>>421 えぇっ!?
(いくら俺でも彼女の前で寝ながら別の同年代の女の子の名前を呟くのはヤバイ事くらい理解できる)
あ、あの…悪かった、反省してる!
(よって機嫌悪そうな素振りを見せる直葉の前でひたすら平謝りしていた俺だった)
んまぁ技術開発と軍備の拡充方針は偉い人の顔が変わっても変わらないままだからな。
(全てを失ったあの日から、家族を守ってくれなかった無力な国だ、なんて思いもした事はあったが)
(他に思う事はあれ、敵対して銃火を交えて初めて偉そうな事を主張したり
民を守るための「力」を備える努力をしている事が肌で感じられた。
そこは素直に認めているようで)
ただそうは言うけど……なんかどっかの極東の企業もMSを開発したらしいよ、俺もくわしくは分からないんだけどさ。
うぐっ……ごほっ
(そこまで言われてやっとあの時の事を思い出した、飲みかけたドリンクを吹き出そうになりながらも…
どうにか飲み込んで咳こむ)
す、直葉ーっ!?
(顔を真っ赤にしながら、けど怒ってるというより照れてる感じだった)
……いや、俺ん家行く前に少し、寄りたい所があるんだ……
(一瞬考える。やはり、あの場所で言わなければならない。Gに慣れたような心地よさを覚えつつそんな事を考え)