好きに使うスレ 予備32

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97紅龍 ◆/yu9fLkoTE
>>96
―――!? はっ………ありがとうございます、お嬢様。
喜んでいただけたのなら………光栄、です………
(しかしながら、相手がこの程度で満足するとは到底思って居なかったのに)
(彼女に似つかわしくない声色で、賞賛の言葉が飛んでくれば、動揺から紅龍が息を呑む音と)
(その表情に確かに亀裂が入った様子が、確かに留美の目と耳に届いたはずで)

いえ、このままの態勢では………いえ、お嬢様がよろしいのでしたら構いませんが。
しかしこれでは………お嬢様? はっ、いや………いえ、すみませんでした。ご配慮、痛み入ります。
(不快とも恐怖とも怒りとも、どれにも似ていない不確かな自分の中の感情に眉を顰めながら)
(爪先で胸を突付かれると、まるでたしなめられた子供のように留美に頭を下げた)

………では、失礼させていただきます。もし、なにかございましたら遠慮なくお申し付けを
(留美の悩ましい背中にまた一礼すると、おずおずとその肢体に手を伸ばしていく)
(細い指先が太ももから、付け根の方に伸びていくと…自然、薄く透けた下着や露になった肌が視界に入り)
(平静を装いつつも、指先は肌の上を伝って臀部や下着に触れかねないギリギリのラインにまで伸ばされると)
(足の付け根の血行をよくするために、指先でゆっくりとそこを擦り、伸ばし、押していって……)

【もっと直接的な奉仕をガンガン要求されると思っていたのですが……意外でした】
【あまりこの手の描写は上手くないのですが、そこは見逃していただけると助かります】