好きに使うスレ　自由型 16

>>69
………何と言う締まりの無い…。　　　　　ﾃﾞﾋﾞﾙｲﾔｰ
先の言葉も聞えておったぞ。わらわの耳は地獄耳故な…………はぁ……。
（こちらを見る剣児のあまりにだらしない顔に、思わずこめかみを押さえる）
（あの戦いの時の、若く未熟で荒削りながら、剥き出しの荒々しさと不屈の闘志を持った戦士と）
（今のこの、まるで目で触られているかのような助平根性丸出しの猿とが、どうしても結びつかない）

いや……むしろこんな馬鹿者があれだけの力を発揮するのだ。
やはり「想い」とやらの力、侮りがたいと言う事か………垂れておるぞ、拭け、馬鹿者め…。
（思い直しながらも呆れ、口元の涎を指差した）

わらわは女王、飯炊きが上手くなったと言われても、うれしくなど、な、ないわ…！！
…待て！？もう少し落ち着いて食え、喉に詰まらせてもわらわは助けれやらぬぞ………！！
（ある意味解りやすいくらい、口では言いつつ、態度は満更でもない）
（ガツガツと食べる剣児を最初は横目で見ていたものの、あまりの早さに、茶の入った湯飲みを突き出す）

わ、わらわがか？
…う……うむ…………ならば、一口だけ………。
（剣児から椀を受け取ると、味噌汁を啜った）
（食事の必要は無いが、不味いか否かくらいは解る………………悪くは無い、多分）

悪くない………はずだ、恐らくは………まあ、お前が上手くなったというなら、そうなのであろうな。

【うう…少し眠り込みかけていたか…】
【今日はここまでだ、剣児……次にわらわが空くのは恐らく、来週の金曜になる。が、お前は空いているか…？】