拍子に銀時は腰を落とし、コンドームが被さったままの萎んだペニスが桂の視界に入った。
(あ、ちっちゃくなってる)
先端に白い液体を貯めたゴムをつけた銀時のペニスは、すっかり小さくなっている。
彼が股間に手を伸ばし、コンドームをぷちっと取り外すと、亀頭にみるみる皮がかぶさり、子供のもののように変化した。
桂は、勃起した男性器を見たのは今日が初めてだったから、他のものと比べることができない。
が、それでも、銀時の持ち物は、それほど大きいものではないな、と直感した。
「シャワー浴びてくるね」
恋人を残し、桂はシャワー室に入る。
ラブホテルに入るのも初めてだから、浴室が磨りガラスになっていて、部屋から中の様子が見える構造になっているのがちょっとイヤだったけども、汗でべたべたした身体を洗い流したいという欲求の方が勝った。
てっきり「一緒に入ろう」と言ってくるかな、と思ったものの、
銀時はしょんぼり縮こまったペニスと同じくぐったりとして、持ってきたジュースを飲んでいる。