【キャラと】○○○○になってよ42【キャラで】

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546吉野葛利剱 ◆A5gLfmQdIg
>>541
……しかし、中には……違うものもいる。お前の祖母がそうだったように。
それに、俺にとっては、薄蛍は半妖の前に、薄蛍だ。
はじめてあったときから、ずっとだ。
(下がってしまった視線にあわせるように僅かに身をかがめ、そう声をかけ)
(その視線は耳よりも、彼女そのものに向かっていて)
そうだな……俺も、もっと強くなって、薄蛍を守れるようにしていかないといけないな。
いやはや、俺にはとてもまねできない。
(自分の無骨な手のひらを見て、細かい作業をするさまを想像して少し困ったような表情をみせ)
……薄蛍?
(真っ赤になった顔、そして、つぶらな瞳からこぼれそうになる涙を見ると)
(静かに名を呼び……つないだ手のひらから彼女を案ずる気持ちをそのまま彼女に伝え)
前にも言ったが、俺は話すのは得意ではない。だからきっと、気持ちの万分の一も伝えられないだろう。
……こうすることが、俺の、薄蛍に対する信頼の形だと、思っている。
(軽く触れさせるだけだった手のひらを、しっかりと結ぶような形に変えていき)
(同じに、彼女に対する…愛情や信頼を手を通して伝え)
お前こそ、怖くはないか?人の心は、きれいなものだけではないだろう?
(もちろんそれは自分も例外ではない…僅かに不安な心を彼女に見せながらそう静かにといかけ)

【薄蛍…よければ場所を変えて、お願いできるだろうか…?】