銀魂の坂田銀時にもふもふするスレ31

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269名無しさん@ピンキー
「はっ……」
息が上がる。脈が打つたびにその振動が体全体に伝わるような感覚に襲われる。
意志の力で疼きを押さえようと固く目を閉じ他のことを考えようとするが身体は瞬く間に熱なってゆく。
手錠でベッドの支柱に固定されている手がもどかしげに空を掻いた。


一方その様子を間近で見ている坂本は不味いのう、と心の中で唸った。
薬によってもたらされた熱に悶える桂は凄まじく妖艶だった。こんなものを見せられれば、たとえそちらの趣味のない者とて
ひとたまりもないだろう。
坂本はすぐさまにでも襲いかかりたい衝動を無理矢理押さえ込み、いつもの調子で笑いかけてみせた。
「どうじゃーヅラ?それはよう効くろー?」
「坂本……!悪かった、もうやめてくれっ」
「なんじゃあ、もう限界か。わしはまだ指一本触れてないというに。慣れていると言った割には大したことないの?」
そう先程の桂の言葉をもってからかってやると、桂の顔が一層赤くなった。
「そげな調子で実際捕まったらどうするつもりじゃ?すぐさま許しを乞うがか?」
「っ……そんなことはっ、しない……!!」
「ほうかほうか。こんなことされてもそう言えるか?」
言って胸に手をやると桂はびくりと身体を震わせた。
「あっ……嫌だ!!」