ええ、誘拐はやだよ。君のこと迎えに行けなくなっちゃうもん。
(相変わらずあり得ない冗談を交わしているのだけど、ちょっぴり本音が混ざって)
(離さないよ、と子犬か子猫がじゃれるように抱きつきどや顔を下から見守る)
んぁぁっ そんな、無理、ぁっ
こんなの、我慢……ふぁっ ぁ、あっ
(ボリューム満点の爆乳が大きく揺れるほど突かれると、のけぞって快感に震える)
(背を逸らせば敏感になっている胸で油を彼に塗りつけることになり、ますます感じて)
(こんな状態で集中なんてできない、と悶えながら悩ましげな表情で許しを請う)
はぁ、ん。ん。観覧車の中なんて。はぁ、ぁ。
誰かに見られちゃうよ?
(強い快楽に耐えようと力を入れた分消耗したらしく、返事は途切れがちになり)
(髪に頬を感じながら喋るので、声の上擦って行く過程が直接耳朶に響いた)
そんなことないよ、忍びは生傷絶えないもん。
あふ、だからいっぱい必要ってずっと思って。んんっ
ほ、ほんとに思ってた、もん。ん。
(浴室に入ってから高めるだけ高められ、おまけに一度は精液まで口内に放たれて)
(体が絶頂を待ち焦がれている分、微妙な刺激でも欲しがる気持ちを高められる)
(色事で頭がいっぱいになっているという事実を否定するよう、弱弱しく首を振るも)
あぁ……ここもなんて、言わな……ぁ……!
ふぁ、あ……ん……きもち……ぁあ!
(ガマ油が、まるで不可視の膣内を案内するように量を変化させながら流れ出)
(感度が最高点まで達した耳の側で弱点を見つけたと報告されると発熱した)
(身も心も丸裸のまま愛しい人から俺のものにすると宣言されると、ぞくぞく震え)
(恥じらいながらも、甘い期待が大きく上回り強い悦楽の中で目を潤ませる)
して、ぇ……何もかも、君の者にしてぇ。
(的確過ぎる攻めと全てを支配される予感に、とうとう口でもきもちいと零して)
(彼に言われるがまま、自らの腰と脚で出し入れを合わせ肉棒を味わう)
(精が欲しくてたまらないと言わんばかりに締めつけたまま上下に擦り)
ぁぁ、あっ あ、ああっ あ、ああ! あっ あっ あ、あぁっ
(愛液のたっぷり絡んだ肉襞で擦りながら、スイカのような胸を擦りつけ)
(はしたないという感情を上回って溢れ出る嬌声を聞かせて速度を上げた)