>>524 だったら、これが終わってから二人で浴びよう。それから第2ラウンドといこうじゃないか。
……私がふざけた真似のできる可愛らしい女だと思うか?
ごまかす必要などないだろう。こんな季節なんだ、日に焼けたと思うさ。
ふふ。そんなに真っ赤になったら、私がつけた色が分からなくなるじゃないか……。
ンッ……。熱くて気持ちいいぞ、お前のここ。好きだ……。
(どれだけ口うるさく罵倒されたところで、威圧感も何もない今の陽子では可愛らしさを際立たせるだけで)
(彼女が快感に震え、身を悶えさせれば、今までとのギャップも相まって胸の奥がキュンと疼いてしまう)
(まるで恋人を口説き落とすような台詞を口にしながらも、指は彼女の首筋を摘んだり撫でたりして)
(指先にじんじんと伝えてくる熱の高さに、ふぅ……と吐息を漏らした)
こういう時だけか。なら、お前のこういう姿を見ているのは私だけなんだな。……ならばよし。
……思わないわけじゃない。そういうことを言うな、ばか。
言ったかもしれないが、私は自慰行為みたいなはしたない真似は嫌いなんだ。
自分で自分になんて真似は、あまりする気になれなくてな。
……むしろ、よい。お前が感じやすいほうが私も気分がいいからな。
早く済ませるなんて、勿体なさすぎる。こんなにもいい身体、ずっと抱いていたいくらいなんだぞ……?
(鍛えすぎというわけでもなく、力強さを感じさせる一方で女性らしさを残した自分の肉体で)
(ぎゅっと抱き締める陽子の身体は何度抱いても飽きないほどに魅力的で、感情の昂ぶりからか力を込めた腕が震える)
(顔を背けられたことで唇の近くに来る彼女の耳元に、悪戯心からか反発を煽るような言葉を囁きながら)
(お尻に回した手をスカートの中に勢いよく突っ込ませて、閉じあわされた内股に後ろからそっと触れた)
【ああ、分かってる。お互いに楽しまなきゃ、だからな】
【あと……今夜の限界は2時くらいだ】
【その時間より前でも、眠気がつらくなったら言ってくれよな】