(射精って、結構疲れるんだ)
しゃー………
気持ちいい温水の飛沫が、桂の裸体に浴びせられた。
胸、腰、脚のライン、その全てが綺麗な曲線とともに完成している。
桂は別にナルシストというわけでもなかったけども、自分のボディラインには少々自信があった。
「エッチしちゃったんだ」
小声で、桂は呟いた。シャワーの音でかき消されるほどの、小さな声。
(5分もかからなかったんじゃないかな? 銀時って、結構早い………)
射精する時の銀時の、あの何とも言えない顔を思い出し、桂はくすくすと笑う。
(でも、エッチできて、すごい嬉しかった。わたしので、銀時、気持ちよくしてあげたんだ。びくん、びくんって、
わたしの中で、銀時、気持ちよさそうに出してた………わたしの顔見ながら、射精してたんだぁ………)