あの桂も、俺の力にかかればこんなものか…。
土方は、満足気に征服したばかりの桂の裸体を見つめた。
桂は、紛れも無いバージンだった。そして、それを奪ってやったのは、この俺 だ。
更に、最初に精液を流し込んでやったのも…。
これでこの女は、もう俺の事を忘れることは出来ない。
手段など関係無い。桂のバージンを奪い、中に射精したという事実が重要なんだ。
これは、俺の力なんだ。紛れも無い、俺の実力なんだ。
俺は、自分の力で桂を手に入れた。ただ、それだけだ。
土方は左手に持つグラスに唇を付けると、白い壁に備え付けてある時計をチラッと見た。