>>417 ああ、多分そうだろうな。今頃は俺が入学する前に済ませた範囲でものんびりとやってるんじゃないか。
トライアスロン……。凄いな、生粋の運動家か。
…というか、確かにバカなこと聞いたな。美杉が一般で受かるわけがない。
(我ながら恥ずかしいな、と語尾に付け加えて、何度も頷き)
ど、同姓の女に…?
……とても納得は行くんだが行かないというか、分かるけど分からないというか…。
凄い口には言い表し難い気分だ。
聞いたことないぞ、洋食屋の娘だったのか。
スポーツ万能で可愛くて家庭的な嫁……。
……ああ、かなり抱き締めたくなってきた。というか抱き締めさせてくれ。
(頷いて肯定の意味を示しつつ、ソファーからゅっくりと立ち上がり)
(相変わらず、真剣な表情で恥ずかしい事を平然と言いのける)
そうだな、もう少し先の話か……なら彼女の手作り弁当、ということにしておく。
…うるせーな、トマトなんて食えなくても人生で苦労しねーんだよ!
(ツボにでも入ったのかというくらいに大笑いされると、思わずムッとして)
……トマト嫌いを治してくれるのはいいけど、可愛いとか言うな。
(その後に笑顔を見せられると、今にも飛びかかりそうだった勢いを一気に失わされて)
(小さく溜息をつくと、またソファーへと体を預けた)
そうか、なら美杉が彼女でやっぱり良かったな。
仮にそうだったとしても、そんなデリカシーのないこと俺がすると思うか?
「美杉の汗、凄くいい匂いがする」って言うに決まってるだろ。
(包丁による威嚇にも食らいつき、自分のフェチズムについては曲げる様子がないようで)
……俺と同じ匂いになったら、美杉の匂いが分からなくなるじゃねーか。
ま、まあ、そういうならいいけどさ……。
だったら俺も、先にシャワー浴びといた方がいいか…?
【俺も同じような時間だしな、別に困ってないし謝る必要は無い】
【それに今は料理作って貰ったり、お互いの昔話とかしてるからな】
【内容が濃い分文章も必然的に長くなるもんだ、気にすることはない】
【……あまりこの手の話をしすぎると後でネタ切れするかな、気をつけとくか】
【じゃあ改めて言うぞ?好きだ】
【逆だ逆、運動神経はある程度生まれつきで決まるもんだ。勉強は誰にでもできる】
【とりあえず俺は大丈夫そうだから、このまま続けてしまったが……美杉はどうだ?】
【レポートは平気だ、待ち時間のうちにちまちま進めてたから終わりそうだ】