言葉と視線で辱められ、桂の体は羞恥で燃えてしまいそうだった。
拘束から逃れようと、その流麗な髪を振り必死にもがく。
しかし腕の自由を奪われ、腿をがっちり固定されている身は、ろくに動かない。
真面目で性に関して頭の固い彼にとっては、
まるで排泄を見られているような、その行為だけでも充分堪え難いというのに、
さらにそれで悦んでいる己の体の淫らさを思い知らされるのは、あまりにも酷だった。
激しい恥辱にとうとう頭の中の何処かが焼き切れてしまったのか、
ついに桂は子供のように泣き出してしまった。
「も、もうイヤだッ…! 頼むからゆ、許しッ…」
大粒の涙で頬を濡らしながら、汗で湿った艶やかな髪を乱す。
そこでやっと銀時は、「しゃーねーなー。じゃあ少しだけ手伝ってやるか」と応えた。
触れてもいないのにパンパンに張りつめている桂の性器へ手を伸ばし、
しとどに溢れた蜜を塗り込めるように、指で先端の割れ目をクリクリと撫でる。
「あッ、違ッ…そうじゃな・くてッ……クゥッ」
桂は今は性欲より、自分を辱めるこの状態をなんとかして欲しかったのだが、
体はやっともたらされた直接的刺激に悦び、また淫液を滲ませた。
「お前ココ弄るとコッチも動くよな」