>>726 ……ヴィンセント?
(髪に触れると様子が少し変わったのを感じ取って視線を上げる)
(嫌だったのだろうかと、珍しく気を巡らすもどうも嫌がっているような様は見受けられずに瞬きして)
…そう言うと、思ったケド……さ…。
(照れたような、苦笑のような、曖昧な表情を浮かべて、細身に見えて筋肉のついた背を撫でる)
(今ここで止めても、続けても、何も変わらないだろう)
(失うものがあるとすれば処女ひとつだが、それは自分にとってさして価値があるものでもなく)
……ならまあ、あげるのも悪くない…かな。
ぅあ……っ…!
(呟いた声が届くかどうかのうち、身を割り裂く痛みと圧迫感に喉を引きつらせて)
……っ、こんな…コト、しといて……子供扱い、するな……っ!
(苦しげに息をつきながら反駁し、中を突き進められる他で味わう事のない感覚に背を仰け反らせる)
(戦闘で傷を負うのとは別の類の──似ていると言えば毒を食らった時かもしれない、じわじわと身の内を食い破るようなそれ)
(違うのは意識が朦朧とする代わりに背筋を這い上がる熱がある事)
(器用に力を抜く事などできる筈もなく奥へ進む楔を遠慮なしに食いしめて)
……っは……っ……いた……い…っていうか、…くるしい……
おなかの…中、ぎゅうぎゅうに……っ何か、突っ込まれた……みたい…で……
(それがまだ半分でしかない──というのは知らない方が幸せだろう、少なくとも今は)
(くん、と喉を反らして唾を飲み込み枕を掴もうと片腕を上げて探ると、ひくひくと内壁を脈打たせ)
(ざわつくような漣でペニスの表面を撫で上げ、また動く事すら困難なほどにきつく締まって)
【うー、ゴメン、今日はココまでかな……】
【レス削るのってアタシにとっては割と難問的な課題なんだよねー……アハハ】