「きゃー! 遅刻、遅刻ー! 校門までグルッと回らなきゃならないから間に合わないかも!」
「そうだ! 校舎裏の金網に穴が開いてたっけ。 あそこを通れば近道になるはず!」
「ここね。これなら何とか通れそう」
「よいしょっと。もう少しで……ううっきついー! あれ? 動かない? ……あっ、お尻が引っ掛かってるんだ」
「だめ。どうやっても通れない。ここは戻るしかないか。……ええ!? 戻れないよ! 完全に挟まっちゃってる!」
「誰か来るまで待ってなきゃならないの? そんなの恥ずかし過ぎるー」
「あれ? 丹生谷?」
「え? あっ、富樫君!」
「何やってんだ? こんなところで」
「それが、近道しようとしたら、
挟まって動けなくなっちゃって……」
「俺いつもここ通っているけど、挟まったことなんかないぞ。お尻がでかいんじゃないか?」
「う、うるさいわね! 早く助けなさいよ!」
「いいのか? スカートが捲れて、パンツが丸見えだぞ」
「え? ……いやー! 見ちゃだめー!」
「でも見ないと助けられないし」
「ダメダメ、どっちもダメー!」
「うるさいなー。ちょっと我慢してろよ。うわー、こりゃガッチリ金網に食い込んでるな」
「と、取れそう?」
「うん、どうだろ。」
「……それにしても丹生谷、いいお尻だな」
「ちょっ! 何見てんのよ!」
「いいじゃん。減るもんじゃなし」
「減るわよ。絶対減るー!」
「目の前にこんなおいしそうなお尻があったら、食べたくなるじゃないか。まずはお尻をよくほぐしてっと。ああ、大きくて柔らかいお尻だ」
「な、何するのよ変態!」
「もうちょっとお尻を上げてくれるとちょうどいいんだが……あれ?」
「な、何よ」
「何かパンツの色が変わってるところがある」
「あっ、ちょっとそこは! ひゃん! 」
「湿ってる……丹生谷、感じてるのか?」
「感じてない! 感じてない!」
「この縦筋があそこなんだ」
「だめぇ、触っちゃいやあ。……ああ!」
「ここ、固くなってコリコリしてる……」
「ダメダメー! 私変になっちゃう!」
「ここが感じるんだ。それじゃもっと激しく……」
「あー! き、気持ちいい!」
「丹生谷、いいのか?」
「富樫君お願い……汚れちゃうから私のパンツを脱がせて……」
「わかった。……これが丹生谷の生まん……」
「富樫君、続きを……」
「う、うん」
「あ……ん、直接触られるとすごい刺激」
「あれ? ここの皮剥ける?」
「あーー! そこそこそこ!」
「よし、ここを集中的に……」
「もうだめぇ。イキそう! イキそう!」
「どうだ!」
「あうっ、イクッ、ああ、イクゥ……」
「丹生谷、イったのか」
「富樫君、すごい気持ちよかった。もう一時間目も間に合わないし、続きは体育倉庫でしよっ」