好きに使うスレ　自由型 15

>>484
…好きにしろ。
（結局は進退もせず、現状となんら変わらない状況に陥って）

んっ…んっ…………っ！！
（キスをしているという実感はなく、ただ口の中を好き勝手に探られているだけで）
（柔らかく温かいものが口内を蠢いているのをなんとなく頭では理解している）
（目を閉じることもできずにじっと目の前にあるC.C.の瞳を自分の紫の瞳で見つめている）
…ん…はぁ………。
（水音とともに唇が離れると自然と呆けたような吐息が出てしまって）

（しばらくしてからやっと意識が追い付いてくる）
なっ、お、お前…何をしたか分かっているのか！？
（口移しで食べさせただけでも刺激が強かったが、さらに口内まで犯されては黙っていられず）
（何より一番頭に来るのは、C.C.と唇を重ねている間、嫌だという感情が生まれなかったこと）
（あれだけ口論を繰り返して、迷惑を掛けられて、性悪魔女と罵った相手にされて、胸を高鳴らせることしかできなかったこと）
いいだろう。返してやる。
（そうして重ねてあった箱を彼女の両手に乗せる）
（そして手の使えなくなったC.C.の頬を今度は自分が挟みこむと顔を近づけて）
（唇が触れ合う一歩手前で止まり）
……俺にも食べさせろ………。
（全部お前のせいだ。言うことは間違っている気がして言えなかった。口から出た言葉はそんな台詞を隠すためのもので）
（照れ隠しも交じってか、強く唇を押し付けた）