銀時と桂が初めて結ばれたのは、一週間程前のことだ。
以来ふたりは、夜な夜な充実した愛の時を過ごしていた。
最初の数回では、挿入時に桂にもたらされたのは、ただ精神的な満足と痛みの
みだった。
その後も、痛みは薄れたものの、桂は銀時を呑み込むのに精一杯だった。
銀時の巨根によって身体が裂けるのではないかという恐怖感を拭えぬまま、完
全に行為に集中することはできずにいた。
もちろん、前戯の間に銀時によって桂は何度も絶頂に遣られたし、
桂としては銀時とひとつになれるだけで充分幸せだった。
しかし銀時は当然のことながら、自分の立派なもので桂を絶頂に至らせたかっ
た。
立派過ぎるものだけに、最初からというわけにはいかないだろうとは思ってい
た。
なにより初心で、基本的に潔癖な桂に、余りに急激な開発を加えるのは気が咎
めた。
銀時にしては、全く根気良く待ったものだ。
だが、桂の破瓜の傷もそろそろ完全に癒える。
最初に比べて、感度も更に良くなっている。
そろそろ多少のことは好い頃合だろう―――
銀時は、実にこの一週間、そんなことばかり考えて暮らしていた。
そして遂に今夜、目隠し遊戯と相成ったのである。