>>562 ……──大丈夫、だ。
(顔を上げた少女に艶を帯びた笑みを薄く浮かべ、安心させるように頷く)
(一瞬だけ外気に触れた楔が再び蕩けるような唇に包まれ、く、と喉を鳴らし)
(尿道口がぴくぴくと蠢き、耐えた分だけ透明な液体を溢れ出させる)
は、………っ───く、ぁ………
(一番敏感な亀頭を撫でるように、滑らかな舌が這い回り)
(狭い口内にペニスが吸い込まれ、その幹が広がった舌でこすり上げられる)
(本能的なものなのか、教えてもいないのに的確な箇所を刺激してくる無垢な唇)
(砂糖菓子の腕前と同じく、才能なのだろうか──そんな事を考える余裕も次第に失って)
っ、アン、……そこまでで、いい。
(快感がせり上がりそうになる直前で声をかけた瞬間、アンと視線が絡み合う)
(互いに呼吸を乱したまま、アンの唇から漏れる声を聞いて)
……それなら、俺は───いつも、どうかしている事になる。
(唾液に濡れるペニスから、少女の顎に手を添えて上を向かせ、濡れた唇を親指で拭い)
いつも……おまえのことが、愛しくて…………おかしくなりそうだ………。
(似合わない台詞だと自覚しているのか眉を寄せながら、それでも言葉は勝手に零れて)
(アンの身体を抱き上げ、囁いて──紅みを帯びた唇に、そっと口付けを落とす)
(そのまま背に腕を回すと、唇を重ねたままゆっくりと押し倒し)
(先程と同じように優しく組み伏せて、身体でアンの両脚を開かせると)
(すっかり蕩けきった秘裂に、限界まで張り詰めた亀頭をくちゅりと宛がった)
【ここまで、だ。……──今夜も、楽しかった。…とても】
【そうだな。しばらくは待ち合わせもこっちの伝言板にしておこう】
【次回は火曜日ならいつもの時間から問題ない。アン、おまえの都合は?】