>>65 はぁっ、ぁっ……もう、二度と……?
二回も、三回も……何度も憂ちゃんと……こんな……気持ちいい、こと……
そ…そうしたら…憂ちゃん……何人も…俺の、赤ちゃん……を……?
(まるで子供をあやすような、どんな我儘でも聞いてくれるような母性を、恋人から感じてしまって)
(この激しいセックスを何度でも出来るという誘惑と…何人もの自分の子を産む彼女を想像してしまう)
(…元々、本気で憂を愛していただけに、沢山の子供に囲まれた生活というのは、凄く凄く幸せそうで)
(わずかに、ほんの僅かに口角を釣り上げて、微笑んでしまった)
ん、なっ…!う、憂ちゃん、そんなに、動いたらっ……!!
あっ、がっ…くぅぅつ…き、気持ち、いいっ……腰が、とけそうに…っ!
こ……んなのっ……が、我慢……出来―――っ
(再び、暗い光が灯り始めた恋人の瞳に、ゾクリと背筋を震わせた瞬間)
(始まったのは激しい、奉仕のようなストロークで、目の前で肉竿が何度も何度も媚肉に扱かれ、ほぐされていく)
(既に何度も交わっている彼女の体は、自分の弱点を知り尽くしているようで)
(的確に緩急を付けての淫らな攻撃に、半ば強制的に絶頂まで上り詰めされていく…)
(彼女の体内では、ペニスの先端からは涎のようにカウパーが溢れ、先走った精子も少しずつ漏れ始めているだろう)
(腰がガクガクと震えるのに合わせて、睾丸が持ち上がる、肉竿の根本が膨れ、性器は本格的に射精の準備を始めて)
(それだけは避けなくては、という思考も、『何回もしていい』『いっぱい出して欲しい』という恋人の甘い囁きの前で)
(完全に無力と化しつつあり…もう、理性が跡形もなく崩壊するカウントダウンが始まっていた)
――ぐ、あっ、あぅ、くっ、はっ……駄目だ、もう……イきそう……!
で……出ちゃう、よ……憂ちゃんの、中に……おまんこに…俺の精液、がっ……!
本当に、憂ちゃん、孕んで――あっ、うっ、憂ちゃん、憂ちゃんっ、憂……憂、憂っ、憂ぃっ!!!
(少しずつ少しずつ、ペニスの内側から熱くどろどろとした塊がせり上がってくるのがわかる)
(慌てて脱出しようとがむしゃらに腰を動かしても、それはもう、逆に自分から彼女の膣を抉り、突き上げ、犯すだけで)
(そしてとうとう絶頂に至る寸前、快感で真っ白にスパークする頭で何も考えられないまま、何度も恋人の名前を呼んで)
(無意識の内にズンッ…と思い切り自分から腰を突き上げ、子宮の入り口に深い深いキスをした瞬間)
(どくっ……と、三週間分の、濃厚でどろどろな精液が、胎内に向かって、断続的に吐き出された)
(尿道口を押し広げて、最早ゼリー状となった体液を排出していく快感は、生まれて始めての物で…)
(腰を浮かせ、女子高生の小さな体を浮かせたまま、呼吸も忘れて肢体を震わせ続けた)
―――っ……っ……くあっ……はっ……はぁーっ……はぁーっ……はぁーっ…!
(ガク、と腰が地面に着地し、ようやく自由になった喉から思い切り酸素を吸い上げながら)
(手で目元を覆い隠して、束の間の休憩を取っている間にも…恋人の肉に突き刺さったままの杭は、全く硬度を衰えさせず)
(あれだけ…気を失いそうになるほどの快楽を味わったというのに、まだ、全く、性欲の炎は消えていない)
(禁欲が長かった反動は大きく、一度の射精で完全に崩壊した理性は最早使い物にならず)
(一先ずは呼吸だけを整えながらも…今の、愛しい女を自分の種で染め上げる快感を、もっと味わいたい…そんな欲望がふつふつと湧いていた)