自然、桂の視線が相手の股間に集中する。
「ひぃっ!」
桂は知らず短い悲鳴をあげていた。
グロテスク。
それはまさに「肉の槍」だった。
先端…………剥け上がった亀頭部は大きく膨らみ、せり出したカリが、まる
で矢印のようだ。
茎部には樹脈のような血管が縦横に走り、びぐ、びぐ、と不気味に脈動して
いた。
桂が恐怖したのは、しかし何といってもそのサイズ。
(お、大きすぎる………!)
高杉のあの極限まで膨張し、天を衝く肉槍が大人のペニスだとするなら、昨
日桂の処女を破った銀時のものなど、まるっきり子供のそれだった。