>>595 つれないな……
家具としてのお前を褒めたんじゃない、女としてのお前を褒めたんだぜ?
(きっと立場から外れた物言いはしないだろうと分かっていたため)
(建前だけのお礼を前に寂しげな顔を作ってみせるが、所詮は作っただけのものでしかなかった)
(いつもながらの生真面目さに、溢れそうになる笑いを堪えるので精一杯という実情)
留弗夫さま、か……お前に言われるとむず痒いもんがあるぜ。
まさか手を離せと…俺に命令するつもりか?
(制止を求める声に反発し、太腿に触れていた手はますます奥を目指し進んでいき)
(布地の裏側に入り込んだ手は股間に到達し下着の生地を撫でさすっていった)
だが、本当に紅茶が飲みたくなってきたな…持ってきてくれ。
(まさに主らしく気まぐれを押し付け、テーブルから引き出した椅子に座り背もたれに深く体を預けていく)
【家具を持つというのも気分がいいな】
【ベルフェ、今夜はここで凍結にさせてもらっていいか…?】