美しい桂様はその腐臭に耐えながらも奇形新八腐を
雁字搦めにして全身の骨をバキバキに粉砕して絶命させた。
噴き出した血が実に汚らわしかったので森の奥の湖で念入りに洗った。
美しい桂様はその豪腕で新八のなけなしの誇りでもある頭髪を毟りとった。
裏側のもろい頭蓋までパックリ割れたが、臭いが酷かったので手間が省けて好都合だった。
重力を伴った急降下ボディプレスでとどめを刺すと
新八は軟体動物のごとくグニャグニャに歪んで潰れた。
体に付着した臭いが実に汚らわしかったので殺菌した。
美しい桂様は不細工新八腐を斬りつけた。
直撃を受けた不細工新八腐はどうなったかというと、跡形も無く消えていた。
かろうじて、不細工新八腐の肉片がいくつか確認できる程度だった。