釈無く敏感な部分を掌や指が這い回る。
そのうち、偶然にもブラが服の上から外されてしまう。
「も、もうっ、おきてくださいませ……っ」
耳まで赤くなって、軽く神楽坂の太腿をつねる。
「いっ、た…!」
太腿をつねられた痛みに目が覚める。
すぐ目の前には、顔を真っ赤にしながら抱きしめられた瑞葉の姿。
その状況にしばらくの間固まって……あぁ、と声を上げる。
「俺が寝ぼけて瑞葉さんを襲っちゃったんですかね。あはは、すいません」
苦笑いしながらも、服越しに直に伝わる乳房に唾を飲み込んで。
「でも、せっかくのこの状況…俺としては、逃がしたくないですけどね」
逃げられないように抱きしめながら、身体の隙間から乳房へと手を伸ばす。
「ご、ごめんなさい、痛かったですかしら……」
思ったよりも大きな声を神楽坂が上げたので、一転してシュンとなる。
>でも、せっかくのこの状況〜
「……えっ……あっ、い、いけませ……んっ、あぅ……んんぅっ」
腕の中でもがく様が、徐々に悶えるような動きに変わっていく。
「ふぁっ、だ、ダメです……いけませ……ん、わ……ひあっ!」
「あっ、つねってくれたお返しっていうのもいいかもしれませんね」
まだ寝ぼけているのか、意味不明なことをいいつつも愛撫はじっくりと続けていく。
腕の中でいやらしく悶える瑞葉に、下半身もその存在をどんどん主張し始める。
「いけませんって言いながら、だんだん悦んでるようにも見えますけど?
…まぁ、なんて言われてもやめる気なんて今更起きないわけですけど」
メイド服のボタンを外して、下着の外れた乳房を直に愛撫しながら、耳穴に舌を伸ばす。
すべてを嘗め回すように舌を動かして息を吹き入れながら、腰をわずかに動かして下腹部に押し付ける。
「よ、悦んでなんて、いませ……ひゃぁぅっ!」
耳を舌と吐息で弄られ、ゾクゾクとした感触が背筋を這い登るのを感じる。
「イヤっ……こ、これ以上されたら、私……っ」
神楽坂の胸に手をついて腕をつっぱり、なんとか離れようとする。
しかしその顔はすでに悦楽に上気し始め、
神楽坂を見上げる瞳は艶っぽく潤んでいる。
「そんな顔で言ったって、説得力ないですよ…あと一押し、かな?」
背中に回した腕に力を込めて瑞葉の抵抗を封じて、顔を近づける。
唇を重ね、舌を割り込ませて絡ませながら、乳房の先端を指で摘みあげる。
「……っ、はぁ。瑞葉さんも、強情を張らないで気持ちよくなりましょうよ」
乳房をもみながら唇を離し、耳元で囁きながら最後の切り崩しにかかろうとする。
「むぐ……ん、んん……ふぅ……んっ……んんーーーっ! ちゅ……っ、はぁ……っ」
唇を塞がれ、唾液を喉奥まで流し込まれると同時に
敏感な膨らみの頂点を指で弄られて、その度に身体を悶えさせる。
>強情を張らないで〜
「んはぁ……っ、はぁ……っ……は……はい……。
もう、神楽坂さまのお好きなようになさって下さいませ……」
諦めたようにガックリと神楽坂の胸に寄り添うと、自らの指を吸い、頬を擦り付けておねだりをする。
「もう私、我慢できません……もっと……もっと、気持ちよく……っ」
その手は神楽坂の股間を布地の上から優しく撫で始めている。
「瑞葉さんが言うとおり、俺の好きなようにさせてもらいますよ…。
心配しなくても、酷いことなんかしませんよ。気持ちよくなりたいだけですから」
撫でられて、さらに膨張していく逸物がズボンに圧迫されて少しきつくなってくる。
「そろそろ苦しいですから…ズボンから出して、少し口でお願いできますか?
その後で、瑞葉さんも気持ちよくしてあげますからね。よろしくお願いしますよ」
求めるような瞳を向けてくる瑞葉の身体を撫でながら、口での奉仕を要求する。
「は、はい……失礼致します」
神楽坂の足元に跪くと、ズボンのファスナーを下げて
すっかり大きくなった逸物を取り出す。
「きゃっ……ああ……熱くて、とっても素敵ですわ……」
まずは先端に、すべらかな頬を擦り付けると、幹を指で扱きながら
少しずつ唇の中へと、それを埋没させていく。
「ん……んふ……ちゅ……んんっ」
そして竿に舌を絡めながら、激しく吸う。
丹念に奉仕する瑞葉の髪を指で梳きながら、眼下の光景を見下ろす。
口内の暖かさと行為の激しさに、逸物がびくびくと震え、さらに肥大化する。
「いいですよ、瑞葉さんっ…先端も、たっぷりと舐めてくれますか?
あ、それと…こっちも、揉むだけでいいんでお願いしますよ」
瑞葉の手を取って、睾丸に触れさせながら言う。
「ふぁ、は、はい……んちゅ……ちゅぱ……はぁっ」
唇をすぼめて、カリ首から先が充血しそうなくらいに締め付けると、
鈴口を舌でチロチロと刺激して唾液をまぶしていく。
さらに両手の指で優しく睾丸を捧げ持ち、竿と一緒に指で揉み解すように愛撫する。
「ぴちゃ……んんぅっ、い、いかが、です……か……っ?」
「いい、ですよっ…すごく、気持ちよくてっ…くぁっ、もうっ…!」
先端を弄るように舌で舐めまわす瑞葉の顔に、吐き出された白濁を叩きつける。
竿を伝って落ちる白濁で瑞葉の手を汚しながら、荒い息を落ち着かせようとする。
「いきなり出しちゃって、すいません…気持ちよすぎて、我慢できなくて」
吐き出し終えて、わずかに硬さを失った逸物から残滓を零しながら申し訳なさそうに言う。
「でも、瑞葉さんをまだ気持ちよくしてませんからね…掃除がてら、舐めてくれますか?
すぐにまた硬くなると思いますから。そしたら、瑞葉さんも満足させてあげますからね」
一度だけでは飽き足らず、白濁に汚れた瑞葉に再び奉仕を迫る。
「ふぁっ! あ……ああ……たくさん……いっぱい、出てますわ……」
うっとりと神楽坂の射精を見つめると、顔にかけられた分、
そして掌に零された分を指と舌とで舐めとっていく。
>掃除がてら、舐めてくれますか?
「はい、残さず全て……いただきますわ……んふ、むぅ……っ」
まだ少し白濁で汚れたままの顔で、目を細めながら再び口腔奉仕を開始する。
先ほどに負けず劣らずの吸引で、尿道に残った残滓を全て吸い尽くしていく。
再度奉仕を受けて、射精直後にも関わらず逸物は硬さを取り戻す。
「…っと、もういいですよ。これ以上されたら、また出ちゃいそうです」
言って奉仕を中断させて、椅子の上で態勢をずらす。
「それじゃあ、いよいよ本番に…あ、服はそのままでお願いしますね?
ここに足を乗せて、俺の身体を跨いでください…で、腰を下ろして咥え込む…って感じで」
大の男一人が座っても十分に余裕のある椅子の上で行為を続けるつもりで、あれこれ指示する。
「…あ、でも瑞葉さんのほうは準備整ってますか?できてなかったら、俺も手伝いますけど」
「んっ……はい、失礼します」
言われたとおりに神楽坂の身体を跨ぐと、ショーツを下ろして
片足首に引っ掛けた状態にする。
>準備整ってますか?
「ええ、大丈夫だとおもいますわ……ほら、こんなに……いやらしくなっていますもの……」
スカートの裾をつまんで持ち上げると、露になった秘裂からは
愛液が滴り落ちて、太腿までを濡らしている。
「ですから、このまま神楽坂さまのを頂戴いたします……んんっ、あ、はぁ……っ!!
熱くて、硬いの……奥まで……あ、ひあああっ!!」
自らを焦らすようにしてゆっくりとそれを飲み込むと、
その後も少しずつ、腰を「の」の字を書くように動かしていく。
濡れそぼった秘裂を見せられて、思わず顔が赤くなってしまう。
次の瞬間にはゆっくりと逸物を咥え込まれ、その快感に酔いしれる。
「瑞葉さんの中も、とても暖かくて…それに、ぐいぐい締め付けてきますよ…」
腰を動かす瑞葉のお尻に両手を這わせて、すべすべとした感触を楽しんでからしっかりと掴む。
「じゃあ、俺も動きますね…椅子から落ちないように、気をつけてくださいよっ…」
下からリズミカルに突き上げて、奥深くまで逸物を捻じ込むように瑞葉の身体を揺らす。
「落ちそうだったら、背もたれを掴むか…俺の頭を、抱き寄せてくれていいですよ…。
俺としては、後者のほうがいいですけどねっ…こういうことも、できますからっ…」
最初から激しく腰を打ちつけながら、目の前で揺れる乳房にむしゃぶりつく。
「あ……ふぁっ、ひ……あんっ、お、お尻は……ダメ……あんっ!!」
小ぶりな尻の肉を撫でられ揉まれるたびに、秘所がねじれるように締まる。
>こういうことも、できますからっ
「む、胸も……ダメ、です……っ、あぅ……んんっ! だ、ダメっ、さっきから……もう私……っ!!」
神楽坂の頭を胸に抱き締めると、腰の動きが円からピストン運動へと変わり、
早くも絶頂を目指して激しさを増していく。
「い、イき、そう……です……気持ち、よくて……い、イっちゃい、ます……ぅっ!!」
神楽坂の耳元で、甘い声で卑猥な言葉を口にすると、そのまま達してしまう。
瑞葉の喘ぎと、膣内の締め付けにこちらも絶頂が近づいてくる。
押し付けられる乳房を味わいながら、欲望に任せて瑞葉の身体を突き上げ続ける。
「あぁっ…俺も、もう出ますっ…イっちゃいましょう、瑞葉さ……くぅっ…!!」
耳元で囁かれ、瑞葉が迎えた絶頂に一拍遅れて、膣内で絶頂を迎える。
きつく締め付けてくる膣内に大量の白濁を吐き出しながら、瑞葉の背中を撫でる。
「ふぅ…はぁっ…満足できました、瑞葉さん…気持ちよかったですよ」
絶頂の余韻から醒めて、萎えた肉棒を引き抜きながら瑞葉に声をかける。
「ひぁ……あ……ああ……っ、また……神楽坂さまの……精液、出て……っ」
卑語を囁きながら、神楽坂の首筋に爪あとをつけるくらい身体を硬直させる。
そしてしばらく後にグッタリとなると、逸物を引き抜かれた後も
神楽坂の身体の上で、しばし放心状態になってしまう。
「……ん……ぁ……」
秘所から逆流する白濁も、ドロドロになった神楽坂の逸物も、
拭うことすらできずに横たわっている。
「……ちょっと、やりすぎちゃったかな」
ぐったりとした瑞葉の身体の柔らかさを感じながら、ぼやく。
立ち上がって衣服を整えさせた瑞葉をベッドに寝かせて、タオルで秘裂を押さえて白濁を拭う。
「他のメイドさんを…いや、いくらなんでもこんな状況と時間で呼ぶのはな。
今日はここで一緒に寝てもらうしかないかぁ…瑞葉さんの部屋、どこか知らないし」
逆流した白濁が染みをつくる前に椅子を拭いて、自分は軽くシャワーを浴びる。
着替え終わってから瑞葉の横に潜り込んで毛布を被り、部屋の照明を消す。
「おやすみなさい、瑞葉さん……起きてから、パニックになって蹴り飛ばさないでくださいよ」
失礼なことを言いつつも、行為の疲れからかすぐに目を閉じて眠りの世界へと落ちていく。
「あら、嫌だわ」
門に貼られていた
>>231の張り紙を剥がしてゴミ箱へ。
「最近はセールスも少なくなってきたような気がしたのに。結構減らないものなのねえ」
ランプを片手に持ち直し、屋敷の中へ入ってゆく。
コートを着てきてよかった……と思いつつ、冷たい風の中、屋敷を見上げる。
年は20を越えた辺りか。
線の細い外見や長い髪、優しげな眼差しから、一見するとどこかの令嬢のようにも見えるが……
コートの端から、どこかで見たフリルが見えている。
「……ここ……ね」
今一度、手にもった地図を見てから、目の前にある呼び鈴を鳴らす。
「月曜に届くように、このリストの会社に五千万ずつ。こっちのリストは三千万ずつ送っておいてくれ。
くれぐれも金額と口座番号を間違える事の無いように」
執事に指示をして部屋から出る。
「…さ、私は少し休ませてもらうよ。どうも根を詰めてやるのは性に合わない」
ロビーを歩いていると
>>233の呼び鈴が聞こえる。
「ん?おーい、誰か……。 いや、たまには私が出てみるか」
なんとなく気が向いたので応対に出てみる。
「ああ、こんばんは。お待たせして申し訳なかったね。どちら様かな?」
>>234 >「ああ、こんばんは。お待たせして申し訳なかったね。どちら様かな?」
「…………えっ?」
出てきた主人の顔を見るなり、間抜けな声を上げて唖然とする。
主人が早速ここで出てくるなど、自分に取ってみれば想像の範囲外だったのだ。
まつことしばし――いや、かなり。
「……っ! あ、あの、ご主人様、お久しぶりでございます!」
思考が鈍いのか、たっぷりと時間を置いてから、慌てて姿勢を正して頭を下げる。
「あの……覚えていらっしゃいますか? べ、別荘で管理とお世話させていただいた滝宮でございます。
別荘の工事中、こちらでお世話になりますが、よろしくお願いいたします」
最初こそあたふたして呂律も怪しかったが、後半の挨拶は何とかサマになってきた。
>>235 >別荘で管理とお世話させていただいた滝宮でございます
「ほう」
名前は知らなかったが、そう言われて顔だけはなんとなく思い出せた。
「……そうか、思い出した。確かに別荘に君のようなメイドが居たな。
今まで何も知らなかったが、それじゃあ他の使用人も来てるのかね」
中へ彼女を入れて、適当に歩き出す。
「しかし困ったな。私では詳しい事がよくわからないし……まあとりあえずこっちに来なさい。
他の使用人が来るまで応接間で待つといい」
応接間のドアを開けてやり、背中を優しく撫でながら中へ入るよう促す。
「ついでに私と少し話そうじゃないか。久しぶりに」
>>236 「(ほっ……)」
不用意に主人を待たせたりなどして、怒られるのではと思っていたのだが、今回は大丈夫だったらしい。
「(気をつけないとな……私のんびりしてるし……)」
>他の使用人が来るまで応接間で待つといい
「えっ? あっ、えっと、その……」
事情を説明……しようと思ったのだが、主人のペースについていけず、結局言うチャンスを逃してしまう。
つまりは、自分だけ他に働ける宛が無かっただけなのだが……
ぞくっ。
「…………!」
主人に背中を撫でられると、一瞬緊張したみたいに寒いものが走る。
「(うわ……触られただけなのに……)」
異変を悟られまいと、勤めて平静を装って受け答えする。
「……そ、そうですね……でも、あちらはいつもながら、話の種に困るくらい、ゆっくりと時間が流れていますから」
>>237 「こちらの屋敷は人数も多い。別荘とは違う雰囲気が君にもいい刺激になるかもしれんぞ」
反応が良かったので調子に乗って指をわざと下のほうに滑らせる。
「ただし、やや素行不良な使用人も居るので感化されてしまわないように頼むよ」
口では『良い主人』らしい事を言いながら、
指はメイド服の上から尻や腰を撫で回している。
(ふむ。これはなかなか……)
「どうしたね? 何か変わった事があったら遠慮なく言いなさい」
尻肉を揉む手を大胆に動かしながら、顔を百合の首筋に寄せる。
>>238 「た、確かに、そう……ですねぇ……」
主人の話題に合わせよう……と思うのだが、主人の手の動きが気になってしまう。
だが、拒絶しない辺り、メイドとしての意識があるのか、それとも……
>「ただし、やや素行不良な使用人も居るので感化されてしまわないように頼むよ」
「それは大丈夫だと思います。私……ひゃっ! ……喧嘩している横でお茶ができる、って褒められるくらいですし」
つまり、それだけマイペースだ、と言われたわけで、褒められたわけではないのだが。
それはともかく、手が割と敏感なところを撫で上げると、少しずつ声が上がってしまうようになってきた。
「(……ちょっと、いくらなんでも……感じ過ぎ……
久しぶりにお会いして、そんな、すぐおねだりなんていやらし過ぎるし……)」
>どうしたね? 何か変わった事があったら遠慮なく言いなさい
どうしたもこうしたも、そう言う主人の息が首筋に当たり、ぞくぞくしたものがこみ上げる。
「……えっと……ちょっと、暑くなってきたくらいですかね……」
主人の手などに意識が行ってしまい、もう完全に何を喋っているか自分でも理解してない。
>>239 >喧嘩している横でお茶ができる
「それなら安心だ」
ニッコリ笑い、手を一瞬離す。
「ならば…何をしてもマイペースでいられるか、試してみるとするか」
>ちょっと、暑くなってきたくらいです
「そうかそうか、ちょっと待ってなさい」
机の引き出しから高価そうな細工の入ったハサミを取り出し、手招きして、机の側まで百合を呼び寄せる。
「暑いようなら脱がせてやろう。私はあまり手先が器用ではないんだが……どれ」
チョキン。
いきなり百合の胸のリボンをハサミで切り、襟元にハサミをすっと入れて
留められているボタンごと、ゆっくり焦らすように服を切り裂き始める。
「下着も邪魔だな…。暑いだろう?」
ブラの谷間にもハサミを入れ、真ん中からチョキンと切ってしまう。
>>240 「えっ、脱がせ……って?」
主人が取り出したハサミの意味がわからず、またもや思考が停止する。
「(あのままベッドに……とかちょっと期待してたんだけどなぁ……)」
などと、一人で妄想する余裕はあるらしい。
>チョキン
「ふぇっ?! ご、ご主人様?! あ、暑いってえっとその……!」
ハサミが進むたびに、徐々に切り開かれていくメイド服。
その行為は認識できたが、その先の意図までは理解できない。
が、肌があらわになっていくことに羞恥は感じているのか、だんだんと頬や体が赤くなっていく。
刃物が向けられている以上、あまり動くわけにも行かず、その場で立ち尽くしたような感じになってしまう。
>>241 裂けたブラの下に手を入れ、片手で乳房を弄びながら
今度はスカートに切り目を入れる。
「スカートも涼しくしてやらんとな」
百合のスカートが短くなるように、切り目を手で掴み、思いっきり引きちぎる。
「そらっ」
ビリビリになった裾からわずかに覗く下着。秘部あたりにハサミをピタピタ付け、耳元で尋ねる。
「ここも切り裂いた方が良いかな。それともこうして……」
背後から片足を抱え上げ、ハサミでショーツの中央部分をずらす。
「おっと、危ない。普通に脱がせようとしたんだが、手元が狂ってしまった。これじゃ丸見えだ」
そうしているうちにいつのまにか秘所は露になり、足は大きく開かせている。
>>242 >ここも切り裂いた方が良いかな。それともこうして……
「そ、それは……ううっ……」
おそらく、ダメだと言っても、主人の望みが優先される。
そんなことを考えると、結局何もいえなくなってしまう。
「あ、ああ……」
ほぼ縦一列に切り裂かれ、大事なところまで晒してしまう。
それだけならまだしも……
「(……うぅ……さっき焦らされたから……)」
露になった秘所は、既に濡れ始めていたりする。
「えっと、確かに涼しくはなったんですけど……」
次はどうするの? とばかりに聞いてみる。
>>243 「涼しくなったけど…?今度は寒くなったのか」
やれやれと言うような表情でハサミを床に転がすと
指を秘所にゆっくり埋め込む。
中指、ひとさし指と本数を増やし、くちゅくちゅっと弄ったりして
「意外にわがままな娘なのだな。君は」
ニヤニヤ笑いながら指を大きく動かして愛液を掻き出す。
はだけた百合の肩を甘噛みしたり、唇を奪ったりしつつ、さらに追い込むようにして指で秘所を攻める。
「まったく、今誰か来てしまったらなんて言うんだね。来る早々、こんな格好をして……」
>>244 「ひぐっ……そ、そんな、急に…きゃぁっ!」
ゆっくりを時間をかけて服を切り裂いたと思えば、今度はいきなり秘所への責め。
そのギャップに、飢えていた体は素直に反応するものの、思考がついていかない。
「わがままって、私……ふむぅっ…んちゅっ……あふっ、そんな…!
ああんっ! やぁ、ダメそこ触っ……ちゃぁっ!」
主人の責めに翻弄されるように喘ぎ、だんだんと足に力が入らなくなってきたのか、主人にしがみ付くような格好になる。
「だって、私……あぁっ、ダメです、もうダメ…ひゃぁっ、んはぁあぁぁぁぁぁっ!!」
ビクン、と一瞬体を跳ねさせると、全身の力が抜けたように、ずるずるとへたり込んでしまう。
「『○○株式会社の速水社長』、『△△党の小池議員』、『○×総合病院の』……ああもう」
昼間に主人から受け取った「何かの会の名簿」と顔写真を照らし合わせながら、
歩きながら記憶しようとしている。
「参ったなぁ。こんなの確実になんか覚えられねーよ…何百人居るんだ一体」
>>245 >もうダメ…ひゃぁっ、んはぁあぁぁぁぁぁっ!!
「! だ、大丈夫ですか――」
近くの部屋から聞こえた悲鳴(だと思った)を心配してドアを開けてしまう。
しかし中を見てしばし絶句。呆れたように溜息をつく。
「……どうするんだよ、こんなにビリビリに破いちゃって…。
…え?ハイハイ、新しいの持ってきますよ。ごめんなさい、少し待っててくださいね」
百合に声をかけると名簿を置いて、仕方なく衣類倉庫の方へと走ってゆく。
「……さて、これで終わり、と」
自分の肩書き変更に伴う仕事を、ようやくやり終える。
「……ようやく俺も執事になれたか……とか、執事長様に聞かれたらまだ未熟とか言われそうだけど」
そんなことをぼやきつつ、机の上の辞令を眺める。
『飯塚 正哉 殿
本日0000を持って、貴殿を名無し家執事とする』
「この雨じゃ、せっかく咲いた桜も散っちゃうんじゃないかな」
ふと廊下から窓の外を見て、咲き誇った屋敷の桜の木を見る。
しばらく眺めていると、突然べちゃりと窓に紙が貼り付いて。
「…なんだ、これ。チラシ…?ま、捨てちゃっていいよな」
風雨に晒されて、判読が不可能なチラシを丸めてゴミ箱に放り投げる。
少し遅めの昼食と洗い物を終えて、少し早めのおやつを厨房で食べている。
なんだか昼食とおやつの間隔が短いような気もしたが、それは気にしない。
「いつも思うんです。桜餅を包んでいる葉っぱの筋って邪魔じゃありません?
……葉っぱ自体はいいんですけれど。桜餅だけだと味が単調になりますし」
などと同僚に話しながら、桜餅の葉の筋を取る。
しばらく外を眺めてから自室に戻ろうとしたところで、ぴたりと止まる。
「ちょっとお腹すいたな…厨房か食堂に、お菓子でもないかな」
方向転換して、弱まった雨音を聞きながら歩き始める。
「そろそろ酒屋さんが来る時間ね。それじゃ、ここお願いします〜」
他のメイドに茶器やおやつの始末を任せ、ボールペン片手に厨房から出て行く。
「…あっ、 も、申し訳ありませんっ、大丈夫ですか……?」
しかし勢い良く飛び出した拍子に、厨房へ入ってきた神楽坂と正面衝突してしまう。
そして運の悪いことにボールペンの先が彼の身体へ直撃していた。
「えっ、志保さ……痛っ!?」
飛び出してきた志保と正面衝突して、顔をしかめる。
ペン先が肩の辺りを直撃して、その痛さに手で押さえて。
「いや、大丈夫、です……って、言いたいですけど、ちょっと…」
痛みを我慢して少し涙目になりながら、身体を震わせている。
「本当にすみませんっ、確か休憩室に救急箱が…」
痛みを堪えている神楽坂の手を引き、休憩室までやってくる。
「ええっ、と…… 救急箱救急箱… あ、あった。肩の辺りでしたっけ?
とりあえず血が出ていないか確認して、もし出ているようなら消毒しましょう」
神楽坂をソファに座らせ、彼の上着をまず脱がしていく。
「血が出ていなくても、湿布を貼っておきましょう」
眉毛をハの字にして、心底申し訳なさそうな表情。
ソファに座らされ、上着を脱がされるのもされるがままになる。
「そこまで、心配してくれなくても大丈夫ですよ…怪我なんて慣れっこですから。
それよりも、お仕事の忙しい時間を割かせちゃってすみません」
こちらはこちらですまなそうな表情を浮かべながら、シャツをずらして肩口を露にする。
小さな傷口にぷっくりと血が膨らみ、一筋の線を引くようにゆっくりと腕を伝って流れる。
「あぁ、やっぱり血も出ちゃってますね。消毒、お願いしていいですか?」
「はい、もちろんです。動かないで下さいね……」
消毒液を含ませた脱脂綿を肩の傷に押し当てて消毒した後、そこに絆創膏を貼る。
そして流れ出た血で汚れた神楽坂の腕を脱脂綿で拭ってゆく。
「…もし絆創膏から滲んだ血でシャツが汚れたら仰って下さい。
すぐにお洗濯致しますので…… それと他に痛いところとかありますか?
結構すごい勢いでぶつかっちゃいましたし… 打撲傷があれば湿布でも…」
「他に…ですか?えっと、特には…」
言いながら、見上げてくる志保の顔を見る。
今ならどんな事でも聞いてくれそうだ、という邪な思いをよぎって。
「…恥ずかしくて言えなかったんですけど。志保さんの足がここにぶつかったんです」
志保の手を取って、欲望をたぎらせ始めた下半身に触れさせる。
「ちょっと腫れちゃったような気がするんです。確認してもらえますか?」
「…わかりました、大事なところですものね」
神楽坂の言っていることが嘘か本当かはわからなかったが、
そのことに紛れもなく欲望の意図が混じっているということだけは判断できた。
もともと非難する気はない。何より先ほどの粗相の罪滅ぼしがしたかったので、
嫌がる顔ひとつ見せずに彼の下半身を露にさせていく。
「確かに腫れていますね… なんだか今もだんだん大きくなっているみたいです」
熱く脈打つ神楽坂の竿の部分をふにふにと揉み、きちんと勃起するか確認する。
「……生殖能力が正しく機能するかどうか、確めさせていただきますね」
色を含ませない淡々とした口調だが、それが逆に自分の心臓を高鳴らせた。
「んん…っ、んちゅ…っ、ん……」
頬を卑猥な桃色に染めながら、神楽坂のものを口内に埋めてゆく。
淡々と口にする志保に、かえって欲情がますます増してくる。
「機能しなくなったら、男としてみっともないですからね…くっ、う…」
口内の暖かさに逸物は震え、どんどん膨れ上がっていく。
快感に耐えようとソファを掴みながら、逸物を咥え込んだ志保を見下ろして。
「気持ちいい、ですけど…これくらいじゃ、まだまだですよ。
しっかりと、最後まで付き合ってもらいますからね…うっ、そこ…」
敏感な部分に舌を這わされて身体を震わせる。
「ちゃぷ… ん、ちゅっ、んん…っ、なかなか出ないですね」
雁首に舌を這わせ、尿道口を虐めるようにして甘噛みする。
「もし本当に出なくなったら、俊樹様もメイドとして働くといいですよ」
逸物から口を離し、神楽坂の顔を見上げてそう意地悪く微笑む。
「…今度は、こっちで俊樹様の機能を確認しましょうか」
そう言うと立ち上がって、神楽坂の腰の上で中腰になり、ゆっくりと腰を下ろしていく。
ショーツを横にずらし、人差し指と中指で秘裂を割り開いて彼を受け入れる体勢を整える。
「…んぁ、俊樹… 様ぁ……っ」
胎内に入り込んでくる神楽坂のものの感触に、熱に熟んだ声を肺から絞り出す。
「つっ、ぁ……いくらなんでも、そんなすぐには…。
……いや、洒落にならない冗談ですよ、それ。エイプリルフールは終わったんですから」
志保の言葉に、この館なら性転換もあっさりやってしまいそうだと思ってしまう。
他のメイドさんと一緒に働いている自分を想像して身震いしていると、視界が志保の身体で一杯になる。
「…じゃあ、お願いします。あくまでも確認なんですから…あんまり雰囲気出さないでくださいよ?」
こちらも意地悪を返すが、膣内の温かさにため息を漏らす。
「志保さんの中、気持ちいいです…。動きたいように、動いてくれますか?俺はその間に…」
メイド服のボタンを外し、ブラをずり上げて乳房を露にし、その先端に軽く吸い付く。
「はい…っ、で、でも……っ」
胸元に生まれた快感のせいで、自分から腰を動かそうとするがなかなか上手くいかない。
膣内で神楽坂のものが完全に膨れ上がったせいもあり、
腰を動かせば動かすほど快感に理性を焼かれそうにやってしまう。
”あまり雰囲気出さないでくださいよ?”と言われても、
自然に色艶が出てきてしまう自分の肢体を恨めしく思いつつ、羞恥に情欲を昂ぶらせる。
「ダメ… あくまでも確認、だなんて…… 俊樹様の、意地悪…」
時折、自分の意思とは無関係に身体を小刻みに震わせながら腰をくねらせた。
「…じゃあ、志保さんも気持ちよくなりたいですか?」
ねだるような声と、わずかな腰の動きを感じて志保を見上げる。
乳房から口を離して、すべすべとした尻肉に指を食い込ませて。
「志保さんって、本当にエッチなんだから…そういうところも、好きですけどね」
ぽつりと呟いてから、一度奥まで逸物を突き入れる。
それから一定の間隔でリズミカルに膣内を突き上げて、互いの快感を高めていく。
「さっきのは無しです…好きなだけ、乱れていいですよ。その方が俺も興奮しますしね」
肌がぶつかり合う音を響かせながら、目の前で揺れる乳房の谷間に顔を埋めて突き上げる。
「俊樹様だってえっちで… んあぁっ!」
子宮に衝撃を感じ、胎内いっぱいに収められている逸物の体積を感じる。
下半身から湧き上がってきたどうしようもない感情に一度嬌声を上げ、すぐに絶句する。
「……」
神楽坂が掛けてくれた言葉に身震いしたまま頷き、安心して理性を投げ捨てた。
「ぁ、あぁ…… んんっ、んぁ、あああぁっ!」
潤んだ瞳から涙を零しつつ、神楽坂の首に両手を回し、彼を胸に抱く。
膣粘膜は胎内で暴れ回る逸物から子種を搾り取るように、何度も蠢きを繰り返した。
一突きするたびに漏れる嬌声に触発されてか、逸物は膣内を圧迫するように膨張する。
頭を胸に抱きしめられて息苦しさを感じながら、荒くなり始めた息を志保の身体に吹きかける。
「っ…志保さんの中、すごくキツいっ…そんなに締め付けられたら、もうっ…」
口での奉仕も受けていた事もあってか、絶頂が近づいてきていることを感じる。
ひたすら欲望に従うままに激しく突き上げ、志保の背中に手を回して強く抱きしめる。
「志保さっ…もう、出ますっ……くっ、あぁっ…!!」
最奥まで突き入れ、身体を硬直させた瞬間、膨れ上がった先端から白濁が吐き出される。
大量の白濁を断続的に膣内に注ぎ込みながら、最後の一滴を出し尽くすまで志保を抱きしめ続ける。
「あぁ…っ、ぁ、良かった… 出てますね……」
力強く脈打ち、男性としての機能を果たしている神楽坂のもの。
それを膣壁に伝わってくる感触や温度で確認する。
万が一の心配だったが心配事が取り除かれて、再び身体を快感の波が襲った。
「あ、ぁ… 俊樹様、しばらく… このままで…」
行為の余韻と膣内の異物感を利用して、上手く身体を絶頂へと促してやる。
「ん、んんぁ、ああぁ…っ、ん、気持ちいい……」
身体を一度大きく震わせ、そして小刻みの痙攣が何度か続く。
そして達した悦びを全身で噛み締めながら、神楽坂の耳元で囁いた。
「俊樹様、本当にごめんなさい……」
神楽坂の身体を、再び抱き返す。
「えぇ、お陰様で…性転換されずに済みそうです」
遅れて達した志保の背中を撫でながら、苦笑いを浮かべて言う。
再び抱きしめられて、甘い匂いと柔らかい感触を味わいながら。
「ごめんなさいって…別に、もう気にしてませんよ?
この怪我だって大したことないですし…俺の方こそ、志保さんが満足できたかどうか…あれ」
わずかに痛みを感じて見ると、行為が激しかったせいか肩口に貼られた絆創膏が赤く染まっていた。
「すみません、もう絆創膏がダメになっちゃったみたいで…新しいのに変えてくれますか?
それと…できれば、傷口の血を吸ってもらって、消毒代わりにしたいんですけど」
頼みごとが恥ずかしいのか、わずかに目を逸らして頼む。
「ええ、宜しいですよ…」
神楽坂の要求に快く応じ、彼の肩の傷を舐め始める。
だがお互いの下半身は未だ繋がったまま。
傷を舐めるために体勢を少し変えると、精液が溢れる膣内で彼のものが動く。
その刺激で再び厭らしい欲望が沸々と煮立ち始めた。
「俊樹様… なかなか血が止まらないみたいです。
絆創膏を貼るより、このままにして傷口を乾かしたほうが……」
腰をくねらせ、神楽坂の首筋にキスをする。
「ねぇ、俊樹様……?」
傷口を舐める志保の舌使いにいやらしさを感じ、膣内の逸物が硬さを取り戻してくる。
態勢をずらされて、膣襞が擦れる快感も与えられてその気になり、背筋を指でなぞる。
「…そうですね。でも、それまで何もしないっていうのもつまらないですし…」
首筋に口付けを受け、見つめあいながらソファに押し倒し、瞳を潤ませる志保の頬を撫でる。
「乾くまで、お付き合いよろしくお願いしますね、志保さん…」
ピピピピピッ
>>272の屋敷内セキュリティシステムが誤作動していたようなので、業者に連絡を入れている。
「はい、では明日の朝にでも点検よろしくお願いしますー。失礼致します」
「ふぅ」
電話を切ると、忘れないようにメモ書きしてエプロンのポケットへ。
客室のベッドメイキングをしている。
「まだ毛布は多めに用意しておいた方がいいですわよね。寒い日が続いてますし」
「よーい、スタート!」
巨大プリンを作ってもらい、一人で食べている。何かメイド同士で賭けをしているらしい。
「はむっ、ぱくぱくっ……いーい?食べたらあたしの勝ちよ!いいわね!」
プリンの口いっぱいに頬張る。
客室の整理を終えて出てくると、主人と鉢合わせする。
「あっ……こんばんは、おじ様。え? 私に御用事ですの?」
物陰に呼ばれると、何やら耳打ちされる。
「え……で、でも……いえ、分かりましたわ」
赤面しつつも、仕方なく頷く。
どう見てもバケツサイズのプリンを1個完食。
「ごちそーさまでした。はい、1人5000円ずつね」
平然とした顔(とお腹)で周囲の使用人たちから5000円札を回収する。
「しかし勝つのはいーけどたまには負けないと乗ってくれなくなるわねぇ。ヤバイヤバイ、気をつけよっと」
紙幣をポケットに入れ、やっとこさ空き客室の掃除を始める。
一度は不承不承頷いて、主人の謎の命令に従おうとするが
「あっ、そうですわ。今夜は鬼瓦さまがいらしていたような……」
白々しくも話を反らしてみる。
「お、お客様を優先、ですわよね? ですからまた今度に……」
引きつったままの顔で少しずつ後退して逃げようと試みる。
「ったくどういう使い方したらこんなに汚れるわけ? きったなーい」
げんなりしながらベッドの上のゴミを片付ける。文句多し。
「お屋敷は変なホテルじゃあないんだっつーの」
黒塗りに窓にはスモークのセ○シオが一台、屋敷の前に止まる。
後部座席から出迎えられたのは、体格がアニ○ル浜○にも似た邪民党の鬼瓦金造。
党の不祥事が相次ぎ、最近はあまり来られなかったが、
党代表選挙を勝ち抜き、今日は党首となった記念に訪れたらしい。
「がっはっは。これからは党の運営費も使い放題じゃわい!!
ほーれ、これはチップじゃ。受け取れい!!」
ドアボーイの胸ポケットに万札を一枚ねじ入れると、
案内を待つことなく我が物顔で屋敷に足を踏み入れる。
「さーて、今夜の相手は誰じゃ!?ぐっふっふ、存分に可愛がってやるわ!!」
>>281 「で、では行って来ますのでっ!」
ペコリと頭を下げて主人の下から脱兎のように逃げ去ると玄関へ。
「こ、こんばんは、鬼瓦さま……お部屋を用意しておりますので、どうぞこちらへ」
引きつったままの笑顔で応対する。
どちらにしろ今夜の運命は大して変わらなかったのではないかと
今更ながらに気が付いたらしい。
玄関がうるさいのでふと手を止める。
「? どうしたんだろ、お客かなぁ」
掃除用具を持ち、手早く片付けて玄関を覗きに行く。
>>281 「うわぁ……なんか最近、アクが強いの多くない? 怖そうだから隠れてよっと…」
自分も十分アクが強いのだが棚上げし、瑞葉と鬼瓦の後を尾行するようにしてチラチラ覗く。
>>282 「おっ、瑞葉ではないか。真っ先に出迎えるとは可愛い奴じゃ!!」
相対するなり瑞葉の胸に手を延ばし、服の上から膨らみを鷲掴みにする。
「ワシが党首になったと聞き、取り入ろうという魂胆か?
がっはっは。そんなにワシの子種が欲しいのならば、たっぷり注いでくれるわ!!」
そんな冗談を言いながら、ズカズカと歩き始める。
そして瑞葉に奥に案内される途中、背後で人の気配を感じ取る。
「……ワシの後をつけるとは、不審な奴め。誰じゃ、出て来い!!」
突然立ち止まって振り返り、不審者に出てくるよう叫ぶ。
>>283-284 >真っ先に出迎えるとは可愛い奴じゃ!!
「きゃぁっ!? お、おやめ下さい……こんなところで……」
胸をまさぐられながら、半ば抱きかかえられるようにして廊下をすすむ。
>誰じゃ、出て来い!!
ハッとして後ろを向くと、もろにチエと目が合ってしまう。
「チ、チエさん?」
名前を口にしてから、マズいことをしたかと思ったが
普段の行いのこともあるので、少し意地悪をしてもいいかと考えてしまう。
「チエさん。お、お客様を盗み見するなんて失礼ですわ」
>>284>>285 「ひぇぇ、種とか言ってるぅー……」
ビクビクしながらも(でもちょっと面白いこと言うなぁ)などと思っていると急に怒号が飛ぶ。
>不審な奴め。誰じゃ、出て来い!!
>チエさん。お、お客様を盗み見するなんて失礼ですわ
「(バッ…バカっ!名前言うんじゃないわよっ)……し…失礼しました……。どうぞ、こちらへ、はい」
瑞葉を怒ったり、手早くその場から逃げようと走って先回りしてドアを開けたりして反応を待つ。
「ご、ごゆっくりどーぞー。そんじゃあたしはこれで……」
適当な愛想笑いをしながら、鬼瓦と瑞葉に背を向ける。たぶん捕まるような予感もするが。
>>285 「ぐっふっふ、それは今流行りのツンデレという奴か?
嫌がる振りをして、本当は喜んでおるのだろう。がっはっは!!」
瑞葉を弄びながら廊下を進み。
「チエ…?知らぬ名じゃな」
背後にいたメイドを値踏みするように見やる。
>>286 「何も逃げることはなかろう。
どれ、お前もワシが可愛がってくれるわ!!
たっぷりとお仕置きをせねばならんからなぁ…ぐふふふふ」
チエの肩を掴んで逃がさず、瑞葉ともども部屋に引っ張り入れる。
「では早速、奉仕をしてもらおうか!?」
二人をベッドの上に押し投げて、いつの間にか露になった下半身には、
天に向かってそそり立つ怒張が二人のメイドを威嚇している。
>>286-287 >それは今流行りのツンデレという奴か?
「つ、ツン……? なんですの、それ……?」
流行には詳しくないらしく、本気で首を傾げる。
>では早速、奉仕をしてもらおうか!?
「あぁっ……あ、あの、チエさんお先にどうぞ……っ!」
小柄なチエの背中に懸命に隠れようとする。
「鬼瓦様、まずは御無礼のあったチエさんがお詫びを致しますっ」
>>288>>289 「きゃんっ」
ベッドに投げだされ、尻餅をついてしまう。
>まずは御無礼のあったチエさんがお詫びを
ペチン!と慌てて瑞葉の頭を叩き、鬼瓦の膨らんだ逸物を見る。
「ぅあ、も……もぉっ…。そんなに突き付けないで……」
もう逃げるのも難しそうだと思い仕方なく言う事に従う。
指でそろっと根元を包んだあと、一気にしっかり握って上下にゆっくり擦り始める。
「…あぅぅー…。ヤダ、なんかもう固くなってる…」
顔を赤くしながらも心底嫌そうな表情だが、ついつい勢いの良い逸物の様子を見つめてしまう。
>>288-289 「瑞葉よ、チエの相手をせいと言うか?」
瑞葉の言葉に怪訝な表情を見せながらも。
「ワシの体力が並ではないことを心得ておるな?
後からの方が気分も乗っておるから、覚悟しておくがよい。
がっはっはっはっは!!」
瑞葉を視界の端にやり、チエと対面する。
「ほぉ、口では嫌がりながらも奉仕を心得ておるようだな?
じゃが……ふんっ!!」
腰を突き出して、ガチガチの勃起でチエを頭を押して押し倒す格好になる。
「ワシのモノの準備はできておると分かっておるはずじゃ。
ならば、さっさと股を開かぬかっ!!」
チエの上に乗しかかり、スカートに手を入れると待ち切れぬとばかりに下着を引きちぎる。
「そぉれ、行くぞぉっ!!」
チエの体の準備など露とも考えずに、膣の中に太い肉棒を押し入れる。
「がっはっは、なかなか良い具合ではないか!!」
慣れた腰使いでチエをピストンし、瑞葉の方へ視線を送る。
「瑞葉よ、見ているだけではつまらんだろう。自身で慰めるがよい!!」
と言って、瑞葉に自慰を命令する。
>>289-290 「痛っ! な、なにをなさるんですの!? チエさん!」
頭を押さえてチエを睨む。
>後からの方が気分も乗っておるから、覚悟しておくがよい。
「えっ……は……はい」
またも選択ミスを犯したかもしれないと思い、うつむいて目を閉じるが。
>見ているだけではつまらんだろう。自身で慰めるがよい!!
「か、かしこまりました……」
二人が交わっている方に向かって足を広げ、スカートをたくし上げると
ショーツの布地の上から秘裂をなぞり始める。
「ん……あっ、は……ぅん……く……んんぅっ」
>>290>>291 「えええっ?ちょ、ちょっとっ。……ん、くぅっ…!」
>がっはっは、なかなか良い具合ではないか!!
「いたいっ…痛……ふぁ、あっ、やめてよ、やだぁ……。あぁ…っ!」
抵抗する間も無く挿入されて戸惑い、必死で痛みに耐える。
強く突かれて痛みがあるらしい。
「嫌……壊れちゃうっ」
「んん…あっ…。あはぁんっ……、い、今のところ…なんか…」
だがすぐに慣れてくると声が甘い調子に変わってきた。
(ちょっと気持ちよかった……かも)
「んっ…はぁ、はぁ…っ…」
自室でアザラシの抱き枕を抱いて寝ている。
「んー……。お菓子、食べてません…むにゃむにゃ…」
>>291-292 「ぐっふっふ…。もっと見えるようにせんか!!
それでは性欲の強い中学生男子ですら立たぬぞ!!」
チエを乱暴に突き上げながら、瑞葉の自慰行為に注文をつける。
「さて、チエよ…。お前にはお仕置きをせねばならんのだったなぁ」
ガマガエルのような顔でニヤリと笑うと、ピストンをスピードを上げる。
「何をしてやろうかと思ったが、お仕置きはまた今度じゃ。
今夜は挨拶だけで許してやるわ………ぐふぅっ!!」
腰を目一杯深く押し付け、チエの子宮に精を注ぐ。
息が上がって虚ろな表情のチエから、今度は瑞葉の方に顔を向ける。
「どうじゃ、瑞葉よ。準備の方はできておるであろうな?」
どうやら自慰を強要させたのは、瑞葉のためでも、見て楽しむためでもなく、
ただ濡らしてすぐに楽しめるように、という理由であったとのことで。
>>292 >>294 「んっ、あっ、あんっ……あ、ふぁぁ……っ」
目の前でチエが手荒く扱われ、膣内に射精されて果てるのを見て悶える。
>瑞葉よ。準備の方はできておるであろうな?
「いやっ……も、もうお許し下さいませ……」
涙目になってイヤイヤをするが、ショーツは一目見て分かるほどに
ぐっしょりと濡れて、その下のシーツにまで染みを作っている。
「何もせぬうちから許せはないじゃろう…。
ワシはお前を気に入っておるのじゃ。
何なら主人から、お前を買い取ってやっても良いのじゃぞ?」
精液に塗れた肉棒を瑞葉に見せつけながら、瑞葉のショーツに手を伸ばす。
「準備は十分のようじゃな?どーれ、もっと見せてみぃ!!」
いつものようにショーツを布切れのように引きちぎって、濡れそぼった花弁を露にさせる。
「パックリと開いて、今か今かと待ち侘びておるわはないか。
口では嫌がりながらも、体は相変わらず素直じゃな、っと」
満足そうに瑞葉の花弁を指でなぞると、瑞葉を四つん這いにさせる。
「今日は後ろから犯してくれるわ。行くぞ!!」
ピンポイントで欲棒を宛がうと、一気に瑞葉の膣内に根元まで挿入する。
>293
|_・)…
>>296 >何なら主人から、お前を買い取ってやっても良いのじゃぞ?
「だっ、ダメですわっ! 私、このお屋敷にいないと……イヤぁぁっ!」
ショーツを引きちぎられ、大切な部分を弄られて悲鳴交じりの声をあげる。
「そ、そんなこと、待ってなんて……待ってなんて、おりませんわっ」
>今日は後ろから犯してくれるわ。行くぞ!!
「ひ……あ、ああああっ! あく……ぅんっ! は、あぁ……っ」
奥まで挿入されると、耐えられないかのように身をよじり、すすり泣く。
しかしそのせいで、かえって腰が動いてしまい、肉棒には襞の蠢きとなって伝わる。
>私、このお屋敷にいないと……
「屋敷におらぬと、何じゃ!?」
背後から動物の交尾のように繋がりながら瑞葉に問う。
「主人が首を縦に振れば、文句はなかろう?
いかに血筋とは言え、今のお前はただのメイド。
拒否はできぬのではないのか?」
瑞葉の膣壁の締め付けと蠢きを感じながら、より深くを突き上げる。
「本当に具合の良い体じゃ。ワシのためにあると言っても良い。
このフィット感、お前も感じておるであろう?」
グリグリと子宮口に鈴口を押し付け、今か今かと肉棒は大きくビクビクと痙攣する。
>>299 >主人が首を縦に振れば、文句はなかろう?
「あぁ……っ、そんな……そんなこと、おじ様はなさいませんわ、絶対に……っ」
そう言いつつも、もしかしたら、という疑念を否定することが出来ない。
「イヤっ、イヤぁっ! 私、このお屋敷にいたいんですのぉっ!!」
>このフィット感、お前も感じておるであろう?
「あ、あぁっ、あああああっ!! あぅ……っ、大きくて、硬くて、熱いのがぁっ……」
華奢な身体を反らせて囁く。
「奥に当たって……ビクビクしてますぅ……っ」
そして徐々に瞳に蕩けたような光が宿り始める。
「ひあ……っ、き、気持ちいいです……鬼瓦さまの、とっても……気持ちいいんですのっ! あああっ!」
いつしか自分でも積極的に腰を動かし、絶頂へと駆け上がっていく。
>イヤっ、イヤぁっ! 私、このお屋敷にいたいんですのぉっ
「大袈裟な嫌がり方じゃな…。この屋敷に気になる男でもおるのか?」
瑞葉の尻をペチペチと叩きながら、腰を打ち込んで問う。
「じゃが、お前の体はワシの虜ではないか!!」
>鬼瓦さまの、とっても……気持ちいいんですのっ!
「ワシもじゃ!!お前の中に何度でも注いでくれるわ!!
瑞葉よ、ワシの子を孕むが良い。いつかきっと孕ませてくれるわ!!
そして娘を産むのだ。お前にそっくりな娘を…。
その娘もワシの女にしてくれるわーっ!!」
鬼畜な台詞の後、瑞葉の奥にねじ込むと、怒涛の勢いで射精を放つ。
一滴たりとも逃さぬよう、腰を密着させ瑞葉の子宮へと注いで行く。
>>301 >この屋敷に気になる男でもおるのか?
「そんな……そんな方は、いませんっ、あん……本当ですっ!」
>お前の体はワシの虜ではないか!!
「は、はいっ。鬼瓦さまのが……本当に気持ちよくて……私……私ぃっ!!」
>いつかきっと孕ませてくれるわ!!
「あぁ……っ、イヤ……妊娠なんていけません……膣内には出してはいけませんわ……っ!!
でも……でも、私、本当に……気持ちよすぎて……ふあっ、ひぁんっ!!
お、お願いします、早く……早く下さいませぇっ!!」
自分でも矛盾したことを叫びながら、ついに鬼瓦の精を受け止める。
「あ……あぁ……んん……っ、私……射精されて……ますわ……っ」
惚けたように呟くと、その場に倒れこんで、荒い息をつく。
「ぐふふふふっ、共に達しおったか。
ますます気に入ったわ……」
崩れ落ちた瑞葉の体を労ることなく、抜かずに再び腰を突き出し始める。
「ワシは諦めの悪い男でな。欲しいものはそうやって手にいれて来たのだ。
何億を積んででも、お前も手にいれてくれるわ!!」
瑞葉の膣内を掻き交ぜて、精液が漏れ出すのを気にすることなく続けて責め立てる。
「次は、こちらの具合を見てみるとするかな?」
子宮を突きながら、一差し指を瑞葉の尻の穴に突き入れようとする。
「お前の体はすべて把握しておきたいからのぉ…」
>>303 >ますます気に入ったわ……
「ん……っ、は、ああっ、つ、続けてなんて……少し、休ませて下さいませ……っ。
チエさんも、御奉仕いたしますからぁっ!!」
傍らに倒れているチエを引き合いに出してまで逃れようとするが、許してもらえない。
それに加えて、よくほぐされた膣襞が、愛液と精液で卑猥な音を立てながら
鬼瓦のモノをしっかりと、そして柔らかく包み込んで蠢いている。
>次は、こちらの具合を見てみるとするかな?
「ひっ! あ、ぐぅ……っ!! イヤぁっ!!
お、お尻は……そこだけは絶対にダメですわっ!!
そんな……そんな汚らしいところで、気持ちよくなるなんて……!!
……大切な方だけの場所……ですのに……っ」
最後だけ小さな声で呟くと、鬼瓦が尻穴を弄るに任せてすすり泣くのだった。
「ふん、まぁ良いわ。
後ろの穴では孕ませることはできんからの」
そう言いながらも指だけは尻を苛め続け、腰は強く打ち付ける。
「チエのお仕置きはまた今度じゃ。
今夜は瑞葉を味わい尽くしてくれるわ!!」
そのまま朝まで瑞葉を犯し突くし、計6回は瑞葉の中で放つのだった。
306 :
こじき:2006/04/23(日) 16:01:25 ID:HfIKlBpT
ダンボール下さい
307 :
こじき:2006/04/24(月) 20:16:45 ID:AKE6OX+T
「ダンボールをわけてくれませんか」
>>307 廃品回収の業者かと思い、いらなくなったダンボールを数枚束にして渡す。
「はい、どうぞ〜。御苦労様です。
……あ、思い出した。古雑誌も溜まっているみたいなので、持って行っていただけます?」
渡し終えると空になったカートを押して屋敷の中へ。
今日の新聞各種を片付けている。
「よいしょ、よいしょ……。あれ。
『今、話題の執事喫茶が近日オープン! お嬢様のお帰りを心よりお待ちしております』……?
い…今って本当に色々な事業があるのね…」
個性的な広告を目にして思わず苦笑い。
「なんだか面白そうだからみんなに見せてきましょ」
チラシを畳んでポケットに入れ、休憩室の方へ走ってゆく。
>309
エエェ(´д`)ェエエ
「最近はメイドさんの献血なんていうのもあるらしいしなぁ…。
正直、なんでもメイドさんを使えばいいってもんじゃない気もするけど」
ぱらぱらと雑誌をめくりながら、そんな事を呟いてみる。
「執事喫茶も、要はお酒を飲まないホストクラブみたいなもんじゃないのかな。
ダンディなおじ様が出迎えるっていうやつなら、ちょっと行ってみたいけど」
※
>>311 「すごーい……。いつのまにか、メイドがブームみたいになってるんですねえ…。
はい。お茶のお代わりどうぞ」
神楽坂の読んでいた雑誌を覗き込み、カップにお茶を注ぐ。
「最近はお金持ちの人の景気が良くなってきてるって言うし、女中不足なのかしら」
本来のブームの理由を知らず
純粋に女中が足りない資産家や事業主が増えているのかと勘違いし、1人で納得している。
「執事喫茶?」
休憩室に置いてあったチラシをマジマジと見ている。
「……名無しの執事さまみたいな方たちが一杯いて接待なさるんですかしら」
今ひとつピントのズレた想像をする。
>>314 「執事様がいっぱい……」
想像中。
「それはなかなか…バイオレンスな感じ、です…よね」
(どこかで聞かれていたら大変なので)言葉を選びながら瑞葉に返事をする。
>>315 「でも、喫茶店は素敵ですわよね。私もいつか小さなお店を持って、それで……」
なにやら夢みるような目つきになる。
実際のところ、店を持つくらいの財力なら持っているのだが。
>>316 「……瑞葉さん? みずはさーん。 もしもし?もしー」
トリップ?している瑞葉に声をかけるが、しばらく続けた後に諦めて
部屋を出てゆく。
「変なブームだなぁ。瑞葉さんまでがあんなになるなんて」
廊下を歩きながら首を傾げる。
客人の子供がクレヨンで書いた壁の落書きを消している。
「なんでクレヨンで書くかなぁ。落ちないったら……このっ、このっ」
格闘中。
>>318 「私がお飲み物を用意して、それでケーキは……」
随分と具体的な妄想までしているらしい。
通りがかりにチエの姿を見てくすりと笑う。
「ふふ、ラクガキして怒られちゃったのかしら」
「うえー、なんでGWなのに仕事あるんだよ」
GW中の予定表を見て、ウンザリした顔になっている。
>>323 「もうゴールデンウィークなんですね。この前お正月だったのに、時の流れって早いなぁ」
通りすがりに声をかける。
「御主人様も祝日関係なくお忙しいんですよ、きっと。私達使用人も、お互い頑張りましょうね」
>>324 「お、椿ちゃん」
通りすがりの杏樹の手を握って引き寄せる。
「主人のオッサンはメイドさんに疲れを癒してもらえるからいいけどさー。
俺もあんな風にかわいいメイドさんに癒してもらいたいんだよねー」
近くにいないと思って言いたい放題である。
>>325 「そうなんですか〜。今、メイドブームらしいですものね。
メイドの献血車なんていうのもあるみたいですよ、ほらコレ」
ポケットに偶然入れていた雑誌の切り抜きを見せる。
「なんだかちょっと恥ずかしいような、面白いような。変な感じがしますけど」
手を握られてもあまり動じず、ぽややんとした感じでゆっくり言う。
「この切抜きあげましょう。はい」
「じゃあ私、ちょっとこれからお掃除ありますので、またー」
笑顔のままで手を離そうとしながら、近くの客室に入ってしまおうとする。
>>326 >この切抜きあげましょう
「へ? あ、ちょ、ちょっと待ってよ椿ちゃん〜」
慌てて手を押さえなおす。
「あのさ、たまには俺と遊ばない? GWなんだしさ、楽しいことしようよー。
このメイドさんたちより、俺は椿ちゃんと遊びたいんだって」
さりげない(と本人は思っている)様子で肩に手をかけたり、腰に手を回したりする。
>たまには俺と遊ばない?
「はぁ。遊ぶ……ひゃっ!?」
腰に手が回って、思わず声が出てしまう。
「あ、あの。どうやって…遊ぶんですか?
私何も遊ぶものとか持ってないし、こんなにくっつかれてると、何も……」
恥ずかしそうに身をよじったりしながら少し抵抗する。
「そりゃメイドさんと夜にする遊びっていったらさ、甘ーいアレだよ」
杏樹を自分の方に向きなおさせると、ゆっくりと唇を近づけていく。
「俺、前から椿ちゃんカワイイって思ってたんだよね……」
腰の辺りを撫でながら、杏樹が目を閉じるのを待ってキスしようとする。
>目を閉じるのを待って
「……あ、え? えっと……待って!」
ぐにゅ、っと手で片桐の唇を制止し。
「ま、待って……。あの。じゃあ…これで」
しばらく悩むが、跪くと躊躇いがちに自分の胸に手をやり、エプロンの肩紐を下ろす。
「……。明日も早いし、胸だけなら…」
メイド服を乱してブラを自らでたくし上げ、乳房を露にさせると
上目遣いで片桐を見て反応を待つ。
>待って!
「んむっ!? え、キス……ダメ?」
不満げに顔を離すが、
>明日も早いし、胸だけなら…
「……マ、マジですか?」
初めてみる杏樹の胸に見惚れてゴクリと唾を飲み込む。
「も、もちろん! してして。早く早く! あ、その前に、ちょっとだけ触らせて……」
遠慮なく手を伸ばすと、杏樹の胸に指を這わせ、先端をつついたりする。
「いやー柔らかいなー。気持ちいいー。じゃ、胸でしてくれるんだっけ?」
期待に満ち満ちた目で、ファスナーを下ろすと、自分のモノを取り出す。
「でもその代わり、御主人様や他の人には内緒にしてくださいね。約束してね?
仕事中に遊んでるなんて思われたくないもの……。っ…あっ…」
そうは言っていても先端を突付かれた途端に、乳首は固くなってしまう。
「もう…。あんまり悪戯しちゃダメ……」
困りながらも、乳房に押し付けられる肉棒を包み込み、
両手を上下させてゆっくり擦らせ始める。
「ん……、んっ…」
徐々に硬くなる逸物の様子を目の当たりにし、時折恥ずかしそうに視線をそらしたりする。
>御主人様や他の人には内緒にしてくださいね
「い、いいぜ。でもさ、これも立派なお仕事じゃん? 気にすることないと思うけどなー」
期待に上ずった声で杏樹の奉仕を待つ。
>あんまり悪戯しちゃダメ……
「うわ……っ、すげ……っ」
包み込まれた瞬間、喉の奥から声を漏らす。
「こ、ここってさ。巨乳のメイドさんも多いけど、何故か今まで俺、エッチする機会なかったんだよね。
だから椿ちゃんにしてもらえて、スゲー幸せ」
すぐにガチガチに硬くなる逸物を、杏樹の胸の谷間に、腰を動かして擦り付けながら言う。
「ああー……でもホント、スゲー気持ちいいよ。もう俺の、蕩けちゃいそうだ」
早くも白い膨らみの間でで、逸物がビクビクと震え始める。
話を聞き流しながら最初は恥ずかしそうにやっていたが、段々大胆な事をし始める。
先端をかぷっと咥えて舌先で舐めたり、竿全体をつうっと舌で舐めたり。
「はぁ…はぁ…。ん、ちゅっ…くちゅっ…」
かと思えばまた咥えて、唇と胸の両方で愛撫する。
「んっ、んんっ。…ぅん…」
>逸物がビクビクと震え始める
「だめ……。どうせならもうちょっと、我慢……んぅ…、ちゅぷっ、ちゅっ…」
いつのまにか、かなり激しい口腔奉仕をしてしまっている。
>だめ……。どうせならもうちょっと、我慢……
「ちょ……待っ……そ、そんなエロいことされたら、俺、もう我慢できないって……うわ……っ」
口も胸も大胆に使っての奉仕に、快感はもとより精神的な興奮も物凄く、もう腰が引けて震えている。
「や、ヤバっ、もう無理だって! 出るっ! 出すよ椿ちゃんっっ!! くぉぉっ!!」
唇と乳房の間で震える肉棒から、白濁した劣情を大量に吹き上げる。
「うあ……っ、すげぇ……椿ちゃん、俺のザーメンかかって、ものすごくエロカワイイよ……」
自分の精液で汚した杏樹を見て、陶然と呟くと、
さらに広範囲に渡って汚そうとし、腰を動かして淫汁を撒き散らしながら塗りこめて行く。
「……ふぅ、さて、イッパツ射精したし、続きしよっか……」
「あんっ……、すごいびくびくしてる…。ひゃっ、あぁっ!」
顔に勢いよくかかってくる精液のせいで、思っていた以上に興奮してしまっている。
塗りつけられてしばし呆然としていたが
>イッパツ射精したし、続きしよっか
「…つづき……? …えっ、でも…今日は胸だけって約束だったから、これで…ごめんなさいっ」
ハッと我に返って顔を拭い、片桐に捕まる前に逃げてしまおうと
衣服を直しながらぱたぱたと客室から出てゆく。
>今日は胸だけって約束だったから、これで…ごめんなさいっ
「え、えええええええっ!!! そ、そりゃないぜ……椿ちゃん……」
射精後の心地よい脱力感に浸っていたせいで、見事に捕まえそこない、
ガックリとベッドに倒れこむ。
「あーあ、これ、どうしろって言うんだよ」
早くも回復しつつある逸物をチラリと情け無さそうに眺める。
「それにしても椿ちゃんのオッパイ、すごかったよなぁ。今度は絶対最後までしてもらおっと」
ニヤニヤしているうちに、さらに逸物は回復し、完璧に勃起してしまう。
「……でもまずはこっちの処理が先だよな。どうしよ。
自分で処理するか……それともチエちゃんでも探そかな……」
「いやー、壁が綺麗ってほんと素晴らしいね。
ううっ、果たしてあたしはクソガキどもの後始末に何時間てこずっていたのやら…」
元通りになった壁に縋って目をうるうるさせていると、不意に体が浮き上がる。
「……んっ? な、なになに。なんか無重力……ってあんたかぁ。相変わらずバカ面ねー。ちょっと、早く下ろしてよ」
いつも通りキツイ言葉を浴びせかけるが、まったく話を聞いていないらしく結局襲われてしまう。
「ちょっと何――きゃぁぁっ!」
「いやぁっ…! あんっ、あぁ……んっ…! ばかぁっ…。
あたし……あんたのオモチャでもトイレでもないんだからねっ」
暗がりでくたくたになっている体を更に酷使されて、思わず泣いてしまうのだった。
「はぁ、世間は連休なのになんで父さんの仕事を手伝わなきゃいけないんだ…」
疲れた様子で呟きながら、屋敷の廊下を歩いている。
父親に呼び出しを受けて実家の方にしばらく篭っていて、こんな時間に屋敷に戻ってきた。
「手伝いが終わったら『さっさと出て行け』だもんなぁ…冷たい親だよ、まったく」
部屋に辿り着くと、着の身着のままベッドに倒れこんで、寝息を立てる。
窓を開けても蒸し暑い空気しか入ってこず、辟易した表情を浮かべる。
冷房機器を動かすほどではないにしろ、シャツの袖をまくって団扇で顔を扇ぐ。
「なんだか、微妙に暑いんだよなぁ…昼間に比べれば、今は楽なんだけど」
とりあえず汗を流そうと、浴室に向かう。
疲れていたのか、休憩室のソファで居眠りをして、こっくりこっくりと舟をこいでいる。
「んん……すぅ……」
「くっくっく、今日は黙って忍び込んでやったが、メイドたちはどこにおるやら」
静かに廊下を進み、ドアの開いた休憩室の前を通り掛かる。
「あそこに居るのは…瑞葉か!?」
口許を歪めて舌を舐め刷りながら、悟られないように近付く。
背もたれによりかかったまま上体がずり下がり、ソファの上に横になってしまう。
しかし本当に熟睡しているのか、全く気付かないままに眠り続ける。
「すぅ……すぅ……」
「よく眠っておるわ…。もしや、眠るフリをして儂を誘っておるのではあるまいな?」
相変わらず自分本位の考え方をしながら、ごつごつした両手で瑞葉の胸をいきなり鷲掴みにする。
「がっはっは!!瑞葉よ、今宵もお前を犯し尽くしてくれるわぁっ!!」
ソファで眠る瑞葉を逃がさぬよう覆いかぶさりながら大声で叫ぶ。
瑞葉を起こすつもりで、そして部屋の外の廊下にも響くのを見込んで。
「んん……あん……っ、いけません、いけませんわ……さま……」
半分寝ぼけながら、弱弱しい抵抗をして見せるが、
その後聞こえてきた声で、相手が誰だか気付く。
「きゃっ……鬼瓦さ、ま……? い、いやっ、おやめ下さいませっ!!」
一転して激しく手足をバタつかせようとするが、結局のところ全く問題にならない。
「可愛らしい抵抗をしおって。学習能力のないところも魅力じゃわい」
瑞葉の抵抗を一切苦にせず、瑞葉をソファに仰向けに寝かせて上からのしかかる。
「どうじゃ?あれから儂の子は孕んだのか?
まだ孕んでおらぬのなら、今宵もたっぷりとお前の子宮に注がねばならぬな?」
ネットリとした絡み付くような低い声で耳元で囁きながら、瑞葉の胸を服の上から弄り続ける。
「くっくっく、どうじゃ?お前の乳首が堅くなってきたのではないか?ん?ん?」
>あれから儂の子は孕んだのか?
鬼瓦の子を孕む、ということを想像しただけで、身体の奥を汚された気になって、咄嗟に叫ぶ。
「あ、赤ちゃんなんて絶対授かりませんっ、お薬、飲んでいますから……っ」
しかし、言い終えた途端に、むしろ火に油を注いだのではないかと気付く。
>どうじゃ?お前の乳首が堅くなってきたのではないか?
「いやっ、痛……っ! 放して、下さいぃっ!」
小さな拳で精一杯、鬼瓦の胸板を叩いてみせる。
>お薬、飲んでいますから……っ
「……やはりそうか」
瑞葉の言葉に不敵に笑い、ポケットの中から小瓶を取り出す。
「これはな、避妊の薬の効果をなくす即効性の薬じゃ。
今宵はこれをお前に飲ませ、この儂に無駄玉を打たせた罪について、
たっぷりとお仕置きをしてくれるわ。くははははっ!!」
本当はただの栄養剤の蓋を開けると、自ら口に中身の液体を含み、口移しで瑞葉に飲ませるために、
強引に瑞葉の唇を奪い、逃げられないよう捕まえながら、瑞葉の喉に液体を流し込む。
「んじゅっ、じゅぷ、じゅぶっ……」
飲ませながらも瑞葉の胸を弄り続ける。
>避妊の薬の効果をなくす即効性の薬じゃ
「ひ……っ」
鬼瓦の手の中の瓶を恐怖に満ち満ちた目で見つめる。
「い、いやぁぁぁぁぁっ!! ん、んむ……っ、んんんんぅぅぅぅっ!!」
鬼瓦の身体の下で虚しく暴れながら、液体を喉奥へと流しこまれていく。
「……っ、はぁっ! お、お願いします……こんな……赤ちゃんできるようなことだけは……」
唇が離れると、今度は一転して脱力し、目に涙を浮かべながら懇願する。
「他のことでしたら、何でもいたしますから……お口でも、胸でも、その……お、お尻、でも……」
「くっくっく、儂の子は孕みたくないと言うか?」
戸籍上の孫娘と年も変わらない瑞葉を孕ませたいという願望は積もるばかりで、
とにかく屈服させながらも、心理的な抵抗を諦めさせようと考える。
「ならば、膣には入れるが最後は外に出すのはどうじゃ?
それならば心配はあるまいて?」
外に出す気などさらさらないにも係わらず、偽りながら瑞葉の下着を引きちぎる。
「まだ濡れは足りぬようじゃが、入れればすぐに濡れるじゃろう。
お前はそういう女じゃからなぁ、瑞葉よ?」
そう言って赤黒い巨根を瑞葉の中にゆっくりと押し進めて行く。
>儂の子は孕みたくないと言うか?
「そ、そんな……ただ、赤ちゃんを授かってしまったら、お仕事に差し支えますから……」
嫌悪感を素直に吐露するわけにもいかず、そんな言い訳をする。
>膣には入れるが最後は外に出すのはどうじゃ?
「だ、ダメっ、いけません! それでは避妊にならないって……い、やあぁぁぁっ!!」
容赦なく自分の中に押し入ってくる肉棒の感触に、身をよじって泣き叫ぶ。
>お前はそういう女じゃからなぁ
「ち、違います……絶対、ぜったいに……そんな……の……うぅっ」
とはいえ、鬼瓦のモノをキツくしめつけた秘所は、苦痛を減らすべく
少しずつ潤い始め、やがて淫らな水音がかすかに立ち始める。
>赤ちゃんを授かってしまったら、お仕事に差し支えますから……
「お前は実に可愛い奴よのぉ…。それならば儂の女になれば良い。
儂が主人からお前を買い取ってやると何度も言っておるではないか?」
赤ちゃんを作る行為をしながら、そう囁いて。
「大丈夫じゃ。儂を信じるがよい!!
中に出されたことなど忘れるほどに感じさせてくれるわ!!」
本音を暴露して、潤い始めた瑞葉の中を荒々しく何度も突き上げる。
「良い締め付けじゃ!!儂の形にフィットしおって…。
儂の子種を欲しいと、お前の体は言っておるぞ?」
適当なことを言いながら、とにかく下半身だけを責め続ける。
>それならば儂の女になれば良い
「そ、そんな……んっ!」
鬼瓦に囲われて、毎日のように身体を汚されることを想像しただけで嘔吐感を覚え、口元を押さえる。
>儂の子種を欲しいと、お前の体は言っておるぞ?
「んぁっ、あっ、く……ひぃっ! そんな、こと……っ、ありませんっ」
無理やりに敏感な粘膜を擦られ、少しずつ愛液の分泌も多くなってくる。
「ひあぁっ! あん……お、お願い、します……中には……中には、出さないで下さいまし……っ!」
>そ、そんな……んっ!
「儂の女になれば、毎晩のように…。
臨月のその日まで可愛がってくれるわ!!」
荒々しく何度も瑞葉の粘膜と奥を味わいながら勝ち誇ったように言い放つ。
>中には……中には、出さないで下さいまし……っ!
「そうは言うが…」
確かめるかのように、リズムをつけて腰を前後に振るい。
「お前の体は欲しておるからのぉ…。
これでは中に出さぬのは可哀想じゃわい」
適当な理由をこじつけて、何度も腰を打ち付けて行く。
「そろそろ…出すかのぉ…。
行くぞ、瑞葉よ!!………そおれっ!!」
子宮に突き刺さりそうなくらい突き上げて、そこで毒々しい精液を発射する。
脈の鈍い音とともに瑞葉の子宮に鬼瓦の精液が注がれて行く。
「くっくっく、今日こそこれで孕んだかもしれんのぉ…?」
にんまりとした笑みで、満足そうに最後の一滴まで瑞葉に注ぎ切る。
>臨月のその日まで可愛がってくれるわ!!
鬼瓦の子を妊娠した自分を想像してしまい、それを必死に否定する。
「いやっ! イヤぁぁっ!! 赤ちゃんなんて欲しくありませんっ!!」
しかし、やがて奥深くまで突き込まれた肉棒が、熱い飛沫を迸らせたのを感じる。
「あ……あ……い、や……っ」
絶望に顔をクシャクシャにし、目を見開いて、枯れた声で呟く。
>くっくっく、今日こそこれで孕んだかもしれんのぉ…?
「あぁ……っ、いや……いや……」
やや剛直の昂ぶりが萎え、精液と愛液のぬるみで結合が解けると、すぐに鬼瓦から離れる。
そして形振り構わず秘壷に指を入れて、白濁した液を掻き出そうとする。
「は、早く……早くしないと……ん、くぅ……っ」
>は、早く……早くしないと……ん、くぅ……っ
「おっ?次は自慰を見せてくれるというのか?
それは楽しみじゃわい」
精液をかき出そうとする瑞葉を余裕の表情で見ながら立ち上がる。
「それが終われば、第二ラウンドじゃ。
一度で終わったと思うでないぞ?ぐわっははは!!」
瑞葉を絶望に追い落とすように高笑いをしながらドアの鍵を閉める。
逃げないように。逃がさないように。
その夜、瑞葉をあと二回抱いたのであった。
>次は自慰を見せてくれるというのか?
もはや鬼瓦の言葉を聞く余裕すらなく、必死に掻きだしを続けていたが、
手首まで伝って汚した精液を見て、涙が止め処なく溢れてくる。
>それが終われば、第二ラウンドじゃ。
「え……い、いやっ! 医務室……医務室に行かせて下さいっ!
い、今からなら、まだ間に合うかも……イヤあぁぁぁぁぁっ!!」
ソファから飛び起きて部屋から逃げようとしたものの、
すぐに捕まって、またも押し倒され、犯され始める。
「いやっ! イヤぁぁっ! あ、あああっ! ふ、ぁ……っ、
た、助けて……助けて下さい……さま……っ」
既に虚ろになった瞳からは涙も零れず、ただ小さな声で助けを求めるのだった。
自分宛に届いた手紙を眺めていたが、なぜか首を傾げて不思議そうな顔をしている。
「?」
休日の休みに…とまた主人に会いに来ているらしい。
「ううーん…用事…思ったりはやく済んじゃったな…」
「志保さん、これおかしいですよね。見て、ほら」
志保に手紙を見せて雑談をしている。
「お手紙なのにね、白い紙に杏マナー杏マナー杏マナーってなぜかびっしり書いてあるんです」
休憩を終えてカートを押し、仕事に戻ろうとする。
「何かの悪戯なのかしら」
「とりあえず今日はここ泊まっていくし…ゆっくりしてればいいかな…」
腕を組んで悩みながら廊下を歩き、広間の方へと向かう
そんな中カートを押して仕事に戻らんとする杏樹を見つけると。
「ぁ、杏樹さーん、お仕事?」
ぱたぱたと駆け寄り、声をかける。
「あ、こんばんは〜。いらっしゃいま……」
微笑んで挨拶をしながら顔を上げるが、それまであまり前をよく見ていなかったせいで
駆け寄ってきたレイジにカートを思いっきりぶつけてしまう。
「せ」
「――あっ…。ご、ごめんなさい!大丈夫ですか……?」
カートから手を離し、レイジの側に近付いて様子を伺う。
「こんばんは、お邪魔してるよ〜…って…わっ!?」
挨拶を返してそのまま近づいていくとカートがそのまま自分の方へとぶつかってきて
受け止めようとするが止められずにぶつかり、尻餅を付く。
「けほ…っ…杏樹さん…元気だね〜…」
少し涙目になって咳き込みながら自分の胸を叩きつつ、
杏樹の方を見て小さく微笑み返事をする。
>自分の胸を叩き
「……胸、痛みます?」
「もう…ごめんなさいね、私の不注意で。あちらに医務室ありますから、手当てさせていただきますね」
少し心配になり、近くの医務室に連れて行こうとレイジの手を引く。
「とか言っても、素人の私の手当てです」
苦笑しながらレイジを医務室に案内する。
「さ。じゃあちょっとお薬拝借して…っと。ええと、レイジさん」
日頃医師が座っているところに座り、患者が座るべきところにレイジを座らせてから
「ちょっと恥ずかしいかもしれないんですけど、服の前…開けていただけます?」
恥ずかしそうにお願いする。
「え?ぁぁ、うん少しは痛むよさすがに」
「べ、別にいいのに……まぁお願いできるかな、どうせ暇だし…」
手を引かれて医務室に入っていく。
中へ案内されて座ると名前を呼ばれて顔を上げる。
「うん?別に男が服の前開けてもそんな恥ずかしくないってば」
恥ずかしそうにお願いするのをくすっと笑って言われた通りにする。
>男が服の前開けてもそんな恥ずかしくない
「ふふっ、そうなんですか? それじゃあ、失礼しますね」
つられて思わずクスクスと笑ってしまうが、気を取り直して
カートがぶつかった箇所を指でそっと触る。
「あら……。少し痣っぽくなってるみたい」
痣のようになっている部分を見つけると、備え付けの軟膏を指に取り
「ちょっとひんやりしますけど、我慢してくださいね〜」
ぺちょっと肌に塗る。
胸のあたりなので塗っている方が恥ずかしくなるが、気にしないように手で塗り広げる。
(う。こうしてると、なんか私のほうが恥ずかしい…。変なところ触らないようにしなくちゃ…)
「痣?そんな風には思わなかったけど……意外だな」
痣っぽくと言われて先ほどの当たった瞬間を思い出すように天井を仰ぐ
「ん、我慢するよー…ひんやり…気持ちいいな…」
おもむろに肌につけられるといきなりの冷感にぴくりと反応する。
大人しく塗られているが、少しすると杏樹の頬に手を持っていき。
「ふぅ…杏樹さん、もう大丈夫だと思うけど…そんなに痛みはないしね?」
頬に当てた手で優しく撫でるとじっと見つめてにこっと微笑んでいる。
「よかった」
笑い返し、塗り終えた指を離す。
「ついでに…と言っては何ですけど…。御主人様には、さっきのぶつけた事は…内緒にしてくださいます?
御客様にぶつけたなんて知られたら、きっとがっかりされちゃう」
心配そうにレイジにまたお願いすると、交換条件としてひとつ提案。
「その代わり、何かひとつだけ。私にできる事があったら何でもしますわ」
「まだお仕事が残ってるから、あまり長くはご一緒できないかもしれないんですけど。
できるだけの事は頑張りますから」
両手で拳をつくり、「どんと来い」とでも言いたそうな表情をする。
「がっかりされて……そのあとお仕置きとか?」
心配そうにこちらを見る杏樹をからかうように尋ねてみる。
「内緒にするよ、だから何か一つ……なんでも、いいんだよね?杏樹さん」
じっと目を見つめてそのまま顔を近づけて条件を言う。
「さっきから杏樹さんが可愛く見えてしかたないんだけど…
少し…お付き合い願える…?」
言い終わるとそのまま強引に口付けて舌を探り、絡める。
「ええ、なんでも―― …んっ?」
>強引に口付けて舌を探り、絡める
「ん……ぅ」
(キスをすればいいのかしら)と理解し、手に薬の瓶を持ったまま
されるがままになる。
舌が絡んでくるが、やんわりと受け入れたり
時折角度を変えて口付けしなおしたりする。
「…ちゅっ。…ん……んん…っ…。はぁ……」
しばらく口付けをしたあと唇をゆっくり離し、目をとろんとさせながら言う。
「レイジさん…。これで、今日のところは……どうか許していただけます…?」
「ん…ちゅ・・・…ちゅっ…ふ…」
長い口付けに少し息を荒くしつつもしっかりと杏樹の方を見て。
「可愛い目……」
そっと頬に手を伸ばして再度優しく撫で下ろす。
>これで、今日のところは……
「ごめん…俺、まだ止まらない…
それに今、何でも聞くって言ったよね…杏樹さん…♪」
杏樹の身体を強く抱き締め、もう一度唇を重ねてから囁く。
「さっきの訂正…とことん、つきあってもらうから…」
>さっきの訂正…とことん、つきあってもらうから
「…え…? だめ、まだお仕事が……あっ」
強く抱かれて薬を落としてしまう。
「そんな、ズルしちゃダメですよう…。ひとつだけって、私……」
少し抵抗するが結局は流されて、医務室でレイジが満足するまで付き合う事になってしまう。
「いやぁ…あんっ、んっ。……わかりました。優しくしてください…」
「直しただけだから、ひとつだけ…ね…?」
身体をベッドに移して、ゆっくりと杏樹を説き伏せていき。
「うん、ありがと…優しくするね…できるだけ…」
嬉しそうに笑うと愛撫を始めて身体を求めていく。
結局その交換条件は、深夜まで続くことになった。
377 :
野良猫:2006/05/30(火) 22:50:59 ID:/ZJ0vvcz
ニャー
378 :
:2006/05/30(火) 23:42:25 ID:JFlMdWvg
380get
>>377の野良猫にミルクを与えていると、郵便屋がカードを届けにくる。
「あら、御苦労様です。なになに…」
「『多忙でうっかりしているうちに、投下量不足のせいか
お絵描き掲示板がさっくり削除されてしまったようです。しくじった〜。みなさんゴメンナサイ(-人-;)
絵投下できないのにすぐ作り直しっていうのもまた消えそうで何なので、
また機会がありましたら新規作成検討しますNE』 …と。なるほどー」
カードを読みながら猫をひと撫でしつつ、苦笑い。
「まあこの子がうっかり者なのは 今に始まった事じゃないし、ねぇ」
休憩室でなぜかカラオケ披露中。
誰かに叱られる心配など微塵もせず、他の心配する同僚をよそにハンディカラオケを持って
テーブルの上に乗って熱唱している。
「♪あーなたーがのぞむならー わたしーなにをーされてもいいわ〜」
若いくせに選曲が古い。
「わかってないなぁ、今時の歌プラス懐メロも制覇してこそ!カラオケの楽しみが増すのよ」
>>362 「なんだかその紙を見ると目眩がしそうです。何なんでしょう?」
袖を捲って朝食の後片付けを始める。
「…こう、なんだか食器が統一されていないと洗い物のリズムが狂っちゃいますね」
パン派とご飯派で、洋食器、和食器とはっきり分かれてしまう食器たち。
それを軽く嘆きつつも手は動かす。
そうして洗い終えた物から順に、隣で食器を拭いている同僚に渡していく。
色々と実家の方で手伝いが立て込んでいたせいで、昨日の深夜屋敷に戻ってきた。
疲れが溜まっていたのかこの時間までぐっすりと寝込んでいて、寝惚け眼で起き上がる。
「……うー、腹減った……ついでに、風呂も入りたい…身体が疲れで凝っちゃってるよ…」
いつもより少し低い声で唸るように言いながら、廊下を歩く。
目が半分閉じているせいで目つきも悪く、すれ違った人たちが驚いているが、気にも留めない。
「ミートソースにペペロンチーノ、ボンゴレビアンコにカルボナーラ。
……う〜ん、和風きのこのパスタもいいですねえ」
大鍋に水を入れ、パスタを茹でる準備をする。
「すみません、みなさんに何がいいか訊いてきて戴けませんか〜?」
ちょっと場所が離れた同僚へ、そう声高に叫ぶ。
自分とは正反対の場所の方でなにやらとっちらかっている雰囲気がある。
それを無視して特に行くあても決めないままあっちへふらふら、こっちへふらふら…。
ふらふらと歩き回るうちに談話室にたどり着き、誰も居ないソファに身を沈める。
うつ伏せになった態勢でしばし硬直して、そのまま寝息を立て始めた。
「どれほど時が流れても、この場所だけは変わらないな。」
威風堂々と聳える館の外観を一瞥し、感慨深げなため息をつく。
一流デパートの通販カタログをめくってチェックを入れている。
「そろそろゼリーとか水羊羹とかもおいしい季節ですわよね」
どうやら、おやつの注文らしい。
「♪咲いた〜ところで〜すぐ散らされる 馬鹿な 馬鹿な女の〜」
カートを押しながら廊下を歩いている。
「どこもかしこもワールドカップかぁ。確かに色んなスゴイ奴が出てくるから楽しみよねー。
しかしTVの前で応援するのになんでわざわざ青いシャツを着るんだろ、不思議だなあ」
遠くから聞こえてくる歌声を聞いて、軽く眉をひそめる。
「チエさんに見つからない隠し場所も考えておきませんと……」
>>393 「そうでしょうな、私も久々に来ましたがここはいつでも変わりなしだ。…おっと、では失礼」
なぜか片手に杖を持った青年が会釈しながら横を通り過ぎ、屋敷の呼び鈴を鳴らす。
「お帰り、お気をつけて……あら、こんばんは、いらっしゃいませ」
>>393の客人を送り出しに行くと、入れ替わりに
>>397の青年がやってくる。
「御宿泊でよろしいですかしら? お部屋に案内いたしますわ」
柔らかく微笑むと、さりげなく青年の手をとって、ゆっくりと先導を始める。
「こんばんは。いやいや、そうではないんですが…」
瑞葉に触れられた手を慌てて離し、ひとつ咳払いをする。
「……まあしかし、たまには一晩泊まっていきますかな。ああ、いかんいかん」
妙に年寄りくさい喋り方になってしまったのを訂正し、杖を瑞葉に渡す。
「どうも癖が抜けなくてね。いつもうちの女中にも怒られてばかりですよ」
「こちらの御主人には、明日の朝にでも会わせていただきましょう」
長身で手足が長い青年なのだが、少し子供っぽいような柔らかい笑みを浮かべたりする。
>いやいや、そうではないんですが
「あら、そうでしたの。大変失礼致しました」
失礼なことをしてしまったかと、手を所在なさげに摩りながら頭を下げる。
>ああ、いかんいかん
クスリと笑って答える。
「いいえ、落ち着いてらして素敵ですわ。では、やはり客室の方へどうぞ。
おじ様……主人には後で伝えておきますので」
そうして客室まで通すと、椅子を引いて着席を勧める
「どうもありがとう。申し遅れました。私は島津という伯爵の家の、隠居でしてね」
腰掛けてゆっくりと背もたれにもたれかかる。
「近頃は仕事を全部息子に任せきりで、恥ずかしながらこうしてぶらぶらしておるわけですよ」
普通にしていても笑顔のような顔つきなのか、常ににこにこと瑞葉に笑いかけている。
「こちらの御主人はまだまだお忙しいようだが、時々この年寄りの話相手になってくれたりしましてな。
つい私も迷惑顧みず、何気なしにふらっと立ち寄ってしまうんですよ。ははは」
どう見ても見た目は20歳くらいの青年なのに、そんな事を言う。
「……しかし今晩は無理となると、代わりに貴女にでも話し相手になってもらいたいんだが。どうですか」
「ご、ご隠居様? 息子さん? お年寄り……?」
いったい目の前の人物は何歳なのかと首を傾げる。
>代わりに貴女にでも話し相手になってもらいたいんだが
「はい、それはもちろんかまいませんけれども……
でも、失礼ですが、ひょっとして私、からかわれているのですかしら?
お客様、とっても若く……そう、お仕事を任せられる息子さんなんて
いるようには見えないのですけれど」
会釈をして隣のソファに腰をおろすと、おずおずと疑問を口にする。
瑞葉の質問にまた慌てた様子で答える。
「いや、からかってなどおりませんぞ!そう見えたなら申し訳ない。
ちょっとした事情がありまして、どうしてか今はこんな姿なんですよ。
実は私は今年でもう75になるんだが…そのおかげで体はこの通り、とても若くなってしまってね」
隣にいる瑞葉の髪をゆっくりと撫でながら、苦笑する。
「原因もよくわからないし我ながら困っているのですよ。
恥ずかしい事に、あちらのほうも若い時同様になるものですからな」
顔は人畜無害な感じの笑顔を常に見せているが、いつのまにか髪に置かれていた手は瑞葉の肩に降りて
服の上から肩や背中を撫で始める。
>実は私は今年でもう75になるんだが
「は、はあ……」
まだ半信半疑の様子で首をひねっている。
>恥ずかしい事に、あちらのほうも〜
「あちらって……あっ、お、お客様っ!?」
優しそうな外見だったので油断していたのか、
身体を撫でられて、驚き慌てる。
「……あ、あの……お話ではなく、そちらの方を、お望みですの?」
エプロンに手をかけて肩から紐をずらしながら、上目遣いに問う。
>お話ではなく、そちらの方を、お望みですの
「おや、若い女中ならば大体は心得があるのかと思いましたが。こちらではこのような事は好まれませんか」
耳元で囁くように言い、指でひとつひとつメイド服のボタンを外してゆく。
外した隙間から手を入れて乳房をゆっくりと撫で回しながら、優しく言葉をかける。
「貴女は可憐で可愛らしいですね。明日の朝でなく、今晩こちらに寄って正解だった…」
言ったあとでチュッ、と首筋に口付けて抵抗させまいとする。
>こちらではこのような事は好まれませんか
「そ、そういうわけでは……お客様がお望みなら、それにお答えするのがお仕事ですから……」
そう言いながら身をひねって、ボタンを外しやすい姿勢になる。
>貴女は可憐で可愛らしいですね
「お……客、さま……は、あぁ……っ」
男の手で胸をまさぐられて吐息を漏らすと、
膨らみの頂点が硬く尖ってくる。
「ひぁ……ぁんっ! 先の……方、触らないで、下さいませ……っ」
男の腕の中に抱きかかえられるようになった状態で、身を捩じらせて快感を訴える。
「よしよし」
触らないで、と言われた箇所をわざと重点的に唇で攻めながら、瑞葉を脱力させようとする。
ある程度彼女が興奮して来たところで両脇から体を抱きかかえ、
自分の膝の上に乗せる。
「……さ、では早速こちらの相手もしていただこうかな。体が若いと抑えが効かない」
跨らせて、瑞葉の秘所に自分の大きくなった逸物を服の上から何度か擦らせると
瑞葉に笑顔でやんわりと命令する。
「年寄りはあまり激しい事はしないから、安心しなさい。…さ、お願いしますよ」
ジッパーから逸物を取り出し、下着の脇から瑞葉の内部へぐっと先端を入れる。
「は……ぁっ、いや……あん……そこ……そこ、ダメですっ」
硬く尖りきった先端を口に含まれ弄ばれて、甘い声が漏れ出してしまう。
>では早速こちらの相手もしていただこうかな
「あ……は、はい……」
蕩けた瞳で頷くと、男の上にまたがって腰を落としていく。
先端が秘裂に触れると、くちゅりと淫らな音が立つ。
「あっ……イヤ……」
フルフルと恥ずかしげに首を横に振りながらも、
さらに、ゆっくりと腰を落としていき、根元まで飲み込んでしまう。
「んぁ……ぁっ、お客様の……っ、全部、いただきました、わ……っ」
そして“の”の字を描くように、腰を蠢かせ始める。
>全部、いただきました、わ…
「ん……」
動かずにそのままで瑞葉の内部の感触をしばらく味わっていたが、少し経つと急に
下から彼女の腰を手で抱え上げ、繋がったまま床に押し倒してしまう。
「少し物足りなくなってきたな…こりゃいかん」
と、言うや否や大きな体で瑞葉を押さえつけて急激に動きを激しくする。
「…んっ、くっ」
「痛かったりしないと良いんだが…」
口では優しい事ばかり言っているのに行動はまったくの逆で、
瑞葉の事などお構いなしに、逸物を叩きつけるようにして激しく突き入れる。
「ああ……これぐらいが丁度いい、これなら…」
>少し物足りなくなってきたな
「え……きゃっ?」
床に押し倒されて、小さな悲鳴を上げる。
>これぐらいが丁度いい、これなら…
「んっ、ああっ、あっ! あんっ!」
激しい動きで突き上げられ、悲鳴交じりの声を漏らすが、
秘所からは既に淫らな水音が絶えず響いており、
声にも徐々に快感らしき響きが混じってくる。
「ひ……ああんっ! お、お客様……っ、ら、乱暴なの……いけませんわ……」
そう言いながらも、しっかりとしがみついて腰を使っている。
「ダメ……ダメっ! そこ、そんなに、激しくされたら……私……私っ!」
ビクビクと身体を痙攣させて、絶頂間際の様子を見せる。
>そんなに、激しくされたら……私……私っ
「こらこら、少々君も元気すぎる…、っ…くっ…なんて女中だ…」
いつしか自分と同じように激しい腰の動きを見せている瑞葉を見て、我慢できずに
とうとう中に射精する。
「…行くぞ、中でしっかり受け止めなさい!」
達する瞬間に一番奥まで深く突き入れ、全て放出するまでの間、ずっとそのまま抜かずに白濁を出し続ける。
「……ふう。良かった。なまじ体が若いから、女性に入れる前に出してしまうかと思ったよ。
まったく、これもある意味年寄りが用を足すのが近くなるのとそう変わりないもんですな」
そんな事を言いつつ、一気に逸物を引き抜き
汚れは瑞葉の太股に塗りつけて拭う。
「ありがとう。この部屋に入った時から、一体どうなる事かと思いました」
まるで瑞葉を便器か何かのように例えているのに、相変わらず顔は優しそうな笑顔を浮かべている。
「ん……っ、あ……あ……ふ……ぅん……ん……っ!!」
喉奥から迸り出る嬌声を、なんとか口に指を当てて堪え、絶頂をやり過ごす。
>これもある意味年寄りが用を足すのが近くなるのとそう変わりないもんですな
「んぁ……っ、あぁ……汚れて、しまいましたわ……ひどい……」
そう言いながらも太腿になすりつけられた白濁を指ですくいとると、口へと運ぶ。
「んちゅ……ちゅぱ……ぁんっ、んむ……こくっ」
手首まで汚したそれを全て丁寧に舐めとると、黙って客人の股間へ顔を埋め、そちらも処理をする。
「あむ……んんっ、ちゅ……はぁっ」
まるで何かをねだるような熱心さで、モノの後始末をしていくのだった。
413 :
椿 杏樹:2006/06/11(日) 01:52:29 ID:h5IHDm8F
「はい。熱、測ってみて」
飯塚に体温計を渡し、額のタオルを取り替えてやると床にぺたんと座って様子を見る。
「あーあ、どうせやるなら御主人様の看病が良かったのになぁ。……って、ああーうそうそ、うそ、嘘だってば」
手をぶんぶんと振って笑ってごまかす。
「ねぇ飯塚さん」
「カートが寂しがってるから早く良くなってね」
「ふぅ、なんで最近は新聞がこんなに多いんでしょう。ワールドカップだから?」
裏玄関でたくさんの古新聞たちを十字に縛り上げる。
「うわ、手が真っ黒…… 洗わなきゃ」
「ちょっと早いけど、そろそろ昼食の準備を始めましょうか」
茶器を手早く洗い終え、近くで休んでいる同僚へそう投げかける。
「……とはいえ、何にしましょ?」
まだいくつか残っているお茶請けに手を伸ばし、包装をペリペリと剥がしてゆく。
「このお屋敷がお話に聞いていた所ですの?」
運転手がリムジンの後部座席のドアを開くと、フリルのついた白い日傘をさして、
ハニーブラウンの縦ロールの髪に、気の強そうな端正な顔立ちのフランス人形のような、
ゴシックな黒と白のドレスを身に纏った少女が降り立って、屋敷を見上げる。
「お父様もこんな所で勉強をして来いだなんて、一体何を考えてるのかしら?
こんな場所では勉強どころか、退屈で死んでしまいそうですわ!!」
苛立ちを隠そうともせず、一人で声を上げる。
運転手はいつもの事と、表情を変えることもない。
「………で、誰も出て来ないのはどういうことですの?」
日傘をさしたまま、玄関のドアを睨みながらじっと立っている。
(クツクツと小さな笑い声。
玄関の脇、巨大な石造りの柱の影から漏れる。
かさりと小さな音を立て、黒髪を後ろに撫で付けた、二十代と思わしき青年が姿を現す。
こざっぱりとした白いシャツをラフに着こなし、浅葱色のゆったりとしたスラックス。
爪先の細いイタリア製の質の高い革靴。
肩を震わせ、切れ長の瞳を細めて、ありすへ視線を向ける)
やぁ、君が白鳥さんの所のお嬢さん?
「………何ですの、この汚らしいのは?」
それを人とは思わず、ただの独り言として口にする。
(此方に応える様子の無い女に、興味を失ったのか、肩を竦め、庭へ向けて姿を消す)
「あら?一体アレは何でしたの?
使用人だったのかしら?」
それだけ言うとドアへ向き直り、出迎えが現れるのを待ち続ける。
プライドがあるので自分からドアを叩いたりなど当然するわけもない。
「一向に誰も出て来ませんわね…。
今日の所は出直すことにしますわ!!
爺、良いわね?」
斜め後ろで気配を感じさせていなかった運転手兼執事にそう言い放ち、
踵を返して無言の圧力でドアを爺に開けさせ、リムジンへと再び乗り込む。
「ふんだ…」
それだけ言い残し、車は屋敷を後にした。
「そう言えば履歴書を書いておくようにと、お父様がおっしゃっていましたわね…。
すっかり忘れていましたわ」
車内で指定の用紙を取り出し、高価な装飾の女性用万年筆でペンを走らせる。
白鳥 ありす(しらとり ありす)
199X年 9月2日生まれ 16歳
身長152cm 体重42kg B84/W55/H83
ハニーブラウンの縦ロールに、気の強そうな端正な顔立ち。
服の好みのお陰もあって、普段の外見はフランス人形のよう。
でも性格は甘やかされて育ったせいもあり、傲慢で我が儘で高飛車で負けず嫌い。
それが災いして将来の政略結婚に使うべく、柔順な女性へと調教するために、
父の白鳥伯爵から、ありすの叔父に当たる主人の屋敷へと預けられることになる。
性に関しては学校の性教育レベルしか知らない。
425 :
通りすがり:2006/06/12(月) 16:03:11 ID:U67z1kOo
立派なお屋敷だなぁ。なんて手入れの行き届いた庭なんだろう。
夜の屋敷内の見回りを終えたあと、
ホワイトボードに来週の戸締り当番を書き込んでいる。
「今日こそ出迎えがあることを期待しますわっ!!」
前回と同じ車が屋敷の前に止まって、西洋人形の出で立ちで車から降りる。
施錠は済ませたので部屋に戻って休もうとしていると
屋敷の前に車が止まる音がする。
「こんな時間にお客様ですかしら……?」
念のため、玄関まで出て、覗き穴から外を覗いてみる。
「もうっ!!今日も誰も出て来ませんわ!!
爺、これはどういうことですの!?」
縦ロールの髪を震わせながら背後で見守る運転手兼の爺を振り返る。
ぷーっと頬を膨らませるが、爺は表情一つ変えることなく直立不動。
何やら身分のありそうな少女が機嫌を損ねている様子なので
ともかく施錠を解除して扉を開く。
「お待たせいたしました、こんばんは。ようこそ当家へ……」
経験上、怒らせると厄介そうだと考え、なるべく丁重に取り扱うことにする。
「どうぞお上がり下さいませ。すぐにお部屋を用意させていただきますわ」
「あら・・・?」
扉が開かれてクラシカルなエプロンドレスに身を包んだメイドに出迎えられる。
その丁寧な挨拶をする人物に、ふと見覚えがあるように感じる。
「瑞葉お姉様じゃありませんこと…?」
直接の血縁はないものの、この館の主人を挟んでの親戚筋として、
小さい頃に何度か会った時のことを思い起こす。
「あらいやだ、瑞葉お姉様ったら…。
そんな格好でどうなさったんですの?」
中に入ろうともせず、笑みを浮かべながら瞳には軽蔑の感情が見え隠れする表情で問う。
>瑞葉お姉様じゃありませんこと…?
「?」
どうやら自分を知っているらしい少女に名前を呼ばれて首を傾げる。
おそらく会ったことがあるのだろうが、どうも思い出せない。
「すいません、何処かでお会いしたのでしょうけれど……」
>そんな格好でどうなさったんですの?
どちらにしろ、自分の身分などのことを知っている人間から
見下されるのにも、もう慣れてしまったので、
密かに小さく溜め息だけつくと、案内を始める。
「客室はいつでも使えるようになっていますから。
御宿泊でよろしいんですわよね?」
「………ふんっだ」
質問に答えようとせず案内を進める瑞葉の後を歩き、その後を爺も歩く。
「宿泊ではありませんわ。
私は今日からこちらでお世話になるんですもの」
立ち止まって指を鳴らすと、爺が一歩前に出て手紙を瑞葉に差し出す。
『白鳥伯から、こちらの御主人様へと…』
それだけ言って爺は、ありすの後ろに下がる。
「お父様から"将来のためにここで勉強なさい"と言われて来ましたのよ。
学園を突然止めさせられてまでのことですもの。
きっと伯父さまから帝王学をご教授していただけるに違いありませんわ」
"メイド"になった瑞葉に対して自慢げ続ける。
しかしその手紙の内容は『この愚かな娘を柔順なるメイドとして躾けていただける事を望む』と一文あるだけ。
>私は今日からこちらでお世話になるんですもの
「このお屋敷で?」
ピタリと歩みを止めて振り返る。
>『この愚かな娘を柔順なるメイドとして躾けていただける事を望む』
つい文章が目に入ってしまい、ありすの顔と紙面とをマジマジと見比べる。
「……ちょ、ちょっと待ってくださいませね」
自分の身の上を考えても、さすがにそれはあまりに酷だと思い、
内線電話から主人の部屋へ電話をかけてみる。
「おじ様、瑞葉です。はい、はい……あの、では本当に……? いえ、分かりましたわ」
どうやら主人の方にも簡単な話は通っていたらしく、
手紙のことを告げただけでOKが出てしまう。
「あの、ありすさん? 今からでも遅くありませんから
お父上様とおじ様とに頭をお下げになって、お帰りになった方が……」
せめて最悪の事態だけは避けてあげようと、そんなことを勧める。
「はい…?
どうして瑞葉お姉様にそんなことを言われなくてはいけませんの?」
完全に小馬鹿にしたような態度で聞く耳持たずの様子で。
「ここへ来たのは私自身の意志でもあるんです。
ですから今更逃げるだなんて、そんなのはごめんです」
ぷいっと顔を背けて、話を聞き入れようとしない。
それを確認して、ありすに悟られることなく爺は音を立てずに来た道を戻って行く。
「それで今、伯父さまはご在宅ですの?
いらっしゃるのなら、ご挨拶だけでもしておこうと思うのだけど…」
目に「案内なさい」という感情を込めて瑞葉を見る。
>今更逃げるだなんて、そんなのはごめんです
「……でも……」
何かを言おうとするが、説得できるだけの言葉が思い浮かばず、
ただ同情的な眼差しを向けることしか出来ない。
>いらっしゃるのなら、ご挨拶だけでも
「はい。まだお仕事をしていらっしゃいましたわ。
でも……何かあったら、本当にすぐにお逃げになって下さいね?」
ともかくそれだけは言うと、主人のもとへ案内する。
「おじ様、お連れしました……あの、あまり無茶なことは……んんっ!?」
突然ありすの目の前で抱きすくめられ、身体を淫靡に撫で回されながら
唇を奪われ、舌を絡められてしまう。
「……っ、はぁ……っ、え? は、はい……わ、分かり……ましたわ……」
唇が離れると、何やら耳元で囁かれる。そして主人の言葉に小さく頷くと、
続いてありすの方を気の毒そうに見やり、一礼して部屋を出て行く。
「いったい何を言って……なっ!?」
いちいち同情的な目でこちらを見る瑞葉を鬱陶しく思い始めていたところへ、
いきなり伯父と瑞葉の行為を見せつけられて身体を硬直させる。
そのまま瑞葉が去って行き、部屋に伯父と二人きりになって我に返る。
「お、伯父さまったら、レディの前であぁいうことをするのは止めて下さいっ!!」
顔を赤らめねがら、拗ねたように顔を背ける。
「間違っても助けを呼んだりはしないように」
そう瑞葉に囁いて部屋へ返すと、ありすの方へ向き直り、しげしげとその肢体を眺める。
>レディの前であぁいうことをするのは止めて下さいっ!!
「うん? ああ、子供の君の前ではまだ早かったな」
興味半分、恥じらい半分らしい様子を見抜いて、そんな風に煽り立てる。
「まあ君では瑞葉のような奉仕も期待できないしな。
適当に頑張りたまえ。そうだな、メイドの先輩として瑞葉には
よく面倒を見るように伝えておこう」
そして、ワザと興味がなくなったかのように振舞って、書類に目を通し始める。
「もう行っていいぞ」
「私はもう子供ではありません!!
って、えっ…?」
伯父の発した言葉に耳を疑う。
「メイドの先輩…?
瑞葉お姉様…?」
伯父の言っていることが全く理解できず、素っ気ない態度を取る伯父に食ってかかる。
「伯父さまったら、悪ふざけもいい加減にして下さいっ!!
私は伯父さまの下で、将来のための勉強を学びに来たんです!!
瑞葉お姉様のようなことをするために来たんじゃありませんっ!!」
激昂するありすを見て、してやったりとばかりにニヤリと笑う。
「君のお父上からの手紙だ。筆跡も間違いないだろう」
瑞葉から受け取っていた手紙を突きつける。
「要するに……君に手を焼いたお父上は、
私に君をお仕置きする権限を与えてくれたというわけだ」
>瑞葉お姉様のようなことをするために来たんじゃありませんっ!!
「うん? そうだな。瑞葉よりも……もっと淫らなことをしてもらおうか」
ありすの腕を掴んでグイっと引き寄せると、腰回りに手を回して
身体を擦り付け始める。
「うん、やはり若い娘の身体はいいな。この未熟な張りが何とも言えん」
「そ、そんなっ!?
お父様がそんなこと…!!
キャーッ!!」
伯父に腕を引かれ、逃げられぬよう抱き締められて、
その人形のように小柄な身を震わせる。
「み、淫らな…こと、なんて……」
怯えきったただの子供のような目で伯父を見上げる。
悲鳴をあげるありすを愉しそうに眺めながら
両手首を掴み挙げると、テーブル上に押し倒す。
>み、淫らな…こと、なんて……
「さて、ありすはその淫らなことについて、何処まで知っているのかな」
ついに名前を呼び捨てにする。
「私の性欲処理をするメイドになるとはいえ、
今日までそれを知らなかったとなると……たとえばオナニーはしたことがあるのか?」
容赦なくスカートの中に手をいれ、ショーツを引き摺り下ろす。
「ここ……私のモノを受け入れるここを、指で刺激するんだ。どうだ?」
そして実際に秘裂を指で擦りあげてみせる。
「ひっ…イヤァッ!!」
抵抗すれでも力では敵わず、されるままに押し倒されてしまう。
「し、知りませんわっ!!
そんなこと…知るはずありませんわっ!!」
半ばパニックを起こしながら、必死になって拒絶する。
「せ、せいよ……」
その言葉に絶望の顔色を見せて、身体から力が一気に抜け去る。
「い、いや…知りま…せん…。
知りま…せん…わ……」
ショーツを脱がされ、指で刺激を受け。
「うんっ!!」
恐怖で感じてしまっていたのか、少し湿り気を帯びていて伯父の指を濡らしてしまう。
「ふむ、知らないか。しかし……わずかに濡れているな。
知識も経験もないのにこの始末ということは、つまり淫乱ということだ」
あくまで冷静に、ありすの目の前で湿った指先を擦り合わせて見せる。
「淫乱、という言葉の意味が分かるかな? いやらしい、変態……まあそんなところだ」
さらに、ズボンのファスナーを下ろすと自分のペニスを取り出し、
見せ付けるようにしごいて勃起させる。
「では、これも見たことがないかな?
今からこれが、ありすの中に入って、子種を撒き散らすのだが……」
先端の部分をありすの頬に押し付けて、匂いを嗅がせるようにする。
「ああそうだ。普段ならメイド達には避妊薬を飲ませているのだが、
ありすは今日からのお勤めだから、ひょっとしたら一夜のことで
孕んでしまうかもしれんな……では行くぞ」
そして、肉棒を淫裂に押し当てるが早いか、すぐに強引に腰を突き出して、
一切の容赦なく、ありすの処女花を散らしてしまう。
「わ、私が…ヘンタイ…!?
そ、そんなはずありま………キャァッ!?」
伯父の取り出した勃起に驚いて、必死で顔を背けようとする。
「い、いやですっ!!
怖い…そんなの……。
んっ…、伯父さま、やめてくだ………ぐっ、あぁぁ、いやぁーっ!!」
どうすることも出来ず、伯父の勃起が割れ目に突き刺さって、純潔を奪われてしまう。
「痛い……。伯父さまが……私の中に………」
破瓜の痛みで、目に涙を浮かべながら耐えるように伯父にしがみつく。
破瓜を迎えたばかりのありすの未熟な膣を
荒々しく逸物を暴れさせることで味わい、蹂躙していく。
「どうだ? 初めて男を迎え入れた感触は?
ともあれ、これでお前も私のメイドとなったわけというわけだ」
まだほとんど濡れてもいない、その部分を激しく突き上げ、苛め抜く。
「なかなかイイ締め付けだぞ、ありす。男のモノを悦ばせる食いつきようだ。
お前はきっと、淫乱で可愛らしいメイドに育つ。
いずれ、お父上にも抱いていただけるかもな?」
耳元で囁きながら、欲望にまかせてどんどん腰の動きを早めていく。
「さて……そろそろ一度、お前の中で出しておこうか。私の子種を……ッ!!」
がっちりと、ありすの腰を掴んで逃れられないようにすると、
言葉通りに膣奥で、己の猛りを爆発させる。
「くぅっ…………! ふ、ふふ……分かるか? 私の精液が出ているのが」
「くぅっ…!!」
痛みと伯父…否、主人の言葉に耐えながら、顔を真っ赤にさせて。
「い、いやぁっ…んっ、あっ、はぁっ、うんっ…!!」
父の名を呼ばれ、思わず身体が反応して主人を強く締め付け、
そのままペースを上げる主人の腰の動きに合わせて息を吐いて。
「い、いやぁ…やめ、伯父…人様……いやあぁぁぁっ!!」
腰を掴まれて、一番深い場所に勃起を感じて精を注がれてしまう。
感じたことのない痛みと、その中で目覚めた不可思議な感情と浮揚感、
それを忘れさせるかのように、すべてが脈とともに押し流されていく。
「……伯父さまの…精液……」
目の焦点の合わないまま、ぽつりと呟いて主人の方を見る。
「………責任を…取ってもらいますわ」
一瞬、勝ち誇ったかのような微笑みを浮かべて、そのまま意識を失ってしまう。
次の日になると、性格も大して変化のないまま、
不器用ながら自ら率先してメイドとして働き始めるのだった。
「ふむ……責任、か……」
意識を失ったありすを眺めながら苦笑する。
「悪いが、そんなことをイチイチ訊いていたのでは
私の身体はいくつあっても足りないな」
そして、下がらせておいた瑞葉を呼ぶと、
何処か避難がましい目で自分を見てくる彼女に、平然として
気絶したままのありすの後始末を任せるのだった。
お風呂上りになかなか寝付けず、厨房で冷蔵庫を漁っている。
寝酒とつまみを拝借しようという魂胆らしいが、誰かに見つかることまでは危惧していない。
「また新人メイドを囲ったって? へぇー」
密かに名無し家へ遊びに来て、瑞葉の部屋で話を聞いている。
「じゃ、またいつか来るからね」
やがて娘の頭を撫でると、ヒラヒラと手を振って部屋を出て行く。
「うんうん、これくらいあれば十分かな」
一本の赤ワインとチーズなどを冷蔵庫から持ち出して、一筆残しておく。
泥棒などが入ったと思われないように、最近では拝借したものの書置きを残していた。
「でも、一人でってのも寂しいなぁ…この時間じゃ暇している人もいないかな?」
ぼんやりと照明がともる長い廊下を歩きながら、ぼやく。
と、かなり離れた距離の方を歩いている人影の背中を見つける。
「あんな人、この屋敷にいたっけ?あ、客人かな?」
「あ、しまった。どうせならワインでも用意してもらえばよかったのよね」
廊下を歩きながら呟く。
「今から瑞葉のところに戻るのもなんだし……南も出てこないし……」
ブツブツ言っていると、ふと視線を感じて振り返り、自分を見ている男に気付く。
「誰? っていうか、いいもん持ってるじゃない」
遠目からでもチーズの乗った皿とワインを確認したらしく、ツカツカと歩み寄っていく。
「ちょっと頂戴ね。いただきます……ん、美味しいー」
そして許可も得ないうちからチーズをつまみ食いする。
「へっ…あ、僕は神楽坂家の長男、俊樹っていいま…って、あぁーっ」
名乗っている間にチーズを一切れ取られて、小さく非難の声を上げる。
「…そういう、貴女は?…あれ、でもどことなく瑞葉さんに似てらっしゃるような…」
首をかしげながら、失礼何なると気付かずじろじろと目の前の女性を見る。
「…ともあれ、ワインやチーズがご所望なら…夜分遅く誘うっていうのは失礼かもしれませんけど。
僕の部屋で、軽く飲んだり摘んだりしますか?立ったまま食べるより、幾分はマシでしょう?」
今度はこちらが許可も得ず、ついて来て下さいと断って自室まで歩いていく。
非難がましい声をあげられるが、気にせずチーズを咀嚼する。
>瑞葉さんに似てらっしゃるような
「ふーん、よく分かったわね。兄さんはよく“全然違う”ってブツブツ言うのに」
ちょっと感心気味の様子である。
>僕の部屋で、軽く飲んだり摘んだりしますか?
「奢ってくれるなら、それもいいわね。
でも深夜に女を誘うなんて、けっこう大胆なのねー」
神楽坂の横に並ぶと、艶っぽい視線を向けてみる。
「えぇっと…って事は、やっぱり瑞葉さんの…お母様、ですよね?」
自分に言い聞かせるように尋ねると、えらい人と出くわしたなぁと心の中で嘆息する。
「奢るって言っても、お屋敷の厨房から頂戴した代物ですけどね」
苦笑いしながら部屋の扉を開けて照明をともし、中へと案内して扉を閉める。
「このお屋敷では、毎夜どこかで行われていること…それくらい、ご存知でしょう?
僕だってそれなりにお世話になっていますから、慣れてしまうんですよ。…不愉快でしたか?」
瑞葉を思わせる風貌で、彼女が向けない視線を向けられて妙にどぎまぎしながらワインなどを机の上に置く。
「もしくは、それ以上に大胆なお誘いをされたほうがよかったですか?」
>やっぱり瑞葉さんの…お母様、ですよね?
「ええ、そう……ああー、しまった! 姉だって言って騙すんだったわ!」
突然素っ頓狂なことを言い出す。
>このお屋敷では、毎夜〜大胆なお誘いをされたほうがよかったですか?
「ふぅん……じゃあ、瑞葉にも、あんなことやこんなことをしてるわけね?」
組み合わせた両手の指の上に顎をのせて、肘をテーブルにつき、
ちょっと冷ややかさを湛えた目で神楽坂を上目遣いに見やる。
「どんなことしたの? 正直に言ってみなさい。イイこと、あるかもよ?」
素っ頓狂なことを言っている瑞葉の母…名前が分からない…をジト目で眺める。
「…どうやってこの天然のお母様から、しっかり者の瑞葉さんが産まれるんだろう?」
小さく呟いて、誤魔化すようにけほけほと不自然な咳払いをする。
「そ、そういえば…お名前、まだお聞きしてませんでしたよね?」
「っ…隠したってバレることですしね。えぇ、何度かお相手していただきましたよ」
わずかに赤面し視線を逸らしながら、誘惑という餌で自白を吊り上げようとする瑞葉の母を見る。
とくとくとグラスにワインを注ぎ、一気に飲み干してから口を開く。
「普通の男女がすることは一通りやらせてもらったんじゃないですかね…。
口での奉仕だったり、一つに繋がったり…それこそ、色々な状況、色々な格好で。
一番最近だったのは…確か、僕が椅子に座ったまま寝惚けて抱き寄せてそのまま…だったはずですよ」
今までの瑞葉との行為の一部始終を白状してから、恥ずかしさを誤魔化すようにまたワインを飲む。
>お名前、まだお聞きしてませんでしたよね?
「名前、聞きたいの? 私は紫。紫色のムラサキで、紫。
あなたは……神楽坂……俊樹クン、だっけ?」
>普通の男女がすることは一通りやらせてもらったんじゃないですかね
「普通の、ねぇ。普通はしないようなこともしたんじゃない?」
椅子から立ち上がると、神楽坂の背後に回って、その頭を抱き寄せ、胸に埋める。
「あの娘、変に素直でしょう? 私の娘とは思えないくらい……。
色々要求して、エッチなこと、させてるでしょう」
どうやら誤魔化したり恥ずかしがったりする様子を面白がっているらしい。
「紫、さん…中々珍しい名前ですね。覚えておきます」
くん付けされて呼ばれる自分の名前に照れ臭さを感じながら、こくりと頷く。
後ろから抱きすくめられ、後頭部に柔らかい膨らみを感じて赤面する。
「…よく、娘さんのことを理解してらっしゃいますね。本当に、母娘だなんて信じられません」
苦し紛れに失礼なことを言いながら、さらに白状するように迫られて。
「…ここの普通は、世間一般の普通より許容範囲が広いように感じてるんです。
だから、どれくらいから普通じゃないのか、いまいち…もっとも、その指摘は正解ですけど」
紫に指摘されて、今までの瑞葉との情事の一部始終が記憶に蘇り…さらに顔を真っ赤にする。
「でも、さすがにそこまでは言えませんよっ…プライバシーってものも、ありますからね。
それに、本当に嫌がるようなことはしない主義です。…ちょっと、苛めちゃったりはしましたけど」
>ちょっと、苛めちゃったりはしましたけど
「ふぅん。じゃあ私が娘の代わりに苛め返しても許されるわよね」
言うが早いか、ポケットから出したハンカチを引き裂いて
神楽坂の両手を後ろ手にさせた上に、椅子に縛り付けてしまう。
このあたりの手際の良さは、流石に主人の妹である。
「さっきから私のこと、娘に似てないとか天然だとか言ってくれちゃったしねぇ」
今度は神楽坂の前面に回り込むと、ズボンの上から焦らすように
人差し指一本で、膨らみかけた部分を弄る。
「えっ、やっ、そ、それはっ……うぁっ、なんて早業っ…!」
抵抗する間もなく後ろ手に縛られて、ガタガタと椅子を揺らす。
両手首を縛り付ける布地は緩むこともなく、しっかりと縛り付けられていた。
「し、失礼なことを言ったことは謝りますからっ…だから、やめっ…いっ、うぁっ…」
足を動かせば紫と距離を離すことくらいはできそうだったが、その前にゆっくりと愛撫されて抵抗力を奪われる。
ズボン越しに撫でられただけで身体を震わせ、撫でる指に脈動する感触を伝える。
「っ、あ…なんで…指だけなのに…こんなに、気持ちいいんだっ…紫、さんっ…」
ズボンの上からくにくにと弄り続ける紫を、懇願するような瞳で見つめる。
「ふふん、大人の女のテクを舐めたら痛い目見るわよー。
さて、次はナニして欲しいのかなー? 口で? それとも胸?
瑞葉じゃちょっと、まだ胸でするのは難しいでしょう?」
瑞葉が聞いたら口を尖らせそうなことを言うと、
ブラウスのボタンを少し外して、胸の谷間を見せつける。
「ナニをどうして欲しいのか、ちゃんとお願いできたら、してあげるかもね」
もうすっかり硬くなってしまった部分を、ファスナーを下ろして取り出すと、
中指でパチンと弾いて弄びながら言う。
見せ付けられる胸の谷間に、ごくりと唾を飲み込む。
「確かに、瑞葉さんよりおっきいですね…それに、胸でっていうのは彼女とはないですし…」
呟いているとファスナーが下ろされ、いきり立つ逸物を指で弾かれてびくりと震える。
その刺激で、逸物の先端からぷっくりと我慢汁が玉となって出てきて、竿を伝って椅子を濡らす。
「してあげるかも、ですか…でも、その可能性に賭けてみるのが、男ってものですからね…」
おねだりすること自体はどうなんだ、どいうツッコミを自分自身で封じて、紫の顔を見ながら口を開く。
「紫さんの…豊満な、おっぱいで…僕のコレを挟んで扱いて…気持ちよく、して下さいっ…!」
顔を真っ赤にして、最後の方はやけになったように語気を強めながら言い切って、息を吐く。
「へぇー、やっぱりおっぱいが好きなのね」
特に恥らう様子も見せずに上半身だけ下着姿になる。
「ここでして欲しいのね? でも残念。私はね、奉仕するよりされる方が好きなの」
さんざん期待させるようなことを言ったり仕草をしたりしていながら、
今度はスっと身を引いてしまう。
「代わりに、これでしてあげるわ」
片足だけストッキングも脱ぐと、素足の指で、神楽坂のモノを扱き始める。
「でも、おっぱい好きみたいだから、見るだけは許してあげる……」
ブラジャーのホックを静かに外すと、
子持ちとは思えないほどの張りを持った乳房を、神楽坂の視線に晒す。
「ふふふ……今、ビクンって、ここが跳ねたわよ?」
下着姿になった紫に、いよいよかと期待が高まって…一気に突き落とされる。
「あ、あんまりですよ、紫さんっ…そんな意地悪するなんて……うぁっ、くっ…あ、足でっ…?」
俯いていたため紫の仕草に気付かず、気付いた時には細い足の指で逸物が扱かれる。
この経験も初めてでないとは言え、あまり慣れていないのと焦らされていたせいで我慢汁が溢れる。
続いた紫の言葉に顔を上げ、ゆっくりと露になった紫の張りのある乳房に目を奪われる。
「紫さんのおっぱい…すごく綺麗で、おっきいです……んっ、だって、そんなの見せ付けられたらっ…」
足の指で弄られる逸物は時折脈動し、溢れ続ける我慢汁が紫の白い足をべっとりと汚し始める。
「ぐちゅぐちゅ、やらしい音がし始めたわね。
あんまり早いと、メイドに笑われるわよ? もうちょっと我慢しないと」
そう言いながらも、脚を動かすスピードはドンドン速めていく。
脚の動きが激しくなればなるほど、
それに同調して、胸の膨らみも激しく揺れ動く。
しかしやがて、その勢いがいきなり落ちる。
「あーあ、私、脚が疲れて来ちゃったわ」
明らかに神楽坂のモノが暴発寸前と悟ってのことだろう。
悪戯っぽい表情で、白々しくも愚痴る。
「たとえ脚ででも、奉仕なんて私の性に合わないのよね。
……だから、これで終わり!」
そう言うやいなや、神楽坂のビクビクと震える亀頭を
今までに無いほどに強く、ギュッと足指で掴む。
「そ、そんなこと言われてもっ…気持ちよすぎるし、久々だからっ…あぐっ、くぅっ…」
逸物を扱く足の動きが激しくなり、露になった乳房の揺れも激しくなる。
それらの刺激を受けて自分の性感はますますたかまり、逸物の脈動も激しくなる。
「あっ、紫さん……そんな、今やめられちゃったら…お願いです、続けて下さい…イかせて、下さい…」
撫でるように亀頭を爪先で扱かれて、あと一押しがないじれったい状態に懇願する。
自分自身、情けない声を出していることは承知しているが、それでも懇願せずにはいられない。
「なんでもしますから、どうか紫さ……んぁっ、くぅぅっ…で、出るぅっ…!!」
突然亀頭を強くつかまれて、その指を押し飛ばそうとするほどの勢いで射精する。
びゅるっびゅるっと噴出した精液が紫の爪先でなく膝の辺りや床にも斑模様を作っていく。
「んっ……! うふふ……結構溜まってたのね。それとも若いせいかしら?
この屋敷なら性欲が発散できなくて困ることなんて無いでしょうに」
自分の脚をベッタリと汚した白濁を、神楽坂の服で拭いながら傍らのワインを飲み干す。
「さて、なんでもしますから、って言ったわよね?
じゃあ次に来た時も、また遊び相手になってもらうことにするわ。
それじゃ、またねー」
神楽坂の拘束も解かずに悠々と自分だけ身づくろいをすると、
その額に軽くキスだけ残し、ヒラヒラと手を振って部屋を出て行ってしまう。
この傍若無人さもまた(本人は否定するだろうが)
娘の瑞葉よりも、兄の主人に似ているのだった。
荒い息を吐き出すのに精一杯で、紫の呟きに返事を返すことが出来ない。
服で精液が拭われても反応を返さず、絶頂の余韻から抜け出せるのをじっと待っている。
「わ、分かりました…紫、さん…。今度はきちんと…ご奉仕させて頂きます…」
完全に二人の間での主従関係が明確になり、額に口付ける紫に嬉しそうな笑みを見せる。
…が、そのまま出て行こうとする紫に気付いて慌てて正気に戻り、ガタガタと椅子を揺らす。
「ゆ、紫さんっ…せめて、この布だけでも解いてくださいっ…本当に、本当に解けないんですってばぁ…!」
椅子を揺らして大声で頼むが、そんなことは意に介さず、ひらりと部屋から出て行ってしまう。
がっくりと項垂れ、部屋に充満し始める精液の匂いに顔をしかめながら、助けが来るのを待ち続ける。
――結局、紫を呼んだ時の大声に気付いた瑞葉に助け出され、事情を尋ねられる。
まさか「貴女の母親にされた」とは言えず、曖昧に誤魔化して礼を言って部屋から出てもらった。
「……厄介な人と出会っちゃったなぁ。…でも、またいつか会えるんだよな…」
不安と期待がないまぜになった感情を抱きながらシャワーを浴びて、情事を思い出しながら眠りについた――。
【お手軽】高収入アルバイトのお知らせ【楽チン】
仕事内容:ヌード写真モデル(メイド系ゲーム資料に使用)
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暑さから逃れようと、水着の上にパーカーを羽織ってプールサイドに来る。
パラソルが広げられたところのベンチに腰掛け、ぼうっと水面を眺めている。
そのままベンチの上で居眠りを始める。
(落ち着かなげに廊下をうろうろ)
【名前】姫宮 瑠璃亜(ひめみや るりあ)
【性別】女
【年齢】17才
【職業】お嬢様
【サイズ】身長160cm 体重48kg B86/W56/H84
【容姿】クオーターのために隻眼で色白の肌に、柔らかな巻き毛の金髪。
いつも笑顔を浮かべた、見た目には清楚な感じのお嬢様。
【性格】おっとりしていて天然で博愛主義。外見と違い、実はセックスが大好き。
セックスを通じて身分を越えて多くの人と仲良くなりたいと思っている。
【趣味】慈善活動(セックス)
【その他】貴族階級としては最上級の公爵家の一人娘。
幼い頃から主人に恋心を抱いていて、14歳で初めてを主人に捧げる。
それ以来、主人とは年の差のあるセックスフレンドの関係。
貴族の嗜みである奉仕活動には身体を使って努めている。
「うふふっ、名無しの小父様の御屋敷はいつも迷ってしまいますわ♪」
屋敷の中で迷子になりながら、笑顔を浮かべながら広い廊下を彷徨い歩いている。
「メイドの方もいらっしゃいませんし、困りましたわね」
時折、後ろを振り返ったりして御屋敷のメイドを探したりもする。
【名前】立木 文彦(たちき ふみひこ)
【性別】男
【年齢】12才
【職業】御主人様
【サイズ】身長150cm 体重40kg
【容姿】色白の肌に短く切りそろえた、少し赤みがかった黒い髪
見た目からいいところの子供とわかる感じ。
【性格】無邪気に見えてその実計算高く、自らの容姿も利用する。
【趣味】人間観察
「まったく、無駄に広いんだよね、この屋敷。
もうちょっと考えて建てればいいのに」
文句を言いながら廊下を歩く。
人に会うこともなくここまで来たため、前を見ていなかった。
「ぶわっ!」
ばふっ、と柔らかいものにあたった感触。
そのままもつれて倒れる。
「痛たたたた・・・なんだよ、一体」
>>3 役作りガイドライン
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。御主人様は共有の役名です。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、実子などの設定の場合は苗字が付けられません。
「きゃっ!?」
廊下の曲がり角で誰かにぶつかって、倒れはしなかったものの小さく叫び声をあげる。
「あらあら、これはまた小さなお客様ですねわ♥」
ぶつかって倒れた相手を見つけて、笑顔で前かがみになって手を差し延ばす。
「お見かけしたところ、お父様のお付きでいらしたのですか?」
この屋敷の性質上、そうだとするとこの子の父親は今頃…と想像しながら。
「あ・・・うん」
手を取って立ち上がる。
少し見とれてしまい、慌てて視線を逸らす。
「確かに父様と一緒に来たけれど、はぐれちゃったんだ。
おねえさん、僕の父様がどこにいるか、知らない?」
少し早口で、内心の照れを隠すように問いかける。
「うふふっ♪」
男の子の視線を感じて、優しく微笑み返す。
「わたくしは貴方のお父様がどちらにいらっしゃるのかは存じませんが、
きっとお父様は、今頃気持ちの良いことをしているのだと思いますわ。
うふふっ。お父様が何をしていらっしゃるか、興味はありますか?」
男の子と同じ目線に屈んで尋ねる。
「興味はあるけど・・・
気持ちのいいこと・・・?なに、それ。
おねえさん、知ってるの?」
いぶかしげな風で問い返す。
「うふふっ♪
それなら教えてさしあげますわ♥」
白のフリルワンピースを翻して、近くの部屋のドアを開けて中を覗く。
「この部屋は客間のようでし、丁度良さそうですわね?
ではこちらに入って来ていただけます?」
男の子を警戒させないよう穏やかな笑顔で手招きして、先に部屋に入る。
「いいけど・・・この部屋に何があるの?」
内心の動揺を悟られたくないのか、すこし強い口調を返す。
そのまま瑠璃亜のあとを付いて、部屋にはいる。
「それで、何を教えてくれるんだよ、おねえさん」
「綺麗にベッドメイクもされているようですわね♪」
これから使うことになるベッドに満足して、入って来た男の子を振り返る。
「うふふっ、焦りは禁物ですわ♥
ではお教えする前に、お互いの自己紹介をいたしましょうか?
わたくしは姫宮瑠璃亜と申します。
髪と瞳の色が違うのは、わたくしの祖母が英国人のためであって、
名前や顔立ちから判るよう、わたくしは日本人ですのでご安心下さいね?」
にっこりと微笑んで、男の子の自己紹介を待つ。
「ベッド?今は関係ないんじゃないの?」
瑠璃亜の言葉に疑問の言葉を返す。
「ん、自己紹介?
いいけど・・・」
いぶかしげに瑠璃亜を見る。
何を考えてるのかな、と値踏みするように。
「僕は立木文彦。父様に連れられてこの屋敷に来た。
・・・これでいいのかな?」
「文彦さまですわね?」
年下の男の子の手を取ると、そのまま包み込むように優しく抱き締める。
そして不意に文彦の耳元で囁くように。
「文彦さまはセックスというものをご存知でしょうか?
男女が肌を重ね、交わり、愛し合う行為のことですわ♥
きっとお父様も今頃は、この屋敷のどこかでセックスをしてらっしゃいますわ。
わたくしたちもお父様のようにセックスをしてみましょうか?」
文彦の腕に手を置いたまま身体を離し、微笑みながら相手の反応を見る。
「え、うん・・・っ!?」
抱きしめられ、不意に囁きかけられる。
突然のことに頬が赤く染まる。
「・・・セ、ックス・・・
そ、っか。なるほど」
ようやく飲み込めたという風に落ち着いた表情で返す。
そして、瑠璃亜の手を取り、抱きついて。
「知らないと思ってた?
ちゃんと知ってるよ。
・・・でも、おねえさんって意外にエッチなんだね」
「あらあら、おませさんでしたのね♪」
文彦の方から抱き寄せられて、その温もりに身を委ねる。
「文彦さまは、エッチなことはお嫌いですの?」
首を傾げて見つめ合いながら文彦に問う。
「子供だと思ってバカにしてるでしょ」
少し頬を膨らませて拗ねる。
その様は明らかに子供であったが。
「嫌い、じゃないけどね。
ただエッチなことよりも、相手をいじめる方が好きかな?」
にんまり笑ってみせる。
お風呂上りで、団扇で顔を扇ぎながら廊下を歩いている。
※
そのまま部屋へと戻っていく。
504 :
500:2006/06/25(日) 00:00:44 ID:JF8ifsCp
仕事が一段落したのでピアノを弾いて暇潰しをしている。
「・・・ぐー・・・ぐー・・・。」
作業中に疲れたのか机に突っ伏して眠っている。
>>506 楽譜を持って自室に戻る途中で海野を見つける。
「あら」
「海野さん、海野さん?風邪ひいちゃいますよ〜」
肩をさすって起こそうとする。
>>507 「ん・・・。・・・ふあぁ・・・こ、こんばんは・・・えっと・・・メイドさん・・・。」
眠っている時に眼鏡が外れ、ぼやけた視界が広がる。
目を凝らし、服からしてメイドだとは分かるのだが、
顔がはっきりしない為、誰だかが分からない。
(えぇっと、眼鏡はどこかな・・・?)
手探りで眼鏡を探すも、ぼやけた視界ではなかなか見当たらない。
>手探りで眼鏡を探すも、ぼやけた視界では〜
「ふふっ。はい、どうぞ」
少し離れたところに飛んでいた眼鏡をかけ直してやる。
「もう0時回っちゃいましたよー。何か宿題でもなさってたんですか?」
海野の顔を覗き込んで尋ねる。
>>509 「あっ、ありがとうございます・・・杏樹さん。」
はっきりと見える様になった視界で、ようやく杏樹だった事が分かった。
>>〜何か宿題でもなさってたんですか?」
「えぇっとですね・・・!!今、パソコンを使って日記を・・・はっ!!」
視線を目の前に戻すと、思い出したかの様に思わずノートパソコンを閉じる。
パソコンを使って過去の日記を見直している途中で眠ってしまったのだった。
(・・・画面・・・見られてないかな・・・?特に今表示されてた日のは・・・。)
日記には、当然この屋敷であった出来事も書かれている。
内容が見られてないか気になりながら、そっと横目でを杏樹の方を見る。
「ほうほう。パソコンを使って日記を…ですかぁ」
画面を隠されてしまったのでよく見えなかったが、なんとなく『遥』という文字だけは
見てしまったのでふと話題に出してみる。
「あの〜。海野さんはうちのお屋敷の遥さんとお知りあいなんですか?」
のんびりした言い方で直球に聞いてしまう。
「かわいいですよねぇ。なんていうかあの子、元気だしノリもいいし」
>>511 何とか見られなかったと安堵したのも束の間、
>遥さんとお知りあいなんですか?」
「・・・えっ!!た、竹内さんですか!?
・・・その・・・し、知り合いと言いますか・・・その、何と言いますか・・・。
・・・ここで、お世話になりましてですね・・・。」
杏樹の問いにドキッとして思わず声が裏返る。
遥の話題を振られ、しどろもどろに答えて言るうちに顔が赤くなる。
>「かわいいですよねぇ。〜
「とても優しくて。僕は彼女の明るい笑顔に心惹かれて・・・。
・・・あっ・・・。・・・な、何でも無いです・・・。」
思わず杏樹の言葉に釣られて自分の遥に対する思いを言ってしまい、
恥ずかしそうに俯いてしまう。
>僕は彼女の明るい笑顔に心惹かれて・・・
「…なんとなくわかっちゃったけど、大変そうですねぇ」
(メイドをこういう風に好きになっちゃうと、後々大変だとは思うんだけど…)
海野に少し同情したのか、
「海野さん、目、瞑ってもらえます?ちょっとだけ……」
目を閉じさせると、後ろから両手でふわっと抱き締める。
「ふふふ。遥さんだと思ったら、少し嬉しいでしょう?」
胸が当たったりしているが気にせずに
しばらくくっついていたが、時計の時間を見て慌てて離れる。
「……あ。ごめんなさい、こんな時間まで。もうお休みになったほうがいいですね。
あの、ええと…なんでもまずは自分の思うようにぶつかってみるのも悪くないとは思いますから、
(よく事情は知らないけど)頑張ってくださいね♪」
海野の手を握ってにこっと微笑み、ふわふわと髪を揺らしながら部屋を出て行く。
>>513 >「…なんとなくわかっちゃったけど、大変そうですねぇ」
「あはは・・・ばれちゃいましたか・・・。」
照れ臭いのを笑って誤魔化すと、
>「海野さん、目、瞑ってもらえます?ちょっとだけ……」
「は、はい。こうですか・・・?」
言われるがままにそっと目を閉じる。
>「ふふふ。遥さんだと思ったら、少し嬉しいでしょう?」
「杏樹さん・・・ありがとうございます・・・。」
(・・・。・・・竹内さん・・・。)
杏樹の優しい心遣いが遥への思いと重なり、何とも言えない心地よい気分になる。
>「……あ。ごめんなさい、こんな時間まで。〜
「いえ、こちらこそ・・・。はい。こんな時間まで付き合って頂いて・・・。
今日はありがとうございました。」
そう言って軽く会釈をし、杏樹を見送る。
ベッドに入ると体に残る杏樹の温もりを感じながら眠りにつくのだった。
515 :
竹内 遥:2006/06/27(火) 19:28:39 ID:bHVGCuEv
ご主人様っ…いらっしゃいますか?
516 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:10:35 ID:dLU+tOFr
入りたいな
課題レポートの制作中に、机の上で居眠りしてしまう。
書きかけのレポート用紙は敷かれてしまったせいでぐしゃぐしゃになっている。
※
図書室の一角で、本棚に凭れて眠っている。
梅雨明けの虫干しの準備の途中、足元にはカートと梱包中らしき空箱、
更に開いた本が数冊、放置されている。
【すみません、まだいらっしゃいますか?】
【落ちられたみたいですね】
【私も落ちますです、ごめんなさい】
何でメール欄に書くのか理由が分からない…
「とりあえず隠してしまえば外面は良くなる、と申しましょうか。
根本的な解決になっているわけではないんですけれど」
使わなくなった家財道具を物置に押し込みながら。
「つまりは、趣味の問題なのでしょうね」
そんなことを呟きながら物置の扉に施錠して、満足げに手を叩いた。
午前中の通り雨のあと、綺麗に晴れた午後だった。
そんなわけで、すっかり油断していたのである。
買出しの荷物を厨房の裏口に置くと、
「うー、もう少し降らないと思ったのにっ」
すっかり濡れ鼠になった頭を振って、とりあえず着替えようと自室へ急ぐ。
「う〜、暑っつうう……」
すっかりくたびれたスーツに身を包み、一人の若いサラリーマンが屋敷の前を通りがかる。
よれよれのハンカチで汗を拭き拭き、息も絶え絶えといった様子。
「次で最後にするか……あとは適当にサボってやるわ。
こんなことしたって契約なんか取れっこねのにさ、あのバカ課長め……」
人目も憚らずに悪態をつく。
屋敷の門の前で足を止める。
「ほぉ、こりゃまたすげえお屋敷だな。
どうせうちの売り物になんか縁が無……いや、ここなら何か買ってくれるかも」
諦めと期待と入り混じった表情で、呼び鈴を鳴らした。
呼び鈴の音に、足を止める。
「わ、わわっ……っ、だれか……いない?」
耳を澄ませるが、昼間、主人が外出していたためか、一階には人の気配がない。
「行こ」
濡れたままのスカートを引っ張って眉を寄せるが、
仕方ない、と、そのまま走って玄関へ。
「はい、只今」
そう云って玄関の前に立つ。
「ごめんくださいー」
待つことしばし、ゆっくりとドアが開いた。
出迎えた女性を見て、びっくりしたように目を瞬かせる。
「え、ええと、あの」
深呼吸。
素早くドアの隙間に足を割り込ませて、強引に玄関に入る。
「っと、失礼。私はこういう者ですが。いや、あんまり綺麗な女性がいらっしゃるから
びっくりしてしまいましてね。いやいや、あはは」
胸の名札を示しながら、取ってつけたような笑顔を振りまいた。
「当社では、女性向けの衣料品を販売しておりまして、今は特別キャンペーンということで
ご家庭を回らせてもらってます。商品を見ていただくだけでも構わないんですけど、
いかがっすか?」
営業スマイルのままで軽く会釈をする。
家に上げろ、というニュアンスらしい。
ドアに割り込んだ客の動作に、
「!」
一見すると幼く見える、小柄な少女はぴょこんと一歩飛びのいた。
所作に遅れて、長い髪が軽く揺れる。
「……」
日本人にしては色の薄い瞳が相手の強張った笑顔を凝視する。
ぎゅ、とメイド服のエプロンの裾を握る。
営業マン特有の強引な所作。それは、商売人の磨かれたテクニックだったかもしれないが―――
この手の人種に慣れない少女には、不要な警戒心を抱かせただけだったらしい。
そうして警戒した小動物よろしく、不信感もあらわに客人を見上げていたが、
販売、の言葉に若干肩の力を抜く。
とはいえ、警戒心を解いたわけでもなく、女性用衣料品、の言葉には反応する様子もない。
「売り物……?」
どうしよう、と呟いて、客人を見上げた。
「あらあら?どうしましたか?」
どこからか呈れると、ひょい、と、膠着状態に陥った両者を覗き込んだ女性。
桂に比べて若干裾の長い、野暮ったいメイド服に、丸い眼鏡。
―――どことなく時代錯誤な雰囲気のある女性である。
「お客様ですわね?では、とりあえずお茶でも……ご案内しますわ」
しかし、その物腰は柔らかい。
流暢にそう告げて、客人を館の中へと誘う。
そして、固まった様子の少女に、小さく耳打ち。何やら言い返し掛けた桂をあしらうと、率先して歩き始めた。
「や、別に怪しいものではないんですが」
出迎えてくれた女性の予想外の反応に戸惑いながら、かぶりを振った。
どこからどう見ても怪しいものでしかないのだが。
豪勢なつくりの玄関、屋敷の威容に気圧されたように
せわしなくあたりをきょろきょろと見回す。
「若い女性向けの服もたくさんあるんですが。
ともかく見てもらえませんか?」
>>533 「ああ、どうも、それではお邪魔します」
大きなカバンを引きずるように、現れた女性の後に続く。
「とりあえず、追い返されないだけましなのか」
なにやら考え込むよう呟く。
進めば進むほどに、屋敷の豪華さに驚くばかり。
「いったいどうなってるんだ、この屋敷は。場違いなところに来てしまったな……」
>>536 「では、そこにくつろいでいて下さいませ」
豪奢なソファの置かれた客間。
客を待たせて一度姿を消すが、グラスを乗せた盆を手に、客間に現れる。
「申し訳ありません、お待たせして」
手渡したのは、豪奢なカットグラス……に。注がれた水。
「どうぞ」
よく冷えている。
「ああ、どうも。ありがとうございます」
おそるおそる、差し出されたグラスを受け取る。
高いんだろうなあと思いながら。その水を一気に飲み干す。
さて、と。
テーブルに載せたカバンを開き、中から色とりどりのドレスを取り出す。
どこにこれだけのものが詰まっていたのかと思うほど。
「どうでしょう? 気に入ったなら試着してみませんか?
お嬢さんはスタイルも良さそうだし、似合うと思うんですが」
やたらセクシーな、胸元が大きく開いたデザインのドレスを取り、
強引に身体に当て始める。
「ほらほら、サイズもぴったりだし。お嬢さんに着て貰うためにあるようなもんですよ」
お世辞のようだが、幸の身体を見ているうちにお世辞ではなく、心からそう思えてくる。
「強引に売りつけようってわけじゃありませんから。どうぞ、着てみてくださいよ」
「お客様もお世辞がお上手ですね……?」
にっこりと笑うと、手渡されたドレスを手に取る。
「後ろを向いていて下さいな」
くるりと背を向けると、指先を襟元へ。ブラウスのボタンを外し始める。
ふたつにまとめられた髪の谷間から、生白い肌が裸になった。
エプロンの肩を外すと、躇いなく服を脱ぎ降ろしていく。
中途で振り返って客人を見遣り、
「あら。お客様。さっきのお水……何もありませんでしたの?」
そういって、悪戯っぽく笑う。何か怪しいものを仕込んでいたらしい。
「どうぞどうぞ、きっと似合いますよ!」
笑顔で幸にドレスを手渡して、彼女の言葉に従って後ろを向いた、
その頭の中では、次にはどのランジェリーを薦めようかと考えている。
想像だけでも十分に股間の逸物が興奮するのを感じた。
と、急に喉から胸にかけて違和感を覚える。
「……あ、あれ? さっきの水……??」
幸の言葉に思わず振り向いて、その白い肌に視線が釘付けになる。
頭がぼうっとして、着替えを見てしまった非礼も忘れてしまう。
「綺麗だ、綺麗ですよ……」
ふらふらと立ち上がる。その足元は危うくふらついている。
歩み寄る客の様子を見て、
「そうですか……嬉しゅうございます」
ふふ、と可愛らしく笑う。
邪念も悪戯っ気もまるで感じさせない、楚々とした声音。
まだ身につけていないドレスを片手に、目線を落とした。
あら、と小声で呟くや否や、姿勢を落とした。
「困りました……お客様、こんなに」
静止の間もあらばこそ、客人の衣服の、怒張したその膨らみに、指を伸ばした。
撫でるように、軽く指を滑らせて離し、改めて跪く。
「お世辞じゃないですから、お世辞じゃ……」
従順な彼女を見て、必要以上に心を揺さぶられてしまうのは、
冷たくあしらわれることに慣れてしまっていたからかもしれない。
胸の中に沸き起こる感情にあれこれ説明を試みて、
しかし幸の身体を見ているうちに何もかもを忘れてしまった。
跪いた彼女を見下ろしながら、なすがままに任せる。
「貴女がそんなに綺麗だから、こんなになるんです。
とてもよくお似合いですよ」
数枚の布越しの感触にもどかしさを覚えつつも、なおも興奮が高まるばかり。
意識せずして、息が荒くなってしまう。
そっと幸の髪を撫でる。
「なんだか、夢を見ているみたいだな……」
「恐縮ですわ……」
腰まで降ろしたメイド服の下に、きっちりと肉のついた躰がある。
どぎつい色のドレスに白い下着、その下に透ける白い肌が奇妙なコントラストを醸し出していた。
「お客様、どうか楽にして下さいませ……」
掠れたようにも聞こえる、その声で囁きながら、客人の衣服のジッパーを引く。
慣れた手つきで、その中で主張する剛直を取り出した。
幾度か、その病的なまでに白い掌で扱くだけで、先走りが溢れだす。
「こんなに……わたくしを、欲しがっていただけるのですね……」
うっとりと囁いて、その先端を唇に含んだ。
眼鏡の蝶番の部分が、掠るように逸物に当たる。
「あら」
ついと指先で押し上げると、そのまま奉仕を始めた。
どうしてか僅かに冷たい唇で先端を舐るようになぞりながら、逸物を愛でる。
「ううっ……」
逸物の先端が幸の唇に触れただけで、だらしなく先走りを溢れさせてしまう。。
眼鏡が当たる違和感が、なんとも背徳的な気分にさせてくれる。
幸の白く冷たく乾いた肌を撫でながら、彼女を征服したい気持ちが沸き起こる。
「どうしてそんな、慣れっ…」
逸物に全身の血液が集中したかのように熱く滾る一方で、
なぜだかぞくりと背筋が震えた。
熱いのか冷たいのか分からない汗が頬を伝う。
「ああっ、気持ちいいですよっ、とても……すぐにも出てしまいそうだっ…」
唇を噛んで天井を見上げる。その努力も空しく、逸物への絶妙な刺激に耐えかねて
はしたなく、白濁を洩らしてしまう。
「ああ、もう出るっ……うああっ…!」
彼女の美しい肌に、服に、欲望が弾け飛んだ。熱に浮かされて、それを見下ろしながら
後ろめたさと恥ずかしさを覆い隠すほどの劣情に任せて、幸を汚していった。
ぼんやりと薄れていく意識の中で、上司の怒った顔がうっすらと浮かんで、またすぐに消えていった。
「もう、どうでもいいや……」
すべてを放出しつくしたような気だるい満足感を覚えて、目を閉じた。
「ふ、ん、ふふっ……」
出し入れする動きに合わせて零れる声は、笑い声にも似ていた。
自らの胸元と「売り物」のドレスを汚す、白濁を目を細めてみつめる。
質感のある乳房の間を伝う生暖かい液体に、満足げな吐息を漏らした。
「こんなに……ああ、零れてしまうわ……」
言いながら、更に唇を落として溢れだす白濁を啜った。
「まだ、元気に……ふふっ、ありがとうございます……」
彼女自身が求めているのか、求められたことによるものか、
その上体が客人にしなだれかかっていく。
「わたくしも、こんなに欲しがっていただけたら……ああ……」
欲情した声が、掠れ、千切れてて喘ぎに変わる。
「どうぞ、存分、に―――」
冷たい肉が、そして更にはその奥で柔らかく湿った、幻想じみて甘やかな刺激が、
客人の逸物を待ち受けていた。絡みつくように捉えて、湿った音が空気を震わせる。
うれしい、と、細い声音が、熱にうかれた、しかしどこか冷ややかな空気のなかで囁いた。
施錠確認に、館内を走り回っている。ある一室の前で、
「夕方の人、そういえば、お帰りになったところを……」
見ていない、と、ドアを開ければ、そこにはただ独り、あられもない姿で倒れ付す男性の姿。
テーブルには、空になったカットグラス。部屋に漂うのは淫靡な空気の残り香。
床には白く汚れた鮮やかな色のドレスが、着る人もなく所在なさげに横たわっている。
時代掛かった古い時計が、時を刻む音がやけに大きく響く。
「……どうしよう」
静止。というか、硬直。そうして、
「えと……もう一部屋、そう、もう一部屋用意しなきゃっ」
繰り返す。
安らかに寝息を立てる客人の安否を確認することもそこそこに、
部屋を駆け出してゆくのだった。
一時半頃に相手してくれる夜更かしメイドさんいませんか
549 :
名無しの客人:2006/07/04(火) 02:17:20 ID:n4elOGHn
激しい通り雨にあった、びしょ濡れの青年。
屋敷の門付近にある、ひさしに隠れるように潜り込み
雨雲を恨めしそうににらみつけていた。
550 :
名無しの客人:2006/07/04(火) 02:19:21 ID:n4elOGHn
激しい通り雨にあった、びしょ濡れの青年。
屋敷の門付近にある、ひさしに隠れるように潜り込み
雨雲を恨めしそうににらみつけていた。
551 :
名無しの客人:2006/07/04(火) 03:28:25 ID:6WJ/vgfJ
やがて雨足が弱まると、
青年は家路を急いだ。
553 :
名無しの客人:2006/07/05(水) 00:29:14 ID:ATTtSOls
「どなたかいらっしゃいますか?」
重々しい扉の外から、中を伺う様に覗き込む。
555 :
名無しの客人:2006/07/05(水) 00:51:06 ID:ATTtSOls
「今日は運が無かったようだな。
もう寝ているのか、それとも噂通りの接客中か?
まぁ…またで直せばいい事、それではまだ見ぬメイドさん、またお会いしましょう。」
しばらく様子を伺った後で、くるりと振り返り、薄暗がりの来た道を引き返す。
窓辺で夜風に当たりながら、ぼんやりしている。
手にしたカキ氷が溶けてゆくのも忘れて。
「もう7月かぁ…。このお屋敷にもずいぶん長くいるわね」
感慨深げに呟いて、溜め息を落としてみたり。
リアカーを引いた見窄らしい爺が屋敷へと近付いて来る。
「…………」
無言でリアカーを引き続け、屋敷の前に止まると黙って屋敷を見上げる。
「ん……」
不意の窓からの風に、長く伸びた黒髪が乱れる。
「窓、閉めなきゃ」
スプーンを咥えたまま立ち上がって、ふらりと部屋を出る。
屋敷内の見回りも兼ねて、戸締りをして回る。
563 :
名無しの客人:2006/07/05(水) 01:31:21 ID:TMjILJ7M
「っかしいなぁ。あるとすりゃ後はここ何だけど…。」
ぶつくさと呟きながら、屋敷入口付近で何かを探す青年の姿。
「こ、ここが、話に聞いた屋敷かぁ…?
た、たかこぉ…、おるんかぁ…?」
弱々しく、すがるような声で玄関の前で貴子の名を呼ぶ。
汗と油で黒ずんだ衣服に、白髪交じりで長らく切っていない髪と髭。
これでは誰なのかわからないという姿で。
ふと誰かの声が聞こえたような気がして、足を止めた。
近くの窓に駆け寄って耳を澄ませてみても、聞こえるのはただ風の音ばかり。
「空耳かな……?」
勝手に結論付けて納得してみようとする。
けれど、どうしても気になってしまう。
「夏が近いせいか、『出る』って噂もあるし、泥棒かもしれないし……」
廊下の飾り物の甲冑から短剣を引き抜いてエプロンに差し込んだ。
意識して足音を立てないようにしながら、玄関へ向かう。
「たかこぉ〜…」
曲がった腰を伸ばしながら掠れた声で、必死に呼びかけている。
「おろおろおろ…」
風が吹いて山のように家財道具が積まれたリアカーからヤカンが転げ落ちる。
それを拾ってリアカーに乗せ直しながら、再び玄関を見上げる。
567 :
名無しの客人:2006/07/05(水) 01:48:30 ID:xa+J/JKk
探しものに夢中だった青年。
既にいたのにも関わらず、
老齢の男性が急に現れたとおもい、
驚きの声上げ、すぐに手で自分口をふさいだ
「えっ……?」
なにやら、自分の名前が呼ばれているような気もする。
「たらこ」の間違いかもしれないという推理はとりあえず置いといて、
玄関の扉をほそーく開けてみる。
涼しい夜の風と少し湿った匂い。それから誰かの影を認めてぎょっとする。
どうやら敵意はなさそうだけれど、まったくわけが分からない。
「どっ、どちらさまでしょう。こんな夜更けに……」
指が白くなるほど、ぎゅっと拳を握り締める。
ケータイからの奴、空気嫁
※
「おぉ…?」
扉が開いて出てきたのは子供の頃の面影を残したメイド服を着た貴子。
それを見て、思わず熱いものが込み上がって来て涙を流す。
「おめぇ、貴子かぁ?
元気にしとったかぁ!?
こんなに立派に、綺麗になってぇ…」
涙をボロボロの袖で拭いながら、嬉しそうに頷いて貴子の顔を見る。
「わしじゃぁ、元蔵爺ちゃんじゃぁ」
見た目は全然変わってしまったが、どうやら貴子の母方の祖父らしい。
顔をくしゃくしゃにして貴子に寄って汚い手で貴子の手を握る。
>>571 「あ、あら…!」
懐かしい顔を目にして、驚きの声を上げる。
ほっと胸をなでおろしながらそっと手を取って、
すっかり小さくなってしまった元蔵を見下ろすように屈みこむ。
「どうして、こんなところまで……」
つと浮かんだ疑問を思わず口にしてしまった。
少し不安げに、元蔵を見つめる。
「実は田舎の家が家事で焼けちまってよぉ…。
婆さんもおらんで、ワシ一人じゃろ?
じゃけん、どうにかならんかと浮浪者になっとったんよ。
だけんど貴子の話聞いて、おめぇを頼りにここに来たんだわ」
涙を浮かべながら孫娘の貴子に事情を話す。
「ここの屋敷さ、泊めてもらえると聞いたんだが本当にえぇんか?」
貴子の手を強く握り、貴子に尋ねる。
元蔵の話を聞いて、がっくりと肩を落とした。
「御主人様に話してはみるけど、たぶん難しいと思うから…ひとまず、今夜だけでよければ」
一瞬躊躇って、それから意を決したように立ち上がると
元蔵を屋敷の中へ招き入れた。
「じゃあ…空いてる部屋に案内するわね。
その荷物は悪いけど中へは入らないんじゃないかしら?」
リヤカーを見て、困ったような表情で肩をすくめた。
元蔵の先に立って屋敷を奥へと進み、客室へ案内する。
「いんや、おめぇの顔を見れただけでも十分だぁ。
だけんども、ここの人にもよろしく言っといておくれなぁ?
貴子がお世話になってるお人でもあるんやから」
リアカーは屋敷の外に置いたままで、身一つで屋敷の中に案内される。
「それにしても、すんげぇとこだなぁ!?
まぶしくて目がチカチカしそうだわぁ…」
豪華な装飾に対する感想を言いながら客室に入る。
「ところで貴子ぉ。おめぇ、ここで何の仕事さしてんだぁ?
お手伝いさんかぁ?
それともおめぇ、エッチなことしてんじゃあるめぇな?」
部屋の真ん中で立ち尽くしながら、貴子の方を向いて尋ねる。
元蔵を客室へ案内して、さてお茶でも、と思ったところで
無遠慮な質問が飛んできて、身を硬くした。
「エッチなことって…」
内心ドキリとしながらも、平静を装う。
「どうしてよ? そんなことあるわけないじゃない!
んもう、やらしいんだから……」
軽く腰に手を当てて元蔵をちょっと睨んでから部屋を出た。
すぐにお茶を用意して戻ってくる。
「本当かぁ?
可愛い貴子に、変な虫がついてないか心配でよぉ…」
孫娘に叱られて頭をボリボリと掻きながらソファに座る。
「おめぇのお茶入れる姿、婆さんにそっくりだなぁ…」
貴子のお茶を用意する様子を、今は亡き妻の姿に重ねて見る。
「やだっ、なんだかしんみりしちゃうじゃない…」
小さく溜め息をついて、元蔵を見る。
身内の人間とこういう話をするのは、どうも気が進まない。
照れくさくさいような恥ずかしさのあまり、元蔵と目を合わせるのも躊躇われる。
「はい、お茶。熱いから気をつけてね」
窓を開けると、夜の風がかすかに汗ばんだ頬を撫でた。
「おばあちゃんがいないと、寂しい……?」
そう言葉にしてしまってから、バカバカしい問いかけだったと思う。
静かに椅子を引き寄せて、腰を下ろした。
「いただきます……。うん、うめぇわ。
これなら婆さんにも負けねぇな」
熱いお茶を飲んで、仕事もあるのだろうに、
話し相手をしてくれる風な貴子を目で追う。
>「おばあちゃんがいないと、寂しい……?」
「馬鹿こくでねぇ…。
ワシには、おめぇみたいなベッピンで器量のえぇ孫がおるんじゃ。
何も寂しいことなんかあるわけねぇわ…。
それにしても……」
ソファから立ち上がって、よろよろと貴子に歩み寄る。
「おめぇ、若い頃の婆さんにほんまよぉ似てきおったなぁ」
皺々の手で貴子の頬を撫で、孫娘を見る目ではなく愛する女を見る目に変わる。
「貴子は好きな男とかおらんのんか?
もしおらんのなら、ワシと…何や、エッチしてみぃへんか?」
「やーね、もう。褒めたって何も出ないのに」
慣れない褒め言葉に照れ笑いながら、ひらひらと手を振る。
それでいて寂しげな元蔵の様子に、しんみりしてしまう。
しかしその次の元蔵の言葉には、さすがに驚いてしまった。
噎せ返りそうになりながら、言葉を選ぶ。言葉を返す。
「なっ――そんな、好きな人って、それはいないけど……。
でも、おじいちゃん、今…エッチって言った? ほんとに……?」
身内と、近親なんとかという言葉が思い浮かぶ。
当然のように覚える嫌悪感だけではなく、元蔵に対しての哀れみ、
同情のような気持ちと、それからほんの少し、胸がドキドキするのを感じた。
「おじいちゃん、私と…したいの?」
どこか熱っぽい視線で、元蔵を見つめる。
「貴子ぉ…」
熱っぽい視線を送られて、青春の血潮が蘇って来る。
「貴子ぉっ!!」
祖父と孫娘であることを忘れ、男の欲望のままに貴子に抱きつく。
「お、おめぇを抱くぞぉ!?
えぇんかぁ!?」
体を小刻みに震わせながら、最後の理性で貴子に問う。
布越しに股間の膨らみが貴子に当たりながら。
「っと…あ、あっ…おじいちゃんっ…!」
衣服越しにも感じられる、元蔵の股間の膨らみに興奮が高まってしまう。
そういえば最近はご無沙汰だったし、なんて言い訳にもならないと思うが
身体は理性とは無関係に、熱を帯び始める。
はぁ、と息を吐く。
「えっと、その…どうしてもって言うなら、
おじいちゃんの好きにしていいよ…」
どこにこんな力があったのかと思うほどの力で抱きすくめられ、
全身の力を抜いて元蔵に身体を預けてしまう。
後悔はしない、と思う。ぎゅっと目を閉じた。
「貴子ぉ。後悔するかもしれんけど、えぇんやな?」
そう言って貴子のメイド服を半分脱がして胸を露にさせる。
そしてベッドへと連れて行くと、幼子のように貴子の胸を貪る。
「じゅぷ、ちゅうっ、じゅっ、ちゅっちゅっちゅ〜」
恥ずかしいほどに音を立てながら乳首を吸い、片手ではどす黒い勃起を外気に曝させる。
「ぶはっ…。
貴子ぉ、口でこいつの相手してやってくれねぇかぁ?」
半分くらいの勃起を見せつけて、孫娘にフェラチオを要求する。
「んっ、んん…はあっ……」
元蔵の愛撫を受けて、堪えきれずに短い声が漏れてしまう。
背徳感が押し寄せてくる。
しかしそれを押し返す官能の波が、迷いも躊躇いも押し流してしまう。
頬にかかった髪をかき上げて、元蔵の股間に顔を埋めた。
「おじいちゃ…凄い、こんなに硬くて、熱くてっ…エッチな形をしてて…」
鼻を突く強烈な臭いにむせ返りながら、脳を直接突き上げるような興奮を覚えた。
そっと元蔵の股間の逸物を握り、やわやわと扱く。
さらに硬度を増して膨らんでゆくそれをうっとりと見つめていたが、
思い切って唇をつけ、ゆっくりと飲み込んでゆく。
「ん、むっ…ちゅっ、はむっ……やだっ、こんな…いやらしいことしてる、私っ…」
怒張したそれにたっぷりと唾液を塗して、顔を振って、行為に没頭していく。
綺麗に成長した孫娘が性の奉仕をしていう背徳感に体が思わず震える。
「えぇぞぅ、貴子ぉ…。
そん調子やぁ…あぁ〜、あぁぁっ!!
飲みぃや?ちゃんと飲むんやでぇっ!!ぐぅぅ!!」
貴子の口使いに負けて、何年振かの射精を貴子の口内で一気に解き放つ。
ドクドクと濃いものが、とめどなく発射されていくのに快感を覚える。
「つ、次はもう…入れてもえぇかぁ…?」
一度の射精にも拘わらず、勃起は堅く熱を持った状態で、
尿道口に白濁を詰まらせたまま、貴子と繋がろうと迫る。
貴子のスカートを捲り、ショーツを脱がせ、孫娘の足の間に体を入れる。
そして孫娘の両足を小脇に抱え、腰と腰近づけさせて、秘所に勃起を宛がう。
卑猥に勃起した逸物に奉仕を続けるうち、さらに硬くなるのを感じた。
先端を口に含み、さらに舌と指先で刺激を与えると、口内に迸りを感じた。
「えっ…おじいちゃん!? ちょっ――」
驚いて反射的に吐き出そうとするも間に合わず、しっかりと
元蔵の逸物を咥え込んだ状態で射精を受け止めてしまう。
「んんっ、はあっ…んぐっ……」
どろりとした粘土の高い、妙な味の温かな液体が喉を流れていく。
それと同時に、猛烈な臭いが鼻腔を突いた。それも今は興奮を高めるばかり。
口元から零れた、飲みきれなかった元蔵の精液を手の甲で拭う。
老いてなおこれだけのモノを射精するなんてと、妙なところに感心してしまった。
「うん、いいよ。入れて…私も、なんだか体が熱くて、欲しくって…」
すでに秘処は濡れそぼって、逸物を求めるようにひくついている。
なおもそそり立ったままの元蔵の股間に視線を釘付けにされたまま、
ぼんやりとうわごとのように挿入をねだった。
「ほら、もう…こんなに……早く、おじいちゃんのをちょうだい…」
……。
行為がすっかり終わってしまってから、ぼんやりしたままの頭でテレビを見ている。
外はもう薄明るく、カーテンの隙間から忍び込んだ光が絨毯に縞模様を作っている。
何も覚えていない。何も思い出さない。
ただ何も無かったように振舞うだけが、自分に与えられた自由だと思っている。
「あったま痛っ…もう寝なきゃ……」
シーツを掴んで、身体をベッドに引っ張りあげて、眼鏡を外した。
頭上を通り過ぎるキャスターの声にシカトを決め込んで、眩暈と共に浅い眠りに落ちていく。
少し遅くなったが、七夕の笹をしまいこんでいる。
「本当は海に流すのがいいと聞きますけど……」
お中元を持ってくる客人が多いので、さすがにそこまでしている暇はない。
笹にじゃれつく飼い猫のセナを嗜めながら短冊を外していく。
時折、変なお願いがあるのを見てはクスクス笑いながら。
「今日も雨…洗濯物をお外に干せませんね」
憂鬱そうに外を見る女性が一人。
その姿は着物に割烹着というもので。
「仕方がありませんので今日も部屋に干しましょうか」
手際良く、洗濯物を干し始めた。
「生乾きしそう…」
リムジンの運転席から下りて、目の前にそびえる屋敷の門を見上げる。
片手に大き目のトランクを持って、呼び鈴を鳴らしてみる。
「さて、今日は商談に持ち込めるかな…。
もっとも、主人がいらっしゃらなくてもメイドが一人はいればいいが…」
怪しげに呟きながら、応対が出てくるのを待っている。
「ふむ、どうやら今日は外れだったようだな」
リムジンに戻り、発進させてそのまま姿を消す。
「さて…と、ご主人様〜、お風呂掃除終わりましたよ〜♪」
下着やらタオルやら、色々入った籠を持ち、
ご主人様のいるであろうロビーで叫んだ。
【茜ちゃんのプロフィールってどこにあるのかな……?】
【自分もプロフ見てみたいッスね】
【メ欄で間に合わないので【】使用失礼します】
【テンプレ曰くプロフ要らないとの事ですが、やっぱり必要なのでしょうか?】
【実質半年ROMってるのですが雰囲気が未だ掴めてない気がします…】
【自己紹介テンプレ作成してみますね】
【それと、お相手して下さるのでしょうか?】
>598
【了解しました】
【10分くらいで作って来ます】
>>600 【あっちゃー、待機スレ見て飛んできただけなのでこのスレのルールをちゃんと見てませんでした、申し訳ないです…】
【名前】双葉 茜(ふたば あかね)
【年齢】19歳
【身長・体重】161cm/48kg
【3サイズ】85/58/84
【服装:キャップ】三角巾
【服装:身体】着物に割烹着
【服装:全体の色】臙脂色(えんじいろ)の着物に白い割烹着
【髪型:色】ロングストレート:濡れ羽色の髪
【肌の色】白
【NG】スカ、グロ
【こんな感じで…】
※
>605
梅雨の終わり、晴れ間が続き始めた午後。
数年に一度の本の虫干しを手伝う。
それで、日の当たる時間は終わった。
「っ、くしっ。手が、埃だらけ……くひしゅっ。っ、んう……」
メイド服のスカートに、エプロンに、腰まで伸びた日揮に近い色の長い髪に。
余さずまとわりつく埃に小さなくしゃみを繰り返しつつ、小走りに廊下を歩いている。
軽く背伸び。小窓を覗きながら、休憩室のドアノブを回す。
そこに見慣れぬ姿を認めて、目を丸くした。
「ん…?」
ドアノブの向こうから誰かがやって来る。
すると、そちらを見て、
「だ、大丈夫ですか?」
埃が舞っているのが分かる。
やがて、目を丸くしているのに気付いたのか、かしこまって
「あ、そうでした、はじめまして。」
「私はこの度、女中として勤めさせていただくことになりました、双葉 茜と申します」
そう言った後にお辞儀をして、そして見つめた。
「不束か者ですがよろしくお願いしますね、先輩」
「え?あ、はいっ……」
身の丈の差は頭半分ほど。
目線を上げて、頭をぴょこんと下げる。
「はじめまして。桂と申します」
先輩、と呼ばれたことの座りが悪いのか、単なる人見知りか、そわそわと。
―――相対する和服の女性のほうが、余程落ち着いていた。
落ちつかない様子で、休憩室を見回す。同僚はあらかた外していて、今居るのは彼女と二人。
「あ、えと……待ってください、お茶でも用意しますねっ……」
給湯ポットに足を向けたところで、ゆっくりとした足音。
主様、と、桂が狼狽てて振り向いた。
「ああ、ここにいたのか」
と。立っているのは、この屋敷の主なる人物。
自分よりも明らかに小さい相手。
うふふと笑みを溢しながらそわそわする様子を見た。
「あ、いえいえ、お茶だなんてそんな…あら…」
やって来た人影。
「だ、旦那様!?」
いきなりの事でびっくりしたようで、
目を見開いて…、それはもう失礼極まりない表情をしてしまった。
「………」
顔をうつむけ、赤くしながら、
気まずそうに。
※
「茜か。もう屋敷には慣れたかな?」
そう云って、固まり気味の桂に目を向ける。
「……どうした、桂」
二人に背を向けた桂からは、なんでもないです、と焦りを含んだ返答。
茶葉が零れているのは見ないふりをする。
「たまたま通りがかったら話し声がしたんでな」
と、佇む茜に声を掛ける。
「晩酌にはまだ早いが……そろそろ付き合って貰おうと思っていたところだ」
休憩が終わったら部屋まで来るようと告げると、休憩室を後に。
【メ欄に入りきりませんでした】
【以下、メ欄】
チョットマイアガッテマシタ。スイマセン デキレバ桂サントシテミタイデス 無理シテゴ主人サマヲヤッテイタダクノモ悪イキガシマスシ
>616
(>613)
「申し訳ございません、旦那様」
焦りつつもご主人様を見て。
「休憩の後は、どうしてもやらなければならない仕事がありますので、…お許ししただけないでしょうか?」
ご主人様の誘いを断るのは忍びないが、
一応、言うだけ言ってみることにした。
※
「そうか、仕方ないな」
案外すんなりとOKしてしまう。
仕事があるなら仕方あるまい。
仕事を下手にサボられて困るのは私だからな。
「下がってよいぞ、茜。」
そういい、簡単に彼女を解放してしまう。
「さて…、桂?わかっているな?」
「休憩が終わり次第、私の部屋に来るんだ」
言葉を紡いだ後にほんの少しだけ笑い、
その場を去った。
「はい?」
軽く散らばった茶葉を片付け終えたところで、
唐突に話の矛先を向けられたことに首を傾げる。間。
「……かしこまりました」
応じて、ポットの給湯ボタンを押す。
勢い良く、湯は注がれた。
数刻の後。
コンコン、と扉の錠を鳴らし、
「桂です。入ります」
そっと部屋へ踏み入る。
主人が忙しくしていたためか、機が合わなかったのか。
部屋に呼ばれるのは随分と久しぶりのことになる。
「構わんぞ」
ノックに対してそう答え、桂を迎え入れた。
「どうだ?桂。こうやって二人きりになるのは…いつぶりだろうか」
椅子から立ち上がりながら、
「随分と待たせてしまったな、ほら…来なさい。久々にお前の体温を感じたい…」
窓に鍵を掛けてカーテンを閉めて、
そして桂に向かって手招きをし、
来るのを待った。
どれ程ぶりか、と問われて小首を傾げる。
所作に合わせて、長い髪が一筋額に掛かった。
「はい」
応じながら、彼女の主の元へと歩み寄る。
「今夜は―――どのような行為を、お望みですか」
伏せていた眼を持ち上げると、主の瞳を見据えて問うた。
桂の背中に腕を回し、抱きしめる。
「桂…、そうだな、まずは私に奉仕をしてくれるか?」
身体、密着させ、体温を感じる。
いくらか小さい彼女の頭を撫でながら、
その澄んだ瞳を見つめて、
「何度見ても可愛いな、桂は」
桂のお腹の辺りに、ズボン越しに硬いモノが現れ始め、当たる。
しばらく主人に躰を預けていたが、あい、と答えるとその張り詰めた場所に指を伸ばす。
「……」
そこの熱をもう一度そっと撫でて、確かめる。そうしてから、タックを降ろした。
現れた昂ぶりを、その小さな掌で押し包む。押ししごくうちに、それは質感を増した。
ゆっくりと撫でさする。先走りが溢れ始めたのを認めると、先端に唇を当てた。
唾液が一滴、掌へ落ちる。
震える動きに合わせて、器用に緩急をつけながら根元まで掌を動かす。
「んちゅ……ぅ、はっ……」
ビクン、と逸物が震えた。
懸命に奉仕をしてくる彼女、
そっと艶のある髪に手を絡めた。
「無理は…しなくて良いからな…そう、そうだ…」
その奉仕をうけ、己の逸物からはどんどんと先走りが溢れ出てきてしまう。
「くっ…桂…、その調子…だよ…」
小さい口と手で、己の逸物を撫でるその姿をいじらしく思い、
堪えきれず、腰を動かしてしまう。
「辛い…か?我慢出来るか…?このまま…、出させてくれ…」
「ふは、い……」
応じて、奉仕を続ける。
逸物が脈動して、彼女の咥内に白濁をぶちまけた。
飲み干して唇を離すも、
「あ……」
続けて溢れる白濁が、ぼたりと手首を伝ってエプロンの膝元に落ちる。
勿体無い、と言いたげに、更に溢れる液体を唇に含んだ。
「く…っ、いく…ぞ」
逸物がピクピクと動き、膨らんで
桂の口内へと白濁液を放射する。
「エプロンを汚してしまったな…すまない」
溢れたそれを口に含む様が淫靡に映った。
そして、再び沸き上がってくる欲望。
半勃ちした己の逸物についた残りを舐めさせるように手で指示しつつ
「さて…、それでは、抱かせてもらおうか…桂にも準備をさせないと…な」
「服を汚してしまっては面倒だからな、それに久々にお前の裸が見たい…脱いでくれないか?」
求めに応じて、胸元のリボンを引く。
「はい……」
半袖のワンピースのボタンを、上から順に。
グレイのタンクトップの胸元から、手のひらよりも一段、白い肌が覗いた。
そのまま、肩から脱ぎ下ろしていく。
「全部……だから……」
小声で呟いて、下着まで一息に。
足元にワンピースを落とすと、ひとつ息を吐いた。
主の前とはいえ、全てを……というのは、いささか覚束無く感じる。
一拍。
「……あの」
言葉を止めた主人を前にして、小声で囁く。
するすると衣服が脱げていき、白き肌が映る。
「いい子だ…桂。ん…、どうか…したのか?」
何か言いたげな彼女へと、そっと視線を向けて。
「やはり…、ダメか?」
視線を床に落としてしまう。
桂の顔を見るのが辛くて。
若干の間があった後に、意を決したのか、再び視線を向けた。
「私はダメな主人なのかもしれんな、…どうか、許しておくれ」
そう言った後に頭をそっと撫で、抱きしめようと、腕を伸ばす…
「……いえ、なんでもありません」
言いかけた言葉を引っ込めて、主人に身を任せる。
それから、ためらいがちに口にした。
「もう、宜しいです、か……?」
「そうか…」
なんでもない筈はないと思ったが、敢えて言わずにして
桂をまた抱きしめる。
「ああ、もう大丈夫…だ、では、最後に四つん這いになってお尻をこちらに向けてくれないか?」
腕から彼女を離して、ゆっくりと語り掛ける
「すまないな…辛い思いをさせて」
「何か……?」
主人の言葉に、僅かに戸惑う。
しかし、直に命じられたことを行動に移した。
「……かしこまりました」
と、答えて、膝を吐く。
絨毯に突いた細い両腕。その力を抜いて、尻を持ち上げる。
白い脚の間を割って、滴らんばかりに濡れたそこが、抑えられた照明の元に曝された。
「なんでもないさ…ははは、私も同じ事を言っているな」
そういいつつ、既に濡れた秘部を見て、近づき、
「入る…な?前戯もロクに出来なくてすまないな」
それでも桂の姿を見て欲情してしまい、己が逸物はどんどん膨らむ。
それを秘部に擦りつけ、先の方を少しだけ肉壷に埋め込んだ。
「いく…ぞ…」
どんどんと肉棒を押し入れ、やがて一番奥まで差し込んだ。
「桂の中は…良いな…どれ…動くぞ…」
腰を動かし、最初はゆっくりと注送を繰り返した。
白いそのお尻の感触を感じながら、スピードを上げていく。
「ふはっ……」
擦りつけられる感触に愉悦の声を小さく漏らして、侵入してくる剛直を受け入れる。
肉の襞が、軟らかくソレを包み込んだ。
「んっ、は―――はっ、はっ」
律動に合わせて、そっと喘ぎを漏らす。
「ふぁ……あはっ……!」
存在感を増す主の半身を感じて、首がかるくのけぞった。
絨毯に指を立て、突き込まれる動きに合わせて腰を動かす。
性器の擦れ合う音が部屋の中に響く。
収縮し逸物を包む中で、更に突き上げるスピードを上げて、
彼女の腰を掴み激しく腰を動かした。
「はぁ…、くぅっ…!桂…すまないが少々乱暴に…するぞ…?」
そう言うと彼女の腕を後ろにして掴み、
刺さっている肉棒で身体を支えさせ、
更に激しく突き上げた。
「っ……ん……!」
荒っぽい所作、そこから生じた痛みに、眉を寄せる。
「は、い―――は、んっ、ふぁあっ」
逸物が奥まで到達し、立て続けに突き上げられる。
しかし、細い腰はがくがくと揺れながらも、主の暴虐を受け止めた。
柔軟に異物を受け入れた肉襞が、それに絡みついた。
「っ―――ぁ、うぁっ―――」
びくびくと、胎内の逸物が怒張する。
「ひぁ……はっ、はぅっ」
絶頂の気配に、目を細める。
中が収縮し、壁が絡みつくように肉棒を包む。
やがて肉棒は限界を迎え、全てを吐き出してしまう。
「桂…、中に…出すぞ…、くっ!」
出すときも腰を掴んだままで、
どくどくと熱い液を流し込んだ。
ゆっくりと身体を下ろしてやり、腕をそっと絨毯の上に置いた。
「桂…、大丈夫か…?」
その頃、かくいう自分は一人、洗濯をしていた。
昼間、晴れたのでここぞとばかりに洗濯物を外に出したのだが、
すぐに天気が悪くなってしまい、また洗うハメになったらしい。
「あの子、桂さんっていいましたよね…」
あの状況で、自分がご主人様の夜伽を断った。
そうすればどうなるかは想像つくわけで。
「私、悪い事をしてしまいましたね。後で、しっかりと謝っておかなきゃ…」
胸に罪悪感を抱きながら、一人洗濯物を干すのであった。
天音たんだ〜w
※
屋敷に向かって、黒塗りの高級車が走ってくる。
門の前で止まり、運転手が扉を開けると中年の恰幅のいい男が出てくる。
「さて、今日は主人は在宅かな…もっとも、最近は留守がちらしいが」
ぼやきながら屋敷の呼び鈴を鳴らし、応対が出るのを待つ
呼び鈴が鳴ったのを聞いてパタパタと玄関へ走っていく。
「はい、こんばんは。当家へようこそ」
扉をあけて迎え入れると、深々とお辞儀をし、ついで客間へ案内しようとする。
「主人はただいま他のお客様と懇談中ですので、
しばらくお待ちいただけますかしら?」
648 :
高瀬 孝一:2006/07/17(月) 23:50:46 ID:hlxKEP9W
>647
「ふむ、そうか…定例の商談にお邪魔したのだが、時間が早すぎたようだな」
片手にトランクを持って屋敷に入り、出迎えに出たメイドに挨拶してから、懐から名刺を取り出す。
名刺には「高瀬 孝一」と書かれており、数ヶ月に一回は主人との商談に屋敷を訪れる男である。
「では、それまでの間君と過ごさせてもらおうか…商品の最終チェックもしたいからな。…君の名前は?」
案内してくれるメイドの後姿を舐めるようにじろじろと眺めながら、客間へと案内される。
>>648 「高瀬さま……はい、確かに承っておりますわ」
名刺を確認して頷く。
>君の名前は?
「あ、申し送れまして失礼致しました。私、萩野瑞葉と申します」
客間へ入ったところで、もう一度お辞儀をして、そう答える。
「どうぞそちらにおかけになってお待ち下さいませ。
コーヒーかお紅茶か……それともお酒とおつまみなどもご用意できますが……」
どちらにいたしますか、と視線で問う。
650 :
高瀬 孝一:2006/07/17(月) 23:58:56 ID:hlxKEP9W
>649
「瑞葉さんか。覚えておこう、これからもよろしく頼むよ」
「ふむ、もてなしも嬉しいが…特には何も必要ないかな。
商談が始まるまでに私も仕上げておきたいことがあるからね…」
勧められた椅子の上にトランクを置き、鍵を外してトランクを開けながら言う。
訝しげな瑞葉に振り返り、今までと変わらない表情を浮かべながら口を開く。
「では、瑞葉さん。こっちに来てくれるかね。…君の身体の協力が必要なのだよ」
トランクの中身が覗ける場所まで瑞葉を呼び寄せる。
そのトランクの中には、多種多様の淫具がひしめいている。
>>650 >君の身体の協力が必要なのだよ
「はい? それでは……」
少し嫌な予感もするが、まさか断るわけにもいかずに近づく。
そしてトランクの中身が目に入ると「あっ」と小さく声をあげて後退る。
「あ、あの、それは……それに、協力と仰いますと、やはり……」
顔をあからめて、トランクの方をチラチラと見ながら言う。
恥じらいに小さく震える指先は、エプロンの裾をギュッと握っている。
652 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 00:08:45 ID:U9+7jXqo
>651
頬を染めながらも、トランクの方に視線を寄越す瑞葉に笑みを向けて。
「あぁ、君の身体でこの道具を使って、きちんと機能するかどうかの最終チェックだよ。
君は初めてだが、今までにも何人ものメイドに協力してもらっている…やってくれるね」
協力を頼む言い草だが、その言葉には拒否を許さないと言う意思がはっきりと見て取れる。
トランクから醜悪な紫色のバイブを取り出し、瑞葉の目の前でスイッチを入れる。
駆動音を立てながらうねうねと動き始めたバイブの先端から、本物で言う我慢汁のような液体が溢れ始める。
「これはバイブと媚薬を一体化させたものでね。このバイブを使われると、例外なく発情する…そういう品だ」
言いながら、瑞葉の唇に押し当てて液体を口紅のように塗りこみ、咥えろというように閉じられた口を何度もつつく。
>>652 今まで見たこともないような仕組みの淫具が蠢くのを見て
赤らんでいた顔が、一転して青くなる。
「い、いや……っ、ん、んんっ……!」
唇の周りを汚しつつ暴れ回るバイブの気持ち悪さに顔をしかめるが、
断るという選択肢はない。
「ん……っ、お、お口ですれば……よろしいですかしら?」
口元を押さえて小声で問うと、意を決して、それを口に含む。
「ふぁ……んむ……っ、んぅっ、ふ……ん……んんんっ!?」
それを口中で転がすうち、媚薬が効き始めたのか、
軽くビクリと身体をはねさせ、腰をくねらせる。
654 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 00:20:18 ID:U9+7jXqo
>653
バイブを口に含み、奉仕するように舐め回し、転がす様を見ながらバイブを動かす。
口内を何度も往復させて、媚薬をいたるところに染み込ませるように動かしながら反応を見る。
「…ふむ、今のところ機能障害はないようだな。君の身体も反応しているようだしね」
淫らにくねる腰を撫でながら瑞葉に片手でバイブを持たせ、バイブへの奉仕を続けるように言う。
再びトランクから目的の品を探し出し、メイド服のスカートを空いている手に持たせ、下着をずり下ろす。
「君のアソコにはこちらを使ってあげよう。…もっとも、主人の逸物には劣ると思うがね」
色は同じだが、今度は全体にイボがついているバイブを取り出す。
そのイボからは同じように液体を漏らさせながら、前戯もなしに秘裂へとバイブを挿入していく。
「このバイブはね…射精も模しているのだよ。もちろん、今は媚薬を精液代わりにしているが…。
使用者が入れ替えれば、本物の精液に変えられるのだ。愛しい人の精液を、いつでも受け止められるのだよ」
>>654 高瀬の手が腰の辺りを撫で回すたびに
悩ましい吐息が漏れ、媚薬が喉奥へど流し込まれてしまう。
>君のアソコにはこちらを使ってあげよう
「ん……んんっ!」
首を横に振って許しを請うが、既に媚薬で準備させられていた身体は
すんなりとその淫具を受け入れてしまう。
>愛しい人の精液を、いつでも受け止められるのだよ
「……ふぁ……っ、そ、そんな……もの……あ、ああっ!」
あまりにおぞましい仕掛けのもので犯されているにも関わらず、
そのことを聞いて被虐的な快感が背筋を這い登ってくる。
「そんな……の、使ったら……いやぁ……っ!」
656 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 00:31:12 ID:U9+7jXqo
>655
「君も忙しく、なかなか意中の人との逢瀬をかわす時間もないのではないかな?
そういう時にこそ、これを使えばいい…寂しさを埋め、暖かさを得られるのだよ?…こういう風にね」
膣内をかきまわすバイブを強く握り、バイブの先端から媚薬が勢いよく放出される。
余すところなく媚薬を注ぎ込んでからバイブを引き抜き、エプロンのポケットにバイブを突っ込む。
「これは協力の謝礼だ。主人には未使用の商品を提供しなければならないのでね…役立ててくれたまえ」
言いながら、瑞葉の愛液で濡れた手をスカートで拭い、ズボンのジッパーを下ろす。
赤黒く勃起した逸物がズボンの中から現れ、瑞葉を床に押し倒して秘裂に逸物を擦り付ける。
「それでは、最後の謝礼だ…バイブで潤した君のココに、本物をあげよう…貰ってくれるね、瑞葉さん?」
>>656 >君も忙しく、なかなか意中の人との逢瀬を〜
「そ、そんな、もので……慰めたりは……あんっ、い、いたしません……わ」
ガクガクと膝を震わせ、今にも崩れ落ちそうになりながら快感に耐えている。
しかし、バイブの先端から媚薬が勢いよく発射された瞬間、
ついに達して、その場に腰を落としてしまう。
「あ……あああっ、ひぁっ、ふ……ぅん……っ!
膣内で……出て……いやぁ……っっ」
敏感な粘膜に媚薬が染み渡り、達したにも関わらず疼きは更に増す。
エプロンのポケットに放り込まれたバイブを布地の上から撫でていると、
やおら高瀬に押し倒され、火照って愛液で濡れそぼっている秘所を
硬い肉棒で擦られ、甲高い嬌声が上がる。
「ひあっ! あ……あ……! は、はい……下さい、ませ、高瀬さま、の……っ!」
658 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 00:41:25 ID:U9+7jXqo
>657
「やはり求められると嬉しいものだな…存分に味わうのだよ、瑞葉さんっ…」
媚薬でしっかりと解され、潤った瑞葉の膣内に容赦なく逸物を突っ込んでいく。
「うぅっ…瑞葉さんの中は、ぬるぬるだなっ…これは、媚薬の効果が現れている証拠だ…!」
根元までしっかりと埋め込んでから、腰を動かして膣内を膨れた逸物で抉っていく。
膣内に染み込んだ媚薬が逸物にも染み渡り、膣内でさらに逸物が膨張し、圧迫する。
「どうだねっ、瑞葉さん…私のモノは…バイブなどより、よほどいいだろうっ…!」
激しく腰を打ちつけながら覆いかぶさり、媚薬で濡れ光る唇に貪るように口付け、唾液を流し込む。
>>658 「あぁんっ、い、いいっ、き、気持ちいい……です……っ」
バイブでは味わえない、硬度と弾力性に富んだ
熱い昂ぶりで膣内を掻き回され、耐え切れずに大きな声をあげてよがる。
「高瀬さまの……お、おちんちんがぁ……っ、
すごく……すごく、大きくて、硬くて……ふぁ、んむ……っ、ん……んっ」
卑語まで使って快楽を訴える唇を塞がれると、
こちらからも積極的に舌をからめ、唾液を飲み込んでいく。
「……ぷはっ、ふぁぁっ、熱いの、早く、下さいませぇ……っっ!!」
いつしか高瀬の腰に足を絡み付けて腰をゆすり、
今一度の絶頂をねだって乱れまくる。
660 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 00:53:12 ID:U9+7jXqo
>659
「瑞葉さんのような女性が、いやらしい言葉でよがるとはっ…ますます、興奮するぞっ…」
腰を打ち付ける動きがどんどん早くなり、結合部からは水音を立てながら愛液を掻き出す。
腰に細い足が絡まり、瑞葉のおねだりと、求めるように揺すられる腰に逸物を突き入れながら頷く。
「いいだろうっ…私の精液を、媚薬まみれの瑞葉さんの子宮にたっぷりと注ぎ込んでやるっ…!
出すぞっ、出すぞっ……はしたなく喘ぎながら、受け止めろっ……うぉっ、出るっ!!」
獣のようにうめきながら絶頂を迎え、媚薬より何倍も熱く、濃厚な精液を膣内に、子宮に注ぎ込む。
媚薬が回っているせいか勢いも量も桁違いで、長い射精が続く間も逸物を突き入れ続ける。
>>660 「い、いやらし……いやらしいメイドで、申し訳ありませんっ!
でも、でも……っ、本当に、気持ちよくって……っ!」
>出すぞっ、出すぞっ……
「あぁぁっ、あ、ありがとうございますっ、
高瀬さまの精液……瑞葉の一番いやらしいところに
いっぱい、下さいませぇ……っ!」
唇の端から涎を伝わせ、虚ろになった瞳で高瀬とともに絶頂を迎える。
「あっ、あっ、ああっ! 出て……すごい……いっぱい、熱いのが……っ
いや……動かしたら、またイって……いやぁっ、怖いっ!
イったままで、また、イってしまいますぅぅっ!! ふあぁぁぁぁっっ!!」
ガクガクと身体を痙攣させ、部屋中に響き渡るような
卑語交じりの嬌声をあげ、そしてしばらく後にガックリとなる。
あまりの快感に気を失ったらしい。
662 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 01:09:10 ID:U9+7jXqo
>661
瑞葉が何度も絶頂を迎え、痙攣している間も腰を動かし、膣内を擦りながら射精する。
長い射精がようやく収まってから逸物を引き抜くと、ぽっかりと開いた秘所から大量の精液が溢れ出す。
「ふむ、女性だけでなくその身体を相手にする男にも効果は絶大か…データの修正が必要だな」
愛液や精液をべったりと纏わりつかせた逸物をスカートで拭い、エプロンのポケットに入れていたバイブを取り出す。
床にこぼれている精液をすくい、バイブの中に補充してから再びポケットの中に押し込む。
「使う可能性は低いかもしれんがね。まぁ、使うも使わぬも貴女次第だよ、瑞葉さん」
少ししてから部屋の扉がノックされ、商談の準備が出来たと扉越しに伝えられる。
「あぁ、分かりました…少ししてから参るので、しばし待っていてください」
未だに汚れが取れない逸物を、気絶している瑞葉の口で強引に綺麗にしながら、応える。
>>662 「ん……ぁ……ちゅ……はぁ……っ」
甘く痺れたままの身体も動かせず、
はっきりしない意識の中でも
口に突きつけられた、キツい匂いのするそれを
無意識に舌で後始末し始める。
やがて高瀬が立ち去った後も、
同僚達が助け起こしてくれるまで、
ずっとその場に横たわっていた。
ポケットの中のバイブを隠すように握りしめたままで。
664 :
高瀬 孝一:2006/07/18(火) 01:15:46 ID:U9+7jXqo
※
勃起した
「これで少しは広くなるかしら?」
中の食材を一時的に取り出し、大型冷凍庫の霜をヘラでガリガリと削り取る。
「あぁ… …あぁっと、涼んでる場合じゃないですね」
急がないと取り出した食材が溶けてしまうので、
涼む暇もなく必死に削った霜を塵取りのようなもので掻き集める。
667 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 13:22:18 ID:EW/tRb3n
再び同じ車から降りてきて、変わらぬ動作で玄関の呼び鈴を鳴らす。
「確かココには、子持ちのメイドがいたな…今回の新薬は、彼女にうってつけだ。
もっとも、彼女が居ればの話だが…さて、出てくるかどうか」
「よし、霜取り終わりっ!」
一息吐いた後、すぐに取り出した食材を冷凍庫の中へ収納していく。
すると全て入れ終える頃にちょうど呼び鈴を鳴らす音が厨房に響く。
「お客様かしら?」
脱いだ手袋をエプロンのポケットへとしまい込み、玄関へ向かう。
「……あら、高瀬様! いつもお世話になってます。御主人様をお呼び致しましょうか?」
669 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 13:42:48 ID:EW/tRb3n
>668
応対に出たメイドが、まさに望む相手だったことに内心でほくそ笑みながら。
「やぁやぁ、志保さん。お久しぶりですな…いや、主人もまだ忙しい頃合だろう。
商談の時間より早く着いてしまったのでね。すまないが、君に協力してもらいたいことがある」
手に持ったカバンを軽く掲げて見せてから、馴れ馴れしく志保の肩に手を回す。
「…私と君、二人きりになれる場所まで案内してくれるかな」
「……はい、畏まりました」
一瞬戸惑うものの、高瀬が意図することに何となく気付く。
「では… こちらへどうぞ。空き部屋が御座いますので」
気恥ずかしいのか周囲に誰も居ないことを軽く確認しながら、
高瀬を近くの来客用の宿泊室へと案内する。
「…このお部屋で宜しいでしょうか?」
俯き加減で訊きつつ、部屋の鍵を閉める。
671 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 14:01:24 ID:EW/tRb3n
>670
案内された部屋をぐるりと見回してから、頷く。
もっとも、周囲に人がいさえしなければ、どこでもよかったのだが。
「えぇ、ここで十分ですよ志保さん…それでは、こちらに来てもらえますかな?」
机の上に置いたカバンを開き、乳白色の錠剤を二粒とペットボトルの水を取り出す。
近くに呼び寄せても、俯いたままの志保にそれらを持たせて、笑顔を向けながら。
「私がお屋敷に来た時に、メイドと二人きりになる…何をするか位は、分かっているでしょう?
今日のソレは特殊な嗜好品でね…簡単に言ってしまえば、母乳がたくさん出る薬、といったものです。
貴女は確か子持ちだ…薬がなくとも出るかもしれないが、それを飲めば全盛期のような母乳を出す事ができますよ」
にやにやと笑いながら、つらつらと説明を続ける。
「さぁ、一気にどうぞ…なんだったら、胸元は肌蹴た方がいいかもしれませんね」
志保のメイド服に手をかけ、ボタンを一つ二つと外しながら、志保が飲むのを待っている。
媚薬や玩具の試用程度と思っていたが、どうやら違うらしい。
高瀬の説明を聞いて軽い恐怖心を抱いてしまう。
しかし彼は主人の大事な商談相手。
拒否するわけにもいかず、出された錠剤をひとつひとつ飲み下してゆく。
「……」
これから始まるであろう身体の変化に怖がっているのか、期待しているのか。
少し震えながら、肌蹴た胸元を高瀬に晒してその時を待つ。
673 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 14:16:06 ID:EW/tRb3n
>672
錠剤を飲み下して、その変化が出るのを震えながら待つ志保の乳房を曝け出させる。
「いつも服越しに見ていましたが、子供が居るとは思えないほど立派な乳房だ。
ここから出る母乳もさぞかし美味なのでしょうな…私も、期待してしまいますよ」
言いながら両手で乳房を鷲掴みにし、性感を高めるように揉みしだき始める。
揉みながら乳首を指で挟みこみ、擦るように刺激していると先端から乳白色の母乳が滲み始める。
「おぉ、出てきましたよ志保さん…貴女の母乳が。こうやって搾り出されるのは、いつ以来ですかな?」
羞恥を高めさせるように質問を浴びせながら、手の動きは搾る動きへと変わっていく。
「あぁ、本当に… こんなにも簡単に私の身体が変わってしまうなんて」
半信半疑だった薬の効果を目の当たりにして驚く。
ただ、驚くと言っても今では恐怖心すらも別の感情へ変わり始めていた。
自分の乳房を卑猥な果実のように扱われることで、
身体の奥から抑えようのない被虐の感情が湧き上がってくる。
「今では殆ど出なくなっていたので、もう一年以上も……」
頬を真っ赤に染め、熱い息を吐きながら高瀬の問いに答える。
675 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 14:32:55 ID:EW/tRb3n
>674
「では、一年分の母乳を搾り出してあげようか…さぞかし濃厚な母乳でしょうな」
ぎゅっぎゅっと搾り出すように乳房を揉むたびに、あふれ出す母乳の勢いも強くなり始める。
「だいぶ勢いもつき始めましたな…では、少し味見させてもらいますよ」
言って片方の乳房に顔を寄せて口に含み、舌で乳首を嘗め回しながら溢れる母乳を飲み下していく。
一回揉むたびに、びゅるっと勢いよく出てくる母乳を余さず飲み込み、口の端から母乳が垂れ落ちる。
「んぐっ、こくっ……こってりしていて、とても甘い…志保さんの母乳はとても美味しいですよ。
…自分でも味わってみるといい。自身の母乳を飲む経験など、そうそう出来ないでしょうからな」
今度は反対側の乳房に吸い付いて、搾り出した母乳を溜め込んでから口付け、貪りながら流し込んでいく。
「んんっ… すごい、本当にたくさん。あぁっ…!」
先端を舌で弄られるだけでなく、張った乳房から母乳が溢れ出す感覚の存在。
久しぶりに両方を感じることができて、快感にある種の懐かしさまで感じてしまう。
「そんな、そんなに美味しくありません……っ、んん…」
口頭では拒否するが、身体は高瀬の口付けを受け入れる。
自らの母乳だけでなく彼の唾液まで一緒に嚥下していく。
「高瀬様、胸が張って苦しいです。お願いです、もっと搾って下さい…」
性感が増すごとにどんどん胸元の張りが強くなるのか、
その疼痛に耐えられなくなって今度は自分から乳房を搾り始める。
「んぁ、あぁっ、止まらないです高瀬様… 私の胸、おかしいみたい…」
677 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 14:57:18 ID:EW/tRb3n
>676
とうとう自分で乳房を搾り始めた志保の手に、自分の手を重ねて母乳を搾っていく。
「あぁ、この薬の効果は…半日ほど持続するものでね。その間は、ずっと母乳が出るのだよ。
処女でも母乳が出るようにした薬だからな…出産まで経験した貴女なら、どれだけの量が出るか…」
今さらながらに言いながら、搾り出された母乳を豊満な乳房へと塗りこんでいく。
乳房が母乳まみれになるくらいまで塗りこんでから、一気に押し倒して志保の身体にまたがる。
「一度やってみたかったのだよ…母乳を溢れさせる乳房での奉仕、というものをね…。
志保さんも、搾り出すだけでは物足りないだろう?私のモノに奉仕しながら、搾り続けるといい」
またがった態勢でジッパーを下ろして、硬く反り返った赤黒い逸物を乳房の谷間へと埋め込んでいく。
「おぉっ、乳房の柔らかさと母乳のぬるぬるがたまらんよっ…もっと強く挟んで、乳房を動かしておくれよ、志保さんっ」
自分も早くも腰を動かし始め、谷間に逸物をこすり付けるたびにぬちゃぬちゃと音をさせながら、乳房を犯す。
「はい…… 私のご奉仕が至らなければすぐに言って下さい。
御満足戴けるよう、より一層頑張りますので……」
あまり経験したことのない奉仕に不安になる。
だが母乳を潤滑油に見立てて、懸命に高瀬のものを双丘で強く挟む。
そうして時折、逸物の動きに合わせて乳房を擦り合わせてみたり。
彼の動きが鈍くなったときを捉えて、逸物の先端を舌で舐め上げてみたり。
自分の乳房を搾り、潤滑油である母乳の補給も忘れない。
そのうちふたつの乳房で彼のものを挟みながら、物欲しそうに潤んだ瞳でそれにキスをする。
679 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 15:23:33 ID:EW/tRb3n
>678
「いいぞっ、志保さんっ…十分満足できる奉仕だよ…やはり、慣れてらっしゃるっ…」
豊満な乳房を巧みに動かして逸物を扱かれたり、先端を舐められたりで逸物は乳房の間で震える。
志保の手で母乳が足されるたびに逸物に母乳が纏わりつき、我慢汁と混ざり合ったそれを志保に啜らせたりする。
「私も、母乳を搾る手伝いをしてあげようっ…たくさん出せば、効果が切れるのも早まるかもしれんからなっ…」
断続的に母乳を飛び散らせる乳首を摘んで、引っ張って伸ばしてみたり、陥没させてみたりする。
乳首を押し潰していた手を離すと、たまっていた母乳が噴水のように吹き出て自分の顔にかかり、指で掬って舐め取る。
そうやって乳房を弄りながら奉仕を続けさせていると、志保の潤んだ瞳に気付いて笑みを浮かべる。
「志保さん、私のモノから出る…そう、男のミルクをたっぷりと浴びたそうな顔を浮かべているな。
志保さんの母乳のように甘くはなく、苦く濃いミルクを飲みたいという顔だ…いいだろう、盛大にご馳走しようっ」
腰を激しく動かして、大きく膨れ上がった逸物を震わせながら乳房に熱い塊を押し付けるようにして扱き続ける。
「出すぞ、志保さんっ…男の味のミルクをたっぷりと味わうがいいっ……ぐっ、イくっ!!」
射精の瞬間に乳房から逸物を引き抜いて、母乳でぐちゅぐちゅに濡れた乳房に盛大にぶちまける。
びゅっびゅっと乳房に浴びせかけてなお、射精が続く逸物を志保の口内に押し込み、喉に精液を打ちはなっていく。
「んぁ、あぁっ… あ、ありがとう御座いますっ」
奉仕を褒められて安心するのも束の間、高瀬に再び胸元へと手を伸ばされる。
水風船のような乳房を虐められて、漏れ出す母乳を眺めながら夢見心地の表情を浮かべる。
「そんなに強く引っ張らないで下さいっ、あぁっ、んあ、あぁっ!」
いきなり訪れた激しい刺激に身を捩じらせ、背中を大きく反らせる。
ふたつの乳房は、その形の良い姿とは裏腹にだらしなく母乳を漏らし続けた。
「ええ… 高瀬様のミルク、たくさん下さい… んん…っ、ん、ん……」
淫猥な欲望に陶酔し切った表情で口内に逸物を受け入れる。
そこで大量に吐き出される高瀬の精液の味や香りを愉しみ、
彼が口内から逸物を抜き去って初めてそれを嚥下していく。
「ん、ん…っ、高瀬様、美味しかったです」
胸元に放たれた精液も指で掬い上げ、丁寧に舐め取る。
そうして最後に再び高瀬の逸物を口に含み、事後処理を行う。
681 :
高瀬 孝一:2006/07/23(日) 15:56:00 ID:EW/tRb3n
射精を終えてから逸物を引き抜き、精液を嚥下していく志保を呆けた様子で眺める。
乳房に放った精液も舐め取ってから、掃除のために咥えられた逸物がぶるっと震え、残滓を流し込んでいく。
その掃除も終わる頃にはようやく絶頂の余韻から醒め、はっきりした意識で衣服を整える。
「ご協力を感謝するよ、志保さん。とても良かった…これは謝礼だ。受け取ってくれたまえ」
志保に飲ませた錠剤…それがかなりの量が入った袋を手渡してから、カバンからさらに何かを取り出す。
「まだ当分は母乳が止まらないだろうから…この搾乳機で母乳を搾り出してくれるかね。
替えのボトルはここに置いておくから、私と主人の商談が終わるまで、搾っていてくれたまえ。主人には、私から説明するからな」
その母乳をどうするのかは言わないまま、搾乳機とボトルを志保の横において、カバンを閉める。
「それでは、また後で取りに来るので…それまで、しっかり搾っておいてくれよ、志保さん」
最後に一口母乳を吸いだし、味わうようにして嚥下してから部屋から出て行く。
僅かだが未だ喉奥にこびりついている精液の残滓。
その香りが身体の火照りを鎮火させまいと劣情を煽る。
「あ、あの高瀬様……?」
主人との商談がいつ頃終わるのか知りたかったが、
呼び止める間もなく高瀬は部屋から出て行ってしまう。
「……しょうがない、か」
内線電話で同僚に厨房の仕事の引継ぎをお願いした後、
自分はしばらく戻れない旨を伝える。
そうして高瀬の言いつけ通り搾乳機でボトルに母乳を溜め、
秘所へゆっくり伸びていった指が水音を立て始めた。
「こんな時間だが…」
※
※
※
「だって、あいつ、あんな仕事だなんて―――お姉は平気なのっ?!」
廊下に響き渡る、やや疳高い声。
「つぐみちゃん、だってあたし達は現にここにお世話になっているのよ?だからご迷惑は……」
応じた声は鈴を振るようで、ベースとなる声音が同じものだとはすぐにはわからないだろう。
「信じらんないっ」
言い捨てて、影の一つが離れる。
取り残されたもう一人の少女が、途方に暮れたようにそれを見送った。
くるりとカールした黒髪を、半ばほどの位置で二つに結ったシルエット、見た目は瓜二つ。
見慣れても、見分けるのは難しい。
姉妹がこの屋敷に来て、一週間となる。
ふたり、17の歳を迎えた今となっても、妹のつぐみは、姉を真似ることを止めない。
とはいえ、ふたりにとってはそれは遠い過去から続けてきた「習慣」。
ただ、来て一週間、数回に渡って二人を見間違えたことに懲りた屋敷の主人に命じられて、
ささやかな「区別」として、支給されたメイド服には、ごく僅かな違いがある。
紺色のブラウスにエプロンというスタンダードな服装に、姉のこるりは青いリボンを。妹のつぐみは赤いリボンを。
本当にごく僅かな違い。
見分けの全くつかない双子のメイド、というのも、悪い趣向ではない。そう判じた主人の、ささやかな遊び心。
「つぐみちゃん……」
心配げに呟いて、ためいきをひとつ。
わずかに日本人離れした印象を与える、明るい茶の目を目を伏せると、
「姉」―――こるりは、足取り重く廊下を歩き始めた。
茶室の掃除ついでに、縁側に風鈴を取り付けている。
「くっ」
背伸びしているがなかなか、あとちょっとが届かない。奮闘中。
「どうしたんだい?」
190cmはあろうかと思う若い青年が風鈴を付けようと奮闘している女性に声を掛ける
「あ」
他の使用人らしき男性が声をかけてきたので、手を止める。
「風鈴がひっかけられなくて困ってたんです。
御主人様に内緒でつけておいて、後でびっくりさせたかったんですけれど…うーん」
「あの、もし良かったら代わりにお願いできませんか?」
「あぁ、風鈴ね・・・夏らしくなったもんだなぁ・・・ほい」
そう言って女性から風鈴を受け取るとその長身を活かして軽々と掛け、そして試しに息を吹きかけて音を確認する。
「ん〜…風流だな。こう暑いから気持ちが楽になる。」
「ありがとうございますー。そうですねぇ、急に暑くなりましたから毎日大変」
畳の上にぺたんと座り、男性に背中を向けて花瓶の花を直したりしている。
「お花も変えたんです。御主人様に喜んでいただけるかしら」
「随分とこまめなんすね。まぁ、確かにそのご主人からいろいろと造園を頼まれちゃいるんだけどね」
縁側に座って休憩を入れ、花替えをしている女性を横目でちらちらと見る。
「あ、そういやまだ作業があったんだ・・・」
ふと気が付き、席を立つ。
「すんませんけど、茶かなんかくれます?」
「お茶…ちょっと待っててくださいね。確かまだ冷たいのを持って来てたはず…」
側にあった容器から麦茶を入れ、グラスを男性に手渡そうとする。
「はいどうぞ〜。滑りやすいから、零さないように気をつけて……っあぁっ!」
「あーあ……。ごめんなさい、いつも気をつけてるはずのに、どうしてなのかしら私…」
十分気を付けていたはずなのに自分の手が滑り、グラスを落としたせいで
メイド服のスカートや足に麦茶を零してしまう。男性にかからなかったのが不幸中の幸い。
「代わりの綺麗なお茶、すぐ入れますね」
男性の目を気にしながらスカートを少したくし上げ、びしょびしょに濡れた足をタオルで拭おうとする。
お茶に濡れて透き通った肌を見せる女性に対して心なしか気持ちが浮ついてしまう
「お、俺はいいからあんたほうが先に拭けよ!」
そう言ってタオルを強引に渡そうとするとバランスを崩してしまい、女性共々一緒に倒れ込んでしまう
「うっ・・・おっ!?」
なんと重なった体勢になり女性を押し倒した格好だけでなく手は胸に置いてある
「あら、いいんですか?じゃあ遠慮なく……ひゃっ!?」
俯いて足を拭こうとするとなぜか上から男性が圧し掛かってきて倒れこんでしまう。
>手は胸に置いてある
「! やだっ…て、手をどけて下さいっ」
胸に触れている手を見て男性がわざとやったのかと勘違いし、慌てて身をよじって逃れる。
「あの。わ、私……。まだ他にお仕事ありますからこれで失礼しますね。
風鈴つけてくれてありがとうございました、ではではー」
お茶やグラスはそのままに、苦笑いしながら恥ずかしそうに急いで茶室を出て行く。
「あ、あぁ・・・仕事頑張ってな・・・」
焦りながら帰る女性を見て少し呆然とする
「や、柔らかかったな・・・」
女性の胸に置いていた手を見ながら頬を赤らめれる
「あ・・・!しまった!!作業を日が暮れるまでにやらねーと!」
そう語ると男は庭へと走っていった
「私ったら、単なる思い込みかもしれないのに。なんだか慌てすぎちゃったみたい…。
ああんもう恥ずかしい」
主人用に淹れた珈琲を持ち、廊下を歩きながら独り言を呟く。
思い返せば少々自意識過剰のようだった自分を恥ずかしく思って少し凹んでいる様子。
「よーし、折角今から御主人様のお部屋に行くんだから
ちょっとでも褒めてもらって元気出さなきゃ」
それでもうさっきの事はすっぱり忘れてしまおうと、嬉しそうに主人の部屋へ入ってゆく。
「御主人様、お待たせしました〜」
※
「ふんふふん〜♪」
暑さをものともせず、やたら上機嫌に鼻歌混じりに厨房で皿洗い。
「昨日の花火大会はナンパされてばっかりで大変だったわねー。
つまり花火も綺麗だったけどそれ以上に……ま、私もまだまだ捨てたものじゃないってコトね」
それを聞いて、鍋をこすっていたメイドが言うには。
「そうよねー、グループをナンパするときはまず一番不細工な女に声を掛け――きゃっ!」
口を滑らせた彼女の頭に白磁の茶碗をひょいと乗せる。
「それ高いのよ。落とさないでね」
「ちょちょちょちょっと、今両手がふさがっ――っとととと取って取って誰か取ってよっ!」
そうして呆れるばかりの男性陣を尻目に、昼食の片付けは終わろうとしていた。
「平和ねえ…」
「ねー」
昼食を終えて、特にやる事もないのでぶらぶらと屋敷を歩き回っている。
そうしている内に、厨房の方からぎゃあぎゃあと騒ぎ声が聞こえてきて苦笑いを漏らす。
「なんだか、今日は騒がしいなぁ。ま、寂しいよりはよっぽどマシだけどね」
何があっているのか気になって、ひょいと顔を出して覗き込んでみる。
大道芸よろしく、頭に茶碗を乗せているメイドの姿に呆気にとられるのは、お約束。
その横で助けてやることもせずに後片付けを終えようとしていたメイドには気付かない。
しばらくその騒ぎを見て楽しんでから、自室へと戻っていく。
「まったくもー、子供なんだから」
さきほどのちょっとした悪戯の仕返しとばかりに水を掛けられて、
ぺったりと身体に纏わりつくスカートをつまみながら、口を尖らせる。
「涼しくて良いけどね。ね…ちょっと気持ち悪いけど。
まあいいか。私は大人よ、大人」
眼鏡のレンズに光る水しぶきを拭いながら、今やすっかり片付いた
厨房を見渡して満足げに呟いた。
「夕食の支度までまだしばらくあるし…昼寝でもするかなぁ」
大きく伸びをしながら、勝手口から外へ出た。
すっきりと晴れた空、射抜くような鋭い日差しに思わず目を細めた。
★
デパートのお中元のパンフレットを見ながらチェックを入れている。
「まだ月遅れの注文は出来ますし、良さそうなものがあれば……」
自分用に何か買おうとおもっているらしい。
ピンポーン!!
「こんにちはー、お届け物でーす!!」
屋敷の前に宅急便のトラックが停まっており、
宅配ドライバーが屋敷のインターホンを押した。
>お届け物でーす!!
「!」
インターホンの音を聞いて玄関へと小走りで出て行く。
「はーい、お待たせいたしました」
と、ドアを開けたところで、受け取り用のハンコを持ってくるのを
忘れたことに気付く。
「あっ……すいません、少しの間、こちらにおかけになってお待ち下さいませ」
屋敷に上がってもらうと、近くの小さな部屋で待機してもらう。
しばらくしてハンコと一緒に冷たい麦茶を持ってくる。
「お待たせしました。こちら、ハンコになります。
今日は熱いですから、よろしければ少しお休みになっていって下さいね」
「あぁ、いえいえ、お気になさらずー♪」
見た目的に軽い感じの男で、荷物とともに屋敷に上がり込む。
そして案内された部屋で瑞葉を待って。
「今だ!!」
いきなり男はクロロホルムを染み込ませたハンカチを、
お茶とハンコで両手の塞がった瑞葉の口に押し当てる。
「悪く思わないで下さい。この屋敷に侵入するにはこうするしかなかったのです」
男は不適な笑みを浮かべながら、意識の薄らいでいく瑞葉に語りかける。
>今だ!!
「んっ! んんーーっ! ん……っ」
口をふさがれた瞬間だけジタバタと暴れたが、すぐにグッタリとなる。
「ん……ぁ……」
膝からガクリと力が抜けて、虚ろな瞳のまま、その場に崩れ落ちる。
「これでよしっと。
ったく、クライアントも難しい仕事を回してくれるもんだぜ。
この屋敷のどこかにある極秘文書を盗み出せだなんてさ」
瑞葉をベッドに寝かせ、これから行う仕事の愚痴を吐く。
「にしても、こいつ本物のメイドかよ。
このまま放っておくのは惜しいな。
時間ならまだあるし、ヤッちまうか?」
意識を朦朧とさせて動けない瑞葉の上に圧しかかり、服の上から胸を揉む。
「すっげぇ、この服って安物じゃねーわ。まじ本物かよw」
舌を舐めずりしながら瑞葉のメイド服を脱がせていく。
はっきりしない意識の中でも、
男がなにやら良からぬことを口走っているのが聞こえてくる。
>時間ならまだあるし、ヤッちまうか?
「……っ!!」
決定的な一言が聞こえた後、自分の上に圧し掛かってきたのを感じ、
なんとか逃げようとするが、ほとんど動くことができない。
「い……やっ」
胸元を乱され、好きに身体を弄ばれるうちに、瞳から涙がこぼれ出す。
「ゆ、許して……ください、ませ……っ」
>「ゆ、許して……ください、ませ……っ」
「へへっ、意識は戻っても体は言うこと利かないだろ?
だったらアンタも楽しまなきゃ損だぜ?」
胸をはだけさせて、下着を脱がし、下半身を露にさせる。
「メイドってさぁ、ここ使ってご奉仕とかすんの?」
荒々しい手つきで瑞葉の秘所に指を入れ、ぐちゃぐちゃと弄くる。
「結構使いこんでんじゃねーの?w」
侮蔑の言葉を嬉々として言い放ち、瑞葉の体と心を犯していく。
肝心の恥ずかしい部分だけ服を乱され、屈辱に震える。
>結構使いこんでんじゃねーの?
「ひっ……い、痛っ! 痛い……ですわ……っ」
いきなり突き入れられた指から与えられる痛みに
少しだけ意識は回復してきたが、
まだ身体は動かずに、膣内を思う存分弄られてしまう。
「つ、使いこんでなんか……そんな、そんなこと……ぐすっ」
決して否定できないが、かといって認めることもできずに、ただすすりなく。
そのうちに、痛みを緩和すべく、秘所に愛液が分泌されてくる。
>つ、使いこんでなんか……そんな、そんなこと……ぐすっ
「そぉかぁ!?
にしては、すぐに反応して濡れて来たじゃねーかw
これならすぐに入れても問題ねーわな」
ズボンを降ろし、勃起した一物を取り出すと、瑞葉の花弁に押し当てる。
「んじゃま、ゴーッ!!」
躊躇なく、一気に瑞葉を中を突き上げて、根元まで瑞葉の膣内に勃起を収める。
「すっげ、吸い付くような感じじゃねーか!!
何、これで主人とか客とかを喜ばせてるわけ!?
ウッラヤッマシー!!」
激しくピストンを開始して、瑞葉の中を凌辱しながら胸を揉んでやる。
「どう、チンポ好きなの?
大好きなんでしょ?!
この淫乱メイドw
あぁそーか、淫乱だからメイドやってるわけ!?
ヒャッハッハーッ!!」
汚い言葉で瑞葉を攻めながら、膣内も犯して、何度も瑞葉の子宮を打ち付ける。
「あ……あ……い、いやっ」
男が取り出したモノを見て、嫌悪と恐怖に顔を引きつらせる。
しかし抵抗できる力もなく、ついに身体を肉棒で貫かれてしまう。
「あ、あく……っ、やめ……いやぁっ!
お、大きすぎて、裂けちゃ……く、うぅんっ!
う、動かないで下さいぃぃっ!!!」
泣き叫びながら、ただ人形のように犯され続ける。
「それに、わ……たし、淫乱、なんかじゃ……ありません……わ……っ」
涙を浮かべた目で男を弱弱しく睨みつけながら。
「いいや、お前は淫乱だ!!
チンポで犯されて精液を中に出されてよがり狂う雌豚だ!!
雌豚には穴だけありゃいいんだよなぁ!?
んなら、ガキ作る部屋はいらないよなぁ!?
ヒャッハッ、んじゃ、ここ(子宮)壊しちゃっていい?」
力強く、何度も子宮口を突き上げて瑞葉の体を揺さぶる。
瑞葉の体を持ち上げ、その体重を一物と子宮にかけるようにする。
「それとも赤ちゃん生みたい?
どっち!?さぁ、どっち!!」
鬼畜の形相で瑞葉を犯して犯しまくる。
>ここ(子宮)壊しちゃっていい?
「ひ……ひっ!?」
ガツン、ガツンと奥を突き上げる肉棒の感触に
ひょっとしたら本当に壊されてしまうかもしれないと怯え出す。
「いやっ! いやぁっ! 赤ちゃん埋めなくなるの、イヤですわっ!」
ようやく回復してきた身体で、弱弱しく男の胸元を叩いたり押したりして
跳ね除けようとする。
「ひああっ、赤ちゃん……赤ちゃん、産みたいんですぅっ!」
別段、目の前の男の子供を産みたいと思ったわけではないのだが、
恐怖のあまり精神が錯乱していて、ついそんなことを口走ってしまう。
>ひああっ、赤ちゃん……赤ちゃん、産みたいんですぅっ!
「イヒヒヒヒっ!!そうか、そうかぁ!!」
不適に笑うと、ポケットから液体の詰まった小さな注射器を取り出す。
「こいつは強力すぎて使用禁止になった排卵誘発剤だ。
五つ子になるか六つ子になるかはわからんが、お望み通り俺のガキを生ませてやるぜ!!」
瑞葉の弱々しい手を押さえ付けて、注射針を射す。
「避妊薬なんて関係ないくらいに利くはずだからさぁ。
これからアンタの中に出す俺の精子が死ぬ前に、効果あるはずだしw」
笑いを堪えながら、瑞葉の血液内に排卵誘発剤を投与する。
すべてを注射した後、注射器はベッドの外に放り投げる。
「んじゃ改めて、俺のガキを生ませてやるぜっ!!」
体の自由が戻りつつある瑞葉を、しっかりと押さえ付けて荒々しく腰を責め立てる。
>強力すぎて使用禁止になった排卵誘発剤〜
「え……っ?」
一瞬、言われたことの意味がわからず、闇雲な抵抗の手が止まる。
「……ひ……っ、い、いや……っ」
気付いた時には手を押さえ込まれて、注射器の針が差し込まれていた。
「いやああああっ!! そんな……そんなつもりで言ったんじゃありませんっ!」
許してぇっ! 許して……助けてぇぇぇっ!!」
注射が済んだあとも、絶望の叫びをあげながら犯される。
「お願いっ、お願いしますっ! 膣内で出すのだけは……お願いっ!」
必死に懇願するが、慣れきった秘所は言葉とは裏腹に
男の欲望の液体を搾り取るべく、襞の絶妙な動きで絶頂を誘い始めている。
>お願いっ、お願いしますっ! 膣内で出すのだけは……お願いっ!
「でもテメェのここは俺のチンポに食いついて離さねーじゃねーかw
今でもよぉ、出して出してって言ってやがってよぉ!!
俺は出すの我慢してんだよ!!」
大声を張り上げながら、瑞葉を犯しに犯し。
「でももう我慢の限界だわw
くらいなっ、中に出してやるよ!!
そぅらよっ!!」
目一杯に瑞葉の奥に一物を潜り込ませ、怒涛の勢いで精を放つ!!
瑞葉を孕ませる熱い精子たちが、瑞葉の子宮に注がれていく。
容赦なく、無慈悲に、瑞葉になすすべもなく身ごもる以外に道はないと思わせるがために。
「まだだ。まだ足りねぇ!!
仕事なんて糞食らえだ!!
お前を孕ませることの方が先決だ!!
このまま全部、お前の中に出し尽くしてやる!!」
男は一度たりとも抜くことなく、その後も6度に渡り瑞葉の中に出した。
そして翌朝には他のメイドに見つかり警察に通報され、逮捕されたのだった。
「……あ、ひぁっ、あああっ!! い……やっ、あ……んっ」
もう何度目か分からない迸りを胎内に受けて、絶望の呻きを漏らす。
貫かれている秘所はジンジンと痛み、
乳房は男の指の痕がついて赤く腫れあがっている。
涙も声も枯れたあとも陵辱されつづけるうちに気を失い……
目が覚めたときは医務室で各種の処置と投薬治療を受けている最中だった。
「あの……」
担当医に身体の状態を聞こうと、かすれた声を出すが、
答えを聞く前に再び意識を手放してしまう。
その後も、おぞましい悪夢を見ては悲鳴とともに目を覚ますのを
何度も何度も繰り返すことになる。
「いや……っ。あんなことで、赤ちゃんを授かるなんて……絶対にいやですわ……っ」
そしてベッドの上で自分の身を抱きながら、静かに咽び泣き続けた。
掃除しかけの部屋の椅子に腰掛けて、足を曲げ伸ばししている。
濃紺のスカートの裾から覘く、ストッキングに包まれた肌に指を滑らせると、大きく一息。
「学校に行かれるうちに、運動をやっておくべきでしたね」
慣れない立ち仕事で張った感触を一しきり確かめると、すっと身体を起こした。
「さて、戻りましょうか」
両脇にわずかにゆとりを持たせて、ぴんと伸ばしたままの背筋を引く。
熟練したダンサーが姿勢を正すのに、よく似た動作。
「つぐみちゃんはどうしているかしら?」
「お、瑞葉ちゃんだ。瑞葉ちゃー……ん?」
いつものように馴れ馴れしく声をかけたものの、
その憔悴しきった様子を見て思わず固まってしまう。
「……あ、ああいや、なんでもないです、ハイ」
行儀悪く出窓に腰掛けて、とっておきのチョコレートバーを齧っている。
網戸をくぐり抜けてきた細かな風が前髪を揺らし、ひとつくしゃみをする。
「夏ねえ」
不意に網戸の隙間から騒がしく何かが飛び込んでくる。
蛾か、蝙蝠か。
「誰よ、ちゃんと閉めなきゃだめじゃない…」
自分が見回りの途中だったことはすっかり棚に上げてしまう。
チョコレートバーを咥えたまま凍りついていると、それが目の前を横切ってまた闇の中へ。
僅かな燐粉の光が残る。ちょっと綺麗ね、と思う。
ぼんやりしているうち、溶けたチョコレートの雫がエプロンに落ちた。
気の毒な客を部屋に誘導しながら、一言。
「夜のお館が盛況なのは大変宜しいのですが、どうやらメール欄の字数制限が厳しくなっているようですわ」
小声の呟きに違和感を覚えた客人に問い返されて、はぐらかすように片手を振る。
「ああ、困りました。……いえ、いえ。何でもありませんわ。お客様はどうぞお気になさらず」
「ごめんなさい。昨夜のことで疲れていますから……」
ペコリとお辞儀をして、固まったままの運転手のところから去っていく。
「連夜になるのもなんですから、他の方とお楽しみ下さいな」
「ちょっと、メール欄にメールアドレスが書けないんだけど」
自室のパソコンを付けっ放したまま、ケータイを片手に部屋の中をうろうろしている。
「なんかね…エラーが出ちゃうのよ。アドレスが長すぎるって…」
時々ヒステリックに声が上ずる。そうかと思うとまた沈黙。
しばらく受話器の向こうの声に耳を傾けてから、がっくりと気落ちした声で囁く。
「なによー、私のアドレスが悪いっての? そう、そんなに私とメールしたくないんだ…
…いいわよ、何も言わないで。分かったわ、分かったわよっ…!」
そのまま泣き崩れる、かと思いきや、枕に空手チョップを叩き込んだ。
「あーーーまったくもう、肝心な時に限ってっ!!」
「あークソっ、考えてみりゃ優しくしてあげて
いい雰囲気つくればよかったじゃん」
壁をゲシゲシ蹴りながら愚痴る。
「……ってうわっ、汚れついちまった!?」
靴跡のくっきり残った白い壁を見て焦る。
「……誰も見てないし、フケよっと……」
「どうするかなぁ」
ベッドに座って、ぼんやりと視線を宙に泳がせる。
「考えたってどうにもならないような気もするんだけどね…」
「書きにくいですね」
溜め息を一つ。
「もう少し、大きなノートを……いえ、持ち歩くわけにもいきませんし。ってそれはこの話には全く関係が……」
『仕事内容』でびっしりと埋まった小さなノートをブラウスのポケットに収める。
「って何を言っているの、あたし」
綺麗に片付いた部屋を見回すと、改めて大きく息をついた。
「どうしたものでしょう……」
最初に掃除を任されているのは、屋敷の間取りに慣れるため、というメイド長の心遣いもあるらしい。
仕事自体の難易度はそれほど高くもない。少なくとも、ここまでは。
最初に聞かされた、もう一つの「仕事」についても、これまで引き取られていた所でやらされてきたことを思えば、
彼女の為すべきことは、それ自体としては困難ではないように思えた。慣れれば、何も問題はないはずだ。何も。
「っくしゅっ! 妙に涼しいなぁ、今夜は」
上着をさらに一枚羽織って、また机に向かう。
呼び鈴を鳴らしてメイドに熱いお茶を頼んでから、またペンを握った。
「おっと、まずいな。そろそろ眠気が…」
「なんだかなぁ、今日はどうも調子が悪いな」
疲れて霞む目を押さえながら席を立った。数歩歩んで、ベッドに腰を下ろす。
「今日のところはこのくらいで…続きはまた今度だな」
着替えもせずに締め付けを緩めただけでベッドに倒れこんで、
目を閉じるとすぐにかすかな寝息を立て始めた。
「……あら。みなさん、こんばんは。お元気?」
メイド服に着替え終わり、高飛車にそう言うと偉そうに腕を組む。
「メール欄が短いなら節約しながらどうにかならないかしら。
節約って言葉はなんか貧乏くさいから、基本的には嫌いなんだけど…」
「ま、多少は不便だけどしょうがないか。工夫すればどうにかなるわよね。
私は『いつもどおり』に、自分のやりたいように遊べればそれでいいの」
制服をバッグに入れて休憩室の片隅に隠すと、屋敷内をウロウロし始める。
「さってと。御主人様いないかな〜♪」
「どれくらいのスペースがあるんだろ。ちょっと、ちゃんとそっち押さえててよ」
かがんでメジャーを押さえ、廊下の幅を計っている。
「はーい。御苦労様です、全角6文字(半角12文字)くらい…と」
何かの数字を日誌に記録している。
「淡々と記していけばどうにか凌げるかしら。
前向きに考えれば、余計な無駄が省略できるって事でもありますし」
にこっと笑って日誌を片付ける。
「ほら、なんか昔の簡略な電報みたいですよね。『チチキトク スグカエレ』みたいな」
「うーん、そうですねぇ。お屋敷にいるのは私1人だけじゃないので何とも言いがたい感じです。
とりあえずお屋敷のお仕事が完全にできないわけでもありませんし……
私がこちらで働く時は、今までどおりのやりかたで、工夫してやっていこうかなって思ってます」
客人に紅茶を差し出す。
「お茶でもいかがですか。どうぞ」
「まだ若干のスペースはありますし、そんなに特に深刻に考えなくてもいいんじゃないでしょうか〜…
とは思うんですけど。どうなんでしょう」
お気楽にのんびりとそう言う。
「あっ…もうこんな時間。ごめんなさい、そろそろ私は失礼いたしますね」
「皆様、おやすみなさいませ」
ぺこりと一礼して自室に戻ってゆく。
「…なかなか寝付けんな。誰か暇をしている人はいないものか…」
先日から屋敷に世話になっている、主人の友人がぼやく。
簡素な寝巻きに高級そうなガウンを羽織って、廊下を歩いている。
ジョキジョキジョキ……
「ハァ……ここのご主人さんはなんだってこんなに大きな庭園を造れなんて言うかな…」
一際目立つ巨体がせわしなく動く
以前はしがない庭園場で安い給料で貧乏生活をしてきたものの、ある時館の主人が来た際に作業の早さと腕の良さに目が留まり、勧誘された
この館に働くようになってからは金を稼げるようになり、ある程度は余裕が出てきたのだが
まぁ…そう考えるとどれだけ世話にもなってるかがわかる
「かと言って、手伝いの一人も欲しいよ…まだ21で若手もいいとこなんだぜ……」
「Zzz…ハッ!?」
作業の休憩中に眠っていたらしく、空を見ると日は暮れようとしていた
「ハァ…作業は終わらんかったか…今日は帰ろ…」
男はそう語り、座っていた縁側から立って伸びをしようとした瞬間、背中から何かがパサッと音を立てて落ちた
「毛布か…寝てる時だれか掛けてくれたんだな…ありがてぇ」
落ちた毛布を拾い、丁寧に折り畳んでその場に置くと男は自宅へと帰っていった
朝の当番を終え、買い物メモをせっせと書いた後に内容確認している。
「えーっと…。ちっちゃい洗面用具と、キャリーバッグと、あとは……
あっ、黒い室内用サンダル」
書き足す。
「よーし。久しぶりのメイド研修だからって、忘れ物なんかしちゃダメよね。うん」
「あの〜、今年の研修って今週末だけでしたっけ。…え?早ければ11月の初めにもあるかも?」
書き終わると、側で仕事をしていた同僚と雑談を始める。
他の住人に頼まれたものも加えた買い物リストを鞄に入れて、私服のワンピースに着替える。
「…これで大丈夫かなぁ。やっぱり街中に出るのにいつものメイド服じゃ、他の人に変な目で見られちゃうし…」
スカートの裾を揺らし、鏡の前で自分の姿がおかしくないかチェック。
「すみません。それじゃ私、ちょっと御使い行ってきますね。
いない間、よろしくお願いします」
屋敷の門を出ると、日傘をくるくる回しながら1人で街の方へ歩いてゆく。
【名前】百瀬 春儚(ももせ はるな)
【性別】女
【年齢】17才
【職業】メイド見習い
【サイズ】身長158cm 体重45kg B89/W58/H86
【容姿】良家の出身らしく、黙っていると顔は年相応の可愛らしい少女。
髪は長く明るめの茶色で、上品で落ち着いた感じの巻き毛。
自然と恵まれたスタイルも、つい男性の目を引いてしまうほど。
いつも笑顔なせいで、相手に特別な好意を抱いていると思われがち。
【性格】真っすぐで純粋で心優しく、他人を疑うことを全く知らない。
難しいことを考えたりすると稀にパニックを起こすことがある。
自分が他人とは少し違うということを理解している。
【趣味】お花や鳥と話すこと/お風呂
【その他】幼い頃(恐らく生まれた時)から心の病を持った、子爵家の一人娘。
他人に騙され易く、幼い頃から苛めや虐待などの被害を受けて来た。
それらの被害を「私が馬鹿だから悪い」と思い、納得している。
尽くすことで人に喜んでもらいたいという思いからメイドを志望。
厄介払するかの如く、両親によって主人の下に送られて来た。
日常における仕事を覚えるのも、俊敏にこなすのも苦手。
性の知識は疎いが、夜の奉仕は頑張ろうと思っている。
「これから頑張りますのでよろしくお願いします」
「えっと、お部屋のお掃除ってどうすればいいのかな…?」
指定された部屋の掃除の仕方がわからなくて、廊下をうろうろしている。
「少しだけ寝ちゃってもいいのかな?」
眠たくなってきたので、客室のベッドに横になって寝息を立て始める。
人手が足りないと声をかけられ、久し振りにここで働いている。
主人の友人である父親に連れてこられた屋敷の中を歩き回っている。
父親は今朝から仕事で戻らず、一人で暇を持て余している。
「あーあ、暇だなー…誰か遊び相手とかいないのかなー」
口を尖らせながら、少年は愚痴を漏らしている。
厨房での仕事を終え、制服のエプロンを整えながら廊下を歩いている。
外からは虫の音が聞こえ、すっかり秋である。
「涼しくなってよかった。そろそろクーラーがなくてもいいかもしれない」
独り言を呟き、ふと顔を上げると、少年が廊下の遠くのほうに見える。
「どうしたんだろう?」
相変わらずぶつぶつ言いながら歩いていると、遠目に人影が見える。
「あ、人を発見。こんばんはー」
誰かに会えたことがうれしくて、手を振りながら駆け寄る。
近づくうちにその人物が屋敷のメイドだと分かって、ぶつかる寸前で止まる。
「ねぇねぇ、メイドのお姉さん。お姉さんは今お仕事で忙しいのかな?」
少年ゆえか、大きな瞳を輝かせながら見上げる。暇なことを期待している様子。
手を振りながら走ってやってきたのが微笑ましくて、思わず笑ってしまう。
「こんばんはー。お父様と一緒に来たのかな?」
やって来た少年に目線を合わせ、少し屈む。
「今ね、仕事を終わらせたところよ。
これからお風呂に入ろうかなって思ってたの」
「うん、お父さんと一緒にお世話になってるんだけど…お仕事で出かけちゃった」
寂しげに項垂れてから、屈んだことで視線が同じになった奏に寂しそうに笑う。
「お風呂かぁ…うぅ、どうしよ。僕一人で入ったことないよ…」
年少への過保護さゆえに一人での入浴の経験がなく、困り果てる。
少しの間うんうん言っていたが、目の前にある奏の顔をまっすぐ見つめて口を開く。
「…お姉ちゃんと一緒に、お風呂に入ってもいいかな?」
こんな時間に小さな子を一人にするなんて!と思いながら、
寂しそうな男の子の頭を撫でる。
「そっか、それは寂しいわね。
いいわよ。じゃあ、お風呂に一緒に入ろっか?」
目線を合わせ話を聞いていたが、小さな少年の願いなので、
躊躇することなしに承諾する。
少年にふわり微笑みかけると、手をつないで浴場へ向かう。
「今は誰も入ってないみたいね。お姉ちゃんと二人きりよー」
799 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 22:40:20 ID:Wx4c+Bul
撫でられ、了承してくれたことに表情が一転、明るいものになる。
「ありがと、お姉ちゃんっ。
…あ、僕は榊 裕也っていうんだけど、お姉ちゃんは?」
財界では中堅に位置し、それなりの知名度を持つ名前を口にし、名前を尋ねる。
手を繋ぎながら嬉しそうな表情で浴場へと連れて行かれる。
「お姉ちゃんと二人っきり?やったー、それじゃあいっぱいゆっくりできるね」
言いながら、奏の横に立ってさっさと服を脱ぎ散らかしていく。
ぐしゃぐしゃの衣服を籠に放り込んで、タオルで隠すこともせずに奏が脱ぎ終わるのを待つ。
待ちきれないのかそわそわしており、その度に皮をかぶった子供っぽい逸物が揺れている。
むう、腹が減ったな。
そういえば先程厨房に誰か居たような……何か作って貰うか。
………誰も居なんだか。
仕方あるまい、失礼してシャリはあるな。 冷や飯か。
後は卵に葱もある……と、ではアレにしようか。
十分程度でかきたま汁を作り、茶碗によそった冷や飯にかけて食べ始める。
>…あ、僕は榊 裕也っていうんだけど、お姉ちゃんは?」
聞き覚えのある名前で、一瞬目を丸くしてしまうが、すぐににっこり笑う。
「裕也君ね。私は、桜庭 奏(さくらば かな)っていうの。よろしくね」
浴場に着き、次々と服を脱いで自分を待つ裕也を横目で眺める。
「ちょっと待ってね。
裕也君、お洋服そんな風にしてていいの?しわしわになっちゃうよ」
自分は服を脱ぎかけのまま、彼の服を簡単にたたむ。
そして、急いで自分も服を脱ぎ、制服を畳むと、タオルで自分の身体をくるむ。
「さ、じゃあ入ろー」
裕也を促し、浴場への扉をガラガラと開ける。
802 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 23:02:02 ID:Wx4c+Bul
「じゃあ、奏お姉ちゃんって呼ぶね?」
奏の驚いたそぶりには気づかず、えへへと笑いながら言う。
「…うー。いつもはお父さんとかにやってもらうから…ありがとう、奏お姉ちゃん。
今度から自分でも綺麗にできるように頑張ってみるね」
綺麗に服をたたんでくれる奏に謝って、脱ぎ終わるのを待っている。
奏に促されて浴場へと足を踏み入れ、その広さに目を丸くする。
「うわぁ、広ーい…お家よりすっごく広いよ。
こんなに広いのに僕と奏お姉ちゃんの貸切なんて…えへへ、贅沢だね」
たたっと浴槽に駆け寄り、手桶にお湯を汲んで頭からお湯を浴びる。
「あははっ、気持ちいいーっ。
ねぇ、奏お姉ちゃん。先に身体を洗うのかなぁ?」
犬のように頭を振って水気を撒き散らしてから、尋ねる。
「うん、そう。先に身体を洗いましょう、裕也君」
元気なその行動に、まるで子犬みたいと思ってしまいながら、
お姉さんのような顔をする。
鏡と椅子、手桶があるところへ行き、もうひとつ椅子を並べると自分も座る。
「裕也君、こっちおいで。お姉ちゃんが洗うの手伝ってあげるから」
804 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 23:14:28 ID:Wx4c+Bul
「うん、すぐ行くねー」
ひとしきりお湯を払い終わってから、こけないように奏の方に駆け寄る。
「奏お姉ちゃんが洗ってくれるの?僕も頭は自分でごしごしって出来るんだよ?」
言いながら椅子に座って、鏡の方と奏の方のどちらを向けばいいのか迷う。
「お父さんと入るときは、先に背中からだから…奏お姉ちゃんと同じほうを向けばいいんだよね?」
自信なさ気に言いながら、奏に背中を向ける。
しかし、鷺宮に知れたら『天下の玄龍会の会長が炊事とは……。』と呆れられるだろうなw
玄龍会→(日本全国のヤクザを統括し、裏社会の秩序を作っていると噂される集団。
しかも警察の上役や、政治家とも通じているとの噂もある。)
「そっかー、頭は自分で洗えるのね。えらいえらい」
つい頭を撫でてしまいながら、裕也が背中を向けるのを待つ。
(なんだか俊君が小さな頃を思い出すなぁ……)
「いつもはお父さんと入るの?お母さんとは?」
話しかけながら、スポンジにボディソープを染み込ませ、泡立てる。
「じゃ、洗うよー」
背中にそっと手を置き、スポンジを滑らせる。
「痛かったら言ってね」
「それにしても、炊事なぞ久々だな。
あの下っ端時代が懐かしい…………。」
感慨深げに頷き、再び汁かけ飯を食べる。
説明追加
玄龍会→(日本全国のヤクザを統括し、裏社会の秩序を作っていると噂される集団。
しかも警察の上役や、政治家とも通じているとの噂もある。
その上、今時珍しく義理任侠を重んじている。)
808 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 23:25:27 ID:Wx4c+Bul
「お母さん?お母さんもお仕事が忙しくて、ほとんど帰ってこないんだ。
一ヶ月に一回帰ってくるくらいかなぁ…だから、奏お姉ちゃんみたいな人が僕の家にもいるんだよ?
奏お姉ちゃんよりはぜんぜんおばさんだけど、優しくていい人なんだよっ」
奏と二人でいる雰囲気が楽しくて、さっきのような寂しそうな表情は浮かべずに口にする。
背中にスポンジが当てられて擦られると、それがくすぐったくて小さく声を上げる。
「痛くはないんだけど、ちょっとくすぐったいよ、奏お姉ちゃん……ひゃうっ」
じっとしていられず、身じろぎしながらくすぐったさに耐えている。
「あれー?くすぐったい?」
首を傾げながら、強さを調節してみる。
「もう、裕也君〜。じっとしてないと洗えないじゃない」
困った顔で一度スポンジを話すと、ニヤリと笑う。
「ふふ、いい子に出来ない子はこうよー」
指を丸めて、こしょこしょと脇などをくすぐり始める。
そうしているうちに、胸の辺りで留めていたタオルがほどけて体が露わになる。
「あ」
ごまかすように苦笑すると、さっとタオルをもとに戻そうとする。
810 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 23:37:51 ID:Wx4c+Bul
「か、奏お姉ちゃ……ひゃうっ、やめっ、やめてよぉっ…!」
鏡に映った奏の笑顔に悪寒が走り、逃げようとするが先手を打たれる。
くすぐられてさっきよりもじたばたしている内に、奏が巻いているタオルの裾を掴む。
少し遅れてそのタオルがほどけ、戻そうとしたときに意識せずそのタオルをぐいっと引っ張る。
「はぁ、はぁ……奏お姉ちゃん、酷いよ……あれ、奏お姉ちゃんも僕と同じですっぽんぽんだー」
抗議しようと奏の方に身体を向けると、瑞々しい奏の裸体が目に入り、間を置かずに抱きつく。
「奏お姉ちゃん、いい匂いがするー」
じゃれるように胸の辺りに顔を摺り寄せ、息を吹きかけながら、全身で抱きつく。
「だって、裕也君かわいいんだもん。あ、こらっ、引っ張らないの」
ちょっと頬を膨らませてみる。
一瞬羞恥心を覚えるが、子供なのでまあいいか、と思う。
裕也の抱きついてきた胸の辺りに息を感じ、少しぞくっとした快感が走る。
「ん…、そう?香水とかは、つけてないんだけど……」
胸元にある頭を撫でながら、自分も抱きしめ返す。
「ほら、まだお姉ちゃんも裕也君も身体洗い終わってないよ」
812 :
榊 裕也:2006/09/02(土) 23:50:08 ID:Wx4c+Bul
「男なのにかわいいって言われても嬉しくないよぉ……んぅ、えへへ…」
言いながらも、抱きしめられて気分をよくしたのか、しばらく胸に頬をこすりつけて堪能する。
「…うん、そうだね。奏お姉ちゃん、すべすべしてて気持ちよかったよ」
名残惜しそうに頭を離して、自分も手のひらにボディーソープを垂らして泡立てる。
「一緒に洗いっこしようよ、奏お姉ちゃん。僕も一生懸命洗うからね」
泡にまみれた手を奏の身体に伸ばし、首筋から撫でるようにして胸元まで手を滑らせる。
小さな少年だとは言え、胸を触られて思わず溜息が出そうになる。
そして、ボディソープを手で泡立てるのを見て、少し驚く。
「え、裕也君手で洗うの?」
相手が子供だからと思っていたが、相手の手が子供だろうと誰だろうと、
自分ではない手で触られたらどうなるのか少し不安になる。
「…ん、いいわよ。じゃあお姉ちゃんも」
スポンジを置いて、手にボディソープを取り、泡立てる。
「んっ」
その間、裕也に首の辺りから手で撫でられ、びくっと反応する。
「あ、あのね裕也君。背中をお願いできるかな?
そこ以外はお姉ちゃん自分で洗うわ。ほら、大人だし」
なんだか感じやすくなっている自分に戸惑い、防御策を立ててみる。
不安を悟られないように、あやしいくらいの笑顔。
814 :
榊 裕也:2006/09/03(日) 00:08:23 ID:SECs2Ixn
「ほら、奏お姉ちゃんだってくすぐったそう…えへへ、奏お姉ちゃんも可愛いね」
さっき言われたことを言い返しながら手を胸に伸ばそうとしたところで、止められる。
「でも、僕はさっき背中を洗ってもらったから、次は前でしょ?
それで僕が背中だったら、抱きつかないと手が届かないよ…だから、やっぱり前を洗うね」
奏の不安を察することもなく、純粋な厚意で前を洗うと告げる。
そうして再び手を動かし始め、胸のふくらみをなぞるように手で撫で回す。
「奏お姉ちゃんのおっぱい、柔らかいね…あはっ、なんだかふにふにしてる」
胸の感触を楽しみんでいたが、自分の身体を洗ってくれない奏の顔を不安そうに見つめる。
「奏お姉ちゃんは、僕を洗ってくれないの?…背中洗わないから、怒っちゃった?」
>それで僕が背中だったら、抱きつかないと手が届かないよ…だから、やっぱり前を洗うね」
「う…、うん。そう、そうだね」
これ以上説明するのは無理だと諦めて、改めて手に泡を立てる。
>「奏お姉ちゃんのおっぱい、柔らかいね…あはっ、なんだかふにふにしてる」
「ふふ、そう?裕也君のお母さんもそうでしょう?
だけど裕也君、あんまり触らないのー。お姉ちゃんくすぐったい」
小さい胸がコンプレックスだったりしたので、小さな子でもそう言ってもらえて、
少しうれしいのか笑顔になりながらも、軽くけん制する。
内心は、その小さな手に翻弄されないように精一杯だったりする。
「ううん、全然怒ってないわよ。私も洗うね」
つい疎かになっていた石鹸つきの手を、裕也の胸に這わせる。
そして、次は自分を洗っていないほうの腕にとりかかる。
816 :
榊 裕也:2006/09/03(日) 00:25:15 ID:SECs2Ixn
「お母さんとはお風呂に入ったことがないからなぁ…赤ちゃんのときはあるんだろうけどね」
言いながらしっかりと胸を石鹸まみれにしてから、素直に胸から手を離す。
今度はお腹に手を伸ばして、脇腹やおへその辺りを撫で回して洗い始める。
「よかったぁ…怒らせて嫌われちゃったらどうしようって、心配だったんだよ」
片腕が洗い終わるのを見てから、今度は反対の手を差し出す。
そうして洗ってもらっている最中に、さっきまで洗われていた手をお腹に伸ばそうとして、口を開く。
「そういえば、女の人にはおちんちんがないんだよね?…どうなってるんだろう」
そんな疑問を口にしながら、お腹を洗っていた手は少しずつ閉じられた足の間に滑り始める。
「ふふ、お姉ちゃんがそんなに簡単に怒ると思う?」
軽く受け流しながら笑ってみせる。
小さかった頃の弟のようで、かわいくて仕方ないと思ってしまう。
しかし。
>「そういえば、女の人にはおちんちんがないんだよね?…どうなってるんだろう」
「ちょ…ちょっと待って。あのね、ここは……」
好奇心って恐ろしいと思いながら何と切り抜けようか焦って考える。
昔みかさが俊としたことに、怒ったのを忘れていない。
一歩間違えるとそっちの流れだと、慌てていい案がないか考える。
「あのね、ここは、結婚したいなって思う人にしか、見せちゃダメなのよ。
だから、お姉ちゃんここは見せられないわ」
手でそこを隠しながら、困ったように首を傾げる。
818 :
榊 裕也:2006/09/03(日) 00:40:25 ID:SECs2Ixn
口にした疑問に慌てながら答える奏に首を傾げるが、大事なことだということは理解できる。
「…あんまりよく分からないけど…奏お姉ちゃんも真剣そうだし…うん、分かったよ。
じゃあ、僕はそこは見ないね…僕が大人になったときに、奏お姉ちゃんが結婚してなかったら見せてね?」
子供ゆえの気持ちで言いながら、素直に手をどける。
そうして、ぐっと身体を近づけて足に逸物を触れさせながら奏の両脇に手を伸ばして洗い始める。
「お姉ちゃん、また手が止まってる…絶対にそこは見たり洗ったりしないから、僕も洗ってよ。
…あのね、おちんちんはちゃんと洗って綺麗にしなきゃダメだぞって言われてるから…洗ってくれる?」
さすがに直接頼むのは少し恥ずかしく、もごもごと呟きながら近づいた顔を見つめながら言う。
「どうもありがと。いい子ね」
とてもほっとしたのか、ふわりと気の抜けたように笑う。
「いいわよ、洗うわね。それに裕也君も、そろそろ自分で洗えるようにならなきゃ。
お姉ちゃんの弟はね、裕也君くらいの年には、自分で洗ってたわよー」
そう言いながら、そっと、彼の小さなモノに触れ、さっと手で一通り撫でる。
「おっと、もう鍋が空になってしまったか。
少し腹も膨れたことだ、そろそろ部屋へ戻るか。」
使った鍋や食器などを洗い自室へ戻る。
821 :
榊 裕也:2006/09/03(日) 00:53:55 ID:SECs2Ixn
「うぅ…えっとね、皮を剥いて洗えって言うんだけど…途中から痛いんだもん。
それを我慢して、剥けきったら大人への第一歩だっていうんだけど…本当なのかなぁ」
触れられ、撫でるように洗われるとびくっと身体が跳ねる。
性の知識はほとんどなくとも、その感覚には抗えないらしい。
「奏お姉ちゃん、石鹸流してお風呂に入ろうか?
せっかく一緒に入ってるんだし、もっと色々お喋りしたいな…のぼせないくらいにさ」
「そうだよねー。だけど、ちゃんとしないときれいにならないのよ」
彼が言うように皮を剥き、さっと洗うと、蛇口をひねり、シャワーのお湯を出す。
「はい、お仕舞いー。そうね、じゃあ裕也君先に入ってて。
お姉ちゃん、ちょっとだけ自分で洗っちゃうね」
裕也の頭をさっと撫で、彼が湯船へ向かったのを確認すると、
先程見せられなかった部分に手を伸ばす。
823 :
榊 裕也:2006/09/03(日) 01:05:42 ID:SECs2Ixn
剥かれた瞬間に走る痛みにわずかに顔をしかめながら、それに耐える。
「うん、綺麗にしないと嫌われちゃうもんね…僕も頑張るよ」
シャワーで石鹸を流されてから立ち上がり、頷いて湯船に飛び込む。
「奏お姉ちゃんも早くおいでよー、待ってるからねー」
端から端まで、かなりある湯船の中で縦横無尽にはしゃぎ回りながら、奏が来るのを待っている。
「あー忙しい忙しい。ごめんなさい、今交代時間に気付いて……あれ。何してるの?」
休憩室でヘッドホン着用のままエアギターをして遊んでいるチエに遭遇。
目の前で何かの音楽にあわせて、タテノリで長い金髪を揺らしている。
「……歌舞伎?」
首を傾げる。
「くっくっく。今度の奉仕活動の義務法案は楽しみじゃわい!!」
屋敷の前に止まった車から、よからぬことを企む鬼瓦が降り立つ。
「奉仕活動と言えばメイドに決まっておる。
そして日本中の娘どもをワシが可愛がってくれるわ!!」
高笑いをしている横で、秘書がそつなく玄関のベルを押して来場を知らせる。
「あのー、私、交代で今から休憩時間なんですけど〜。ねえー、ねえってば」
ベルが鳴ったがチエは無視(というか聞こえていないフリ)。仕方がないので慌てて玄関へ。
「しょうがないなぁもう」
>>827 「お待たせ致しました、こんばんは。ご用件は……」
一礼して顔を上げると秘書と共に立っている鬼瓦の姿が。少し驚く。
「お、鬼瓦様。いらっしゃいませ…」
「おぉ、杏樹ではないか!!
ワシが来たと知り、率先して出迎えるとは良い心掛けじゃ!!」
ヌッと、手を伸ばして杏樹のお尻を撫でながら気味悪い笑みを見せる。
「よぉし、今宵の相手はお前じゃ。
はやく部屋に案内せい!!
今日は面白いモノを持って来てやったでな…」
ニヤニヤと笑いながらズカズカと屋敷に足を踏み入れる。
>お尻を撫でながら〜
「ひゃっ!?」
早速体に触れてきたので嫌な予感がするが、『面白いモノ』で更に不安そうな表情になる。
「面白いもの、って一体……。あ、そっちはお掃除中なので鬼瓦様のお部屋はこちらです」
客室のドアを開けて秘書に声をかけ、案内する。不安がっているくせに変なところで律儀。
「がはは、そうか?
うむ、ワシと杏樹が"愛し合う部屋"はこっちなのか」
意味深なことを言いながら部屋へと通される。
いつの間にか秘書の姿は消えており、部屋には金造と杏樹の二人きり。
「では早速…と、言いたいところじゃがワインを一本頼もうかの?
それとグラスを二つじゃ」
どっしりとソファに座るとワインとグラスを何故か二つ要求する。
>"愛し合う部屋"は
「こ…今夜はなんだか面白いことを仰るんですね…」
苦笑しながらワインを注ぐ。
「どうぞ。…あら?でもどうして2杯分必要なんでしょう」
瓶をテーブルに置き、鬼瓦に尋ねる。
「秘書の方の分ですか?」
「ばか者。この部屋はワシとお前だけじゃ。
わかったらワシの酒に付き合わんか!!」
そう言ってソファを叩きながら隣に座るように催促する。
「んっ、あれは何じゃ!?」
と、いきなり窓の外を指さして、杏樹の意識を窓の外に向けさせて、
ポチャンと杏樹の前にあるワイングラスに惚れ薬を落とし入れる。
「どうやら見まちがいだったようじゃ。すまんすまん。
さぁ、乾杯してワインを楽しもうではないか!!
杏樹よ、お前も飲むのじゃぞ?」
ワイングラスをぶつけて乾杯をすると、ぐびっと一気飲みする。
わけがわからないままとりあえずワインと鬼瓦を眺める。
(どうしよう。なんか怪しい……けど、相手はお客様だし、「いりません」と言うのも怒られちゃうし…)
「じゃあ、お言葉に甘えて。いただきます」
遠慮がちに一口だけ飲み、グラスを置く。
「ワインって強いから、酔っ払ってしまわないように気をつけないといけませんよね。
御客様のお世話ができなくなってしまいますもの」
なぜかすぐに顔が火照ってきたので、手で顔を仰いで覚まそうとする。
「今日のは特に、強いみたい……」
「ぐはははははっ!!
杏樹よ、顔が赤くなってきたぞ?
もう酔っ払っておるのか?
それともワシに惚れ直したのか?」
力強く杏樹の肩に腕を回して抱き寄せる。
「ところで杏樹は好きな男はおるのか?
もしおらなんだら、このワシに本気になってみんか?
ワシはお前を大切にするぞ。どうじゃ?」
即効性の惚れ薬の効果に満足しながら、杏樹に優しく囁いてみる。
ぼーっとしているうちに視界がゆがみ、隣の鬼瓦を見るとなぜか主人の姿になっている…ように見えている。
「? 御主人様…?」
また首を傾げ、不思議そうに考え込む。
(なんだろ。口調が鬼瓦様のままだわ)
>お前を大切にするぞ
「あら、いつも大切にしてくださってるじゃないですか。御主人様ったら…」
主人の見た目でそう言われて恥ずかしくなり、鬼瓦の胸に顔を埋めつつ照れ笑い。
「ぐふふふふふ…」
胸板に頭を預けてきた杏樹の髪を優しく撫でながら笑いが込み上がってくる。
「杏樹よ、今からお前を愛してやろう」
杏樹を抱き起こすと、お姫様だっこでベッドへと横たえさせる。
そして杏樹の上になってメイド服を脱がし始める。
「今からワシらは主人とメイドではない。
愛し合う一組の男と女じゃ。良いな?」
杏樹の裸体を見ながら、金造もまだ素早く服を脱ぎ去って、
いきり立つ逸物を杏樹の眼前で強調させる。
「…わかりました。でもいいのかしら、急だからびっくりしちゃって……」
さらけ出された胸元を手で覆い隠して恥ずかしがっていたが、
逸物を目の前に突きつけられると、そっと手で触れてから口に含む。
「……んん…」
身を起こして両手を添え、徐々に深く咥えこんでゆく。
「んっ、ん……っ。ふぅっ…」
口いっぱいに逸物を咥えつつ惚れたような目で鬼瓦を見上げる。
「ぐふふ。ワシはお前を一番愛しておったのだ。
お前はどうだ?ん?」
逸物を咥えて上目使いの柔順な杏樹に興奮し、頭を撫でてやる。
「ワシを愛しておるなら全部飲むのだ。
わかったな?
………ぐぅっ!!」
杏樹の頭を押さえて粘度の濃い白濁を杏樹の口内へと射精する。
止まる事を知らないかのように、十秒以上それを注がれる。
「どうじゃ、杏樹よ…?」
目を細めて逸物を杏樹の口から引き抜き、その回答を待つ。
「んっ、んぅっ・…くちゅっ……。…っ!?」
深く咥えた状態で口の中に白濁を注がれ、鬼瓦が射精する間、目を閉じる。
「…は…ふぅっ……。こく、こくっ……」
主人のものだと思っているので躊躇いなく素直に飲んでしまう。
>どうじゃ、杏樹よ
「いっぱい出してくださって、うれしいです…。御主人様…」
とろんとした目で鬼瓦に答える。その唇にはまだ少し、白濁が残っていてつやつやと光っている。
「お願い、もっと私で気持ちよくなってください……。何度でも、胸でもどこでも、出して構いませんから…」
薬がとことん効いているのか鬼瓦の腰にすがり付くように抱きつき、哀願する。
「ほぉ…」
放った精液を飲み干す杏樹を見て満足そうに頷く。
「可愛い奴め、お前の大きな胸も良いが…」
縋り付く杏樹の胸に手を伸ばし鷲掴みにして2、3度揉んで離して。
「やはり中に出したいのぉ…」
指を二本、杏樹の淫裂に挿入して愛液の具合を確認する。
「ふむ、十分に濡れておるようだ」
そう言って杏樹を仰向けにして足を開かせ、そこに腰を割り込ませる。
「杏樹よ、お前はワシの子を孕みたいとは思わぬか?
普段は避妊の薬を飲ませておるが、今後はもう飲むでない。
お前はワシの子を孕むのだ……良いかぁっ!!」
腰を前に押し進めて、いきり立ったままの逸物を杏樹の秘所に一気に突っ込む。
「どうじゃ杏樹、ワシの逸物を咥え込んだ感想は!!
そぉれ、まずは一発目じゃーっ!!」
杏樹を犯してすぐに容赦なく激しく動き、奥深くで怒涛の射精をお見舞いする。
「杏樹よ、お前の子宮に子種が流れ込んでおるぞぉ!!」
腰を強く密着させ、胸を両手で揉みながらドクドクと白濁を杏樹の胎内に注ぎ込む
>今後はもう飲むでない
「えっ、で、でもそれは……あぁんっ! 御主人様ぁっ、今日の御主人様、いつもより……」
微妙な違和感を感じながらも、奥深く突き入れられた逸物で感じさせられてしまう。
「激しい……あっ、あぁっ、そんなに抉ったらわたし、壊れちゃいますぅっ」
シーツを両手でぎゅっと掴み、一回目の射精を受け止める。
「んっ、ぅ……!」
>お前の子宮に子種が流れ込んでおるぞ
「あ……ぁ…っ。すごい、まだ出てる…」
荒く息をしつつ、鬼瓦の逸物の元気さに感心したりする。
「ワシの愛を受け取るのだ、杏樹よ!!」
射精の途中で逸物を膣から引き抜いて、残りを勢いよく飛散させる。
杏樹の髪、顔、胸、腹に濃い白濁が付着して、ようやく射精が収まる。
「さぁ、夜はこれからじゃぞ!!」
しかし逸物の硬度は変わっておわず、すぐに杏樹に挿入してピストンを再開。
「今宵は杏樹が孕むまで注ぎ込むぞ!!
ぐわっはっはっは!!」
下品な高笑いとともに、本日三度目の射精を杏樹の子宮に注ぎ入れる。
調子よく何度も何度も杏樹の胎内に射精するも、朝には惚れ薬の効果は切れていたのだった。
「……え…、あっ、きゃぁっ…!」
>髪、顔、胸、腹に〜
体中に精液を飛び散らされ、更に興奮して身をぞくぞくさせる。
「あぁん、御主人様……。私の体で、こんなにいっぱい…、うれしい…」
途切れ途切れに言うと、今度は自らが上に乗りかかり
鬼瓦の腹に手を置き、疲れた体を必死で揺らす。
「んっ、はぁっ、はぁっ……。どうしよう、赤ちゃんは困るけど、でも……」
「あぁん、やだやだぁっ、何も考えられない…。御主人様、もっと…もっと突いてくださいっ…!」
苦しそうに首を横に振り、ぼんやりとしたまま幻覚の主人におねだりまでし始めるのだった。
※
米
「久しく見ていなかったが、ここの外観は昔のまま、なんら一つも変わらないな…」
豪奢なお屋敷を見上げながら嘆息すると、そのまま感慨深げに踵を返す。
「時は流れ、人も変わるが、できれば何時までもこうあってほしいものですね…。」
夏の間、療養のために長めの里帰りをしていたのだが、
ようやく帰ってきて、メイド服に袖を通している。
「ふぅ……なんだかこれを着ると、不思議と落ち着きますわね」
「ここか…噂の屋敷というのは…?」
傍に控える若い従者を一瞥すると、従者に屋敷の門を叩くよう指先を門にむける。
「最後の願い…ここで叶えられるだろうか…」
韜晦した視線で、返事を待つ。
エプロンの帯を締めたところで、ノックの音が聞こえる。
「……と、早速お客様ですわね」
休んでいた分を取り戻そうと、急いで玄関へ向かい、扉を開ける。
「こんばんは。どうぞお入り下さいませ」
そして一礼すると、客人を迎え入れる。
「さて、どうなるか…」
無意識のうちに丁寧に整えられた白い髪の毛を撫でつけながら、返事を待つ。
「どうやら、縁が無かったらしいな…」
門の前で待ちぼうけする従者の姿に、落胆の色を隠せない。
身なりのいい服装の裾を数回手で払った後で、従者に向かって帰るぞと指で指し示そうとした時、門が開かれた。
「これは噂に違わぬ可愛らしいお嬢さんだ…
この老いぼれに、しばしお付き合い願えませんか?」
(門の前の瑞葉の姿を品定めするよう、ゆっくりと時間をかけて視線を向けると、
嬉しそうに喉を鳴らし、白い髭を撫で付け乾いた笑みを浮かべる。)
「まだまだ日中は暑いとはいえ、この時間は風の寒さがおいぼれには堪える。
どうか部屋の中に案内してはもらえないだろうか?」
>どうか部屋の中に案内してはもらえないだろうか?
「はい。もちろんですわ。こちらへどうぞ」
すぐに客間へ通すと、ソファをすすめ、飲み物の支度を始める。
「冷たいものも御座いますけれど、
暖かいコーヒーかお茶の方がよろしいですかしら?」
>暖かいコーヒーかお茶の方がよろしいですかしら?」
「流石に噂に名高い、名無しの御主人のお屋敷…すべて一流揃いですな。」
若い従者を引き連れ、案内された部屋の中で数ある調度品、
そしてさりげない気遣いをごく自然にしてみせる瑞葉を見つめて、目を細める。
「可愛らしいメイドさん、実はこのおいぼれがこうやってこんな時間に恥を忍んで来たのには訳がある。
無理な願いと知ってはいるが、残された時間もあと僅か…
余命幾許も無いこのおいぼれの願いを聞き届けてはくれまいか?」
ティーカップとポットを老人の前へ運ぶと、静かに紅茶を注ぐ。
>このおいぼれの願いを聞き届けてはくれまいか?
「まあ、そんな弱気なことを仰ってはいけませんわ」
嗜めるように、僅かに眉をひそめる。
「でも、私に出来ることでしたら、何でもお申し付け下さいませ」
老人の紳士的な様子に安心したのか、快く首肯する。
「願いというのは…」
純真な可愛らしい瞳に見つめられ、一瞬言葉を濁す。
脇に控える従者を一瞥すると、重い口をようやく開く。
「願いというのは他でもない…この老いぼれに男女の営みを見せて欲しい。」
脇にいた従者が老紳士の言葉に続いて、瑞葉に向かい、一歩一歩と足を進める。
「財を成すため、時を惜しんで働いてきたが、気がつけば財こそ手に入れたが
見ての通り、肉体は朽ち果ててしまった。
それでもいいと、また財を成すため、名を残す為、仕事に駆られ生きてきたが、
残る余生もあと僅かとなった所で、忘れた人肌の温もりをもう一度味わいたくなった…
しかし、残念ながら、この私にはもうその力は残っていない…」
悲しげな表情を浮かべる視線の先で、従者は瑞葉の手首を無言で掴む。
「だが、この者なら……
せめてもう一度その姿…この老いぼれの目に焼き付けさせてはくれまいか…?」
若い従者の手が胸元にかかり、白いシャツを引き裂いた。
>この老いぼれに男女の営みを見せて欲しい
「いとな……えっ? え……ああっ!?」
老人の淡々とした口調に気をとられているうち、
従者の男に押さえつけられ、先ほど袖を通したばかりのメイド服に
手をかけられ、強引に引き剥がされてしまう。
「やっ……あ……あぁ……っ」
小さな悲鳴を上げながら微々たる抵抗を見せるが、所詮、逆らえるはずもない。
やがて、くたりとその場に腰を落としてしまう。
>やがて、くたりとその場に腰を落としてしまう。
「今、この時からその者の手はわしの手に、その者の五感はわしの五感に…」
手馴れた手つきで切り裂いた制服の合間から、恥ずかしげに揺れるふくらみを露わにする従者の姿を濁った瞳で見つめる老紳士。
「どうか後生と思うなら、その者をこの老いぼれと思って…
その美しいを御貸しくだされ。」
老紳士がゆっくりと言葉を紡ぐ間にも、
背後から瑞葉を抱きかかえた従者の手がふたつのふくらみを蹂躙する。
○「どうか後生と思うなら、その者をこの老いぼれと思って…
その美しい貴女の体を…しばしの間お貸しくだされ。」
「そ、そんな……んぁっ、あ……はぁ……っ」
背中から抱きすくめられて乳房を揉みしだかれる。
久しぶりに味わわされるその感触に、切ない吐息を漏らす。
「いや……っ、こんなのダメ……ですのに、気持ちいいなんて……っ」
メイド服を久々に身に着けたときから
半ば条件反射的に身体が求めていた刺激を的確に与えられ、
たちまち篭絡されていってしまう。
「ふぁ……ぁん、かしこまりました……
私の身体、どうぞお好きなようにお使い下さいませ……」
そう言うと、従者の股間を優しく焦らすように指でなぞり始める。
>私の身体、どうぞお好きなようにお使い下さいませ……
「素晴らしい…生気に溢れるその白い肌…その表情…これが、これが見たかったのだ……」
感極まる枯れた声に促されるように、絶え間なくふくらみを責める従者の指先が、
やがて瑞葉の肢体をなぞる様に乱れたスカートの裾へと進み、その中へと姿を消す。
「美しいお嬢さん…どうなっている…?
そのスカートの中は今どうなっているのだ…
この老いぼれに聞かせておくれ。」
ソファーの上に重い腰を乗せながら、
動き一つ一つを脳裏に焼き付けるように見つめ、瑞葉に問う。
>そのスカートの中は今どうなっているのだ…
「はい、私のあそこは……今、とてもいやらしい音を立てていますわ……」
身体を撫でまわし、スカートの中へと入ってきた
従者の手の動きに合わせるように、腰を蠢かせながら答える。
「お客様方のお情けで、とても気持ちよくしていただいています」
そしてスカートの裾を摘むと、下着が見えるか見えないかまで少しだけ持ち上げ、
僅かに見え隠れする太腿に伝う、愛液の雫だけを老紳士の視線に晒す。
「そう……こんな風に……んっ、あはぁ……」
>「そう……こんな風に……んっ、あはぁ……」
「すばらしい………
その美しい身体……その可愛らしい声…男を魅了するそのいやらしい表情…
もっと、もっと見せておくれ…」
老紳士の声に微かに熱がこもる。
まるで挑発するように持ち上げられたスカートの裾を、
従者の手がさらに上へとたくし上げ、
そのまま両太ももに伸び、老紳士に見せ付けるよう、
その白く伸びた両足を後ろから抱きかかえながら開いていく。
透けるような透明感を持つそのふとももが外に向かい開くたびに、
中心で一枚の下着に守られた恥ずかしい場所が濁った瞳に大きく映る。
「はしたない…しかし美しい…その美しい肢体で今まで何人の男を魅了した?
いつも可愛いそなたがしている様に…その男に奉仕をして御覧なさい。」
老紳士の乾いた声に続き、従者が瑞葉を開放すると、淡々とズボンのファスナーを下ろしていく。
すでに昂ぶり、粘液で怪しく光る若い逸物を、まるで瑞葉と老紳士に見せ付けるよう下着の中から取り出した。
>その美しい肢体で今まで何人の男を魅了した?
「申し訳ありません、よく覚えておりませんわ……」
生真面目に謝ったあと、顔を上げると
既に淫欲に曇った瞳で言葉を続ける。
「ただ……皆様、怖いくらいにお悦びになって、私を犯して下さいました」
さらに従者が取り出したモノに指を這わせると、
両手で幹を抑えて、ゆっくりとその先端から飲み込んでいく。
「ふぁ、ん……んんっ……んちゅっ、ちゅ、ぱぁ……っ」
しなを作るような仕草で頭を上下させ、激しく逸物を吸い上げる。
>
「そなたにも想う男の一人くらいいるだろうに…どうしてそこまでできる?
いやそれは…この際関係ない…
その奉仕するそなたの姿をもっともっとこの私に見せておくれ…」
奉仕する動きに合せ、誘うように揺れるふたつのふくらみを、
離れたソファーの上からその胸を視線でなぞる。
「今から、その者がこの老いぼれに代わって、そなたを貫く。
可愛らしいそなたを抱く事すらできぬこの老いぼれに、
せめてその姿…その仕草…その声…この老いぼれの冥土の土産に
はっきりと、はっきりと見せておくれ…。」
瑞葉の口から昂ぶる若い逸物を引き抜くと、従者が瑞葉の背を抱きかかえながら胡坐をかく。
老紳士の濁った瞳に焼き付けさせようと、無言のまま逸物の先端を瑞葉の濡れた場所に押し当てた。
「可愛らしくて、そしていやらしいお嬢さん、聞かせておくれ…
そなたが男性を求める声を…」
着衣を乱し、頬を上気させるその姿を見ても反応すら見せない己の下半身に一瞬侮蔑の視線を向けると、
表情を消した顔をあげ、瑞葉の肢体に熱い視線を投げかけた。
>そなたを貫く
「んぁ……っ、は……い……、下さいませ、お客様方のを……」
老紳士と従者、双方に悩ましげな視線を向けると、
自ら腰を動かして、秘裂を男が貫きやすいようにする。
そして、老紳士の瞳をじっと見つめたままで腰を落とし始める。
「ひあぁっ! 熱くて……硬くて……大きいの……入ってきますぅっ!」
久しぶりの交わりにも関わらず、熱く潤んでいた秘所は
いとも簡単に若い勃起を飲み込み、蕩かさんばかりに蠢く。
「あっ、んあっ、すごい……お客様の……あっ……あぁっ……!」
背後から貫かれながら、自分でも腰を使って悦楽を全身で表現する。
>あっ、んあっ、すごい……お客様の……あっ……あぁっ……!
胎内に若い逸物が収まると、その快感に堪えきれないように従者は腰を突き上はじめる。
「せめてもう少し私の身体が若ければ…」
老紳士の足元に瑞葉の上体を床に押し付け、息を荒げて従者が覆いかぶさる。
見せ付けるように背後から揺れる胸を乱暴に揉みしだきながら、
激しく深く若い逸物で瑞葉の肢体を何度も何度も突き立てていく。
「人に見られて感じているのか…?
可愛らしい顔をしてお前はなんといやらしい…
さぁもっと…もっと、お前のそのいやらしい姿をこの老いぼれにみせておくれ。」
激しく響く抽出音とそのはしたない声に耳を傾け、忘れていた淫蕩な笑みを浮かべ、
その姿を目に焼き付けていく。
>人に見られて感じているのか…?
「はい……はい……っ、私は見られて感じる……
こうやって後ろから強姦されるみたいに犯されて気持ちよくなる
いやらしくて、はしたないメイドですわっ!」
切なげな顔であえぎながら、自涜の言葉を漏らす。
悦楽ゆえか、屈辱ゆえか、涙を流しながら。
「あぁ……お客様……もっと瑞葉を、汚して下さいませ……」
そして老紳士の足に何度も接吻と頬ずりを繰り返す。
>あぁ……お客様……もっと瑞葉を、汚して下さいませ……
その声に感極まり、胎内奥深くに擦るつけるよう逸物を捻じ込むと、
従者の身体が二度三度と震え、大量の白い粘液でその中を満たしていく。
「人に見られながら、見知らぬ男に貫かれた気分はどうだ…?」
老紳士が足元のメイドをみつめ、爛々と目を輝かせる。
「まだ足りない…もっと、もっと…
濡れたくちびる、その白い肌…男を誘うその胸元…いやらしく男を咥え込むその姿…
もっと、もっと…」
疫病に魘されるような老紳士の声に、
獣の様な体勢で、従者が未だ硬さを保ったままの逸物を緩やかに動かし始める。
背後から、下から、ガラスの窓に胸を押しつぶすように、激しく揺れる胸元を見せ付けるように…
従者は目に涙を浮かべ、何度も何度もガラスの窓に朝の光が差し込むまで瑞葉の肢体を貪った。
「ひぁっ! あ……ふぁぁっ! 出てる……出して、らっしゃいますぅぅぅっ!!」
老紳士の足元にしがみつくようにして、
内部から汚されていく感覚に耐える。
>人に見られながら、見知らぬ男に貫かれた気分はどうだ…?
「はい……やっぱり私は、こうやって身体をお客様に使っていただくのが
自分の悦びだって……分かりましたわ……きゃ……んんっ!」
今度は立ったまま窓へ押し付けられ、再度犯され始める。
「はぁぁんっ! これ……これ、好きぃぃぃっ!
いい……気持ちいいんですのぉっ!!」
冷えた窓ガラスに当たって尖った乳首を弄ばれ、
熱く潤んだ秘所を強引に幾度も刺し貫かれ、それでも悦びの声をあげ続ける。
(そう……私はやっぱり……こうされるのが……)
そうして諦観にも似た感情を味わいつつも、淫靡な欲望を満たし続けるのだった。
「どうして私は…」
己の半生を悔いるような口調で、老紳士は瑞葉の肢体を余すことなく目で犯す。
「…………」
朝日に照らされる門庭に出、感慨深げに御屋敷を振り返た後で踵を返す。
「願わくばまた、またここを訪れる時間が、この身体にある事を…」
瑞葉たんはぁはぁ
入浴を終えたばかりなのか髪が半乾きのまま、
主人のブラウスにアイロンをかけている。
大きな屋敷の門を前に、入ろうかどうしようか迷っている。
アイロンを終えたブラウスを主人に届け、廊下を歩いていたら、
窓から見えた門に、人影が見えた。
「誰だろう。お客様……?」
目を細めて眺めてみるが、よく分からないので、とりあえず玄関へ。
「こんばんはー。こちらに御用の方ですか?」
884 :
高橋 達彦:2006/09/17(日) 23:02:54 ID:OQfMXq5H
>>883 やっぱり帰ろうかなと思っていたその時。
>「こんばんはー。こちらに御用の方ですか?」
「Σ!!!」
まさか屋敷の中から人が出てくるとは思わず、言葉に詰まってしまう。
「あ、いや、別に用って事はないんだけど……」
メイド服?いやそれ以前に目の前の女の人?子?は一体何なんだ?
「あら、こちらに御用の方ではないんですね」
一瞬黙り、考える。
(こんなところで、夜中に、「はい、さよなら」なんてしたら、冷たいよね)
「台風でひどい天気で、時間も時間ですし、他にいらっしゃるところがないのなら、
お泊りになってはいかがですか?
一応御主人様に確認してみますので、少々お待ちください」
相手の返事も聞かず、玄関そばの内線で主人に尋ねる。
相変らず三つ編みで、普通に年齢より幼く見える出立ちである。
886 :
高橋 達彦:2006/09/17(日) 23:19:04 ID:OQfMXq5H
>>885 なんとなく言った一言だったのだが、思ってもいない言葉が返ってくる。
「ちょ、ちょまった!車壊れて動けんのんよ……」
>「台風でひどい天気で、時間も時間ですし〜
「ほんに!?よかったぁ、ほんとどうしようかって思っとった」
どうやら、一時的にでもこの屋敷に避難できるようだ。
「それにしても……君は一体いくつなん?ここの子供さん?」
どうやら年相応には見えてないらしく、そんな事を聞いてしまう。
>「ちょ、ちょまった!車壊れて動けんのんよ……」
「あら、車が壊れてしまったんですか?
この天気ではちょっと大変だと思うので、落ち着くまで滞在なさって大丈夫とのことです」
久々のまともな接客だったのか、表情がぎこちなかったが、安心させるようにやっとにっこり笑う。
そこで、「子供さん」と言われ、片方の眉毛をぴくんと上げる。
「こう見えても、二十歳過ぎてるんですよ」
口だけで笑顔を作ると、そのまま中へ案内する。
「こちらへ。客室へ案内しますね」
廊下を進み、適当な空いている客室を見つけると、そこの扉を開ける。
「こちらのお部屋です。どうぞ」
888 :
高橋 達彦:2006/09/17(日) 23:35:24 ID:OQfMXq5H
>>887 >「こう見えても、二十歳過ぎてるんですよ」
「Σまじで!?じゃあ俺より年上……?」
今年で20になったばかりの達彦、まさか目の前の女の子が年上とは…。
信じられないといった表情を一瞬浮かべるが、ムッとした奏の様子を悟る。
「ま、まぁ若く見られるってのはいい事じゃない?はは、はははは」
>「こちらのお部屋です。どうぞ
通された部屋を見ると、素人でも分かるほどの豪華さ、さすがでかい屋敷だけの事はある。
「あ、ありがとう……あ、そうだもしよかったら一緒に飲もうで」
そう言って手荷物からゴソゴソとその辺の酒屋で買った安い酒を取り出す。
「こんな所に居たらこんなのとか全然だけど」
と、苦笑する。
相手が年下だと知り、ついお姉さんのような気分になってしまう。
はじめはさっさとわかれて寝ようかとも思ったが、誘われてつい、承諾してしまう。
「これでも学生をしてるので、安いお酒は飲みなれてるんです。
よかったら、お付き合いしますよー。氷とか持ってくるので、ちょっとお待ちください」
厨房へ早足で向かい、グラスや氷、追加に従業員用のお酒まで引っ張り出してくる。
「お待たせしましたー」
ワゴンに乗せて戻ってくる。
グラスに氷を入れ、お酒を注ぐと、喉が渇いていたのかごくごく飲んでしまう。
890 :
高橋 達彦:2006/09/17(日) 23:50:49 ID:OQfMXq5H
ごくごくといい飲みっぷりの奏に思わず見とれてしまう。
しかし、いくら年上とはいえ、見た目はこっちの方が年上、負けてなるものかと注がれたお酒を一気に飲み干す。
「ぷはー………あー、なんか楽しくなってきたかも」
一杯ですでに酔ってきたのか、すでに顔いは緊張の色は無く
すっかりとその場を楽しみまくっている。
数杯飲んだ所で酔いがピークに達してきたのか終始笑顔。
「ねぇねぇ、お姉さんってさ、彼氏とかおるん?」
などと酔いの勢いのままそんな事を聞いてみたり、最初に比べて若干座る位置が近くなって来た気がするのは気にしない。
「ふふ。私も、お客様みたいな人と飲めて、楽しいです」
何杯目かを飲み干し、少しピンクになった頬でふわりと微笑む。
相手のくだけた雰囲気に流され、だんだん自分もくだけた雰囲気に。
>「ねぇねぇ、お姉さんってさ、彼氏とかおるん?」
「お姉さん?彼氏がいたら、こんなところで働いてるわけないでしょー」
などと言いながら、達彦のおでこをピンと人差し指で突付く。
「気になる人はいたんだけどね、最近ぜーんぜん、会えないの」
拗ねたような口調になり、だんだんさみしくなってきたのか、達彦に抱きつく。
どさくさに紛れて、胸に顔を寄せる。
久し振りに飲んだお酒だからか、いつもより酔いやすいようである。
892 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 00:07:12 ID:FyvJ75wO
「おらんのんかぁ〜、髪型変えたら結構美人だと思うんだけどなぁ〜」
そう言うと奏の髪を手でくしゃくしゃっと撫で、三つ編みを解く。
「ほらやっぱり、俺の思った通り」
嬉しそうに笑顔を浮かべると、胸元の奏をぎゅっと抱きしめる。
どうやら、達彦もかなりの寂しがり屋の甘えん坊のようだ。
「ねぇ、ちゅーしていい?」
暫く恋人のようにいちゃついてたせいか、そんな事を言い始める。
髪を解かれ、いじられるのが心地いいらしく、背中に回した腕に力を込める。
>「ねぇ、ちゅーしていい?」
「えー、どうしようかなぁ」
まるで好きな人が相手のように、恥ずかしそうに顔を伏せる。
しかし、数秒後、そっと顔を上げる。
「いいですよ、ここに、ちゅーしてください」
目を閉じて自分の唇を指し、達彦の首に両腕を回し、指を組む。
894 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 00:21:59 ID:FyvJ75wO
奏の腕が力を増すにつれ、自分も少し強く抱きしめる。
そして、まだ良いとも言われていないのに、頬や耳元に軽いキスをしていたりする。
>「いいですよ、ここに、ちゅーしてください
その言葉と、奏の言葉に思わず唾を飲み込み躊躇するが、自然と唇と唇が触れる。
どれくらい経っただろうか、ただ触れるだけでは無く、徐々に厭らしく艶美な物へと変わっていく。
「なんか、凄いえっちいよ…」
「んん…」
口付けが次第に深くなるにしたがって、身体の力が抜けてくる。
「え、えっちいのは、お客様のほうです……」
唇が離れると、乱れた息を整えようと胸を上下させる。
今更ながら名前を聞いてなかったことに気付く。
「あ、あの…、今更?って感じですけど、お名前、聞いてもいいですか?」
深いキスで、少しだけ酔いが薄れたが、少し身体にスイッチが入ってしまったらしい。
それを悟られるのが恥ずかしくて、熱くなった頬に手を当て、目をそらしてしまう。
896 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 00:36:25 ID:FyvJ75wO
「達彦だよ、高橋達彦……お姉さんは?」
自分の名前を聞かれたので、こっちも聞き返すが、再び唇をあわせる。
そのまま、場の雰囲気に流されるように、深い口付けを交わしたまま奏の服の隙間から素肌を撫で回す。
>それを悟られるのが恥ずかしくて、熱くなった頬に手を当て、目をそらしてしまう
「かわいい」
奏の仕草にやられたのか、少しぼーっとする頭のままベッドへと雪崩れ込む。
「達彦さん…。ええと、私は、桜庭奏っていうの。ん…」
改めて自己紹介するが、すぐに口付けが降ってくる。
目を閉じたまま、なんとかそれに応えるが、再び力が抜けてきて、
彼の服にしがみつく。
ベッドに倒れこみ、そのまま、達彦を見上げる。
「どきどきしてきちゃった……」
恥ずかしそうに呟き、上目遣いで見上げる。
腕を動かし、彼の身体を頬から首筋、胸、腰、と、順にゆっくり撫でていく。
しかし、自分から思い切った行動を起こせず、もんもんとしてしまう。
898 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 00:51:20 ID:FyvJ75wO
「俺もちょっと酔いすぎたかも…」
実はある程度冷静にはなってきたのだが、今更気持ちの昂ぶりを抑える事ができない。
奏からの小さな行動に、ある程度予想が付いたのか、ショーツに手を伸ばす。
静かな部屋に、小さく湿っぽい音が響いた。
「もうこんななってるよ、ほら」
意地悪っぽく微笑むと、わざと音が出るように秘裂を弄ぶ。
「そろそろかな……入れてもいい?」
改めてそう聞くと、ズボンを脱ぎ既に硬直している逸物を取り出し、奏の秘裂へと押し当てた。
自ら行動を起こせずもんもんとしていたとは言え、もう既に準備が整っていることを
指摘されると真っ赤になり、音を聞かないように耳を押さえてしまう。
「う、うそ!うそなの!さっきのキスが、えっちだったから……」
そんなことを言って、目をつぶるが、それが逆に達彦の指を余計に意識してしまう。
身体が更に熱くなってきて物足りなくなってきたときに、自分のそこへ熱いものが、
押し当てられたのを感じて目を開ける。
「……ん。ちょうだい」
小さくうなずくと、身体の中に大きな質量が入ってくるのを身体全部で感じる。
「はぁ…っ」
お酒のせいもあって、それだけですごく感じてしまい、そのまま背中に手を回し、
しっかりとしがみつく。
900 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 01:12:48 ID:FyvJ75wO
一番奥まで挿し込むと、ふぅと一息吐き
そして、ゆっくりと奏の膣内の感触を楽しむように抽入を始める。
「すごく、きつくて暖かくて、気持ちいいっ……」
暫くこんな事が無かったせいか、直ぐに限界が近づいてくる、だがそれを目一杯押し殺し夢中で奏を突きまくる。
外は風が凄いというのに、厭らしい水音と、2人の吐息が部屋に響く。
次第に我慢できなくなってきてしまったのか、腰の動きを一際と激しいものへとなっていく。
「やばっ、もう、限界っ……かもッ!」
そう呟くと、咄嗟に奏の膣内から逸物を引き抜き、白い奏の肌を汚していく。
一通り放出した後、崩れるように奏の横へと寝転んだ。
こちらもしばらくこんな事がなかったせいか、激しく突かれるうちに、
あっと言う間に頂点へ向かっていく。
「ん、あっ、あっ…ああっ」
身体を硬直させ、背中に爪を立ててしまうが、その直後に身体から引き抜かれ、
今まで自分を翻弄していたものがお腹のあたりでびくびくと震えるのを感じる。
そのまま彼が崩れるのをベッドが揺れることで感じながら、そのまま目を瞑ると、
一気に眠気が襲ってきた。
902 :
高橋 達彦:2006/09/18(月) 01:22:27 ID:FyvJ75wO
しばらく射精後の余韻に浸っていたが、横を見ると既に寝そうな奏の姿が。
肩で息をしながら、仕事とか残ってないんだろうか?とか思ったが、それもどうでもよくなった。
「おやすみ……」
とりあえず、その場にあったティッシュで後始末をすると、再び口付けをしそのまま一緒に寝てしまった。
904 :
名無し青年:2006/09/20(水) 22:50:48 ID:XTs86WHf
「寒っ…もう秋だっていうのに、まだまだ夜は冷えるな…
大事な書類だっていうのはわかるけど、なにもこんな夜遅くに届けなくても…
目的地は、まだもうちょっと先か…。」
立ち止まって地図を確認すると、書類を大事そうに抱え、お屋敷を目指して歩き出す。
905 :
名無し青年:2006/09/20(水) 23:42:20 ID:XTs86WHf
「うわ…おかしいな南に進んでた筈なのに…
こりゃ、完全に道に迷ったな…」
抜け道をと森の中に足を踏み入れ、完全に方向を見失う。
北へ、南へ、文字通り暗中模索しようやく人気のある場所に出たと思えば、そこは先ほど通った大きな道。
「仕方ない、今日のところは出直すか。
理由を説明すれば先生も納得してくれるだろう…いやしないか…」
先生の姿を思い出し、またも背中を寒気が走る。
906 :
名無し青年:2006/09/21(木) 22:37:23 ID:FxzH0wnv
「今日こそはちゃんと届けないとな…
にしてもちゃんと届けられなかったからって、なにも…なにもあんな事……
まじであの先生怒らせないようにしないとな…」
不満げに屋敷に向かう、道すがら思い出したくなかったお仕置きの惨劇を思い出し、
一瞬背中に悪寒が走る。
907 :
名無し青年:2006/09/21(木) 23:28:32 ID:FxzH0wnv
、
「明日も晴れるのかな…?
晴れたら、お花にお水をあげなきゃ…」
一日を仕事を終えて、ベッドの中で眠りにつく。
き、今日こそは…
「今日も辿りつけなかった…」
道に迷い、とぼとぼと引き返す。
「はい? お屋敷の位置が分かりにくい……そうですか」
電話で苦情を受け付けている。
「申し訳ありません。それでは詳細な地図をお送りいたしますわ。
はい、本当にご迷惑をおかけしました」
そして受話器を置くと、地図のコピーを片手に
FAXの説明書と難しい顔で格闘し始める。
「ええと……まずは普通にお電話する要領で……」
「プルルルル…プルルルル…」
屋敷に一本の電話がかかってくる。
「!」
操作に迷いつつ受話器に手をかけようとしたときに
突然コールが入ったため、驚いて受話器をとったまま
しばしの間固まってしまう。
「……え、ええと……あの、失礼しました。名無し家でございます……?」
相手の機嫌を損ねたかもしれないと思い、恐る恐る対応する。
「はぁ、はぁ、はぁ…きょ、今日の下着は、何色なのかなぁ…?」
息の揚がった感じの、ねっとりと絡み付くような声で、卑猥な質問をする。
「は?」
ひょっとしたら先ほどの電話の相手かとも思っていたので
言葉の意味を掴みかねて、しばし沈黙する。
「……あの……申し訳ありません。
よく聞き取れなかったのですけれど、今日の、なんでしょうか」
下着、などと聞こえた気もしたのだが
まさかと思い、赤面しつつも冷静なふりをして問い返す。
「き、君は、瑞葉たんなんでしょ…?
ハァ、ハァ、きょ、今日の下着は、何色なのかなぁ…?」
名乗りすらしない男の声が、瑞葉の名を口にし、再び下着の色をはっきりと問う。
「ひっ!?」
名乗ってもいない自分の名前を呼ばれ、
さらに紛れも無く相手がしているのが卑猥な質問だと知って
受話器を取り落としそうになる。
「あ、あの、困りますわ。悪戯電話なんて……」
通話を切ってしまえばいいのに、生真面目にもそんな反応をしてしまう。
「い、いたずらじゃないよぉ…!!
お、教えてくれないなら、自分で調べちゃうよぉ?」
受話器と同じ声が、瑞葉の頭の後ろから聞こえる。
いつの間にか、見るからに暑苦しいデブオタが瑞葉の背後に立っている。
「し、調べるって……はぁ……」
さすがに付き合っていられないと思ったのか、
ため息をついて口調を少しキツくする。
「すいません。お仕事が忙しいので、切らせていただきますわね」
そして受話器を耳から離して
FAXの説明書に戻ろうと振り返ったところで絶句する。
「ど……どなた……ですの……っ!?」
受話器を取り落として、腰を落としたまま後退るが、すぐに壁に追い詰められてしまう。
「えへへ♪ずっと見守ってたんだよぉ、瑞葉たぁん♪」
よっこらせとしゃがみこんで、脅える瑞葉のスカートを捲る。
「わ〜い、白パンティーだぁ!!」
そのままスカートの中に頭を突っ込み、下着を嗅ぎ始めるデブオタ。
「くんくん、はぁ、はぁ…さいこ〜だよぉ〜!!」
「い、いやぁっ! 貴方なんて私は知りませんわっ!」
スカートの中に頭を突っ込まれたまま、
その布地の上から男の頭を弱弱しく何度も叩く。
「誰か……誰か来てくださいっ! 変な人が……!!」
大きな声を出して助けを呼ぼうとする。
「ダメダメだよぉ、瑞葉たぁん!!」
頭を叩かれてもスカート越しなので痛くはない。
「て、抵抗するなら…こうしちゃうよぉ!!」
暗いスカートの中でショーツを脱がし始める。
「人を呼んでも、無駄だよぉ!!」
プスッとスカートの中で瑞葉の太ももに筋弛緩剤を注射する。
「これで満足に抵抗できないはずだよぉ!!」
「痛ッ!?」
太腿にチクリとした痛みを感じて悲鳴を上げる。
「な、何を……ん、ぁっ?」
ドサリと背後の壁に背をつけると、
荒い息をつきながらも懸命に抵抗を続けようとする。
「な……んで……っ、いや……そんなところ、見ないで、下さい……っ」
一向に力の入らない体を不安に思いつつ、涙目で男に哀願する。
「はぁ、はぁ、瑞葉たぁん!!」
ショーツを脱がせ終え、スカートから顔を出した男の顔は脂ぎったニキビ面。
「こ、ここで、エッチしてあげるよぉ!!」
(太鼓腹の下に隠れたファスナーを降ろして、缶ジュースのロング缶のような逸物が顔を見せる)
「これを、瑞葉たんの中に入れてあげるねぇ?」
どす黒くヒトのものとは思えない物を、動けない瑞葉の股を開かせ押し当てる。
「ず、ずっと夢みてたんだよぉ!!
瑞葉たんとエッチできることをさぁ!!」
押し当てた勃起を入り口で何度か、勿体つけるように行き来させる。
「や……めて、下さい、い、やぁぁぁっ!」
ほとんど思うように動かない体で、懸命に嫌悪感を示す。
「そんな……そんなの、入りませんわっ」
驚くほど巨大な逸物を見て怯え、ガチガチを歯を打ち鳴らす。
「いやっ! そ、そこ、弄らないで下さいませぇっ!」
恐怖のあまり、まだ濡れるどころか
ピッタリと閉じ合わさっている陰部に肉棒が触れる感触に、泣き声を漏らす。
「これじゃ入らないのかなぁ?
よ〜し、それなら…えいっ!!」
瑞葉の花弁を指で大きく開いて、入り口に逸物を沈み込ませる。
「おっ!?おぉぉっ!?
は、入って行くよぉ!!瑞葉たんの中に、入っていくよぉ!!」
正常位で、人気のない屋敷の廊下で瑞葉を犯し始める。
「きゃあぁぁぁっ!? い、痛いっ、痛いですわっ!
早く、早く抜いてぇぇぇっ!!」
巨大な肉幹が無理やり秘所を押し開いて入ってくる。
そのおぞましい感覚と、鋭い痛みに耐え切れない。
「こ、壊れて……裂けてしまいますぅぅっ! いやっ、いやぁぁぁっ!」
グリグリと奥を抉られて、絶望に眼を見開き、涙を止め処なく零す。
「あ……あ……」
「あれれぇ?そんなに痛いのかなぁ?
筋弛緩剤で緩くなってるはずだけどなぁ。
もっと使っちゃおっかなぁ?
で、でも、心臓も止まっちゃうかもぉ……」
心臓が止まると言いながら、弛緩剤の注射器を瑞葉の視界に入れる。
「そ、その前に、こ、ここで出してあげるよぉ!!」
ドプドプと煮凝りのように濃い精子が瑞葉の中に放たれる。
「し、心臓って……そんな、死んで……っ」
注射器を見せ付けられると、必死に大きすぎるモノに
何とか慣れようと、自分でも腰の角度などを調整し始める。
それがまるで、快楽をねだって誘っているようにも見えてしまう。
>こ、ここで出してあげるよぉ!!
「ひああぁぁぁぁっ!?」
熱くドロドロとした精を膣内に放たれて、絶望の泣き声をあげる。
「あ……い、やぁ……うぅっ……や……か、顔……近づけないで……っ」
男の荒い息が顔にかかり、その匂いに身体を内外から汚される思いがしてくる。
「す、すごっ!!瑞葉たんの中で、出ちゃったよぉ…」
怯え泣く瑞葉など気にもかけず、中出しの余韻を楽しむ。
「み、瑞葉たん、照れないでよぉ!!
ぼ、僕たち、エッチする関係なんだよぉ!!」
逆に顔を近づけて、瑞葉に臭い息と体臭を嗅がせる格好になる。
「ぼ、僕の子供を、産んでもらうからねぇ?」
衝撃の言葉を口にして、またもや瑞葉の腰を突き上げる。
そして瑞葉が気を失うまで責め続け、朝にはその男の姿はなくなっていた。
いつまでも男の正体がわかることはなかった。
「子供……い、いやっ、赤ちゃんなんて、絶対に産みませんから……っ」
ブヨブヨとした男の身体に押しつぶされ、何度も何度も犯されて、
しまいには余りの気持ちの悪さに気を失ったまま
身体をいいように弄ばれてしまう。
翌朝目を覚ますと、泣きじゃくりながらシャワー室に駆け込んで、
白い肌が真っ赤になるまでスポンジをこすり付け、
目に見えない汚れを落とそうと虚しい努力をするのだった。
はあはあ・・・ ウッ ドピュっ
936 :
名無し青年:2006/09/24(日) 22:57:26 ID:enelOnoB
「やばいよ…あの先生絶対やばいって…
ちょっと道に迷っただけなのに、あんな事やこんな事まで…
にしても、せっかく地図を送ってくれたのはありがたいけど……肝心なところ切れて見えないし…」
がっくりと肩を落としながら、片手に持った先日届いたFAXに視線を落とす。
937 :
名無し青年:2006/09/24(日) 23:50:58 ID:enelOnoB
「やばい……やばいな……」
案の定、またも道に迷い、一筋の冷や汗が。
「やばい、俺まじやばい。」
先生と呼ばれる人物のお仕置きを想像し、一人闇の中でガクガクと震えていた。
「明日の準備をしなくちゃいけませんね…」
翌日の仕事の準備をしている。
「…もうすっかり秋…。夏物をそろそろ片付けないと!」
仕事の準備のはずがいつの間にか洋服の整理に変わってしまう。
窓から差し込む月は静かにその部屋の主を照らしていた。
「こんばんは…」
かすれた声で館の扉を叩く。
「あれか…今日も辿りつけないのか…?」
手に持った地図は既にボロボロ。
身なりのいい服を着崩し、髪の毛を整えるのも忘れ、男は屋敷を目指している。
既に当初の目的は忘却の彼方だった。
「見えた…ついに…」
森、山、幾多の難関を乗り越え、朦朧とする視界に見るからに豪勢な屋敷の姿がおぼろげに映る。
一瞬の気が緩み、次の瞬間どさっと音を立て、倒れこんでしまった。
「今夜は星見えるかな?」
一人呟きながら寝間着の上にガウンを羽織ってこっそり屋敷から外に出る。
空を見上げながらフラフラと門の外に出て行く…と。
「…っ!?…あれは?」
遠くに懐中電灯の光をやると、門から離れたところに浮かぶ塊。
「何ですかね、あれは?」
944 :
名無し青年:2006/09/30(土) 00:36:30 ID:nkEllZX3
「先生…お仕置きだけは…
俺、そっちの趣味は…こないでください、先生こないでください…。」
薄れ行く意識の中で、うわ言のように何事かを呟いている。
「あれは…?
へへ…ついにあっちの世界からお迎えが来たみたいだ、
なんつーか、ついてない人生だったな。」
近づいてくる光に気が付いたものの依然、衰弱しきって動く気力も湧いてこない。
光に浮かび上がる塊が気になり、少しずつ歩みを進めて行く。
「えっ!?…ひと?」
近付くにつれ塊の輪郭がはっきりと浮かび上がり、それが人である事が分かる。
>「先生…お仕置きだけは…
俺、そっちの趣味は…こないでください、先生こないでください…。」
「ん?」
うわ言のように繰り返される言葉が聞こえてくるようになり、一瞬不思議そうな顔をするが、
それよりも早く何とかしなくては…という使命感にも似た気持ちが勝り、声を掛ける。
「…も、しもし?あのっ…」
946 :
名無し青年:2006/09/30(土) 00:56:20 ID:nkEllZX3
>「…も、しもし?あのっ…」
「先生どうしたんですか…急に猫撫で声なんて出して…」
少しでも気を緩めれば、そのままあちら側に行ってしまいそうな意識の中、
微かに耳に届く声の方へと頭を上げる。
「ああ…先生…女装の趣味まであったんですね、大丈夫皆には内緒にしておきますから…って…
…貴女は先生じゃありませんね?いったいここは…?」
勘違いしたまま、声の主に喋りかけようとした時に、ようやくその女性の存在に気が付き、
メイド服を着た倉敷と、背後にそびえる豪奢な館の姿に困惑しながら問いかける。
>「ああ…先生…女装の趣味まであったんですね、大丈夫皆には内緒にしておきますから…」
「っ!!?…えと…?」
確実に自分を誰かと間違えている目の前の男性に困惑した表情をし、一瞬固まる。
>「…貴女は先生じゃありませんね?いったいここは…?」
「あのっ…、えっと、ここは、名無しの屋敷の前です。あっ、失礼ですが、…貴方はどちら様ですか?」
が、ようやく気がついたらしい男性におずおずと、尋ねる。
948 :
名無し青年:2006/09/30(土) 01:22:38 ID:nkEllZX3
>あのっ…、えっと、ここは、名無しの屋敷の前です
「ここが…ここが名無しのお屋敷…
これで、やっと、これでやっとお仕置きから開放される…」
屋敷にようやく辿り付けた事。そして目の前に現れた可愛らしい女性の姿に、
目から歓喜の涙を流さんばかりに、顔に喜びの笑みが浮かぶ。
「失礼しました、かわいらしいお嬢さん。
お屋敷の関係者とお見受けしましたが、御主人はいらっしゃいますか?
実はご主人様宛の書類を預かっておりまして。」
倉敷の姿に生まれ持った女好きの性格が刺激され、
先程までの弱弱しい態度とは一変し、慌てて立ち上がると、
ぱぱっと裾の汚れを払い慇懃に会釈する。
「名乗るほどの者でもありませんが、私とある病院で働く者です。決して怪しいものではありません。
このような時間に申し訳ありませんが、御主人さまにこちらの書類をお渡し願いたい。」
一見さわやかな笑顔を浮かべ、茶色の便箋の中から書類を取り出し、倉敷に手渡すのだが、
それはあくまで口実で、どさくさにまぎれ倉敷の手を握り締めたまま、離そうとしない。
>「失礼しました、かわいらしいお嬢さん。
お屋敷の関係者とお見受けしましたが、御主人はいらっしゃいますか?
実はご主人様宛の書類を預かっておりまして。」
「ご、ご主人様ですか?…只今、屋敷にいらっしゃいますが…」
さっきまでの様子とは異なる男性の態度に戸惑いながらも対応する。
爽やかな笑顔で話しかけてくるが、何故か手を放して貰えずに首をかしげる。
「…えっと、お客様?あのぅ…、この書類をご主人様に渡せば宜しいんですね?あっ…そのっ…」
950 :
名無し青年:2006/09/30(土) 01:37:43 ID:nkEllZX3
「なんて柔らかい手なんだ…このまま家に持ってかえりたい…
じゃなくて、
なんでもこの書類、大切な書類ということですので、
決して無くさないよう必ず御主人さまにお届け下さいね。」
あいもかわらず、握り締めた手を離さない。
「しかし、このお屋敷で働いていらっしゃるということは…
まさか、しかし…こんな可愛らしい女性が…」
不意に怪訝そうに眉を寄せ、考え込む。…あいかわらず手は握り締めたままで。
「失礼ですが、えっと可愛らしいお嬢さん……
真偽のほどは知りませんが、いろいろと噂は耳にしています。
こちらのお屋敷で働いているという事は…あなたもやはり…」
倉敷の胸元に無遠慮な視線を投げかけ、もう一度倉敷の澄んだ瞳を見つめ直すと
「やっぱり御奉仕とかを、強要されたりされているのでしょうか?」
無遠慮な質問を投げかけるその表情には、
隠そうとしても隠し切れない下心満点の笑顔が浮かんでいた。
>「なんでもこの書類、大切な書類ということですので、
決して無くさないよう必ず御主人さまにお届け下さいね。」
「はいっ…じゃなくて、かしこまりました。」
真面目な声音で念を押されるので、思わず勢いよく返事をしてから慌てて言い直す。
>「失礼ですが、えっと可愛らしいお嬢さん……
真偽のほどは知りませんが、いろいろと噂は耳にしています。
こちらのお屋敷で働いているという事は…あなたもやはり…」
「っ!!!?」
突然の言葉に驚きを隠せない表情で男性の顔を見上げる。
>「やっぱり御奉仕とかを、強要されたりされているのでしょうか?」
「…まっ、まだまだ未熟者ですのでっ……」
顔を真っ赤にさせながら俯いて呟く。
952 :
名無し青年:2006/09/30(土) 01:52:13 ID:nkEllZX3
>顔を真っ赤にさせながら俯いて呟く。
「貴女のような可愛らしい方のご奉仕を受けれるなんて相手の方が羨ましい…
…じゃなくて、貴女のような方なら、何もこんな所で働かなくても、
他にいくらでも働き口はあるのでは?
なんなら私の家に永久就職…というのは冗談ですが、…何か理由でも?」
胸元を覗き込みたいという誘惑を必死に堪えながら、興味深々。
「失礼しました。初対面の者に話す話ではありませんでしたね。
立ち入った話を聞いて申し訳ありませんでした。
では、話題を変えてっと…
失礼ながら、貴女が未熟者というのはどんな風に?」
真顔に戻ったと思うや否や、
真面目な顔をして口から出た言葉はさらに失礼な質問だった。
「…?とくに…理由?」
男性の言葉に考えながらつぶやく。
>「では、話題を変えてっと…
失礼ながら、貴女が未熟者というのはどんな風に?」
「…なっ…」
男性の言葉に固まりつつも、ポソリポソリと呟く。
「……そっ、そのままの……意味…ですが…」
954 :
名無し青年:2006/09/30(土) 02:04:56 ID:nkEllZX3
「うわ、もうこんな時間だ…」
時計を覗き込み、まいったなという顔で頭をぽりぽりと掻く。
「そろそろ帰らないと、先生に怒られるし…用件も済ましたからそろそろ帰ろないとな。
ありがとう、すこしの間だけど可愛らしいメイドさんに会えて嬉しかったよ。
また会う機会があったら、こんどは君の言う御奉仕がほんとうに未熟かどうか試させてよね?」
心底残念そうに頭を振ると、屋敷を一瞥する。
「じゃあ、こんな時間だし、そろそろ失礼するね。
ちょっとの間だけど、気味みたいな可愛い人に会えて嬉しかったよ。ありがとう。」
笑顔を浮かべてそういうと、
倉敷の胸をこっそり脳裏に焼きつけた後で、森の闇の中に消えていった。
「あっ…。」
男性の時計を見るしぐさに慌てる。
>「また会う機会があったら、こんどは君の言う御奉仕がほんとうに未熟かどうか試させてよね?」
「っ…あ…そのっ…。」
顔を赤くしたりしながら何か声を掛けようと言葉を探すが、掛けられぬ間に男性の姿は森の闇へと消えて行ってしまう。
「…幻でも…見てたみたい…」
一時の出来事に、現実味を感じられなかったが、握られっぱなしで温かくなった自分の手と、
手渡された書類が、現実だったことを伝える。
「と、そろそろ戻らなきゃ。書類、渡さなくちゃ。」
方向転換し、屋敷へと小走りで戻る。
「…星、見れなかった…。」
一人ごちながら自室へと戻る。
「えっと…どうやったら帰れるんだろう…?
地図、地図っと…」
暗い闇の中で、スーツのポケットに手を入れ地図をまさぐる。
「あったあった…あれ?これ…?
渡したはずの書類がなんでここに……」
数分後、しまったぁという男の声が暗い森の闇の中に木霊していた。
957 :
名無し青年:2006/10/03(火) 23:30:45 ID:NleLVrnF
「渡し忘れたからってなにもあんなに怒らなくても…
あの人ぱっと見で怒ってないように見えるから、余計にたちが悪いんだよな…。」
ぶつぶつと不平を口にしながら、お屋敷に向かっている。
959 :
名無し青年:2006/10/03(火) 23:44:12 ID:NleLVrnF
「しかし、よく考えるとこんな時間に来訪ってのも失礼な話だな…
なんて今更言っても始まらないか。」
屋敷の門の前に立ち、その姿に見とれている。
「まぁ、駄目ならまた出直せばいいだけの話だし、なるようになるでしょう。」
軽薄な笑顔を浮かべ、屋敷の門をノックした。
「ふぅ…。リネン室の確認終了っと…これで終りかな?」
リネンの数量のメモを片手にリネン室から出る。
「さってと…次は…」
ようやく終わった仕事に満足しながら、次の仕事を探そうと玄関に向かう。
「っ!ノック?お客様…?」
ノックの音に導かれるように玄関のドアを開ける。
「はい…お待たせしました!」
961 :
名無し青年:2006/10/04(水) 00:05:44 ID:dp41aB5A
「うわ、いざとなったら緊張するなぁ…まじやばい。
にしても、今時こんな建物なかなかないよな、いったい何億ぐらいするんだ?
この置物とかも、持って帰ったらしばらく遊んで過ごせそうだし…」
表情を強張らせ、返事を待つ間に、門の傍に飾ってある銅像を眺め、
不届きな事を考えていると、静かに扉が開かれていく。
>「はい…お待たせしました!」
「こんな夜分に失礼します。実は上司から書類を届けるよう言われまして…って、君このまえの?
覚えてる俺だよ、俺。」
思いっきり仕事用の口調で丁寧に挨拶したのも一瞬だけ、扉から姿を見せた倉敷の姿に
緊張を解いて、
馴れ馴れしく倉敷の肩をポンポンと片手で叩く。
【すみません、よくみたら1000が近いですね、なにも考えず待機してしまいましたが…このまま進めていいのでしょうか?】
>>「こんな夜分に失礼します。実は上司から書類を届けるよう言われまして…って、君このまえの?
覚えてる俺だよ、俺。」
「…?…あっ!」
扉を開けて客人の方を見て見ると、相手は自分のことを知っているらしく、
砕けた口調に変わる。
少し考え、以前にあった人とようやく合致した様子で顔を見上げる。
「あ、あの時の…。今夜は何のご用事ですか?」
963 :
名無し青年:2006/10/04(水) 00:27:10 ID:dp41aB5A
>「あ、あの時の…。今夜は何のご用事ですか?」
「うわ、なんだか他人行儀だな、この前あんなことがあったっていうのに。」
あんな事も何も、少し会話をしただけにも関わらず、砕けた口調で激しく馴れ馴れしい。
「というかね、この前に君に渡した書類あるだろ?
あれ間違いなんだよね。ほんとうに渡さないといけないのはこっちの方なんだよね。
ほんと参っちゃうよな」
自分のミスにも関わらず、両手をあげて大げさに身振り手振りしながら、倉敷に事情を説明。
「というわけでさ、こっちの書類をこの屋敷の御主人様に渡してくれないかな?
って…この前見た時もかわいいと思ったけど、明るいところで見ると、君ってほんとかわいいね。
君の名前聞いていい?」
書類を渡すどさくさにまぎれて倉敷の手を握り締めると、そのまま倉敷の表情をまじまじ覗き込む。
【そうしたほうがいいかもしれませんね。私みたいなぽっと出が、ここのスレを立てるのもどうかと思うので…】
>>「うわ、なんだか他人行儀だな、この前あんなことがあったっていうのに。」
「…あの…そのっ…」
男性の言葉に戸惑う。
「というかね、この前に君に渡した書類あるだろ?
あれ間違いなんだよね。ほんとうに渡さないといけないのはこっちの方なんだよね。
ほんと参っちゃうよな」
「あ、そうだったんですか!?」
男性の言葉に、驚きを隠せずに、思わず声が大きくなる。
「はい、これが正式な書類ですか…。…ん?」
前回同様なかなか放して貰えない手を不思議に思いながら首をかしげる。
>>「君の名前聞いていい?」
「…へっ?…名前…ですか?……名乗るほどの……者では、
ありません…よ?…なんて。私は、倉敷りくと申します。」
965 :
名無し青年:2006/10/04(水) 00:56:11 ID:dp41aB5A
「倉敷さんか…顔もかわいいけど名前も可愛いね。
で、名前も可愛いけど、スタイルもなかなか…」
依然握った手は離さず、倉敷を見下ろしながら微笑み、不躾な視線で倉敷の体を観察する。
「気味みたいな可愛い子が、こんなところで御奉仕してるなんてな…
噂では聞いてたけど、なんて羨ましい…じゃなくてなんて酷い御主人様なんだ。
…あっ、そうだ!!」
倉敷の顔をもう一度眺めると、ふととある、考えを思いつき、ポンと手を叩く。
「ねぇ、時間も時間だし、俺をここに泊めてくれない?
でさ、せっかくこうして知り合えたのも何かの縁。君が俺の世話をしてくれないかな?
よし、決めた。じゃあ部屋に案内してよ。」
あっけらかんと笑いながら、溢れる下心を隠そうともせず、どんどん強引に話を進めていく。
「って…こんな大事な時に誰だよ?」
不意に静かな館の玄関に携帯の着信音が鳴り響く。
出鼻を挫かれ、不満げに携帯を取り出し携帯電話を覗き込むその表情が、
着信相手の名前を見た途端にどんどんと青ざめていく。
「ご、ごめん、急に用ができちゃった。ほんと心の奥底から残念で仕方がないけど、
ここで失礼するよ。
またあった時は…この前君が言ってた『未熟な御奉仕』を確かめさせてね?楽しみにしているよ。」
回れ右し、屋敷を出て行く途中、一度振り返り、ポカンとしている倉敷にむかって笑いかけた。
【時間とっただけになりましたね、相手して頂いて、嬉しかったです。こちらはこれで落ちますね】
【メール欄でなく【】も使ってしまい申し訳ありませんでした。おやすみなさい。】
>>「倉敷さんか…顔もかわいいけど名前も可愛いね。
で、名前も可愛いけど、スタイルもなかなか…」
「えと…あの…」
視線にとまどい、顔を俯かせる…が。
「ねぇ、時間も時間だし、俺をここに泊めてくれない?
でさ、せっかくこうして知り合えたのも何かの縁。君が俺の世話をしてくれないかな?
よし、決めた。じゃあ部屋に案内してよ。」
「あ…えっ、えっ、えぇー…」
目の前で、着々と話が繰り広げられているのに思考が追いつかない。
ところが。携帯の着信音で我に変えると。
>>「ご、ごめん、急に用ができちゃった。」
慌てた様子で出て行こうとする男性の姿が、りくの目の前にあった。
「あ……行っちゃいました…。」
一人残された形になり、ぼんやりと開いたとびらを見つめていた。