>>734 さっきのは失言だったわよ?
あんな事言われると私は逆に浮気してしまうかもしれないわ、だって私はあなたになら殺されても……いえ、あなたに
殺されるその時はきっと至高の悦楽にまで登り詰められそうな気がするもの
(高坂家の浴室の中……お互いに相手の汚れた身体を泡で洗ったり、背中を流したり……
場所や互いに裸という事にも関わらず、さっきのような性的な行為はほとんどなかった、単なる仲のよい姉妹の様な光景……だったけど
あいも変わらず厨二病全回の顔で、電波丸出しの発言を飛ばしまくって)
……なんて、もちろん冗談よ? もっとも、それくらい桐乃お姉ちゃんの事が好きだというのは紛れもない事実なのだけど
(じーっと目と目を合わせて、たどたどしくそう口にした)
はぁ……正直最近あなたと一緒にいるときは、自分でも何を言ってるかよくわからなかったけれど
少なくとも千葉の堕天聖たるこの私をそのレベルのシスコン色情魔の変態に堕とす程の力をもっている事を自覚すべきね
私を堕として……いえ、堕とし続けて、萌えではなく燃えられたかしら?
(そんな日々の中、またいつものように高坂家の玄関で最愛の姉に迎えてもらいながら、いつもの様子で話していると)
そう……ずいぶんと賢くなったのね、桐乃お姉ちゃん?
今ここで……言わないほうがいいわね、いえ、命令をするつもりだったけれど、おねだりさせるほうがいいかしら?
(靴を持ったその素振りだけで何かを察したような様子を見て妖しく口元を吊り上げて笑う)
(桐乃の部屋に向かう途中で独り言にしては明らかにわざとらしそうに呟き)
【時間、大丈夫かしら?】