好きに使うスレinfinity-2

このエントリーをはてなブックマークに追加
341折木奉太郎 ◆7UEV98sjMI
>>340
可愛かったぁ?
何を言っているんだお前は。それを言うならおま……、いやなんでもない
(うっかり失言をもらさないように気を引き締めて言葉を遮る)
違う、俺は寂しさを感じていないと…、
………それはまあ、な。
なりゆきとはいえ、俺も古典部という団体に満足はしているぞ。
居心地も……悪くはない。
(里志や伊原の前ではこう素直な物言いはできない)
(千反田と二人きりだからこそ、普段は口にしないようなことも言葉にすることができて)

お前、俺を犬かなにかと勘違いしていないか…?
そうだな、夕暮れの公園というのも風情があっていいかもしれん。
……なんだ急に?変なことを。
…お前の手もあったかいぞ。
ちいさくて…やわらかいんだな。
(肩先が触れるほどに寄り添いながら、まだ春の名残を感じさせる公園を並び歩く)
(普段から折木奉太郎という人間を知る人物なら分かるくらいには豊かな表情をしていて)
(身体のぶつかり合いも心地のいいものに感じるほど、放課後の散歩を楽しんでいた)

【だから、やめろ。なんだかむずがゆい気持ちだ】
【分かった、ならこの辺りにしておこうか?】
【…礼を言うのはこっちの方だろう。こんな時間まで付き合ってくれて…その、なんだ。ありがとう】
【………お前がその気なら、家まで送り届けるくらいのことまではしたいと思ってるんだが】
【それはどうだろうか。気が向いたら考えてみてくれ】